JP2020183630A - 回転式杭 - Google Patents

回転式杭 Download PDF

Info

Publication number
JP2020183630A
JP2020183630A JP2019087157A JP2019087157A JP2020183630A JP 2020183630 A JP2020183630 A JP 2020183630A JP 2019087157 A JP2019087157 A JP 2019087157A JP 2019087157 A JP2019087157 A JP 2019087157A JP 2020183630 A JP2020183630 A JP 2020183630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
soil
spiral ridge
rotary
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019087157A
Other languages
English (en)
Inventor
正行 中島
Masayuki Nakajima
正行 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakajima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Nakajima Kikai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakajima Kikai Co Ltd filed Critical Nakajima Kikai Co Ltd
Priority to JP2019087157A priority Critical patent/JP2020183630A/ja
Publication of JP2020183630A publication Critical patent/JP2020183630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

【課題】杭に引き抜き力が作用したときに杭が逆回転しにくい回転式杭を提供する。【解決手段】棒状の杭本体6の周面部7に螺旋突条9が捩じれ状態で突設されており、杭上端33を打圧することによって回転させて土中に埋入させることのできる回転式杭である。土中に埋入状態にある杭本体6の逆回転を阻止するために、螺旋突条9の傾斜上面10としての螺旋突条傾斜面12に、土に引っ掛かる凸部13からなる凹凸部16が形成されている。凹凸部16は、螺旋突条傾斜面12に、該螺旋突条傾斜面12からの突出高さが異なり且つ土に引っ掛かる凸部13が分散状態に設けられて形成されている。該凸部間には、土が入り込む空隙60が形成されている。前記螺旋突条9の傾斜下面11には、土が入り込む凹部15が分散状態に設けられている。【選択図】図11

Description

本発明は、防草シートや遮光シート、マルチ等の各種のシート材を地面に押さえて止着するためや、テント用ペグ等の、所要の引き抜き抵抗力を発揮する杭として用いられる回転式杭に関するものである。
防草シートや遮光シート、マルチ等の各種のシート材を地面に押さえて止着するためや、テント用ペグ等の、所要の引き抜き抵抗力を発揮する杭として用いられる回転式杭の一例として特許文献1や特許文献2が開示するものが提案されている。
特許文献1に係る回転式杭の一例は、前記シートを地面に押えて止着するシート材押え杭として応用されており、押え板の下面中央部に連結された棒状の杭本体の周面部に、一対の螺旋突条を対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で突設してなるものであり、該螺旋突条の上下の面は平滑面状に形成されていた。そして、該杭本体の下端側の部分は、下端に向けて細くなる先細部とされ、杭上端をハンマーで打圧することにより、杭本体を回転させながら土中に埋入させ得るように構成されていた。最終的には、前記押え板の下面が前記シート材の上面に当接し、これによって、該シート材が地面に止着されることとなった。
又特許文献2に係る回転式杭は、シート状物を押える押え板の下面中央部に支持杭が下方向に突設されると共に、該支持杭の外周面に螺旋突条が該支持杭の軸線回りに設けられ、該螺旋突条の上下の面は平滑面状に形成されていた。そして前記押え板の上面の中央部分にはドライバー係合孔部が設けられており、該ドライバー係合孔部にドライバーの先端係合部を挿入し、ドライバーによって該押え杭を、木ネジのねじ込みの要領で回転させてねじ込み得るように構成されていた。最終的には、前記押え板の下面が前記シート材の表面に当接し、これによって、該シート材3が地面2に止着されることとなった。
しかしながら特許文献1及び特許文献2に係る杭は、何れも螺旋突条の上下の面が平滑面状に形成されていたため、該上下の面とこれに接する土との間の摩擦力が小さく、従って該杭に引き抜き力が作用したときに杭が逆回転して抜けやすい傾向にあった。
特開2018−19号公報 特開2013−13410号公報
本発明は、回転しながら土中に埋入されるように構成された前記回転式杭における従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、杭に引き抜き力が作用したときに杭が逆回転しにくい回転式杭の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。
即ち本発明に係る回転式杭の第1の態様は、棒状の杭本体の周面部に螺旋突条が捩じれ状態で突設されており、回転しながら土中に埋入される回転式杭であって、土中に埋入状態にある前記杭本体の逆回転を阻止するために、前記螺旋突条の傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部及び/又は土が入り込む凹部からなる凹凸部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第2の態様は、前記第1の態様において、前記凹凸部は、前記傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部が分散状態に設けられて形成されたものとなされ、該凸部間に、土が入り込む空隙が形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第3の態様は、前記第1の態様において、前記凹凸部は、前記傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土が入り込む凹部が分散状態に設けられて形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第4の態様は、棒状の杭本体の周面部に螺旋突条が捩じれ状態で突設されており、回転しながら土中に埋入される回転式杭であって、土中に埋入状態にある前記杭本体の逆回転を阻止するために、前記螺旋突条の傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部からなる凹凸部が形成されており、該凹凸部は、前記螺旋突条傾斜面に、該螺旋突条傾斜面からの突出高さが異なる前記凸部が分散状態に設けられて形成されており、該凸部間に、土が入り込む空隙が形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第5の態様は、棒状の杭本体の周面部に螺旋突条が捩じれ状態で突設されており、回転しながら土中に埋入される回転式杭であって、土中に埋入状態にある前記杭本体の逆回転を阻止するために、前記螺旋突条の傾斜上面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部からなる凹凸部が形成されており、該凹凸部は、前記螺旋突条傾斜面に、該螺旋突条傾斜面からの突出高さが異なる前記凸部が分散状態に設けられて形成されており、該凸部間に、土が入り込む空隙が形成されており、前記螺旋突条の傾斜下面は平滑面に形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第6の態様は、前記第4の態様において、前記螺旋突条傾斜面に、前記突出高さが比較的大きい凸部が集合する第1の凸部領域と、前記突出高さが比較的小さい凸部が集合する第2の凸部領域が、前記螺旋突条の上下延長方向で見て交互に設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第7の態様は、前記第1〜第6の何れかの態様において、前記回転式杭が、前記杭本体の杭上端を打圧することによって回転しながら土中に埋入されるように構成されたことを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第8の態様は、前記第1〜第6の何れかの態様において、前記回転式杭が、前記杭本体の杭上端を打圧することによって回転しながら土中に埋入される杭であり、該杭本体の下端側部分に存する前記螺旋突条傾斜面には、突出量が0.1〜0.5mmである凸部が設けられており、或いは、該凸部を設けることに代えて、土が入り込む凹部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第9の態様は、前記第1〜第6の何れかの態様において、前記回転式杭が、前記杭本体の杭上端を打圧することによって回転しながら土中に埋入される杭であって、前記杭本体が金属製であり、該杭本体の周面部に樹脂製の螺旋突条が捩じれ状態で突設されていることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第10の態様は、前記第9の態様において、前記杭本体が異形鉄筋であり、該異形鉄筋の突部が前記樹脂製の螺旋突条に食い込んでいることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭の第11の態様は、前記第1、第2、第4、第5、第6又は第7の態様において、前記螺旋突条傾斜面からの前記凸部の突出量が0.1〜5mmであることを特徴とするものである。
本発明に係る回転式杭は、棒状の杭本体の周面部に螺旋突条が捩じれ状態で突設されており、前記螺旋突条の傾斜上面及び/又は傾斜下面に、土に引っ掛かる凸部及び/又は土が入り込む凹部からなる凹凸部が形成されている。そのため、該凸部が土に引っ掛かることによって発生する摩擦力や、該凹部に入り込んで固まった土と周辺の土との間で発生する摩擦力によって、杭に引き抜き力が作用したときにも杭が逆回転しにくい。従って本発明によるときは、逆回転しにくく抜けにくい回転式杭を提供できることとなる。
本発明に係る杭を示す正面図である。 その使用状態説明図である。 傾斜上面に設けられた凸部の配置状態の一例を説明する部分正面図と部分断面図である。 地面に敷設されたシート材の上面の所要部位に杭下端を当接させて杭を立設させた状態を示す説明図である。 杭上端を打圧することによって突き刺し部がシート材を貫通して孔部を形成し、該突き刺し部が地面に突き刺さった状態を示す説明図である。 その後の打圧により垂直状切刃部のカットが進み、突き刺し部の全体が土中に埋入された状態を示す説明図である。 その後の打圧により垂直状切刃部がシート材を貫通した状態を示す説明図である。 その後の打圧により切り目が最大長さに達した状態を、杭本体が若干回転した状態で示す説明図である。 杭上端を打圧することによって螺旋突条により土中に形成された螺旋溝の下面と傾斜上面との間に隙間が形成された状態を示す部分断面図である。 シート材を押えて止着した状態にある杭を引き抜く作業工程を説明する断面図である。 傾斜上面に凸部が設けられると共に傾斜下面に凹部が設けられてなる回転式杭を示す正面図である。 傾斜上面に設けられた凸部と傾斜下面に設けられた凹部の配置状態の一例を説明する部分正面図と部分断面図である。
図1〜2において本発明に係る回転式杭(以下、単に杭ともいう)1は、地面2に敷設されたシート材3を上端の押え部5で押えて止着するための杭であって、上下に長い棒状の杭本体6の周面部7に螺旋突条9が捩じれ状態で突設されており、回転しながら土中に埋入される杭である。そして、土中に埋入状態にある前記杭本体6の逆回転を阻止するために、前記螺旋突条9の傾斜上面10及び/又は傾斜下面11としての螺旋突条傾斜面12に、土に引っ掛かる凸部13及び/又は土が入り込む凹部15(図12)からなる凹凸部16が形成されている。
該回転式杭1は、本実施例においては、例えば、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂やAES樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂を用いて一体成形されており、前記杭本体6の前記周面部7に、その全長に亘って、一対の前記螺旋突条9,9が対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で一連に突設されてなり、該杭本体6の下端側の部分(図1〜3に付した一点鎖線L1よりも下側の部分)17は、杭下端19に向けて細くなる先細部20とされている。そして該杭本体6の、該先細部20よりも上側の部分(図1に付した一点鎖線L1よりも上側の部分)21においては、螺旋突条9a,9a(前記螺旋突条9,9の一部分)の、前記周面部7からの突出量が等しく設定されると共に、該杭本体6を回転させながら前記杭1を打ち込み可能となし得るように、該螺旋突条9a,9aの該杭本体6の軸線L2と直角をなす平面22に対する捩れ角度θ(図1)が60度に設定されている。
そして前記先細部20においては、図1〜2に示すように、その上端27からその下端28に向かうにつれて、螺旋突条9b,9b(前記螺旋突条9,9の一部分)の前記捩れ角度θが次第に大きくなると共に該螺旋突条9b,9bの突出量が次第に小さくなるように構成され、該螺旋突条9bの下端26においては該突出量が0mmとなるように構成されている。且つ、該先細部20において、その上端27からその下端28に向かうにつれて前記螺旋突条9b,9bの肉厚が次第に薄くなるように構成されている。
又図1〜2に示すように、前記先細部20に設けられている対向状態の螺旋突条9b,9bは切刃部29,29を構成し、該切刃部29,29の下端側部分は、前記捩れ角度θが80〜90度を呈する垂直状切刃部31,31として構成されている。又該垂直状切刃部31,31の長さは、前記シート材3の厚さに等しい長さか、これよりも大なる長さに設定されている。そして本実施例においては、前記切刃部29,29は、その突出方向で見た先端部分が鋭部に構成されている。
前記杭1は、このように、一対の螺旋突条9,9が、前記杭本体6の前記周面部7に対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で突設され、又該螺旋突条9,9は、その全長に亘り、その突出方向で見た先端部分が鋭部に形成されているため、杭上端33をハンマーで打圧すると、前記一対の螺旋突条9,9は、鋭部に構成された該先端部分が土を切りながら、該螺旋突条9,9の稜線の捩れ傾斜に沿って回転しつつ土中に容易に埋入されていく。
以下、前記杭1の構成をより具体的に説明する。前記シート材3は、本実施例においては、厚さが例えば4mm程度である防草シート3aとして構成されており、該杭1は、該防草シート3aを地面2に押えて止着するものである。
そして前記杭本体6は、本実施例においては、径が11mm程度の横断面円形状の棒状に構成されており、図1に示すように、その上端35が、円板状を呈して前記シート材3を押える押え板36としての前記押え部5の下面37に連結されている。本実施例においては下面中央部に連結されている。
該押え板36は、図1に示すように、円板状基板部39上に、これよりも小径の第1の***部40が同心に設けられ、該第1の***部40上に、これよりも小径の第2の***部41が同心に設けられている。該押え板36の径(該円板状基板部39の径)は、前記一対の螺旋突条9,9の対向縁間の最大距離D(図1に示されており、30mm程度)よりも大きく設定され、本実施例においては60mmに設定されている。該第2の***部41の上面42が、ハンマーで打圧される前記杭上端33となる。
そして該押え板36の上面部には、前記杭1を引き抜く際にこれを逆回転させるためのハンドル43を構成する軸体45 (図10)を挿通させるための挿通孔(例えば6mm径)46が設けられている。該挿通孔46は、本実施例においては図10に示すように、前記第1、第2の***部40,41をその直径方向に貫通するように設けられている。
該杭本体6の全長は例えば250mmに設定されると共に、前記先細部20の下端部分は、図1〜2に示すように、下端に向かって細くなる鋭軸部47とされている。
そして、該杭本体6の前記周面部7で突設されている前記一対の螺旋突条9,9の外周は、前記杭本体6の軸線L2と同心の同一円周面上にある。
ここで前記捩れ角度θについて説明する。前記先細部20に設けられて前記切刃部29,29を構成する前記螺旋突条9b、9bの前記捩れ角度θを75〜90度に設定し、前記垂直状切刃部31,31を構成する前記螺旋突条9b1,9b1の前記捩れ角度θを80〜90度に設定し、前記先細部20よりも上側の部分に設けられている前記螺旋突条9a,9aの前記捩れ角度θを60〜80度に設定しているのは、前記杭1の打ち込みによって前記切刃部29が前記シート材3を貫通して切り目を形成でき、その後の打ち込みに伴う杭本体6の回転の際に、該シート材3が該杭本体6に巻き付かないようにするためである。
又、前記先細部20の長さは50mm程度に設定され、該先細部20に設けられている対向状態の前記螺旋突条9,9の捩れ角度θは、本実施例においては、上端27において77度に設定されている。そして前記切刃部29の前記下端側部分は、前記軸線L2と略平行する略垂直状態を呈する前記垂直状切刃部31,31として構成されている。特に本実施例においては、該先細部20における前記螺旋突条9b,9bの下端(前記垂直状切刃部31,31の下端)26,26は、前記先細部20の下端28の上側約15mm程度の部位に位置させてなり、前記先細部20に設けられている対向状態の該螺旋突条9b,9bの下端26,26よりも下側の部分は突き刺し部30とされている。該突き刺し部30の長さは、前記シート材3の厚さ(4mm程度)よりも大なる長さに設定される。本実施例においては、該長さが15mm程度に設定されている。
前記垂直状切刃部31,31は図1〜2に示すように、前記シート材3に切り目を入れるためのものであり、該垂直切状刃部31,31の長さは、地面2に敷設されるシート材3の通常の厚さが5mm以下であることに鑑み、本実施例においては8mmに設定して前記杭1の汎用性を向上させている。該垂直状切刃部31,31の、前記周面部7からの突出量は、図1〜2に示すように、該垂直状切刃部31,31の上端50からその下端51に向けて小さく形成されており、該上端50においては1.5mm程度に設定され、その下端51においては0mmに設定されている。
前記凹凸部16は、本実施例においては図1に示すように、前記螺旋突条傾斜面12の傾斜上面10にのみ設けられており、傾斜下面11には設けられていない。該傾斜下面11は、本実施例においては平滑面状に形成されている。そして該傾斜上面10にあっては、図3(A)に示すように、該凹凸部16は、該傾斜上面10からの突出高さが異なる前記凸部13が分散状態に設けられて形成されており、突出高さが比較的大きい凸部13が集合する第1の凸部領域55と、突出高さが比較的小さい凸部13(比較的小さい凸部13は、前記突出高さが小さい凸部13を含む)が集合する第2の凸部領域56が、前記螺旋突条9の延長方向で見て交互に設けられている。
図1に示されている正面視での回転式杭1にあっては、図3(A)(B)に示すように、前記螺旋突条傾斜面12の幅広である上下方向の中央部分57が、突出高さが比較的大きい凸部13が集合する前記第1の凸部領域55とされており、例えば1mm〜0.8mm程度に設定されている。該中央部分57から上方向又は下方向に向かうにつれて該凸部13の突出高さが徐々に小さくなる。該突出高さを例示すれば、前記第1の凸部領域55にあっては、前記凸部13の突出高さが、1mm、0.9mm、0.8mmと比較的大きく設定されており、又前記第2の凸部領域56にあっては、前記凸部13の突出高さが、0.7mm、0.5mm、0.4mm、0.2mmと比較的小さく設定されている。
そして、かかる凸部13の突出高さの大小に応じて、前記第1の凸部領域55にあっては深さがより深い比較的大きな空隙60が分散状態に形成されると共に、前記第2の凸部領域56にあっては深さがより浅い小さな空隙60が分散状態に形成されている。
図4〜8、図2は、地面2に敷設された防草シート3aとしてのシート材3を前記杭1を打ち込んで地面2に押さえて止着する作業工程と、その作用を説明するものである。先ず図4に示すように、該杭1を、該防草シート3aの上面61の所要部位に杭下端19を当接させた立設状態とする。この状態で、前記杭上端33をハンマーで打圧する。これにより図5に示すように、前記突き刺し部30が、前記防草シート3aを貫通して孔部62を形成し、地面2に突き刺される。この状態で前記杭1は、その下端部分が地面に支持されて、前記立設状態がより安定的に保持される。
その後の打圧により図6に示すように、対向状態にある切刃部29,29の下端側部分をなす前記垂直状切刃部31,31が、孔部62の縁部62a に、その対向側で外向きに切り目を入れるように該孔部62の縁部をカットする。このカットは、該垂直状切刃部31,31の先端部分が鋭部に形成されているため容易に行われる。以後、該垂直状切刃部31,31によって形成された切り目63,63を初期切り目63a,63a ともいう。そして本実施例においては、該垂直状切刃部31,31の、前記軸線L2方向の長さが5mm程度に設定されると共に前記シート材3の厚さは4mm程度に設定されているため、該垂直状切刃部31,31は該シート材3の厚さの全長に亘って前記初期切り目63a,63a を形成できる。
その後の打圧によって、対向状態の該垂直状切刃部31,31と一連に連設されている、対向状態にある前記切刃部29,29が、該初期切り目63a,63a を更に延長させ、前記突き刺し部30が土中に完全に埋入状態となる。その後の打圧によって、図7に示すように、対向状態にある該初期切り目63a,63a が前記シート材3の全厚さに亘って形成される。
その後の打圧によって、図8に示すように、前記先細部20の上端27が前記シート材3の下面63に達すると、前記切り目63,63は最大長さとなる。この切り目63,63を最大切り目63b,63b ともいう。該最大切り目63b,63b の長さは、前記切刃部29,29の最大突出量に等しい長さであり、本実施例においては8mm程度の長さである。この間、該先細部20に設けられている対向状態の螺旋突条9b,9bは前記捩れ角度を有するために、該杭本体6は、該先細部20が地中に打ち込まれることによって若干回転する。或いは、この部分における螺旋突条9b,9b(図1)の捩れ角度θが大きいために、ほとんど回転しない。
そして図1に示すように、前記先細部20よりも上側の部分21においては、対向状態にある前記螺旋突条9,9の捩れ角度が、60〜80度、図においては60度に設定されているため、前記杭本体6の打ち込みに伴い該杭本体6は回転しながら土中に順次埋入されていく。従って、杭本体6を回転させるための回転工具を必要としない。又、回転工具用の電源を用意する必要もない。該打ち込みに伴う杭本体6のかかる回転は、本実施例においては、対向状態にある一対の螺旋突条9,9が、該杭本体6の周面部7に同一方向の捩れ状態で一連に突設されており、且つ該螺旋突条9,9がその全長に亘り、その突出方向で見た先端部分32,32が鋭部に構成されているため、容易に行われる。
又、前記先細部20の上端27よりも上側においては、前記螺旋突条9,9の前記周面部7からの突出量が一定であるため、前記杭本体6の打ち込みに伴い、前記最大切り目63b,63bを拡げることなく杭本体6が回転しながら土中に埋入されていく。
そして最終的には図2に示すように、前記押え板36の下面37が前記シート材3の上面61に当接し、これによって、該押え板36によるシート材3の地面2に対する押えが確実に得られ、該シート材3が地面2に止着されることとなる。
前記のように、前記杭本体6の打ち込みに伴い、前記最大切り目63b,63bを拡げることなく杭本体6が回転しながら土中に埋入されていくのであるが、かかる埋入によって、上下隣り合う螺旋突条傾斜面12,12間と前記杭本体6との間に土が食い込んだ状態となる。
ところで前記のように、前記螺旋突条傾斜面12である傾斜上面10に、土に引っ掛かる凸部13が分散状態に設けられて前記凹凸部16が形成されている。該分散状態に設けられている凸部13は、前記傾斜上面10からの突出高さが異なっている。ここに突出高さが異なるとは、分散状態に設けられている全ての凸部13の高さが夫々異なっていることを意味することの他、突出高さが等しい凸部13が複数が含まれていてもよいことを意味している。図3においては、突出高さが比較的大きい凸部13が集合する前記第1の凸部領域55と、突出高さが比較的小さい凸部13が集合する前記第2の凸部領域56が、前記螺旋突条9の上下延長方向で見て交互に設けられている。そして該凸部13,13間に、土が入り込む前記空隙60が形成されている。
従って、土中に埋入状態にある回転式杭1に引き抜き力が作用して該杭1が逆回転しようとしたときは、前記凸部13が土に引っ掛かることにより発生する摩擦力や、前記空隙60に入り込んで固まった土と周辺の土との間で発生する摩擦力によって、杭が逆回転しにくい。これによって、本発明に係る回転式杭1によるときは、杭に引き抜力が作用したときにも杭が逆回転しにくい利点がある。
特に本実施例においては、回転式杭1が、前記杭本体6の杭上端33を打圧することによって回転しながら土中に埋入される杭として構成されている。そのため、該打圧によって回転式杭1が回転しながら土中に埋入される際、例えば図9に示すように、該螺旋突条9によって土中に形成された螺旋溝の下面64と、前記傾斜上面10との間に若干の隙間(例えば1mm程度の隙間)65が生ずる。なお該下面64は、実際は凹凸のある面であるが図9においては説明の便宜上平滑な面として図示している。そのため本実施例においては、前記凸部13の前記突出高さの例示から、前記凸部13の突出高さが最大で1mmであるため、該打圧によって前記杭本体6が回転しながら埋入される際において、前記凸部13が該螺旋溝の下面64とほとんど接触しないか、接触しても軽い接触状態である。従って、該凸部13が該杭本体6の打ち込み回転による埋入の障害となることがほとんどない。
このように、打ち込み回転方式の該回転式杭1は、打ち込みの際に前記隙間65が形成されるという現象を巧みに利用して、前記のように凸部13が土に引っ掛かることに伴う摩擦力に起因しての杭の逆回転防止を図ることができながら、該凸部13が前記杭本体6の回転埋入の障害となることがほとんどないようになし得るのである。
特に本実施例においては、前記傾斜上面10に設ける凹凸部16を凸部13として構成しているため、該凸部13の前記突出高さが大きい場合は、前記回転式杭1を土中に回転により埋入させた直後から、杭に引き抜き力が作用したことに伴う杭の逆回転を、前記凸部13が土に引っ掛かることに伴う摩擦力によって防止できる。ところで、前記凸部13の突出高さが小さい場合は、該凸部13が土に引っ掛かかることに伴う摩擦力は小さい。
しかし前記したように、突出高さが小さい該凸部間に、土が入り込む空隙60が形成されているため、長期的に見た場合は、該空隙60に入り込んで固まった土(粒径の小さい土)と周辺の土との間で発生する摩擦力によっても杭の逆回転を防止する効果が得られる。該長期的効果は、深さの大なる空隙60に入り込んで固まった土(土の粒径の大小を問わない)と周辺の土との間で発生する摩擦力によっても同様に得られる。
なお、前記のようにして地面に敷設されたシート材3を貼り替える際や、災害現場等において一時的に敷設されたブルーシート等のシート材を撤去する際は、前記回転式杭1に設けられている前記挿通孔46に、図10に示すように軸体45を挿入し、前記回転式杭1を逆方向に回転させる。この回転操作は、最初はある程度の回転力を必要とするがその後は、該回転式杭1を、楽に逆回転させて容易に引き抜くことができる。
図11〜12は、本発明に係る回転式杭1の他の実施例を示すものであり、前記傾斜上面10に前記凸部13からなる凹凸部16が設けられてなる、実施例1に係る回転式杭1において、前記傾斜下面11に、土が入り込む凹部15からなる凹凸部16が設けられている。該凹凸部16は、本実施例においては例えば図12(B)に示すように、径と深さが異なる凹部15が分散状態に設けられて形成されている。特に本実施例においては図12に示すように、該凹凸部16は、径が比較的大きく且つ比較的深い凹部15が集合する第1の凹部領域66と、径が比較的小さく且つ比較的浅い凹部15が集合する第2の凹部領域67が、前記螺旋突条9の上下延長方向で見て交互に設けられている。ここに、径が比較的小さい凹部15には、径が小さい凹部も含まれ、又、比較的浅い凹部15には、深さが浅い凹部も含まれる。
図11に示されている正面視での回転式杭1にあっては、図12(A)(B)に示すように、前記傾斜下面11の、幅広である上下方向の中央部分57(図12(A)においての中央部分)が前記第1の凹部領域66とされており、該中央部分57よりも上側の部分及び下側の部分が前記第2の凹部領域67とされている。本実施例においては、前記第1の凹部領域66にある凹部15の径は、例えば1mm〜0.8mm程度に設定されると共に、その深さは1mm〜0.8mm程度に設定されている。又、前記第2の凹部領域67にある凹部15の径は、例えば0.8mm〜0.2mm程度でその深さは、例えば0.8mm〜0.2mm程度に設定されており、前記中央部分57から上方向又は下方向に向かうにつれて該凹部15の径と深さが徐々に小さくなるように構成されている。
本実施例に係る回転式杭1によるときは、前記杭本体6の杭上端33(図1)を打圧することによって該回転式杭1を回転させながら土中に埋入させる際、該凹部15が該埋入の障害となることはない。そして該回転式杭1が土中に所要に埋入された状態においては、長期的に見た場合、前記凹部15に入り込んで固まった土と周辺の土との間で発生する摩擦力によって、杭1の逆回転を防止できる効果が得られる。なお、サイズの大きい凹部15には、粒径の大きい土も粒径の小さい土も入り込むことができる一方、サイズの小さい凹部15には、粒径の小さい土が入り込むことができる。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1)本発明に係る回転式杭1は、前記杭本体6の杭上端33を打圧することによって回転させながら土中に埋入させ得る打圧回転式の杭に応用できることの他、木ネジのねじ込みの要領で回転させてねじ込むことができる回転式の杭に応用することもできる。
(2)前記傾斜下面11に前記凹凸部16を設ける場合、該回転式杭1を回転させながら土中に円滑に埋入させるためには、前記凹凸部16は、実施例2で示すように凹部15として構成するのが好ましいが、該埋入にそれ程障害とならない限り、該凹凸部16を凸部13からなるものとして構成することもできる。この場合は、凸部間に、土が入り込む空隙60を形成できるため、長期的に見た場合は、前記と同様にして所要の摩擦力が発揮されることとなる。この場合は、凸部13の個数を少なくして凹部15の個数を多くするのが好ましい。
(3)前記凹凸部16を前記凹部15からなるものとして構成する場合、該凹部15は、前記螺旋突条9の強度を損なうことがないように留意して、例えば1 mm程度の径を有する貫通孔として構成されることもある。
(4)前記凹凸部16を構成する前記凸部13の形態及びその突出高さ、又、前記凹部15の形態及びその径と深さは、該回転式杭1を回転させながら土中に埋入させる際に、該凸部13が該埋入の障害とならず、且つ、杭に引き抜き力が作用したときに杭が逆回転しにくくなし得る限り、各種に構成できる。該凸部13は、前記したものの他、例えば、直線状や湾曲線状、中央部が窪んだ突出部等の形態を有するものとして構成することもできる。又、前記凹凸部16を凸部13からなるものとして構成する場合、前記螺旋突条傾斜面12からの該凸部13の突出量は例えば0 .1 〜5mmに設定できる。
(5)土中の土は、土中深さが深いほど締まった状態にある。そのため、打ち込み回転方式の前記回転式杭にあっては、打ち込み完了に近い状態にある杭の下端部分において、前記螺旋突条9によって土中に形成された螺旋溝の下面64(図9)と前記傾斜上面10との間に生ずる隙間65(図9)が、土中深さが浅い場合に比して小さい。そのため、かかる打ち込み完了に近い状態においても前記凸部13が該螺旋溝の下面64とほとんど接触しないか、接触しても軽い接触状態となるようにして該凸部13が該杭本体6の打ち込み回転による埋入の障害とならないようにするのがよい。そのために、該杭本体6の下端側部分に存する前記螺旋突条傾斜面12に設ける前記凸部13の突出量は0.1〜0.5mmと小さくするのがよい。或いは、該凸部13を設けることに代えて、土が入り込む前記凹部15を設けるのがよい。
(6)前記凹凸部16は、前記凸部13のみからなるものと、前記凹部15のみからなるものと、これらの組み合わせからなるものを含む
(7)本発明に係る回転式杭1は樹脂製の他、鉄製等の金属製とされることもある。
(8)前記螺旋突条9は、本発明の目的を達成できるならば、前記杭本体6の全長に亘って設けなくてもよい。
(9)前記杭本体6の全長は、例えば150mm〜1000mmに設定できる。特に、該杭本体6の全長が500mm〜1000mmに設定される長さの長い前記打圧回転式の杭にあっては、杭本体6の打圧時の強度を向上させるために、該杭本体6が鉄製等の金属製とされることもある。そしてこの場合は、該杭本体6の周面部に、例えばポリカーボネート樹脂製の螺旋突条9が捩じれ状態で突設される。該杭本体6を特に、異形鉄筋等の、表面に突部を有する金属製のものとして構成する場合は、該螺旋突条9を該突部に食い込ませることができるため、該螺旋突条9が該杭本体6から剥離するのを効果的に防止できる。該杭本体6は、かかる突部を有さないものとして構成されることもある。
(10)本発明に係る杭は、シート材を地面等に押えて止着するために使用できることの他、テント等の屋外設置物、その他の各種設置物の浮き上がりを防止するために使用することもできる。
1 回転式杭
2 地面
3 シート材
5 押え部
6 杭本体
7 周面部
9 螺旋突条
10 傾斜上面
11 傾斜下面
12 螺旋突条傾斜面
13 凸部
15 凹部
16 凹凸部
19 杭下部
20 先細部
29 切刃部
33 杭上端
36 押え板
60 空隙

Claims (11)

  1. 棒状の杭本体の周面部に螺旋突条が捩じれ状態で突設されており、回転しながら土中に埋入される回転式杭であって、土中に埋入状態にある前記杭本体の逆回転を阻止するために、前記螺旋突条の傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部及び/又は土が入り込む凹部からなる凹凸部が形成されていることを特徴とする回転式杭。
  2. 前記凹凸部は、前記傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部が分散状態に設けられて形成されており、該凸部間に、土が入り込む空隙が形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転式杭。
  3. 前記凹凸部は、前記傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土が入り込む凹部が分散状態に設けられて形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転式杭。
  4. 棒状の杭本体の周面部に螺旋突条が捩じれ状態で突設されており、回転しながら土中に埋入される回転式杭であって、土中に埋入状態にある前記杭本体の逆回転を阻止するために、前記螺旋突条の傾斜上面及び/又は傾斜下面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部からなる凹凸部が形成されており、該凹凸部は、前記螺旋突条傾斜面に、該螺旋突条傾斜面からの突出高さが異なる前記凸部が分散状態に設けられて形成されており、該凸部間に、土が入り込む空隙が形成されていることを特徴とする回転式杭。
  5. 棒状の杭本体の周面部に螺旋突条が捩じれ状態で突設されており、回転しながら土中に埋入される回転式杭であって、土中に埋入状態にある前記杭本体の逆回転を阻止するために、前記螺旋突条の傾斜上面としての螺旋突条傾斜面に、土に引っ掛かる凸部からなる凹凸部が形成されており、該凹凸部は、前記螺旋突条傾斜面に、該螺旋突条傾斜面からの突出高さが異なる前記凸部が分散状態に設けられて形成されており、該凸部間に、土が入り込む空隙が形成されており、前記螺旋突条の傾斜下面は平滑面に形成されていることを特徴とする回転式杭。
  6. 前記螺旋突条傾斜面に、前記突出高さが比較的大きい凸部が集合する第1の凸部領域と、前記突出高さが比較的小さい凸部が集合する第2の凸部領域が、前記螺旋突条の上下延長方向で見て交互に設けられていることを特徴とする請求項4記載の回転式杭。
  7. 前記回転式杭は、前記杭本体の杭上端を打圧することによって回転しながら土中に埋入される杭であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の回転式杭。
  8. 前記回転式杭は、前記杭本体の杭上端を打圧することによって回転しながら土中に埋入される杭であり、該杭本体の下端側部分に存する前記螺旋突条傾斜面には、突出量が0.1〜0.5mmである凸部が設けられており、或いは、該凸部を設けることに代えて、土が入り込む凹部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の回転式杭。
  9. 前記回転式杭は、前記杭本体の杭上端を打圧することによって回転しながら土中に埋入される杭であって、前記杭本体が金属製であり、該杭本体の周面部に樹脂製の螺旋突条が捩じれ状態で突設されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の回転式杭。
  10. 前記杭本体が異形鉄筋であり、該異形鉄筋の突部が前記樹脂製の螺旋突条に食い込んでいることを特徴とする請求項9記載の回転式杭。
  11. 前記螺旋突条傾斜面からの前記凸部の突出量は0.1〜5mmであることを特徴とする請求項1、2、4、5、6又は7記載の回転式杭。
JP2019087157A 2019-05-01 2019-05-01 回転式杭 Pending JP2020183630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019087157A JP2020183630A (ja) 2019-05-01 2019-05-01 回転式杭

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019087157A JP2020183630A (ja) 2019-05-01 2019-05-01 回転式杭

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020183630A true JP2020183630A (ja) 2020-11-12

Family

ID=73045507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019087157A Pending JP2020183630A (ja) 2019-05-01 2019-05-01 回転式杭

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020183630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102235064B1 (ko) * 2020-11-30 2021-04-02 (유)이안지오텍 어스앵커 및 그리드를 이용한 식생토낭 옹벽 시공방법

Citations (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508216B1 (ja) * 1970-03-13 1975-04-02
JPS53111504U (ja) * 1977-02-10 1978-09-06
JPH05302403A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Times Eng:Kk 異形pc鋼棒及びその製造方法
JPH0712530U (ja) * 1993-08-10 1995-03-03 暖 牧野 法面用アンカー
JPH0835228A (ja) * 1994-07-21 1996-02-06 Hokkai Bane Kk スパイラル基礎杭
JPH09287134A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Matsuoka Kenki Kk
JPH11350478A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Hiraoka Metal Ind Co Ltd スパイラルアンカー
JP2000054375A (ja) * 1998-08-04 2000-02-22 Chiyoda Koei Kk 基礎杭及び同基礎杭を使用した基礎工法
JP2001003359A (ja) * 1999-06-21 2001-01-09 Fumio Kinoshita 基礎用杭及び基礎用杭の建て込み方法
JP2002294694A (ja) * 2001-04-02 2002-10-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼管の接合構造および接合方法
JP2006283425A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Daiwa House Ind Co Ltd 回転圧入式の翼付き杭の構造
JP2008169564A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Nakano Denki Kk 金属管杭、その製造方法及び製造装置
JP2009243191A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Onoda Chemico Co Ltd 地盤改良装置及び地盤改良工法
JP2011223913A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Daiichi Vinyl Kk 回転式のシート状物押え杭
CN102383419A (zh) * 2011-08-17 2012-03-21 上海奥米制药装备有限公司 异形加强型管桩及其加工方法
JP2013188171A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 West Nippon Expressway Engineering Shikoku Co Ltd 防草シートの留め具
JP2016061087A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 有限会社太悦鉄工 ペグ
JP2016151120A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 日之出水道機器株式会社 貫入杭および貫入杭の貫入方法
JP2017186801A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社ケー・エフ・シー ロックボルト
JP2018000019A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社中島機械 打ち込み回転式のシート材押え杭
JP6749719B1 (ja) * 2020-01-31 2020-09-02 株式会社三誠 砕石群を併用した掘進設備

Patent Citations (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508216B1 (ja) * 1970-03-13 1975-04-02
JPS53111504U (ja) * 1977-02-10 1978-09-06
JPH05302403A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Times Eng:Kk 異形pc鋼棒及びその製造方法
JPH0712530U (ja) * 1993-08-10 1995-03-03 暖 牧野 法面用アンカー
JPH0835228A (ja) * 1994-07-21 1996-02-06 Hokkai Bane Kk スパイラル基礎杭
JPH09287134A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Matsuoka Kenki Kk
JPH11350478A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Hiraoka Metal Ind Co Ltd スパイラルアンカー
JP2000054375A (ja) * 1998-08-04 2000-02-22 Chiyoda Koei Kk 基礎杭及び同基礎杭を使用した基礎工法
JP2001003359A (ja) * 1999-06-21 2001-01-09 Fumio Kinoshita 基礎用杭及び基礎用杭の建て込み方法
JP2002294694A (ja) * 2001-04-02 2002-10-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼管の接合構造および接合方法
JP2006283425A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Daiwa House Ind Co Ltd 回転圧入式の翼付き杭の構造
JP2008169564A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Nakano Denki Kk 金属管杭、その製造方法及び製造装置
JP2009243191A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Onoda Chemico Co Ltd 地盤改良装置及び地盤改良工法
JP2011223913A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Daiichi Vinyl Kk 回転式のシート状物押え杭
CN102383419A (zh) * 2011-08-17 2012-03-21 上海奥米制药装备有限公司 异形加强型管桩及其加工方法
JP2013188171A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 West Nippon Expressway Engineering Shikoku Co Ltd 防草シートの留め具
JP2016061087A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 有限会社太悦鉄工 ペグ
JP2016151120A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 日之出水道機器株式会社 貫入杭および貫入杭の貫入方法
JP2017186801A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社ケー・エフ・シー ロックボルト
JP2018000019A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社中島機械 打ち込み回転式のシート材押え杭
JP6749719B1 (ja) * 2020-01-31 2020-09-02 株式会社三誠 砕石群を併用した掘進設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102235064B1 (ko) * 2020-11-30 2021-04-02 (유)이안지오텍 어스앵커 및 그리드를 이용한 식생토낭 옹벽 시공방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6035664B1 (ja) 打ち込み回転式のシート材押え杭
EP3616484A1 (en) Wavy disc blade with notches
US20120193111A1 (en) Systems and methods for providing a stake driver attachment apparatus
KR101700851B1 (ko) 빅 헬리칼 파일
JP2020183630A (ja) 回転式杭
MX2014014703A (es) Ancla al suelo atornillada con cuchilla flexionada.
TW201009201A (en) Deformed shank fastener
US10260252B2 (en) Barbed stake
JP5075939B2 (ja) 回転式のシート状物押え杭
KR20180012791A (ko) 앵커 말뚝, 및 그 설치 방법
JP2003003465A (ja) テーパー基礎杭
US20140300120A1 (en) Shovel device
JP5925819B2 (ja) 定着具及び打込み式杭並びにシート状物押え杭
KR100725652B1 (ko) 비닐하우스용 골조파이프 지지장치
JP6504388B2 (ja) 貫入杭および貫入杭の貫入方法
JP6411130B2 (ja) 打込み杭
JP2015004190A (ja)
RU2298076C1 (ru) Бур
JP3216630U (ja) 測量用丸型ネイル
JP7083197B2 (ja) 打込み回転式螺旋杭
TWI570301B (zh) Construction Method of Steel Pipe Pile and Steel Pipe Pile
JP2004068331A (ja) 摩擦アンカー杭及びその打設方法
JPH10331440A (ja) タイルの補修工法とそのための補修用具
JP2013013410A (ja) 回転式のシート状物押え杭
JP2003176536A (ja) 鋼管杭及びその施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220926