JP2020537662A - 殺虫/殺ダニ特性を有する活性化合物組み合わせ - Google Patents

殺虫/殺ダニ特性を有する活性化合物組み合わせ Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも一つの式(I)の公知化合物及び少なくとも一つのさらなる活性化合物を含む新規な活性化合物組み合わせに関するものであり、その組み合わせは、動物有害生物及び微生物有害生物、例えば望ましくない昆虫及び/又は望ましくないダニ類及び/又は望ましくない線虫の防除に非常に適している。【化1】

Description

本発明は、第1に、少なくとも一つの下記に示す式(I)の化合物及び第2に、(a)殺虫剤群(IRAC(殺虫剤抵抗性対策委員会)作用機序分類群;「IRAC分類群」とも称される)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)、(b)下記で示す式(IIa)若しくは(IIb)の化合物、及び(c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)から選択される少なくとも一つの群(II)の活性化合物を含む、活性化合物組み合わせに関するものである。そのような組み合わせは、動物有害生物(animal pests)及び微生物有害生物(microbial pests)、例えば望ましくない昆虫、特にはダニ類(acarids)(ダニ類(mites))、線虫を防除するのに、そして植物強化剤として非常に適している。
式(I)の化合物及びそれの製造方法は、WO2013/092350から公知であり、それの殺虫作用についてはこれまでに報告がある。
WO2013/092350
しかしながら、公知化合物の殺ダニ及び/又は殺虫効力及び/又は活性スペクトル及び/又は特に作物植物に関しての植物との適合性が常に満足できるものであるとは限らない。従って、改善された特性を有する新規な活性化合物組み合わせが、非常に必要とされている。
少なくとも一つの下記式(I)の化合物:
Figure 2020537662
及び
(a)殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)、又は
(b)式(IIa)若しくは(IIb)の化合物、又は
(c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)
から選択される少なくとも一つの群(II)の活性化合物を含む活性化合物組み合わせが、動物有害生物及び微生物有害生物の防除並びに植物強化剤として非常に適していることが認められた。特には、そのような活性化合物組み合わせは、非常に良好な殺虫、殺ダニ及び殺線虫特性を有する。
式(I)において、交差している二重結合は、化合物のE若しくはZ異性体が可能であることを示しており、即ち、その5員環は二つの異なる幾何的配置で存在し得ると考えられる。本発明によれば、式(I)の化合物は、それのE異性体の形態で、又はZ異性体の形態で、又はE異性体及びZ異性体の両方の混合物の形態で存在し得る。
そのような活性化合物組み合わせは、動物有害生物及び微生物有害生物、例えば昆虫及び/又はクモ形類、特にはダニ類、及び/又は線虫及び/又は真菌の防除に非常に適しており、間接的に植物の健康を改善する。さらに、そのような活性化合物組み合わせは、そのような有害生物、例えば昆虫、ダニ類及び植物病原体によって引き起こされる植物及び植物部分の全体的な損傷並びに収穫された果物若しくは野菜の損失を減らすのに用いることができる。さらに、そのような活性化合物組み合わせは、植物強化剤として適している。
驚くべきことに、本発明による活性化合物組み合わせの殺虫効果及び/又は殺クモ形類/殺ダニ効果及び/又は殺線虫効果及び/又は抗微生物効果及び/又は殺真菌効果及び/又は植物強化効果及び/又は収量増加効果は、個々の有効成分の効果の合計よりかなり高い。予想外の実際の相乗効果があり、単なる補完的効果/相加効果ではない。
本発明による活性化合物組み合わせは好ましくは、相乗効果的な量で式(I)の化合物及び群(II)の化合物を含む。群IIは、
(a)殺虫剤群(IRAC(殺虫剤抵抗性対策委員会)作用機序分類群;「IRAC分類群」とも称される)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)、
(b)下記で示す式(IIa)若しくは(IIb)の化合物、及び
(c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)
からなる。
本発明による活性化合物組み合わせは好ましくは、相乗的に有効な量で、式(I)の化合物及び群(II)の化合物を含む。群IIは、
(a)殺虫剤群(IRAC(殺虫剤抵抗性対策委員会)作用機序分類群;「IRAC分類群」とも称される)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)、
(b)下記で示す式(IIa)若しくは(IIb)の化合物、及び
(c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)
からなる。
従って、前記少なくとも一つの群(II)の活性化合物は、(a)、(b)又は(c)から選択される。これらの群(a)、(b)及び(c)はさらに、下記のように定義される。
(a)殺虫剤群(IRAC分類群):
(1)アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害薬、例えばカーバメート系、例えばアラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカーブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、XMC及びキシリルカルブ;又は、有機リン酸エステル系、例えばアセフェート、アザメチホス、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス−メチル、クマホス、シアノホス、ジメトン−S−メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ダイスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イミシアホス、イソフェンホス、O−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチル酸イソプロピル、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシジメトン−メチル、パラチオン−メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス−メチル、プロフェノホス、プロペタムホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン及びバミドチオン[前記言及の化合物が好ましい。]。
(12)ミトコンドリアATP合成酵素の阻害剤、例えば、ATPディスラプター、例えばジアフェンチウロン、又は有機スズ化合物、例えばアゾシクロチン、シヘキサチン及び酸化フェンブタスズ、又はプロパルギット又はテトラジホン[前記言及の化合物が好ましい。]。
(20)ミトコンドリア複合体III電子伝達阻害薬、例えばヒドラメチルノン又はアセキノシル又はフルアクリピリム[前記言及の化合物が好ましい。]。
(21)ミトコンドリア複合体I電子伝達阻害薬、例えば、METI殺ダニ剤の群からのもの、例えばフェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド及びトルフェンピラド又はロテノン(Derris)[前記言及の化合物が好ましい。]。
(30)アフィドピロペン、アフォキソレイナー、アザジラクチン、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ブロフラニリド、ブロモプロピレート、キノメチオナート、クロロプラレスリン(chloroprallethrin)、氷晶石(Cryolite)、シクラニリプロール、シクロキサプリド、シハロジアミド(Cyhalodiamide)、ジクロロメゾチアズ、ジコホル、ε−メトフルトリン、ε−モムフルトリン(Momfluthrin)、フロメトキン、フルアザインドリジン、フルエンスルホン、フルフェネリム、フルフェノキシストロビン、フルフィプロール、フルヘキサホン(Fluhexafon)、フルオピラム、フルララネル、フルキサメタミド、フフェノジド(Fufenozide)、グアジピル、ヘプタフルトリン、イミダクロチズ、イプロジオン、κ−ビフェントリン、κ−テフルトリン、ロチラネル、メペルフルトリン、パイコングディング(Paichongding)、ピリダリル、ピリフルキナゾン、ピリミノストロビン、スピロブジクロフェン、テトラメチルフルトリン、テトラニリプロール、テトラクロルアントラニリプロール(Tetrachlorantraniliprole)、チゴラネル(Tigolaner)、チオキサザフェン、チオフルオキシメート(Thiofluoximate)、トリフルメゾピリム(Triflumezopyrim)およびヨードメタン;バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)に基づくさらなる調製物(I−1582, BioNeem, Votivo)、および以下の化合物:1−{2−フルオロ−4−メチル−5−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルフィニル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−アミン(WO2006/043635から公知)(CAS885026−50−6)、{1′−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]−5−フルオロスピロ[インドール−3,4′−ピペリジン]−1(2H)−イル}(2−クロロピリジン−4−イル)メタノン(WO2003/106457から公知)(CAS637360−23−7)、2−クロロ−N−[2−{1−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]ピペリジン−4−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イソニコチンアミド(WO2006/003494から公知)(CAS872999−66−1)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−2−オン(WO2010052161から公知)(CAS1225292−17−0)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルエチルカーボネート(EP2647626から公知)(CAS1440516−42−6)、4−(ブタ−2−イン−1−イルオキシ)−6−(3,5−ジメチルピペリジン−1−イル)−5−フルオロピリミジン(WO2004/099160から公知)(CAS792914−58−0)、PF1364(JP2010/018586から公知)(CAS1204776−60−2)、N−[(2E)−1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]ピリジン−2(1H)−イリデン]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(WO2012/029672から公知)(CAS1363400−41−2)、(3E)−3−[1−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−2−ピリジリデン]−1,1,1−トリフルオロ−プロパン−2−オン(WO2013/144213から公知)(CAS1461743−15−6)、N−[3−(ベンジルカルバモイル)−4−クロロフェニル]−1−メチル−3−(ペンタフルオロエチル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2010/051926から公知)(CAS1226889−14−0)、5−ブロモ−4−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−(メチルカルバモイル)フェニル]−2−(3−クロロ−2−ピリジル)ピラゾール−3−カルボキサミド(CN103232431から公知)(CAS1449220−44−3)、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミド、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(トランス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミド及び4−[(5S)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)ベンズアミド(WO2013/050317A1から公知)(CAS1332628−83−7)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド、(+)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド及び(−)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド(WO2013/162715A2、WO2013/162716A2、US2014/0213448A1から公知)(CAS1477923−37−7)、5−[[(2E)−3−クロロ−2−プロペン−1−イル]アミノ]−1−[2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4−[(トリフルオロメチル)スルフィニル]−1H−ピラゾール−3−カルボニトリル(CN101337937Aから公知)(CAS1105672−77−2)、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)チオキソメチル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド、(Liudaibenjiaxuanan、CN103109816Aから公知)(CAS1232543−85−9);N−[4−クロロ−2−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(フルオロメトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2012/034403A1から公知)(CAS1268277−22−0)、N−[2−(5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−4−クロロ−6−メチルフェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2011/085575A1から公知)(CAS1233882−22−8)、4−[3−[2,6−ジクロロ−4−[(3,3−ジクロロ−2−プロペン−1−イル)オキシ]フェノキシ]プロポキシ]−2−メトキシ−6−(トリフルオロメチル)−ピリミジン(CN101337940Aから公知)(CAS1108184−52−6);(2E)−及び2(Z)−2−[2−(4−シアノフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン]−N−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−ヒドラジンカルボキサミド(CN101715774Aから公知)(CAS1232543−85−9);3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチル−4−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)フェニル−シクロプロパンカルボン酸エステル(CN103524422Aから公知)(CAS1542271−46−4);(4aS)−7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−[(トリフルオロメチル)チオ]フェニル]アミノ]カルボニル]−インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルエステル(CN102391261Aから公知)(CAS1370358−69−2);6−デオキシ−3−O−エチル−2,4−ジ−O−メチル−、1−[N−[4−[1−[4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル]カーバメート]−α−L−マンノピラノース(US2014/0275503A1から公知)(CAS1181213−14−8);8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS1253850−56−4)、(8−アンチ)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS933798−27−7)、(8−シン)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(WO2007040280A1、WO2007040282A1から公知)(CAS934001−66−8)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ]−プロパンアミド(WO2015/058021A1、WO2015/058028A1から公知)(CAS1477919−27−9)及びN−[4−(アミノチオキソメチル)−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(CN103265527Aから公知)(CAS1452877−50−7)、5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ]−ピリミジン(WO2013/115391A1から公知)(CAS1449021−97−9)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−2−オン(WO2010/066780A1、WO2011/151146A1から公知)(CAS1229023−34−0)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン(WO2014/187846A1から公知)(CAS1638765−58−8)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イル−炭酸エチルエステル(WO2010/066780A1、WO2011151146A1から公知)(CAS1229023−00−0)、N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(DE3639877A1、WO2012029672A1から公知)(CAS1363400−41−2)、[N(E)]−N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド、(WO2016005276A1から公知)(CAS1689566−03−7)、[N(Z)]−N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド、(CAS1702305−40−5)、3−エンド−3−[2−プロポキシ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−9−[[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]オキシ]−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナン(WO2011/10
5506A1、WO2016/133011A1から公知)(CAS1332838−17−1)から選択される、さらなる活性化合物、並びに3種類のテルペン類α−テルピネン、p−シメン及びリモネンを含む製剤(好ましくは、15%〜18%(重量基準)テルペン類を含む)[前記言及の化合物が好ましい。]。
(b)式(IIa)又は(IIb)の化合物:
式(IIa)の化合物:
Figure 2020537662
(IIa)、WO2010/051926A1から公知。
式(IIb)の化合物:
Figure 2020537662
(IIb)(N−[1−(2,6−ジフルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)、WO2014/053450A1から公知。
(c)生物防除剤(BCA)群:
生物防除剤は特には、細菌、真菌又は酵母及び及び植物由来物、特別には植物抽出物。従って、本発明による生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)は、
BCA群(1):細菌
BCA群(2):真菌又は酵母
BCA群(7):植物由来物、特別には植物抽出物
である。
これらの生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)は、下記のようにさらに特徴付けられる。
(1)本発明によれば、「細菌」という用語下にまとめられる生物防除剤には、胞子形成姓の根定着性細菌、又は生物殺虫剤、生物殺菌剤又は生物殺線虫剤として有用な細菌などがあるが、これらに限定されるものではない。本発明に従って使用若しくは採用されるそのような細菌には、下記のものなどがあるが、これらに限定されるものではない。
(1.1)アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)、特には株K84(AgBioChem, CAからのGalltrol−Aと称される製品)又は株K1026(Becker Underwood, USからのNogallと称される製品)、(1.2)アグロバクテリウム・ビチス(Agrobacterium vitis)、特には非病原性株VAR03−1、(1.3)アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、好ましくは株ZB−SK−5、(1.4)アゾスピリルム・アマゾネンセ(Azospirillum amazonense)、(1.5)アゾスピリルム・ブラシレンセ(Azospirillum brasilense)、(1.6)アゾスピリルム・ハロプラエフェレンセ(Azospirillum halopraeference)、(1.7)アゾスピリルム・イラケンセ(Azospirillum irakense)、(1.8)アゾスピリルム・リポフェルム(Azospirillum lipoferum)、(1.9)アゾトバクター・クロコックム(Azotobacter chroococcum)、好ましくは株H23(CECT 4435)(Applied Soil Ecology 12 (1999) 51±59を参照)、(1.10)アゾトバクター・ビネランジイ(Azotobacter vinelandii)、好ましくは株ATCC12837(Applied Soil Ecology 12 (1999) 51±59参照)、(1.11)バチルス属種株AQ175(ATCC寄託番号55608)、(1.12)バチルス属種株AQ177(ATCC寄託番号55609)、(1.13)バチルス属種株AQ178(ATCC寄託番号53522)、(1.14)バチルス・アシドカルダリウス(Bacillus acidocaldarius)、(1.15)バチルス・アシドテレストリス(Bacillus acidoterrestris)、(1.16)バチルス・アグリ(Bacillus agri)(WO2012/140207参照)、(1.17)バチルス・アイザワイ(Bacillus aizawai)(WO2012/140207参照)、(1.18)バチルス・アルボラクチス(Bacillus albolactis)(WO2012/140207参照)、(1.19)バチルス・アルカロフィルス(Bacillus alcalophilus)、(1.20)バチルス・アルベイ(Bacillus alvei)、(1.21)バチルス・アミノグルコシジクス(Bacillus aminoglucosidicus)、(1.22)バチルス・アミノボランス(Bacillus aminovorans)、(1.23)バチルス・アミロリチクス(Bacillus amylolyticus)(パエニバチルス・アミロリチクス(Paenibacillus amylolyticus)としても知られる)、(1.24)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特には株IN937a(WO2012/140207参照)、又は株FZB42(DSM 231179)(ABiTEP, DEからのRhizoVital(登録商標)と称される製品)、又は株B3、又は株D747、(Etec Crop Solutions, NZからのBacstar(登録商標)と称される製品、又はCertis, USからのDouble Nickel(商標名)と称される製品)、(1.25)バチルス・アネウリノリチクス(Bacillus aneurinolyticus)、(1.26)バチルス・アトロファエウス(Bacillus atrophaeus)、(1.27)バチルス・アゾトホルマンス(Bacillus azotoformans)、(1.28)バチルス・バジウス(Bacillus badius)、(1.29)バチルス・セレウス(Bacillus cereus)(同義語:バチルス・エンドリスモス(Bacillus endorhythmos)、バチルス・メドゥーサ(Bacillus medusa))、特にはバチルス・セレウス(B. cereus)株CNCMI−1562の胞子(US6,406,690参照)、又は株BP01(ATCC55675)、(Arysta, USからのMepichlorと称される製品、又はMepplusと称される製品、Micro−Flo Company LLC, US)、(1.30)バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)、特には株AQ746(寄託番号NRRLB−21618)、(1.31)バチルス・シルクランス(Bacillus circulans)、(1.32)バチルス・コアグランス(Bacillus coagulans)、特には株TQ33、(1.33)バチルス・ファスチジオスス(Bacillus fastidiosus)、(1.34)バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)、特には株I−1582(Bayer AGからのBionem又はVOTIVOと称される製品)、(1.35)バチルス・クルスタキ(Bacillus kurstaki)、(1.36)バチルス・ラクチコラ(Bacillus lacticola)、(1.37)バチルス・ラクチモルブス(Bacillus lactimorbus)、(1.38)バチルス・ラクチス(Bacillus lactis)、(1.39)バチルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus)(ブレビバチルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)とも称される)、(Agro−Organics, SAからのBio−Todeと称される製品)、(1.40)バチルス・ラウツス(Bacillus lautus)、(1.41)バチルス・レンチモルブス(Bacillus lentimorbus)、(1.42)バチルス・レンツス(Bacillus lentus)、(1.43)バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)、特には株SB3086(Novozymes Biologicals, USからのEcoGuard TM Biofungicide又はGreen Releafと称される製品)、(1.44)バチルス・マロカヌス(Bacillus maroccanus)、(1.45)バチルス・メズサ(Bacillus medusa)、(1.46)バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)、(BioArcからのBioarc(登録商標)と称される製品)、又はB.メガテリウム(B. megaterium)株YFM3.25、(1.47)バチルス・メチエンス(Bacillus metiens)、(1.48)バチルス・マジョベンシス(Bacillus mojavensis)、特には株SR11(CECT−7666)、(1.49)バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、特には株AQ726(寄託番号NRRL B21664)又は単離株J、(Certis USAからのBmjと称される製品)、(1.50)バチルス・ネマトシダ(Bacillus nematocida)、(1.51)バチルス・ニグリフィカンス(Bacillus nigrificans)、(1.52)バチルス・ポピラエ(Bacillus popillae)、(Bio−Crop, COからのCronoxと称される製品)、(1.53)バチルス・プシクロサッカロリチクス(Bacillus psychrosaccharolyticus)、(1.54)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特には株GB34(寄託番号ATCC700814)、(Bayer AG, DEからのYield Shield(登録商標)と称される製品)、及び株QST2808(寄託番号NRRL B−30087)、(Bayer AGからのSonata QST 2808(登録商標)と称される製品)、又は株BU F−33、(Becker Underwood、USからのIntegral F−33と称される製品)、又は株AQ717(寄託番号NRRLB21662)、(1.55)バチルス・シアメンシス(Bacillus siamensis)、特には株KCTC 13613T、(1.56)バチルス・スミチイ(Bacillus smithii)、(1.57)バチルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、特には血清型H5a5b株2362、(Valent BioSciences、USからのVectoLex(登録商標)と称される製品)、(1.58)バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、特には株GB03(寄託番号ATCCSD−1397)、(Bayer AG、DEからのKodiak(登録商標)と称される製品)、及び株QST713/AQ713(寄託番号NRRLB−21661)、(Serenade Soil及びSerenade Max Bayer AGからのSerenade QST 713(登録商標)と称される製品)及び株AQ 153(ATCC寄託番号55614)、及び株AQ743(寄託番号NRRL B−21665)、及び株DB101(Dagutat Bio lab、ZAからのShelterと称される製品)、及び株DB102(Dagutat Bio lab、ZAからのArtemisと称される製品)、及び株MBI 600(Becker Underwood、USからのSubtilexと称される製品)、又はB.サブチリス var. アミロリクエファシエンス(B. subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24、(Novozymes、USからのTaegro(登録商標)と称される製品)、又はB.サブチリス亜属種ナット(B. subtilis subspecies natto)(旧名:B. ナット(B. natto))、又はB.サブチリス(B. subtilis)単離株B246、(RE at UPからのAvogreenと称される製品)又は株MBI600(Becker UnderwoodからのSubtilex若しくはHiStick N/Tと称される製品)、又は株QST30002/AQ30002(寄託番号NRRL B−50421、WO2012/087980参照)、又は株QST30004/AQ30004(寄託番号NRRL B−50455、参照WO2012/087980)、(1.59)バチルス・テクイレンシス(Bacillus tequilensis)、特には株NII−0943、(1.60)バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)、特にはバチルス・ツリンギエンシス亜属種イスラエレンシス(B. thuringiensis subspecies israelensis)(血清型H−14)、株AM65−52(寄託番号ATCC1276)、(Valent BioSciences、USからのVectoBac(登録商標)と称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス・イスラエレンシス(B. th. israelensis)株BMP144、(Becker Microbial Products ILからのAquabacと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス亜属種アイザワイ(B. thuringiensis subsp. aizawai)、特には株ABTS−1857(SD−1372)、(Bayer AG、DEからのXenTari(登録商標)と称される製品)又は株GC−91(寄託番号NCTC11821)、又は血清型H−7、(Valent BioSciences、USからのFlorbac WGと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス亜属種
クルスタキ(B. thuringiensis subsp. kurstaki)株HD−1、(Valent BioSciences、USからのDipel(登録商標) ESと称される製品)、又はBecker Microbial Products、ILからの株BMP123、又は株ABTS351(寄託番号ATCCSD−1275)、又は株PB54(寄託番号CECT7209)、又は株SA11(寄託番号NRRL B−30790)、又は株SA12(寄託番号NRRL B−30791)、又は株EG2348(寄託番号NRRL B−18208)、又は株EG−7841(Certis USAからのCrymaxと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス subsp. テネブリオニス(B. thuringiensis subsp. tenebrionis)株NB 176(SD−5428)、(BioFa DEからのNovodor(登録商標) FCと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス亜属種アエギプチ(B. thuringiensis subspecies. aegypti)、(Agerinと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス var. コルメリ(B. th. var. colmeri)(Changzhou Jianghai Chemical FactoryからのTianBaoBTcと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス var. ダルムスタジエンシス(B. thuringiensis var. darmstadiensis)株24−91(Baciturinと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス var. デンドロリムス(B. th. var. dendrolimus)(Dendrobacillinと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス亜属種ガレリアエ(B. th. subsp. galleriae)(Phyllom BioProductsからのGrubGone又はBeetleGoneと称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス var. ジャポネンシス(B. thuringiensis var. japonensis)株Buibui、又はバチルス・ツリンギエンシス亜属種モリソニ(B. thuringiensis subsp. morrisoni)、又はバチルス・ツリンギエンシス var. サンジエゴ(B. th. var. san diego)(Mycogen Corporation、USからのM−オン(登録商標)と称される製品)、又はバチルス・ツリンギエンシス亜属種ツリンギエンシス(B. thuringiensis subsp. thuringiensis)血清型1、株MPPL002、又はバチルス・ツリンギエンシス var. ツリンギエンシス(B. thuringiensis var. thuringiensis)、又はバチルス・ツリンギエンシス var(B. thuringiensis var) 7216(Amacticと称される製品、Pethian)、又はバチルス・ツリンギエンシス var(B. thuringiensis var) T36(Cahatと称される製品)又はBayer AG、DEからのバチルス・ツリンギエンシス(B. thuringiensis)株BD#32(寄託番号NRRL B−21530)、又はBayer AG、DEからのバチルス・ツリンギエンシス(B. thuringiensis)株AQ52(寄託番号NRRL B−21619)、又はバチルス・ツリンギエンシス(B. thuringiensis)株CR−371(寄託番号ATCC 55273)、(1.61)バチルス・ウニフラゲラツス(Bacillus uniflagellatus)、(1.62)ブラディリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(NovozymesからのOptimizeと称される製品)、(1.63)ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(旧名:バチルス・ブレビス(Bacillus brevis))、特に株SS86−3、SS86−4、SS86−5、2904、(1.64)ブレビバチルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(旧名:バチルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特には株ATCC64、NRS1111、NRS1645、NRS1647、BPM3、G4、NCIMB41419、(1.65)ブルクホルデリア(Burkholderia)属種、特には株A396(寄託番号NRRL B−50319)、(Marrone Bio InnovationsからのMBI−206 TGAIと称される製品)、又はブルクホルデリア・セパシア(B. cepacia)(Stine Microbial ProductsからのDenyと称される製品)、(1.66)クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)、特には株PRAA4−1T(MBI−203)、(Marrone Bio InnovationsからのGrandevoと称される製品)、(1.67)コリネバクテリウム・パウロメタボルム(Corynebacterium paurometabolum)、(1.68)デルフチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)、特に、株RAY209(Brett Young SeedsからのBioBoost(登録商標)と称される製品)、(1.69)グルコンアセトバクター・ジアゾトロフィクス(Gluconacetobacter diazotrophicus)、(1.70)ヘルバスピリルム・ルブリスバルビカンス(Herbaspirilum rubrisubalbicans)、(1.71)ヘルバスピリルム・セロペディカエ(Herbaspirilum seropedicae)、(1.72)ラクトバチルス(Lactobacillus)属種(LactoPAFIからのLactoplantと称される製品)、(1.73)ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)(Inagrosa−Industrias Agrobiologicas, S.AからのFruitsanと称される製品)、(1.74)リソバクテル・アンチビオチクス(Lysobacter antibioticus)、特には株13−1(Biological Control 2008, 45, 288−296参照)、(1.75)リソバクテル・エンジモゲネス(Lysobacter enzymogenes)、特には株C3(J Nematol. 2006 June;38(2):233−239参照)、(1.76)パエニバチルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、特には株III3DT−1A、III2E、46C3、2771(Bacillus genetic stock center, Nov 2001)、(1.77)パエニバチルス・マセランス(Paenibacillus macerans)、(1.78)パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特には株AC−1(Green Biotech Company Ltd.からのTopseedと称される製品)、(1.79)パエニバチルス・ポピリアエ(Paenibacillus popilliae)(旧名:バチルス・ポピリアエ(Bacillus popilliae))(St. Gabriel LaboratoriesからのMilky spore diseaseと称される製品)、(1.80)パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)、特には株E325(寄託番号NRRL B−21856)、(Northwest Agricultural ProductsからのBloomtime Biological FD Biopesticideと称される製品)、(1.81)パステウリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)(Pasteuria Bioscienceからのoyacyst LF/STと称される製品)、(1.82)パステウリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)(旧名:バチルス・ペネトランス(Bacillus penetrans)、(Pasteuria BioscienceからのPasteuria水和剤と称される製品)、(1.83)パステウリア・ラモサ(Pasteuria ramosa)、(1.84)パステウリア・レニフォルミス(Pasteuria reniformis)、(1.85)パステウリア・ソルネイ(Pasteuria thornei)、(1.86)パステウリア・ウスガエ(Pasteuria usgae)(Pasteuria BioscienceからのEconem(商標名)と称される製品)、(1.87)ペクトバクテリウム・カロトボルム(Pectobacterium carotovorum)(旧名:エルウィニア・カロトボルム(Erwinia carotovora))、(Nissan、JPからのBioKeeperと称される製品)、(1.88)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、特には株WS−1又はPN1、(1.89)シュードモナス・アウレオファシエンス(Pseudomonas aureofaciens)、特には株TX−1(Eco Soils Systems、CAからのSpot−Less Biofungicideと称される製品)、(1.90)シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)(以前はブルコルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)と称された)、特にはWisconsin型、株M54又はJ82、(1.91)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、特には株MA342(Bioagri、SからのCedomonと称される製品)、又は株63−28(EcoSoil Systems、USからのATEzeと称される製品)、(1.92)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)、特には株A506(NuFarmからのBlightbanと称される製品又はFrost Technology CorpからのFrostban Bと称される製品)、又は株1629RS(Frost Technology CorpからのFrostbanと称される製品)、(1.93)シュードモナス・プロラジクス(Pseudomonas proradix)(Sourcon PadenaからのProradix(登録商標)と称される製品)、(1.94)シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)、(1.95)シュードモナス・レシノボランス(Pseudomonas resinovorans)(Agricultural Resaerch Council、SAからのSolanacureと称される製品)、(1.96)シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)、特には株MA−4(EcoScience、USからのBiosaveと称される製品)、又は株742RS(Frost Technology CorpからのFrostban Cと称される製品)、(1.97)リゾビウム・フレジイ(Rhizobium fredii)、(1.98)リゾビウム・レグミノサルム(Rhizobium leguminosarum)、特にはbv. viceae株Z25(寄託番号CECT 4585)、(1.99)リゾビウム・ロティ(Rhizobium loti)、(1.100)リゾビウム・メリロティ(Rhizobium meliloti)、(1.101)リゾビウム・トリフォリイ(Rhizo
bium trifolii)、(1.102)リゾビウム・トロピシ(Rhizobium tropici)、(1.103)ロドコッカス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)株AQ719(寄託番号NRRL B21663)(Bayer AG、DEから)、(1.104)セラチア・エントモフィラ(Serratia entomophila)(Wrightson SeedsからのInvade(登録商標)と称される製品)、(1.105)セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)、特には株SRM(寄託番号MTCC8708)又は株R35、(1.106)ストレプトミセス(Streptomyces)属種株NRRL B−30145(Bayer AG、DEから)、又は株WYE20(KCTC0341BP)及びWYE324(KCTC0342BP)、(1.107)ストレプトミセス・アシジスカビエス(Streptomyces acidiscabies)、特には株RL−110T、(Marrone Bioinnovations、CAからのMBI−005EPと称される製品)、(1.108)ストレプトミセス・カンジダス(Streptomyces candidus)、特には株Y21007−2、(Biontech、TWからのBioBac又はBioAidと称される製品)、(1.109)ストレプトミセス・コロビエンシス(Streptomyces colombiensis)、(1.110)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(=ストレプトミセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis))、特には株K61(寄託番号DSM7206)(VerderaからのMycostop(登録商標)と称される製品、Crop Protection 2006, 25, 468−475参照)又は株QST6047(=株NRRLB−30232)(Bayer AG、DEからのVirtuosoと称される製品)、(1.111)ストレプトミセス・ゴシキエンシス(Streptomyces goshikiensis)、(1.112)ストレプトミセス・ラベンズラエ(Streptomyces lavendulae)、(1.113)ストレプトミセス・リディクス(Streptomyces lydicus)、特には株WYCD108US)又は株WYEC108(Natural Industries、USからのActinovateと称される製品)、(1.114)ストレプトミセス・ミクロフラブス(Streptomyces microflavus)、特には株AQ6121(=QRD31.013、NRRL B−50550)(Bayer AGから)、又は株M(=AQ6121.002)(091013−02、the Canadian International Depository Authorityにより寄託)(Bayer AGから)、(1.115)ストレプトミセス・プラシヌス(Streptomyces prasinus)(″Prasinons A and B: potent Insecticides from Streptomyces prasinus″ Applied microbiology 1973 Nov参照)、(1.116)ストレプトミセス・リモスス(Streptomyces rimosus)、(1.117)ストレプトミセス・サラセチクス(Streptomyces saraceticus)(A & A Group (Agro Chemical Corp.)からのClandaと称される製品)、(1.118)ストレプトミセス・ベネズエラエ(Streptomyces venezuelae)、(1.119)チオバチルス(Thiobacillus)属種(Cropaid Ltd UKからのCropaidと称される製品)、(1.120)ビルジバチルス・パントテンチクス(Virgibacillus pantothenticus)(旧名:バチルス・パントテンチクス(Bacillus pantothenticus))、特には株ATCC14576/DSM491、(1.121)キサントモナス・カンペストリス(Xanthomonas campestris)(除草活性)、特にはpv poae(Campericoと称される製品)、(1.122)キセノラブヅス(=フォトラブヅス)・ルミネセンス(Xenorhabdus (=Photorhabdus) luminescens)、及び(1.123)キセノラブヅス(=フォトラブヅス)・ネマトフィラ(Xenorhabdus (=Photorhabdus) nematophila)[前記言及の細菌が好ましい。]。
(2)本発明によれば、「真菌」又は「酵母」という用語下でまとめられる生物防除剤には、下記のものなどがあるが、これらに限定されるものではない。
(2.1)アムペロミセス・クイスクアリス(Ampelomyces quisqualis)、特には株AQ10(寄託番号CNCM I−807)(IntrachemBio ItaliaからのAQ10(登録商標)と称される製品)、(2.2)アルカンサス・フングス(Arkansas Fungus)18(ARF18、WO2012/140207参照)、(2.3)アースロボトリス・ダクチロイデス(Arthrobotrys dactyloides)(WO2012/140207参照)、(2.4)アースロボトリス・オリゴスポラ(Arthrobotrys oligospora)(WO2012/140207参照)、(2.5)アースロボトリス・スペルバ(Arthrobotrys superba)(WO2012/140207参照)、(2.6)アシェルソニア・アレイロデス(Aschersonia aleyrodes)(Berger, 1921. Bull. State Pl. Bd. 5:141参照)、(2.7)アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、特には株NRRL 21882(SyngentaからのAfla−Guard(登録商標)と称される製品)又は株AF36(Arizona Cotton Research and Protection Council, USからのAF36と称される製品)、(2.8)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特に株DSM14940の出芽胞子若しくは株DSM14941の出芽胞子又はこれらの混合物(bio−ferm, CHからのBotector(登録商標)又はBlossom Protect(登録商標)と称される製品)、(2.9)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)、特には株ATCC74040(Intrachem Bio ItaliaからのNaturalis(登録商標)と称される製品)及び株GHA(寄託番号ATCC74250)(Laverlam International CorporationからのBotaniGuard Es若しくはMycontrol−Oと称される製品)、又は株ATP02(寄託番号DSM24665、WO/2011/117351参照)、又は株CG716(NovozymesからのBoveMax(登録商標)と称される製品)、又は株ANT−03(Anatis Bioprotection, CAから)、(2.10)ベアウベリア・ブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(Andermatt Biocontrol AGからのBeauproと称される製品)、(2.11)カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)、特には株O(BioNextからのNexy(登録商標)と称される製品)又は単離物I−182(Ecogen, USからのAspire(登録商標)と称される製品)、(2.12)カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)、特には株NRRL Y−21022(特許US5591429参照)、(2.13)カエトミウム・クプレウム(Chaetomium cupreum)、(2.14)カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)、(2.15)ラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)、特には株H39、(2.16)コレトトリチュム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)、特には株ATCC20358、(2.17)コニジオボルス・オブスクルス(Conidiobolus obscurus)、(2.18)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、特には株CON/M/91−8(寄託番号DSM−9660)、(Bayer AG, DEからのContans(登録商標)と称される製品)、(2.19)クリプトコッカス・アルビヅス(Cryptococcus albidus)(Anchor Bio−Technologies, ZAからのYieldPlus(登録商標)と称される製品)、(2.20)クリプトコッカス・フラベセンス(Cryptococcus flavescens)、特には株3C(NRRLY−50378)及び株4C(NRRLY−50379)(US8,241,889に記載)、(2.21)シリンドロカルポン・ヘテロネマ(Cylindrocarpon heteronema)、(2.22)ダクチラリア・カンジダ(Dactylaria candida)、(2.23)ジロフォスフォラ・アロペクリ(Dilophosphora alopecuri)(Twist Fungus(登録商標)と称される製品)、(2.24)エントモフトラ・ビルレンタ(Entomophthora virulenta)(Vektorと称される製品)、(2.25)エキソフィアラ・ジェアンセルメイ(Exophiala jeanselmei)、(2.26)エキソフィリア・ピシフィラ(Exophilia pisciphila)、(2.27)フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、特には株Fo47(非病原性)(Natural Plant Protection, FRからのFusacleanと称される製品)、(2.28)フサリウム・ソラニ(Fusarium solani)、例えば株Fs5(非病原性)、(2.29)ギガスポラ・マルガリタ(Gigaspora margarita)、(2.30)ギガスポラ・モノスポルム(Gigaspora monosporum)、(2.31)グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(同義語:クロノスタキス・ロセアf.カテヌラテ(Clonostachys rosea f. catenulate))特には株J1446(AgBio Inc.からのPrestop(登録商標)又はKemira Agro OyからのPrimastop(登録商標)と称される製品)、(2.32)グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)、特には株321U、(2.33)グロムス・アグレガツム(Glomus aggregatum)、(2.34)グロムス・ブラシリアヌム(Glomus brasilianum)、(2.35)グロムス・クラルム(Glomus clarum)、(2.36)グロムス・デセルチコラ(Glomus deserticola)、(2.37)グロムス・エツニカツム(Glomus etunicatum)、(2.38)グロムス・イントララジセス(Glomus intraradices)、(2.39)グロムス・イラニクム(Glomus iranicum)、(2.40)グロムス・モノスポルム(Glomus monosporum)、(2.41)グロムス・モッセアエ(Glomus mosseae)、(2.42)ハルポスポリウム・アングイルラエ(Harposporium anguillullae)、(2.43)ヒルステラ・シトリフォルミス(Hirsutella citriformis)、(2.44)ヒルステラ・ミネソテンシス(Hirsutella minnesotensis)、(2.45)ヒルステラ・ロッシリエンシス(Hirsutella rhossiliensis)、(2.46)ヒルステラ・トンプソニイ(Hirsutella thompsonii)(Agro Bio−tech Research Centre, INからのMycohit又はABTECと称される製品)、(2.47)ラッカリア・ビコロル(Laccaria bicolor)、(2.48)ラッカリア・ラッカタ(Laccaria laccata)、(2.49)ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標)と称される製品、Bayer AG, DE)、(2.50)レカニシリウム(Lecanicillium)属種、特にはBayer AG, DEからの株HRO LEC12、(2.51)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(旧名:ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii))特に株KV01の分生子(Mycotal(登録商標)若しくはVertalec(登録商標)と称される製品、Koppert/Arysta)、又は株DAOM198499、又は株DAOM216596、(2.52)レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(旧名:ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii))、特にはBayer AG、DEからの株1/1、又は株VE6/CABI(=IMI)268317/CBS102071/ARSEF5128、(2.53)メリスタクルム・アステロスペルマム(Meristacrum asterospermum)、(2.54)メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)、特には株F52(DSM3884/ATCC90448)(BIO1020、Bayer AG、DE、又はMet52、Novozymesと称される製品)、又はメタリジウム・アニソプリアエvarアクリヅム(M. anisopliae var acridum)(GreenGuardと称される製品、Becker Underwood, US)、又はメタリジウム・アニソプリアエvarアクリヅム(M. anisopliae var acridum)単離物IMI330189(ARSEF7486)、(Biological Control ProductsからのGreen Muscleと称される製品)、(2.55)メタリジウム・フラボビリデ(Metarhizium flavoviride)、(2.56)メトスクニコビア・フルクチコラ(Metschnikovia fructicola)、特に株NRRLY−30752(Bayer AG, DEからのShemer(登録商標)と称される製品)、(2.57)ミクロドチウム・ジメルム(Microdochium dimerum)、特には株L13(AgrauxineからのANTIBOT(登録商標)と称される製品)、(2.58)ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea)(Bayer AG, DEからのMicrox(登録商標)と称される製品)、(2.59)モナクロスポリウム・シオノパグム(Monacrosporium cionopagum)、(2.60)モナクロスポリウム・サイクロフィルム(Monacrosporium psychrophilum)、(2.61)モナクロスポリウム・ドレクスレリ(Monacrosporium drechsleri)、(2.62)モナクロスポリウム・ゲフィロパグム(Monacrosporium gephyropagum)、(2.63)ムコル・ハエメリス(Mucor haemelis)(Indore Biotech Inputs & ResearchからのBioAvardと称される製品)、(2.64)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、特には株QST20799(寄託番号NRRL30547)(Bayer AG, DEからのArabesque(商標名)、Glissade(商標名)又はAndante(商標名)と称される製品)、(2.65)ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)株A3−5(寄託番号NRRL30548)、(2.66)ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)、特には株AARC−0255(Valent BiosciencesからのDiTera(商標名)と称される製品)、(2.67)ネマトクトヌス・ゲオゲニウ
ス(Nematoctonus geogenius)、(2.68)ネマトクトヌス・レイオスポルス(Nematoctonus leiosporus)、(2.69)ネオコスモスポラ・バシンフェクタ(Neocosmospora vasinfecta)、(2.70)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、特に株SA86101、GU87401、SR86151、CG128及びVA9101、(2.71)オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)、特には株D97(Sylvanexと称される製品)、(2.72)パエシロミセス・フモソレウス(Paecilomyces fumosoreus)(新名称:イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea))、特には株IFPC200613、又は株apopka97(BiobestからのPreFeRal(登録商標)WGと称される製品)又は株FE9901(Natural Industries Inc., USからのNoFly(登録商標)と称される製品)、(2.73)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、特にパエシロミセス・リラシヌス(P. lilacinus)株251の胞子(AGAL89/030550)、(Bayer AG, DEからのBioAct(登録商標)と称される製品;Crop Protection 2008, 27, 352−361参照)、(2.74)パエシロミセス・バリオチイ(Paecilomyces variotii)、特には株Q−09(Quimia, MXからのNemaquim(登録商標)と称される製品)、(2.75)パンドラ・デルファシス(Pandora delphacis)、(2.76)パラグロムス(Paraglomus)属種、特にパラグロムス・ブラシラヌム(P. brasilianum)、(2.77)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、特には株ATCC22348(NovozymesからのJumpStart(登録商標)と称される製品、PB−50、Provide)、(2.78)ペニシリウム・ベルミクラツム(Penicillium vermiculatum)、(2.79)フレビオプシス(Phlebiopsis)(又はフレビア(Phlebia)又はペニオフォラ(Peniophora)・ギガンテア(gigantea)、特に株VRA1835(ATCC90304)、VRA1984(DSM16201)、VRA1985(DSM16202)、VRA1986(DSM16203)、FOCPGB20/5(IMI390096)、FOC PG SP log6(IMI390097)、FOC PG SP log5(IMI390098)、FOC PG BU3(IMI390099)、FOC PG BU4(IMI390100)、FOC PG410.3(IMI390101)、FOC PG97/1062/116/1.1(IMI390102)、FOC PG B22/SP1287/3.1(IMI390103)、FOC PG SH1(IMI390104)、FOC PG B22/SP1190/3.2(IMI390105)、(VerderaからのRotstop(登録商標)と称される製品、FIN、PG−Agromaster(登録商標)、PG−Fungler(登録商標)、PG−IBL(登録商標)、PG−Poszwald(登録商標)、Rotex(登録商標)、e−nema, DEから)、(2.80)フォマ・マクロストロマ(Phoma macrostroma)、特には株94−44B(Scotts, USからのPhoma H若しくはPhoma Pと称される製品)、(2.81)ピキア・アノマラ(Pichia anomala)、特には株WRL−076(NRRLY−30842)、(2.82)ピソリツス・チンクトリウス(Pisolithus tinctorius)、(2.83)ポコニア・クラミドスポリア(Pochonia chlamydosporia)(ベルシリウム・クラミドスポリウム(Vercillium chlamydosporium)とも称される)、特に変種カテヌラタ(catenulata)(IMI SD187)(The National Center of Animal and Plant Health (CENSA), CUからのKlamiCと称される製品)、又はポコニア・クラミドスポリアvarクラミドスポリア(P. chlamydosporia var chlamydosporia)(resp.V.クラミドスポリウムvarクラミドスポリウム(chlamydosporium var chlamydosporium))、(2.84)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis)、(2.85)プセウドジマ・フロクロサ(Pseudozyma flocculosa)、特には株PF−A22UL(Plant Products Co., CAからのSporodex (登録商標)Lと称される製品)、(2.86)ピチウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)、特に株DV74又はM1(ATCC38472)、(Bioprepraty, CZからのPolyversumと称される製品)、(2.87)リゾポゴン・アミロポゴン(Rhizopogon amylopogon)、(2.88)リゾポゴン・フルビグレバ(Rhizopogon fulvigleba)、(2.89)リゾポゴン・ルテオルス(Rhizopogon luteolus)、(2.90)リゾポゴン・チンクトルス(Rhizopogon tinctorus)、(2.91)リゾポゴン・ビロスルス(Rhizopogon villosullus)、(2.92)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、特には株CNCM No.I−3936、株CNCM No.I−3937、株CNCM No.I−3938、株CNCM No.I−3939(特許出願US2011/0301030)、(2.93)スクレロデルマ・シトリヌム(Scleroderma citrinum)、(2.94)スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)、特には株IMI344141(Sarritorと称される製品)、(2.95)スポロスリクス・インセクトルム(Sporothrix insectorum)(Biocerto, BRからのSporothrix Esと称される製品)、(2.96)スタグノスポラ・アトリプリシス(Stagonospora atriplicis)、(2.97)スタグノスポラ・ヘテロデラエ(Stagonospora heteroderae)、(2.98)スタグノスポラ・ファセオリ(Stagonospora phaseoli)、(2.99)スイルス・グラヌラツス(Suillus granulatus)、(2.100)スイルス・プンクタタピエス(Suillus punctatapies)、(2.101)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、特には株V117b(Bayer AG, DEからのPROTUS(登録商標)WGと称される製品)、(2.102)トリコデルマ・アルブム(Trichoderma album)(Organic Biotechnology, EGからのBio Zeid(登録商標)と称される製品)、(2.103)トリコデルマ・アスペレウム(Trichoderma asperellum)、特には株ICC012(CABICCIMI392716)(トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum) ICC012とも称される)、又は株SKT−1(Kumiai Chemical IndustryからのECO−HOPE (登録商標)と称される製品)又は株T34(Bioncontrol Technologies, ESからのT34 Biocontrolと称される製品)又は単離株SF04(URM−5911)又は株TV1(MUCL43093)(トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)TV1とも称される)又は株T11(CECT20178)(トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)T25とも称される)、(2.104)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、特には株CNCMI−1237(Agrauxine, FRからのEsquive(登録商標)WPと称される製品)又は株NMI No.V08/002387、NMI No.V08/002388、NMI No.V08/002389、NMI No.V08/002390(特許出願US2011/0009260)又は株ATCC20476(IMI206040)又は株T11(IMI352941/CECT20498)又は株LC52(Agrimm Technologies, NZからのTenet(登録商標)又はSentinel(登録商標)と称される製品)、又はBayer AG, DEからの株SC1、又は株SKT−1(FERMP−16510)、SKT−2(FERMP−16511)及びSKT−3(FERMP−17021)、(2.105)トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(旧名:トリコデルマ・ビリデ(T. viride))、特には株ICC080(IMI CC392151CABI)(Biodermaと称される製品)、(2.106)トリコデルマ・ハルマツム(Trichoderma harmatum)、特には株TH382(SyngentaからのInceptと称される製品)、(2.107)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、特に、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(T. harzianum rifai)T39(Makhteshim, USからのTrichodex (登録商標)と称される製品)、又はトリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(T. harzianum rifai)株KRL−AG2(株T−22、/ATCC208479)(BioWorks, USからのPLANTSHIELD T−22G、Rootshield(登録商標)及びTurfShield)、又は株KD(Biological Control Products, SAからのTrichoplus、又はPlant Health Products, SZ)からのEco−Tと称される製品、又は株ITEM 908(CBS 118749)、又は株TH 35(以前はトリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)と称された)(MycontrolからのRoot Proと称される製品)、又は株DB 103(Dagutat BiolabからのT−Groと称される製品)、又は株TSTh20(特許寄託名番号PTA− 0317)、又は株1295−22、(2.108)トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii)、(2.109)トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)、特には株TL−0601(Futureco Bioscience, ESからのMycotricと称される製品)、(2.110)トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)、特には株IMI206039/ATCC20475、(2.111)トリコデルマ・サツルニスポリウム(Trichoderma saturnisporium)、特にはBayer AG, DEからの株PBP−TH−001、(2.112)トリコデルマ・ストロマチクム(Trichoderma stromaticum)(Ceclap, BRからのTRICOVAB(登録商標)と称される製品)、(2.113)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma
virens)(グリクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)とも称される)、特には株GL−21(Certis, USからのSoilGardと称される製品)又は株G41、(2.114)トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、特には株TV1、(2.115)ツカムレラ・パウロメタボラ(Tsukamurella paurometabola)、特には株C−924(HeberNem(登録商標)と称される製品)、(2.116)ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)、特には株HRU3(Botry−Zen Ltd, NZからのBotry−Zen(登録商標)と称される製品)、(2.117)ベルチシリウム・アルボ−アトルム(Verticillium albo−atrum)(旧名:ベルチシリウム・ダーリアエ(V. dahliae)、特には株WCS850(CBS276.92)、(2.118)ベルチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)、(2.119)ベルチシリウム・ダーリアエ(Verticillium dahliae)及び(2.120)ゾーフトラ・ラジカンス(Zoophtora radicans)[前記言及した真菌又は酵母が好ましい。]。
(7)「植物抽出物」という用語下でまとめられる生物防除剤には、下記のものなどがあるが、これらに限定されるものではない。
(7.1)チモール、タイム(チムス・ブルガリス(Thymus vulgaris))から抽出、(7.2)ニーム樹(アザジラクタ・インディカ(Azadirachta indica)オイル、及びそれに含まれるアザジラクチン、(7.3)除虫菊、異なる種類のヨモギギク属の乾燥頭花から得られる抽出物、及びそれに含まれるピレトリン類(抽出物の活性成分)、(7.4)カッシア・ニグリカンス(Cassia nigricans)の抽出物、(7.5)クアッシア・アマラ(Quassia amara)(ニガキ)の木材抽出物、(Andermatt Biocontrol AGからのQuassanと称される製品)、(7.6)ロテノン、いくつかの熱帯及び亜熱帯植物種、特にはロンコカルプス(Lonchocarpus)属及びデリス属に属するものの根及び茎からの抽出物、(7.7)アリウム・サチブム(Allium sativum)(ニンニク)の抽出物、(7.8)キラヤ抽出物、キラヤ(Quillaja)サポナリア(Saponaria)モリーナ(Molina)の木の外側形成層の濃縮精製抽出物から得られたもの、(7.9)サバジラ(サバジラ=ショエノカウロン・オフィシナレ(Schoenocaulon officinale)種子、特にベラトリン(種子から抽出)、(7.10)リアニア、リアニア・スペシオサ(Ryania speciosa)の茎粉砕物から得られた抽出物、特にリアノジン(抽出物の活性成分)、(7.11)ビスクム・アルブム(Viscum album)(ヤドリギ)の抽出物、(7.12)タナセツム・ブルガレ(Tanacetum vulgare)(タンジー)の抽出物、(7.13)アルテミシア・アブシンチウム(Artemisia absinthium)(ニガヨモギ)の抽出物、(7.14)ウルチカ・ジオイカ(Urtica dioica)(イラクサ)の抽出物、(7.15)シンフィツム・オフィシナレ(Symphytum officinale)(ヒレハリソウ)の抽出物、(7.16)トロパエウルム・マジュス(Tropaeulum majus)(モンクス・クレス(monks cress))の抽出物、(7.17)コナラ属(カシ)の葉及び樹皮、(7.18)イエローマスタード粉、(7.19)チェノジウム・アンテルミンチクム(Chenopodium anthelminticum)(ワームシード・グースフット(wormseed goosefoot))の種子のオイル、(7.20)ドリオプテリス・フィリクス−マス(Dryopteris filix−mas)(オシダ)の乾燥葉、(7.21)セラストルス・アングラツス(Celastrus angulatus)(チャイニーズ・ビタースイート(chinese bittersweet))の樹皮、(7.22)エクイセツム・アルベンセ(Equisetum arvense)(スギナ)の抽出物、(7.23)キチン、(7.24)農薬有効成分としての3種類のテルペン類、即ちα−テルピネン(約10%)、p−シメン(約3.75%)及びリモネン(約3%)の混合物を含むチェノポジウム・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides)(駆虫草)の天然抽出物又は模擬混合物、(Bayer AGからのRequiem(登録商標)と称される製品;それは、WO2010/144919に相当するUS2010/0316738に開示されている。)、(7.25)チェノポジウム・クイノア(Chenopodium quinoa)(キノア・グースフット(quinoa goosefoot))のサポニン類、(Heads Upと称される製品)、(7.26)マルトデキストリン(Certis EuropeからのMajestikと称される製品)、(7.27)オレンジ油(Oro Agri B.V.からのPREV−AMと称される製品)、ゴマ油(Dragon−fire−CCPと称される製品、米国特許第6,599,539号)[前記言及した植物抽出物が好ましい。]。
群IIの全ての混合相手は、それの官能基によって可能である場合、好適な塩基若しくは酸と塩を形成しても良い。群IIの全ての混合相手は、適用される場合、互変異体を含み得る。
「一般名」によって本明細書で特定される群IIの活性化合物は公知であり、特には、″The Pesticide Manual″, 16th edoition, British Crop Protection Council and the Royal Soc. of Chemistry, 2912及びそこで引用の文献に記載されているか、インターネットで検索することができる(例えば、http://www.alanwood.net/pesticides)。特に、前記マニュアル又はウェブサイトを参照して、そのような群IIの混合相手をさらに特定すべきであり、例えばそれの化学構造、IUPAC名又はそれの農薬活性を提供する。そのような群IIの混合相手についてのさらなる情報も同様に得られるものであり、特には、群IIの混合相手自体が、混合物、例えばエナンチオマーの混合物である場合にはそれの組成である。
例えば、化合物(II−1)「メチオカルブ」についてのデータシート(http://www.alanwood.net/pesticides/methiocarb.html)から、「メチオカルブ」が4−メチルチオ−3,5−キシリルメチルカーバメート(IUPAC)であり、CAS登録番号2032−65−7を有し、殺ダニ及び殺虫活性を有することが明らかになる。
例えば、本記載内で、活性化合物の一般名が用いられる場合、それは各場合で、エステル及び塩、及び異性体、特には光学異性体、特には市販の形態若しくは複数形態などの全ての一般的な誘導体を包含するものである。エステル又は塩が一般名によって言及される場合、それは、各場合で、他のエステル及び塩、遊離酸及び中性化合物、及び異性体、特には光学異性体、特には市販の形態若しくは複数形態などの全ての他の一般的な誘導体を指す。言及される化学化合物名は、一般名によって包含される化合物、非常に多くの場合で好ましい化合物の少なくとも一つを指す。
方法及び使用
本発明は、本発明による活性化合物組み合わせを、動物有害生物(animal pests)若しくは微生物有害生物(microbial pests)及び/又はそれらの生息場所に作用させる、動物有害生物若しくは微生物有害生物の防除方法に関するものでもある。好ましくは、害虫は、昆虫又はクモ形類有害生物又はダニ有害生物である。動物有害生物若しくは微生物有害生物のそのような防除は、好ましくは農業及び林業、並びに材料保護で行う。好ましくは、ヒト若しくは動物身体の外科治療又は治療的処置方法、並びにヒト若しくは動物身体で行われる診断法は、それから除外される。
本発明は、農薬組み合わせ、特には作物保護剤としての本発明による活性化合物組み合わせの使用に関するものでもある。本願の文脈において、「農薬」という用語は各場合で、「作物保護剤」という用語も常に含む。
本発明による活性化合物組み合わせは好ましくは、動物有害生物及び微生物有害生物の防除に好適である。
本発明による活性化合物組み合わせは、動物有害生物、特には昆虫又はクモ形類有害生物又はダニ有害生物の防除に特に好ましく適している。
本発明による活性化合物組み合わせは、微生物有害生物の防除に特に好ましく適している。
本発明による活性化合物組み合わせは、線虫の防除に特に好ましく適している。
好ましくは、ヒト又は動物身体の外科治療若しくは治療的処置並びにヒト若しくは動物身体で行われる診断方法への使用は、そのような使用から除外される。
本発明による活性化合物組み合わせは特に好ましくは、植物強化剤として使用される。
適切な場合、本発明による活性化合物組み合わせは、特定の濃度又は特定の施用量で、除草剤、薬害軽減剤、成長調節剤若しくは植物の特性を改善する作用薬としても使用し得るか、殺微生物剤(microbicide)として、例えば、殺菌剤(fungicide)、抗真菌剤(antimycotic)、殺細菌剤若しくは殺ウイルス剤(これは、ウイロイドに対する作用薬も包含する)としても使用し得るか、又は、MLO(マイコプラズマ様生物)及びRLO(リケッチア様生物)に対する作用薬としても使用し得る。適切な場合には、式(I)の化合物は、別の活性化合物組成物を合成するための中間体又は前駆物質としても使用することができる。
本発明は、本発明による活性化合物組み合わせを増量剤及び/又は界面活性剤と混和することを特徴とする、作物保護剤の製造方法に関するものでもある。
本発明は、柑橘類、仁果類、核果類、熱帯果実類、ナッツ類、ベリー類、野菜、ワタ、ダイズ、ブドウ、チャ、コーヒー、トウモロコシ、イネ及び観賞植物からなる群から選択される植物若しくはそれの部分を処置するための本発明による活性化合物組み合わせの使用に関するものでもある。
本明細書で使用される「a(一つの)」又は「an(一つの)」という用語が、状況に応じて、「一つ(1)」、「一つ(1)以上」又は「少なくとも一つ(1)」を意味することは、当業者には明らかである。概して、その用語は、「一つ(1)以上」又は「少なくとも一つ(1)」の意味を指す。しかしながら、1実施形態において、「一つの(a)」という用語は、専ら、「一つ(1)」を指す。
本発明の文脈において、「有害生物の防除」は、農薬効力として測定される、未処理植物と比較した、有害生物による侵入における低減、好ましくは未処理植物(100%)と比較して25〜50%の低減、より好ましくは、未処理植物(100%)と比較して40〜79%の低減を意味し、さらにより好ましくは、有害生物による感染が完全に抑制される(70〜100%低減)。防除は、治癒的、即ち、既に感染した植物の処置のためであることができるか、予防的、即ちまだ感染していない植物の予防のためであることができる。
本発明の文脈において、「微生物有害生物の防除」は、殺真菌効力として測定される、未処理植物と比較した、有害微生物による侵入における低減、好ましくは未処理植物(100%)と比較して25〜50%の低減、より好ましくは、未処理植物(100%)と比較して40〜79%の低減を意味し、さらにより好ましくは、有害微生物による感染が完全に抑制される(70〜100%低減)。防除は、治癒的、即ち、既に感染した植物の処置のためであることができるか、予防的、即ちまだ感染していない植物の予防のためであることができる。
ダニ類(Mites)は、クモ形網のダニ亜網(ダニ類(Acarina)とも称される)に属する節足動物である。バナナ類及びプランテイン類は、バショウ科におけるバショウ属に属する。
柑橘類は、一般名であり、ミカン科(Rutaceae)における顕花植物の属(ミカン属)である。柑橘類には、オレンジ(C. sinensis)、レモン(C. limon)、グレープフルーツ(C. paradisi)、及びライム(各種、ほとんどC. aurantifolia、キーライム)などがある。
仁果は、ミカン科のマリナエ亜族の顕花植物によって産される果実、及びこれらの果実を産する植物の一般用語である。仁果は、副組織によって囲まれた1以上の心皮からなる副果である。仁果に分類される果実を産する植物の例には、リンゴ、ビワ、ナシ、ピラカンサ、及びマルメロがある。
本明細書で使用される「野菜」とは、ブロッコリー、カリフラワー、アーティチョーク及びケイパー等の花芽野菜、ケール、ホウレンソウ(Spinacia oleracea)、ルッコラ(Eruca sativa)及びレタス(Lactuca sativa)等の葉菜、コールラビ等の茎菜、アスパラガス、タケノコ、ジャガイモ(Solanum tuberosum L)及びサツマイモ(Ipomoea batatas)等の茎芽菜、ニンジン(Daucus carota)、パースニップ(Pastinaca sativa)、ビーツ(Beta vulgaris)及びラディッシュ(Raphanus sativus)等の根菜、アリウム属(Allium)のタマネギ、ニンニク及びエシャレット等の球根野菜、トマト(Solanum lycopersicum)、キュウリ(Cucumis sativus)、ズッキーニ、ペポカボチャ(Cucurbita pepo)属種のカボチャ(squash)及びカボチャ(pumpkin)、コショウ(ナス科(Solanaceae)に属するもの)、ナス、マメ(Phaseolus vulgaris)及びエンドウマメ(Pisum sativum)からなる群から選択される食用植物又はそれらの部分を意味する。
核果は、サクラ属の全ての種である。核果として分類される果実を産する植物の例には、例えば、ラッカセイ類、ネクタリン類、プラム類、アプリコット類、及びチェリー類がある。亜熱帯及び熱帯果実は、亜熱帯若しくは熱帯の地理的及び気候的地域を原産とする植物によって産される果実である。亜熱帯及び熱帯果実に分類される果実を産する植物の例には、例えばアボカド、バナナ、チェリモヤ、ナツメヤシ実、ドラゴンフルーツ、ドリアン、イチジク、グアバ、ジャックフルーツ、キーウィ、レイチ、マンゴー、マンゴスチン、パッションフルーツ、パパイヤ、パイナップル、カキ、ザクロ、ランブタン及びスターフルーツがある。ナッツは、硬壁の食用核種を指しており、例えばアーモンド、ブラジル・ナッツ、カシュー、ヘーゼルナッツ、マカデミア、ピーナッツ、ピーカン、松の実、ピスタチオ及びクルミである。
ベリーは、通常は果汁を多く含み、丸形で、明るい色の、甘い若しくは酸味のある小型の食用果実であり、硬い種や核を持たないが、種子が存在しても良く、例えばブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、スグリの実、エルダーベリー、グーズベリー、ブドウ、ラズベリー、イチゴがある。
観賞植物は、庭及び配景における装飾目的で、観葉植物として、切り花及び見本展示のために育てられている植物であり、例えばバラ類、キク類、チューリップ類などである。
個々の実施形態は、群(II)の化合物が(a)殺虫剤群(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)からなる群から選択される、本発明による活性化合物組み合わせを指す。
別の個別の実施形態は、群(II)の化合物が(b)式(IIa)又は(IIb)の化合物からなる群から選択される、本発明による活性化合物組み合わせを指す。
別の個別の実施形態は、群(II)の化合物が(c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)からなる群から選択される、本発明による活性化合物組み合わせを指す。
式(I)の化合物は、キラルスルホキシド基を有することから、(+)又は(−)比旋光度を有する二つのエナンチオマーを形成する。
Figure 2020537662
式(I)の化合物の二つのエナンチオマーについて、理解すべき点として、(+)エナンチオマーは(R)−エナンチオマーであり、(S)−エナンチオマーは(−)エナンチオマーである。即ち、式(I−A)の化合物も(R)−エナンチオマーと指定されるべきであり、式(I−B)の化合物も(S)−エナンチオマーと指定されるべきである。
アキラル原料からの合成では、二つのエナンチオマーが等量で形成されることから、ラセミ体が存在する。ラセミ体を個々のエナンチオマーに分離することは、文献から公知である(WO2013/092350参照)。
従って、本発明は、式(I)の化合物のラセミ体又は(+)若しくは(−)エナンチオマー及び少なくとも一つの群(II)の活性化合物を含む活性化合物組み合わせを提供する。好ましくは、式(I)の化合物及びそれの塩の光学活性な立体異性体型を、本発明に従って用い、特に好ましくはそれの(+)エナンチオマーを用いる。
ある個別の実施形態は、式(I)の化合物のE−異性体のラセミ体又は(+)若しくは(−)エナンチオマー及び少なくとも一つの群(II)の活性化合物を含む活性化合物組み合わせを指すものである。好ましくは、式(I)の化合物及びそれの塩の光学活性な立体異性体型を、本発明に従って用い、特に好ましくはそれの(+)エナンチオマーを用いる。
別の個別の実施形態は、式(I)の化合物のZ−異性体のラセミ体又は(+)若しくは(−)エナンチオマー及び少なくとも一つの群(II)の活性化合物を含む活性化合物組み合わせを指すものである。好ましくは、式(I)の化合物及びそれの塩の光学活性な立体異性体型を、本発明に従って用い、特に好ましくはそれの(+)エナンチオマーを用いる。
別の個別の実施形態は、式(I)の化合物がそれのラセミ体の形態で存在する、本発明による活性化合物組み合わせである。
別の個別の実施形態は、式(I)の化合物のE−異性体がそれのラセミ体の形態で存在する、本発明による活性化合物組み合わせである。
別の個別の実施形態は、式(I)の化合物のZ−異性体がそれのラセミ体の形態で存在する、本発明による活性化合物組み合わせである。
別の個別の実施形態は、式(I)の化合物が、それの(+)エナンチオマーの形態で存在するか、それの(+)エナンチオマー及びそれの(−)エナンチオマーの混合物の形態で存在し、好ましくは少なくとも60:40及びさらに好ましくは少なくとも70:30、75:25、80:20、85:15及び90:10の(+):(−)エナンチオマーの混合比で(+)エナンチオマー豊富である、本発明による活性化合物組み合わせである。
別の個別の実施形態は、式(I)の化合物のE−異性体が、それの(+)エナンチオマーの形態で存在するか、それの(+)エナンチオマー及びそれの(−)エナンチオマーの混合物の形態で存在し、好ましくは少なくとも60:40及びさらに好ましくは少なくとも70:30、75:25、80:20、85:15及び90:10の(+):(−)エナンチオマーの混合比で(+)エナンチオマー豊富である、本発明による活性化合物組み合わせである。
別の個別の実施形態は、式(I)の化合物のZ−異性体が、それの(+)エナンチオマーの形態で存在するか、それの(+)エナンチオマー及びそれの(−)エナンチオマーの混合物の形態で存在し、好ましくは少なくとも60:40及びさらに好ましくは少なくとも70:30、75:25、80:20、85:15及び90:10の(+):(−)エナンチオマーの混合比で(+)エナンチオマー豊富である、本発明による活性化合物組み合わせである。
式(I)の化合物が、それの(−)エナンチオマーの形態で存在するか、それの(−)エナンチオマー及びそれの(+)エナンチオマーの混合物の形態で存在し、好ましくは少なくとも60:40及びさらに好ましくは少なくとも70:30、75:25、80:20、85:15及び90:10の(−):(+)エナンチオマーの混合比で(−)エナンチオマー豊富である、活性化合物組み合わせも挙げられる。
式(I)の化合物のE−異性体が、それの(−)エナンチオマーの形態で存在するか、それの(−)エナンチオマー及びそれの(+)エナンチオマーの混合物の形態で存在し、好ましくは少なくとも60:40及びさらに好ましくは少なくとも70:30、75:25、80:20、85:15及び90:10の(−):(+)エナンチオマーの混合比で(−)エナンチオマー豊富である、活性化合物組み合わせも挙げられる。
式(I)の化合物のZ−異性体が、それの(−)エナンチオマーの形態で存在するか、それの(−)エナンチオマー及びそれの(+)エナンチオマーの混合物の形態で存在し、好ましくは少なくとも60:40及びさらに好ましくは少なくとも70:30、75:25、80:20、85:15及び90:10の(−):(+)エナンチオマーの混合比で(−)エナンチオマー豊富である、活性化合物組み合わせも挙げられる。
以下において、より好ましい群(II)の化合物について説明する。
(a)殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)からのより好ましい混合相手医は、次のものである。
殺虫剤群(1)アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害薬から、例えば、カーバメート類、
(II−1)メチオカルブ、(II−2)ベンフラカルブ、(II−3)カルバリル、(II−4)カルボフラン、(II−5)カルボスルファン、(II−6)メソミル、(II−7)オキサミル、(II−8)チオジカルブ、(II−9)アルジカルブ、
及び有機リン酸エステル類、
(II−10)アセフェート、(II−11)クロルピリホス、(II−12)ジメトエート、(II−13)エトプロホス、(II−14)フェナミホス、(II−15)ホレート、(II−16)プロフェノホス。
殺虫剤群(12)ミトコンドリアATP合成酵素の阻害剤、例えばATPディスラプターから、
(II−17)ジアフェンチウロン。
殺虫剤群(20)ミトコンドリア複合体III電子伝達阻害薬から、
(II−18)アセキノシル。
殺虫剤群(21)ミトコンドリア複合体I電子伝達阻害薬から、例えば、METI殺ダニ剤の群から、
(II−19)フェナザキン、(II−20)フェンピロキシメート、(II−21)ピリダベン、(II−22)テブフェンピラド、(II−23)トルフェンピラド。
殺虫剤群(30)さらなる活性化合物から、下記のものから選択されるもの、
(II−24)フルオピラム、(II−25)フルアザインドリジン、(II−26)フルエンスルホン、(II−27)チオキサザフェン、(II−28)ビフェナゼート、(II−29)アフィドピロペン、(II−30)ピリフルキナゾン。
(II−31)総量15〜18%、好ましくは16.75%(重量基準)のテルペン類で、3種類のテルペン類α−テルピネン、p−シメン及びリモネンを含む製剤。
殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)からの特別に好ましい混合相手は、次の通りである。
(II−1)メチオカルブ、(II−17)ジアフェンチウロン、(II−18)アセキノシル、(II−19)フェナザキン、(II−20)フェンピロキシメート、(II−21)ピリダベン、(II−22)テブフェンピラド、(II−24)フルオピラム、(II−25)フルアザインドリジン、(II−26)フルエンスルホン、(II−27)チオキサザフェン、(II−28)ビフェナゼート及び(II−31)総量15〜18%、好ましくは16.75%(重量基準)のテルペン類で、3種類のテルペン類α−テルピネン、p−シメン及びリモネンを含む製剤。
一つの好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び好ましいとして上記で定義の殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)からの混合相手から選択される群(II)の化合物を含む組み合わせである。
一つの好ましい実施形態は、式(I)の化合物及びより好ましいとして上記で定義の殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)からの混合相手から選択される群(II)の化合物を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び特別に好ましいとして上記で定義の殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)からの混合相手から選択される群(II)の化合物を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−1)メチオカルブを含む組み合わせである。.
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−17)ジアフェンチウロンを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−18)アセキノシルを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−19)フェナザキンを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−20)フェンピロキシメートを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−21)ピリダベンを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−22)テブフェンピラドを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−24)フルオピラムを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−25)フルアザインドリジンを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−26)フルエンスルホンを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−27)チオキサザフェンを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−28)ビフェナゼートを含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(II−31)総量15〜18%、好ましくは16.75%(重量基準)のテルペン類で、3種類のテルペン類α−テルピネン、p−シメン及びリモネンを含む製剤を含む組み合わせである。
(b)(b)式(IIa)又は(IIb)の化合物からなる群からのより好ましい混合相手は、
式(IIa)の化合物、式(IIb)の化合物である。
式(IIa)又は(IIb)の化合物からなる群からの特別に好ましい混合相手は、
式(IIa)の化合物、式(IIb)の化合物である。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び式(IIa)の化合物を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び式(IIb)の化合物を含む組み合わせである。
(c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)からのより好ましい混合相手は、下記のものである。
(1.60)バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)
(1.24)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)
(1.34)バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(好ましいものである株CNCMI−1582などがあるが、これに限定されるものではなく、例えばBioNeem又はVotivoと称される製品)
(1.49)バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)
(1.58)バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)
(1.66)クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)
(1.81)パステウリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)
(1.110)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)
(1.114)ストレプトミセス・ミクロフラブス(Streptomyces microflavus)株AQ6121
(1.114)ストレプトミセス・ミクロフラブス(Streptomyces microflavus)株M(=AQ6121.002)
(2.9)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)
(2.54)メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(好ましいものである株F52(DSM3884/ATCC90448)などがあるが、これに限定されるものではない)
(2.56)メトスクニコビア・フルクチコラ(Metschnikovia fructicola)
(2.64)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)
(2.72)パエシロミセス・フモソレウス(Paecilomyces fumosoreus)
(2.73)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)(好ましいものである株251(AGAL89/030550)などがあるが、これに限定されるものではなく、例えばBioAct(登録商標)と称される製品)
(7.1)チモール
(7.2)アザジラクチン(例えばニーム樹オイル)
(7.24)チェノポジウム・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides)の天然抽出物又は模擬混合物(3種類のテルペン類、即ちα−テルピネン、p−シメン及びリモネンの混合物を含むRequiem(登録商標)と称される製品)。
生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)からの特別に好ましい混合相手は、次の通りである。
(1.34)バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(好ましいものである株CNCMI−1582などがあるが、これに限定されるものではなく、例えばBioNeem又はVotivoと称される製品)
(2.54)メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(好ましいものである株F52(DSM3884/ATCC90448)などがあるが、これに限定されるものではない)
(2.73)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)(好ましいものである株251(AGAL89/030550)などがあるが、これに限定されるものではなく、例えばBioAct(登録商標)と称される製品)
(7.24)チェノポジウム・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides)の天然抽出物又は模擬混合物(3種類のテルペン類、即ちα−テルピネン、p−シメン及びリモネンの混合物を含むRequiem(登録商標)と称される製品)。
一つの好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び好ましいものと上記で定義の生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)からの混合相手から選択される群(II)の化合物を含む組み合わせである。
一つの好ましい実施形態は、式(I)の化合物及びより好ましいものと上記で定義の生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)からの混合相手から選択される群(II)の化合物を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び特別に好ましいものと上記で定義の生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)からの混合相手から選択される群(II)の化合物を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(1.34)バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(好ましいものである株CNCMI−1582などがあるが、これに限定されるものではなく、例えばBioNeem又はVotivoと称される製品)を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(2.54)メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(好ましいものである株F52(DSM3884/ATCC90448)などがあるが、これに限定されるものではない)を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(2.73)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)(好ましいものである株251(AGAL89/030550)などがあるが、これに限定されるものではなく、例えばBioAct(登録商標)と称される製品)を含む組み合わせである。
別の好ましい実施形態は、式(I)の化合物及び(7.24)チェノポジウム・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides)の天然抽出物又は模擬混合物(3種類のテルペン類、即ちα−テルピネン、p−シメン及びリモネンの混合物を含むRequiem(登録商標)と称される製品)を含む組み合わせである。
混合比
相乗効果は、本発明による活性化合物組み合わせ中の活性化合物が一定の重量比で存在する場合に特に顕著である。しかしながら、活性化合物組み合わせ中での活性化合物の重量比は、比較的広い範囲内で変動させることができる。概して、本発明による組み合わせは、活性化合物(I)及び(a)殺虫剤群(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)及び(b)式(IIa)若しくは(IIb)の化合物から選択される群(II)の活性化合物を、下記の好ましい、より好ましい、及び特に好ましい混合比で含む。
好ましい混合比:125:1〜1:125、例えば100:1〜1:100又は75:1〜1:75。
より好ましい混合比:50:1〜1:50、例えば50:1〜1:15又は1:15〜50:1又はさらには20:1〜1:20又は20:1〜1:15又は15:1〜1:20又は15:1〜1:15又は10:1〜1:10又は5:1〜1:5である。
式(I)の化合物及び群(II)の化合物のいくつかの具体的な組み合わせについての特に好ましい混合比を表1に提供している。従って、指定の混合比のそれぞれでの式(I)の化合物及び群(II)の指定の混合相手の各個々の活性化合物組み合わせが、本発明の好ましい実施形態である。
表1:
Figure 2020537662
混合比は、重量比に基づいたものである。その比は、式(I)の活性化合物:群(II)の活性化合物を意味するものと理解されるべきである。
混合比BCA
本発明による混合物又は組成物の上記で定義の式(I)の化合物及び生物防除剤(群II(c))を、これら二つの必須成分間での特定比率で組み合わせることができる。生物防除剤は通常、生物防除剤を含む溶液若しくは粉末若しくは懸濁液などのキャリアの形態で(例えば、生存胞子又は分生子又は抽出物の形態で)提供される。一つの好ましい実施形態において、通常キャリア中/上で提供される本発明による混合物又は組成物虫の式(I)の化合物1g当たりの生存胞子又は分生子の量は、少なくとも10生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、例えば10〜1014生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、より好ましくは少なくとも10生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、例えば10〜5×1013生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、又はさらにより好ましくは少なくとも10生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、例えば10〜1013生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物である。
胞子又は分生子の「生存能力」という用語は、胞子又は分生子が、標準的な条件で、栄養素、水、光及び/又はさらなる支援、例えば増殖培地の十分な供給下に発芽する能力を指す。胞子及び分生子の生存能力は、当業者により、例えば試験される生物種に適した増殖培地上で胞子/分生子によって形成されたコロニーをカウントすることによって容易に確認することができる。さらに、当業界において、多くのアッセイが、胞子及び/又は分生子の生存能力を求めるのに用いることができる。例えばChen et al (Can. J. Plant Pathol., 24; 230−232 (2002); Paul et al (Biotech. And Bioengeneering, 42; 11−23 (1993); Panahiam et al (International Research Journal of Applied and Basic Science, 3(2); 292−298 (2012)又はLaflamme et al (J. of applied Microbiol. 96; 684−692 (2004))。
生物防除剤が天然抽出物又は模擬混合物である一つの好ましい実施形態において、その比は、抽出物又は模擬混合物中の生物活性剤の量を考慮して測定される。従って、抽出物又は模擬混合物の比率は、有効成分の量に基づくものであり、全抽出物又は混合物の量に基づくものではない。例えば、16.75%(重量%)有効成分、例えばテルペン類を含む天然抽出物又は模擬混合物の形態での1:1重量比の式(I)による化合物及び生物防除剤(II)は、例えば式(I)による化合物1g及び16.75%有効成分(生物防除剤(II))を含む天然抽出物又は模擬混合物5.97g(即ち有効成分(生物防除剤(II))1g)を含むことで、式(I)の化合物及び有効成分(生物防除剤(II))を考慮して1:1混合物となる混合物又は組成物を指す。
従って、一つの好ましい実施形態において、式(I)の化合物及び例えばチェノポジウム・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides)の天然抽出物又は模擬混合物の混合物における混合比は、1500:1〜1:2000であり、例えば1:1〜1:2000又は1:1〜1:2000又は1:1〜1:1500又は1:10〜1:1500又は1:1〜1:250又は1:5〜1:100又は1:10〜1:25である。チェノポジウム・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides)の一つの天然抽出物又は模擬混合物は、Requiemとして知られる。Requiemにおける有効成分濃度は、16.75%(重量)テルペン類、即ちα−テルピネン、p−シメン及びリモネンの混合物である。上記で説明したように、Requiemの式(I)の化合物及び有効成分の重量比は、天然抽出物又は模擬混合物中の前記有効成分の濃度を用いることで計算することができる。当業者には、例えばテルペン類の濃度を計算する方法は明らかである。分析方法は、例えばGoren et al (0939D5075/2003/0900D0687 Verlag der Zeitschrift fur Naturforschung, Tubingen, (2003), http://www.znaturforsch.com); Kimball et al (J. of Chrom. Science, 42; 245−249 (2004), Davidowski, Perkin Elmer for the Better, http://www.perkinelmer.com/Content/applicationnotes/app_limoneneincitrusrindsbygcms.pdfから公知である。
別の好ましい実施形態において、式(I)の化合物及び真菌の混合物又は組成物(例えば、生存分生子及び/又は胞子を含む溶液若しくは固体形態(例えば、粉末)で提供される)における混合比は、10〜1014生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、好ましくは10〜1013生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、より好ましくは10〜1013生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは1010及び1012生存胞子又は分生子/g式(I)の化合物である。
例えば、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)の生存分生子(例えば、Met52、例えば濃度5×10生存分生子/g固体型キャリア)/式(I)の化合物1g)の比率は、好ましくは10〜1013生存分生子/g式(I)の化合物、より好ましくは10〜1013生存分生子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは1010〜1012生存分生子/g式(I)の化合物、例えば3×1010〜7×1011生存分生子/g式(I)の化合物である。
例えば、パエシロミセス・フモソレウス(Paecilomyces fumosoreus)の生存胞子(例えば、PreFeRal、例えば濃度2×10生存胞子/g溶液)/g式(I)の化合物)の比率は、好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、より好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは1010〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、例えば1011〜3×1012生存胞子/g式(I)の化合物である。
例えば、ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)の生存胞子(例えば、Naturalis−L、例えば濃度2.3×10生存胞子/mL溶液)/g式(I)の化合物)の比率は、好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、より好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは5×10〜1012生存胞子/g式(I)の化合物、例えば5×10〜5×1011生存胞子/g式(I)の化合物である。
例えば、パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)の生存胞子(例えばパエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)株251(BioAct)、例えば濃度1010生存胞子/gキャリア)/g式(I)の化合物)の比率は、好ましくは10〜1014生存胞子/g式(I)の化合物、より好ましくは1010〜1014生存胞子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは5×1011〜5×1013生存胞子/g式(I)の化合物、例えば1012〜5×1013生存胞子/g式(I)の化合物である。
別の好ましい実施形態において、式(I)の化合物及び細菌の混合物又は組成物(例えば、生存胞子含有溶液又は固体(例えば粉末)の形態で提供される)の混合比率は、10〜1014生存胞子/g式(I)の化合物、好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、より好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは1010〜1012生存胞子/g式(I)の化合物である。
例えば、バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)の生存胞子(例えば、バチルス・ツリンギエンシス亜属種アイザワイ(B. thuringiensis subsp. aizawai)ABTS−1857(XenTari)、例えば濃度1.5×10生存胞子/gキャリア)/g式(I)の化合物の比率は、好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、より好ましくは10〜1011生存胞子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは10〜1011生存胞子/g式(I)の化合物、例えば10〜5×1010生存胞子/g式(I)の化合物である。
例えば、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)の生存胞子(株CNCM I−1582など(それに限定されるものではない)、例えば濃度1.5×10生存胞子/gキャリア)/g式(I)の化合物の比率は、好ましくは10〜1013生存胞子/g式(I)の化合物、より好ましくは10〜1011生存胞子/g式(I)の化合物、さらにより好ましくは10〜1011生存胞子/g式(I)の化合物、例えば10〜5×1010生存胞子/g式(I)の化合物である。
式(I)の化合物及び群(II(c))の混合相手のいくつかの具体的な組み合わせについてのいくつかの特に好ましい混合比を表2に提供しており、この場合、群(II(c))の混合相手は、上記の濃度/キャリア又は溶液で用いられる。従って、指定の混合比のそれぞれでの式(I)の化合物及び群(II(c))の指定の混合相手の各個々の活性化合物組み合わせが、本発明の好ましい実施形態である。
表2:
Figure 2020537662
別の混合相手
さらに、本発明による活性化合物組み合わせ、特には表1及び表2に挙げた活性化合物組み合わせは、殺菌剤、殺虫剤又は生物農薬から選択される1以上のさらなる活性物質、即ち、少なくとも一つのさらなる殺菌活性添加剤又は殺虫活性添加剤を含むことができる。好ましくは、そのようなさらなる活性添加剤は、下記で挙げた群(1)〜(30)から選択される。ここで一般名で識別される活性化合物は公知であり、例えば農薬ハンドブック(″The Pesticide Manual″ 16th Ed., British Crop Protection Council 2012)に記載されているか、インターネットで見出すことができる(例えば、http://www.alanwood.net/pesticides)。分類は、本特許出願の出願時点での現行のIRAC作用機序分類スキーム(IRAC Mode of Action Classification Scheme)に基づくものである。
(1)アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害薬、好ましくは、アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカーブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、XMC、及び、キシリルカルブから選択されるカーバメート系;又は、アセフェート、アザメチホス、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス−メチル、クマホス、シアノホス、ジメトン−S−メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ダイスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イミシアホス、イソフェンホス、O−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチル酸イソプロピル、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシジメトン−メチル、パラチオン−メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス−メチル、プロフェノホス、プロペタムホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、及び、バミドチオンから選択される有機リン酸エステル系;
(2)GABA依存性塩化物チャンネル遮断剤、好ましくは、クロルダン、及び、エンドスルファンから選択されるシクロジエン有機塩素系;又は、フェニルピラゾール系(フィプロール系)、例えば、エチプロール、及び、フィプロニル;
(3)ナトリウムチャンネル調節剤、好ましくは、アクリナトリン、アレスリン、d−シス−トランスアレスリン、d−トランスアレスリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリンs−シクロペンテニル異性体、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ−シフルトリン、シハロトリン、ラムダ−シハロトリン、ガンマ−シハロトリン、シペルメトリン、アルファ−シペルメトリン、ベータ−シペルメトリン、シータ−シペルメトリン、ゼータ−シペルメトリン、シフェノトリン[(1R)−トランス異性体]、デルタメトリン、エムペントリン[(EZ)−(1R)−異性体]、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、タウ−フルバリネート、ハルフェンプロックス、イミプロトリン、カデトリン、モンフルオロトリン、ペルメトリン、フェノトリン[(1R)−トランス異性体]、プラレトリン、ピレトリン類(除虫菊(pyrethrum))、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン[(1R)異性体]、トラロメトリン、及び、トランスフルトリン;又は、DDT;又は、メトキシクロルから選択されるピレスロイド系;
(4)ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)競争的調節剤、好ましくは、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、及び、チアメトキサム;又は、ニコチン;又は、スルホキサフロル若しくはフルピラジフロンから選択されるネオニコチノイド系;
(5)ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)アロステリック調節剤、好ましくは、スピネトラム、及び、スピノサドから選択されるスピノシン系;
(6)グルタミン酸依存性塩化物チャンネル(GluCl)アロステリック調節剤、好ましくは、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチン、及び、ミルベメクチンから選択されるアベルメクチン系/ミルベマイシン系;
(7)幼若ホルモン模倣物質、好ましくは、ハイドロプレン、キノプレン、及び、メトプレン;又は、フェノキシカルブ;又は、ピリプロキシフェンから選択される幼若ホルモン類似体;
(8)種々の非特異的(多部位)阻害剤、好ましくは、臭化メチル、及び、別のハロゲン化アルキル、又は、クロロピクリン又はフッ化スルフリル又はホウ砂又は、吐酒石又はダゾメット(diazomet)及びメタムから選択されるメチルイソシアネート発生剤から選択されるハロゲン化アルキル;
(9)ピメトロジン及びピリフルキナゾンから選択される弦音器官TRPVチャンネル調節剤;
(10)クロフェンテジン、ヘキシチアゾクス、ジフロビダジン及びエトキサゾールから選択されるダニ成長阻害薬;
(11)バシルス・ツリンギエンシス・亜種・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subspecies israelensis)、バシルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・アイザワイ(Bacillus thuringiensis subspecies aizawai)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・クルスタキ(Bacillus thuringiensis subspecies kurstaki)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subspecies tenebrionis)、及び、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1Fa、Cry1A.105、Cry2Ab、Vip3A、mCry3A、Cry3Ab、Cry3Bb及びCry34/35Ab1から選択されるB.t.植物タンパク質から選択される昆虫腸管膜の微生物ディスラプター;
(12)ミトコンドリアATP合成酵素の阻害剤、好ましくは、ジアフェンチウロン、又は、アゾシクロチン、シヘキサチン及び酸化フェンブタスズ、又はプロパルギット又はテトラジホンから選択される有機スズ化合物から選択されるATPディスラプター;
(13)クロルフェナピル、DNOC及びスルフルラミドから選択されるプロトン勾配の乱れを介して酸化的リン酸化の脱共役剤;
(14)ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシラム及びチオスルタップ−ナトリウムから選択されるニコチン性アセチルコリン受容体チャンネル遮断薬;
(15)ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロン、及び、トリフルムロンから選択されるキチン生合成の阻害薬(タイプ0);
(16)ブプロフェジンから選択されるキチン生合成の阻害薬(タイプ1);
(17)シロマジンから選択される脱皮撹乱物質(特に、双翅目、即ち双翅類に関する);
(18)クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド及びテブフェノジドから選択されるエクジソン受容体作動薬;
(19)アミトラズから選択されるオクトパミン受容体作動薬;
(20)ヒドラメチルノン、アセキノシル及びフルアクリピリムから選択されるミトコンドリア複合体III電子伝達阻害薬;
(21)ミトコンドリア複合体I電子伝達阻害薬、好ましくは、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、及び、トルフェンピラド;又は、ロテノン(Derris)から選択されるMETI殺ダニ剤;
(22)インドキサカルブ及びメタフルミゾンから選択される電位依存性ナトリウムチャンネル遮断薬;
(23)アセチルCoAカルボキシラーゼの阻害薬、好ましくはスピロジクロフェン、スピロメシフェン及びスピロテトラマトから選択されるテトロン酸誘導体及びテトラミン酸誘導体;
(24)ミトコンドリア複合体IV電子伝達阻害薬、好ましくは、リン化アルミニウム、リン化カルシウム、ホスフィン及びリン化亜鉛から選択されるホスフィン類、又はシアン化カルシウム、シアン化カリウム及びシアン化ナトリウムから選択されるシアン化物;
(25)ミトコンドリア複合体II電子伝達阻害薬、好ましくは、シエノピラフェン及びシフルメトフェン及びピフルブミドから選択されるカルボキシアニリド類から選択されるβ−ケトニトリル誘導体;
(28)リアノジン受容体調節剤、好ましくは、クロラントラニリプロール、シアントラニルプロール及びフルベンジアミドから選択されるジアミド類;
(29)フロニカミドから選択される弦音器官調節剤(未定義の標的部位);
(30)アフィドピロペン、アフォキソレイナー、アザジラクチン、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ブロフラニリド、ブロモプロピレート、キノメチオナート、クロロプラレスリン(chloroprallethrin)、氷晶石(Cryolite)、シクラニリプロール、シクロキサプリド、シハロジアミド(Cyhalodiamide)、ジクロロメゾチアズ、ジコホル、ε−メトフルトリン、ε−モムフルトリン(Momfluthrin)、フロメトキン、フルアザインドリジン、フルエンスルホン、フルフェネリム、フルフェノキシストロビン、フルフィプロール、フルヘキサホン(Fluhexafon)、フルオピラム、フルララネル、フルキサメタミド、フフェノジド(Fufenozide)、グアジピル、ヘプタフルトリン、イミダクロチズ、イプロジオン、κ−ビフェントリン、κ−テフルトリン、ロチラネル、メペルフルトリン、パイコングディング(Paichongding)、ピリダリル、ピリフルキナゾン、ピリミノストロビン、スピロブジクロフェン、テトラメチルフルトリン、テトラニリプロール、テトラクロルアントラニリプロール(Tetrachlorantraniliprole)、チゴラネル(Tigolaner)、チオキサザフェン、チオフルオキシメート(Thiofluoximate)、トリフルメゾピリム(Triflumezopyrim)およびヨードメタン;バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)に基づくさらなる調製物(I−1582, BioNeem, Votivo)、および以下の化合物:1−{2−フルオロ−4−メチル−5−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルフィニル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−アミン(WO2006/043635から公知)(CAS885026−50−6)、{1′−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]−5−フルオロスピロ[インドール−3,4′−ピペリジン]−1(2H)−イル}(2−クロロピリジン−4−イル)メタノン(WO2003/106457から公知)(CAS637360−23−7)、2−クロロ−N−[2−{1−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]ピペリジン−4−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イソニコチンアミド(WO2006/003494から公知)(CAS872999−66−1)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−2−オン(WO2010052161から公知)(CAS1225292−17−0)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルエチルカーボネート(EP2647626から公知)(CAS1440516−42−6)、4−(ブタ−2−イン−1−イルオキシ)−6−(3,5−ジメチルピペリジン−1−イル)−5−フルオロピリミジン(WO2004/099160から公知)(CAS792914−58−0)、PF1364(JP2010/018586から公知)(CAS1204776−60−2)、N−[(2E)−1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]ピリジン−2(1H)−イリデン]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(WO2012/029672から公知)(CAS1363400−41−2)、(3E)−3−[1−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−2−ピリジリデン]−1,1,1−トリフルオロ−プロパン−2−オン(WO2013/144213から公知)(CAS1461743−15−6)、N−[3−(ベンジルカルバモイル)−4−クロロフェニル]−1−メチル−3−(ペンタフルオロエチル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2010/051926から公知)(CAS1226889−14−0)、5−ブロモ−4−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−(メチルカルバモイル)フェニル]−2−(3−クロロ−2−ピリジル)ピラゾール−3−カルボキサミド(CN103232431から公知)(CAS1449220−44−3)、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミド、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(トランス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミド及び4−[(5S)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)ベンズアミド(WO2013/050317A1から公知)(CAS1332628−83−7)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド、(+)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド及び(−)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド(WO2013/162715A2、WO2013/162716A2、US2014/0213448A1から公知)(CAS1477923−37−7)、5−[[(2E)−3−クロロ−2−プロペン−1−イル]アミノ]−1−[2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4−[(トリフルオロメチル)スルフィニル]−1H−ピラゾール−3−カルボニトリル(CN101337937Aから公知)(CAS1105672−77−2)、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)チオキソメチル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド、(Liudaibenjiaxuanan、CN103109816Aから公知)(CAS1232543−85−9);N−[4−クロロ−2−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(フルオロメトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2012/034403A1から公知)(CAS1268277−22−0)、N−[2−(5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−4−クロロ−6−メチルフェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2011/085575A1から公知)(CAS1233882−22−8)、4−[3−[2,6−ジクロロ−4−[(3,3−ジクロロ−2−プロペン−1−イル)オキシ]フェノキシ]プロポキシ]−2−メトキシ−6−(トリフルオロメチル)−ピリミジン(CN101337940Aから公知)(CAS1108184−52−6);(2E)−及び2(Z)−2−[2−(4−シアノフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン]−N−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−ヒドラジンカルボキサミド(CN101715774Aから公知)(CAS1232543−85−9);3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチル−4−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)フェニル−シクロプロパンカルボン酸エステル(CN103524422Aから公知)(CAS1542271−46−4);(4aS)−7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−[(トリフルオロメチル)チオ]フェニル]アミノ]カルボニル]−インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルエステル(CN102391261Aから公知)(CAS1370358−69−2);6−デオキシ−3−O−エチル−2,4−ジ−O−メチル−、1−[N−[4−[1−[4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル]カーバメート]−α−L−マンノピラノース(US2014/0275503A1から公知)(CAS1181213−14−8);8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS1253850−56−4)、(8−アンチ)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS933798−27−7)、(8−シン)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(WO2007040280A1、WO2007040282A1から公知)(CAS934001−66−8)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ]−プロパンアミド(WO2015/058021A1、WO2015/058028A1から公知)(CAS1477919−27−9)及びN−[4−(アミノチオキソメチル)−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(CN103265527Aから公知)(CAS1452877−50−7)、5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ]−ピリミジン(WO2013/115391A1から公知)(CAS1449021−97−9)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−2−オン(WO2010/066780A1、WO2011/151146A1から公知)(CAS1229023−34−0)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン(WO2014/187846A1から公知)(CAS1638765−58−8)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イル−炭酸エチルエステル(WO2010/066780A1、WO2011151146A1から公知)(CAS1229023−00−0)、N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(DE3639877A1、WO2012029672A1から公知)(CAS1363400−41−2)、[N(E)]−N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド、(WO2016005276A1から公知)(CAS1689566−03−7)、[N(Z)]−N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド、(CAS1702305−40−5)、3−エンド−3−[2−プロポキシ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−9−[[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]オキシ]−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナン(WO2011/10
5506A1、WO2016/133011A1から公知)(CAS1332838−17−1)から選択される、さらなる活性化合物。
活性化合物組み合わせは好ましくは、農薬として用いることができる。それらは、通常は感受性及び抵抗性の生物種に対して、そして発達の全ての段階若しくは一部の段階に対して活性である。上記有害生物には、次のものなどがある。
節足動物門の害虫、特に、クモ綱(Arachnida)の、例えば、アカルス属種(Acarus spp.)、例えば、アカルス・シロ(Acarus siro)、アケリア・クコ(Aceria kuko)、アケリア・シェルドニ(Aceria sheldoni)、アクロプス属種(Aculops spp.)、アクルス属種(Aculus spp.)、例えば、アクルス・フォクケウイ(Aculus fockeui)、アクルス・シュレクテンダリ(Aculus schlechtendali)、アンブリオンマ属種(Amblyomma spp.)、アムフィテトラニクス・ビエネンシス(Amphitetranychus viennensis)、アルガス属種(Argas spp.)、ボオフィルス属種(Boophilus spp.)、ブレビパルプス属種(Brevipalpus spp.)、例えば、ブレビパルプス・ホエニシス(Brevipalpus phoenicis)、ブリオビア・グラミヌム(Bryobia graminum)、ブリオビア・プラエチオサ(Bryobia praetiosa)、セントルロイデス属種(Centruroides spp.)、コリオプテス属種(Chorioptes spp.)、デルマニスス・ガリナエ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス・プテロニシヌス(Dermatophagoides pteronyssinus)、デルマトファゴイデス・ファリナエ(Dermatophagoides farinae)、デルマセントル属種(Dermacentor spp.)、エオテトラニクス属種(Eotetranychus spp.)、例えば、エオテトラニクス・ヒコリアエ(Eotetranychus hicoriae)、エピトリメルス・ピリ(Epitrimerus pyri)、エウテトラニクス属種(Eutetranychus spp.)、例えば、エウテトラニクス・バンクシ(Eutetranychus banksi)、エリオフィエス属種(Eriophyes spp.)、例えば、エリオフィエス・ピリ(Eriophyes pyri)、グリシファグス・ドメスチクス(Glycyphagus domesticus)、ハロチデウス・デストルクトル(Halotydeus destructor)、ヘミタロソネムス属種(Hemitarsonemus spp.)、例えば、ヘミタロソネムス・ラツス(Hemitarsonemus latus)(=ポリファゴタルソネムス・ラツス(Polyphagotarsonemus latus))、ヒアロンマ属種(Hyalomma spp.)、イキソデス属種(Ixodes spp.)、ラトロデクツス属種(Latrodectus spp.)、ロキソスケレス属種(Loxosceles spp.)、ネウトロムビクラ・アウツムナリス(Neutrombicula autumnalis)、ヌフェルサ属種(Nuphersa spp.)、オリゴニクス属種(Oligonychus spp.)、例えば、オリゴニクス・コフェアエ(Oligonychus coffeae)、オリゴニクス・コニフェラルム(Oligonychus coniferarum)、オリゴニクス・イリシス(Oligonychus ilicis)、オリゴニクス・インジクス(Oligonychus indicus)、オリゴニクス・マンギフェルス(Oligonychus mangiferus)、オリゴニクス・プラテンシス(Oligonychus pratensis)、オリゴニクス・プニカエ(Oligonychus punicae)、オリゴニクス・イオテルシ(Oligonychus yothersi)、オルニトドルス属種(Ornithodorus spp.)、オルニトニスス属種(Ornithonyssus spp.)、パノニクス属種(Panonychus spp.)、例えば、パノニクス・シトリ(Panonychus citri)(=メタテトラニクス・シトリ(Metatetranychus citri))、パノニクス・ウルミ(Panonychus ulmi)(=メタテトラニクス・ウルミ(Metatetranychus ulmi))、フィロコプトルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta oleivora)、プラチテトラニクス・ムルチジギツリ(Platytetranychus multidigituli)、ポリファゴタルソネムス・ラツス(Polyphagotarsonemus latus)、プソロプテス属種(Psoroptes spp.)、リピセファルス属種(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属種(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属種(Sarcoptes spp.)、スコルピオ・マウルス(Scorpio maurus)、ステネオタルソネムス属種(Steneotarsonemus spp.)、ステネオタルソネムス・スピンキ(Steneotarsonemus spinki)、タルソネムス属種(Tarsonemus spp.)、例えば、タルソネムス・コンフスス(Tarsonemus confusus)、タルソネムス・パリズス(Tarsonemus pallidus)、テトラニクス属種(Tetranychus spp.)、例えば、テトラニクス・カナデンシス(Tetranychus canadensis)、テトラニクス・シンナバリヌス(Tetranychus cinnabarinus)、テトラニクス・ツルケスタニ(Tetranychus turkestani)、テトラニクス・ウルチカエ(Tetranychus urticae)、トロムビクラ・アルフレズゲシ(Trombicula alfreddugesi)、バエジョビス属種(Vaejovis spp.)、バサテス・リコペルシシ(Vasates lycopersici);
ムカデ綱(Chilopoda)の、例えば、ゲオフィルス属種(Geophilus spp.)、スクチゲラ属種(Scutigera spp.);
トビムシ目(Collembola)又はトビムシ綱の、例えば、例えば、オニキウルス・アルマツス(Onychiurus armatus); スミンツルス・ビリジス(Sminthurus viridis);
ヤスデ綱(Diplopoda)の、例えば、ブラニウルス・グツラツス(Blaniulus guttulatus);
昆虫綱(Insecta)の、例えば、ゴキブリ目(Blattodea)の、例えば、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)、ブラッテラ・アサヒナイ(Blattella asahinai)、ブラッテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)、レウコファエア・マデラエ(Leucophaea maderae)、ロボプテラ・デシピエンス(Loboptera decipiens)、ネオスチロピガ・ロムビフォリア(Neostylopyga rhombifolia)、パンクロラ属種(Panchlora spp.)、パルコブラッタ属種(Parcoblatta spp.)、ペリプラネタ属種(Periplaneta spp.)、例えば、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)、ペリプラネタ・アウストララシアエ(Periplaneta australasiae)、ピクノセルス・スリナメンシス(Pycnoscelus surinamensis)、スペラ・ロンギパルパ(Supella longipalpa);
コウチュウ目(Coleoptera)の、例えば、アカリンマ・ビタツム(Acalymma vittatum)、アカントセリデス・オブテクツス(Acanthoscelides obtectus)、アドレツス属種(Adoretus spp.)、アエチナ・ツミダ(Aethina tumida)、アゲラスチカ・アルニ(Agelastica alni)、アグリルス属種(Agrilus spp.)、例えば、アグリルス・プラニペンニス(Agrilus planipennis)、アグリルス・コキサリス(Agrilus coxalis)、アグリルス・ビリネアツス(Agrilus bilineatus)、アグリルス・アンキシウス(Agrilus anxius)、アグリオテス属種(Agriotes spp.)、例えば、アグリオテス・リンネアツス(Agriotes linneatus)、アグリオテス・マンクス(Agriotes mancus)、アルフィトビウス・ジアペリヌス(Alphitobius diaperinus)、アムフィマロン・ソルスチチアリス(Amphimallon solstitialis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、アノプロホラ属種(Anoplophora spp.)、例えば、アノプロホラ・グラブリペンニス(Anoplophora glabripennis)、アントノムス属種(Anthonomus spp.)、例えば、アントノムス・グランジス(Anthonomus grandis)、アントレヌス属種(Anthrenus spp.)、アピオン属種(Apion spp.)、アポゴニア属種(Apogonia spp.)、アトマリア属種(Atomaria spp.)、例えば、アトマリア・リネアル(Atomaria linearis)、アタゲヌス属種(Attagenus spp.)、バリス・カエルレセンス(Baris caerulescens)、ブルキジウス・オブテクツス(Bruchidius obtectus)、ブルクス属種(Bruchus spp.)、例えば、ブルクス・ピソルム(Bruchus pisorum)、ブルクス・ルフィマヌス(Bruchus rufimanus)、カッシダ属種(Cassida spp.)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifurcata)、セウトリンクス属種(Ceutorrhynchus spp.)、例えば、セウトリンクス・アシミリス(Ceutorrhynchus assimilis)、セウトリンクス・クアドリデンス(Ceutorrhynchus quadridens)、セウトリンクス・ラパエ(Ceutorrhynchus rapae)、カエトクネマ属種(Chaetocnema spp.)、例えば、カエトクネマ・コンフィニス(Chaetocnema confinis)、カエトクネマ・デンチクラタ(Chaetocnema denticulata)、カエトクネマ・エクチパ(Chaetocnema ectypa)、クレオヌス・メンジクス(Cleonus mendicus)、コノデルス属種(Conoderus spp.)、コスモポリテス属種(Cosmopolites spp.)、例えば、コスモポリテス・ソルジズス(Cosmopolites sordidus)、コステリトラ・ゼアランジカ(Costelytra zealandica)、クテニセラ属種(Ctenicera spp.)、クルクリオ属種(Curculio spp.)、例えば、クルクリオ・カリアエ(Curculio caryae)、クルクリオ・カリアトリペス(Curculio caryatrypes)、クルクリオ・オブツスス(Curculio obtusus)、クルクリオ・サイイ(Curculio sayi)、クリプトレステス・フェルギネウス(Cryptolestes ferrugineus)、クリプトレステス・プシルス(Cryptolestes pusillus)、クリプトリンクス・ラパチ(Cryptorhynchus lapathi)、クリプトリンクス・マンギフェラエ(Cryptorhynchus mangiferae)、シリンドロコプツルス属種(Cylindrocopturus spp.)、シリンドロコプツルス・アドスペルスス(Cylindrocopturus adspersus)、シリンドロコプツルス・フルニシ(Cylindrocopturus furnissi)、デンドロクトヌス属種(Dendroctonus spp.)、例えばデンドロクトヌス・ポンデロサエ(Dendroctonus ponderosae)、デルメステス属種(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属種(Diabrotica spp.)、例えば、ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ジアブロチカ・バルベリ(Diabrotica barberi)、ジアブロチカ・ウンデシムプンクタタ・ホワルジ(Diabrotica undecimpunctata howardi)、ジアブロチカ・ウンデシムプンクタタ・ウンデシムプンクタタ(Diabrotica undecimpunctata undecimpunctata)、ジアブロチカ・ビルギフェラ・ビルギフェラ(Diabrotica virgifera virgifera)、ジアブロチカ・ビルギフェラ・ゼアエ(Diabrotica virgifera zeae)、ジコクロシス属種(Dichocrocis spp.)、ジクラジスパ・アルミゲラ(Dicladispa armigera)、ジロボデルス属種(Diloboderus spp.)、エピカエルス属種(Epicaerus spp.)、エピラクナ属種(Epilachna spp.)、例えば、エピラクナ・ボレアリス(Epilachna borealis)、エピラクナ・バリベスチス(Epilachna varivestis)、エピトリキス属種(Epitrix spp.)、例えば、エピトリキス・ククメリス(Epitrix cucumeris)、エピトリキス・フスクラ(Epitrix fuscula)、エピトリキス・ヒルチペンニス(Epitrix hirtipennis)、エピトリキス・スブクリニタ(Epitrix subcrinita)、エピトリキス・ツベリス(Epitrix tuberis)、ファウスチヌス属種(Faustinus spp.)、ギビウム・プシロイデス(Gibbium psylloides)、グナトセルス・コルヌツス(Gnathocerus cornutus)、ヘルラ・ウンダリス(Hellula undalis)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、ヘテロニキス属種(Heteronyx spp.)、ヒラモルファ・エレガンス(Hylamorpha elegans)、ヒロトルペス・バジュルス(Hylotrupes bajulus)、ヒペラ・ポスチカ(Hypera postica)、ヒポメセス・スクアモスス(Hypomeces squamosus)、ヒポテネムス属種(Hypothenemus spp.)、例えば、ヒポテネムス・ハムペイ(Hypothenemus hampei)、ヒポテネムス・オブスクルス(Hypothenemus obscurus)、ヒポテネムス・プベセンス(Hypothenemus pubescens)、ラクノステルナ・コンサングイネア(Lachnosterna consanguinea)、ラシドデルマ・セリコルネ(Lasioderma serricorne)、ラテチクス・オリザエ(Latheticus oryzae)、ラトリジウス属種(Lathridius spp.)、レマ属種(Lema spp.)、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlineata)、レウコプテラ属種(Leucoptera spp.)、例えば、レウコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、リモニウス・エクチプス(Limonius ectypus)、リッソロプトルス・オリゾフィルス(Lissorhoptrus oryzophilus)、リストロノツス属種(Listronotus(=ヒペロデス(Hyperodes)) spp.)、リキスス属種(Lixus spp.)、ルペロデス属種(Luperodes spp.)、ルペロモルファ・キサントデラ(Luperomorpha xanthodera)、リクツス属種(Lyctus spp.)、メガシレン属種(Megacyllene spp.)、例えばメガシレン・ロビニアエ(Megacyllene robiniae)、メガセリス属種(Megascelis spp.)、メラノツス属種(Melanotus spp.)、例えば、メラノツス・ロングルス・オレゴネンシス(Melanotus longulus oregonensis)、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aeneus)、メロロンタ属種(Melolontha spp.)、例えば、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha melolontha)、ミグドルス属種(Migdolus spp.)、モノカムス属種(Monochamus spp.)、ナウパクツス・キサントグラフス(Naupactus xanthographus)、ネクロビア属種(Necrobia spp.)、ネオガレルセラ属種(Neogalerucella spp.)、ニプツス・ホロレウクス(Niptus hololeucus)、オリクテス・リノセロス(Oryctes rhinoceros)、オリザエフィルス・スリナメンシス(Oryzaephilus surinamensis)、オリザファグス・オリザエ(Oryzaphagus oryzae)、オチオリンクス属種(Otiorhynchus spp.)、例えば、オチオリンクス・クリブリコリス(Otiorhynchus cribricollis)、オチオリンクス・リグスチシ(Otiorhynchus ligustici)、オチオリンクス・オバツス(Otiorhynchus ovatus)、オチオリンクス・ルゴソストリアルス(Otiorhynchus rugosostriarus)、オチオリンクス・スルカツス(Otiorhynchus sulcatus)、オウレマ属種(Oulema spp.)、例えばオウレマ・メラノプス(Oulema melanopus)、オウレマ・オリザエ(Oulema oryzae)、オキシセトニア・ジュンクンダ(Oxycetonia jucunda)、ファエドン・コクレアリアエ(Phaedon cochleariae)、フィロファガ属種(Phyllophaga spp.)、フィロファガ・ヘレリ(Phyllophaga helleri)、フィロトレタ属種(Phyllotreta spp.)、例えば、フィロトレタ・アルモラシアエ(Phyllotreta armoraciae)、フィロトレタ・プシラ(Phyllotreta pusilla)、フィロトレタ・ラモサ(Phyllotreta ramosa)、フィロトレタ・ストリオラタ(Phyllotreta striolata)、ポピリア・ジャポニカ(Popillia japonica)、プレムノトリペス属種(Premnotrypes spp.)、プロステファヌス・トルンカツス(Prostephanus truncatus)、プシリオデス属種(Psylliodes spp.)、例えば、プシリオデス・アフィニス(Psylliodes affinis)、プシリオデス・クリソセファラ(Psylliodes chrysocephala)、プシリオデス・プンクツラタ(Psylliodes punctulata)、プチヌス属種(Ptinus spp.)、リゾビウス・ベントラリス(Rhizobius ventralis)
、リゾペルタ・ドミニカ(Rhizopertha dominica)、リンコフォルス属種(Rhynchophorus spp.)、リンコフォルス・フェルギネウス(Rhynchophorus ferrugineus)、リンコフォルス・パルマルム(Rhynchophorus palmarum)、スコリツス属種(Scolytus spp.)、例えばスコリツス・ムルチストリアツス(Scolytus multistriatus)、シノキシロン・ペルフォランス(Sinoxylon perforans)、シトフィルス属種(Sitophilus spp.)、例えば、シトフィルス・グラナリウス(Sitophilus granarius)、シトフィルス・リネアリス(Sitophilus linearis)、シトフィルス・オリザエ(Sitophilus oryzae)、シトフィルス・ゼアマイス(Sitophilus zeamais)、スフェノホルス属種(Sphenophorus spp.)、ステゴビウム・パニセウム(Stegobium paniceum)、ステルネクス属種(Sternechus spp.)、例えば、ステルネクス・パルダツス(Sternechus paludatus)、シムフィレテス属種(Symphyletes spp.)、タニメクス属種(Tanymecus spp.)、例えば、タニメクス・ジラチコリス(Tanymecus dilaticollis)、タニメクス・インジクス(Tanymecus indicus)、タニメクス・パリアツス(Tanymecus palliatus)、テネブリオ・モリトル(Tenebrio molitor)、テネブリオイデス・マウレタニクス(Tenebrioides mauretanicus)、トリボリウム属種(Tribolium spp.)、例えば、トリボリウム・アウダキス(Tribolium audax)、トリボリウム・カスタネウム(Tribolium castaneum)、トリボリウム・コンフスム(Tribolium confusum)、トロゴデルマ属種(Trogoderma spp.)、チキウス属種(Tychius spp.)、キシロトレクス属種(Xylotrechus spp.)、ザブルス属種(Zabrus spp.)、例えば、ザブルス・テネブリオイデス(Zabrus tenebrioides);
革翅目(Dermaptera)の、例えばアニソラビス・マリチメ(Anisolabis maritime)、フォルフィクラ・アウリクラリア(Forficula auricularia)、ラビズラ・リパリア(Labidura riparia);
ハエ目(Diptera)の、例えば、アエデス属種(Aedes spp.)、例えば、アエデス・アエギプチ(Aedes aegypti)、アエデス・アルボピクツス(Aedes albopictus)、アエデス・スチクチクス(Aedes sticticus)、アエデス・ベキサンス(Aedes vexans)、アグロミザ属種(Agromyza spp.)、例えば、アグロミザ・フロンテラ(Agromyza frontella)、アグロミザ・パルビコルニス(Agromyza parvicornis)、アナストレファ属種(Anastrepha spp.)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、例えば、アノフェレス・クアドリマクラツス(Anopheles quadrimaculatus)、アノフェレス・ガムビアエ(Anopheles gambiae)、アスホンジリア属種(Asphondylia spp.)、バクトロセラ属種(Bactrocera spp.)、例えば、バクトロセラ・ククルビタエ(Bactrocera cucurbitae)、バクトロセラ・ドルサリス(Bactrocera dorsalis)、バクトロセラ・オレアエ(Bactrocera oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、カリホラ・エリトロセファラ(Calliphora erythrocephala)、カリホラ・ビシナ(Calliphora vicina)、セラチチス・カピタタ(Ceratitis capitata)、キロノムス属種(Chironomus spp.)、クリソミア属種(Chrysomya spp.)、クリソプス属種(Chrysops spp.)、クリソゾナ・プルビアリス(Chrysozona pluvialis)、コクリオミア属種(Cochliomya spp.)、コンタリニア属種(Contarinia spp.)、例えば、コンタリニア・ジョンソニ(Contarinia johnsoni)、コンタリニア・ナスツルチイ(Contarinia nasturtii)、コンタリニア・ピリボラ(Contarinia pyrivora)、コンタリニア・スクルジ(Contarinia schulzi)、コンタリニア・ソルギコラ(Contarinia sorghicola)、コンタリニア・トリチシ(Contarinia tritici)、コルジロビア・アントロポファガ(Cordylobia anthropophaga)、クリコトプス・シルベストリス(Cricotopus sylvestris)、クレキス属種(Culex spp.)、例えば、クレキス・ピピエンス(Culex pipiens)、クレキス・クインクエファシアツス(Culex quinquefasciatus)、クリコイデス属種(Culicoides spp.)、クリセタ属種(Culiseta spp.)、クテレブラ属種(Cuterebra spp.)、ダクス・オレアエ(Dacus oleae)、ダシネウラ属種(Dasineura spp.)、例えば、ダシネウラ・ブラシカエ(Dasineura brassicae)、デリア属種(Delia spp.)、例えば、デリア・アントクア(Delia antiqua)、デリア・コアルクタタ(Delia coarctata)、デリア・フロリレガ(Delia florilega)、デリア・プラツラ(Delia platura)、デリア・ラジクム(Delia radicum)、デルマトビア・ホミニス(Dermatobia hominis)、ドロソフィラ属種(Drosophila spp.)、例えば、ドロソフィラ・メラノガステル(Drosphila melanogaster)、ドロソフィラ・スズキイ(Drosophila suzukii)、エキノクネムス属種(Echinocnemus spp.)、エウレイア・ヘラクレイ(Euleia heraclei)、ファンニア属種(Fannia spp.)、ガステロフィルス属種(Gasterophilus spp.)、グロッシナ属種(Glossina spp.)、ハエマトポタ属種(Haematopota spp.)、ヒドレリア属種(Hydrellia spp.)、ヒドレリア・グリセオラ(Hydrellia griseola)、ヒレミア属種(Hylemya spp.)、ヒッポドスカ属種(Hippobosca spp.)、ヒポデルマ属種(Hypoderma spp.)、リリオミザ属種(Liriomyza spp.)、例えば、リリオミザ・ブラシカエ(Liriomyza brassicae)、リリオミザ・フイドブレンシス(Liriomyza huidobrensis)、リリオミザ・サチバエ(Liriomyza sativae)、ルシリア属種(Lucilia spp.)、例えば、ルシリア・クプリナ(Lucilia cuprina)、ルトゾミイア属種(Lutzomyia spp.)、マンソニア属種(Mansonia spp.)、ムスカ属種(Musca spp.)、例えば、ムスカ・ドメスチカ(Musca domestica)、ムスカ・ドメスチカ・ビシナ(Musca domestica vicina)、オエストルス属種(Oestrus spp.)、オシネラ・フリト(Oscinella frit)、パラタニタルスス属種(Paratanytarsus spp.)、パララウテルボルニエラ・スブシンクタ(Paralauterborniella subcincta)、ペゴミア(Pegomya)又はペゴミイア(Pegomyia spp.)、例えば、ペゴミイア・ベタエ(Pegomya betae)、ペゴミア・ヒオシアミ(Pegomya hyoscyami)、ペゴミア・ルビボラ(Pegomya rubivora)、フレボトムス属種(Phlebotomus spp.)、ホルビア属種(Phorbia spp.)、ホルミア属種(Phormia spp.)、ピオフィラ・カセイ(Piophila casei)、プラチパレア・ポエシロプテラ(Platyparea poeciloptera)、プロジプロシス属種(Prodiplosis spp.)、プシラ・ロサエ(Psila rosae)、ラゴレチス属種(Rhagoletis spp.)、例えば、ラゴレチス・シングラタ(Rhagoletis cingulata)、ラゴレチス・コムプレタ(Rhagoletis completa)、ラゴレチス・ファウスタ(Rhagoletis fausta)、ラゴレチス・インジフェレンス(Rhagoletis indifferens)、ラゴレチス・メンダキス(Rhagoletis mendax)、ラゴレチス・ポモネラ(Rhagoletis pomonella)、サルコファガ属種(Sarcophaga spp.)、シムリウム属種(Simulium spp.)、例えば、シムリウム・メリジオナレ(Simulium meridionale)、ストモキス属種(Stomoxys spp.)、タバヌス属種(Tabanus spp.)、テタノポプス属種(Tetanops spp.)、チプラ属種(Tipula spp.)、例えば、チプラ・パルドサ(Tipula paludosa)、チプラ・シムプレキス(Tipula simplex)、トキソトリパナ・クルビカウダ(Toxotrypana curvicauda);
カメムシ目(Hemiptera)の、例えば、アシジア・アカシアエバイレイアナエ(Acizzia acaciaebaileyanae)、アシジア・ドドナエアエ(Acizzia dodonaeae)、アシジア・ウンカトイデス(Acizzia uncatoides)、アクリダ・ツリタ(Acrida turrita)、アシルトシポン属種(Acyrthosipon spp.)、例えば、アシルトシポン・ピスム(Acyrthosiphon pisum)、アクロゴニア属種(Acrogonia spp.)、アエネオラミア属種(Aeneolamia spp.)、アゴノセナ属種(Agonoscena spp.)、アレウロカンツス属種(Aleurocanthus spp.)、アレイロデス・プロレテラ(Aleyrodes proletella)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロコスス(Aleurothrixus floccosus)、アロカリダラ・マライエンシス(Allocaridara malayensis)、アムラスカ属種(Amrasca spp.)、例えば、アムラスカ・ビグツラ(Amrasca bigutulla)、アムラスカ・デバスタンス(Amrasca devastans)、アヌラフィス・カルズイ(Anuraphis cardui)、アオニジエラ属種(Aonidiella spp.)、例えば、(Aonidiella aurantii)、(Aonidiella citrina)、アオニジエラ・イノルナタ(Aonidiella inornata)、アファノスチグマ・ピリ(Aphanostigma piri)、アフィス属種(Aphis spp.)、例えば、アフィス・シトリコラ(Aphis citricola)、アフィス・クラシボラ(Aphis craccivora)、アフィス・ファバエ(Aphis fabae)、アフィス・ホルベシ(Aphis forbesi)、アフィス・グリシネス(Aphis glycines)、アフィス・ゴシピイ(Aphis gossypii)、アフィス・ヘデラエ(Aphis hederae)、アフィス・イリノイセンシス(Aphis illinoisensis)、アフィス・ミドレトニ(Aphis middletoni)、アフィス・ナスツルチイ(Aphis nasturtii)、アフィス・ネリイ(Aphis nerii)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、アフィス・スピラエコラ(Aphis spiraecola)、アフィス・ビブルニフィラ(Aphis viburniphila)、アルボリジア・アピカリス(Arboridia apicalis)、アリタイニラ属種(Arytainilla spp.)、アスピジエラ属種(Aspidiella spp.)、アスピジオツス属種(Aspidiotus spp.)、例えば、アスピジオツス・ネリイ(Aspidiotus nerii)、アタヌス属種(Atanus spp.)、アウラコルツム・ソラニ(Aulacorthum solani)、ベミシア・タバシ(Bemisia tabaci)、ブラストプシラ・オッシデンタリス(Blastopsylla occidentalis)、ボレイオグリカスピス・メラレウカエ(Boreioglycaspis melaleucae)、ブラキカウズス・ヘリクリシ(Brachycaudus helichrysi)、ブラキコルス属種(Brachycolus spp.)、ブレビコリネ・ブラシカエ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属種(Cacopsylla spp.)、例えば、カコプシラ・ピリコラ(Cacopsylla pyricola)、カリギポナ・マルギナタ(Calligypona marginata)、カプリニア属種(Capulinia spp.)、カルネオセファラ・フルギダ(Carneocephala fulgida)、セラトバクナ・ラニゲラ(Ceratovacuna lanigera)、セルコピダエ(Cercopidae)、セロプラステス属種(Ceroplastes spp.)、カエトシホン・フラガエホリイ(Chaetosiphon fragaefolii)、キオナスピス・テガレンシス(Chionaspis tegalensis)、クロリタ・オヌキイ(Chlorita onukii)、コンドラクリス・ロセア(Chondracris rosea)、クロマフィス・ジュグランジコラ(Chromaphis juglandicola)、クリソムファルス・アオニズム(Chrysomphalus aonidum)、クリソムファルス・フィクス(Chrysomphalus ficus)、シカズリナ・ムビラ(Cicadulina mbila)、コッコミチルス・ハリイ(Coccomytilus halli)、コックス属種(Coccus spp.)、例えば、コックス・ヘスペリズム(Coccus hesperidum)、コックス・ロングルス(Coccus longulus)、コックス・プセウドマグノリアルム(Coccus pseudomagnoliarum)、コックス・ビリジス(Coccus viridis)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、クリプトネオサ属種(Cryptoneossa spp.)、クテナリタイナ属種(Ctenarytaina spp.)、ダルブルス属種(Dalbulus spp.)、ジアレウロデス・チッテンデニ(Dialeurodes chittendeni)、ジアレウロデス・シトリ(Dialeurodes citri)、ジアホリナ・シトリ(Diaphorina citri)、ジアスピス属種(Diaspis spp.)、ジウラフィス属種(Diuraphis spp.)、ドラリス属種(Doralis spp.)、ドロシカ属種(Drosicha spp.)、ジサフィス属種(Dysaphis spp.)、例えば、ジサフィス・アピイホリア(Dysaphis apiifolia)、ジサフィス・プランタギネア(Dysaphis plantaginea)、ジサフィス・ツリパエ(Dysaphis tulipae)、ジスミコックス属種(Dysmicoccus spp.)、エムポアスカ属種(Empoasca spp.)、例えば、エムポアスカ・アブルプタ(Empoasca abrupta)、エムポアスカ・ファバエ(Empoasca fabae)、エムポアスカ・マリグナ(Empoasca maligna)、エムポアスカ・ソラナ(Empoasca solana)、エムポアスカ・ステベンシ(Empoasca stevensi)、エリオソマ属種(Eriosoma spp.)、例えば、エリオソマ・アメリカヌム(Eriosoma americanum)、エリオソマ・ラニゲルム(Eriosoma lanigerum)、エリオソマ・ピリコラ(Eriosoma pyricola)、エリトロネウラ属種(Erythroneura spp.)、エウカリプトリマ属種(Eucalyptolyma spp.)、エウフィルラ属種(Euphyllura spp.)、エウセリス・ビロバツス(Euscelis bilobatus)、フェリシア属種(Ferrisia spp.)、フィオリニア属種(Fiorinia spp.)、フルカスピス・オセアニカ(Furcaspis oceanica)、ゲオコックス・コフェアエ(Geococcus coffeae)、グリカスピス属種(Glycaspis spp.)、ヘテロプシラ・クバナ(Heteropsylla cubana)、ヘテロプシラ・スピヌロサ(Heteropsylla spinulosa)、ホマロジスカ・コアグラタ(Homalodisca coagulata)、ヒアロプテルス・アルンジニス(Hyalopterus arundinis)、ヒアロプテルス・プルニ(Hyalopterus pruni)、イセリア属種(Icerya spp.)、例えば、イセリア・プルカシ(Icerya purchasi)、イジオセルス属種(Idiocerus spp.)、イジオスコプス属種(Idioscopus spp.)、ラオデルファキス・ストリアテルス(Laodelphax striatellus)、レカニウム属種(Lecanium spp.)、例えば、レカニウム・コルニ(Lecanium corni)(=パルテノレカニウム・コルニ(Parthenolecanium corni))、レピドサフェス属種(Lepidosaphes spp.)、例えば、レピドサフェス・ウルミ(Lepidosaphes ulmi)、リパフィス・エリシミ(Lipaphis erysimi)、ロホレウカスピス・ジャポニカ(Lopholeucaspis japonica)、リコルマ・デリカツラ(Lycorma delicatula)、マクロシフム属種(Macrosiphum spp.)、例えば、マクロシフム・エウホルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)、マクロシフム・リリイ(Macrosiphum lilii)、マクロシフム・ロサエ(Macrosiphum rosae)、マクロステレス・ファシフロンス(Macrosteles facifrons)、マハナルバ属種(Mahanarva spp.)、メラナフィス・サッカリ(Melanaphis sacchari)、メトカルフィエラ属種(Metcalfiella spp.)、メトカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、メトポロフィウム・ジロズム(Metopolophium dirhodum)、モネリア・コスタリス(Monellia costalis)、モネリオプシス・ペカニス(Monelliopsis pecanis)、ミズス属種(Myzus spp.)、例えば、ミズス・アスカロニクス(Myzus ascalonicus)、ミズス・セラシ(Myzus cerasi)、ミズス・リグストリ(Myzus ligustri)、ミズス・オルナツス(Myzus ornatus)、ミズス・ペルシカエ(Myzus persicae)、ミズス・ニコチアナエ(Myzus nicotianae)、ナソノビア・リビスニグリ(Nasonovia ribisnigri)、ネオマスケリア属種(Neomaskellia spp.)、ネホテッチキス属種(Nephotettix spp.)、例えば、ネホテッチキス・シンクチセプス(Nephotettix cincticeps)、ネホテッチキス・ニグロピクツス(Nephotettix nigropictus)、ネッチゴニクラ・スペクトラ(Nettigoniclla spectra)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)、オンコメトピア属種(Oncometopia spp.)、オルテジア・プラエロンガ(Orthezia praelonga)、オキシヤ・キネンシス(Oxya chinensis)、パキプシラ属種(Pachypsylla spp.)、パラベミシア・ミリカエ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ属種(Paratrioza spp.)、例えば、パラトリオザ・コクケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属種(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属種(Pemphigus spp.)、例えば、ペムフィグス・ブルサリウス(Pemphigus bursarius)、ペムフィグス・ポプリベナエ(Pemphigus populivenae)、ペレグリヌス・マイジス(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属種(Perkinsiella spp.)、フェナコックス属種(Phenacoccus spp.)、例えば、フェナコックス・マデイレンシス(Phenacocc
us madeirensis)、プロエオミズス・パッセリニイ(Phloeomyzus passerinii)、ホロドン・フムリ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属種(Phylloxera spp.)、例えば、フィロキセラ・デバストラトリキス(Phylloxera devastatrix)、フィロキセラ・ノタビリス(Phylloxera notabilis)、ピンナスピス・アスピジストラエ(Pinnaspis aspidistrae)、プラノコックス属種(Planococcus spp.)、例えば、プラノコックス・シトリ(Planococcus citri)、プロソピドプシラ・フラバ(Prosopidopsylla flava)、プロトプルビナリア・ピリホルミス(Protopulvinaria pyriformis)、プセウダウラカスピス・ペンタゴナ(Pseudaulacaspis pentagona)、プセウドコックス属種(Pseudococcus spp.)、例えば、プセウドコックス・カルセオラリアエ(Pseudococcus calceolariae)、プセウドコックス・コムストッキ(Pseudococcus comstocki)、プセウドコックス・ロンギスピヌス(Pseudococcus longispinus)、プセウドコックス・マリチムス(Pseudococcus maritimus)、プセウドコックス・ビブルニ(Pseudococcus viburni)、プシロプシス属種(Psyllopsis spp.)、プシラ属種(Psylla spp.)、例えば、プシラ・ブキシ(Psylla buxi)、プシラ・マリ(Psylla mali)、プシラ・ピリ(Psylla pyri)、プテロマルス属種(Pteromalus spp.)、プルビナリア属種(Pulvinaria spp.)、ピリラ属種(Pyrilla spp.)、クアドラスピジオツス属種(Quadraspidiotus spp.)、例えば、クアドラスピジオツス・ジュグランスレギアエ(Quadraspidiotus juglansregiae)、クアドラスピジオツス・オストレアエホルミス(Quadraspidiotus ostreaeformis)、クアドラスピジオツス・ペルニシオスス(Quadraspidiotus perniciosus)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、ラストロコックス属種(Rastrococcus spp.)、ロパロシフム属種(Rhopalosiphum spp.)、例えば、ロパロシフム・マイジス(Rhopalosiphum maidis)、ロパロシフム・オキシアカンタエ(Rhopalosiphum oxyacanthae)、ロパロシフム・・パジ(Rhopalosiphum padi)、ロパロシフム・ルフィアブドミナレ(Rhopalosiphum rufiabdominale)、サイセチア属種(Saissetia spp.)、例えば、サイセチア・コフェアエ(Saissetia coffeae)、サイセチア・ミランダ(Saissetia miranda)、サイセチア・ネグレクタ(Saissetia neglecta)、サイセチア・オレアエ(Saissetia oleae)、スカホイデウス・チタヌス(Scaphoideus titanus)、スキザフィス・グラミヌム(Schizaphis graminum)、セレナスピズス・アルチクラツス(Selenaspidus articulatus)、シファ・フラバ(Sipha flava)、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)、ソガタ属種(Sogata spp.)、ソガテラ・フルシフェラ(Sogatella furcifera)、ソガトデス属種(Sogatodes spp.)、スチクトセファラ・フェスチナ(Stictocephala festina)、シホニヌス・フィリレアエ(Siphoninus phillyreae)、テナラファラ・マライエンシス(Tenalaphara malayensis)、テトラゴノセフェラ属種(Tetragonocephela spp.)、チノカリス・カリアエホリアエ(Tinocallis caryaefoliae)、トマスピス属種(Tomaspis spp.)、トキソプテラ属種(Toxoptera spp.)、例えば、トキソプテラ・アウランチイ(Toxoptera aurantii)、トキソプテラ・シトリシズス(Toxoptera citricidus)、トリアレウロデス・バポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)、トリオザ属種(Trioza spp.)、例えば、トリオザ・ジオスピリ(Trioza diospyri)、チフロシバ属種(Typhlocyba spp.)、ウナスピス属種(Unaspis spp.)、ビテウス・ビチホリイ(Viteus vitifolii)、ジギナ属種(Zygina spp.);
カメムシ亜目(Heteroptera)の、例えば、アエリア属種(Aelia spp.)、アナサ・トリスチス(Anasa tristis)、アンテスチオプシス属種(Antestiopsis spp.)、ボイセア属種(Boisea spp.)、ブリスス属種(Blissus spp.)、カロコリス属種(Calocoris spp.)、カムピロンマ・リビダ(Campylomma livida)、カベレリウス属種(Cavelerius spp.)、シメキス属種(Cimex spp.)、例えば、シメキス・アドジュンクツス(Cimex adjunctus)、シメキス・ヘミプテルス(Cimex hemipterus)、シメキス・レクツラリウス(Cimex lectularius)、シメキス・ピロセルス(Cimex pilosellus)、コラリア属種(Collaria spp.)、クレオンチアデス・ジルツス(Creontiades dilutus)、ダシヌス・ピペリス(Dasynus piperis)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジコノコリス・ヘウェッチ(Diconocoris hewetti)、ジスデルクス属種(Dysdercus spp.)、エウスキスツス属種(Euschistus spp.)、例えば、エウスキスツス・ヘロス(Euschistus heros)、エウスキスツス・セルブス(Euschistus servus)、エウスキスツス・トリスチグムス(Euschistus tristigmus)、エウスキスツス・バリオラリウス(Euschistus variolarius)、エウリデマ属種(Eurydema spp.)、エウリガステル属種(Eurygaster spp.)、ハリオモルファ・ハリス(Halyomorpha halys)、ヘリオパルチス属種(Heliopeltis spp.)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属種(Leptocorisa spp.)、レプトコリサ・バリコルニス(Leptocorisa varicornis)、レプトグロスス・オッシデンタリス(Leptoglossus occidentalis)、レプトグロスス・フィロプス(Leptoglossus phyllopus)、リゴコリス属種(Lygocoris spp.)、例えば、リゴコリス・パブリヌス(Lygocoris pabulinus)、リグス属種(Lygus spp.)、例えば、リグス・エリスス(Lygus elisus)、リグス・ヘスペルス(Lygus hesperus)、リグス・リネオラリス(Lygus lineolaris)、マクロペス・エキスカバツス(Macropes excavatus)、メガコプタ・クリブラリア(Megacopta cribraria)、ミリダエ(Miridae)、モナロニオン・アトラツム(Monalonion atratum)、ネザラ属種(Nezara spp.)、例えば、ネザラ・ビリズラ(Nezara viridula)、ニシウス属種(Nysius spp.)、オエバルス属種(Oebalus spp.)、Pentomidae(Pentomidae)、ピエスマ・クアドラタ(Piesma quadrata)、ピエゾドルス属種(Piezodorus spp.)、例えば、ピエゾドルス・グイルジニイ(Piezodorus guildinii)、プサルス属種(Psallus spp.)、プセウダシスタ・ペルセア(Pseudacysta persea)、ロドニウス属種(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノホラ属種(Scotinophora spp.)、ステファニチス・ナシ(Stephanitis nashi)、チブラカ属種(Tibraca spp.)、トリアトマ属種(Triatoma spp.);
ハチ目(Hymenoptera)の、例えば、アクロミルメキス属種(Acromyrmex spp.)、アタリア属種(Athalia spp.)、例えば、アタリア・ロサエ(Athalia rosae)、アッタ属種(Atta spp.)、カムポノツス属種(Camponotus spp.)、ドリコベスプラ属種(Dolichovespula spp.)、ジプリオン属種(Diprion spp.)、例えば、ジプリオン・シミリス(Diprion similis)、ホプロカムパ属種(Hoplocampa spp.)、例えば、ホプロカムパ・コオケイ(Hoplocampa cookei)、ホプロカムパ・テスツジネア(Hoplocampa testudinea)、ラシウス属種(Lasius spp.)、リネピテマ・フミレ(Linepithema humile)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaonis)、パラトレチナ属種(Paratrechina spp.)、パラベスプラ属種(Paravespula spp.)、プラギオレピス属種(Plagiolepis spp.)、シレキス属種(Sirex spp.)、例えばシレキス・ノクチリオ(Sirex noctilio)、ソレノプシス・インビクタ(Solenopsis invicta)、タピノマ属種(Tapinoma spp.)、テクノピルメクス・アルビペス(Technomyrmex albipes)、ウロセルス属種(Urocerus spp.)、ベスパ属種(Vespa spp.)、例えば、ベスパ・クラブロ(Vespa crabro)、ワスマンニア・アウロプンクタタ(Wasmannia auropunctata)、キセリス属種(Xeris spp.);
ワラジムシ目(Isopoda)の、例えば、アルマジリジウム・ブルガレ(Armadillidium vulgare)、オニスクス・アセルス(Oniscus asellus)、ポルセリオ・スカベル(Porcellio scaber);
シロアリ目(Isoptera)の、例えば、コプトテルメス属種(Coptotermes spp.)、例えば、コプトテルメス・ホルモサヌス(Coptotermes formosanus)、コルニテルメス・クムランス(Cornitermes cumulans)、クリプトテルメス属種(Cryptotermes spp.)、インシシテルメス属種(Incisitermes spp.)、カロテルメス属種(Kalotermes spp.)、ミクロテルメス・オベシ(Microtermes obesi)、ナスチテルメス属種(Nasutitermes spp.)、オドントテルメス属種(Odontotermes spp.)、ポロテルメス属種(Porotermes spp.)、レチクリテルメス属種(Reticulitermes spp.)、例えば、レチクリテルメス・フラビペス(Reticulitermes flavipes)、レチクリテルメス・ヘスペルス(Reticulitermes hesperus);
チョウ目(Lepidoptera)の、例えば、アクロイア・グリセラ(Achroia grisella)、アクロニクタ・マジョル(Acronicta major)、アドキソフィエス属種(Adoxophyes spp.)、例えば、アドキソフィエス・オラナ(Adoxophyes orana)、アエジア・レウコメラス(Aedia leucomelas)、アグロチス属種(Agrotis spp.)、例えば、アグロチス・セゲツム(Agrotis segetum)、アグロチス・イプシロン(Agrotis ipsilon)、アラバマ属種(Alabama spp.)、例えば、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillacea)、アミエロイス・トランシテラ(Amyelois transitella)、アナルシア属種(Anarsia spp.)、アンチカルシア属種(Anticarsia spp.)、例えば、アンチカルシア・ゲンマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルギロププロセ属種(Argyroploce spp.)、アルトグラファ属種(Autographa spp.)、バラトラ・ブラシカエ(Barathra brassicae)、ブラストダクナ・アトラ(Blastodacna atra)、ボルボ・シンナラ(Borbo cinnara)、ブックラトリキス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、ブッセオラ属種(Busseola spp.)、カコエシア属種(Cacoecia spp.)、カロプチリア・テイボラ(Caloptilia theivora)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、カルポカプサ・ポモネラ(Carpocapsa pomonella)、カルポシナ・ニポネンシス(Carposina niponensis)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumata)、キロ属種(Chilo spp.)、例えば、キロ・プレジャデルス(Chilo plejadellus)、キロ・スプレッサリス(Chilo suppressalis)、コレウチス・パリアナ(Choreutis pariana)、コリストネウラ属種(Choristoneura spp.)、クリソデイキス・チャルシテス(Chrysodeixis chalcites)、クリシア・アムビグエラ(Clysia ambiguella)、クナファロセルス属種(Cnaphalocerus spp.)、クナファロクロシス・メジナリス(Cnaphalocrocis medinalis)、クネファシア属種(Cnephasia spp.)、コノポモルファ属種(Conopomorpha spp.)、コノトラケルス属種(Conotrachelus spp.)、コピタルシア属種(Copitarsia spp.)、シジア属種(Cydia spp.)、例えば、シジア・ニグリカナ(Cydia nigricana)、シジア・ポモネラ(Cydia pomonella)、ダラカ・ノクツイデス(Dalaca noctuides)、ジアファニア属種(Diaphania spp.)、ジパロプシス属種(Diparopsis spp.)、ジアトラエア・サッカラリス(Diatraea saccharalis)、ジオリクトリア属種(Dioryctria spp.)、例えばジオリクトリア・ジンメルマニ(Dioryctria zimmermani)、エアリアス属種(Earias spp.)、エクジトロファ・アウランチウム(Ecdytolopha aurantium)、エラスモパルプス・リグノセルス(Elasmopalpus lignosellus)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属種(Ephestia spp.)、例えば、エフェスチア・エルテラ(Ephestia elutella)、エフェスチア・クエーニエラ(Ephestia kuehniella)、エピノチア属種(Epinotia spp.)、エピフィアス・ポストビッタナ(Epiphyas postvittana)、エランニス属種(Erannis spp.)、エルショビエラ・ムスクラナ(Erschoviella musculana)、エチエラ属種(Etiella spp.)、エウドシマ属種(Eudocima spp.)、エウリア属種(Eulia spp.)、エウポエシリア・アムビグエラ(Eupoecilia ambiguella)、エウプロクチス属種(Euproctis spp.)、例えば、エウプロクチス・クリソロエア(Euproctis chrysorrhoea)、エウキソア属種(Euxoa spp.)、フェルチア属種(Feltia spp.)、ガレリア・メロネラ(Galleria mellonella)、グラシラリア属種(Gracillaria spp.)、グラホリタ属種(Grapholitha spp.)、例えば、グラホリタ・モレスタ(Grapholita molesta)、グラホリタ・プルニボラ(Grapholita prunivora)、ヘジレプタ属種(Hedylepta spp.)、ヘリコベルパ属種(Helicoverpa spp.)、例えば、ヘリコベルパ・アルミゲラ(Helicoverpa armigera)、ヘリコベルパ・ゼア(Helicoverpa zea)、ヘリオチス属種(Heliothis spp.)、例えば、ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis virescens)、ホフマンノフィラ・プセウドスプレテラ(Hofmannophila pseudospretella)、ホモエオソマ属種(Homoeosoma spp.)、ホモナ属種(Homona spp.)、ヒポノメウタ・パデラ(Hyponomeuta padella)、カキボリア・フラボファシアタ(Kakivoria flavofasciata)、ラムピデス属種(Lampides spp.)、ラフィグマ属種(Laphygma spp.)、ラスペイレシア・モレスタ(Laspeyresia molesta)、レウシノデス・オルボナリス(Leucinodes orbonalis)、レウコプテラ属種(Leucoptera spp.)、例えば、レウコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、リトコレチス属種(Lithocolletis spp.)、例えば、リトコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletis blancardella)、リトファネ・アンテンナタ(Lithophane antennata)、ロベシア属種(Lobesia spp.)、例えば、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)、ロキサグロチス・アルビコスタ(Loxagrotis albicosta)、リマントリア属種(Lymantria spp.)、例えば、リマントリア・ジスパル(Lymantria dispar)、リオネチア属種(Lyonetia spp.)、例えば、リオネチア・クレルケラ(Lyonetia clerkella)、マラコソマ・ネウストリア(Malacosoma neustria)、マルカ・テスツラリス(Maruca testulalis)、マメストラ・ブラシカエ(Mamestra brassicae)、メラニチス・レダ(Melanitis leda)、モシス属種(Mocis spp.)、モノピス・オブビエラ(Monopis obviella)、ミチムナ・セパラタ(Mythimna separata)、ネマポゴン・クロアセルス(Nemapogon cloacellus)、ニムフラ属種(Nymphula spp.)、オイケチクス属種(Oiketicus spp.)、オムフィサ属種(Omphisa spp.)、オペロフテラ属種(Operophtera spp.)、オリア属種(Oria spp.)、オルタガ属種(Orthaga spp.)、オストリニア属種(Ostrinia spp.)、例えば、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)、パノリス・フランメア(Panolis flammea)、パルナラ属種(Parnara spp.)、ペクチノホラ属種(Pectinophora spp.)、例えば、ペクチノホラ・ゴッシピエラ(Pectinophora gossypiella)、ペリレウコプテラ属種(Perileucoptera spp.)、フトリマエア属種(Phthorimaea spp.)、例えば、フトリマエア・オペルクレラ(Phthorimaea operculella)、フィロクニスチス・シトレラ(Phyllocnistis citrella)、フィロノリクテル属種(Phyllonorycter spp.)、例えば、フィロノリクテル・ブランカルデラ(Phyllonorycter blancardella)、フィロノリクテル・クラタエゲラ(Phyllonorycter crataegella)、ピエリス属種(Pieris spp.)、例えば、ピエリス・ラパエ(Pieris rapae)、プラチノタ・スツルタナ(Platynota stultana)、プロジア・インテルプンクテラ(Plodia interpunctella)、プルシア属種(Plusia spp.)、プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)(=プルテラ・マクリペンニス(Plutella maculipennis))、ポデシア属種(Podesia spp.)、例えばポデシア・シリンガエ(Podesia syringae)、プライス属種(Prays spp.)、プロデニア属種(Prodenia spp.)、プロトパルセ属種(Protoparce spp.)、プセウダレチア属種(Pseudaletia spp.)、例えば、プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、プセウドプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includens)、ピラウスタ・ヌビラリス(Pyrausta nubilalis)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、スコエノビウス属種(Schoenobius spp.)、例えば、スコエノビウス・ビプンクチフェル(Schoenobius bipunctifer)、シルポファガ属種(Scirpophaga spp.)、例えば、シルポファガ・インノタタ(Scirpophaga innotata)、スコチア・セゲツム(Scotia segetum)、セサミア属種(Sesamia spp.)、例えば、セサミア・インフェレンス(Sesamia inferens)、スパルガノチス属種(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属種(Spodoptera spp.)、例えば、スポドプテラ・エラジアナ(Spodoptera eradiana)、スポドプテラ・エキシグア(Spodoptera exigua)、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・プラエフィカ(Spodoptera praefica)、スタトモポダ属種(Stathmopoda spp.)、ステノマ属種(Stenoma spp.)、ストモプテリキス・スブセシベラ(Stomopteryx subsecivella)、シナンテドン属種(Synanthedon spp.)、テシア・ソラニボラ(Tecia solanivora)、タウメトポエア属種(Thaumetopoea spp.)、テルメシア・ゲンマタリス(Thermesia gemmatalis)、チネア・クロアセラ(Tinea cloacella)、チネア・ペリオネラ(Tinea pellionella)、チネオラ・ビッセリエラ(Tineola bisselliella)、トルトリキス属種(Tortrix sp
p.)、トリコファガ・タペトゼラ(Trichophaga tapetzella)、トリコプルシア属種(Trichoplusia spp.)、例えば、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)、トリポリザ・インセルツラス(Tryporyza incertulas)、ツタ・アブソルタ(Tuta absoluta)、ビラコラ属種(Virachola spp.);
バッタ目(Orthoptera)又は(Saltatoria)の、例えば、アケタ・ドメスチクス(Acheta domesticus)、ジクロプルス属種(Dichroplus spp.)、グリロタルパ属種(Gryllotalpa spp.)、例えば、グリロタルパ・グリロタルパ(Gryllotalpa gryllotalpa)、ヒエログリフス属種(Hieroglyphus spp.)、ロクスタ属種(Locusta spp.)、例えば、ロクスタ・ミグラトリア(Locusta migratoria)、メラノプルス属種(Melanoplus spp.)、例えば、メラノプルス・デバスタトル(Melanoplus devastator)、パラトランチクス・ウスリエンシス(Paratlanticus ussuriensis)、スキストセルカ・グレガリア(Schistocerca gregaria);
シラミ目(Phthiraptera)の、例えば、ダマリニア属種(Damalinia spp.)、ハエマトピヌス属種(Haematopinus spp.)、リノグナツス属種(Linognathus spp.)、ペジクルス属種(Pediculus spp.)、フィロキセラ・バスタトリキス(Phylloxera vastatrix)、フチルス。プビス(Phthirus pubis)、トリコデクテス属種(Trichodectes spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)の、例えば、レピノツス属種(Lepinotus spp.)、リポセリス属種(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)の、例えば、セラトフィルス属種(Ceratophyllus spp.)、クテノセファリデス属種(Ctenocephalides spp.)、例えば、クテノセファリデス・カニス(Ctenocephalides canis)、クテノセファリデス・フェリス(Ctenocephalides felis)、プレキス・イリタンス(Pulex irritans)、ツンガ・ペネトランス(Tunga penetrans)、キセノプシラ・ケオピス(Xenopsylla cheopis);
アザミウマ目(Thysanoptera)の、例えば、アナホトリプス・オブスクルス(Anaphothrips obscurus)、バリオトリプス・ビホルミス(Baliothrips biformis)、チャエタナフォツリプス・レエウウェニ(Chaetanaphothrips leeuweni)、ドレパノトリプス・レウテリ(Drepanothrips reuteri)、エンネオトリプス・フラベンス(Enneothrips flavens)、フランクリニエラ属種(Frankliniella spp.)、例えば、フランクリニエラ・フスカ(Frankliniella fusca)、フランクリニエラ・オッシデンタリス(Frankliniella occidentalis)、フランクリニエラ・スクルトゼイ(Frankliniella schultzei)、フランクリニエラ・トリチシ(Frankliniella tritici)、フランクリニエラ・バシニイ(Frankliniella vaccinii)、フランクリニエラ・ウィリアムシ(Frankliniella williamsi)、ハプロツリプス属種(Haplothrips spp.)、ヘリオトリプス属種(Heliothrips spp.)、ヘルシノトリプス・フェモラリス(Hercinothrips femoralis)、カコトリプス属種(Kakothrips spp.)、リピホロトリプス・クルエンタツス(Rhipiphorothrips cruentatus)、シルトトリプス属種(Scirtothrips spp.)、タエニノトリプス・カルダモミ(Taeniothrips cardamomi)、トリプス属種(Thrips spp.)、例えば、トリプス・パルミ(Thrips palmi)、トリプスタバシ(Thrips tabaci);
シミ目(Zygentoma(=Thysanura))の、例えば、クテノレピスマ属種(Ctenolepisma spp.)、レピスマ・サッカリナ(Lepisma saccharina)、レスピモデス・インクイリヌス(Lepismodes inquilinus)、テルモビア・ドメスチカ(Thermobia domestica);
コムカデ綱(Symphyla)の、例えば、スクチゲレラ属種(Scutigerella spp.)、例えば、スクチゲレラ・インマクラタ(Scutigerella immaculata);
軟体動物門(Mollusca)の害虫、例えば、ニマイガイ綱(Bivalvia)の、例えば、ドレイセナ属種(Dreissena spp.);さらに、
マキガイ綱(Gastropoda)の、例えば、アリオン属種(Arion spp.)、例えば、アリオン・アテル・ルフス(Arion ater rufus)、ビオムファラリア属種(Biomphalaria spp.)、ブリヌス属種(Bulinus spp.)、デロセラス属種(Deroceras spp.)、例えば、デロセラス・ラエベ(Deroceras laeve)、ガルバ属種(Galba spp.)、リムナエア属種(Lymnaea spp.)、オンコメラニア属種(Oncomelania spp.)、ポマセア属種(Pomacea spp.)、スクシネア属種(Succinea spp.);
線形動物門(Nematoda)の植物害虫(即ち、植物寄生性線虫)、特に、アグレンクス属種(Aglenchus spp.)、例えば、アグレンクス・アグリコラ(Aglenchus agricola)、アングイナ属種(Anguina spp.)、例えば、アングイナ・トリチシ(Anguina tritici)、アフェレンコイデス属種(Aphelenchoides spp.)、例えば、アフェレンコイデス・アラキジス(Aphelenchoides arachidis)、アフェレンコイデス・フラガリアエ(Aphelenchoides fragariae)、ベロノライムス属種(Belonolaimus spp.)、例えば、ベロノライムス・グラシリス(Belonolaimus gracilis)、ベロノライムス・ロンギカウザツス(Belonolaimus longicaudatus)、ベロノライムス・ノルトニ(Belonolaimus nortoni)、ブルサフェレンクス属種(Bursaphelenchus spp.)、例えば、ブルサフェレンクス・ココフィルス(Bursaphelenchus cocophilus)、ブルサフェレンクス・エレムス(Bursaphelenchus eremus)、ブルサフェレンク・スキシロフィルス(Bursaphelenchus xylophilus)、カコパウルス属種(Cacopaurus spp.)、例えば、カコパウルス・ペスチス(Cacopaurus pestis)、クリコネメラ属種(Criconemella spp.)、例えば、クリコネメラ・クルバタ(Criconemella curvata)、クリコネメラ・オノエンシス(Criconemella onoensis)、クリコネメラ・オルナタ(Criconemella ornata)、クリコネメラ・ルシウム(Criconemella rusium)、クリコネメラ・キセノプラキス(Criconemella xenoplax)(=メソクリコネマ・キセノプラキス(Mesocriconema xenoplax))、クリコネモイデス属種(Criconemoides spp.)、例えば、クリコネモイデス・フェルニアエ(Criconemoides ferniae)、クリコネモイデス・オノエンセ(Criconemoides onoense)、クリコネモイデス・オルナツム(Criconemoides ornatum)、ジチレンクス属種(Ditylenchus spp.)、例えば、ジチレンクス・ジプサシ(Ditylenchus dipsaci)、ドリコドルス属種(Dolichodorus spp.)、グロボデラ属種(Globodera spp.)、例えば、グロボデラ・パリダ(Globodera pallida)、グロボデラ・ロストキエンシス(Globodera rostochiensis)、ヘリコチレンクス属種(Helicotylenchus spp.)、例えば、ヘリコチレンクス・ジヒステラ(Helicotylenchus dihystera)、ヘミクリコネモイデス属種(Hemicriconemoides spp.)、ヘミシクリオホラ属種(Hemicycliophora spp.)、ヘテロデラ属種(Heterodera spp.)、例えば、ヘテロデラ・アベナエ(Heterodera avenae)、ヘテロデラ・グルシネス(Heterodera glycines)、ヘテロデラ・スカクチイ(Heterodera schachtii)、ヒルシュマニエラ属種(Hirschmaniella spp.)、ホプロライムス属種(Hoplolaimus spp.)、ロンギドルス属種(Longidorus spp.)、例えば、ロンギドルス・アフリカヌス(Longidorus africanus)、メロイドギネ属種(Meloidogyne spp.)、例えば、メロイドギネ・キトウォオジ(Meloidogyne chitwoodi)、メロイドギネ・ファラキス(Meloidogyne fallax)、メロイドギネ・ハプラ(Meloidogyne hapla)、メロイドギネ・インコグニタ(Meloidogyne incognita)、メロイネマ属種(Meloinema spp.)、ナコッブス属種(Nacobbus spp.)、ネオチレンクス属種(Neotylenchus spp.)、パラロンギドルス属種(Paralongidorus spp.)、パラフェレンクス属種(Paraphelenchus spp.)、パラトリコドルス属種(Paratrichodorus spp.)、例えば、パラトリコドルス・ミノル(Paratrichodorus minor)、パラチレンクス属種(Paratylenchus spp.)、プラチレンクス属種(Pratylenchus spp.)、例えば、プラチレンクス・ペネトランス(Pratylenchus penetrans)、プセウドハレンクス属種(Pseudohalenchus spp.)、プシレンクス属種(Psilenchus spp.)、プンクトデラ属種(Punctodera spp.)、クイニスルシウス属種(Quinisulcius spp.)、ラドホルス属種(Radopholus spp.)、例えば、ラドホルス・シトロフィルス(Radopholus citrophilus)、ラドホルス・シミリス(Radopholus similis)、ロチレンクルス属種(Rotylenchulus spp.)、ロチレンクス属種(Rotylenchus spp.)、スクテロネマ属種(Scutellonema spp.)、スバングイナ属種(Subanguina spp.)、トリコドルス属種(Trichodorus spp.)、例えば、トリコドルス・オブツスス(Trichodorus obtusus)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)、チレンコリンクス属種(Tylenchorhynchus spp.)、例えば、チレンコリンクス・アンヌラツス(Tylenchorhynchus annulatus)、チレンクルス属種(Tylenchulus spp.)、例えば、チレンクルス・セミペネトランス(Tylenchulus semipenetrans)、キシフィネマ属種(Xiphinema spp.)、例えば、キシフィネマ・インデキス(Xiphinema index)。
製剤
本発明は、さらに、本発明による活性化合物組み合わせを含んでいる、農薬としての製剤及びその製剤から調製される使用形態[例えば、潅注液、滴下液及び散布液]にも関する。場合により、該使用形態は、さらなる農薬、及び/又は、作用を向上させるアジュバント、例えば、浸透剤、例えば、植物油(例えば、ナタネ油、ヒマワリ油)、鉱油(例えば、パラフィン油)、植物性脂肪酸アルキルエステル(例えば、ナタネ油メチルエステル又はダイズ油メチルエステル)、又は、アルカノールアルコキシレート類、及び/又は、展着剤、例えば、アルキルシロキサン類及び/又は塩、例えば、有機又は無機のアンモニウム塩又はホスホニウム塩(例えば、硫酸アンモニウム又はリン酸水素二アンモニウム)、及び/又は、保持促進剤(retention promoter)(例えば、スルホコハク酸ジオクチル又はヒドロキシプロピルグアーポリマー)、及び/又は、湿潤剤(例えば、グリセロール)、及び/又は、肥料(例えば、アンモニウム含有肥料、カリウム含有肥料又はリン含有肥料)を含有する。
一般的な製剤は、例えば、以下のものである:水溶性液剤(SL)、乳剤(EC)、水中油型エマルション剤(EW)、懸濁製剤(SC、SE、FS、OD)、顆粒水和剤(WG)、顆粒剤(GR)、カプセル製剤(capsule concentrates)(CS); これらの製剤型及び別の可能な製剤型は、例えば、以下のものに記載されている:Crop Life International and in Pesticide Specifications, Manual on development and use of FAO and WHO specifications for pesticides, FAO Plant Production and Protection Papers −173(作製元:the FAO/WHO Joint Meeting on Pesticide Specifications, 2004, ISBN:9251048576)。該製剤は、本発明による活性化合物組み合わせに加えて、さらなる農薬活性化合物を含有していても良い。
これらは好ましくは、補助剤[例えば、増量剤、溶媒、自発性促進剤(spontaneity promoter)、担体、乳化剤、分散剤、凍結防止剤、殺生物剤、増粘剤及び/又は他の補助剤(例えば、アジュバント)など]を含有している製剤又は使用形態である。これに関連して、アジュバントは、当該製剤の生物学的効果を増強する成分であって、その成分自体が生物学的効果を有するものではない。アジュバントの例は、葉の表面への保持、拡展(spreading)、付着を促進する作用物質又は浸透を促進する作用物質である。
これらの製剤は、既知方法で、例えば、本発明による活性化合物組み合わせを補助剤(例えば、増量剤、溶媒及び/若しくは固体担体、並びに/又は、別の補助剤、例えば、界面活性剤)と混合させることによって調製する。そのような製剤は、適切な設備で製造するか、施用前若しくは施用中に調製する。
使用する補助剤は、本発明による活性化合物組み合わせの製剤又はそのよう製剤から調製された使用形態(例えば、即時使用可能な農薬、例えば、散布液又は種子粉衣製品)に、特別な特性、例えば、特定の物理的特性、技術的特性及び/又は生物学的特性などを付与するのに適している物質であり得る。
適切な増量剤は、例えば、水、並びに、極性及び非極性の有機化学的液体、例えば、以下の類から選択されるものである:芳香族及び非芳香族の炭化水素類(例えば、パラフィン類、アルキルベンゼン類、アルキルナフタレン類、クロロベンゼン類)、アルコール類及びポリオール類(これらは、適切な場合には、置換されていてもよく、エーテル化されていてもよく、及び/又は、エステル化されていてもよい)、ケトン類(例えば、アセトン、シクロヘキサノン)、エステル類(これは、脂肪類及び油類を包含する)及び(ポリ)エーテル類、置換されていない及び置換されているアミン類、アミド類、ラクタム類(例えば、N−アルキルピロリドン類)、及び、ラクトン類、スルホン類及びスルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド)、カーボネート類及びニトリル類。
使用する増量剤が水である場合、例えば有機溶媒を補助溶媒として使用することもできる。実質的に、好適な液体溶媒は、以下のものである:芳香族化合物、例えば、キシレン、トルエン又はアルキルナフタレン類、塩素化芳香族化合物又は塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン類、クロロエチレン類又は塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサン又はパラフィン類、例えば、鉱油留分、鉱油及び植物油、アルコール類、例えば、ブタノール又はグリコールとそれらのエーテル及びエステル、ケトン類、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えば、ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシド、カーボネート類、例えばプロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジエチルカーボネート若しくはジブチルカーボネート、又はニトリル類、例えばアセトニトリルもしくはプロパンニトリル。
原則として、適切な全ての溶媒を使用することが可能である。適切な溶媒の例は、芳香族炭化水素、例えば、キシレン、トルエン又はアルキルナフタレン類、塩素化芳香族炭化水素若しくは塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン、クロロエチレン又は塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサン、パラフィン類、石油留分、鉱油及び植物油、アルコール類、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール又はグリコールとそれらのエーテル及びエステル、ケトン類、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えば、ジメチルスルホキシド、カーボネート類、例えばプロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジエチルカーボネート若しくはジブチルカーボネート、ニトリル類、例えばアセトニトリルもしくはプロパンニトリル、さらには水である。
基本的に、適切な全ての担体を使用することが可能である。有用な担体としては、特には、例えば、アンモニウム塩、及び粉砕天然鉱物、例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モンモリロナイト又はケイ藻土、及び、微粉砕合成材料、例えば、微分散シリカ、アルミナ、及び、天然シリケート又は合成シリケート、樹脂、蝋、及び/又は、固形肥料などがある。そのような担体の混合物を使用することも同様に可能である。粒剤に関して有用な担体としては、以下のものを挙げることができる:例えば、粉砕して分別した天然岩石、例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石、苦灰岩、並びに、無機及び有機の粗びき粉からなる合成顆粒、並びに、さらに、有機材料(例えば、おがくず、紙、ココナッツ殻、トウモロコシ穂軸及びタバコの葉柄など)からなる顆粒。
液化ガスの増量剤又は溶媒を使用することも可能である。特に好適な増量剤又は担体は、環境温度及び大気圧下では気体であるものであり、例えば、エアロゾル噴射剤ガス、例えば、ハロゲン化炭化水素類、さらには、ブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素などである。
イオン特性若しくは非イオン特性を有する乳化剤及び/若しくは泡形成剤、分散剤又は湿展剤の例、又は、これらの界面活性剤の混合物の例としては、以下のものを挙げることができる:ポリアクリル酸の塩、リグノスルホン酸の塩、フェノールスルホン酸若しくはナフタレンスルホン酸の塩、エチレンオキシドと脂肪アルコールの重縮合物若しくはエチレンオキシドと脂肪酸の重縮合物若しくはエチレンオキシドと脂肪アミンの重縮合物、エチレンオキシドと置換されているフェノール(好ましくは、アルキルフェノール又はアリールフェノール)の重縮合物、スルホコハク酸エステルの塩、タウリン誘導体(好ましくは、酒石酸アルキル)、イセチオン酸誘導体、ポリエトキシ化アルコールのリン酸エステル若しくはポリエトキシ化フェノールのリン酸エステル、ポリオールの脂肪エステル、並びに、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン及びリン酸アニオンを含んでいる該化合物の誘導体、例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルスルフェート類、アリールスルホネート類、タンパク質加水分解物、リグノスルファイト廃液、及び、メチルセルロース。本発明による活性化合物組み合わせの化合物のうちの少なくとも一つ及び/又は該不活性担体のうちの1種類が水不溶性であり、かつ施用が水で行われる場合は、界面活性剤を存在させることが有利である。
該製剤及びその製剤から誘導される使用形態中のさらなる補助剤として、着色剤、例えば、無機顔料、例えば、酸化鉄、酸化チタン及びプルシアンブルー(Prussian Blue)、並びに、有機染料、例えば、アリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、並びに、栄養素及び微量栄養素、例えば、鉄塩、マンガン塩、ホウ素塩、銅塩、コバルト塩、モリブデン塩及び亜鉛塩を用いることが可能である。
別の成分が安定剤であることができ、例えば低温安定剤、防腐剤、酸化防止剤、光安定剤、又は、化学的及び/若しくは物理的安定性を向上させる他の作用剤である。発泡剤又は消泡剤も存在させることができる。
該製剤及びその製剤から誘導される使用形態におけるさらなる補助剤として、粘着剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、並びに、粉末又は顆粒又はラテックスの形態にある天然ポリマー及び合成ポリマー、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリ酢酸ビニル、又は、天然リン脂質、例えば、セファリン及びレシチン、及び、合成リン脂質を存在させることもできる。さらなる可能な補助剤は、鉱油及び植物油である。
任意に、該製剤及びその製剤から誘導される使用形態の中に、さらなる補助剤を存在させることができる。そのような添加剤の例としては、芳香物質、保護コロイド、結合剤、接着剤、増粘剤、揺変剤、浸透剤、保持促進剤、安定化剤、金属イオン封鎖剤、錯化剤、湿潤剤、展着剤がある。一般的に、本発明による活性化合物組み合わせは、製剤を目的として通常使用される固体又は液体の任意の添加剤と組み合わせることができる。
有用な保持促進剤には、動的表面張力を低減させる全ての物質(例えば、スルホコハク酸ジオクチル)又は粘弾性を増大させる全ての物質(例えば、ヒドロキシプロピルグアーポリマー)が包含される。
本発明に関連して好適な浸透剤は、植物体内への農薬活性化合物の浸透を改善するのに通常使用される全ての物質である。これに関連して、浸透剤は、それらが、(一般には、水性の)施用液から、及び/又は、散布による被膜から、植物のクチクラの中に浸透し、それにより、活性化合物のクチクラ内での移動性を増強することができる能力によって定義される。文献(Baur et al., 1997, Pesticide Science 51, 131−152)に記載されている方法を用いることで、この特性を確認することができる。その例としては、アルコールアルコキシレート、例えば、ココナッツ脂肪エトキシレート(coconut fatty ethoxylate)(10)若しくはイソトリデシルエトキシレート(12)、脂肪酸エステル、例えば、ナタネ油メチルエステル若しくはダイズ油メチルエステル、脂肪アミンアルコキシレート、例えば、獣脂アミンエトキシレート(15)、又は、アンモニウム塩及び/若しくはホスホニウム塩、例えば、硫酸アンモニウム若しくはリン酸水素二アンモニウムなどを挙げることができる。
当該製剤は、その製剤の重量に対して、好ましくは、0.00000001重量%〜98重量%の本発明による活性化合物組み合わせを含んでおり、又は、特に好ましくは、0.01重量%〜95重量%の本発明による活性化合物組み合わせを含んでおり、より好ましくは、0.5重量%〜90重量%の本発明による活性化合物組み合わせを含んでいる。
当該製剤(特に、農薬)から調製された使用形態中の本発明による活性化合物組み合わせの化合物の含有量は、広い範囲内で変動し得る。該使用形態中の本発明による活性化合物組み合わせの濃度は、その使用形態の重量に対して、通常は0.00000001〜95重量%の本発明による活性化合物組み合わせ、好ましくは、0.00001〜1重量%の本発明による活性化合物組み合わせである。それらの化合物は、その使用形態に適した慣習的な方法で用いられる。
植物及び植物部分
本発明に従って、全ての植物及び植物部分を処理することができる。ここで、植物は、望ましい及び望ましくない野生植物又は作物植物(天然に発生している作物植物を包含する)のような全ての植物及び植物部分、例えば、穀類(コムギ、イネ、ライコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、テンサイ、サトウキビ、トマト、カラシ、キュウリ、メロン、ニンジン、スイカ、タマネギ、レタス、ホウレンソウ、リーキ、インゲンマメ、アブラナ科アブラナ属の植物(Brassica oleracea)(例えば、キャベツ)及び他の野菜種、ワタ、タバコ、ナタネ、並びに、さらに、果実植物(果実は、リンゴ、ナシ、柑橘類及びブドウのつる)などを意味するものと理解すべきである。作物植物は、慣習的な育種法と最適化法によって得ることができる植物であり得るか、又は、生物工学的方法と遺伝子工学的方法によって得ることができる植物であり得るか、又は、これらの方法の組合せによって得ることができる植物であることができる。そのような作物植物には、トランスジェニック植物も包含され、また、品種財産権利によって保護され得る植物品種又は保護され得ない植物品種も包含される。植物は、全ての成育段階、例えば、種子、実生、幼植物(未成熟植物)から成熟した植物までを、意味するものと理解されるべきである。植物部分は、苗条、葉、花及び根などの、植物の地上部及び地下部の全ての部分及び器官を意味するものと理解されるべきであり、挙げられる例は、葉、針状葉、茎、幹、花、子実体、果実及び種子、さらには塊茎、根、及び根茎などである。植物部分には、収穫された植物又は収穫された植物部分、並びに、栄養繁殖器官(vegetative propagation material)及び生殖繁殖器官(generative propagation material)、例えば、苗木、塊茎、根茎、挿穂(cutting)及び種子などもある。
本発明による活性化合物組み合わせによる植物及び植物部分の本発明による処理は、慣習的な処理方法によって、例えば、浸漬、散布、気化、煙霧(fogging)、ばらまき、塗布、注入などによって、直接的に行うか、該化合物を植物及び植物の部分の周囲、環境若しくは貯蔵空間に作用させることにより行い、また、繁殖器官(propagation material)の場合、特に種子の場合は、さらに、1以上のコーティングを施すことによっても行う。
上記で既に述べたように、本発明に従って、全ての植物、さらにはそれの部分を処理することができる。好ましい実施形態では、野生の植物種及び植物品種、又は、交雑若しくはプロトプラスト融合のような慣習的な生物育種法により得られた植物種及び植物品種、並びに、それらの部分を処理する。好ましいさらに別の実施形態では、適切な場合には慣習的な方法と組み合わせた遺伝子工学的方法により得られたトランスジェニック植物及び植物品種(遺伝子組換え生物)及びそれらの部分を処理する。「部分(parts)」又は「植物の部分(parts of plants)」又は「植物の部分(plant parts)」という用語については、既に上記で説明した。本発明は、特に好ましくは、個々の市販の慣習的な品種又は使用されている慣習的な品種の植物を処理するのに用いられる。植物品種は、慣習的な育種又は突然変異誘発又は組換えDNA技術によって得た、新しい特性(「形質」)を有する植物を意味するものと理解されるべきである。それらは、品種、変種、生物型又は遺伝子型であることができる。
トランスジェニック植物、種子処理、及び、統合事象
本発明に従って処理されるトランスジェニック植物又は植物品種(遺伝子工学により得られたもの)は、好ましくは、特定の有利な有用特性(「形質」)を植物に付与する遺伝物質を遺伝子修飾を介して受け取った全ての植物を含むものである。そのような特性の例は、植物の向上した生育、高温又は低温に対する向上した耐性、渇水又は水中若しくは土壌中に含まれる塩分のレベルに対する向上した耐性、高められた開花能力、向上した収穫の容易性、成熟促進、収穫量向上、収穫された生産物の向上した品質及び/又は向上した栄養価、収穫された生産物のより良好な貯蔵寿命及び/又は加工性などである。そのような特性のさらなる特に強調される例は、害虫及び有害微生物に対する(例えば、昆虫類、クモ形類動物、線虫類、ダニ類、ナメクジ類及びカタツムリ類に対する)植物の向上した抵抗性、例えば、植物体内で形成された毒素による、特に、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する遺伝物質[例えば、遺伝子CryIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIIA、CryIIIA、CryIIIB2、Cry9c、Cry2Ab、Cry3Bb及びCryIF並びにそれらの組合せ]によって植物体内で形成された毒素による、害虫及び有害微生物に対する(例えば、昆虫類、クモ形類動物、線虫類、ダニ類、ナメクジ類及びカタツムリ類に対する)植物の向上した抵抗性、さらに、植物病原性の菌類、細菌類及び/又はウイルス類に対する植物の向上した抵抗性、例えば、全身獲得抵抗性(SAR)、システミン(systemin)、フィトアレキシン、誘導因子並びに抵抗性遺伝子とそれにより発現されるタンパク質及び毒素による、植物病原性の菌類、細菌類及び/又はウイルス類に対する植物の向上した抵抗性、及び、さらに、特定の活性除草化合物(例えば、イミダゾリノン系、スルホニル尿素系、グリホセート又はホスフィノトリシン)に対する植物の向上した耐性(例えば、「PAT」遺伝子)である。対象となる所望の形質を付与する遺伝子は、トランスジェニック植物体内で、互いに組み合わせて存在させることも可能である。挙げることができるトランスジェニック植物の例としては、重要な作物植物、例えば、穀類(コムギ、イネ、ライコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、テンサイ、サトウキビ、トマト、エンドウマメ及び他の野菜種、ワタ、タバコ、ナタネ、並びに、さらに、果実植物(果実:リンゴ、ナシ、柑橘類及びブドウ)であり、トウモロコシ、ダイズ、コムギ、イネ、ジャガイモ、ワタ、サトウキビ、タバコ及びナタネは特に重要である。特に強調される形質は、昆虫類、クモ形類動物、線虫類並びにナメクジ類及びカタツムリ類に対する植物の向上した抵抗性である。
作物保護−処理の種類
本発明による活性化合物組み合わせの化合物による植物及び植物部分の処理は、慣習的な処理方法を用いて、例えば、浸漬、散布、噴霧、潅漑、気化、散粉、煙霧、ばらまき、泡状化、塗布、拡散(spreading−on)、注入、潅水(潅注(drenching))、点滴潅漑などによって、直接、又は、植物及び植物部分の周囲、生息環境若しくは貯蔵空間に対する作用によって、さらには、繁殖器官(propagation material)の場合、特に種子の場合は、さらに、乾式種子処理用の粉末として、液体種子処理用の溶液として、スラリー処理のための水溶性粉末として、被覆、1以上の被膜によるコーティングなどによって行われる。さらに、本発明による活性化合物組み合わせを微量散布法(ultra−low volume method)によって施用することも可能であり、又は、該施用形態若しくは本発明による活性化合物組み合わせ自体を土壌中に注入することも可能である。
植物の好ましい直接的な処理は茎葉施用であり、即ち、本発明による活性化合物組み合わせを茎葉部に施用するものであり、その場合、処理頻度及び施用量は、当該有害生物の発生のレベルに従って適合させるべきである。
浸透移行性活性化合物の場合、本発明による活性化合物組み合わせは、さらにまた、根系を介しても植物に達する。次に、植物は、その植物の生息環境に対して本発明による活性化合物組み合わせを作用させることによって処理する。これは、例えば、潅注(drenching)によって、又は、土壌若しくは栄養溶液に混合させる[即ち、植物の成育場所(例えば、土壌、又は、水耕系)に本発明による活性化合物組み合わせの液体形態を含浸させる]ことによって、又は、土壌施用[即ち、本発明による活性化合物組み合わせを固体形態で(例えば、顆粒形態で)植物の成育場所に導入する]ことによって、又は滴下施用(「化学溶液灌漑」とも称されることが多い)[即ち、植物の近傍の所定の箇所で多様な量の水とともに一定期間にわたって表面若しくは表面下滴下ラインからの本発明による活性化合物組み合わせの液体施用]によって達成することができる。水稲作物の場合には、これは、固体施用形態にある本発明による活性化合物組み合わせ(例えば、粒剤として)を計量して湛水された水田に供給することによっても、達成することができる。
種子の処理
植物の種子を処理することによる動物有害生物の防除は、長い間知られており、継続的に改良が加えられている。しかしながら、種子の処理には、必ずしも満足のいくように解決することができるわけではない一連の問題が伴っている。かくして、植物の貯蔵中、播種後又は出芽後に農薬を追加で施用することを不要とするか又は少なくとも著しく低減させるような、種子及び発芽中の植物を保護する方法を開発することは望ましい。さらに、使用する活性化合物によって植物自体に損傷を引き起こすことなく、動物有害生物による攻撃から種子及び発芽中の植物が最適に保護されるような形で、使用する活性化合物の量を最適化することも望ましい。特に、種子を処理する方法では、最少量の農薬を使用して種子及び発芽中の植物の最適な保護を達成するために、有害生物抵抗性トランスジェニック植物又は有害生物耐性トランスジェニック植物の内因性の殺虫特性又は殺線虫特性も考慮に入れるべきである。
従って、本発明は、特に、有害生物による攻撃から種子及び発芽中の植物を保護する方法にも関し、ここで、該方法は、当該種子を本発明による活性化合物組み合わせで処理することによる。種子及び発芽中の植物を病害生物による攻撃から保護するための本発明の方法は、さらに、該種子を、式(I)の化合物及び群(II)の混合相手によって、1回の操作で同時に又は順次に処理するような方法も包含する。それはさらに、該種子を、式(I)の化合物及び群(II)の混合相手によって、異なった時点で処理するような方法も包含する。
本発明は同様に、種子及びその種子から生じた植物を動物有害生物に対して保護するために種子を処理するための、本発明による活性化合物組み合わせの使用にも関する。
さらに、本発明は、動物有害生物に対して保護を提供するように、本発明による活性化合物組み合わせで処理された種子にも関する。本発明は、さらに、本発明による活性化合物組み合わせによって同時に処理された種子にも関する。本発明は、さらに、式(I)の化合物及び群(II)の混合相手によって異なった時点で処理された種子にも関する。本発明による活性化合物組み合わせによって異なった時点で処理された種子の場合、個々の物質は、その種子の表面上の異なった層の中に存在し得る。ここで、式(I)の化合物及び群(II)の混合相手を含んでいる層は、場合により、中間層によって分離させることができる。本発明は、さらにまた、式(I)の化合物及び群(II)の混合相手が被膜の一部分として又は被膜に加えられたさらなる一つの層若しくは複数の層として施用されている種子にも関する。
さらに、本発明は、本発明による活性化合物組み合わせで処理された後で、埃による種子の摩耗を防止するために、フィルムコーティングプロセスに付される種子にも関する。
本発明による全身作用性活性化合物組み合わせによって生じる利点の一つは、種子処理により、種子自体だけでなく、種子から得られる植物も、発芽後に動物有害生物から保護されるという点である。このようにして、播種時又は播種後間もなくに作物を直接処理する手間を省くことができる。
本発明による活性化合物組み合わせで種子を処理することによって、処理された種子の発芽及び出芽が増進され得るというさらなる利点を考慮すべきである。
本発明による活性化合物組み合わせを、特に、トランスジェニック種子に対しても使用することが可能であるということも、有利であると考えるべきである。
さらに本発明による活性化合物組み合わせは、シグナル伝達技術の組成物若しくは化合物と組合せて使用することが可能であり、その結果として、共生生物(例えば、根粒菌、菌根菌及び/又は内部寄生性の細菌若しくは菌類)によるコロニー形成が良好になり、及び/又は、窒素固定が最適化される。
本発明による活性化合物組み合わせは、農業において、温室内で、森林で又は園芸において使用される全ての植物品種の種子を保護するのに適している。特に、これは、穀類(例えば、コムギ、オオムギ、ライムギ、アワ及びエンバク)、トウモロコシ、ワタ、ダイズ、イネ、ジャガイモ、ヒマワリ、コーヒー、タバコ、カノラ、ナタネ、ビート(例えば、テンサイ及び飼料用ビート)、ラッカセイ、野菜(例えば、トマト、キュウリ、インゲンマメ、アブラナ科野菜、タマネギ及びレタス)、果実植物、芝生及び観賞植物の種子の形態を取る。穀類(例えば、コムギ、オオムギ、ライムギ及びエンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ワタ、カノラ、ナタネ、野菜及びイネの種子を処理することが、特に重要である。
既に上記で記載したように、本発明による活性化合物組み合わせによるトランスジェニック種子の処理も、特に重要である。これは、基本的に、ポリペプチド(特に、殺虫特性及び/又は殺線虫特性を有するポリペプチド)の発現を制御する少なくとも1種類の異種遺伝子を概して含んでいる植物の種子の形態を取る。トランスジェニック種子内のこれらの異種遺伝子は、バシルス(Bacillus)種、リゾビウム(Rhizobium)種、プセウドモナス(Pseudomonas)種、セラチア(Serratia)種、トリコデルマ(Trichoderma)種、クラビバクテル(Clavibacter)種、グロムス(Glomus)種又はグリオクラジウム(Gliocladium)種などの微生物に由来し得る。本発明は、バシルス属種(Bacillus sp.)に由来する少なくとも1種類の異種遺伝子を含んでいるトランスジェニック種子を処理するのに特に適している。それは特に好ましくは、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillusthuringiensis)由来の異種遺伝子である。
本発明に関連して、本発明による活性化合物組み合わせは、種子に対して施用する。好ましくは、該種子は、処理時に損傷を回避するのに十分に安定である状態で処理する。一般に、該種子は、収穫と播種の間の任意の時点で処理することができる。通常使用される種子は、植物から分離されており、穂軸、殻、葉柄、外皮、被毛又は果肉が除かれたものである。例えば、収穫され、不純物が取り除かれ、及び、貯蔵を可能とする含水量となるまで乾燥された種子を使用することができる。或いは、乾燥後に例えば水で処理され、その後再度乾燥された種子(例えば、プライミング)を使用することもできる。イネ種子の場合、例えば、イネ胚の一定段階(「鳩胸段階(pigeon breast stage)」)まで水中に浸漬させ、それによって発芽を刺激し、より均一な出芽となる種子を用いることも可能である。
種子を処理する場合、種子の発芽が悪影響を受けないように、又は、種子から生じた植物が損傷を受けないように、種子に施用する本発明による活性化合物組み合わせの量及び/又はさらなる添加剤の量を選択することに、概して注意しなければならない。このことは、とりわけ、特定の施用量で薬害作用を示し得る活性化合物の場合に、確実に実施しなければならない。
一般に、本発明による活性化合物組み合わせは、好適な製剤で種子に施用する。種子を処理するための適切な製剤及びプロセスは、当業者には知られている。
本発明による活性化合物組み合わせは、慣習的な種子粉衣製剤、例えば、溶液剤、エマルション剤、懸濁液剤、粉末剤、泡剤、スラリー剤又は種子用の別のコーティング組成物などに変換することが可能であり、及び、さらに、ULV製剤に変換することも可能である。
これらの製剤は、既知方法で、本発明による活性化合物組み合わせを、慣習的な添加剤、例えば、慣習的な増量剤、更には溶媒又は希釈剤、着色剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、消泡剤、防腐剤、第2の増粘剤、接着剤、ジベレリン類などと混合させ、及び、さらに、水と混合させることによって製造される。
本発明に従って使用することができる種子粉衣製剤の中に存在させることができる着色剤は、そのような目的に関して慣習的な全ての着色剤である。水中であまり溶解しない顔料又は水中で溶解する染料を使用することができる。その例としては、「Rhodamin B」、「C.I.Pigment Red 112」及び「C.I.Solvent Red 1」の名称で知られている着色剤などを挙げることができる。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の中に存在させることができる有用な湿展剤は、湿潤を促進し、農薬活性化合物の製剤に慣習的に使用される全ての物質である。好ましくは、アルキルナフタレンスルホネート類、例えば、ジイソプロピルナフタレンスルホネート又はジイソブチルナフタレンスルホネートを使用する。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の中に存在させることができる有用な分散剤及び/又は乳化剤は、農薬有効成分の製剤に従来から使用される非イオン性、アニオン性及びカチオン性の全ての分散剤である。好ましくは、非イオン性若しくはアニオン性の分散剤又は非イオン性若しくはアニオン性の分散剤の混合物を用いる。好適な非イオン性分散剤としては、特に、エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマー類、アルキルフェノールポリグリコールエーテル類及びトリスチリルフェノールポリグリコールエーテル類、並びに、それらのリン酸化誘導体又は硫酸化誘導体などがある。適しているアニオン性分散剤は、特に、リグノスルホネート類、ポリアクリル酸塩類及びアリールスルホネート/ホルムアルデヒド縮合物である。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の中に存在させることができる消泡剤は、農薬有効成分の製剤に従来から使用されている全ての泡抑制物質である。好ましくは、シリコーン消泡剤及びステアリン酸マグネシウムを使用する。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の中に存在させることができる防腐剤は、農薬組成物中で当該目的のために使用することが可能な全ての物質である。例として、ジクロロフェン及びベンジルアルコールヘミホルマールなどを挙げることができる。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の中に存在させることができる第2の増粘剤は、農薬組成物中で当該目的のために使用することが可能な全ての物質である。セルロース誘導体、アクリル酸誘導体、キサンタン、改質粘土及び微粉化シリカが好ましい。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の中に存在させることができる接着剤は、種子粉衣製品中で使用可能な全ての慣習的な結合剤である。ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール及びチロースを、好ましいものとして挙げることができる。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の中に存在させることができるジベレリン類は、好ましくは、ジベレリンA1、ジベレリンA3(=ジベレリン酸)、ジベレリンA4及びジベレリンA7であり、ジベレリン酸が特に好ましく使用される。ジベレリン類は知られている(cf. R. Wegler ″Chemie der Pflanzenschutz− and Schadlingsbekampfungsmittel″ vol. 2, Springer Verlag, 1970, pp. 401−412)。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤は、広い範囲のさまざまな種類の種子を処理するために、直接的に使用することができるか、又は、予め水で希釈したあとで使用することができる。例えば、濃厚製剤(concentrate)又は水で希釈することによって濃厚製剤から得ることができる調製物は、穀類、例えば、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク及びライコムギなどの種子を粉衣するのに使用することが可能であり、並びに、さらに、トウモロコシ、イネ、ナタネ、エンドウマメ、インゲンマメ、ワタ、ヒマワリ、ダイズ及びビートの種子を粉衣するのに使用することも可能であり、又は、広い範囲のさまざまな野菜の種子を粉衣するのに使用することが可能である。本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤又はそれらの希釈された使用形態は、トランスジェニック植物の種子を粉衣するのにも使用することが可能である。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤又は水を加えることによってその種子粉衣製剤から調製された使用形態を用いて種子を処理する場合、種子粉衣のために慣習的に使用可能な全ての混合装置が有用である。具体的には、種子粉衣における手順は、種子を混合機に入れ、バッチ式又は連続的に運転すること、所望される特定量の種子粉衣製剤を、そのままで添加するか又は予め水で希釈したあとで添加すること、及び、該製剤が当該種子の表面に均質に分配されるまで全てを混合させることである。適切な場合には、続いて乾燥工程を行う。
本発明に従って使用することが可能な種子粉衣製剤の施用量は、比較的広い範囲内で変えることができる。それは、当該製剤中の本発明による活性化合物組み合わせの特定の含有量及び当該種子に左右される。本発明による活性化合物組み合わせの施用量は、一般に、種子1kg当たり0.001〜50gであり、好ましくは、種子1kg当たり0.01〜15gである。
媒介動物の防除
本発明による活性化合物組み合わせは、媒介動物(vector)の防除において使用することも可能である。本発明に関して、媒介動物は、病原体(例えば、ウイルス類、蠕虫類(worms)、単細胞生物及び細菌類)を病原体保有宿主(植物、動物、ヒトなど)から宿主まで運ぶことが可能な節足動物(特に、昆虫又はクモ形類動物)である。該病原体は、宿主に機械的に運ばれ得る(例えば、非刺咬性ハエによるトラコーマ)か、宿主体内への注入によって運ばれ得る(例えば、蚊によるマラリア原虫)。
媒介動物の例及び媒介動物によって運ばれる疾患又は病原体は、以下のとおりである:
1)蚊類
−ハマダラカ(Anopheles):マラリア、フィラリア症;
−アカイエカ(Culex):日本脳炎、別のウイルス性疾患、フィラリア症、蠕虫類の運搬;
−ヤブカ(Aedes):黄熱病、デング熱、他のウイルス性疾患、フィラリア症;
−ブユ(Simulidae):蠕虫類(特に、回旋糸状虫(Onchocerca volvulus))の運搬;
−チョウバエ(Psychodidae):リーシュマニア症の伝染;
2)シラミ類:皮膚感染、流行性発疹チフス;
3)ノミ類:伝染病、発疹熱、条虫;
4)ハエ類:睡眠病(トリパノソーマ病);コレラ、別の細菌性疾患;
5)ダニ類:ダニ症(acariosis)、流行性発疹チフス、リケッチア痘瘡、野兎病、セントルイス脳炎、ダニ媒介脳炎(TBE)、クリミア・コンゴ出血熱、ボレリア症(borreliosis);
6)マダニ類:ボレリア症(borellioses)、例えば、ライム病ボレリア(Borrelia burgdorferi sensu lato.)、ダットン回帰熱ボレリア(Borrelia duttoni)、ダニ媒介脳炎、Q熱(Coxiella burnetii)、バベシア症(Babesia canis canis)、エーリキア症(ehrlichiosis)。
本発明に関連して、媒介動物の例は、植物ウイルスを植物に運ぶことが可能な昆虫類、例えば、アブラムシ類、ハエ類、ヨコバイ類又はアザミウマ類などである。植物ウイルスを運ぶことが可能な別の媒介動物は、ハダニ類、シラミ類、甲虫類及び線虫類である。
本発明に関連して、媒介動物のさらなる例は、病原体を動物及び/又はヒトに運ぶことができる昆虫類及びクモ形類、例えば、蚊類[特に、ヤブカ属(Aedes)の蚊、ハマダラカ属(Anopheles)の蚊、例えば、ガンビエハマダラカ(A.gambiae)、アノフェレス・アラビエンシス(A.arabiensis)、アノフェレス・フネスツス(A.funestus)、アノフェレス・ジルス(A.dirus)(マラリア)、及び、アカイエカ属(Culex)の蚊]、チョウバエ(Psychodidae)、例えば、サシチョウバエ(Phlebotomus)、ルツォミヤ(Lutzomyia)、シラミ類、ノミ類、ハエ類、ダニ類及びマダニ類である。
本発明による活性化合物組み合わせが抵抗性を打破する(resistance−breaking)場合、媒介動物の防除は、同様に可能である。
本発明による活性化合物組み合わせは、疾患の予防及び/又は媒介動物によって運ばれる病原体の予防において使用するのに適している。かくして、本発明のさらなる態様は、例えば、農業において、園芸において、庭園やレジャー施設において、及び、さらに、材料物質や貯蔵生産物の保護において、媒介動物を防除するための本発明による活性化合物組み合わせの使用である。
工業材料の保護
本発明による活性化合物組み合わせは、昆虫類[例えば、コウチュウ目(Coleoptera)、ハチ目(Hymenoptera)、シロアリ目(Isoptera)、チョウ目(Lepidoptera)、チャタテムシ目(Psocoptera)及びシミ目(Zygentoma)の昆虫類]による攻撃又は破壊に対して工業材料を保護するのに適している。
本発明に関連して、工業材料は、非生物材料、例えば、好ましくは、プラスチック、接着剤、サイズ、紙及び厚紙、皮革、木材、加工木材製品及び塗料などを意味するものと理解される。本発明は、木材を保護するために使用するのが特に好ましい。
さらなる実施形態では、本発明による活性化合物組み合わせは、少なくとも1種類のさらなる殺虫剤及び/又は少なくとも1種類の殺菌剤と一緒に使用する。
さらなる実施形態では、本発明による活性化合物組み合わせは、即時使用可能な農薬として存在する。即ち、それは、さらなる変更を加えることなく、当該材料物質に施用することができる。好適なさらなる殺虫剤又は殺菌剤は、特には、上記で挙げたものである。
驚くべきことに、本発明による活性化合物組み合わせは、海水又は淡海水と接触するもの、特に、船体、スクリーン、網、建造物、係船設備及び信号システムなどを、付着物から保護するために使用することができるということも分かった。同様に、本発明による活性化合物組み合わせは、単独で、又は、別の活性化合物と組合せて、防汚剤として使用することができる。
列記した植物は、特に有利には本発明に従って、本発明による活性化合物組み合わせで処理することができる。活性化合物組み合わせにおける上記で提供の好ましい範囲は、これらの植物の処理にも適用される。本記述で具体的に言及されている活性化合物組み合わせによる植物処理が特に強調されるものである。
本発明による活性化合物組み合わせの良好な効果は、下記の実施例から明らかである。個々の活性物質は効果において弱点を有するが、その組み合わせは、単純な効果の総和を超えた効果を示す。活性化合物組み合わせの作用が、個々に施用される活性化合物の効果の総和より大きい場合は、相乗効果が常に存在する。
実施例:
二つの化合物の組み合わせの効力に関する式
二つの化合物のある組み合わせの予想効力は、次のように計算される(Colby, S. R., ″Calculating Synergistic and antagonistic Responses of Herbicide Combinations″, Weeds 15, pp. 20−22, 1967を参照)。
Xが、m ppmそれぞれm g/haの濃度での試験化合物Aについての未処理対照の死亡率%で表される効力であり、
Yが、n ppmそれぞれn g/haの濃度での試験化合物Bについての未処理対照の死亡率%で表される効力であり、
Eが、m及びn ppmそれぞれm及びn g/haでA及びBの混合物を用いた場合の未処理対照の死亡率%で表した効力である場合、
Figure 2020537662
である。
組み合わせの観察された殺虫効力が「E」として計算される効力より高い場合、その二つの化合物の組み合わせは、相加的より高い効果を有しており、即ち相乗効果がある。
下記の全ての実施例において、「バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)」は、別段の断りがない限り、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)株CNCM I−1582を指す。
実施例A
ナミハダニ(Tetranychus urticae)−噴霧試験、OP抵抗性
溶媒:アセトン78.0重量部
ジメチルホルムアミド1.5重量部
乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の好適な製剤を製造するため、活性化合物1重量部を、所定量の溶媒と混合し、乳化剤濃度1000ppmを含む水で希釈して所望の濃度とする。胞子懸濁液の好適な製剤を製造するため、胞子を、乳化剤含有水で所望の濃度まで希釈する。乳化剤含有水で希釈することで、さらなる試験濃度液を調製する。
全ての動物齢のナミハダニ(Tetranychus urticae)が付いたインゲンマメ(Phaseolus vulgaris)葉円板に、所望の濃度の有効成分の製剤を噴霧する。
所定の期間後、死亡率(%)を求める。100%は全てのハダニが死亡していたことを意味し、0%は死亡したハダニがいなかったことを意味する。そうして求めた死亡率を、コルビー式(上記参照)を用いて再計算する。
本試験で本願によれば、例えば下記の組み合わせが、単一化合物と比較して相乗効果を示した。
表A−1:ナミハダニ(Tetranychus urticae)−噴霧試験
Figure 2020537662
表A−2:ナミハダニ(Tetranychus urticae)−噴霧試験
Figure 2020537662
Figure 2020537662
Figure 2020537662
実施例B
ナミハダニ(Tetranychus urticae)−噴霧試験、OP抵抗性
溶媒:ジメチルホルムアミド7重量部
乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の好適な製剤を製造するため、活性化合物1重量部を、所定量の溶媒と混合し、乳化剤濃度1000ppmを含む水で希釈して所望の濃度とする。乳化剤含有水で希釈することで、さらなる試験濃度液を調製する。
全ての段階のナミハダニ(Tetranychus urticae)が重度に着いたマメ植物(Phaseolus vulgaris)を、所望の濃度の活性化合物の製剤を噴霧することで処理する。
所定の期間後、死亡率(%)を求める。100%は全てのハダニが死亡していたことを意味し、0%は死亡したハダニがいなかったことを意味する。そうして求めた死亡率を、コルビー式(上記参照)を用いて再計算する。
本試験で本願によれば、例えば下記の組み合わせが、単一化合物と比較して相乗効果を示した。
表B−1:ナミハダニ(Tetranychus urticae)−噴霧試験
Figure 2020537662
表B−2:ナミハダニ(Tetranychus urticae)−噴霧試験
Figure 2020537662
表B−3:ナミハダニ(Tetranychus urticae)−噴霧試験
Figure 2020537662
実施例C
サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)−試験
溶媒:アセトン125.0重量部
活性化合物の好適な製剤を製造するため、活性化合物1重量部を、所定量の溶媒と混合し、濃厚液を水で希釈して所望の濃度とする。胞子懸濁液の好適な製剤を製造するため、胞子を、水で希釈して所望の濃度とする。
容器に、砂、有効成分の溶液、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)の卵及び幼虫を含む懸濁液及びレタス種子を充填する。レタス種子が発芽し、苗が成長する。こぶが根で発達する。
所定の期間後、殺線虫活性を、こぶ形成のパーセントに基づいて求める。100%はこぶが全く認められなかったことを意味し、0%は、処理植物の根上で認められたこぶ数が、未処理対照植物におけるこぶ数に等しかったことを意味する。
本試験における本願によれば、例えば、下記の組み合わせが、単一化合物と比較して相乗効果を示した。
表C:サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)−試験
Figure 2020537662
Figure 2020537662
実施例D
サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)−試験
溶媒:ジメチルホルムアミド7重量部
乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル2.5重量部
活性化合物の好適な製剤を製造するため、活性化合物1重量部を、所定量の溶媒及び乳化剤と混合し、水で希釈して所望の濃度とする。胞子懸濁液の好適な製剤を製造するため、胞子を、乳化剤を含む水で希釈して所望の濃度とする。濃度の計算には、土壌の体積を含めなければならない。土壌中の乳化剤濃度が20ppmを超えないように注意を払うべきである。水による希釈によって、さらなる試験濃度液を調製する。
化合物溶液を、土壌(壌質砂土)を充填したポットに注ぐ。サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)の卵及び幼虫を含む懸濁液を加え、レタス種子を土壌表面に蒔き、ケイ砂で覆う。レタス種子が発芽し、苗が成長する。こぶが根で発達する。
所定の期間後、殺線虫活性を、こぶ形成のパーセントに基づいて求める。100%はこぶが全く認められなかったことを意味し、0%は、処理植物の根上で認められたこぶ数が、未処理対照植物におけるこぶ数に等しかったことを意味する。そうして求めた活性を、コルビー式(上記参照)を用いて再計算する。
本試験における本願によれば、例えば、下記の組み合わせが、単一化合物と比較して相乗効果を示した。
表D:サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)−試験
Figure 2020537662

Claims (16)

  1. 少なくとも一つの下記式(I)の化合物:
    Figure 2020537662
    及び
    (a)殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)、又は
    (b)式(IIa)若しくは(IIb)の化合物、又は
    (c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)
    から選択される少なくとも一つの群(II)の活性化合物を含む活性化合物組み合わせであって、
    (a)殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)が、
    (1)アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害薬、好ましくはアラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカーブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、XMC及びキシリルカルブから選択されるカーバメート系;又は、アセフェート、アザメチホス、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス−メチル、クマホス、シアノホス、ジメトン−S−メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ダイスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イミシアホス、イソフェンホス、O−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチル酸イソプロピル、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシジメトン−メチル、パラチオン−メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス−メチル、プロフェノホス、プロペタムホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン及びバミドチオンから選択される有機リン酸エステル系;
    (12)ミトコンドリアATP合成酵素の阻害剤、好ましくは、ジアフェンチウロンから選択されるATPディスラプター、又はアゾシクロチン、シヘキサチン及び酸化フェンブタスズから選択される有機スズ化合物、又はプロパルギット又はテトラジホン;
    (20)ヒドラメチルノン又、アセキノシル及びフルアクリピリムから選択されるミトコンドリア複合体III電子伝達阻害薬;
    (21)ミトコンドリア複合体I電子伝達阻害薬、好ましくは、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド及びトルフェンピラドから選択されるMETI殺ダニ剤、又はロテノン(Derris);
    (30)アフィドピロペン、アフォキソレイナー、アザジラクチン、ベンクロチアズ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ブロフラニリド、ブロモプロピレート、キノメチオナート、クロロプラレスリン(chloroprallethrin)、氷晶石(Cryolite)、シクラニリプロール、シクロキサプリド、シハロジアミド(Cyhalodiamide)、ジクロロメゾチアズ、ジコホル、ε−メトフルトリン、ε−モムフルトリン(Momfluthrin)、フロメトキン、フルアザインドリジン、フルエンスルホン、フルフェネリム、フルフェノキシストロビン、フルフィプロール、フルヘキサホン(Fluhexafon)、フルオピラム、フルララネル、フルキサメタミド、フフェノジド(Fufenozide)、グアジピル、ヘプタフルトリン、イミダクロチズ、イプロジオン、κ−ビフェントリン、κ−テフルトリン、ロチラネル、メペルフルトリン、パイコングディング(Paichongding)、ピリダリル、ピリフルキナゾン、ピリミノストロビン、スピロブジクロフェン、テトラメチルフルトリン、テトラニリプロール、テトラクロルアントラニリプロール(Tetrachlorantraniliprole)、チゴラネル(Tigolaner)、チオキサザフェン、チオフルオキシメート(Thiofluoximate)、トリフルメゾピリム(Triflumezopyrim)およびヨードメタン;バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)に基づくさらなる調製物(I−1582, BioNeem, Votivo)、および以下の化合物:1−{2−フルオロ−4−メチル−5−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルフィニル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−アミン(WO2006/043635から公知)(CAS885026−50−6)、{1′−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]−5−フルオロスピロ[インドール−3,4′−ピペリジン]−1(2H)−イル}(2−クロロピリジン−4−イル)メタノン(WO2003/106457から公知)(CAS637360−23−7)、2−クロロ−N−[2−{1−[(2E)−3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−エン−1−イル]ピペリジン−4−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イソニコチンアミド(WO2006/003494から公知)(CAS872999−66−1)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−2−オン(WO2010052161から公知)(CAS1225292−17−0)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イルエチルカーボネート(EP2647626から公知)(CAS1440516−42−6)、4−(ブタ−2−イン−1−イルオキシ)−6−(3,5−ジメチルピペリジン−1−イル)−5−フルオロピリミジン(WO2004/099160から公知)(CAS792914−58−0)、PF1364(JP2010/018586から公知)(CAS1204776−60−2)、N−[(2E)−1−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]ピリジン−2(1H)−イリデン]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(WO2012/029672から公知)(CAS1363400−41−2)、(3E)−3−[1−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−2−ピリジリデン]−1,1,1−トリフルオロ−プロパン−2−オン(WO2013/144213から公知)(CAS1461743−15−6)、N−[3−(ベンジルカルバモイル)−4−クロロフェニル]−1−メチル−3−(ペンタフルオロエチル)−4−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2010/051926から公知)(CAS1226889−14−0)、5−ブロモ−4−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−(メチルカルバモイル)フェニル]−2−(3−クロロ−2−ピリジル)ピラゾール−3−カルボキサミド(CN103232431から公知)(CAS1449220−44−3)、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミド、4−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(トランス−1−オキシド−3−チエタニル)−ベンズアミド及び4−[(5S)−5−(3,5−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−(トリフルオロメチル)−3−イソオキサゾリル]−2−メチル−N−(シス−1−オキシド−3−チエタニル)ベンズアミド(WO2013/050317A1から公知)(CAS1332628−83−7)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド、(+)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド及び(−)−N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル]−プロパンアミド(WO2013/162715A2、WO2013/162716A2、US2014/0213448A1から公知)(CAS1477923−37−7)、5−[[(2E)−3−クロロ−2−プロペン−1−イル]アミノ]−1−[2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4−[(トリフルオロメチル)スルフィニル]−1H−ピラゾール−3−カルボニトリル(CN101337937Aから公知)(CAS1105672−77−2)、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)チオキソメチル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド、(Liudaibenjiaxuanan、CN103109816Aから公知)(CAS1232543−85−9);N−[4−クロロ−2−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−6−メチルフェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(フルオロメトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2012/034403A1から公知)(CAS1268277−22−0)、N−[2−(5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)−4−クロロ−6−メチルフェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(WO2011/085575A1から公知)(CAS1233882−22−8)、4−[3−[2,6−ジクロロ−4−[(3,3−ジクロロ−2−プロペン−1−イル)オキシ]フェノキシ]プロポキシ]−2−メトキシ−6−(トリフルオロメチル)−ピリミジン(CN101337940Aから公知)(CAS1108184−52−6);(2E)−及び2(Z)−2−[2−(4−シアノフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン]−N−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−ヒドラジンカルボキサミド(CN101715774Aから公知)(CAS1232543−85−9);3−(2,2−ジクロロエテニル)−2,2−ジメチル−4−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)フェニル−シクロプロパンカルボン酸エステル(CN103524422Aから公知)(CAS1542271−46−4);(4aS)−7−クロロ−2,5−ジヒドロ−2−[[(メトキシカルボニル)[4−[(トリフルオロメチル)チオ]フェニル]アミノ]カルボニル]−インデノ[1,2−e][1,3,4]オキサジアジン−4a(3H)−カルボン酸メチルエステル(CN102391261Aから公知)(CAS1370358−69−2);6−デオキシ−3−O−エチル−2,4−ジ−O−メチル−、1−[N−[4−[1−[4−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)フェニル]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル]カーバメート]−α−L−マンノピラノース(US2014/0275503A1から公知)(CAS1181213−14−8);8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS1253850−56−4)、(8−アンチ)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(CAS933798−27−7)、(8−シン)−8−(2−シクロプロピルメトキシ−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−3−(6−トリフルオロメチル−ピリダジン−3−イル)−3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(WO2007040280A1、WO2007040282A1から公知)(CAS934001−66−8)、N−[3−クロロ−1−(3−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−エチル−3−[(3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ]−プロパンアミド(WO2015/058021A1、WO2015/058028A1から公知)(CAS1477919−27−9)及びN−[4−(アミノチオキソメチル)−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(CN103265527Aから公知)(CAS1452877−50−7)、5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ]−ピリミジン(WO2013/115391A1から公知)(CAS1449021−97−9)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−8−メトキシ−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−2−オン(WO2010/066780A1、WO2011/151146A1から公知)(CAS1229023−34−0)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン(WO2014/187846A1から公知)(CAS1638765−58−8)、3−(4−クロロ−2,6−ジメチルフェニル)−8−メトキシ−1−メチル−2−オキソ−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカ−3−エン−4−イル−炭酸エチルエステル(WO2010/066780A1、WO2011151146A1から公知)(CAS1229023−00−0)、N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(DE3639877A1、WO2012029672A1から公知)(CAS1363400−41−2)、[N(E)]−N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド、(WO2016005276A1から公知)(CAS1689566−03−7)、[N(Z)]−N−[1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)メチル]−2(1H)−ピリジニリデン]−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド、(CAS1702305−40−5)、3−エンド−3−[2−プロポキシ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−9−[[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]オキシ]−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナン(WO2011/10
    5506A1、WO2016/133011A1から公知)(CAS1332838−17−1)から選択される、さらなる活性化合物、並びに3種類のテルペン類α−テルピネン、p−シメン及びリモネンを含む製剤(好ましくは、15%〜18%(重量基準)テルペン類を含む)であり;
    (b)式(IIa)若しくは(IIb)の化合物が、
    Figure 2020537662
    であり;
    (c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)が
    BCA群(1):細菌
    BCA群(2):真菌若しくは酵母
    BCA群(7):植物抽出物
    である、活性化合物組み合わせ。
  2. 前記群(II)の化合物が、(a)殺虫剤群(IRAC分類群)(1)、(12)、(20)、(21)及び(30)から選択され、さらに、
    (II−1)メチオカルブ、(II−2)ベンフラカルブ、(II−3)カルバリル、(II−4)カルボフラン、(II−5)カルボスルファン、(II−6)メソミル、(II−7)オキサミル、(II−8)チオジカルブ、(II−9)アルジカルブ、
    (II−10)アセフェート、(II−11)クロルピリホス、(II−12)ジメトエート、(II−13)エトプロホス、(II−14)フェナミホス、(II−15)ホレート、(II−16)プロフェノホス、
    (II−17)ジアフェンチウロン、
    (II−18)アセキノシル、
    (II−19)フェナザキン、(II−20)フェンピロキシメート、(II−21)ピリダベン、(II−22)テブフェンピラド、(II−23)トルフェンピラド、
    (II−24)フルオピラム、(II−25)フルアザインドリジン、(II−26)フルエンスルホン、(II−27)チオキサザフェン、及び(II−28)ビフェナゼート、(II−29)アフィドピロペン、(II−30)ピリフルキナゾン、
    (II−31)総量15〜18%、好ましくは16.75%(重量基準)のテルペン類で、3種類のテルペン類α−テルピネン、p−シメン及びリモネンを含む製剤
    から選択される、請求項1に記載の活性化合物組み合わせ。
  3. 前記群(II)の化合物が、式(IIa)の化合物及び式(IIb)の化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の活性化合物組み合わせ。
  4. 前記群(II)の化合物が、(c)生物防除剤(BCA)群(1)、(2)及び(7)から選択され、さらに、
    (1.60)バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)
    (1.24)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)
    (1.34)バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)
    (1.49)バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)
    (1.58)バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)
    (1.66)クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)
    (1.81)パステウリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)
    (1.110)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)
    (1.114)ストレプトミセス・ミクロフラブス(Streptomyces microflavus)株AQ6121
    (1.114)ストレプトミセス・ミクロフラブス(Streptomyces microflavus)株M(=AQ6121.002)
    (2.9)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)
    (2.54)メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)
    (2.56)メトスクニコビア・フルクチコラ(Metschnikovia fructicola)
    (2.64)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)
    (2.72)パエシロミセス・フモソレウス(Paecilomyces fumosoreus)
    (2.73)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)
    (7.1)チモール
    (7.2)アザジラクチン(例えばニーム樹オイル)
    (7.24)3種類のテルペン類、即ちα−テルピネン、p−シメン及びリモネンを含むチェノポジウム・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides)の天然抽出物若しくは模擬混合物
    から選択される、請求項1に記載の活性化合物組み合わせ。
  5. 前記式(I)の化合物が、それの(+)エナンチオマーの形態で存在するか、それの(+)エナンチオマー及びそれの(−)エナンチオマーの混合物の形態で存在し、好ましくは少なくとも60:40の(+):(−)エナンチオマーの混合比で(+)エナンチオマー豊富である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の活性化合物組み合わせ。
  6. 動物有害生物防除のための、請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせの使用。
  7. 前記動物有害生物が昆虫又はクモ形類又はダニ有害生物である、請求項6に記載の使用。
  8. 微生物有害生物防除のための、請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせの使用。
  9. 線虫防除のための、請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせの使用。
  10. 植物強化剤としての、請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせの使用。
  11. 種子処理のための、請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせの使用。
  12. トランスジェニック植物での、請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせの使用。
  13. 請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせを、動物有害生物若しくは微生物有害生物及び/又はそれらの生息場所で作用させる、動物有害生物若しくは微生物有害生物の防除方法。
  14. 前記動物有害生物が昆虫又はクモ形類又はダニ有害生物である、請求項13に記載の方法。
  15. 請求項1〜5のいずれか1項で定義の活性化合物組み合わせを、増量剤及び/又は界面活性剤と混合する、作物保護剤の製造方法。
  16. 柑橘類、仁果類、核果類、熱帯果実類、ナッツ類、ベリー類、野菜、ワタ、ダイズ、ブドウ、チャ、コーヒー、トウモロコシ、イネ及び観賞植物からなる群から選択される植物若しくはそれの部分を処置するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の活性化合物組み合わせの使用。
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