JP2020508596A - 無線通信ネットワークにおいて搬送波を関連付けるための方法および装置 - Google Patents

無線通信ネットワークにおいて搬送波を関連付けるための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本開示は、無線通信ネットワークにおいて搬送波を関連付けるための方法および装置を提供する。一実施形態は、無線端末機器における方法を提供する。無線端末機器は、無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノードと通信するための複数の搬送波とともに構成可能である。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波を有する。方法は、複数の搬送波の第2の搬送波が第1のネットワークノードによって、または第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第2のネットワークノードによって運用されているという判定に応答して、第1の搬送波についての1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得することと、第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために1つまたは複数の測定値を利用することとを有する。【選択図】図2

Description

本開示の実施形態は無線通信ネットワークにおける方法および装置に関し、特に、無線通信ネットワークにおいて搬送波を関連付けるための方法および装置に関する。
モノの狭帯域インターネット(NB-IOT)は、Evolved UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)Terrestrial Radio Access(E-UTRA)の後方互換性のない変形物に多く基づいた、モノのセルラーインターネット(IOT)のための無線アクセス技術である。
NB-IOTは、室内カバレージの改善、大量の低スループット装置のサポート、低遅延感度、超低装置コスト、低装置消費電力、および(最適化された)ネットワークアーキテクチャを含む様々な問題に対処することを意図している。
NB-IOT搬送波帯域幅(Bw2)は200 KHzである。比較のために、LTE(Long Term Evolution)の動作帯域幅(Bw1)の例を挙げると、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzなどである。
NB-IOTは、以下の配備シナリオをサポートする:
・「スタンドアロン動作」 このモードにおいてNB-IoTシステム(特に、無線端末機器と無線アクセスノードとの間の通信)が独自の専用スペクトルを利用するか、独自の専用スペクトルで動作する。したがって、このようなモードにおいてNB-IOT通信は、別のシステムの搬送波内にも、別のシステムの動作中搬送波のガードバンド内にもない任意の搬送波周波数で動作する。他のシステムは、それ自身、NB-IOTまたは他の無線アクセス技術、例えばLTEを利用することができる。例えば、専用スペクトルは、1つまたは複数のGSM(登録商標)搬送波の代わりとしてGERANシステムによって現在使用されているスペクトルを利用することができる。
・「ガードバンド動作」 このモードにおいてNB-IOTシステムは、別の無線アクセス技術を用いる搬送波のガードバンド(LTE搬送波ガードバンドなど)内の未使用リソースブロックを用いるか、未使用リソースブロックで動作する。用語「ガードバンド」は「ガード帯域幅」とも呼ばれうる。例えば、LTE帯域幅が20MHz(すなわち、Bw1=20MHzまたは100リソースブロック)の場合、NB-IOTスペクトルはLTE帯域幅全体の20MHzのうち、中央の18MHzの外側のどこにでも、すなわち、LTE帯域幅の上端および下端のそれぞれ1MHz帯域の中に配置されてよい。
・「インバンド動作」 このモードにおいてNB-IoTシステムは、別の無線アクセス技術を用いる搬送波内(LTE搬送波内など)のリソースブロックを用いるか、そのようなリソースブロックで動作する。「インバンド動作」は「帯域幅内動作」とも呼ばれうる。例えば、50RBのLTE帯域幅(すなわち、Bw1=10MHzまたは50RB)において、NB-IOT帯域内動作は、50RB内の1つのリソースブロック(RB)を用いることができる。
NB-IOTでは、ダウンリンク(DL)伝送が、上に列挙されたすべての動作シナリオ、すなわちスタンドアロン、ガードバンド、およびインバンドに対して、15kHzの副搬送波間隔を持つ直交周波数分割多重(OFDM)と、(LTE規格のリリース13で定義されるような)レガシLTEに対するものと同じシンボルおよび周期的プレフィックス持続時間とに基づく。アップリンク(UL)送信については、(単一搬送波FDMA上の15kHz副搬送波間隔に基づく)マルチトーン送信および(3.75kHzまたは15kHz副搬送波間隔のいずれかを有する)シングルトーン送信の両方がサポートされる。
NB-IOTでは、アンカー搬送波および非アンカー搬送波が定義される。DLアンカー搬送波では、UEが同期信号およびシステム情報信号(例えば、狭帯域プライマリ同期信号(NPSS)、狭帯域セカンダリ同期信号(NSSS)、狭帯域物理ブロードキャストチャネル(NPBCH)、および狭帯域のためのシステム情報ブロック(SIB-NB))がダウンリンク上で送信されると仮定する。DL非アンカー搬送波では、UEがそのような同期信号およびシステム情報信号(例えば、NPSS、NSSS、NPBCH、およびSIB-NB)がダウンリンク上で送信されると仮定しない。アンカー搬送波上で信号は、フレームごとに所定の1つ以上のサブフレーム(例えば、#0、#4、#5)で、さらに1つおきのフレームで他の所定の1つ以上のサブフレーム(例えば#9)で送信される。NPBCH/SIB-NBを送信するアンカー搬送波サブフレームは、狭帯域基準信号(NRS)をさらに含むことができる。非アンカー搬送波は、NRSと、狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)および狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(NPDSCH)などのUE固有の信号とを含む。
非アンカー搬送波のためのリソースはネットワークノード(例えば、eNBなどの無線アクセスノード)によって設定される。例えば、eNBは、非アンカー搬送波として扱われる情報要素(DL-Bitmap-NB)を使用して、DLサブフレームのビットマップをシグナリングすることができる。アンカー搬送波および/または非アンカー搬送波は典型的には同一のネットワークノードによって、例えば、サービングセルによって、動作またはサービスされうる。しかし、アンカー搬送波および/または非アンカー搬送波は、異なるネットワークノードによって動作またはサービスされてもよい。非アンカー搬送波の構成は、専用のシグナリングを用いてUEに送信されても、システム情報(System Information)内のセル内でブロードキャストされてもよい。後者のオプションは、非アンカー搬送波が(例えばページングおよびランダムアクセスのために)アイドルモードで用いられる場合に用いられうる。ブロードキャストされた非アンカー構成がどのように見えるかの例を以下に示す。構成の詳細(例えば、パラメータ名、必須/任意のパラメータなど)は依然として3GPP内で検討中であるため、以下の例における搬送波構成の一部は、依然として変わりうることに留意されたい。
-SystemInformationBlockTypeX-NB
IE SystemInformationBlockTypeX-NBは、非アンカー搬送波上のページングおよびランダムアクセス手順のための無線リソース構成を含む。
ランダムアクセス手順は、例えば、(特に、RRC_IDLE状態にあるUEのための)初期アクセス、UEまたはネットワークからの発呼を開始するためのリソースへのアクセス、UL送信の再同期、要求のスケジューリング、測位などの1つ以上の目的で使用されてもよい。NB-IoTでは、ランダムアクセスメッセージがUEによってアンカー搬送波または非アンカー搬送波上で送信されうる。NB-IoT用の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、狭帯域PRACH(NPRACH)と呼ばれる。
NPRACH送信に利用可能なリソースはNB-IoTシステム情報ブロック、例えば、システム情報ブロック2-NB(SIB2-NB)で、または無線リソース制御(RRC)を通じた専用チャネルで、UEに提供されうる。リソースは、ランダムアクセスプリアンブル(例えば、時間および周波数リソース)、NPRACH開始時間、NPRACHリソース周期性などのうちの1つまたは複数を有しうる。時間-周波数リソースの例は、副搬送波、サブフレームなどである。UEはまた、NPRACHプリアンブル送信当たりの繰り返し数、NPRACH試行の最大数などの追加のパラメータを取得してもよい。
UEは、Rel-14で定義されたNB-IOT標準の最新バージョンに従って、競合ベースのランダムアクセスのみを実行することができる。しかしながら、非競合ベースのランダムアクセスが将来許可されるかもしれない。非競合ベースのランダムアクセスまたは無競合ランダムアクセスは、ネットワークノード、例えばeNodeBによって開始することができる。eNodeBは、DL制御チャネルでメッセージを送信することによって、またはRRCメッセージでそのことを示すことによって、非競合ベースのランダムアクセスを開始することができる。eNodeBはまた、コンテンションベースのランダムアクセスを実行するようにUEに命令することができる。
適切なランダムアクセスリソースを選択するために、UEは、ランダムアクセス送信が行われるべき搬送波に関連するカバレージレベル(交換可能にカバレージエンハンスメント(CE)レベルとも呼ばれる)を決定することができる。例えば、アンカー搬送波上での送信のために、UEは、UEとアンカー搬送波を動作させるネットワークノードとの間で推定された経路損失(PL)に基づいてCEレベルを決定することができる。そして、PLはアンカー搬送波にわたって受信される信号の測定(例えば、狭帯域受信信号受信電力、NRSRP)、例えばPL=PNRS-NRSRP [dB]に基づいており、ここで、PNRSは、NRSRPを測定するためにUEによって使用される狭帯域基準信号(NRS)の送信電力である。パラメータPNRSは、ネットワークノードによってUEにシグナリングされてもよい。
上述したランダムアクセス手順は、UEがアンカー搬送波上でのみ測定(例えば、経路損失、NRSRPなどの決定)を行うことによって簡略化可能であることが示唆されている。そして、これらの測定値は、非アンカー搬送波上での送信のために再使用可能である。しかしながら、このアプローチに伴う問題は、アンカー搬送波上の測定値が非アンカー搬送波上の測定値を正確に反映しない可能性があることである。
本開示の実施形態は先に明らかにされた問題の1つまたは複数を軽減する、方法および、無線端末機器およびネットワークノード(例えば、eNodeBまたはgNodeB、あるいはそのようなノードに接続されたサーバ)などの装置を提供する。
一態様において、無線端末機器における方法が提供される。無線端末機器は、無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノードと通信するための複数の搬送波とともに構成可能である。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波を有する。方法は、複数の搬送波のうちの第2の搬送波が、第1のセルサイトに配置された、無線ネットワークの第1のネットワークノードまたは第2のネットワークノードによって運用されているという決定に応答して、第1の搬送波に関する1つまたは複数の無線特性についての1つまたは複数の測定値を取得することと、第2の搬送波上で無線メッセージを送信するために1つまたは複数の測定値を利用することとを有する。
本開示の態様はまた、上述の方法を実行するための装置を提供する。例えば、一態様において、無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノードと通信するための複数の搬送波とともに構成可能な無線端末機器が提供される。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波を含む。無線端末機器は、処理回路と、コードを格納する非一時的かつ機械が読み取り可能な媒体とを有し、コードは、処理回路によって実行されると、無線端末機器に、複数の搬送波のうちの第2の搬送波が、第1のセルサイトに配置された、無線ネットワークの第1のネットワークノードまたは第2のネットワークノードによって運用されているという決定に応答して、第1の搬送波に関する1つまたは複数の無線特性についての1つまたは複数の測定値を取得し、第2の搬送波を介して無線メッセージを送信するために1つまたは複数の測定値を利用する、ようにさせる。
別の態様は、無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノードと通信するための複数の搬送波とともに構成可能な無線端末機器を提供する。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波を有する。無線端末機器は、複数の搬送波のうちの第2の搬送波が、第1のセルサイトに配置された、無線ネットワークの第1のネットワークノードまたは第2のネットワークノードによって運用されているという決定に応答して、第1の搬送波に関する1つまたは複数の無線特性についての1つまたは複数の測定値を取得するように構成された第1のモジュールと、第2の搬送波を介して無線メッセージを送信するために1つまたは複数の測定値を利用するように構成された第2のモジュールとを備える。
別の態様では、無線ネットワークのためのネットワークノードにおける方法が提供され、無線端末機器は無線ネットワークとの通信のための複数の搬送波とともに構成可能である。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波と、さらに第2の搬送波とを有する。方法は、第2の搬送波が、第1のネットワークノードによって、または第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されていることを示す構成情報を、無線端末機器に送信することを有する。
本開示の態様はまた、上述の方法を実行するための装置を提供する。例えば、一態様では、無線ネットワークのためのネットワークノードが提供される。無線端末機器は、無線ネットワークとの通信のための複数の搬送波とともに構成可能である。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波と、さらに第2の搬送波とを有する。ネットワークノードは、処理回路と、コードを格納する非一時的かつ機械が読み取り可能な媒体とを有し、コードは、処理回路によって実行されると、ネットワークノードに、第2の搬送波が、第1のネットワークノードによって、または第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されていることを示す構成情報を、無線端末機器に送信させる。
別の態様では、無線ネットワークのためのネットワークノードが提供される。無線端末機器は、無線ネットワークとの通信のために複数の搬送波とともに構成可能である。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置される第1のネットワークノードによって動作される第1の搬送波と、さらに第2の搬送波とを備える。ネットワークノードは、第2の搬送波が、第1のネットワークノードによって、または第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されていることを示す構成情報を、無線端末機器に送信するように構成された第1のモジュールを備える。
本開示のさらなる実施形態を以下に示す。一実施形態において、ネットワークノードは、少なくとも、アンカー搬送波(C1)および少なくとも1つの非アンカー搬送波(C2)が同一のネットワークノードによって、または同じサイトに配置されたネットワークノード(別名、コロケートされたノード、コサイトされたノード)によって運用されている(またはサービスを提供されている、あるいは管理されている)という条件に基づいてC1をC2に関連付け、C1とC2がコロケートされている場合に限り、C1およびC2に関する情報によって無線端末を構成する。ノードの共同設置(または同じノードによってサービスが提供されること)に基づくC1とC2との関連付けに関する情報は、予め定めておいてもよいし、無線端末にシグナリングしてもよい。
別の実施形態では、無線端末がアンカー搬送波(C1)および少なくとも1つの非アンカー搬送波(C2)に関する情報を取得する。無線端末は、C1およびC2が同一のネットワークノードによって運用されているか、同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていれば、C2上での動作(例えばNRACH送信)を実行するために、C1上で実行される測定を使用する。無線端末は、C1およびC2が、同一のネットワークノードによって運用されていないか、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていなければ、C2上の動作(例えば、NRACH送信)を実行するために、C2上で実行される測定を使用してもよい。
本開示の実施形態によれば、ネットワークノードの位置に関してアンカー搬送波と非アンカー搬送波との関係が明確に定義される。これにより、無線端末は、CEレベル選択および非アンカー搬送波へのランダムアクセスのためのリソース選択のための適切な測定を適用することが可能になる。
この方法は、アンカー搬送波および非アンカー搬送波が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置された異なるネットワークノードによって運用される場合に、無線端末が、アンカー搬送波上で行われた測定を再使用しながら、非アンカー搬送波上でランダムアクセスを正確に実行することを可能にする。そして、ひいては無線端末処理、電力消費、および複雑さを低減する。
この方法は、ワイヤレズ端末が、必要な場合(すなわち、アンカー搬送波および非アンカー搬送波が同じ場所に配置されていないノードによって運用されている場合)にのみ、非アンカー搬送波上で測定を実行することを可能にする。
以下の議論はNB-IOTのための技術的解決策に焦点を当てていることに留意されたい。しかしながら、当業者は、本明細書で説明される方法および装置が、LTE、ならびに、次世代モバイルネットワークアライアンスによって定義されるような、無線システムの第5世代(5G)のために規定される要件を満たすように意図されるネットワークなど、他のネットワークおよびアクセス技術にも適用可能であることを理解するであろう。他のネットワークでは、ノードおよびインターフェースが異なる名前を有しうる(例えば、eNBの代わりにgNB、X2インターフェースの代わりにXNインターフェースといったように)。
無線通信ネットワークを示す図である。 本開示の実施形態による、無線端末機器における方法のフローチャートである。 本開示の実施形態によるネットワークノードにおける方法のフローチャートである。 本開示の実施形態による無線端末機器の概略図である。 本開示のさらなる実施形態による無線端末機器の概略図である。 本開示の実施形態によるネットワークノードの概略図である。 本開示のさらなる実施形態によるネットワークノードの概略図である。
以下では、限定ではなく説明を目的として、特定の実施形態などの特定の詳細を記載する。しかし、当業者であれば、これらの特定の詳細とは別に、他の実施形態を用いてもよいことを理解するであろう。一部の例においては、説明を不必要な詳細で曖昧にしないように、周知の方法、ノード、インターフェース、回路、および機器の詳細な説明が省略されている。当業者であれば、説明された機能はハードウェア回路(例えば、特殊機能を実行するために相互接続されたアナログおよび/または個別論理ゲート、ASIC、PLAなど)を使用して、および/またはソフトウェアプログラムおよびデータを、そのようなプログラムの実行に基づいて、本明細書で開示された処理を実行するように特に適合された1つまたは複数のデジタルマイクロプロセッサまたは汎用コンピュータと併せて使用して、1つまたは複数のノードで実装されうることを理解するであろう。エアインタフェースを用いて通信するノードはまた、適切な無線通信回路を有する。さらに、本技術は、プロセッサに本明細書で説明される技法を実行させる適切なコンピュータ命令セットを含む半導体メモリ、磁気ディスク、または光ディスクなど、任意の形態のコンピュータ可読メモリ内に完全に具現化されると考えることができる。
ハードウェア実装は、限定はしないが、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、縮小命令セットプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)および/またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むハードウェア(例えば、デジタルまたはアナログ)回路、ならびに(適切な場合)そのような機能を実行することができる状態機械、を含むか、または包含することができる。
コンピュータ実装に関して、コンピュータは一般に、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数の処理モジュール、または1つまたは複数のコントローラを備えると理解され、コンピュータ、プロセッサ、処理モジュール、およびコントローラという用語は、互換的に使用されうる。コンピュータ、プロセッサ、またはコントローラによって提供される場合、機能は単一の専用コンピュータまたはプロセッサまたはコントローラによって、単一の共有コンピュータまたはプロセッサまたはコントローラによって、あるいは複数の個々のコンピュータまたはプロセッサまたはコントローラによって提供されてもよく、それらのうちのいくつかは共有または分散されてもよい。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」という用語はまた、そのような機能を実行することができ、かつ/またはソフトウェアを実行することができる他のハードウェア、たとえば、上で列挙した例示的なハードウェアを指す。
無線端末またはユーザ機器(UE)について説明したが、「UE」はアップリンク(UL)で信号を送信すること、および/またはダウンリンク(DL)で信号を受信および/または測定することのうちの少なくとも1つを可能にする無線インターフェースを装備した任意のモバイルまたは無線デバイス、端末、またはノードを備える非限定的な用語であることは当業者にとって当然である。本明細書におけるUEは、1つまたは複数の周波数、搬送波周波数、コンポーネント搬送波、または周波数帯域で動作することができる、または少なくとも測定を実行することができるUE(その一般的な意味で)を備えることができる。これは、シングルまたはマルチ無線アクセス技術(RAT)またはマルチ標準モードで動作する「UE」であってもよい。「UE」と同様に、用語「移動局」(「MS」)、「モバイルデバイス」、「端末機器」および「無線端末機器」は以下の説明において互換的に使用されてもよく、そのようなデバイスはユーザによって携帯されるという意味で、必ずしも「モバイル」である必要はないことが理解されるであろう。UEの例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、マシンタイプUEまたはマシンツーマシン(M2M)通信が可能なUE、PDA、タブレットコンピュータ、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ埋め込み装備(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、ProSe UE、V2V UE、V2X UE、MTC UE、eMTC UE、FeMTC UE、UE Cat 0、UE Cat M1、物の狭帯域インターネット(NB-IoT)、UE Cat NB1などである。
いくつかの実施形態ではより一般的な用語「ネットワークノード」が使用され、それはUEおよび/または別のネットワークノードと通信する、任意のタイプの無線アクセスノードまたは任意のネットワークノードに対応することができる。ネットワークノードの例はNodeB、MeNB、SeNB、MCGまたはSCGに属するネットワークノード、基地局(BS)、MSR BS、eNodeB、gNodeBなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレー、ドナーノード制御リレー、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU、RRH、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、コアネットワークノード(例えば、MSC、MMEなど)、O & M、OSS、SON、測位ノード(例えば、E-SMLC)、MDT、試験装置などである。さらに、以下の説明がネットワークノードまたは無線アクセスノードにおいて、またはネットワークノードまたは無線アクセスノードによって行われるステップに言及する場合、これは処理および/または意思決定ステップの一部またはすべてが、ノードの無線アンテナから物理的に分離されているが、ノードに論理的に接続されている装置において実行されうる可能性も含む。したがって、処理および/または意思決定が「クラウド内で」実行される場合、関連する処理デバイスは、これらの目的のためにノードの一部であると見なされる。
実施形態は、マシンタイプ通信(MTC)、進化型MTC(eMTC)、NB-IoTなどのLTEまたはLTEベースのシステムについて説明される。一例として、MTC UE、eMTC UE、およびNB-IoT UEは、UEカテゴリ0、UEカテゴリM1、およびUEカテゴリNB1とも呼ばれる。しかしながら、実施形態はUEが信号(例えば、データ)、例えば、LTE FDD/TDD、WCDMA(登録商標)/HSPA、GSM/GERAN、Wi-Fi、WLAN、CDMA2000、5G、NRなどを受信および/または送信する任意のRATまたはマルチRATシステムに適用可能である。第5世代の移動通信および無線技術である5Gはまだ完全には定義されていないが、3GPP内の高度な草案段階にあることに留意すべきである。これには、5G NR(New Radio)アクセス技術に関する研究が含まれる。5Gでは異なる用語が指定されていても、本開示では同等の5Gエンティティまたは機能を含む未来志向の意味でLTE用語を用いている。これまでの5G New Radio(NR)Access Technologyに関する合意の一般的な説明は、3GPP 38-series Technical Reportsの最新バージョンに含まれている。
図1は、本開示の実施形態の原理を説明するために利用されうるネットワーク10を示す。ネットワーク10はバックホールネットワーク18を介してコアネットワーク20に接続された第1、第2および第3の無線アクセスノード12a、12b、12c(まとめて無線アクセスノード12と呼ぶ)を有する。
第1および第2の無線アクセスノード12a、12bは同じセルサイト14に配置され、第3の無線アクセスノード12cは別のサイトに配置されている。以下では、第3の無線アクセスノード12cは第1および第2の無線アクセスノード12a、12bと同じ場所に配置されていないのに対し、第1および第2の無線アクセスノード12a、12bはそれらが同じセルサイトを占有するか、または同じセルサイトに配置されるという点において「同じ場所に配置される」と呼ばれうる。閾値距離未満の距離だけ離間した複数の無線アクセスノードは「同じ場所に配置されている」と見なされうる。例えば、無線端末16は、無線端末16とそれぞれの無線アクセスノード12a、12bとの間のそれぞれの距離L1およびL2に基づいて、第1および第2の無線アクセスノード12a、12bが同じ場所に配置されていることを特定することができる。L1 = L2の場合、または|L1-L2| <= Hの場合(Hは距離閾値)、無線アクセスノード12a、12bは同じ場所に配置されていると見なすことができる。これに加えて、またはこれに代えて、無線端末16は、無線アクセスノード12a、12bと無線端末16との間における、計算されたそれぞれの経路損失に基づいて、第1および第2の無線アクセスノード12a、12bが同じ場所に配置されていることを特定することができる。無線端末16と第1の無線アクセスノード12aとの間の経路損失(PL1)が無線端末16と第2の無線アクセスノード12bとの間の経路損失(PL2)と同じ、すなわち、PL1 = PL2である場合、またはPL1およびPL2が非常に類似しているか、または同じ範囲内にある場合、例えば、|PL1-PL2| <= G(GはPLマージンまたはPL閾値)である場合に、第1および第2の無線アクセスノード12a、12bが同じ場所に配置されていると見なすことができる。
同様に、無線端末16とそれぞれの無線アクセスノード12a、12cとの間のそれぞれの距離L1およびL3に基づいて、第1および第3の無線アクセスノード12a、12cは同じ場所に配置されていないと見なすことができる。L1≠L3である場合、または|L1-L3| > Hである場合(Hは距離閾値)、無線アクセスノード12a、12cは同じ場所に配置されていないと見なすことができる。これに加えて、またはこれに代えて、無線端末16は、無線アクセスノード12a、12cと無線端末16との間における、計算されたそれぞれの経路損失に基づいて、第1および第3の無線アクセスノード12a、12cが同じ場所に配置されていないことを特定することができる。無線端末16と第1の無線アクセスノード12aとの間の経路損失(PL1)が無線端末16と第3の無線アクセスノード12cとの間の経路損失(PL3)と同じでない、すなわち、PL1≠PL3または|PL1-PL3| > G(GはPLマージンまたはPL閾値)である場合に、第1および第3の無線アクセスノード12a、12cが同じ場所に配置されていないと見なすことができる。
無線アクセスノード12は、例えば、使用される無線アクセス技術および用語に応じて、例えば、基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB、またはeNodeB)、gNodeB、基地トランシーバ局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局(RBS)、マクロ基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、ホームeNodeB、リレーおよび/またはリピータ、ビーコン装置、または、無線インターフェースを介して無線機器と通信するように構成された任意の他のネットワークノードと呼ばれうる。
無線端末16(代替用語については上記を参照)は、無線アクセスノード12と1つまたは複数の無線搬送波を確立するように構成可能である。例えば、無線端末16は、無線アクセスノード12のうちの1つがサービスを提供するセルにキャンプオンすることができる。無線端末16によって無線アクセスノード12に送信されるメッセージは「アップリンク」で送信されると言われ、無線アクセスノード12によって無線端末16に送信されるメッセージは「ダウンリンク」で送信されると言われる。
無線端末16は、複数の搬送波を用いてネットワーク10と通信するように構成可能である。複数の搬送波は、少なくとも1つのアンカー搬送波と、少なくとも1つの非アンカー搬送波とを有する。複数の搬送波は1つ以上の無線アクセスノード12によって運用されてよく、したがって、無線端末16は同時に1つ以上のネットワークノードと無線で通信してもよい。例えば、無線端末16が第1の無線アクセスノード12aと確立された第1の(アンカー)搬送波を有する場合、第2の(非アンカー)搬送波が無線端末16と第1の無線アクセスノード12a(すなわち、2つ以上の搬送波が同一のネットワークノードと確立される)、第2の無線アクセスノード12b、または第3の無線アクセスノード12cとの間に確立されうる。さらなる搬送波が確立されてもよい。
「運用される(operated)」という用語は、本明細書では特定の搬送波上で無線信号を送信および/または受信することを意味するものと解釈される。したがって、例えば、第1の無線アクセスノード12aによって運用される搬送波は第1の無線アクセスノード12aから無線端末16に信号を送信するために(すなわち、ダウンリンク)、第1の無線アクセスノード12aにおいて無線端末16から信号を受信するために(すなわち、アップリンク)、またはアップリンク送信とダウンリンク送信の両方に使用されうる。例えば、1つの搬送波は、例えば時分割多重(TDD)搬送波として構成されるときに、異なる時間リソースで信号を送信ならびに受信するために使用されてもよい。別の例では、1つの搬送波が異なる周波数を有する第1および第2の副搬送波をさらに備えることができ、第1の副搬送波は信号(すなわち、DL信号)を送信するために無線アクセスノードによって使用され、第2の副搬送波は信号(すなわち、UL信号)を受信するために使用される。
無線端末は、サービングセルに関して、通常カバレージまたは拡張カバレージのいずれかの下で動作しうる。拡張カバレージは、交換可能に強化カバレージとも呼ばれる。無線端末は複数のカバレージレベル(CE)、例えば、通常のカバレージ(別名CEレベル0)、拡張カバレージレベル1(CE1)、拡張カバレージレベル2(CE2)、拡張カバレージレベル3(CE3)などで動作することもできる。
通常カバレージ動作および強化カバレージ動作は一般に、全体的なシステム帯域幅(別名、セル帯域幅、セル送信帯域幅、DLシステム帯域幅など)と比較して、より狭いUE RF帯域幅で行われうる。いくつかの実施形態では、UE RF帯域幅がシステム帯域幅と同じでありうる。狭いRF帯域幅の例は、200KHz、1.4MHzなどである。システム帯域幅の例は、200KHz、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzなどである。強化/拡張カバレージの場合、無線端末がレガシーシステムで動作するときのその能力と比較して、より低い信号品質レベル(例えば、SNR、SINR、副搬送波当たりの平均受信信号エネルギ対副搬送波当たりの総受信電力の比率(E^s/Iot)の比率、RSRQなど)のもとで動作することが可能でありうる。カバレージレベルの向上は動作シナリオによって変化しうる上、無線端末のタイプにも依存しうる。例えば、カバレージが悪い地下室に配置された無線端末は、セル境界にある無線端末(例えば-3dB)と比較して、より大きなレベルのカバレージ拡張(例えば20dB)を必要とすることがある。
無線端末のカバレージレベルは任意のセル、例えば、サービングセル、非サービングセル、隣接セルに関して定義されうる。カバレージレベルは、交換可能にカバレージ拡張(CE)レベルとも呼ばれる。例えば、セルに関するCEレベルは、そのセルからUEにおいて受信される信号レベルに関して表すことができる。あるいは、セルに対する無線端末のCEレベルは、無線端末からセルで受信された信号レベルに関して表すことができる。一例として、受信信号レベルは、セルに対する無線端末での受信信号品質および/または受信信号強度に関して表すことができる。より具体的には、カバレージレベルは次のように表すことができる:
- セルに関する無線端末での受信信号品質および/または受信信号強度、および/または
- 無線端末に関するセルでの受信信号品質および/または受信信号強度。
CEレベルは、例えば、CEレベル1、CEレベル2、CEレベル3などの2つ以上の離散的なレベルまたは値に関して表わすことができ、信号品質または信号強度の測定値は例えば、離散的なレベルまたは値のうちの1つ以上にマッピングされる。無線端末における信号品質(例えばSNR)に関して定義された、以下の2つのカバレージレベルの例を考える:
- カバレージ拡張レベル1(CE1)はあるセルに関して無線端末においてSNR>=-6dBであり、
- カバレージ拡張レベル2(CE2)は、あるセルに関して無線端末において-15dB<= SNR < -6dBである。
この例では、CE1を、通常カバレージレベル、ベースラインカバレージレベル、基準カバレージレベル、レガシーカバレージレベルなどと交換可能に呼ぶことができる。
CE2を、拡張カバレージまたは強化カバレージレベルと呼ぶこともできる。
別の例では、2つの異なるカバレージレベル(例えば、通常カバレージおよび拡張カバレージ)が信号品質レベルに関して以下のように定義されうる:
- 通常カバレージのための要件は、セルに関するUEの無線状態がSCH E^s/Iot>=-6dBおよびセル基準シグナル(CRS) E^s/Iot >= -6 dBのように定義されるならば、セルに関するUEカテゴリNB1に適用できる。
- セルに関するUEの無線状態がSCH E^s/Iot>=-15dBおよびCRS E^s/Iot>=-15dBとして定義されるならば、拡張カバレージの要件は、セルに関するUEカテゴリNB1に適用できる。
したがって、一般に、特定のセルまたは搬送波のためのCEレベルは、CEレベルのための離散レベルまたは値と、その特定のセルにわたる信号品質または信号強度の1つまたは複数の尺度との間のマッピングによって定義されうる。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による方法のフローチャートである。この方法は例えば、図1に関して上述した無線端末16のような端末機器によって実行され、非アンカー搬送波であってもよい第2の搬送波C2を介してメッセージを送信するために使用されてもよい。送信されるメッセージは、データチャネルメッセージ、制御チャネルメッセージ、またはランダムアクセスチャネルメッセージなどの任意のメッセージとすることができる。
開示された実施形態は、(低RRC状態または高RRC状態などの)低アクティビティ状態または高アクティビティ状態にある無線端末に適用可能である。低アクティビティ状態の例には、RRCアイドル状態、アイドルモードなどが含まれる。高アクティビティ状態の例は、RRC CONNECTED状態、アクティブモード、アクティブ状態などである。端末機器は、不連続受信(DRX)モードまたは非DRXモードで動作するように構成されうる。DRXで動作するように構成されている場合、無線端末は、ネットワークノードから新しい送信を受信している間は非DRXに従って依然として動作することができる。
方法は、無線端末が第1の搬送波C1を決定するステップ100で始まる。一実施形態では、第1の搬送波C1はアンカー搬送波である。
ステップ100は、無線端末が第1の搬送波C1に関する情報を取得するサブステップを含むことができる。例えば、無線端末はネットワークノード(例えば、サービング無線アクセスノード)から1つまたは複数のメッセージを受信することによって、そのような情報を取得しうる。メッセージは、RRCシグナリングまたは他のプロトコルを使用して送信されうる。メッセージは(例えばシステム情報ブロックの一部として)ブロードキャストされてもよいし、無線端末専用(例えばユニキャストまたはマルチキャスト)であってもよい。取得された情報は第1の搬送波C1に関連付けられた搬送波周波数の表示(indication)(例えば、チャネル番号、絶対無線周波数チャネル番号、ARFCN、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号EARFCNなど)と、第1の搬送波と1つまたは複数の他の搬送波との間の関連付けの表示と、第1の搬送波C1の配備モードの表示とのうちの1つまたは複数を含みうる。情報は、搬送波C1が無線端末のためのアンカー搬送波として構成されているという表示をさらに含んでもよい。
方法はステップ102に進み、無線端末は第2の搬送波C2を決定する。一実施形態において、第2の搬送波C2は非アンカー搬送波である。
ステップ102は、無線端末が第2の搬送波C2に関する情報を取得するサブステップを含むことができる。取得された情報は第2の搬送波C2に関連付けられた搬送波周波数の表示(例えば、チャネル番号、絶対無線周波数チャネル番号、ARFCN、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号EARFCNなど)と、第2の搬送波と1つまたは複数の他の搬送波との間の関連付けの表示と、第2の搬送波C2の配備モードの表示とのうちの1つまたは複数を含みうる。情報は、第2の搬送波C2が無線端末のための非アンカー搬送波として構成されているという表示をさらに含みうる。
無線端末は、搬送波C1およびC2を運用するために用いられる動作モードに関する情報をさらに取得することができる。上述のように、動作モードの例は、インバンド、スタンドアロン、およびガードバンドである。例えば、無線端末はネットワークノード(例えば、搬送波を運用するノード)から受信することによって、または予め定義されたルールに基づいて、この情報を取得することができる。
方法はステップ104に進み、無線端末は、搬送波C1およびC2が同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する。例えば、図1の例を使用して、第1の搬送波C1が第1の無線アクセスノード12aによって運用され、第2の搬送波C2が第1の無線アクセスノード12aまたは第2の無線アクセスノード12bのいずれかによって運用される場合、ステップ104は肯定されうる。第1の搬送波C1が第1の無線アクセスノード12aまたは第2の無線アクセスノード12bによって運用され、第2の搬送波C2が第3の無線アクセスノード12cによって運用される(またはその逆の)場合、ステップ104は否定されうる。
無線端末は、ステップ100および102で説明したシグナリングで受信した搬送波C1、C2間の任意の関連付けに基づいて、第1および第2の搬送波が同一の、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていることを特定することができる。例えば、搬送波C1、C2の構成情報は、搬送波が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されることを示す、2つの搬送波間の関連付けを示すことができる。それに加えて、またはその代わりに、無線端末は、ステップ100および102で決定された、第1および第2の搬送波の配備モードの表示に基づいて、第1および第2の搬送波が同一の、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていることを特定することができる。例えば、第1の配備モードでは第1および第2の搬送波が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていると見なすことができ、第2の配備モードでは第1および第2の搬送波が同じ場所に配置されていないネットワークノードによって運用されていると見なすことができる。
関連付けまたは配備モードは、明示的または暗黙的に特定されうる。前者の場合、搬送波間の関連付けまたは配備モードは、ステップ100および102に関して上述したメッセージで無線端末に明示的にシグナリングされてよい。後者の場合、搬送波間の関連付けまたは配備モードは、1つまたは複数の他の要因に基づいて、無線端末によって暗黙的に特定されうる。例えば、両方の搬送波が同じ動作モードで動作している場合(例えば、両方の搬送波がインバンド動作を利用するか、または両方の搬送波がガードバンド動作を利用するか、または両方の搬送波がスタンドアロン動作を利用する場合)、無線端末は搬送波間の関連付けを想定するように、または、2つの搬送波についての配備モードが、両方の搬送波が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていることを示していると想定するように、事前に定義されてもよい。さらなる実施形態では、無線端末が搬送波C1とC2との間に何らかの関連付けがあるかどうか、または特定の配備モードを想定すべきかどうかを判定するために、履歴データまたは統計を利用しうる。例えば、無線端末は、第1および第2の搬送波C1、C2にわたる測定に基づいて、搬送波が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていることを特定することができる。一実施形態では、無線端末が各搬送波上の経路損失を計算し、経路損失が同じであるか否か、または互いの閾値内であるか否かを判定し、搬送波が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたネットワークノードによって、あるいは同じ場所にないネットワークノードによって運用されていることを特定することができる。履歴データは、第1および第2の搬送波が以前に互いに関連付けられていたかどうか、または特定の配備モードの下で運用されていた(この場合、同じ関連付けまたは配備モードが想定されうる)かどうかに関する表示を含みうる。
本開示の実施形態によれば、ステップ104で行われた判定結果を、無線端末における測定プロセスを変更するために使用してもよい。したがって、ステップ104における判定結果が、第1の搬送波および第2の搬送波が同じ場所に配置されていないネットワークノードによって運用されていることである場合、方法はステップ106に進み、無線端末は、第2の搬送波C2上で測定を実行する。
この手順によれば、無線端末は第2の搬送波の1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得するために、第2の搬送波C2上で(すなわち、C2の無線信号上で)1つまたは複数の測定を実行する。測定は、狭帯域基準信号(NRS)など、第2の搬送波C2内の1つまたは複数の基準信号上で実行されうる。
無線特性は無線信号強度(例えば、経路損失、経路ゲイン、受信信号受信電力(RSRP)、狭帯域RSRP(NRSRP)、SCH_RPなど)、および無線信号品質(例えば、信号対雑音比(SNR)、信号対雑音干渉比(SINR)、チャネル品質インジケータ(CQI)、受信信号受信品質(RSRQ)、狭帯域RSRQ(NRSRQ)、セル基準信号(CRS)E^s/Iot、単一チャネル(SCH)E^s/Iotなど)の1つまたは複数を含みうる。表記E^s/Iotは、
・UEアンテナコネクタにおける、シンボルの有効部分、すなわちサイクリックプレフィックスを除いた部分の器間における、リソース要素RE当たりの受信エネルギ(副搬送波間隔に対して正規化された電力)であるE^sの、
・UEアンテナコネクタで測定された、あるREに対する総ノイズおよび干渉の受信電力スペクトル密度(REにわたって積分され、また副搬送波間隔に対して正規化された電力)であるIotに対する比として定義される。
ステップ108において、無線端末はカバレージレベル(上記参照)としても知られるカバレージ拡張(CE)レベルを決定するために、ステップ106において取得された測定値を適用する。ステップ108は、無線端末が測定の結果に基づいて、無線端末と搬送波C2を運用しているネットワークノードとの間の経路損失(PL)をさらに推定することと、搬送波C2に関するCEレベルを決定するためにPLを使用することとを含みうる。代替実施形態では、無線端末がステップ106で取得された測定値に直接基づいて、搬送波C2のCEレベルを決定することができる。CEレベルと信号品質および/または信号強度の測定値との間のマッピングに関する上記の議論を参照されたい。
ステップ110において、無線端末は、決定されたCEレベルに基づいて、C2に関連する無線リソースを選択する。無線リソースは時間リソース(例えば、タイムスロット、サブフレーム、繰り返しレート、繰り返し回数など)、周波数リソース(例えば、(1つ以上の)サブチャネル)、および送信をエンコードするための直交符号のうちの1つまたは複数を含みうる。無線端末はまた、送信試行当たりの繰り返し回数、送信試行の最大回数、(1つ以上の)送信電力レベルなど、追加のパラメータをさらに取得してもよい。ステップ112において無線端末は、選択されたリソースを使用し、搬送波C2によってメッセージを送信する。上述したように、メッセージは、データメッセージ、制御メッセージ、およびランダムアクセスメッセージのうちの1つまたは複数を含みうる。
ステップ104において、第1および第2の搬送波が同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていると判定された場合、方法はステップ114に進み、無線端末は、第1の搬送波C1についての測定値を取得する。2つの搬送波が同一のネットワークノードから、または互いに近接して配置されたネットワークノードによって送信されるため、一方の搬送波についての測定値は、他方の搬送波にも該当することが想定できる。したがって、この状況では、無線端末が1つの搬送波上でのみ測定を実行することができ、得られた測定結果を、同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたノードによって運用される他の搬送波にも適用することができる。
したがって、ステップ114において、無線端末は、第1の搬送波C1の1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得する。ステップ114は、無線端末が第1の搬送波C1上で(すなわち、NRSなどの無線信号上で)測定を実行することを含みうる。あるいは、ステップ114は、無線端末が、自身がアクセス可能なメモリ(例えば、自身が有するメモリ)から、自身が実行した以前の測定に関連する1つまたは複数の測定値を取得することを含みうる。例えば、無線端末はそのような測定をアンカー搬送波上で規則的または周期的な間隔で実行することができ、その場合、無線端末は、最新の測定に関連する1つまたは複数の測定値を取得することができる。
ステップ106と同様に、無線特性は無線信号強度(例えば、経路損失、経路ゲイン、受信信号受信電力(RSRP)、狭帯域RSRP(NRSRP)、SCH_RPなど)、および無線信号品質(例えば、信号対雑音比(SNR)、信号対雑音干渉比(SINR)、チャネル品質指標(CQI)、受信信号受信品質(RSRQ)、狭帯域RSRQ(NRSRQ)、セル基準信号(CRS)E^s/Iot、単一チャネル(SCH)E^s/Iotなど)のうちの1つまたは複数を含みうる。表記E^s/Iotは、
・UEアンテナコネクタにおける、シンボルの有効部分、すなわちサイクリックプレフィックスを除いた部分の器間における、リソース要素RE当たりの受信エネルギ(副搬送波間隔に対して正規化された電力)であるE^sの、
・UEアンテナコネクタで測定された、あるREに対する総ノイズおよび干渉の受信電力スペクトル密度(REにわたって積分され、また副搬送波間隔に対して正規化された電力)であるIotに対する比として定義される。
方法はステップ116に進む。ステップ116は、無線端末が搬送波C2のCEレベルをステップ114で取得された(すなわち、第1の搬送波C1についての)測定値に基づいて決定することを除き、ステップ108と実質的に同様である。
ステップ118において無線端末は、搬送波C2上でのメッセージ送信のためのリソースを選択する。そして、ステップ120において無線端末は、選択したリソースを使用してメッセージを送信する。いくつかの実施形態では、これらのステップはそれぞれステップ110および112と実質的に同じである。
しかし、他の実施形態では、ステップ118において、C1およびC2のDL送信電力の関係に関する情報を、例えばシステム情報または専用メッセージによって無線端末に提供することもできる。また、DL送信電力は、例えば、ページングによって使用される繰り返しの回数、基準信号間の電力差など、他の構成から間接的に導出することもできる。無線端末はこのような情報を、自身のメッセージを送信するためにどのUL搬送波を使用すべきかをさらに決定するために用いることができる。これは、UL搬送波についてはランダムアクセス応答のためにDL搬送波が関連づけられているため、ULはこの追加情報を、自身の測定結果とともに、好ましいDL搬送波を決定するために利用しようと試みることができるからである。
図示の実施形態では、測定がアンカー搬送波上で実行され、非アンカー搬送波に適用されている。この実施形態は、セルハンドオーバに関連するモビリティ手順などの他の手順を実行するための、アンカー搬送波上での測定を、無線端末が事前に実行しうるという利点を有する。したがって、この実施形態では、無線端末がアンカー搬送波C1上で以前に実行した測定結果に依拠することで、新たな測定を実行することなくメッセージを送信することができる。しかしながら、他の実施形態では、測定が非アンカー搬送波上で実行され、アンカー搬送波などの他の搬送波に適用されてもよい。
図3は、本開示の実施形態による方法のフローチャートである。この方法は、無線アクセスノード(例えば無線アクセスノード12)などのネットワークノードにおいて実行することができる。一実施形態では、この方法がアンカー搬送波を運用するネットワークノードによって実行される。
ステップ200において、ネットワークノードは、第1の搬送波(C1)として使用することができる少なくとも1つの搬送波周波数を決定する。一実施形態では、第1の搬送波C1はアンカー搬送波である。例えば、ダウンリンクにおいて所定のタイプの共通信号を送信する搬送波、例えば、NPSS、NSSS、NPBCH、SIB-NBなどをアンカー搬送波として用いることができる。
さらにネットワークノードは、C1を、その周波数特性、例えば、搬送波周波数、周波数帯域などに基づいて決定することができる。例えば、1GHz未満の周波数帯域の搬送周波数または搬送波をC1として用いることができる。
ネットワークノードはさらに、ダウンリンクにおける最大利用可能送信電力に基づいてC1を決定することができる。例えば、ネットワークノードが少なくともX dBm(例えば30dBm)を送信可能な搬送波周波数をC1として用いることができる。
決定された搬送波C1は第1のネットワークノード(NW1)によって運用され、一実施形態では第1のネットワークノードがこの方法を実行するネットワークノードである。
ステップ202においてネットワークノードは、第2の搬送波(C2)のための少なくとも1つの搬送波周波数を決定する。一実施形態では、第2の搬送波は非アンカー搬送波である。搬送波C2は、第2のネットワークノード(NW2)(第1のネットワークノードNW1と同じであってもよい)によって運用される。
ステップ204においてネットワークノードは、第1および第2の搬送波が同一のネットワークノードによって、または(上で定義したように)同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する。
例えば、この方法が第1のネットワークノードによって実行され、両方の搬送波が第1のネットワークノードによって運用される場合、この判定は、第1のネットワークノードによって運用される第1および第2の搬送波の確立時に容易に実行することができる。あるいは、第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードとの直接シグナリングを通じて、あるいは第2のネットワークノードによって送信された信号を検知することを通じて、第2のネットワークノードが第1のネットワークノードと同じ場所に配置されていることを特定できる。
あるいは、ネットワークノードは、C1およびC2を運用するノードが同一もしくは同じ場所に配置されているかどうかを、以下の1つまたは複数に基づいて特定することができる。
・予め定義された情報(例えば、搬送波周波数に関する情報および、それぞれの搬送波を運用しているネットワークノードの位置情報)に基づいて、
・他のネットワークノードから受信した情報、
・C1およびC2を運用するために用いられる配備モードの履歴データまたは統計値。すなわち、搬送波C1およびC2が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたノードによるそれらの動作に基づいて以前に互いに関連付けられていた場合、ステップ204において、同じ関連付けを想定することができる。
一実施形態では、方法が、第1および第2の搬送波が同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたノードによって運用されるという判定に応答してのみ実行されうるという点で、ステップ204は必要に応じて実行されるか、暗黙的である。
第1および第2の搬送波が同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていない場合、一実施形態では、方法は終了する。したがって、搬送波が互いに関連付けられているかどうか、または搬送波が同じ配備モードを有するかどうかを示す構成情報は、無線端末に送信されない。そのような実施形態では、無線端末は、関連づけまたは共通する配備モードが存在しないことを想定することができる。
あるいは、方法はステップ206に進んでもよく、ステップ206でネットワークノードは、搬送波C1とC2との間に関連づけまたは共通する配備モードが存在しないことを明示的または暗黙的に示す構成情報を無線端末に送信する。構成情報は、1つ以上のメッセージで送信されてもよい。構成情報は、RRCシグナリングまたは他のプロトコルを使用して送信されうる。構成情報は(例えば、システム情報ブロックの一部として)ブロードキャストされてもよいし、無線端末に専用であってもよい(例えば、ユニキャストまたはマルチキャスト)。構成情報は第1および第2の搬送波C1およびC2に関連する搬送波周波数の表示(例えば、チャネル番号、絶対無線周波数チャネル番号、ARFCN、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号EARFCNなど)と、第1および第2の搬送波間の関連付けがないことの表示と、第1および第2の搬送波C1およびC2の共通配備モードがないことの表示とのうち、1つまたは複数を含みうる。情報は、第1の搬送波がアンカー搬送波として構成され、第2の搬送波C2が非アンカー搬送波として構成されるという表示をさらに含みうる。
C1およびC2を運用するために使用される関連付けまたは配備モードは、C1とC2との同期レベルに依存しない。例えば、搬送波C1およびC2は、それらの関連付けまたは共通配備モードにかかわらず、互いに同期されてもよいし、同期されなくてもよい。この点について、いくつかの例を用いて説明する。
- 例えば、C1およびC2が同じ場所に配置された基地局によって運用される場合であっても、それらのフレームタイミングは異なりうる。搬送波C1およびC2はそれらのフレームタイミングが所定の閾値(例えば3μs)以内であれば同期していると見なすことができ、さもなくば同期していない(非同期としても知られている)と見なすことができる。
- 別の例において、C1およびC2が同じ場所に配置されていないネットワークノードによって運用されているものとする。この場合、C1およびC2のフレームの送信タイミングは同じであってよく、あるいは所定のマージン(例えば3μs)以内とされてもよい。
- さらに別の例において、C1およびC2が同じ場所に配置されていないネットワークノードによって運用されているものとする。この場合、C1およびC2から無線端末で受信される信号の時間差は所定のマージン(例えば10μs)以内でありうる。これは、UEに関する同期された動作の一例である。しかしながら、C1およびC2は、同じ場所に配置されていない基地局によって運用されている。
したがって、ネットワークノードは1つまたは複数の追加のパラメータまたは基準に基づいて、C1とC2との間の関連付けをさらに(すなわち、C1およびC2を運用するネットワークノードが同じ場所に配置されていることに加えて)決定することができる(ステップ208)。このような基準の例を以下に示す:
・C2の搬送周波数:例えば、2GHz未満であるC2を選択する。
・C2の周波数帯域:例えば、2GHz未満の周波数帯域に属するC2を選択する。
・C1とC2の搬送波周波数の関係:例えば、C1とC2の間の差が所定の周波数閾値(例えば20MHz)以下であることを条件に、C2を選択する。
・C1とC2のタイミング、またはそれらのタイミングの関係。タイミングの関係の例は、C1とC2の送信タイミングの間の差(C1とC2の送信タイミングのいわゆる時間合わせ誤差(TAE))、C1とC2のフレームタイミングの時間差などである。例えば、C1およびC2のフレームタイミングが所定の閾値(例えば3μs)以内となるように、C2が選択される。この場合、C1およびC2は同期搬送波と呼ばれうる。
上述した規則または手順は、任意の動作モードまたは1つ以上の特定の動作モードに適用可能でありうる。モードの例は、インバンドモード、ガードバンドモード、およびスタンドアロンモードである。
必要とされるさらなる条件が満たされない場合、本方法は再び終了するか、または上述したようにステップ206に進むことができる。
さらなる条件が必要とされない場合、または必要な条件が満たされる場合、方法はステップ210に進む。ステップ210では、第1の搬送波と第2の搬送波との間の関連付けを示すために、または2つの搬送波の共通配備モードを示すために、すなわち、2つの搬送波が同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていること、および、無線端末が他方の搬送波上で信号を送信するために一方の搬送波についての測定値を使用しうることを示すために、構成情報が無線端末に送信される(図2を参照)。ステップ206と同様に、構成情報は1つ以上のメッセージで送信されてよい。構成情報は、RRCシグナリングまたは他のプロトコルを使用して送信されうる。構成情報は、(例えばシステム情報ブロックの一部として)ブロードキャストされてもよいし、無線端末に専用であってもよい(例えばユニキャストまたはマルチキャスト)。構成情報は第1および第2の搬送波C1およびC2に関連付けられた搬送波周波数の表示(例えば、チャネル番号、絶対無線周波数チャネル番号、ARFCN、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号EARFCNなど)と、第1および第2の搬送波間の関連付けの表示と、第1および第2の搬送波C2の共通配備モードの表示とのうちの1つまたは複数を含みうる。情報は、第1の搬送波がアンカー搬送波として構成され、第2の搬送波C2が非アンカー搬送波として構成されているという表示をさらに含みうる。
代替の実施形態においてネットワークノードは、搬送波C1およびC2が同じ場所に配置されていないネットワークノードによって運用されている場合に(すなわち、ステップ206でのように)構成情報を送信することができる。しかし、搬送波C1およびC2が同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されている場合には構成情報を送信しなくてもよい。すなわち、この代替実施形態において無線端末は、逆に(ステップ206で)構成情報を受信しない限り、かつ受信するまで、搬送波が同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていると見なすことができる。したがって、この実施形態ではステップ210は実行されない。
図4は、本開示の実施形態による無線端末機器300の概略図である。例えば、無線端末機器300は、上述した無線端末16に相当してよい。この装置は、図2に関して上述した方法を実行するのに適しうる。
無線端末機器300は、無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノードと通信するための複数の搬送波とともに構成可能であってよい。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波を有しうる。
無線端末機器300は、処理回路302と、命令を格納する非一時的な機械可読媒体304とを有する。命令は、処理回路302によって実行されると、端末機器300に、複数の搬送波のうちの第2の搬送波が第1のネットワークノードか、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第2のネットワークノードによって運用されているとの判定に応答して、第1の搬送波に関する1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得し、第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために1つまたは複数の測定値を利用する、ようにさせる。
無線端末機器はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナおよび、1つまたは複数のアンテナに接続されたトランシーバ回路といった、無線信号を送信および受信するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアをさらに有しうる。
図5は、本開示の実施形態による無線端末機器400の概略図である。例えば、無線端末機器400は、上述した無線端末16に相当してよい。この装置は、図2に関して上述した方法を実行するのに適しうる。
無線端末機器400は、無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノードと通信するための複数の搬送波とともに構成可能であってよい。複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波を有しうる。
無線端末機器400は、複数の搬送波のうちの第2の搬送波が第1のネットワークノードか、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第2のネットワークノードによって運用されているという判定に応答して、第1の搬送波のための1つまたは複数の無線特性のための1つまたは複数の測定値を取得するように構成された第1のモジュール402を有する。無線端末機器400はさらに、第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために1つまたは複数の測定値を利用するように構成された第2のモジュール404を有する。
無線端末機器はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナおよび、1つまたは複数のアンテナに接続されたトランシーバモジュールといった、無線信号を送信および受信するための1つ以上のモジュールをさらに有しうる。
図6は、本開示の実施形態によるネットワークノード500の概略図である。例えば、ネットワークノード500は、無線アクセスノード(eNodeBまたはgNodeBなど)、または、コアネットワークに接続された、あるいはサーバ環境内に存在し、そのような無線アクセスノードに通信可能に接続されたノードであってもよい。
ノード500は、図1に関して上述した無線アクセスノード12の1つとして動作可能であってよい。ノード500は、図3に関して上述した方法を実行するのに適しうる。ネットワークノード500は、無線ネットワークと通信するための複数の搬送波とともに構成可能な無線端末機器と通信中であってよく、複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波と、さらに第2の搬送波とを有する。
ネットワークノード500は、処理回路502と、命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体504とを有する。命令は、処理回路502によって実行されると、ノード500に、第2の搬送波が第1のネットワークノードによって、または第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されていることを示す構成情報を無線端末機器に送信させる。
ネットワークノード500はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナおよび、1つまたは複数のアンテナに接続されたトランシーバ回路といった、無線信号を送信および受信するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアとをさらに有しうる。
図7は、本開示のさらなる実施形態によるネットワークノード600の概略図である。例えば、ネットワークノード600は、無線アクセスノード(eNodeBまたはgNodeBなど)、または、コアネットワークに接続され、あるいはサーバ環境内に存在し、そのような無線アクセスノードに通信可能に接続されたノードであってもよい。
ノード600は、図1に関して上述した無線アクセスノード12の1つとして動作可能であってよい。ノード600は、図3に関して上述した方法を実行するのに適しうる。
ネットワークノード600は、無線ネットワークと通信するための複数の搬送波とともに構成可能な無線端末機器と通信中であってよく、複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波と、さらに第2の搬送波とを有する。
ネットワークノード600は、第2の搬送波が、第1のネットワークノードによって、または第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されていることを示す構成情報を、無線端末機器に送信するように構成された第1のモジュール602を有する。
ネットワークノード600はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナおよび、1つまたは複数のアンテナに接続された1つまたは複数のトランシーバモジュールといった、無線信号を送信および受信するための1つまたは複数のモジュールをさらに有しうる。
したがって、本開示の実施形態は、搬送波が同一のネットワークノードによって、または同じ場所に配置されたネットワークノードによって運用されていることを条件として、無線端末が、1つの搬送波(例えばアンカー搬送波)上の測定結果を、別の搬送波(例えば非アンカー搬送波)上でメッセージを送信するために利用することを可能にする方法および装置を提供する。また、同一のネットワークノードまたは同じ場所に配置されたノードによって運用される2つ以上の搬送波の関連付けが、無線端末にシグナリングされることを可能にする方法および装置が提供される。

Claims (38)

  1. 無線端末機器(16、300、400)における方法であって、前記無線端末機器は無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノード(12)と通信するための複数の搬送波とともに構成可能であり、前記複数の搬送波は、第1のセルサイト(14)に配置された前記無線ネットワークの第1のネットワークノード(12a)によって運用される第1の搬送波を有し、前記方法が、
    前記複数の搬送波のうちの第2の搬送波が、前記第1のネットワークノード(12a)または、前記第1のセルサイト(14)に配置された前記無線ネットワークの第2のネットワークノード(12b)によって運用されているとの判定に応答して、
    前記第1の搬送波についての1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得する(114)ことと、
    前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために、前記1つまたは複数の測定値を利用する(118,120)ことと、
    を有する方法。
  2. 前記第1の搬送波がアンカー搬送波であり、前記第2の搬送波が非アンカー搬送波である、請求項1に記載の方法。
  3. 1つまたは複数の測定値を取得する前記ステップ(114)は、前記1つまたは複数の無線特性に関する前記1つまたは複数の測定値を取得するために、前記第1の搬送波上で測定を実行することを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数の無線特性が、信号強度および信号品質のうちの1つ以上を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数の測定値に基づいて前記第2の搬送波のカバレージレベルを決定する(116)ことをさらに有し、
    前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために、前記1つまたは複数の測定値を利用する前記ステップが、前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために前記カバレージレベルを利用することを含む、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第2の搬送波のカバレージレベルを決定する(116)前記ステップが、前記1つまたは複数の測定値を、前記第2の搬送波についての前記カバレージレベルの複数の離散値のうちの1つにマッピングすることを含む、請求項5に記載の方法。
  7. カバレージレベルを決定する(116)前記ステップが、
    前記1つまたは複数の測定値に基づいて、前記無線端末機器と前記第1のネットワークノードとの間の経路損失を求めることと、
    前記求めた経路損失に基づいて、前記第2の搬送波についての前記カバレージレベルを決定することと、
    を含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために前記1つまたは複数の測定値を利用する(118、120)前記ステップが、前記1つまたは複数の測定値に基づいて、前記第2の搬送波による前記無線メッセージの送信のための無線リソースを決定する(118)ことを含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために前記第1の搬送波についての前記1つまたは複数の測定値を利用する(118、120)前記ステップが、前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために、前記第2の搬送波についての1つまたは複数の測定値の代わりに前記第1の搬送波についての前記1つまたは複数の測定値を利用することを含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する(104)ことをさらに含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する前記ステップが、
    前記第2の搬送波が前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかどうかを判定するために、予め定義されたポリシーを適用すること、
    を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記予め定義されたポリシーは、前記無線端末機器が、前記無線端末機器の動作モードに基づいて、前記第2の搬送波が前記第1のネットワークノードまたは第2のネットワークノードによって運用されていると見なすように規定する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する前記ステップが、
    前記第1の搬送波および前記第2の搬送波の1つまたは複数についての構成データにアクセスすることを含み、前記構成データは、前記第2の搬送波が前記第1のネットワークノードによって運用されているか、前記第2のネットワークノードによって運用されているかを示す、
    請求項10に記載の方法。
  14. 前記構成データは、前記第1のネットワークノードおよび前記第2のネットワークノードの1つまたは複数から受信される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2の搬送波が前記第1のセルサイトに配置されていない第3のネットワークノードによって運用されているという判定に応答して、
    前記第2の搬送波についての1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得する(106)ことと、
    前記第2の搬送波によって前記無線メッセージを送信するために前記第2の搬送波についての1つまたは複数の測定値を利用する(110、112)ことと、
    をさらに有する、請求項1から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第2の搬送波は、周波数閾値未満の搬送波周波数を有する、
    前記第2の搬送波の搬送波周波数と前記第1の搬送波の搬送波周波数との周波数差が閾値量未満である、
    前記第2の搬送波におけるフレームタイミングが、前記第1の搬送波におけるフレームタイミングに対して閾値量未満だけオフセットされる、
    の条件の1つ以上に該当する、請求項1から15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 無線ネットワークのためのネットワークノード(12、500、600)における方法であって、無線端末機器(16、300、400)が前記無線ネットワークとの通信のための複数の搬送波とともに構成可能であり、前記複数の搬送波が第1のセルサイト(14)に配置された第1のネットワークノード(12a)によって運用される第1の搬送波と、さらに第2の搬送波とを有し、前記方法が、
    前記無線端末機器に、前記第2の搬送波が前記第1のネットワークノード(12a)によって、または前記第1のセルサイト(14)に配置された第2のネットワークノード(12b)によって運用されていることを示す構成情報を送信する(210)こと、
    を有する、方法。
  18. 前記第1の搬送波はアンカー搬送波として構成され、前記第2の搬送波は非アンカー搬送波として構成される、請求項17に記載の方法。
  19. 構成情報を送信する前記ステップは、前記第2の搬送波が前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているという判定(204)に応答して実行される、請求項17または18に記載の方法。
  20. 前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する(204)ことをさらに有する、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する前記ステップが、
    前記第1および第2の搬送波に関連付けられた周波数と、前記第1および第2の搬送波を運用する前記1つまたは複数のネットワークノードについての位置情報とを示す所定の情報と、
    別のネットワークノードから受信された情報と、
    前記第1および第2の搬送波に関する履歴データと、
    の1つまたは複数に基づく、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1の搬送波に関連付けられた搬送波周波数と、前記第1のネットワークノードに関連付けられた最大利用可能送信電力との1つまたは複数に基づいて、前記第1の搬送波をアンカー搬送波として構成すること、
    をさらに有する、請求項17から21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記構成情報が、
    搬送波周波数識別子と、
    前記第1の搬送波と前記第2の搬送波との関連付けの表示、
    の1つまたは複数を含む、請求項17から22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 構成情報を送信するステップが、
    前記第2の搬送波が周波数閾値未満の搬送波周波数を有すること、
    前記第2の搬送波の搬送波周波数と前記第1の搬送波の搬送波周波数との周波数差が閾値量未満であること、
    前記第2の搬送波におけるフレームタイミングが、前記第1の搬送波におけるフレームタイミングに対して閾値量未満だけオフセットされること、
    の条件の1つまたは複数に該当するという判定に応答して実行される、請求項17から23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 請求項1から16のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された無線端末機器(16、300、400)。
  26. 請求項17から24のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成されたネットワークノード(12、400、500)。
  27. 無線端末機器(300)であって、前記無線端末機器は無線ネットワークの1つまたは複数のネットワークノードと通信するための複数の搬送波とともに構成可能であり、前記複数の搬送波は、第1のセルサイトに配置された無線ネットワークの第1のネットワークノードによって運用される第1の搬送波を有し、前記無線端末機器は、処理回路(302)と、コードを格納する非一時的機械可読媒体(304)とを有し、前記コードは、前記処理回路によって実行されると、前記無線端末機器に、
    前記複数の搬送波のうちの第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された前記無線ネットワークの第2のネットワークノードによって運用されているという判定に応答して、
    前記第1の搬送波についての1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得し、
    前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために前記1つまたは複数の測定値を利用する、
    ようにさせる、無線端末機器。
  28. 前記第1の搬送波はアンカー搬送波であり、前記第2の搬送波は非アンカー搬送波である、請求項27に記載の無線端末機器。
  29. 前記無線端末機器は前記1つまたは複数の無線特性に関する前記1つまたは複数の測定値を取得するために、前記第1の搬送波上で測定を実行することによって1つまたは複数の測定値を取得するように構成される、請求項27または28に記載の無線端末機器。
  30. 前記非一時的機械可読媒体(304)は、前記処理回路(302)によって実行されると、前記無線端末機器に、
    前記1つまたは複数の測定値に基づいて前記第2の搬送波のカバレージレベルを決定する、ようにさせるコードをさらに格納し、
    前記無線端末機器は、前記第2の搬送波によって無線メッセージを送信するために前記カバレージレベルを利用することにより、前記第2の搬送波上で無線メッセージを送信するために前記1つまたは複数の測定値を利用するように構成される、
    請求項27から29のいずれか1項に記載の無線端末機器。
  31. 前記無線端末機器は前記1つまたは複数の測定値に基づいて前記第2の搬送波による無線メッセージの送信のための無線リソースを決定することにより、前記第2の搬送波によって前記無線メッセージを送信するために前記1つまたは複数の測定値を利用するように構成される、請求項27から30のいずれか1項に記載の無線端末機器。
  32. 前記非一時的機械可読媒体(304)は、前記処理回路(302)によって実行されると、前記無線端末機器に、
    前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかどうかを判定する、ようにさせるコードをさらに保存する、請求項27から31のいずれか1項に記載の無線端末機器。
  33. 前記無線端末機器は、前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって運用されているか、前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかを、
    前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって運用されているか、前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかを判定するために予め定義されたポリシを適用することによって判定するように構成される、請求項32に記載の無線端末機器。
  34. 前記無線端末機器は、前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって運用されているか、前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかを、
    前記第1の搬送波および第2の搬送波の1つまたは複数についての構成データにアクセスすることによって判定するように構成され、前記構成データが、前記第2の搬送波が前記第1のネットワークノードによって運用されているか、前記第2のネットワークノードによって運用されているかを示す、請求項32に記載の無線端末機器。
  35. 前記非一時的機械可読媒体(304)は、前記処理回路(302)によって実行されると、前記無線端末機器に、
    前記第2の搬送波が、前記第1のセルサイトに配置されていない第3のネットワークノードによって運用されているとの判定に応答して、
    前記第2の搬送波についての1つまたは複数の無線特性に関する1つまたは複数の測定値を取得し、
    前記第2の搬送波によって前記無線メッセージを送信するために前記第2の搬送波についての前記1つまたは複数の測定値を利用する、
    ようにさせるコードをさらに保存する、請求項27から34のいずれか1項に記載の無線端末機器。
  36. 無線ネットワークのためのネットワークノード(500)であって、無線端末機器(16、300、400)は無線ネットワークと通信するための複数の搬送波とともに構成可能であり、前記複数の搬送波は、第1のセルサイト(14)に配置された第1のネットワークノード(12a)によって運用される第1の搬送波と、さらに第2の搬送波とを有し、前記ネットワークノードは、処理回路(502)と、コードを格納する非一時的機械可読媒体(504)とを有し、前記コードは、処理回路(502)によって実行されると、前記ネットワークノードに、
    前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されていることを示す構成情報を、前記無線端末機器に送信する、
    ようにさせる、ネットワークノード。
  37. 前記ネットワークノードは、前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって、または前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているという判定に応答して、構成情報を送信するように構成される、請求項36に記載のネットワークノード。
  38. 前記ネットワークノードは、前記第2の搬送波が、前記第1のネットワークノードによって運用されているか、前記第1のセルサイトに配置された第2のネットワークノードによって運用されているかを、
    前記第1および第2の搬送波に関連付けられた周波数と、前記第1および第2の搬送波を運用する前記1つまたは複数のネットワークノードについての位置情報とを示す所定の情報と、
    別のネットワークノードから受信された情報と、
    前記第1および第2の搬送波に関する履歴データと、
    の1つまたは複数に基づいて決定するように構成される、請求項37に記載のネットワークノード。
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