JP2020179490A - 電気機器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】セルの外径を小さくせずに小型化を図ることの可能な電池パックを用いた電気機器システムを提供する。【解決手段】本電気機器システムは、外径18mmの第1のセル12を10個だけ収容し、18Vの定格電圧を有する第1の電池パック10と、外径21mmの第2のセル22を5個だけ収容し、18Vの定格電圧を有する第2の電池パック20と、第1の電池パック10及び第2の電池パック20のいずれかを選択して接続可能に構成された電動工具本体70と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、電池パック及びそれを接続可能な電気機器本体を有する電気機器システムに関する。
下記特許文献1は、電動工具用の電池パックを開示する。この電池パックは、前後方向に5本、上下に2層配列された外径16mmのセルを備え、10本のセルが当該セルの軸方向視において千鳥状に配置されている。これによれば、電池ケースの内寸が、外径18mmのセル4個の外径の総和以下に抑えられる。
国際公開第2016/52266号
特許文献1の技術では、電池パックの小型化のために、電池パックに使用するセルの外径を小さくする必要があった。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、セルの外径を小さくせずに小型化を図ることの可能な電池パックを用いた電気機器システムを提供することにある。
本発明のある態様は、電気機器システムである。この電気機器システムは、
第1の外径を有する第1のセルをN個だけ収容し、第1の定格電圧を有する第1の電池パックと、
前記第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第2の定格電圧を有する第2の電池パックと、
前記第1及び第2の電池パックのいずれかを選択して接続可能に構成された電気機器本体と、を有する。
前記第1及び第2の電池パックは、前記電気機器本体に対して第1の方向にスライドさせて接続可能であり、
前記第1の方向において前記第2の電池パックは前記第1の電池パックより小さくてもよい。
前記第1のセルを前記N個より少ないM個だけ収容し、前記第1の定格電圧より低い第3の定格電圧を有する第3の電池パックを有し、
前記第1の方向において、前記第2の電池パックの寸法は、前記第3の電池パックと略同じであってもよい。
前記第1のセルは、碁盤目状に配置され、第1のケースに収容され、
前記第2のセルは、俵積みされ、第2のケースに収容されてもよい。
前記第1の電池パックでは、前記第1のセルがN/2個だけ直列接続され、
前記第2の電池パックでは、前記第2のセルが全て直列接続されてもよい。
前記第1のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第4の定格電圧を有する第4の電池パックを有してもよい。
前記第4の電池パックでは、前記第1のセルが全て直列接続されてもよい。
前記第1の電池パックは、前記N個の第1のセルを保持する第1のセパレータと、前記第1のセパレータに第1のネジで固定された第1の基板と、を有し、
前記第2の電池パックは、前記N/2個の第2のセルを保持する第2のセパレータと、前記第2のセパレータに第2のネジで固定された第2の基板と、を有し、
前記第1のネジは、上下方向と垂直に隣り合う第1のセル間に延在し、
前記第2のネジは、上下方向と垂直に隣り合う第2のセル間に延在し、
前記第2のセパレータの前記第2のネジと係合する第2のネジボスの高さが、前記第1のセパレータの前記第1のネジと係合する第1のネジボスの高さよりも低くてもよい。
上下方向と直交する方向に隣り合う第2のセルの外周面間の距離が、上下方向と直交する方向に隣り合う第1のセルの外周面間の距離よりも長くてもよい。
本発明の別の態様は、電気機器システムである。この電気機器システムは、
第1の外径を有する第1のセルをL個だけ収容し、第4の定格電圧を有する第4の電池パックと、
前記第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2のセルをL個だけ収容し、前記第4の定格電圧と実質的に同じ第2の定格電圧を有する第2の電池パックと、
前記第4及び第2の電池パックのいずれかを選択して接続可能に構成された電気機器本体と、を有し、
前記第4の電池パックでは、前記第1のセルが全て直列接続され、
前記第2の電池パックでは、前記第2のセルが全て直列接続される。
また、本発明の別の態様は、電気機器本体である。この電気機器本体は、
第1の外径を有する第1のセルをN個だけ収容し、第1の定格電圧を有する第1の電池パックと、前記第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第2の定格電圧を有する第2の電池パックと、のいずれかを選択して接続可能な電池パック接続部と、
前記電池パック接続部に接続された電池パックからの電力により駆動する負荷部と、を備える。
前記電池パック接続部は、前記第1のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第4の定格電圧を有する第4の電池パックを接続可能にしてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法や装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、セルの外径を小さくせずに小型化を図ることの可能な電池パックを用いた電気機器システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る電気機器システムであって、電動工具本体70に第2の電池パック20を接続した場合を示す正面図。 同右側面図。 同背面図。 本発明の実施の形態に係る電気機器システムであって、電動工具本体70に第1の電池パック10を接続した場合を示す正面図。 同右側面図。 同背面図。 本発明の実施の形態に係る電気機器システムの一部を構成する第2の電池パック20の右側面図。 同右側断面図。 図8のB部拡大図。 図8のA−A断面図。 第2の電池パック20の正面図。 同背面図。 同平面図。 本発明の実施の形態に係る電気機器システムの一部を構成する第1の電池パック10の右側面図。 同右側断面図。 図15のD部拡大図。 図15のC−C断面図。 第1の電池パック10の正面図。 同背面図。 同平面図。 本発明の実施の形態に係る電気機器システムの一部を構成する第4の電池パック40の右側面図。 同右側断面図。 図22のF部拡大図。 図22のE−E断面図。 第4の電池パック40の正面図。 同背面図。 同平面図。 本発明の実施の形態に係る電気機器システムの一部を構成する第3の電池パック30の右側面図。 同右側断面図。 図29のH部拡大図。 図29のG−G断面図。 第3の電池パック30の正面図。 同背面図。 同平面図。 電動工具本体70に第1の電池パック10を接続した場合と第2の電池パック20を接続した場合との寸法比較図。 第1の電池パック10、第2の電池パック20、第3の電池パック30、及び第4の電池パック40の寸法比較図。 第1の電池パック10の第1のセパレータ13の第1のネジボス13aと第2の電池パック20の第2のセパレータ23の第2のネジボス23aとの高さ比較図。 本発明の実施の形態に係る電気機器システムの一部を構成する第5の電池パック50の右側面図。 同右側断面図。 図39のJ−J断面図。 図40のL部拡大図。 図39のK−K断面図。 第5の電池パック50の正面図。 同背面図。 同平面図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本実施の形態は、電気機器システムに関する。この電気機器システムは、第1の電池パック10、第2の電池パック20、第3の電池パック30、第4の電池パック40、及び第5の電池パック50、並びに電動工具本体70を備える。第1の電池パック10、第2の電池パック20、第3の電池パック30、第4の電池パック40、及び第5の電池パック50は、いずれも電動工具本体70に接続可能であり、電動工具本体70との接続に係る構成(レール部やラッチ部材、端子の構成)が互いに共通する。電動工具本体70は、電気機器本体の例示である。電動工具本体70は、第1の電池パック10、第2の電池パック20、第3の電池パック30、第4の電池パック40、及び第5の電池パック50を択一的に接続可能な電池パック接続部70aと、電池パック接続部70aに接続された電池パックからの電力によって駆動する負荷部(例えばモータ)70bを有する。図1〜図3では電動工具本体70に第2の電池パック20を接続した場合を、図4〜図6では電動工具本体70に第1の電池パック10を接続した場合を示している。電動工具本体70の構成は周知なのでここでは説明を省略する。
図7〜図13を参照し、第2の電池パック20の構成を説明する。第2の電池パック20は、例えば樹脂成形体からなる第2のケース21を有する。第2のケース21の上端部の左右両側面には、第2のレール部21a並びに第2のラッチ操作部26a及び第2のラッチ凸部(爪部)26bがそれぞれ設けられる。第2のレール部21aは、電動工具本体70にスライド接続する際のガイドとなる。スライド接続の方向は、前後方向である。第2のラッチ操作部26a及び第2のラッチ凸部26bは、第2の電池パック20を電動工具本体70に係止するための一体のラッチ部材を構成する。係止を解除するには、第2のラッチ操作部26aを押し込んで第2のラッチ凸部26bを引っ込ませればよい。第2のケース21は、自身の内部に、5個の第2のセル22、第2のセパレータ23、及び第2の基板24を収容する。
第2の電池パック20における第2のセル22の個数である5個は、N/2個及びL個の一例である。第2のセル22の外径(第2の外径)は、21mm(φ21)である。また、第2のセル22の長手方向の寸法は、65mm又は70mmである。第2のセル22は21650タイプ又は21700タイプのセルである。第2の外径は、後述の第1のセル12の外径(第1の外径)よりも大きい。第2のセル22は、1個あたり3.6Vである。5個の第2のセル22は、互いに直列接続される。第2の電池パック20の定格電圧(第2の定格電圧)は、18Vである。第2の定格電圧は、第1の電池パック10の定格電圧(第1の定格電圧)と実質的に同じである。第2の電池パック20の容量は、5Ahである。5個の第2のセル22は、第2のケース21内において俵積みされる。俵積みの段数は2段であり、上段が3個、下段が2個である。下段には、上段よりも1個少ない個数の第2のセル22が配置される。各段において、第2のセル22は、前後方向に並ぶ。第2のセル22の長手方向は、左右方向と平行である。前後方向と平行に隣り合う第2のセル22の外周面間の距離は、斜め方向に隣り合う第2のセル22の外周面間の距離よりも大きい。言い換えると、第2のセル2は円柱形状であり、前後方向と平行に隣り合うセル22の径方向の中心間の距離は、斜め方向に隣り合うセル22の径方向の中心間の距離よりも大きい。第2のケース21内における下段の2個の第2のセル22の前後の空間は、図8の例ではデッドスペースとなっているが、当該スペースには、無線通信モジュール等の付加部品を配置することもできる。
第2のセパレータ23は、例えば樹脂成形体からなる。第2のセパレータ23は、5個の第2のセル22を所定間隔で保持する。また、第2のセパレータ23には、第2の基板24が固定される。第2のセパレータ23は、図9に示すように上端部に第2のネジボス23aを有する。第2のネジボス23aは、前後方向において、上段の隣り合う第2のセル22の間に設けられる。第2の基板24を上から下に貫通して第2のネジボス23aに螺着される第2のネジ27によって、第2の基板24が第2のセパレータ23上に固定される。第2のネジ27によるネジ止め箇所の個数は任意である。第2のネジ27は、上段の隣り合う第2のセル22の間に延在する。第2の基板24の上面には、図10に示すように、第2のインターフェースとしての第2の端子25が左右方向に並んで設けられる。第2の端子25は、図示の例では7個であるが、その個数は任意である。
図14〜図20を参照し、第1の電池パック10の構成を説明する。第1の電池パック10は、例えば樹脂成形体からなる第1のケース11を有する。第1のケース11の上端部の左右両側面には、第1のレール部11a並びに第1のラッチ操作部16a及び第1のラッチ凸部(爪部)16bがそれぞれ設けられる。第1のレール部11aは、電動工具本体70にスライド接続する際のガイドとなる。スライド接続の方向は、前後方向である。第1のラッチ操作部16a及び第1のラッチ凸部16bは、第1の電池パック10を電動工具本体70に係止するための一体のラッチ部材を構成する。係止を解除するには、第1のラッチ操作部16aを押し込んで第1のラッチ凸部16bを引っ込ませればよい。第1のケース11は、自身の内部に、10個の第1のセル12、第1のセパレータ13、及び第1の基板14を収容する。
第1の電池パック10における第1のセル12の個数である10個は、N個の一例である。第1のセル12の外径(第1の外径)は、18mm(φ18)である。また、第1のセル12の長手方向の寸法は、65mmである。第1のセル12は18650タイプのセルである。第1のセル12は、1個あたり3.6Vである。10個の第1のセル12のうち5個が互いに直列接続され、この直列接続の組が2組、互いに並列接続される。あるいは、互いに並列接続された2つの第1のセル12(セル組)が5組直列接続される。第1の電池パック10の定格電圧(第1の定格電圧)は、18Vである。第1のセル12の容量は、3Ahである。第1の電池パック10の容量は、6Ahである。10個の第1のセル12は、第1のケース11内において並列積みされる。並列積みの段数は2段であり、上段及び下段が5個ずつである。各段において、第1のセル12は、前後方向に並ぶ。第1のセル12の長手方向は、左右方向と平行である。並列積みは、上段と下段に配置された各第1のセル12が前後方向で同じ位置で互いに平行に並んでおり、上段の第1のセル12は下段の第1のセル12の真上に位置するよう碁盤目状に積んだものである。
第1のセパレータ13は、例えば樹脂成形体からなる。第1のセパレータ13は、10個の第1のセル12を所定間隔で保持する。また、第1のセパレータ13には、第1の基板14が固定される。第1のセパレータ13は、図16に示すように上端部に第1のネジボス13aを有する。第1のネジボス13aは、前後方向において、上段の隣り合う第1のセル12の間に設けられる。第1の基板14を上から下に貫通して第1のネジボス13aに螺着される第1のネジ17によって、第1の基板14が第1のセパレータ13上に固定される。第1のネジ17によるネジ止め箇所の個数は任意である。第1のネジ17は、上段の隣り合う第1のセル12の間に延在する。第1の基板14の上面には、図17に示すように、第1のインターフェースとしての第1の端子15が左右方向に並んで設けられる。第1の端子15は、図示の例では7個であるが、その個数は任意である。
図21〜図27を参照し、第4の電池パック40の構成を説明する。第4の電池パック40は、第1の電池パック10の下段の5個の第1のセル12を無くすと共に、それに対応した変更を第1の電池パック10に対して行ったものである。第4の電池パック40は、例えば樹脂成形体からなる第4のケース41を有する。第4のケース41の上端部の左右両側面には、第4のレール部41a並びに第4のラッチ操作部46a及び第4のラッチ凸部(爪部)46bがそれぞれ設けられる。第4のレール部41aは、電動工具本体70にスライド接続する際のガイドとなる。スライド接続の方向は、前後方向である。第4のラッチ操作部46a及び第4のラッチ凸部46bは、第4の電池パック40を電動工具本体70に係止するための一体のラッチ部材を構成する。係止を解除するには、第4のラッチ操作部46aを押し込んで第4のラッチ凸部46bを引っ込ませればよい。第4のケース41は、自身の内部に、5個の第1のセル12、第4のセパレータ43、及び第4の基板44を収容する。
第4の電池パック40における第1のセル12の個数である5個は、N/2個及びL個の一例である。5個の第1のセル12は、互いに直列接続される。第4の電池パック40の定格電圧(第4の定格電圧)は、18Vであって、第1の定格電圧と実質的に同じである。第4の電池パック40の容量は、3Ahである。5個の第1のセル12は、第4のケース41内において前後方向に並ぶ。第1のセル12の長手方向は、左右方向と平行である。
第4のセパレータ43は、例えば樹脂成形体からなる。第4のセパレータ43は、5個の第1のセル12を所定間隔で保持する。また、第4のセパレータ43には、第4の基板44が固定される。第4のセパレータ43は、図23に示すように上端部に第4のネジボス43aを有する。第4のネジボス43aは、前後方向において、隣り合う第1のセル12の間に設けられる。第4の基板44を上から下に貫通して第4のネジボス43aに螺着される第4のネジ47によって、第4の基板44が第4のセパレータ43上に固定される。第4のネジ47によるネジ止め箇所の個数は任意である。第4のネジ47は、隣り合う第1のセル12の間に延在する。第4の基板44の上面には、図24に示すように、第4のインターフェースとしての第4の端子45が左右方向に並んで設けられる。第4の端子45は、図示の例では7個であるが、その個数は任意である。
図28〜図34を参照し、第3の電池パック30の構成を説明する。第3の電池パック30は、第1の電池パック10の最前列の2個の第1のセル12を無くすと共に、それに対応した変更を第1の電池パック10に対して行ったものである。第3の電池パック30は、例えば樹脂成形体からなる第3のケース31を有する。第3のケース31の上端部の左右両側面には、第3のレール部31a並びに第3のラッチ操作部36a及び第3のラッチ凸部(爪部)36bがそれぞれ設けられる。第3のレール部31aは、電動工具本体70にスライド接続する際のガイドとなる。スライド接続の方向は、前後方向である。第3のラッチ操作部36a及び第3のラッチ凸部36bは、第3の電池パック30を電動工具本体70に係止するための一体のラッチ部材を構成する。係止を解除するには、第3のラッチ操作部36aを押し込んで第3のラッチ凸部36bを引っ込ませればよい。第3のケース31は、自身の内部に、8個の第1のセル12、第3のセパレータ33、及び第3の基板34を収容する。
第3の電池パック30における第1のセル12の個数である8個は、M個の一例である。8個の第1のセル12のうち4個が互いに直列接続され、この直列接続の組が2組、互いに並列接続される。あるいは、互いに並列接続された2つの第1のセル12(セル組)が4組直列接続される。第3の電池パック30の定格電圧(第3の定格電圧)は、14.4Vであって、第1の定格電圧よりも低い。第1のセル12の容量は、3Ahである。第3の電池パック30の容量は、6Ahである。8個の第1のセル12は、第3のケース31内において並列積みされる。並列積みの段数は2段であり、上段及び下段が4個ずつである。各段において、第1のセル12は、前後方向に並ぶ。第1のセル12の長手方向は、左右方向と平行である。
第3のセパレータ33は、例えば樹脂成形体からなる。第3のセパレータ33は、8個の第1のセル12を所定間隔で保持する。また、第3のセパレータ33には、第3の基板34が固定される。第3のセパレータ33は、図30に示すように上端部に第3のネジボス33aを有する。第3のネジボス33aは、前後方向において、上段の隣り合う第1のセル12の間に設けられる。第3の基板34を上から下に貫通して第3のネジボス33aに螺着される第3のネジ37によって、第3の基板34が第3のセパレータ33上に固定される。第3のネジ37によるネジ止め箇所の個数は任意である。第3のネジ37は、上段の隣り合う第1のセル12の間に延在する。第3の基板34の上面には、図31に示すように、第3のインターフェースとしての第3の端子35が左右方向に並んで設けられる。第3の端子35は、図示の例では7個であるが、その個数は任意である。
図35に示すように、第2の電池パック20は、前後方向において、第1の電池パック10より小さい。電動工具本体70に接続した状態で、第2の電池パック20の後端位置は、第1の電池パック10の後端位置と略一致する。すなわち、第1の電池パック10及び第2の電池パック20の後端位置は、電動工具本体70の後端よりも前方に位置する。第2の電池パック20の前端位置は、第1の電池パック10の前端位置よりも後退している。すなわち、第2の電池パック20の前端位置は、電動工具本体70の前端(ビット等の先端工具を取り付ける先端工具取付部の前端)よりも後方に位置する。このため、電動工具本体70の下部前端に対する突出量が、第2の電池パック20は第1の電池パック10と比較して小さくなっている。従って、第2の電池パック20は電動工具本体70の前後方向の寸法よりも小さくなっている。図36に示すように、第1の電池パック10と第4の電池パック40は、前後方向における長さ(ケース及びセパレータの長さ)が略同一である。第2の電池パック20と第3の電池パック30は、前後方向における長さ(ケース及びセパレータの長さ)が略同一である。定格電圧18Vの第2の電池パック20を定格電圧14.4Vの第3の電池パック30と同等の前後方向の寸法にすることができる。第2の電池パック20と第3の電池パック30は、前後方向において第1の電池パック10と第4の電池パック40より小さい。第2のセル22が第1のセル12よりも長手方向において長い関係で、第2の電池パック20は、第1の電池パック10より左右方向において大きい。しかし、大きくなる程度は、第2のケース21の左右両端位置が図11及び図12に示すように第2のラッチ操作部26aの左右両端位置と略一致する程度であり、作業性等においてほとんど問題となることがない範囲である。また、左右方向において大きくなるとしても、全体の体積及び重量に関しては、第2の電池パック20は第1の電池パック10より小さい。
第2の電池パック20が第1の電池パック10より軽量である一つ目の理由は、電池パック内のセル組のトータルの重量を軽量化できるためである。セルの構造は大まかに、電流を発生させる電極部と、電極部を包む外装部からなる。そのため、セルの外径が大きいほど、少ない外装で多くの電極を包むことができ、セルの出力対重量比を増加できる。よって、小径の第1のセル12を多数用いた第1の電池パック10より、大径の第2のセル22を少数用いた第2の電池パック20のほうが、電池パック内のセルの出力対重量比が大きいため、電池パックを軽量化できる。二つ目の理由は、セルを保護するセパレータを軽量化できるためである。第2の電池パック20の第2のセル22は俵積みされているため、第1の電池パック10の第1のセル12の並列積みに比べてセル間のスペースが少なく、スペースを埋めるセパレータを削減できる。また、セパレータの体積および重量は、電池パック内のセル側面の表面積に略比例する。第2の電池パック20が収容する第2のセル22の数は、第1の電池パック10が収容する第1のセル12の半数であるため、セル側面の表面積が少ない。よって第2の電池パック20の第2のセパレータ23は第1の電池パック10の第1のセパレータ13より軽量化でき、第2のセパレータ23を第1の電池パック10と比較して軽量化できる。
図37に示すように、第2の電池パック20の第2のセパレータ23の第2のネジボス23aは、第1の電池パック10の第1のセパレータ13の第1のネジボス13aよりも低い(上下方向の長さが短い)。図37では、第1のネジボス13a及び第2のネジボス23aの高さの基準を、第1のネジボス13a及び第2のネジボス23aを除いた場合の第1のセパレータ13及び第2のセパレータ23の上端位置としている。第2のセル22の外径が第1のセル12の外径よりも大きいため、上記の高さの基準位置に対して、第2のネジボス23a内のネジ穴の最下部を、第1のネジボス13a内のネジ穴の最下部よりも下にすることができる。このため、第2のネジボス23aを、第1のネジボス13aよりも低くできる。また、上段において隣り合う第2のセル22の外周面間の距離が、上段において隣り合う第1のセル12の外周面間の距離よりも大きいことに伴い、上段において隣り合う第2のセル22の外周面間を仕切る第2のセパレータ23の厚さは、上段において隣り合う第1のセル12の外周面間を仕切る第1のセパレータ13の厚さよりも厚くなっている。これによっても、上記の高さの基準位置に対して、第2のネジボス23a内のネジ穴の最下部を、第1のネジボス13a内のネジ穴の最下部よりも下にすることができ、第2のネジボス23aを、第1のネジボス13aよりも低くできる。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 第2の電池パック20では、第1の電池パック10の第1のセル12より大径の第2のセル22を、第1の電池パック10における第1のセル12の個数(10個)の半分である5個用い、5個の第2のセル22を俵積みにしている。このため、第2の電池パック20は、第1の電池パック10と比較して小型、軽量でありながら、第1の電池パック10と同等の定格電圧を有することができる。また、第3の電池パック30と同等のサイズ、重量でありながら、第3の電池パック30よりも高い定格電圧を有することができる。
(2) ユーザは、第1の電池パック10を接続可能な従来の電動工具本体70に、第1の電池パック10と比較して小型、軽量の第2の電池パック20を接続して使用することができ、便利である。また、ユーザは、第2の電池パック20を接続可能な電動工具本体を新たに購入することなく、小型、軽量の第2の電池パック20を使用することができ、経済的な負担が軽減される。
(3) 第2の電池パック20は、第1の電池パック10と比較して小型、軽量のため、収納性が良く、また、第1の電池パック10に替えて第2の電池パック20を電動工具本体70に接続することで、作業性を向上できる。
(4) 第2の電池パック20は、上段の第2のセル22の配置本数を下段の第2のセル22の配置本数よりも多くした俵積み構成であり、また斜め方向に隣り合う第2のセル22の外周面間の距離(セル中心間の距離))を前後方向と平行に隣り合う第2のセル22の外周面間の距離(セル中心間の距離)より小さくしているため、重心を電動工具本体70の重心に近づけることができ、操作性を向上できる。
(5) 18Vの定格電圧の電池パックとして、第1の電池パック10と第4の電池パック40しかない場合、容量が6Ahと3Ahの二種類しか選択できず不便であるが、第2の電池パック20を加えたことで、中間の5Ahの容量が選択肢に追加され、利便性を向上できる。また、第4の電池パック40と同等のサイズ、重量でありながら、第1の電池パック10の容量に近い5Ahの容量を確保することができ、電池パックの選択肢を追加でき、利便性を向上できる。
図38〜図45を参照し、第5の電池パック50の構成を説明する。第5の電池パック50は、第2の電池パック20における5個の第2のセル22の組を上下方向と平行な軸周りに90度回転させる(セルの長手方向を前後方向に平行に配置させる)と共に、それに対応した変更を第2の電池パック20に対して行ったものである。第5の電池パック50は、例えば樹脂成形体からなる第5のケース51を有する。第5のケース51の上端部の左右両側面には、第5のレール部51a並びに第5のラッチ操作部56a及び第5のラッチ凸部(爪部)56bがそれぞれ設けられる。第5のレール部51aは、電動工具本体70にスライド接続する際のガイドとなる。スライド接続の方向は、前後方向である。第5のラッチ操作部56a及び第5のラッチ凸部56bは、第5の電池パック50を電動工具本体70に係止するための一体のラッチ部材を構成する。係止を解除するには、第5のラッチ操作部56aを押し込んで第5のラッチ凸部56bを引っ込ませればよい。第5のケース51は、自身の内部に、5個の第2のセル22、第5のセパレータ53、及び第5の基板54を収容する。
第5の電池パック50における第2のセル22の個数である5個は、N/2個の一例である。5個の第2のセル22は、互いに直列接続される。第5の電池パック50の定格電圧(第5の定格電圧)は、18Vであって、第1の電池パック10の定格電圧(第1の定格電圧)と実質的に同じである。第5の電池パック50の容量は、5Ahである。5個の第2のセル22は、第5のケース51内において俵積みされる。俵積みの段数は2段であり、上段が3個、下段が2個である。下段には、上段よりも1個少ない個数の第2のセル22が配置される。各段において、第2のセル22は、左右方向に並ぶ。第2のセル22の長手方向は、前後方向と平行である。左右方向と平行に隣り合う第2のセル22の外周面間の距離(セルの径方向の中心間の距離)は、斜め方向に隣り合う第2のセル22の外周面間の距離(セルの径方向の中心間の距離)よりも大きい。第5のケース51内における下段の2個の第2のセル22の左右の空間は、図42の例ではデッドスペースとなっているが、当該スペースには、無線通信モジュール等の付加部品を配置することもできる。
第5のセパレータ53は、例えば樹脂成形体からなる。第5のセパレータ53は、5個の第2のセル22を所定間隔で保持する。また、第5のセパレータ53には、第5の基板54が固定される。第5のセパレータ53は、図41に示すように上端部に第5のネジボス53aを有する。第5のネジボス53aは、前後方向において、上段の隣り合う第2のセル22の間に設けられる。第5の基板54を上から下に貫通して第5のネジボス53aに螺着される第5のネジ57によって、第5の基板54が第5のセパレータ53上に固定される。第5のネジ57によるネジ止め箇所の個数は任意である。第5のネジ57は、上段の隣り合う第2のセル22の間に延在する。第5の基板54の上面には、図42に示すように、第5のインターフェースとしての第5の端子55が左右方向に並んで設けられる。第5の端子55は、図示の例では7個であるが、その個数は任意である。
第5の電池パック50は、上下方向において第2の電池パック20よりも若干大きく、左右方向において第2の電池パック20よりも若干小さい。また、第5の電池パック50は、前後方向においては第2の電池パック20と略同一である。しかし、第1の電池パック10と第2の電池パック20のサイズの差からすれば、第5の電池パック50は第2の電池パック20とほぼ同じサイズといえる。第5の電池パック50も、本実施の形態の電気機器システムにおいて、第2の電池パック20と同等の効果を奏することができる。もっとも、第5の電池パック50における上段の隣り合う第2のセル22の外周面間の距離(左右方向におけるセルの中心間の距離)が、第2の電池パック20における上段の隣り合う第2のセル22の外周面間の距離(左右方向におけるセルの中心間の距離)よりも小さい関係で、第5のネジボス53aは第2のネジボス23aより高くなる。なお、左右方向の寸法を第2の電池パック20と同等にすれば、第2の電池パック20と同様に、第5のネジボス53aを第2のネジボス23aと同じ高さに抑えることができ、第5の電池パック50の上下方向の寸法を抑えることができる。また、上段と下段の第2の電池セル22の上下方向におけるセルの中心間距離は、第2の電池パック20よりも第5の電池パック50の方が大きい。このため、重心を電動工具本体70側に近づける効果は、第5の電池パック50より第2の電池パック20のほうが大きい。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
電気機器本体は、電動工具本体に限定されず、電動工具以外の電動作業機や動力工具の本体であってもよいし、更に別の電気機器の本体であってもよい。実施の形態で示した具体的な電圧値や容量、セルの本数などは、一例であり、適宜変更可能である。電気機器システムの最小構成においては、第3の電池パック30を省略してもよく、第1の電池パック10及び第4の電池パック40の一方を省略してもよく、第2の電池パック20及び第5の電池パック50の一方を省略してもよい。
10 第1の電池パック、11 第1のケース、11a 第1のレール部、12 第1のセル、13 第1のセパレータ、13a 第1のネジボス、14 第1の基板、15 第1の端子、16a 第1のラッチ操作部、16b 第1のラッチ凸部、17 第1のネジ、
20 第2の電池パック、21 第2のケース、21a 第2のレール部、22 第2のセル、23 第2のセパレータ、23a 第2のネジボス、24 第2の基板、25 第2の端子、26a 第2のラッチ操作部、26b 第2のラッチ凸部、27 第2のネジ、
30 第3の電池パック、31 第3のケース、31a 第3のレール部、33 第3のセパレータ、33a 第3のネジボス、34 第3の基板、35 第3の端子、36a 第3のラッチ操作部、36b 第3のラッチ凸部、37 第3のネジ、
40 第4の電池パック、41 第4のケース、41a 第4のレール部、43 第4のセパレータ、43a 第4のネジボス、44 第4の基板、45 第4の端子、46a 第4のラッチ操作部、46b 第4のラッチ凸部、47 第4のネジ、
50 第5の電池パック、51 第5のケース、51a 第5のレール部、53 第5のセパレータ、53a 第5のネジボス、54 第5の基板、55 第5の端子、56a 第5のラッチ操作部、56b 第5のラッチ凸部、57 第5のネジ。

Claims (12)

  1. 第1の外径を有する第1のセルをN個だけ収容し、第1の定格電圧を有する第1の電池パックと、
    前記第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第2の定格電圧を有する第2の電池パックと、
    前記第1及び第2の電池パックのいずれかを選択して接続可能に構成された電気機器本体と、を有する、電気機器システム。
  2. 前記第1及び第2の電池パックは、前記電気機器本体に対して第1の方向にスライドさせて接続可能であり、
    前記第1の方向において前記第2の電池パックは前記第1の電池パックより小さい、請求項1に記載の電気機器システム。
  3. 前記第1のセルを前記N個より少ないM個だけ収容し、前記第1の定格電圧より低い第3の定格電圧を有する第3の電池パックを有し、
    前記第1の方向において、前記第2の電池パックの寸法は、前記第3の電池パックと略同じである、請求項2に記載の電気機器システム。
  4. 前記第1のセルは、碁盤目状に配置され、第1のケースに収容され、
    前記第2のセルは、俵積みされ、第2のケースに収容される、請求項1から3の何れか一項に記載の電気機器システム。
  5. 前記第1の電池パックでは、前記第1のセルがN/2個だけ直列接続され、
    前記第2の電池パックでは、前記第2のセルが全て直列接続される、請求項1から5の何れか一項に記載の電気機器システム。
  6. 前記第1のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第4の定格電圧を有する第4の電池パックを有する、請求項5に記載の電気機器システム。
  7. 前記第4の電池パックでは、前記第1のセルが全て直列接続される、請求項6に記載の電気機器システム。
  8. 前記第1の電池パックは、前記N個の第1のセルを保持する第1のセパレータと、前記第1のセパレータに第1のネジで固定された第1の基板と、を有し、
    前記第2の電池パックは、前記N/2個の第2のセルを保持する第2のセパレータと、前記第2のセパレータに第2のネジで固定された第2の基板と、を有し、
    前記第1のネジは、上下方向と垂直に隣り合う第1のセル間に延在し、
    前記第2のネジは、上下方向と垂直に隣り合う第2のセル間に延在し、
    前記第2のセパレータの前記第2のネジと係合する第2のネジボスの高さが、前記第1のセパレータの前記第1のネジと係合する第1のネジボスの高さよりも低い、請求項1から7の何れか一項に記載の電気機器システム。
  9. 上下方向と直交する方向に隣り合う第2のセルの外周面間の距離が、上下方向と直交する方向に隣り合う第1のセルの外周面間の距離よりも長い、請求項8に記載の電気機器システム。
  10. 第1の外径を有する第1のセルをL個だけ収容し、第4の定格電圧を有する第4の電池パックと、
    前記第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2のセルをL個だけ収容し、前記第4の定格電圧と実質的に同じ第2の定格電圧を有する第2の電池パックと、
    前記第4及び第2の電池パックのいずれかを選択して接続可能に構成された電気機器本体と、を有し、
    前記第4の電池パックでは、前記第1のセルが全て直列接続され、
    前記第2の電池パックでは、前記第2のセルが全て直列接続される、電気機器システム。
  11. 第1の外径を有する第1のセルをN個だけ収容し、第1の定格電圧を有する第1の電池パックと、前記第1の外径よりも大きい第2の外径を有する第2のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第2の定格電圧を有する第2の電池パックと、のいずれかを選択して接続可能な電池パック接続部と、
    前記電池パック接続部に接続された電池パックからの電力により駆動する負荷部と、を備えた、電気機器本体。
  12. 前記電池パック接続部は、前記第1のセルをN/2個だけ収容し、前記第1の定格電圧と実質的に同じ第4の定格電圧を有する第4の電池パックを接続可能である、請求項12に記載の電気機器本体。
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