JP2020198193A - フローティングコネクタ、コネクタ、フローティングコネクタアセンブリ - Google Patents

フローティングコネクタ、コネクタ、フローティングコネクタアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】高さ方向の大きさが小さいフローティングコネクタを提供する。【解決手段】プラグコンタクト22の接触部22aを上下方向に挿入させるようにしてプラグハウジング21と上下方向に嵌合して接続される可動側ハウジング32、可動側ハウジング32により整列保持された複数のレセプタクルコンタクト33、可動側ハウジング32を前後および左右に移動可能に支持する固定側ハウジング31、および固定側ハウジング31により整列保持された複数の接続片51から構成され、レセプタクルコンタクト33は、可動側ハウジング32とプラグハウジング21を上下方向に嵌合して接続させるときに、接触部22aと上下に摺動自在に当接接続する被接触部72を一端側に有し、他端側に摺接部74を有し、固定側コンタクトは、摺接部74と上下方向に対向して前後左右に摺動自在に当接接続する被摺接部53を一端側に有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、フローティングコネクタ、コネクタ、フローティングコネクタアセンブリに関する。
フローティングコネクタは、ケーブルと基板とを電気的に接続する際や、基板と基板とを電気的に接続する際において、互いの取付位置にずれが生じやすいような場合に使用される。この種のフローティングコネクタとして、基板上に固定された固定側ハウジングと、固定側ハウジングに対して相対移動可能な可動側ハウジングと、固定側ハウジングと可動側ハウジングとの双方に跨って保持されたコンタクトと、を備えたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
フローティングコネクタは、可動側ハウジングに相手側コネクタを嵌合するものである。可動側ハウジングに相手側コネクタを嵌合する際には、可動側ハウジングに対し相手側コネクタの位置が多少ずれていても、コンタクトが弾性変形することにより可動側ハウジングが移動し、位置ずれを吸収する。このため、互いの取付位置に若干の位置ずれがあっても相互嵌合が可能となる。コンタクトは弾性変形しやすいように折り曲げ形成された折曲部を有するものが一般的である。
特開2018−139229号公報
ところで、今までのフローティングコネクタでは、折曲部は、弾性変形しやすいようにフローティングコネクタの高さ方向に長く形成されている構成が一般的であった。そのためフローティングコネクタ自体の高さ方向の大きさが大きくなるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、高さ方向の大きさが小さいフローティングコネクタと、そのフローティングコネクタに嵌合するコネクタと、そのコネクタとフローティングコネクタとから構成されるフローティングコネクタアセンブリと、を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るフローティングコネクタ(例えば、実施形態におけるレセプタクルコネクタ3)は、一端側に相手側接続部(例えば、実施形態における接触部22a)を有する複数の相手側コンタクト(例えば、実施形態におけるプラグコンタクト22)を、前記相手側接続部を少なくとも上下方向に露出させて相手側ハウジング(例えば、実施形態におけるプラグハウジング21)により整列保持して構成される相手側コネクタ(例えば、実施形態におけるプラグコネクタ2)に対して、上下方向に嵌合接続されるフローティングコネクタであって、前記相手側接続部を上下方向に挿入させるようにして前記相手側ハウジングと上下方向に嵌合して接続される可動側ハウジング(例えば、実施形態における可動側ハウジング32)、前記可動側ハウジングにより整列保持された複数の可動側コンタクト(例えば、実施形態におけるレセプタクルコンタクト33)、前記可動側ハウジングを前後および左右に移動可能に支持する固定側ハウジング(例えば、実施形態における固定側ハウジング31)、および前記固定側ハウジングにより整列
保持された複数の固定側コンタクト(例えば、実施形態における接続片51)から構成され、前記可動側コンタクトは、前記可動側ハウジングと前記相手側ハウジングを上下方向に嵌合して接続させるときに、前記相手側接続部と上下に摺動自在に当接接続する可動側コンタクト第1接続部(例えば、実施形態における被接触部72)を一端側に有し、他端側に可動側コンタクト第2接続部(例えば、実施形態における摺接部74)を有し、前記固定側コンタクトは、前記可動側コンタクト第2接続部と上下方向に対向して前後左右に摺動自在に当接接続する固定側コンタクト第1接続部(例えば、実施形態における被摺接部53)を一端側に有することを特徴とする。
上記構成のフローティングコネクタにおいて、前記相手側接続部が上下に延びる平板状に形成され、前記可動側コンタクト第1接続部が上下に延びる受容空間を有する二股状の受容脚(例えば、実施形態における被接触部72)を有するように形成されており、前記可動側ハウジングに前記相手側ハウジングを上下方向に嵌合して接続させるときに、前記二股状の受容脚の間の前記受容空間内に前記相手側接続部が圧入されて前記相手側接続部と前記可動側コンタクト第1接続部が上下に摺動自在に当接接続されることが好ましい。
上記構成のフローティングコネクタにおいて、前記可動側コンタクト第2接続部および前記固定側コンタクト第1接続部のいずれか一方が前後左右に延びる平板面状の当接面(例えば、実施形態における当接面53a)を有し、前記可動側コンタクト第2接続部および前記固定側コンタクト第1接続部の他方が前記当接面と当接接触するとともに上下に弾性変形可能な当接脚(例えば、実施形態におけるバネ部73、摺接部74)を有し、前記当接脚の弾性変形により前記当接脚と前記当接面との当接状態を維持して、前記可動側コンタクト第2接続部および前記固定側コンタクト第1接続部を、前後左右に摺動自在に当接接続させることが好ましい。
本発明に係るコネクタは、フローティングコネクタと嵌合するコネクタであって、前記フローティングコネクタが上記構成におけるフローティングコネクタであり、前記コネクタが上記構成における相手側コネクタであることを特徴とする。
本発明に係るフローティングコネクタアセンブリは、上記構成におけるフローティングコネクタと、上記構成における相手側コネクタとから構成されることを特徴とする。
上記のように構成された本発明に係るフローティングコネクタによれば、可動側ハウジングが固定側ハウジングに対して相対移動する際には、可動側ハウジングに固定された可動側コンタクトが固定側ハウジングに固定された固定側コンタクトに摺接されて接続された状態を保ちながら相対移動する。従って、可動側ハウジングの固定側ハウジングに対する相対移動を吸収するために、コンタクトを前後方向に弾性変形可能とするべく上下に大きく折り曲げた形状とする必要がなく、コンタクトの上下方向の大きさを小さくすることができ、低背型のフローティングコネクタとすることができる。
また、上記フローティングコネクタにおいて、可動側コンタクト第1接続部が上下に延びる受容空間を有する二股状の受容脚を有し、前記二股状の受容脚の間の前記受容空間内に前記相手側接続部が圧入されて前記相手側接続部と前記可動側コンタクト第1接続部とが当接接続されるので、相手側コンタクトと可動側コンタクトとを安定して接続することができる。
また、上記フローティングコネクタにおいて、可動側コンタクト第2接続部および固定側コンタクト第1接続部のいずれか一方が前後左右に延びる平板面状の当接面を有し、可動側コンタクト第2接続部および固定側コンタクト第1接続部の他方が当接面と当接接触
するとともに上下に弾性変形可能な当接脚を有するので、可動側コンタクト第2接続部と固定側コンタクト第1接続部とが、好適に摺接接続できるとともに、その際にも、当接脚と当接面との当接状態を維持することができる。
本発明の一実施形態に係るレセプタクルコネクタ(フローティングコネクタ)を備えたコネクタアセンブリの斜視図である。 上記コネクタアセンブリのレセプタクルコネクタとプラグコネクタを示す斜視図である。 上記プラグコネクタを示す斜視図である。 上記プラグコネクタを示す底面図である。 上記プラグコネクタを示す側面図である。 上記プラグコネクタのプラグコンタクトを示す斜視図である。 上記レセプタクルコネクタの固定側ハウジングを示す斜視図である。 上記レセプタクルコネクタの可動側ハウジングを示す斜視図である。 上記レセプタクルコネクタを示す上面図である。 図9におけるA−A線断面図である。 上記レセプタクルコネクタを示す正面図である。 上記レセプタクルコネクタを示す背面図である。 上記レセプタクルコネクタを示す底面図である。 上記レセプタクルコネクタを示す側面図である。 上記レセプタクルコネクタの可動側ハウジングを示す正面図である。 上記レセプタクルコネクタの可動側ハウジングを示す底面図である。 上記レセプタクルコネクタの可動側ハウジングを示す背面図である。 上記レセプタクルコネクタの可動側ハウジングを示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明の一実施形態に係るフローティングコネクタ(レセプタクルコネクタ3)を備えたコネクタアセンブリ1を図1に示しており、この図を参照してコネクタアセンブリ1の全体構成について説明する。以下の説明では、便宜上、前後、左右及び上下の方向を図において定義しており、各コネクタの嵌合方向を上下方向、各コネクタの長手方向(幅方向)を左右方向、これら上下方向及び左右方向に直交する方向を前後方向と称して説明する。
コネクタアセンブリ1は、第1基板10上に設けられるプラグコネクタ2と、第2基板11上に設けられるレセプタクルコネクタ3と、から構成されている。両コネクタを各基板の表面に対して直交する方向に嵌合させることにより、第1基板10と第2基板11とを電気的に接続することができる。
まず、プラグコネクタ2(相手側コネクタ)の構成について、図1〜図5を参照して説明する。プラグコネクタ2は、第1基板10上に固定されるプラグハウジング21(相手側ハウジング)と、このプラグハウジング21にプラグハウジング21の左右方向(長手方向)に沿って一列の整列状態で保持される複数のプラグコンタクト22(相手側コンタクト)と、を備えて構成される。
プラグハウジング21は、合成樹脂等の電気絶縁性の材料を用いて成形されており、横長の直方体状に形成されたハウジング本体23と、ハウジング本体23の後面側左右の両端部に設けられた一対の取付部24と、を備えて構成される。ハウジング本体23の底部には、ハウジング本体23の底面から突出するように円筒状の左右一対の位置決め突起25が形成されている。位置決め突起25は、プラグハウジング21を第1基板10上に位
置決めするためのものである。
取付部24は、直方体状であって、ハウジング本体23の左右両端部における後側先端部から後方に突出するように形成されている。取付部24は、ハウジング本体23の上面より上側に突出している。取付部24は、取付部24の下面がハウジング本体23の下面よりも上側となるように形成されている。取付部24は、位置決め凹部26を有している。位置決め凹部26は、取付部24の左右方向内側面に上下方向に沿った溝状に形成され、上下が開放されている。位置決め凹部26は、前後の間隔が、上側が狭く、下側が広いテーパー状に形成されている。位置決め凹部26は、左右の奥行が、上側が小さく、下側が大きいテーパー状に形成されている。
プラグコンタクト22は、金属等の導電性材料から作られ、図6に示すように、平板状で略L字状に形成されている。プラグコンタクト22は、後述するレセプタクルコンタクト33と接触する接触部22a(相手側接続部)と、第1基板10の配線パターンと接続される第1基板接続部22bと、接触部22a及び第1基板接続部22bを繋ぐ中間部22cと、を有している。接触部22aは、L字の長辺の突出端部として形成されている。接触部22aは、平板状に形成され、平板面が左右方向を向くように配設され、左右方向に所定の厚みを有し、上下方向に所定の幅を有する。接触部22aの上下の幅は、プラグコネクタ2をレセプタクルコネクタ3に接続する際に想定される上下方向の取付誤差よりも大きく形成されている。接触部22aは、複数、左右方向に間隔を空けて、プラグハウジング21におけるハウジング本体23の後端面から後方へ突出するように形成されている。接触部22aは、後方と上下方向とがプラグハウジング21から露出している。第1基板接続部22bは、L字の短辺の突出端部として形成され、プラグハウジング21の下面に露出している。
続いて、レセプタクルコネクタ3の構成について、図7〜図18を追加参照して説明する。レセプタクルコネクタ3は、第2基板11上に固定される固定側ハウジング31と、この固定側ハウジング31に対して相対移動可能に取り付けられた可動側ハウジング32と、可動側ハウジング32の左右方向(長手方向)に沿って一定の間隔をあけて整列保持された複数のレセプタクルコンタクト33(可動側コンタクト)と、を備えて構成される。
固定側ハウジング31は、合成樹脂等の電気絶縁性の材料を用いて成形されており、第2基板11と上下に対向する略矩形板状の固定側本体部41と、固定側本体部41の左右の端部に設けられた一対の左右壁42と、を有して形成される。固定側本体部41には、後述する接続片51が設置される台部43と、前方に突出する複数の突出部44と、裏側に突出する左右一対の位置決め突起45と、が形成されている。
台部43は、固定側本体部41の後側に形成され、固定側本体部41の上面から上方に突出する台状に形成されている。台部43の上面は固定側本体部41の上面と平行な平面状に形成され、後述する接続片51の被摺接部53を支持する。台部43は、左右方向に3つ並んで形成され、台部43,43間には、溝部47が形成されている。突出部44は、固定側本体部41の前面から前方に突出する板状に形成され、左右方向に所定の間隔を空けて複数並んでいる。突出部44の上面及び下面は、固定側本体部41の上面及び下面と平行であり連続している。左右方向両外側の突出部44の上面には、外れ防止突起46が形成されている。外れ防止突起46の前面は、前方に行くに従って下方に傾斜する傾斜面となっている。外れ防止突起46の後面は、突出部44の上面と垂直となっている。
位置決め突起45は、固定側ハウジング31を第2基板11上に位置決めするものであり、円筒状に形成され、固定側本体部41と突出部44の境目下面に下側に向けて突出す
るように形成されている。左右壁42は、断面略コ字状に形成され、溝部48を有する。溝部48は、左右壁42の左右内側に前後方向に沿って形成され、左右内側と、前後が、開放されている。
固定側ハウジング31には、複数の接続片51(固定側コンタクト)が左右方向に所定の間隔を空けて並んで整列保持されている。接続片51は、後述する可動側ハウジング32のレセプタクルコンタクト33に対応して配置されている。接続片51は、金属等の導電性材料で形成されている。接続片51は、第2基板11の配線パターンと接続される第2基板接続部52と、後述するレセプタクルコンタクト33の摺接部74が摺接する被摺接部53(固定側コンタクト第1接続部)と、第2基板接続部52及び被摺接部53を接続する段差部54と、を有している。第2基板接続部52は、上下に延在する細長板状に形成され、固定側本体部41を上下に貫通している。被摺接部53は、平板状に形成され、台部43上に板面を当接させて設置され、前後に延在している。被摺接部53は、上面に前後左右に延びる平板面状の当接面53aを有している。段差部54は、一端が第2基板接続部52に接続され、固定側本体部41の上面に沿って配設されるとともに、他端が固定側本体部41の上面から台部43の上面に亘って形成されている。
可動側ハウジング32は、合成樹脂等の電気絶縁性の材料を用いて成形されており、直方体状の本体部61と、本体部61から左右外側方向に突出する挿入部62と、を有する。可動側ハウジング32の挿入部62を含む左右方向の幅は、固定側ハウジング31の左右の溝部48間の間隔よりも、小さく形成されている。可動側ハウジング32の挿入部62を含む左右方向の幅と、固定側ハウジング31の左右の溝部48間の間隔との差は、プラグコネクタ2をレセプタクルコネクタ3に接続する際の左右方向の取付誤差以上となっている。
本体部61の前面には、本体部61の前面と上面と下面が開放された、溝状のプラグコンタクト接続部63(接続部)が左右方向に並んで複数形成されている。プラグコンタクト接続部63は、第2基板11と直交する方向であって可動側ハウジング32の第2基板11側とは反対側方向と、第2基板11と平行な方向の内の少なくとも一つの方向と、が連続して開放されている溝状に形成されている。プラグコンタクト接続部63は、左右と後側の上部がテーパー状に形成されて、上方が広く、下方が狭くなるように形成され、テーパー部64となっている。
また、本体部61には、レセプタクルコンタクト保持部65が形成され、レセプタクルコンタクト33が挿入されて保持されている。レセプタクルコンタクト保持部65は、プラグコンタクト接続部63の各々に1つずつ対応して、左右方向に並んで複数形成されている。レセプタクルコンタクト保持部65は、本体部61の下面に開口したコンタクト収容部65aと、レセプタクルコンタクト33を保持するコンタクト保持部65bと、を有する。コンタクト収容部65aは、本体部61の下面において前後方向に延びる溝状に形成されている。コンタクト収容部65aの前端部が、プラグコンタクト接続部63の後端部と連通している。コンタクト保持部65bは、プラグコンタクト接続部63の左右方向両内面に前後方向に沿って形成された溝状部である。コンタクト保持部65bは、前面が開放されている。コンタクト保持部65bの後端部とコンタクト収容部65aの前端部の上部とは、連通している。本体部61の前側左右両端部には、プラグコネクタ位置決め部66が形成されている。プラグコネクタ位置決め部66は、本体部61の前側左右両端部から左右外側方向に突出した直方体状に形成されている。プラグコネクタ位置決め部66は、上部が左右方向視、半円状に形成されている。プラグコネクタ位置決め部66の頂点は、本体部61の上面より僅かに上方に突出している。
本体部61の下面には、図15〜図18に示すように、下方に突出し、前後方向に延在
する突出部67が形成されている。突出部67は、図10に示すように、前後方向が外れ防止突起46の後方から台部43の前方までの長さに形成されている。突出部67は、各コンタクト収容部65aの左右両側に形成され、左右方向に所定の間隔を空けて複数形成されている。突出部67の高さは、台部43の高さ以上に形成されている。挿入部62は、直方体状に形成されており、本体部61の左右端面下部において前後方向に延在し、左右外側方向に突出している。可動側ハウジング32は、固定側ハウジング31における左右壁42の溝部48に挿入部62を挿入させて固定側ハウジング31上に設置されている。その際には、可動側ハウジング32におけるプラグコンタクト接続部63,63間の下部に、固定側ハウジング31の突出部44が位置する。また、可動側ハウジング32は、固定側ハウジング31に対して前後左右にスライド移動(相対移動)可能である。
レセプタクルコンタクト33は、金属等の導電性材料の薄平板にプレス加工(打ち抜き加工及び曲げ加工)を施して図7等に示す所定形状に形成されている。レセプタクルコンタクト33は、コンタクト保持部65bに圧入保持される圧入部71(可動側コンタクト第1接続部、受容脚)と、圧入部71の前端部から垂下され、上下に延びる一対の被接触部72,72(可動側コンタクト第1接続部、受容脚)と、圧入部71の後端から後ろ方向に延在するバネ部73(当接脚)と、バネ部73の後ろ方向先端部に形成され、被摺接部53に摺接される摺接部74(可動側コンタクト第2接続部、当接脚)と、を有している。
圧入部71は、後側から前方にむけて二股状に形成され、左右に分かれている。圧入部71は、溝状のプラグコンタクト接続部63の左右に形成されたコンタクト保持部65bに前方が開放されるようにして圧入されている。一対の被接触部72,72は、二股状に分かれた左右の圧入部71の前側先端部分からそれぞれ垂下されている。被接触部72,72は、可動側ハウジング32の本体部61前面に垂下されており、可動側ハウジング32外部に露出している。一対の被接触部72,72の間は、プラグコンタクト22の接触部22aが受容される受容空間となっている。被接触部72,72の下側先端部には、左右方向内向きに突出する凸部75,75が形成されている。凸部75の上側は、下方に向かうに従って左右方向内向きに突出する傾斜状に形成されている。左右の凸部75,75は、互いに対向するように形成され、その間隔は、プラグコンタクト22の接触部22aが間に挟まれることが可能な間隔となっている。即ち、左右の凸部75,75の間隔(凸部75,75間の距離)は、通常状態(接触部22aが挿入されていない状態)の際には、接触部22aの厚みより小さくなるように形成されており、接触部22aが挿入されると接触部22aによって押し広げられる。プラグハウジング21を可動側ハウジングに上下方向に嵌合して接続する際には、被接触部72,72の受容空間内にプラグコンタクト22の接触部22aが圧入され、被接触部72,72は、プラグコンタクト22の接触部22aと上下に摺動自在に当接接続する。
バネ部73は、図9に示すように、圧入部71から垂下される第1垂下部73aと、第1垂下部73aの下側先端部から後側上方に向けて延出する中間部73bと、中間部73bの後側先端部から後ろ斜め下方に延出する第2垂下部73cと、を有している。第2垂下部73cの後側先端に摺接部74が形成されている。バネ部73は、摺接部74を接続片51の被摺接部53に上から当接させた際に、摺接部74を被摺接部53に当接させる方向に付勢する。摺接部74は、被摺接部53の当接面53aに当接接触する。このように構成されるレセプタクルコンタクト33は、圧入部71を可動側ハウジング32のコンタクト保持部65bを保持させて、可動側ハウジング32に固定されている。可動側ハウジング32を固定側ハウジング31上に設置した際には、バネ部73の弾性変形(付勢)により、レセプタクルコンタクト33の摺接部74と、被摺接部53の当接面53aと、の当接状態が維持され、摺接部74が被摺接部53に上下方向に対向して前後左右に摺動自在に当接接続する。
このように構成されるレセプタクルコネクタ3とプラグコネクタ2の接続について説明する。先ず、レセプタクルコネクタ3の可動側ハウジング32におけるプラグコンタクト接続部63上方に、プラグコネクタ2のプラグコンタクト22における接触部22aが位置するように、プラグコネクタ2を配置する。そして、プラグコネクタ2を下降させ、レセプタクルコネクタ3に近づけていく。そして、プラグコネクタ2の位置決め凹部26にレセプタクルコネクタ3のプラグコネクタ位置決め部66を挿入する。
この際には、位置決め凹部26が上方が狭くなるテーパー状に形成されているので、プラグコネクタ2に対してのレセプタクルコネクタ3における可動側ハウジング32の前後左右の位置が微調整される。また、この際には、プラグコンタクト22の接触部22aが、レセプタクルコネクタ3の可動側ハウジング32におけるプラグコンタクト接続部63に上方から挿入される。プラグコンタクト接続部63は、上部の左右と後側がテーパー状に形成されているので、プラグコンタクト22が挿入される際に、プラグコネクタ2に対しての可動側ハウジング32の位置の前後左右の微調整が行われる。
プラグコネクタ2に対しての可動側ハウジング32の位置が調整される際には、可動側ハウジング32が固定側ハウジング31に対して、前後左右にスライド移動する。その際には、固定側ハウジング31に固定された接続片51の被摺接部53上をレセプタクルコンタクト33の摺接部74が摺接することにより、レセプタクルコンタクト33と接続片51の電気的接続が保たれ、その結果、レセプタクルコンタクト33と第2基板11の配線パターンとの電気的接続が保たれる。
プラグコンタクト22の接触部22aは、プラグコンタクト接続部63に上下方向に一定以上挿入されると、レセプタクルコンタクト33における被接触部72の凸部75に接触する。この際、凸部75の上側は、傾斜状に形成されているので円滑に接触部22aが凸部75,75間に挿入される。その際に、被接触部72は拡開し、凸部75,75間の間隔が接触部22aにあわせて広がる。プラグコンタクト22は、接触部22aが左右の凸部75,75に挟まれるようにして、レセプタクルコンタクト33と接触し、レセプタクルコンタクト33と電気的に接続される。レセプタクルコンタクト33の左右の凸部75,75は、その間隔がプラグコンタクト22の接触部22aの厚みより小さく形成されているので、接触部22aを凸部75,75間に挿入した際には、凸部75,75がプラグコンタクト22を挟む方向に力が働き、レセプタクルコンタクト33とプラグコンタクト22は好適に接続される。このようにして、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3とが電気的に接続され、第1基板10と第2基板11とが電気的に接続される。
プラグコンタクト22の接触部22aは、レセプタクルコンタクト33における被接触部72の凸部75に左右方向に挟持されるようにしてレセプタクルコンタクト33と接続される。プラグコンタクト22の接触部22aは、上下方向に所定の幅を有する。従って、接触部22aがプラグコンタクト接続部63に対して上下方向に相対移動しても、接触部22aとレセプタクルコンタクト33の接続は保たれる。よって、プラグコネクタ2をレセプタクルコネクタ3に接続する際に、プラグコネクタ2のレセプタクルコネクタ3に対する上下の位置が多少ずれてもプラグコンタクト22とレセプタクルコンタクト33とを接続することができ、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3とを接続することができる。
可動側ハウジング32は、固定側ハウジング31に対して前後左右に相対移動可能である。固定側ハウジング31に設置された接続片51には、前後左右に延びる平板面状の当接面53aが形成され、レセプタクルコンタクト33が前後左右に方向に移動した際もレセプタクルコンタクト33の摺接部74が摺接するようになっているので、可動側ハウジ
ング32が前後左右に移動しても、レセプタクルコンタクト33と当接面53aとの接続は維持される。従って、プラグコネクタ2をレセプタクルコネクタ3と接続する際に、プラグコネクタ2の位置がレセプタクルコネクタ3に対して前後方向あるいは左右方向にずれたとしても、そのずれを吸収することができる。
このように形成されるレセプタクルコネクタ3は、可動側ハウジング32が固定側ハウジング31に対してスライド移動する際には、可動側ハウジング32に固定されたレセプタクルコンタクト33が固定側ハウジング31に固定された接続片51に摺接されて接続された状態を保つので、レセプタクルコンタクト33を前後方向に弾性変形可能とするべく上下に大きく折り曲げた形状とする必要がなく、レセプタクルコンタクト33の上下方向の大きさを小さくすることができ、低背型のレセプタクルコネクタ3とすることができる。
また、このコネクタアセンブリ1は、プラグコンタクト接続部63が、上方だけでなく前方も開放されているので、前後方向に突出したプラグコンタクト22を挿入でき、プラグコネクタ2とレセプタクルコネクタ3を前後方向に並べて接続できる。従って、このコネクタアセンブリ1は、低背型とすることができる。更に、このコネクタアセンブリ1は、プラグコンタクト接続部63が、前方だけでなく上方も開放されているので、レセプタクルコネクタ3の上方から重ねるようにプラグコネクタ2を接続することができるので、前後方向に空きスペースの無い製造現場であっても本発明を適用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
上記実施形態では、両基板(第1基板10、第2基板11)を前後に配置して接続する水平接続式のコネクタアセンブリ1を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、本発明を、両基板を互いに直角に配置して電気接続する垂直接続式のコネクタアセンブリや、両基板を互いに平行に重ね合せるように接続する方式のコネクタアセンブリ等に適用してもよい。
上記実施形態では、プラグコネクタ2あるいは、レセプタクルコネクタ3を基板装着型コネクタとして説明したが、プラグコネクタ2あるいはレセプタクルコネクタ3は、例えば、ケーブル装着型のコネクタ等各種のコネクタとしてもよい。上記実施形態では、プラグコンタクト22は、上下方向と後ろ方向がプラグハウジング21から露出しているが、少なくとも上下方向が露出していればよい。上記実施形態では、固定側ハウジング31の接続片51が前後左右に延びる平板面状の当接面53aを有しているが、レセプタクルコンタクト33に前後左右に延びる平板面状の当接面を形成してもよい。また、その際には、接続片51に、当接面と当接接触する摺接部(当接脚)と、摺接部から後方に延在し、上下に弾性変形可能なバネ部(当接脚)と、を形成するとよい。
1 コネクタアセンブリ
2 プラグコネクタ(相手側コネクタ)
3 レセプタクルコネクタ
21 プラグハウジング(相手側ハウジング)
22 プラグコンタクト(相手側コンタクト)
22a 接触部(相手側接続部)
31 固定側ハウジング
32 可動側ハウジング
33 レセプタクルコンタクト(可動側コンタクト)
51 接続片(固定側コンタクト)
53 被摺接部(固定側コンタクト第1接続部)
53a 当接面
63 プラグコンタクト接続部(接続部)
71 圧入部(可動側コンタクト第1接続部、受容脚)
72 被接触部(可動側コンタクト第1接続部、受容脚)
73 バネ部(当接脚)
74 摺接部(可動側コンタクト第2接続部、当接脚)

Claims (5)

  1. 一端側に相手側接続部を有する複数の相手側コンタクトを、前記相手側接続部を少なくとも上下方向に露出させて相手側ハウジングにより整列保持して構成される相手側コネクタに対して、上下方向に嵌合接続されるフローティングコネクタであって、
    前記相手側接続部を上下方向に挿入させるようにして前記相手側ハウジングと上下方向に嵌合して接続される可動側ハウジング、前記可動側ハウジングにより整列保持された複数の可動側コンタクト、前記可動側ハウジングを前後および左右に移動可能に支持する固定側ハウジング、および前記固定側ハウジングにより整列保持された複数の固定側コンタクトから構成され、
    前記可動側コンタクトは、
    前記可動側ハウジングと前記相手側ハウジングを上下方向に嵌合して接続させるときに、前記相手側接続部と上下に摺動自在に当接接続する可動側コンタクト第1接続部を一端側に有し、
    他端側に可動側コンタクト第2接続部を有し、
    前記固定側コンタクトは、
    前記可動側コンタクト第2接続部と上下方向に対向して前後左右に摺動自在に当接接続する固定側コンタクト第1接続部を一端側に有することを特徴とするフローティングコネクタ。
  2. 前記相手側接続部が上下に延びる平板状に形成され、前記可動側コンタクト第1接続部が上下に延びる受容空間を有する二股状の受容脚を有するように形成されており、
    前記可動側ハウジングに前記相手側ハウジングを上下方向に嵌合して接続させるときに、前記二股状の受容脚の間の前記受容空間内に前記相手側接続部が圧入されて前記相手側接続部と前記可動側コンタクト第1接続部が上下に摺動自在に当接接続されることを特徴とする請求項1に記載のフローティングコネクタ。
  3. 前記可動側コンタクト第2接続部および前記固定側コンタクト第1接続部のいずれか一方が前後左右に延びる平板面状の当接面を有し、前記可動側コンタクト第2接続部および前記固定側コンタクト第1接続部の他方が前記当接面と当接接触するとともに上下に弾性変形可能な当接脚を有し、
    前記当接脚の弾性変形により前記当接脚と前記当接面との当接状態を維持して、前記可動側コンタクト第2接続部および前記固定側コンタクト第1接続部を、前後左右に摺動自在に当接接続させることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のフローティングコネクタ。
  4. フローティングコネクタと嵌合するコネクタであって、
    前記フローティングコネクタが請求項1に記載のフローティングコネクタであり、前記コネクタが請求項1に記載の相手側コネクタであることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項1に記載の前記フローティングコネクタと、請求項1に記載の前記相手側コネクタとから構成されることを特徴とするフローティングコネクタアセンブリ。
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