JP2020524442A - 無線リンクのモニタリング方法および装置 - Google Patents

無線リンクのモニタリング方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線リンクのモニタリング方法および装置を開示する。当該方法では、ユーザー機器(UE)が無線リンクモニタリングを実行するとき、ユーザー機器(UE)は、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する;前記UEは、前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断し、ここで、前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断される。これにより、RLM性能要件を定義するのは複雑であり、閾値を調整して異なる特定のシステムをサポートすることで望ましい柔軟性を提供できない従来の問題を解決する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年6月16日に中国特許局に提出し、出願番号が201710459267.0であり、発明名称が「無線リンクのモニタリング方法および装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
本発明は、無線通信技術分野に関し、特に無線リンクのモニタリング方法および装置に関する。
無線リンクモニタリング(radio link monitoring,RLM)機能は、ユーザー機器(user equipment,UE)によってプライマリサービングセルのダウンリンク信号の品質をモニタリングして、UEが同期状態か非同期状態かを判定することである。
既存のLTE RLMの設計および実施は、具体的には:仮想物理ダウンリンク制御チャネル(hypothetical physical downlink control channel,仮想PDCCH)を定義し、同期閾値および非同期閾値に対応する仮想PDCCHのブロック誤り率(block error rate,BLER)を与えることである。UEの設計では、仮想PDCCHのBLERから同期閾値または非同期閾値へのマッピングが実施される。UE RLMオペレーションでは、ダウンリンク無線リンク品質がセル固有参考信号(cell specific reference signal,CRS)から測定され、測定結果が同期閾値および非同期閾値と比較されて、UEが同期または非同期の状態にあるかどうかを決定する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)システムでは、UEは、CRSの品質を推定することによりRLMを実施することができる。UEの同期閾値Qinと非同期閾値Qoutは、仮想PDCCHの10%と2%のBLERに対応すると判断される。
現在の5Gの新しい無線(new radio,NR)システムは、LTEよりもはるかに複雑である。5G NRは、低周波数帯から高周波数帯までの動作をサポートする必要があり、ビームフォーミングを通じてより幅広い無線リンクサービスをサポートし、リンク遅延、データレート、信頼性などの要件が異なる。したがって、NRは、固定仮説PDCCHベースの方法を使用してはいけない。また、NRのシステム同期ブロック(system synchronization block,SSブロック)にはPDCCHが含まれていない。LTEで提供される方法を使用してRLMを実施する場合、実際のPDCCH BLERから同期閾値Qinまたは非同期閾値Qoutへのマッピングを実施するには、仮想PDCCHを個別に定義する必要がある。このような解決策では、RLMテストをNR PDCCHパフォーマンステストと同時に実行することはできない。また、RLM性能要件を定義するのは複雑であり、閾値を調整して異なる特定のシステムをサポートすることで望ましい柔軟性を提供できない。
本発明は無線リンクのモニタリング方法および装置を提供し、RLM性能要件を定義するのは複雑であり、閾値を調整して異なる特定のシステムをサポートすることで望ましい柔軟性を提供できない従来技術の問題を解決する。
第1の態様によれば、本発明による無線リンクのモニタリング方法,ユーザー機器(UE)が無線リンクモニタリングを実行する場合、
ユーザー機器(UE)は、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得するステップと、
前記UEは、前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断するステップとを備え、ここで、前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断される。
オプションの実施形態では、前記UEが前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断する前、さらに、
前記UEは、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定し、または、
前記UEは、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に従って、前記同期閾値を決定する。
オプションの実施形態では、前記SSブロックのブロックエラー率(BLER)は、新しい無線(NR)物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のBLERである。
オプションの実施形態では、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定する前、さらに、
各SSブロック内のビーム方向を事前に設定するためのプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(PSS)またはPBCHの復調参考信号(DMRS)を使用して前記SSブロックのBLERを計算する。
オプションの実施形態では、前記システム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)を計算する前、さらに、
前記UEは、アイドルモードまたは接続モードにあるとき、ネットワーク側装置によって送信された構成情報に従って、前記PSS、SSSまたは、DMRSの送信周期を決定する。
オプションの実施形態では、前記送信周期は、前記UEの移動速度に対応し、ここで、第1の移動速度に対応する送信周期は、第2の移動速度に対応する送信周期よりも小さく、第1の移動速度は、第2の移動速度よりも大きい。
オプションの実施形態では、前記UEが、前記モニタリング結果を取得された同期閾値に対して無線リンクモニタリングを実行した後、さらに
前記UEは、ネットワーク側装置によって送信された前記同期閾値を調整するための信号命令を受信すると、前記信号命令に従って前記同期閾値を調整する。
オプションの実施形態では、ユーザー機器(UE)が、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する場合、
前記UEは、サービングセルのプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)の参考信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)および復調参考信号(DMRS)をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
第2の態様によれば、本発明による無線リンクのモニタリング方法は、
ネットワーク側装置は、信号命令によって、事前に構成された同期閾値をユーザー機器(UE)に送信し、
前記UEが無線リンクモニタリングを実行するとき、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。前記モニタリング結果を前記事前に構成された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断する。
第3の態様によれば、本発明によるユーザー機器は、
プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得するように構成されたモニタリングユニットと、
前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断し、前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断されるように構成された判断ユニットとを備える。
オプションの実施形態では、当該ユーザー機器は、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定し、または、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に従って、前記同期閾値を決定するように構成された決定ユニットをさらに備える。
オプションの実施形態では、前記SSブロックのブロックエラー率(BLER)は、新しい無線(NR)物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のBLERである。
オプションの実施形態では、当該ユーザー機器は、各SSブロック内のビーム方向を事前に設定するためのプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(PSS)またはPBCHの復調参考信号(DMRS)を使用して前記SSブロックのBLERを計算するように構成されたBLER決定ユニットをさらに備える。
オプションの実施形態では、ブロックエラー率決定ユニットは、さらに、前記UEがアイドルモードまたは接続モードにあるとき、ネットワーク側装置によって送信された構成情報に従って、前記PSS、SSSまたは、DMRSの送信周期を決定する。
オプションの実施形態では、前記送信周期は、前記UEの移動速度に対応し、ここで、第1の移動速度に対応する送信周期は、第2の移動速度に対応する送信周期よりも小さく、第1の移動速度は、第2の移動速度よりも大きい。
オプションの実施形態では、前記ユーザー機器は、ネットワーク側装置によって送信された前記同期閾値を調整するための信号命令を受信すると、前記信号命令に従って前記同期閾値を調整するように構成された調整ユニットをさらに備える。
オプションの実施形態では、前記モニタリングユニットは、具体的に、サービングセルのプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)の参考信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)および復調参考信号(DMRS)をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
第4の態様によれば、本発明による無線リンクモニタリングシステムは、
信号命令により事前に構成された同期閾値を前記UEに送信するように構成されたネットワーク側装置と、
無線リンクモニタリングを実行するとき、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得するし、前記モニタリング結果を前記事前に構成された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断するように構成された前記UEとを備える。
第5態様によれば、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するときに、第1の態様による前記方法のステップを実施するように構成されたプロセッサを含むコンピュータ装置を提供する。
第6の態様によれば、本発明によるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムは、コンピュータプログラムを記憶し、プロセッサによって実行されると、第1の態様による前記方法のステップを実施する。
本発明は以下の有益な効果を有する。
RLM性能要件を定義するのは複雑であり、NR PDCCH性能テストと同時に行うことができず、閾値を調整して異なる特定のシステムをサポートすることで望ましい柔軟性を提供できない従来技術における問題を考慮して、本発明の実施例で提供される方法は、NRのSSブロック内のチャネルおよび/または情報を利用してUEの同期または非同期の閾値をマッピングし、それによりNRシステムでのRLM実施を達成し、UEが同期閾値の決定を実施しやすくなり、RLM性能要件の定義が簡単になり、また、RLM性能のテストのワークロードを最小限に抑えることができる。
本発明の第1の実施形態による無線リンクのモニタリング方法を示す図である。 本発明の第2の実施形態による無線リンクのモニタリング方法を示す図である。 本発明の第3の実施形態による無線リンクのモニタリング方法を示す図である。 本発明の第4の実施形態によるユーザー機器の概略構造図である。 本発明の実施形態による無線リンクモニタリングシステムの概略構造図である。 本発明の実施形態によるユーザー機器の物理的構造図である。
本発明の実施例における目的、技術解決策と利点を明確にするため、以下に本発明の実施例における図と結合して本発明の実施例における技術解決策の詳細を明確に、完全に説明する。当然、記載の実施例は本発明の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本発明における実施例にもとづき、当業者は、創造性作業を行わないことを前提として、取得したその他の実施例は、本発明の保護範囲に属する。
本発明の技術案は多様な通信システムに応用することができる。例えば、GSM(登録商標)(Global System of Mobile communication)システム、CDMA(Code Division Multiple Access)システム、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)システム、GPRS(General Packet Radio Service)、LTE(Long Term Evolution)システム、LTE-A(Advanced long term evolution)システム、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)、NR(New radio)等に応用できる。
また、本発明に係る実施例において、UEは、MS(Mobile Station)、移動端末(Mobile Terminal)、MT(Mobile Telephone)、携帯(handset)及び携帯機器(portable equipment)を含むが、それに限られない。当該ユーザー設備は、RAN(Radio Access Network,RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信することができる。例えば、ユーザー設備は、MT(Cellular phoneとも呼ばれる)、無線通信機能を有するコンピュータなどを含むこともできる。ユーザー設備は、携帯式、ポケット式、手持ち式、コンピュータに内蔵されるかまたは、車載の移動装置であることもできる。
本発明に係る実施例において、基地局(例えば、接続点)は、AN(Access Network)で無線インターフェースにおいて、1つまたは複数のセクターを介して無線端末と通信する設備であることができる。基地局は、受信した無線フレームとIP組み分けを相互に転換して、無線端末とANの他の部分間のルーターとすることができる。ここで、ANの他の部分は、IPネットワークを含むことができる。基地局は、無線インターフェースに対する属性管理を協調することができる。例えば、基地局は、GSM(登録商標)またはCDMAの基地局(Base Transceiver Station,BTS)であってもよいし、WCDMA(登録商標)の基地局(NodeB)であってもよく、LTEの進化型基地局(NodeBまたはeNBまたはe-NodeB,evolutional Node B)または5GシステムにおけるgNBであってもよいが、本発明をそれに限定しない。
本発明の実施形態による解決策では、UEが同期されているかどうかを判断するための判断閾値は、SSブロック内の情報によって取得される。従来技術で提供される仮想PDCCHを使用して判断閾値を取得する方法と比較して、本発明の方法は、仮想PDCCHを別個に定義する必要がないため、単純で便利である。本発明による含む無線リンクのモニタリング方法は、無線リンクモニタリングのためにユーザー機器(UE)に適用される場合、以下のステップを備える。
ユーザー機器(UE)は、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
前記UEは、前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断し、ここで、前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断される。
特定の実施において、本発明の実施例で提供される方法は、現在の5G NR(new radio,新しい無線)システムにおける様々なチャネおよび/または信号に基づいて同期閾値を決定し得る。本発明の実施形態では、以下の2つの方式が説明のための例として使用される。
方式aでは、UEは、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定する。
または、
方式bでは、前記UEは、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に従って、前記同期閾値を決定する。
本発明の実施形態による無線リンクのモニタリング方法を、添付の図面と併せてさらに詳細に説明する。
第1の実施形態
UEは、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定する場合、本発明は、無線リンクのモニタリング方法を提供する。当該方法は具体的に以下のステップを備える(方法のフローチャートは図1に示される)。
ステップ101において、UEが無線リンクモニタリングを実行するとき、ユーザー機器(UE)は、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
ステップ102において、当該UEは、前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断し、ここで、前記同期閾値は、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って取得される。
NRのSSブロックはPDCCHを含まないので、RLMは、LTEにおける仮想のPDCCH方法で実施することはできない。従来技術の問題を解決するため、本発明の実施例で提供される方法は、NRのSSブロック内のチャネルおよび/または情報を利用してUEの同期または非同期の閾値をマッピングし、NRシステムでのRLM実施を達成できる。
RLM性能要件を定義するのは複雑であり、NR PDCCH性能テストと同時に行うことができず、閾値を調整して異なる特定のシステムをサポートすることで望ましい柔軟性を提供できない従来技術における問題を考慮して、本発明で提供される解決策は、NR RLMを実施するためのチャネルとしてNR物理ブロードキャストチャネル(Physical broadcast channel,PBCH)を利用し(新しい無線NR PBCHのBLERをSSのブロックエラー率(BLER)とする)、NR PBCHのBLERに基づきUE RLM基準を直接定義する。すなわち、UEは、サービングビームのPBCH BLERおよび所定のものまたは構成に基づいて同期閾値を決定し、当該同期閾値に従ってUEが同期状態にあるかどうかを判断する。
仮想PDCCHに基づく方法と比較して、本発明の実施例で提供される方法は、各NR SSブロックに含まれるPBCHを使用する。したがって、仮想PDCCHを定義する必要はない。さらに、UEが実際のPBCH BLERから同期閾値へのマッピングを実施するほうが簡単であり、RLM性能要件の定義が簡単になり、また、RLM性能のテストのワークロードを最小限に抑えることができる。NR PBCH性能テストと同時にRLMテストを実行できる。
本発明で提供される方法において、同期閾値は、SSブロックのBLERのマッピングを使用することにより取得され、さらに具体的には、SSブロックのBLERは、以下のパラメーター信号を使用することにより取得され得る:
各SSブロック内のビーム方向を事前に設定するためのプライマリ同期信号(Primary synchronization signal,PSS)、セカンダリ同期信号(Secondary synchronization signal,SSS)または、PBCHの復調参考信号(Demodulation Reference Signal,DMRS)を使用して、前記SSブロックのBLERを計算する。
NR RLMは、複数のRFビームを備えた動作環境をサポートする必要がある。ルチビーム動作環境でNRモビリティをサポートするために、NRに同期信号(Synchronization signal,SS)ブロックとSS集合ブロックが導入された。各SSブロックは、ビーム方向を事前に設定するためのPSS、SSSおよびPBCHを含む。各SS集合ブロックは、ビームスキャンを実施するための複数のSSブロックを含み、各SSブロック集合の送信は、ビームスキャン動作の特定の領域をカバーし、NR UEモビリティは主にSSブロックの測定に基づく。
初期セル探索のために設定されたデフォルトNR SSの周期は、5G NR内のすべてのキャリア周波数に対して20ミリ秒(ms)であると定義される。アイドルモードのUEと接続モードのUEの場合、NR SS集合の周期値集合は{5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms}である。
NR SSを使用してブロックエラー率を測定する効果を達成するために、信号送信周期は、RLMの測定要件よりも小さい必要がある。したがって、本発明で提供される解決策では、アイドルモードのUEと接続モードのUEについて、ネットワーク側装置は、みずからサポートするUEモビリティおよびRLMの要件に従ってNR SS集合の周期性を設定できる。具体的な実施は次のとおりである。
前記UEがアイドルモードまたは接続モードにあるとき、ネットワーク側装置によって送信された構成情報に従って、前記PSS、SSSまたは、DMRSの送信周期を決定する。
PSS、SSS、またはDMRSの送信周期の構成原則としては、送信周期がUEの移動速度に対応し、ここで、第1の移動速度に対応する送信周期は、第2の移動速度に対応する送信周期よりも小さく、第1の移動速度は、第2の移動速度よりも大きい。
例えば、UEの移動速度が30〜60Km/hである場合、NR SS集合の周期は20msとして構成される。UEの移動速度が3km/hの場合、NR SS集合の周期は80msに構成される。
さらに、LTE RLMの同期閾値はUEによって実施され、ネットワーク側装置はUEが同期閾値を構成する方法を実際に制御できないため、LTE RLM設計は異なる特定のシステムをサポートできない。したがって、LTE RLMの設計には柔軟性がなく、システム性能を保証することは困難である。従来技術の問題を考慮して、本発明の実施形態で提供される解決策では、ネットワーク側装置は、特定の環境要件に従ってRLMの同期閾値を調整することもできる。具体的な実施は次のとおりである:
ネットワーク側装置が、現在UEに提供されているネットワークサービスに従って、RLMの同期閾値を調整する必要があると判断した場合、信号命令により調整後の同期閾値をUEに送信する。
UEは、ネットワーク側装置によって送信された前記同期閾値を調整するための信号命令を受信すると、前記信号命令に従って前記同期閾値を調整する。当該実施形態では、同期閾値を調整する特定の実施は以下の通りであり得る:UEは、信号命令からネットワーク側装置によって構成された同期閾値を取得し、信号命令から取得された同期閾値を使用して元の同期閾値を調整する。
第2の実施形態
NR RLMが異なるタイプのシステムをサポートするための柔軟性を提供するために、本発明は、ネットワークが各UEの同期閾値の調整構成サービスを実行することを許可することも提案する(前記UEは、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に従って、前記同期閾値を決定する)。本発明の実施例による無線リンクのモニタリング方法(図2に示されるような)は、以下のステップを備える。
ステップ201において、UEが無線リンクモニタリングを実行するとき、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
ステップ202において、UEは、モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断し、ここで、前記同期閾値は、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値である。
本発明の実施形態では、ネットワーク側装置は、事前に定義されたPBCHまたはPDCCHのBLERからUEによってマッピングすることなく、NR RLMの同期閾値を直接構成し、ネットワーク側装置は容易かつ適時にUEの同期閾値を調整して、RLMの望ましい柔軟性を提供し、それにより異なるシステムをサポートする。
PDCCHのBLERはRLMの判断基準として使用されるが、BLER統計には長期プロセスが必要であり、UEはPDCCHのBLERを計算できない。従ってUEは実際のリンクモニタリング中およびテスト中、UEはブロックエラー率を統計することにより無線リンク品質を判断することはできず、信号の信号対干渉および雑音比を受信することにより、無線リンク品質を判断する必要がある。したがって、本発明の実施形態では、ネットワーク側装置によって構成される同期閾値は、同期信号NR-PSS、NR-SSSおよびPBCHのDMRSの参考信号受信品質(Reference Signal Received Quality,RSRQ)または、信号対干渉雑音比(signal to interference and noise ratio,SINR)に基づくことができる。
これに応じて、UEは、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。具体的には、以下とおりである。
UEは、サービングセルのプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)の参考信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)および復調参考信号(DMRS)をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
本発明の実施例で提供される方法では、ネットワークは、サポートされる異なる特徴に従って同期閾値を柔軟に制御するだけでなく、NR RLMの実施をより容易にする。UEは、事前に定義されたPBCHまたは、PDCCHチャネルのBLERから同期状態にあるかどうかを示す同期閾値を導出する必要はない。
第3の実施形態
図3に示すように、本発明はさらに、以下のステップを含むことができる別の無線リンクのモニタリング方法を提供する。
ステップ301において、ネットワーク側装置は、信号命令によって、事前に構成された同期閾値をUEに送信する。
ステップ302において、UEが無線リンクモニタリングを実行するとき、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得し、前記モニタリング結果を前記事前に構成された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断する。
第4の実施形態
図4に示すように、本発明の実施例によるユーザー機器は、
プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得するように構成されたモニタリングユニット401と、
前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断し、ここで、前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断されるための判断ユニット402とを備える。
任意選択で、当該ユーザー機器は、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定し、または、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に従って、前記同期閾値を決定するように構成された決定ユニットをさらに備える。
ここで、当該SSブロックのブロックエラー率(BLER)は、新しい無線(NR)物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のBLERである。
さらに、当該ユーザー機器は、各SSブロック内のビーム方向を事前に設定するためのプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(PSS)またはPBCHの復調参考信号(DMRS)を使用して前記SSブロックのBLERを計算するように構成されたBLER決定ユニットをさらに備える。
任意選択で、ブロックエラー率決定ユニットは、さらに、前記UEがアイドルモードまたは接続モードにあるとき、ネットワーク側装置によって送信された構成情報に従って、前記PSS、SSSまたは、DMRSの送信周期を決定する。
任意選択で、当該送信周期がUEの移動速度に対応し、ここで、第1の移動速度に対応する送信周期は、第2の移動速度に対応する送信周期よりも小さく、第1の移動速度は、第2の移動速度よりも大きい。
任意選択で、当該ユーザー機器は、ネットワーク側装置によって送信された前記同期閾値を調整するための信号命令を受信すると、前記信号命令に従って前記同期閾値を調整するように構成された調整ユニットをさらに備える。
PDCCHのBLERはRLMの判断基準として使用されるが、BLER統計には長期プロセスが必要であり、UEはPDCCHのBLERを計算できない。従ってUEは実際のリンクモニタリング中およびテスト中、UEはブロックエラー率統計することにより無線リンク品質を判断することはできず、信号の信号対干渉および雑音比を受信することにより、無線リンク品質を判断する必要がある。したがって、本発明の実施形態では、前記ユーザー機器のモニタリングユニットは、具体的にサービングセルのプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)の参考信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)および復調参考信号(DMRS)をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
第5の実施形態
図5に示されるように、本発明の実施形態による無線リンクモニタリングシステムは、
信号命令により事前に構成された同期閾値を前記UEに送信するように構成されたネットワーク側装置501と、
無線リンクモニタリングを実行するとき、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得し、前記モニタリング結果を前記事前に構成された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断するように構成された502ユーザー機器(UE)とを備える。
本発明の実施例は、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するときに、第1の実施形態、第2の実施形態または第3の実施形態による前記方法のステップを実施するように構成されたプロセッサを含むコンピュータ装置を、提供する。
本発明の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、第1の実施形態、第2の実施形態または第3の実施形態による前記方法のステップを実施する。
NRのSSブロックはPDCCHを含まないので、RLMは、LTEにおける仮想のPDCCH方法で実施することはできない。従来技術の問題を解決するため、本発明の実施例で提供される方法は、NRのSSブロック内のチャネルおよび/または情報を利用してUEの同期または非同期の閾値をマッピングし、NRシステムでのRLM実施を達成できる。
仮想PDCCHに基づく方法と比較して、本発明の実施例で提供される方法は、各NR SSブロックに含まれるPBCHを使用する。したがって、仮想PDCCHを定義する必要はない。さらに、UEが実際のPBCH BLERから同期閾値へのマッピングを実施するほうが簡単であり、RLM性能要件の定義が簡単になり、また、RLM性能のテストのワークロードを最小限に抑えることができる。NR PBCH性能テストと同時にRLMテストを実行できる。
上述の実施形態に加え、図6に示されるように、本発明の実施例では、ユーザー機器をさらに提供する。当該ユーザー機器は、プロセッサ601と、送受信機602とを備える。
前記プロセッサ601は、メモリに格納されたプログラムを読み出して、以下のように実行され、
プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得し、
前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断し、ここで、前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断される。
前記送受信機602は、プロセッサ601の制御の下でデータを送受信する。
ここで、図6において、バスアーキテクチャは、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ601が代表となる1つまたは複数のプロセッサおよびメモリが代表となるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機602は、複数の部品であることができ、すなわち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。異なるユーザー設備に対し、ユーザーインターフェースは、外部接続または内部接続に必要な設備のインターフェースであることもできる。接続する設備は、キーパッド、ディスプレー、スピーカー、マイクロホン、ジョイスティック等を備えるが、これに限られない。
プロセッサ601は、バスアーキテクチャの管理及び通常の処理を担当し、メモリは、プロセッサ601が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
任意選択で、プロセッサ601が前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断する前、さらに、
プロセッサ601は、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定し、または、
プロセッサ601は、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に
従って、前記同期閾値を決定する。
任意選択で、前記SSブロックのブロックエラー率(BLER)は、新しい無線(NR)物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のBLERである。
任意選択で、前記プロセッサ601が受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って、前記同期閾値を決定する前、プロセッサ601は、さらに、各SSブロック内のビーム方向を事前に設定するためのプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(PSS)またはPBCHの復調参考信号(DMRS)を使用して前記SSブロックのBLERを計算する。
任意選択で、前記システム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)を計算する前、プロセッサ601は、さらに、
前記ユーザー機器がアイドルモードまたは接続モードにあるとき、プロセッサ601は、ネットワーク側装置によって送信された構成情報に従って、前記PSS、SSSまたは、DMRSの送信周期を決定する。
任意選択で、前記送信周期は、前記UEの移動速度に対応し、ここで、第1の移動速度に対応する送信周期は、第2の移動速度に対応する送信周期よりも小さく、第1の移動速度は、第2の移動速度よりも大きい。
任意選択で、プロセッサ601が前記モニタリング結果と取得された同期閾値に対して無線リンクモニタリングを実行した後、プロセッサ601は、さらに、ネットワーク側装置によって送信された前記同期閾値を調整するための信号命令を受信すると、前記信号命令に従って前記同期閾値を調整する。
任意選択で、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得するとき、プロセッサ601は、
サービングセルのプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)の参考信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)および復調参考信号(DMRS)をモニタリングし、モニタリング結果を取得する。
本分野の技術者として、本発明の実施形態が、方法、システムまたは、コンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採用できることがかわるはずである。さらに、本発明は、一つまたは、複数のコンピュータプログラム製品の形式を採用できる。当該製品はコンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置と光学記憶装置等を含むがそれとは限らない)において実施する。
以上は本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム命令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム命令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、または、他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータまたは、他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム命令を実行し、フロー図における一つまたは、複数のフローおよび/またはブロック図における一つまたは、複数のブロックに指定する機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム命令は又、コンピュータまたは、他のプログラム可能なデータ処理装置を特定方式で動作させるコンピュータ読取記憶装置に記憶できる。これによって、命令を含む装置は当該コンピュータ読取記憶装置内の命令を実行でき、フロー図における一つまたは、複数のフローおよび/またはブロック図における一つまたは、複数のブロックに指定する機能を実現する。
これらコンピュータプログラム命令はさらに、コンピュータまたは、他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム命令が実装されたコンピュータまたは、他のプログラム可能設備は、一連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータまたは、他のプログラム可能な設備において実行される命令によって、フロー図における一つまたは、複数のフローおよび/またはブロック図における一つまたは、複数のブロックに指定する機能を実現する。
上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、または、その中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。
無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、または、その中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。
401 モニタリングユニット
402 判断ユニット
501 ネットワーク側装置
502 ユーザー機器
601 プロセッサ
602 送受信機
RLM性能要件を定義するのは複雑であり、NR PDCCH性能テストと同時に行うことができず、閾値を調整して異なる特定のシステムをサポートすることで望ましい柔軟性を提供できない従来技術における問題を考慮して、本発明で提供される解決策は、NR RLMを実施するためのチャネルとしてNR物理ブロードキャストチャネル(Physical broadcast channel,PBCH)を利用し(新しい無線NR PBCHのBLERをSSのブロックエラー率(BLER)とする)、NR PBCHのBLERに基づきUE RLM基準を直接定義する。すなわち、UEは、サービングビームのPBCH BLERおよび所定の関係または構成に基づいて同期閾値を決定し、当該同期閾値に従ってUEが同期状態にあるかどうかを判断する。

Claims (18)

  1. ユーザー機器(UE)が無線リンクモニタリングを実行する場合、
    ユーザー機器(UE)は、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得するステップと、
    前記UEは、前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断するステップとを備え、
    前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断されることを特徴とする無線リンクのモニタリング方法。
  2. 前記UEが前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、前記UEが同期状態にあるかどうかを判断する前、
    前記UEは、前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定し、または、
    前記UEは、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に従って、前記同期閾値を決定することを特徴とする請求項1に記載の無線リンクのモニタリング方法。
  3. 前記SSブロックのブロックエラー率(BLER)は、新しい無線(NR)物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のBLERであることを特徴とする請求項2に記載の無線リンクのモニタリング方法。
  4. 前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定する前、
    各SSブロック内のビーム方向を事前に設定するためのプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(PSS)またはPBCHの復調参考信号(DMRS)を使用して前記SSブロックのBLERを計算することを特徴とする請求項2に記載の無線リンクのモニタリング方法。
  5. 前記システム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)を計算する前、
    前記UEは、アイドルモードまたは接続モードにあるとき、ネットワーク側装置によって送信された構成情報に従って、前記PSS、SSSまたは、DMRSの送信周期を決定することを特徴とする請求項4に記載の無線リンクのモニタリング方法。
  6. 前記送信周期は、前記UEの移動速度に対応し、ここで、第1の移動速度に対応する送信周期は、第2の移動速度に対応する送信周期よりも小さく、第1の移動速度は、第2の移動速度よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の無線リンクのモニタリング方法。
  7. 前記UEが、前記モニタリング結果を取得された同期閾値に対して無線リンクモニタリングを実行した後、
    前記UEは、ネットワーク側装置によって送信された前記同期閾値を調整するための信号命令を受信すると、前記信号命令に従って前記同期閾値を調整することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の無線リンクのモニタリング方法。
  8. ユーザー機器(UE)が、プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得する場合、
    前記UEは、サービングセルのプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)の参考信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)および復調参考信号(DMRS)をモニタリングし、モニタリング結果を取得することを特徴とする請求項2に記載の無線リンクのモニタリング方法。
  9. プライマリサービングセルのダウンリンク信号をモニタリングし、モニタリング結果を取得するように構成されたモニタリングユニットと、
    前記モニタリング結果を取得された同期閾値と比較して、UEが同期状態にあるかどうかを判断し、前記同期閾値は、事前に構成されたパラメーター値に基づいて判断されるように構成された判断ユニットとを備えることを特徴とするユーザー機器。
  10. 前記UEによって受信されたシステム同期SSブロックのブロックエラー率(BLER)のマッピングに従って前記同期閾値を決定し、または、ネットワーク側装置によって事前に構成されたパラメーター値に従って、前記同期閾値を決定するように構成された決定ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のユーザー機器。
  11. 前記SSブロックのブロックエラー率(BLER)は、新しい無線(NR)物理ブロードキャストチャネル(PBCH)のBLERであることを特徴とする請求項10に記載のユーザー機器。
  12. 各SSブロック内のビーム方向を事前に設定するためのプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(PSS)またはPBCHの復調参考信号(DMRS)を使用して前記SSブロックのBLERを計算するように構成されたBLER決定ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のユーザー機器。
  13. 前記ブロックエラー率決定ユニットは、さらに、前記UEがアイドルモードまたは接続モードにあるとき、ネットワーク側装置によって送信された構成情報に従って、前記PSS、SSSまたは、DMRSの送信周期を決定することを特徴とする請求項12に記載のユーザー機器。
  14. 前記送信周期は、前記UEの移動速度に対応し、ここで、第1の移動速度に対応する送信周期は、第2の移動速度に対応する送信周期よりも小さく、第1の移動速度は、第2の移動速度よりも大きいことを特徴とする請求項13に記載のユーザー機器。
  15. 前記ユーザー機器は、
    ネットワーク側装置によって送信された前記同期閾値を調整するための信号命令を受信すると、前記信号命令に従って前記同期閾値を調整するように構成された調整ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか1項に記載のユーザー機器。
  16. 前記モニタリングユニットは、サービングセルのプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)の参考信号受信品質(RSRQ)または信号対干渉雑音比(SINR)および復調参考信号(DMRS)をモニタリングし、モニタリング結果を取得することを特徴とする請求項10に記載のユーザー機器。
  17. メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するときに、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法のステップを実施するように構成されたプロセッサを含むコンピュータ装置。
  18. コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法のステップを実施することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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