図1は、無線通信システムを示す。
無線通信システムは、例えば、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)、またはLTE(Long Term Evolution)/LTE−Aシステムという。
E−UTRANは、端末(User Equipment、UE)10に制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)を提供する基地局(Base Station、BS)20を含む。端末10は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(Mobile station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(mobile terminal)、無線機器(Wireless Device)等、他の用語で呼ばれることもある。基地局20は、端末10と通信する固定局(fixed station)を意味し、eNB(evolved−NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることもある。
基地局20は、X2インターフェースを介して互いに連結されることができる。基地局20は、S1インターフェースを介してEPC(Evolved Packet Core)30、より詳しくは、S1−MMEを介してMME(Mobility Management Entity)と連結され、S1−Uを介してS−GW(Serving Gateway)と連結される。
EPC30は、MME、S−GW及びP−GW(Packet Data Network−Gateway)で構成される。MMEは、端末の接続情報や端末の能力に対する情報を有しており、このような情報は、端末の移動性管理に主に使われる。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイであり、P−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の階層は、通信システムで広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection;OSI)基準モデルの下位3個階層に基づいてL1(第1の階層)、L2(第2の階層)、L3(第3の階層)に区分されることができ、そのうち、第1の階層に属する物理階層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報転送サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3の階層に位置するRRC(Radio Resource Control)階層は、端末とネットワークとの間に無線リソースを制御する役割を遂行する。そのために、RRC階層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
無線通信システムは、TDD(time division duplex)システム、FDD(frequency division duplex)システム、またはTDDとFDDが共に使われるシステムである。
図2は、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示すブロック図である。図3は、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示すブロック図である。ユーザ平面は、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)であり、制御平面は、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
図2及び図3を参照すると、物理階層(PHY(physical) layer)は、物理チャネル(physical channel)を利用して上位階層に情報転送サービス(information transfer service)を提供する。物理階層は、上位階層であるMAC(Medium Access Control)階層とはトランスポートチャネル(transport channel)を介して連結されている。トランスポートチャネルを介してMAC階層と物理階層との間にデータが移動する。トランスポートチャネルは、無線インターフェースを介して、データが、どのように、どのような特徴にトランスポートされるかによって分類される。
互いに異なる物理階層間、即ち、送信機と受信機の物理階層間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
MAC階層の機能は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、及び論理チャネルに属するMAC SDU(service data unit)のトランスポートチャネル上に物理チャネルで提供されるトランスポートブロック(transport block)への多重化/逆多重化を含む。MAC階層は、論理チャネルを介してRLC(Radio Link Control)階層にサービスを提供する。
RLC階層の機能は、RLC SDUの連結(concatenation)、分割(segmentation)及び再結合(reassembly)を含む。無線ベアラ(Radio Bearer;RB)が要求する多様なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC階層は、透明モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)及び確認モード(Acknowledged Mode、AM)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)階層は、制御平面でのみ定義される。RRC階層は、無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re−configuration)及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために、第1の階層(PHY階層)及び第2の階層(MAC階層、RLC階層、PDCP階層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザ平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)及び暗号化(ciphering)を含む。制御平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
RBが設定されるとは、特定サービスを提供するために、無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、それぞれの具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。また、RBは、SRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)の二つに分けられる。SRBは、制御平面でRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザ平面でユーザデータを送信する通路として使われる。
端末のRRC階層とE−UTRANのRRC階層との間にRRC接続(RRC Connection)が確立される場合、端末は、RRC接続(RRC connected)状態になり、そうでない場合、RRCアイドル(RRC idle)状態になる。
ネットワークから端末にデータを送信するダウンリンクトランスポートチャネルには、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)と、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(Shared Channel)がある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)がある。
トランスポートチャネル上位にあり、トランスポートチャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)には、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域で複数個のOFDMシンボルと周波数領域で複数個の副搬送波(Sub−carrier)とで構成される。一つのサブフレーム(Sub−frame)は、時間領域で複数のOFDMシンボル(Symbol)で構成される。リソースブロックは、リソース割当単位であり、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波(sub−carrier)とで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、即ち、L1/L2制御チャネルのために、該当サブフレームの特定OFDMシンボル(例えば、1番目のOFDMシンボル)の特定副搬送波を利用することができる。TTI(Transmission Time Interval)は、サブフレーム送信の単位時間である。
RRC状態とは、端末のRRC階層がE−UTRANのRRC階層と論理的接続(logical connection)されているかどうかを意味し、接続している場合はRRC接続状態(RRC_CONNECTED)といい、接続されていない場合はRRCアイドル状態(RRC_IDLE)という。RRC接続状態の端末は、RRC接続が存在するため、E−UTRANは、該当端末の存在をセル単位で把握することができ、したがって、端末を効果的に制御することができる。それに対し、RRCアイドル状態の端末は、E−UTRANが把握することができず、セルより大きい地域単位であるトラッキング領域(Tracking Area)単位でCN(core network)が管理する。即ち、RRCアイドル状態の端末は、大きい地域単位に存在可否のみが把握され、音声やデータのような通常の移動通信サービスを受けるためにはRRC接続状態に移動しなければならない。
ユーザが端末の電源を最初にオンにした時、端末は、まず、適切なセルを探索した後、該当セルでRRCアイドル状態にとどまる。RRCアイドル状態の端末は、RRC接続を確立する必要がある時になって初めてRRC接続過程(RRC connection procedure)を介してE−UTRANとRRC接続を確立し、RRC接続状態に移動する。RRCアイドル状態の端末がRRC接続を確立する必要がある場合は多様であり、例えば、ユーザの通話試みなどの理由で上りデータ送信が必要な場合、またはE−UTRANからページング(paging)メッセージを受信した場合、これに対する応答メッセージ送信などを挙げることができる。
RRC階層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)階層は、セッション管理(Session Management)と移動性管理(Mobility Management)などの機能を遂行する。
NAS階層で端末の移動性を管理するために、EMM−REGISTERED(EPS Mobility Management−REGISTERED)及びEMM−DEREGISTEREDの二つの状態が定義されており、この二つの状態は、端末とMMEに適用される。初期端末は、EMM−DEREGISTERED状態であり、この端末がネットワークに接続するために初期連結(Initial Attach)手順を介して該当ネットワークに登録する過程を実行する。前記連結(Attach)手順が成功的に遂行されると、端末及びMMEは、EMM−REGISTERED状態になる。
端末とEPCとの間のシグナリング接続(signaling connection)を管理するために、ECM(EPS Connection Management)−IDLE状態及びECM−CONNECTED状態の二つの状態が定義されており、この二つの状態は、端末及びMMEに適用される。ECM−IDLE状態の端末がE−UTRANとRRC接続を確立すると、該当端末は、ECM−CONNECTED状態になる。ECM−IDLE状態にあるMMEは、E−UTRANとS1接続(S1 connection)を確立すると、ECM−CONNECTED状態になる。端末がECM−IDLE状態にある時、E−UTRANは、端末のコンテキスト(context)情報を有していない。したがって、ECM−IDLE状態の端末は、ネットワークの命令を受ける必要なく、セル選択(cell selection)またはセル再選択(reselection)のような端末ベースの移動性関連手順を実行する。それに対し、端末がECM−CONNECTED状態にある時、端末の移動性は、ネットワークの命令により管理される。ECM−IDLE状態で端末の位置が、ネットワークが知っている位置と異なる場合、端末は、トラッキング領域更新(Tracking Area Update)手順を介してネットワークに端末の該当位置を知らせる。
以下、D2D動作に対して説明する。3GPP LTE−Aでは、D2D動作と関連したサービスを近接性ベースのサービス(Proximity based Services:ProSe)という。以下、ProSeは、D2D動作と同等な概念であり、D2D動作と混用されることができる。以下、ProSeに対して記述する。
ProSeには、ProSe直接通信(ProSe direct communication)とProSe直接発見(ProSe direct discovery)がある。ProSe直接通信は、近接した二つ以上の端末間で実行される通信を意味する。前記端末は、ユーザ平面のプロトコルを利用して通信を実行することができる。ProSe可能端末(ProSe−enabled UE)は、ProSeの要求条件と関連した手順をサポートする端末を意味する。特別な言及がない場合、ProSe可能端末は、公共安全端末(public safety UE)と非公共安全端末(non−public safety UE)を両方とも含む。公共安全端末は、公共安全に特化された機能とProSe過程を両方ともサポートする端末であり、非公共安全端末は、ProSe過程はサポートするが、公共安全に特化された機能はサポートしない端末である。
ProSe直接発見(ProSe direct discovery)は、ProSe可能端末が、隣接した他のProSe可能端末を発見するための過程であり、このとき、前記2個のProSe可能端末の能力のみを使用する。EPC次元のProSe発見(EPC−level ProSe discovery)は、EPCが2個のProSe可能端末の近接可否を判断し、前記2個のProSe可能端末にそれらの近接を知らせる過程を意味する。
以下、便宜上、ProSe直接通信はD2D通信といい、ProSe直接発見はD2D発見という。D2D動作に使われるリンクをLTEではサイドリンク(sidelink)という。
以下、V2X(vehicle to everything)通信に対して説明する。V2Xは、車両に設置された端末と他の端末との間の通信を意味し、前記他の端末は、歩行者、車両、インフラストラクチャであり、このとき、順序通りに、V2P(vehicle to pedestrian)、V2V(vehicle to vehicle)、V2I(vehicle to infrastructure)などという。
V2X通信は、既存LTE通信で使用する基地局と端末との間のアップリンク/ダウンリンクでないD2D動作で定義されたサイドリンク(sidelink)を介してデータ/制御情報を送受信することができる。
サイドリンクには、下記のような物理的チャネルが定義されることができる。
PSBCH(Physical Sidelink Broadcast CHannel)は、物理サイドリンク放送チャネルである。PSCCH(Physical Sidelink Control CHannel)は、物理サイドリンク制御チャネルである。PSDCH(Physical Sidelink Discovery CHannel)は、物理サイドリンク発見チャネルである。PSSCH(Physical Sidelink Shared CHannel)は、物理サイドリンク共有チャネルである。SLSS(Sidelink Synchronization Signal)と、サイドリンク同期化信号である。SLSSには、PSSS(Primary Sidelink Synchronization Signal)とSSSS(Secondary Sidelink Synchronization Signal)がある。SLSSとPSBCHは、共に送信されることができる。
サイドリンクは、端末対端末間のインターフェースを意味し、PC5インターフェースに対応できる。
図4は、V2X通信のためのシナリオを例示する。
図4(a)を参照すると、V2X通信は、端末(UE)間のインターフェースであるPC5ベースの(端末間の)情報交換動作をサポートすることができ、図4(b)のように、基地局(eNodeB)と端末(UE)との間のインターフェースであるUuベースの(端末間の)情報交換動作をサポートすることもできる。また、図4(c)のように、PC5及びUuの両方ともを使用して(端末間の)情報交換動作をサポートすることもできる。
以下、説明の便宜のために、3GPP LTE/LTE−Aシステムに基づいて本発明を説明する。しかし、本発明が適用されるシステムの範囲は、3GPP LTE/LTE−Aシステム外に他のシステムに拡張可能である。
以下、本発明に対して説明する。
下記の提案方式は、キャリアアグリゲーション技法(CARRIER AGGREGATION:CA)により設定(/シグナリング)された複数個の(V2X)搬送波上で、同時送信及び/または受信を実行する能力がない端末(または、同時送信及び/または受信能力に制限がある端末、以下、このような端末を‘LCAP_UE’という)が、V2X通信を効率的に実行する方法を提示する。
本発明の(一部)提案方式は、“イントラバンド(INTRA−BAND)内で連続的または非連続的CA”状況下で限定的に適用されることができる。
V2X通信モードは、(代表的として)(A)((基地局(/ネットワーク)から)事前に設定(/シグナリング)されたV2Xリソースプール上で)V2Xメッセージ送信(/受信)関連スケジューリング情報を基地局がシグナリング(/制御)するモード(これをモード#3という)がある。モード3は、例えば、基地局通信カバレッジ内に位置する(及び/または、RRC_接続(RRC_CONNECTED)状態の)端末が主な対象である。及び/または、(B)基地局(/ネットワーク)から事前に設定(/シグナリング)されたV2Xリソースプール上で、V2Xメッセージ送信(/受信)関連スケジューリング情報を端末が独自に決定(/制御)するモード(これをモード#4という)がある。モード4は、例えば、基地局通信カバレッジ内/外に位置する(及び/または、RRC_接続/RRC_アイドル状態の)端末が主な対象である。
本発明における“センシング動作”は、デコーディング成功したPSCCHがスケジューリングするPSSCH DM−RSシーケンスベースのPSSCH−RSRP測定動作及び/または、V2Xリソースプール関連サブチャネルベースのS−RSSI測定動作などとして解釈されることができる。
本発明における“受信(reception)”は、
(A)V2Xチャネル(/シグナル)(例えば、PSCCH、PSSCH、PSBCH、PSSS/SSSS等)デコーディング(/受信)動作(及び/または、WAN DLチャネル(/シグナル)(例えば、PDCCH、PDSCH、PSS/SSS等)デコーディング(/受信)動作)、
(B)センシング動作、
(C)CBR測定動作のうち少なくとも一つとして拡張解釈されることができる。
本発明における“送信(transmission)”は、V2Xチャネル(/シグナル)(例えば、PSCCH、PSSCH、PSBCH、PSSS/SSSS等)送信動作(及び/または、WAN ULチャネル(/シグナル)(例えば、PUSCH、PUCCH、SRS等)送信動作)として拡張解釈されることができる。
本発明における“搬送波(carrier)”は、(A)事前に設定(/シグナリング)された搬送波集合(/グループ)、(B)V2Xリソースプール(集合(/グループ))、(C)搬送波上の時間/周波数リソース集合/グループのうち少なくとも一つとして拡張解釈されることができる。
本発明の(一部)提案方式は、LCAP_UEに比べて相対的に能力が良い端末(例えば、CAにより設定(/シグナリング)された複数個の(V2X)搬送波上で、同時送信及び/または受信能力がある端末)のV2X通信のために拡張適用されることもできる。
本発明における“同期信号”は、“SLSS”だけでなく、“PSBCH”も含むと拡張解釈されることもできる。本発明における“LCAP_UE”は、“制限された送信(チェイン)能力”を有する端末、“制限された受信(チェイン)能力”を有する端末のうち少なくとも一つとして拡張解釈されることができる。
S−RSSI(Sidelink Received Signal Strength Indicator)、S−RSRP(Sidelink Reference Signal Received Power)、CBR(Channel busy ratio)及びCR(Channel occupancy ratio)に対して説明する。
まず、S−RSSIは、サイドリンクでの受信信号強度指示子である。S−RSSIは、サブフレームの1番目のスロットのSC−FDMAシンボル#1、2、...、6及び2番目のスロットのSC−FDMAシンボル#0、1、...、5での、設定されたサブチャネルで端末が観測した、SC−FDMAシンボル別総受信電力の線形平均(linear average)に定義されることができる。
S−RSRPは、サイドリンクでの参照信号受信電力を意味する。S−RSRPには、例えば、PSSCHでRSRPを計算したPSSCH−RSRPがある。PSSCH−RSRPは、関連したPSCCHにより指示されたPRB(physical resource block)内で、PSSCHと関連したDM−RS(demodulation reference signal)を伝送するRE(resource element)の電力寄与(power contribution)の線形平均に定義されることができる。
CBRは、チャネルのビジー率(busy ratio)を示し、サブフレームnで測定されたCBRは、下記のように定義されることができる。
PSSCHの場合、サブフレーム[n−100、n−1]でセンシングされたものであって、あらかじめ決められたり設定された閾値を超過したと測定されたS−RSSIを有するサブチャネルのリソースプール内での比率を示す。
PSCCHの場合、サブフレーム[n−100、n−1]でセンシングされたものであって、連続しないリソースブロックで該当PSSCHと共にPSCCHが送信されるように設定されたプールで、あらかじめ決められたり設定された閾値を超過したと測定されたS−RSSIを有するPSCCHプールのリソースの比率を示す。ここで、PSCCHプールは、周波数領域で2個の連続したPRB対の大きさのリソースで構成されていると仮定する。
CRは、チャネル占有率を意味する。サブフレームnで計算されたCRは、サブフレーム[n−a、n−1]で自分の送信のために使われたサブチャネルの個数とサブフレーム[n、n+b]で自分の送信のために許容されたサブチャネルの個数との総和をサブフレーム[n−a、n+b]にわたった送信プールで設定された総サブチャネルの個数で割った値に定義されることができる。
ここで、aは正の整数であり、bは0または正の整数である。a、bは端末により決まり、a+b+1=1000、aは500以上である関係にあり、n+bは現在送信に対するグラントの最も最近送信機会を超えてはならない。CRは、毎(再)送信に対して評価されることができる。
[提案方法#1]LCAP_UEに、CAにより設定(/シグナリング)された複数個のV2X搬送波のうち、事前に設定(/シグナリング)された下記(一部)優先順位情報(/規則)によって選択された搬送波上で、送信(及び/または受信)動作を優先的に実行するようにすることができる。
(規則#1−1)(A)事前に設定(/シグナリング)された特定サービス(及び/または、データ(/メッセージ(/応用(APPLICATION))タイプ)関連送信(及び/または受信)搬送波及び/または、(B)事前に設定(/シグナリング)された閾値より大きい(または、小さい)(及び/または、相対的に大きい(または、低い))PPPP(及び/または、(残った)遅延要件(LATENCY REQUIREMENT)及び/または、メッセージ生成(/送信(/受信))周期及び/または、リソース予約間隔(/周期))ベースのV2Xメッセージ送信(及び/または受信)動作が実行される搬送波及び/または、(C)送信(及び/または受信)搬送波及び/または、(D)同期信号送信(及び/または受信)が設定(/シグナリング)された搬送波(及び/または、他の搬送波上のV2X送信(及び/または受信)動作関連(時間/周波数)同期参照搬送波)及び/または、(E)事前に設定(/シグナリング)された(特定)同期ソースタイプ(SYNCH SOURCE TYPE)が(相対的に)高い優先順位を有する搬送波及び/または、(F)交差搬送波スケジューリング(CROSS−CARRIER SCHEDULING:CCS)が設定(/シグナリング)された場合、スケジューリングする(及び/または、スケジューリングを受ける)搬送波及び/または、(G)事前に設定(/シグナリング)された閾値より大きい(または、小さい)(及び/または、相対的に大きい(または、低い))CBR(/CR)測定値(及び/または、(残った)CR_LIMIT及び/または、(最大)(許容)送信パワー)を有する送信(及び/または受信)搬送波及び/または、(H)(事前に設定(/シグナリング)された)高い(または、低い)優先順位の搬送波及び/または、(I)(WAN(アップリンク)通信との)共有搬送波。
(規則#1−2)前記(規則#1−1)で搬送波(優先)選択基準として使われる搬送波の(代表)CBR、CR、(残った)CR_LIMIT、(最大許容)送信電力のうち少なくとも一つの情報は、搬送波上に設定された複数個の(送信/受信)リソースプール関連(測定/設定)値の(加重)平均値または最大値(/最小値)として導出(/定義)されることができる。
他の一例として、前記説明した(優先順位)規則に基づいて搬送波選択後、該当選択された搬送波上の複数個の(送信/受信)リソースプールのうち、実際にV2Xメッセージ送信(/受信)に使われる(送信/受信)プール選択も、前記説明した基準(/優先順位パラメータ)を(再)適用するようにすることもできる。
[提案方法#2]搬送波別に、他の搬送波に比べて送信(及び/または受信)動作が優先的に実行されるリソース位置(/パターン)、周期、サブフレームオフセット情報のうち少なくとも一つが事前に設定され、またはシグナリングされることができる。
一例として、LCAP_UEが搬送波#X上で、(A)(送信)リソース予約(/選択)動作、(B)センシング動作(例えば、S−RSSI測定、PSSCH−RSRP測定)、(C)CBR測定動作のうち少なくとも一つを実行する時、該当設定(/シグナリング)されたリソース(のみ)を優先的に使用するようにすることができる。
他の一例として、同期信号送信(及び/または受信)動作は、V2X通信性能維持に相対的に重要であるため、搬送波#X上の同期信号送信(及び/または受信)リソースと(一部)重なる搬送波#Y上のリソースは、センシング動作及び/または、CBR測定動作及び/または、(送信)リソース予約(/選択)動作及び/または、V2Xメッセージ(/チャネル/信号)送信(/受信)を実行しないようにすることもできる。
一例として、同期信号に、(事前に)特定(仮想の)PPPP(P_SYN)を割当(/シグナリング)させることによって、該当同期信号受信(/送信)動作を保護(例えば、同期信号受信(/送信)リソースと時間領域上で(一部)重なるV2Xメッセージ(/チャネル/信号)受信(/送信)のうち、前記P_SYNより相対的に低いPPPPのものは省略することもできる。
他の一例として、同期信号送信電力減少を緩和させるために、搬送波#X上の同期信号送信リソースと(一部)重なる搬送波#Y上のリソースでは、(A)事前に設定(/シグナリング)された特定サービス(及び/または、データ(/メッセージ(/応用))タイプ)関連送信動作及び/または、(B)事前に設定(/シグナリング)された閾値より大きい(または、小さい)PPPP(例えば、同期信号に(該当)閾値の(仮想の)PPPP(または、特定(仮想の)PPPP)が割当(/シグナリング)されたと解釈されることもできる)(及び/または、(残った)遅延要件及び/または、メッセージ生成(/送信(/受信))周期及び/または、リソース予約間隔(/周期))ベースのV2Xメッセージ送信動作のみが実行(/許容)されることもできる。
[提案方法#3]前記説明した[提案方法#1]及び/または[提案方法#2]に基づいて、搬送波#Aのサブフレーム(SF)#K時点でV2Xメッセージ送信動作が実行されて、時間領域上で該当サブフレーム(即ち、搬送波#AのSF#K)と(一部または全部)重なる搬送波#BのSF#Pをモニタリング(及び/または、センシング)することができない場合、LCAP_UEに、搬送波#B上でV2X通信関連(送信)リソース予約(/選択)時、(該当)SF#Pから一回(及び/または、事前に設定(/シグナリング)された回数)の(候補)リソース予約周期ほど離れたリソースと重なる(または、衝突される)ことができる(選択ウィンドウ(SELECTION WINDOW)内の)候補(送信)リソースを(全て)排除するようにすることもできる。
[提案方法#4]事前に設定(/シグナリング)された複数個の搬送波間に下記(一部)パラメータ(/設定)を一致させることによって、LCAP_UE(または、端末)がCAにより設定(/シグナリング)された複数個の(V2X)搬送波上で、V2X通信を効率的に実行するようにすることもできる。
(規則#4−1)同期信号(SLSS)の送信(及び/または受信)リソース位置及び/または個数(及び/または、V2Xリソースプール関連サブフレーム位置及び/または個数(及び/または、サブチャネルの大きさ及び/または個数))を複数個の搬送波間に一致させることができる。
前記規則が適用される場合、該当複数個の搬送波間に、V2X通信関連(サイドリンク)論理的(サブフレーム)インデックス(及び/または、DFN)(及び/または、V2Xリソースプール)を(アンカー搬送波(ANCHOR CARRIER)または同期基準搬送波基準にして)一致させることができ、それによって、CAにより設定(/シグナリング)された複数個の(V2X)搬送波上の同時送信及び/または受信不可問題を効率的に解決できる。即ち、複数個の搬送波上で同時送信(または、受信)動作を効率的にスケジューリング(/実行)できる。
図5は、本発明の一実施例に係るSLSSリソース設定方法を例示する。
図5を参照すると、端末にV2X通信と関連して、3個の搬送波(搬送波#1、2、3)がキャリアアグリゲーションにより設定されることができる。
このとき、キャリアアグリゲーションにより設定された複数の搬送波間に、SLSSリソースの個数及び位置は、同じに設定されることができる。図5で示すように、搬送波#1、2、3で、設定されたSLSSリソースは、搬送波で同じ個数及び位置にある。このようにする理由は、前記搬送波#1、2、3で、V2X通信関連(サイドリンク)論理的(サブフレーム)インデックス(及び/または、DFN(Direct Frame number))を同じにするためである。即ち、搬送波#1、2、3で、時間領域で重なるフレームは、同じ(サイドリンク)論理的(サブフレーム)インデックス(及び/または、DFN)値を有することができる。
端末側面から見ると、端末は、V2X通信のためにアグリゲーションされた全ての搬送波でSLSSリソースの位置及び個数が互いに同じであると仮定することができる。
一例として、前記説明したパラメータ(/設定)一致(及び/または、交差搬送波スケジューリングが設定(/シグナリング)される搬送波(対)及び/または、同じ(時間/周波数)同期基準搬送波を有する搬送波(対))は、(A)(事前に設定(/シグナリング)された)(特定)同じサービス(及び/または、データ(/メッセージ(/応用))タイプ)関連(送信及び/または受信)搬送波及び/または、(B)(事前に設定(/シグナリング)された)(特定)同じ同期ソースタイプが(相対的に)高い優先順位を有する(送信及び/または受信)搬送波及び/または、(C)CCSが設定(/シグナリング)された搬送波(対)(及び/または、(時間/周波数)同期差が事前に設定(/シグナリング)された閾値より少ない搬送波(対)及び/または、(事前に設定(/シグナリング)された)(特定)同じ(時間/周波数)同期基準搬送波を有する(送信及び/または受信)搬送波及び/または送信(及び/または受信)搬送波及び/または同期信号送信(及び/または受信)が設定(/シグナリング)された搬送波及び/または他の搬送波上のV2X送信(及び/または受信)動作関連時間/周波数同期基準搬送波間に(限定的に)設定(/シグナリング)されることもできる。
(規則#4−2)一例として、同じ(時間/周波数)同期基準搬送波が設定(/シグナリング)された搬送波(これを同期基準搬送波でない搬送波といい、NON−SYNRFCCという)の場合、(該当)同期基準搬送波でない搬送波(NON−SYNRFCC)上で既存(LEGACY)端末(例えば、LTE REL−14により動作する端末)のV2X通信サポートのために、同期リソースが設定(/シグナリング)されることができる。
他の一例として、(該当)同期基準搬送波でない搬送波(非同期基準搬送波、NON−SYNRFCC)上の同期リソース設定(/シグナリング)は、同期基準搬送波と非同期基準搬送波との間に、(前記(規則#4−1)によって)(サイドリンク)論理的(サブフレーム)インデックス(及び/または、DFN)を一致させるための目的として実行されることもできる。そのために、非同期基準搬送波上に設定(/シグナリング)される同期リソース位置(/個数)は、同期基準搬送波のものと同じである。または、同期基準搬送波上に同期リソースが設定(/シグナリング)された場合にのみ非同期基準搬送波上に設定(/シグナリング)される同期リソースが有効であるということもできる。
一例として、改善された端末(LTE REL−15により動作する端末)の場合、ネックワークの設定(/シグナリング)によって、(同期基準搬送波だけでなく)非同期基準搬送波(NON−SYNRFCC)上の同期リソース上で、同期信号(例:SLSS)送信動作を実行することもできる。このとき、非同期基準搬送波(及び/または、同期基準搬送波)上に同期リソースが設定されても、改善された端末の実際に同期信号送信可否は、ネットワークが(最終)指示(/制御)すると解釈できる。
例えば、同期基準搬送波では、同期リソースが設定される場合、前記同期リソースを利用して常にSLSSを送信するようにすることができる。または、同期基準搬送波に同期リソースが設定されても、実際にSLSSを送信するかどうかをネットワークが制御することもできる。非同期基準搬送波上では、同期リソースが設定されても、実際に同期信号を送信するかどうかをネットワークが制御できる。
(同じ)(時間/周波数)同期基準搬送波が設定(/シグナリング)された非同期基準搬送波は、同期基準搬送波と同じ同期ソースタイプが(相対的に)高い優先順位を有する(送信及び/または受信)搬送波に限定されることもできる。
図6は、本発明によるSLSS送信方法を例示する。
図6を参照すると、端末は、SLSSリソース設定情報を受信し、前記SLSSリソース設定情報は、キャリアアグリゲーションされる複数の搬送波の各々で同じ位置及び個数のSLSSリソースを設定することができる(S210)。図5で前述したように、このようにキャリアアグリゲーションされる複数の搬送波の各々で同じ位置及び個数のSLSSリソースを設定する理由は、前記複数の搬送波間に(サイドリンク)論理的(サブフレーム)インデックス(及び/または、DFN)を一致させるためである。
端末は、前記複数の搬送波のうち、前記SLSSリソースを利用して実際に同期信号(例えば、PSSS/SSSS)を送信するかどうかを指示するSLSS送信設定情報を受信する(S220)。より具体的に、前記複数の搬送波のうち非同期基準搬送波(例えば、他の搬送波が同期基準搬送波に設定され、またはシグナリングされた搬送波であって、同期基準搬送波でない搬送波:NON−SYNRFCC)に限って該当SLSSリソースで端末が実際にSLSS送信動作を実行するかどうかを前記SLSS送信設定情報を介してネットワークが知らせることができる。
端末は、前記SLSS送信設定情報に基づいて前記非同期基準搬送波で前記SLSSリソース設定情報が指示するSLSSリソースを利用して同期信号(例えば、PSSS/SSSS)を送信することができる(S230)。もちろん、これは前記SLSS送信設定情報により、非同期基準搬送波で同期信号を送信するように設定された場合に限って動作する。
SLSSリソース設定情報とSLSS送信設定情報は、同じメッセージ内に含まれて受信されることもでき、別個のメッセージに含まれて受信されることもできる。
図7は、図5及び図6で説明した方法を適用する具体的な例を示す。
図7を参照すると、ネットワークは、端末#1にSLSSリソース設定情報を送信する(S310)。前記SLSSリソース設定情報は、キャリアアグリゲーションされる搬送波#1、2、3に対するSLSSリソースを設定することができる。ここで、搬送波#2、3は、非同期基準搬送波であると仮定する。搬送波#1は、同期基準搬送波であると仮定する。前述したように、キャリアアグリゲーションされる複数の搬送波#1、2、3で同じ位置及び個数のSLSSリソースが設定されることができる。
ネットワークは、端末#1にSLSS送信設定情報を送信する(S320)。このとき、SLSS送信設定情報は、搬送波#2、3に対して実際はSLSSを送信しないことを指示し、または知らせることができる。即ち、端末は、非同期基準搬送波である搬送波#2、3に対してSLSSリソースの位置は設定を受けるが、SLSSを送信しないように設定されることができる。
図7に示されていないが、もし、ネットワークがSLSS送信設定情報を介して非同期基準搬送波である搬送波#2、3のうち、搬送波#2では実際にSLSSを送信し、搬送波#3では実際にSLSSを送信しないように設定した場合、それによって、端末は、搬送波#2では実際にSLSSを送信し、搬送波#3では実際にSLSSを送信しない。
端末#1は、端末#2に搬送波#1を介してSLSSを送信することができる(S330)。搬送波#1は、同期基準搬送波であって、同期リソースが設定されると、常にSLSSを送信することができる。または、たとえ、搬送波#1が同期基準搬送波であるとしても、実際にSLSSを送信するかどうかをネットワークが設定することもできる。この場合、SLSS送信設定情報は、同期基準搬送波である搬送波#1に対しても実際にSLSSを送信するかどうかを知らせる情報を含むことができる。
[提案方法#5]LCAP_UEに、搬送波#X上に(事前にまたは以前に)予約(/選択)された(送信)リソース(例えば、パターン(/位置/個数)、周期(/サブフレームオフセット)等)がある場合、搬送波#Y関連(送信)リソース予約(/選択)時、(該当)搬送波#X上の予約(/選択)された(送信)リソースと(時間領域上で)重なる(一部)リソース(のみ)を優先的に(または、制限的に)考慮(/選択)するようにすることができる。
一例として、複数個の搬送波にわたって同じTTI上で選択されることができるリソースの最大個数は、端末の送信能力(TX CAPABILITY)、例えば、サポートされる送信チェイン個数より大きくないように設定され、及び/または、電力制限ケース(POWER−LIMITED CASE)を誘発しない個数に限定されることができる。電力制限ケースとは、複数個の搬送波上でのV2Xメッセージ送信が時間領域上で一部または完全に重なった場合、搬送波別計算されたV2Xメッセージ送信電力の和が端末の最大送信パワー(MAXIMUM TX POWER、例えば、23dBm)を超過した場合を意味する。
即ち、端末は、特定搬送波(例えば、搬送波#Z)のリソース選択時、該当最大個数のリソース選択が(既に)行われたTTIを除外して、残りのTTI上のリソースを(ランダムに)選択した後、以後該当選択されたTTI上で最大許容個数に到達する時まで他の搬送波のリソース選択を実行することができる。
[提案方法#6]事前に設定(/シグナリング)された搬送波#X上のCBR(/CR)(及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会及び/またはセンシング)測定値が(搬送波#Xを含む)(CAにより設定(/シグナリング)された)他の搬送波上にも拡張適用されるようにすることができる。
一例として、(該当)CBR(/CR)(及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会及び/またはセンシング)測定値の拡張適用時、他の搬送波別に異なる(加重値)比率(/部分)値が考慮されることもできる。
他の一例として、CAにより設定(/シグナリング)された異なる搬送波間に同期信号(送信(及び/または受信))リソースの位置及び/または個数が(一部)異なるように設定(/シグナリング)された場合、下記規則の適用を介して、複数個の搬送波間に、(V2X通信関連)論理的インデックス(/DFN)を一致させることもできる。
[提案方法#7]一例として、搬送波#X(または、搬送波#Y)上の同期信号のリソース位置と(一部)重なる搬送波#Y(または、搬送波#X)上のリソースは、搬送波#Y(または、搬送波#X)に追加的に設定(/シグナリング)された(仮想の)同期信号リソースであると仮定して(/見なして)搬送波#Y(または、搬送波#X)関連(実際)同期シグナルリソースと共に、または搬送波#Y(または、搬送波#X)関連‘留保されたサブフレーム(RESERVED SUBFRAME)’(例えば、V2Xプール論理的インデックス(/DFN)が割り当てられないリソースを意味する)に設定(/シグナリング)することで)搬送波#Y(または、搬送波#X)論理的インデックス(/DFN)割当時、除外するようにすることもできる。
他の一例として、交差搬送波スケジューリング(CCS)実行時、スケジューリングする搬送波#X上の送信(及び/または受信)とスケジューリングを受ける(SCHEDULED)搬送波#Y上の送信(及び/または受信)との間に(時間(/周波数))同期差を(最大限に)減らすために、交差搬送波スケジューリング動作は、異なる搬送波に設定(/シグナリング)された同じ同期ソースタイプベースの送信(/受信)が許容されたV2Xリソースプール間に(限定的に)実行(/許容)されることができる。
一例として、CCS関連制御(/スケジューリング)情報が、同期ソースタイプ#Aベースの送信が許容されたV2Xリソースプールに属するスケジューリングする(SCHEDULING)搬送波#Xのサブフレーム#N上で送信される場合、(連動された)データ送信は、サブフレーム#N時点から4ms(4サブフレーム)以後に、搬送波#Y上の同じ同期ソースタイプ#Aベースの送信が許容されたV2Xリソースプール内の最も近いサブフレームで実行されるようにすることもできる。
CAに対し、下記の場合がサポートされることができる。
1)MAC PDUの平行的(parallel)送信。ここで、平行的とは、互いに異なる搬送波で同時にまたは互いに異なる時点での送信を意味する。このとき、MAC PDUのペイロードは、互いに異なる。2)同じパケットの複製本の平行する送信。3)受信機側面での能力向上。受信機側面で、複数の搬送波での同時受信が仮定されることができる。送信期側面で、使用可能な搬送波のうち部分集合に該当する搬送波を介して送信が発生できる。端末は、一つの搬送波を介して送信し、複数の搬送波を介して受信する動作もサポートできる。
PSCCHとこれに関連したPSSCHは、同じ搬送波を介して送信されることができる。しかし、これは、PSCCHに他の搬送波に対する情報を含むことを除外すると意味するものではない。
端末観点で、互いに異なる搬送波で同期ソース(synchronization source)が独立的に選択される場合、前記搬送波間に同期信号サブフレームが異なる場合があるため、前記搬送波間でDFN番号、サブフレーム境界(subframe boundary)などが互いに異なるようになることができる。
サブフレーム境界は同じであり、DFN番号が異なる場合、搬送波で半静的に留保されるべきリソースの位置が段々移動するようになることもできる。その場合、あるサブフレームでは同時送信が発生し、他のサブフレームでは個別的な送信が発生することで、送信電力の変動が発生できる。送信電力が変動されると、受信側でのセンシング動作が不安定になる。
さらに、搬送波間でサブフレーム境界が異なる場合、送信電力を完全に活用しにくい。
整理すると、1)端末側面で、搬送波間に独立的な同期ソースが選択される場合、前記搬送波間に同期信号サブフレームが互いに異なるようになることができ、その結果、前記搬送波でDFN番号及びサブフレーム境界が互いに異なるようになることができる。2)DFN番号が整列されない場合、端末が前記搬送波らに同時にリソース集合を留保しても、前記搬送波間に半静的に留保されるべきリソースの位置が移動(shift)される。3)サブフレーム境界が互いに異なるようになる場合、送信電力を完全に活用しにくい。
前記問題が発生することを防止するために、サイドリンク同期アンカー搬送波(sidelink synchronization anchor carrier)を定めることが必要である。サイドリンク同期アンカー搬送波は、前述した同期基準搬送波と表現することもできる。
サイドリンクコンポーネントキャリア(sidelink component carriers(CCs))のグループに対して、共通された同期ソース優先権設定が使われることができる。前記グループ内の任意のサイドリンクCCでのPSCCH/PSSCH送信は、サイドリンク同期アンカー搬送波のために選択された同期基準に基づいて実行されることができ、SLSS/PSBCHは、サイドリンク同期アンカー搬送波の同期基準に基づいて実行されなければならない。
端末が、サイドリンク同期アンカー搬送波内で同期ソースを選択する時、既存端末の同期化過程のために、サイドリンクCCグループ内の全てのCCに同じSLSS/PSBCHが送信される必要がある。
もし、LTE−Rel−15により動作する端末のみが存在する場合、電力効率性のために、SLSS/PSBCHは、サイドリンク同期アンカー搬送波でのみ送信されることもできる。互いに異なるサービスまたは地域的境界で、複数のサイドリンク同期アンカー搬送波がある場合もある。
どれくらい多くの非同期的CCが同時に送信/受信されることができるかは、端末能力に従属的である。
<提案1>サイドリンク同期アンカー搬送波の定義
サイドリンクCCのグループに対して、共通される同期ソース優先権設定が使われることができる。サイドリンク同期アンカー搬送波のために選択された同期基準が、前記グループ内の任意のCCでのPSCCH/PSSCH送信のために使われることができる。SLSS/PSBCH送信の場合は、サイドリンク同期アンカー搬送波から選択された同期基準に基づいて送信されなければならない。サイドリンクCCのグループに対して、サブフレーム境界及びDFN番号は整列されることができる。
他の一例として、端末に、上位階層(例えば、応用階層(APPLICATION LAYER))から選択した送信搬送波(TX CARRIER)の個数に比べて、実際自分の送信(チェイン)能力が少ない場合(例えば、制限された送信能力の端末であると解釈されることができる)、同期信号送信用途として事前に設定(/シグナリング)された特定搬送波(例えば、アンカー搬送波、同期基準搬送波、最も高い優先順位搬送波等)を選択するようにすることができる。及び/または、上位階層(例えば、応用階層)から選択した送信搬送波のうちランダム選択するようにし、及び/または、上位階層(例えば、応用階層)から選択した送信搬送波を事前に定義された規則によって時間領域上でインターリービングして選択するようにすることもできる。及び/または、既存端末(LEGACY UE)がない搬送波を選択するようにし、及び/または、改善された端末(ADVANCED UE、LTE REL−15により動作する端末)サービスのみが許容された搬送波を除外して、残りの搬送波のみを選択するようにすることもできる。
他の一例として、端末に、複数個の搬送波上でのV2Xメッセージ送信が時間領域上で一部または完全に重なった場合、及び/または、搬送波別計算されたV2Xメッセージ送信電力の和が端末の最大送信パワー(MAXIMUM TX POWER、例えば、23dBm)を超過した場合(このような場合を電力制限ケースという)、下記(一部または全て)規則によって、一部搬送波上のV2Xメッセージ送信を省略し、及び/または、電力減少するようにすることもできる。
(例示#1)相対的に低い(または、事前に設定(/シグナリング)された閾値より低い)PPPP(及び/または、サービス優先権(SERVICE PRIORITY)及び/または、搬送波優先権)(または、相対的に高い(/低い)(または、事前に設定(/シグナリング)された閾値より高い(/低い))CBR(/CR)レベル(及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会)の搬送波またはPSSCH−RSRP(/S−RSSI)リソース)のV2Xメッセージ送信を省略するように(及び/または、送信パワーを減少するように)し、該当送信省略動作(及び/または、送信パワー減少動作)適用は、電力制限ケースが緩和される瞬間までのみ実行するようにすることができる。
具体的な一例として、搬送波#1/2/3上のV2XメッセージPPPP値が各々PPPP#A/B/Cであり、該当PPPP間の優先順位は、A>B>Cであると仮定する。特定時点で前記3個の搬送波上のV2Xメッセージ送信が重なり、もし、最も低いPPPP値の搬送波#3上のV2Xメッセージ送信省略(及び/または電力減少)時、電力制限ケースを外れることができる場合、搬送波#2上のV2Xメッセージ送信省略(及び/または電力減少)なしに残りの搬送波#1/2上のV2Xメッセージ送信を維持することができる。
(例示#2)(例示#1)が適用される場合、電力制限ケースを外れるために、同じ優先順位(例えば、PPPP、サービス優先権、搬送波優先権、搬送波CBR(/CR)レベル、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会、リソースPSSCH−RSRP(/S−RSSI)が同じ場合)のV2Xメッセージ送信のうち一部を省略(及び/または送信電力減少)すべき場合、(A)省略(及び/または送信電力減少)するV2Xメッセージをランダムに選択できる。及び/または、(B)相対的に高い(/低い)(または、事前に設定(/シグナリング)された閾値より高い(/低い))CBR(/CR)(及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会)値の搬送波上の(または、リソースPSSCH−RSRP(/S−RSSI)の)V2Xメッセージを優先的に省略(及び/または送信電力減少)するようにすることができる。及び/または、(C)非周期的な(または、周期的な)メッセージ送信より周期的(または、非周期的)メッセージ送信を優先的に省略(及び/または送信電力減少)及び/または、(D)例外的に省略(及び/または送信電力減少)なしに(全ての)送信を実行するようにすることもできる。
(例示#3)優先順位(例えば、PPPP、サービス優先権、搬送波優先権、搬送波CBR(/CR)レベル、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会、リソースPSSCH−RSRP(/S−RSSI))別に連続的に送信省略(及び/または電力減少)可能な回数情報がネットワーク(または、基地局)から事前に設定(/シグナリング)されることもできる。該当規則が適用される場合、相対的に低い優先順位のV2Xメッセージ送信が過度に省略(及び/または電力減少)される問題を緩和させることができる。
他の一例として、端末に、下記(一部または全て)規則によって、複数個の搬送波上のリソース(再)選択が、同じTTI上で(過度に)重なることを回避するように(及び/または、(同時に)ハーフデュプレックス(HALF−DUPLEX)問題を緩和させるように)することができる。
該当規則は、(A)端末が自分の送信(チェイン)能力より上位階層で設定(/シグナリング)した相対的に多くの搬送波上でV2Xメッセージを送信すべき場合(及び/または、(異なる搬送波間の)送信チェインスイッチング時間確保及びこれを考慮したリソース選択を実行しようとする場合)、(B)電力制限ケースを回避しようとする場合、(C)イントラバンド(INTRA−BAND)CA関連ハーフデュプレックス問題を緩和させようとする場合などに限定的に使われることができる。
本発明における特定搬送波関連リソース選択は、センシング動作(例えば、高い干渉リソース排除)により決定された、選択可能送信候補リソース集合内でのみ限定的にまたは追加的に実行されることもできる。
(一例#1)基本的に事前に設定(/シグナリング)された順序に搬送波別リソース(再)選択をランダムに(または、独立的に)実行するようにし、特定搬送波上のリソース(再)選択時、以前に選択完了した搬送波(ら)リソース(ら)のTTI別重なる個数(これをNUM_OVという)をカウンティングした後、もし、TTI上のNUM_OVが事前に定義された条件を満たす場合、該当TTIを該当特定搬送波のためのリソース選択から排除し、残りのTTI上のリソースの中からランダムに選択するようにすることができる。
端末に、排除されない残りのTTI(S)の中から相対的に小さい(または、大きい)NUM_OV値のTTI上のリソースを優先的にランダムに選択するようにすることもできる。
前記条件は、下記のように定義されることができる。ここで、一例として、特定搬送波上のリソース(再)選択時、以前に選択完了した搬送波(ら)リソース(ら)の前及び/または後のK個(例えば、K=1)のTTIをリソース選択から追加的に排除(例えば、送信チェインスイッチング時間用途として使われることができる)するようにすることもできる。
(1)NUM_OVが端末の送信能力(例えば、サポートされる送信チェイン個数)のような場合
(2)端末の送信電力バジェット(TX POWER BUDGET)制限(または、端末の最大送信電力)からNUM_OV関連送信電力和を引いた残りが、電力制限ケース誘発無しで、(該当TTI上での)追加的な同時送信を許容(/サポート)することができない場合
(一例#2)前記一例#1で、搬送波間のリソース選択順序は、(A)前記説明した事前に設定(/シグナリング)された搬送波優先権及び/または、(B)搬送波上に送信されるV2Xメッセージの最も高い(/低い)PPPP値及び/または、(C)搬送波インデックス及び/または、(D)CBR(/CR)測定(及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会)値などに基づいて降順(または、昇順)形態で定義及び/または、(E)ランダムに定義及び/または、(F)送信チェインスイッチング(時間/ギャップ)が必要ない(同じバンド内の)搬送波(または、同期参照(SYNCH.REFERENCE)搬送波)を優先的に選択するように定義されることができる。
他の一例として、搬送波間のリソース選択順序は、相対的に短い(または、長い)生成(/送信/リソース予約)周期(及び/または、高い(低い)信頼性要件(RELIABILITY REQUIREMENT)及び/または、低い(または、高い)遅延要件(LATENCY REQUIREMENT)のメッセージ送信が実行される搬送波が優先的に選択されることができる。
前記説明した規則は、前述したオプション(例えば、オプション1−1、オプション1−2等)に拡張適用されることもできる。
(一例#3)一例#1が適用される場合、制限された送信能力による送信チェインスイッチング時間発生問題(及び/または、(イントラバンドCA関連)ハーフデュプレックス問題)が考慮されると、特定搬送波上のリソース(再)選択時、以前に選択完了した搬送波(ら)リソース(ら)のTTI別重なる個数が事前に定義された条件を満たさない場合、(既にリソース選択が行われた)該当TTI上のリソースを事前に定義された条件を満たす時まで優先的に選択(例えば、搬送波(ら)リソース(ら)が同じTTI上で最大限選択されるようにする方向)するようにし、及び/または、以前に選択完了した搬送波(ら)リソース(ら)の前及び/または後のK個(例えば、K=1)のTTIを搬送波のためのリソース選択から排除(このような排除されたリソースは、送信チェインスイッチング時間用途として使われることができる)するようにすることもできる。
(一例#4)一例#1が適用される場合、特定搬送波関連リソース選択時、事前に定義された条件を満たさないTTIが残っていない場合、(A)該当搬送波上のV2Xメッセージ送信を省略するようにし、または、(B)該当搬送波上のV2Xメッセージ関連PPPP対比(同じまたは)低い値のV2Xメッセージ送信が他の搬送波上で実行される場合(または、該当搬送波の優先権対比(同じまたは)低い値の搬送波上でV2Xメッセージ送信が実行される場合、または該当搬送波上のV2Xメッセージ送信関連PPPP値が事前に設定(/シグナリング)された閾値より高い場合、または該当搬送波の優先権が事前に設定(/シグナリング)された閾値より高い場合等)、他の搬送波の選択/予約されたリソースと時間軸でオーバーラップされたリソースも選択許容(例えば、相対的に高いPPPP値のV2Xメッセージ送信(または、相対的に高い優先権を有する搬送波上のV2Xメッセージ送信)が省略されることを防止するためである)されることもできる。後者(B)の条件が満たされなくてこれを実行することができない場合、該当搬送波のV2Xメッセージ送信は省略するようにすることもできる。
本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、下記のように搬送波リソース選択が実行されることもできる。
与えられたMAC PDUに対し、その送信のために上位階層により一つの搬送波が提供されることができる。送信搬送波選択で次の要素が考慮されることができる。1)CBR、2)端末能力(例えば、送信チェインの個数、電力バジェット共有能力、送信チェイン再チューニング能力等)。
与えられたMAC PDCUに対し、前記MAC PDUの送信及び潜在的な再送信のために一つの搬送波が使われる。搬送波が選択される場合、同じサイドリンクプロセスに対してリソース再選択がトリガリングされるまでは、同じサイドリンクプロセスの全てのMAC PDUに対して前記選択された搬送波が使われる。ただし、互いに異なるサイドリンクプロセスに対して搬送波(CC)間に送信チェインを変更することを排除するものではない。
モード4CAで、搬送波選択規則及びリソース選択過程に対して説明する。送信搬送波選択は、搬送波間の負荷均衡(load balancing)及び端末能力を考慮して効率的に実行されることができ、過度な動的送信搬送波スイッチングによるセンシング過程の正確度に否定的な影響を及ぼすことを防止することができる。
図8は、サイドリンクでCAが適用される場合、リソース選択の一例を示す。
図8を参照すると、端末は、搬送波#A(第1の搬送波)からリソース選択を実行する。
端末がある搬送波に対してリソース選択を実行する時、下記の条件のうち一つを満たすあるサブフレームも候補リソース(candidate resource)から除外されることができる。
1)サブフレームで同時送信の回数が端末の送信能力に到達する場合の該当サブフレーム、2)サブフレームで残った送信電力バジェット(budget)が追加的な同時送信を許容するときに足りない場合の該当サブフレーム、3)送信チェインスイッチング時間として使われるべきサブフレーム。
このようなサブフレームを候補リソースから除外した後、前記ステップで既に送信のために選択されたサブフレームを優先順位化する。
図8では、端末が、2個の搬送波で同時送信を実行することができる送信能力があると仮定し、便宜上、送信電力バジェットやスイッチング時間は考慮しない。
図8において、灰色で表示されたサブフレームは、搬送波別センシング過程を経て使用可能なリソースがないと判断されたサブフレームである。
端末は、まず、搬送波#Aでサブフレーム#4、7をランダム選択方式に選択できる。次に、端末は、搬送波#Bからリソース選択を実行し、このとき、サブフレーム#7が選択されることができる。前記端末は、同時に2個の搬送波で送信を実行することができる送信能力があるため、これは前記端末の送信能力内での選択であるということができる。端末は、搬送波#Bにおけるサブフレーム#4は、選択することができない。その理由は、センシング過程で該当サブフレームが除外されたためである。したがって、端末は、例えば、サブフレーム#1をランダム選択することができる。
搬送波#Cで、端末は、サブフレーム#1、4を送信サブフレームとして選択できる。搬送波#Cにおけるサブフレーム#7は、選択することができない。その理由は、サブフレーム#7で前記端末の送信能力制限に既に到達したためである。
ハーフデュプレックス問題を減らすための端末の複雑度(標準規格/テスト側面や具現)側面で、より簡単な方法も考慮されることができる。
この方法も、まず、1)サブフレームで同時送信の回数が端末の送信能力に到達する場合の該当サブフレーム、2)サブフレームで残った送信電力バジェット(budget)が追加的な同時送信を許容するときに足りない場合の該当サブフレームなどは除外する。その後、端末は、残っているリソース(前記搬送波別センシング過程で除外されないリソースまたは一連の搬送波リソース選択過程で追加的に除外されないリソース)からランダムにリソースを選択することができる。
例えば、図8の例において、搬送波#Cで、サブフレーム#7は除外されるが、リソース選択がサブフレーム#1、4に限定されるものではない。即ち、他のサブフレーム(例えば、サブフレーム#0)が選択されることができる。
他の一例として、端末に、上位階層が提供した潜在的送信(/受信)搬送波集合内で生成された特定サービス関連MAC PDU送信に使われる送信搬送波の選択時、1)MAC PDUのサービスタイプ、2)端末の送信能力、3)搬送波CBRの順序(または、優先順位)に条件を参照した後(例えば、送信搬送波選択時、考慮される条件間に優先順位が設定(/シグナリング)されたと解釈できる)、これに適した送信搬送波を最終選択をするようにすることができる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、送信チェインスイッチング動作(及び/または、送信チェインスイッチングギャップ(/時間))は、(A)SLSSリソースに設定(/シグナリング)されないTTI、(B)リソースプールビットマップが適用されないTTI(例えば、留保されたサブフレーム)、(C)送信リソース予約(/選択)が行われないTTI、(D)事前に設定(/シグナリング)された閾値より高いPPPP値のメッセージ送信(/受信)が実行されないTTI、(E)再送信が実行されるTTIのうち少なくとも一つを優先的にまたは限定的に使用するようにすることもできる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、送信チェインスイッチング動作関連(受信)中断(INTERRUPTION)によって、端末が特定TTI上で受信(及び/または、センシング)動作を実行することができない場合、該当TTI上で他の端末により事前に許容された全ての周期(INTERVAL)候補値ベースのリソース予約が実行されたと仮定し、(選択ウィンドウ内の)重なる候補リソース(例えば、サブフレーム)の排除動作(及び/または、リソース(再)選択動作)を実行するようにすることもできる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、端末に、事前にネットワーク(または、基地局)から設定(/シグナリング)された搬送波グループ単位で、送信リソース(再)選択(/予約)動作を同時に実行(/トリガリング)(例えば、一種の“多重搬送波同期化されたリソース選択(再選択)/トリガリング過程(MULTI−CARRIER SYNCHRONIZED RESOURCE(RE)SELECTION(/TRIGGERING)PROCEDURE)”と解釈されることができ、これをMCCSYN_RESELということができる)するようにすることもできる。
ここで、一例として、MCCSYN_RESEL関連基準搬送波は、(A)ネットワークまたは基地局から事前に設定(/シグナリング)された搬送波、(B)同期関連アンカー(/基準)搬送波、(C)事前に設定(/シグナリング)された搬送波優先権が相対的に高い(または、低い)搬送波、(D)送信される(または、送信予定の)V2XメッセージのPPPP値が相対的に高い(または、低い)搬送波(または、相対的に短い(または、長い)生成(/送信/リソース予約)周期(及び/または、高い(低い)信頼性要件及び/または、低い(または、高い)遅延要件)のメッセージ送信が実行される搬送波)、(E)搬送波インデックスが相対的に高い(または、低い)搬送波、(F)CBR(/CR)測定(及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会)値が相対的に高い(または、低い)搬送波のうち少なくとも一つとして定義されることができる。
一例として、同じMCCSYN_RESEL搬送波グループに属する(基準搬送波を除外した)(残りの)搬送波(ら)は、(基準搬送波の)リソース(再)選択トリガリングタイマ(/カウンタ)などを共有すると解釈できる。
他の一例として、MCCSYN_RESEL搬送波グループに属する特定搬送波のリソース(再)選択動作がトリガリングされた場合、該当搬送波関連リソース(再)選択時、同じMCCSYN_RESEL搬送波グループに属する残りの搬送波(ら)リソース(ら)のTTI別重なる個数(これをOV_RSCという)をカウンティングした後、もし、特定TTI上のOV_RSCが事前に定義された条件を満たす場合、該当TTIを排除して、残りのTTI上のリソースをランダムに選択するようにすることができる。
該当条件は、OV_RSCが端末の送信能力(例えば、サポートされる送信チェイン個数)より大きいまたは同じ場合及び/または、OV_RSCが電力制限ケースを誘発する場合に定義されることができる。他の一例として、MCCSYN_RESEL搬送波グループは、(特定)アンカー(/基準)搬送波ベースの(時間/周波数)同期を共有する搬送波グループと同じに設定(/シグナリング)されることができる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、端末に、特定搬送波関連再送信リソースは、初期送信リソースと最大限連続されたTTIとして選択されるようにすることができる。ここで、一例として、該当規則が適用される場合、初期送信と再送信との間に(時間ギャップ(/差)が大きくて、他の送信搬送波へのスイッチングが(不回避に)実行される場合)送信チェインスイッチングギャップ(/時間)が(過度に)発生することを緩和させることができる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、端末に、異なる搬送波関連リソース選択が連続されたTTI上で行われるようにすることもできる。これは、例えば、ハーフデュプレックス問題/過度な送信チェインスイッチング時間(/ギャップ)発生を緩和するためのことである。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、端末に、特定搬送波(例えば、同期基準搬送波)上の事前に設定(/シグナリング)されたSLSSリソースで実際SLSS送信(/受信)動作を実行する場合(及び/または、特定搬送波上に事前に設定(/シグナリング)されたSLSSリソースが存在する場合)、該当SLSSリソースの前及び/または後のK個(例えば、K=1)TTIは、(他の)搬送波上のリソース選択(/割当)から排除(例えば、送信チェインスイッチング時間として使われることができる)するようにすることができる。該当規則が適用される場合、(イントラバンドCA状況下で)同期信号送信(/受信)動作とPSCCH/PSSCH送信(/受信)動作を異なる搬送波上で効率的に実行することができる。前記SLSSリソースは“事前に設定(/シグナリング)された特定チャネル/信号(または、事前に設定(/シグナリング)された閾値より高いPPPP値のメッセージ)送信”または“事前に設定(/シグナリング)された特定搬送波上のチャネル/信号(または、事前に設定(/シグナリング)された閾値より高い搬送波優先権上のチャネル/信号)送信”などに拡張解釈されることもできる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、端末に、搬送波間のリソース選択順序は、相対的に高い電力が要求(/割当)される(及び/または、長いカバレッジ要件(LONG COVERAGE REQUIREMENT)(及び/または、高い信頼性要件及び/または低い遅延要件を有する)(チャネル/信号/メッセージ)送信の搬送波を優先的に実行するようにすることもできる。
該当規則が適用される場合、(イントラバンドCA状況下で)他の搬送波上の(チャネル/信号/メッセージ)送信電力割当(/計算)時、以前に割り当てられた搬送波上の(チャネル/信号/メッセージ)送信電力を((IMD PRODUCTを考慮した)MPRまたはPSD IMBALANCE許容限度超過によって)減らすべき場合、該当搬送波上の送信を省略(または、以前に割り当てられた搬送波上の送信電力を減らさなくてもよい(または、MPRまたはPSD IMBALANCE許容限度超過を誘発しない)他の搬送波上で送信を実行)するようにすることもできる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、端末に、事前に設定(/シグナリング)された規則(/パターン/比率)(例えば、周期、サブフレームオフセット)によって同期基準搬送波上の事前に設定(/シグナリング)されたSLSSリソースで同期信号モニタリング(及び/または、送信)動作を実行するようにすることもできる。
該当同期信号モニタリング(及び/または、送信)動作は、(A)非同期基準搬送波(NON−SYNRFCC)上でPSCCH/PSSCH送信動作を実行しない場合にのみ限定的に履行するようにし、及び/または、(B)非同期基準搬送波(NON−SYNRFCC)上でのPSCCH/PSSCH送信を省略して履行するようにし、及び/または、(C)端末具現(UE IMPLEMENTATION)形態で履行するようにすることもできる。
他の一例として、本発明の(一部または全て)提案方式が適用される場合、端末が特定搬送波#Xに対するリソース(再)選択/予約実行時、送信(チェイン)能力限界到達、電力制限ケース発生、ハーフデュプレックス問題による過度な受信/モニタリング不可能サブフレームの発生防止などの理由で(搬送波#X上の)サブフレーム(ら)を排除しなければならない。そのために、既にリソース選択/予約が実行された既存他の搬送波(ら)のリソース予約がいつ/どこまで維持されると(または、有効であると)仮定するかを明確にする必要がある。その理由は、一般的に搬送波上の選択/予約されたリソースは、リソース再選択動作がトリガリングされるたびに事前に設定(/シグナリング)された確率に基づいて、同じ時間/周波数位置のリソースが持続的に使われるかが決定されるためである。即ち、搬送波#X関連リソース(再)選択/予約実行時点で、既にリソース選択/予約が実行された(既存)他の搬送波(ら)のリソース(位置)変更に対する確率的判断(及び/または、リソース再選択/予約動作)が常に共に実行/トリガリングされるものではない。
これを解決するための方法は、一例として、(A)既存他の搬送波(ら)上のリソース予約が事前に設定(/シグナリング)された時間区間(/長さ)の間に(または、無限大の時間(/長さ)の間に)維持されると(または、有効であると)仮定するようにし、または、(B)既存他の搬送波(ら)の(今後)リソース(位置)変更に対する確率的判断を搬送波#Xに対するリソース(再)選択/予約実行時(または、該当搬送波(ら)のリソース選択/予約実行時)に(共にまたはあらかじめ)するようにし、または、(C)既存他の搬送波(ら)のリソースが(一応または臨時的に)維持されると仮定するように(例えば、これは仮想的に、確率的判断結果が既存リソース(位置)を維持すると解釈することもできる)し、または、(D)既存他の搬送波(ら)上のリソース予約がリソース予約カウンタ(例えば、リソース選択/予約カウンタが“0”になる場合、リソース再予約/選択がトリガリングされる)が満了される間にのみ(または、リソース予約カウンタの事前に設定(/シグナリング)された倍数ほど)維持されると(または、有効であると)仮定するようにすることができる。
他の一例として、端末に、特定PPPP値のパケット送信に使われる搬送波を、相対的に高い(/低い)(または、事前に設定(/シグナリング)された閾値より高い(/低い))CR_LMIT(例えば、CR_LIMIT値は、(ネットワークから)CBR/PPPP別に異なるように設定(/シグナリング)されることができる)対比残った送信/リソース使用機会を有する(送信)搬送波を優先的に選択するようにすることもできる。
ここで、一例として、該当閾値より高い(/低い)CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会を有する(送信)搬送波が複数個である場合、端末に、それらのうち一つをランダム選択するようにすることもできる。ここで、一例として、該当閾値は、PPPP及び/またはCBR及び/または搬送波優先権及び/またはサービスタイプ(/種類)別に異なるように設定(シグナリング)されることもできる。
一般的に、CBR(/CR)測定動作は、(実際)初期送信または再送信が実行されるたびに履行される。しかし、制限された送信能力を有する端末の場合、一定時間実際初期/再送信が実行されない搬送波が発生されることができ、このような搬送波でスイッチング後に使われる(該当搬送波関連)CBR(/CR)値は、相対的に以前時間に測定された値(即ち、該当搬送波上で過去に(実際)初期送信または再送信が実行される時に測定された値)であって、該当搬送波関連最新状態(例えば、負荷)を正しく反映していない。該当問題を緩和させるために、もし、搬送波#X(例えば、現在V2Xメッセージ送信に使われる搬送波)から搬送波#Y(スイッチング対象搬送波)へのスイッチング許容が、搬送波#Xのリソース再選択/予約がトリガリングされた時に限定される場合、搬送波#Yに対するCBR(/CR)測定が搬送波#Xのリソース再選択/予約トリガリング時点基準(または、ネックワークから事前に設定(/シグナリング)された周期)にして(追加的に)実行されるようにすることもできる。
他の一例として、制限された送信能力を有する端末の場合、以下の表によって、特定搬送波に対するリソース選択を実行するようにすることもできる。以下の表の特定技法(例えば、オプション1−2及び/またはオプション1−1)によって、(特定)搬送波(ら)関連リソース選択時、該当搬送波(ら)上に事前に定義された条件を満たさないサブフレーム(組み合わせ)(例えば、送信能力(/電力制限ケース)に到達しないサブフレーム(組み合わせ))が(選択ウィンドウ内に)残っていない場合、(A)事前に設定(/シグナリング)された(最大)回数ほどリソース再選択動作を(繰り返しまたは限定的に)実行するようにし、及び/または、(B)該当搬送波(ら)関連リソース選択動作(/手順)を実行(/開始)しないように(または、省略するように)することもできる(これは、特定搬送波(ら)に対するリソース再選択動作が過度に(または、無限大に)繰り返しされることを防止することができる)。ここで、一例として、後者(B)の規則が適用される場合、該当搬送波(ら)関連送信動作が省略されると解釈することもできる。
他の一例として、制限された送信能力を有した端末の場合、送信搬送波のスイッチング時、(RFチェイン)リチューニング(RETUNING)時間が要求されることができる。該当(RFチェイン)リチューニング時間オーバーヘッドを減らすために、端末に、(A)送信搬送波を選択すると、(初期送信後)再送信する時まで(または、事前に設定(/シグナリング)された回数(または、時間区間)の送信が実行される時まで)維持するようにし、または、(B)特定搬送波に対するリソース選択時、他の搬送波上の初期送信と再送信との間のサブフレーム(ら)(または、他の搬送波上の事前に設定(/シグナリング)された回数の送信が実行される区間(または、事前に設定(/シグナリング)された長さの時間区間))を排除するようにすることもできる。ここで、一例として、後者方法(B)は、初期送信と再送信との間の間隔が事前に設定(/シグナリング)された閾値未満である時のみ(限定的に)適用するようにすることもできる。
他の一例として、制限された送信能力を有した端末の場合、特定搬送波#Xに対するリソース選択実行時、搬送波#X上のサブフレーム#Nを(RFチェイン)リチューニング(RETUNING)時間(例えば、“1サブフレーム”であると仮定)用途として排除すべきかの判断は、(A)搬送波#Xのサブフレーム#N以前に、自分の送信能力制限個数に該当する他の搬送波(ら)個数上にリソース選択(または、送信)が実行され、該当他の搬送波(ら)上の最も最新(または、最後の)リソース(または、送信)がサブフレーム#N−1に位置する場合(または、サブフレーム#Nから(RFチェイン)リチューニング(RETUNING)時間に要求される時間以前に位置しない場合)、サブフレーム#Nは、(RFチェイン)リチューニング(RETUNING)時間用途と判断し、搬送波#X関連リソース選択から排除するようにすることができる。
具体的な一例として、“送信能力制限個数=2”、“設定された搬送波の個数=3”である端末を仮定する。このとき、搬送波#1と搬送波#3上のリソース選択(または、送信)がサブフレーム#N−1とサブフレーム#N−2で各々行われた場合、搬送波#2上のサブフレーム#Nは、(RFチェイン)リチューニング(RETUNING)時間用途と判断し、搬送波#X関連リソース選択から排除しなければならない。それに対し、搬送波#1と搬送波#3上のリソース選択(または、送信)がサブフレーム#N−1とサブフレーム#N−6で各々行われた場合、端末は、例えば、サブフレーム#N−4から搬送波#2へのスイッチングをすることができるため、(必ず)サブフレーム#Nを搬送波#X関連リソース選択から排除する必要がない。
他の一例として、複数個の(イントラバンド)搬送波(ら)がCAにより設定(/シグナリング)された場合、ハーフデュプレックス問題(即ち、特定搬送波上のサブフレーム#N時点で送信(または、受信)動作を実行する場合、他の搬送波(ら)上の同じ(または、一部重なる)時点で受信(または、送信)動作を実行することができない)で、リソース(再)選択/予約動作がトリガリングされた特定搬送波上の選択ウィンドウ内に、事前に定義(/シグナリング)された個数(例えば、選択ウィンドウ内の全体候補リソース個数の20%)の候補リソースが確保されることができない場合(または、残っている候補リソースがない場合)、(候補リソース個数を増加させるための追加的なステップ無しで)、該当残った候補リソースのみを利用して送信リソース選択動作を実行(または、((リソース選択/予約が完了した)他の搬送波(ら)も含んで)リソース再選択動作をトリガリング)するようにすることもできる。
ここで、一例として、ハーフデュプレックス問題などで特定サブフレーム#Pがモニタリング/受信されることができない場合、サブフレーム#Pから一回(及び/または、事前に設定(/シグナリング)された回数)の(候補)リソース予約周期ほど離れたリソースと、重なる(または、衝突される)ことができる選択ウィンドウ内の候補(送信)リソースは、(全て)排除されると仮定することができる。
他の一例として、(イントラバンド)CAが設定(/シグナリング)された場合、特定サブフレーム上で複数個の搬送波(ら)の(送信)リソースが重なる場合、(IMD PRODUCTを考慮した)MPRまたはPSD IMBALANCE許容限度超過などによって、一部または全ての搬送波関連送信電力減少(これは、例えば、送信カバレッジ減少が発生できる)が不回避である。
これを考慮して、時間領域上で(一部)重なる異なる搬送波(ら)のV2Xメッセージ送信は、事前に設定(/シグナリング)された閾値以下のPPPP値を有するものに限定されることもできる。
それに対し、該当閾値以上のPPPP値を有するV2Xメッセージ送信が特定搬送波のサブフレーム#K上で実行される場合、他の搬送波上のV2Xメッセージ(例えば、該当閾値以下のPPPP値を有するメッセージ)送信関連リソース選択/予約時、該当サブフレーム#Kを除外した残りのサブフレーム(ら)のみを(限定的に)考慮するように(または、該当閾値以上のPPPP値を有する特定搬送波上のV2Xメッセージ送信は、他の搬送波上のV2Xメッセージ送信リソースと時間領域上で(一部)重ならないように(または、事前に設定(/シグナリング)された(最大)個数以下の他の搬送波上のV2Xメッセージ送信リソースと時間領域上での(一部)重なりを(限定的に)許容))することもできる。
他の一例として、異なる(イントラバンドCA)搬送波間のPSD IMBALANCEによる影響(例えば、漏洩(LEAKAGE))は、(スケジューリングを受ける)リソースブロックの位置(及び/または、個数)などによって変わることができる。したがって、端末に、特定搬送波に対するリソース選択/予約実行時、選択ウィンドウ内の特定サブフレーム上の候補リソースのうち一つでも(または、事前に設定(/シグナリング)された個数以上に)使用時、PSD IMBALANCE許容限度を(送信電力減少無しで)満たさない場合、該当サブフレームを除外して残り(サブフレーム上の候補リソース)の中から(ランダム)選択するようにすることもできる。
他の一例として、前記表上に記述されたオプション2が適用される場合、もし、特定TTI上の複数個の搬送波関連選択リソース個数が端末の送信能力より大きい場合(及び/または、特定TTI上の複数個の搬送波関連送信が電力制限ケースを誘発する場合)、端末に、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会値の降順(または、昇順)基準にして該当TTI上の搬送波関連送信を優先的に省略するようにすることもできる。
該当TTI上の搬送波関連送信省略は、該当TTI上の複数個の搬送波関連選択リソース個数が端末の送信能力より小さいまたは同じになる時(及び/または、該当TTI上の複数個の搬送波関連送信が電力制限ケースを誘発しない時)までのみ実行されるようにすることもできる。
他の一例として、特定搬送波に対するリソース選択(/予約)実行時、センシング動作(例えば、S−RSSI測定、PSSCH−RSRP測定)ベースの(選択ウィンドウ内の)候補リソース排除動作(例えば、他の端末が既に占めたリソースや高い干渉のリソースを排除する)と共に、前記説明した送信能力超過問題(及び/または、電力制限ケース到達問題及び/または、ハーフデュプレックス問題及び/または、送信チェインスイッチング動作による受信中断発生問題)などを考慮した(選択ウィンドウ内の)(追加的な)候補リソース排除動作後、もし、選択ウィンドウ内に残っている候補リソースがない場合(及び/または、事前に定義(/シグナリング)された個数(例えば、選択ウィンドウ内の全体候補リソース個数の20%)の候補リソースが確保されることができない場合)、(A)該当搬送波関連送信を事前に設定(/シグナリング)された例外的なリソースプール(EXCEPTIONAL RESOURCE POOL)上で(一回のみ、または事前に設定(/シグナリング)された回数(/時間)の間に、または選択ウィンドウ内の選択可能候補リソース個数が(事前に設定(/シグナリング)された閾値以上に)確保される時まで)実行するようにし、及び/または、(B)(選択ウィンドウ内の)相対的に多くの候補リソースが存在する搬送波(例えば、同じサービス(/優先権)搬送波に限定されることもできる)でスイッチング/リソース選択(/予約)を実行するようにし、及び/または、(C)(リソース選択(/予約)が完了した既存搬送波を含んで)リソース再選択トリガリングされるようにすることもできる。
他の一例として、(事前に設定(/シグナリング)された潜在的な(送信)搬送波集合内で)(送信)搬送波選択実行時、特定(送信)搬送波の場合、センシング動作ベースの(選択ウィンドウ内の)候補リソース排除動作と共に、(前記説明した)送信能力超過問題(及び/または、電力制限ケース到達問題及び/または、ハーフデュプレックス問題及び/または、送信チェインスイッチング動作による受信中断発生問題)などを考慮した(選択ウィンドウ内の)(追加的な)候補リソース排除動作後、もし、選択ウィンドウ内に残っている候補リソースがない場合(及び/または、事前に定義(/シグナリング)された個数(例えば、選択ウィンドウ内の全体候補リソース個数の20%)の候補リソースが確保されることができない場合)、(A)該当(TX)搬送波を選択候補から排除するようにし、及び/または、(B)選択ウィンドウ内に残っている候補リソース個数の降順(または、昇順)基準にして(送信)搬送波選択関連優先順位が定義されることもできる。
他の一例として、同じPPPP(及び/または、サービス)のメッセージ送信が実行される(及び/または、同じCBR及び/または、CR及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会)を有する搬送波(ら)間のリソース選択優先順位は、(A)ランダムに定義され、または、(B)搬送波インデックス(及び/または、CR及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会)の昇順(または、降順)形態で定義されることもできる。
他の一例として、搬送波に対するリソース選択(/予約)実行時、選択ウィンドウ内の特定候補リソースが(前記説明した)送信能力超過問題(及び/または、電力制限ケース到達問題及び/または、ハーフデュプレックス問題及び/または、送信チェインスイッチング動作による受信中断発生問題)などがあるかを判断する場合(例えば、このような問題がある場合、該当候補リソースは、(追加的に)排除される)、(A)選択ウィンドウ内の該当候補リソース(時間)位置(サブフレーム#N)のみを考慮するようにし、または、(B)(選択ウィンドウ内の該当候補リソース(時間)位置(サブフレーム#N)だけでなく)(サブフレーム#Nを基準にして)一回(または、無限大回数または事前に設定(/シグナリング)された回数または、(選択された)リソース予約カウンタ回数(例えば、リソース選択/予約カウンタが“0”になる場合、リソース再予約/選択がトリガリングされる))(HOP_NUM)のリソース予約周期(P)のリソース(時間)位置(ら)(例えば、サブフレーム#(N+P)等)も考慮するようにすることもできる。
後者(B)の規則が適用される場合、今後該当候補リソースが前記記述された問題を体験する確率を相対的に低くすることができる。ここで、一例として、“HOP_NUM”は、PPPP(/サービスタイプ)(及び/または、CBR(/CR)及び/または、CR_LMIT対比残った送信/リソース使用機会及び/または、搬送波優先権及び/または、遅延(/信頼性)要件及び/または、(HARQ)再送信可否)などによって(一部または全部)異なるように設定(/シグナリング)されることもできる。
他の一例として、制限された受信能力(例えば、受信チェイン個数が設定された受信搬送波個数より小さい場合)を有した端末の場合、搬送波スイッチング動作などにより特定搬送波上で、事前に設定(/シグナリング)された時間長さ閾値以上にセンシング動作が実行されない場合、(A)該当時間長さ閾値以上のセンシング結果が確保される時まで(特定搬送波関連)メッセージ送信を省略するようにし、及び/または、(B)限定されたセンシング結果(例えば、一種の部分センシング(PARTIAL SENSING)動作と解釈されることもできる)を利用し、(特定搬送波上で)リソース選択/予約及びメッセージ送信を実行するようにし、及び/または、(C)(該当時間長さ閾値以上のセンシング結果が確保される時まで)(特定搬送波上で)ランダムリソース選択ベースのメッセージ送信を実行するようにし、及び/または、(D)(該当時間長さ閾値以上のセンシング結果が確保される時まで)事前に設定(/シグナリング)された例外的リソースプールを利用するようにすることもできる。
他の一例として、特定搬送波#Xに対するリソース選択(/予約)実行時、センシング動作ベースの(選択ウィンドウ内の)候補リソース排除動作とともに、もし、他の搬送波#Y上で(相対的にまたは事前に設定(/シグナリング)された閾値より)高いPPPPのメッセージ送信が実行されるリソース(サブフレーム#K)が予約されている場合、搬送波#X関連選択ウィンドウ内でこれを(追加的に)排除するようにすることもできる。ここで、一例として、該当規則が適用される場合、搬送波#X上の(相対的に)低いPPPPのメッセージ送信リソースが搬送波#Yの(相対的に)高いPPPPのメッセージ送信リソースと(時間領域で)重なることによって、該当(相対的に)低いPPPPのメッセージ送信が省略またはパワー減少される問題を緩和させることができる。
他の一例として、物理階層(PHY LAYER)がセンシング動作ベースの(選択ウィンドウ内の)候補リソース排除動作(これをEXC_PRC#Aとする)だけでなく、(前記説明した)送信能力超過問題(及び/または、電力制限ケース到達問題及び/または、ハーフデュプレックス問題及び/または、送信チェインスイッチング動作による受信中断発生問題)などを考慮した(選択ウィンドウ内の)(追加的な)候補リソース排除動作(これをEXC_PRC#Bとする)を実行した後、MAC階層に(選択ウィンドウ内の)残った候補リソース(情報)を伝達する場合、(既存)EXC_PRC#A関連(選択ウィンドウ内の)(事前に設定(/シグナリング)された)“候補リソース個数(例えば、選択ウィンドウ内の全体候補リソース個数の20%)確保条件”が適用されないようにすることもできる。
前記説明した提案方式に対する一例も本発明の具現方法のうち一つとして含まれることができるため、一種の提案方式と見なされることは明白な事実である。また、前記説明した提案方式は、独立的に具現されることもできるが、一部提案方式の組み合わせ(または、併合)形態で具現されることもできる。
一例として、本発明では説明の便宜のために3GPP LTE/LTE−Aシステムに基づいて提案方式を説明したが、提案方式が適用されるシステムの範囲は、3GPP LTE/LTE−Aシステム外に他のシステムに拡張可能である。一例として、本発明の提案方式は、D2D通信のためにも拡張適用可能である。ここで、D2D通信は、端末が他の端末と直接無線チャネルを利用して通信することを意味する。ここで、端末は、ユーザの端末を意味するが、基地局のようなネットワーク装備が端末間の通信方式によって信号を送信及び/または受信する場合も一種の端末と見なされることができる。
また、本発明の提案方式は、モード3 V2X動作(及び/または、モード4 V2X動作)にのみ限定的に適用されることもできる。
また、本発明の提案方式は、事前に設定(/シグナリング)された(特定)V2Xチャネル(/信号)送信(例えば、PSSCH(及び/または、(連動された)PSCCH及び/または、PSBCH))にのみ限定的に適用されることもできる。
また、本発明の提案方式は、PSSCHと(連動された)PSCCHが(周波数領域上で)隣接(ADJACENT)(及び/または、離隔(NON−ADJACENT))されて送信される場合(及び/または、事前に設定(/シグナリング)されたMCS(及び/または、コーディングレート及び/または、リソースブロック)(値(/範囲))ベースの送信が実行される場合)にのみ限定的に適用されることもできる。
また、本発明の提案方式は、モード#3(及び/または、モード#4)V2X搬送波(及び/または、(モード#4(/3))サイドリンク(/アップリンク)SPS(及び/または、サイドリンク(/アップリンク)動的スケジューリング)搬送波)間にのみ限定的に適用されることもできる。
また、本発明の提案方式は、搬送波間に同期信号(送信(及び/または受信))リソース位置及び/または個数(及び/または、V2Xリソースプール関連サブフレーム位置及び/または個数(及び/または、サブチャネルの大きさ及び/または個数))が同じ(及び/または、(一部)異なる)場合にのみ(限定的に)適用されることもできる。
また、本発明の提案方式は、制限された能力の端末だけでなく(上位階層が設定した)送信搬送波個数より自分の送信(チェイン)能力が少ない端末が搬送波別リソース(再)選択時、拡張適用されることもできる。
図9は、本発明の実施例が具現される装置を示すブロック図である。
図9を参照すると、装置1000は、プロセッサ1100、メモリ1200及びトランシーバ(transceiver)1300を含む。プロセッサ1100は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。装置1000は、端末または基地局である。トランシーバ1300は、プロセッサ1100と連結されて無線信号を送信及び受信する。メモリ1200は、プロセッサ1100動作に必要な情報を格納することができ、送受信信号も格納することができる。
図10は、プロセッサ1100を構成する一例を示す。
図10を参照すると、プロセッサ1100は、受信信号からCP(cyclic prefix)を除去するCP除去(CP remove)モジュール、位相を回転させる位相回転(Phase Rotation)モジュール、FFT(Fast Fourier Transform)モジュール、チャネル推定(channel estimation:CE)モジュール、SIMO(single input multiple output)デコーダ、IDFT(inverse discrete Fourier transform)モジュール、LLR(log−likelihood ratio)計算モジュール、デスクランブリング(de−scrambling)モジュール、デコーダチェイン(decoder chain)などを含むことができる。
プロセッサは、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/またはデータ処理装置を含むことができる。メモリは、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または、他の格納装置を含むことができる。RF部は、無線信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリに格納され、プロセッサにより実行されることができる。メモリは、プロセッサの内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサと連結されることができる。