JP2020517130A - 通信方法、ソース基地局、ターゲット基地局、コアネットワークデバイス、および端末デバイス - Google Patents

通信方法、ソース基地局、ターゲット基地局、コアネットワークデバイス、および端末デバイス Download PDF

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Abstract

本願発明の実施形態は、通信方法、ソース基地局、ターゲット基地局、コアネットワークデバイス、および端末デバイスを開示し、当該方法は、ソース基地局がターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信する段階であって、ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、ソース基地局がターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信する段階であって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階とを含む。本願は、ハンドオーバー成功率を高められる。

Description

本願発明は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法、ソース基地局、ターゲット基地局、コアネットワークデバイス、および端末デバイスに関する。
ネットワークスライスの概念が5Gで導入された。端末デバイスは現在、複数のセッションを実施し、種々のセッションに対応するネットワークスライスが、それらセッションにサービス提供するために必要とされる。この場合、端末デバイスがネットワークにアクセスし複数のセッションを確立する必要がある場合、端末デバイスに接続された基地局は、端末デバイス内の全てのセッションまたは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートする必要がある。
その状況下で、ハンドオーバー成功率をどのようにして高めるかは検討に値する。
技術的課題を解決すべく、本願発明の実施形態は、ハンドオーバー成功率を高めるよう通信方法、ソース基地局、ターゲット基地局、コアネットワークデバイス、および端末デバイスを提供する。
第1の態様によると、本願発明の実施形態は、ソース基地局がターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信する段階であって、ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、ソース基地局がターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信する段階であって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階とを含む通信方法を提供する。
第1の態様において、ソース基地局は、ターゲット基地局を用いて、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を取得して、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
第1の態様を参照すると、オプションの実装例において、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ソース基地局は端末デバイスへハンドオーバーコマンドを送信し、ハンドオーバーコマンドは、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局がサポートするネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。オプションで、再送信インジケーション情報は、データフローのルーティング先である特定のネットワークスライスを示さなくてよい。このように、端末デバイスは、拒否後にどのセッションを依然としてターゲット基地局内で再確立出来るかを把握出来、それによりセッションハンドオーバーの柔軟性を向上させる。
第1の態様を参照すると、オプションの実装例において方法は、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合、ソース基地局が、無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを端末デバイスへ送信する段階をさらに含む。オプションで、RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルがサポートするネットワークスライスのインジケーション情報、ソースセルの隣接するセルが属するTA/RAがサポートするネットワークスライスのインジケーション情報、または、ソース基地局の隣接する基地局がサポートするネットワークスライスについての情報を含む。この場合、端末デバイスは、出来るだけ早くRRC接続をリリースして、それに続く無線リンク失敗を回避しシグナリングオーバヘッドを減らせる。
第2の態様によると、本願発明の実施形態は、ターゲット基地局がソース基地局からハンドオーバー要求を受信する段階であって、ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、
ターゲット基地局がソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信する段階であって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階と
を含む通信方法を提供する。
第2の態様において、ターゲット基地局は、ターゲット基地局のネットワークスライスに起因して拒否されたセッションに対応する原因情報をソース基地局に通知して、ソース基地局内の、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
第2の態様を参照すると、オプションの実装例において、ターゲット基地局は端末デバイスからハンドオーバー確認応答メッセージを受信し、ターゲット基地局はコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信し、経路切替要求は、ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含み、ターゲット基地局はコアネットワークデバイスから経路切替要求応答メッセージを受信し、経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む。この場合、コアネットワークデバイスは、承諾されたセッションに対して経路切替を実施する。
第3の態様によると、本願発明の実施形態は、コアネットワークデバイスがターゲット基地局から経路切替要求を受信する段階であって、経路切替要求は、ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、段階と、コアネットワークデバイスが、承諾されたセッションに対する経路切替を実施し、拒否されたセッションの非アクティブ化またはリリースを実施する段階と、コアネットワークデバイスがターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信する段階であって、経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、段階とを含む通信方法を提供する。
第3の態様において、承諾されたセッションの識別子、および拒否されたセッションの識別子は、経路切替要求内で搬送され、そうすることでコアネットワークデバイスは、端末デバイスの格納された全てのセッションのうち非アクティブ化されたセッションを決定出来る。このように、コアネットワークデバイスはそのようなセッションを扱う必要はなく、承諾されたセッションおよび拒否されたセッションのみを扱いさえすればよく、それにより処理効率が向上する。
第1の態様または第2の態様を参照すると、考えられる実装例において、ハンドオーバーが要求されているセッションは第1のセッションを含み、第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートする。この場合、ターゲット基地局は第2のセッションに対して受け入れ制御を実施する必要はなく、それにより、第2のセッションに対して受け入れ制御を実施するための処理時間を節約する。代替的に、ハンドオーバーが要求されているセッションは、第1のセッションおよび第2のセッションを含み、第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートし、第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。したがって、ターゲット基地局は、ターゲット基地局がサポートしないセッションを直接決定出来、それにより、ハンドオーバー応答メッセージを決定することの効率を向上させる。当然、ハンドオーバーする必要のある全てのセッションに対して特別な分類処理を実施しなくてよい。
第1の態様、第2の態様、または第3の態様を参照すると、考えられる実装例において、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
第1の態様または第2の態様を参照すると、考えられる実装例において、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局がサポートするネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。このように、端末デバイスは、拒否後にどのセッションを依然としてターゲット基地局内で再確立出来るかを把握出来、それによりセッションハンドオーバーの柔軟性を向上させる。
第1の態様または第2の態様を参照すると、オプションの実装例において、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含み、そうすることでソース基地局は、拒否されたベアラまたは拒否されたデータフローを確認出来る。
第1の態様または第2の態様を参照すると、オプションの実装例において、ハンドオーバー要求応答メッセージはさらに、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む。このことは、ターゲット基地局が現在サポートしているネットワークスライスについての情報のターゲット基地局によるソース基地局への通知を支援し、それにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減る。
第2の態様または第3の態様を参照すると、オプションの実装例において、経路切替要求はさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む。この場合、コアネットワークデバイスは、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスを、ターゲット基地局がサポートする、コアネットワークデバイスに格納されているネットワークスライスと比較して、ターゲット基地局がネットワークスライスをサポートしないが故にセッションが拒否されたのか把握してよい。そうである場合、コアネットワークデバイスは続いて、セッションを削除(remove)する処理をトリガして、そのようなセッションがコアネットワークデバイス内で占有するストレージ領域を減らす。そうでない場合、コアネットワークデバイスは続いて、セッションを非アクティブ化(deactivate)する処理をトリガしてよく、そうすることでコアネットワークデバイスは、セッションをアクティブ化する必要があるときに直ぐ様セッションを再開出来る。
第2の態様または第3の態様を参照すると、オプションの実装例において、経路切替要求はさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を含む。原因情報が搬送され、そうすることでコアネットワークデバイスは、種々の原因で拒否されたセッションに対して種々の処理を実施出来る。
第4の態様によると、本願発明の実施形態は、端末デバイスがソース基地局から無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを受信する段階と、RRC接続をリリースする段階とを含み、RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、ソースセルの隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、またはソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む通信方法を提供する。
第4の態様において、端末デバイスは、出来るだけ早くRRC接続をリリースして、それに続く無線リンク失敗を回避しシグナリングオーバヘッドを減らせる。
第5の態様によると、本願発明の実施形態は、
ソース基地局が、コアネットワークデバイスへ第1のハンドオーバー要求を送信する段階であって、第1のハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、第1のハンドオーバー要求は、ターゲット基地局についての情報と、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とを含む、段階と、ソース基地局が、コアネットワークデバイスから第1のハンドオーバー応答メッセージを受信する段階であって、第1のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階とを含む通信方法を提供する。
第5の態様において、ソース基地局は、コアネットワークデバイスを用いて、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を取得して、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
第5の態様を参照すると、考えられる実装例において、方法は、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ソース基地局が端末デバイスへハンドオーバーコマンドを送信する段階であって、ハンドオーバーコマンドは、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、段階をさらに含む。オプションで、再送信インジケーション情報は、データフローのルーティング先である特定のネットワークスライスを示さなくてよい。このように、端末デバイスは、拒否後にどのセッションを依然としてターゲット基地局内で再確立出来るかを把握出来、それによりセッションハンドオーバーの柔軟性を向上させる。
第5の態様を参照すると、考えられる実装例において、方法は、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー失敗メッセージである場合、ソース基地局が、RRC接続リリースメッセージを端末デバイスへ送信する段階をさらに含む。オプションで、RRC接続リリースメッセージは、ソース基地局の隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、ソース基地局の隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または、ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む。この場合、端末デバイスは、出来るだけ早くRRC接続をリリースして、それに続く無線リンク失敗を回避しシグナリングオーバヘッドを減らせる。
第6の態様によると、本願発明の実施形態は、
コアネットワークデバイスが、ソース基地局から第1のハンドオーバー要求を受信する段階であって、第1のハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、第1のハンドオーバー要求は、ターゲット基地局についての情報と、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とを含む、段階と、コアネットワークデバイスが、ソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信する段階であって、第1のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階とを含む通信方法を提供する。
第6の態様において、コアネットワークデバイスは、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報をソース基地局に通知して、ソース基地局内の、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、方法は、コアネットワークデバイスがソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信する段階の前に、コアネットワークデバイスが、ターゲット基地局へ第2のハンドオーバー要求を送信する段階であって、第2のハンドオーバー要求は、セッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、コアネットワークデバイスが、ターゲット基地局から第2のハンドオーバー応答メッセージを受信する段階であって、第2のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含む、段階とをさらに含む。このように、コアネットワークデバイスは、拒否インジケーション情報をソース基地局に通知する。
第7の態様によると、本願発明の実施形態は、ターゲット基地局が、コアネットワークデバイスから第2のハンドオーバー要求を受信する段階であって、第2のハンドオーバー要求はセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、ターゲット基地局がソース基地局へ第2のハンドオーバー応答メッセージを送信する段階であって、第2のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階とを含む通信方法を提供する。
第7の態様において、ターゲット基地局は、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報をコアネットワークデバイスに通知出来、そうすることでコアネットワークデバイスは、当該情報をソース基地局に通知する。このことは、ソース基地局内にあり、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援する。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
第5の態様、第6の態様、または第7の態様を参照すると、考えられる実装例において、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、第1のハンドオーバー要求はさらに第1のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は、ソース基地局が、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスを決定しない、または知らないことを示し、そうすることでコアネットワークデバイスは、ソース基地局が、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を知らないことを把握する。したがって、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報は、第1のハンドオーバー応答メッセージに加えられてよい。このことにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減り、ネットワークスライスについての情報を取得することの効率が向上する。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、ターゲット基地局は、ソース基地局との通信インタフェースを有する基地局であってよく、または、ソース基地局との通信インタフェースを有さない基地局であってよい。オプションで、第1のハンドオーバー要求は、ソース基地局とターゲット基地局との間に通信インタフェースがないことを示す第2のインジケーション情報を含んでよい。このことは、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報の、コアネットワークデバイスによるフィードバックを支援する。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。このように、端末デバイスは、拒否後にどのセッションを依然としてターゲット基地局内で再確立出来るかを把握出来、それによりセッションハンドオーバーの柔軟性を向上させる。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含み、そうすることでソース基地局は、拒否されたベアラまたは拒否されたデータフローを確認出来る。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む。例えば、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスをソース基地局が決定しないことを示す第1のインジケーション情報を第1のハンドオーバー要求が含む場合、または、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスをソース基地局が知らないことを、第1のハンドオーバー要求内で搬送され、ソース基地局とターゲット基地局との間に通信インタフェースがないことを示す第2のインジケーション情報に基づいてコアネットワークデバイスが決定する場合、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報が搬送されてよい。このことにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減り、ネットワークスライスについての情報を取得することの効率が向上する。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、第1のハンドオーバー要求はさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含み、そうすることでコアネットワークデバイスは、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を直接決定出来る。第1のハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含まなくてよいことが理解され得る。このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、第1のハンドオーバー要求はさらに、ハンドオーバーが要求されている、確立される必要があるセッションのデータフローの識別子と、データフローに対応するQoS情報とを含む。このことにより、検索時間を節約出来、ハンドオーバー遅延を短縮出来、ハンドオーバー効率が向上する。
第5の態様または第6の態様を参照すると、考えられる実装例において、第1のハンドオーバー要求はさらに、セッションに対応する合計最大ビットレートAMBR情報を含む。当該情報は第1のハンドオーバー要求に含まれ、そうすることで検索時間を節約し、ハンドオーバー遅延が短縮され、ハンドオーバー効率が向上する。
第6の態様または第7の態様を参照すると、考えられる実装例において、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションは第1のセッションであって、第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートする。この場合、ターゲット基地局は第2のセッションに対して受け入れ制御を実施する必要はなく、それにより、第2のセッションに対して受け入れ制御を実施するための処理時間を節約する。代替的に、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションは、第1のセッションおよび第2のセッションであって、第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートし、第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。したがって、ターゲット基地局は、ターゲット基地局がサポートしないセッションを直接決定出来、それにより、ハンドオーバー応答メッセージを決定することの効率を向上させる。当然、ハンドオーバーする必要のある全てのセッションに対して特別な分類処理を実施しなくてよい。
第6の態様または第7の態様を参照すると、考えられる実装例において、第2のハンドオーバー応答メッセージが第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第2のハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。このように、ソース基地局を用いて、コアネットワークデバイスは、拒否後にどのセッションを依然としてターゲット基地局内で再確立出来るかを把握出来、それによりセッションハンドオーバーの柔軟性を向上させる。
第6の態様または第7の態様を参照すると、考えられる実装例において、第2のハンドオーバー応答メッセージが第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含み、そうすることでソース基地局は、拒否されたベアラまたは拒否されたデータフローを確認出来る。
第8の態様によると、本願発明の実施形態は、第1の基地局が、コアネットワークデバイスへ第1のメッセージを送信する段階であって、第1のメッセージは、コアネットワークデバイスのPLMNに関して、サポートされているネットワークスライスについての情報を取得するのに用いられる、段階と、第1の基地局が、コアネットワークデバイスから第2のメッセージを受信する段階であって、第2のメッセージは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関して、サポートされているネットワークスライスについての情報を含む、段階とを含む通信方法を提供する。
第8の態様において、第1の基地局は、コアネットワークデバイスを用いて、PLMNコアネットワークデバイスに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を取得し、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスをPLMN粒度でフィードバックしてよい。このことにより、端末デバイスのセッションのためのコアネットワークデバイスを第1の基地局が選択することの精度を向上させられる。
第9の態様によると、本願発明の実施形態は、コアネットワークデバイスが、第1の基地局から第1のメッセージを受信する段階であって、第1のメッセージは、PLMNに関して、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスについての情報を取得するのに用いられる、段階と、コアネットワークデバイスが、第1の基地局へ第2のメッセージを送信する段階であって、第2のメッセージは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関して、サポートされているネットワークスライスについての情報を含む、段階とを含む通信方法を提供する。
第9の態様において、コアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を第1の基地局へ送信してよく、(PLMN粒度で)コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスをフィードバックしてよい。このことにより、端末デバイスのセッションのためのコアネットワークデバイスを第1の基地局が選択することの精度を向上させられる。
第10の態様によると、本願発明の実施形態は基地局を提供し、基地局はソース基地局であり、ソース基地局は、ターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信するよう構成された送信ユニットであって、ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、送信ユニットと、ターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、受信ユニットとを含む。
オプションで、ソース基地局はさらに、第1の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第11の態様によると、本願発明の実施形態は基地局を提供し、基地局はターゲット基地局であり、ターゲット基地局は、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信するよう構成された受信ユニットであって、ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、受信ユニットと、ソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、送信ユニットとを含む。
オプションで、ソース基地局はさらに、第2の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第12の態様によると、本願発明の実施形態はコアネットワークデバイスを提供し、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局から経路切替要求を受信するよう構成された受信ユニット1001であって、経路切替要求は、ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、受信ユニット1001と、承諾されたセッションに対して経路切替を実施し、拒否されたセッションの非アクティブ化またはリリースを実施するよう構成された処理ユニット1002と、ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニット1003であって、経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、送信ユニット1003とを含む。
オプションで、ソース基地局はさらに、第3の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第13の態様によると、本願発明の実施形態は、ソース基地局から無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを受信するよう構成された受信ユニットと、RRC接続をリリースするよう構成された処理ユニットであって、RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、ソースセルの隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、またはソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、処理ユニットとを含む端末デバイスを提供する。
オプションで、端末デバイスはさらに、第4の態様の通信方法を実装してよい。
第14の態様によると、本願発明の実施形態は基地局を提供し、基地局はソース基地局であり、ソース基地局は、コアネットワークデバイスへ第1のハンドオーバー要求を送信するよう構成された送信ユニットであって、第1のハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、第1のハンドオーバー要求は、ターゲット基地局についての情報と、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とを含む、送信ユニットと、コアネットワークデバイスから第1のハンドオーバー応答メッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、第1のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、受信ユニットとを含む。
オプションで、ソース基地局はさらに、第5の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第15の態様によると、本願発明の実施形態は、ソース基地局から第1のハンドオーバー要求を受信するよう構成された受信ユニットであって、第1のハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、第1のハンドオーバー要求は、ターゲット基地局についての情報と、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とを含む、受信ユニットと、ソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであって、第1のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、送信ユニットとを含むコアネットワークデバイスを提供する。
オプションで、コアネットワークデバイスはさらに、第6の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第16の態様によると、本願発明の実施形態は基地局を提供し、基地局はターゲット基地局であり、ターゲット基地局は、コアネットワークデバイスから第2のハンドオーバー要求を受信するよう構成された受信ユニットであって、第2のハンドオーバー要求はセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、受信ユニットと、ソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、送信ユニットとを含む。
オプションで、ターゲット基地局はさらに、第7の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第17の態様によると、本願発明の実施形態は基地局を提供し、基地局は、コアネットワークデバイスへ第1のメッセージを送信するよう構成された送信ユニット1101であって、第1のメッセージは、PLMNに関して、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスについての情報を取得するのに用いられる、送信ユニット1101と、コアネットワークデバイスから第2のメッセージを受信するよう構成された受信ユニット1102であって、第2のメッセージは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関して、サポートされているネットワークスライスについての情報を含む、受信ユニット1102とを含む第1の基地局である。
オプションで、ソース基地局はさらに、第7の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第18の態様によると、本願発明の実施形態はコアネットワークデバイスを提供し、コアネットワークデバイスは、第1の基地局から第1のメッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、第1のメッセージは、PLMNに関して、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスについての情報を取得するのに用いられる、受信ユニットと、第1の基地局へ第2のメッセージを送信するよう構成された送信ユニットであって、第2のメッセージは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関して、サポートされているネットワークスライスについての情報を含む、送信ユニットとを含む。
オプションで、ソース基地局はさらに、第9の態様の一部または全てのオプションの実装例を実装してよい。
第19の態様によると、通信装置が提供される。通信装置は、先述の方法設計における基地局であってよく、または基地局内に設けられたチップであってよい。通信装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータ実行可能なプログラムコードを格納するよう構成され、プロセッサは、メモリと送受信機とに連結される。メモリに格納されるプログラムコードは命令を含み、プロセッサが命令を実行するとき、通信装置は、第1の態様、第2の態様、第5の態様、第7の態様、または第8の態様の任意の可能な設計における端末デバイスにより実施される方法を実施することが可能となる。
第20の態様によると、通信装置が提供される。通信装置は、先述の方法設計におけるコアネットワークデバイスであってよく、または、コアネットワークデバイス内に設けられるチップであってよい。通信装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータ実行可能なプログラムコードを格納するよう構成され、プロセッサは、メモリと送受信機とに連結される。メモリに格納されるプログラムコードは命令を含み、プロセッサが命令を実行するとき、通信装置は、第3の態様、第6の態様、または第9の態様の任意の可能な設計におけるネットワークデバイスにより実施される方法を実施することが可能となる。
第21の態様によると、通信装置が提供される。通信装置は、先述の方法設計における端末デバイスであってよく、または端末デバイス内に設けられたチップであってよい。通信装置は、メモリと、送受信機と、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータ実行可能なプログラムコードを格納するよう構成され、プロセッサは、メモリと送受信機とに連結される。メモリに格納されるプログラムコードは命令を含み、プロセッサが命令を実行するとき、通信装置は、第4の態様の任意の可能な設計における端末デバイスにより実施される方法を実施することが可能となる。
第22の態様によると、コンピュータプログラムプロダクトが提供され、コンピュータプログラムプロダクトはコンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第9の態様、および第1の態様から第9の態様の考えられる実装例のうちいずれか1つにおける方法を実施可能となる。
第23の態様によると、コンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータ可読媒体はプログラムコードを格納する。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様から第9の態様、および第1の態様から第9の態様の考えられる実装例のうちいずれか1つにおける方法を実施可能となる。
第24の態様によると、プロセッサとメモリとを含むチップが提供される。メモリはコンピュータプログラムを格納するよう構成され、プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出し、コンピュータプログラムを実行するよう構成される。コンピュータプログラムは、第1の態様から第9の態様、および第1の態様から第9の態様の考えられる実装例のうちいずれか1つにおける方法を実装するのに用いられる。
本願発明の実施形態における、または背景技術における技術的解決法をより明確に説明すべく、以下に、本願発明の実施形態または背景技術を説明するために必要とされる添付図面を簡単に説明する。
本願発明の実施形態に係る通信システムアーキテクチャの考えられる概略図である。
本願発明の実施形態に係るコアネットワークデバイスの考えられる概略図である。
本願発明の実施形態に係る通信方法の概略フローチャートである。
本願発明の実施形態に係る別の通信方法の概略フローチャートである。
本願発明の実施形態に係る別の通信方法の概略フローチャートである。
本願発明の実施形態に係る別の通信方法の概略フローチャートである。
本願発明の実施形態に係る別の通信方法の概略フローチャートである。
本願発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る基地局の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係るコアネットワークデバイスの概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別のコアネットワークデバイスの概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別のコアネットワークデバイスの概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る端末デバイスの概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別のコアネットワークデバイスの概略構造図である。
本願発明の実施形態に係る別の端末デバイスの概略構造図である。
以下に、本願発明の実施形態の添付図面を参照し本願発明の実施形態を説明する。
本願発明の実施形態のネットワーク要素を以下の通り説明する。
端末デバイスはユーザ機器(user equipment,UE)であってよく、当該UEは、アクセスネットワークデバイスを用いてアクセスネットワーク側を実装する。例えば、端末デバイスは、ハンドヘルド端末デバイス、ノートブック型コンピュータ、加入者ユニット(subscriber unit)、携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、無線データカード、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)コンピュータ、タブレット型コンピュータ、無線モデム(modem)、ハンドヘルド(handheld)デバイス、ラップトップ型コンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)若しくは無線ローカルループ(wireless local loop,WLL)局、マシン型通信(machine type communication,MTC)端末、またはネットワークにアクセス出来る別のデバイスであってよい。端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスは、無線インタフェース技術を用いて互いに通信する。
アクセスネットワーク(radio access network,RAN)デバイスは主に、無線インタフェース側の無線リソース管理、サービス品質(quality of service,QoS)管理、データ圧縮および暗号化、並びに他の機能を担う。アクセスネットワークデバイスは、様々な形態の基地局、例えばマクロ基地局、ミクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継ノード、およびアクセスポイントを含んでよい。種々の無線アクセス技術が用いられるシステムにおいて、基地局の機能をもつデバイスは種々の名称を有してよい。例えば、当該デバイスは第5世代(5th generation,5G)システムにおいてgNBと呼ばれ、LTEシステムにおいて進化型NodeB(evolved nodeB,eNB、またはeNodeB)と呼ばれ、または第3世代(3rd generation,3G)システムにおいてNodeB(node B)と呼ばれる。
コアネットワークデバイスは、ユーザ接続を提供し、ユーザマネージメントおよびサービス搬送を実施するよう構成される。例えば、ユーザ接続の確立は、モビリティ管理(mobile management,MM)およびページング(paging)等の機能を含む。ユーザマネージメントは、ユーザ記述、QoS、およびセキュリティを含む(認証センターが提供する対応するセキュリティ対策は、外部ネットワークアクセスに対するモバイルサービスのセキュリティ管理およびセキュリティ処理を含む。)ベアラ接続は、外部公衆交換電話網(public switched telephone network,PSTN)、外部回線データネットワーク、パケットデータネットワーク、インターネット(Internet)、および同様のものを含む。
例えば、コアネットワークデバイスは、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function,AMF)ネットワーク要素を含んでよく、主にシグナリング処理、つまり、アクセス制御、モビリティ管理、アタッチおよびデタッチを含む制御プレーン機能、並びに他の機能を担う。
オプションで、コアネットワークデバイスはさらに、セッション管理機能(session management function,SMF)ネットワーク要素を含んでよく、セッションセットアップ、セッション変更、およびセッションリリース等のセッション管理機能を担う。
オプションで、コアネットワークデバイスはさらに、ユーザプレーン機能(user plane function,UPF)ネットワーク要素を含んでよく、端末デバイス内のユーザデータの転送および受信を担う。UPFネットワーク要素は、データネットワークからユーザデータを受信し、アクセスネットワークデバイスを用いて端末デバイスへユーザデータを送信してよい。UPFネットワーク要素はさらに、アクセスネットワークデバイスを用いて端末デバイスからユーザデータを受信し、データネットワークへユーザデータを転送してよい。UPFネットワーク要素の端末デバイスにサービス提供をするためのリソース送信およびスケジューリング機能は、SMFネットワーク要素が管理および制御する。本願発明の実施形態におけるコアネットワークデバイスはAMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、およびUPFネットワーク要素に限定されない。
図1を参照すると、図1は、本願発明の実施形態で用いられる通信システムアーキテクチャの考えられる概略図である。図1に示すように、アクセスネットワークデバイスは少なくとも1つの端末デバイスに接続されてよいことが分かる。例えば、アクセスネットワークデバイス101は端末デバイス104および端末デバイス105の両方に接続され、アクセスネットワークデバイス102は、端末デバイス106および端末デバイス106の両方に接続される。アクセスネットワークデバイスは、少なくとも1つのコアネットワークデバイス103に接続されてよい。例えば、アクセスネットワークデバイス101およびアクセスネットワークデバイス102の両方がコアネットワークデバイス103に接続される。
コアネットワークデバイスとアクセスネットワークデバイスとの間には制御プレーンインタフェースがある。例えば、コアネットワークデバイスとアクセスネットワークとの間にはインタフェースが存在し、そのインタフェースは本願でN2インタフェースまたはNGインタフェースと呼ばれる。
例えば、図1において、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102との間にXnインタフェース等の通信インタフェースが存在する場合、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102とは互いに通信出来る。図1において、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102との間に通信インタフェースが存在しない場合、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102とは互いに通信出来ない。したがって、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102とはそれぞれ通信インタフェースがあるときのみ、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102とがサポートするネットワークスライスについての情報を送信出来る。通信インタフェースがない場合、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102とは互いに通信出来ず、さらにそれぞれ、アクセスネットワークデバイス101とアクセスネットワークデバイス102とがサポートするネットワークスライスについての情報を送信出来ない。
コアネットワークデバイス103は、少なくとも1つのAMFネットワーク要素を含んでよく、オプションでさらに、SMFネットワーク要素とUPFネットワーク要素とを含んでよい。アクセスネットワークデバイス102は、1または複数のAMFネットワーク要素に接続されてよい。1つのAMFネットワーク要素が、種々のタイプの1または複数のネットワークスライスをサポート出来、種々のAMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスのタイプは異なってよい。各SMFが、種々のタイプの1または複数のネットワークスライスをサポート出来、種々のSMFネットワーク要素がサポートするネットワークスライスのタイプは異なってよい。1つのAMFネットワーク要素が、複数のSMFネットワーク要素への通信接続を確立してよい。オプションで、1つのSMFネットワーク要素が、複数のAMFネットワーク要素に接続されてよい。加えて、1つのSMFネットワーク要素が、複数のUPFネットワーク要素に接続されてよく、1つのUPFネットワーク要素が、1つのSMFネットワーク要素に接続されてよい。この場合、1つのSMFネットワーク要素が、複数のUPFネットワーク要素を管理および制御出来、1つのUPFネットワーク要素が、1つのSMFにより管理および制御される。UPFネットワーク要素は、アクセスネットワークデバイスへの接続を確立して、端末デバイスのデータ送信を実装してよい。
例えば、図2を参照すると、図2は、本願発明の実施形態に係るコアネットワークデバイスの考えられる概略図である。1つのAMFネットワーク要素201が、2つのSMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素202およびSMFネットワーク要素203への接続を確立する。AMFネットワーク要素201がサポートするネットワークスライスタイプは、ネットワークスライスタイプ1とネットワークスライスタイプ2とを含む。ネットワークスライスタイプ1はネットワークスライス1のタイプであり、ネットワークスライスタイプ2は、ネットワークスライス2のタイプである。SMFネットワーク要素202はネットワークスライス1に対応するSMFネットワーク要素であり、SMFネットワーク要素203はネットワークスライス2に対応するSMFネットワーク要素である。1つのSMFネットワーク要素が、複数のUPFネットワーク要素を管理および制御出来る。例えば、SMFネットワーク要素202はUPFネットワーク要素204、UPFネットワーク要素205、およびUPFネットワーク要素206を管理し、SMFネットワーク要素203はUPFネットワーク要素204およびUPFネットワーク要素208を管理する。
端末デバイス内で、エンハンスドモバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband,eMBB)サービス、超高信頼低遅延通信(ultra−reliable low latency communications,URLLC)、および大容量マシンタイプ通信(massive machine type communication,mMTC)等の複数のタイプのサービスがあるが故に、種々のタイプのサービスセッションに対応するネットワークスライスは異なってよい。提供されるオペレータまたはサービスプロバイダが種々のものであることに起因して、同じサービスタイプが、種々のネットワークスライスに対応してよい。種々のアクセスネットワークデバイスが、種々のネットワークスライスをサポート出来る。この場合、端末デバイスがネットワークにアクセスし複数のセッションを確立する必要がある場合、端末デバイスに接続されたアクセスネットワークデバイスは、端末デバイス内の全てのセッションまたは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートする必要がある。
端末デバイスの位置の移動、負荷のバランス、または同様のものに起因して、端末デバイスに関して、アクセスネットワークデバイスへのハンドオーバーを実施する必要がある。例えば、図1を参照すると、端末デバイス104のセッションを、アクセスネットワークデバイス101から別のアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバーする必要がある。しかしながら、そのハンドオーバーが成功するかは、アクセスネットワークデバイス102が、アクセスネットワークデバイス104のセッションに対応するネットワークスライスをサポートするかに密に関連している。実際、アクセスネットワークデバイス101がアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー要求を送信するが、通常一部のセッションを、アクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー出来ない。セッションをアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー出来ない理由は多数ある。例えば、アクセスネットワークデバイス102に利用可能な無線リソースがない(radio resource not available)、または、要求されているネットワークスライスがサポートされていない。しかしながら、既存の解決法においては、セッションをアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー出来ない理由をアクセスネットワークデバイス101は決定出来ない。アクセスネットワークデバイス102において、要求されているセッションに対応する第1ネットワークスライスのために利用可能なリソースがない場合、別のセッションを第1ネットワークスライスへハンドオーバーする必要があるとき、アクセスネットワークデバイス101は依然としてアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー要求を送信し、セッションをアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー出来ない場合が依然として生じる。このことは、ハンドオーバー成功率を低下させる。
本願発明の本実施形態において、アクセスネットワークデバイス101がアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー要求を送信した後、アクセスネットワークデバイス101は、アクセスネットワークデバイス102のネットワークスライスに起因して拒否されたセッションの原因情報を取得して、アクセスネットワークデバイス102へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをアクセスネットワークデバイス101からハンドオーバーする必要があるとき、アクセスネットワークデバイス101は、当該セッションをアクセスネットワークデバイス102へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。アクセスネットワークデバイス101はさらに、ハンドオーバーのために、ハンドオーバーされることになる別の端末デバイスのためにより良好なターゲット基地局を選択出来る。
なお、本願の実施形態の説明に、アクセスネットワークデバイスが基地局である例を用いる。本願のいずれの実施形態においても、オプションの方式において、基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報は、当該基地局の少なくとも1つのセルの識別子と、各セル識別子に対応する少なくとも1つのネットワークスライスのインジケーション情報とを含んでよい。1つの基地局が1または複数のセルをカバーしてよい。各セルは、セル識別子を用いて示され、各セルが、1または複数のネットワークスライスをサポート出来る。各セルが異なるネットワークスライスをサポートし、そのようなセル識別子は、少なくとも1つのネットワークスライスのインジケーション情報に対応してよい。例えば、以下に具体的な表現形態が示される(名称は例に過ぎず、名称は本願の実施形態において限定されるものではない)。Cell IDはセル識別子を表し、S−NSSAI listはネットワークスライスのインジケーション情報を表し、1つのCell IDが、少なくとも1つのS−NSSAI listに対応してよい。
>>>Cell ID
>>>S−NSSAI list
代替的に、別の任意の方式において、基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報は、当該基地局についての情報と、当該基地局に対応する少なくとも1つのネットワークスライスのインジケーション情報とを含んでよい。各基地局は1または複数のネットワークスライスをサポート出来、したがって1つの基地局についての情報が、少なくとも1つのネットワークスライスのインジケーション情報に対応してよい。例えば、以下に具体的な表現形態が示される(名称は例に過ぎず、名称は本願の実施形態において限定されるものではない)。gNB IDは基地局についての情報を表し、S−NSSAI listはネットワークスライスのインジケーション情報を表し、1つのgNB IDは少なくとも1つのS−NSSAI listに対応してよい。
>>>gNB ID
>>>S−NSSAI list
代替的に、別の任意の方式において、基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報は、当該基地局のセルが属するトラッキングエリア(tracking area,TA)または登録領域(registration area,RA)に対応する少なくとも1つのネットワークスライスのインジケーション情報を含んでよい。各TA/RAが1または複数のネットワークスライスをサポート出来、したがって1つのTA/RAについての情報が、少なくとも1つのネットワークスライスのインジケーション情報に対応してよい。例えば、以下に具体的な表現形態が示される(名称は例に過ぎず、名称は本願の実施形態において限定されるものではない)。トラッキングエリアアイデンティティ(tracking area identity/identifier,TAI)、登録領域アイデンティティ(registration area identity/identifier,RAI)、トラッキングエリアコード(tracking area Code,TAC)、または登録領域コード(registration area identity/identifier,RAC)が、TA/RAについての情報を表すのに用いられ、S−NSSAI listがネットワークスライスのインジケーション情報を表し、1つのTAI/RAI/TAC/RACが、少なくとも1つのS−NSSAI listに対応してよい。
>>>TAI/RAI/TAC/RAC
>>>S−NSSAI list
本願のいずれの実施形態においても基地局についての情報は、当該基地局の基地局アイデンティティ、当該基地局のセントラルユニットアイデンティティ(central unit ID)、当該基地局の分散ユニットアイデンティティ(distributed unit ID)、当該基地局の物理セル識別子(Physical Cell Identifier,PCI)、および当該基地局のセルグローバルアイデンティティ(Cell Global ID,CGI)のうち少なくとも1つを含んでよい。
なおさらに、本願の任意の実施形態における各ネットワークスライスのインジケーション情報は、ネットワークスライス識別子、単一ネットワークスライス選択アシスト情報(single network slice selection assistance information,S−NSSAI)、およびRANネットワークスライス選択アシスト情報(RAN network slice selection assistance information,R−NSSAI)のうち少なくとも1つを含んでよい。
ネットワークスライス識別子は、以下の(1)から(7)のうち少なくとも1つを用いて表されてよい。
(1)ネットワークスライスタイプ情報 例えば、ネットワークスライスタイプ情報は、エンハンスドモバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband,eMBB)サービス、超高信頼低遅延通信(Ultra−Reliable Low Latency Communications,URLLC)、または大容量マシンタイプ通信(massive machine type communication,mMTC)等のネットワークスライスタイプを示してよい。オプションでネットワークスライスタイプ情報は、RAN−コアネットワーク(Core Network,CN)ネットワークスライスタイプを含むエンドツーエンドネットワークスライスタイプを示してよく、または、RAN側ネットワークスライスタイプまたはCN側ネットワークスライスタイプを示してよい。
(2)特定のサービスに関連するサービスタイプ情報 例えば、サービスタイプ情報は、ビデオサービス、Internet of Vehiclesサービス、若しくはボイスサービス等のサービス特徴、または特定のサービスについての情報を示してよい。
(3)TencentまたはState Grid等のネットワークスライスのクライアント情報を作成するよう、または借りるよう命令するのに用いられるテナント(Tenant)情報
(4)ユーザレベル等の特徴に基づいてユーザをグループ分けするよう命令するのに用いられるユーザグループ情報
(5)特徴に基づいてネットワークスライスをグループ分けするよう命令するのに用いられるスライスグループ情報。例えば、特徴は、端末デバイスがアクセス出来る全てのネットワークスライスがスライスグループとして用いられてよいことを含む。または、別の基準に従ってネットワークスライスグループを決定出来る。
(6)ネットワークスライスのために作成されたインスタンスの識別子および特徴情報を示すのに用いられるネットワークスライスインスタンス情報。例えば、ネットワークスライスインスタンスを示す識別子がネットワークスライスインスタンスに割り振られてよく、または、新たな識別子が、ネットワークスライスインスタンス識別子に基づいてマッピングされてよく、ネットワークスライスインスタンスと関連付けられる。受信側は、その識別子に基づいて、識別子が示す特定のネットワークスライスインスタンスを識別してよい。
(7)専用コアネットワーク(Dedicated Core Network,DCN)識別子。同識別子は、Long Term Evolution(Long Term Evolution,LTE)システムまたはエンハンスドLTE(enhanced LTE,eLTE)システムにおける専用コアネットワーク、例えば、もののインターネットにおける専用コアネットワークを一意的に示すのに用いられる。オプションで、DCN識別子およびネットワークスライス識別子に対してマッピングが実施されてよく、DCN識別子はネットワークスライス識別子へマッピングされてよく、ネットワークスライス識別子もDCN識別子へマッピングされてよい。
S−NSSAIは、少なくともスライス/サービスタイプ(Slice/Service type,SST)情報を含み、オプションでさらに、スライスディファレンシエータ(Slice Differentiator,SD)情報を含んでよい。SST情報は、ネットワークスライスの挙動、例えばネットワークスライスの特徴およびサービスタイプを示すのに用いられる。SD情報は、SSTの補足的な情報である。SSTが複数のネットワークスライスの実装を示す場合、SDは、一意的なネットワークスライスインスタンスに対応してよい。
R−NSSAIは、特定のS−NSSAIのセット、つまり、特定のS−NSSAIのセットの識別子を表す。
本願の実施形態において、ネットワークスライスのインジケーション情報は、先述のパラメータのうち少なくとも1つを用いて表されてよいことが理解されるべきである。例えば、ネットワークスライスのインジケーション情報は、ネットワークスライスタイプを用いて表されてよく、または、ネットワークスライスタイプおよびサービスタイプを用いて表されてよく、またはサービスタイプおよびテナント情報を用いて表されてよい。このことは、本願の実施形態限定されるものではない。ネットワークスライスのインジケーション情報がどのように表されるかは以下に詳細に説明しない。オプションで、ネットワークスライスのインジケーション情報の具体的な符号化フォーマットは限定されるものではない。種々のデバイス間でインタフェースメッセージで搬送されてよい種々のフィールドは種々のネットワークスライスのインジケーション情報を表し、または抽象化された指標値で置き換えられてよく、種々の指標値が種々のネットワークスライスに対応する。当然、先述の識別子に加えて別の識別子が含まれてよく、このことは、本明細書において限定されるものではない。端末デバイス、アクセスネットワークデバイス、またはコアネットワークデバイスが複数のネットワークスライスをサポートする場合、端末デバイス、アクセスネットワークデバイス、またはコアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報は、先述の少なくとも1つの識別子のリスト形式で表されてよいことが理解されるべきである。
なお、本願発明の実施形態において、「通信インタフェースがある」または「インタフェースがある」とは、通信インタフェースが確立されていること、および通信インタフェースが利用可能である(available)ことを示し、「通信インタフェースがない」または「インタフェースがない」とは、通信インタフェースが確立されていないこと、または確立されている通信インタフェースが利用不可能である(unavailable)ことを示す。本明細書において通信インタフェースは、アクセスネットワークデバイス間の通信インタフェース、およびアクセスネットワークデバイスとコアネットワークデバイスとの間の通信インタフェースに限定されない。
本願発明の実施形態は、ネットワークスライスをサポートする別の通信システムに適用出来る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、互いに入れ換えられ得る。本願発明の実施形態で説明されているシステムアーキテクチャは、より明確に本願発明の実施形態の技術的解決法を説明することが意図されており、本願発明の実施形態で提供される技術的解決法の何らかの制限を構成するものではない。システムアーキテクチャの進化とともに、本願発明の実施形態で提供されている技術的解決法は同様の技術的課題にも適用可能であることを当業者は分かってよい。
図3を参照すると、図3は、本願発明の実施形態に係る通信方法を示す。本実施形態においては、アクセスネットワークデバイスが基地局である例を説明に用いる。図3に示すように、同通信方法は、端末デバイス、ソース基地局、ターゲット基地局、およびコアネットワークデバイスに関する。図3は、ハンドオーバーの成功をターゲット基地局が決定するときに用いられる通信方法に対応している。ソース基地局は、端末デバイスへの通信接続を現在確立している基地局であり、ターゲット基地局は、端末デバイスのセッションの要求されているハンドオーバー先である基地局である。
図3に示すように、通信方法は段階301から段階307を含んでいる。詳細については、以下の具体的な説明を参照されたい。
301.ソース基地局が、ターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信する。
ソース基地局とターゲット基地局との間にはXnインタフェース等の通信インタフェースがある。その場合、ソース基地局とターゲット基地局とは互いに通信出来る。ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられる。ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む。例えば、ハンドオーバーが要求されている複数のセッションがある場合、ハンドオーバー要求は、各セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を搬送する。対応して、ターゲット基地局がハンドオーバー要求を受信する。
オプションで、ハンドオーバーが要求されているセッションは、端末デバイスのアクティブ化されているセッションであってよく、端末デバイスで現在実施されているセッションと理解されてよい。例えば、端末デバイスのセッションは、セッションA1、セッションA2、セッションA3、セッションA4、およびセッションA5を含む。セッションA1、セッションA2、およびセッションA3はアクティブ状態にあり、セッションA4およびセッションA5は、非アクティブ化された状態にある。この場合、ハンドオーバー要求は、セッションA1の識別子、セッションA2の識別子、セッションA3の識別子、セッションA1に対応するネットワークスライスのインジケーション情報、セッションA2に対応するネットワークスライスのインジケーション情報、およびセッションA3に対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む。非アクティブ化されたセッションは、ターゲット基地局へハンドオーバーされる必要はなく、したがってシグナリング送信を減らせる。
オプションで、ハンドオーバー要求を送信する前に、ソース基地局はさらに、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての取得された情報、およびハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスの取得されたインジケーション情報に基づいて、ハンドオーバーが要求されているセッションの、対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートする特定のセッション、およびハンドオーバーが要求されているセッションの、ネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしない特定のセッションを決定してよい。またさらに、ハンドオーバーが要求されている全てのセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしない場合、ソース基地局は、ターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信しなくてよい。
オプションで、ハンドオーバーが要求されているセッションは、端末デバイスの第1のセッションおよび第2のセッションであってよい。第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートし、第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。ソース基地局とターゲット基地局との間に通信インタフェースがあるが故に、ターゲット基地局、別の基地局、コアネットワーク側、または同様のものとやり取りすることによりソース基地局は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスを決定してよい。さらに、ハンドオーバーが要求されている各セッションに対応するネットワークスライス、およびターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報に基づいて、ソース基地局は、ハンドオーバーが要求されているセッションを分類して、第1のセッションおよび第2のセッションを把握してよい。例えば、ハンドオーバーが要求されているセッションは、セッションB1、セッションB2、およびセッションB3を含み、ターゲット基地局は、セッションB1およびセッションB2に対応するネットワークスライスをサポートするが、ターゲット基地局は、セッションB3に対応するネットワークスライスをサポートしない。この場合、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子は、2つのタイプに分類され、ターゲット基地局へ送信される。1つのタイプは、第1のセッションの識別子であり、他方のタイプは、第2のセッションの識別子である。したがって、ターゲット基地局は、ターゲット基地局がサポートしないセッションを直接決定出来、それにより、ハンドオーバー応答メッセージを決定することの効率が向上する。当然、ハンドオーバーする必要のある全てのセッションに対して特別な分類処理を実施しなくてよい。
オプションで、ハンドオーバーが要求されているセッションは端末デバイスの第1のセッションであってよく、第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートする。したがって、ターゲット基地局がサポートしないネットワークスライスに対応するセッションに関して、ターゲット基地局は、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスがサポートされているかを決定する必要はなく、ターゲット基地局のネットワークスライスのリソース使用状況に基づいて、第1のセッションをハンドオーバーするかを直接決定してよい。この場合、ターゲット基地局は第2のセッションに対して受け入れ制御を実施する必要はなく、それにより、第2のセッションに対して受け入れ制御を実施するための処理時間を節約する。
オプションで、ソース基地局は、ターゲット基地局として、ソース基地局との通信インタフェースを有する複数の基地局のうち1つを選択する。さらに、決定されるターゲット基地局はハンドオーバーが要求されている全てまたは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートし、そうすることで、ハンドオーバーが要求されている全てのセッションのネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないが故に引き起こされるハンドオーバーの失敗を回避する。ハンドオーバーの失敗の数が減り、ハンドオーバー成功率が高まる。
オプションで、端末デバイスが送信した測定レポートをソース基地局が受信した場合、ソース基地局は、測定レポートに基づいてターゲット基地局を選択し、段階301を実施してターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信してよい。測定レポートは、セルおよび基地局のうち少なくとも1つの測定レポート値を含む。オプションで、測定レポートがセルの測定レポート値を含む場合、その含まれるセルは、ソース基地局のセルまたは別の基地局のセルであってよい。測定レポートが基地局の測定レポート値を含む場合、その含まれる基地局は、ソース基地局または別の基地局であってよい。オプションで、測定レポートに含まれるセルの数および基地局の数は本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
302.ターゲット基地局は、ネットワークスライスサポート状況、リソース使用状況、またはハンドオーバー要求等の要素に基づいて受け入れ制御を実施する。
ソース基地局が送信したハンドオーバー要求をターゲット基地局が受信した場合、ターゲット基地局は受け入れ制御(admission control)を実施する。オプションで、ターゲット基地局は、ハンドオーバー要求内の各セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報、ターゲット基地局のサポート状況、またはリソース使用状況等の要素に基づいてハンドオーバー応答メッセージを決定する。
例えば、セッションB4に関して、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報がセッションB4に対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む場合、このことは、セッションB4に対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートすることを示す。ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報がセッションB4に対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含まない場合、このことは、セッションB4に対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないことを示す。この場合、セッションB4は拒否されたセッションである。さらに、セッションB4に対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートするとき、ターゲット基地局がさらにセッションB4に、対応するネットワークスライスのためのリソースを割り当てられる場合、ターゲット基地局はセッションB4が承諾されたセッションであると決定する。セッションB4に、対応するネットワークスライスのためのリソースをターゲット基地局が割り当てられない場合、ターゲット基地局は、セッションB4が拒否されたセッションであると決定する。このように、ターゲット基地局は、受け入れ制御を通じてハンドオーバー応答メッセージを決定出来る。
オプションで、たとえ段階301において第1のセッションのみが搬送されたとしても、ターゲット基地局は、第1のセッション(1または複数のセッション)に対応するネットワークスライスのインジケーション情報をチェックして、第1のセッションに対応するネットワークスライスが現在サポートされているかを決定してよい。
さらにハンドオーバー応答メッセージはハンドオーバー要求確認応答メッセージであってよく、またはハンドオーバー応答メッセージはハンドオーバー失敗メッセージである。図3に示す実施形態において、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合について説明する。この場合、ハンドオーバーが要求されているセッションは、ターゲット基地局へハンドオーバー出来るセッションと、ターゲット基地局が拒否するセッションとを含む。セッションをターゲット基地局が拒否するのは、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないという理由、または、ターゲット基地局の、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないという理由からであってよい。したがって、ハンドオーバー要求確認応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる。原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
オプションで、本願発明の本実施形態において原因情報は、情報要素(information element,IE)、フラグ(flag)、原因値(cause)、または同様のものを用いて示されてよく、このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
例えば、ハンドオーバーが要求されているセッションが第1のセッションおよび第2のセッションを含む場合、拒否されたセッションの原因情報は、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないこと、または、ターゲット基地局がサポートする、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことであってよい。ハンドオーバーが要求されているセッションが第1のセッションを含む場合、基地局の拒否されたセッションに関する原因情報は、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。第1のセッションが複数のデータフローを含み、第1のセッションの少なくとも1つのデータフローをターゲット基地局が受け入れ許可し(admitted)、少なくとも1つのデータフローをターゲット基地局が拒否する場合、第1のセッションの少なくとも1つのデータフローを拒否する理由を示すインジケーション情報が搬送されてよい。例えば、その理由は、ターゲット基地局内で、利用可能なリソースがないこと、または、第1のセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことを含む。データフローは、トラフィックフローまたはQoSフロー(QoS flow)である。
303.ターゲット基地局は、ソース基地局へハンドオーバー要求確認応答メッセージを送信する。
ハンドオーバー要求確認応答メッセージは、承諾されたセッションの識別子と、拒否されたセッションの識別子と、拒否されたセッションに対応する原因情報とを含む。例えば、ハンドオーバー要求確認応答メッセージは、ハンドオーバー確認応答またはハンドオーバー要求確認応答であってよい。
例えば、表1を参照すると、表1はPDUセッションリリースリストまたはPDUセッション拒否リストである。ハンドオーバー要求確認応答メッセージに含まれる拒否されたセッションの識別子、および拒否されたセッションに対応する原因情報は、表1に示すものであってよい。
表1
オプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、拒否されたセッションに対応する再送信インジケーション情報を含む。再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。例えば、拒否されたセッションは、セッションB1であり、セッションB1は、ネットワークスライス1に対応する。拒否されたセッションB1の原因情報は、ターゲット基地局が、セッションB1に対応するネットワークスライス1をサポートしないこと、または、ターゲット基地局がネットワークスライス1をサポートするが、ネットワークスライス1のために利用可能なリソースがないことであってよい。セッションB1を拒否する理由に関わらず、ターゲット基地局がネットワークスライス2をサポートし、セッションB1のデータフローが、ネットワークスライス2へルーティングされる場合、データ送信も実装出来る。この場合、ターゲット基地局は、セッションB1に対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局がサポートするネットワークスライス2へ、セッションB1のデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されていることであると決定する。再送信インジケーション情報は、データフローのルーティング先である特定のネットワークスライスを示さなくてもよいことが理解され得る。加えて、セッションB1のデータフローのルーティング先となり得るネットワークスライスがターゲット基地局内に存在しない場合、またはターゲット基地局が、セッションB1のデータフローのQoS要件を満たせない場合、ターゲット基地局は、セッションB1に対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、セッションB1のデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されないことであると決定する。再送信インジケーション情報および原因情報は、IE/Flag/Cause valueを用いて識別されてよいことが理解され得る。IE/Flag/Cause valueは、セッションの拒否原因を示し、また、拒否されたセッションに対応するデータフローを別のネットワークスライスへルーティング出来ることを示す。具体的には、セッションが、ターゲット基地局のサポートされている別のネットワークスライス上で再確立されて、データフローを送信してよい。再送信インジケーション情報および原因情報は、2つの異なるIE/Flag/Cause valueを用いて識別されてよい。
オプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。1つのセッションは、複数のデータフローを含む。1つのベアラは、複数のデータフローに対応してよい。拒否されたベアラは、承諾されたセッションに含まれるベアラであってよく、または、拒否されたセッションに含まれるベアラであってよい。拒否されたデータフローは、承諾されたセッションのデータフローであってよく、または、拒否されたセッションのデータフローであってよい。例えば、承諾されたセッションの少なくとも1つのベアラは拒否されたベアラであり、承諾されたセッションの少なくとも1つのデータフローは拒否されたデータフローである。拒否されたベアラまたは拒否されたデータフローは、ハンドオーバー要求確認応答メッセージを用いてソース基地局へ送信され、そうすることでソース基地局は、拒否されたベアラまたは拒否されたデータフローを確認出来る。
例えば、ハンドオーバー要求確認応答メッセージが拒否されたデータフローの識別子をさらに含む場合、表2を参照すると、表2は、承諾されたセッションの識別子と、拒否されたデータフローの原因情報と、拒否されたデータフローの識別子とを含む。承諾されたセッションのリストは、PDUセッション受け入れ許可リスト(PDU Session Admitted List)またはPDUセッションハンドオーバーリスト(PDU Sessions Subject to Forwarding List)として表されてよい。
表2
例えば、ハンドオーバー要求確認応答メッセージに含まれている先述の情報は、リスト形式でフィードバックされてよい。ソース基地局がハンドオーバーを要求しているセッションは、第1のセッションおよび第2のセッションを含み、ハンドオーバー応答メッセージは、ハンドオーバー要求確認応答メッセージであると決定される。第1のセッションがセッションC1、セッションC2、およびセッションC3を含み、第2のセッションがセッションD1およびセッションD2を含む例を説明に用いる。ターゲット基地局が承諾するセッションは、セッションC1およびセッションC2を含み、ターゲット基地局が拒否するセッションは、セッションC3、セッションD1、およびセッションD2を含む。ターゲット基地局はセッションC3に対応するネットワークスライスをサポートするが、ネットワークスライスのために利用可能なリソースがないが故にハンドオーバーが失敗する。承諾されたセッションC1の少なくとも1つのベアラまたはデータフローが拒否された。
この場合、表3を参照すると、表3は本願発明の実施形態に係る承諾されたセッションのリスト形式である。拒否されたベアラ/データフローを含むセッションC1に対応する原因情報が、ハンドオーバー要求確認応答メッセージに含まれてよい。原因情報は、少なくとも1つの拒否されたベアラまたは少なくとも1つの拒否されたデータフローの原因情報を示すのに用いられる。例えば、少なくとも1つの拒否されたベアラまたは少なくとも1つの拒否されたデータフローの原因情報R3は、利用可能なリソースなし、セッションのデータフローに対応する無効なQoS組み合わせ(Invalid QoS combination)、複数のデータフロー識別子、または同様のものであってよい。拒否されたベアラ/データフローを含むセッションC1に対応する再送信インジケーション情報がさらに、ハンドオーバー要求確認応答メッセージに含まれてよい。再送信インジケーション情報が表す意味は、先述のコンテンツのものと同じである。再送信インジケーション情報Yは、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、セッションC1の拒否されたデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されていることを示す。したがって、より正確な情報を次のハンドオーバーのために提供出来る。ハンドオーバー成功率が高まる。拒否されたベアラ/データフローの識別子、再送信インジケーション情報、および原因情報がオプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージ内で搬送されてよい。確認されたセッションのリストは、PDUセッション受け入れ許可リスト(PDU Session Admitted List)またはPDUセッションハンドオーバーリスト(PDU Sessions Subject to Forwarding List)として表されてよい。
表3
さらに、表4を参照すると、表4は本願発明の実施形態に係る拒否されたセッションのリスト形式である。拒否されたベアラ/データフローの識別子および再送信インジケーション情報がオプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージ内で搬送されてよい。セッションC3の原因情報は、セッションC3に対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートするが、ネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことを示すR1である。セッションD1の原因情報およびセッションD2の原因情報は、セッションD1に対応するネットワークスライスまたはセッションD2に対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないことを示すR2である。再送信インジケーション情報内のYは、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、セッションC3のデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されていることを示す。再送信インジケーション情報内のNは、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、セッションD1およびセッションD2のデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されないことを示す。拒否されたセッションのリストは、PDUセッションリリースリスト(PDU Sessions to Release List)またはPDUセッション拒否リスト(PDU sessions Not Admitted List)として表されてよい。
表4
加えて、表4から、各セッション識別子に基づいてリストが生成されることが把握出来る。別の任意の方式において、リストは、原因情報に基づいて生成されてよい。表5に示すように、表5は、本願発明の実施形態に係る拒否されたセッションの別のリスト形式である。この場合、1つの原因情報が複数のセッション識別子に対応し、それにより、シグナリング送信が減る。拒否されたベアラ/データフローの識別子および再送信インジケーション情報がオプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージ内で搬送されてよい。拒否されたセッションのリストは、PDUセッションリリースリスト(PDU Sessions to Release List)またはPDUセッション拒否リスト(PDU sessions Not Admitted List)として表されてよい。
表5
オプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が決定するベアラ設定情報を搬送し、ベアラ設定情報は、設定情報に基づいてベアラ設定を実施するよう端末デバイスに命令するのに用いられる。
さらにオプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに全設定ハンドオーバーインジケーション情報を含む。全設定ハンドオーバーインジケーション情報は、端末デバイスがそれぞれのオリジナルのベアラを変更する必要はないことを示すのに用いられる。ターゲット基地局が決定したベアラ設定情報を用いて、全設定ハンドオーバーが実施されてよい。具体的には、全てのオリジナルのベアラ設定が削除され、ターゲット基地局が決定したベアラ設定情報が格納されて、ベアラ設定効率が向上する。オプションで、ハンドオーバー要求が全設定ハンドオーバーインジケーション情報を含む場合、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、全設定ハンドオーバーインジケーション情報を含む。
オプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む。このことは、ターゲット基地局が現在サポートしているネットワークスライスについての情報のターゲット基地局によるソース基地局への通知を支援し、それにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減る。
対応して、ソース基地局は、ターゲット基地局が送信したハンドオーバー要求確認応答メッセージを受信する。
304.ソース基地局が、端末デバイスへハンドオーバーコマンドを送信する。
ターゲット基地局が送信したハンドオーバー要求確認応答メッセージをソース基地局が受信した後、ソース基地局は端末デバイスへハンドオーバーコマンドを送信する。例えば、ハンドオーバーコマンドは、RRC接続再設定メッセージ(RRC Connection Reconfiguration)またはハンドオーバーコマンドメッセージ(handover Command)であってよい。ハンドオーバーコマンドは、ターゲット基地局へハンドオーバー出来るセッション、データフロー、またはベアラを端末デバイスへ通知するよう、承諾されたセッションの識別子と、承諾されたセッションのデータフローの識別子と、承諾されたセッションに対応するベアラの識別子とのうち少なくとも1つを含む。
オプションで、ハンドオーバーコマンドはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションと、拒否されたセッションに対応する再送信インジケーション情報とを含む。このように、拒否されたセッションに対応する再送信インジケーション情報に基づいて端末デバイスは、拒否されたセッションのために、ターゲット基地局に対するセッションセットアップ要求を開始するかを決定する。オプションで、複数の拒否されたセッションに関して、ハンドオーバーコマンドは、各セッションに対応する再送信インジケーション情報を含んでよく、またはハンドオーバーコマンドは、再送信許可または再送信不許可を示してよい。このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
オプションで、ターゲット基地局が決定するベアラ設定情報をハンドオーバー要求確認応答メッセージが含む場合、ハンドオーバーコマンドはさらに、ターゲット基地局が決定したベアラ設定情報を含んで、設定情報に基づいてベアラ設定を実施するよう端末デバイスに命令する。ハンドオーバー要求確認応答メッセージがさらに、全設定ハンドオーバーインジケーション情報を含む場合、ハンドオーバーコマンドはさらに全設定ハンドオーバーインジケーション情報を含んで、ベアラ設定効率が向上する。
対応して、端末デバイスは、ソース基地局が送信したハンドオーバーコマンドを受信する。
305.端末デバイスは、ターゲット基地局へハンドオーバー確認応答メッセージを送信する。
例えば、ハンドオーバー確認応答メッセージは、ハンドオーバーコマンド完了メッセージ(handover Complete)であってよく、またはRRC接続再設定完了メッセージ(RRC Connection Reconfiguration Complete)であってよい。
オプションで、端末デバイスがハンドオーバーコマンドを受信した後、端末デバイスとターゲット基地局との間でランダムアクセスが実施されて、ターゲット基地局へハンドオーバー確認応答メッセージをフィードバックする。ハンドオーバー確認応答メッセージは、端末デバイスがハンドオーバーを完了したことを示すのに用いられる。
306.ターゲット基地局が、コアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する。
ハンドオーバー確認応答メッセージを受信したとき、ターゲット基地局はコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する。例えば、経路切替要求はPath switch requestである。経路切替要求は、ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子を含み、そうすることでコアネットワークデバイスは、承諾されたセッションに対して経路切替を実施する。
オプションで、経路切替要求はさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子を含んでよく、そうすることでコアネットワークデバイスは、拒否されたセッションに対するリリースまたは非アクティブ化を実施する。
さらに、端末デバイスにはアクティブ化されたサービスと非アクティブ化されたサービスとがあり、コアネットワークデバイスは、端末デバイスの全てのセッションを格納する。承諾されたセッションと拒否されたセッションとの両方がアクティブ化されたサービスに属する。そのような2つのセッションの識別子は経路切替要求内で搬送され、そうすることでコアネットワークデバイスは、端末デバイスの全ての格納されたセッションのうち非アクティブ化されたセッションを決定出来る。このように、コアネットワークデバイスはそのようなセッションを扱う必要はなく、承諾されたセッションおよび拒否されたセッションのみを扱いさえすればよく、それにより処理効率が向上する。
オプションで、経路切替要求はさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含み、そうすることでコアネットワークデバイスは、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスと、ターゲット基地局がサポートし、コアネットワークデバイスに格納されているネットワークスライスとを比較出来る。したがって、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局がネットワークスライスをサポートしないが故にセッションが拒否されたか把握出来る。そうである場合、コアネットワークデバイスは続いて、セッションをリリース(remove)する処理をトリガして、そのようなセッションがコアネットワークデバイス内で占有するストレージ領域を減らす。そうでない場合、コアネットワークデバイスは続いて、セッションを非アクティブ化(deactivate)する処理をトリガしてよく、そうすることでコアネットワークデバイスは、セッションをアクティブ化する必要があるときに直ぐ様セッションを再開出来る。
オプションで、経路切替要求は、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を含む。原因情報が搬送され、そうすることでコアネットワークデバイスは、種々の原因で拒否されたセッションに対して種々の処理を実施出来る。
対応して、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局が送信した経路切替要求を受信する。
307.コアネットワークデバイスは、承諾されたセッションに対し経路切替を実施し、拒否されたセッションの非アクティブ化またはリリースを実施する。
承諾されたセッションに対しコアネットワークデバイスが経路切替を実施することは具体的には次の通りである:
拒否されたセッションに対しコアネットワークデバイスが非アクティブ化処理を実施することは具体的には、拒否されたセッションを中断することである。当該セッションに対応するコンテクストがコアネットワークデバイスに格納されてよく、そうすることでコアネットワークデバイスは、セッションがアクティブ化される必要があるときに直ぐ様セッションを再開出来る。
拒否されたセッションのリリースをコアネットワークデバイスが実施するとは具体的には次の通りである:セッションに対応するコンテクストをコアネットワークデバイスがリリースする。例えば、AMFネットワーク要素がSMFネットワーク要素に対し、セッションに対応するコンテクストをリリースするよう命令し、それにより、コアネットワークデバイス内のそのようなセッションによって占有されるストレージ領域が減る。
オプションで、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局のネットワークスライスの利用可能なリソースがないが故に拒否されたセッションに対する非アクティブ化を実施してよく、そうすることで、ターゲット基地局のネットワークスライスが利用可能であるときにセッションのデータ送信を再開出来る。セッションに対して実施されるリリースと比較し、アクティブ化処理に必要とされる時間は、ターゲット基地局のネットワークスライスが限定されていないときにセッションを再確立することにより短くなり、そうすることで、非アクティブ化されたセッションのデータ送信をより直ぐ様再開出来る。
オプションで、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局がネットワークスライスをサポートしないが故に拒否されたセッションのリリースを実施してよい。ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスは、短時間では変化せず、したがってセッションのデータ送信は、短時間で再開出来ない。この場合、非アクティブ化処理がセッションに対し実施される場合、コアネットワークデバイスのより多くのストレージ領域が占有され、ストレージ領域が無駄になる。
308.コアネットワークデバイスが、ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信する。
コアネットワークデバイスが、ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信する。経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む。例えば、経路切替要求応答メッセージはPath switch request ackまたはPath switch request responseである。
オプションで、経路切替要求応答メッセージはさらに、経路切替が失敗したセッションの識別子を含み、そうすることでターゲット基地局は、コアネットワークデバイスの経路切替結果を決定する。
本願発明の本実施形態において、ソース基地局がターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信した後、ソース基地局は、ターゲット基地局のネットワークスライスに起因して拒否されたセッションの原因情報を取得して、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
図4を参照すると、図4は、本願発明の実施形態に係る通信方法を示す。本実施形態においては、アクセスネットワークデバイスが基地局である例を説明に用いる。図4に示すように、同通信方法は、端末デバイス、ソース基地局、およびターゲット基地局に関する。図4は、ハンドオーバーの失敗をターゲット基地局が決定するときに用いられる通信方法に対応している。ソース基地局は、端末デバイスへの通信接続を現在確立している基地局であり、ターゲット基地局は、端末デバイスのセッションの要求されているハンドオーバー先である基地局である。
図4に示すように、通信方法は段階401から段階404を含んでいる。詳細については、以下の具体的な説明を参照されたい。
401.ソース基地局が、ターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信する。
段階401に関しては、図3に示す実施形態における段階301の対応する詳細な説明を参照されたい。詳細は改めて本明細書において説明しない。
402.ターゲット基地局は、ネットワークスライスサポート状況、リソース使用状況、またはハンドオーバー要求等の要素に基づいて受け入れ制御を実施する。
ソース基地局が送信したハンドオーバー要求をターゲット基地局が受信した場合、ターゲット基地局は受け入れ制御(admission control)を実施する。オプションでターゲット基地局は、ハンドオーバー要求内の各セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報、ターゲット基地局のネットワークスライスのサポート状況、またはリソース使用状況等の要素に基づいてハンドオーバー応答メッセージを決定する。
さらにハンドオーバー応答メッセージはハンドオーバー要求確認応答メッセージであってよく、またはハンドオーバー応答メッセージはハンドオーバー失敗メッセージである。図4に示す実施形態において、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合について説明する。この場合、ハンドオーバーが要求されているセッションのどれもターゲット基地局へハンドオーバー出来ない。すなわち、ハンドオーバーが要求されているセッションは全て、ターゲット基地局が拒否するセッションである。セッションのハンドオーバーをターゲット基地局が拒否するのは、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないという理由、または、ターゲット基地局の、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないという理由からであってよい。したがって、ハンドオーバー要求確認応答メッセージは拒否インジケーション情報を含む。拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる。原因情報は、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
オプションで、本願発明の本実施形態において原因情報は、IE、flag、cause、または同様のものを用いて示されてよい。このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
例えば、ハンドオーバーが要求されているセッションが第1のセッションおよび第2のセッションを含む場合、拒否されたセッションの原因情報は、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないこと、または、ターゲット基地局がサポートする、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことであってよい。ハンドオーバーが要求されているセッションが第1のセッションを含む場合、拒否されたセッションの原因情報は、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
403.ターゲット基地局が、ソース基地局へハンドオーバー失敗メッセージを送信する。
ハンドオーバー失敗メッセージは、拒否されたセッションに対応する原因情報を含む。例えば、ハンドオーバー失敗メッセージは、ハンドオーバー準備失敗(handover preparation failure)メッセージである。
オプションで、ハンドオーバー失敗メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。1つのセッションは複数のデータフローを含み、1つのベアラは、少なくとも1つのデータフローに対応する。拒否されたベアラは拒否されたセッションのベアラであってよく、拒否されたデータフローは拒否されたセッションのデータフローであってよい。例えば、拒否されたセッションの全てのベアラが拒否されたベアラであり、拒否されたセッションの全てのデータフローが拒否されたデータフローである。拒否されたベアラまたは拒否されたデータフローのIDは、ハンドオーバー失敗メッセージを用いてソース基地局へ送信され、そうすることでソース基地局は、拒否されたベアラまたは拒否されたデータフローを確認出来る。
さらに本願発明の本実施形態において、ハンドオーバー失敗メッセージは拒否されたセッションのリストを用いて表されてよい。リストに関しては、再送信インジケーション情報を除く表4および表5内の全てのコンテンツを参照されたい。拒否されたベアラ/データフローの識別子はハンドオーバー失敗メッセージのオプションのコンテンツであり、このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
オプションで、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合、拒否インジケーション情報は、端末デバイスの任意のセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないことを示すのに用いられてよい。例えば、ハンドオーバーが要求されているセッションが第1のセッションおよび第2のセッションを含み、ターゲット基地局による、サポートされている新たに更新されたネットワークスライスをソース基地局が知らない場合、ターゲット基地局は、要求されているどのセッションもサポートしない可能性が高い。この場合、オプションの解決法では、ハンドオーバー失敗メッセージは、(IE、flag、cause、または同様のものが示す)拒否インジケーション情報、および拒否されたセッションの識別子を含む。例えば、この場合、表6を参照するとPDUセッションリリースリストは、ハンドオーバー拒否インジケーション値を含む。別のオプションの解決法では、ハンドオーバー失敗メッセージは、(IE、flag、cause、または同様のものが示す)拒否インジケーション情報を含む。この場合、表6内のPDUセッションリリースリストは搬送される必要はなく、ハンドオーバー失敗インジケーション値のみが搬送される。このようにソース基地局が、ターゲット基地局がサポートしないネットワークスライスを決定する。
表6
代替的に、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバー要求に含まれる任意のセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートすること、およびハンドオーバー要求に含まれる全てのセッションをハンドオーバーすることをターゲット基地局が拒否することを示すのに用いられてよい。例えば、ハンドオーバーが要求されているセッションが第1のセッションを含み、ハンドオーバーが要求されている各セッションに対応するターゲット基地局のネットワークスライスのために利用可能なリソースがない場合、オプションの解決法では、ハンドオーバー失敗メッセージは(IE、flag、cause、または同様のものが示す)拒否インジケーション情報を含み、別のオプションの解決法では、ハンドオーバー失敗メッセージは、(IE、flag、cause、または同様のものが示す)拒否インジケーション情報、および拒否されたセッションの識別子を含み、そうすることでソース基地局は、ターゲット基地局の、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのリソース使用状況を決定する。
代替的に、拒否インジケーション情報は、ターゲット基地局が、第3のセッションに対応するネットワークスライスをサポートするが第3のセッションへのハンドオーバーを拒否すること、および、ターゲット基地局が、第4のセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことを示すのに用いられてよい。ハンドオーバーが要求されているセッションは、第3のセッションと第4のセッションとを含む。例えば、ターゲット基地局が新たに更新したサポートされているネットワークスライスをソース基地局が決定しないとき、ソース基地局がハンドオーバーを要求しているセッションが第1のセッションおよび第2のセッションを含む場合、または、ソース基地局がハンドオーバーを要求しているセッションが第1のセッションを含む場合、ターゲット基地局は、ターゲット基地局のネットワークスライスのサポート状況およびリソース使用状況に基づいて、ハンドオーバーが要求されているセッションを再分類してよい。具体的には、ソース基地局は、ターゲット基地局がサポートする第1のセッションが、ターゲット基地局がサポートしないセッションに変化するかもしれないと決定し、ソース基地局は、ターゲット基地局がサポートしない第2のセッションが、ターゲット基地局がサポートするセッションに変化するかもしれないと決定する。したがって、ターゲット基地局がフィードバックする拒否インジケーション情報内の第3のセッションは、ハンドオーバー要求内の第1のセッションと同じであるか、または異なってよく、ターゲット基地局がフィードバックする拒否インジケーション情報内の第4のセッションは、ハンドオーバー要求内の第2のセッションと同じであるか、または異なってよい。さらにこの場合、ターゲット基地局は、同じハンドオーバー拒否原因に対応するセッションを1つのセッションタイプに分類し、このセッションタイプと(IE、flag、cause、または同様のものが示す)1つの拒否インジケーション情報との間で対応関係を確立してよい。すなわちハンドオーバー失敗メッセージは、2つの拒否インジケーション情報と、それら2つの拒否インジケーション情報に対応するセッションの識別子とを含む。代替的にターゲット基地局は、各拒否されたセッションと、(IE、flag、cause、または同様のものが示す)1つの拒否インジケーション情報との間で対応関係を確立してよい。すなわちハンドオーバー失敗メッセージは、少なくとも1つの拒否されたセッションの識別子と、各拒否されたセッションに対応する拒否インジケーション情報とを含む。代替的にハンドオーバー失敗メッセージは、2つの拒否インジケーション情報を含む。このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。オプションで、ターゲット基地局のネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことに起因して、拒否されたセッションに関して、拒否されたセッションの識別子、および拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報がハンドオーバー失敗メッセージへ加えられて、追加のインジケーション情報を用いることなく、ターゲット基地局のそのようなネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことをソース基地局に対して示してよい。このように、ソース基地局は、ターゲット基地局内のそのようなネットワークスライスのリソース使用状況を決定出来る。
代替的に、拒否インジケーション情報は、ターゲット基地局がセッションのハンドオーバーを拒否することを示すのに用いられてよい。例えば、ソース基地局がハンドオーバーを要求しているセッションが第1のセッションおよび第2のセッションを含むとき、ターゲット基地局がサポートする各ネットワークスライスのために利用可能なリソースがない。この場合、ハンドオーバー失敗メッセージは、ターゲット基地局がハンドオーバーが要求されているセッションを拒否するだけでなく、サポートされている別のネットワークスライスに対応するセッションのハンドオーバーも拒否することを示す1つの拒否インジケーション情報を含む。このように、ソース基地局は適時に、ターゲット基地局内の全てのネットワークスライスのリソース利用状況を把握出来る。このことにより、ソース基地局内の別のセッションのハンドオーバーに関する情報が提供され、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
オプションで、ハンドオーバー失敗メッセージはさらに、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む。このことは、ターゲット基地局が現在サポートしているネットワークスライスについての情報のターゲット基地局によるソース基地局への通知を支援し、それにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減る。
404.ソース基地局は、端末デバイスへRRC接続リリースメッセージを送信する。
ハンドオーバーが失敗したと決定したとき、ソース基地局は端末デバイスへRRC接続リリースメッセージを送信し、そうすることで端末デバイスは、出来るだけ早くRRC接続をリリースしてそれに続く無線リンク失敗を回避し、シグナリングのオーバヘッドを減らす。
オプションで、RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルがサポートするネットワークスライスのインジケーション情報、ソースセルの隣接するセルが属するTA/RAがサポートするネットワークスライスのインジケーション情報、または、ソース基地局の隣接する基地局がサポートするネットワークスライスについての情報を含む。ソースセル(source cell)は、ソース基地局がターゲット基地局へのハンドオーバーを要求するときに端末デバイスにサービス提供をしているセルである。このように、ソース基地局は、別のセルまたは別の基地局がサポートするネットワークスライスをより多く把握する。このことにより、それに続く処理のための情報が提供され、第2の基地局と第1の基地局の隣接する基地局との間のネットワークスライス情報を取得するためのやり取りのシグナリングが減り、それにより、基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を取得する利便性が向上する。
対応して端末デバイスは、RRC接続リリースメッセージを受信し、RRC接続をリリースする。
本願発明の本実施形態において、ソース基地局がターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信した後、ソース基地局は、ターゲット基地局のネットワークスライスに起因して拒否されたセッションの原因情報を取得して、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
図5を参照すると、図5は、本願発明の実施形態に係る別の通信方法を示す。通信方法においてアクセスネットワークデバイスが基地局である例を説明に用いる。図5に示すように、当該通信方法は、第1の基地局とコアネットワークデバイスとに関する。詳細については、以下の具体的な説明を参照されたい。
501.第1の基地局は、コアネットワークデバイスへ第1のメッセージを送信する。第1のメッセージは、PLMNに関して、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を取得するのに用いられる。
コアネットワークデバイスは、複数の公共地上モバイルネットワーク(Public Land Mobile Network,PLMN)にサービス提供してよい。1つのコアネットワークデバイスがサービス提供する種々のPLMNが、種々のネットワークスライスをサポートしてよい。種々のコアネットワークデバイスが同じPLMNにサービス提供する場合、それら種々のコアネットワークデバイスがサポートするネットワークスライスは種々のものであってよい。このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。例えば、第1のコアネットワークデバイスが、第1のPLMNと第2のPLMNとにサービス提供してよい。第1のコアネットワークデバイスが第1のPLMNにサービス提供する場合、第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1と、ネットワークスライス2と、ネットワークスライス3とをサポートする。第1のコアネットワークデバイスが第2のPLMNにサービス提供する場合、第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1とネットワークスライス4とをサポートする。第2のコアネットワークデバイスは、第1のPLMNにサービス提供してよい。第2のコアネットワークデバイスが第1のPLMNにサービス提供する場合、第2のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1と、ネットワークスライス4と、ネットワークスライス5とをサポートする。
オプションで、第1のメッセージはPLMNの識別子を搬送し、したがってコアネットワークデバイスはコアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNの識別子が示すPLMNのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報をフィードバックする。オプションで、第1のメッセージに含まれるPLMNアイデンティティ(PLMN ID)は、第1の基地局のサービス提供を受けるPLMNの一部であるかもしれず、または、第1の基地局のサービス提供を受けるPLMNの全てであるかもしれない。
オプションで、第1のメッセージはどのPLMNの識別子も搬送せず、したがってコアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報をフィードバックしてよい。例えば、コアネットワークデバイスが3つのPLMNにサービス提供する場合、コアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を第1の基地局へ送信する。
対応してコアネットワークデバイスは、第1の基地局から第1のメッセージを受信する。
502.コアネットワークデバイスは、第1の基地局へ第2のメッセージを送信する。第2のメッセージは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関して、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む。
種々のPLMNにサービス提供するためのコアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスは、ネットワーク管理デバイスが事前設定してよい。例えば、ネットワーク管理デバイスは、保守運用管理(Operation Administration and Maintenance,OAM)であり、サポートされているネットワークスライスは、更新されたネットワークスライスであってよい(例えば、OAMは、コアネットワークに関して更新を実施し、または別の原因に起因して更新を実施する)。このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
第1の基地局は、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を受信し、それにより、端末デバイスのセッションのためのコアネットワークデバイスをより正確に選択するよう、端末デバイスに関するコアネットワークデバイスを第1の基地局が選択するときの情報の提供を支援する。
例えば、端末デバイスは第1のPLMNにアクセスし、コアネットワークデバイスがサービス提供する必要があるセッションに対応するネットワークスライスはネットワークスライス4である。第1のコアネットワークデバイスが第1のPLMNにサービス提供する場合、第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1と、ネットワークスライス2と、ネットワークスライス3とをサポートする。第1のコアネットワークデバイスが第2のPLMNにサービス提供する場合、第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1とネットワークスライス4とをサポートする。第2のコアネットワークデバイスが第1のPLMNにサービス提供する場合、第2のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1と、ネットワークスライス4と、ネットワークスライス5とをサポートする。第1のコアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスがPLMN粒度でフィードバックされない場合、第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1と、ネットワークスライス2と、ネットワークスライス3と、ネットワークスライス4とをサポートし、第2のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス1と、ネットワークスライス4と、ネットワークスライス5とをサポートする。したがって、端末デバイスのセッションにサービス提供するデバイスとして第1のコアネットワークデバイスを第1の基地局が選択する可能性が非常に高い。しかしながら、第1のコアネットワークデバイスが第1のPLMNにサービス提供しないとき第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークスライス4をサポートせず、結果としてコアネットワークデバイス選択エラーが起こる。しかしながら、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスがPLMN毎に(PLMN粒度で)フィードバックされる場合、端末デバイスのセッションのために第1のコアネットワークデバイスを第1の基地局が選択する状況を回避出来、端末デバイスのセッションのためにコアネットワークデバイスを選択する精度を向上させられる。
対応して第1の基地局は、コアネットワークデバイスが送信した第2のメッセージを受信する。
オプションで、第1のメッセージがPLMNの識別子を搬送する場合、コアネットワークデバイスは第1の基地局へ、コアネットワークデバイスがサービス提供する(PLMNの識別子が示す)PLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を送信してよく、またはコアネットワークデバイスは第1の基地局へ、コアネットワークデバイスがサービス提供する全てのPLMNに関して、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を送信する。
オプションで、第1のメッセージがPLMNの識別子を搬送しない場合、コアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報をフィードバックしてよい。
オプションで、第1の基地局とコアネットワークデバイスとの間で通信インタフェースがない。例えば、第1の基地局とコアネットワークデバイスとの間の通信インタフェースはN2またはNGと表される。N2インタフェースが例として用いられる。第1の基地局がコアネットワークデバイスへ送信する第1のメッセージは、N2インタフェースセットアップ要求(N2 interface setup request)または基地局設定更新(例えば、gNB configuration update)メッセージであってよい。第1の基地局は、N2インタフェースセットアップ要求失敗(N2 interface setup failure)メッセージ、または基地局設定更新失敗(例えば、gNB configuration update failure)メッセージをコアネットワークデバイスから受信する。コアネットワークデバイスは、N2インタフェースセットアップ失敗メッセージまたは更新失敗メッセージを用いて、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を送信してよい。このように、セットアップ処理において、第1の基地局は、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を取得することも出来、それによりサポートされているネットワークスライスを取得するためのやり取りが減り、ネットワークスライスのインジケーション情報を取得する速度が速くなる。別の例として、第1の基地局がコアネットワークデバイスへ送信する第1のメッセージも、N2インタフェースセットアップ要求または基地局設定更新メッセージである。第1の基地局は、N2インタフェースセットアップ応答(N2 interface setup response)メッセージまたは基地局設定更新確認応答(例えば、gNB configuration update ACK)メッセージをコアネットワークデバイスから受信する。コアネットワークデバイスは、N2インタフェースセットアップ応答メッセージまたはコアネットワークデバイス設定更新確認応答メッセージを用いて、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を送信してよい。このように、第1の基地局は、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を取得出来、それにより、ネットワークスライスのインジケーション情報を取得する利便性が向上する。
オプションで、第1の基地局とコアネットワークデバイスとの間で通信インタフェースがある。例えば、第1のメッセージは取得要求である。コアネットワークデバイスは、応答メッセージを用いて、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を送信してよい。別の例として、第1の基地局がコアネットワークデバイスへ送信する第1のメッセージは、基地局設定更新(例えば、gNB configuration update)メッセージであってよい。第1の基地局は、基地局設定更新失敗(例えば、gNB configuration update failure)メッセージをコアネットワークデバイスから受信する。コアネットワークデバイスは、更新失敗メッセージを用いて、コアネットワークデバイスの、サービス提供を受けるPLMNのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を送信してよい。別の例として、第1の基地局がコアネットワークデバイスへ送信する第1のメッセージがまた基地局設定更新メッセージである場合、第1の基地局は、コアネットワークデバイスから基地局設定更新確認応答(例えば、gNB configuration update ACK)メッセージを受信する。コアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイス設定更新確認応答メッセージを用いて、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を送信してよい。このように、第1の基地局は、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を取得出来、それにより、ネットワークスライスのインジケーション情報を取得する利便性が向上する。
段階501と段階502との間に必要な因果関係または順番はないことが理解されるべきである。例えば、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報をコアネットワークデバイスが段階502の前に決定するとすれば、段階502は独立して実装されてよい。例えば、コアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスのサービス提供を受けるPLMNのサポートされているネットワークスライスが更新されたと決定したときに能動的に段階502を実装してよい。この場合、第2のメッセージはAMF設定更新(例えば、AMF configuration update)メッセージであって、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関する更新されたサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を第1の基地局に通知する。
なお本願発明の本実施形態において、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNは、コアネットワークデバイスがサポートするPLMNとして理解されてもよく、このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
本願発明の本実施形態において、第1の基地局は、コアネットワークデバイスを用いて、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を取得し、コアネットワークデバイスによるサポートされているネットワークスライスをPLMN粒度でフィードバックして、第1の基地局による、端末デバイスのセッションのためのコアネットワークデバイスの選択の精度を向上させてよい。
図6を参照すると、図6は本願発明の実施形態に係る別の通信方法を示す。本実施形態においては、アクセスネットワークデバイスが基地局である例を説明に用いる。図6に示すように、同通信方法は、端末デバイス、ソース基地局、ターゲット基地局、およびコアネットワークデバイスに関する。図6は、ハンドオーバーの準備に失敗したとコアネットワークデバイスが決定したときに用いられる通信方法に対応する。ソース基地局は、端末デバイスへの通信接続を現在確立している基地局である。ターゲット基地局は、端末デバイスのセッションのハンドオーバー先として要求されている基地局である。
図6に示すように、通信方法は段階601から段階606を含んでいる。詳細については、以下の具体的な説明を参照されたい。
601.ソース基地局は、コアネットワークデバイスへ第1のハンドオーバー要求を送信する。
ソース基地局とコアネットワークデバイスとの間にはN2インタフェースまたはNGインタフェース等の通信インタフェースがある。したがって、ソース基地局とコアネットワークデバイスとは互いに通信出来る。第1のハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられる。例えば、第1のハンドオーバー要求はhandover requiredである。第1のハンドオーバー要求は、ターゲット基地局についての情報と、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とを含む。コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局についての情報を用いて、端末デバイスのセッションのハンドオーバー先となる基地局/セルを決定してよい。コアネットワークデバイスは、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子を用いて、ハンドオーバーされることになるセッションを決定してよい。1または複数のハンドオーバーが要求されているセッションがあってよく、種々のセッションが、種々のネットワークスライスに対応してよい。種々のネットワークスライスは、種々のネットワークスライスインジケーション情報に対応してよい。
オプションでターゲット基地局についての情報は、ターゲット基地局の基地局アイデンティティと、ターゲット基地局のセントラルユニットアイデンティティと、ターゲット基地局の分散ユニットアイデンティティと、ターゲット基地局の物理セル識別子と、ターゲット基地局のセルグローバルアイデンティティとのうち少なくとも1つを含む。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む。このように、コアネットワークデバイスは、ハンドオーバーされることになるセッションに対応するネットワークスライスを直接決定出来、それにより、セッションに対応するネットワークスライスを探すのに用いられる時間を節約出来、ハンドオーバー遅延を短縮出来、ハンドオーバー成功率が高まる。第1のハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含まなくてよいことが理解され得る。このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
例えば、コアネットワークデバイスはAMFネットワーク要素である。セッションに対応するネットワークスライスインジケーション情報をAMFネットワーク要素が格納出来ない場合、各セッションに対応するネットワークスライスインジケーション情報を第1のハンドオーバー要求内で搬送する必要がある。
オプションで、第1のセッションは複数のデータフローを含む。例えば、データフローはトラフィックフローまたはQoSフロー(QoS flow)である。第1のハンドオーバー要求はさらに、確立する必要のある、セッションに対応するデータフローの識別子(例えば、データフローの識別子は、QoSフローIDを含む)を含み、さらに、セッションの複数のデータフローのうちそれぞれに対応するQoS情報(例えば、優先度情報)を含む。コアネットワークデバイスは、コアネットワーク側のAMFネットワーク要素およびSMFネットワーク要素を含む。AMFネットワーク要素はまず、ソース基地局が送信した第1のハンドオーバー要求メッセージを受信し、AMFネットワーク要素は、ターゲット基地局へ第2のハンドオーバー要求メッセージを送信する。第2のハンドオーバー要求メッセージは、ハンドオーバーされることとなるセッションのデータフローの識別子と、データフローのQoS情報とを含む必要がある。しかしながら、同情報は、AMFネットワーク要素に格納されていない。したがって、同情報が第1のハンドオーバー要求内で搬送される場合、AMFネットワーク要素はSMFネットワーク要素から情報を取得する必要はなく、それにより、検索時間が節約され、ハンドオーバー遅延を短縮出来、ハンドオーバー効率が向上する。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、セッションに対応する合計最大ビットレート(aggregate maximum bit rate,AMBR)情報、例えば、サブスクライブAMBR情報を含む。ターゲット基地局は、この情報に基づいてデータフローに対してトラフィック制御を実施してよいが、同情報は、コアネットワークデバイスがターゲット基地局へ送信する必要がある。この場合、コアネットワークデバイスは、コアネットワーク側のAMFネットワーク要素およびSMFネットワーク要素を含む。この情報をAMFネットワーク要素が格納しないが故に、同情報は第1のハンドオーバー要求へ加えられて、AMFネットワーク要素が同情報を求めてSMFネットワーク要素を探すために用いられる時間を短縮する。このことにより、検索時間を節約出来、ハンドオーバー遅延を短縮出来、ハンドオーバー効率が向上する。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに第1のインジケーション情報を含み、インジケーション情報は、ソース基地局が、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスを決定しない、または知らないことを示し、そうすることでコアネットワークデバイスは、ソース基地局が、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を知らないことを把握する。したがって、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報は、第1のハンドオーバー応答メッセージに加えられてよい。このことにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減り、ネットワークスライスについての情報を取得することの効率が向上する。
オプションで、ターゲット基地局はソース基地局との通信インタフェースを有する基地局であってよく、またはソース基地局との通信インタフェースを有さない基地局であってよい。オプションで、第1のハンドオーバー要求は、ソース基地局とターゲット基地局との間に通信インタフェースがないことを示す第2のインジケーション情報を含んでよい。このことは、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報の、コアネットワークデバイスによるフィードバックを支援する。
オプションで、ソース基地局は、ターゲット基地局として、ソース基地局との通信インタフェースを有する複数の基地局のうち1つを選択する。さらに、決定されるターゲット基地局は、ハンドオーバーが要求されている全てまたは一部のセッションに対応するネットワークスライスをサポートし、そうすることでハンドオーバーが要求されている全てのセッションのネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないが故に引き起こされるハンドオーバーの失敗を回避し、ハンドオーバーの失敗の数を減らして、ハンドオーバー成功率を高める。
オプションで、端末デバイスが送信した測定レポートをソース基地局が受信した場合、ソース基地局は、測定レポートに基づいてターゲット基地局を選択し、段階601を実施してターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信してよい。測定レポートは、セルおよび基地局のうち少なくとも1つの測定レポート値を含む。オプションで、測定レポートがセルの測定レポート値を含む場合、その含まれるセルは、ソース基地局のセルまたは別の基地局のセルであってよい。測定レポートが基地局の測定レポート値を含む場合、その含まれる基地局は、ソース基地局または別の基地局であってよい。オプションで、測定レポートに含まれるセルの数および基地局の数は本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
602.コアネットワークデバイスが、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を決定する。
段階602はオプションの段階である。セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を第1のハンドオーバー要求が含まない場合、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子に基づいてコアネットワークデバイスは、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を求めて、セッション識別子と、ネットワークスライスのインジケーション情報との間の格納されている対応関係を探してよい。コアネットワークデバイスに格納されている対応関係は、端末デバイスの1または複数のセッションの1つの識別子または複数の識別子と、対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含んでよい。
ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子に対応するネットワークスライスのインジケーション情報を第1のハンドオーバー要求が含む場合、コアネットワークデバイスは、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を直接決定してよい。ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を探すのにコアネットワークデバイスが用いる時間を短縮出来る。
さらに、第1のハンドオーバー要求はターゲット基地局についての情報を含んでよく、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局についての情報に基づいて、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を決定する。ネットワークスライスについての情報は、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む。具体的な例において、ハンドオーバーが要求されているセッションはセッションE1に設定される。ターゲット基地局とコアネットワークデバイスとの間に通信インタフェースがあるとき、ターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスについての情報をコアネットワークデバイスが取得した場合、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を直接決定してよい。ターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスについての情報をコアネットワークデバイスが取得しない場合、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報をターゲット基地局から取得してよい。さらにコアネットワークデバイスは、セッションE1に対応する第2のネットワークスライスのインジケーション情報をターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報が含むかを決定してよい。セッションE1に対応する第2のネットワークスライスのインジケーション情報をターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報が含む場合、このことは、ターゲット基地局が、セッションE1に対応するネットワークスライスをサポートすることを示す。セッションE1に対応する第2のネットワークスライスのインジケーション情報をターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報が含まない場合、このことは、ターゲット基地局が、セッションE1に対応するネットワークスライスをサポートしないことを示す。
それから、ハンドオーバーが要求されている全てのセッションに対応する第2のネットワークスライスのインジケーション情報をターゲット基地局の第1のサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報が含まない場合、コアネットワークデバイスは、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないと決定してよい。コアネットワークデバイスは、図6の段階605を実施してよく、コアネットワークデバイスは、ソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信する。この場合、第1のハンドオーバー応答メッセージは第1のハンドオーバー失敗メッセージであってよい。第1のハンドオーバー失敗メッセージは、ハンドオーバーが要求されている全てのセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないことを示すのに用いられる拒否インジケーション情報を含む。オプションで、拒否インジケーション情報は、IE、flag、cause、または同様のものを用いて示されてよく、このことは、本願発明の本実施形態において限定されるものではない。
代替的に、ハンドオーバーが要求されている全てまたは一部のセッションに対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートする場合、コアネットワークデバイスは図6の段階603を実施し、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局へ第2のハンドオーバー要求を送信する。
603.コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局へ第2のハンドオーバー要求を送信する。
例えば、第2のハンドオーバー要求はハンドオーバー要求である。第2のハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するセッション識別子と、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む。
オプションで、第2のハンドオーバー要求は、ソース基地局がハンドオーバーを要求している全てのセッションのセッション識別子と、各セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む。
オプションで、コアネットワークデバイスが段階602を実施した後、コアネットワークデバイスは、ソース基地局がハンドオーバーを要求しているセッションを、第1のセッションと第2のセッションとに分類してよい。第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートする。第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。さらに第2のハンドオーバー要求は、第1のセッションの識別子、および第1のセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報のみ含んでよい。または、第2のハンドオーバー要求は、第1のセッションの識別子と、第2のセッションの識別子と、第1のセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報と、第2のセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む。このことは、本願発明の実施形態において限定されるものではない。
対応して、ターゲット基地局が第2のハンドオーバー要求を受信する。
604.ターゲット基地局は、コアネットワークデバイスへ第2のハンドオーバー失敗メッセージを送信する。
ターゲット基地局は、コアネットワークデバイスから第2のハンドオーバー要求を受信し、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションにターゲット基地局がサービス提供出来るか決定する。ターゲット基地局が任意のセッションにサービス提供出来ない場合、図6の段階604でコアネットワークデバイスへ送信される第2のハンドオーバー応答メッセージは、第2のハンドオーバー失敗メッセージ、例えば、handover request failureまたはhandover failureであってよい。第2のハンドオーバー失敗メッセージは、ハンドオーバー準備失敗(handover preparation failure)メッセージであってもよい。第2のハンドオーバー失敗メッセージは、拒否されたセッションに対応する原因情報を含む。
さらに、拒否されたセッションの原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことであってよい。
本願発明の本実施形態における第2のハンドオーバー失敗メッセージの具体的な実装については、図4に示す実施形態における段階403のハンドオーバー失敗メッセージの具体的な説明を参照されたい。詳細は改めて本明細書において説明しない。
対応して、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局が送信した第2のハンドオーバー失敗メッセージを受信する。
605.コアネットワークデバイスは、ソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信する。
コアネットワークデバイスは、ソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信する。本実施形態において、第1のハンドオーバー応答メッセージは第1のハンドオーバー失敗メッセージである。例えば、第1のハンドオーバー失敗メッセージは、ハンドオーバー準備失敗(handover preparation failure)メッセージである。第1のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含む。拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる。
オプションで、第1のハンドオーバー失敗メッセージは、拒否されたセッションの識別子と、拒否されたセッションの識別子に対応する原因情報とを含む。
オプションで、ソース基地局がハンドオーバーを要求している全てのセッションの識別子をコアネットワークデバイスがターゲット基地局へ送信する場合、拒否されたセッションの識別子、および第1のハンドオーバー失敗メッセージに含まれる拒否されたセッションに対応する原因情報は、拒否されたセッションの識別子、および第2のハンドオーバー失敗メッセージに含まれる拒否されたセッションに対応する原因情報と同じである。
オプションで、ソース基地局がハンドオーバーを要求している全てのセッションのうち第1のセッションの識別子をコアネットワークデバイスがターゲット基地局へ送信する場合であって、第1のセッションが、ハンドオーバーが要求されているセッションに含まれるセッションであって、その対応するネットワークスライスがターゲット基地局によりサポートされているセッションである場合、第1のハンドオーバー失敗メッセージは、第1の拒否されたセッションの識別子と、第1の拒否されたセッションに対応する原因情報と、第2の拒否されたセッションの識別子と、第2の拒否されたセッションに対応する原因情報とを含む。第1の拒否されたセッションは、拒否されたセッションであって、第2のハンドオーバー失敗メッセージに含まれるセッションであり、第2の拒否されたセッションは、ハンドオーバーが要求されているセッションに含まれるセッションであって、その対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないセッションである。第2の拒否されたセッションの識別子と、第2の拒否されたセッションに対応する原因情報とは、コアネットワークデバイスが決定する。
オプションで、例えば、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスをソース基地局が知らないことを示す第1のインジケーション情報を第1のハンドオーバー要求が含む場合、または、第1のハンドオーバー要求で搬送されるインジケーションであって、ソース基地局とターゲット基地局との間に通信インタフェースがないことを示すインジケーションに基づいて、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスをソース基地局が知らないとコアネットワークデバイスが決定した場合、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を第1のハンドオーバー応答メッセージへ追加する。このことにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減り、ネットワークスライスについての情報を取得することの効率が向上する。
606.オプションで、ソース基地局は、端末デバイスへRRC接続リリースメッセージを送信する。
段階606については、図4に示す実施形態における段階404の詳細な説明を参照されたい。詳細は改めて本明細書において説明しない。
本願発明の本実施形態において、ソース基地局がコアネットワークデバイスへハンドオーバー要求を送信した後、ソース基地局は、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションの原因情報を取得して、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
図7を参照すると、図7は、本願発明の実施形態に係る別の通信方法を示す。本実施形態においては、アクセスネットワークデバイスが基地局である例を説明に用いる。図7に示すように、同通信方法は、端末デバイス、ソース基地局、ターゲット基地局、およびコアネットワークデバイスに関する。図7は、ハンドオーバーの成功をコアネットワークデバイスが決定するときに用いられる通信方法に対応する。ソース基地局は、端末デバイスへの通信接続を現在確立している基地局であり、ターゲット基地局は、端末デバイスのセッションのハンドオーバー先として要求されている基地局である。
図7に示すように、通信方法は段階701から段階707を含む。詳細については、以下の具体的な説明を参照されたい。
701.ソース基地局が、コアネットワークデバイスへ第1のハンドオーバー要求を送信する。
702.コアネットワークデバイスが、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を決定する。
703.コアネットワークデバイスが、ターゲット基地局へ第2のハンドオーバー要求を送信する。
段階701から段階703については、図6に示す実施形態における段階601から603の対応する詳細な説明を参照されたい。詳細は改めて本明細書において説明しない。
704.ターゲット基地局が、コアネットワークデバイスへ第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージを送信する。
第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージは、承諾されたセッションの識別子を含む。例えば、第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージは、ハンドオーバー要求確認応答である。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージはさらに、拒否されたセッションの識別子と、拒否されたセッションに対応する原因情報とを含んでよい。
オプションで、第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、拒否されたセッションに対応する再送信インジケーション情報を含む。再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。例えば、拒否されたセッションは、セッションB1であり、セッションB1は、ネットワークスライス1に対応する。拒否されたセッションB1の原因情報は、ターゲット基地局が、セッションB1に対応するネットワークスライス1をサポートしないこと、または、ターゲット基地局がネットワークスライス1をサポートするが、ネットワークスライス1のために利用可能なリソースがないことであってよい。セッションB1を拒否する理由に関わらず、ターゲット基地局がネットワークスライス2をサポートし、セッションB1のデータフローが、ネットワークスライス2へルーティングされる場合、データ送信も実装出来る。この場合、ターゲット基地局は、セッションB1に対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局がサポートするネットワークスライス2へ、セッションB1のデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されていることであると決定する。加えて、セッションB1のデータフローのルーティング先となり得るネットワークスライスがターゲット基地局内に存在しない場合、ターゲット基地局は、セッションB1に対応する再送信インジケーション情報が、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、セッションB1のデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されないことであると決定する。
オプションで、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。詳細については、図3に示す実施形態における段階303の詳細な説明を参照されたい。詳細は改めて本明細書において説明しない。
本願発明の本実施形態における第2ハンドオーバー要求確認応答メッセージは、図3に示す実施形態におけるハンドオーバー要求確認応答メッセージのことを指し得る。第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージは、承諾されたセッションの識別子と、拒否されたセッションの識別子と、拒否されたセッションに対応する原因情報とを含む。第2ハンドオーバー要求確認応答メッセージは、コアネットワークデバイスへ送信される。
705.コアネットワークデバイスが、ソース基地局へ第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージを送信する。
コアネットワークデバイスは、ソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信する。本実施形態において、第1のハンドオーバー応答メッセージは、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである。例えば、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージは、ハンドオーバーコマンド(Handover command)である。第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージは、承諾されたセッションの識別子を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージはさらに、拒否されたセッションの識別子と、拒否されたセッションに対応する原因情報とを含んでよい。
オプションで、ソース基地局がハンドオーバーを要求している全てのセッションの識別子をコアネットワークデバイスがターゲット基地局へ送信する場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージに含まれる、拒否されたセッションの識別子、および拒否されたセッションに対応する原因情報は、第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージに含まれる、拒否されたセッションの識別子、および拒否されたセッションに対応する原因情報と同じである。
オプションで、ソース基地局がハンドオーバーを要求している全てのセッションのうち第1のセッションの識別子をコアネットワークデバイスがターゲット基地局へ送信する場合であって、第1のセッションが、ハンドオーバーが要求されているセッションに含まれるセッションであって、その対応するネットワークスライスがターゲット基地局によりサポートされているセッションである場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージは、第1の拒否されたセッションの識別子と、第1の拒否されたセッションに対応する原因情報と、第2の拒否されたセッションの識別子と、第2の拒否されたセッションに対応する原因情報とを含む。第1の拒否されたセッションは、拒否されたセッションであって、第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージに含まれるセッションであり、第2の拒否されたセッションは、ハンドオーバーが要求されているセッションに含まれるセッションであって、その対応するネットワークスライスをターゲット基地局がサポートしないセッションである。第2の拒否されたセッションの識別子と、第2の拒否されたセッションに対応する原因情報とは、コアネットワークデバイスが決定する。
オプションで、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を第1のハンドオーバー応答メッセージに追加する。例えば、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスをソース基地局が知らないことを示す第1のインジケーション情報を第1のハンドオーバー要求が含むか、または、第1のハンドオーバー要求内で搬送されるインジケーションであって、ソース基地局とターゲット基地局との間に通信インタフェースがないことを示すインジケーションに基づいて、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスをソース基地局が知らないとコアネットワークデバイスが決定する。このことにより、ソース基地局とターゲット基地局との間のやり取りが減り、ネットワークスライスのインジケーション情報を取得することの効率が向上する。
706.ソース基地局が、端末デバイスへハンドオーバーコマンドを送信する。
707.端末デバイスが、ターゲット基地局へハンドオーバー確認応答メッセージを送信する。
段階706および段階707については、図3に示す実施形態における段階304および段階305の詳細な説明を参照されたい。詳細は改めて本明細書において説明しない。
本願発明の本実施形態において、ソース基地局がコアネットワークデバイスへハンドオーバー要求を送信した後、ソース基地局は、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションの原因情報を取得して、ターゲット基地局へのハンドオーバーを要求する必要がある別のセッションのための情報の提供を支援出来る。同じネットワークスライスに対応するセッションをソース基地局からハンドオーバーする必要があるとき、ソース基地局は、当該セッションをターゲット基地局へハンドオーバー出来るかを直接決定してよく、それによりハンドオーバー成功率が高まる。
図8を参照すると、図8は、本願の実施形態に係る基地局の概略構造図である。基地局はソース基地局であってよく、図3または図4の実施形態を実装するよう構成される。図8に示すように、ソース基地局は、
ターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信するよう構成された送信ユニット801であって、ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、送信ユニット801と、
ターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信するよう構成された受信ユニット802であって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、受信ユニット802と
を含む。
オプションで、ハンドオーバーが要求されているセッションは第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されているセッションは第1のセッションおよび第2のセッションを含む。
第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートし、第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。
オプションで、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
オプションで、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。
オプションで、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ソース基地局は端末デバイスへハンドオーバーコマンドを送信し、ここでハンドオーバーコマンドは、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含む。
オプションで、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。
オプションで、送信ユニット801はさらに、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合に、端末デバイスへ無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを送信するよう構成される。
オプションで、RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのインジケーション情報、ソースセルの隣接するセルが属するTA/RAがサポートするネットワークスライスのインジケーション情報、または、ソース基地局の隣接する基地局がサポートするネットワークスライスについての情報を含む。
図8の基地局に含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図3または図4の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
本特許出願において、送信ユニットは、送信機であってよく、受信ユニットは受信機であってよい。
図9を参照すると、図9は、本願の実施形態に係る基地局の概略構造図である。基地局はターゲット基地局であってよく、図3または図4の実施形態を実装するよう構成される。図9に示すように、ターゲット基地局は、
ソース基地局からハンドオーバー要求を受信するよう構成された受信ユニット901であって、ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、受信ユニット901と、
ソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニット902であって、ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、送信ユニット902と
を含む。
オプションで、ハンドオーバーが要求されているセッションは第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されているセッションは第1のセッションおよび第2のセッションを含む。
第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートし、第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。
オプションで、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
オプションで、ハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局がサポートするネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。
オプションで、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。
オプションで、受信ユニット901はさらに、端末デバイスからハンドオーバー確認応答メッセージを受信するよう構成される。
送信ユニット902はさらに、コアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信するよう構成され、ここで経路切替要求は、ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む。
受信ユニット901はさらに、コアネットワークデバイスから経路切替要求応答メッセージを受信するよう構成され、ここで経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む。
オプションで、経路切替要求はさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む。
オプションで、経路切替要求はさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を含む。
図9の基地局に含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図3または図4の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
図10を参照すると、図10は、本願の実施形態に係るコアネットワークデバイスの概略構造図である。コアネットワークデバイスは、図4の実施形態を実装するよう構成される。図10に示すように、コアネットワークデバイスは、ターゲット基地局から経路切替要求を受信するよう構成された受信ユニット1001であって、経路切替要求は、ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、受信ユニット1001と、承諾されたセッションに対して経路切替を実施し、拒否されたセッションの非アクティブ化またはリリースを実施するよう構成された処理ユニット1002と、ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニット1003であって、経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、送信ユニット1003とを含む。
オプションで、経路切替要求はさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む。
オプションで、経路切替要求は、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を含む。
オプションで、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
図10のコアネットワークデバイスに含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図4の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
本特許出願において、処理ユニットはプロセッサの形態で実装されてよい。
図11を参照すると、図11は、本願の実施形態に係る基地局の概略構造図である。基地局は第1の基地局であってよく、図5の実施形態を実装するよう構成される。図11に示すように、基地局は、
コアネットワークデバイスへ第1のメッセージを送信するよう構成された送信ユニット1101であって、第1のメッセージは、PLMNに関して、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスについての情報を取得するのに用いられる、送信ユニット1101と、
コアネットワークデバイスから第2のメッセージを受信するよう構成された受信ユニット1102であって、第2のメッセージは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNのサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、受信ユニット1102と
を含む。
図11の基地局に含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図5の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
図12を参照すると、図12は、本願の実施形態に係るコアネットワークデバイスの概略構造図である。コアネットワークデバイスは、図5の実施形態を実装するよう構成される。図12に示すように、コアネットワークデバイスは、
第1の基地局から第1のメッセージを受信するよう構成された受信ユニット1201であって、第1のメッセージは、PLMNに関して、コアネットワークデバイスのサポートされているネットワークスライスについての情報を取得するのに用いられる、受信ユニット1201と、
第1の基地局へ第2のメッセージを送信するよう構成された送信ユニット1202であって、第2のメッセージは、コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMNのサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、送信ユニット1202と
を含む。
図12のコアネットワークデバイスに含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図5の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
図13を参照すると、図13は、本願の実施形態に係る基地局の概略構造図である。基地局はソース基地局であってよく、図6または図7の実施形態を実装するよう構成される。図13に示すように、ソース基地局は、
コアネットワークデバイスへ第1のハンドオーバー要求を送信するよう構成された送信ユニット1301であって、第1のハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、第1のハンドオーバー要求は、ターゲット基地局についての情報と、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とを含む、送信ユニット1301と、
コアネットワークデバイスから第1のハンドオーバー応答メッセージを受信するよう構成された受信ユニット1302であって、第1のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、受信ユニット1302と
を含む。
オプションで、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。
オプションで、送信ユニット1301はさらに、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、端末デバイスへハンドオーバーコマンドを送信するよう構成され、ここでハンドオーバーコマンドは、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。
オプションで、送信ユニット1301はさらに、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー失敗メッセージである場合に、端末デバイスへRRC接続リリースメッセージを送信するよう構成される。
オプションで、RRC接続リリースメッセージは、ソース基地局の隣接するセルがサポートするネットワークスライスのインジケーション情報、ソース基地局の隣接するセルが属するTA/RAがサポートするネットワークスライスのインジケーション情報、または、ソース基地局の隣接する基地局がサポートするネットワークスライスについての情報を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、ハンドオーバーが要求されている、確立される必要があるセッションのデータフローの識別子と、データフローに対応するQoS情報とを含む。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、セッションに対応する合計最大ビットレートAMBR情報を含む。
図13の基地局に含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図6または図7の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
図14を参照すると、図14は、本願の実施形態に係る基地局の概略構造図である。基地局はターゲット基地局であってよく、図6または図7の実施形態を実装するよう構成される。図14に示すように、ターゲット基地局は、
コアネットワークデバイスから第2のハンドオーバー要求を受信するよう構成された受信ユニット1401であって、第2のハンドオーバー要求はセッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、受信ユニット1401と、
ソース基地局へ第2のハンドオーバー応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニット1402であって、第2のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、送信ユニット1402と
を含む。
オプションで、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションは第1のセッションであるか、または、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションは、第1のセッションおよび第2のセッションである。
第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートし、第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。
オプションで、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
オプションで、第2のハンドオーバー応答メッセージが第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第2のハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。
オプションで、第2のハンドオーバー応答メッセージが第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。
図14の基地局に含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図6または図7の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
図15を参照すると、図15は、本願の実施形態に係るコアネットワークデバイスの概略構造図である。コアネットワークデバイスは、図6または図7の実施形態を実装するよう構成される。図15に示すように、コアネットワークデバイスは、
ソース基地局から第1のハンドオーバー要求を受信するよう構成された受信ユニット1501であって、第1のハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションをソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、第1のハンドオーバー要求は、ターゲット基地局についての情報と、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子とを含む、受信ユニット1501と、
ソース基地局へ第1のハンドオーバー応答メッセージを送信するよう構成された送信ユニット1502であって、第1のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されているセッションのうち、ネットワークスライスに起因してターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、送信ユニット1502と
を含む。
オプションで、原因情報は、ターゲット基地局が、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、ターゲット基地局がサポートし、拒否されたセッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー応答メッセージが第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第1のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報、または、ターゲット基地局のセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、ハンドオーバーが要求されているセッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報を含む。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、ハンドオーバーが要求されている、確立される必要があるセッションのデータフローの識別子と、データフローに対応するQoS情報とを含む。
オプションで、第1のハンドオーバー要求はさらに、セッションに対応する合計最大ビットレートAMBR情報を含む。
オプションで、送信ユニット1502はさらに、ターゲット基地局へ第2のハンドオーバー要求を送信するよう構成され、ここで第2のハンドオーバー要求は、セッションの識別子と、セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む。
受信ユニット1501はさらに、ターゲット基地局から第2のハンドオーバー応答メッセージを受信するよう構成され、ここで第2のハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含む。
オプションで、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションは第1のセッションであるか、または、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションは、第1のセッションおよび第2のセッションである。
第1のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートし、第2のセッションに対応するネットワークスライスはターゲット基地局がサポートしない。
オプションで、第2のハンドオーバー応答メッセージが第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第2のハンドオーバー応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、セッションに対応する再送信インジケーション情報は、ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否されたセッションのデータフローをルーティングすることを端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる。
オプションで、第2のハンドオーバー応答メッセージが第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、第2のハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、第2のハンドオーバー要求に含まれるセッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む。
図15のコアネットワークデバイスに含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図6または図7の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
本特許出願において、各決定ユニットはプロセッサの形態で実装されてよい。
図16を参照すると、図16は、本願の実施形態に係る端末デバイスの概略構造図である。端末デバイスは端末デバイスであってよく、図4または図6の実施形態を実装するよう構成される。図16に示すように、端末デバイスは、
ソース基地局から無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを受信するよう構成された受信ユニット1601と、
RRC接続をリリースするよう構成された処理ユニット1602であって、RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、ソースセルの隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、またはソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、処理ユニット1602と
を含む。
図16の端末デバイスに含まれる機能ブロックの具体的な実装および対応する有益な効果については、図4または図6の先述の実施形態の具体的な説明を参照されたいことが理解され得る。詳細は改めて本明細書において説明しない。
図8、図9、図11、図13、または図14に示す実施形態の基地局は、図17に示す基地局1700が実装してよい。図17に示すように、図17は、本願発明の実施形態に係る別の基地局の概略構造図である。図17に示す基地局1700は、プロセッサ1701と送受信機1702とを含む。送受信機1702は、基地局1700と、先述の実施形態におけるコアネットワークデバイスまたは別の基地局との間の情報送信をサポートするよう構成される。プロセッサ1701は、送受信機1702に通信可能に接続され、例えば、バスを用いて送受信機1702に接続される。基地局1700はさらにメモリ1703を含んでよい。メモリ1703は、データと、基地局1700が実行するプログラムコードとを格納するよう構成され、プロセッサ1701は、メモリ1703格納されているアプリケーションプログラムコードを実行して、図3から図7に示す実施形態のうちいずれか1つで提供される基地局が実施する動作を実装するよう構成される。
なお実際の適用において、基地局は1または複数のプロセッサを含んでよく、基地局1700の構造は、本願の本実施形態に対する制限を成すものではない。
プロセッサ1701は、中央処理装置(central processing unit,CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor,NP)、ハードウェアチップ、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。ハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit,ASIC)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device,PLD)、またはこれらの組み合わせであってよい。PLDは、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(complex programmable logic device,CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array,FPGA)、ジェネリックアレイロジック(generic array logic,GAL)、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。
メモリ1703は、揮発性メモリ(volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random access memory,RAM)を含んでよい。代替的に、メモリ1703は、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、リードオンリメモリ(read−only memory,ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive,HDD)、またはソリッドステートドライブ(solid−state drive,SSD)を含んでよい。代替的に、メモリ1703は、先述のタイプのメモリの組み合わせを含んでよい。
本願発明の実施形態はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体は、図8、図9、図11、図13、または図14に示す実施形態における基地局が用いるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成されてよい。コンピュータソフトウェア命令は、基地局が先述の実施形態を実施するよう設計されたプログラムを含む。記憶媒体は、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、およびソリッドステートドライブを含むがこれらに限定されない。
本願発明の実施形態はさらに、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピューティングデバイスが実行したとき、コンピュータ製品は、図8、図9、図11、図13、または図14の実施形態における基地局のために設計された通信方法を実装出来る。
図10、図12、または図15に示すコアネットワークデバイスは、図18に示すコアネットワークデバイス1800が実装してよい。図18に示すように、図18は、本願発明の実施形態に係る別のコアネットワークデバイスの概略構造図である。図18に示すコアネットワークデバイス1800は、プロセッサ1801と送受信機1802とを含む。送受信機1802は、コアネットワークデバイス1800と先述の実施形態における基地局との間の情報送信をサポートするよう構成される。プロセッサ1801は、送受信機1802に通信可能に接続され、例えば、バスを用いて送受信機1802に接続される。コアネットワークデバイス1800はさらに、メモリ1803を含んでよい。メモリ1803は、データと、コアネットワークデバイス1800が実行するプログラムコードとを格納するよう構成され、プロセッサ1801は、メモリ1803格納されているアプリケーションプログラムコードを実行して、図4から図7に示す実施形態のうちいずれか1つで提供されるコアネットワークデバイスが実施する動作を実装するよう構成される。
なお実際の適用において、コアネットワークデバイスは1または複数のプロセッサを含んでよく、コアネットワークデバイス1800の構造は、本願の本実施形態に対する制限を成さない。
プロセッサ1801は、CPU、NP、ハードウェアチップ、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。ハードウェアチップは、ASIC、PLD、またはこれらの組み合わせであってよい。PLDは、CPLD、FPGA、GAL、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。
メモリ1803は、RAM等の揮発性メモリを含んでよい。代替的に、メモリ1803は、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブ等の不揮発性メモリを含んでよい。代替的に、メモリ1803は、先述のタイプのメモリの組み合わせを含んでよい。
本願発明の実施形態はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体は、図10、図12、または図15に示す実施形態におけるコアネットワークデバイスが用いるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成されてよい。コンピュータソフトウェア命令は、コアネットワークデバイスが先述の実施形態を実施するよう設計されたプログラムを含む。記憶媒体は、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、およびソリッドステートドライブを含むがこれらに限定されない。
本願発明の実施形態はさらに、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピューティングデバイスが実行したとき、コンピュータ製品は、図10、図12、または図15の実施形態におけるコアネットワークデバイスのために設計された通信方法を実装出来る。
図16に示す実施形態における端末デバイスは、図19に示す端末デバイス1900が実装してよい。図19に示すように、図19は、本願発明の実施形態に係る別の端末デバイスの概略構造図である。図19に示す端末デバイス1900は、プロセッサ1901と送受信機1902とを含む。送受信機1902は、端末デバイス1900と先述の実施形態における基地局との間の情報送信をサポートするよう構成される。プロセッサ1901は、送受信機1902に通信可能に接続され、例えば、バスを用いて送受信機1902に接続される。端末デバイス1900はさらに、メモリ1903を含んでよい。メモリ1903は、データと、端末デバイス1900が実行するプログラムコードとを格納するよう構成され、プロセッサ1901は、メモリ1903格納されているアプリケーションプログラムコードを実行して、図4に示す実施形態または図6に示す実施形態で提供される端末デバイスが実施する動作を実装するよう構成される。
なお実際の適用において、端末デバイスは1または複数のプロセッサを含んでよく、端末デバイス1900の構造は、本願の本実施形態に対する制限を成さない。
プロセッサ1901は、CPU、NP、ハードウェアチップ、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。ハードウェアチップは、ASIC、PLD、またはこれらの組み合わせであってよい。PLDは、CPLD、FPGA、GAL、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。
メモリ1903は、RAM等の揮発性メモリを含んでよい。代替的に、メモリ1903は、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブ等の不揮発性メモリを含んでよい。代替的に、メモリ1903は、先述のタイプのメモリの組み合わせを含んでよい。
本願発明の実施形態はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体は、図16に示す実施形態における端末デバイスが用いるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成されてよい。コンピュータソフトウェア命令は、端末デバイスが先述の実施形態を実施するよう設計されたプログラムを含む。記憶媒体は、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、およびソリッドステートドライブを含むがこれらに限定されない。
本願発明の実施形態はさらに、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピューティングデバイスが実行したとき、コンピュータ製品は、図16の実施形態における端末デバイスのために設計された通信方法を実施出来る。
本願の明細書、請求項、および添付図面において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」、などの用語は、種々の対象物同士を区別することが意図されており、特定の順序を示すものではない。加えて、「含む」、「含む」、またはその任意の他の変化形の用語は、非排他的な包含を網羅することが意図されている。例えば、一連の段階またはユニットを含む処理、方法、システム、プロダクト、またはデバイスは、列挙されている段階またはユニットに限定されず、オプションでさらに、列挙されていない段階またはユニットを含み、または、オプションでさらに、当該処理、方法、プロダクト、またはデバイスの別の固有の段階またはユニットを含む。
当業者は、本願の様々な実施形態において先述の処理の順番の番号は、実行の順番を意味しないことを理解されよう。それら処理の実行の順番は、処理の機能および内部ロジックに従って決定されるべきであり、本願の実施形態の実装処理に対する何らかの制限としてみなされるべきではない。
先述の実施形態の全てまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを用いて実装されてよい。実施形態を実装するのにソフトウェアが用いられるとき、実施形態は、全体的または部分的にコンピュータプログラムプロダクトの形態で実装されてよい。コンピュータプログラムプロダクトは、1または複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロードされ実行されたとき、本願発明の実施形態に係る手順または機能が全て、または部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよく、または、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ送信されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタへ有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル加入線(DSL))、または無線(例えば、赤外線、電波、マイクロ波、または同様のもの)方式で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体、または1または複数の利用可能な媒体を組み込んだサーバまたはデータセンタ等のデータ記憶装置であってよい。利用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、Solid State Disk(SSD))、または同様のものであってよい。
当業者は、実施形態における方法の処理の全てまたは一部が、コンピュータプログラムが関連するハードウェアに命令することによって実装されてよいことを理解されよう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。プログラムが実行されるとき、実施形態における方法の処理が実施される。先述の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、リードオンリメモリ(Read−Only Memory,ROM)、またはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)を含んでよい。
上記で開示したものは本願発明の例示的な実施形態に過ぎず、当然、本願発明の保護範囲を制限することは意図されていない。したがって、本願発明の請求項に従って行われた同等の変形は、本願発明の範囲に含まれるものとする。
上記で開示したものは本願発明の例示的な実施形態に過ぎず、当然、本願発明の保護範囲を制限することは意図されていない。したがって、本願発明の請求項に従って行われた同等の変形は、本願発明の範囲に含まれるものとする。
[項目1]
ソース基地局がターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信する段階であって、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、
前記ソース基地局が前記ターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信する段階であって、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階と
を備える、通信方法。
[項目2]
ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記原因情報は、
前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、
前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、項目1または2に記載の方法。
[項目4]
前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、項目1から3のいずれか一項に記載の方法。
[項目5]
前記ハンドオーバー応答メッセージが前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ソース基地局が、ハンドオーバーコマンドを前記端末デバイスへ送信する段階であって、前記ハンドオーバーコマンドは、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報を含む、段階をさらに備える、項目4に記載の方法。
[項目6]
前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されている前記セッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合、前記ソース基地局が、無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを前記端末デバイスへ送信する段階をさらに備える、項目1から3のいずれか一項に記載の方法。
[項目8]
前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または、前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、項目7に記載の方法。
[項目9]
ターゲット基地局がソース基地局からハンドオーバー要求を受信する段階であって、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、
前記ターゲット基地局が前記ソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信する段階であって、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階と
を備える、通信方法。
[項目10]
ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、項目9に記載の方法。
[項目11]
前記原因情報は、
前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、
前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、項目9または10に記載の方法。
[項目12]
前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、項目9から11のいずれか一項に記載の方法。
[項目13]
前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されている前記セッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む、項目9から12のいずれか一項に記載の方法。
[項目14]
前記ターゲット基地局が前記端末デバイスからハンドオーバー確認応答メッセージを受信する段階と、
前記ターゲット基地局がコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する段階であって、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、段階と、
前記ターゲット基地局が前記コアネットワークデバイスから経路切替要求応答メッセージを受信する段階であって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、段階と
をさらに備える、項目9から13のいずれか一項に記載の方法。
[項目15]
前記経路切替要求はさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する前記ネットワークスライスのインジケーション情報を含む、項目14に記載の方法。
[項目16]
コアネットワークデバイスがターゲット基地局から経路切替要求を受信する段階であって、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、段階と、
前記コアネットワークデバイスが、承諾された前記セッションの経路切替と、拒否された前記セッションの非アクティブ化またはリリースとを実施する段階と、
前記コアネットワークデバイスが前記ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信する段階であって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、段階と
を備える、通信方法。
[項目17]
端末デバイスがソース基地局から無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを受信する段階と、
前記端末デバイスがRRC接続をリリースする段階と
を備え、
前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、通信方法。
[項目18]
基地局であり、
前記基地局はソース基地局であり、前記ソース基地局はプロセッサと送受信機とを備え、
前記プロセッサは、前記送受信機を用いてターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信し、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含み、
前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記ターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、基地局。
[項目19]
ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、項目18に記載の基地局。
[項目20]
前記原因情報は、
前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、
前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、項目18または19に記載の基地局。
[項目21]
前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、項目18から20のいずれか一項に記載の基地局。
[項目22]
前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記プロセッサは、前記送受信機を用いてハンドオーバーコマンドを前記端末デバイスへ送信し、前記ハンドオーバーコマンドは、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報を含む、ことをさらに備える、項目21に記載の基地局。
[項目23]
前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合、前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記端末デバイスへ無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを送信する、項目18から20のいずれか一項に記載の基地局。
[項目24]
前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または、前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、項目23に記載の基地局。
[項目25]
基地局であり、
前記基地局はターゲット基地局であり、前記ターゲット基地局はプロセッサと送受信機とを備え、
前記プロセッサは、前記送受信機を用いてソース基地局からハンドオーバー要求を受信し、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含み、
前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記ソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信し、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、基地局。
[項目26]
ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、項目25に記載の基地局。
[項目27]
前記原因情報は、
前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、
前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、項目25または26に記載の基地局。
[項目28]
前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、項目25から27のいずれか一項に記載の基地局。
[項目29]
コアネットワークデバイスであり、前記コアネットワークデバイスはプロセッサと送受信機とを備え、
前記プロセッサは、前記送受信機を用いてターゲット基地局から経路切替要求を受信し、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含み、
前記プロセッサは、承諾された前記セッションの経路切替を実施し、拒否された前記セッションの非アクティブ化またはリリースを実施するよう構成されており、
前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信し、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、コアネットワークデバイス。
[項目30]
端末デバイスであり、前記端末デバイスはプロセッサと送受信機とを備え、
前記プロセッサは、前記送受信機を用いてソース基地局から無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを受信し、
前記プロセッサは、RRC接続をリリースし、前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、端末デバイス。
[項目31]
前記経路切替要求メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する原因情報を含む、項目16に記載の方法。
[項目32]
前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、項目31に記載の方法。
[項目33]
前記コアネットワークデバイスが、承諾された前記セッションの経路切替と、拒否された前記セッションの非アクティブ化またはリリースとを実施する前記段階は、前記コアネットワークデバイスが、拒否された前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないが故に拒否された前記セッションのリリースを実施する段階を有する、項目32に記載の方法。
[項目34]
ターゲット基地局がコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する段階であって、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、段階と、
前記コアネットワークデバイスが送信した経路切替要求応答メッセージを前記ターゲット基地局が受信する段階であって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、段階と
を備える、通信方法。
[項目35]
前記経路切替要求応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する原因情報を含む、項目34に記載の方法。
[項目36]
前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、項目35に記載の方法。
[項目37]
ターゲット基地局がコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する前記段階の前に、
前記ターゲット基地局が、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信する段階と、
前記ターゲット基地局が、ネットワークスライスサポート状況、リソース使用状況、および前記ハンドオーバー要求に基づいて受け入れ制御を実施する段階と
をさらに備える、項目34から36のいずれか一項に記載の方法。
[項目38]
ターゲット基地局が、コアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する前記段階の前に、
前記ターゲット基地局が、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信する段階であって、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、
前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしない場合、前記ターゲット基地局が前記セッションを拒否する段階と
をさらに備える、項目34から36のいずれか一項に記載の方法。
[項目39]
前記ネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIである、項目38に記載の方法。
[項目40]
ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、項目38または39に記載の方法。
[項目41]
前記ターゲット基地局が、前記ソース基地局へハンドオーバー確認応答メッセージを送信する段階であって、前記ターゲット基地局が承諾する前記セッションの少なくとも1つのデータフローが拒否された、段階をさらに備える、項目34から40のいずれか一項に記載の方法。
[項目42]
前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、前記少なくとも1つのデータフローを拒否する理由を示すのに用いられる情報を含む、項目41に記載の方法。
[項目43]
前記少なくとも1つのデータフローを拒否する前記理由を示すのに用いられる前記情報は、複数のデータフロー識別子、利用可能なリソースなし、または前記データフローに対応する無効なサービス品質QoS組み合わせのうちいずれか1つを含む、項目42に記載の方法。
[項目44]
基地局が、第1のコアネットワークデバイスからメッセージを受信する段階であって、前記メッセージは、前記第1のコアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、段階と、
前記基地局が前記インジケーション情報を用いて、端末デバイスにサービス提供するためのコアネットワークデバイスを選択する段階と
を備える、通信方法。
[項目45]
前記メッセージはAMF設定更新メッセージである、項目44に記載の方法。
[項目46]
前記メッセージはNGインタフェースセットアップ応答である、項目44に記載の方法。
[項目47]
前記基地局が、前記コアネットワークデバイスへNGインタフェースセットアップ要求を送信する段階をさらに備える、項目46に記載の方法。
[項目48]
前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記少なくとも1つのサポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、少なくとも1つのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、項目44から47のいずれか一項に記載の方法。
[項目49]
前記少なくとも1つのサポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIを含む、項目44から48のいずれか一項に記載の方法。
[項目50]
コアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を前記コアネットワークデバイスが決定する段階と、
前記コアネットワークデバイスが、基地局へ第2のメッセージを送信する段階であって、前記第2のメッセージは、前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報を含む、段階と
を備える、通信方法。
[項目51]
前記第2のメッセージはAMF設定更新メッセージである、項目50に記載の方法。
[項目52]
前記第2のメッセージはNGインタフェースセットアップ応答である、項目50に記載の方法。
[項目53]
前記基地局が送信したNGインタフェースセットアップ要求を前記コアネットワークデバイスが受信する段階をさらに備える、項目52に記載の方法。
[項目54]
前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報である、項目50から52のいずれか一項に記載の方法。
[項目55]
前記経路切替要求メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する原因情報を含む、項目29に記載のコアネットワークデバイス。
[項目56]
前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、項目55に記載のコアネットワークデバイス。
[項目57]
前記プロセッサは具体的には、拒否された前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないが故に拒否された前記セッションのリリースを実施するよう構成されている、項目29に記載のコアネットワークデバイス。
[項目58]
基地局であり、
コアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信するよう構成された送信ユニットであって、前記経路切替要求は、前記基地局が承諾するセッションの識別子と、前記基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、送信ユニットと、
前記コアネットワークデバイスが送信した経路切替要求応答メッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、受信ユニットと
を備える、基地局。
[項目59]
前記経路切替要求応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を含む、項目58に記載の基地局。
[項目60]
前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、項目59に記載の基地局。
[項目61]
前記受信ユニットはさらに、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信するよう構成されており、
前記基地局はさらにプロセッサを備え、前記プロセッサは、ネットワークスライスサポート状況、リソース使用状況、および前記ハンドオーバー要求に基づいて受け入れ制御を実施するよう構成されている、
項目58から60のいずれか一項に記載の基地局。
[項目62]
前記受信ユニットはさらに、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信するよう構成されており、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含み、
前記基地局はさらにプロセッサを備え、前記プロセッサは、前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしない場合、前記セッションを拒否するよう構成されている、項目58から60のいずれか一項に記載の基地局。
[項目63]
前記ネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIである、項目62に記載の基地局。
[項目64]
ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、項目62または63に記載の方法。
[項目65]
前記送信ユニットはさらに、前記ソース基地局へハンドオーバー確認応答メッセージを送信するよう構成されており、前記ターゲット基地局が承諾する前記セッションの少なくとも1つのデータフローが拒否された、項目58から64のいずれか一項に記載の基地局。
[項目66]
前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、前記少なくとも1つのデータフローを拒否する理由を示すのに用いられる情報を含む、項目65に記載の基地局。
[項目67]
前記少なくとも1つのデータフローを拒否する前記理由を示すのに用いられる前記情報は、複数のデータフロー識別子、利用可能なリソースなし、または前記データフローに対応する無効なサービス品質QoS組み合わせのうちいずれか1つを含む、項目46に記載の基地局。
[項目68]
第1のコアネットワークデバイスが送信したメッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、前記メッセージは、前記第1のコアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、受信ユニットと、
前記インジケーション情報を用いて、端末デバイスにサービス提供するためのコアネットワークデバイスを選択するよう構成された処理ユニットと
を備える、基地局。
[項目69]
前記メッセージはAMF設定更新メッセージである、項目68に記載の基地局。
[項目70]
前記メッセージがN2インタフェースセットアップ応答である、項目68に記載の基地局。
[項目71]
送信ユニットをさらに備え、前記送信ユニットは、前記コアネットワークデバイスへN2インタフェースセットアップ要求を送信するよう構成されている、項目70に記載の基地局。
[項目72]
前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、項目68から71のいずれか一項に記載の基地局。
[項目73]
前記ネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIを含む、項目68から72のいずれか一項に記載の方法。
[項目74]
コアネットワークデバイスであって、
前記コアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を決定するよう構成された処理ユニットと、
基地局へ第2のメッセージを送信するよう構成された送信ユニットであって、前記第2のメッセージは、前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報を含む、送信ユニットと
を備える、コアネットワークデバイス。
[項目75]
前記第2のメッセージはAMF設定更新メッセージである、項目74に記載のコアネットワークデバイス。
[項目76]
前記第2のメッセージはNGインタフェースセットアップ応答である、項目74に記載のコアネットワークデバイス。
[項目77]
受信ユニットをさらに備え、前記受信ユニットは、前記基地局が送信したNGインタフェースセットアップ要求を受信するよう構成されている、項目76に記載のコアネットワークデバイス。
[項目78]
前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報である、項目74から77のいずれか一項に記載のコアネットワークデバイス。
[項目79]
項目1から17、項目31から54、または項目73のいずれか一項に記載の方法を実施するよう構成された通信デバイス。
[項目80]
コンピュータ可読記憶媒体であり、
前記コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納しており、前記命令がコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、項目1から17、項目31から54、または項目73のいずれか一項に記載の方法を実施可能となる、コンピュータ可読記憶媒体。

Claims (80)

  1. ソース基地局がターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信する段階であって、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、
    前記ソース基地局が前記ターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信する段階であって、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階と
    を備える、通信方法。
  2. ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
    前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、請求項1に記載の方法。
  3. 前記原因情報は、
    前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないことであるか、または、
    前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ハンドオーバー応答メッセージが前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ソース基地局が、ハンドオーバーコマンドを前記端末デバイスへ送信する段階であって、前記ハンドオーバーコマンドは、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報を含む、段階をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されている前記セッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合、前記ソース基地局が、無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを前記端末デバイスへ送信する段階をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または、前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、請求項7に記載の方法。
  9. ターゲット基地局がソース基地局からハンドオーバー要求を受信する段階であって、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、
    前記ターゲット基地局が前記ソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信する段階であって、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、段階と
    を備える、通信方法。
  10. ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
    前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、請求項9に記載の方法。
  11. 前記原因情報は、
    前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、
    前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、ハンドオーバーが要求されている前記セッションの、拒否されたベアラの識別子または拒否されたデータフローの識別子を含む、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ターゲット基地局が前記端末デバイスからハンドオーバー確認応答メッセージを受信する段階と、
    前記ターゲット基地局がコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する段階であって、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、段階と、
    前記ターゲット基地局が前記コアネットワークデバイスから経路切替要求応答メッセージを受信する段階であって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、段階と
    をさらに備える、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記経路切替要求はさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する前記ネットワークスライスのインジケーション情報を含む、請求項14に記載の方法。
  16. コアネットワークデバイスがターゲット基地局から経路切替要求を受信する段階であって、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、段階と、
    前記コアネットワークデバイスが、承諾された前記セッションの経路切替と、拒否された前記セッションの非アクティブ化またはリリースとを実施する段階と、
    前記コアネットワークデバイスが前記ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信する段階であって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、段階と
    を備える、通信方法。
  17. 端末デバイスがソース基地局から無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを受信する段階と、
    前記端末デバイスがRRC接続をリリースする段階と
    を備え、
    前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、通信方法。
  18. 基地局であり、
    前記基地局はソース基地局であり、前記ソース基地局はプロセッサと送受信機とを備え、
    前記プロセッサは、前記送受信機を用いてターゲット基地局へハンドオーバー要求を送信し、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含み、
    前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記ターゲット基地局からハンドオーバー応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、基地局。
  19. ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
    前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、請求項18に記載の基地局。
  20. 前記原因情報は、
    前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、
    前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、請求項18または19に記載の基地局。
  21. 前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、請求項18から20のいずれか一項に記載の基地局。
  22. 前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要求確認応答メッセージである場合、前記プロセッサは、前記送受信機を用いてハンドオーバーコマンドを前記端末デバイスへ送信し、前記ハンドオーバーコマンドは、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報を含む、ことをさらに備える、請求項21に記載の基地局。
  23. 前記ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー失敗メッセージである場合、前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記端末デバイスへ無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを送信する、請求項18から20のいずれか一項に記載の基地局。
  24. 前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または、前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、請求項23に記載の基地局。
  25. 基地局であり、
    前記基地局はターゲット基地局であり、前記ターゲット基地局はプロセッサと送受信機とを備え、
    前記プロセッサは、前記送受信機を用いてソース基地局からハンドオーバー要求を受信し、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含み、
    前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記ソース基地局へハンドオーバー応答メッセージを送信し、前記ハンドオーバー応答メッセージは拒否インジケーション情報を含み、前記拒否インジケーション情報は、ハンドオーバーが要求されている前記セッションのうち、ネットワークスライスに起因して前記ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を示すのに用いられる、基地局。
  26. ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションを含み、またはハンドオーバーが要求されている前記セッションは、前記第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
    前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、請求項25に記載の基地局。
  27. 前記原因情報は、
    前記ターゲット基地局が、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスをサポートしないこと、または、
    前記ターゲット基地局がサポートし、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスのために利用可能なリソースがないことである、請求項25または26に記載の基地局。
  28. 前記ハンドオーバー応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する再送信インジケーション情報を含み、前記セッションに対応する前記再送信インジケーション情報は、前記ターゲット基地局のサポートされているネットワークスライスへ、拒否された前記セッションのデータフローをルーティングすることを前記端末デバイスが許可されているかを示すのに用いられる、請求項25から27のいずれか一項に記載の基地局。
  29. コアネットワークデバイスであり、前記コアネットワークデバイスはプロセッサと送受信機とを備え、
    前記プロセッサは、前記送受信機を用いてターゲット基地局から経路切替要求を受信し、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含み、
    前記プロセッサは、承諾された前記セッションの経路切替を実施し、拒否された前記セッションの非アクティブ化またはリリースを実施するよう構成されており、
    前記プロセッサは、前記送受信機を用いて前記ターゲット基地局へ経路切替要求応答メッセージを送信し、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、コアネットワークデバイス。
  30. 端末デバイスであり、前記端末デバイスはプロセッサと送受信機とを備え、
    前記プロセッサは、前記送受信機を用いてソース基地局から無線リソース制御RRC接続リリースメッセージを受信し、
    前記プロセッサは、RRC接続をリリースし、前記RRC接続リリースメッセージは、ソースセルの隣接するセルのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、前記ソースセルの前記隣接するセルが属するTA/RAのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報、または前記ソース基地局の隣接する基地局のサポートされているネットワークスライスについての情報を含む、端末デバイス。
  31. 前記経路切替要求メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する原因情報を含む、請求項16に記載の方法。
  32. 前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、請求項31に記載の方法。
  33. 前記コアネットワークデバイスが、承諾された前記セッションの経路切替と、拒否された前記セッションの非アクティブ化またはリリースとを実施する前記段階は、前記コアネットワークデバイスが、拒否された前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないが故に拒否された前記セッションのリリースを実施する段階を有する、請求項32に記載の方法。
  34. ターゲット基地局がコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する段階であって、前記経路切替要求は、前記ターゲット基地局が承諾するセッションの識別子と、前記ターゲット基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、段階と、
    前記コアネットワークデバイスが送信した経路切替要求応答メッセージを前記ターゲット基地局が受信する段階であって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、段階と
    を備える、通信方法。
  35. 前記経路切替要求応答メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する原因情報を含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、請求項35に記載の方法。
  37. ターゲット基地局がコアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する前記段階の前に、
    前記ターゲット基地局が、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信する段階と、
    前記ターゲット基地局が、ネットワークスライスサポート状況、リソース使用状況、および前記ハンドオーバー要求に基づいて受け入れ制御を実施する段階と
    をさらに備える、請求項34から36のいずれか一項に記載の方法。
  38. ターゲット基地局が、コアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信する前記段階の前に、
    前記ターゲット基地局が、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信する段階であって、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含む、段階と、
    前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしない場合、前記ターゲット基地局が前記セッションを拒否する段階と
    をさらに備える、請求項34から36のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記ネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIである、請求項38に記載の方法。
  40. ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
    前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、請求項38または39に記載の方法。
  41. 前記ターゲット基地局が、前記ソース基地局へハンドオーバー確認応答メッセージを送信する段階であって、前記ターゲット基地局が承諾する前記セッションの少なくとも1つのデータフローが拒否された、段階をさらに備える、請求項34から40のいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、前記少なくとも1つのデータフローを拒否する理由を示すのに用いられる情報を含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記少なくとも1つのデータフローを拒否する前記理由を示すのに用いられる前記情報は、複数のデータフロー識別子、利用可能なリソースなし、または前記データフローに対応する無効なサービス品質QoS組み合わせのうちいずれか1つを含む、請求項42に記載の方法。
  44. 基地局が、第1のコアネットワークデバイスからメッセージを受信する段階であって、前記メッセージは、前記第1のコアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、段階と、
    前記基地局が前記インジケーション情報を用いて、端末デバイスにサービス提供するためのコアネットワークデバイスを選択する段階と
    を備える、通信方法。
  45. 前記メッセージはAMF設定更新メッセージである、請求項44に記載の方法。
  46. 前記メッセージはNGインタフェースセットアップ応答である、請求項44に記載の方法。
  47. 前記基地局が、前記コアネットワークデバイスへNGインタフェースセットアップ要求を送信する段階をさらに備える、請求項46に記載の方法。
  48. 前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記少なくとも1つのサポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、少なくとも1つのサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、請求項44から47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 前記少なくとも1つのサポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIを含む、請求項44から48のいずれか一項に記載の方法。
  50. コアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を前記コアネットワークデバイスが決定する段階と、
    前記コアネットワークデバイスが、基地局へ第2のメッセージを送信する段階であって、前記第2のメッセージは、前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報を含む、段階と
    を備える、通信方法。
  51. 前記第2のメッセージはAMF設定更新メッセージである、請求項50に記載の方法。
  52. 前記第2のメッセージはNGインタフェースセットアップ応答である、請求項50に記載の方法。
  53. 前記基地局が送信したNGインタフェースセットアップ要求を前記コアネットワークデバイスが受信する段階をさらに備える、請求項52に記載の方法。
  54. 前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報である、請求項50から52のいずれか一項に記載の方法。
  55. 前記経路切替要求メッセージはさらに、前記ターゲット基地局が拒否する前記セッションに対応する原因情報を含む、請求項29に記載のコアネットワークデバイス。
  56. 前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、請求項55に記載のコアネットワークデバイス。
  57. 前記プロセッサは具体的には、拒否された前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないが故に拒否された前記セッションのリリースを実施するよう構成されている、請求項29に記載のコアネットワークデバイス。
  58. 基地局であり、
    コアネットワークデバイスへ経路切替要求を送信するよう構成された送信ユニットであって、前記経路切替要求は、前記基地局が承諾するセッションの識別子と、前記基地局が拒否するセッションの識別子とを含む、送信ユニットと、
    前記コアネットワークデバイスが送信した経路切替要求応答メッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、前記経路切替要求応答メッセージは、経路切替の完了に成功したセッションの識別子を含む、受信ユニットと
    を備える、基地局。
  59. 前記経路切替要求応答メッセージはさらに、ターゲット基地局が拒否するセッションに対応する原因情報を含む、請求項58に記載の基地局。
  60. 前記原因情報は、拒否された前記セッションに対応するネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしないことである、請求項59に記載の基地局。
  61. 前記受信ユニットはさらに、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信するよう構成されており、
    前記基地局はさらにプロセッサを備え、前記プロセッサは、ネットワークスライスサポート状況、リソース使用状況、および前記ハンドオーバー要求に基づいて受け入れ制御を実施するよう構成されている、
    請求項58から60のいずれか一項に記載の基地局。
  62. 前記受信ユニットはさらに、ソース基地局からハンドオーバー要求を受信するよう構成されており、前記ハンドオーバー要求は、端末デバイスのセッションを前記ソース基地局から前記基地局へハンドオーバーするよう要求するのに用いられ、前記ハンドオーバー要求は、ハンドオーバーが要求されているセッションの識別子と、前記セッションに対応するネットワークスライスのインジケーション情報とを含み、
    前記基地局はさらにプロセッサを備え、前記プロセッサは、前記セッションに対応する前記ネットワークスライスを前記ターゲット基地局がサポートしない場合、前記セッションを拒否するよう構成されている、請求項58から60のいずれか一項に記載の基地局。
  63. 前記ネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIである、請求項62に記載の基地局。
  64. ハンドオーバーが要求されている前記セッションは、第1のセッションおよび第2のセッションを含み、
    前記第1のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートし、前記第2のセッションに対応するネットワークスライスは前記ターゲット基地局がサポートしない、請求項62または63に記載の方法。
  65. 前記送信ユニットはさらに、前記ソース基地局へハンドオーバー確認応答メッセージを送信するよう構成されており、前記ターゲット基地局が承諾する前記セッションの少なくとも1つのデータフローが拒否された、請求項58から64のいずれか一項に記載の基地局。
  66. 前記ハンドオーバー要求確認応答メッセージはさらに、前記少なくとも1つのデータフローを拒否する理由を示すのに用いられる情報を含む、請求項65に記載の基地局。
  67. 前記少なくとも1つのデータフローを拒否する前記理由を示すのに用いられる前記情報は、複数のデータフロー識別子、利用可能なリソースなし、または前記データフローに対応する無効なサービス品質QoS組み合わせのうちいずれか1つを含む、請求項46に記載の基地局。
  68. 第1のコアネットワークデバイスが送信したメッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、前記メッセージは、前記第1のコアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、受信ユニットと、
    前記インジケーション情報を用いて、端末デバイスにサービス提供するためのコアネットワークデバイスを選択するよう構成された処理ユニットと
    を備える、基地局。
  69. 前記メッセージはAMF設定更新メッセージである、請求項68に記載の基地局。
  70. 前記メッセージがN2インタフェースセットアップ応答である、請求項68に記載の基地局。
  71. 送信ユニットをさらに備え、前記送信ユニットは、前記コアネットワークデバイスへN2インタフェースセットアップ要求を送信するよう構成されている、請求項70に記載の基地局。
  72. 前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を含む、請求項68から71のいずれか一項に記載の基地局。
  73. 前記ネットワークスライスの前記インジケーション情報は、単一ネットワークスライス選択アシスト情報S−NSSAIを含む、請求項68から72のいずれか一項に記載の方法。
  74. コアネットワークデバイスであって、
    前記コアネットワークデバイスがサービス提供する公共地上モバイルネットワークPLMNに関するサポートされているネットワークスライスのインジケーション情報を決定するよう構成された処理ユニットと、
    基地局へ第2のメッセージを送信するよう構成された送信ユニットであって、前記第2のメッセージは、前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報を含む、送信ユニットと
    を備える、コアネットワークデバイス。
  75. 前記第2のメッセージはAMF設定更新メッセージである、請求項74に記載のコアネットワークデバイス。
  76. 前記第2のメッセージはNGインタフェースセットアップ応答である、請求項74に記載のコアネットワークデバイス。
  77. 受信ユニットをさらに備え、前記受信ユニットは、前記基地局が送信したNGインタフェースセットアップ要求を受信するよう構成されている、請求項76に記載のコアネットワークデバイス。
  78. 前記コアネットワークデバイスがサービス提供する前記PLMNに関する前記サポートされているネットワークスライスの前記インジケーション情報は、前記コアネットワークデバイスがサービス提供するPLMN毎の、サポートされているネットワークスライスのインジケーション情報である、請求項74から77のいずれか一項に記載のコアネットワークデバイス。
  79. 請求項1から17、請求項31から54、または請求項73のいずれか一項に記載の方法を実施するよう構成された通信デバイス。
  80. コンピュータ可読記憶媒体であり、
    前記コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納しており、前記命令がコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1から17、請求項31から54、または請求項73のいずれか一項に記載の方法を実施可能となる、コンピュータ可読記憶媒体。
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