JP2020502772A - パイロテクニック短絡回路装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、本体を有するパイロテクニック短絡回路装置(100)に関し、本体は:パイロテクニック開始器(110)に連通している第1室(121)と;2つの導電性部品(131、132)が載った摺動部状の支持体(140)を収容する第2室(122)であって、支持体が筐体(142)を画定し、各導電性部品が変形可能な端部(131b、132b)を有する、第2室と;嵌合された導電性要素(154)を有するピストン(150)とを含み、パイロテクニック開始器は、導電性要素が端部から係合を解かれる第1の位置から、導電性要素が筐体に挿入されて各変形可能な端部に接触する第2の位置まで、ピストンを通過させるように構成され、変形可能な端部は、第2の位置において、変形されて筐体の定位置で導電性要素をブロックする役目をする保持力をはたらかせる。

Description

本発明は、電気回路を閉じる装置、すなわち「短絡回路装置」の一般分野に関する。本発明は、より詳細には、例えば、パイロテクニック開始器にある起爆剤に点火することによってトリガされることに適しているパイロテクニック短絡回路装置に関する。
知られているように、電気的設備の故障の場合、短絡回路装置は、短絡回路装置によって直ちに電気をそらすように、保護するべき装置または電気回路の一部を短絡させるために使用される。電池または蓄電池のような独立した電源を使用するたいていのオンボードの設備が、安全にされるために、一定の条件下で迅速に放電することを必要とするとき、本願が、そのような設備に適用される。例えば、このような装置は、事故の場合、電気的設備のいくつかの部分から電気エネルギーを散逸するように車において使用される。
知られているパイロテクニック短絡回路装置は、一般的に、トリガされると、導体要素によって2つの導電性部品を共に電気的に接続する役目をするパイロテクニック開始器を含む。それにもかかわらず、それらの装置は欠点を示す。一般的に、それらは、接触圧力および接触面積が、導体要素と高い電力で安全に使用することに十分である導電性部品との間に確立されることが可能ではない。さらに、トリガの速度および激しさのため、そのような装置において、導体要素は導電性部品上でバウンスする。このようなバウンスは、その後、電気アークを発生させ、回路を遮断する可能性があり、それによって装置、および装置が接続される回路の、信頼性、安全性、および寿命を低減する。
したがって、上述した欠点を示さないパイロテクニック短絡回路装置が必要とされている。
本発明の主要な目的は、パイロテクニック短絡回路装置を提案することによって、上述の欠点を軽減することであり、本パイロテクニック短絡回路は、本体を含み、本体は:
− パイロテクニック開始器の出口に連通している加圧第1室と、
− 互いに別個である2つの導電性部品が載った支持体を収容する第2室であって、支持体が2つの導電性部品間で第2室内に開口する筐体を画定し、各導電性部品が、第2室に、筐体に位置合わせされて延在する変形可能な端部を有し、支持体が本体の外壁における開口部に係合された摺動構造を有する、第2室と、
− 第1および第2室を分離するピストンであって、ピストンに嵌合され、導電性部品の変形可能な端部と接触するように構成された導電性要素を有する、ピストンとを有し、
パイロテクニック開始器は、導電性要素が端部から係合を解かれる第1の位置から、導電性要素が筐体に挿入されて各変形可能な端部に接触する第2の位置まで、ピストンを通過させるように構成され、変形可能な端部は、第2の位置において、変形されて筐体の定位置で導電性要素をブロックする役目をする保持力をはたらかせる。
第1の位置は、電気が短絡回路装置を通過できない位置であってもよい。実施形態において、短絡回路装置は第2室に2つの導電性部品のみを有してもよい。
本発明の短絡回路装置は、導電性部品が、第2の位置に導電性要素を保持するために導電性要素に保持力をはたらかせることに適している変形可能な端部を有するという点においてすぐれている。具体的には、端部の変形の結果として、導電性要素を保持し、ブロックすることが可能である。「ブロックする」という用語は、導電性要素が、もはや動けない、特に、第1の位置に、もはや戻ることができないことを意味するために使用される。端部は、「変形可能」であると言われ、ピストンおよび/または導電性要素がパイロテクニック開始器がトリガされる結果として接触するときに、弾性的または可塑的に変形することに適していることを意味している。端部が弾性的に変形するとき、はたらく保持力は、変形可能な端部の弾性に起因してよい。さらに、保持力は、筐体およびピストンの寸法に起因し、筐体において力で導電性要素を「押し込む(wedge)」ことに役立ってもよい。
この有利なプロビジョニングは、導電性部品上の導電性要素のあらゆるバウンスを防ぐことに役立ち、トリガ後に電気アークが形成され回路が遮断される危険性をかなり低減する。変形可能な端部の変形も、ピストンが第1の位置から第2の位置まで移動するとき、衝撃を減衰する役目をする。本発明の短絡回路装置はまた、ピストン上にある導電性要素と導電性部品の端部との間の接触圧力および接触面積を増加させることを可能にし、それによって、その使用は、当該の電力が高い分野にまで拡張することができる。
導電性要素がピストンに嵌合されるという事実によって、本発明の短絡回路装置は設計がより簡易となり、より安価になる。支持体の摺動構造によって、装置が容易に組み立てられることが可能となり、装置において導電性部品の保持が改善される。
実施形態において、ピストンは、導電性部品に面し、導電性部品に対して横方向に延在している浮き出し部が突出する面を有してもよく、導電性要素が前記浮き出し部に嵌合している。
実施形態において、浮き出し部は矩形の断面を示してもよい。
実施形態において、導電性要素はU字形の断面を示してもよい。
実施形態において、導電性要素は浮き出し部に全体的に沿って延在してもよい。実施形態において、導電性要素は浮き出し部の少なくとも半分にわたって延在してもよい。
実施形態において、各導電性部品の変形可能な端部は一つ以上の切目を含んでもよい。これらの切目は、有利には、変形可能な端部がより容易に変形する役目をする。
実施形態において、ピストンは、筐体に面している裾部を含んでもよく、前記裾部は、第2の位置にあるときに、筐体の底壁から突出している浮き出し部と協働する。裾部は、それで、第2室のほうに開口し、前記裾部の可撓性を増加させる役目をする切欠きまたはスロットを備えてもよい。浮き出し部と裾部との間の協働は、筐体における導電性要素の保持を改善し、ピストンが第1の位置から第2の位置まで通過するときのガイダンスを提供し、衝撃をより減衰させる役目もする。
実施形態において、筐体の底壁から突出している浮き出し部は、第2室から離れるにつれて増加する幅を有してもよい。この有利なプロビジョニングは、モールステーパーのように浮き出し部に裾部を係合させることに役立ち、それによって、第2の位置における導電性要素の保持をさらに改善し、衝撃減衰をさらに改善させる。
実施形態において、導電性要素は前記裾部のまわりにあってもよい。
実施形態において、導電性要素は、第1の位置にあるときに、第2室に面していてもよい。
短絡回路装置は、第1および第2室、支持体、およびピストンが設けられている本体を含み、本体は、おそらく、電気絶縁材料で作られている。
実施形態において、支持体は電気絶縁材料で作られてもよい。実施形態において、ピストンおよびピストン上の浮き出し部は電気絶縁材料で作られてもよい。
実施形態において、各導電性部品の端部は、第2の位置にあるときに、筐体の内壁と導電性要素との間にクランプ留めされてもよい。
本発明はまた、
− 発電機と、
− 発電機に接続された電気装置と、
− 短絡回路装置の第1導電性部品が電気装置の第1端子に接続され、第2導電性部品が電気回路の接地に接続されている、上述のパイロテクニック短絡回路装置とを含む、保護された電気回路も提供する。このような状況下では、第1導電性部品は第2導電性部品と異なる。
本発明はまた、このような保護された電気回路を含む電気設備も提供する。このような設備は自動車に設けられてもよい。
本発明の他の特徴および利点は、制限されない特徴を有する実施形態を示す添付図面を参照した以下の説明から明白である。
本発明の第1の実施形態における短絡回路装置の分解図である。 本発明の第1の実施形態における短絡回路装置の分解図である。 トリガ前の図1Aおよび図1Bの短絡回路装置の断面図である。 トリガ時の図1Aおよび図1Bの短絡回路装置の断面図である。 トリガ後の図1Aおよび図1Bの短絡回路装置の断面図である。 トリガ前の、本発明の第2の実施形態における短絡回路装置の図である。 トリガ後の、本発明の第2の実施形態における短絡回路装置の図である。 本発明の第3の実施形態における短絡回路装置の断面図である。 本発明の第4の実施形態における短絡回路装置の断面図である。 本発明の短絡回路装置を使用することによって保護された電気回路を含む電気設備の例の図である。 本発明の別の実施形態における短絡回路装置の図である。 本発明の別の実施形態における短絡回路装置の図である。 本発明の別の実施形態における短絡回路装置の図である。 本発明の別の実施形態における短絡回路装置の図である。
本発明の第1の実施形態における短絡回路装置100は図1Aから図2Cを参照して説明する。短絡回路装置100は、2つの導電体112を有する点火装置111を有するパイロテクニック開始器110を含む。パイロテクニック開始器110は起爆剤113も含む。起爆剤113は1つまたは複数の一体成形のブロック114の形状であってもよい。パイロテクニック開始器110は、短絡回路装置100と電気回路10との間の電気的および機械的インターフェースを提供する保持プラグ(または「保持器」)115も含む(図6参照)。変形例において、起爆剤113は粒子状であってもよい。特定の用途に使用する起爆剤の性質および寸法を選択することは当業者の一般的な知識の一部を形成する。
短絡回路装置100は、その中に第1および第2室121および122が設けられる本体120を含む(図2A)。例えば、本体120は熱可塑性または熱硬化性材料で作られていてもよく、電気絶縁性であってもよい。パイロテクニック開始器110は、本体120の内壁123に対して担持される弾性的に変形可能な材料で作られている封止ガスケット116を有する。図示された例において、点火装置111は本体120に収容されている。本体120は、2つの貫通チャネル(through channels)124も備え、導電体112のそれぞれが別個のチャネル124に延在する。第1室121は加圧室を構成し、パイロテクニック開始器110の出口Sに連通している。パイロテクニック開始器110は、作動されると第1室121を加圧するように構成されている。図示された例において、起爆剤113は第1室121にある。しかし、起爆剤113が第1室121の外側にあったとしても、第1室がパイロテクニック開始器110の出口Sと連通したままであるならば、本発明の範囲を越えることはない。
本体120は、パイロテクニック開始器110がトリガされると電気的に共に接続される、2つの導電性部品131および132も収容する。図示された例において、導電性部品131および132は平らな舌状であってもよい。最初に(すなわち、短絡回路装置がトリガされる前)、2つの導電性部品131および132は互いから分離されている。短絡回路装置100の状態がどのようなものであれ、導電性部品131および132は、ゼロではない距離で(以下に述べる軸Xに対して)横方向に互いから離隔されている。各導電性部品131および132は短絡回路装置100の各側から延在し、それらは、短絡回路装置100の外側に位置している、それらの端部131aおよび132aを介して、電気回路10に接続される(図6)ためである。導電性部品131および132のそれぞれは、第2室122の内側にある変形可能な端部131b、132bを備える。本例において、導電性端部131bおよび132bは円弧の形状であり、円の中心は軸X上で第2室122の内側に位置している。図示された例において、変形可能な端部131bおよび132bには、軸Xに対して径方向に延在し、前記端部がより容易に変形されることを可能にする切目131cおよび132cが設けられている。しかし、切目131cおよび132cが径方向ではなくても、本発明の範囲を越えない。
導電性部品131および132は支持体140上にある。本例において、支持体140は電気絶縁材料で作られる。例えば、支持体140は熱可塑性または熱硬化性材料で作られてもよい。図示された例において、支持体140は、外側から本体120の側壁126における開口部125に係合する摺動体またはカセット構造である。図示された例において、支持体140は第2室122にある。支持体140は導電性部品131および132を受容し保持するガイド141を画定する。ガイド141は、ガイド141の定位置で導電性部品をブロックするために、導電性部品131および132のそれぞれの両側にある舌状部131dおよび132dと協働する切込み141aも有する。支持体140は、導電性部品131と132との間に位置する空間Eにおいて前記支持体の内側に配置された筐体142も有する。図1Aから2Cに示されている例において、筐体142は、第2室122内に開口し、一定である半径Rを示すブラインドの円形筐体状である。導電性部品131および132の端部131bおよび132bは筐体142に面している。
本例において、浮き出し部143は筐体142の底壁144から突出する。本例における浮き出し部143は、筐体142の深さP全体にわたって底壁144から延在している。浮き出し部143は、軸X上で中心を合わせた円形ボタンまたは固体ディスク状である。図示された本例において、筐体142の底壁144から遠隔である、その端部で、浮き出し部143は、その基部の浮き出し部143による半径R2未満である第1の半径R1を示す。半径R1およびR2は、このように両方とも、筐体において溝145を形成する浮き出し部143のまわりに環状空間を残すように、厳密に半径R未満であり、端部131bおよび132bは、浮き出し部143の上を延在することなく、この環状空間の上を延在している。
支持体140には、第2室122と反対側の面146上にガイドレール147も設けられている。ガイドレール147は、本体120、特に開口部125に設けられている1つまたは複数のスロット128と協働することによって本体120内への支持体140の挿入がガイドされることを可能とする。最後に、ブロックする浮き出し部148が、レール147上にあり、一旦本体120に挿入されると、定位置で支持体140をブロックする役目をする。
短絡回路装置100は、本例において、電気絶縁材料、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEKGF40)またはポリフェニレンスルフィド(PPS)またはポリアミド(PA)から作られるピストン150も有する。以下に説明される変形例において(図3Aおよび図3B)、ピストンは電導性材料で作られてもよい。ピストン150は、第2室122から封止された様体で第1室121を分離する。ピストン150は第1室121と第2室122との間に位置する。ピストン150は、第1および第2室121および122の組み合わせに対応する空洞に移動するように構成されている。ピストン150は本体の内側で側壁127に対して担持される弾性的に変形可能な材料で作られた封止ガスケット151を有する。側壁127は第1および第2室121および122を囲む。本体120の内側の側壁127は第1および第2室121および122がある内側体積を画定する。図示された例において、ピストン150は、ピストン150が短絡回路装置100の内側に移動する際に沿う軸にも対応する、軸X上で中心が合された円筒形を示し、ピストン150には、第1室121のほうに延在する第1裾部152が設けられている。ピストン150のこの設計は小型形状の短絡回路装置100を得るために役立つ。
図示された例において、ピストン150は第2室122のほうに延在する第2の裾部153も有する。本例において、第2の裾部153には、筐体142のほうに向かい、第2室122内に開口する複数のスロットまたは切込み153aが設けられている。これらの切込み153aは裾部153にある程度の可撓性を与え、それが、より容易に変形することを可能にする。本例において、裾部153は、浮き出し部143の半径R1とR2との間に位置する内側半径R3を示す。結果として、裾部153は、筐体142における浮き出し部143と協働することに適しており、モールステーパーのように前記浮き出し部143に係合することができる。本例において、裾部153は、第2の裾部153と本体120の内壁127との間に環状空間を残すように、厳密にピストン150の半径R5未満である外側半径R4も示す。
ピストン150には、ピストン150に締結してもよい導電性要素154も設けられている。例えば、導電性要素154は銅で作られてもよい。図示された例において、導電性要素154は軸X上で中心が合わせられた座金状である。図2Aに示される構成において(すなわち、短絡回路装置100がトリガされる前)、導電性要素154は、第2の裾部153と本体の内壁127との間で一方向に、および導電性部品131および132の端部131b、132bと第2室122に面するピストン150の面155との間で別の方向に収容される。パイロテクニック開始器110がトリガされると、導電性要素154の機能は導電性部品131および132を電気的に共に接続することである。
図示されない実施形態において、第2の裾部153は一定である外側半径R4である必要がなく、例えば、第2室122の側方に位置している最も小さな外側半径を有する円錐形状であってもよい。導電性要素154は、例えば、分割された座金状であるように、分割されることもできる。結果として、短絡回路装置100の組立時、導電性要素154は円周方向に変形することによって裾部153に係合してもよい。このプロビジョニングは、短絡回路装置100がトリガされた後、導電性要素154と導電性部品131および132の端部との間の接触圧力をさらに増加させる役目をする。
次に、図1Aから2Cに示される短絡回路装置100の様々な要素を共に組み立てる例を説明する。
最初に、パイロテクニック開始器は、本体120の底部129を通して起爆剤113を挿入して、底部129から遠隔である本体120の端部に保持プラグ115を挿入することによって、本体120に嵌合される。その後、ピストン150は、本体120の底部129を通して、力によって挿入される。ピストン150は、例えば、本体120の内壁127上にある浮き出し部と協働する軸方向切込み状である位置決め浮き出し部156を備える。この協働は、ピストン150が回転することを防ぐことに役立ち、したがって、第1室121がパイロテクニック開始器110によって加圧される場合に、ピストンが軸Xを中心として回転することを回避する。ピストン150は、短絡回路装置100の格納時および移送時に、第1の位置でピストンをブロックするように本体の内壁127上にあるビード127aと協働する目的で、その第1の裾部152に円周方向の切込み157も有する。なお、切込み157およびビード127aは、パイロテクニック開始器110がトリガされた後にピストン150が解放されることができるような大きさとされる。導電性部品131および132が設けられた支持体140は次に、走行軸Xに対して横方向に本体120の側壁126における開口部125を通して挿入される。結果として、短絡回路装置100は、例えば、前記回路に導電性部品131および132の端部131aおよび132aをはんだづけすることによって、電気回路10に接続される準備がなされる(図6)。
図2Aから図2Cを参照して、次に、本発明の短絡回路装置100の上述した第1の実施形態がどのように動作するかを説明する。
図2Aにおいて、短絡回路装置100は、まだトリガされておらず、第1の構成にあり、例えば、格納されている。この構成において、ピストン150は第1のまたは「高い」位置にある。導電性部品131および132は、それらから次には分離されている導電性要素154によっては共に電気的に接続されておらず、電気は導電性部品131と132との間に流れることができない。その後、パイロテクニック開始器110は、例えば、導電体112が接続されている電気回路の制御装置C(図6)によって出される電気パルスに応じて、活性化またはトリガされる。パイロテクニック開始器110をトリガさせることの効果は、短絡回路装置100を、ピストン152が第2のまたは「低い」位置である第2の構成に変化させることである。
より正確には、パイロテクニック開始器110を作動することは、1つまたは複数の起爆剤113を、第1室121を加圧する燃焼ガスを生成するように燃焼させる役目をする(図2Bおよび図2Cの実線矢印)。このように第1室121を加圧することによって、ピストン150を導電性部品131および132のほうに移動させる。図示された例において、ピストン150は、短絡回路装置100が第1の構成(図2A)から第2の構成(図2C)に移行するときに、変形することなく移動するように構成されている。ピストン150は、第1の構成から第2の構成に移行すると、軸Xに沿って導電性部品131および132のほうに並進するように駆動される。特に、位置決め浮き出し部159が存在するので、第1の位置から第2の位置まで通過する際のピストン150の移動には、軸Xを中心として構成要素が回転することは含まれていない。
図2Bにおいて、ピストン150がもはや第1の位置にないが、まだ第2の位置でもない中間位置がみられる。なお、ピストン150は、第1室121において増加する圧力の影響下で降下し始めていることがわかる。ピストン150によって担持された導電性要素154は、導電性部品131および132の変形可能な端部131bおよび132bに接触し、それらを変形し始める。本例において、端部131bおよび132bの変形は、筐体142の底壁144のほうに、それらが折りたたまれることからなる。端部131bおよび132bにおける切目131cおよび132cは、このような変形を容易にする役目をする。同時に、導電性要素154と導電性部品131および132との間に電気的接触が確立されるので、電流Iがそれらの間に流れることができる。また、同時に、ピストン150の第2の裾部153は筐体142にある浮き出し部143に漸進的に接触する。言い換えると、浮き出し部143はピストン150の裾部153に漸進的に受容される。浮き出し部143および第2の裾部153は、このようにピストン150を導き、その移動を減衰する役目をする。
図2Cにおいて、ピストン150はその第2のまたは「最終」の位置に到達している。この位置において、2つの導電性部品131および132間の電気的接触が恒久的に確立されている。各導電性部品131、132と導電性要素154との間の電気的接触は、軸Xによって決められた方向に沿って第2の位置において生じる。変形可能な端部131bおよび132bは、ここで、筐体の底壁144のほうに、導電性部品131および132が延在する方向に鉛直に折りたたまれる。ピストン150の第2の裾部153は筐体144の溝145に受容される。端部131bおよび132bは、このように、筐体142の内壁149と導電性要素154との間にクランプ留め、またはしっかりと把持される。この位置において、変形した端部131bおよび132bは、ピストン150(および導電性要素154)上に保持力をはたらかせ、それによって、この第2の位置で、それをブロックする。端部の漸進的変形は、ピストンの運動エネルギーの一部を吸収し、バウンスの危険性を除去する役目をする。さらに、端部131bおよび132bによってはたらかされた力によって、第2の裾部153は、モールステーパーのように浮き出し部143上に係合し、それによって、第2の位置でピストン150をさらにしっかりと、ブロックする。
短絡回路装置100の動作の上述した説明を考慮すれば、筐体142の半径Rはピストン150、より正確にいえば、その第2の裾部153、導電性要素154および変形した端部131bおよび132bを受容するように適合される必要があり、一方でピストン150および導電性要素154は第2の位置に有効に保持されることを可能にすることが理解できる。例えば、筐体142における(底壁144のレベルで測定された)溝145の幅L2(図2C)は、導電性部品131または132の厚さe1と、軸Xに鉛直方向に測定された導電性要素154の幅L1と、および第2の裾部153の厚さe2との合計に対して実質上、等しい、または、ごくわずかに大きくすべきである。同じことが、各端部131b、132bが第2室122内に延在する長さを画定することにもあてはまり、それは、端部131bおよび132bが、一旦、折りたたまれるとその中に収容できるように、筐体142の深さP(図2A)に応じて決定される必要がある。また、各端部131bおよび132bは、明白な理由で、ピストン150の第2の裾部153を越えて第2室122内に延在するべきではないとされる。
図3Aおよび図3Bを参照して、次に、本発明の第2実施形態における短絡回路装置200の説明をする。そうでないと言及されない限り、様々な実施形態間で対応する参照符号は同一の特徴を示す。
上述したように、短絡回路装置200は、トリガされる前の第1の構成において図3Aに示される。短絡回路装置100に対比して、ピストン250は第2の裾部を有しておらず、概して、軸Xに沿って全体的に円筒形状である。本実施形態において、支持体240における筐体242は浮き出し部を有しておらず、平面である底壁244を備える。また、本実施形態において、導電性要素はピストン250と一体に形成されている。言い換えると、ピストン250は全体的に導電性材料から作られ、本例において、導電性要素の機能を果たす。図には明確にみられないとしても、端部231bおよび232bは、それらがより容易に変形するために、短絡回路装置100におけるように切目を含んでもよい。
パイロテクニック開始器がピストン250を第1の位置(図3A)から第2の位置(図3B)まで移行させるためにトリガされると、ピストン250は筐体242に挿入され、それによって、導電性部品231および232の端部231bおよび232bを変形させる(実質上、折りたたむ)効果があり、次に、この第2の位置でピストン250をブロックするように保持力をはたらかせる。端部231bおよび232bは、このように筐体242の内壁249と導電性ピストン250との間にクランプ留め、またはしっかりと保持される。電気が導電性部品231と232との間に流れることを可能にするように、各端部231b、232bと導電性ピストン250との間に電気的接触が確立される。
短絡回路装置200の上述した動作に照らして、筐体242の半径R(図3B)がピストン250および変形した端部231bおよび232bを受容するように適合される一方で、ピストン250が第2の位置に効果的に保持されることを可能にすることが理解できる。例えば、筐体242の半径Rは、ピストンの半径R5と、導電性部品231、232の厚さe1との合計に対して、実質上、等しい、またはわずかに大きい必要がある。同じことが、各端部231b、232bが第2室222内に延在する長さを画定する場合にもあてはまり、その長さは、端部231bおよび232bが、一旦、折りたたまれるとその中に収容できるように、筐体の深さPに応じて決定されなければならない。
なお、上述した実施形態間で異なる特徴は、本発明の範囲内で組み合わせてもよい。
特に、図4は、短絡回路装置100および200の特徴を再現する本発明の第3実施形態における短絡回路装置300を示す。短絡回路装置300の動作は上述した短絡回路装置100および200のそれと同じであり、図において対応する参照符号は同じ特徴を示す。短絡回路装置300は、ピストン350がその第1の位置にある場合が示されている。短絡回路装置100と同様、ピストン350は、筐体342の底壁344から突出している浮き出し部343に係合することができる裾部353を有する。さらに、短絡回路装置300は、短絡回路装置200のピストン250と同様に、導電性要素と一体的に形成されているピストン350を有する。言い換えると、本例において、ピストン350は全体的に導電性である。
図5は、本発明の第4の実施形態の短絡回路装置400を示す。短絡回路装置400の動作は上述した短絡回路装置100、200、および300のそれと同じであり、図において対応する参照符号は同じ特徴を示す。本例において、短絡回路装置400は、ピストン450がその第1の位置にある場合が示されている。短絡回路装置400は、電気絶縁材料で作られているピストン450を有し、本例において、それは第2の裾部を有していない。短絡回路装置300と同じように、本実施形態において、筐体442はその底壁444に浮き出し部を備えていない。ピストン450には、本例では第2室422に面するピストン450の面455に締結された座金状である導電性要素454が嵌合されている。
図6は、本発明のパイロテクニック短絡回路装置100を使用することによって保護される電気回路10を含む例示的設備1を示す図である。回路10は、発電機Gと、発電機Gによって電力供給される電気装置Dと(電気的装置は、ある他の電気回路であってもよい)、本発明のパイロテクニック短絡回路装置100とを含む。パイロテクニック短絡回路装置100の第1導電性部品131は電気装置の第1端子11に接続され、その第2導電性部品132は電気回路の接地に接続される。設備1はさらに、短絡回路装置100を制御し所定のパラメータの変化に応じて短絡回路装置をトリガするように構成された制御装置Cを有してもよい。制御装置Cはパイロテクニック開始器110の導電体112に接続されてもよい。例えば、制御装置Cは、回路における電流が閾値を超えたことを検出した場合、装置Dにおいて温度閾値が超えられた場合、衝撃の場合等において、短絡回路装置をトリガしてもよい。したがって、短絡回路装置100がトリガされると、装置Dを通って以前に流れていた電気は接地に向きを変えられる。
図7Aおよび図7Bは、分解斜視図で示された本発明のさらに別の実施形態の短絡回路装置500を示し、図8Aおよび図8Bはそれぞれ、ピストンが第1の位置にある場合、およびそれが第2の位置にある場合を断面において示す。短絡回路装置500の動作は、上述した短絡回路装置100、200、300、および400のそれと同じであり、図において対応する参照符号は同じ特徴を示す。本実施形態において、導電性部品531および532に面している面555上で、ピストン550は、本例において、横方向T、すなわち導電性部品531および532に対して横方向に(すなわち、本例において、導電性部品が延在する軸Lに対して横する方向において)延在する突出浮き出し部558を有する。浮き出し部558は、概して、長手方向平面において(すなわち、軸Lおよび垂直軸Xを含む)矩形である断面を備える。浮き出し部558は支持体540にある筐体542に面して延在する。本例において、浮き出し部558は、導電性部品531と532との間の空間Eに位置合わせして延在する。支持体540は、本体520の側壁526の開口部525に係合した摺動部の形をしている。図示された例において、長手方向U字形の断面を示す導電性要素554が浮き出し部558上に嵌合し、例えば、浮き出し部558に接着接合されている。例えば、導電性要素554は、導電性板に形状を与えるように折りたたむことによって得られてもよい。本例において、導電性要素554は、横方向Tに沿って測定されたピストン550上の浮き出し部558の全体的な長さにわたって延在する。導電性要素554は、この長さの少なくとも半分にわたって延在できる。このようにピストン550が第1の位置(図8A、電気が短絡回路装置を通って流れることができない)から第2の位置(図8B、電気が短絡回路装置を通って流れることができる)まで移行するとき、浮き出し部558は導電性部品531と532との間の空間Eを占めるように移動し、導電性要素554は、変形可能な端部531bおよび532bを変形させながら導電性部品531および532を電気的に共に接続し、それによって、同様に、第2の位置でピストン550をブロックする効果を有する。第2の位置において、導電性要素554およびピストン550上の浮き出し部558は、このように、導電性部品531および532の変形可能な端部531bと532bとの間に押し込められる。浮き出し部558および導電性要素554の寸法は特に、筐体542および導電性部品531と532との間の空間Eの大きさに応じて適合されるべきである。
本実施形態は、特に導電性要素が嵌合式であるので、作成が簡単で安価であるという利点を提供する。導電性要素の(U字形の)形状は、短絡回路装置を製造する簡単さをさらに増加させる。

Claims (11)

  1. 本体(120;420;520)を含むパイロテクニック短絡回路装置(100;400;500)であって、本体は、
    パイロテクニック開始器(110;410;510)の出口(S)に連通している加圧第1室(121;421;521)と、
    互いに別個である2つの導電性部品(131、132;431、432;531、532)が載った支持体(140;440;540)を収容する第2室(122;422;522)であって、
    支持体(122;422;522)が2つの導電性部品間で第2室内に開口する筐体(142;442;542)を画定し、
    各導電性部品が、第2室に延在し、筐体に位置合わせされた変形可能な端部(131b、132b;431b;432b;531b、532b)を有し、
    支持体が本体の外壁(126;426;526)における開口部(125;425;525)に係合される摺動構造を有する、第2室(122;422;522)と、
    第1および第2室を分離するピストン(150;450;550)であって、ピストンに嵌合され、導電性部品の変形可能な端部と接触するように構成された導電性要素(154;454;554)を有する、ピストン(150;450;550)と
    を有し、
    パイロテクニック開始器は、導電性要素が端部から係合を解かれる第1の位置から、導電性要素が筐体に挿入されて各変形可能な端部に接触する第2の位置まで、ピストンを通過させるように構成され、変形可能な端部は、第2の位置において、変形されて筐体の定位置で導電性要素をブロックする役目をする保持力をはたらかせる、パイロテクニック短絡回路装置。
  2. ピストン(550)が導電性部品(531、532)に面している面(555)を有し、この面から、導電性部品に対して横方向に延在している浮き出し部(558)が突出し、導電性要素(554)は前記浮き出し部上に嵌合している、請求項1に記載の短絡回路装置(500)。
  3. 導電性要素(554)がU字形の断面を示す、請求項2に記載の短絡回路装置(500)。
  4. 各導電性部品の変形可能な端部(131b、132b)が、1つまたは複数の切目(131c、132c)を含む、請求項1に記載の短絡回路装置(100;400)。
  5. ピストン(150)が筐体(142)に面している裾部(153)を含み、前記裾部が、第2の位置にあるときに、筐体の底壁(144)から突出している浮き出し部(143)と協働している、請求項1から4のいずれか一項に記載の短絡回路装置(100)。
  6. 筐体の底壁から突出している浮き出し部(143)が、第2室から離れるにつれて増加する幅(R1、R2)を有する、請求項5に記載の短絡回路装置(100)。
  7. 導電性要素(154)が前記裾部(153)のまわりにある、請求項5または6に記載の短絡回路装置(100)。
  8. 導電性要素(154;454;554)が、第1の位置にあるときに、第2室(122;422;522)に面する、請求項1から7のいずれか一項に記載の短絡回路装置(100;400;500)。
  9. 各導電性部品の端部(131b、132b;431b、432b;531b、532b)が、第2の位置にあるときに、筐体(142;442;542)の内壁(149;449;549)と導電性要素(154;454;554)との間にクランプ留めされる、請求項1から8のいずれか一項に記載の短絡回路装置(100;400;500)。
  10. 保護された電気回路(10)であって、
    発電機(G)と、
    発電機に接続された電気装置(D)と、
    短絡回路装置の第1導電性部品(131;431;531)が装置の第1端子(11)に接続され、第2導電性部品(132;432;532)が電気回路の接地に接続されている、請求項1から9のいずれか一項に記載のパイロテクニック短絡回路装置(100;400;500)とを含む、保護された電気回路(10)。
  11. 請求項10に記載の保護された電気回路(10)を含む、設備(1)。
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