JP2020187491A - 指示書作成システム、指示書作成方法、及びプログラム - Google Patents

指示書作成システム、指示書作成方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによるまくらぎの寸法入力に関する作業効率の向上が図られるようにする。【解決手段】敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を作成する指示書作成システムについて、まくらぎの敷設に関して基本となる一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力し、出力された一次情報入力フォームに対する操作に応じて一次情報を入力する一次情報処理部と、一次情報処理部により入力された一次情報に基づいて形状の概略が特定されたまくらぎごとについての寸法の詳細を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する二次情報入力フォーム生成部と、生成された二次情報入力フォームを出力し、出力された二次情報入力フォームに対する操作に応じて二次情報を入力する二次情報処理部とを備えて構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、指示書作成システム、指示書作成方法、及びプログラムに関する。
鉄道の線路用のレールの下に敷設されるまくらぎとして、樹脂製のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−193848号公報
まくらぎの敷設作業を行う業者等が樹脂製のまくらぎをメーカに注文するにあたっては、敷設に使用するまくらぎの寸法を、例えば敷設するまくらぎごとに個別に指定する。しかしながら、敷設作業に使用するまくらぎは多数であり、種類も複数となるため、まくらぎの注文のための寸法指定の作業負担が重く、寸法指定のミスなども生じやすかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザによるまくらぎの寸法入力に関する作業効率の向上が図られるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、まくらぎの敷設に関する一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力する、一次情報入力フォーム出力部と、前記一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて各まくらぎの寸法を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する二次情報入力フォーム生成部と、生成された二次情報入力フォームを出力する二次情報入力フォーム出力部と、前記二次情報入力フォームに入力された二次情報に基づいて、敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を生成する指示書生成部とを備える指示書作成システムである。
また、本発明の一態様は、指示書作成システムにおける指示書作成方法であって、まくらぎの敷設に関する一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力する、一次情報入力フォーム出力ステップと、前記一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて各まくらぎの寸法を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する二次情報入力フォーム生成ステップと、生成された二次情報入力フォームを出力する二次情報入力フォーム出力ステップと、前記二次情報入力フォームに入力された二次情報に基づいて、敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を生成する指示書生成ステップとを備える指示書作成方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、まくらぎの敷設に関する一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力する、一次情報入力フォーム出力部、前記一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて各まくらぎの寸法を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する二次情報入力フォーム生成部、生成された二次情報入力フォームを出力する二次情報入力フォーム出力部、前記二次情報入力フォームに入力された二次情報に基づいて、敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を生成する指示書生成部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザによるまくらぎの寸法入力に関する作業効率の向上が図られるようになるという効果が得られる。
本実施形態の指示書作成装置の構成例を示す図である。 本実施形態の指示書作成装置が指示書の作成に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の物件情報入力フォームの一例を示す図である。 本実施形態の諸元情報入力フォームの一例を示す図である。 本実施形態のまくらぎ形状入力フォームの一例を示す図である。 本実施形態の要求寸法図の一例を示す図である。 本実施形態の要求寸法表の一例を示す図である。 本実施形態のリベット配置図の一例を示す図である。 本実施形態のリベット配置図の一例を示す図である。
以下、本実施形態の指示書作成装置について説明する。例えば敷設業者は、或る1つの敷設現場にて鉄道のレールの下に敷設する必要数のまくら木を注文するにあたり、注文対象のまくらぎごとの寸法を指示する指示書を作成し、作成した指示書をメーカに渡す。
本実施形態の指示書作成装置は、操作に応じて指示書を作成する装置であり、例えば敷設業者がユーザとして使用する。本実施形態の指示書作成装置には、例えばパーソナルコンピュータが用いられてよい。
また、本実施形態において、本実施形態の指示書により寸法が指定されるまくらぎが、補強繊維を含むウレタン樹脂発泡成形品によるものである場合を例に挙げる。補強繊維には、例えばガラス繊維(長繊維)が用いられる。ガラス繊維は、軽量であり、機械的強度や耐候性等に優れる。
また、本実施形態において指示書による寸法指定の対象となるまくらぎは、敷設対象の物件が橋りょうである場合を例に挙げる。つまり、本実施形態において指示書による寸法指定の対象となるまくらぎは、橋りょうに施設される橋まくらぎである場合を例に挙げる。
図1は、本実施形態の指示書作成装置100の機能構成例を示している。同図の指示書作成装置100は、データインターフェース部101、ネットワークインターフェース部102、ユーザインターフェース部103、制御部104、及び記憶部105を備える。
データインターフェース部101は、指示書作成装置100へのデータの入力と、指示書作成装置100からのデータの出力とを実行可能な部位を一括して示したものである。一例として、データインターフェース部101には、USB(Universal Serial Bus)によるデータインターフェース機能が含まれてよい。
ネットワークインターフェース部102は、有線や無線によるネットワーク経由の通信を実行する部位を一括して示したものである。
ユーザインターフェース部103は、ユーザインターフェースとしての機能を有する部位を一括して示す。ユーザインターフェース部103には、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置が含まれてよい。また、ユーザインターフェース部103には、例えば表示部、音声出力部等が含まれてよい。
制御部104は、指示書作成装置100における各種制御を実行する。本実施形態の制御部104としての機能は、例えば指示書作成装置100が備えるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。
本実施形態の制御部104は、機能部として、一次情報入力フォーム出力部141、二次情報入力フォーム生成部142、二次情報入力フォーム出力部143、及び指示書生成部144を備える。一次情報入力フォーム出力部141、二次情報入力フォーム生成部142、二次情報入力フォーム出力部143、及び指示書生成部144としての機能は、指示書作成アプリケーション記憶部151に記憶される指示書作成アプリケーションによって提供される。
一次情報入力フォーム出力部141は、まくらぎの敷設に関する一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力する。ここでの出力とは、指示書データとしてのファイルに含まれる一次情報入力フォームのページ(シート)を、ユーザが操作可能なように表示部に表示させることである。ユーザは、出力された一次情報入力フォームに対して一次情報を入力する操作を行うことができる。
二次情報入力フォーム生成部142は、一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて各まくらぎの寸法を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する。二次情報は、入力された一次情報に基づいて形状の概略が特定されたまくらぎについての情報であり、まくらぎの寸法の詳細に関する情報を含む。
二次情報入力フォーム出力部143は、二次情報入力フォーム生成部142により生成された二次情報入力フォームを出力する。ユーザは、出力された二次情報入力フォームに対して二次情報を入力する操作を行うことができる。
指示書生成部144は、二次情報入力フォームに入力された二次情報に基づいて、敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を生成する。
記憶部105は、指示書作成装置100に対応する所定の情報を記憶する。同図の記憶部105は、指示書作成アプリケーション記憶部151と、指示書データ記憶部152とを備える。
指示書作成アプリケーション記憶部151は、指示書作成アプリケーションを記憶する。指示書データ記憶部152は、指示書としてのデータを記憶する。
指示書作成アプリケーション記憶部151が記憶する指示書作成アプリケーションは、指示書の作成機能に対応するアプリケーションプログラムである。指示書データ記憶部152が記憶する指示書データは、指示書としてのデータである。
本実施形態において、指示書データは、指示書作成アプリケーションに対応する形式のファイルである場合を例に挙げる。
本実施形態において、指示書作成アプリケーションと指示書データは、まくらぎのメーカから指示書作成装置100のユーザに対して提供される。メーカは、例えば、指示書作成アプリケーションと指示書データとを記憶させた記憶媒体をユーザに配布することにより、指示書作成アプリケーションと指示書データとを提供することができる。あるいは、メーカは、例えばサーバからのアップロードにより指示書作成アプリケーションと指示書データとを提供するようにしてよい。この場合には、例えば、ユーザがネットワーク経由で指示書作成装置100をサーバにアクセスさせ、指示書作成アプリケーションと指示書データとをダウンロードするようにしてよい。
以下、図2のフローチャートに示される処理手順例に従って、適宜、図3〜図9を参照しながら、指示書作成の手順例について説明する。
図2のフローチャートは、指示書作成装置100が指示書の作成に関連して実行する処理手順例を示している。図3〜図9は、指示書の作成手順に従って表示される指示書作成アプリケーションの画面の一例を示す。
ステップS101:まず、ユーザは、指示書作成装置100に対して指示書作成アプリケーションを起動させるための操作を行う。指示書作成アプリケーションを起動させるための操作が行われたことに応じて、制御部104は、指示書作成アプリケーション記憶部151に記憶される指示書作成アプリケーションを起動させる。起動された指示書作成アプリケーションのもとで、制御部104における一次情報入力フォーム出力部141、二次情報入力フォーム生成部142、二次情報入力フォーム出力部143、及び指示書生成部144の機能が有効となる。
ステップS102:指示書作成アプリケーションが起動されたことに応じて、制御部104は、指示書データ記憶部152に記憶される指示書データとしてのファイルを開く。そのうえで、一次情報入力フォーム出力部141は、開かれたファイルを構成する1のページである物件情報入力フォームの出力を行う。これにより、ユーザインターフェース部103の表示部にて物件情報入力フォームが表示される。このような物件情報入力フォームは、例えば指示書作成アプリケーションのファイルを開いたことで表示される1つのシート(ページ)の形式であってよい。
図3は、ステップS102により出力される物件情報入力フォームの一例を示している。物件情報入力フォームは、一次情報として、主に注文対象のまくらぎの寸法を指示するにあたり前提となる情報が入力される入力フォームである。
同図の物件情報入力フォームには、情報が入力される入力エリアとして、橋りょう名入力エリアAR11、基本寸法入力エリアAR12、作成日入力エリアAR13、納期入力エリアAR14、交換順序入力エリアAR15、ファイル名入力エリアAR16、及び発注者関連情報入力エリアAR17が配置される。また、同図の物件情報入力フォームには、既存選択ボタンBT11、「次へ」ボタンBT12、及び終了ボタンBT13が配置される。
橋りょう名入力エリアAR11は、注文対象のまくらぎが敷設される物件としての橋りょうの名称が入力されるエリアである。
基本寸法入力エリアAR12は、注文対象のまくらぎの基本的な寸法(基本寸法)と基本寸法による区分ごとに必要な本数(注文本数)とが入力されるエリアである。まくらぎのそれぞれには詳細な各部の寸法が指定されるのであるが、物件情報入力フォームでの基本寸法によっては、長さ、幅、厚さの組み合わせによる直方体としての基本的なサイズが指定される。
同図においては、異なる4種類の基本寸法が入力されるとともに、4種類の基本寸法による注文本数(119本、7本、1本、1本)が入力された例が示されている。また、基本寸法入力エリアAR12においては、4種類の基準寸法ごとの注文本数を合算した総注文本数が示される。総注文本数は、ユーザが入力しなくとも、一次情報入力フォーム出力部141が、基本寸法ごとの注文本数を利用して算出し、算出された値を入力するようにされてよい。
作成日入力エリアAR13は、当該指示書を作成した日付(年月日)が入力されるエリアである。
納期入力エリアAR14は、注文対象のまくらぎについてユーザが指定する納期が入力されるエリアである。
交換順序入力エリアAR15は、既設のまくらぎを注文対象のまくらぎに交換していくにあたって、交換していく順序が線路の起点側と終点側のいずれであるのかが入力されるエリアである。
ファイル名入力エリアAR16は、本ファイルのファイル名が入力されるエリアである。
発注者関連情報入力エリアAR17は、発注者に関連する所定の情報として、納入場所所在地、会社名、部署名、担当者名、電話番号、ファクシミリ番号等が入力されるエリアである。
上記のような入力エリアのそれぞれに対する情報の入力は、例えば情報入力対象の入力エリアにキャレットを配置させて文字入力が可能な状態として、文字、数字等を入力するという操作であってよい。
既存選択ボタンBT11は、例えば他の既存の指示書データの内容を呼び出して物件情報入力フォームに入力させる際に操作が行われるボタンである。
「次へ」ボタンBT12は、物件情報入力フォームの次にユーザが情報を入力するページに遷移させるための操作が行われるボタンである。
終了ボタンBT13は、当該物件情報入力フォームが表示された状態から指示書作成アプリケーションを終了させる際に操作が行われるボタンである。
説明を図2に戻す。
ステップS103:ユーザは、ステップS102により出力された物件情報入力フォームにおいて配置される入力エリアのそれぞれに対して情報を入力する操作(入力操作)を行う。制御部104は、入力操作を受け付けることで、入力された情報を取得する。取得された情報は、入力エリアにおいて文字、数字等として表示されるようにして反映される。
ステップS104:ユーザは、物件情報入力フォームにおける入力エリアのそれぞれに情報を入力し終えると、「次へ」ボタンBT12に対する操作を行う。「次へ」ボタンBT12に対する操作が行われたことに応じて、一次情報入力フォーム出力部141は、諸元情報入力フォームを出力させる。
図4は、諸元情報入力フォームの一例を示している。諸元情報入力フォームは、一次情報として、主に注文対象となる複数本のまくらぎに関する包括的な情報(諸元情報)が入力される入力フォームである。
同図の諸元情報入力フォームには、「形態」(軌道の形状:選択肢は直線/左曲線/右曲線)、「基準」(まくらぎの設計、加工の基準点:選択肢は左/右)、「枕木番号」(まくらぎにおけるまくらぎ番号の標示位置)、「社印日付」(社印、加工年月日の標示位置)、「軌間距離」(レールの間隔)、「レール」(レールの種類)、「塗装」(まくらぎの塗装範囲)、「滑り止め」(まくらぎに滑り止めを施す範囲)、「枕木種類」(まくらぎの種類:選択肢は普通1種/普通2種/制振枕木)、「スラック」(標準の軌間距離に対して設けられる隙間の有無)、「カント」(まくらぎ上面に付す角度の有無)、「測定点数」(計画高さの測定点数:選択肢は2点/4点)、「桁段差」(左右の桁の高さの差の有無)、「ギャップ」(パッキン底部の切欠き長さの指定)、「座繰り加工」(フランジ上部のリベット逃がし加工での座繰り加工の有無の指定)、「溝切り加工」(フランジ上部のリベット逃がし加工での溝切り加工の有無の指定)、「段差加工」(フランジ上部のリベット逃がし加工での段差加工の有無の指定)の各入力エリアが配置されている。これらの入力エリアは、例えばプルダウンメニューを表示させ、表示されたプルダウンメニューにおいて提示される選択肢のうちから1つを選択する操作を行うことによって情報入力が行われるようにされている。
また、諸元情報入力フォームには、「計画高さ測定位置」の入力エリアが配置される。「計画高さ測定位置」の入力エリアは、「測定点数」の入力エリアに入力された測定点数が2点と4点とのいずれであるのかに応じて変化する。同図においては、「測定点数」として2点が選択された場合の「計画高さ測定位置」の入力エリアが配置された例が示されている。同図の「計画高さ測定位置」の入力エリアにおいては、アバットに対応するまくらぎと、フランジに対応するまくらぎとのそれぞれについて、左右それぞれの測定点の設定(選択肢は、(レール/フランジ/パッキン)、(外側/内側))が行われる。
また、諸元情報入力フォームには、「フックボルト」の入力エリアが配置される。「フックボルト」の入力エリアは、まくらぎの左右ごとに対応して、フックボルトの「種類」、「穴径」、「位置」を入力するようにされている。
また、諸元情報入力フォームには、「バラスト止め」の入力エリアが配置される。
このように、本実施形態の指示書によっては、まくらぎの他に、フックボルトやバラスト止め等も併せて注文することができる。
また、諸元情報入力フォームには、「次へ」ボタンBT21と「表紙入力へ」ボタンBT22とが配置されている。
「次へ」ボタンBT21は、諸元情報入力フォームの次にユーザが情報を入力するページに遷移させるための操作が行われるボタンである。
「表紙入力へ」ボタンBT22は、物件情報入力フォームに表示を戻す際に操作が行われるボタンである。
説明を図2に戻す。
ステップS105:ユーザは、ステップS104により出力された諸元情報入力フォームにおいて配置される入力エリアのそれぞれに対して情報を入力する操作(入力操作)を行う。制御部104は、入力操作を受け付けることで、入力された情報を取得する。取得された情報は、諸元情報入力フォームの入力エリアにおいて文字、数字等として表示されるようにして反映される。
ステップS106:ユーザは、諸元情報入力フォームにおける入力エリアのそれぞれに情報を入力し終えると、「次へ」ボタンBT21に対する操作を行う。「次へ」ボタンBT21に対する操作が行われたことに応じて、一次情報入力フォーム出力部141は、まくらぎ形状入力フォームを出力させる。
図5は、まくらぎ形状入力フォームの一例を示している。まくらぎ形状入力フォームにおいては、まくらぎ番号の範囲(開始番号、最終番号)が入力されるようになっている。まくらぎ番号は、起点側から終点側にかけて敷設される順に対応してまくらぎに付される番号である。そのうえで、まくらぎ形状入力フォームにおいては、まくらぎ番号の範囲ごとに対応させて、まくらぎ形状の種類(選択肢はアバット、橋まくらぎ、棒状)を、まくらぎの「左」と「右」とのそれぞれに対応させて入力できるようになっている。また、まくらぎ番号の範囲ごとに、まくらぎの基本寸法(全長、幅、厚さ)と本数が対応付けられている。
ユーザは、まくらぎ番号の範囲(開始番号、最終番号)を入力し、入力したまくらぎ番号の範囲ごとに対応させて、まくらぎ形状の種類(左右ごと)、基本寸法、本数を入力する操作を行う。なお、本数については、入力されたまくらぎ番号の範囲に基づいて計算された値が自動で入力されるようにしてよい。
具体的に、同図では、入力内容として、起点から終点にかけて、以下のようなまくらぎ形状の内訳であることが示されている。
つまり、開始番号1から最終番号1による1本のまくらぎは、基本寸法が全長2600mm、幅200mm、厚さ170mmで、左右がアバットの形状であることが示される。
また、次の開始番号2から最終番号120までによる119本のまくらぎは、基本寸法が全長2700mm、幅200mm、厚さ150mmで、左右が橋まくらぎの形状であることが示される。
また、次の開始番号121から最終番号127による7本のまくらぎは、基本寸法が全長2500mm、幅200mm、厚さ150mmで、左右が橋まくらぎの形状であることが示される。
また、最後の開始番号128から最終番号128による1本のまくらぎは、基本寸法が全長2500mm、幅200mm、厚さ160mmで、左右がアバットの形状であることが示される。
このようなまくらぎ形状入力フォームに対して情報を入力することで、まくらぎ番号の順序に従って、まくらぎごとのまくらぎ形状の種別と基本寸法とが規定される。この場合において、まくらぎ番号が連続する複数のまくらぎの形状の種別と基本寸法とが同じであるものについては、グループ化により1行として示されるようになっている。
また、まくらぎ形状入力フォームにおいては、「表紙入力へ」ボタンBT31、「諸元入力へ」ボタンBT32、保存ボタンBT33、寸法表作成ボタンBT34、終了ボタンBT35が配置されている。
「表紙入力へ」ボタンBT31は、入力操作が可能なページを物件情報入力フォームに戻す際に操作されるボタンである。
「諸元入力へ」ボタンBT32は、入力操作が可能なページを諸元情報入力フォームに戻す際に操作されるボタンである。
保存ボタンBT33は、これまでの物件情報入力フォーム、諸元情報入力フォーム、及びまくらぎ形状入力フォームに対して入力された基本情報を保存した状態の指示書データを記憶させる際に操作されるボタンである。
寸法表作成ボタンBT34は、次の段階のまくらぎごとに寸法の詳細に関する情報(二次情報)の入力を行うための二次情報入力フォームの作成を指示書作成装置100に指示する際に操作されるボタンである。
終了ボタンBT35は、当該まくらぎ形状入力フォームが表示された状態から指示書作成アプリケーションを終了させる際に操作が行われるボタンである。
説明を図2に戻す。
ステップS107:ユーザは、ステップS106により出力されたまくらぎ形状入力フォームに対して、例えば図5に例示したようにまくらぎ形状に関する情報を入力する操作を行う。制御部104は、入力された操作を受け付ける。
ステップS108:まくらぎ形状入力フォームに対する情報の入力を終えたユーザは、さらに、まくらぎごとに個別の寸法を入力するために、寸法表作成ボタンBT34を操作する。二次情報入力フォーム生成部142は、寸法表作成ボタンBT34に対する操作を二次情報入力フォーム作成指示として受け付ける。
ステップS109:ステップS108にて二次情報入力フォーム作成指示を受け付けたことに応じて、二次情報入力フォーム生成部142は、二次情報入力フォームを生成する。
二次情報入力フォームの生成にあたり、二次情報入力フォーム生成部142は、物件情報入力フォーム、諸元情報入力フォーム、及びまくらぎ形状入力フォームに入力された一次情報を利用する。以降の説明において、一次情報が入力される入力フォームとして、物件情報入力フォーム、諸元情報入力フォーム、及びまくらぎ形状入力フォームについて特に区別しない場合には、一次情報入力フォームと記載する。
ここで、一次情報入力フォームに入力された一次情報には、二次情報入力フォームの構成を変更(選択)する変更情報と、二次情報入力フォームの内容の変更に関わらず、そのまま引き継がれるようにして二次情報入力フォームに反映される引継情報とがある。
前者の変更情報としては、例えば諸元情報入力フォームに入力された情報のうち、「形態」、「カント」、「測定点」、「座繰り加工」、「溝切り加工」、「段差加工」、「フックボルト」における「種類」等の情報、まくらぎ形状入力フォームに入力された形状の種類の情報等を挙げることができる。
二次情報入力フォーム生成部142は、二次情報入力フォームとして、要求寸法図(一次要求寸法入力フォーム)と要求寸法表(二次要求寸法入力フォーム)とを生成する。
要求寸法図は、まくらぎ形状入力フォームに入力された、まくらぎ番号の範囲ごとに対応するまくらぎのグループごとに対応して所定の寸法を入力する画面である。図5に示したまくらぎ形状入力フォームの入力例の場合、二次情報入力フォーム生成部142は、まくらぎ番号1(開始番号)〜1(最終番号)の範囲による1本のまくらぎのグループと、まくらぎ番号2〜120の範囲による117本のまくらぎのグループと、まくらぎ番号121〜127の範囲による7本のまくらぎのグループと、まくらぎ番号128〜128の範囲による1本のまくらぎのグループごとに対応する4つの要求寸法図を生成する。
二次情報入力フォーム生成部142は、まくらぎ番号の範囲ごとに対応する複数の要求寸法図を、同じページにおいて、例えば上から下にかけてまくらぎ番号の順に従って配置させるように生成する。なお、二次情報入力フォーム生成部142は、まくらぎ番号の範囲ごとに対応する複数の要求寸法図を、それぞれ個別のページとして生成するようにしてもよい。
図6は、1つのまくらぎ番号の範囲に対応する要求寸法図の一例を示している。同図の要求寸法図は、まくらぎ形状入力フォームにおいて、形状の種別として右側がアバット、左側が橋まくらぎであるとして入力され、諸元情報入力フォームにおいて「形態」について「右曲線」が選択された場合に対応して生成されたものである。
要求寸法図においては、基本情報入力エリアAR41、図面エリアAR42、及び寸法入力エリアAR43が配置されている。
基本情報入力エリアAR41は、対応のまくらぎの基本長さ、まくらぎ番号、起点等の基本的な情報が入力されるエリアである。
図面エリアAR42は、対応のまくらぎを起点側の側面方向からみた図面である。図面エリアAR42の図面は、まくらぎ形状入力フォームにおいて入力された形状の種別、諸元情報入力フォームにおいて入力された「形態」等に応じて、異なる内容のものが生成される。具体的に、同図の図面エリアAR42の図面により示されるまくらぎは、「形態」について「右曲線」が選択されていることに応じて、右側から左側にかけて高くなるように傾いている。また、同図の図面エリアAR42の図面により示されるまくらぎは、形状の種別として右側がアバット、左側が橋まくらぎであるとされたことに応じて、左下側はフランジに対応する形状となっており、右下側はパッキンとの組み合わせに対応する形状となっている。
寸法入力エリアAR43は、対応のまくらぎの所定箇所ごとの寸法が入力されるエリアである。寸法入力エリアAR43における寸法の入力項目は、それぞれ、図面エリアAR42の図面内の所定箇所において寸法標示として示されている。図面エリアAR42の図面における寸法標示に対しては、それぞれ寸法入力エリアAR43における対応の入力項目と同じ名称が付されている。これにより、ユーザは、寸法入力エリアAR43に設けられた入力項目ごとに寸法を入力していくにあたり、図面エリアAR42の図面を見て、まくらぎにおけるどの箇所が該当するのかを的確に把握することができる。
また、要求寸法表は、要求寸法図ごとに対応して用意される。1つの要求寸法図は、対応のまくらぎ番号の範囲に属する共通の形状の種別を有するまくらぎごとについての寸法の詳細が入力される入力フォームである。
図7は、要求寸法表の一例である。同図の要求寸法表は、開始番号がまくらぎ番号2からはじまるまくらぎ番号の範囲に属するまくらぎに対応するものを示している。
同図の要求寸法表においては、図面エリアAR51と寸法入力エリアAR52とが配置されている。
図面エリアAR51は、当該要求寸法表に対応する形状種別のまくらぎの図面が示されるエリアである。図面エリアAR51において示される図面は、対応の要求寸法図の図面エリアAR42において示されていたのと同じ図面である。
寸法入力エリアAR52は、まくらぎ番号の昇順にしたがって上から下にかけて1行ずつ入力エリアが配置される。1行の入力エリアが、対応のまくらぎ番号により示される1本のまくらぎについての寸法の入力が行われるエリアとなる。同図においては、入力エリアにおける入力項目として、「基本寸法」、「スラック」、「レール位置」、「計画まくらぎ高」・・・「概略まくらぎ長さ」が示されている。
なお、「基本寸法」の入力項目については、二次情報入力フォーム生成部142が、まくらぎ形状入力フォームにて入力された基本寸法を、自動入力するようにされてもよい。
また、二次情報入力フォーム生成部142は、要求寸法表において「基本寸法」よりも右側については、例えば諸元情報入力フォームにおける「カント」と「測定点数」の選択の組み合わせに対応する入力項目を配置して要求寸法表を生成する。つまり、要求寸法表において「基本寸法」よりも右側の入力項目の内訳は、諸元情報入力フォームにおける「カント」と「測定点数」の選択内容に応じて変更される。
また、要求寸法表においても、寸法入力エリアAR52における入力項目は、図面エリアAR51の図面内の所定箇所において寸法標示として示されている。
また、二次情報入力フォーム生成部142(または二次情報入力フォーム出力部143)は、要求寸法表において、「基本寸法」よりも右側の入力項目に入力された値によるまくらぎ形状が、「基本寸法」に対して矛盾するか否かを判定するようにされている。矛盾していると判定した場合、二次情報入力フォーム生成部142(または二次情報入力フォーム出力部143)は、例えば同図における「基本長さと概略長さに相違があります。」といった標記により、入力に誤りのあることをユーザに報知するメッセージを要求寸法表の所定位置にて表示する。
また、二次情報入力フォーム生成部142は、諸元情報入力フォームにおいて「座繰り加工」と「溝切り加工」との少なくともいずれかについて「有り」と入力(選択)された場合には、二次情報フォームとして、リベット配置図を生成する。
二次情報入力フォーム生成部142は、リベット配置図について、「座繰り加工」について「有り」と入力された場合には、まくらぎごとの座繰り加工箇所についての寸法を入力可能な様式で生成する。
また、二次情報入力フォーム生成部142は、「溝切り加工」について「有り」と入力された場合には、まくらぎごとの溝切り加工箇所についての寸法を入力可能な様式のリベット配置図を生成する。
さらに、二次情報入力フォーム生成部142は、「座繰り加工」と「溝切り加工」との双方について「有り」と入力された場合には、まくらぎごとの座繰り加工箇所と溝切り加工箇所との双方の寸法を入力可能な様式のリベット配置図を生成する。
図8及び図9は、リベット配置図の一例を示している。リベット配置図としては、1のページにおいて、まず図8に示される加工基本情報入力フォームが配置され、続けてその下に、図9に示される加工寸法入力フォームが配置される。
まず、図8に示される加工基本情報入力フォームにおいては、加工基本情報入力エリアAR61と、凡例エリアAR62とが配置される。
加工基本情報入力エリアAR61には、橋りょう名、加工方法、リベットサイズ、加工寸法が入力される。リベットサイズとしては、リベット寸法(外径、高さ)、リベット間隔(座繰り間隔S/H、溝切り間隔M)、リベット中心間隔Lが入力項目とされている。また、加工寸法としては、座繰り(外径、深さ)、溝切り(幅、深さ)が入力項目とされている。
凡例エリアAR62には、加工寸法入力フォームへの入力の仕方の案内が示されている。
また、加工基本情報入力フォームにはデータ読み込みボタンBT61が配置されている。データ読み込みボタンBT61が操作されることにより、二次情報入力フォーム生成部142は、これまでの段階で入力された情報のうちで、リベット配置図に入力可能な情報を自動入力する処理を実行する。
また、図9に示される加工寸法入力フォームは、まくらぎごとに個別に座繰り位置と、溝切り位置とを入力するための入力フォームである。同図においては、8本のまくらぎに対応する入力フォームが示されているが、さらに多くのまくらぎが入力対象である場合には、同図の加工寸法入力フォームの内容が、同じページにおいてさらに下に配列されていく。
加工寸法入力フォームにおいては、寸法の入力対象となる1本のまくらぎごとに対応して、まくらぎ平面図MKが配置されている。そのうえで、まくらぎ平面図MKの上側には、左側溝切り寸法入力エリアARgr−L、左側座繰り寸法入力エリアARhl−Lが配置され、下側には、右側溝切り寸法入力エリアARgr−R、右側座繰り寸法入力エリアARhl−Rが配置される。
ユーザは、例えば凡例エリアAR62における入力の仕方に倣って、左側溝切り寸法入力エリアARgr−L、左側座繰り寸法入力エリアARhl−L、右側溝切り寸法入力エリアARgr−R、右側座繰り寸法入力エリアARhl−Rのそれぞれに入力を行う。これらのエリアへの入力が行われることに応じて、二次情報入力フォーム生成部142は、まくらぎ平面図MKに対して、凡例エリアAR62において示されるように、入力された寸法を反映した位置に、座繰り部HL、溝GRを追加して配置する。これにより、ユーザは、自分が入力した寸法に応じたまくらぎの座繰り穴と溝の位置を的確に確認することができる。
また、図示は省略するが、二次情報入力フォーム生成部142は、諸元情報入力フォームにおける「段差加工」について「有り」が入力されている場合には、段差加工に対応するまくらぎの切り欠きの寸法を入力するための入力フォームも、二次情報入力フォームの1つとして生成する。
また、図示は省略するが、二次情報入力フォーム生成部142は、諸元情報入力フォームにおいて「フックボルト」の入力エリアへの入力が行われていた場合には、フックボルトの注文に対応するフックボルト指示書も、二次情報入力フォームの1つとして生成する。フックボルト指示書は、例えばまくらぎ番号ごとに、まくらぎの左右それぞれに対応するフックボルト(角フックボルト)の角部サイズと角部長さとが入力可能な態様である。
ステップS110:二次情報入力フォーム出力部143は、上記のように生成した二次情報入力フォームを出力する。この際には、例えば最初に出力された際にアクティブとなるページは、要求寸法図であってよい。
ステップS111:ユーザは、ステップS110により出力された二次情報入力フォームのそれぞれに対して情報を入力する操作を行う。制御部104は、入力された操作を受け付ける。
ステップS112:ユーザは、二次情報入力フォームのそれぞれに対する情報の入力を終えると、保存を指示する操作を行う。保存を指示する操作に応じて、指示書生成部144は、これまでに入力された情報が反映された指示書データとしてのファイルを保存するために、指示書データ記憶部152に記憶させる処理を実行する。
敷設業者は、メーカにまくらぎを注文する際に、上記のように保存された指示書データを、注文対象のまくらぎの寸法を指示する指示書としてメーカに渡す。あるいは、敷設業者は、指示書データを印刷し、紙面による指示書をメーカに渡すようにしてもよい。
メーカは、渡された指示書に従ってまくらぎの製作図面を作成し、作成された製作図面を施設業者に渡す。施設業者は渡された製作図面の内容等を確認し、問題が無ければ製作図面について承認したことをメーカに連絡する。メーカは承認の連絡を受けて、製作図面に従ってまくらぎの加工を行い、加工したまくらぎを敷設業者に納入する。
以上説明したように、本実施形態の指示書作成装置100は、まず、物件情報入力フォーム、諸元情報入力フォーム、及びまくらぎ形状入力フォームに対してユーザに入力操作を行ってもらうことにより、まくらぎの敷設に関して基本となる情報(一次情報)を入力する。このように入力された一次情報によって、注文対象のまくらぎの形状の概略(基本寸法、形状の種別等)が特定される。そのうえで、指示書作成装置100は、特定された形状の概略に応じた様式の二次情報入力フォームを生成し、出力するようにされる。
これにより、例えばユーザは、まくらぎの形状の種別の全てに対応する二次情報入力フォームのうちから該当の二次情報入力フォームを探さなくとも、注文対象のまくらぎの形状に適合する様式の二次情報入力フォームに確実に入力操作を行うことができる。つまり、本実施形態のもとでは、例えばユーザが二次情報入力フォームを自分の判断で選択したりする手間が省かれるうえ、誤った二次情報フォームを使用して入力操作を行うようなミスも防がれる。これにより、本実施形態によっては、ユーザによるまくらぎの寸法入力に関する作業効率の向上が図られる。
また、本実施形態においては、二次情報入力フォームにおける要求寸法図や要求寸法表において、入力された一次情報に基づいて特定された概略形状によるまくらぎの図面が配置されるようになっている。これにより、ユーザは、自分が入力した一次情報によるまくらぎの概略形状を視覚的に把握できるので、要求寸法図や要求寸法表への寸法の入力が行いやすくなる。
さらに、座繰り加工や溝切り加工等のまくらぎの加工に関しては、リベット配置図において、寸法を入力することによりまくらぎの図面に対して座繰り部や溝等の加工位置が描画されるようになっている。これにより、ユーザは、自分の入力した寸法に応じて、実際にまくらぎがどのように加工されるのかを的確に把握できる。
なお、本実施形態に対応する指示書の作成は、例えばまくらぎのメーカが運用する指示書作成支援サーバと、敷設業者等のユーザの端末装置とが連携して行われるようにされたシステムとして構成されてよい。
つまり、指示書作成支援サーバは、指示書作成ウェブサイトを提供する。ユーザは、端末装置を指示書作成ウェブサイトにログインさせる。ログインした端末装置は、指示書作成ウェブサイトは、例えば上記実施形態の指示書データと同様の各種入力フォームを有する。ユーザは、端末装置を操作して、入力フォームごとに情報入力を行っていくことで指示書データを作成する。作成された指示書データは、例えば指示書作成支援サーバに記憶されてよい。メーカは、指示書作成支援サーバに記憶された指示書データの内容に従って発注されたまくらぎを用意し、納入することができる。
なお、上述の指示書作成装置100や、指示書作成支援サーバ等の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の指示書作成装置100や、指示書作成サーバ等に応じた処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 指示書作成装置、101 データインターフェース部、102 ネットワークインターフェース部、103 ユーザインターフェース部、104 制御部、105 記憶部、141 一次情報入力フォーム出力部、142 二次情報入力フォーム生成部、143 二次情報入力フォーム出力部、144 指示書生成部、151 指示書作成アプリケーション記憶部、152 指示書データ記憶部

Claims (6)

  1. まくらぎの敷設に関する一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力する、一次情報入力フォーム出力部と、
    前記一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて各まくらぎの寸法を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する二次情報入力フォーム生成部と、
    生成された二次情報入力フォームを出力する二次情報入力フォーム出力部と、
    前記二次情報入力フォームに入力された二次情報に基づいて、敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を生成する指示書生成部と
    を備える指示書作成システム。
  2. 前記二次情報入力フォーム生成部は、
    前記一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて、
    各まくらぎの形状を示す図面を前記二次情報入力フォームに表示する、
    請求項1に記載の指示書作成システム。
  3. 前記図面は、対応の二次情報入力フォームに入力する寸法がまくらぎのいずれの箇所に該当するのかを示す標示を含む、
    請求項2に記載の指示書作成システム。
  4. まくらぎに対する所定の加工に関する寸法の入力情報に基づいて、入力された寸法に対応した加工位置を前記図面に描画する、
    請求項2または3に記載の指示書作成システム。
  5. 指示書作成システムにおける指示書作成方法であって、
    まくらぎの敷設に関する一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力する、一次情報入力フォーム出力ステップと、
    前記一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて各まくらぎの寸法を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する二次情報入力フォーム生成ステップと、
    生成された二次情報入力フォームを出力する二次情報入力フォーム出力ステップと、
    前記二次情報入力フォームに入力された二次情報に基づいて、敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を生成する指示書生成ステップと
    を備える指示書作成方法。
  6. コンピュータを、
    まくらぎの敷設に関する一次情報の入力が行われる一次情報入力フォームを出力する、一次情報入力フォーム出力部、
    前記一次情報入力フォームに入力された一次情報に基づいて各まくらぎの寸法を含む二次情報の入力が行われる二次情報入力フォームを生成する二次情報入力フォーム生成部、
    生成された二次情報入力フォームを出力する二次情報入力フォーム出力部、
    前記二次情報入力フォームに入力された二次情報に基づいて、敷設するまくらぎの寸法を指示する指示書を生成する指示書生成部
    として機能させるためのプログラム。
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