JP2020506622A - Urllcのための拡張されたチャネル品質指標(cqi)測定手順 - Google Patents

Urllcのための拡張されたチャネル品質指標(cqi)測定手順 Download PDF

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Abstract

ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、実行することと、チャネル品質測定に基づいて、セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定することと、推定されたMCS値の指示を、ユーザ機器からワイヤレスネットワークの基地局に送信することと、を含む方法が提供される。【選択図】図8

Description

本発明は、全般的に、ワイヤレスネットワークに関し、特に、無線システムにおけるチャネル品質指標(CQI:channel quality indicator)の測定およびレポート手順、リンクアダプテーション(LA:link adaptation)、ならびに超高信頼性・低レイテンシ通信(URLLC:ultra−reliable low−latency communications)のサポートに関する。
背景
本セクションは、下記で開示される本発明の背景または文脈を提供するものとする。本願明細書の記載は、追求され得る概念を含むこともあるが、必ずしも以前に着想、実装、または記載された概念であるとは限らない。したがって、本願明細書に別段明示的に示されない限り、本セクションに記載される事項は、本出願の記載に対する従来技術ではなく、本セクションに含めることによって従来技術であると認められるものでもない。本明細書および/または図面に含まれることのある略語は、下記、詳細な説明のセクションの主要部分の後に定義される。
超高信頼性・低レイテンシ通信(URLLC)は、現在、5G New radio(NR)の標準化作業において盛んに話題になっている。将来の5G NRネットワークは、1msの最大レイテンシ、および10−5(つまり99.999%)に達する成功確率で(比較的小さい)パケットを無事に配信できなければならない。他のレイテンシ目標(例として5msおよび10msなど)に対しても、超高信頼性通信のユースケースはある。
摘要
本セクションは、例を含むものとし、限定的な意図はない。
実施形態の例では、ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP:block−error probability)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、実行することと、チャネル品質測定に基づいて、セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS:modulation and coding scheme)値を推定することと、推定されたMCS値の指示を、ユーザ機器からワイヤレスネットワークの基地局に送信することと、を含む方法が開示される。
実施形態のさらなる例は、コンピュータプログラムがプロセッサ上で実行されると前の段落の方法を実行するためのコードを備えるコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムは、コンピュータとともに使用されるようにコンピュータ可読媒体において具現化されたコンピュータプログラムコードを保持するコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である、本段落に従ったコンピュータプログラム。
装置の例は、1つ以上のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1つ以上のメモリとを含む。1つ以上のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つ以上のプロセッサとともに、装置に少なくとも、ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、実行することと、チャネル品質測定に基づいて、セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定することと、推定されたMCS値の指示を、ユーザ機器からワイヤレスネットワークの基地局に送信することと、をさせるように構成される。
実施形態の別の例において、装置は、ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行する手段であって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、実行する手段と、チャネル品質測定に基づいて、セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定する手段と、推定されたMCS値の指示を、ユーザ機器からワイヤレスネットワークの基地局に送信する手段とを備える。
実施形態の例において、変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、決定することと、設定を基地局からユーザ機器に送信することと、セット内の各処理値に対する推定されたMCS値の指示をユーザ機器から受信することとを含む方法が開示される。
実施形態のさらなる例は、コンピュータプログラムがプロセッサ上で実行されると前の段落の方法を実行するためのコードを備えるコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムは、コンピュータとともに使用されるようにコンピュータ可読媒体において具現化されたコンピュータプログラムコードを保持するコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である、本段落に従ったコンピュータプログラム。
装置の例は、1つ以上のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1つ以上のメモリとを含む。1つ以上のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つ以上のプロセッサとともに、装置に少なくとも、変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、決定することと、設定を基地局からユーザ機器に送信することと、セット内の各処理値に対する推定されたMCS値の指示をユーザ機器から受信することとを実行させるように構成される。
実施形態の別の例において、装置は、変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定する手段であって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、決定する手段と、設定を基地局からユーザ機器に送信する手段と、セット内の各処理値に対する推定されたMCS値の指示をユーザ機器から受信する手段とを備える。
添付の図面において:
図1は、非限定的な、考えられる1つの例示的システムのブロック図である。
図2は、セルの物理リソースブロック(PRB:physical resource block)割り当ての例示のタイムトレースを示すグラフである。
図3Aは、例示の実施形態に従った例示のルックアップテーブルを示す。 図3Bは、種々の変調符号化方式に対応する曲線のセットのマッピングを示す。
図4は、例示の実施形態に従った測定手順および処理を示す。
図5は、例示の実施形態による例示の動作およびシグナリング手順を示す。
図6は、例示の実施形態による別の例示の動作およびシグナリング手順を示す。
図7は、例示の実施形態によるチャネル品質指標(CQI)レポートを設定する非限定的な例示のメッセージを示す。
図8は、URLLCのための拡張されたCQI測定手順の論理フロー図であり、例示的実施形態に従った、例示的方法の動作、コンピュータ可読メモリ上に具現化されたコンピュータプログラム命令の実行の結果、ハードウェアにおいて実装された論理により実行される機能、および/または機能を実行する相互接続された手段を示す。 図9は、URLLCのための拡張されたCQI測定手順の論理フロー図であり、例示的実施形態に従った、例示的方法の動作、コンピュータ可読メモリ上に具現化されたコンピュータプログラム命令の実行の結果、ハードウェアにおいて実装された論理により実行される機能、および/または機能を実行する相互接続された手段を示す。
詳細説明
以下の記載は、全般的にLTE(Long term evolution:ロングタームエボリューション)の用語を参照するが、これに限定的な意図はない。本記載は、例として5G NRワイヤレスネットワークなどの他のワイヤレスネットワークにも同様に適用可能である。例として、以下の記載では、LTEの用語である「eNB(evolved Node B:エボルブドノードB)」を、5G基地局(一般に「gNB」と呼ばれる)にも同様に適用可能である。
一般に、例えばLTEネットワークの基地局は、下りリンク送信のために、変調符号化方式(MCS)と呼ばれる下りリンク送信パラメータを選択する。基地局は、予測される下りリンクチャネル状態に基づいてMCSを選択する。このような予測される下りリンクチャネル状態の判断を支援するために、ユーザ機器によって送信されるチャネル品質指標(CQI)フィードバックが使用される。LTEの場合、CQIは、10%以下の平均ブロック誤り確率(BLEP)でUEが復号できるとUE(user equipment:ユーザ機器)が推定する、サポートされる最高のMCSに対応する。基地局は、CQIフィードバックに応じて各ユーザ機器に対するMCSを調整することにより、システム容量およびカバレッジを最適化することができる。これは、一般にリンクアダプテーション(LA)と呼ばれる。
以下でより詳細に説明されるように、一部の例示の実施形態は、URLLCのユースケースのための正確且つ柔軟なLAを可能にする、チャネル品質フィードバックの測定およびレポート枠組みに関する。LAは、十分に低いBLEPを達成するように適切なMCSを選択することを含むので、URLLCの厳格な要件(上記の背景の中で言及したものなど)を満たすにあたり重要な役割を果たす。URLLCの要件は、典型的には、低レイテンシおよび1−10−5の成功確率での小さなパケットの送信に関連する。各URLLCペイロード送信が満たす必要があるBLEPは必ずしも10−5であるとは限らず、関連するレイテンシバジェットが1つ以上のHARQ(Hybrid automatic repeat request:ハイブリッド自動再送要求)再送を可能にする場合はより高くすることができる。例として、5〜10msの緩やかなレイテンシ制約を想定すると、BLEPが中程度(例えば10−2〜10−3)である初期のもの、およびBLEPが10−5である第2または第3の送信(前の送信において誤りが発生した場合のみトリガされる)の、2つまたは3つのHARQ送信を可能にすることができる。したがって、URLLCのようなサービスの効率的なサポートは、小さなパケットの送信ごとに正確にBLEPを制御できるリンクアダプテーションメカニズムを要求する。
URLLC制約を伴う小さなペイロードの効率的なLA(およびスケジューリング)に関するもう1つの課題は、無線チャネルおよび干渉の変動に関する。無線チャネルは、当然、時間領域および周波数領域両方の変動にさらされる。URLLCのペイロードが一般にやや小さいことを前提とすると、多くの場合、それらはやや少数のPRB上にスケジューリングされ、周波数領域平均化をほとんど提供しない。例として、5G NRでは、URLLCペイロードは32バイトまで小さくされ得る。さらに、UEが経験するSINR(Signal to interference and noise ratio:信号対干渉雑音比)の時間変化も、種々のセルの急速な負荷変動が原因で、極めて大きい。以下、図2を参照する。この図面は、URLLCユーザのセットにサービス提供するセルアクティビティのタイムトレース(システムレベルのシミュレーションから得られた)の例示のグラフ200を示す。グラフ200のx軸はTTIインデックスに対応し、y軸は物理リソースブロック(PRB)インデックスに対応する。グラフ200は、陰影付きのブロックをいくつか含み、それぞれの陰影は、下りリンク方向でサービス提供を受ける異なるUEを識別する。図2から分かるように、PRBアクティビティは、時間変化するランダムなプロセスであり、このことが、種々のUEにおいて経験される信号対干渉雑音比(SINR)の時間変化を極めて大きくする。したがって、UEが特定のPRB(または特定の時点のPRBのセット)上のSINRを測定しても、測定は、その直後に(例えば1つのTTIと別のTTIとで)数dB変化する可能性がある。故に、UEにより経験されるSINRの時間的および周波数的な変化を正確に追跡することは、CQI値の測定、フォーマット、およびeNBへのレポートにおける遅延、ならびに受信されたCQIを下りリンク送信に使用するためのeNBにおける処理遅延が理由で、現実的ではない。
これらの問題に関連する情報は、次の文献で確認できる:[1]H.シャリアトマダリ(Shariatmadari)、Z.リー(Li)、M.A.ウーシタロ(Uusitalo)、S.イラージ(Iraji)、およびR.ジャンティ(Jantti)著、「超高信頼性通信のためのリンクアダプテーションの設計(Link Adaptation Design for Ultra-Reliable Communications)」、IEEE通信に関する国際会議(IEEE International Conference on Communications)、2016年5月、[2]グワンモ・クー(Gwanmo Ku)およびジョン・マクラレン・ウォルシュ(John MacLaren Walsh)著、「LTEおよびLTEアドバンストにおけるリソース割り当ておよびリンクアダプテーション:チュートリアル(Resource Allocation and Link Adaptation in LTE and LTE Advanced: A Tutorial)」、IEEE通信調査&チュートリアル(IEEE Communication Surveys & Tutorials)、第17巻、第3号、2015年第3四半期、[3]K.ペダーセン(Pedersen)ら著、「限定的で雑音の多いチャネルフィードバックを用いたOFDMAの周波数領域スケジューリング(Frequency domain scheduling for OFDMA with limited and noisy channel feedback)」、IEEE車両技術会議(秋季VTC)(IEEE Vehicular Technology Conference (VTC Fall))、2007年、ならびに[4]R1−1700378、「URLLCリンクアダプテーションの諸側面(URLLC link adaptation aspects)」、3GPP TSG−RAN WG1 NR専門家会議(3GPP TSG-RAN WG1 NR Ad-Hoc Meeting)、2017年1月。
文献[1]は、1つの再送が可能であると想定して、特定の信頼性制約を満たすMCSの最適なセットを選択するアルゴリズムを提示する。しかし、正確なBLEP−MCSマッピングを実行するために、セルもしくはUEのいずれかで何の情報が必要かについても、またはチャネル変動および古いCQIをどのように取り扱うかについても、詳細は示されていない。文献[2]は、10−1(10%)の平均ブロック誤り率(BLER:Block error rate)に対して定義されたCQIフィードバックを定義する。UEは、特定のPRB分解能(別称はサブバンド)を用いた平均有効SINR測定に基づいてCQIを推定する。より低い(またはより高い)BLERは、概して、文献[3]で提示されるものなどの独自のeNBアウターループリンクアダプテーション(OLLA:outer loop link adaptation)メカニズムを使用することで達成される。OLLAは、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックメッセージに従ってBLERを調整する。しかしながら、これらのメカニズムは、遅い収束と、BLERのみの制御とにより特徴付けられる。このことは、BLERの制御では不十分なURLLCのユースケースに対する、これらのメカニズムの適用可能性を制限する。URLLCの場合、小さなペイロードの送信のアウテージ要件を満たすために、各送信についてBLEPが制御されなければならない。最後に、文献[4]は5G NRに関し、種々のBLER目標のため複数のCQIをレポートするようにUEを設定する妥当性を示す。しかしながら、具体的な手順の詳細は提示されていない。
例としてURLLCなどの状況に対して使用され得る、拡張されたチャネル品質指標(CQI)測定手順に関する手法の説明は、例示の実施形態が使用され得るシステムの記載の後に詳細に提示される。
図1を参照する。この図面は、例示の実施形態が実施され得る、非限定的な、考えられる1つの例示的システムのブロック図を示す。図1では、ユーザ機器(UE)110がワイヤレスネットワーク100とワイヤレス通信している。UEは、ワイヤレスネットワークにアクセスすることができる、ワイヤレスの、典型的にはモバイルのデバイスである。UE110は、1つ以上のバス127により相互接続された1つ以上のプロセッサ120、1つ以上のメモリ125、および1つ以上の送受信機130を含む。1つ以上の送受信機130はそれぞれ、受信機Rx132および送信機Tx133を含む。1つ以上のバス127は、アドレスバス、データバス、または制御バスであってもよく、マザーボードまたは集積回路上の一連の配線、光ファイバ、または他の光通信機器、および同様のものなどの任意の相互接続メカニズムを含んでもよい。1つ以上の送受信機130は、1つ以上のアンテナ128に接続される。1つ以上のメモリ125は、コンピュータプログラムコード123を含む。UE110は、フィードバックモジュールを含み、フィードバックモジュールは、いくつかの形で実装され得る部分140−1および/または140−2の一方または両方を備える。フィードバックモジュールは、1つ以上のプロセッサ120の一部として実装されるなど、フィードバックモジュール140−1としてハードウェアにおいて実装されてもよい。フィードバックモジュール140−1は、集積回路としても、またはプログラマブルゲートアレイなどの他のハードウェアによっても実装され得る。別の例では、フィードバックモジュールは、コンピュータプログラムコード123として実装され1つ以上のプロセッサ120によって実行されるフィードバックモジュール140−2として実装されてもよい。例えば、1つ以上のメモリ125およびコンピュータプログラムコード123は、1つ以上のプロセッサ120とともに、本願明細書に記載された動作のうちの1つ以上をユーザ機器110に実行させるように構成されてもよい。UE110は、ワイヤレスリンク111を介してeNB170と通信する。
eNB(エボルブドNodeB)170は、UE110などのワイヤレスデバイスによるワイヤレスネットワーク100へのアクセスを提供する(例えばLTE、ロングタームエボリューションの)基地局である。eNB170は、1つ以上のバス157により相互接続された1つ以上のプロセッサ152、1つ以上のメモリ155、1つ以上のネットワークインターフェース(N/W I/F(network interface)(単数または複数))161、および1つ以上の送受信機160を含む。1つ以上の送受信機160はそれぞれ、受信機Rx162および送信機Tx163を含む。1つ以上の送受信機160は、1つ以上のアンテナ158に接続される。1つ以上のメモリ155は、コンピュータプログラムコード153を含む。eNB170は、アダプテーションモジュールを含み、アダプテーションモジュールは、いくつかの形で実装され得る部分150−1および/または150−2の一方または両方を備える。アダプテーションモジュールは、1つ以上のプロセッサ152の一部として実装されるなど、アダプテーションモジュール150−1としてハードウェアにおいて実装されてもよい。アダプテーションモジュール150−1は、集積回路としても、またはプログラマブルゲートアレイなどの他のハードウェアによっても実装され得る。別の例では、アダプテーションモジュール150は、コンピュータプログラムコード153として実装され1つ以上のプロセッサ152によって実行されるアダプテーションモジュール150−2として実装されてもよい。例えば、1つ以上のメモリ155およびコンピュータプログラムコード153は、1つ以上のプロセッサ152とともに、本願明細書に記載された動作のうちの1つ以上をeNB170に実行させるように構成される。1つ以上のネットワークインターフェース161は、リンク176および131などを介してネットワーク上で通信する。2つ以上のeNB170が、例えばリンク176を使用して通信する。リンク176は、有線であっても、またはワイヤレスであっても、または両方でもよく、例えばX2インターフェースを実装してもよい。
1つ以上のバス157は、アドレスバス、データバス、または制御バスであってもよく、マザーボードまたは集積回路上の一連の配線、光ファイバ、または他の光通信機器、ワイヤレスチャネル、および同様のものなどの任意の相互接続メカニズムを含んでもよい。例として、1つ以上の送受信機160は、リモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)195として、eNB170の他の構成要素がRRHとは物理的に異なる位置にある状態で実装されてもよく、1つ以上のバス157は、eNB170の他の構成要素をRRH195に接続するために一部を光ファイバケーブルとして実装できるであろう。
なお、本願明細書の記載は、「セル」が機能を実行すると示すが、当然のことながら、セルを構成するeNBが機能を実行する。セルは、eNBの一部を構成する。すなわち、eNBごとに複数のセルがあり得る。例えば、単一のeNBのキャリア周波数および関連する帯域幅に3つのセルがあり、単一のeNBのカバレッジエリアがほぼ楕円または円をカバーするように各セルが360度のエリアの3分の1をカバーすることが可能であろう。さらに、各セルは単一のキャリアに対応することができ、eNBは複数のキャリアを使用してもよい。したがって、キャリアごとに120度のセルが3つあり、2つのキャリアがあれば、eNBは合計6つのセルを有する。
ワイヤレスネットワーク100は、MME(Mobility Management Entity:モビリティ管理エンティティ)および/またはSGW(Serving Gateway:サービングゲートウェイ)機能性を含み得る1つ以上のネットワーク制御要素(NCE:network control element)190を含んでもよく、これは、電話網および/またはデータ通信ネットワーク(例えばインターネット)などのさらなるネットワークとの接続性を提供する。eNB170は、リンク131を介してNCE190に結合される。リンク131は、例えばS1インターフェースとして実装されてもよい。NCE190は、1つ以上のバス185により相互接続された1つ以上のプロセッサ175、1つ以上のメモリ171、および1つ以上のネットワークインターフェース(N/W I/F(単数または複数))180を含む。1つ以上のメモリ171は、コンピュータプログラムコード173を含む。1つ以上のメモリ171およびコンピュータプログラムコード173は、1つ以上のプロセッサ175とともに、1つ以上の動作をNCE190に実行させるように構成される。
ワイヤレスネットワーク100は、ネットワーク仮想化を実装してもよい。ネットワーク仮想化は、ハードウェアおよびソフトウェアのネットワークリソースおよびネットワーク機能性をソフトウェアベースの単一の管理エンティティである仮想ネットワークに組み合わせるプロセスである。ネットワーク仮想化は、プラットフォーム仮想化を伴い、多くの場合、リソース仮想化と組み合わされる。ネットワーク仮想化は、多数のネットワークまたはネットワークの一部を仮想ユニットに組み合わせる外部的なもの、または単一システム上のソフトウェアコンテナにネットワークのような機能性を提供する内部的なもののいずれかに分類される。なお、ネットワーク仮想化から生じる仮想化エンティティは、依然として、何らかのレベルでプロセッサ152または175ならびにメモリ155および171などのハードウェアを使用して実装され、そのような仮想化エンティティも技術的効果をもたらす。
コンピュータ可読メモリ125、155、および171は、ローカル技術環境に適した任意のタイプのものであってもよく、半導体ベースのメモリデバイス、フラッシュメモリ、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリ、ならびにリムーバブルメモリなど、任意の適切なデータストレージ技術を使用して実装されてもよい。コンピュータ可読メモリ125、155、および171は、ストレージ機能を実行するための手段とされてもよい。プロセッサ120、152、および175は、ローカル技術環境に適した任意のタイプのものとしてもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:digital signal processor)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ以上を含んでもよい。プロセッサ120、152、および175は、UE110、eNB170、および本願明細書に記載された他の機能の制御など、機能を実行するための手段とされてもよい。
一般に、ユーザ機器110の様々な実施形態は、次に限定はされないが、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット、ワイヤレス通信能力を有する携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、ワイヤレス通信能力を有するポータブルコンピュータ、ワイヤレス通信能力を有するデジタルカメラなどの画像捕捉デバイス、ワイヤレス通信能力を有するゲーム用デバイス、ワイヤレス通信能力を有する音楽記憶再生機器、ワイヤレスインターネットアクセスおよびブラウジングを可能にするインターネット機器、ワイヤレス通信機能を備えたタブレット、ならびにそのような機能の組み合わせを組み入れたポータブルユニットまたは端末を含むことができる。
このように、例示の実施形態の実施のための適切であるが非限定的な1つの技術的文脈を紹介したが、以下では、例示の実施形態をより具体的に記載する。
例示の実施形態に関連する手法は、概して、設定、UE測定アクション、UE測定処理、ならびにCQIレポートおよびフォーマット、の4つのステップを参照して説明できる。これらのステップそれぞれについて、以下、より入念に詳述する。
1.設定:eNBは、N個の時間領域リソースとM個の周波数領域リソースとのグリッド上で下りリンクの経験されるチャネル品質を測定するようにUEを設定する。eNBはさらに、CQIのインデックスに対応するMCSを用いてeNBが送信すると最大X%のBLEPをもたらすCQI値をレポートするようにUEを設定する。典型的には、LTEでは、いくつの測定サンプルが実行され、どのような種類のフィルタリングがチャネル品質測定に適用されるかを決定するのはUEの実装に委ねられるが、これに対して、このステップにおける設定は、ネットワーク(例えばeNB)により実行され、測定サンプルの数は、リソースのグリッドに基づく。チャネル品質は、例として、UEにより経験されたSINRとして測定できる。5G NRの専門用語を採用すると、各時間領域リソースは、ミニスロットまたはスロットの継続期間に対応してもよく、各周波数領域リソースは、1つのPRBまたはPRBのグループ(サブバンドとしても既知である)からなってもよい。同様に、LTE−Aの場合、各時間領域リソースは、1つのショートTTI(sTTI:short TTI)、スロット、またはサブフレームに対応してもよい。N、M、およびXの値は、ネットワークから、例としてRRCシグナリングなどにより、上位レイヤシグナリングを介してUEに対し設定されてもよい。
2.UE測定アクション:UEは、経験された下りリンクチャネル品質を、N×Mの無線リソースのグリッド上で、つまりN×M=K個の測定サンプルを収集することによって測定する。経験されるチャネル品質の測定は、ムービングウィンドウとして実行でき、その結果、測定サンプルは、最も最近のK個の測定サンプルを表現し、これが、下記のステップ3および4に記載されるように、その後eNBにレポートされるCQIを判断するために使用される。
3.UE測定処理:UEは、その経験されたチャネル品質のK個の測定サンプルをソートし、これらの測定サンプルを使用して、経験されたチャネル品質の経験的サンプル分布を構築する。UEは、経験的サンプル分布から、SINR=SINR_outageに対応する、X%のアウテージ値における経験されたチャネル品質(SINR)を特定する。概念上、K個の個々の値の経験的Xパーセンタイル(0≦X<100)は、0からインデックスを付けて、ソートされたK値の下限から(K*X/100)番目に対応する。
UEは、内部ルックアップテーブルなどのルックアップテーブルを利用して、X%以下のBLEPでUEが復号できるSINR_outageのSINR値に対してサポートされる最高のMCSを判断してもよい。したがって、このルックアップテーブルは、サポートされるMCS(または少なくとも、CQIの一部としてレポート可能なMCS)について、BLEP対SINRを備える。非限定的な例示のルックアップテーブルが図3Aに示されている。例示のルックアップテーブルは、3つの列、すなわちBLEP値の列、SINR値の範囲の列、および種々のMCSの列を含む。非限定的なもう1つの例は、BLEP対SINRの曲線のセットを含むルックアップテーブルであり、各曲線が、CQIレポートの一部としてeNBにシグナリングで返されてもよいサポートされるMCSに対応する。種々のMCSに対応する曲線のセットのBLEP対SINR値のグラフを示す図3Bに、例が示されている。図3Aおよび図3Bのルックアップテーブルは、単なる例であり、限定的な意図はない。
そのような、種々のMCSに関するSINR対BLEPテーブルは、種々のMCSに関するUEのパフォーマンスを反映する、UEモデムベンダによる広範なリンクレベルシミュレーションから得られてもよい。このテーブルは、現在のLTE CQI方式には十分な、10%のBLEPに過ぎない点を含むがこれに限定されない、相当に低いBLEP値に至る点を含んでもよい。MCSに対して設定される曲線(例えばテーブルの値)は、特定の量子化に対応するパフォーマンスにおいて、すなわちSINR対CQIのマッピングに対応して、例として1dB異なり得る。
なお、UE測定処理ステップを上述したのとは異なる順序で行い、依然として同じ結果を達成することが可能である。例として、SINRのCQIに対するマッピングは、量子化された値の経験的Xパーセンタイルを判断する前に実行されてもよい。
4.CQIレポートおよびフォーマット:UEは、このMCS値を指し示すインデックスを含むCQIのレポートをeNBに返す。
上述のステップは、例えば、eNBが、その小さなURLLCペイロードを、UEから受信された最新のCQIに対応するMCSを用いてUEに送信することを可能にし、送信の経験されるBLEPがX%を超えないことを確実にする。これは、UEにより経験されるチャネル品質が広い意味で固定的なプロセスであり、このプロセスが、観測されるN×Mのサンプルにわたり、さらにそれに続く、UEがステップ3およびステップ4を完了するのにかかる時間の短期ウィンドウカウント、ならびに受信されたCQIに続いてeNBがUEへの新たなURLLC送信をスケジューリングするまでにeNBで生じ得る遅延にわたり、同じ統計的特性を維持すると想定している。
図4も参照する。この図面は、例示の実施形態に従った例示の測定手順および処理の簡略図を示す。図4は、ユーザ機器によって実行された、経験されたチャネル品質(SINR)を示すヒートマップ302を含む。ヒートマップ302内の各ブロックは無線リソースに対応し、ヒートマップ302内のそれぞれの陰影付きの区画は、凡例304により示されるSINRの種々の値を表現する。本例では、ユーザ機器は、矢印306、308によって示されるように、N×Mの測定サンプルのSINRを測定する。次に、矢印310で示されるように、これらのサンプルが処理されて、経験的サンプル分布312がもたらされる。次にUEは、経験的サンプル分布312から、SINR=SINR_outageに対応する、X%のアウテージ値におけるSINRを特定する。これは図4で点314により表現される。アウテージ値の特定は、UEの内部ルックアップテーブルに基づいてもよい。
一部の例示の実施形態によれば、eNBは、2つ以上のBLEP制約のセットL={X%,X%,…,X%}を用いてUEを設定してもよく、このケースでは、UEは、CQIレポートの一部として、単一のMCSに対するインデックスのみでなく、セットL内のBLEP制約それぞれに対応するMCS値に対するインデックスをレポートしなければならない。
一部の例示の実施形態によれば、UEは、上記ステップ3に記載されたように経験的サンプル分布からX%のアウテージ値において経験されたチャネル品質(SINR)を特定するとき、収集されたK個の測定の、最も低い、またはQ番目に低い値(Q=1,2,3,…,K)を使用するように設定されてもよい。Qの値は、上記ステップ1の一環としてeNBによって設定されてもよい。これは、K個のサンプルの数がX%アウテージにおけるSINR値を確実に判断するには不十分であるケースでは特に有用かもしれない。
上記の例示の手法を使用して、UEは、例として5G URLCC要件などのレイテンシ要件を満たすためにeNBが使用しなければならないMCSを表す、UEの経験したチャネル品質のXパーセンタイルアウテージに実質的に対応するCQIをレポートしてもよい。
以下、図5を参照する。この図面は、例示の実施形態に従った例示の動作およびシグナリング手順を示す。402にて、eNB(例えばeNB170)は、少なくとも1つのBLEP制約および測定されるリソースの指示を含むRRC設定をUE(例えばUE110)に送信する。図5では、少なくとも1つのBLEP制約はセットL={X%,X%,…,X%}として示され、リソースの指示は、測定されるN個の時間領域リソースおよびM個の周波数領域リソースにそれぞれ対応するNおよびMと示される。404にてUEは、N×Mの無線リソースに対応する数であるK個のチャネル品質測定サンプルを収集する。406にてUEは、測定サンプルをソートし、408にてUEは、対応するMCSを推定するために各BLEP制約を読み取る。410にてUEは、推定されたMCSのセット、すなわち{MCS,MCS,…,MCS}をeNBに送信する。UEが周期的CQIレポートのために設定される場合、UEはステップ404〜406を繰り返すように設定されてもよい。
以下、図6を参照する。この図面は、例示の実施形態に従った、チャネル品質指標(CQI)レポートを設定するための別の例示のメッセージを示す。502にてeNB(例えばeNB170)は、Q={Q,Q,…,Q}と示される少なくとも1つの値のセット、ならびにUEによって測定されるN個の時間領域リソースの指示およびM個の周波数領域リソースの指示それぞれを含むRRC設定をUE(例えばUE110)に送信する。504にてUEは、数K個の測定を収集するために、持続時間Nおよび周波数分解能Mにわたってチャネル測定を実行した。UEは、収集されたK個の測定のうちのQ,Q,…,Q番目に低い値のみを維持し、ステップ506にて、Q,Q,…,Q番目に低い値それぞれの対応するMCSを推定する。508にてUEは、推定されたMCSのセット、すなわち{MCS,MCS,…,MCS}をeNBに送信する。UEが周期的CQIレポートのために設定される場合、UEはステップ504〜506を繰り返すように設定されてもよい。
以下、非限定的な5G NRの例を参照しながら、eNBからUEへのRRC設定についてさらに記載する。この例では、15kHzサブキャリア間隔、12サブキャリアのPRBサイズ、および2シンボルのミニスロットスケジューリング(すなわち0.14msのTTIサイズ)があると想定する。gNBは、UEを次のように設定してもよい:N=70にセットし、その結果、UEは時間領域において10msの間隔(すなわち70のミニスロットに対応する)にわたって測定を収集しなければならない。キャリア帯域幅が100PRBからなる場合、gNBは、M=100またはM=25(すなわち4PRBのサブバンド分解能を使用)にセットすることができるであろう。これは次を生じるであろう:M=25のケースではK=1750、M=100のケースではK=7000。したがって、UEはそのCQIレポートを、それぞれ1750または7000の測定サンプルに基づいて行うことになるであろう。新たなCQI値は、例えばLTEにおいて典型的に行われる5msごとなどの測定間隔とは異なる周期性でレポートされ得るであろう。
図7を参照する。この図面は、例示の実施形態によるチャネル品質指標(CQI)レポートを設定する非限定的な例示のメッセージ700を示す。メッセージ700は、CQIレポートのためにUEを設定するべくeNBによって送信、使用されてもよい。本例におけるメッセージ700は、LTEリリース8(すなわち3GPP36.331、「無線リソース制御(Radio resource control)」)で定義された周期的CQIレポートメッセージであり、CQIが、RRC設定プロセス(RRC接続セットアップまたはRRC接続再設定)の一環として設定される。メッセージ700の下線部は、CQIレポートのためにUEを設定するために使用され得る追加情報を示す。本例では、pは、目標BLEPの負の指数を示す1〜9の間のINTEGERである(例えばp=1は10−1を意味し、p=9は10−9を意味する)。targetBLEPパラメータは、例として、上記で図5を参照して記載されたプロセスにおいて使用されてもよい。Qは1〜99の間の一連の整数であり、例として上記で図6を参照して記載されたプロセスを可能にする。メッセージ700中のNおよびMのパラメータは、それぞれ、監視される時間領域および周波数領域のリソースの量である。このように、メッセージ700はtargetBLEPおよびQの両方のパラメータを含むが、これが限定的なものとしてみなされないことは理解されるであろう。例として、メッセージ700は、targetBLEPおよび/またはQパラメータを含んでもよい。さらに、当業者であれば当然のことながら、後のLTEリリースおよび非周期的CQIに対する同様の変更も類似する。
上述のように、UEは、UEからのCQIレポートをeNBに送信する。このCQIは、UEのチャネル状態情報(CSI:channel state information)レポートの一部として含まれてもよい。LTEの場合、CSIレポートは、LTE PUCCHにおいてeNBに送信される。通常のまたは拡張されたサイクリックプレフィックス、多重化、または1もしくは2ビットによらないHARQ−ACKなどをサポートする、種々のフォーマットが定義されている(例えば3GPP36.213参照)。拡張されたCQIをサポートするための新たなフォーマットが定義されてもよい。LTE−Aリリース10では、CSIレポートの最大長は21ビットであり、最大5CCを用いるTDDのフォーマット3に対応する。リリース14では、より大きなメッセージを用いるフォーマット4および5が定義された。同様に、URLLCのための拡張されたCQIのサポートは、複数のCQI値が単一のメッセージ中でレポートされ得るので、より大きなメッセージサイズ、したがって新たなフォーマットを要求する。
一部の例において、上述したプロセスは、周期的および非周期的両方のCQIフィードバックレポートに適用されてもよい。非周期的フィードバックを用いるケースの場合、UEがチャネル品質測定を連続的に監視および収集すれば、CQIリクエストとCQIレポートとの間の遅延を軽減できる。CQIリクエストがeNBから受信されると、UEは、最も最近のN個の測定に基づいてCQIを判断してもよい。
一部の例では、記録ウィンドウ長Nは、関心のあるパーセンタイルに比較的良好なレベルの精度を提供するのに十分大きく設定される。これは、10−5パーセンタイルに至る情報が要求されることがあるURLLCのユースケースに関して特に意味がある。さらに、記録ウィンドウ長は、例えばコヒーレンス、可変性、定常性など、チャネル特性に従って調整することができる。このオプションの1つの課題は、低いパーセンタイルの信頼できる測定を得るために個別の値が多数必要であり、ソートすることそれ自体がコストのかかる演算であるということである。こうした問題にはツリー構造を使用することで対処されてもよく、個別の値が新たに利用可能になるたびに、それらを、任意の古い値の除去後に挿入できる。古い値へのポインタを保持するためにすべての個別の値へのポインタがリングバッファに維持されてもよい。
多数のサンプルを記憶およびソートすることを要求しない別の例では、「バイアス」IIRフィルタが、各チャネル品質測定y(t)に次のように適用される:
式中、E(t)は、時刻tにおけるチャネル品質の、バイアスされた期待値であり、fupおよびfdownは、eNBによって設定される(つまり前に提示されたRRC設定メッセージに含まれる)。比率fup/fdownは、フィルタのバイアスを決定する:fup=fdownは、平均値の推定を目指す典型的なIIRフィルタに対応し、どちらかといえば高い或るパーセンタイル(例として対称分布および単峰分布の50パーセンタイル)のヒューリスティックマッチングを行うのに対し、fup<fdownにセットすると、分布のより低いパーセンタイルへと推定にバイアスをかける。
図8は、URLLCのための拡張されたチャネル品質指標(CQI)測定手順の論理フロー図である。この図面は、例示的実施形態に従った、単数または複数の例示的方法の動作、コンピュータ可読メモリ上に具現化されたコンピュータプログラム命令の実行の結果、ハードウェアにおいて実装された論理により実行される機能、および/または機能を実行する相互接続された手段をさらに示す。例えばフィードバックモジュール140−1および/または140−2は、図8のブロックのうちの複数のブロックを含んでもよく、その場合、含まれる各ブロックは、ブロック内の機能を実行する相互接続された手段である。図8のブロックは、例えば少なくとも部分的にフィードバックモジュール140−1および/または140−2の制御下で、UE110によって実行されると想定される。
図8を参照する。例示の実施形態において、ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、ブロック800により示されるように、ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションのいずれかを備える、実行することと、ブロック802により示されるように、チャネル品質測定に基づいて、セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定することと、ブロック804により示されるように、推定されたMCS値の指示を、ユーザ機器からワイヤレスネットワークの基地局に送信することと、を含む方法が提供される。
本方法は、ユーザ機器によって、チャネル品質測定に基づくチャネル品質分布を生成することを含んでもよい。
少なくとも1つの処理値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含んでもよく、MCS値を推定することは、BLEP値をチャネル品質分布と比較することによりアウテージ値を判断することと、ルックアップテーブルを使用して、アウテージ値をMCS値にマッピングすることとを含んでもよい。
少なくとも1つの処理値は、ポジションの指示を含んでもよく、MCS値を推定することは、チャネル品質測定の順位を判断することと、測定ポジションインデックスに対応するチャネル品質測定に対するMCS値を推定することとを含む。
チャネル品質測定は、最低チャネル品質から最高チャネル品質の順に並べられる。
設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含んでもよい。
セットは、2つ以上の処理値を含んでもよく、送信することは、2つ以上の処理値それぞれに対する推定されたMCS値の指示を送信することを含んでもよい。
設定は、無線リソース制御(RRC)設定であってもよく、測定を実行することは、RRC設定に基づいて、周期的なチャネル品質測定を実行することと、RRC設定に基づいて、非周期的なチャネル品質測定を実行することとのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
チャネル品質測定は、信号対干渉雑音比(SINR)測定であってもよい。
別の例示の実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一時的メモリとを含んでもよく、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとともに装置に少なくとも、ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、実行することと、チャネル品質測定に基づいて、セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定することと、推定されたMCS値の指示を、ユーザ機器からワイヤレスネットワークの基地局に送信することと、を実行させるように構成される。
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に少なくとも、ユーザ機器によってチャネル品質測定に基づくチャネル品質分布を生成することを実行させるように構成されてもよい。
少なくとも1つの処理値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含んでもよく、MCS値を推定することは、BLEP値をチャネル品質分布と比較することによりアウテージ値を判断することと、ルックアップテーブルを使用して、アウテージ値をMCS値にマッピングすることとを含んでもよい。
少なくとも1つの処理値は、ポジションの指示を含んでもよく、MCS値を推定することは、チャネル品質測定の順位を判断することと、測定ポジションインデックスに対応するチャネル品質測定に対するMCS値を推定することとを含む。
チャネル品質測定は、最低チャネル品質から最高チャネル品質の順に並べられる。
設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含んでもよい。
セットは、2つ以上の処理値を含んでもよく、送信することは、2つ以上の処理値それぞれに対する推定されたMCS値の指示を送信することを含んでもよい。
設定は、無線リソース制御(RRC)設定であってもよく、測定を実行することは、RRC設定に基づいて、周期的なチャネル品質測定を実行することと、RRC設定に基づいて、非周期的なチャネル品質測定を実行することとのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
チャネル品質測定は、信号対干渉雑音比(SINR)測定であってもよい。
ユーザ機器は、段落[0069]〜[0077]のいずれか1つによる装置を備えてもよい。
別の例示の実施形態によれば、装置は、ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行する手段であって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、実行する手段と、チャネル品質測定に基づいて、セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定する手段と、推定されたMCS値の指示を、ユーザ機器からワイヤレスネットワークの基地局に送信する手段とを備えてもよい。
図9は、URLLCのための拡張されたチャネル品質指標(CQI)測定手順の論理フロー図である。この図面は、例示的実施形態に従った、単数または複数の例示的方法の動作、コンピュータ可読メモリ上に具現化されたコンピュータプログラム命令の実行の結果、ハードウェアにおいて実装された論理により実行される機能、および/または機能を実行する相互接続された手段をさらに示す。例えばアダプテーションモジュール150−1および/または150−2は、図9のブロックのうちの複数のブロックを含んでもよく、その場合、含まれる各ブロックは、ブロック内の機能を実行する相互接続された手段である。図9のブロックは、例えば少なくとも部分的にアダプテーションモジュール150−1および/または150−2の制御下で、eNB170などの基地局によって実行されると想定される。
図9を参照する。例示の実施形態において、ワイヤレスネットワークの基地局によって、ブロック900により示されるように、変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器によって実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を決定することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションのいずれかを備える、決定することと、ブロック902により示されるように、設定を基地局からユーザ機器に送信することと、ブロック904により示されるように、セット内の各処理値に対する推定されたMCS値の指示をユーザ機器から受信することとを含む方法が提供される。
セットは、1つ以上の平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含んでもよい。
セットは、1つ以上の測定ポジションインデックスを備えてもよい。
設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含んでもよい。
設定は、無線リソース制御(RRC)設定であってもよく、チャネル品質測定が周期的または非周期的のいずれであるかを指示する。
本方法は、ユーザ機器によって指示された推定されたMCS値のうち、下りリンク送信に使用されるものを選択することと、選択されたMCS値に基づいて、ユーザ機器に下りリンク送信を送信することとを含んでもよい。
推定されたMCS値を選択することは、ワイヤレスネットワークのレイテンシ要件に基づいてもよい。
別の例示の実施形態によれば、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一時的メモリとを備えてもよく、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとともに装置に少なくとも、変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定することであって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、決定することと、設定を基地局からユーザ機器に送信することと、セット内の各処理値に対する推定されたMCS値の指示をユーザ機器から受信することと、を実行させるように構成される。
セットは、1つ以上の平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含んでもよい。
セットは、1つ以上の測定ポジションインデックスを備えてもよい。
設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含んでもよい。
設定は、無線リソース制御(RRC)設定であってもよく、チャネル品質測定が周期的または非周期的のいずれであるかを指示する。
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に少なくとも、ユーザ機器によって指示された推定されたMCS値のうち、下りリンク送信に使用されるものを選択することと、選択されたMCS値に基づいて、ユーザ機器に下りリンク送信を送信することとを実行させるように構成されてもよい。
推定されたMCS値を選択することは、ワイヤレスネットワークのレイテンシ要件に基づいてもよい。
基地局は、段落[0088]〜[0094]のいずれか1つによる装置を備えてもよい。
さらに別の実施形態によれば、装置は、変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定する手段であって、設定は、実行されるいくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、決定する手段と、設定を基地局からユーザ機器に送信する手段と、セット内の各処理値に対する推定されたMCS値の指示をユーザ機器から受信する手段とを備えてもよい。
通信システムは、段落[0069]〜[0077]のいずれか1つに従った装置および段落[0088]〜[0094]のいずれか1つに従った装置を含んでもよい。
コンピュータプログラムは、段落[0060]〜[0068]または[0081]〜[0087]のいずれかによる方法を実行するためのプログラムコードを含んでもよい。コンピュータプログラムは、コンピュータとともに使用されるようにコンピュータ可読媒体において具現化されたコンピュータプログラムコードを保持するコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であってもよい。
添付の特許請求の範囲の範囲、解釈、または適用を一切限定することなく、本願明細書において開示された例示の1つ以上の実施形態の技術的効果は、小さなパケットの散発的な送信がeNB側では追跡困難な急速に変化する干渉につながる、URLLCトラフィックのLAの課題に対処することである。同時に、eNBにレポートされる複数のCQIインデックス(それぞれ関連した異なるBLEP制約を有する)は、スペクトル効率の高いリンクアダプテーションの実行を可能にする。個々のURLLCパケットそれぞれのレイテンシおよび信頼性制約に従ってBLEPを柔軟に調整できるからである。本願明細書において開示された例示の1つ以上の実施形態のもう1つの技術的効果は、干渉が急激に変動する困難な環境においてURLLC要件を満たす支援をすることである。本願明細書において開示された例示の1つ以上の実施形態のもう1つの技術的効果は、各BLEP制約につき1つのみのCQI値がレポートされることである。これは、CQIがサブバンドベースでレポートされる一部のLTE CQIレポートの構成と比較して、より低い上りリンクフィードバックオーバーヘッドをもたらす。
本願明細書の実施形態は、ソフトウェア(1つ以上のプロセッサによって実行される)、ハードウェア(例えば特定用途向け集積回路)、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにおいて実装され得る。例示の実施形態において、ソフトウェア(例えばアプリケーション論理、命令セット)は、様々な従来のコンピュータ可読媒体のうちの任意のものにおいて維持される。本文書の文脈では、「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータなどの命令実行システム、装置、もしくはデバイスによって、またはそれに関連して使用される命令を含むこと、記憶すること、伝達すること、伝播させること、または搬送することができる任意の媒体または手段であってもよく、コンピュータの一例が、例えば図1において説明され、示された。コンピュータ可読媒体は、コンピュータなど、命令実行システム、装置、またはデバイスによって、またはそれに関連して使用される命令を含むこと、記憶すること、および/または搬送することができる任意の媒体または手段とされてもよい、コンピュータ可読ストレージ媒体(例えばメモリ125、155、171、またはその他デバイス)を備えてもよい。コンピュータ可読ストレージ媒体は、伝搬信号を備えない。
必要に応じて、本願明細書で説明された種々の機能は、異なる順序で実行されること、および/または互いに同時に実行されることが可能である。さらに、必要に応じて、上記の機能のうちの1つ以上を、任意選択とすることも、または組み合わせることもできる。
本発明の様々な側面が独立クレームに記載されているが、本発明の他の側面は、特許請求の範囲に明示的に記載された組み合わせのみではなく、その他、記載された実施形態および/または従属クレームからの特徴と、独立クレームの特徴との組み合わせを備える。
さらに、本願明細書において、上記の事項は本発明の例示の実施形態について記載しているが、これらの記載は、限定的な意味に捉えられてはならないということを指摘しておく。それどころか、添付の特許請求の範囲において定義される本発明の範囲から逸脱することなく加えることができる。
本明細書および/または図面に含まれることのある以下の略語は、次のとおり定義される:
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project)
BLER ブロック誤り率
BLEP ブロック誤り確率
CC コンポーネントキャリア(Component Carrier)
CDF 累積分布関数(Cumulative distribution function)
CQI チャネル品質指標
eNB(またはeNodeB) エボルブドノードB(例えばLTE基地局)
HARQ ハイブリッド自動再送要求
I/F インターフェース
LA リンクアダプテーション
LTE ロングタームエボリューション
MCS 変調符号化方式
MME モビリティ管理エンティティ
NCE ネットワーク制御要素
N/W ネットワーク
PRB 物理リソースブロック
RRH リモートラジオヘッド
Rx 受信機
SGW サービングゲートウェイ
SINR 信号対干渉雑音比
Tx 送信機
QoS サービス品質(Quality of service)
UE ユーザ機器(例えばワイヤレス、典型的にはモバイルのデバイス)
URLLC 超高信頼性・低レイテンシ通信

Claims (41)

  1. ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、前記ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行することであって、前記設定は、実行される前記いくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、前記少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、前記実行することと、
    前記チャネル品質測定に基づいて、前記セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定することと、
    前記推定されたMCS値の指示を、前記ユーザ機器から前記ワイヤレスネットワークの基地局に送信することと、
    を含む方法。
  2. 前記ユーザ機器によって、前記チャネル品質測定に基づくチャネル品質分布を生成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの処理値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含み、前記MCS値を推定することは、
    前記BLEP値を前記チャネル品質分布と比較することによりアウテージ値を判断することと、
    ルックアップテーブルを使用して、前記アウテージ値を前記MCS値にマッピングすることと、
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの処理値は、ポジションの指示を含み、前記MCS値を推定することは、
    前記チャネル品質測定の順位を判断することと、
    前記測定ポジションインデックスに対応する前記チャネル品質測定に対する前記MCS値を推定することと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記チャネル品質測定は、最低チャネル品質から最高チャネル品質の順に並べられる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記セットは2つ以上の処理値を含み、
    前記送信することは、前記2つ以上の処理値それぞれに対する前記推定されたMCS値の指示を送信することを含む、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記設定は、無線リソース制御(RRC)設定であり、前記測定を実行することは、
    前記RRC設定に基づいて、周期的なチャネル品質測定を実行することと、
    前記RRC設定に基づいて、非周期的なチャネル品質測定を実行することと、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記チャネル品質測定は、信号対干渉雑音比(SINR)測定である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一時的メモリと、
    を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサとともに前記装置に少なくとも、
    ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、前記ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行することであって、前記設定は、実行される前記いくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、前記少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、前記実行することと、
    前記チャネル品質測定に基づいて、前記セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定することと、
    前記推定されたMCS値の指示を、前記ユーザ機器から前記ワイヤレスネットワークの基地局に送信することと、
    を遂行させるように構成される、装置。
  11. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサとともに前記装置に少なくとも、
    前記ユーザ機器によって、前記チャネル品質測定に基づくチャネル品質分布を生成することを遂行させるように構成される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つの処理値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含み、前記MCS値を推定することは、
    前記BLEP値を前記チャネル品質分布と比較することによりアウテージ値を判断することと、
    ルックアップテーブルを使用して、前記アウテージ値を前記MCS値にマッピングすることと、
    を含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つの処理値は、ポジションの指示を含み、前記MCS値を推定することは、
    前記チャネル品質測定の順位を判断することと、
    前記測定ポジションインデックスに対応する前記チャネル品質測定に対する前記MCS値を推定することと、
    を含む、請求項10に記載の装置。
  14. 前記チャネル品質測定は、最低チャネル品質から最高チャネル品質の順に並べられる、請求項13に記載の装置。
  15. 前記設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含む、請求項10〜14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記セットは2つ以上の処理値を含み、
    前記送信することは、前記2つ以上の処理値それぞれに対する前記推定されたMCS値の指示を送信することを含む、
    請求項10〜15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 前記設定は、無線リソース制御(RRC)設定であり、前記測定を実行することは、
    前記RRC設定に基づいて、周期的なチャネル品質測定を実行することと、
    前記RRC設定に基づいて、非周期的なチャネル品質測定を実行することと、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項10〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記チャネル品質測定は、信号対干渉雑音比(SINR)測定である、請求項10に記載の装置。
  19. 請求項10〜18のいずれか1項に記載の装置を備えるユーザ機器。
  20. ワイヤレスネットワークのユーザ機器によって、前記ネットワークにより受信された設定に従っていくつかのチャネル品質測定を実行する手段であって、前記設定は、実行される前記いくつかのチャネル品質測定を示し、少なくとも1つの処理値を含むセットを備え、前記少なくとも1つの値は、平均ブロック誤り確率(BLEP)値または測定ポジションインデックスのいずれかを備える、前記実行する手段と、
    前記チャネル品質測定に基づいて、前記セット内の各処理値に対する変調符号化方式(MCS)値を推定する手段と、
    前記推定されたMCS値の指示を、前記ユーザ機器から前記ワイヤレスネットワークの基地局に送信する手段と、
    を備える装置。
  21. 請求項2〜8のいずれか1項に記載の方法を実行する手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
  22. 変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定することであって、前記設定は、実行される前記いくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、前記決定することと、
    前記設定を前記基地局から前記ユーザ機器に送信することと、
    前記セット内の各処理値に対する推定された前記MCS値の指示を前記ユーザ機器から受信することと、
    を含む方法。
  23. 前記セットは、1つ以上の平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記セットは、1つ以上の測定ポジションインデックスを備える、請求項22〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含む、請求項22〜24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記設定は、無線リソース制御(RRC)設定であり、前記チャネル品質測定が周期的または非周期的のいずれであるかを指示する、請求項22〜25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記ユーザ機器によって指示された前記推定されたMCS値のうち、下りリンク送信に使用されるものを選択することと、
    前記選択されたMCS値に基づいて、前記ユーザ機器に前記下りリンク送信を送信することと、
    をさらに含む、請求項22〜26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記推定されたMCS値を選択することは、前記ワイヤレスネットワークのレイテンシ要件に基づく、請求項27に記載の方法。
  29. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一時的メモリと、
    を備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサとともに前記装置に少なくとも、
    変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定することであって、前記設定は、実行される前記いくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、前記決定することと、
    前記設定を前記基地局から前記ユーザ機器に送信することと、
    前記セット内の各処理値に対する推定された前記MCS値の指示を前記ユーザ機器から受信することと、
    を遂行させるように構成される、装置。
  30. 前記セットは、1つ以上の平均ブロック誤り確率(BLEP)値を含む、請求項29に記載の装置。
  31. 前記セットは、1つ以上の測定ポジションインデックスを備える、請求項29〜30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 前記設定は、時間領域リソースの数および周波数領域区分の指示を含む、請求項29〜31のいずれか1項に記載の装置。
  33. 前記設定は、無線リソース制御(RRC)設定であり、前記チャネル品質測定が周期的または非周期的のいずれであるかを指示する、請求項29〜32のいずれか1項に記載の装置。
  34. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサとともに前記装置に少なくとも、
    前記ユーザ機器によって指示された前記推定されたMCS値のうち、下りリンク送信に使用されるものを選択することと、
    前記選択されたMCS値に基づいて、前記ユーザ機器に前記下りリンク送信を送信することと、
    を遂行させるように構成される、請求項29〜33のいずれか1項に記載の装置。
  35. 前記推定されたMCS値を選択することは、前記ワイヤレスネットワークのレイテンシ要件に基づく、請求項34に記載の装置。
  36. 請求項29〜35のいずれか1項に記載の装置を備える基地局。
  37. 変調符号化方式(MCS)を決定するためにユーザ機器により実行されるいくつかのチャネル品質測定のための設定を、ワイヤレスネットワークの基地局によって決定する手段であって、前記設定は、実行される前記いくつかのチャネル品質測定の指示と、少なくとも1つの処理値を含むセットとを少なくとも備える、前記決定する手段と、
    前記設定を前記基地局から前記ユーザ機器に送信する手段と、
    前記セット内の各処理値に対する推定された前記MCS値の指示を前記ユーザ機器から受信する手段と、
    を備える装置。
  38. 請求項23〜28のいずれか1項に記載の方法を実行する手段をさらに備える、請求項37に記載の装置。
  39. 請求項10〜19のいずれか1項に記載の装置および請求項29〜36のいずれか1項に記載の装置を備える通信システム。
  40. 請求項1〜9または請求項22〜28のいずれかに記載の前記方法を実行するためのプログラムコードを備えるコンピュータプログラム。
  41. 前記コンピュータプログラムは、コンピュータとともに使用されるようにコンピュータ可読媒体において具現化されたコンピュータプログラムコードを保持する前記コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である、請求項40に記載のコンピュータプログラム。
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