JP2020526056A - 無線通信方法及び無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

無線通信方法及び無線通信装置を開示する。当該無線通信装置は、処理回路を含み、前記処理回路は、無認可周波数帯域の特定のサブチャネルでブロードキャスト情報を検出し、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定のサブチャネルで時間情報をブロードキャストするように配置され、前記時間情報に基づいて前記無線通信装置の前記特定のサブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができる。

Description

本発明は、無線通信方法及び無線通信装置に関し、具体的に、無認可周波数帯域において非直交多重アクセスをサポートする方法及び装置に関する。
非直交多重アクセス(NOMA)は、第5世代(5G)無線通信ネットワークにとって、非常に有望な多重アクセス技術である。従来の直交多重アクセス技術(OMA)では、1つの伝送リソース(例えば周波数リソース又は時間リソース)は1つのユーザー装置にしか割り当てることができず、NOMAでは、1つのリソースを複数のユーザー装置に割り当てて使用することができる。NOMA技術の基本的な考えは、送信側で非直交伝送を使用して、干渉情報を積極的に導入し、受信側でシリアル干渉除去によって正確的な復調を実現することである。そのため、従来のOMAと比べると、NOMAはより高いスペクトル效率及びユーザーの公平性を持っている。NOMAでは、異なるユーザー装置が、同じ伝送リソースを使用することができるので、送信側で多重アクセス(MA)署名を使用して異なるユーザー装置を区別し、即ち、各ユーザー装置は、信号を送信するために唯一のMA署名を利用する。MA署名は例えば、コードブック、シーケンスなどの形態であってもよい。
認可周波数帯域におけるアップリンク伝送に対して、NOMAは、5Gの新しいラジオ(NR)によってサポートでき、即ち、複数のユーザー装置は、同じリソースブロックを使用してアップリンク信号を送信することができる。しかしながら、無認可周波数帯域において、LBT(Listen Before Talk)のメカニズムによって、NOMAはアップリンク上で実現することができない。
そのため、無認可周波数帯域におけるアップリンク伝送に対してNOMAを実現するニーズがある。
そこで、本発明は、無認可周波数帯域においてアップリンク非直交多重アクセスを実現することができる技術的解決策を提供する。
本発明の一態様によれば、処理回路を含む無線通信装置を提供し、前記処理回路は、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出し、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルで時間情報をブロードキャストするように配置され、前記時間情報に基づいて前記無線通信装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができる。
本発明の他の態様によれば、処理回路を含む無線通信装置を提供し、前記処理回路は、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出し、前記特定サブチャネルで前記ブロードキャスト情報の検出に成功した場合に、1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースから1つの署名ドメインリソースを選択してアップリンク伝送を実行するように配置される。
本発明の他の態様によれば、端末装置によって実行される無線通信方法を提供し、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出することと、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルで時間情報をブロードキャストすることとを含み、前記時間情報に基づいて前記端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができる。
本発明の他の態様によれば、端末装置によって実行される無線通信方法を提供し、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出することと、前記特定サブチャネルで前記ブロードキャスト情報の検出に成功した場合にに、1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースから1つの署名ドメインリソースを選択してアップリンク伝送を実行することとを含む。
本発明の他の態様によれば、処理回路を含む無線通信装置を提供し、前記処理回路は、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでアップリンク伝送及び時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて特定端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができ、前記終了時間の前に、前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースに基づいて利用可能な署名ドメインリソースを更新するように配置される。
本発明の他の態様によれば、基地局によって実行される無線通信方法を提供し、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでアップリンク伝送及び時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて特定端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができ、前記終了時間の前に、前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースに基づいて利用可能な署名ドメインリソースを更新するように配置される。
本発明の他の態様によれば、プログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記プログラムが実行されるときに、上記の無線通信方法をコンピュータに実現させる。
本発明は、添付の図面と結合して記載する以下の説明を参照することによってより良く理解でき、全ての図面において、同一又は類似の符号を使用して同一又は類似の部材を表す。添付の図面は以下の詳細的な説明と共に本明細書に含まれかつ本明細書の一部を形成し、そして、本発明の最適な実施例をさらに説明し、本発明の原理及び利点を解釈するためのものである。
本発明の実施例による電子装置の無線通信方法のフローチャートを概略的に示す。 本発明の第1の実施例による処理フローチャートを示す。 本発明の第1の実施例によるシグナリングインタラクティブ図を概略的に示す。 本発明の第2の実施例による処理フローチャートを示す。 本発明の第2の実施例によるシグナリングインタラクティブ図を概略的に示す。 ユーザー装置の一例の概略配置ブロック図を示す。 基地局の一例の概略配置ブロック図を示す。 コンピュータのハードウェアの概略配置ブロック図を示す。
図1Aは、本発明に係るユーザー装置によって実行される処理を概略的に示す。図1Aに示すように、ユーザー装置UEのアップリンク伝送データの準備ができた場合に、ユーザー装置UEはステップS10で、無認可周波数帯域のうち1つ又は複数のサブチャネルにおいてブロードキャスト情報の検出を試みる。そして、ステップS20では、あるサブチャネルに対して、ユーザー装置UEは、ブロードキャスト情報の検出に成功していないと確定する。ここで、「ブロードキャスト情報の検出に成功する」とは当該サブチャネルにおいてブロードキャスト情報が存在しかつユーザー装置がブロードキャスト情報のデコードに成功する場合を指し、「ブロードキャスト情報の検出に成功していない」とは、当該サブチャネルにおいてブロードキャスト情報が存在しない場合と、ブロードキャスト情報が存在するがユーザー装置がブロードキャスト情報のデコードに成功できない場合とを含む。ユーザー装置UEがブロードキャスト情報の検出に成功していない場合に、ユーザー装置UEは、ステップS30で、その自身が当該サブチャネルにアクセスする1番目の装置であると確定し、当該サブチャネルでブロードキャストし、ブロードキャストする情報は、当該ユーザー装置UEが当該サブチャネルを占用することができる期間の終了時間を含む。
図1Bは、本発明の第1の実施例によるユーザー装置によって実行される処理を詳細的に示した。図1Bに示すように、ユーザー装置UEのアップリンク伝送データの準備ができた場合に、ユーザー装置UEは、ステップS110に示すように、無認可周波数帯域において1つ又は複数のサブチャネルを選択し、選択されたサブチャネルにおいてブロードキャスト情報の検出をを試みる。一例として、ユーザー装置UEは、無認可周波数帯域における1つ又は複数のサブチャネルをランダムに選択する。別の例として、当該サブチャネルは、ユーザー装置UEによって選択されず、基地局によってユーザー装置UEに半静的に割り当てられる。
ユーザー装置UEがステップS120で、当該サブチャネルでブロードキャスト情報の検出に成功していないと確定した後、ユーザー装置はさらに、当該サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定することができ、そのため、処理はステップS130に進む。
ステップS130では、ユーザー装置UEはLBTを実行して、当該サブチャネルがアイドルのサブチャネルであるかどうかを判断する。例えば、ユーザー装置UEは、当該サブチャネルにおける信号エネルギーを検出することによって当該サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定することができる。ステップS140では、当該サブチャネルがアイドルである(例えば、信号エネルギーが特定の閾値よりも小さい)と確定したときに、処理はステップS150に進む。
ステップS150では、ユーザー装置UEは当該サブチャネルでブロードキャストし、ブロードキャストされる情報は、ユーザー装置UEが当該サブチャネルを占用することができる期間の終了時間を含む。例えば、当該終了時間は終了時点、終了サブフレーム、終了符号などで表すことができる。別の例として、ユーザー装置UEによってブロードキャストされる情報は、ユーザー装置UEのアクセス時間及び最大チャネル占用時間(MCOT)を含むことができる。これにより、ブロードキャスト情報を受信した他のユーザー装置は、当該ブロードキャスト情報に従って、ユーザー装置UEによる当該サブチャネルの占用の終了時間を確定することができる。また、図2を参照しながら後述するように、当該終了時間の前に、ユーザー装置UEは、当該サブチャネルで当該終了時間を周期的にブロードキャストすることができる。
また、ステップS150では、ユーザー装置はさらに、MA署名リソースライブラリからあるMA署名を選択し、選択されたMA署名を利用して当該サブチャネルで信号を基地局に送信する。特に、ユーザー装置UEは、信号を伝送するために、MA署名リソースライブラリから1つのMA署名を任意に選択することができる。
一方、ユーザー装置UEがステップS140で、当該サブチャネルがアイドルのサブチャネルではない(例えば、信号エネルギーが特定の閾値よりも大きい)と確定したときに、当該サブチャネルにおいて他のユーザー装置によって送信された信号が存在することを示す。特別な例として、当該サブチャネルにおいて他のユーザー装置によって送信され、かつユーザー装置UEによってデコードできないブロードキャスト信号が存在し得る。サブチャネルが既に他のユーザー装置によって占用されたので、ユーザー装置UEは当該サブチャネルにアクセスすることができない。そのため、処理はステップS130に戻って、ユーザー装置UEはLBTを継続的に実行する。
一方、ステップS120では、ユーザー装置UEが、当該サブチャネルでブロードキャスト情報の検出に成功した(当該ブロードキャスト情報のデコードに成功したことが含まれる)と確定する場合、当該サブチャネルが既に他のユーザー装置によって占用されたことを意味するが、ユーザー装置UEは当該サブチャネルにアクセスすることができるので、処理はステップS160に進む。
ステップS160では、ユーザー装置UEは、基地局からのブロードキャスト情報をデコードすることによって当該サブチャネルにおける利用可能なMA署名を取得する。例えば、基地局は認可周波数帯域において当該サブチャネルにおいて利用可能なMA署名をブロードキャストすることができる。さらに、基地局は、利用可能なMA署名を周期的にブロードキャストすることができる。
そして、ステップS170では、ユーザー装置UEは、当該サブチャネルでアップリンク伝送を行うように、取得した利用可能なMA署名から1つのMA署名を選択する。
この実施例では、無認可周波数帯域のあるサブチャネルにアクセスする1番目のユーザー装置UEはブロードキャストを行い、その後当該サブチャネルにアクセスしようとする他のユーザー装置はユーザー装置UEのブロードキャスト情報のデコードに成功できればその自身が当該サブチャネルにアクセスできると確定することができる。その後、当該他のユーザー装置は、MA署名を基地局から取得することによって当該サブチャネルでアップリンク伝送を行い、即ち、ユーザー装置UEと当該サブチャネルを共有する。それによって、無認可周波数帯域におけるアップリンクの非直交多重アクセスが実現される。逆に、その後当該サブチャネルにアクセスしようとする他のユーザー装置がユーザー装置UEのブロードキャスト情報のデコードに成功できない場合、従来のLBTメカニズムに従って、当該他のユーザー装置は当該サブチャネルにアクセスできない。
本発明の適用例として、サブチャネルが初めてユーザー装置UEによって占用される場合に、ユーザー装置UEによって送信されるブロードキャスト情報は、同じシステムに属する他のユーザー装置のみによってデコードできるので、ユーザー装置UEと同じシステムに属する他のユーザー装置がサブチャネルにアクセスし、ユーザー装置UEと当該サブチャネルを共有することが許可され、それによって、スペクトル效率を向上させる。異なるシステムに属する他のユーザー装置は、ブロードキャスト信号をデコードすることができないため、当該サブチャネルにアクセスすることができない。また、好ましくは、サブチャネルを占用する各システムのユーザー装置にとって、ユーザー装置の最大チャネル占用時間は均一であり、それによって、各システムの公平な共存を保証することができる。また、例えば、本明細書のシステムは、NRシステムとWiFiシステムを含むことができる。
ユーザー装置UEのブロードキャスト電力を調整することによって同じサブチャネルで伝送するユーザー装置の最大数を制御することができる。通信シナリオに基づいてブロードキャスト電力を確定することができる。例えば、大規模マシンタイプ通信(mMTC)では、より多くのユーザー装置が同じサブチャネルを共有することができるように、ブロードキャスト電力を高く設置することができ、超高信頼性及び低遅延通信(URLLC)では、サブチャネルを共有するユーザー装置の数を制限するために、ブロードキャスト電力を低く設置することができ、それによって、通信の信頼性を保証することができる。
図2は、本発明の第1の実施例によるユーザー装置と基地局との間のシグナリングインタラクティブ図を示した。図2では、ユーザー装置UE1が、図1の処理に従って、無認可周波数帯域のあるサブチャネルにアクセスする1番目のユーザー装置であるとして確定され、ユーザー装置UE2及びUE3がユーザー装置UE1の後に、当該サブチャネルにアクセスすることができるユーザー装置であると仮定する。
図2に示すように、ユーザー装置UE1は、その自身がサブチャネルを占用する1番目のユーザー装置であることを確定した後、ステップS201に示すように、当該サブチャネルで、あるMA署名を利用してアップリンク信号を基地局gNBに送信する。また、ユーザー装置UE1はステップS202で、当該サブチャネルでブロードキャストし、ブロードキャストする情報は、ユーザー装置UE1による当該サブチャネルの占用の終了時間を含む。又は、上記のように、ブロードキャストする情報は、ユーザー装置UE1のアクセス時間及び最大チャネル占用時間を含むことができる。なお、ステップS201とS202の実行順序は図示の順序に限定されず、逆の順序で実行するか、又は同時に実行してもよい。
基地局gNBは、ユーザー装置UE1からのアップリンク信号を受信することによって、ユーザー装置UE1によって使用されるMA署名を知ることができ、その後、基地局gNBは、MA署名リソースライブラリからユーザー装置UE1によって使用されるMA署名を除去することによって、利用可能なMA署名を確定することができる。基地局gNBはステップS203で、確定された利用可能なMA署名を各ユーザー装置にブロードキャストする。
ユーザー装置UE2は、ユーザー装置UE1のブロードキャスト情報の検出に成功することによってその自身がサブチャネルにアクセスできると確定した場合、ステップS204に示すように、基地局のブロードキャスト情報を受信することによって当該サブチャネルで利用可能なMA署名を取得し、取得される利用可能なMA署名から1つのMA署名を選択してアップリンク伝送を行う。
基地局gNBは、ステップS205に示すように、ユーザー装置UE2からの信号を受信することによってユーザー装置UE2に使用されるMA署名を知り、利用可能なMA署名からユーザー装置UE2によって使用されるMA署名を除去することによって、利用可能なMA署名を更新する。その後、基地局gNBはステップS206で、更新後の利用可能なMA署名を各ユーザー装置にブロードキャストする。
ユーザー装置UE1の占用の終了時間の前に、ユーザー装置UE1は、ステップS207に示すように、サブチャネルで、終了時間を周期的にブロードキャストすることができる。
ユーザー装置UE2と同様に、ユーザー装置UE3は、その自身がサブチャネルにアクセスすることができると確定した場合、ステップS208に示すように、基地局のブロードキャスト情報をデコードすることによって、当該サブチャネルで現在利用可能なMA署名を取得し、それらから1つのMA署名を選択してアップリンク伝送を行う。
基地局gNBは、ステップ209に示すように、ユーザー装置UE3からの信号を受信することによってユーザー装置UE3によって使用されるMA署名を知り、利用可能なMA署名からユーザー装置UE3によって使用されるMA署名を除去することによって、利用可能なMA署名を再更新する。その後、基地局gNBはステップS210で、再更新された利用可能なMA署名を各ユーザー装置にブロードキャストする。
好ましくは、ステップS203、S206及びS210では、基地局gNBは認可周波数帯域において、当該サブチャネルで例えば物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を介して利用可能なMA署名をブロードキャストする。基地局gNBが利用可能なMA署名をブロードキャストすることによって、ユーザー装置のMA署名が衝突する可能性を低減し、さらに、受信機の複雑さを低減することができる。
また、ユーザー装置UE1はサブチャネルで占用終了時間を周期的にブロードキャストするため、ステップS211に、ユーザー装置UE1が当該終了時間を再びブロードキャストすることを示した。
この実施例では、ユーザー装置UE1は、チャネル占用終了時間を周期的にブロードキャストすることができ、基地局gNBは利用可能なMA署名を周期的に更新して、更新後の利用可能なMA署名を各ユーザー装置にブロードキャストすることができる。ユーザー装置UE1と基地局gNBの周期的な処理は互いに独立しており、互いに異なる周期を有してもよい。例えば、基地局が更新後の利用可能なMA署名をブロードキャストした後(ステップS206)、ユーザー装置UE1は占用終了時間を再ブロードキャストする(ステップS207)ことを図示しているが、本発明の解決策はこれに限定されない。つまり、ステップS207と基地局gNBによって実行されるステップとの間に先後順序がない。本発明は、ユーザー装置UE1の周期的なブロードキャストと基地局gNBの周期的な更新との間の時間的関係を限定しない。
さらに、基地局gNBは、ユーザー装置(UE2、UE3)のアップリンク信号を受信するたびに、利用可能なMA署名を更新することを図示しているが、本発明の解決策はこれに限定されない。実際の通信システムでは、基地局gNBは、非常に短時間で大量のアップリンク信号を受信する可能性があるので、各アップリンク信号の受信ごとに利用可能なMA署名を更新するわけではなく、より長い周期で利用可能なMA署名を更新することができる。
図3は、本発明の第2の実施例によるユーザー装置によって実行される処理を示した。図3に示すように、ユーザー装置UEは、アップリンク伝送データの準備ができた場合に、ステップS310に示すように、無認可周波数帯域における1つ又は複数のサブチャネルを選択し、選択されたサブチャネルでブロードキャスト情報を検出する。特に、ユーザー装置UEはサブチャネルをランダムに選択することができるか、又は、基地局によってサブチャネルをユーザー装置UEに半静的に割り当てることができる。
ユーザー装置UEがステップS320で当該サブチャネルでブロードキャスト情報の検出に成功していないと確定した後、ユーザー装置はさらに、当該サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定することができるので、処理はステップS330に進む。
ステップS330では、ユーザー装置UEは「LBT」を実行して、当該サブチャネルがアイドルサブチャネルであるかどうかを判断する。第1の実施例と同様に、例えば、ユーザー装置UEは当該サブチャネルにおける信号エネルギーを検出することによって当該サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定することができる。ステップS340では、当該サブチャネルがアイドルである(例えば、信号エネルギーが特定の閾値よりも小さい)と確定した場合に、ユーザー装置UEの処理はステップS350に進む。
ステップS350では、ユーザー装置UEは当該サブチャネルでブロードキャストし、ブロードキャスト情報は、ユーザー装置UEによる当該サブチャネルの占用の終了時間を含むか、又はユーザー装置UEのアクセス時間及び最大チャネル占用時間を含むことができる。また、ユーザー装置UEはMA署名ライブラリからあるMA署名を選択し、選択されたMA署名を利用して当該サブチャネルでアップリンク伝送を行う。特に、当該サブチャネルにアクセスする1番目のユーザー装置であるため、ユーザー装置UEはMA署名ライブラリから1つのMA署名を任意に選択することができる。これらは第1の実施例における処理と同様である。
この実施例と第1の実施例との間の相違は、当該サブチャネルにアクセスする1番目のユーザー装置UEがステップS350で、さらに、当該サブチャネルで現在利用可能なMA署名をブロードキャストすることであり、現在利用可能なMA署名は、MA署名ライブラリからユーザー装置UEによって選択されたMA署名を除去することによって取得することができる。或いは、図4を参照しながら後述するように、利用可能なMA署名は基地局によって通知されてもよい。この場合、基地局によって、利用可能なMA署名を周期的に更新して、更新後の署名をユーザー装置UEに通知し、ユーザー装置UEはサブチャネルで現在利用可能なMA署名を周期的にブロードキャストする。
一方、ユーザー装置UEがステップS340で当該サブチャネルがアイドルサブチャネルではない(例えば、信号エネルギーが特定の閾値よりも大きい)と確定した場合に、当該サブチャネルにおいて、他のユーザー装置によって送信される信号が存在することを示す。一例として、当該サブチャネルにおいて、他のユーザー装置によって送信され、かつユーザー装置UEによってデコードできないブロードキャスト信号が存在し得る。当該サブチャネルは既に他のユーザー装置によって占用されたので、ユーザー装置UEは当該サブチャネルにアクセスすることができない。そのため、処理はステップS330に戻って、ユーザー装置UEは「LBT」を実行して続ける。
一方、ユーザー装置UEがステップS320でサブチャネルでブロードキャスト情報の検出(デコード)に成功した確定する場合、これは、他のユーザー装置が既に当該サブチャネルで伝送を行うことを意味するが、ユーザー装置UEは、その自身が当該サブチャネルにアクセスして続けることができると確定するので、処理はステップS360に進む。
ブロードキャスト情報が当該サブチャネルにおいて利用可能なMA署名を含むので、ユーザー装置UEは当該ブロードキャスト情報をデコードすることによって、現在利用可能なMA署名を取得することができる。それによって、ステップS360では、ユーザー装置UEは取得された利用可能なMA署名から1つのMA署名を選択して、アップリンク伝送を行う。
第1の実施例と同様に、この実施例では、サブチャネルを占用する1番目のユーザー装置UEはサブチャネルでブロードキャストを行い、その後当該サブチャネルにアクセスしようとする他のユーザー装置は、ユーザー装置UEのブロードキャスト情報のデコードに成功することができる場合、当該サブチャネルにアクセスし続けることができ、即ち、ユーザー装置UEと当該サブチャネルを共有する。それによって、無認可周波数帯域におけるアップリンクの非直交多重アクセスが実現される。逆に、その後当該サブチャネルにアクセスしようとする他のユーザー装置は、ブロードキャスト情報のデコードに成功することができない場合、当該サブチャネルにアクセスすることができない。
図4は、本発明の第2の実施例によるユーザー装置と基地局との間のシグナリングインタラクティブ図を示した。図4では、ユーザー装置UE1が無認可周波数帯域のあるサブチャネルを占用する1番目のユーザー装置であって、ユーザー装置UE2及びUE3がユーザー装置UE1の後に当該サブチャネルにアクセスできるユーザー装置であると仮定する。
図4に示すように、サブチャネルを占用する1番目のユーザー装置UE1はステップS401で、MA署名リソースライブラリから選択した1つのMA署名を利用してアップリンク信号を基地局gNBに送信する。また、ユーザー装置UE1はステップS402で、当該サブチャネルでブロードキャストを行い、ブロードキャストする情報は、ユーザー装置UE1の占用終了時間及び当該サブチャネルにおける利用可能なMA署名を含む。ブロードキャストされる利用可能なMA署名は、ユーザー装置UE1がMA署名リソースライブラリからその自身によって選択されたMA署名を除去することによって確定するものである。なお、ステップS401及びS402の実行順序は図示の順序に限定されず、逆の順序で実行するか、又は同時に実行してもよい。
基地局gNBは、ユーザー装置UE1からのアップリンク信号を受信することによってユーザー装置UE1によって使用されるMA署名を知ることができるので、基地局gNBが当該サブチャネルでユーザー装置UE1のブロードキャスト情報を受信しなくても、基地局gNBはMA署名リソースライブラリからユーザー装置UE1によって使用されるMA署名を除去することにって利用可能なMA署名を確定することができる。
その後、ユーザー装置UE2は、ステップS403に示すように、ユーザー装置UE1のブロードキャスト情報をデコードすることによって利用可能なMA署名を取得し、取得した利用可能なMA署名から1つのMA署名を選択してアップリンク伝送を行う。
基地局gNBは、ステップS404に示すように、ユーザー装置UE2からの信号を受信することによってユーザー装置UE2によって使用されるMA署名を知り、前に確定された利用可能なMA署名からユーザー装置UE2によって使用されるMA署名を除去することによって、利用可能なMA署名を更新し、更新後の利用可能なMA署名をユーザー装置UE1に送信する。
ユーザー装置UE1は、ステップS405に示すように、基地局gNBから更新後の利用可能なMA署名を受信した後、サブチャネルで再ブロードキャストすることができる。好ましくは、ユーザー装置UE1は更新後の利用可能なMA署名を占用終了時間とともにブロードキャストすることができる。
その後、ユーザー装置UE2と類似に、ユーザー装置UE3は、ステップS406に示すように、ユーザー装置UE1のブロードキャスト情報をデコードすることによって利用可能なMA署名を取得し、利用可能なMA署名から1つのMA署名を選択してアップリンク信号を基地局gNBに送信する。
基地局gNBは、ステップS407に示すように、ユーザー装置UE3からの信号を受信することによってユーザー装置UE3によって使用されるMA署名を知り、利用可能なMA署名からユーザー装置UE3によって使用されるMA署名を除去することによって、利用可能なMA署名を再更新し、再更新された利用可能なMA署名をユーザー装置UE1に送信する。好ましくは、ステップS404及びS407で、基地局gNBは、認可周波数帯域において、更新後の利用可能なMA署名を、例えば物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信することができる。
ユーザー装置UE1は、基地局gNBから再更新後の利用可能なMA署名を受信した後、ステップS408で、受信された利用可能なMA署名を再ブロードキャストする。好ましくは、ユーザー装置UE1は、利用可能なMA署名を占用終了時間とともにブロードキャストする。
なお、基地局gNBがユーザー装置(UE2、UE3)のアップリンク信号を受信するたびに利用可能なMA署名を更新することを図示しているが、本発明の解決策はこれに限定されない。基地局gNBは必ずしも各アップリンク伝送ごとに利用可能なMA署名を更新する必要はなく、より長い周期(例えば当該周期で複数回のアップリンク伝送を受信する可能性がある)で利用可能なMA署名を更新してもよい。
また、ユーザー装置UE1が、基地局gNBによって送信される更新後の利用可能なMA署名を受信するたびにブロードキャストすることを図示しているが、本発明はこれに限定されない。本発明では、ユーザー装置UE1の周期的なブロードキャストと基地局gNBの利用可能なMA署名の周期的な更新とは互いに独立する操作である。ユーザー装置UE1のブロードキャスト周期は、基地局の更新周期よりも長くても短くてもよい。例えば、ユーザー装置UE1は、更新後の利用可能なMA署名を2回受信した後、最後受信した利用可能なMA署名をブロードキャストしてもよい。
上記の実施例によれば、本発明は、無認可周波数帯域においてアップリンク非直交多重アクセス(NOMA)を実現する解決策を提供する。本発明の解決策はスペクトル效率を向上させ、各システムの無認可周波数帯域における公平な共存を保証することができる。上記では、システムとしてNRシステム及びWiFiシステムを例示したが、本発明は、NRシステム及びWiFiシステムに限定されない。技術の発展につれて、当業者は本発明の他のシステムへの適用を容易にできる。
また、本発明の解決策はアップリンクグラントフリー(grant-free)伝送のシナリオにも適用することができる。アップリンクグラントフリー伝送とは、スケジューリング要求を基地局に送信し且つ基地局からのアップリンクスケジューリング認可の受信を待つことがなく、ユーザー装置がデータの準備ができた直後にアップリンク伝送を行うことを意味する。アップリンクグラントフリー伝送の解決策の利点はスケジューリング要求及びアップリンクスケジューリング認可に関連するシグナリングオーバーヘッドを低減することができ(この利点は伝送のデータが少ないときに、特に重要である)、スケジューリング要求及びアップリンクスケジューリング認可による伝送遅延を回避することができることである。
本発明は、様々な製品に適用可能である。例えば、上記の実施例における基地局は、マクロeNBや小eNBのような5G基地局(gNB)、4G基地局(eNB)を含むことができる。小eNBは、例えばピコeNB、マイクロeNBと家庭(フェムト)eNBなどのマクロセルより小さいセルをカバーするeNBであってもよい。その代わりに、当該ネットワーク側装置又は基地局は、例えばNodeBと基地局トランシーバ(BTS)のような任意の他のタイプの基地局を含んでもよい。基地局は、無線通信を制御するように配置される本体(基地局機器とも呼ばれる)と、本体と異なるところに設けられる1つ又は複数のリモート無線ヘッド(RRH)とを含んでもよい。また、様々なタイプの端末装置は基地局機能を一時的又は半永久的に実行することによって、基地局として動作してもよい。
一方、上記の実施例におけるユーザー装置は例えば、通信端末装置(例えばスマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯ゲーム端末、ポータブル/ドングルモバイルルーターとデジタル撮影装置)又は車載端末装置(例えばカーナビゲーション装置)として実現されてもよいし、マシンツーマシン(M2M)通信を実行する端末装置として実現されてもよく、マシンタイプ通信(MTC)端末装置とも呼ばれる。また、当該端末装置又はユーザー装置は、上記端末のそれぞれに搭載された無線通信モジュール(例えば単一チップを含む集積回路モジュール)であってもよい。
以下、一例としてスマートフォンを用いて、図5を参照しながらユーザ装置の実現について説明する。
図5は、スマートフォンの概略配置のブロック図を示した。図5に示すように、スマートフォン2500は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インターフェース2504、撮影装置2506、センサー2507、マイク2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカ2511、無線通信インターフェース2512、1つ又は複数のアンテナスイッチ2515、1つ又は複数のアンテナ2516、バス2517、電池2518及び補助コントローラ2519を含む。
プロセッサ2501は例えばCPU又はシステムオンチップ(SoC)であって、スマートフォン2500のアプリケーション層と他の層の機能を制御することができる。メモリ2502はRAMとROMを含み、データとプロセッサ2501によって実行されるプログラムを記憶する。記憶装置2503は例えば半導体メモリとハードディスクのような記憶媒体を含むことができる。外部接続インターフェース2504は外部装置(例えばメモリカードとユニバーサルシリアルバス(USB)装置)をスマートフォン2500に接続するためのインターフェースである。
撮影装置2506は、イメージセンサー(例えば電荷結合デバイス(CCD)と相補型金属酸化物半導体(CMOS))を含み、キャプチャ画像を生成する。センサー2507は、例えば測定センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー及び加速度センサーのような1組みのセンサーを含むことができる。マイク2508は、スマートフォン2500に入力された音をオーディオ信号に変換する。入力装置2509は、例えば表示装置2510のスクリーン上のタッチを検出するように配置されるタッチセンサー、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチを含み、ユーザーから入力された動作又は情報を受信する。表示装置2510はスクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)と有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、スマートフォン2500の出力画像を表示する。スピーカ2511はスマートフォン2500から出力したオーディオ信号を音に変換する。
無線通信インターフェース2512は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTE及びLTE-先進)をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インターフェース2512は通常、例えばBBプロセッサ2513とRF回路2514を含むことができる。BBプロセッサ2513は例えば、符号化/復号化、変調/復調、多重化/多重化解除を実行するとともに、無線通信のための各種のタイプの信号処理を実行することができる。同時に、RF回路2514は例えばミキサ、フィルタ、アンプを含んで、アンテナ2516を介して無線信号を送受信することができる。無線通信インターフェース2512はその上にBBプロセッサ2513とRF回路2514が集積化される1つのチップモジュールであってもよい。図5に示すように、無線通信インターフェース2512は複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含んでもよい。しかし、無線通信インターフェース2512は単一のBBプロセッサ2513又は単一のRF回路2514を含んでもよい。
なお、セルラー通信方式の以外、無線通信インターフェース2512は、例えば短距離無線通信方式、近接通信方式と無線ローカルネットワーク(LAN)方式などの別のタイプの無線通信方式をサポートしてもよい。この場合、無線通信インターフェース2512は各無線通信方式に対するBBプロセッサ2513とRF回路2514を含んでもよい。
アンテナスイッチ2515のそれぞれは無線通信インターフェース2512に含まれる複数の回路(例えば異なる無線通信方式に使用される回路)間でアンテナ2516の接続先を切り替える。
アンテナ2516のそれぞれは単一又は複数のアンテナ素子(例えばMIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インターフェース2512の無線信号の送受信に使用される。図5に示すように、スマートフォン2500は複数のアンテナ2516を含んでもよい。しかし、スマートフォン2500は単一のアンテナ2516を含んでもよい。
なお、スマートフォン2500は各無線通信方式に対するアンテナ2516を含んでもよい。この場合、アンテナスイッチ2515はスマートフォン2500の配置から省略されてもよい。
バス2517はプロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インターフェース2504、撮像装置2506、センサー2507、マイク2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカ2511、無線通信インターフェース2525及び補助コントローラ2519を互いに接続する。電池2518は給電線を介してスマートフォン2500の各ブロックに電力を提供し、給電線は図面において部分的に点線によって表される。補助コントローラ2519は例えば睡眠モードでスマートフォン2500の最少の必要な機能を操作する。
図5に示すスマートフォン2500では、端末装置の送受信装置は無線通信インターフェース2512によって実現することができる。端末装置の各機能ユニットの機能の少なくとも一部はプロセッサ2501又は補助コントローラ2519によって実現してもよい。例えば、補助コントローラ2519によってプロセッサ2501の機能の一部を実行することによって、電池2518の消費電力を低減することができる。また、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519は、メモリ2502又は記憶装置2503に記憶されるプログラムを実行することによって、端末装置の各機能ユニットの機能の少なくとも一部を実行することができる。
以下、図6を参照しながら基地局の実現について説明する。
図6は基地局の概略配置のブロック図を示した。図6に示すように、基地局2300は、1つ又は複数のアンテナ2310及び基地局機器2320を含む。基地局機器2320と各アンテナ2310は無線周波線(RF)ケーブルを介して接続される。
アンテナ2310のそれぞれは単一又は複数のアンテナ素子を含み(例えば多入力多出力(MIMO)アンテナに含まれる複数アンテナ素子)、基地局機器2320の無線信号の送受信に使用される。図6に示すように、基地局2300は複数のアンテナ2310を含んでもよい。 例えば、複数アンテナ2310は基地局2300に使用される複数の周波数帯域と互換性があり得る。図6に、基地局2300が複数アンテナ2310を含む例を示したが、基地局2300は単一のアンテナ2310を含んでもよい。
基地局機器2320は、コントローラ2321、メモリ2322、ネットワークインターフェース2323及び無線通信インターフェース2325を含むことができる。
コントローラ2321は例えばCPU又はDSPであり、基地局機器2320の上位層の各種機能を動作させる。例えば、コントローラ2321は無線通信インターフェース2325で処理された信号におけるデータに基づいてデータパケットを生成し、ネットワークインターフェース2323を介して、生成されたパケットを伝送する。コントローラ2321は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドルして、バンドルパケットを生成し、生成されたバンドルパケットを伝送することができる。コントローラ2321は以下のような制御を実行する論理機能を有してもよく、この制御は例えば、無線リソース制御、無線ベアラ制御、モビリティ管理、受付制御、スケジューリングなどである。この制御は近くの基地局又はコアネットワークノードと結合して実行することができる。メモリ2322はRAMとROMを含み、コントローラ2321によって実行されるプログラムや様々なタイプの制御データ(例えば、端末リスト、送信パワーデータ及びスケジューリングデータ)が記憶される。
ネットワークインターフェース2323は、基地局機器2320をコアネットワーク2324の通信インターフェースに接続するためのものである。コントローラ2321はネットワークインターフェース2323を介してコアネットワークノード又は他の基地局と通信することができる。この場合、基地局2300とコアネットワークノード又は他の基地局とは論理インターフェース(例えばS1インターフェースとX2インターフェース)によって互いに接続できる。ネットワークインターフェース2323は有線通信インターフェース又は無線バックホール回線用の無線通信インターフェースであってもよい。ネットワークインターフェース2323が無線通信インターフェースであれば、無線通信インターフェース2325に使用される周波数帯域と比べると、ネットワークインターフェース2323はより高い周波数帯域を無線通信に使用することができる。
無線通信インターフェース2325は任意のセルラー通信方式(例えば、長期的な進化(LTE)及びLTEー先進)をサポートし、アンテナ2310を介して基地局2300のセルに位置する端末の無線接続を提供する。無線通信インターフェース2325は通常、例えばベースバンド(BB)プロセッサ2326とRF回路2327を含むことができる。BBプロセッサ2326は例えば、符号化/復号化、変調/復調、多重化/多重化解除を実行するとともに、レイヤー(例えばL1、メディアアクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータアグリゲーションプロトコル(PDCP))の各タイプの信号処理を実行することができる。コントローラ2321の代わりに、BBプロセッサ2326は、上記した論理機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ2326は、通信制御プログラムが記憶されるメモリであってもよく、或いは、プログラムを実行するように配置されるプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよい。プログラムの更新はBBプロセッサ2326の機能を変更させることができる。このモジュールは基地局機器2320のスロットに挿入されるカード又はブレッドであってもよい。その代わりに、このモジュールはカード又はブレッドに搭載されるチップであってもよい。同時に、RF回路2327は、例えばミキサ、フィルタ、アンプを含んで、アンテナ2310を介して無線信号を送受信してもよい。
図6に示すように、無線通信インターフェース2325は複数のBBプロセッサ2326を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ2326は基地局2300に使用される複数の周波数帯域と互換性があり得る。図6に示すように、無線通信インターフェース2325は複数のRF回路2327を含んでもよい。例えば、複数のRF回路2327は複数のアンテナ素子と互換性があり得る。図6に、無線通信インターフェース2325が複数のBBプロセッサ2326と複数のRF回路2327を含む例を示したが、無線通信インターフェース2325は単一のBBプロセッサ2326又は単一のRF回路2327を含んでもよい。
図6に示す基地局2300では、基地局側装置の送受信装置は無線通信インターフェース2325によって実現することができる。各ユニットの機能の少なくとも一部は、コントローラ2321によって実行されてもよい。例えば、コントローラ2321は、メモリ2322に記憶されるプログラムを実行することによって各ユニットの機能の少なくとも一部を実行することができる。
本明細書で説明される各装置又はユニットは論理的意義上のものであって、物理装置又はエンティティに厳格に対応するものではない。例えば、本明細書で説明される各ユニットの機能は複数の物理エンティティによって実現することができ、或いは、本明細書で説明される複数のユニットの機能は単一の物理エンティティによって実現することができる。なお、一実施例で説明される特徴、部材、要素、ステップなどは、この実施例に限定されるものではなく、他の実施形態にも適用することができ、例えば、他の実施例における特定の特徴、部材、要素、ステップなどを置き換えるか、又はそれらと組み合わせる。
図7は、プログラムに従って本発明の解決策を実行するためのコンピュータのハードウェアの例示的な配置を示すブロック図である。
コンピュータ700では、中央処理ユニット(CPU)701、読み取り専用メモリ(ROM)702及びランダムアクセスメモリ(RAM)703はバス704によって互いに接続される。
入力/出力インターフェース705はさらにバス704に接続される。入力/出力インターフェース705には、キーボード、マウス、マイクなどからなる入力ユニット706と、ディスプレイ、スピーカーなどからなる出力ユニット707と、ハードディスク、不揮発性メモリからなる記憶ユニット708と、ネットワークインタフェースカード(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)カード、モデム等)からなる通信ユニット709と、リムーバブルメディア711を駆動するドライブ710が接続され、このリムーバブルメディア711は例えば、ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリである。
上記した構成を有するコンピュータにおいて、CPU701は記憶ユニット708に記憶されるプログラムを、入力/出力インターフェース705とバス704を介してRAM 703にロードし、このプログラムを実行して、上記の処理を実行する。
コンピュータ(CPU701)によって実行されるプログラムは、パッケージメディアであるリムーバブルメディア711に記録されてもよく、当該パッケージメディアは例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(コンパクトディスク - 読み取り専用メモリ(CD―ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)などを含む)、光磁気ディスク、又は半導体メモリによって形成される。なお、コンピュータ(CPU701)によって実行されるプログラは、例えばローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送の有線又は無線伝送媒体を介して提供されてもよい。
リムーバブルメディア711がドライブ710に取り付けられる場合、プログラムを入力/出力インターフェース705を介して記憶ユニット708にインストールすることができる。また、有線又は無線伝送媒体を介して、通信ユニット709によってプログラムを受信して、プログラムを記憶ユニット708にインストールしてもよい。その代わりに、プログラムをROM702又は記憶ユニット708に予めインストールしてもよい。
コンピュータによって実行するプログラムは、本明細書で説明された順序に従って処理を実行するプログラムであってもよく、或いは、処理を並行に実行する又は必要時に(例えば、呼び出す時に)処理を実行するプログラムであってもよい。
以上、図面を参照しながら本発明の実施例及び技術效果について詳しく説明したが、本発明の範囲はこれに限られない。当業者は、設計要求と他の要素に従って、本発明の原理及び精神から逸脱しない場合に、本明細書で検討した実施例に対して様々な修正又は変更を行うことができると理解すべきである。本発明の範囲は添付した特許の請求項又はその均等の解決策によって限定されるものである。
また、本発明は以下のように配置されてもよい。
処理回路を含む無線通信装置であって、前記処理回路は、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出し、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルで時間情報をブロードキャストするように配置され、前記時間情報に基づいて前記無線通信装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができる。
前記処理回路はさらに、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、署名ドメインリソースを選択して前記特定サブチャネルでアップリンク伝送を実行するように配置される。
前記処理回路はさらに、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルにおける信号エネルギーを検出して前記特定サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定し、前記特定サブチャネルがアイドルであると確定したときに、前記時間情報をブロードキャストし、選択した署名ドメインリソースを利用してアップリンク伝送を実行するように配置される。
その中、時間情報をブロードキャストすることは、前記時間情報に指示される終了時間の前に、前記時間情報を周期的にブロードキャストすることを含む。
前記処理回路はさらに、署名ドメインリソースライブラリから選択された署名ドメインリソースを除去することによって、利用可能な署名ドメインリソースを確定し、前記利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストするように配置される。
前記処理回路はさらに、前記時間情報に指示される終了時間の前に、更新された利用可能な署名ドメインリソースを基地局から受信し、前記更新された利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストするように配置される。
処理回路を含む無線通信装置であって、前記処理回路は、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出し、前記特定サブチャネルで前記ブロードキャスト情報の検出に成功した場合に、1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースから1つの署名ドメインリソースを選択してアップリンク伝送を実行するように配置される。
前記処理回路はさらに、前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを基地局から取得するか、又は前記ブロードキャスト情報に基づいて前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを確定するように配置される。
端末装置によって実行される無線通信方法であって、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出することと、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルで時間情報をブロードキャストすることとを含み、前記時間情報に基づいて前記端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができる。
前記方法はさらに、ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、署名ドメインリソースを選択して前記特定サブチャネルでアップリンク伝送を実行することを含む。
前記方法はさらに、ブロードキャスト情報の検出に成功できないときに、前記特定サブチャネルにおける信号エネルギーを検出して、前記特定サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定することと、前記特定サブチャネルがアイドルであると確定したときに、前記時間情報をブロードキャストし、選択した署名ドメインリソースを利用してアップリンク伝送を実行することとを含む。
前記方法はさらに、前記時間情報に指示される終了時間の前に、前記時間情報を周期的にブロードキャストすることを含む。
前記方法はさらに、署名ドメインリソースライブラリから選択された署名ドメインリソースを除去することによって利用可能な署名ドメインリソースを確定することと、前記利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストすることとを含む。
前記方法はさらに、前記時間情報に指示される終了時間の前に、更新された利用可能な署名ドメインリソースを基地局から受信することと、前記更新された利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストすることとを含む。
端末装置によって実行される無線通信方法であって、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出することと、前記特定サブチャネルで前記ブロードキャスト情報の検出に成功した場合に、1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースから1つの署名ドメインリソースを選択してアップリンク伝送を実行することとを含む。
前記方法はさらに、前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを基地局から取得するか、又は、前記ブロードキャスト情報に基づいて前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを確定することを含む。
処理回路を含む無線通信装置であって、前記処理回路は、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでアップリンク伝送及び時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて特定端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができ、前記終了時間の前に、前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースに基づいて利用可能な署名ドメインリソースを更新するように配置される。
前記処理回路はさらに、署名ドメインリソースライブラリから前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースを除去することによって、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを確定するように配置される。
前記処理回路はさらに、前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストするように配置される。
前記処理回路はさらに、前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを前記特定端末装置に送信するように配置される。
基地局により実行される無線通信方法であって、無認可周波数帯域の特定サブチャネルでアップリンク伝送及び時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて特定端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができることと、前記終了時間の前に、前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースに基づいて利用可能な署名ドメインリソースを更新することとを含む。
前記方法はさらに、署名ドメインリソースライブラリから前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースを除去することによって、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを確定するように配置される。
前記方法はさらに、前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストすることを含む。
前記方法はさらに、前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを前記特定端末装置に送信することを含む。
プログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムが実行されるときに上記の無線通信方法をコンピュータに実現させる。

Claims (22)

  1. 無線通信装置であって、
    無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出し、
    ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルで時間情報をブロードキャストするように配置される処理回路を含み、
    前記時間情報に基づいて、前記無線通信装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができる、
    無線通信装置。
  2. 前記処理回路はさらに、
    ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、署名ドメインリソースを選択して、前記特定サブチャネルでアップリンク伝送を実行する、
    ように配置される請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記処理回路はさらに、
    ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルにおける信号エネルギーを検出して前記特定サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定し、
    前記特定サブチャネルがアイドルであると確定したときに、前記時間情報をブロードキャストし、選択した署名ドメインリソースを利用してアップリンク伝送を実行する、
    ように配置される請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 時間情報をブロードキャストすることは、
    前記時間情報に指示される終了時間の前に、前記時間情報を周期的にブロードキャストすること、
    を含む請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記処理回路はさらに、
    署名ドメインリソースライブラリから選択された署名ドメインリソースを除去することで、利用可能な署名ドメインリソースを確定し、
    前記利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストする、
    ように配置される請求項2に記載の無線通信装置。
  6. 前記処理回路はさらに、
    前記時間情報に指示される終了時間の前に、
    更新された利用可能な署名ドメインリソースを基地局から受信し、
    前記更新された利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストする、
    ように配置される請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 無線通信装置であって、
    無認可周波数帯域の特定のサブチャネルでブロードキャスト情報を検出し、
    前記特定サブチャネルで前記ブロードキャスト情報の検出に成功した場合に、1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースから1つの署名ドメインリソースを選択してアップリンク伝送を実行する、
    ように配置される処理回路を含む無線通信装置。
  8. 前記処理回路はさらに、
    前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを基地局から取得するか、又は、
    前記ブロードキャスト情報に基づいて、前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを確定する、
    ように配置される請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 端末装置によって実行される無線通信方法であって、
    無認可周波数帯域の特定サブチャネルでブロードキャスト情報を検出することと、
    ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルで時間情報をブロードキャストすることと、
    を含み、
    前記時間情報に基づいて、前記端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができる、
    無線通信方法。
  10. ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、署名ドメインリソースを選択して、前記特定サブチャネルでアップリンク伝送を実行すること、
    をさらに含む請求項9に記載の無線通信方法。
  11. ブロードキャスト情報の検出に成功できない場合に、前記特定サブチャネルにおける信号エネルギーを検出して、前記特定サブチャネルがアイドルであるかどうかを確定することと、
    前記特定サブチャネルがアイドルであると確定したときに、前記時間情報をブロードキャストし、選択した署名ドメインリソースを利用してアップリンク伝送を実行することと、
    をさらに含む請求項10に記載の無線通信方法。
  12. 端末装置によって実行される無線通信方法であって、
    無認可周波数帯域の特定のサブチャネルでブロードキャスト情報を検出することと、
    前記特定サブチャネルで前記ブロードキャスト情報の検出に成功した場合に、1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースから1つの署名ドメインリソースを選択してアップリンク伝送を実行することと、
    を含む無線通信方法。
  13. 前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを基地局から取得するか、又は、
    前記ブロードキャスト情報に基づいて前記1つ又は複数の利用可能な署名ドメインリソースを確定すること、
    をさらに含む請求項12に記載の無線通信方法。
  14. 無線通信装置であって、
    無認可周波数帯域の特定のサブチャネルで、アップリンク伝送及び時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて特定端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができ、
    前記終了時間の前に、前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースに基づいて、利用可能な署名ドメインリソースを更新する、
    ように配置される処理回路を含む無線通信装置。
  15. 前記処理回路はさらに、
    署名ドメインリソースライブラリから前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースを除去することによって、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを確定する、
    ように配置される請求項14に記載の無線通信装置。
  16. 前記処理回路はさらに、
    前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストする、
    ように配置される請求項14に記載の無線通信装置。
  17. 前記処理回路はさらに、
    前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを前記特定端末装置に送信する、
    ように配置される請求項14に記載の無線通信装置。
  18. 基地局によって実行される無線通信方法であって、
    無認可周波数帯域の特定サブチャネルで、アップリンク伝送及び時間情報を受信し、前記時間情報に基づいて特定の端末装置の前記特定サブチャネルに対する占用の終了時間を確定することができることと、
    前記終了時間の前に、前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースに基づいて、利用可能な署名ドメインリソースを更新することと、
    を含む無線通信方法。
  19. 署名ドメインリソースライブラリから前記アップリンク伝送に使用される署名ドメインリソースを除去することによって、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを確定すること、
    をさらに含む請求項18に記載の無線通信方法。
  20. 前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースをブロードキャストすること、
    をさらに含む請求項18に記載の無線通信方法。
  21. 前記終了時間の前に、認可周波数帯域において、更新後の利用可能な署名ドメインリソースを前記特定端末装置に送信すること、
    をさらに含む請求項18に記載の無線通信方法。
  22. プログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記プログラムが実行されるときに、請求項9〜13、18〜21のいずれか1項に記載の無線通信方法をコンピュータに実現させるコンピュータ可読記憶媒体。
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