本願の実施例は、通信分野に関し、さらに具体的には、共有機器を制御するための方法及び端末に関する。
将来の生活では、共有モードはますます広まりつつあるモードとなり、ユーザは自転車共有、自動車共有、さらには、将来のコンピュータ共有、テレビ共有が可能となるが、共有にはパーソナライズの除去問題がある。例えば、ユーザによっては、自分のコンピュータでのword文書の背景色を保護色にする傾向があり、ユーザが共有コンピュータでのwordを使用してオフィスワークを実施する必要がある場合、共有コンピュータの配置は通常初期配置であるため、ユーザは手動で配置するか、又は初期配置を使用する必要があり、ユーザの体験が悪い。
これに鑑みて、本願の実施例は、共有端末を制御するための方法及び端末を提供し、ユーザの体験を向上させるのに役立つ。
第1の態様にて提供される共有端末を制御するための方法は、ユーザ端末が共有端末との接続を確立するステップと、該ユーザ端末は、該共有端末が該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップと、を含む。
選択的に、本願の実施例のユーザ端末及び共有端末はそれぞれ他の端末と接続するためのインタフェースを備える必要があるが、該インタフェースは、従来定義されたCタイプ(Type−C)インタフェースの拡張などの有線であってもよく、該インタフェースは、またロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)におけるサイドリンク(Sidelink)又はワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)などの無線であってもよい。
ユーザ端末は共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーすることにより、ユーザの嗜好に合せて共有端末を配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が共有端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると該ユーザ端末が確定する場合、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を送信することを含む。
選択的に、該確認情報は、デフォルト情報のみであってもよく、共有端末にアクセスする認証情報であってもよい。すなわちユーザ端末が接続確認時に共有端末に1つのパスワードを入力し、共有端末がマッチングを行うことができる。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該共有端末から送信された、該共有端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を該ユーザ端末が受信するステップと、該ユーザ端末が該発見信号に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を送信するステップと、該ユーザ端末が該共有端末から送信された、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を受信するステップと、該ユーザ端末が該応答情報に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
選択的に、共有端末が占有されるとき、共有端末はユーザ端末に発見信号を送信しない。或いは共有端末はユーザ端末の要求に応答せず、すなわち共有端末はユーザ端末の接続を拒否してもよい。
選択的に、本願の実施例では、ユーザ端末はさらに共有端末にユーザのデータを送信してもよい。ユーザのデータはユーザが操作する文書であってもよく、ユーザが好む音楽、又はユーザが好むビデオなどであってもよい。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該ユーザ端末が該共有端末に該パーソナライズ配置情報を送信することを含む。
ユーザ端末は共有端末にパーソナライズ配置情報を直接送信し、操作がシンプルで、容易に実現する。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該共有端末にユーザのパーソナライズ配置情報を送信する前に、該方法はさらに、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップを含む。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップは、該ユーザ端末が該ユーザの識別情報を取得することと、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、少なくとも1つのユーザの識別情報及び該少なくとも1つのユーザの識別情報と1対1に対応する少なくとも1つのパーソナライズ配置情報を含む記憶しているパーソナライズ配置データベースから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得することを含む。
選択的に、該パーソナライズ配置データベースはユーザ端末に記憶されてもよく、他の端末又はサーバに記憶されてもよく、ユーザ端末が共有端末にユーザのパーソナライズ配置情報を送信する必要があるとき、他の端末又はサーバにユーザの識別情報を送信して該パーソナライズ配置データベースからユーザに対応するパーソナライズ配置情報を取得してよい。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該ユーザ端末がサーバに該識別情報を送信することと、該ユーザ端末が該サーバから送信された該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該共有端末がサーバから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するように、該ユーザ端末が該共有端末に該ユーザの識別情報を送信することを含む。
ユーザのパーソナライズ配置情報は、ユーザ端末のメモリを占有せず、サーバに記憶されてもよい。
1つの可能な実現形態では、該識別情報はパスワード情報及び/又は生体特徴情報を含む。
該パーソナライズ配置データベースは、1つのテーブルであってよく、該テーブルはユーザの識別情報とパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであり、例えば、ユーザが入力したパスワードとパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであってもよく、ユーザの生体特徴情報とパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであってもよく、パスワード及び生体特徴情報の両方とパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであってもよい。
1つの可能な実現形態では、該生体特徴情報は指紋特徴情報、虹彩特徴情報、顔特徴情報、声紋特徴情報、静脈特徴情報及び網膜特徴情報のうちの少なくとも1つを含む。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を送信するステップを含む。
第2の態様にて提供される共有端末を制御するための方法は、共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップと、該共有端末が受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するステップと、該共有端末が該パーソナライズ配置情報に基づき、該共有端末に対して配置するステップと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が非占有状態にあることを示すための検出情報を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を受信することと、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該第1の情報は該ユーザのパーソナライズ配置情報である。
1つの可能な実現形態では、該第1の情報が該ユーザの識別情報であり、該共有端末が受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、ユーザのパーソナライズ配置情報を取得するステップは、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することを含む。
1つの可能な実現形態では、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該共有端末がサーバに該識別情報を送信することと、該共有端末が該サーバから送信された該識別情報に対応する該パーソナライズ配置情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を受信するステップと、該共有端末が該クリア情報に基づき、該共有端末を該ユーザの使用前の配置に戻すステップと、を含む。
第3の態様にて提供される端末は、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。具体的には、該端末は、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第4の態様にて提供される端末は、上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。具体的には、該端末は、上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第5の態様にて提供される端末は、メモリと、プロセッサと、入力インタフェースと、出力インタフェースと、を含む。そのうち、メモリ、プロセッサ、入力インタフェース及び出力インタフェースはバスシステムを介して接続される。該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。
第6の態様にて提供される端末は、メモリと、プロセッサと、入力インタフェースと、出力インタフェースと、を含む。そのうち、メモリ、プロセッサ、入力インタフェース及び出力インタフェースはバスシステムを介して接続される。該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。
第7の態様にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法、又は上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために使用されるコンピュータソフトウェアコマンドを記憶するために用いられ、上記態様を実行するために設計されるプログラムを含む。
第8の態様にて提供されるコマンドを含むコンピュータプログラム製品は、コンピュータで実行されるとき、コンピュータに上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの選択的な実現形態における方法、又は上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの選択的な実現形態における方法を実行させる。
本願のこれらの態様又は他の態様は以下の実施例の説明においてより容易に理解される。
本願の実施例による1つの適用シナリオの概略図を示す。
本願の実施例による共有端末を制御するための方法の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による共有端末を制御するための方法の別の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末の別の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末のさらなる別の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末のさらなる別の概略ブロック図を示す。
以下、本願の実施例における図面を参照しつつ、本願の実施例における技術的解決手段について明瞭、完全に説明する。
本願の実施例の技術的解決手段は、例えば全地球移動通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、汎用移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム、又は将来の5Gシステムなどの様々な通信システムに適用可能である。
特に、本願の実施例の技術的解決手段は、例えばスパース符号多元接続(Sparse Code Multiple Access、SCMA)システム、低密度署名(Low Density Signature、LDS)システムなどの様々な非直交多元接続技術に基づく通信システムに適用可能であり、当然ながら、SCMAシステム及びLDSシステムは通信分野において他の名称と呼ばれてもよい。さらに、本願の実施例の技術的解決手段は、例えば非直交多元接続技術を採用する直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)、フィルタグループマルチキャリア(Filter Bank Multi−Carrier、FBMC)、汎用周波数分割多重(Generalized Frequency Division Multiplexing、GFDM)、フィルタリング直交周波数分割多重(Filtered−OFDM、F−OFDM)システムなどの非直交多元接続技術を採用するマルチキャリア伝送システムに適用可能である。
本願の実施例におけるユーザ端末は、多様な形態で具現され得る。例えば、本願の実施例のユーザ端末は、ユーザ設備(User Equipment、UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動ステーション、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント又はユーザ装置であってもよい。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタル処理(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有する手持ち機器、コンピューティングデバイス、又はワイヤレスモデムに接続されたその他の処理機器、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末機器、又は将来の発展型の公衆陸上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)における端末機器などであり得るが、本願の実施例はこれを限定しない。
本願の実施例の共有端末も多様な形態で具現され得る。例えば、共有コンピュータ、共有携帯電話、共有自転車、共有自動車、さらには共有テレビなどである。また、該共有端末は、ホテル内のスマートテレビ、スマート冷蔵庫、スマートエアコン、スマート目覚まし時計などであってもよい。航空機に搭載されるスマートシートなどであってもよい。しかし、本願の実施例はこれを例とするに過ぎず、本願の実施例を何らか限定するものではない。
図1は、本願の実施例による1つの適用シナリオの概略図である。図1に示すように、ユーザ端末は、例えば携帯電話であり、コンピュータ、航空機上の他の端末、部屋内の他の端末及び車載端末などをそれぞれ制御することができる。
図2は、本願の実施例による共有端末を制御する100概略ブロック図を示す。図2に示すように、該方法100は、以下のステップの一部又は全部を含む。
S110、ユーザ端末が共有端末との接続を確立する。
S120、前記ユーザ端末は、前記共有端末が前記共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーする。
なお、本願の実施例のユーザ端末及び共有端末はそれぞれ他の端末と接続するためのインタフェースを備える必要があるが、該インタフェースは、従来定義されたType−Cインタフェースの拡張のような有線であってもよく、該インタフェースは、またLTEにおけるSidelink又はWiFiのような無線であってもよい。
具体的には、ユーザ端末が共有端末を制御したい場合、ユーザ端末は、例えば、相互確認により、事前に共有端末との接続を確立してよい。すなわちユーザ端末はまず共有端末との接続を希望し、また、共有端末はユーザ端末との接続を許可又は可能とする。ユーザ端末と共有端末とが相互確認を行った後、ユーザ端末はあるユーザのパーソナライズ配置情報を共有端末が取得するようにトリガーしてよく、さらに共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報に基づいて配置する。例えば、共有端末はコンピュータであり、ユーザ端末は携帯電話である。ユーザは、ユーザが好むコンピュータデスクトップ、通常のソフトウェアの配置、例えばwordを、携帯電話によって共有コンピュータに送信でき、共有コンピュータが携帯電話によって送信されたパーソナライズ配置情報を受信すると、共有コンピュータを自分が好む配置に配置することができる。
したがって、本願の実施例による共有端末を制御するための方法は、ユーザ端末は共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーすることにより、ユーザの嗜好に合せて共有端末を配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
選択的に、本願の実施例は以下の幾つかのシナリオに適用可能である。
シナリオ1において、ユーザが外で会議をしている場合や、外で仕事をしている場合には、パソコンなどの関連機器を持ち歩く必要がなく、より強力な処理や表示機能が必要であれば、携帯電話を使用して、会議室の公衆コンピュータやスターバックスの公衆コンピュータなど、自分が接続したい任意の共有端末を接続することで、自分のパソコンとしてパーソナライズすることができる。
シナリオ2において、ユーザが私用航空機、自動車などの公共乗り物に乗るとき、該乗り物を携帯電話で接続することで、ユーザの好み及び慣れを満たすパーソナライズ配置を備えさせ、これらのパーソナライズ配置は携帯電話でクラウドから配置をダウンロードしてもよく、携帯電話で配置してもよく、パーソナライズ配置は乗り物内部の温湿度、好む娯楽番組、座席の柔らかさ及び角度、前後ミラーの角度などを含む。
シナリオ3において、ユーザは新しい都市に来て新しいホテルに入居し、新しい住宅を借り入れ、又は購入した後、携帯電話を該住宅のスマート制御システムに接続することで、住宅に対して携帯電話によって部屋内の温度や湿度、壁及び床の色、目覚まし時計の時間、テレビ放送チャンネル、風呂の温度などを含めるパーソナライズ配置を行うことができる。
理解されるように、上記列挙した幾つかの可能なシナリオは、本願の実施例の適用シナリオの一部に過ぎず、本願の実施例はこれに限定されない。
選択的に、本願の実施例では、該ユーザ端末が共有端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると該ユーザ端末が確定する場合、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を送信することを含む。
具体的には、共有端末との接続を確立できるとユーザ端末が確定した場合、共有端末に確認情報を送信してもよく、該確認情報はデフォルト情報のみであってもよく、共有端末にアクセスする認証情報であってもよい。例えば、共有端末は、ユーザ端末と接続を確立できるとデフォルトしてよく、ユーザ端末が接続情報を送信すると、ユーザ端末は共有端末と接続を確立する。さらに例えば、共有端末は他の端末と接続を確立するための認証情報を設置してよく、共有端末がユーザ端末と接続を確立できる場合、ユーザ端末が共有端末に認証情報を出力する必要があり、例えばパスワードを共有端末でマッチングし、共有端末でマッチングに成功すると、ユーザ端末が共有端末との接続に成功する。
選択的に、本願の実施例では、該方法はさらに、該共有端末から送信された、該共有端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を該ユーザ端末が受信するステップと、該ユーザ端末が該発見信号に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
具体的には、共有端末は発見信号を定期的に送信し、ユーザ端末が検出すると、オペレーティングシステムインタフェースを介してユーザに提示し、ユーザはユーザ端末を介して接続を確認することができ、接続時にパスワードを入力し、ユーザ端末と共有端末とのマッチングを図ることができる。
理解されるように、共有端末は、占有されていない場合のみに、発見信号を送信してもよく、すなわち、ユーザ端末が共有端末の発見信号を検出しなければ、ユーザ端末は当該共有端末が占有されていると確定でき、さらにユーザ端末は当該共有端末と接続を確立できない。
例えば、ユーザが携帯電話を持ってホテルの部屋に入室した後、テレビは定期的に発見信号を携帯電話に送信し、携帯電話が該発見信号を検出すると、携帯電話はパスワードを入力してテレビに接続を確認できる。そして、ユーザがテレビを見たい場合には、携帯電話からテレビに、例えば湖南衛星テレビのように頻繁に見るテレビ局の配置を送信でき、テレビを開くと、ユーザがリモコンを持って再生リストで湖南衛星テレビを探すことなく、湖南衛星テレビに移行することができる。
選択的に、本願の実施例では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を送信するステップと、該ユーザ端末が該共有端末から送信された、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を受信するステップと、該ユーザ端末が該応答情報に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
具体的には、ユーザ端末は共有端末にハンドシェーク情報を送信することができ、共有端末は応答をフィードバックし、ユーザ端末はオペレーティングシステムインタフェースを介してユーザに提示し、ユーザはユーザ端末を介して接続を確認することができ、接続時にパスワードを入力し、ユーザ端末と共有端末とのマッチングを図ることができる。
理解されるように、ここでは共有端末自体はオープンであり、ユーザ端末によるそれに対するパーソナライズ配置を許可する。共有端末が使用中であれば、共有端末はユーザ端末に接続失敗情報をフィードバックでき、そうするとユーザ端末は共有端末との接続が確立されていないことを知ることができる。
例えば、ユーザが携帯電話を持ってスターバックスに入った後、ユーザがスターバックスでオフィスワークを実施する必要がある場合、ユーザは携帯電話を通じて接続要求情報をスターバックスのコンピュータに送信でき、この時点でスターバックスのコンピュータが人に占有されていない場合、該コンピュータはユーザの携帯電話に応答を返すことができ、さらにユーザは携帯電話を通じてクリックして確認でき、そうするとユーザの携帯電話とスターバックスのコンピュータとの接続が成功する。ユーザがwordを使用するとき、通常、背景色を保護色に調整することを想定すると、ユーザは、wordの背景色を保護色に調整する配置をスターバックスのコンピュータにさらに送信でき、ユーザがスターバックスのコンピュータでのwordを使用するとき、ユーザは、さらに調整せずに、該wordの背景色が保護色である。
選択的に、本願の実施例では、ユーザ端末はまた共有端末にユーザのデータを送信してもよい。例えば、ユーザがスターバックスのコンピュータを使用する必要がある場合、ユーザはユーザ端末を介してスターバックスのコンピュータにユーザに必要な文書を送信することができる。そうするとユーザは前の文書に基づいて作業を継続することができる。
理解されるように、ユーザのデータはユーザが操作する文書であってもよく、ユーザが好む音楽、又はユーザが好むビデオなどであってもよい。
選択的に、本願の実施例では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該ユーザ端末が該共有端末に該パーソナライズ配置情報を送信することを含む。
ユーザ端末は共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーすることは、共有端末が直接又は間接的にユーザ端末から取得することであってよい。例えば、ユーザ端末によりユーザのパーソナライズ配置情報を取得し、そしてそれを共有端末に送信し、また、共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得することを助けるように、ユーザ端末により共有端末に補助情報を送信してもよい。
選択的に、本願の実施例では、該ユーザ端末が該共有端末にユーザのパーソナライズ配置情報を送信する前に、該方法はさらに、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップを含む。
ユーザ端末はユーザの全ての共有端末に対するパーソナライズ配置情報を取得し、そして使用待ちの共有端末にそれ自体のパーソナライズ配置情報を送信してもよい。使用待ちの共有端末のみのパーソナライズ配置情報を取得してもよい。例えば、各ユーザの全ての共有端末のパーソナライズ配置情報はパーソナライズ配置データベースであってよい。ユーザ端末がある共有端末のパーソナライズ配置情報を取得したいとき、ユーザ端末はまず該共有端末の識別情報を取得し、さらに該共有端末の識別情報に基づいて該共有端末のパーソナライズ配置情報を検索する。さらに例えば、ユーザ端末が1つの共有端末のみのパーソナライズ配置情報を記憶する場合、該ユーザ端末が該共有端末を使用する必要があるとき、そのパーソナライズ配置情報を該共有端末に直接送信してもよい。ユーザ端末は該ユーザの全ての共有端末に対するパーソナライズ配置情報をある共有端末に直接送信してもよく、該共有端末は自体の識別情報に基づいてそれに対応するパーソナライズ配置情報を取得し、これにより該共有端末に対して配置してよい。
選択的に、本願の実施例では、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップは、該ユーザ端末が該ユーザの識別情報を取得することと、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、少なくとも1つのユーザの識別情報及び該少なくとも1つのユーザの識別情報と1対1に対応する少なくとも1つのパーソナライズ配置情報を含むパーソナライズ配置データベースから該パーソナライズ配置情報を取得することと、を含む。
具体的には、該パーソナライズ配置データベースは、ユーザ端末の内部に記憶されてもよく、他の端末又はサーバのような機器に記憶されてもよく、ユーザ端末があるユーザのパーソナライズ配置情報を取得したいとき、ユーザ端末は他の端末又はサーバに該ユーザの識別情報を送信し、他の端末又はサーバがパーソナライズ配置データベースで該ユーザのパーソナライズ配置情報を検索することができ、そして他の端末又はサーバが検索した該ユーザのパーソナライズ配置情報をユーザ端末に送信することができ、ユーザ端末がさらに共有端末に該ユーザのパーソナライズ配置情報を転送することができる。
選択的に、本願の実施例では、ユーザ端末があるユーザのパーソナライズ配置情報を使用する前に、まずパーソナライズ配置データベースを構築するか又は別所から該パーソナライズ配置データベースを取得してもよい。該パーソナライズ配置データベースは随時更新することができる。
理解されるように、本願の実施例では、ユーザの識別情報はユーザが入力したパスワード情報でもよく、例えば、該パーソナライズ配置データベースはユーザのパスワード及びパーソナライズ配置情報のテーブルであってよい。表1に示すとおりである。
サーバに表1が記憶されていると仮定すると、ユーザ1がホテルの部屋に入った後、ユーザ1の携帯電話がサーバに該ユーザの識別情報を送信でき、例えばユーザが携帯電話にパスワード12345678を入力し、サーバが表1で該ユーザ1のパーソナライズ配置情報を検索するようにトリガーすると、ユーザ1の携帯電話は、エアコン温度が25度で、コンピュータデスクトップが青空の写真であることを含む該ユーザ1のパーソナライズ配置情報を取得でき、さらにユーザ1の携帯電話がホテルのエアコンにユーザ1のパーソナライズ配置情報を送信することができ、ホテルのエアコンは直接温度を25度に設置することができる。
選択的に、本願の実施例では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該共有端末がサーバから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するように、該ユーザ端末が該共有端末に該ユーザの識別情報を送信することを含む。共有端末がサーバからユーザのパーソナライズ配置情報を取得するように、ユーザ端末は共有端末にユーザの識別情報を送信できる。そのプロセスはユーザ端末がサーバにユーザの識別情報を送信することでユーザのパーソナライズ配置情報を取得するプロセスと類似し、ここでは詳細な説明を省略する。
また理解されるように、該ユーザの識別情報はユーザの生体特徴情報であってもよく、例えば指紋特徴情報、虹彩特徴情報、顔特徴情報、声紋特徴情報、静脈特徴情報及び網膜特徴情報のうちの少なくとも1つであってもよい。
具体的には、該生体特徴情報は現在市場で関連技術の発展が比較的に成熟した指紋識別及び手形識別であってもよく、現在の段階で注目され且つ急速に発展した顔識別であってもよく、さらに虹彩識別、指静脈識別、声紋識別、署名識別、ステップ識別、キーボード叩き習慣識別、デオキシリボ核酸(Deoxyribonucleic acid、DNA)識別などの多様の生体識別技術である可能性もあり、ひいては将来生体特徴融合又はマルチモード生体特徴識別技術を用いてユーザの身元を認証する可能性がある。
上記の表1はパスワードと任意の生体特徴を組み合わせてユーザのパーソナライズ配置情報とマッピングすることで得られるものであり得る。本願の実施例は、表1のマッピング関係を限定せず、ユーザの身元を認証できる情報であればパーソナライズ配置情報とマッピングされ得る。
選択的に、本願の実施例では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を送信するステップを含む。
すなわち、ユーザが離れるとき、そのユーザ端末が共有端末に指示情報を送信することで、該共有端末が初期設定に戻ることを指示する。例えば、ユーザがホテルの部屋に入る時に携帯電話を介して部屋のエアコンに対してパーソナライズ配置を行い、翌日の12時に離れ、12時に自動的にエアコンにコマンドを送信し、以前の設定を戻すように設定することができる。さらに例えば、ユーザ端末が共有端末から切り離されるとき、共有端末が以前の設定に自動的に戻るようにしてもよい。
図3は、本願の実施例による共有端末を制御する概略ブロック図を示す。図3に示すように、該方法200は、以下のステップの一部又は全部を含む。
S210、共有端末がユーザ端末との接続を確立する。
S220、前記共有端末が受信した前記ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、前記共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得する。
S230、該共有端末が該パーソナライズ配置情報に基づき、該共有端末に対して配置する。
したがって、本願の実施例による共有端末を制御するための方法は、共有端末が受信したユーザ端末から送信された情報に基づいてユーザのパーソナライズ配置情報を取得することにより、ユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
選択的に、本願の実施例では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が非占有状態にあることを示すための検出情報を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
選択的に、本願の実施例では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を受信することと、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
選択的に、本願の実施例では、該第1の情報は該ユーザのパーソナライズ配置情報である。
選択的に、本願の実施例では、該第1の情報が該ユーザの識別情報であり、該共有端末が受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、ユーザのパーソナライズ配置情報を取得するステップは、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することを含む。
選択的に、本願の実施例では、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該共有端末がサーバに該識別情報を送信することと、該共有端末が該サーバから送信された該識別情報に対応する該パーソナライズ配置情報を受信することと、を含む。
選択的に、本願の実施例では、該方法はさらに、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を受信するステップと、該共有端末が該クリア情報に基づき、該共有端末を該ユーザの使用前の配置に戻すステップと、を含む。
理解されるように、上記各プロセスの番号の大きさは実行順序の前後を意味するものではなく、各プロセスの実行順序はその機能や内部論理によって決定されるべきものであり、本発明の実施例の実施プロセスを何ら限定するものではない。
本願及びその利点が詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲によって定義されるような本願の精神及び範囲から逸脱することなく、本願に様々な変更、置換及び改変を加えることができることが理解されるべきである。
理解されるように、共有端末によって記述される共有端末とユーザ端末との間の相互作用及び関連する特性、機能などは、ユーザ端末の関連する特性、機能に対応する。且つ、関連する内容は、上記方法100において詳細に説明されているので、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
以上、本願の実施例による共有端末を制御するための方法について詳細に説明したが、以下、図4乃至図7を参照して、本願の実施例による装置について説明し、方法の実施例に記載されている技術的特徴は以下の装置の実施例に適用される。
図4は、本願の実施例による端末300の概略ブロック図を示す。図4に示すように、該端末300は、
共有端末との接続を確立するための接続確立ユニット310と、
該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を該共有端末が取得するようにトリガーするためのトリガーユニット320と、を含む。
したがって、本願の実施例による端末は、ユーザのパーソナライズ配置情報を共有端末が取得するようにトリガーすることにより、共有端末をユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
選択的に、本願の実施例では、該接続確立ユニットは具体的には、該共有端末が該端末と接続を確立できると該端末が確定する場合、該共有端末に対して、該共有端末に該端末との接続を確認するための確認情報を送信するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該端末はさらに、該共有端末から送信された、該共有端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を受信するための第1の受信ユニットと、該発見信号に基づき、該共有端末が該端末と接続を確立できると確定するための第1の確定ユニットと、を含む。
選択的に、本願の実施例では、該端末はさらに、該共有端末に対して、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を送信するための第1の送信ユニットと、該共有端末から送信された、該共有端末が該端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を受信するための第2の受信ユニットと、該応答情報に基づき、該共有端末が該端末と接続を確立できると確定するための第2の確定ユニットと、を含む。
選択的に、本願の実施例では、該トリガーユニットは具体的には、該共有端末に該パーソナライズ配置情報を送信するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該端末はさらに、該パーソナライズ配置情報を取得するための取得ユニットを含む。
選択的に、本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、該ユーザの識別情報を取得し、該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、該識別情報に基づき、少なくとも1つのユーザの識別情報及び該少なくとも1つのユーザの識別情報と1対1に対応する少なくとも1つのパーソナライズ配置情報を含む記憶しているパーソナライズ配置データベースから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、サーバに該識別情報を送信し、該サーバから送信された該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を受信するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該トリガーユニットは具体的には、該共有端末がサーバから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するように、該共有端末に該ユーザの識別情報を送信するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該識別情報はパスワード情報及び/又は生体特徴情報を含む。
選択的に、本願の実施例では、該生体特徴情報は指紋特徴情報、虹彩特徴情報、顔特徴情報、声紋特徴情報、静脈特徴情報及び網膜特徴情報のうちの少なくとも1つを含む。
選択的に、本願の実施例では、該端末はさらに、該共有端末に対して、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を送信するための第2の送信ユニットを含む。
理解されるように、本願の実施例による端末300は、本願の方法例におけるユーザ端末に対応することができ、且つ端末300の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図2の方法におけるユーザ端末の対応するフローを実現するために用いられ、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
図5は、本願の実施例による端末400の概略ブロック図を示す。図5に示すように、該端末400は、
ユーザ端末との接続を確立するための接続確立ユニット410と、
受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するための取得ユニット420と、
前記パーソナライズ配置情報に基づき、前記共有端末に対して配置するための配置ユニット430と、を含む。
したがって、本願の実施例による端末は、受信したユーザ端末から送信された情報に基づいてユーザのパーソナライズ配置情報を取得することにより、ユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
選択的に、本願の実施例では、該接続確立ユニットは具体的には、該ユーザ端末に対して、該端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を送信し、該ユーザ端末から送信された、該端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該接続確立ユニットは具体的には、該ユーザ端末から送信された、該端末との接続を要求するための接続要求情報を受信し、該ユーザ端末に対して、該端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を送信し、該ユーザ端末から送信された、該端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該第1の情報は該ユーザのパーソナライズ配置情報である。
選択的に、本願の実施例では、該第1の情報が該ユーザの識別情報であり、該取得ユニットは具体的には、該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、サーバに該識別情報を送信し、該サーバから送信された該識別情報に対応する該パーソナライズ配置情報を受信するために用いられる。
選択的に、本願の実施例では、該端末はさらに、該ユーザ端末から送信された、該端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を受信するための受信ユニットと、該クリア情報に基づき、該端末を該ユーザの使用前の配置に戻すための復元ユニットと、を含む。
理解されるように、本願の実施例による端末400は、本願の方法例における共有端末に対応することができ、且つ端末400の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図3の方法におけるユーザ端末の対応するフローを実現するために用いられ、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
図6は、本願の実施例による端末500の概略ブロック図を示す。図6に示される端末機器500は、無線周波数(Radio Frequency、RF)回路510、メモリ520、他の入力機器530、ディスプレイ540、センサ550、オーディオ回路560、I/Oサブシステム570、プロセッサ580、及び電源590などの部材を含む。当業者であれば理解されるように、図6に示される端末構造が端末を限定するものではなく、図示されているものよりも多いか又は少ない部材を含んでもよく、又は、特定の部材を組み合わせたり、特定の部材を分割したり、又は、異なる部材で配置したりする。ディスプレイ540がユーザインタフェース(User Interface、UI)に属し、且つ端末500が図面で示されているものよりも少ないユーザインタフェースを含んでよいことを、当業者は理解できる。
以下、図6を参照して端末500の各構成部材について具体的に説明する。
RF回路510は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信、特に、基地局の下り情報を受信した後、プロセッサ580により処理するために使用され得る。また、上りに関わるデータを基地局に送信する。一般に、RF回路は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、結合器、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier、LNA)、デュプレクサなどを含むが、これらに限定されない。さらに、RF回路510は、無線通信を介してネットワーク及び他の機器と通信することもできる。前記無線通信は、任意の通信標準又はプロトコルを使用し得る。
メモリ520は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために使用されてよく、プロセッサ580は、メモリ520に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、端末500の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ520は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶できるプログラム記憶領域と、端末500の使用に応じて作成されたデータ(例えばオーディオデータ、電話帳など)などを記憶できるデータ記憶領域とを主に含んでよい。さらに、メモリ520は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、又は他の揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリを含んでもよい。
他の入力機器530は、数字又は文字情報の入力を受け、及び端末500のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成するために使用され得る。具体的には、他の入力機器530は、物理キーボード、機能キー(例えば音量調節キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、ジョイスティック、光学式マウス(光学式マウスは、可視出力を表示しないタッチセンサ面、又はタッチスクリーンによって形成されるタッチセンサ面の延長部である)などのうちの1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されない。他の入力機器530は、I/Oサブシステム570の他の入力機器コントローラ571に接続され、他の機器入力コントローラ571の制御下でプロセッサ580と信号のやり取りを行う。
ディスプレイ540は、ユーザが入力した情報又はユーザに提供された情報及び端末500の多様なメニューを表示するために使用されてもよく、ユーザ入力を受信することもできる。具体的には、ディスプレイ540は、表示パネル541と、タッチパネル542とを含む。そのうち、表示パネル541は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light−Emitting Diode、OLED)などの形態で表示パネル541を配置してもよい。タッチパネル542は、タッチスクリーン、タッチセンサスクリーンなどとも呼ばれ、ユーザによるその上又は近傍における接触又は非接触操作(例えば、ユーザが指、スタイラスなどの任意の適切な物体又は付属物を用いてタッチパネル542上又はタッチパネル542近傍における操作、また体感操作を含んでもよく、該操作は単点制御操作、多点制御操作などの操作タイプを含む)を収集し、且つ予め設定されたプログラムに従って対応する接続装置を駆動することができる。選択的に、タッチパネル542は、タッチ検出装置とタッチコントローラの両方を備えてもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位、姿勢を検出し、且つタッチ操作による信号を検出して、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラはタッチ検出装置からタッチ情報を受信し、且つそれをプロセッサが処理可能な情報に変換し、さらにプロセッサ580に送信し、且つプロセッサ580からのコマンドを受信して実行することができる。なお、タッチパネル542は、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面弾性波などの複数の形態を用いて実現されてもよく、タッチパネル542は、今後開発されるいかなる技術を用いて実現されてもよい。さらに、タッチパネル542は、表示パネル541を覆うことができ、ユーザは、表示パネル541に表示されたコンテンツ(ソフトキーボード、仮想マウス、仮想キー、アイコンなどを含むが、これらに限定されない)に応じて、表示パネル541に覆われたタッチパネル542上又はその近傍で操作を行うことができ、タッチパネル542は、その上又は近傍での操作を検出した後、I/Oサブシステム570を介してプロセッサ580に伝送してユーザ入力を確定し、その後、プロセッサ580は、ユーザ入力に応じてI/Oサブシステム570を介して表示パネル541に対応する視覚出力を提供する。図5では、タッチパネル542と表示パネル541とが独立した2つの部材として端末500の入力及び出力機能を実現するが、幾つかの実施例では、タッチパネル542と表示パネル541とが一体化されて端末500の入力及び出力機能を実現してもよい。
端末500は、光センサ、モーションセンサ、及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ550をさらに含むことができる。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含んでよく、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて表示パネル541の輝度を調節でき、近接センサは、端末500が耳に移動したとき、表示パネル541及び/又はバックライトを消灯できる。モーションセンサの1つとして、加速度計センサは、様々な方向(一般的には3軸)の加速度の大きさを検出でき、静止時の重力の大きさ及び方向を検出でき、携帯電話の姿勢を認識するアプリケーション(例えば、縦横画面切り替え、関連ゲーム、磁力計の姿勢校正)、振動認識関連機能(例えば、歩数計、タップ)などに使用でき、端末500に備えられるジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどの他のセンサもここでは説明しない。
オーディオ回路560、スピーカ561、マイクロホン562は、ユーザと端末500との間のオーディオインタフェースを提供することができる。オーディオ回路560は、受信したオーディオデータを変換した信号をスピーカ561に伝送し、スピーカ561により音声信号に変換して出力することができる。一方、マイクロホン562は、収集した音声信号を信号に変換し、オーディオ回路560により受信した後にオーディオデータに変換し、さらにオーディオデータをRF回路510に出力して他の携帯電話などに送信したり、オーディオデータをメモリ520に出力したりしてさらなる処理を行う。
I/Oサブシステム570は、入出力の外部機器を制御するためのものであり、他の機器入力コントローラ571、センサコントローラ572、表示コントローラ575を含んでもよい。選択的に、1つ又は複数の他の入力制御機器コントローラ571は、物理ボタン(プッシュボタン、ロッカーボタンなど)、ダイヤル、スライドスイッチ、ジョイスティック、クリックホイール、光学式マウス(光学式マウスは、可視出力を表示しないタッチセンサ面、又はタッチスクリーンによって形成されるタッチセンサ面の延長部である)を含み得る他の入力機器530から信号を受信し、及び/又は他の入力機器530に信号を送信する。なお、他の入力制御機器コントローラ571は、上記機器のいずれか1つ又は複数に接続されていてもよい。前記I/Oサブシステム570内の表示コントローラ575は、ディスプレイ540から信号を受信し、及び/又はディスプレイ540に信号を送信する。ディスプレイ540がユーザ入力を検出すると、表示コントローラ575は、検出されたユーザ入力をディスプレイ540に表示されたユーザインタフェースオブジェクトとの相互作用に変換し、即ち、人間とコンピュータとの相互作用を実現する。センサコントローラ572は、1つ又は複数のセンサ550から信号を受信し、及び/又は、1つ又は複数のセンサ550に信号を送信し得る。
プロセッサ580は、端末500の制御中枢であり、端末機器全体の各部を各種インタフェースや回線で接続し、メモリ520内に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを稼動させるか又は実行し、及びメモリ520内に記憶されたデータを呼び出すことにより、端末500の各種機能及び処理データを実行し、これにより端末機器全体の監視を行う。選択的に、プロセッサ580は、1つ以上の処理ユニットを備えてもよい。好ましくは、プロセッサ580は、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、及びアプリケーションプログラムなどを主に処理するアプリケーションプロセッサと、ワイヤレス通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合し得る。上記のモデムプロセッサは、プロセッサ580に統合されなくてもよいことが理解される。
図示されていないが、端末500は、カメラ、ブルートゥースモジュールなどをさらに含んでもよく、ここでは再び説明しない。
理解されるように、該端末500は、本願の実施例による共有端末を制御するための方法におけるユーザ端末に対応することができ、該端末500は上記方法におけるユーザ端末が実行する方法を実行するための実体ユニットを含むことができる。且つ、該端末500における各実体ユニット及び上記他の操作及び/又は機能は、それぞれ上記方法の対応するフローのためであり、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
また、本願の実施例におけるプロセッサ580は、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現過程において、上記方法例の各ステップはプロセッサ580におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって実行されてもよい。上記プロセッサ580は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、該プロセッサ580はまた、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスタロジックデバイス、離散ハードウェアユニットであってもよい。本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行できる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサ580は、任意の通常のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に基づいて開示されている方法のステップは、ハードウェアデコードプロセッサにより実行されてもよく、又はデコードプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野で公知する成熟記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを実行する。
また、本願の実施例におけるメモリ520は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解されるべきである。そのうち、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよく、外部キャッシュメモリとして使用される。例示的であるが制限的ではない説明によって、多数の形態のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)は利用可能である。なお、本明細書に説明されたシステム及び方法におけるメモリは、以上のもの及び任意の適切なタイプのメモリを含むが、それらに制限されないことを意図する。
なお、本願の実施例では、「Aに対応するB」とは、BがAに関連していることを意味し、AからBを確定することができることを意味する。ただし、AからBを確定することは、AのみからBを確定することを意味するのではなく、A及び/又は他の情報からBを確定することもできることをさらに理解されたい。なお、ここでいう用語「及び/又は」は、単に関連のある対象を記述するための関連関係の1種であり、3種類の関係があることを示し、例えば、A及び/又はBは、Aが独立に存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが独立に存在する場合を含む。さらに、本明細書では、符号「/」は、一般的に、前後に記載の関連のある対象が「又は」の関係を有することを示す。
実現過程において、上記方法の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって実行されてもよい。本願の実施例に基づいて開示されている上り信号を伝送するための方法のステップは、ハードウェアプロセッサにより実行されてもよく、又はプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野で公知する成熟記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを実行する。重複を避けるために、その詳細な説明は省略する。
図7は、本願の実施例による端末600の概略ブロック図をさらに示す。該端末600は、図3の方法200に対応する共有端末のコンテンツを実行するために使用可能な図5の端末400であってもよい。該端末600は、入力インタフェース610、出力インタフェース620、プロセッサ630及びメモリ640を含み、該入力インタフェース610、出力インタフェース620、プロセッサ630及びメモリ640は、バスシステムを介して接続可能となっている。該メモリ640は、プログラム、コマンド、又はコードを含むデータを記憶するために使用される。該プロセッサ630は、入力インタフェース610が信号を受信するように制御し、出力インタフェース620が信号を送信するように制御し、及び前述の方法例の操作を完了するように、該メモリ640内のプログラム、コマンド又はコードを実行するために用いられる。
したがって、本願の実施例による端末は、ユーザ端末から送信されたユーザのパーソナライズ配置情報を受信することにより、ユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
理解されるように、本願の実施例では、該プロセッサ630は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、該プロセッサ630はまた、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスタロジックデバイス、離散ハードウェアユニットなどであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサは、任意の通常のプロセッサなどであってもよい。
該メモリ640は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み得、且つプロセッサ630にコマンド及びデータを提供する。メモリ640の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ640は、機器タイプの情報をさらに記憶してもよい。
実現過程において、上記方法の各コンテンツはプロセッサ630におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって実行されてもよい。本願の実施例に基づいて開示されている方法のコンテンツは、ハードウェアプロセッサにより実行されてもよく、又はプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野で公知する成熟記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリ640に位置し、プロセッサ630はメモリ640内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のコンテンツを実行する。重複を避けるために、その詳細な説明は省略する。
1つの具体的な実施形態において、端末400における第1の受信ユニット及び第2の受信ユニットは図7での入力インタフェース610によって具現され、端末400における接続確立ユニット及び復元ユニットは図7でのプロセッサ630によって具現されてよい。
本願の実施例は、複数のアプリケーションプログラムを含む携帯型電子機器によって実行されると、図2及び/又は図3に示す実施例の方法を該携帯型電子機器に実行させることができるコマンドを含む1つ又は複数のプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
当業者が分かるように、本明細書に開示されている実施例に基づいて説明された各例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせによって実現できる。これらの機能がハードウェアで実行されるか、ソフトウェアで実行されるかは、技術案の特定応用及び設計上の制約条件に依存する。当業者であれば、特定応用ごとに異なる方法を用いて説明された機能を実現できるが、このような実現は本願の実施例の範囲に含まれる。
当業者にとって明らかなように、説明の便利さ及び簡素化から、上記説明したシステム、装置及びユニットの具体的な作動過程については、前述方法例における対応過程を参照すればよく、ここで詳細な説明を省略する。
本願による幾つかの実施例では、理解されるように、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の形態により実施することもできる。例えば、以上に説明された装置の実施例は例示的なものに過ぎない。例えば、前記ユニットの分割は、論理機能上の分割に過ぎず、実施する際に別の形態で分割することもでき、例えば、複数のユニット又は部品を別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、説明又は検討した互いの結合又は直接的な結合又は通信接続は、幾つかのインタフェース、装置又はユニットを用いる間接的接続又は通信接続とすることもでき、電気的形態、機械的形態又はその他の形態とすることもできる。
前記分離部材として説明したユニットは、物理的に分離されるものでもよければ、分離されないものであってもよい。ユニットとして示される部材は、物理的なユニットであってもよいが、物理的なユニットでなくてもよい。即ち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。必要に応じて、一部のユニットのみを用いるか、又は全てのユニットを使用して本実施例の手段の目的を達成することができる。
また、本願の各実施例において、各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよいが、各ユニットが単独で物理的な部材として存在するか、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形態として実現され且つ独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶できる。このような知見に基づいて、本願の実施例の技術案では、本質的に、又は、従来技術に貢献する部分又は該技術案の一部は、ソフトウェア製品の形態として実現でき、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、コンピュータ機器(パソコン、サーバ、又はネットワーク機器など)に本願の各実施例の前記方法の全部又は一部のステップを実行させる幾つかのコマンドを含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどのプロクラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
以上は、本願の実施例の具体的な実施形態に過ぎず、本願の実施例の保護範囲はそれに制限されず、当業者であれば、本願の実施例に開示されている技術範囲内で容易に想到し得る変化又は置換は、いずれも本願の実施例の保護範囲に含まれる。したがって、本願の実施例の保護範囲は前記特許請求の範囲の保護範囲に準じる。
本願の実施例は、通信分野に関し、さらに具体的には、共有機器を制御するための方法及び端末に関する。
将来の生活では、共有モードはますます広まりつつあるモードとなり、ユーザは自転車共有、自動車共有、さらには、将来のコンピュータ共有、テレビ共有が可能となるが、共有にはパーソナライズの除去問題がある。例えば、ユーザによっては、自分のコンピュータでのword文書の背景色を保護色にする傾向があり、ユーザが共有コンピュータでのwordを使用してオフィスワークを実施する必要がある場合、共有コンピュータの配置は通常初期配置であるため、ユーザは手動で配置するか、又は初期配置を使用する必要があり、ユーザの体験が悪い。
これに鑑みて、本願の実施例は、共有端末を制御するための方法及び端末を提供し、ユーザの体験を向上させるのに役立つ。
第1の態様にて提供される共有端末を制御するための方法は、ユーザ端末が共有端末との接続を確立するステップと、該ユーザ端末は、該共有端末が該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップと、を含む。
一実施形態において、本願の実施例のユーザ端末及び共有端末はそれぞれ他の端末と接続するためのインタフェースを備える必要があるが、該インタフェースは、従来定義されたCタイプ(Type−C)インタフェースの拡張などの有線であってもよく、該インタフェースは、またロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)におけるサイドリンク(Sidelink)又はワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)などの無線であってもよい。
ユーザ端末は共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーすることにより、ユーザの嗜好に合せて共有端末を配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が共有端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると該ユーザ端末が確定する場合、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を送信することを含む。
一実施形態において、該確認情報は、デフォルト情報のみであってもよく、共有端末にアクセスする認証情報であってもよい。すなわちユーザ端末が接続確認時に共有端末に1つのパスワードを入力し、共有端末がマッチングを行うことができる。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該共有端末から送信された、該共有端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を該ユーザ端末が受信するステップと、該ユーザ端末が該発見信号に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を送信するステップと、該ユーザ端末が該共有端末から送信された、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を受信するステップと、該ユーザ端末が該応答情報に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
一実施形態において、共有端末が占有されるとき、共有端末はユーザ端末に発見信号を送信しない。或いは共有端末はユーザ端末の要求に応答せず、すなわち共有端末はユーザ端末の接続を拒否してもよい。
一実施形態において、本願の実施例では、ユーザ端末はさらに共有端末にユーザのデータを送信してもよい。ユーザのデータはユーザが操作する文書であってもよく、ユーザが好む音楽、又はユーザが好むビデオなどであってもよい。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該ユーザ端末が該共有端末に該パーソナライズ配置情報を送信することを含む。
ユーザ端末は共有端末にパーソナライズ配置情報を直接送信し、操作がシンプルで、容易に実現する。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該共有端末にユーザのパーソナライズ配置情報を送信する前に、該方法はさらに、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップを含む。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップは、該ユーザ端末が該ユーザの識別情報を取得することと、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、少なくとも1つのユーザの識別情報及び該少なくとも1つのユーザの識別情報と1対1に対応する少なくとも1つのパーソナライズ配置情報を含む記憶しているパーソナライズ配置データベースから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得することを含む。
一実施形態において、該パーソナライズ配置データベースはユーザ端末に記憶されてもよく、他の端末又はサーバに記憶されてもよく、ユーザ端末が共有端末にユーザのパーソナライズ配置情報を送信する必要があるとき、他の端末又はサーバにユーザの識別情報を送信して該パーソナライズ配置データベースからユーザに対応するパーソナライズ配置情報を取得してよい。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該ユーザ端末がサーバに該識別情報を送信することと、該ユーザ端末が該サーバから送信された該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該共有端末がサーバから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するように、該ユーザ端末が該共有端末に該ユーザの識別情報を送信することを含む。
ユーザのパーソナライズ配置情報は、ユーザ端末のメモリを占有せず、サーバに記憶されてもよい。
1つの可能な実現形態では、該識別情報はパスワード情報及び/又は生体特徴情報を含む。
該パーソナライズ配置データベースは、1つのテーブルであってよく、該テーブルはユーザの識別情報とパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであり、例えば、ユーザが入力したパスワードとパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであってもよく、ユーザの生体特徴情報とパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであってもよく、パスワード及び生体特徴情報の両方とパーソナライズ配置情報との対応関係テーブルであってもよい。
1つの可能な実現形態では、該生体特徴情報は指紋特徴情報、虹彩特徴情報、顔特徴情報、声紋特徴情報、静脈特徴情報及び網膜特徴情報のうちの少なくとも1つを含む。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を送信するステップを含む。
第2の態様にて提供される共有端末を制御するための方法は、共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップと、該共有端末が受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するステップと、該共有端末が該パーソナライズ配置情報に基づき、該共有端末に対して配置するステップと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を受信することと、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該第1の情報は該ユーザのパーソナライズ配置情報である。
1つの可能な実現形態では、該第1の情報が該ユーザの識別情報であり、該共有端末が受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、ユーザのパーソナライズ配置情報を取得するステップは、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することを含む。
1つの可能な実現形態では、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該共有端末がサーバに該識別情報を送信することと、該共有端末が該サーバから送信された該識別情報に対応する該パーソナライズ配置情報を受信することと、を含む。
1つの可能な実現形態では、該方法はさらに、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を受信するステップと、該共有端末が該クリア情報に基づき、該共有端末を該ユーザの使用前の配置に戻すステップと、を含む。
第3の態様にて提供される端末は、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。具体的には、該端末は、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第4の態様にて提供される端末は、上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。具体的には、該端末は、上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するためのユニットを含む。
第5の態様にて提供される端末は、メモリと、プロセッサと、入力インタフェースと、出力インタフェースと、を含む。そのうち、メモリ、プロセッサ、入力インタフェース及び出力インタフェースはバスシステムを介して接続される。該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。
第6の態様にて提供される端末は、メモリと、プロセッサと、入力インタフェースと、出力インタフェースと、を含む。そのうち、メモリ、プロセッサ、入力インタフェース及び出力インタフェースはバスシステムを介して接続される。該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。
第7の態様にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法、又は上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するために使用されるコンピュータソフトウェアコマンドを記憶するために用いられ、上記態様を実行するために設計されるプログラムを含む。
第8の態様にて提供されるコマンドを含むコンピュータプログラム製品は、コンピュータで実行されるとき、コンピュータに上記第1の態様又は第1の態様のいずれかの選択的な実現形態における方法、又は上記第2の態様又は第2の態様のいずれかの選択的な実現形態における方法を実行させる。
本願のこれらの態様又は他の態様は以下の実施例の説明においてより容易に理解される。
本願の実施例による1つの適用シナリオの概略図を示す。
本願の実施例による共有端末を制御するための方法の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による共有端末を制御するための方法の別の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末の別の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末のさらなる別の概略ブロック図を示す。
本願の実施例による端末のさらなる別の概略ブロック図を示す。
以下、本願の実施例における図面を参照しつつ、本願の実施例における技術的解決手段について明瞭、完全に説明する。
本願の実施例の技術的解決手段は、例えば全地球移動通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、汎用移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム、又は将来の5Gシステムなどの様々な通信システムに適用可能である。
特に、本願の実施例の技術的解決手段は、例えばスパース符号多元接続(Sparse Code Multiple Access、SCMA)システム、低密度署名(Low Density Signature、LDS)システムなどの様々な非直交多元接続技術に基づく通信システムに適用可能であり、当然ながら、SCMAシステム及びLDSシステムは通信分野において他の名称と呼ばれてもよい。さらに、本願の実施例の技術的解決手段は、例えば非直交多元接続技術を採用する直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)、フィルタグループマルチキャリア(Filter Bank Multi−Carrier、FBMC)、汎用周波数分割多重(Generalized Frequency Division Multiplexing、GFDM)、フィルタリング直交周波数分割多重(Filtered−OFDM、F−OFDM)システムなどの非直交多元接続技術を採用するマルチキャリア伝送システムに適用可能である。
本願の実施例におけるユーザ端末は、多様な形態で具現され得る。例えば、本願の実施例のユーザ端末は、ユーザ設備(User Equipment、UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動ステーション、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント又はユーザ装置であってもよい。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタル処理(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有する手持ち機器、コンピューティングデバイス、又はワイヤレスモデムに接続されたその他の処理機器、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおける端末機器、又は将来の発展型の公衆陸上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)における端末機器などであり得るが、本願の実施例はこれを限定しない。
本願の実施例の共有端末も多様な形態で具現され得る。例えば、共有コンピュータ、共有携帯電話、共有自転車、共有自動車、さらには共有テレビなどである。また、該共有端末は、ホテル内のスマートテレビ、スマート冷蔵庫、スマートエアコン、スマート目覚まし時計などであってもよい。航空機に搭載されるスマートシートなどであってもよい。しかし、本願の実施例はこれを例とするに過ぎず、本願の実施例を何らか限定するものではない。
図1は、本願の実施例による1つの適用シナリオの概略図である。図1に示すように、ユーザ端末は、例えば携帯電話であり、コンピュータ、航空機上の他の端末、部屋内の他の端末及び車載端末などをそれぞれ制御することができる。
図2は、本願の実施例による共有端末を制御する方法の概略ブロック図を示す。図2に示すように、該方法100は、以下のステップの一部又は全部を含む。
S110、ユーザ端末が共有端末との接続を確立する。
S120、前記ユーザ端末は、前記共有端末が前記共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーする。
なお、本願の実施例のユーザ端末及び共有端末はそれぞれ他の端末と接続するためのインタフェースを備える必要があるが、該インタフェースは、従来定義されたType−Cインタフェースの拡張のような有線であってもよく、該インタフェースは、またLTEにおけるSidelink又はWiFiのような無線であってもよい。
具体的には、ユーザ端末が共有端末を制御したい場合、ユーザ端末は、例えば、相互確認により、事前に共有端末との接続を確立してよい。すなわちユーザ端末はまず共有端末との接続を希望し、また、共有端末はユーザ端末との接続を許可又は可能とする。ユーザ端末と共有端末とが相互確認を行った後、ユーザ端末はあるユーザのパーソナライズ配置情報を共有端末が取得するようにトリガーしてよく、さらに共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報に基づいて配置する。例えば、共有端末はコンピュータであり、ユーザ端末は携帯電話である。ユーザは、ユーザが好むコンピュータデスクトップ、通常のソフトウェアの配置、例えばwordを、携帯電話によって共有コンピュータに送信でき、共有コンピュータが携帯電話によって送信されたパーソナライズ配置情報を受信すると、共有コンピュータを自分が好む配置に配置することができる。
したがって、本願の実施例による共有端末を制御するための方法は、ユーザ端末は共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーすることにより、ユーザの嗜好に合せて共有端末を配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
本願の実施例は以下の幾つかのシナリオに適用可能である。
シナリオ1において、ユーザが外で会議をしている場合や、外で仕事をしている場合には、パソコンなどの関連機器を持ち歩く必要がなく、より強力な処理や表示機能が必要であれば、携帯電話を使用して、会議室の公衆コンピュータやスターバックスの公衆コンピュータなど、自分が接続したい任意の共有端末を接続することで、自分のパソコンとしてパーソナライズすることができる。
シナリオ2において、ユーザが私用航空機、自動車などの公共乗り物に乗るとき、該乗り物を携帯電話で接続することで、ユーザの好み及び慣れを満たすパーソナライズ配置を備えさせ、これらのパーソナライズ配置は携帯電話でクラウドから配置をダウンロードしてもよく、携帯電話で配置してもよく、パーソナライズ配置は乗り物内部の温湿度、好む娯楽番組、座席の柔らかさ及び角度、前後ミラーの角度などを含む。
シナリオ3において、ユーザは新しい都市に来て新しいホテルに入居し、新しい住宅を借り入れ、又は購入した後、携帯電話を該住宅のスマート制御システムに接続することで、住宅に対して携帯電話によって部屋内の温度や湿度、壁及び床の色、目覚まし時計の時間、テレビ放送チャンネル、風呂の温度などを含めるパーソナライズ配置を行うことができる。
理解されるように、上記列挙した幾つかの可能なシナリオは、本願の実施例の適用シナリオの一部に過ぎず、本願の実施例はこれに限定されない。
本願の実施例では、該ユーザ端末が共有端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると該ユーザ端末が確定する場合、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を送信することを含む。
具体的には、共有端末との接続を確立できるとユーザ端末が確定した場合、共有端末に確認情報を送信してもよく、該確認情報はデフォルト情報のみであってもよく、共有端末にアクセスする認証情報であってもよい。例えば、共有端末は、ユーザ端末と接続を確立できるとデフォルトしてよく、ユーザ端末が接続情報を送信すると、ユーザ端末は共有端末と接続を確立する。さらに例えば、共有端末は他の端末と接続を確立するための認証情報を設置してよく、共有端末がユーザ端末と接続を確立できる場合、ユーザ端末が共有端末に認証情報を出力する必要があり、例えばパスワードを共有端末でマッチングし、共有端末でマッチングに成功すると、ユーザ端末が共有端末との接続に成功する。
本願の実施例では、該方法はさらに、該共有端末から送信された、該共有端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を該ユーザ端末が受信するステップと、該ユーザ端末が該発見信号に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
具体的には、共有端末は発見信号を定期的に送信し、ユーザ端末が検出すると、オペレーティングシステムインタフェースを介してユーザに提示し、ユーザはユーザ端末を介して接続を確認することができ、接続時にパスワードを入力し、ユーザ端末と共有端末とのマッチングを図ることができる。
理解されるように、共有端末は、占有されていない場合のみに、発見信号を送信してもよく、すなわち、ユーザ端末が共有端末の発見信号を検出しなければ、ユーザ端末は当該共有端末が占有されていると確定でき、さらにユーザ端末は当該共有端末と接続を確立できない。
例えば、ユーザが携帯電話を持ってホテルの部屋に入室した後、テレビは定期的に発見信号を携帯電話に送信し、携帯電話が該発見信号を検出すると、携帯電話はパスワードを入力してテレビに接続を確認できる。そして、ユーザがテレビを見たい場合には、携帯電話からテレビに、例えば湖南衛星テレビのように頻繁に見るテレビ局の配置を送信でき、テレビを開くと、ユーザがリモコンを持って再生リストで湖南衛星テレビを探すことなく、湖南衛星テレビに移行することができる。
本願の実施例では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を送信するステップと、該ユーザ端末が該共有端末から送信された、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を受信するステップと、該ユーザ端末が該応答情報に基づき、該共有端末が該ユーザ端末と接続を確立できると確定するステップと、を含む。
具体的には、ユーザ端末は共有端末にハンドシェーク情報を送信することができ、共有端末は応答をフィードバックし、ユーザ端末はオペレーティングシステムインタフェースを介してユーザに提示し、ユーザはユーザ端末を介して接続を確認することができ、接続時にパスワードを入力し、ユーザ端末と共有端末とのマッチングを図ることができる。
理解されるように、ここでは共有端末自体はオープンであり、ユーザ端末によるそれに対するパーソナライズ配置を許可する。共有端末が使用中であれば、共有端末はユーザ端末に接続失敗情報をフィードバックでき、そうするとユーザ端末は共有端末との接続が確立されていないことを知ることができる。
例えば、ユーザが携帯電話を持ってスターバックスに入った後、ユーザがスターバックスでオフィスワークを実施する必要がある場合、ユーザは携帯電話を通じて接続要求情報をスターバックスのコンピュータに送信でき、この時点でスターバックスのコンピュータが人に占有されていない場合、該コンピュータはユーザの携帯電話に応答を返すことができ、さらにユーザは携帯電話を通じてクリックして確認でき、そうするとユーザの携帯電話とスターバックスのコンピュータとの接続が成功する。ユーザがwordを使用するとき、通常、背景色を保護色に調整することを想定すると、ユーザは、wordの背景色を保護色に調整する配置をスターバックスのコンピュータにさらに送信でき、ユーザがスターバックスのコンピュータでのwordを使用するとき、ユーザは、さらに調整せずに、該wordの背景色が保護色である。
本願の実施例では、ユーザ端末はまた共有端末にユーザのデータを送信してもよい。例えば、ユーザがスターバックスのコンピュータを使用する必要がある場合、ユーザはユーザ端末を介してスターバックスのコンピュータにユーザに必要な文書を送信することができる。そうするとユーザは前の文書に基づいて作業を継続することができる。
理解されるように、ユーザのデータはユーザが操作する文書であってもよく、ユーザが好む音楽、又はユーザが好むビデオなどであってもよい。
本願の実施例では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該ユーザ端末が該共有端末に該パーソナライズ配置情報を送信することを含む。
ユーザ端末は共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーすることは、共有端末が直接又は間接的にユーザ端末から取得することであってよい。例えば、ユーザ端末によりユーザのパーソナライズ配置情報を取得し、そしてそれを共有端末に送信し、また、共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得することを助けるように、ユーザ端末により共有端末に補助情報を送信してもよい。
本願の実施例では、該ユーザ端末が該共有端末にユーザのパーソナライズ配置情報を送信する前に、該方法はさらに、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップを含む。
ユーザ端末はユーザの全ての共有端末に対するパーソナライズ配置情報を取得し、そして使用待ちの共有端末にそれ自体のパーソナライズ配置情報を送信してもよい。使用待ちの共有端末のみのパーソナライズ配置情報を取得してもよい。例えば、各ユーザの全ての共有端末のパーソナライズ配置情報はパーソナライズ配置データベースであってよい。ユーザ端末がある共有端末のパーソナライズ配置情報を取得したいとき、ユーザ端末はまず該共有端末の識別情報を取得し、さらに該共有端末の識別情報に基づいて該共有端末のパーソナライズ配置情報を検索する。さらに例えば、ユーザ端末が1つの共有端末のみのパーソナライズ配置情報を記憶する場合、該ユーザ端末が該共有端末を使用する必要があるとき、そのパーソナライズ配置情報を該共有端末に直接送信してもよい。ユーザ端末は該ユーザの全ての共有端末に対するパーソナライズ配置情報をある共有端末に直接送信してもよく、該共有端末は自体の識別情報に基づいてそれに対応するパーソナライズ配置情報を取得し、これにより該共有端末に対して配置してよい。
本願の実施例では、該ユーザ端末が該パーソナライズ配置情報を取得するステップは、該ユーザ端末が該ユーザの識別情報を取得することと、該ユーザ端末が該識別情報に基づき、少なくとも1つのユーザの識別情報及び該少なくとも1つのユーザの識別情報と1対1に対応する少なくとも1つのパーソナライズ配置情報を含むパーソナライズ配置データベースから該パーソナライズ配置情報を取得することと、を含む。
具体的には、該パーソナライズ配置データベースは、ユーザ端末の内部に記憶されてもよく、他の端末又はサーバのような機器に記憶されてもよく、ユーザ端末があるユーザのパーソナライズ配置情報を取得したいとき、ユーザ端末は他の端末又はサーバに該ユーザの識別情報を送信し、他の端末又はサーバがパーソナライズ配置データベースで該ユーザのパーソナライズ配置情報を検索することができ、そして他の端末又はサーバが検索した該ユーザのパーソナライズ配置情報をユーザ端末に送信することができ、ユーザ端末がさらに共有端末に該ユーザのパーソナライズ配置情報を転送することができる。
本願の実施例では、ユーザ端末があるユーザのパーソナライズ配置情報を使用する前に、まずパーソナライズ配置データベースを構築するか又は別所から該パーソナライズ配置データベースを取得してもよい。該パーソナライズ配置データベースは随時更新することができる。
理解されるように、本願の実施例では、ユーザの識別情報はユーザが入力したパスワード情報でもよく、例えば、該パーソナライズ配置データベースはユーザのパスワード及びパーソナライズ配置情報のテーブルであってよい。表1に示すとおりである。
サーバに表1が記憶されていると仮定すると、ユーザ1がホテルの部屋に入った後、ユーザ1の携帯電話がサーバに該ユーザの識別情報を送信でき、例えばユーザが携帯電話にパスワード12345678を入力し、サーバが表1で該ユーザ1のパーソナライズ配置情報を検索するようにトリガーすると、ユーザ1の携帯電話は、エアコン温度が25度で、コンピュータデスクトップが青空の写真であることを含む該ユーザ1のパーソナライズ配置情報を取得でき、さらにユーザ1の携帯電話がホテルのエアコンにユーザ1のパーソナライズ配置情報を送信することができ、ホテルのエアコンは直接温度を25度に設置することができる。
本願の実施例では、該ユーザ端末は、該共有端末がユーザのパーソナライズ配置情報を取得するようにトリガーするステップは、該共有端末がサーバから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するように、該ユーザ端末が該共有端末に該ユーザの識別情報を送信することを含む。共有端末がサーバからユーザのパーソナライズ配置情報を取得するように、ユーザ端末は共有端末にユーザの識別情報を送信できる。そのプロセスはユーザ端末がサーバにユーザの識別情報を送信することでユーザのパーソナライズ配置情報を取得するプロセスと類似し、ここでは詳細な説明を省略する。
また理解されるように、該ユーザの識別情報はユーザの生体特徴情報であってもよく、例えば指紋特徴情報、虹彩特徴情報、顔特徴情報、声紋特徴情報、静脈特徴情報及び網膜特徴情報のうちの少なくとも1つであってもよい。
具体的には、該生体特徴情報は現在市場で関連技術の発展が比較的に成熟した指紋識別及び手形識別であってもよく、現在の段階で注目され且つ急速に発展した顔識別であってもよく、さらに虹彩識別、指静脈識別、声紋識別、署名識別、ステップ識別、キーボード叩き習慣識別、デオキシリボ核酸(Deoxyribonucleic acid、DNA)識別などの多様の生体識別技術である可能性もあり、ひいては将来生体特徴融合又はマルチモード生体特徴識別技術を用いてユーザの身元を認証する可能性がある。
上記の表1はパスワードと任意の生体特徴を組み合わせてユーザのパーソナライズ配置情報とマッピングすることで得られるものであり得る。本願の実施例は、表1のマッピング関係を限定せず、ユーザの身元を認証できる情報であればパーソナライズ配置情報とマッピングされ得る。
本願の実施例では、該方法はさらに、該ユーザ端末が該共有端末に対して、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を送信するステップを含む。
すなわち、ユーザが離れるとき、そのユーザ端末が共有端末に指示情報を送信することで、該共有端末が初期設定に戻ることを指示する。例えば、ユーザがホテルの部屋に入る時に携帯電話を介して部屋のエアコンに対してパーソナライズ配置を行い、翌日の12時に離れ、12時に自動的にエアコンにコマンドを送信し、以前の設定を戻すように設定することができる。さらに例えば、ユーザ端末が共有端末から切り離されるとき、共有端末が以前の設定に自動的に戻るようにしてもよい。
図3は、本願の実施例による共有端末を制御する概略ブロック図を示す。図3に示すように、該方法200は、以下のステップの一部又は全部を含む。
S210、共有端末がユーザ端末との接続を確立する。
S220、前記共有端末が受信した前記ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、前記共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得する。
S230、該共有端末が該パーソナライズ配置情報に基づき、該共有端末に対して配置する。
したがって、本願の実施例による共有端末を制御するための方法は、共有端末が受信したユーザ端末から送信された情報に基づいてユーザのパーソナライズ配置情報を取得することにより、ユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
本願の実施例では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が非占有状態にあることを示すための検出情報を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
本願の実施例では、該共有端末がユーザ端末との接続を確立するステップは、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を受信することと、該共有端末が該ユーザ端末に対して、該共有端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を送信することと、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信することと、を含む。
本願の実施例では、該第1の情報は該ユーザのパーソナライズ配置情報である。
本願の実施例では、該第1の情報が該ユーザの識別情報であり、該共有端末が受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、ユーザのパーソナライズ配置情報を取得するステップは、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することを含む。
本願の実施例では、該共有端末が該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得することは、該共有端末がサーバに該識別情報を送信することと、該共有端末が該サーバから送信された該識別情報に対応する該パーソナライズ配置情報を受信することと、を含む。
本願の実施例では、該方法はさらに、該共有端末が該ユーザ端末から送信された、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を受信するステップと、該共有端末が該クリア情報に基づき、該共有端末を該ユーザの使用前の配置に戻すステップと、を含む。
理解されるように、上記各プロセスの番号の大きさは実行順序の前後を意味するものではなく、各プロセスの実行順序はその機能や内部論理によって決定されるべきものであり、本願の実施例の実施プロセスを何ら限定するものではない。
本願及びその利点が詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲によって定義されるような本願の精神及び範囲から逸脱することなく、本願に様々な変更、置換及び改変を加えることができることが理解されるべきである。
理解されるように、共有端末によって記述される共有端末とユーザ端末との間の相互作用及び関連する特性、機能などは、ユーザ端末の関連する特性、機能に対応する。且つ、関連する内容は、上記方法100において詳細に説明されているので、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
以上、本願の実施例による共有端末を制御するための方法について詳細に説明したが、以下、図4乃至図7を参照して、本願の実施例による装置について説明し、方法の実施例に記載されている技術的特徴は以下の装置の実施例に適用される。
図4は、本願の実施例による端末300の概略ブロック図を示す。図4に示すように、該端末300は、
共有端末との接続を確立するための接続確立ユニット310と、
該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を該共有端末が取得するようにトリガーするためのトリガーユニット320と、を含む。
したがって、本願の実施例による端末は、ユーザのパーソナライズ配置情報を共有端末が取得するようにトリガーすることにより、共有端末をユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
本願の実施例では、該接続確立ユニットは具体的には、該共有端末が該端末と接続を確立できると該端末が確定する場合、該共有端末に対して、該共有端末に該端末との接続を確認するための確認情報を送信するために用いられる。
本願の実施例では、該端末はさらに、該共有端末から送信された、該共有端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を受信するための第1の受信ユニットと、該発見信号に基づき、該共有端末が該端末と接続を確立できると確定するための第1の確定ユニットと、を含む。
本願の実施例では、該端末はさらに、該共有端末に対して、該共有端末との接続を要求するための接続要求情報を送信するための第1の送信ユニットと、該共有端末から送信された、該共有端末が該端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を受信するための第2の受信ユニットと、該応答情報に基づき、該共有端末が該端末と接続を確立できると確定するための第2の確定ユニットと、を含む。
本願の実施例では、該トリガーユニットは具体的には、該共有端末に該パーソナライズ配置情報を送信するために用いられる。
本願の実施例では、該端末はさらに、該パーソナライズ配置情報を取得するための取得ユニットを含む。
本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、該ユーザの識別情報を取得し、該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得するために用いられる。
本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、該識別情報に基づき、少なくとも1つのユーザの識別情報及び該少なくとも1つのユーザの識別情報と1対1に対応する少なくとも1つのパーソナライズ配置情報を含む記憶しているパーソナライズ配置データベースから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するために用いられる。
本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、サーバに該識別情報を送信し、該サーバから送信された該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を受信するために用いられる。
本願の実施例では、該トリガーユニットは具体的には、該共有端末がサーバから該識別情報に対応するパーソナライズ配置情報を取得するように、該共有端末に該ユーザの識別情報を送信するために用いられる。
本願の実施例では、該識別情報はパスワード情報及び/又は生体特徴情報を含む。
本願の実施例では、該生体特徴情報は指紋特徴情報、虹彩特徴情報、顔特徴情報、声紋特徴情報、静脈特徴情報及び網膜特徴情報のうちの少なくとも1つを含む。
本願の実施例では、該端末はさらに、該共有端末に対して、該共有端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を送信するための第2の送信ユニットを含む。
理解されるように、本願の実施例による端末300は、本願の方法例におけるユーザ端末に対応することができ、且つ端末300の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図2の方法におけるユーザ端末の対応するフローを実現するために用いられ、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
図5は、本願の実施例による端末400の概略ブロック図を示す。図5に示すように、該端末400は、
ユーザ端末との接続を確立するための接続確立ユニット410と、
受信した該ユーザ端末から送信された第1の情報に基づき、該共有端末に対するユーザの配置嗜好を示すためのユーザのパーソナライズ配置情報を取得するための取得ユニット420と、
前記パーソナライズ配置情報に基づき、前記共有端末に対して配置するための配置ユニット430と、を含む。
したがって、本願の実施例による端末は、受信したユーザ端末から送信された情報に基づいてユーザのパーソナライズ配置情報を取得することにより、ユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
本願の実施例では、該接続確立ユニットは具体的には、該ユーザ端末に対して、該端末が非占有状態にあることを示すための発見信号を送信し、該ユーザ端末から送信された、該端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信するために用いられる。
本願の実施例では、該接続確立ユニットは具体的には、該ユーザ端末から送信された、該端末との接続を要求するための接続要求情報を受信し、該ユーザ端末に対して、該端末が該ユーザ端末と接続できることを示すための該接続要求情報の応答情報を送信し、該ユーザ端末から送信された、該端末に該ユーザ端末との接続を確認するための確認情報を受信するために用いられる。
本願の実施例では、該第1の情報は該ユーザのパーソナライズ配置情報である。
本願の実施例では、該第1の情報が該ユーザの識別情報であり、該取得ユニットは具体的には、該識別情報に基づき、該パーソナライズ配置情報を取得するために用いられる。
本願の実施例では、該取得ユニットは具体的には、サーバに該識別情報を送信し、該サーバから送信された該識別情報に対応する該パーソナライズ配置情報を受信するために用いられる。
本願の実施例では、該端末はさらに、該ユーザ端末から送信された、該端末が該ユーザの使用前の配置に戻ることを示すためのクリア情報を受信するための受信ユニットと、該クリア情報に基づき、該端末を該ユーザの使用前の配置に戻すための復元ユニットと、を含む。
理解されるように、本願の実施例による端末400は、本願の方法例における共有端末に対応することができ、且つ端末400の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能は、それぞれ図3の方法におけるユーザ端末の対応するフローを実現するために用いられ、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
図6は、本願の実施例による端末500の概略ブロック図を示す。図6に示される端末500は、無線周波数(Radio Frequency、RF)回路510、メモリ520、他の入力機器530、ディスプレイ540、センサ550、オーディオ回路560、I/Oサブシステム570、プロセッサ580、及び電源590などの部材を含む。当業者であれば理解されるように、図6に示される端末構造が端末を限定するものではなく、図示されているものよりも多いか又は少ない部材を含んでもよく、又は、特定の部材を組み合わせたり、特定の部材を分割したり、又は、異なる部材で配置したりする。ディスプレイ540がユーザインタフェース(User Interface、UI)に属し、且つ端末500が図面で示されているものよりも少ないユーザインタフェースを含んでよいことを、当業者は理解できる。
以下、図6を参照して端末500の各構成部材について具体的に説明する。
RF回路510は、情報の送受信又は通話中の信号の送受信、特に、基地局の下り情報を受信した後、プロセッサ580により処理するために使用され得る。また、上りに関わるデータを基地局に送信する。一般に、RF回路は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、結合器、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier、LNA)、デュプレクサなどを含むが、これらに限定されない。さらに、RF回路510は、無線通信を介してネットワーク及び他の機器と通信することもできる。前記無線通信は、任意の通信標準又はプロトコルを使用し得る。
メモリ520は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために使用されてよく、プロセッサ580は、メモリ520に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、端末500の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ520は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶できるプログラム記憶領域と、端末500の使用に応じて作成されたデータ(例えばオーディオデータ、電話帳など)などを記憶できるデータ記憶領域とを主に含んでよい。さらに、メモリ520は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、又は他の揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリを含んでもよい。
他の入力機器530は、数字又は文字情報の入力を受け、及び端末500のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成するために使用され得る。具体的には、他の入力機器530は、物理キーボード、機能キー(例えば音量調節キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、ジョイスティック、光学式マウス(光学式マウスは、可視出力を表示しないタッチセンサ面、又はタッチスクリーンによって形成されるタッチセンサ面の延長部である)などのうちの1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されない。他の入力機器530は、I/Oサブシステム570の他の入力機器コントローラ571に接続され、他の入力機器コントローラ571の制御下でプロセッサ580と信号のやり取りを行う。
ディスプレイ540は、ユーザが入力した情報又はユーザに提供された情報及び端末500の多様なメニューを表示するために使用されてもよく、ユーザ入力を受信することもできる。具体的には、ディスプレイ540は、表示パネル541と、タッチパネル542とを含む。そのうち、表示パネル541は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light−Emitting Diode、OLED)などの形態で表示パネル541を配置してもよい。タッチパネル542は、タッチスクリーン、タッチセンサスクリーンなどとも呼ばれ、ユーザによるその上又は近傍における接触又は非接触操作(例えば、ユーザが指、スタイラスなどの任意の適切な物体又は付属物を用いてタッチパネル542上又はタッチパネル542近傍における操作、また体感操作を含んでもよく、該操作は単点制御操作、多点制御操作などの操作タイプを含む)を収集し、且つ予め設定されたプログラムに従って対応する接続装置を駆動することができる。一実施形態において、タッチパネル542は、タッチ検出装置とタッチコントローラの両方を備えてもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位、姿勢を検出し、且つタッチ操作による信号を検出して、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラはタッチ検出装置からタッチ情報を受信し、且つそれをプロセッサが処理可能な情報に変換し、さらにプロセッサ580に送信し、且つプロセッサ580からのコマンドを受信して実行することができる。なお、タッチパネル542は、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面弾性波などの複数の形態を用いて実現されてもよく、タッチパネル542は、今後開発されるいかなる技術を用いて実現されてもよい。さらに、タッチパネル542は、表示パネル541を覆うことができ、ユーザは、表示パネル541に表示されたコンテンツ(ソフトキーボード、仮想マウス、仮想キー、アイコンなどを含むが、これらに限定されない)に応じて、表示パネル541に覆われたタッチパネル542上又はその近傍で操作を行うことができ、タッチパネル542は、その上又は近傍での操作を検出した後、I/Oサブシステム570を介してプロセッサ580に伝送してユーザ入力を確定し、その後、プロセッサ580は、ユーザ入力に応じてI/Oサブシステム570を介して表示パネル541に対応する視覚出力を提供する。図5では、タッチパネル542と表示パネル541とが独立した2つの部材として端末500の入力及び出力機能を実現するが、幾つかの実施例では、タッチパネル542と表示パネル541とが一体化されて端末500の入力及び出力機能を実現してもよい。
端末500は、光センサ、モーションセンサ、及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ550をさらに含むことができる。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含んでよく、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて表示パネル541の輝度を調節でき、近接センサは、端末500が耳に移動したとき、表示パネル541及び/又はバックライトを消灯できる。モーションセンサの1つとして、加速度計センサは、様々な方向(一般的には3軸)の加速度の大きさを検出でき、静止時の重力の大きさ及び方向を検出でき、携帯電話の姿勢を認識するアプリケーション(例えば、縦横画面切り替え、関連ゲーム、磁力計の姿勢校正)、振動認識関連機能(例えば、歩数計、タップ)などに使用でき、端末500に備えられるジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどの他のセンサもここでは説明しない。
オーディオ回路560、スピーカ561、マイクロホン562は、ユーザと端末500との間のオーディオインタフェースを提供することができる。オーディオ回路560は、受信したオーディオデータを変換した信号をスピーカ561に伝送し、スピーカ561により音声信号に変換して出力することができる。一方、マイクロホン562は、収集した音声信号を信号に変換し、オーディオ回路560により受信した後にオーディオデータに変換し、さらにオーディオデータをRF回路510に出力して他の携帯電話などに送信したり、オーディオデータをメモリ520に出力したりしてさらなる処理を行う。
I/Oサブシステム570は、入出力の外部機器を制御するためのものであり、他の機器入力機器コントローラ571、センサコントローラ572、表示コントローラ575を含んでもよい。一実施形態において、1つ又は複数の他の入力機器コントローラ571は、物理ボタン(プッシュボタン、ロッカーボタンなど)、ダイヤル、スライドスイッチ、ジョイスティック、クリックホイール、光学式マウス(光学式マウスは、可視出力を表示しないタッチセンサ面、又はタッチスクリーンによって形成されるタッチセンサ面の延長部である)を含み得る他の入力機器530から信号を受信し、及び/又は他の入力機器530に信号を送信する。なお、他の入力機器コントローラ571は、上記機器のいずれか1つ又は複数に接続されていてもよい。前記I/Oサブシステム570内の表示コントローラ575は、ディスプレイ540から信号を受信し、及び/又はディスプレイ540に信号を送信する。ディスプレイ540がユーザ入力を検出すると、表示コントローラ575は、検出されたユーザ入力をディスプレイ540に表示されたユーザインタフェースオブジェクトとの相互作用に変換し、即ち、人間とコンピュータとの相互作用を実現する。センサコントローラ572は、1つ又は複数のセンサ550から信号を受信し、及び/又は、1つ又は複数のセンサ550に信号を送信し得る。
プロセッサ580は、端末500の制御中枢であり、端末機器全体の各部を各種インタフェースや回線で接続し、メモリ520内に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを稼動させるか又は実行し、及びメモリ520内に記憶されたデータを呼び出すことにより、端末500の各種機能及び処理データを実行し、これにより端末機器全体の監視を行う。一実施形態において、プロセッサ580は、1つ以上の処理ユニットを備えてもよい。好ましくは、プロセッサ580は、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、及びアプリケーションプログラムなどを主に処理するアプリケーションプロセッサと、ワイヤレス通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合し得る。上記のモデムプロセッサは、プロセッサ580に統合されなくてもよいことが理解される。
図示されていないが、端末500は、カメラ、ブルートゥースモジュールなどをさらに含んでもよく、ここでは再び説明しない。
理解されるように、該端末500は、本願の実施例による共有端末を制御するための方法におけるユーザ端末に対応することができ、該端末500は上記方法におけるユーザ端末が実行する方法を実行するための実体ユニットを含むことができる。且つ、該端末500における各実体ユニット及び上記他の操作及び/又は機能は、それぞれ上記方法の対応するフローのためであり、簡潔のために、ここではその説明を省略する。
また、本願の実施例におけるプロセッサ580は、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現過程において、上記方法例の各ステップはプロセッサ580におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって実行されてもよい。上記プロセッサ580は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、該プロセッサ580はまた、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスタロジックデバイス、離散ハードウェアユニットであってもよい。本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行できる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサ580は、任意の通常のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に基づいて開示されている方法のステップは、ハードウェアデコードプロセッサにより実行されてもよく、又はデコードプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野で公知する成熟記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを実行する。
また、本願の実施例におけるメモリ520は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解されるべきである。そのうち、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよく、外部キャッシュメモリとして使用される。例示的であるが制限的ではない説明によって、多数の形態のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)は利用可能である。なお、本明細書に説明されたシステム及び方法におけるメモリは、以上のもの及び任意の適切なタイプのメモリを含むが、それらに制限されないことを意図する。
なお、本願の実施例では、「Aに対応するB」とは、BがAに関連していることを意味し、AからBを確定することができることを意味する。ただし、AからBを確定することは、AのみからBを確定することを意味するのではなく、A及び/又は他の情報からBを確定することもできることをさらに理解されたい。なお、ここでいう用語「及び/又は」は、単に関連のある対象を記述するための関連関係の1種であり、3種類の関係があることを示し、例えば、A及び/又はBは、Aが独立に存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが独立に存在する場合を含む。さらに、本明細書では、符号「/」は、一般的に、前後に記載の関連のある対象が「又は」の関係を有することを示す。
実現過程において、上記方法の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって実行されてもよい。本願の実施例に基づいて開示されている上り信号を伝送するための方法のステップは、ハードウェアプロセッサにより実行されてもよく、又はプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野で公知する成熟記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを実行する。重複を避けるために、その詳細な説明は省略する。
図7は、本願の実施例による端末600の概略ブロック図をさらに示す。該端末600は、図3の方法200に対応する共有端末のコンテンツを実行するために使用可能な図5の端末400であってもよい。該端末600は、入力インタフェース610、出力インタフェース620、プロセッサ630及びメモリ640を含み、該入力インタフェース610、出力インタフェース620、プロセッサ630及びメモリ640は、バスシステムを介して接続可能となっている。該メモリ640は、プログラム、コマンド、又はコードを含むデータを記憶するために使用される。該プロセッサ630は、入力インタフェース610が信号を受信するように制御し、出力インタフェース620が信号を送信するように制御し、及び前述の方法例の操作を完了するように、該メモリ640内のプログラム、コマンド又はコードを実行するために用いられる。
したがって、本願の実施例による端末は、ユーザ端末から送信されたユーザのパーソナライズ配置情報を受信することにより、ユーザの嗜好に合せて配置でき、さらにユーザの体験を向上させることができる。
理解されるように、本願の実施例では、該プロセッサ630は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、該プロセッサ630はまた、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスタロジックデバイス、離散ハードウェアユニットなどであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサは、任意の通常のプロセッサなどであってもよい。
該メモリ640は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み得、且つプロセッサ630にコマンド及びデータを提供する。メモリ640の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含み得る。例えば、メモリ640は、機器タイプの情報をさらに記憶してもよい。
実現過程において、上記方法の各コンテンツはプロセッサ630におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって実行されてもよい。本願の実施例に基づいて開示されている方法のコンテンツは、ハードウェアプロセッサにより実行されてもよく、又はプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野で公知する成熟記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリ640に位置し、プロセッサ630はメモリ640内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のコンテンツを実行する。重複を避けるために、その詳細な説明は省略する。
1つの具体的な実施形態において、端末400における第1の受信ユニット及び第2の受信ユニットは図7での入力インタフェース610によって具現され、端末400における接続確立ユニット及び復元ユニットは図7でのプロセッサ630によって具現されてよい。
本願の実施例は、複数のアプリケーションプログラムを含む携帯型電子機器によって実行されると、図2及び/又は図3に示す実施例の方法を該携帯型電子機器に実行させることができるコマンドを含む1つ又は複数のプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
当業者が分かるように、本明細書に開示されている実施例に基づいて説明された各例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせによって実現できる。これらの機能がハードウェアで実行されるか、ソフトウェアで実行されるかは、技術案の特定応用及び設計上の制約条件に依存する。当業者であれば、特定応用ごとに異なる方法を用いて説明された機能を実現できるが、このような実現は本願の実施例の範囲に含まれる。
当業者にとって明らかなように、説明の便利さ及び簡素化から、上記説明したシステム、装置及びユニットの具体的な作動過程については、前述方法例における対応過程を参照すればよく、ここで詳細な説明を省略する。
本願による幾つかの実施例では、理解されるように、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の形態により実施することもできる。例えば、以上に説明された装置の実施例は例示的なものに過ぎない。例えば、前記ユニットの分割は、論理機能上の分割に過ぎず、実施する際に別の形態で分割することもでき、例えば、複数のユニット又は部品を別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、説明又は検討した互いの結合又は直接的な結合又は通信接続は、幾つかのインタフェース、装置又はユニットを用いる間接的接続又は通信接続とすることもでき、電気的形態、機械的形態又はその他の形態とすることもできる。
前記分離部材として説明したユニットは、物理的に分離されるものでもよければ、分離されないものであってもよい。ユニットとして示される部材は、物理的なユニットであってもよいが、物理的なユニットでなくてもよい。即ち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。必要に応じて、一部のユニットのみを用いるか、又は全てのユニットを使用して本実施例の手段の目的を達成することができる。
また、本願の各実施例において、各機能ユニットが1つの処理ユニットに集積されてもよいが、各ユニットが単独で物理的な部材として存在するか、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形態として実現され且つ独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶できる。このような知見に基づいて、本願の実施例の技術案では、本質的に、又は、従来技術に貢献する部分又は該技術案の一部は、ソフトウェア製品の形態として実現でき、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、コンピュータ機器(パソコン、サーバ、又はネットワーク機器など)に本願の各実施例の前記方法の全部又は一部のステップを実行させる幾つかのコマンドを含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどのプロクラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
以上は、本願の実施例の具体的な実施形態に過ぎず、本願の実施例の保護範囲はそれに制限されず、当業者であれば、本願の実施例に開示されている技術範囲内で容易に想到し得る変化又は置換は、いずれも本願の実施例の保護範囲に含まれる。したがって、本願の実施例の保護範囲は前記特許請求の範囲の保護範囲に準じる。