JP2020512717A - 方法、装置およびシステム - Google Patents

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Abstract

通信装置、方法およびシステムが提供され、通信装置は、第1のデータを端末に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信するように構成された送信機と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するように構成された回路と、を備える。

Description

本技術は、無線通信分野に関し、より詳細には、再送信方式を制御する通信装置、方法およびシステムに関する。
第4世代(4G)通信システムおよびロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)の展開から大きくなっている無線データトラフィックの需要を満たすため、改良された第5世代(5G)通信システムまたはプレ5G通信システムを開発する努力が払われている。
無線通信分野において、ユーザ機器(UE:User Equipment)としても知られるエンドユーザ無線端末は、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)等の無線ネットワークを介して、「eNodeB」(LTE分野におけるeNB)または「gNodeB」(5G分野におけるgNB)とも称する無線基地局(RBSまたは短くBS)と通信する。無線アクセスネットワーク(RAN)は、無線基地局がそれぞれサービス提供しているセルエリアに分割された地理的エリアを網羅する。
UEと基地局としてのノードBとの間では、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)フィードバックプロセスが媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)レイヤにおいて動作する。送信機においては、パケットが受信機に送信される。受信機においては、対応するHARQエンティティがパケット送信を受信し、送信されたパケットを復号化して復元しようとする。受信機のHARQエンティティは、復元したパケットを適正な順序で上位レイヤに提供することができる。受信パケットが正しく復号化されない場合、受信機は、否定応答(NACK)を送信機に送って、送信機によるパケットの再送信を開始させる。それ以外の場合、受信機は、対応するパケットの確認(ACK)を送信する。NACKを受信した送信機は、再送信方式に従って、対応するパケットを再送信する。このプロセスは、パケットが誤りなく復号化されるか、または、(たとえば、規格に指定の)最大再送信試行数に達するまで繰り返される可能性がある。
再送信の場合、送信機は、元の送信と全く同じのパケットを再送信可能である。あるいは、送信機は、パケットの異なるバージョンを再送信可能である。これらの異なるバージョンは、リリース8(LTE)の冗長バージョン(RV:Redundancy Version)パラメータにより示される。
ただし、LTEにおいては、再送信およびHARQフィードバックが動作中のトランスポートブロック(TB:Transport Block)ごとである。TBが複数のコードブロック(CB:Code Block)を含む場合は、TBのすべてのCBを再送信する必要があり、HARQフィードバックが「NACK」の場合、各CBの再送信には、同じ冗長バージョン等の同じ再送信方式を使用する。
非限定的かつ例示的な一実施形態によって、再送信方式の改善された柔軟性が容易に提供されるようにする。
一般的な一態様においては、第1のデータを端末に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信するように構成された送信機と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するように構成された回路と、を備えた、通信装置を提供する。
一般的な別の態様においては、通信装置において、第1のデータを端末に送信することと、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信することと、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御することと、を含む、無線通信方法を提供する。
一般的な別の態様においては、通信装置および端末を備えた通信システムであって、通信装置が、第1のデータを端末に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信するように構成された第1の送信機と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するように構成された第1の回路と、を備え、端末が、通信装置から送信された第1のデータを受信するとともに、再送信方式に従って通信装置から再送信された第2のデータを受信するように構成された第2の受信機と、第1のデータの受信後、第2のデータを受信する前に、再送信条件を通信装置に示すように構成された第2の送信機と、受信した第2のデータの再送信の再送信方式を復元するように構成された第2の回路と、を備えた、通信システムを提供する。
一般的な実施形態または特定の実施形態がシステム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、記憶媒体、またはこれらの任意選択的な組み合わせとして実装されていてもよいことに留意されたい。
開示の実施形態の他の利益および利点については、本明細書および図面から明らかとなるであろう。これらの利益および/または利点は、本明細書および図面の種々の実施形態および特徴によって個別に得られるようになっていてもよいが、このような利益および/または利点のうちの1つまたは複数を得るのにすべてが提供される必要はない。
本発明の一実施形態に係る、基地局とユーザ端末との間のダウンリンク送信のフローチャートの一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、基地局とユーザ端末との間のアップリンク送信のフローチャートの一例を模式的に示した図である。 送信機から送信されるデータを符号化および変調するフローチャートの一例を模式的に示した図である。 異なる冗長バージョンを生成するターボ符号器中の円形バッファの一例を模式的に示した図である。 送信中の一代替例であって、新無線(NR:New Radio)フィールドにおける超高信頼・低遅延通信(URLLC:Ultra−Reliable & Low Latency Communications)トラフィックによって代替された高度モバイルブロードバンド(eMBB:Enhanced Mobile Broadband)リソースを模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、代替方式のオプションの一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、代替方式のオプションの一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、代替方式のオプションの一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、代替方式のオプションの一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、通信装置および端末を含む通信システムの模式的なブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、通信装置の模式的なブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、再送信方式の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、再送信方式の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、再送信方式の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、再送信方式の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、無線通信方法の模式的なフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明するが、これらは、通信方法、装置およびシステムに関する。本技術は、多くの異なる形態および多くの異なる順序で具現化されるようになっていてもよく、本明細書に記載の実施形態に限定されるものと解釈すべきではないことが了解される。むしろ、これらの実施形態は、本開示が網羅的かつ完全で、本技術を当業者に十分伝えられるように提供される。実際、本技術は、添付の特許請求の範囲により規定される技術の範囲および主旨に含まれるこれらの実施形態の代替、改良および同等物を網羅することが意図される。さらに、本技術に関する以下の詳細な説明においては、本技術を完全に理解できるように、多くの具体的詳細を示す。ただし、当業者には、このような具体的詳細なく本技術を実施可能であることが明らかとなるであろう。
本明細書においては、方法のステップおよび構成要素の構造の順序を例示目的で与えているが、何ら限定的なものではない。本技術の以下の詳細な記述は、例示および説明を目的として与える。包括性を意図したものでもなければ、開示の厳密な形態に本技術を限定することを意図したものでもない。上記教示内容に照らして、多くの改良および変形が可能である。記載の実施形態は、本技術の原理およびその実際の用途を最もよく説明することにより、種々の実施形態において、考えられる特定の使用に適するような種々の改良を伴って当業者が本技術を最もよく利用できるように選定したものである。本技術の範囲は、本明細書に添付の特許請求の範囲によって規定されるものとする。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る、基地局100とユーザ端末200との間のダウンリンク(DL)送信のフローチャートの一例を模式的に示している。
なお、本例は、基地局100(一般的には、通信装置)とユーザ端末(一般的には、以下の端末)200との間の無線通信を示しているが、無線通信はこれら2つのエンティティに限定されない。2つのユーザ端末等、他のエンティティも同様の無線通信を実行可能である。
図1Aに示すように、ステップST101において、基地局100は、同期信号およびシステム情報信号を端末200に送信する。ステップST102において、基地局100および端末200は、互いに相互作用して、システム情報の取得、ランダムアクセス手順、または無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続制御を終える。ステップST101およびST102は、同期、システム情報の取得、ランダムアクセス手順、またはRRC接続制御に関するが、これらは、通常の無線通信における従来のステップである。
ステップST103において、基地局100は、eMBBリソースを代替(preemption)してURLLCトラフィックを送信する必要がある場合、eMBBリソース内でURLLCサービスを送信する代替リソースを決定する。ステップST103は、本発明の実施形態に従って、eMBBリソース内でURLLCサービスを送信する代替リソースの決定に関し、代替の必要性に応じた任意選択的なステップである。本発明の実施形態においては、eMBBリソース内での代替リソースの選択方法(または、eMBBリソースの代替方法)に関するルールを規定することも可能である。その詳細については、図3A〜図3Eを参照して論じる。
ST104において、基地局100は、eMBBサービスのDL制御シグナリング(リソース割り当て情報を示す)およびDLデータを端末200に送信する。DLデータには第1のデータを含み、本例においては、第1のデータが1つまたは複数のCBGを含んでいてもよい。なお、本願においては、1つのCBGが最小HARQフィードバック・再送信単位と仮定される。CBGは、コードブロックグループを意味し、1つまたは複数のコードブロックから成っていてもよい。CBGの粒度は、基地局100により設定されていてもよい。当然のことながら、最小フィードバック・再送信単位は、1つのCBGに限定されず、1つまたは複数のコードブロック、1つまたは複数のCBG、あるいは1つまたは複数のTBも本発明の実施形態に利用可能である。ステップST103の実行の場合、DLデータは、eMBBリソース内で代替リソースにより送信されるようになっていてもよい。基地局100がURLLCチャネルも送信する場合は、URLLCのリソースを割り当てる制御シグナリングも送信に含まれていてもよい。URLLC UEは、URLLCチャネルを受信可能である。
なお、ダウンリンク(DL)リソース割り当て情報は、基地局100から端末200に送信されたDCIにおいて示されていてもよい。また、リソース割り当て情報は、(URLLCサービストラフィックの対象となる)URLLC対象UEに対して、URLLCサービストラフィックを受信しなければならないことを通知するとともに、他のUE(リソースが代替された(eMBBサービストラフィックの対象となる)一部のeMBB対象UE)にも通知する。DCIを設計する1つの方法として、URLLC DCIを各URLLC対象UEに送信するとともに、eMBB代替状況を示すeMBB代替DCIをeMBB対象UEに送信する。ただし、オーバヘッドが大きくなる可能性がある。このため、本発明者は、URLLC対象UEのURLLCリソース割り当ての指定に関するDCIおよびeMBB対象UEの代替状況の指定に関するDCIを設計する方法に関して、別のDCI設計を考慮する。以下にいくつかの例を示す。
例1)では、第1のサービス(eMBB)のトラフィックを受信する第1の端末(eMBB対象UE)および第2のサービス(URLLC)のトラフィックを受信する第2の端末(URLLC対象UE)を含むグループのすべての端末に、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てをそれぞれ示すグループ共通制御シグナリングを送信する。第1の端末(eMBB対象UE)は、グループ共通制御シグナリングにおけるリソース割り当てを解釈して、それぞれの代替リソース状況を得ることができる。すなわち、URLLCリソース割り当ての共通DCIは、グループのすべてのUEに対してグループ状に送信される。DCIは、URLLCサービストラフィックの対象となるUEを示すセル無線ネットワーク一時識別情報(C−RNTI ID:Cell Radio Network Temporary Identity)に対応するフィールドを含む。DCIは、URLLCリソース割り当てに関するリソースブロック割り当て(RBA)フィールドをさらに含む。このDCIに基づいて、URLLC対象UEは、C−RNTI IDフィールドの解釈によりURLLCデータを受信するUEであることをそれ自体で把握し、代替eMBB UEは、RBAフィールドの解釈によって、それらのeMBBリソースが代替(または、パンクチャ)されるかを把握する。
たとえば、3つのURLLC対象UEが同じスロットに割り当てられている場合は、URLLC対象UEおよびeMBB UEのすべてに3つのURLLC DCIが送られる。これら3つのDCIは、URLLC対象UEおよびeMBBリソース割り当てUEによって受信される。
この例1)では、URLLCリソース割り当て用のDCIおよびeMBB UEの代替用のDCIの両者を識別する必要も送信する必要もないため、DCIオーバヘッドを最小化可能である。
一方、基地局とUEとの間のスクランブルおよびサーチスペース運用は、RRCにより把握または設定されたグループ共通IDに基づくことになる。
例2)では、リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末(URLLC対象UE)それぞれに送信するとともに、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末(eMBB対象UE)それぞれに送信する。すなわち、URLLC対象UEのURLLCサービストラフィックのDCIがUE固有である。代替(パンクチャリング)eMBBリソース指定用のDCIは、グループ固有である。
たとえば、3つのURLLC UEが同じスロットに割り当てられている場合は、3つの個別URLLC DCIがURLLC対象UEにそれぞれ送られる一方、1つのグループ共通DCIがすべてのeMBB UEに送られる。3つのURLLC UEは、3つのURLLC DCIをそれぞれ受信する。eMBBリソース割り当てUEは、代替を示す1つのグループ共通DCIを受信する。
この例2)は、1つのグループ固有DCIを増大可能であるが、例1)と比較して、eMBB UEのDCIを検出する手間が少なくなる。
なお、図2Aを参照して、DLデータは、符号化および変調により生成可能である。図2Aは、送信機から送信されるデータを符号化および変調するフローチャートの一例を模式的に示している。図2Aに示すように、まずはトランスポートブロックに巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)ビットが追加された後、CRCビットを伴うトランスポートブロック(TB)が複数のコードブロック(CB)に分割されるようになっていてもよい。コードブロックごとに、CRCの追加および符号化が実行される。その後、すべての符号化コードブロックが集中・変調されて、送信データが生成される。従来、端末200においては、TBごとにHARQ応答を基地局100にフィードバックするが、1つの仮定として、CBは(たとえば基地局によってCBG数を設定可能すなわちCBG粒度を設定可能な)1つまたは複数のコードブロックグループ(CBG)にグループ化可能であり、端末200は、CBGごとにHARQ応答を基地局100にフィードバックすることによって、HARQ応答およびHARQ応答に対する再送信の柔軟性および粒度を改善可能である。
なお、(第1のデータを含む)DLデータの送信は、送信方式に従って実行可能である。送信方式としては、3種類の方式すなわち冗長バージョン(RV)、新規データ指定(NDI:New Data Indication)および変調・コード方式(MCS:Modulation and Code Scheme)のうちの少なくとも1つが挙げられる。冗長バージョン(RV)は通常、2ビットを有する。異なる冗長バージョンは、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビット(または、パリティビット)を含むバッファ(円形バッファ等)の異なる開始点を示す。すなわち、冗長バージョンが異なれば、(再)送信パケット(または、データ)に含まれるシステマティックビットおよび冗長ビットのサイズ/比も異なることになり得る。詳細なRV生成については、図2Bを参照して見出すことも可能である。図2Bは、異なる冗長バージョンを生成するターボ符号器中の円形バッファの一例を模式的に示している。図2Bに示すように、{S1,・・・,Sk}がコードブロックに関するシステマティックビットであり、{p1,・・・,pk}がパリティビット(すなわち、冗長ビット)である。円形バッファにおいて、異なるRVの開始位置は異なっている。RV0にはより多くのシステマティックビットを伴い、その他のシステマティックビットはより少数またはゼロである。このため、異なる冗長バージョンに応じた異なる送信/再送信は、正しい復号化の可能性を高くすることを目的とする。一例において、冗長バージョンは、RV0、RV1、RV2、RV3であってもよく、RV0が通常はより多くのシステマティックビットとなり、他のRVのシステマティックビットがより少数またはゼロとなる。
なお、基地局100から端末200への制御シグナリングの送信によっても、データ送信用の冗長バージョンを含む送信方式を示すことができる。
ステップST105において、UEノードの端末200は、DL制御シグナリングと、第1のデータを含むDLデータとを受信する。ここでは、説明を簡単にするため、URLLCおよびeMBBリソース上のDLデータが同じUEに送信されるものと仮定する。ただし、この提案のフレームワークにおいては、URLLCサービスおよびeMBBサービスを異なるUEに送信可能である。
ステップST106において、端末200は、CBGごとにHARQ応答を基地局100にフィードバックする。ステップST106は、CBGごとのHARQフィードバックに関する。端末200は、eMBBリソースを受信した場合、CBGごとに(ACKおよびNACKを含む)HARQビットをフィードバックすることになる。
送信CBGに対するHARQフィードバックとして端末200がNACKをフィードバックする場合、基地局100は、(上述の送信方式と原理が類似する)再送信方式に従って、このCBGを再送信するよう決定することになる。
従来、LTEにおいては、トランスポートブロック(TB)のすべてのコードブロックの再送信方式が同一である。ダウンリンクHARQの場合(端末200がデータを基地局100に送信し、基地局100がダウンリンクHARQ応答をフィードバックする)、冗長バージョンに応じた再送信は基本的に、基地局100から受信されたダウンリンク制御情報(DCI)における明示的な指定に基づく(明示的方式とも称する)。一方、アップリンクHARQの場合(図1Aに示すように、基地局100がデータを端末200に送信し、端末200がアップリンクHARQ応答を基地局100にフィードバックする)は通常、再送信ガイダンス用のアップリンクグラント(一種の制御シグナリング)が受信されない場合、順序が用いられる(順序方式とも称する)。順序の一例として、送信および再送信方式には、たとえばRV0、RV2、RV3およびRV1等の順序を含んでいてもよい。すなわち、第1の送信にRV0を使用し、再送信にRV2を使用し、次の再送信にRV3を使用し、その次の再送信にRV1を使用するようにしてもよい。別の(再)送信方式では、サブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックス、ならびに(再)送信されるデータの他の情報のうちの少なくとも1つの関数に基づいて、冗長バージョンを決定する(非明示的方式とも称する)。ただし、従来は、TBのすべてのコードブロックの(再)送信に明示的方式、非明示的方式、または順序方式が用いられるため、すべてのコードブロックが同じ(再)送信ルールを使用する場合には、このTBの性能に関していくつかの問題が起こることになる。高度モバイルブロードバンド(eMBB)リソースが超高信頼・低遅延通信(URLLC)サービスにより代替され得る場合には、別の問題が起こる。このため、コードブロックまたはCBG(代替または非代替)が異なる場合は、(再)送信方式に関する要件も異なることになる。
異なるコードブロックまたはCBGに対して異なる再送信方式を構成するため、簡単な方法としては、DCIシグナリングにおいて、CBGごとにRVを指定する。代替状況に基づいて、CBGごとに異なるRVを効率的に適応可能である。ただし、この解決手段のデメリットとして、DCIのオーバヘッドが大きくなる。たとえば、4つのCBGがTBに含まれる場合、DCIのRVフィールドには、2つのビットではなく8つのビットが必要となる。2つのTBの場合は、RVに必要なフィールドサイズが16ビットであり、DCIのオーバヘッドが制限されているために受け入れられない場合がある。
このため、本発明者は、NACK応答および再送信を引き起こす送信された代替コードブロックまたはCBGの場合、すなわち、送信されたコードブロックまたはCBGのシステマティックビットが完全に送信されていないか、または正しく復号化されておらず、再送信によってより多くのシステマティックビットを復元する必要がある場合、より多くのシステマティックビットを再送信することの方が正しい復号化には有用であるが、システマティックビットが少ない非代替コードブロックまたはCBGの場合は、たとえば[RV0,RV2,RV3,RV1]の順序に基づく従来の再送信方式を使用して増分冗長性(IR:Incremental Redundancy)を得る方がよいことを考慮する。このため、以下のステップST107およびST108を考慮する。なお、すべてのHARQフィードバックが「ACK」の場合は、ステップST107〜ST112を無視することも可能である。
ステップST107においては、(本例におけるHARQフィードバックに応じた再送信の最小単位である)CBGごとのシステマティックビット状況(または、システマティックビットサイズ、比等を含むレベル)および代替リソース状況(または、代替リソースサイズ、比等を含むレベル)のうちの少なくとも一方の検出が基地局100側で実行される。本例においては、基地局が送信機であり、実際の実施態様においては、システマティックビット状況および代替リソース状況を基地局100によって容易に把握することも可能である。したがって、本明細書においては詳細を省略する。
ステップST108においては、端末200から送信された第1のデータの「NACK」が基地局100により受信される再送信条件において、再送信を要するCBGのRV等の再送信方式の決定が基地局100により実行される。この決定は、送信された第1のデータのシステマティックビット状況(レベル)および代替リソース状況(レベル)の少なくとも一方に基づいて実行される。たとえば、本発明の実施形態によれば、システマティックビットレベルが大きい(たとえば、システマティックビット閾値よりも大きい)場合(これは、代替の有無に関わらず、決定された閾値よりも多くのシステマティックビットをCBGが伴うことを意味する)、代替リソースレベルが大きい(たとえば、代替リソース閾値よりも大きい)場合(これは、CBGに含まれるシステマティックビットの数に関わらず、CBGがより多く代替されることを意味する)、または両者が大きい(すなわち、システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、また、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きい)場合(これは、より多くのシステマティックビットを伴うCBGが代替されることを意味する)は、RV0等のより多くのシステマティックビットを伴うRVが再送信に用いられる(たとえば、閾値よりも多くのシステマティックビットを伴う第2のデータを再送信する第1の再送信方式)。それ以外の場合、たとえば、送信された第1のデータのシステマティックビットレベルが小さい場合(これは、代替の有無に関わらず、CBGに伴うシステマティックビットが少ないことを意味する)または送信された第1のデータの代替リソースレベルが小さい場合(これは、CBGに含まれるシステマティックビットの数に関わらず、代替されるCBGがゼロまたは少数であることを意味する)は、従来の(再)送信方式(たとえば、RV順序[RV0,RV2,RV3,RV1])が再送信に用いられる。
一実施形態において、代替リソース閾値としてはゼロも可能であるため、代替リソースレベルをゼロの代替リソース閾値と比較することによって、リソースの代替が行われているかを示すことも可能である。さらに、代替リソースレベルがゼロの場合、これは、リソースの代替が行われていないことを示す。
ステップST109においては、NACKが過去に受信されたCBGが基地局100から、eMBBサービスに含まれる第2のデータとして再送信される。
ステップST110においては、eMBBサービスに含まれるDL制御シグナリングおよび再送信された第2のデータが端末200によって受信される。
ステップST111においては、CBGごとのシステマティックビット状況および代替リソース状況の少なくとも一方の検出が端末200により実行される。DCIのオーバヘッド制約により、DCIには、各CBGのRV指定が存在していなくてもよい。したがって、端末200は、CBGごとのシステマティックビット状況および代替リソース状況の少なくとも一方を判定することにより、それ自体でRV情報を得る必要があってもよい。たとえば、代替CBGのeMBBリソースサイズで除算したURLLCリソースサイズ(すなわち、代替リソース比)が60%である場合は、RRCによる設定または規格における指定も可能な50%の閾値と比較して、代替リソース比の方が大きいものと仮定される。それ以外に、代替CBGのeMBBリソースサイズで除算したURLLCリソースサイズが20%である場合、代替リソース比は、閾値よりも小さいため、より小さいものと仮定される。
ステップST112においては、(再送信された第2のデータではなく)第1のデータの送信のシステマティックビット状況(レベル)および代替リソース状況(レベル)の少なくとも一方に基づいて、再送信CBG(または、第2のデータ)のRVの決定および再送信CBG(または、第2のデータ)上のソフト合成が端末200により実行される。第1のデータの送信のシステマティックビット状況(レベル)および代替リソース状況(レベル)の少なくとも一方に基づいて、再送信された第2のデータのRVが基地局100において過去に決定されており、端末200は、基地局100から再送信された第2のデータを受信した後、同一または同様の方法によって、この再送信された第2のデータのRVを導き出すことにより適正に復号化することになるためである。
一例において、上記決定は、第1のデータの代替リソース状況またはレベルに基づいて端末200により実行可能である。代替リソースレベルが小さいと端末200が判定した場合、再送信CBGのRVは、従来の方法(たとえば、従来のLTEのような[RV0,RV2,RV3,RV1]の順序)に従う。他の例において、再送信CBGのRVは、前述の通り、明示的な方法または非明示的な方法により得ることも可能である。ただし、本発明の実施形態によれば、代替リソースサイズまたは比が大きいと端末200が判定した場合、再送信CBGのRVは、より多くのシステマティックビットを有するRV0と決定される。
別の例において、上記決定は、送信された第1のデータのシステマティックビット状況(本例においては、代替eMBBリソース)および送信された第1のデータの代替リソース状況の両者に基づいて、端末200により実行可能である。代替eMBBのシステマティックビットサイズまたは比および代替リソースサイズまたは比がともに大きい場合は、再送信CBG(第2のデータ)のRVがRV0と決定される。それ以外に、代替eMBBのシステマティックビットサイズまたは比および代替リソースサイズまたは比が小さい場合、再送信CBG(第2のデータ)のRVは、従来の方法(たとえば、従来のLTEのような[RV0,RV2,RV3,RV1]の順序)のように決定される。
別の例において、上記決定は、システマティックビット状況のみに基づいて端末200により実行可能である。システマティックビットサイズまたは比が大きい場合は、再送信CBG(第2のデータ)のRVがRV0と決定される。それ以外に、システマティックビットサイズまたは比が小さい場合、再送信CBG(第2のデータ)のRVは、従来の方法(たとえば、従来のLTEのような[RV0,RV2,RV3,RV1]の順序)のように決定される。
ステップST113は、受信もしくは復号化の成功または最大再送信数の到達までの上記ステップ(CBGごとのHARQフィードバックからST112まで)の繰り返しに関する。
したがって、本発明の実施形態では、送信された第1のデータがNACK応答を引き起こすため再送信が必要な場合、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、再送信方式を柔軟に決定可能である。第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方が大きい場合、すなわち、第1のデータのシステマティックビットが完全に送信されていないか、または正しく復号化されていない場合は、より多くのシステマティックビットを伴う再送信方式として再送信方式を決定可能であり、再送信された第2のデータがより多くのシステマティックビットを含んでいてもよく、不十分な通信環境に耐えることができ、この再送信された第2のデータを受信している端末200がより多くのシステマティックビットの受信によって、第2のデータをより正しく復号化することができる。再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
上記説明は、図1Aと併せて、基地局100と端末200との間のダウンリンクデータ送信通信の一例を記載しているが、通信はこれに限定されない。たとえば、本発明の原理に基づいて、基地局100と端末200との間のアップリンクデータ送信通信および端末200間のサイドリンクデータ送信通信も利用可能である。
さらに、上記説明は、eMBBリソース、URLLCトラフィック、RV0〜RV3、CBG等の詳細な例を記載しているが、本発明の実施形態はこれらに限定されず、他のリソース、他のトラフィック、他の冗長バージョンを含む他の(再)送信方式、他の最小HARQ単位等も利用可能である。
図1Bは、本発明の一実施形態に係る、基地局とユーザ端末との間のアップリンク(UL)送信のフローチャートの一例を模式的に示している。
図1Bは、端末200から基地局100へのアップリンク送信を示しているが、いくつかのステップは、図1Aに示す対応ステップと同一または同様である。したがって、これらのステップの詳細は省略する。
ステップST101’において、基地局100は、同期信号およびシステム情報信号を端末200に送信する。ステップST102’において、基地局100および端末200は、互いに相互作用して、システム情報の取得、ランダムアクセス手順、またはRRC接続制御を終える。
ST103’において、基地局100は、eMBBサービスのリソース割り当て情報を含むUL制御シグナリングを端末200に送信する。
ステップST104’において、端末200は、eMBBリソースを代替してURLLCトラフィックを送信する必要がある場合、eMBBリソース内でURLLCサービスを送信する代替リソースを決定する。
ST105’において、端末200は、eMBBサービスの(任意選択的な)代替リソース指定を示すUL情報およびULデータを基地局100に送信する。ULデータには第1のデータを含み、本例においては、第1のデータが1つまたは複数のCBGを含んでいてもよい。たとえば、1つのCBGが最小HARQフィードバック・再送信単位である。
ステップST106’において、基地局100は、UL情報およびULデータを受信し、CBGごとのHARQ応答を端末200にフィードバックする。
送信CBGに対するHARQフィードバックとして基地局100がNACKをフィードバックする場合、端末200は、再送信方式に従って、このCBGを再送信するよう決定することになる。
ステップST107’においては、(本例におけるHARQフィードバックに応じた再送信の最小単位である)CBGごとのシステマティックビット状況(または、システマティックビットサイズ、比等を含むレベル)および代替リソース状況(または、代替リソースサイズ、比等を含むレベル)のうちの少なくとも一方の検出が端末200側で実行される。
ステップST108’においては、基地局100から送信された第1のデータの「NACK」が端末200により受信される再送信条件において、再送信を要するCBGのRV等の再送信方式の決定が端末200により実行される。この決定は、送信された第1のデータのシステマティックビット状況(レベル)および代替リソース状況(レベル)の少なくとも一方に基づいて実行される。たとえば、本発明の実施形態によれば、システマティックビットレベルが大きい(たとえば、システマティックビット閾値よりも大きい)場合(これは、代替の有無に関わらず、より多くのシステマティックビットをCBGが伴うことを意味する)、代替リソースレベルが大きい(たとえば、代替リソース閾値よりも大きい)場合(これは、CBGに含まれるシステマティックビットの数に関わらず、CBGがより多く代替されることを意味する)、または両者が大きい(すなわち、システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、また、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きい)場合(これは、より多くのシステマティックビットを伴うCBGが代替されることを意味する)は、RV0等のより多くのシステマティックビットを伴うRVが再送信に用いられる(たとえば、閾値よりも多くのシステマティックビットを伴う第2のデータを再送信する第1の再送信方式)。それ以外の場合、たとえば、送信された第1のデータのシステマティックビットレベルが小さい場合(これは、代替の有無に関わらず、CBGに伴うシステマティックビットが少ないことを意味する)または送信された第1のデータの代替リソースレベルが小さい場合(これは、CBGに含まれるシステマティックビットの数に関わらず、代替されるCBGがゼロまたは少数であることを意味する)は、従来の(再)送信方式(たとえば、RV順序[RV0,RV2,RV3,RV1])が再送信に用いられる。
ステップST109’においては、NACKが過去に受信されたCBGが端末200から、eMBBサービスに含まれる第2のデータとして再送信される。
ステップST110’においては、eMBBサービスに含まれるDL制御シグナリングおよび再送信された第2のデータが端末200により受信され、CBGごとのシステマティックビット状況および代替リソース状況の少なくとも一方の検出が基地局100により実行されて、再送信された第2のデータのRVが導き出される。
ステップST111’においては、(再送信された第2のデータではなく)第1のデータの送信のシステマティックビット状況(レベル)および代替リソース状況(レベル)の少なくとも一方に基づいて、再送信CBG(または、第2のデータ)のRVの決定および再送信CBG(または、第2のデータ)上のソフト合成が基地局100により実行される。第1のデータの送信のシステマティックビット状況(レベル)および代替リソース状況(レベル)の少なくとも一方に基づいて、再送信された第2のデータのRVが端末200において過去に決定されており、基地局100は、端末200から再送信された第2のデータを受信した後、同一または同様の方法によって、この再送信された第2のデータのRVを導き出すことにより適正に復号化することになるためである。
ステップST112’は、受信もしくは復号化の成功または最大再送信数の到達までの上記ステップ(CBGごとのHARQフィードバックからST111’まで)の繰り返しに関する。
なお、検出および決定ステップ(たとえば、ST107およびST108またはST107’およびST108’)を可能にする周期が設定され、これが基地局により設定されるようになっていてもよい。特に、基地局は、周期情報を端末に送信することによりタイマーを開始し、タイマーを基地局のタイマーと同時に終了するようにしてもよい。タイマーの終了後、TBのすべてのCBGの再送信は、非代替サービスの場合の従来方式(たとえば、前述の明示的方式、非明示的方式、または順序方式)に従う。
このため、本発明の実施形態では、再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
以下、送信中の代替例についてさらに詳しく論じる。
図3Aは、送信中の一代替例であって、新無線(NR)における超高信頼・低遅延通信(URLLC)トラフィックによって代替された高度モバイルブロードバンド(eMBB)リソースを模式的に示した図である。
図3Aに示すように、新無線(NR)の仮定においては、eMBBリソース上のeMBBサービストラフィックの送信中、URLLCサービストラフィックがより重要または緊急であるのでURLLCサービストラフィック(トラフィック)を送信する必要がある場合、URLLCサービストラフィックを送信するようにeMBBリソースを代替することができる。たとえば、トランスポートブロックには、CBG1およびCBG2すなわちCBGインデックスが1のCBG1およびCBGインデックスが2のCBG2を含んでいてもよい。CBG1およびCBG2を含むトランスポートブロックは、eMBBサービストラフィックを送信しなければならず、URLLCトラフィックを送信する必要がある場合は、CBG1を送信するeMBBサービスの一部のリソースがURLLCトラフィックにより代替される。この代替方式は、本の一例に過ぎず、他の選択肢を代替方式に適用可能である。
図3B〜図3Eは、本発明の一実施形態に係る、代替方式のオプションの例を模式的に示している。
図3Bに示すように、オプション1は、第1のサービス(本例においては、eMBB)のリソースが第2のサービス(本例においては、URLLC)のデータにより代替される端末の数を最小化している。すなわち、影響を受ける端末(UE等)の数を最小化する。たとえば、図3Bに示すように、URLLCデータが2つの物理リソースブロック(PRB)を送信する必要がある場合は、UE1のeMBBリソースサイズが(格子状の長方形に示すように)1PRB、UE2のeMBBリソースサイズが(グレーの長方形に示すように)4PRBである。そして、eMBBリソースがURLLCデータにより代替される端末の数を最小限に抑えるため、任意選択としては、(図3Bにおいて、2つのPRBを覆うオプションaおよびPRBを1つだけ覆うオプションbとして示すように)UE2のeMBBリソースのみが代替用に選択される。この場合は、代替URLLCリソースを示すグラント(制御シグナリング)のみをUE2に送ることにより、制御シグナリングのオーバヘッドおよび送信対象を制限することも可能である。あるいは、UE1のeMBBリソースのみを代替用に選択することも可能である(図3Bには示さず)。URLLCリソースが2つのUEのリソースを代替する場合(図3Bにオプションcとして示す)と比較して、影響を受けるUEの数が最小化され、制御シグナリングのオーバヘッドおよび送信を抑えることができる。
オプション2は、サイズまたは比閾値によって、第1のサービス(eMBB)のリソース内の代替リソースサイズまたは比を制限している。この場合は、代替リソース比に関する閾値がオプション2を実現するように規定される。また、URLLCデータが1つのPRBを必要とし、UE1が1PRBのeMBB、UE2が4PRBのeMBBを伴うものと仮定する。代替リソース比が閾値よりも高い場合、現在のeMBBリソースが代替されることはない。図3Bに示す場合を一例として、閾値が60%と規定されている場合は、UE1のeMBBリソース(1PRB)が代替されるならば代替比が100%である(閾値60%よりも大きい)ため、UE1のeMBBリソース(1PRB)が代替されることはない。一方、UE2のeMBBリソースは、代替比が閾値よりも低い25%(1PRB/4PRB)であるため、代替され得る。このような代替用に選択されるeMBBリソースは、代替リソース比の大きさに基づいていてもよい(たとえば、代替リソース比が最も小さいeMBBリソースを代替用に選択することも可能である)。
図3Cに示すように、オプション3は、代替されるコードブロックの数を最小化している。すなわち、影響を受けるコードブロックの数を最小化する。たとえば、1つのコードブロックを送信するリソースが代替URLLCサービスを送信可能であり、図3Cの左側に示すように、代替比が小さい場合は、このようなリソースが代替用に選択される。このオプションは、図3Cの右側に示すように2つの両コードブロックが代替される場合と比較して、影響を受けるコードブロックの数を抑えることも可能である。
図3Dに示すように、オプション4は、第1のサービス(eMBB)のリソース間で代替リソースサイズまたは比を平均化しているため、eMBBリソースにおける複数のUEのeMBBリソースのサイズまたは比もが代替される。たとえば、URLLCトラフィックが0.5PRB(6つのサブキャリア)の送信を必要とし、利用可能なUEのeMBBリソースが2つである(それぞれ30個のサブキャリアを有する)場合は、各UEの3つのサブキャリアが代替に用いられるようになっていてもよい。このような解決手段の利点として、1つのUE2リソースのみの20%が代替される図3Dの右側と比較した場合に、各UEの影響を受ける比がより小さく、たとえば各UEの10%のみが代替される。この場合は、影響を受けるすべてのUEに対して、代替URLLCリソースを示すグラント(制御シグナリング)を送信することが必要となり得る。このようなグラント(制御シグナリング)は、グループ共通サーチスペースまたは共通サーチスペース上にマッピング可能なグループ共通制御チャネルまたは制御チャネルにおいて送信されるようになっていてもよい。
図3Eに示すように、オプション5は、第1のサービス(eMBB)のデータおよび第2のサービス(URLLC)のデータの両者を受信する端末に関して、第2のサービス(URLLC)のデータにより代替される第1のサービス(eMBB)のリソースを指定している。すなわち、URLLC代替用にeMBBサービスを受信する同じUEを優先する。これにより、指定されたグラント制御シグナリングのオーバヘッドを抑えられる。あるいは、代替eMBBサービスがUE1に送信される一方、URLLCサービスがUE2に送信される場合、基地局は、UE1およびUE2に対してそれぞれ、URLLC制御シグナリングを2回送信することが必要となり得る。一方は、UE2に対するURLLCサービスの受信用のURLLCリソース割り当てを示すのに用いられる。もう一方は、影響を受けるeMBBサービスの復号化が成功する可能性を高くする、UE1に対するURLLCリソース割り当てを示すのに用いられる。
オプション6:上記5つのオプションの任意の組み合わせ(たとえば、オプション5およびオプション3の組み合わせ)が適用されるようになっていてもよい。すなわち、(eMBBおよびURLLCの両者を送信する)同じUEのリソースが代替用に選択された場合は、このようなUEリソースについても、影響を受けるコードブロックの数が抑えられる。この組み合わせは一例であり、他の組み合わせも利用可能である。
以上から、本発明の実施形態に係る代替方式によって、性能またはシグナリングオーバヘッドをさらに最適化可能である。
図4は、本発明の一実施形態に係る、通信装置および端末を含む通信システム400の模式的なブロック図である。
本実施形態において、通信装置および端末は、基地局にもユーザ機器(UE)にも限定されない。通信装置はデータ(CBG)を送信し、基地局であってもよいし、UEであってもよい。端末は送信されたデータ(CBG)を受信し、基地局であってもよいし、UEであってもよい。通信装置および端末の両者が2つの端末等であってもよい。
通信システム400は主として、通信装置410および端末420を備え、通信装置410が、第1のデータを端末420に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末420に再送信するように構成された第1の送信機501と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するように構成された第1の回路502と、を備え、端末420が、通信装置410から送信された第1のデータを受信するとともに、再送信方式に従って通信装置410から再送信された第2のデータを受信するように構成された第2の受信機503と、第1のデータの受信後、第2のデータを受信する前に、再送信条件を示す応答信号を通信装置410に送信するように構成された第2の送信機504と、受信した第2のデータの再送信の再送信方式を復元するように構成された第2の回路505とを備える。
再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
一実施形態において、第2の送信機504は、第2の受信機503が第1のデータを正しく受信していない場合に否定応答(不完全な受信または不完全な復号化を示すNACK HARQ応答等)を通信装置410に送信するか、または、第1のデータが代替されたことを第2の回路が発見した場合に応答を通信装置410に送信しないことにより、再送信条件を通信装置410に示すように構成されていてもよい。通信装置410は、端末420から否定応答を受信するか、または、端末420から応答を受信しないように構成された第1の受信機506をさらに備えていてもよい。第1の受信機506が端末420から応答を受信しない場合、第1の回路502は、第1のデータが送信に関して代替された場合に第1のデータが再送信されるものと決定するように構成されていてもよい。
一実施形態において、再送信条件は、通信装置410の第1の受信機506が端末420から否定応答を受信する第1の再送信条件および第1の受信機506が端末420からHARQ応答等の応答を受信しない第2の再送信条件の少なくとも一方を含んでいてもよい。ただし、再送信条件はこれら2つの条件に限定されず、再送信を誘発し得る限りは、他の再送信条件も利用可能である。
一実施形態において、第2の再送信条件の場合、第1の回路502は、送信CBGが代替されるか等のCBG代替状況に基づいて、非明示的に、再送信のCBGインデックスを得るようにしてもよい。送信CBGが代替される場合は、送信CBGのインデックスが再送信用に決定されるようになっていてもよい。
一実施形態において、第1の回路502は、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、第1の送信機に代替された第1のデータを送信させるように構成された第1の代替回路5023を含んでいてもよく、一実施形態において、代替方式は、第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、代替されるコードブロックの数を最小化することと、第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、第1のサービストラフィックおよび第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
このため、代替用の代替方式が柔軟化可能であり、性能またはシグナリングオーバヘッドをさらに最適化することができる。
一実施形態において、第1の送信機501は、制御シグナリング方式に従って代替を示す制御シグナリングを送信するように構成されていてもよく、一実施形態において、制御シグナリング方式は、第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、一実施形態において、第1の端末が、グループ共通制御シグナリングにおいてリソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末それぞれに送信することと、の少なくとも一方を含む。
このため、DCI設計が柔軟になる。
一実施形態においては、システマティックビットレベルが第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは第1のデータ内のシステマティックビットの比を含んでいてもよく、代替リソースレベルが第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは第1のデータ内の代替リソースの比を含んでいてもよい。
一実施形態において、第1の回路502は、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出するように構成された第1の検出器5021と、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで第2のデータを再送信する第1の再送信方式として再送信方式を決定するように構成された第1のコントローラ5022と、を具備していてもよい。第1の条件は、システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、またはシステマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、などを含んでいてもよい。
一実施形態において、代替リソース閾値としてはゼロも可能であるため、代替リソースレベルをゼロの代替リソース閾値と比較することによって、リソースの代替が行われているかを示すことも可能である。さらに、代替リソースレベルがゼロの場合、これは、リソースの代替が行われていないことを示す。
一実施形態において、第1の再送信方式は、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含んでいてもよく、一実施形態においては、異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示していてもよい。
一実施形態において、第1のコントローラ5022は、第1の条件以外の第2の条件において、第2のデータを再送信する第2の再送信方式として再送信方式を制御するように構成されていてもよく、一実施形態において、第2の再送信方式は、閾値以下のシステマティックビットで第2のデータを再送信するか、送信方式順序により規定されるか、または通信装置410および端末420に共通のルールにより決定されていてもよい。
一実施形態において、第2の回路505は、受信した第1のデータの送信の冗長バージョンのシステマティックビットレベルおよび受信した第1のデータの送信の代替リソースレベルを決定するように構成された第2の検出器5051と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、受信した第2のデータの再送信の再送信方式を決定するように構成された第2のコントローラ5052と、を具備していてもよい。異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示していてもよい。
一実施形態において、第2の検出器5051は、受信した第1のデータの送信の冗長バージョンを、受信した制御シグナリングにより決定するか、または送信方式順序により規定するか、もしくは通信装置410および端末420に共通のルールにより決定するように構成されていてもよい。第2の検出器5051は、代替リソースレベルを示す受信信号によって、第1のデータの送信の代替リソースレベルを決定するように構成されていてもよい。
一実施形態において、通信装置410および端末420に共通のルールは、送信される第1のデータまたは第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックス等のうちの少なくとも1つの関数を含んでいてもよい。第2の再送信方式を決定可能である限り、他のルールも利用可能である。
一実施形態において、第2のデータは、再送信条件下で再送信の必要がある最小データであってもよく、たとえば、第2のデータは、再送信の必要がある1つまたは複数のCBGを含んでいてもよいが、HARQ応答においてACK応答を引き起こす他のCBGは含んでいなくてもよい。
以上から、本発明の実施形態に係る代替方式が柔軟化可能であり、性能またはシグナリングオーバヘッドをさらに最適化することができる。
前述の構造のほか、通信システム400は、従来の動作を実行する従来の回路をいくつかをさらに含んでいてもよい。たとえば、通信システム400は、(再送信の場合、第1のコントローラ5022が制御する再送信方式に従って)トランスポートブロックを符号化することにより符号化データを得るように構成された誤り訂正符号器401と、符号化データを変調して変調データを得るように構成された変調器402と、第1の代替回路5023が制御する代替方式に従って(代替が必要な場合に)変調データに代替を実行するように構成された信号割り当て器403と、第1のデータを含む代替データを送信するように構成された第1の送信機501と、をさらに備えていてもよい。通信システム400は、受信データを逆多重化するように構成された信号デマルチプレクサ404と、逆多重化されたデータのチャネルを推定するように構成されたチャネル推定器405と、チャネル推定器405からのチャネル推定の結果(および、受信データが再送信される場合に、第2のコントローラ5052が決定する再送信方式)に従って、逆多重化されたデータを復調するように構成された復調器406と、復調データを復号化して、受信データ信号を復元するように構成された誤り訂正復号器407と、をさらに備える。
なお、図4は、3つの部分すなわち第1の回路502から独立した離散部分である誤り訂正符号器401、変調器402および信号割り当て器403を示しているが、これはほんの一例に過ぎず、実際には何ら制限されることなく、たとえば、3つの部分が第1の回路502内であってもよいし、集積回路としてパッケージ中で第1の回路502と一体化されていてもよい。同様に、信号デマルチプレクサ404、チャネル推定器405、復調器406、誤り訂正復号器407は、第2の回路505から独立した離散部分であるが、これはほんの一例に過ぎず、実際には何ら制限されることなく、3つの部分が第2の回路505内であってもよいし、集積回路としてパッケージ中で第2の回路505と一体化されていてもよい。
なお、図4は、第1の検出器5021および第1のコントローラ5022を別個のユニットとして示しているが、これはほんの一例に過ぎず、何ら制限されるものではない。たとえば、これらは1つのユニット内であってもよいし、集積回路として互いに一体化されていてもよいし、他の形態であってもよい。
当然のことながら、上記付加的な構造は、従来の一例であるが、より少ない構造またはより多くの構造の利用によって、異なる機能を実現することも可能である。
図5は、本発明の一実施形態に係る、通信装置500の模式的なブロック図である。
なお、通信装置500の構造は、図4に示す通信装置410の構造に類似する。
通信装置500は、第1のデータを端末420に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末420に再送信するように構成された送信機501と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するように構成された回路502と、を備える。
このため、再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
一実施形態において、通信装置500は、受信機506をさらに備えていてもよく、一実施形態において、再送信条件は、受信機506が端末420から否定応答を受信する第1の再送信条件および受信機506が端末420から応答を受信しない第2の再送信条件の少なくとも一方を含み、一実施形態において、受信機506が端末420から応答を受信しない場合、回路502は、第1のデータが送信に関して代替された場合に第1のデータが再送信されるものと決定するように構成される。
一実施形態において、回路502は、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、送信機に代替された第1のデータを送信させるように構成された代替回路5023を含んでいてもよく、一実施形態において、代替方式は、第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、代替されるコードブロックの数を最小化することと、第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、第1のサービストラフィックおよび第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
このため、代替方式が柔軟化可能であり、性能またはシグナリングオーバヘッドをさらに最適化することができる。
一実施形態において、送信機501は、制御シグナリング方式に従って代替を示す制御シグナリングを送信するように構成されていてもよく、一実施形態において、制御シグナリング方式は、第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、一実施形態において、第1の端末が、グループ共通制御シグナリングにおいてリソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末それぞれに送信することと、の少なくとも一方を含む。
このため、DCI設計が柔軟になる。
一実施形態においては、システマティックビットレベルが第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは第1のデータ内のシステマティックビットの比を含んでいてもよく、代替リソースレベルが第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは第1のデータ内の代替リソースの比を含む。
一実施形態において、回路502は、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出するように構成された検出器5021と、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで第2のデータを再送信する第1の再送信方式として再送信方式を決定するように構成されたコントローラ5022と、を具備する。一実施形態において、第1の条件は、システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、またはシステマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと含む。
一実施形態において、代替リソース閾値としてはゼロも可能であるため、代替リソースレベルをゼロの代替リソース閾値と比較することによって、リソースの代替が行われているかを示すことも可能である。さらに、代替リソースレベルがゼロの場合、これは、リソースの代替が行われていないことを示す。
一実施形態において、第1の再送信方式は、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含み、一実施形態においては、異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す。
一実施形態において、回路502は、第1の条件以外の第2の条件において、第2のデータを再送信する第2の再送信方式として再送信方式を制御するように構成されており、一実施形態において、第2の再送信方式は、閾値以下のシステマティックビットで第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは通信装置500および端末420に共通のルールにより決定される。
一実施形態において、通信装置500および端末420に共通のルールは、送信される第1のデータまたは第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックスのうちの少なくとも1つの関数を含んでいてもよい。第2の再送信方式を決定可能である限り、他のルールも利用可能である。
一実施形態において、第1の再送信方式は、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含んでいてもよく、一実施形態においては、異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す。
このため、再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
図6A〜図6Dは、本発明の実施形態に係る、様々な再送信方式の例を模式的に示している。
前述の通り、再送信方式は、送信された第1のデータのシステマティックビット状況(レベル)および代替リソース状況(レベル)の少なくとも一方に基づいて制御可能である。以下、理解の容易化および例示のため、様々な再送信方式の例を説明するが、これらに限定されない。
図6Aに示すように、サブフレーム#n(nは整数)においては、第1(または、最初)の送信において、eMBBトラフィック用のトランスポートブロック(TB)を(たとえば、基地局の)送信機がUEに送信するが、このようなTBは、2つのCBGから成る。第1(最初)の送信については従来、RVが(たとえば、送信TBのサブフレーム番号に基づいて)非明示的に得られるものと仮定する。このため、UEが受信TBのサブフレーム番号からもこのようなRVを導出可能であることから、DCIシグナリングにおいてRVを明示的に示す必要がない。このようなTB(2つのCBGを含む)の冗長バージョンインデックスは、フレーム番号(たとえば、mod(#N,4)=0という関数)に基づいて、2つのCBGの両者でRV0である。
URLLC送信の場合は、このようなTBの一部のリソースが代替されるようになっていてもよい(ここでは、CBG1がこのような代替の対象になるものと仮定する)。ただし、UEが2つのCBGの復号化に成功せず、これら2つのCBGについて「NACK」というHARQフィードバックが返されるため、基地局は、2つのCBGの再送信が必要となる可能性がある。CBG1内の代替リソースサイズが大きいか、または、CBG1内の占有リソース比が大きい(すなわち、閾値を超える)ものと仮定し、本発明の実施形態によれば、CBG1の再送信のRVは、より多くのシステマティックビットを伴うRV0となる。ただし、CBG2については、CBG2において代替が発生しておらず、代替リソースサイズまたは比が0(すなわち、閾値未満)となっていることから、再送信のRVは、従来のように決定されることになる(すなわち、Mod(サブフレーム#N+K,4)=2という関数に基づいて、RV2となる)。基本的に、異なるCBGは、代替リソースサイズまたは比に基づいて、冗長バージョンに関して異なる再送信方式を使用する。
このような解決手段の利点として、たとえばDCIにおけるRV指定オーバヘッドが最小化されつつ、CBGの再送信方式および復号化性能が最適化されることになる。
図6Bは、第1(最初)の送信について、RVが明示的に得られるものと仮定した別の実施形態である。動作は、図6Aに示す実施形態に類似する。サブフレーム#Nにおいては、eMBBトラフィック用のトランスポートブロック(TB)を送信機(たとえば、基地局)がUEに送信するが、このようなTBは、2つのCBGから成る。このようなTB(2つのコードブロックグループ)の冗長バージョンインデックスは、DCIシグナリングにおけるRV指定に基づいて、2つのCBGともにRV0である。
URLLC送信の場合は、このようなTBの一部のリソースが代替されるようになっていてもよい(ここでは、CBG1がこのような代替の対象になるものと仮定する)。ただし、UEが2つのCBGの復号化に成功せず、これら2つのCBGについて「NACK」というHARQフィードバックが返されるため、基地局は、2つのCBGの再送信が必要となる可能性がある。代替リソースサイズが大きいか、または占有リソース比が大きいものと仮定すると、本発明の実施形態によれば、CBG1の再送信のRVは、RV0となる。ただし、CBG2の場合は、代替されておらず、代替リソースサイズまたは比が小さいため、再送信のRVは、DCIに示されたRV2である。基本的に、RVを非明示的または明示的に決定する従来の方法に関わらず、異なるCBGは、代替リソースサイズまたは比に基づいて、冗長バージョンに関して異なる再送信方式を使用する。
このような解決手段の利点は、数ビットのRVフィールドのコストで非代替CBGのIR動作に関する何らかの柔軟性を実現することである。また、各CBGの復号化性能も最適化される。
図6Cは、第1(最初)の送信について、RVが(RV2を示すDCIシグナリングによって)明示的に得られる一方、代替がCBG1上で行われるものと仮定した別の実施形態である。サブフレーム#Nにおいては、eMBBトラフィック用のトランスポートブロック(TB)を(たとえば、基地局の)送信機がUEに送信するが、このようなTBは、2つのCBGから成る。このようなTB(2つのCBG)の冗長バージョンインデックスは、DCIにおけるRV指定に基づいて、両CBGともにRV2である。
URLLC送信の場合は、このようなTBの一部のリソースが代替される(ここでは、CBG1がこのような代替の対象になるものと仮定する)。ただし、UEが2つのCBGの復号化に成功せず、これら2つのCBGについて「NACK」というHARQフィードバックが基地局に返されるため、基地局は、2つのCBGの再送信が必要となる可能性がある。システマティックビットがRV0よりも少ない(または、閾値未満である)RV2として冗長バージョンを判定することにより代替CBGのシステマティックビットサイズまたは比が小さいと決定されるものと仮定して、2つのCBGはともに、一部のリソースがURLLCにより代替されるものの、DCIにおけるRV指定(本例においては、RV3)に基づいて再送信されることになる。
このような解決手段の利点は、数ビットのRVフィールドのコストで非代替CBGのIR動作に関する何らかの柔軟性を実現することである。各CBGの復号化性能も最適化される。
提案の方式に関する別の実施形態を図6Dに示す。第1(最初)の送信について、RVは、(RV0を示すDCIシグナリングによって)明示的に得られる。サブフレーム#Nにおいては、eMBBトラフィック用のトランスポートブロック(TB)を(たとえば、基地局の)送信機がUEに送信するが、このようなTBは、3つのCBGから成る。このようなTB(3つのCBG)の冗長バージョンインデックスは、DCIにおけるRV指定に基づいて、3つのCBGいずれもRV0である。
UEは、そのeMBBリソース上で代替が検出された場合にHARQ応答を報告せず、そのeMBBリソース上で代替が検出されなかった場合にHARQ応答を報告するものと仮定する。たとえば、図6Dにおいて、サブフレーム#Nの第1(最初)の送信についてCBG2およびCBG3が代替される場合、UEは、サブフレーム#Nの3つのCBG1、CBG2およびCBG3上でHARQフィードバックを報告しない。また、このようなUEは、CBG2およびCBG3を正しく受信せず、次のサブフレーム(サブフレーム#N+K)で再送信CBG2およびCBG3を(代替なく)受信するとともに、HARQ応答をフィードバックするものと予想される(そのeMBBリソース上で代替が検出されないことから、UEは、HARQ応答をフィードバック可能である)。サブフレーム#N+Kにおいては、再送信されるCBGを決定するため、第1(最初)の送信の代替状況から非明示的に、基地局が再送信CBGインデックス(CBG2およびCBG3)を決定することになる。
なお、図6Dは、再送信が必要なCBG(本例においては、CBG2およびCBG3)のみが再送信される一例も示しているが、送信TBのCBG1は、UEにおいて受信に成功しており、再送信の必要がないため、CBG1は再送信されない。これにより、再送信データ量および無線リソースオーバヘッドが抑えられる。
このため、再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
様々な再送信方式に関する上記例は、例示目的で説明しており、何ら限定的なものではない。
図7は、本発明の実施形態に係る、無線通信方法700の模式的なフローチャートである。
通信装置における無線通信方法700は、第1のデータを端末に送信するステップ(ステップ701)と、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信するステップ(ステップ702)と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するステップ(ステップ703)と、を含む。
このため、再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
一実施形態において、無線通信方法700は、受信ステップ704をさらに含んでいてもよく、再送信条件は、受信ステップ704が端末から否定応答を受信する第1の再送信条件および受信ステップ704が端末から応答を受信しない第2の再送信条件の少なくとも一方を含み、一実施形態において、受信ステップ704が端末から応答を受信しない場合、制御ステップ703は、第1のデータが送信に関して代替された場合に第1のデータが再送信されるものと決定する。
一実施形態において、制御ステップ703は、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、送信ステップに代替された第1のデータを送信させる代替ステップ7033を含んでいてもよく、一実施形態において、代替方式は、第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、代替されるコードブロックの数を最小化することと、第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、第1のサービストラフィックおよび第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、のうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
このため、代替方式が柔軟化可能であり、性能またはシグナリングオーバヘッドをさらに最適化することができる。
一実施形態において、送信ステップ701は、制御シグナリング方式に従って代替を示す制御シグナリングを送信し、一実施形態において、制御シグナリング方式は、第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、一実施形態において、第1の端末が、グループ共通制御シグナリングにおいてリソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末それぞれに送信することと、の少なくとも一方を含む。
このため、DCI設計が柔軟になる。
一実施形態においては、システマティックビットレベルが第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは第1のデータ内のシステマティックビットの比を含んでいてもよく、代替リソースレベルが第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは第1のデータ内の代替リソースの比を含んでいてもよい。
一実施形態において、制御ステップ703は、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出するステップ7031と、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで第2のデータを再送信する第1の再送信方式として再送信方式を決定するステップ7032と、を含んでよい。一実施形態において、第1の条件は、システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、またはシステマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいことを含んでいてもよい。
一実施形態において、代替リソース閾値としてはゼロも可能であるため、代替リソースレベルをゼロの代替リソース閾値と比較することによって、リソースの代替が行われているかを示すことも可能である。さらに、代替リソースレベルがゼロの場合、これは、リソースの代替が行われていないことを示す。
一実施形態において、第1の再送信方式は、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含んでいてもよく、一実施形態においては、異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示していてもよい。
実施形態において、制御ステップ703は、第1の条件以外の第2の条件において、第2のデータを再送信する第2の再送信方式として再送信方式を制御するようにしてもよく、一実施形態において、第2の再送信方式は、閾値以下のシステマティックビットで第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは通信装置および端末に共通のルールにより決定される。
一実施形態において、通信装置および端末に共通のルールは、送信される第1のデータまたは第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックスのうちの少なくとも1つの関数を含んでいてもよい。第2の再送信方式を決定可能である限り、他のルールも利用可能である。
このため、再送信方式の柔軟性および再送信データの復号化性能を改善可能である。
上記説明は、本開示の例示的な実施形態に基づくが、何ら限定的なものではない。
また、本開示の実施形態は、少なくとも以下の主題を提供可能である。
(1).第1のデータを端末に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信するように構成された送信機と、
第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するように構成された回路と、
を備えた、通信装置。
(2).受信機をさらに備え、
再送信条件が、受信機が端末から否定応答を受信する第1の再送信条件および受信機が端末から応答を受信しない第2の再送信条件の少なくとも一方を含み、
受信機が端末から応答を受信しない場合、回路が、第1のデータが送信に関して代替された場合に第1のデータが再送信されるものと決定するように構成された、(1)に記載の通信装置。
(3).回路が、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、送信機に代替された第1のデータを送信させるように構成された代替回路を含み、
代替方式が、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、
第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、
代替されるコードブロックの数を最小化することと、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、
第1のサービストラフィックおよび第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、
のうちの少なくとも1つを含む、(1)に記載の通信装置。
(4).送信機が、制御シグナリング方式に従って代替を示す制御シグナリングを送信するように構成されており、
制御シグナリング方式が、
第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、第1の端末が、グループ共通制御シグナリングにおいてリソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、
リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末それぞれに送信することと、
の少なくとも一方を含む、(3)に記載の通信装置。
(5).システマティックビットレベルが、第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは第1のデータ内のシステマティックビットの比を含み、代替リソースレベルが、第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは第1のデータ内の代替リソースの比を含む、(1)に記載の通信装置。
(6).回路が、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出するように構成された検出器と、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで第2のデータを再送信する第1の再送信方式として再送信方式を決定するように構成されたコントローラと、を具備しており、
第1の条件が、
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、
代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、または
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、
を含む、(1)に記載の通信装置。
(7).第1の再送信方式が、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含み、
異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、(6)に記載の通信装置。
(8).回路が、第1の条件以外の第2の条件において、第2のデータを再送信する第2の再送信方式として再送信方式を制御するように構成されており、
第2の再送信方式が、閾値以下のシステマティックビットで第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは通信装置および端末に共通のルールにより決定される、(6)に記載の通信装置。
(9).通信装置および端末に共通のルールが、送信される第1のデータまたは第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックスのうちの少なくとも1つの関数を含む、(8)に記載の通信装置。
(10).再送信用の第2のデータが、再送信条件下で再送信の必要がある最小データである、(1)に記載の通信装置。
(11).通信装置において、
第1のデータを端末に送信するステップと、
第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信するステップと、
第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するステップと、
を含む、無線通信方法。
(12).受信ステップをさらに含み、再送信条件が、受信ステップが端末から否定応答を受信する第1の再送信条件および受信ステップが端末から応答を受信しない第2の再送信条件の少なくとも一方を含み、
受信ステップが端末から応答を受信しない場合、制御ステップが、第1のデータが送信に関して代替された場合に第1のデータが再送信されるものと決定する、(11)に記載の無線通信方法。
(13).制御ステップが、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、送信ステップに代替された第1のデータを送信させる代替ステップを含み、
代替方式が、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、
第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、
代替されるコードブロックの数を最小化することと、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、
第1のサービストラフィックおよび第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、
のうちの少なくとも1つを含む、(11)に記載の無線通信方法。
(14).送信ステップが、制御シグナリング方式に従って代替を示す制御シグナリングを送信し、
制御シグナリング方式が、
第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、第1の端末が、グループ共通制御シグナリングにおいてリソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、
リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末それぞれに送信することと、
の少なくとも一方を含む、(13)に記載の無線通信方法。
(15).システマティックビットレベルが、第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは第1のデータ内のシステマティックビットの比を含み、代替リソースレベルが、第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは第1のデータ内の代替リソースの比を含む、(11)に記載の無線通信方法。
(16).制御ステップが、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出することと、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで第2のデータを再送信する第1の再送信方式として再送信方式を決定することと、を含み、
第1の条件が、
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、
代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、または
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、
を含む、(11)に記載の無線通信方法。
(17).第1の再送信方式が、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含み、
異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、(16)に記載の無線通信方法。
(18).制御ステップが、第1の条件以外の第2の条件において、第2のデータを再送信する第2の再送信方式として再送信方式を制御し、
第2の再送信方式が、閾値以下のシステマティックビットで第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは通信装置および端末に共通のルールにより決定される、(16)に記載の無線通信方法。
(19).通信装置および端末に共通のルールが、送信される第1のデータまたは第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックスのうちの少なくとも1つの関数を含む、(18)に記載の無線通信方法。
(20).再送信用の第2のデータが、再送信条件下で再送信の必要がある最小データである、(11)に記載の無線通信方法。
(21).通信装置および端末を備えた通信システムであって、
通信装置が、
第1のデータを端末に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信するように構成された第1の送信機と、
第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御するように構成された第1の回路と、
を備え、
端末が、
通信装置から送信された第1のデータを受信するとともに、再送信方式に従って通信装置から再送信された第2のデータを受信するように構成された第2の受信機と、
第1のデータの受信後、第2のデータを受信する前に、再送信条件を通信装置に示すように構成された第2の送信機と、
受信した第2のデータの再送信の再送信方式を復元するように構成された第2の回路と、
を備えた、通信システム。
(22).第2の送信機が、第2の受信機が第1のデータを正しく受信していない場合に否定応答を通信装置に送信するか、または、第1のデータが代替されたことを第2の回路が発見した場合に応答を通信装置に送信しないことにより、再送信条件を通信装置に示すように構成されており、
通信装置が、端末から否定応答を受信するか、または、端末から応答を受信しないように構成された第1の受信機をさらに備えており、
第1の受信機が端末から応答を受信しない場合、第1の回路が、第1のデータが送信に関して代替された場合に第1のデータが再送信されるものと決定するように構成された、(21)に記載の通信システム。
(23).第1の回路が、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、送信機に代替された第1のデータを送信させるように構成された第1の代替回路を含み、
代替方式が、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、
第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、
代替されるコードブロックの数を最小化することと、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、
第1のサービストラフィックおよび第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、
のうちの少なくとも1つを含む、(21)に記載の通信システム。
(24).第1の送信機が、制御シグナリング方式に従って代替を示す制御シグナリングを送信するように構成されており、
制御シグナリング方式が、
第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、第1の端末が、グループ共通制御シグナリングにおいてリソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、
リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末それぞれに送信することと、
の少なくとも一方を含む、(23)に記載の通信システム。
(25).システマティックビットレベルが、第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは第1のデータ内のシステマティックビットの比を含み、代替リソースレベルが、第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは第1のデータ内の代替リソースの比を含む、(21)に記載の通信システム。
(26).第1の回路が、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出するように構成された第1の検出器と、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで第2のデータを再送信する第1の再送信方式として再送信方式を決定するように構成された第1のコントローラと、を具備しており、
第1の条件が、
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、
代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、または
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、
を含む、(21)に記載の通信システム。
(27).第1の再送信方式が、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含み、
異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、(26)に記載の通信システム。
(28).第1のコントローラが、第1の条件以外の第2の条件において、第2のデータを再送信する第2の再送信方式として再送信方式を制御するように構成されており、
第2の再送信方式が、閾値以下のシステマティックビットで第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは通信装置および端末に共通のルールにより決定される、(26)に記載の通信システム。
(29).第2の回路が、受信した第1のデータの送信の冗長バージョンのシステマティックビットレベルおよび受信した第1のデータの送信の代替リソースレベルを決定するように構成された第2の検出器と、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、受信した第2のデータの再送信の再送信方式を決定するように構成された第2のコントローラと、を具備しており、
異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、(21)に記載の通信システム。
(30).第2の検出器が、受信した第1のデータの送信の冗長バージョンを、受信した制御シグナリングにより決定するか、または送信方式順序により規定するか、もしくは通信装置および端末に共通のルールにより決定するように構成されており、
第2の検出器が、代替リソースレベルを示す受信信号によって、第1のデータの送信の代替リソースレベルを決定するように構成された、(29)に記載の通信システム。
(31).通信装置および端末に共通のルールが、送信される第1のデータまたは第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックスのうちの少なくとも1つの関数を含む、(30)に記載の通信システム。
(32).再送信用の第2のデータが、再送信条件下で再送信の必要がある最小データである、(21)に記載の通信システム。
(33).通信装置から送信された第1のデータを受信するとともに、再送信方式に従って通信装置から再送信された第2のデータを受信するように構成された第2の受信機と、
第1のデータの受信後、第2のデータを受信する前に、再送信条件を通信装置に示すように構成された第2の送信機と、
受信した第2のデータの再送信の再送信方式を復元するように構成された第2の回路と、
を備えた、端末。
(34).第2の送信機が、第2の受信機が第1のデータを正しく受信していない場合に否定応答を通信装置に送信するか、または、第1のデータが代替されたことを第2の回路が発見した場合に応答を通信装置に送信しないことにより、再送信条件を通信装置に示すように構成された、(33)に記載の端末。
(35).通信装置と端末との間の無線通信方法であって、
通信装置において、
第1のデータを端末に送信し、第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを端末に再送信する第1の送信ステップと、
第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、第2のデータの再送信の再送信方式を制御する第1の制御ステップと、
を含む、第1の無線通信方法と、
端末において、
通信装置から送信された第1のデータを受信するとともに、再送信方式に従って通信装置から再送信された第2のデータを受信する第2の受信ステップと、
第1のデータの受信後、第2のデータを受信する前に、再送信条件を通信装置に示す第2の送信ステップと、
受信した第2のデータの再送信の再送信方式を復元する第2の制御ステップと、
を含む、第2の無線通信方法と、
を含む、無線通信方法。
(36).第2の送信ステップが、第2の受信ステップが第1のデータを正しく受信していない場合に否定応答を通信装置に送信するか、または、第1のデータが代替されたことを第2の制御ステップが発見した場合に応答を通信装置に送信しないことにより、再送信条件を通信装置に示し、
第1の無線通信方法が、端末から否定応答を受信するか、または、端末から応答を受信しない第1の受信ステップをさらに含み、
第1の受信ステップが端末から応答を受信しない場合、第1の制御ステップが、第1のデータが送信に関して代替された場合に第1のデータが再送信されるものと決定する、(35)に記載の無線通信方法。
(37).第1の回路が、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、第1の送信機に代替された第1のデータを送信させるように構成された第1の代替回路を含み、
代替方式が、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、
第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、
代替されるコードブロックの数を最小化することと、
第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、
第1のサービストラフィックおよび第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、
のうちの少なくとも1つを含む、(35)に記載の無線通信方法。
(38).第1の送信ステップが、制御シグナリング方式に従って代替を示す制御シグナリングを送信し、
制御シグナリング方式が、
第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、第1の端末が、グループ共通制御シグナリングにおいてリソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、
リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを第1の端末それぞれに送信することと、
の少なくとも一方を含む、(37)に記載の無線通信方法。
(39).システマティックビットレベルが、第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは第1のデータ内のシステマティックビットの比を含み、代替リソースレベルが、第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは第1のデータ内の代替リソースの比を含む、(38)に記載の無線通信方法。
(40).第1の制御ステップが、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出する第1の検出ステップと、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで第2のデータを再送信する第1の再送信方式として再送信方式を決定する第1の決定ステップと、を含み、
第1の条件が、
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、
代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、または
システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、
を含む、(38)に記載の無線通信方法。
(41).第1の再送信方式が、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含み、
異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、(40)に記載の無線通信方法。
(42).第1の決定ステップが、第1の条件以外の第2の条件において、第2のデータを再送信する第2の再送信方式として再送信方式を制御し、
第2の再送信方式が、閾値以下のシステマティックビットで第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは通信装置および端末に共通のルールにより決定される、(40)に記載の無線通信方法。
(43).第2の制御ステップが、受信した第1のデータの送信の冗長バージョンのシステマティックビットレベルおよび受信した第1のデータの送信の代替リソースレベルを決定する第2の検出ステップと、第1のデータの送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、受信した第2のデータの再送信の再送信方式を決定する第2の決定ステップと、を含み、
異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、(38)に記載の無線通信方法。
(44).第2の検出ステップが、受信した第1のデータの送信の冗長バージョンを、受信した制御シグナリングにより決定するか、または送信方式順序により規定するか、もしくは通信装置および端末に共通のルールにより決定し、
第2の検出ステップが、代替リソースレベルを示す受信信号によって、第1のデータの送信の代替リソースレベルを決定する、(43)に記載の無線通信方法。
(45).通信装置および端末に共通のルールが、送信される第1のデータまたは第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックスのうちの少なくとも1つの関数を含む、(44)に記載の無線通信方法。
(46).再送信用の第2のデータが、再送信条件下で再送信の必要がある最小データである、(33)に記載の無線通信方法。
(47).端末において、
通信装置から送信された第1のデータを受信するとともに、再送信方式に従って通信装置から再送信された第2のデータを受信する受信ステップと、
第1のデータの受信後、第2のデータを受信する前に、再送信条件を通信装置に示す送信ステップと、
受信した第2のデータの再送信の再送信方式を復元する第2の制御ステップと、
を含む、無線通信方法。
(48).送信ステップが、第2の受信機が第1のデータを正しく受信していない場合に否定応答を通信装置に送信するか、または、第1のデータが代替されたことを第2の回路が発見した場合に応答を通信装置に送信しないことにより、再送信条件を通信装置に示す、(47)に記載の無線通信方法。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協働するソフトウェアにより実現可能である。上述の各実施形態の説明に使用した各機能ブロックは、集積回路等のLSIにより一部または全部を実現可能であり、各実施形態の記載の各プロセスは、同じLSIまたはLSIの組み合わせにより一部または全部が制御されるようになっていてもよい。LSIは、個別にチップとして形成されていてもよいし、1つのチップが機能ブロックの一部または全部を含むように形成されていてもよい。LSIは、データ入力・出力が結合されていてもよい。ここで、LSIは、集積度の違いに応じて、IC、システムLSI、超LSI、極超LSIとも称し得る。ただし、集積回路を実装する技術はLSIに限定されず、個別回路、汎用プロセッサ、または専用プロセッサを用いることにより実現されるようになっていてもよい。また、LSIの製造後にプログラム可能なFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはLSIの内側に配設された回路セルの接続および設定を再構成可能な再構成可能プロセッサが用いられるようになっていてもよい。本開示は、デジタル処理またはアナログ処理として実現可能である。半導体技術または他の派生技術の進歩の結果として将来の集積回路技術がLSIを置き換える場合、機能ブロックは、その将来の集積回路技術を用いて統合することも可能である。バイオ技術を適用することも可能である。
以上、特定の実施形態に関する添付の図面を参照して、本開示の複数の実施形態の例を詳細に説明した。当然、構成要素または技術の考え得るすべての組み合わせを説明することは不可能なため、当業者には当然のことながら、本開示の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態を種々改良可能である。たとえば、ごく当然のことながら、上記実施形態は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークの一部を参照して説明しているが、3GPPネットワークの後継等、同様の機能的構成要素を有する同様のネットワークにも本開示の一実施形態を適用可能となる。
したがって、特に、現下または将来において上記説明、添付の図面および添付の任意の請求項に使用する3GPPという用語および関係または関連する用語は、上記に応じて解釈されるものとする。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協働するソフトウェアにより実現可能である。上述の各実施形態の説明に使用した各機能ブロックは、集積回路としてのLSIにより実現可能であり、各実施形態に記載の各プロセスがLSIにより制御されるようになっていてもよい。これらは、個別にチップとして形成されていてもよいし、1つのチップが機能ブロックの一部または全部を含むように形成されていてもよい。これらは、データ入力・出力が結合されていてもよい。ここで、LSIは、集積度の違いに応じて、IC、システムLSI、超LSI、極超LSIとも称し得る。ただし、集積回路を実装する技術はLSIに限定されず、個別回路または汎用プロセッサを用いることにより実現されるようになっていてもよい。また、LSIの製造後にプログラム可能なFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはLSIの内側に配設された回路セルの接続および設定を再構成可能な再構成可能プロセッサが用いられるようになっていてもよい。
とりわけ、上記説明および関連する図面に提示の教示内容の利益を有する当業者であれば、本開示の改良および他の実施形態に想到し得る。したがって、本開示は、開示の特定の実施形態に限定されず、改良および他の実施形態が本開示の範囲に含まれるものと理解すべきである。本明細書では特定の用語を採用する場合があるものの、これらは、一般的な説明の意味で使用しているに過ぎず、何ら限定を目的としたものではない。

Claims (20)

  1. 第1のデータを端末に送信し、前記第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを前記端末に再送信するように構成された送信機と、
    前記第1のデータの前記送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、前記第2のデータの前記再送信の再送信方式を制御するように構成された回路と、
    を備えた通信装置。
  2. 受信機をさらに備え、
    前記再送信条件が、前記受信機が前記端末から否定応答を受信する第1の再送信条件および前記受信機が前記端末から応答を受信しない第2の再送信条件の少なくとも一方を含み、
    前記受信機が前記端末から応答を受信しない場合、前記回路が、前記第1のデータが前記送信に関して代替された場合に前記第1のデータが再送信されるものと決定するように構成された、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記回路が、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、前記送信機に前記代替された第1のデータを送信させるように構成された代替回路を含み、
    前記代替方式が、
    前記第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが前記第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、
    第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、
    代替されるコードブロックの数を最小化することと、
    前記第1のサービストラフィックを送信する前記第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、
    前記第1のサービストラフィックおよび前記第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に前記第1のサービストラフィックを送信する前記第1のサービスリソースが前記第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記送信機が、制御シグナリング方式に従って前記代替を示す制御シグナリングを送信するように構成されており、
    前記制御シグナリング方式が、
    前記第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および前記第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、前記グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、前記第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、前記第1の端末が、前記グループ共通制御シグナリングにおいて前記リソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、
    リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを前記第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを前記第1の端末それぞれに送信することと、
    の少なくとも一方を含む、
    請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記システマティックビットレベルが、前記第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは前記第1のデータ内の前記システマティックビットの比を含み、前記代替リソースレベルが、前記第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは前記第1のデータ内の前記代替リソースの比を含む、
    請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記回路が、前記第1のデータの前記送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出するように構成された検出器と、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで前記第2のデータを再送信する第1の再送信方式として前記再送信方式を決定するように構成されたコントローラと、を具備し、
    前記第1の条件が、
    前記システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、
    前記代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、または
    前記システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、前記代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、
    を含む、
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記第1の再送信方式が、システマティックビットが最も多い冗長バージョンを含み、
    異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、
    請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記回路が、前記第1の条件以外の第2の条件において、前記第2のデータを再送信する第2の再送信方式として前記再送信方式を制御するように構成されており、
    前記第2の再送信方式が、閾値以下のシステマティックビットで前記第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは前記通信装置および前記端末に共通のルールにより決定される、
    請求項6に記載の通信装置。
  9. 前記通信装置および前記端末に共通の前記ルールが、送信される前記第1のデータまたは前記第2のデータのサブフレームインデックス、スロットインデックスおよび送信時間間隔(TTI)インデックスのうちの少なくとも1つの関数を含む、
    請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記再送信用の前記第2のデータが、前記再送信条件下で再送信の必要がある最小データである、
    請求項1に記載の通信装置。
  11. 通信装置において、
    第1のデータを端末に送信することと、
    前記第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを前記端末に再送信することと、
    前記第1のデータの前記送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、前記第2のデータの前記再送信の再送信方式を制御することと、
    を含む、
    無線通信方法。
  12. 通信装置および端末を備えた通信システムであって、
    前記通信装置が、
    第1のデータを前記端末に送信し、前記第1のデータの送信後、再送信条件下で第2のデータを前記端末に再送信するように構成された第1の送信機と、
    前記第1のデータの前記送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、前記第2のデータの前記再送信の再送信方式を制御するように構成された第1の回路と、
    を備え、
    前記端末が、
    前記通信装置から送信された前記第1のデータを受信するとともに、前記再送信方式に従って前記通信装置から再送信された前記第2のデータを受信するように構成された第2の受信機と、
    前記第1のデータの受信後、前記第2のデータを受信する前に、前記再送信条件を前記通信装置に示すように構成された第2の送信機と、
    前記受信した第2のデータの前記再送信の前記再送信方式を復元するように構成された第2の回路と、
    を備えた、通信システム。
  13. 前記第2の送信機が、前記第2の受信機が前記第1のデータを正しく受信していない場合に否定応答を前記通信装置に送信するか、または、前記第1のデータが代替されたことを前記第2の回路が発見した場合に応答を前記通信装置に送信しないことにより、前記再送信条件を前記通信装置に示すように構成されており、
    前記通信装置が、前記端末から前記否定応答を受信するか、または、前記端末から応答を受信しないように構成された第1の受信機をさらに備えており、
    前記第1の受信機が前記端末から応答を受信しない場合、前記第1の回路が、前記第1のデータが前記送信に関して代替された場合に前記第1のデータが再送信されるものと決定するように構成された、
    請求項12に記載の通信システム。
  14. 前記第1の回路が、代替方式に従って、第1のサービストラフィックを端末に送信する第1のサービスリソースを第2のサービストラフィックで代替することにより、前記第1の送信機に前記代替された第1のデータを送信させるように構成された第1の代替回路を含み、
    前記代替方式が、
    前記第1のサービストラフィックを送信する第1のサービスリソースが前記第2のサービストラフィックで代替される端末の数を最小化することと、
    第1のサービスリソース内の代替リソースサイズまたは比をサイズまたは比閾値で制限することと、
    代替されるコードブロックの数を最小化することと、
    第1のサービストラフィックを送信する前記第1のサービスリソースにおいて代替リソースサイズまたは比を平均化することと、
    前記第1のサービストラフィックおよび前記第2のサービストラフィックの両者を受信する端末に前記第1のサービストラフィックを送信する前記第1のサービスリソースが前記第2のサービストラフィックで代替されるように指定することと、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項12に記載の通信システム。
  15. 前記第1の送信機が、制御シグナリング方式に従って前記代替を示す制御シグナリングを送信するように構成されており、
    前記制御シグナリング方式が、
    前記第1のサービストラフィックを受信する第1の端末および前記第2のサービストラフィックを受信する第2の端末を含むグループのすべての端末にグループ共通制御シグナリングを送信することであり、前記グループ共通制御シグナリングがそれぞれ、前記第2の端末の各端末IDでのリソース割り当てを示し、前記第1の端末が、前記グループ共通制御シグナリングにおいて前記リソース割り当てを解釈することにより、それぞれの代替リソース状況を取得可能である、グループ共通制御シグナリングを送信することと、
    リソース割り当てをそれぞれ示す制御シグナリングを前記第2の端末それぞれに送信すること、および、代替リソース状況をそれぞれ示す他の制御シグナリングを前記第1の端末それぞれに送信することと、
    の少なくとも一方を含む、請求項14に記載の通信システム。
  16. 前記システマティックビットレベルが、前記第1のデータ内のシステマティックビットのサイズまたは前記第1のデータ内の前記システマティックビットの比を含み、前記代替リソースレベルが、前記第1のデータ内の代替リソースのサイズまたは前記第1のデータ内の前記代替リソースの比を含む、
    請求項12に記載の通信システム。
  17. 前記第1の回路が、前記第1のデータの前記送信のシステマティックビットレベルおよび代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて第1の条件を検出するように構成された第1の検出器と、第1の条件下で、閾値よりも多くのシステマティックビットで前記第2のデータを再送信する第1の再送信方式として前記再送信方式を決定するように構成された第1のコントローラと、を具備しており、
    前記第1の条件が、
    前記システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きいこと、
    前記代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、または
    前記システマティックビットレベルがシステマティックビット閾値よりも大きく、前記代替リソースレベルが代替リソース閾値よりも大きいこと、
    を含む、
    請求項12に記載の通信システム。
  18. 前記第1のコントローラが、前記第1の条件以外の第2の条件において、前記第2のデータを再送信する第2の再送信方式として前記再送信方式を制御するように構成されており、
    前記第2の再送信方式が、閾値以下のシステマティックビットで前記第2のデータを再送信するか、または送信方式順序により規定されるか、もしくは前記通信装置および前記端末に共通のルールにより決定される、
    請求項17に記載の通信システム。
  19. 前記第2の回路が、前記受信した第1のデータの前記送信の冗長バージョンの前記システマティックビットレベルおよび前記受信した第1のデータの前記送信の前記代替リソースレベルを決定するように構成された第2の検出器と、前記第1のデータの前記送信の前記システマティックビットレベルおよび前記代替リソースレベルの少なくとも一方に基づいて、前記受信した第2のデータの前記再送信の前記再送信方式を決定するように構成された第2のコントローラとを具備しており、
    異なる冗長バージョンが、すべてのシステマティックビットおよびすべての冗長ビットを含むバッファの異なる開始点を示す、
    請求項12に記載の通信システム。
  20. 前記第2の検出器が、前記受信した第1のデータの前記送信の前記冗長バージョンを、受信した制御シグナリングにより決定するか、または送信方式順序により規定するか、もしくは前記通信装置および前記端末に共通のルールにより決定するように構成されており、
    前記第2の検出器が、前記代替リソースレベルを示す受信信号によって、前記第1のデータの前記送信の前記代替リソースレベルを決定するように構成された、
    請求項19に記載の通信システム。
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