JP2021002150A - 伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送装置に実装する基板が占める面積の増加、および、伝送装置内の回路設計の検討やソフトウェアプログラムのアップデートの長時間化を防止する。【解決手段】実施形態の伝送装置は、無線基地局と携帯端末との間の無線通信を中継する伝送システムで利用される。伝送装置は、記憶部と、FPGAと、一時記憶部と、プロセッサと、を有する。記憶部は、ソフトウェアプログラムを記憶する。FPGAは、伝送システムの他の伝送装置から、ソフトウェアプログラムのアップデートに用いる更新用ファイルを分割した分割ファイルを受信する。一時記憶部は、分割ファイルを記憶する。プロセッサは、FPGAにより受信する分割ファイルを一時記憶部に書き込み、一時記憶部に記憶される分割ファイルを記憶部に書き込む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、伝送装置に関する。
監視制御装置と接続される光リピータシステム等の伝送システムは、例えば、親機、中継機、子機といった各種伝送装置で構成されている。
特開2016−46776号公報
ところで、伝送システムの伝送装置に記憶されるソフトウェアプログラムを、光ファイバを介してアップデートする機能が開発されつつある。一方、無線通信に用いる新たな周波数帯域への対応や、無線通信に用いる周波数帯域の拡張によって、伝送装置において実行されるソフトウェアプログラムのデータ量が大きくなってきている。そのため、伝送システムでは、伝送装置において実行されるソフトウェアプログラムのデータ量の増加に伴い、当該ソフトウェアプログラムのアップデートに用いる一時記憶部を準備する必要が生じ、かつ、当該一時記憶部が大容量化している。これにより、伝送装置に実装する基板が占める面積の増加し、かつ、伝送装置内の回路設計の検討やソフトウェアプログラムのアップデートに時間がかかっている。
実施形態の伝送装置は、無線基地局と携帯端末との間の無線通信を中継する伝送システムで利用されるものである。伝送装置は、記憶部と、FPGAと、一時記憶部と、プロセッサと、を有する。記憶部は、ソフトウェアプログラムを記憶する。FPGAは、伝送システムの他の伝送装置から、ソフトウェアプログラムのアップデートに用いる更新用ファイルを分割した分割ファイルを受信する。一時記憶部は、分割ファイルを記憶する。プロセッサは、FPGAにより受信する分割ファイルを一時記憶部に書き込み、一時記憶部に記憶される分割ファイルを記憶部に書き込む。
図1は、本実施形態にかかる伝送装置を有する伝送システムを適用した光リピータシステムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する親機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する中継機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する子機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する親機による更新用ファイルの送受信処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図6は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する中継機または子機による更新用ファイルの送受信処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる伝送装置を有する伝送システムを適用した光リピータシステムの一例について説明する。
図1は、本実施形態にかかる伝送装置を有する伝送システムを適用した光リピータシステムの概略構成の一例を示す図である。まず、図1を用いて、本実施形態にかかる伝送システムを適用した光リピータシステムの一例について説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかる光リピータシステムは、無線基地局BS、親機MU、中継機HU、子機RU、および監視制御装置1を有する。
本実施形態では、親機MU、中継機HU、および子機RUは、光ファイバOFを介して互いに接続される複数の光伝送装置である。そして、親機MU、中継機HU、および子機RUは、光ファイバOFを介して、無線基地局BSと携帯端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末)との間の無線通信を中継する。
すなわち、親機MU、中継機HU、および子機RUは、無線基地局BSからの無線通信信号(電波)が直接届かない(または、届きにくい)、所謂、不感地帯であるビル内、地下街内、地下鉄構内、トンネル内等において携帯端末を使用可能とするためのリピータ装置である。本実施形態では、無線基地局BSと携帯端末との間の無線通信を中継する伝送システムで利用される伝送装置の一例として、光ファイバOFを介して接続される光伝送装置を用いた例について説明するが、無線基地局BSと携帯端末との間の無線通信を中継可能な伝送装置であれば、光ファイバOF以外の通信経路を介して接続される伝送装置であっても良い。
無線基地局BSは、無線通信用の電波を受信可能な屋外等に設置されている無線基地局である。
親機MUは、同軸ケーブルを介して無線基地局BSと接続され、かつ、光ファイバOFを介して中継機HUや子機RUと接続されている。また、親機MUは、ネットワークNTを介して監視制御装置1と接続されている。
中継機HUは、光ファイバOFを介して親機MUおよび子機RUと接続されている。
子機RUは、光ファイバOFを介して、親機MUや、中継機HU、他の子機RUと接続されている。また、子機RUは、携帯端末と無線通信するためのアンテナ405を備えている。子機RUは、携帯端末と無線通信するためのアンテナ405を備える。
監視制御装置1は、PC(Personal Computer)等であり、光リピータシステム全体を監視する。そして、監視制御装置1は、光リピータシステム全体の監視結果等を記憶し、オペレータからの要求に応じて、当該監視結果を、図示しない表示部へ表示させる。これにより、監視制御装置1は、光リピータシステム全体の監視結果等を、オペレータに通知する。
また、監視制御装置1は、親機MU、中継機HU、および子機RU等の光伝送装置において実行されるソフトウェアプログラムのアップデートに用いるファイル(以下、更新用ファイルと言う)を生成する。そして、監視制御装置1は、当該生成した更新用ファイルを複数のファイル(以下、分割ファイルと言う)に分割し、分割ファイルを、ネットワークNTを介して、親機MUに送信する。
本実施形態では、分割ファイルには、当該分割ファイルの長さ、当該分割ファイルのチェックサム、および当該分割ファイルを含む更新用ファイルの識別子(以下、ファイル識別子と言う。例えば、バージョン情報。)が付加されている。
また、本実施形態では、分割ファイルには、分割ファイルの長さ、チェックサム、およびプログラム識別子に加えて、装置識別子が付加されている。ここで、装置識別子は、分割ファイルによってソフトウェアプログラムをアップデートする光伝送装置の識別子である。例えば、監視制御装置1は、図示しない入力部を介してオペレータにより入力される、ソフトウェアプログラムをアップデートする光伝送装置の識別子を、装置識別子として分割ファイルに付加する。
次に、図2を用いて、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する親機MUのハードウェア構成の一例について説明する。図2は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する親機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態にかかる親機MUは、CPU201、RAM202、ROM203、およびFPGA204を有する。
RAM(Random Access Memory)202は、監視制御装置1から受信する分割ファイル等の各種情報を一時的に記憶する一時記憶部の一例である。また、RAM202は、後述するCPU101がソフトウェアプログラムを実行する際の作業領域として機能する。
ROM(Read Only Memory)203は、監視制御装置1から受信する分割ファイルや光伝送装置において実行されるソフトウェアプログラム等の各種情報を記憶する不揮発性の記憶部(保存部)の一例である。
本実施形態では、ROM203は、稼働系の記憶領域と、待機系の記憶領域と、を有する。ここで、稼働系の記憶領域は、親機MUにおいて実行するソフトウェアプログラムを記憶する記憶領域である。また、待機系の記憶領域は、アップデート用のソフトウェアプログラムを記憶する記憶領域である。
本実施形態では、光伝送装置において実行されるソフトウェアプログラムを記憶する不揮発性の記憶部としてROM203を用いているが、不揮発性の記憶部であれば、これに限定するものではなく、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であっても良い。
CPU(Central Processing Unit)201は、プロセッサの一例であり、RAM202を作業領域として用いて、ROM203に記憶されるソフトウェアプログラムを実行して親機MU全体を制御する。
具体的には、CPU201は、ネットワークNTを介して、外部の監視制御装置1から、分割ファイルを受信し、当該受信した分割ファイルをRAM202に書き込む。次いで、CPU201は、RAM202から、分割ファイルを読み出し、当該読み出した分割ファイルを、ROM203に書き込む。
これにより、無線通信に用いる新たな周波数帯域への対応や無線通信に用いる周波数帯域の拡張によるFPGA204の大容量化等に伴って、更新用ファイルのデータ量が多くなっても、当該更新用ファイル全体のデータ量に合わせて、RAM202を大容量化させる必要がなくなる。その結果、親機MUに実装する基板が占める面積の増加、および、親機MU内の回路設計の検討やソフトウェアプログラムのアップデートの長時間化を防止することができる。
また、CPU201は、RAM202に記憶される分割ファイルに付加される分割ファイルの長さ、チェックサム、ファイル識別子等に基づいて、当該分割ファイルが正常であるか否かを判断する。そして、RAM202に記憶される分割ファイルが正常でないと判断した場合、CPU201は、RAM202に記憶される分割ファイルを、ROM203に書き込まなくても良い。
さらに、RAM202に記憶される分割ファイルが正常でないと判断した場合、CPU201は、ネットワークNT等を介して、監視制御装置1に対して、分割ファイルが正常でないことを、光リピータシステム全体の監視結果として通知する。
監視制御装置1は、分割ファイルが正常でないことを監視結果として、図示しない記憶部に書き込み、オペレータからの要求に応じて、図示しない記憶部に記憶される監視結果を、図示しない表示部に対して表示させる。これにより、監視制御装置1のオペレータは、分割ファイルの再送信等の処理を実行可能となる。その際、監視制御装置1は、分割ファイルの再送処理を、予め設定された回数、繰り返すものとする。
本実施形態では、CPU201は、RAM202に記憶される分割ファイルが正常であるか否かを判断し、RAM202に記憶される分割ファイルが正常でないと判断した場合、ROM203に対して分割ファイルを書き込まずに、RAM202から分割ファイルを削除しているが、これに限定するものでない。例えば、CPU201は、RAM202に記憶される分割ファイルが正常であるか否かに関わらず、ROM203に対して、分割ファイルを書き込んでも良い。
また、ROM203に分割ファイルを格納した後、CPU201は、ROM203から、分割ファイルを読み出し、当該読み出した分割ファイルを、FPGA204に転送する。これにより、CPU201は、後述するFPGA204に対して、光ファイバOFにより接続される中継機HUや子機RUへの更新用ファイルの送信を指示する。
また、CPU201は、ROM203に記憶される分割ファイルに付加されるファイル識別子に基づいて、当該分割ファイルが、親機MU自身のソフトウェアプログラムのアップデートに用いる分割ファイルか否かを判断する。そして、CPU201は、分割ファイルが、親機MU自身のソフトウェアプログラムのアップデートに用いる分割ファイルではないと判断した場合、親機MU自身のソフトウェアプログラムのアップデートを実行しない。その場合、CPU201は、分割ファイルが、FPGA204によって中継機HUや子機RUに送信された後、ROM203から、当該分割ファイルを削除しても良い。
一方、CPU201は、分割ファイルが、親機MU自身のソフトウェアプログラムのアップデートに用いる分割ファイルであると判断した場合に、当該分割ファイルを含む更新用ファイルを用いて、親機MU自身のソフトウェアプログラムのアップデートを実行する。
ROM203が稼働系の記憶領域および待機系の記憶領域を有する場合、CPU201は、待機系の記憶領域に記憶されるソフトウェアプログラムを、更新用ファイルを用いてアップデートする。そして、CPU201は、当該アップデート後、待機系の記憶領域を新たな稼働系の記憶領域に変更し、かつ、当該変更前の稼働系の記憶領域を新たな待機系の記憶領域に変更する。
これにより、稼働系の記憶領域に記憶されるソフトウェアプログラムの実行中においても、親機MUにおいて実行されるソフトウェアプログラムのアップデートを実行できる。その結果、光伝送装置において実行されるソフトウェアプログラムのアップデートに要するシステム障害時間を短縮することができる。
ただし、新たな稼働系の記憶領域に記憶されるソフトウェアプログラムが正常に実行(起動)することができなかった場合、CPU201は、新たな稼働系の記憶領域を待機系の記憶領域に戻し、新たな待機系の記憶領域を稼働系の記憶領域に戻すものとする。
また、更新用ファイルのFPGA204への転送やソフトウェアプログラムのアップデート等に伴って、ROM203に記憶される更新用ファイルをロードする際、CPU201は、ROM203に記憶される更新用ファイルに含まれる複数の分割ファイルに付加されるファイル識別子が全て一致するか否かを判断する。
そして、CPU201は、ROM203に記憶される更新用ファイルが含む全ての分割ファイルに付加されるファイル識別子が一致した場合、ROM203に記憶される分割ファイルをロードする。一方、CPU201は、ROM203に記憶される更新用ファイルが含む全ての分割ファイルに付加されるファイル識別子が一致しない場合、ROM203に記憶される分割ファイルをロードしない。
これにより、更新用ファイルに、バージョンが異なる分割ファイルが含まれている等の異常がある場合に、異常がある更新用ファイルによってソフトウェアプログラムがアップデートされることを防止できる。その結果、ソフトウェアプログラムのアップデートによる光伝送装置内での不具合の発生を防止できる。
さらに、CPU201は、分割ファイルに付加された装置識別子が親機MU自身を示しているのにも関わらず、分割ファイルが、親機MU自身のソフトウェアプログラムのアップデートに用いる分割ファイルでないと判断されて、親機MU自身のソフトウェアプログラムのアップデートが実行されなかった場合、親機MUのソフトウェアプログラムがアップデートされなかったことを、ネットワークNT等を介して、監視制御装置1に通知する。
監視制御装置1は、親機MUのソフトウェアプログラムがアップデートされなかったことを、光リピータシステム全体の監視結果として、図示しない記憶部に書き込み、オペレータからの要求に応じて、図示しない記憶部に記憶される監視結果を、図示しない表示部に対して表示させる。これにより、監視制御装置1のオペレータは、分割ファイルの再送信等の処理を実行可能となる。
FPGA(Field-Programmable Gate Array)204は、光ファイバOFを介して、無線基地局BSと携帯端末との無線通信を中継する。例えば、FPGA204は、同軸ケーブルを介して、無線基地局BSから入力される無線通信信号に対して、A/D変換処理等の各種の信号処理を実行し、当該信号処理を実行した無線通信信号を、光ファイバOFを介して、中継機HUや子機RUに送信する。これにより、FPGA204は、無線基地局BSと携帯端末との無線通信を中継する。
また、FPGA204は、CPU201から入力される分割ファイルを、光ファイバOFを介して他の光伝送装置(通信経路において、親機MU自身よりも下位側(下流側)に接続される中継機HUおよび子機RU)に送信する。すなわち、FPGA204は、CPU201によってROM203から読み出される更新用ファイルを、分割ファイル毎に、光ファイバOFを介して中継機HUおよび子機RUに送信する。
本実施形態では、監視制御装置1において更新用ファイルを複数の分割ファイルに分割して、当該分割ファイルを、親機MUに送信するものとするが、親機MUが有するRAM202の記憶容量に余裕がある場合には、監視制御装置1において更新用ファイルを複数の分割ファイルに分割せずに、監視制御装置1から親機MUに対して更新用ファイルを送信しても良い。
その場合、CPU201は、ROM203に記憶される更新用ファイルを、光ファイバOFを介して中継機HUや子機RU等に送信する際に、ROM203に記憶される更新用ファイルを複数の分割ファイルに分割し、当該分割ファイル毎に、FPGA204に渡す。そして、FPGA204は、CPU201から入力される分割ファイルを、光ファイバOFを介して中継機HUおよび子機RUに送信する。
次に、図3を用いて、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する中継機HUのハードウェア構成の一例について説明する。図3は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する中継機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。以下の説明では、親機MUと同様の構成については説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態にかかる中継機HUも、親機MUと同様に、CPU301、RAM302、ROM303、およびFPGA304を有する。
RAM302は、親機HUまたは他の中継機HUから受信する分割ファイル等の各種情報を一時的に記憶する一時記憶部の一例である。また、RAM302は、後述するCPU301がソフトウェアプログラムを実行する際の作業領域として機能する。
ROM303は、親機HUまたは他の中継機HUから受信する分割ファイルや後述するCPU301が実行するソフトウェアプログラム等の各種情報を記憶する不揮発性の記憶部(保存部)の一例である。
CPU301は、プロセッサの一例であり、RAM302を作業領域として用いて、ROM303に記憶されるソフトウェアプログラムを実行して中継機HU全体を制御する。
また、CPU301は、親機MUのCPU201と同様に、RAM302およびROM303への分割ファイルの書き込み、ROM303からの分割ファイルの読み出し等の各種処理を実行する。
これにより、無線通信に用いる新たな周波数帯域への対応や無線通信に用いる周波数帯域の拡張によるFPGA304の大容量化に伴い、更新用ファイルのデータ量が多くなっても、当該更新用ファイル全体のデータ量に合わせて、RAM302を大容量化させる必要がなくなる。その結果、中継機HUに実装する基板が占める面積の増加、および、中継機HU内の回路設計の検討やソフトウェアプログラムのアップデートの長時間化を防止することができる。
ただし、中継機HUのCPU301は、親機MUと異なり、後述するFPGA304によって他の光伝送装置(通信経路において、中継機HU自身よりも上位側(上流側)に接続される親機MUや他の中継機HU)から受信する分割ファイルを、RAM302およびROM303へ書き込むものとする。
FPGA304は、光ファイバOFを介して、無線基地局BSと携帯端末との通信を中継する。また、FPGA304は、光ファイバOFを介して、親機MUまたは他の中継機HUから、分割ファイルを受信する。また、FPGA304は、CPU301によってROM303から読み出される更新用ファイルを、分割ファイル毎に、光ファイバOFを介して他の光伝送装置(通信経路において、中継機HU自身よりも下位側(下流側)に接続される他の中継機HUおよび子機RU)に送信する。
次に、図4を用いて、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する子機RUのハードウェア構成の一例について説明する。図4は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する子機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。以下の説明では、親機MUと同様の構成については説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態にかかる子機RUも、親機MUと同様に、CPU401、RAM402、ROM403、FPGA404、およびアンテナ405を有する。
アンテナ405は、電波を発して、携帯端末との無線通信を可能にするアンテナである。
RAM402は、親機HU、中継機HU、または他の子機RUから受信する分割ファイル等の各種情報を一時的に記憶する一時記憶部の一例である。また、RAM402は、後述するCPU401がソフトウェアプログラムを実行する際の作業領域として機能する。
ROM403は、親機HU、中継機HU、または他の子機RUから受信する分割ファイルや後述するCPU401が実行するソフトウェアプログラム等の各種情報を記憶する不揮発性の記憶部(保存部)の一例である。
CPU401は、プロセッサの一例であり、RAM402を作業領域として用いて、ROM403に記憶されるソフトウェアプログラムを実行して子機RU全体を制御する。
また、CPU401は、親機MUのCPU201と同様に、RAM402およびROM403への分割ファイルの格納、およびROM403からの分割ファイルの読み出し等の各種処理を実行する。
これにより、無線通信に用いる新たな周波数帯域への対応や無線通信に用いる周波数帯域の拡張によるFPGA404の大容量化に伴い、更新用ファイルのデータ量が多くなっても、当該更新用ファイル全体のデータ量に合わせて、RAM402を大容量化させる必要がなくなる。その結果、子機RUに実装する基板が占める面積の増加、および、子機RU内の回路設計の検討やソフトウェアプログラムのアップデートの長時間化を防止することができる。
ただし、中継機HUのCPU301は、親機MUと異なり、後述するFPGA404によって他の光伝送装置(通信経路において、子機RU自身よりも上位側(上流側)に接続される親機MUや、中継機HU、他の子機RU)から受信する分割ファイルを、RAM402およびROM403へ書き込むものとする。
FPGA404は、光ファイバOFを介して、無線基地局BSと、アンテナ405を用いて無線通信可能な範囲に位置する携帯端末と、の通信を中継する。また、FPGA404は、光ファイバOFを介して、親機MU、中継機HU、または他の子機RUから、分割ファイルを受信する。また、FPGA404は、CPU401によってROM403から読み出される分割ファイルを、光ファイバOFを介して他の光伝送装置(通信経路において、子機RU自身よりも下位側(下流側)に接続される子機RU)に送信する。
次に、図5を用いて、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する親機MUによる更新用ファイルの送受信処理の流れの一例について説明する。図5は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する親機による更新用ファイルの送受信処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
監視制御装置1は、更新用ファイルを生成すると、当該更新用ファイルをN個(ここで、Nは、2以上の整数である)の分割ファイルに分割する(ステップS501)。次いで、監視制御装置1は、更新用ファイルを、ネットワークNTを介して、分割ファイル毎に、親機MUに送信する(ステップS502)。監視制御装置1は、更新用ファイルを分割した分割ファイルの数(N個)の分、親機MUへの分割ファイルの送信を繰り返す。
親機MUのCPU201は、監視制御装置1から、ネットワークNTを介して、分割ファイルを受信すると、当該分割ファイルを、RAM202に書き込む(ステップS503)。次いで、CPU201は、RAM202に書き込んだ分割ファイルが正常であるか否かを判断する(ステップS504)。
さらに、CPU201は、RAM202から、分割ファイルを読み出し(ステップS505)、当該読み出した分割ファイルをROM203に格納する(ステップS506)。ただし、ステップS504において分割ファイルが正常でないと判断した場合には、CPU201は、RAM202に記憶される分割ファイルをROM203に書き込まない。
CPU201は、ステップS503〜ステップS506に示す処理を、更新用ファイルを分割した分割ファイルの数(N個)の分、繰り返す。
ROM203に分割ファイルが書き込まれると、CPU201は、ROM203から、分割ファイルを読み出し、当該読み出した分割ファイルをFPGA204に転送する。FPGA204は、CPU201から入力される分割ファイルを、光ファイバOFを介して接続される中継機HUまたは子機RUに送信する。
次に、図6を用いて、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する中継機HUまたは子機RUによる更新用ファイルの送受信処理の流れの一例について説明する。図6は、本実施形態にかかる光リピータシステムが有する中継機または子機による更新用ファイルの送受信処理の流れの一例を示すシーケンス図である。以下の説明では、中継機HUにおける更新用ファイルの送受信処理について説明するが、子機RUにおいても同様にして、更新用ファイルの送受信処理が行われる。
親機MUのFPGA204は、CPU201から入力される分割ファイルを、光ファイバOFを介して中継機HUに送信する(ステップS601)。FPGA204は、更新用ファイルを分割した分割ファイルの数(N個)の分、中継機HUへの分割ファイルの送信を繰り返す。
中継機HUのCPU301は、親機MUから、光ファイバOFを介して、分割ファイルを受信すると、受信した分割ファイルを、RAM302に書き込む(ステップS602)。次いで、CPU301は、RAM302に書き込んだ分割ファイルが正常であるか否かを判断する(ステップS603)。
さらに、CPU301は、RAM302から、分割ファイルを読み出し(ステップS604)、当該読み出した分割ファイルをROM303に書き込む(ステップS605)。ただし、ステップS603において分割ファイルが正常でないと判断した場合には、CPU301は、RAM302に記憶される分割ファイルをROM303に書き込まない。
CPU301は、ステップS602〜ステップS605に示す処理を、更新用ファイルを分割した分割ファイルの数(N個)の分、繰り返す。
ROM303に分割ファイルが書き込まれると、CPU301は、ROM303から、分割ファイルを読み出し、当該読み出した分割ファイルをFPGA304に転送する。FPGA304は、CPU301から入力される分割ファイルを、光ファイバOFを介して接続される中継機HUまたは子機RUに送信する。
このように、本実施形態にかかる光リピータシステムによれば、無線通信に用いる新たな周波数帯域への対応や無線通信に用いる周波数帯域の拡張によるFPGA204,304,404の大容量化等に伴って、更新用ファイルのデータ量が多くなっても、当該更新用ファイル全体のデータ量に合わせて、RAM202,302,402を大容量化させる必要がなくなる。その結果、親機MUや、中継機HU、子機RUに実装する基板が占める面積の増加、および、親機MUや、中継機HU、子機RU内の回路設計の検討やソフトウェアプログラムのアップデートの長時間化を防止することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 監視制御装置
201,301,401 CPU
202,302,402 RAM
203,303,403 ROM
204,304,404 FPGA
405 アンテナ
BS 無線基地局
MU 親機
HU 中継機
RU 子機
NT ネットワーク
OF 光ファイバ

Claims (8)

  1. 無線基地局と携帯端末との間の無線通信を中継する伝送システムで利用される伝送装置であって、
    ソフトウェアプログラムを記憶する記憶部と、
    前記伝送システムの他の伝送装置から、前記ソフトウェアプログラムのアップデートに用いる更新用ファイルを分割した分割ファイルを受信するFPGAと、
    前記分割ファイルを記憶する一時記憶部と、
    前記FPGAにより受信する前記分割ファイルを前記一時記憶部に書き込み、前記一時記憶部に記憶される前記分割ファイルを前記記憶部に書き込むプロセッサと、
    を備える伝送装置。
  2. 前記プロセッサは、前記記憶部から、前記分割ファイルを読み出し、
    前記FPGAは、前記プロセッサにより読み出される前記分割ファイルを他の前記伝送装置に送信する請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記分割ファイルには、当該分割ファイルの長さと、当該分割ファイルのチェックサムと、前記更新用ファイルのファイル識別子と、が付加される請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 前記プロセッサは、前記一時記憶部に記憶される前記分割ファイルが正常であるか否かを判断し、前記分割ファイルが正常でないと判断した場合、前記分割ファイルを前記記憶部に書き込まない請求項1から3のいずれか一に記載の伝送装置。
  5. 前記プロセッサは、前記記憶部に記憶される前記更新用ファイルが含む前記各分割ファイルに付加される前記ファイル識別子が全て一致した場合に、前記記憶部に記憶される前記更新用ファイルをロードする請求項3に記載の伝送装置。
  6. 前記記憶部は、さらに、前記伝送装置において実行する前記ソフトウェアプログラムを記憶する稼働系の記憶領域と、アップデート用の前記ソフトウェアプログラムを記憶する待機系の記憶領域と、を有し、
    前記プロセッサは、前記待機系の記憶領域に記憶される前記ソフトウェアプログラムを、前記更新用ファイルを用いてアップデートし、アップデート後、前記待機系の記憶領域を前記稼働系の記憶領域に変更する請求項1から5のいずれか一に記載の伝送装置。
  7. 前記プロセッサは、前記記憶部に記憶される前記分割ファイルに付加される前記ファイル識別子に基づいて、前記分割ファイルが、前記伝送装置自身の前記ソフトウェアプログラムのアップデートに用いる前記分割ファイルか否かを判断し、前記分割ファイルが、前記伝送装置自身の前記ソフトウェアプログラムのアップデートに用いる前記分割ファイルではないと判断した場合、前記分割ファイルを他の前記伝送装置に送信後、前記分割ファイルを前記記憶部から削除する請求項3または5に記載の伝送装置。
  8. 前記分割ファイルには、さらに、当該分割ファイルによって前記ソフトウェアプログラムをアップデートする前記伝送装置の装置識別子が付加され、
    前記プロセッサは、前記装置識別子が前記伝送装置自身を示しているにも関わらず、前記分割ファイルが、前記伝送装置自身の前記ソフトウェアプログラムのアップデートに用いる前記分割ファイルでないと判断されて、前記分割ファイルが前記記憶部から削除された場合、前記ソフトウェアプログラムがアップデートされなかったことを、外部の監視制御装置に通知する請求項7に記載の伝送装置。
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