JP2020521363A - アップリンク制御情報の伝送方法、装置及びシステム - Google Patents
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Abstract
本発明の実施例はアップリンク制御情報の伝送方法、装置及びシステムを提供し、通信分野に関し、前記方法は、目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することを含む。本発明の実施例において、端末装置は第1スケジューリング要求又はアップリンク情報を伝送するための専用の物理リソースにおいてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を伝送することができ、LTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率を向上させる。
Description
本発明の実施例は通信分野に関し、特にアップリンク制御情報の伝送方法、装置及びシステムに関する。
スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)は、端末装置のアップリンクデータに、対応するアップリンク伝送リソースを割り当てるように基地局に通知することに用いられる。
ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムにおいて、ユーザー装置(UE:User Equipment)がeNBへアップリンクデータを送信する必要がある場合、UEがまず予め設定された物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)の物理リソースを用いてeNBへSRを送信し、eNBが該SRに基づいてUEにアップリンク伝送リソースを設定し、UEがeNBに設定されたアップリンク伝送リソースによってeNBへアップリンクデータを送信するようにする。
上記方法において、SRを伝送するために、eNBが各UEに専用の物理リソースを予め設定し、従来のLTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率が低い。
関連技術におけるLTEシステムのSRを伝送するための専用の物理リソースに対する利用率が低いという問題を解決するために、本発明の実施例はアップリンク制御情報の伝送方法、装置及びシステムを提供する。前記技術案は以下のとおりである。
本発明の実施例の第1態様によれば、アップリンク制御情報の伝送方法を提供し、該方法は、
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信し、
端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、第1スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを指示することに用いられ、第2スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを含む。
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信し、
端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、第1スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを指示することに用いられ、第2スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを含む。
可能な実現方式では、アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含む。
他の可能な実現方式では、アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含む。
他の可能な実現方式では、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することは、
端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信し、
第1種類の物理リソースが第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースであることを含む。
端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信し、
第1種類の物理リソースが第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースであることを含む。
他の可能な実現方式では、第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、複数の第1物理リソースと複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信することは、
端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信することを含む。
端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信することは、
端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信することを含む。
他の可能な実現方式では、少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、第1論理チャネルは端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指す。
他の可能な実現方式では、アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものである。
他の可能な実現方式では、端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信する前に、更に、
端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された、端末装置に第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を受信することを含む。
端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された、端末装置に第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を受信することを含む。
他の可能な実現方式では、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することは、
端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を送信し、
第2種類の物理リソースがアップリンク情報を伝送するための物理リソースであることを含む。
端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を送信し、
第2種類の物理リソースがアップリンク情報を伝送するための物理リソースであることを含む。
他の可能な実現方式では、第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、1ビット情報の値が第1所定値である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、1ビット情報の値が第2所定値である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示す。
他の可能な実現方式では、端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を送信する前に、更に、
端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された、端末装置に第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を受信することを含む。
端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された、端末装置に第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を受信することを含む。
本発明の実施例の第2態様によれば、アップリンク制御情報の伝送方法を提供し、該方法は、
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信し、
端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、第1スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、第2スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを含む。
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信し、
端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、第1スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、第2スケジューリング要求が複数のアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを含む。
可能な実現方式では、アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含む。
他の可能な実現方式では、アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含む。
他の可能な実現方式では、アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することは、
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて送信したアップリンク情報を受信し、
第1種類の物理リソースが第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースであることを含む。
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて送信したアップリンク情報を受信し、
第1種類の物理リソースが第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースであることを含む。
他の可能な実現方式では、アクセスネットワーク機器が端末装置に第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を端末装置に送信する。
他の可能な実現方式では、第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、複数の第1物理リソースと複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することは、
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて送信したアップリンク情報を受信することを含む。
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することは、
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて送信したアップリンク情報を受信することを含む。
他の可能な実現方式では、少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、第1論理チャネルは端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指す。
他の可能な実現方式では、アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものである。
他の可能な実現方式では、アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することは、
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信し、
第2種類の物理リソースがアップリンク情報を伝送するための物理リソースであることを含む。
アクセスネットワーク機器が、端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信し、
第2種類の物理リソースがアップリンク情報を伝送するための物理リソースであることを含む。
他の可能な実現方式では、アクセスネットワーク機器が端末装置に第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を端末装置に送信する。
他の可能な実現方式では、第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、1ビット情報の値が第1所定値である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、1ビット情報の値が第2所定値である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示す。
本発明の実施例の第3態様によれば、アップリンク制御情報の伝送装置を提供し、該装置は少なくとも1つのユニットを備え、該少なくとも1つのユニットは上記第1態様又は第1態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係るアップリンク制御情報の伝送方法を実現することに用いられる。
本発明の実施例の第4態様によれば、アップリンク制御情報の伝送装置を提供し、該装置は少なくとも1つのユニットを備え、該少なくとも1つのユニットは上記第2態様又は第2態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係るアップリンク制御情報の伝送方法を実現することに用いられる。
本発明の実施例の第5態様によれば、端末装置を提供し、該端末装置はプロセッサ、メモリ、送信機及び受信機を備え、
メモリは1つ又は1つ以上の命令を記憶することに用いられ、該命令がプロセッサにより実行されるように指示され、
プロセッサは目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することに用いられ、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを指示することに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
メモリは1つ又は1つ以上の命令を記憶することに用いられ、該命令がプロセッサにより実行されるように指示され、
プロセッサは目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することに用いられ、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを指示することに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
本発明の実施例の第6態様によれば、アクセスネットワーク機器を提供し、該アクセスネットワーク機器はプロセッサ、メモリ、送信機及び受信機を備え、
メモリは1つ又は1つ以上の命令を記憶することに用いられ、該命令がプロセッサにより実行されるように指示され、
プロセッサは目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することに用いられ、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
メモリは1つ又は1つ以上の命令を記憶することに用いられ、該命令がプロセッサにより実行されるように指示され、
プロセッサは目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することに用いられ、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
本発明の実施例の第7態様によれば、コンピュータ可読媒体を提供し、前記コンピュータ可読媒体に1つ又は1つ以上の命令が記憶され、上記第1態様又は第1態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係るアップリンク制御情報の伝送方法を実現するために、前記命令がプロセッサによりロード・実行される。
本発明の実施例の第8態様によれば、コンピュータ可読媒体を提供し、前記コンピュータ可読媒体に1つ又は1つ以上の命令が記憶され、上記第2態様又は第2態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係るアップリンク制御情報の伝送方法を実現するために、前記命令がプロセッサによりロード・実行される。
本発明の実施例の第9態様によれば、アップリンク制御情報の伝送システムを提供し、前記アップリンク制御情報の伝送システムは端末装置及びアクセスネットワーク機器を備え、前記端末装置は上記第3態様又は第3態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係るアップリンク制御情報の伝送装置を含み、前記アクセスネットワーク機器は上記第4態様又は第4態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係るアップリンク制御情報の伝送装置を含む。
本発明の実施例の第10態様によれば、アップリンク制御情報の伝送システムを提供し、前記アップリンク制御情報の伝送システムは端末装置及びアクセスネットワーク機器を備え、前記端末装置は上記第5態様又は第5態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係る端末装置であり、前記アクセスネットワーク機器は上記第6態様又は第6態様におけるいずれか1つの可能な実現方式に係るアクセスネットワーク機器である。
本発明の実施例の技術案は以下の有益な効果を有する。
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することにより、端末装置は第1スケジューリング要求又はアップリンク情報を伝送するための専用の物理リソースにおいてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を伝送することができ、LTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率を向上させる。
本発明の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下に実施例の記述において必要な図面を用いて簡単に説明を行うが、当然ながら、以下に記載する図面は単に本発明の実施例の一例であって、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面に想到しうる。
本発明の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下に図面を参照しながら本発明の実施形態を更に詳しく説明する。
本明細書に言及した「第1」「第2」及び類似用語は任意の順序、数又は重要性を示すためのものではなく、異なる構成部分を区別するためのものである。同様に、「1つ」又は「一」等の類似用語も数を制限するためのものではなく、少なくとも1つあることを示すためのものである。「接続」又は「連結」等の類似用語は物理的又は機械的接続に限らず、直接又は間接的な電気接続を含んでもよい。
本明細書に言及した「モジュール」は一般的にメモリに記憶されるいくつかの機能を実現できるプログラム又は命令を指し、本明細書に言及した「ユニット」は一般的に論理的に分割された機能構造を指し、該「ユニット」はハードウェアで実現されてもよく、又は、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実現されてもよい。
本明細書に言及した「複数」は2つ又は2つ以上を指す。「及び/又は」は関連オブジェクトの関連関係を説明し、3つの関係が存在してもよいことを示し、例えば、「A及び/又はB」は「Aが独立して存在する」「AとBが同時に存在する」「Bが独立して存在する」の3つの状況を示してもよい。文字「/」は一般的に前後関連オブジェクトが「又は」関係であることを示す。
関連技術において、端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、論理チャネルはメディアアクセス制御(MAC:Medium Access Control)層が無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)層にサービスを提供するチャネルである。端末装置に、アップリンクデータが送信待ちになっているアップリンク論理チャネルがある場合、端末装置が基地局へSRを送信する必要があり、該SRが、端末装置にアップリンクデータが送信待ちになっているアップリンク論理チャネルがあることを基地局に示すことに用いられ、又は、該SRがどのアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかを基地局に示すことに用いられる。従って、基地局が端末装置にSRを伝送するための物理リソースを設定するための設定情報を端末装置に予め送信する。該物理リソースが2ビットの物理リソースであり、該SRが2ビット情報である。それに対応して、端末装置が該2ビットの物理リソースを用いてSRを伝送し、該SRの値とアップリンク論理チャネルとが対応関係を有する。
好ましくは、SRの値とアップリンク論理チャネルとが1対1に対応する対応関係を有する。模式的に、アップリンク論理チャネルが4つであると仮定し、該対応関係は表1に示される。SRの値は「00」「01」「10」及び「11」の4つがあり、SRの値が「00」である場合、端末装置におけるアップリンク論理チャネル1に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、SRの値が「01」である場合、端末装置におけるアップリンク論理チャネル2に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、SRの値が「10」である場合、端末装置におけるアップリンク論理チャネル3に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、SRの値が「11」である場合、端末装置におけるアップリンク論理チャネル4に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられる。
上記方法において、基地局が端末装置に予め設定した専用の物理リソースにおいてSRを伝送し、該物理リソースがPUCCHリソースであってもよい。従来のLTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率が低い。この技術的問題に基づき、本発明はアップリンク制御情報の伝送方法、装置及びシステムを提供する。以下、以下の図1〜図5に係る方法実施例を参照する。
まず、本発明の実施例に係るいくつかの用語を説明する。
1、アップリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)
前記アップリンク制御情報はSR及びアップリンク情報を含む。
2、第1スケジューリング要求
前記第1スケジューリング要求は、複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを示すことに用いられる。第1スケジューリング要求は、どのアップリンク論理チャネルに送信待ちデータが存在するかを基地局に具体的に示すことに用いられる。送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルは、端末のすべてのアップリンク論理チャネルのサブセットである。好ましくは、本発明の実施例において、第1スケジューリング要求は、目標時間ユニットにおいて送信しようとする、実際に送信待ちになっているスケジューリング要求である。
3、第2スケジューリング要求
前記第2スケジューリング要求は、複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられる。第2スケジューリング要求はどのアップリンク論理チャネルに送信待ちデータが存在するかを基地局に具体的に指示しなくてもよく、端末に送信待ちのアップリンクデータが存在することのみを基地局に示す可能性もある。好ましくは、本発明の実施例において、第2スケジューリング要求は、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて実際に送信する及び/又は暗示的に指示したスケジューリング要求であり、又は、アクセスネットワーク機器が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアップリンク情報を受信する際に確定された該物理リソースに対応するスケジューリング要求である。
4、アップリンク情報
前記アップリンク情報はフィードバック応答情報、チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含む。フィードバック応答情報は肯定応答(ACK:Acknowledgement)及び否定応答(NACK:Non−Acknowledgement)を含み、ACKはアクセスネットワーク機器が端末装置から送信されたアップリンクデータを正しく受信したことを示すことに用いられ、NACKはアクセスネットワーク機器が端末装置から送信されたアップリンクデータを正しく受信していないことを示すことに用いられ、CSIは端末装置が基地局へ伝送するアップリンクチャネルのチャネル状態情報を指し、端末装置のアップリンクチャネルのチャネル状態を示すことに用いられる。
1、アップリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)
前記アップリンク制御情報はSR及びアップリンク情報を含む。
2、第1スケジューリング要求
前記第1スケジューリング要求は、複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを示すことに用いられる。第1スケジューリング要求は、どのアップリンク論理チャネルに送信待ちデータが存在するかを基地局に具体的に示すことに用いられる。送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルは、端末のすべてのアップリンク論理チャネルのサブセットである。好ましくは、本発明の実施例において、第1スケジューリング要求は、目標時間ユニットにおいて送信しようとする、実際に送信待ちになっているスケジューリング要求である。
3、第2スケジューリング要求
前記第2スケジューリング要求は、複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられる。第2スケジューリング要求はどのアップリンク論理チャネルに送信待ちデータが存在するかを基地局に具体的に指示しなくてもよく、端末に送信待ちのアップリンクデータが存在することのみを基地局に示す可能性もある。好ましくは、本発明の実施例において、第2スケジューリング要求は、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて実際に送信する及び/又は暗示的に指示したスケジューリング要求であり、又は、アクセスネットワーク機器が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアップリンク情報を受信する際に確定された該物理リソースに対応するスケジューリング要求である。
4、アップリンク情報
前記アップリンク情報はフィードバック応答情報、チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含む。フィードバック応答情報は肯定応答(ACK:Acknowledgement)及び否定応答(NACK:Non−Acknowledgement)を含み、ACKはアクセスネットワーク機器が端末装置から送信されたアップリンクデータを正しく受信したことを示すことに用いられ、NACKはアクセスネットワーク機器が端末装置から送信されたアップリンクデータを正しく受信していないことを示すことに用いられ、CSIは端末装置が基地局へ伝送するアップリンクチャネルのチャネル状態情報を指し、端末装置のアップリンクチャネルのチャネル状態を示すことに用いられる。
本発明の実施例に係る一部の関連用語は3GPPプロトコルにおける対応する関連説明、例えば、ACK/NACK、CSI及びアップリンクサービスデータ等を参照してもよく、本明細書では詳細な説明は省略する。
図1には本発明の例示的な実施例に係る移動通信システムの構造模式図を示す。移動通信システムはLTEシステムであってもよいし、新無線インターフェース(NR:New Radio)システムとも称される5Gシステムであってもよく、本実施例は制限しない。該移動通信システムはアクセスネットワーク機器120及び端末装置140を備える。
アクセスネットワーク機器120は基地局であってもよく、該基地局は受信された無線フレーム及びIPパケットメッセージを変換することに用いられてもよく、更にエアインターフェースの属性管理を調整することができる。例えば、基地局はLTEにおける発展型基地局(eNB又はe−NodeB:evolutional Node B)であってもよく、又は、5Gシステムにおける集中分散アーキテクチャを用いた基地局であってもよい。アクセスネットワーク機器120は集中分散アーキテクチャを用いる場合、一般的に集約基地局(CU:central unit)及び少なくとも2つのリモート局(DU:distributed unit)を備える。集約基地局にパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)層、無線リンク制御プロトコル(RLC:Radio Link Control)層、媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)層のプロトコルスタックが設置され、リモート局に物理層(PHY:Physical)のプロトコルスタックが設置され、本発明の実施例はアクセスネットワーク機器120の具体的な実現方式を制限しない。好ましくは、アクセスネットワーク機器は更にホーム基地局(HeNB:Home eNB)、リレー(Relay)、ピコ基地局Pico等を備えてもよい。
アクセスネットワーク機器120及び端末装置140が無線インターフェースを介して無線接続を確立する。好ましくは、該無線インターフェースは5G標準に基づく無線インターフェースであり、例えば該無線インターフェースは新無線インターフェース(NR:New Radio)であり、又は、該無線インターフェースは5Gの次世代移動通信ネットワーク技術標準に基づく無線インターフェースであってもよく、又は、該無線インターフェースは4G標準(LTEシステム)に基づく無線インターフェースであってもよい。アクセスネットワーク機器120は無線接続によって端末装置140から送信されたアップリンクデータを受信することができる。
端末装置140はアクセスネットワーク機器120とデータ通信を行う装置を指してもよい。端末装置140は無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)経由で1つ又は複数のコアネットワークと通信することができ、端末装置140はモバイル端末装置、例えば携帯電話(「セルラー方式」の携帯電話とも称される)及びモバイル端末装置を有するコンピュータであってもよく、例えば、ポータブル、ポケットサイズ、手持ち式、コンピュータが内蔵された又は車載のモバイルデバイスであってもよい。例えば、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、トラバーサー(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、遠隔端末装置(Remote Terminal)、アクセス端末装置(Access Terminal)、ユーザー装置(User Terminal)、ユーザーエージェント(User Agent)、端末装置(User Device)又はユーザー端末装置(UE:User Equipment)が挙げられる。好ましくは、端末装置140は更にリレー(Relay)装置であってもよく、本実施例は制限しない。端末装置140はアクセスネットワーク機器120との無線接続によってアクセスネットワーク機器120へアップリンクデータを送信することができる。
好ましくは、アクセスネットワーク機器120が端末装置140に目標時間ユニット内の物理リソースを予め設定し、端末装置140が目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置140が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器120へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信する。
説明すべきことは、図1に示される移動通信システムにおいて、複数のアクセスネットワーク機器120及び/又は複数の端末装置140を備えてもよく、図1には1つのアクセスネットワーク機器120及び1つの端末装置140を示す場合を例として説明したが、本実施例は制限しない。
SRを送信するための物理リソースを十分に利用するために、本発明の実施例は第1スケジューリング要求を送信するための物理リソースにおいて第2スケジューリング要求及び他のアップリンク情報を同時に送信し、又は、他のアップリンク情報を送信するための物理リソースにおいて第2スケジューリング要求及び他のアップリンク情報を同時に送信し、それによりアクセスネットワーク機器にSRを示すとともに、他のアップリンク情報を同時に送信する効果を実現する。
図2には本発明の例示的な実施例に係るアップリンク制御情報の伝送方法のフローチャートを示し、本実施例は該方法が図1に示される移動通信システムに適用される場合を例として説明する。該方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ201、アクセスネットワーク機器が端末装置に目標時間ユニット内の物理リソースを設定する。
好ましくは、アクセスネットワーク機器が端末装置に目標時間ユニット内の物理リソースを設定するための設定情報を端末装置に送信する。該物理リソースが第1スケジューリング要求及び/又はアップリンク情報を送信することに用いられる。
好ましくは、目標時間ユニットは端末装置が第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合に対応する時間ユニットを指す。模式的に、目標時間ユニットがa個のシンボル(symbol)、b個のシンボルグループ(symbol group)、c個のスロット(slot)又はd個のサブフレーム(subframe)であり、a、b、c、dが正の整数であり、本実施例は制限しない。
好ましくは、端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。該「複数」は「n個」であり、nが正の整数であると理解されてもよい。好ましくは、n≧2である。
好ましくは、アップリンク論理チャネルのパラメータが該アップリンク論理チャネルの伝送要求を示すことに用いられ、アップリンク論理チャネルのパラメータは伝送時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含む。好ましくは、少なくとも1つのパラメータが優先度で測定する。模式的に、TTIがミリ秒(ms:millisecond)又は直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)で測定し、例えば、1つのTTIの時間長が0.5ms、又は7つのシンボル、4つのシンボル、3つのシンボル又は2つのOFDMシンボル等であり、サブキャリア間隔がキロヘルツkHzで測定し、信頼性がパケットロス率で測定してもよい。又は、遅延及び信頼性がいずれもQoS(Quality of Service、サービス品質)優先度で測定する。本実施例はアップリンク論理チャネルのパラメータのタイプ及び測定方式を制限しない。
ステップ202、端末装置がアクセスネットワーク機器によって設定された目標時間ユニット内の物理リソースを確定する。
好ましくは、端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された設定情報を受信し、該設定情報に基づいて目標時間ユニット内の物理リソースを確定する。
ステップ203、目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信する。
好ましくは、第1スケジューリング要求は端末装置が実際に生成していないスケジューリング要求又は端末装置が生成してからアクセスネットワーク機器へ送信しないスケジューリング要求である。模式的に、第1スケジューリング要求が2ビット情報であり、第1スケジューリング要求の値が「00」である場合、アップリンク論理チャネル1に送信待ちデータが存在することを示すことに用いられ、第1スケジューリング要求の値が「01」である場合、論理チャネル2に送信待ちデータが存在することを示すことに用いられ、第1スケジューリング要求の値が「10」である場合、論理チャネル3に送信待ちデータが存在することを示すことに用いられ、第1スケジューリング要求の値が「11」である場合、論理チャネル4に送信待ちデータが存在することを示すことに用いられる。
第1スケジューリング要求を伝送する際に必要な物理リソース数が第2スケジューリング要求を伝送する際に必要な物理リソース数より大きい。
好ましくは、第2スケジューリング要求が1ビット情報であり、1ビット情報の値が第1所定値である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示す。
例えば、目標時間ユニットが1つのスロットであり、該スロットにおいて第1スケジューリング要求SR1及びアップリンク情報X1を送信する必要がある場合、端末装置が該スロット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報X1及び第2スケジューリング要求SR2を同時に送信し、該第2スケジューリング要求SR2の値が第1所定値「1」である場合、端末装置の複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することをアクセスネットワーク機器に示す。
ステップ204、アクセスネットワーク機器は端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信する。
好ましくは、アクセスネットワーク機器が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信した後、端末装置の複数のアップリンク論理チャネルのパラメータに基づいて1組のパラメータを確定して、該組のパラメータに基づいて端末装置にアップリンクデータを伝送するための物理リソースを設定する。
要するに、本発明の実施例において、目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することにより、端末装置は第1スケジューリング要求又はアップリンク情報を伝送するための専用の物理リソースにおいてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を伝送することができ、LTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率を向上させる。
説明すべきことは、アクセスネットワーク機器が端末装置に設定した目標時間ユニット内の物理リソースは第1種類の物理リソース及び/又は第2種類の物理リソースを含む。第1種類の物理リソースが第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースであり、第2種類の物理リソースがアップリンク情報を伝送するための物理リソースである。以下、図3に係る実施例は端末装置が第1種類の物理リソースを用いてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に伝送する過程を説明し、図4に係る実施例は端末装置が第2種類の物理リソースを用いてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に伝送する過程を説明する。
図3には本発明の例示的な実施例に係るアップリンク制御情報の伝送方法のフローチャートを示し、該方法は図1に示される移動通信システムに適用される。該方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ301、アクセスネットワーク機器が端末装置へ第1設定情報を送信する。
第1設定情報は端末装置に第1種類の物理リソースを設定することに用いられ、第1種類の物理リソースが第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースである。又は、第1種類の物理リソースはアクセスネットワーク機器が端末装置に設定した第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースであるが、端末装置が該物理リソースを用いて第1スケジューリング要求を伝送することがない。
ステップ302、端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された第1設定情報を受信する。
ステップ303、端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信する。
好ましくは、第1種類の物理リソースが2ビットの物理リソースであり、第1種類の物理リソースで伝送した第1アップリンク情報が2ビット情報である。
この時、アップリンク情報が第1種類の物理リソースにおいて送信され、更に、第2スケジューリング要求を暗示的に示すことに用いられる。
ステップ304、アクセスネットワーク機器は端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて送信したアップリンク情報を受信する。
ステップ305、アクセスネットワーク機器が第1種類の物理リソースにおいてアップリンク情報を受信したとき、第1種類の物理リソースに対応する第2スケジューリング要求を確定する。
第2スケジューリング要求が端末装置に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられる。
好ましくは、端末装置がアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信するために用いた物理リソースは第1種類の物理リソースであって、アクセスネットワーク機器が第1種類の物理リソースにおいてアップリンク情報を受信した場合、アクセスネットワーク機器は端末装置に送信待ちのアップリンクデータが存在することを確定する。
例えば、端末装置が3つのアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、端末装置が第1種類の物理リソースSを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報X1を送信し、アクセスネットワーク機器が第1種類の物理リソースSにおいてアップリンク情報X1を受信した場合、端末装置が第2スケジューリング要求を更に示したことを確定し、該第2スケジューリング要求は端末装置におけるある又はいくつかのアップリンク論理チャネルに送信待ちデータが存在することを示す。
ステップ306、アクセスネットワーク機器が端末装置の複数のアップリンク論理チャネルのパラメータに基づいて、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する。
好ましくは、各アップリンク論理チャネルはそれぞれに対応するパラメータがあり、それに対応して、各論理チャネルはm(mが正の整数である)種類のパラメータがある場合を例として説明し、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する方法は以下の2つを含むが、それらに限らない。
第1可能な確定方法
アクセスネットワーク機器が様々なタイプパラメータに対して、送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づき、複数のアップリンク論理チャネルの伝送要求を同時に満たすパラメータを、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定する。
アクセスネットワーク機器が様々なタイプパラメータに対して、送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づき、複数のアップリンク論理チャネルの伝送要求を同時に満たすパラメータを、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定する。
例えば、アップリンク論理チャネルのパラメータは伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及びパケットロス率を含み、送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルはチャネル1、チャネル2及びチャネル3の3つがある。3つのアップリンク論理チャネルのパラメータは表2に示される。チャネル1のパラメータは伝送時間間隔「1ms」、サブキャリア間隔「15kHz」、遅延「100ms」及びパケットロス率10%」を含み、チャネル2のパラメータは伝送時間間隔「0.5ms」、サブキャリア間隔「30kHz」、遅延「50ms」及びパケットロス率「1%」を含み、チャネル3のパラメータは伝送時間間隔「0.25ms」、サブキャリア間隔「60kHz」、遅延「25ms」及びパケットロス率「1%」を含む。従って、アクセスネットワーク機器は複数のアップリンク論理チャネルの伝送要求を同時に満たす3つのパラメータ、すなわち、最短伝送時間間隔「0.25ms」、最大サブキャリア間隔「60kHz」、最短遅延「25ms」及び最高信頼性「1%」を確定し、これらのパラメータを、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータに組み合わせる。
第2可能な確定方法
アクセスネットワーク機器がプリセット条件を満たす最適なアップリンク論理チャネルを目標論理チャネルとして確定し、該目標論理チャネルに対応するパラメータを、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定し、プリセット条件は伝送時間間隔が最も短いこと、サブキャリア間隔が最も大きいこと、遅延が最も短いこと及び信頼性が最も高いことのうちの少なくとも1つを含む。
アクセスネットワーク機器がプリセット条件を満たす最適なアップリンク論理チャネルを目標論理チャネルとして確定し、該目標論理チャネルに対応するパラメータを、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定し、プリセット条件は伝送時間間隔が最も短いこと、サブキャリア間隔が最も大きいこと、遅延が最も短いこと及び信頼性が最も高いことのうちの少なくとも1つを含む。
上記表2に示される3つのアップリンク論理チャネルのパラメータによれば、アクセスネットワーク機器が2つのプリセット条件「遅延が最も短い」を満たすチャネル3を目標論理チャネルとして確定し、チャネル3に対応するパラメータ(伝送時間間隔「0.25ms」、サブキャリア間隔「60kHz」、遅延「25ms」及びパケットロス率「1%」)を、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定する。本実施例はアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータの確定方式を制限しない。
ステップ307、アクセスネットワーク機器がアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータに基づき、端末装置に第3種類の物理リソースを設定し、第3種類の物理リソースがアップリンクデータを伝送するための物理リソースである。
好ましくは、アクセスネットワーク機器がアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータに基づき、端末装置にアップリンクデータを伝送するための第3種類の物理リソース、及び/又は変調符号化レベル、及び/又は送信電力、及び/又は事前符号化情報を設定する。
要するに、本発明の実施例において、目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することにより、端末装置はスケジューリング要求及びアップリンク情報を同時に伝送することができ、アップリンク制御シグナリングの伝送効率を向上させる。
説明すべきことは、第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、複数の第1物理リソースと複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、前記対応関係は以下の3つの可能な対応関係を含む。
第1可能な対応関係は各第1物理リソースとアップリンク論理チャネルとが1対1に対応する関係を有する。該対応関係はアクセスネットワーク機器が予め設定・記憶したものであり、該対応関係は表3に示される。第1種類の物理リソースは第1物理リソースS1、第1物理リソースS2、第1物理リソースS3及び第1物理リソースS4を含む。端末が第1物理リソースS1を用いる場合、アップリンク論理チャネル1に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、端末が第1物理リソースS2を用いる場合、アップリンク論理チャネル3に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、端末が第1物理リソースS3を用いる場合、アップリンク論理チャネル3に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、端末が第1物理リソースS4を用いる場合、アップリンク論理チャネル4に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられる。
第2可能な対応関係は各アップリンク論理チャネルと複数の第1物理リソースとが対応関係を有する。該対応関係はアクセスネットワーク機器が予め設定・記憶したものであり、該対応関係は表4に示される。第1種類の物理リソースは第1物理リソースS1、第1物理リソースS2及び第1物理リソースS3を含む。端末が第1物理リソースS1を用いる場合、アップリンク論理チャネル1に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、端末が第1物理リソースS2を用いる場合、アップリンク論理チャネル2に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、端末が第1物理リソースS3を用いる場合、アップリンク論理チャネル1及びアップリンク論理チャネル2に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられる。
第3可能な対応関係は各第1物理リソースと複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有する。該対応関係はアクセスネットワーク機器が予め設定・記憶したものであり、該対応関係は表5に示される。第1種類の物理リソースは第1物理リソースS1及び第1物理リソースS2を含む。端末が第1物理リソースS1を用いる場合、アップリンク論理チャネル1及び/又はアップリンク論理チャネル2に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられ、端末が第1物理リソースS2を用いる場合、アップリンク論理チャネル3及び/又はアップリンク論理チャネル4に送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられる。例えば、第1物理リソースS1が1ビット情報であり、値が0である場合、アップリンク論理チャネル1に送信待ちデータが存在することを示し、値が1である場合、アップリンク論理チャネル2に送信待ちデータが存在することを示す。
上記複数の第1物理リソースと複数のアップリンク論理チャネルとの対応関係が模式的なものに過ぎず、上記様々な可能な実現方式に基づき、当業者が常用の技術的手段を用いて得られる解決手段はいずれも本願の保護を要求する範囲に属する。
好ましくは、表5に係る第3可能な対応関係に基づき、第4可能な対応関係があり、該対応関係は表6に示される。例えば、第1物理リソースS3が1ビット情報であり、値が0である場合、アップリンク論理チャネル1及びアップリンク論理チャネル2に送信待ちデータが存在することを示し、値が1である場合、アップリンク論理チャネル1及びアップリンク論理チャネル3に送信待ちデータが存在することを示す。
図4には本発明の他の例示的な実施例に係るアップリンク制御情報の伝送方法のフローチャートを示し、該方法は図1に示される移動通信システムに適用される。該方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ401、アクセスネットワーク機器が端末装置へ第1設定情報を送信する。
第1設定情報は端末装置に第1種類の物理リソースを設定することに用いられ、第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、複数の第1物理リソースと複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有する。
ステップ402、端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された第1設定情報を受信する。
ステップ403、端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信する。
好ましくは、第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、各第1物理リソースが2ビットの物理リソースであり、第1物理リソースを用いて伝送したアップリンク情報が2ビット情報である。
端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信することは、以下の2つの可能な実現方式を含むが、それらに限らない。
第1可能な実現方式では、端末装置が目標時間ユニット内の1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信する。
例えば、第1種類の物理リソースは第1物理リソースS1及び第1物理リソースS2を含み、アクセスネットワーク機器は、第1物理リソースS1がアップリンク論理チャネル1及びアップリンク論理チャネル2とともに対応関係を有し、第1物理リソースS2がアップリンク論理チャネル3及びアップリンク論理チャネル4とともに対応関係を有するということを予め設定する。端末装置が目標時間ユニット内の第1物理リソースS1を用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報X1を送信する。
第2可能な実現方式では、端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも2つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信し、各第1物理リソースにおいて同じアップリンク情報を伝送する。
例えば、第1種類の物理リソースは第1物理リソースS1及び第1物理リソースS2を含み、アクセスネットワーク機器は、第1物理リソースS1がアップリンク論理チャネル1及びアップリンク論理チャネル2とともに対応関係を有し、第1物理リソースS2がアップリンク論理チャネル3及びアップリンク論理チャネル4とともに対応関係を有するということを予め設定する。端末装置が目標時間ユニット内の第1物理リソースS1を用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報X1を送信すると同時に、更に目標時間ユニット内の第1物理リソースS2を用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報X1を送信する。
好ましくは、端末がアップリンク情報を伝送する際に用いた少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、該第1論理チャネルは端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指す。模式的に、アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものである。
好ましくは、端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定した第1論理チャネルは伝送要求の最も高いアップリンク論理チャネルであり、該第1論理チャネルは伝送時間間隔が最も小さいこと、サブキャリア間隔が最も小さいこと、遅延が最も短いこと及び信頼性が最も高いことのうちの少なくとも1つを満たす。
例えば、送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルがアップリンク論理チャネル1及びアップリンク論理チャネル2であり、アップリンク論理チャネル1が物理リソースS1に対応し、アップリンク論理チャネル1が物理リソースS2に対応し、アップリンク論理チャネル1が上記パラメータ条件を満たし、つまり、アップリンク論理チャネル1が第1論理チャネルである場合、端末装置がアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信するために用いた少なくとも1つの第1物理リソースSは論理チャネル1に対応する物理リソースS1を含む。
ステップ404、アクセスネットワーク機器は端末装置が目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて送信したアップリンク情報を受信する。
ステップ405、アクセスネットワーク機器が少なくとも1つの第1物理リソースにおいてアップリンク情報を受信したとき、少なくとも1つの第1物理リソースに対応する第2スケジューリング要求を確定する。
第2スケジューリング要求が少なくとも1つの第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在することを示すことに用いられる。
好ましくは、端末装置がステップ403における第1可能な実現方式を用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信し、それに対応して、アクセスネットワーク機器は該第1物理リソースにおいてアップリンク情報を受信したとき、該第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在することを確定する。
例えば、アクセスネットワーク機器は第1物理リソースS1においてアップリンク情報X1を受信したとき、第1物理リソースS1に対応するアップリンク論理チャネル1及び/又はアップリンク論理チャネル2に送信待ちのアップリンクデータが存在することを確定する。好ましくは、端末装置がステップ403における第2可能な実現方式を用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信し、それに対応して、アクセスネットワーク機器は少なくとも2つの第1物理リソースにおいてアップリンク情報を受信したとき、少なくとも2つの第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在することを確定する。
例えば、アクセスネットワーク機器は第1物理リソースS1においてアップリンク情報X1を受信したとき、第1物理リソースS1に対応するアップリンク論理チャネル1及び/又はアップリンク論理チャネル2には送信待ちのアップリンクデータが存在することを確定し、及び/又は、アクセスネットワーク機器は第1物理リソースS2においてアップリンク情報X1を受信したとき、第1物理リソースS2に対応するアップリンク論理チャネル1及び/又はアップリンク論理チャネル2には送信待ちのアップリンクデータが存在することを確定する。
ステップ406、アクセスネットワーク機器が少なくとも1つの第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルのパラメータに基づき、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する。
好ましくは、各アップリンク論理チャネルはそれぞれに対応するパラメータがあり、それに対応して、各論理チャネルはそれぞれm(mが正の整数である)種類のパラメータがある場合を例として説明し、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する方法は以下のいくつかの可能な実現方式を含むが、それらに限らない。
可能な実現方式では、表3に示される対応関係によれば、各第1物理リソースがアップリンク論理チャネルに1対1に対応する。端末装置が1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンクデータを送信する場合、アクセスネットワーク機器が該第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルのパラメータを、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定する。
例えば、端末装置が1つの第1物理リソースS1を用いてアクセスネットワーク機器へアップリンクデータを送信する場合、アクセスネットワーク機器が第1物理リソースS1に対応するアップリンク論理チャネル1のパラメータ(伝送時間間隔「0.25ms」、サブキャリア間隔「60kHz」、遅延「25ms」及びパケットロス率「1%」)を、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定する。
他の可能な実現方式では、表3に示される対応関係によれば、各第1物理リソースがアップリンク論理チャネルに1対1に対応する。端末装置が少なくとも2つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンクデータを送信する場合、アクセスネットワーク機器が少なくとも2つの第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルのパラメータに基づき、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する。具体的な詳細は図3に係る実施例におけるアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する方法を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
他の可能な実現方式では、表4に示される対応関係によれば、各アップリンク論理チャネルと複数の第1物理リソースとが対応関係を有する。端末装置が1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンクデータを送信する場合、アクセスネットワーク機器が該第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルのパラメータを、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定する。
例えば、端末装置が1つの第1物理リソースS2を用いてアクセスネットワーク機器へアップリンクデータを送信する場合、アクセスネットワーク機器が第1物理リソースS2に対応するアップリンク論理チャネル2のパラメータ(伝送時間間隔「0.5ms」、サブキャリア間隔「30kHz」、遅延「50ms」及びパケットロス率「1%)を、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータとして確定する。
他の可能な実現方式では、表4に示される対応関係によれば、各アップリンク論理チャネルと複数の第1物理リソースとが対応関係を有する。端末装置が少なくとも2つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンクデータを送信する場合、アクセスネットワーク機器が少なくとも2つの第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルのパラメータに基づき、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する。具体的な詳細は図3に係る実施例におけるアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する方法を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
他の可能な実現方式では、表5に示される対応関係によれば、各第1物理リソースと複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有する。端末装置が少なくとも1つの第1物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンクデータを送信する場合、アクセスネットワーク機器が少なくとも1つの第1物理リソースに対応するアップリンク論理チャネルのパラメータに基づき、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する。具体的な詳細は図3に係る実施例におけるアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する方法を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
ステップ407、アクセスネットワーク機器がアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータに基づき、端末装置に第3種類の物理リソースを設定し、第3種類の物理リソースがアップリンクデータを伝送するための物理リソースである。
好ましくは、アクセスネットワーク機器がアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータに基づき、端末装置にアップリンクデータを伝送するための第3種類の物理リソースを設定し、該第3種類の物理リソースがiビットの物理リソースであり、iが1より大きな正の整数である。
要するに、本発明の実施例において、目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することにより、端末装置は第1スケジューリング要求又はアップリンク情報を伝送するための専用の物理リソースにおいてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を伝送することができ、LTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率を向上させる。
本発明の実施例において、更にアクセスネットワーク機器が端末装置に設定した第1スケジューリング要求を伝送するための第1種類の物理リソースによって、端末装置が目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報を送信し、端末装置は第1スケジューリング要求を伝送するための専用の物理リソースにおいてアップリンク情報を伝送することができ、LTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率を向上させる。
本発明の実施例において、更に複数の第1物理リソースと前記複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、アクセスネットワーク機器は第1種類の物理リソースにおいてアップリンク情報を受信することができ、それにより第2スケジューリング要求を確定し、更に該第2スケジューリング要求で指示される端末装置には送信待ちのアップリンクデータが存在することを確定し、第1物理リソースは第2スケジューリング要求を暗示的に示すことができる。
図5には本発明の例示的な実施例に係るアップリンク制御情報の伝送方法のフローチャートを示し、該方法は図1に示される移動通信システムに適用される。該方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ501、アクセスネットワーク機器が端末装置へ第2設定情報を送信する。
第2設定情報は端末装置に第2種類の物理リソースを設定することに用いられ、第2種類の物理リソースがアップリンク情報を伝送するための物理リソースである。
ステップ502、端末装置がアクセスネットワーク機器から送信された第2設定情報を受信する。
ステップ503、端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を送信する。
第2種類の物理リソースはアクセスネットワーク機器が端末装置に設定したアップリンク情報を伝送するための物理リソースである。好ましくは、第2種類の物理リソースがPビットの物理リソースであり、前記第2種類の物理リソースを用いて伝送した前記アップリンク情報がP−1ビット情報であり、前記第2種類の物理リソースを用いて伝送した前記第2スケジューリング要求が1ビット情報であり、Pが1より大きな正の整数である。
好ましくは、第2スケジューリング要求が1ビット情報であり、1ビット情報の値が第1所定値(例えば「1」)である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値(例えば「0」)である場合、複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示す。
模式的に、端末装置が1ビットの第2スケジューリング要求を確定するとき、1ビットの第2スケジューリング要求とP−1ビットのアップリンク情報を縦続接続してからまとめて符号化し、符号化後に端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を送信する。
例えば、第2スケジューリング要求が1ビット情報「1」であって、アップリンク情報が4ビット情報「1010」である場合、端末装置が第2種類の物理リソースTを用いてアクセスネットワーク機器へ5ビット情報「10101」を送信する。
ステップ504、アクセスネットワーク機器は端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて送信したアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信する。
好ましくは、アクセスネットワーク機器は端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて送信した5ビット情報「10101」を受信した後、アップリンク情報「1010」及び第2スケジューリング要求「1」を確定し、第2スケジューリング要求「1」は端末装置の複数のアップリンク論理チャネルには送信待ちのアップリンクデータが存在することをアクセスネットワーク機器に示すことに用いられる。
ステップ505、アクセスネットワーク機器が端末装置の複数のアップリンク論理チャネルのパラメータに基づいて、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する。
好ましくは、各アップリンク論理チャネルにはそれぞれに対応するパラメータがあり、それに対応して、各論理チャネルにm(mが正の整数である)種類のパラメータがある場合を例として説明し、アップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する方法は2つの可能な確定方法を含むが、それらに限らず、具体的な詳細は図3に示される実施例におけるアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータを確定する方法を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
ステップ506、アクセスネットワーク機器がアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータに基づき、端末装置に第3種類の物理リソースを設定し、第3種類の物理リソースがアップリンクデータを伝送するための物理リソースである。
好ましくは、アクセスネットワーク機器がアップリンクデータ伝送をスケジューリングするために用いるパラメータに基づき、端末装置にアップリンクデータを伝送するための第3種類の物理リソースを設定し、該第3種類の物理リソースがiビットの物理リソースであり、iが1より大きな正の整数である。
要するに、本発明の実施例において、目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することにより、端末装置は第1スケジューリング要求又はアップリンク情報を伝送するための専用の物理リソースにおいてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を伝送することができ、LTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率を向上させる。
本発明の実施例において、更にアクセスネットワーク機器が端末装置に設定したアップリンク情報を伝送するための第2種類の物理リソースによって、端末装置が目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いてアクセスネットワーク機器へアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を送信し、端末装置はアップリンク情報を伝送するための専用の物理リソースにおいてアップリンク情報及び第2スケジューリング要求を伝送することができ、LTEシステムのこれらの専用の物理リソースに対する利用率を向上させる。
以下は本発明の実施例の装置実施例であり、装置実施例における未説明の部分は上記方法実施例に開示される技術的詳細を参照してもよい。
図6には本発明の一実施例に係るアップリンク制御情報の伝送装置の構造模式図を示す。該アップリンク制御情報の伝送装置はソフトウェア、ハードウェア及びそれらの組み合わせで実現されて端末装置の全部又は一部となってもよい。該アップリンク制御情報の伝送装置は送信モジュール610及び受信モジュール620を備える。
送信モジュール610は上記ステップ203を実現することに用いられる。
受信モジュール620は上記ステップ202を実現することに用いられる。
図6に示される実施例に係る好適な実施例において、該送信モジュール610は更に上記ステップ303又は403を実現することに用いられ、受信モジュール620は更に上記ステップ302又はステップ402を実現することに用いられる。
図6に示される実施例に係る好適な実施例において、該送信モジュール610は更に上記ステップ503を実現することに用いられ、受信モジュール620は更に上記ステップ502を実現することに用いられる。
関連詳細は図1〜図5に示される方法実施例を参照してもよい。送信モジュール610は更に上記方法実施例における他の任意の暗示又は開示される送信ステップに関連する機能を実現することに用いられ、受信モジュール620は更に上記方法実施例における他の任意の暗示又は開示される受信ステップに関連する機能を実現することに用いられる。
図7には本発明の一実施例に係るアップリンク制御情報の伝送装置の構造模式図を示す。該アップリンク制御情報の伝送装置はソフトウェア、ハードウェア及びそれらの組み合わせで実現されてアクセスネットワーク機器の全部又は一部となってもよい。該アップリンク制御情報の伝送装置は送信モジュール710及び受信モジュール720を備える。
送信モジュール710は上記ステップ201又はステップ301又はステップ401を実現することに用いられる。
受信モジュール720は上記ステップ204を実現することに用いられる。
図7に示される実施例に係る好適な実施例において、受信モジュール720は更に上記ステップ304及び305を実現することに用いられる。
図7に示される実施例に係る好適な実施例において、受信モジュール720は更に上記ステップ404及び405を実現することに用いられる。
関連詳細は図1〜図5に示される方法実施例を参照してもよい。送信モジュール710は更に上記方法実施例における他の任意の暗示又は開示される送信ステップに関連する機能を実現することに用いられ、受信モジュール720は更に上記方法実施例における他の任意の暗示又は開示される受信ステップに関連する機能を実現することに用いられる。
図8には本発明の例示的な実施例に係る端末装置の構造模式図を示し、該アクセスネットワーク機器は図1に示される移動通信システムにおける端末装置140であってもよい。本実施例は端末装置140がLTEシステム又は5GシステムにおけるUEである場合を例として説明し、該端末装置はプロセッサ21、受信機22、送信機23、メモリ24及びバス25を備える。
プロセッサ21は1つ又は1つ以上の処理コアを備え、プロセッサ21がソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーション及び情報処理を実行する。
受信機22及び送信機23が1つの通信コンポーネントとして実現されてもよく、該通信コンポーネントが1つの通信チップであってもよく、通信チップには情報を変調及び/又は復調して、無線信号によって該情報を受信又は送信するための受信モジュール、送信モジュール及びモデムモジュール等が含まれてもよい。
メモリ24がバス25によってプロセッサ21に接続される。
メモリ24がソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶することに用いられてもよい。
メモリ24に少なくとも1つの機能が記憶されてもよく、前記アプリケーションプログラムモジュール26は受信モジュール261、確定モジュール262及び送信モジュール263を備えてもよい。
プロセッサ21は目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することに用いられ、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
上記各方法実施例における受信ステップに関連する機能を実現するために、プロセッサ21は受信モジュール261を実行することに用いられ、上記各方法実施例における確定ステップに関連する機能を実現するために、プロセッサ21は確定モジュール262を実行することに用いられ、上記各方法実施例における送信ステップに関連する機能を実現するために、プロセッサ21は送信モジュール263を実行することに用いられる。
なお、メモリ24はいかなるタイプの揮発性又は不揮発性記憶装置、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスク、又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。
図9には本発明の例示的な実施例に係るアクセスネットワーク機器の構造模式図を示し、該端末装置は図1に示される移動通信システムにおけるアクセスネットワーク機器120であってもよい。本実施例はアクセスネットワーク機器120がLTEシステムにおけるeNB、又は、5GシステムにおけるgNBである場合を例として説明し、該アクセスネットワーク機器はプロセッサ31、受信機32、送信機33、メモリ34及びバス35を備える。
プロセッサ31は1つ又は1つ以上の処理コアを備え、プロセッサ31がソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーション及び情報処理を実行する。
受信機32及び送信機33が1つの通信コンポーネントとして実現されてもよく、該通信コンポーネントが1つの通信チップであってもよく、通信チップには情報を変調・復調して、無線信号によって該情報を受信又は送信するための受信モジュール、送信モジュール及びモデムモジュール等が含まれてもよい。
メモリ34がバス35によってプロセッサ31に接続される。
メモリ34がソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶することに用いられてもよい。
メモリ34に少なくとも1つの機能が記憶されてもよく、前記アプリケーションプログラムモジュール36は送信モジュール361、確定モジュール362、設定モジュール363及び受信モジュール364を備えてもよい。
プロセッサ31は目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することに用いられ、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なる。
上記各方法実施例における送信ステップに関連する機能を実現するために、プロセッサ31は送信モジュール361を実行することに用いられ、上記各方法実施例における確定ステップに関連する機能を実現するために、プロセッサ31は確定モジュール362を実行することに用いられ、上記各方法実施例における設定ステップに関連する機能を実現するために、プロセッサ31は設定モジュール363を実行することに用いられ、上記各方法実施例における受信ステップに関連する機能を実現するために、プロセッサ31は受信モジュール364を実行することに用いられる。
なお、メモリ34はいかなるタイプの揮発性又は不揮発性記憶装置、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスク、又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。
本発明の実施例は更にアップリンクデータシステムを提供し、該アップリンクデータシステムは端末装置及びアクセスネットワーク機器を備えてもよい。
端末装置は上記図6に係るアップリンク制御情報の伝送装置を含んでもよく、アクセスネットワーク機器は上記図7に係るアップリンク制御情報の伝送装置を含んでもよい。
又は、端末装置は上記図8に係る端末装置であってもよく、アクセスネットワーク機器は上記図9に係るアクセスネットワーク機器であってもよい。
当業者であれば、上記1つ又は複数の例では、本発明の実施例に説明される機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合わせで実現されてもよいと理解すべきである。ソフトウェアで実現される場合、これらの機能をコンピュータ可読媒体に記憶し又はコンピュータ可読媒体における1つ又は複数の命令又はコードとして伝送してもよい。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、通信媒体は一箇所から他の箇所へコンピュータプログラムを伝送する任意の媒体を含む。記憶媒体は汎用又は専用コンピュータにアクセスできる任意の利用可能媒体であってもよい。
以上の説明は本発明の好適な実施例であって、本発明を制限するためのものではなく、本発明の趣旨及び原則内に行ったいかなる修正、等価置換、改良等は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
Claims (67)
- アップリンク制御情報の伝送方法であって、
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、端末装置が、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することを含み、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを特徴とする、前記アップリンク制御情報の伝送方法。 - 前記アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 前記アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 前記端末装置が、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することは、
前記端末装置が、前記目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信することを含み、
前記第1種類の物理リソースが、前記第1スケジューリング要求を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、前記複数の第1物理リソースと前記複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
前記端末装置が、前記目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信することは、
前記端末装置が、前記目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信することを含むことを特徴とする
請求項4に記載の方法。 - 前記少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、前記第1論理チャネルは、前記端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指すことを特徴とする
請求項5に記載の方法。 - 前記アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものであることを特徴とする
請求項6に記載の方法。 - 前記端末装置が、前記目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信する前に、更に、
前記端末装置が、前記アクセスネットワーク機器から送信された、前記端末装置に前記第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項4〜7のいずれか1項に記載の方法。 - 前記端末装置が、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信することは、
前記端末装置が、前記目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び前記第2スケジューリング要求を送信することを含み、
前記第2種類の物理リソースが前記アップリンク情報を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 - 前記第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、前記1ビット情報の値が第1所定値である場合に、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値である場合、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示すことを特徴とする
請求項9に記載の方法。 - 前記端末装置が前記目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び前記第2スケジューリング要求を送信する前に、更に、
前記端末装置が、前記アクセスネットワーク機器から送信された、前記端末装置に前記第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項9に記載の方法。 - アップリンク制御情報の伝送方法であって、
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、アクセスネットワーク機器が、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することを含み、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを特徴とする、前記アップリンク制御情報の伝送方法。 - 前記アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項12に記載の方法。 - 前記アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項12に記載の方法。 - 前記アクセスネットワーク機器が、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することは、
前記アクセスネットワーク機器が、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の前記第1種類の物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報を受信することを含み、
前記第1種類の物理リソースが、前記第1スケジューリング要求を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項12〜14のいずれか1項に記載の方法。 - 前記アクセスネットワーク機器が、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信する前に、更に、
前記アクセスネットワーク機器が、前記端末装置に前記第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を前記端末装置に送信することを含むことを特徴とする
請求項15に記載の方法。 - 前記第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、前記複数の第1物理リソースと前記複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
前記アクセスネットワーク機器が、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することは、
前記アクセスネットワーク機器が、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項15に記載の方法。 - 前記少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、前記第1論理チャネルは、前記端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指すことを特徴とする
請求項17に記載の方法。 - 前記アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものであることを特徴とする
請求項18に記載の方法。 - 前記アクセスネットワーク機器が、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信することは、
前記アクセスネットワーク機器が、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の前記第2種類の物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報及び前記第2スケジューリング要求を受信することを含み、
前記第2種類の物理リソースが前記アップリンク情報を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項12〜14のいずれか1項に記載の方法。 - 前記アクセスネットワーク機器が、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信する前に、更に、
前記アクセスネットワーク機器が、前記端末装置に前記第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を前記端末装置に送信することを含むことを特徴とする
請求項20に記載の方法。 - 前記第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、前記1ビット情報の値が第1所定値である場合に、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値である場合、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示すことを特徴とする
請求項20に記載の方法。 - アップリンク制御情報の伝送装置であって、
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信するように構成される送信モジュールを備え、
端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを特徴とする、前記アップリンク制御情報の伝送装置。 - 前記アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項23に記載の装置。 - 前記アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項23に記載の装置。 - 前記送信モジュールは、更に、
前記目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信することに用いられ、
前記第1種類の物理リソースが、前記第1スケジューリング要求を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項23〜25のいずれか1項に記載の装置。 - 前記第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、前記複数の第1物理リソースと前記複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
前記送信モジュールは、更に、前記目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信するように構成されることを特徴とする
請求項26に記載の装置。 - 前記少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、前記第1論理チャネルは、前記端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指すことを特徴とする
請求項27に記載の装置。 - 前記アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものであることを特徴とする
請求項28に記載の装置。 - 前記装置は、更に、
前記アクセスネットワーク機器から送信された、前記端末装置に前記第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を受信するように構成される受信モジュールを備えることを特徴とする
請求項26〜29のいずれか1項に記載の装置。 - 前記送信モジュールは、更に、
前記目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び前記第2スケジューリング要求を送信するように構成され、
前記第2種類の物理リソースが前記アップリンク情報を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項23〜25のいずれか1項に記載の装置。 - 前記第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、前記1ビット情報の値が第1所定値である場合に、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値である場合、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示すことを特徴とする
請求項31に記載の装置。 - 前記装置は、更に、
前記アクセスネットワーク機器から送信された、前記端末装置に前記第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を受信するように構成される受信モジュールを備えることを特徴とする
請求項31に記載の装置。 - アップリンク制御情報の伝送装置であって、
目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、アクセスネットワーク機器が、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信するように構成される受信モジュールを備え、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを特徴とする、前記アップリンク制御情報の伝送装置。 - 前記アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項34に記載の装置。 - 前記アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項34に記載の装置。 - 前記受信モジュールは、更に、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の前記第1種類の物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報を受信するように構成され、
前記第1種類の物理リソースが、前記第1スケジューリング要求を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項34〜36のいずれか1項に記載の装置。 - 前記装置は、更に、
前記端末装置に前記第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を前記端末装置に送信するように構成される送信モジュールを備えることを特徴とする
請求項37に記載の装置。 - 前記第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、前記複数の第1物理リソースと前記複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
前記受信モジュールは、更に、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項37に記載の装置。 - 前記少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、前記第1論理チャネルは、前記端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指すことを特徴とする
請求項39に記載の装置。 - 前記アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものであることを特徴とする
請求項40に記載の装置。 - 前記受信モジュールは、更に、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の前記第2種類の物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報及び前記第2スケジューリング要求を受信するように構成され、
前記第2種類の物理リソースが前記アップリンク情報を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項34〜36のいずれか1項に記載の装置。 - 前記装置は、更に、
前記端末装置に前記第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を前記端末装置に送信するように構成される送信モジュールを備えることを特徴とする
請求項42に記載の装置。 - 前記第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、前記1ビット情報の値が第1所定値である場合に、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値である場合、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示すことを特徴とする
請求項42に記載の装置。 - 端末装置であって、
プロセッサ、受信機及び送信機を備え、
前記プロセッサは目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を送信する必要がある場合、前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいてアクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を同時に送信するように構成され、
端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを特徴とする、前記端末装置。 - 前記アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項45に記載の端末装置。 - 前記アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項45に記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、更に、前記目標時間ユニット内の第1種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信するように構成され、
前記第1種類の物理リソースが、前記第1スケジューリング要求を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項45〜47のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、前記複数の第1物理リソースと前記複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
前記プロセッサは、更に、前記目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報を送信するように構成されることを特徴とする
請求項48に記載の端末装置。 - 前記少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、前記第1論理チャネルは、前記端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指すことを特徴とする
請求項49に記載の端末装置。 - 前記アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものであることを特徴とする
請求項50に記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、更に、前記アクセスネットワーク機器から送信された、前記端末装置に前記第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項48〜51のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、更に、
前記目標時間ユニット内の第2種類の物理リソースを用いて前記アクセスネットワーク機器へ前記アップリンク情報及び前記第2スケジューリング要求を送信するように構成され、
前記第2種類の物理リソースが前記アップリンク情報を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項45〜47のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、前記1ビット情報の値が第1所定値である場合に、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値である場合、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示すことを特徴とする
請求項53に記載の端末装置。 - 前記プロセッサは、更に、前記アクセスネットワーク機器から送信された、前記端末装置に前記第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項53に記載の端末装置。 - アクセスネットワーク機器であって、
プロセッサ、送信機及び受信機を備え、
前記プロセッサは目標時間ユニットにおいて第1スケジューリング要求及びアップリンク情報を受信する必要がある場合、端末装置が前記目標時間ユニット内の物理リソースにおいて同時に送信した前記アップリンク情報及び第2スケジューリング要求を受信するように構成され、
前記端末装置が複数のアップリンク論理チャネルを用いてデータ伝送を行い、前記第1スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの送信待ちデータが存在する論理チャネルを示すことに用いられ、前記第2スケジューリング要求が、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在するかどうかを示すことに用いられ、前記複数のアップリンク論理チャネルのうちの少なくとも2つのアップリンク論理チャネルのパラメータが異なることを特徴とする、前記アクセスネットワーク機器。 - 前記アップリンク論理チャネルのパラメータは、伝送時間間隔、サブキャリア間隔、遅延及び信頼性のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項56に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記アップリンク情報は、フィードバック応答情報ACK/NACK、チャネル状態情報CSI及びアップリンクサービスデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項56に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記プロセッサは、更に、前記端末装置に第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を前記端末装置に送信するように構成され、前記第1種類の物理リソースが、前記第1スケジューリング要求を伝送するための物理リソースであり、
前記プロセッサは、更に、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の前記第1種類の物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報を受信するように構成され、
前記第1種類の物理リソースが、前記第1スケジューリング要求を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項56〜58のいずれか1項に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記プロセッサは、更に、前記端末装置に前記第1種類の物理リソースを設定するための第1設定情報を前記端末装置に送信するように構成されることを特徴とする
請求項59に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記第1種類の物理リソースが複数の第1物理リソースを含み、前記複数の第1物理リソースと前記複数のアップリンク論理チャネルとが対応関係を有し、
前記プロセッサは、更に、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の少なくとも1つの第1物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項59に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記少なくとも1つの第1物理リソースは第1論理チャネルに対応する物理リソースを含み、前記第1論理チャネルは、前記端末装置が送信待ちデータが存在するアップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度に基づいて確定したアップリンク論理チャネルを指すことを特徴とする
請求項61に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記アップリンク論理チャネルに対応するパラメータの優先度が、プロトコルに従って決められたものであることを特徴とする
請求項62に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記プロセッサは、更に、前記端末装置が前記目標時間ユニット内の前記第2種類の物理リソースを用いて送信した前記アップリンク情報及び前記第2スケジューリング要求を受信するように構成され、
前記第2種類の物理リソースが前記アップリンク情報を伝送するためのものであることを特徴とする
請求項56〜58のいずれか1項に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記プロセッサは、更に、前記端末装置に前記第2種類の物理リソースを設定するための第2設定情報を前記端末装置に送信するように構成されることを特徴とする
請求項64に記載のアクセスネットワーク機器。 - 前記第2スケジューリング情報が1ビット情報であり、前記1ビット情報の値が第1所定値である場合に、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在することを示し、前記1ビット情報の値が第2所定値である場合、前記複数のアップリンク論理チャネルに送信待ちのアップリンクデータが存在しないことを示すことを特徴とする
請求項64に記載のアクセスネットワーク機器。 - アップリンク制御情報の伝送システムであって、
端末装置及びアクセスネットワーク機器を備え、
前記端末装置が請求項23〜33のいずれか1項に記載の装置であり、
前記アクセスネットワーク機器が請求項34〜44のいずれか1項に記載の装置であることを特徴とする、前記アップリンク制御情報の伝送システム。
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