JP2020177477A - 静電容量型パネルセンサ - Google Patents

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Yoshikazu Tanaka
良和 田中
小川 保二
Yasuji Ogawa
保二 小川
熊岸 正夫
Masao Kumagishi
正夫 熊岸
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Abstract

【課題】静電容量型パネルセンサの下部に配置されたヒータやクーラから、静電容量型パネルセンサの上部に載置された検出対象物に対する熱伝導を良好に行うことができる静電容量型パネルセンサを提供すること。【解決手段】送信電極線群パターンの送信電極線11と受信電極線群パターンの受信電極線12とが直交しPETフィルム10の表裏に離隔配置され、送信電極線11と受信電極線12との交差点をマトリクス状に形成したセンサ基板2上に検出対象物の静電容量変化を検出する静電容量型パネルセンサ1であって、検出対象物が載置されるPETフィルム10の表面側に受信電極線群パターンの受信電極線12が配置され、PETフィルム10の裏面側に送信電極線群パターンの送信電極線11が配置され、送信電極線群パターンの送信電極線11の裏面側にさらに導電板18が配置される。また、送信電極線11の線幅は、受信電極線の線幅よりも広くしている。【選択図】図1

Description

本発明は、静電容量型パネルセンサの下部に配置されたヒータやクーラから、静電容量型パネルセンサの上部に載置された検出対象物に対する熱伝導を良好に行うことができる静電容量型パネルセンサに関する。
静電容量型タッチパネルは、入出力デバイスに多用されている。静電容量型タッチパネルは、センサ表面にガラスやアクリルなどの厚く硬い加飾パネルを用いることができるという利点がある。静電容量型タッチパネルは、縦横にパターニングされた透明電極を組み合わせ、センサーパネルの表面に指を近づけると、近づけた部分の電極に容量変化が生じ、この容量変化を検出することで指の位置を特定する。
特開2016−50245号公報
ところで、静電容量型タッチパネルは、ショーケースの商品棚や倉庫棚の上面に配置し、この静電容量型タッチパネルの上面に載置される商品などの検出対象物を検出する静電容量型パネルセンサとして利用することができる。ここで、商品棚などに静電容量型タッチパネルを設ける場合、商品棚を板状の強化ガラスで剛性及び強度を持たせている場合、この強化ガラスの誘電率が高いため、静電容量型パネルセンサの上面に検出対象物が載置されても、変位電流が強化ガラス側に引き込まれ、検出対象物側への変位電流の流れが減少し、静電容量変化が小さくなってしまう。この結果、検出対象物に対する検出感度が低いという問題点があった。
この問題点を解決するため、静電容量型パネルセンサでは、送信電極線と受信電極線との交差点をマトリクス状に形成したセンサ基板の下部に発泡ABSなどによる空気層を設けるようにしている。
しかし、この空気層を設けると、商品棚にヒータやクーラが設けられる場合、ヒータやクーラと、静電容量型パネルセンサ上の検出対象物との間の厚さが大きいため、検出対象物に対する熱伝導が悪いという問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、静電容量型パネルセンサの下部に配置されたヒータやクーラから、静電容量型パネルセンサの上部に載置された検出対象物に対する熱伝導を良好に行うことができる静電容量型パネルセンサを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる静電容量型パネルセンサは、送信電極線群パターンの送信電極線と受信電極線群パターンの受信電極線とが直交し電極シートの表裏に離隔配置され、前記送信電極線と前記受信電極線との交差点をマトリクス状に形成したセンサ基板上に検出対象物が載置された場合における各交差点の静電容量変化を検出する静電容量型パネルセンサであって、前記検出対象物が載置される前記電極シートの表面側に受信電極線群パターンの受信電極線が配置され、前記電極シートの裏面側に送信電極線群パターンの送信電極線が配置され、送信電極線群パターンの送信電極線の裏面側にさらに導電板が配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる静電容量型パネルセンサは、上記の発明において、前記送信電極線の線幅は、前記受信電極線の線幅よりも広いことを特徴とする。
また、本発明にかかる静電容量型パネルセンサは、上記の発明において、前記送信電極線の線幅は、メッシュパターンであることを特徴とする。
また、本発明にかかる静電容量型パネルセンサは、上記の発明において、前記検出対象物は商品棚上に陳列される商品であり、前記センサ基板は前記商品棚上に配置され、前記商品棚の上面側には、ヒータ又はクーラが配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる静電容量型パネルセンサは、上記の発明において、前記送信電極線に入力される送信信号を用いて、前記送信信号と同位相であって、前記検出対象物が載置されていない場合の前記交差点の静電容量と同等の静電容量によってなまった波形を有した基準信号を生成する基準信号生成部と、前記受信電極線からの受信信号と前記基準信号との差分を増幅した信号を検出信号として出力する差動アンプと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、静電容量型パネルセンサの下部に配置されたヒータやクーラから、静電容量型パネルセンサの上部に載置された検出対象物に対する熱伝導を良好に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態である静電容量型パネルセンサの全体構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示した静電容量型パネルセンサの断面構成を示す図である。 図3は、センサ基板における送信電極線と受信電極線との配置関係を示す図である。 図4は、センサ基板上の駆動回路の一例を示す回路図である。 図5は、静電容量型パネルセンサの検出値をもとに生成した底面形状画像の一例を示す図である。 図6は、送信電極線と受信電極線との交差点近傍における電気力線及び電流の流れを示す図である。 図7は、送信電極線の幅を受信電極線の幅よりも広くした一例を示す図である。 図8は、送信電極線をメッシュパターンにした一例を示す図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態である静電容量型パネルセンサ1の全体構成を示す斜視図である。また、図2は、図1に示した静電容量型パネルセンサ1の断面構成を示す図である。なお、静電容量型パネルセンサ1は、表面側(+Z方向)に載置された検出対象物の有無を静電容量の変化によって検出するセンサである。例えば、ショーケースの商品棚に載置された缶飲料、ペットボトル、煙草、薬などの商品の有無を検出する。図1に示すように、静電容量型パネルセンサ1は、検出対象物が載置される検出領域Eとマトリクス駆動部EAとを有するセンサ基板2である。
図2に示すように、センサ基板2は、電極シートであるPETフィルム10の裏面(−Z方向)に複数の送信電極線11からなる送信電極線パターンが描かれ、表面に複数の受信電極線12からなる受信電極線パターンが描かれている。複数の送信電極線11は、X方向に延びて所定のピッチで平行配置される。複数の受信電極線12は、Y方向に延びて所定のピッチで平行配置される。複数の送信電極線11と複数の受信電極線12とは、PETフィルム10の厚みの間隔で離隔配置され、Z方向からみた、複数の送信電極線11と複数の受信電極線12との交差点がマトリクス状に配置される。静電容量型パネルセンサ1は、各交差点での静電容量変化を検出し、2次元の静電容量変化画像を生成することによって、上部に載置された検出対象物の有無を検出することができる。
受信電極線パターンの表面側及び送信電極線パターンの裏面側には、それぞれ両面テープ13,15を介してそれぞれ保護膜としてのPETフィルム14,16が積層される。
さらに、PETフィルム16の裏面側(−Z方向)には、両面テープ17を介して導電板18が配置される。この導電板18は、下部(−Z方向)から熱を上部に熱を伝えるために設けたものである。導電板18を平板としたのは、上部のセンサ基板2に対して均一に熱を伝えるためである。導電板18は、例えばアルミニウムである。
なお、センサ基板2は、コネクタ1aを介して検出部3に接続される。検出部3は、送信信号を送信電極線11に出力し、受信電極線12から出力される検出信号を受信して検出対象物の有無を検出する。
<検出動作>
次に、静電容量型パネルセンサ1の動作について説明する。図3に示すように、静電容量型パネルセンサ1は、PETフィルム10を挟んで複数の送信電極線11及び複数の受信電極線12が直交して配置される。
図4に示すように、複数の送信電極線11及び複数の受信電極線12が直交する交差点は、PETフィルム10の厚みの間隔で離隔されているため、結合容量Ceが発生している。この状態で、検出部3は、送信電極線11に30Vの矩形波信号Siを印加すると、受信電極線12から各交差点に対応する検出信号SBが出力される。
検出部3から入力された送信信号である矩形波信号Siは、セレクタ20を介して各送信電極線11に出力される。この際、矩形波信号Siは、アンプ21によって増幅される。各受信電極線12からは、各送信電極線11との各交差点で発生した検出信号をセレクタ22を介して出力され、その後、アンプ23によって増幅された検出信号SBを差動アンプ31の+端に出力する。
一方、ゲイン調整アンプ30には、送信線11aに接続される静電容量Ccを有するコンデンサ33を介した送信信号Siを増幅し、この増幅した校正信号SCを基準信号として差動アンプ31の−端に出力する。なお、校正信号SCは、静電容量型パネルセンサ1の表面に検出対象物が載置されていない状態における検出信号SB0を模擬する信号であり、ゲイン調整アンプ30は、コンデンサ33を介して入力される送信信号Siのゲインが調整されている。
差動アンプ31は、検出信号SBから校正信号SCを減算した差分を増幅した検出信号SAとして検出部3に出力する。
コンデンサ33、ゲイン調整アンプ30は、基準信号生成部として機能し、この基準信号生成部及び差動アンプ31を設けない場合、検出信号SBがそのまま検出部3に出力される。ここで、検出対象物が載置された状態の検出信号SBを検出信号SB1とし、検出対象物が載置されない状態の検出信号SBを検出信号SB0とすると、検出部3は、検出信号SB0と検出信号SB1との差ΔSBをもとに、検出対象物の載置有無を検出する。ここで、検出対象物が煙草などの誘電率が低いものである場合、静電容量変化は小さく、この差ΔSBが極めて小さくなる。そこで、アンプ23のゲインを大きくし、あるいは高段にアンプを設けてゲインを大きくした場合、検出部3のA/D変換入力のダイナミックレンジを超えてしまい、検出対象物の有無を検出することができない。
そこで、本実施の形態では、基準信号生成部及び差動アンプ31を設けて校正信号SCを生成し、差動アンプ31が検出信号SBから校正信号SCを差し引いた信号を増幅した検出信号SAを検出部3に出力している。校正信号SCは、検出信号SB0に近い値である。検出信号SA0は、検出信号SB0から校正信号SCを差し引いて増幅した信号であり、検出信号SA1は、検出信号SB1から校正信号SCを差し引いて増幅した信号である。この検出信号SA0と検出信号SA1との差ΔSAは、A/D変換入力のダイナミックレンジ内に十分収まる値となり、しかも差ΔSBを拡大した値である。これにより、検出対象物が煙草などの誘電率が低いものであって静電容量変化が小さい場合であっても、A/D変換入力のダイナミックレンジ内で検出感度を向上させることができる。
図5は、検出信号SAの値をもとに生成した底面形状画像Dの一例を示す図である。この底面形状画像Dは、XY平面の2次元画像である。図5では、静電容量型パネルセンサ1上に煙草を載置した場合の底面形状画像Dを示している。底面形状画像D内にペットボトルの底面に対応する2次元位置に画像Daが現れている。検出部3は、この底面形状画像Dを利用する図示しない外部装置に出力する。
<検出動作の詳細>
図6は、図4に示した交差点であるA部の送信電極線11と受信電極線12との間で生成する電気力線の状態及び電流の流れを示す図である。まず、検出部3から送信された矩形波信号Siは、入力電流iとして送信電極線11を流れる。入力電流iは、受信電極線12の交差点では結合容量Ceを介した変位電流分である出力電流i0が受信電極線12に流れる。ここで、送信電極線11と受信電極線12との間の電気力線は、静電容量型パネルセンサ1の上部に検出対象物100が載置されている場合、検出対象物100側への電気力線が増大し、検出対象物100に対して微小な変位電流分が漏れ電流i1として流れる。この結果、受信電極線12を流れる出力電流は、出力電流i0から漏れ電流i1分、差し引いた出力電流(i0−i1)となる。この差は上記の差ΔSBである。
一方、送信線11aには、コンデンサ33が接続され、このコンデンサ33を介した変位電流(校正電流)分が出力電流i0´としてゲイン調整アンプ30側に流れる。この結果、差動アンプ31は、検出対象物100が載置されていないときの検出電流SA0は、出力電流i0から出力電流i0´を減算して所定ゲインG分、増幅した値となる。また、検出対象物100が載置されているときの検出電流SA1は、出力電流i0から、漏れ電流i1及び出力電流i0´を減算して所定ゲインG分、増幅した値となる。ここで、出力電流i0と出力電流i0´の値が近い値であると、検出電流SA0は、ほぼ0になり、検出電流SA1は、(−i1)となり、検出対象物100に流れた漏れ電流i1のみを検出できることになる。
なお、ゲイン調整アンプ30のゲインは、静電容量型パネルセンサ1に載置される検出対象物100の誘電率や形状などによって予め設定しておくことができる。検出対象物100の誘電率が低く、差ΔSBが小さい場合には、出力電流i0と出力電流i0´との値が近くなるようにゲイン調整しておき、検出対象物100の誘電率が高く、差ΔSBが大きい場合には、出力電流i0´の値が出力電流i0よりも小さくなるようにゲイン調整しておけばよい。すなわち、差ΔSAがA/D変換入力のダイナミックレンジ内に収まり、かつ、大きな値となるようにゲイン調整する。
<送信電極線の構造>
図7に示すように、センサ基板2は、PETフィルム10の表面に、受信電極線12が形成された受信電極線群パターンが形成され、PETフィルム10の裏面に、送信電極線11が形成された送信電極線群パターンが形成される。
そして、送信電極線群パターンの下部には、導電板18が配置される。このため、送信電極線11からの電気力線は、導電板18に引き込まれる量が多くなり、上部に配置された検出対象物100に対する静電容量変化が小さくなる。
そこで、本実施の形態では、送信電極線11の線幅W2を受信電極線12の線幅W1よりも大きくし、この送信電極線11によって、下部へのシールドを行い、送信電極線11から下部の導電板18に電気力線が集中することを抑止している。
図8は、送信電極線11と受信電極線12とのパターンの一例を示す図である。図8に示すように、送信電極線11は、送信電極線群パターンが形成される平面をほぼシールドしている。送信電極線11は、矩形のベタな電極パターンでもよいが、送信電極線群パターンの形成に用いるインクの量を削減するため、メッシュパターンとしている。なお、送信電極線11の中央部分11bは、メッシュの線幅を他のメッシュの線幅よりも太くしている。このメッシュパターンである送信電極線群パターンの面積は、PETフィルム10の検出領域の面積に対する比で50%程度としている。すなわち、インクの量は、ベタな電極パターンに比して半分で済む。
なお、送信電極線群パターンの形成は、電極パターンがメッシュパターンである場合、アディティブ法によって形成し、送信電極線がベタな電極パターンである場合、サブトラクティブ法によって形成するとよい。
なお、上記の実施の形態では、送信線11aにコンデンサ33を直接接続し、送信線11aから矩形波信号Siを直接取得するようにしていたが、これに限らず、アンプ21の後段であって、検出領域E外に、送信電極線11に直交する校正電極線を設けるとともに、各送信電極線11と校正電極線との間にそれぞれコンデンサを設け、校正電極線を介して矩形波信号Siを得るようにしてもよい。
また、校正電極線に替えてベタな配線パターンである平板校正電極線を設け、送信電極線11と平板校正電極線との間をそれぞれ静電結合し、それぞれ静電容量が生成できるようにしてもよい。なお、配線パターンである平板校正電極線は、送信電極線群パターンと受信電極線群パターンとを表裏に形成するPETフィルム10の受信電極線群パターン側に形成される。また、平板校正電極線は、校正電極線と同様に、アンプ21の後段であって、検出領域E外に設けられる。
さらに、上記の実施の形態では、静電容量型パネルセンサ1に載置される検出対象物に応じてゲイン調整アンプ30のゲインを調整していたが、複数の異なるコンデンサを送信線11aに予め接続しておき、静電容量型パネルセンサ1に載置される検出対象物に応じた複数のコンデンサをセレクタによって選択し、選択したコンデンサを経由した矩形波信号Siをゲイン調整アンプ30に入力するようにしてもよい。この場合、ゲイン調整アンプ30は調整せず、セレクタの選択設定のみでよい。
なお、本実施の形態及び変形例で示した静電容量型パネルセンサ1は、ショーケースの商品棚や倉庫棚以外にも適用することができる。たとえば、ベルトコンベアなどの搬送路上に静電容量型パネルセンサ1を設けることによって、加熱あるいは冷却された状態で搬送される物品の形状や材料を検出することができる。
また、上記の実施の形態及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 静電容量型パネルセンサ
1a コネクタ
2 センサ基板
3 検出部
10,14,16 PETフィルム
11 送信電極線
11a 送信線
11b 中央部分
12 受信電極線
13,15,17 両面テープ
18 導電板
20,22 セレクタ
21,23 アンプ
30 ゲイン調整アンプ
31 差動アンプ
33 コンデンサ
100 検出対象物
Cc 静電容量
Ce 結合容量
D 底面形状画像
Da 画像
E 検出領域
EA マトリクス駆動部
G 所定ゲイン
i 入力電流
i0,i0´ 出力電流
i1 漏れ電流
SA,SA0,SA1,SB,SB0,SB1 検出信号
SC 校正信号
Si 矩形波信号
W1,W2 線幅
ΔSA,ΔSB 差

Claims (5)

  1. 送信電極線群パターンの送信電極線と受信電極線群パターンの受信電極線とが直交し電極シートの表裏に離隔配置され、前記送信電極線と前記受信電極線との交差点をマトリクス状に形成したセンサ基板上に検出対象物が載置された場合における各交差点の静電容量変化を検出する静電容量型パネルセンサであって、
    前記検出対象物が載置される前記電極シートの表面側に受信電極線群パターンの受信電極線が配置され、
    前記電極シートの裏面側に送信電極線群パターンの送信電極線が配置され、
    送信電極線群パターンの送信電極線の裏面側にさらに導電板が配置されることを特徴とする静電容量型パネルセンサ。
  2. 前記送信電極線の線幅は、前記受信電極線の線幅よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の静電容量型パネルセンサ。
  3. 前記送信電極線の線幅は、メッシュパターンであることを特徴とする請求項2に記載の静電容量型パネルセンサ。
  4. 前記検出対象物は商品棚上に陳列される商品であり、前記センサ基板は前記商品棚上に配置され、前記商品棚の上面側には、ヒータ又はクーラが配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の静電容量型パネルセンサ。
  5. 前記送信電極線に入力される送信信号を用いて、前記送信信号と同位相であって、前記検出対象物が載置されていない場合の前記交差点の静電容量と同等の静電容量によってなまった波形を有した基準信号を生成する基準信号生成部と、
    前記受信電極線からの受信信号と前記基準信号との差分を増幅した信号を検出信号として出力する差動アンプと、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の静電容量型パネルセンサ。
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