JP2020176653A - 密封装置及び密封構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングと軸との間に傾斜して組み付けられることを更に抑制することができる密封装置を提供する。【解決手段】密封装置1は、軸線Y1周りに環状の補強環10と、補強環10に取り付けられている弾性体から形成されている軸線Y1周りに環状の弾性体部20とを備えている。補強環10は、筒状部11と、筒状部11の下側端部11bから外周側に延びる外周凸部12とを有している。弾性体部20は、補強環10の筒状部11の外周面11dに外周側弾性体部21を有している。外周凸部12と外周側弾性体部21との間には、外周凸部12にハウジング100が嵌合するように、間隙Cが形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、密封装置及び密封構造に関する。
車両や汎用機械、例えば自動車において、ハウジングとしてのエンジンヘッドカバーと軸としてのプラグチューブとの間をシールするプラグチューブシール等の密封装置が従来から広く用いられている。このような密封装置として、シール本体部とシールリップ部とにより形成されており、シール本体部をエンジンヘッドカバーの内周面に嵌着し、シールリップ部をプラグチューブの外周面に当接させて、エンジンヘッドカバーとプラグチューブとの間をシールするプラグチューブシールがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3016044号公報
このような密封装置をエンジンヘッドカバーとプラグチューブとの間に組み付ける際には、密封装置のシール本体部が軸方向及び周方向に変形し、組み付け時の力が除かれたときに軸方向に戻りの力が生じる所謂スプリングバック現象により、密封装置が傾斜して組み付けられる可能性がある。このため、従来の密封装置に対しては、密封装置が傾斜して組み付けられることを更に抑制することができる構造が求められている。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングと軸との間に傾斜して組み付けられることを更に抑制することができる密封装置及び密封構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る密封装置は、軸と該軸が挿入される開口部を有するハウジングとの間の環状の隙間の密封を図る密封装置であって、軸線周りに環状の補強環と、前記補強環に取り付けられている弾性体から形成されている前記軸線周りに環状の弾性体部とを備え、前記補強環は、筒状部と、該筒状部の一方側端部から外周側に延びる外周凸部とを有しており、前記弾性体部は、前記補強環の前記筒状部の外周面に外周側弾性体部を有しており、前記外周凸部と前記外周側弾性体部との間には、前記外周凸部に前記ハウジングが嵌合するように、間隙が形成されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る密封装置においては、前記外周凸部の外周面は、一方側に向かうにつれて内周側に傾斜している。
本発明の一態様に係る密封装置においては、前記外周凸部は、前記筒状部の一方側端部から外周側に延びる環状のフランジであり、前記補強環には、前記外周凸部の外周面から前記筒状部まで延びる溝部が等間隔に複数形成されている。
本発明の一態様に係る密封装置においては、前記補強環は、前記筒状部の他方側端部から内周側に延びる環状の内周フランジ部を有しており、前記弾性体部は、前記筒状部の他方側端部から内周側に向かうにつれて一方側に延びる環状のシールリップ部を有している。
本発明の一態様に係る密封装置においては、前記弾性体部は、前記外周側弾性体部の外周面から外周側に延びる環状の外周リップ部を有している。
上記目的を達成するために、本発明に係る密封構造は、軸と、前記軸が挿入される開口部を有するハウジングと、前記軸と前記ハウジングとの間の環状の隙間の密封を図る密封装置と、を備える密封構造であって、前記密封装置は、軸線周りに環状の補強環と、前記補強環に取り付けられている弾性体から形成されている前記軸線周りに環状の弾性体部とを備え、前記補強環は、筒状部と、該筒状部の一方側端部から外周側に延びる外周凸部とを有しており、前記弾性体部は、前記補強環の前記筒状部の外周面に外周側弾性体部を有しており、前記外周凸部と前記外周側弾性体部との間には、前記外周凸部に前記ハウジングが嵌合するように、間隙が形成されており、前記ハウジングは、該ハウジングの一方側端部から内周に延びるフランジ部を有しており、前記ハウジングの前記フランジ部が前記密封装置の前記間隙に篏合されていることを特徴とする。
本発明に係る密封装置によれば、ハウジングと軸との間に傾斜して組み付けられることを更に抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る密封装置の概略構成を示すための断面図である。 本発明の実施の形態に係る密封装置が密封対象のプラグチューブとハウジングとの間に組み付けられた状態である密封構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る密封装置1の概略構成を示すための断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る密封装置1が密封対象のプラグチューブ110とハウジング100との間に組み付けられた状態を示す断面図である。密封装置1は、自動車関連分野(内燃機関及び補機を含む)又は一般産業機械の分野等において用いられる。密封装置1は、例えば自動車関連分野においては、内燃機関におけるシリンダヘッドカバーとプラグチューブとの間をシールするプラグチューブシール、又はシリンダヘッドカバーとインジェクションパイプとの間をシールするインジェクションパイプシール等として用いられる。すなわち、密封装置1は、密封対象の種々の2部材間の隙間を密封する役割を担っている。なお、密封装置1が適用される対象は、上記に限られない。
本発明の実施の形態に係る密封装置1は、軸としてのプラグチューブ110とプラグチューブ110が挿入される開口部101を有するハウジング100との間の環状の隙間の密封を図っている。密封装置1は、軸線Y1周りに環状の補強環10と、補強環10に取り付けられている弾性体から形成されている軸線Y1周りに環状の弾性体部20とを備えている。補強環10は、筒状部11と、筒状部11の一方側端部(下側端部11b)から外周側に延びる外周凸部12とを有している。弾性体部20は、補強環10の筒状部11の外周面11dに外周側弾性体部21を有している。外周凸部12と外周側弾性体部21との間には、外周凸部12にハウジング100が嵌合するように、間隙Cが形成されている。以下、密封装置1の構成について具体的に説明する。
以下の説明において、説明の便宜上、図1,2における密封装置1の軸線である軸線Y1の方向(以下、軸線Y1方向ともいう)における他方(矢印a方向)を上側とし、一方(矢印b方向)を下側とする。また、図1,2における密封装置1の軸線Y1に直交して延在する半径方向における一方(矢印c方向)を内周側とし、他方(矢印d方向)を外周側とする。以下の説明において、各部材の位置関係や方向を上下を用いて説明するときは、あくまで図面における位置関係や方向を示し、実際の車両等に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。
図1に示すように、密封装置1は、外形が、軸線Y1周りに円環状又は略円環状に形成されており、その中央部分には、円筒状又は略円筒状の開口部2が形成されている。密封装置1は、軸線Y1周りに円筒状又は略円筒状の補強環10と、補強環10と一体に成形された弾性体により形成されており、軸線Y1周りに円環状又は略円環状の弾性体部20とを有している。
密封装置1において、弾性体部20の弾性体は、例えば、フッ素ゴムやアクリルゴム等のゴム材である。補強環10は、例えば、金属製であり、プレス加工や鍛造によって製造されており、弾性体部20は成形型を用いて架橋(加硫)成形によって成形される。
補強環10は、筒状部11と、筒状部11の一方側端部である下側端部11bから外周側(矢印d方向)に延びる外周凸部12と、筒状部11の他方側端部である上側端部11aから内周側(矢印c方向)に延びる環状の内周フランジ部13を有している。外周凸部12の外周面12dは、一方側である下側(矢印b方向)に向かうにつれて内周側(矢印c方向)に傾斜している。外周凸部12は、筒状部11の下側端部11bから外周側に延びる環状のフランジである。また、補強環10には、外周凸部12の外周面12dから筒状部11まで延びる溝部14が等間隔に複数形成されている。
具体的に、筒状部11は、軸線Y1方向と平行又は略平行に延びており、軸線Y1周りに円筒状又は略円筒状に形成されている。筒状部11は、筒状部11の上側(矢印a方向)の端部である上側端部11a及び外周面11dの大部分が弾性体部20に埋没しており、外周面11dの一部、内周面11cの大部分及び外周凸部12が弾性体部20から露出している。内周フランジ部13は、半径方向と平行又は略平行に延びており、筒状部11の上側端部11aから内周側(矢印c方向)に延びる円環状又は略円環状のフランジである。内周フランジ部13は、弾性体部20に埋没している。
外周凸部12は、半径方向と平行又は略平行に延びており、筒状部11の下側(矢印b方向)の端部である下側端部11bから外周側(矢印d方向)に延びる円環状又は略円環状のフランジである。外周凸部12の外周面12dは、外周凸部12の上面12aから下面12bに向かって内周側(矢印c方向)に斜めに延びている。
溝部14は、外周凸部12の外周面12dから筒状部11まで等間隔に複数延びている。具体的に、溝部14は、外周凸部12の外周面12dから内周側(矢印c方向)に向かって半径方向と平行又は略平行に延びた後、筒状部11の下側端部11bから上側(矢印a方向)に軸線Y1方向と平行又は略平行に延びる矩形状又は略矩形状の溝である。溝部14は、例えば断面視L字状又は略L字状に形成されており、軸線Y1から同心円状又は略同心円状に等角度間隔又は略等角度間隔に複数(例えば8つ、図1においては2つ)形成されている。
弾性体部20は、補強環10の筒状部11の外周面11dに外周側弾性体部21を有しており、筒状部11の上側端部(矢印a方向)から内周側(矢印c方向)に向かうにつれて下側(矢印b方向)に延びる環状のシールリップ部22を有している。また、弾性体部20は、外周側弾性体部21の外周面21dから外周側(矢印d方向)に延びる環状の外周リップ部26を有している。
具体的に、外周側弾性体部21は、軸線Y1方向と平行又は略平行に延びており、軸線Y1周りに円筒状又は略円筒状に形成されている。外周側弾性体部21は、筒状部11の上側端部11a及び外周面11dの大部分を被覆しており、外周面11dの一部及び内周面11cの大部分及び外周凸部12を被覆していない。外周リップ部26は、外周側弾性体部21の外周側(矢印d方向)の面である外周面21dの中央部分から外周側に突出する円環状又は略円環状のリップである。
シールリップ部22は、筒状部11の上側端部11aに設けられた内周フランジ部13から内周側(矢印c方向)に向かうにつれて下側(矢印b方向)に延びる円錐台状又は略円錐台状のリップ立上げ部23と、リップ立上げ部23と連接されているリップ先端部24とを有している。リップ先端部24は、その断面形状が内周側(矢印c方向)に向かって凸の楔形状の環状のリップであり、後述するプラグチューブ110の外周面110dと摺動可能に外周面110dに密接して接触するように形成されており、プラグチューブ110とハウジング100との間を密封するように取り付けられている。また、リップ先端部24の外周側(矢印d方向)には、リップ先端部24を半径方向において内周側(矢印c方向)に押し付けるガータースプリング25が嵌着されている。
かかる構成に加えて密封装置1には、外周凸部12と外周側弾性体部21との間に、外周凸部12にハウジング100が嵌合するように、間隙Cが形成されている。具体的に、間隙Cは、外周側弾性体部21の外周面21dから中心側に凹む円環状又は略円環状の溝である。間隙Cは、筒状部11の外周面11dの一部が底面として画成されており、外周側弾性体部21の下面21bが上側側面として画成されており、外周凸部12の上面12aが下側側面として画成されている。間隙Cは、密封装置1を組み付けた際の組付状態において、後述するハウジング100のフランジ部102に嵌合することができるようになっている。
続いて、密封装置1を組み付ける際の組付方法について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る密封装置1が密封対象のプラグチューブ110とハウジング100との間に組み付けられた状態である密封構造120を示す断面図である。密封構造120は、プラグチューブ110とプラグチューブ110が挿入される開口部101を有するハウジング100との間の環状の隙間に密封装置1が組み付けられて構成されており、プラグチューブ110とハウジング100との間の環状の隙間の密封を図っている。
プラグチューブ110は、軸線Y1方向と平行又は略平行に延びており、円柱棒状又は略円柱棒状に形成されている。プラグチューブ110は、ハウジング100に対して相対回転可能になっており、ハウジング100は、プラグチューブ110の外周側(矢印d方向)に配置されている。ハウジング100は、軸線Y1周りに円筒状又は略円筒状の開口部101が形成されている。
ハウジング100の開口部101にはプラグチューブ110が挿入されており、開口部101の内周側(矢印c方向)の面である内周面101cとプラグチューブ110の外周側(矢印d方向)の面である外周面110dとの間には環状の空間が形成されている。ハウジング100の下側端部100bには、開口部101の内周面101cから内周側(矢印c方向)に半径方向と平行又は略平行に延びる円環状又は略円環状のフランジ部102が設けられている。
すなわち、ハウジング100は、密封装置1を収容するための収容部103を有している。収容部103は、ハウジング100の上側(矢印a方向)の面である上面100aから下側(矢印b方向)に凹んでいる。
密封装置1を組み付ける際の組付方法について、まず、密封装置1は、ハウジング100の上側(矢印a方向)から下側(矢印b方向)に移動されて収容部103に挿入される。密封装置1が収容部103に挿入されると、密封装置1のリップ先端部24がプラグチューブ110の外周面110dに当接されてプラグチューブ110に圧入されると共に、密封装置1の弾性体部20の外周リップ部26がハウジング100の開口部101の内周面101cに当接されて開口部101に圧入される。
その後、密封装置1が更にハウジング100の下側に移動されると、密封装置1の外周凸部12がハウジング100のフランジ部102に当接されて外周凸部12が内周側(矢印c方向)に変形する。このとき、密封装置1の外周凸部12の外周面12dが下側(矢印b方向)に向かうにつれて内周側に傾斜しているため、密封装置1を組み付ける際に外周凸部12が内周側に変形し易くすることができ、密封装置1を組み付ける際の荷重を抑制することができるようになっている。また、補強環10には外周凸部12の外周面12dから筒状部11まで延びる溝部14が等間隔に複数形成されているため、密封装置1を組み付ける際の荷重を抑制することができ、密封装置1を組み付ける際の組付性を向上することができるようになっている。
その後、密封装置1が更にハウジング100の下側に移動されると、密封装置1の外周凸部12がハウジング100のフランジ部102よりも下側に移動して、内周側に変形されていた外周凸部12が元に戻りハウジング100のフランジ部102が密封装置1の間隙Cに嵌合する。この場合、フランジ部102の上面は外周側弾性体部21の下面21bと当接しており、フランジ部102の下面は外周凸部12の上面12aと当接している。このように、密封装置1の間隙Cがハウジング100のフランジ部102と嵌合するため、密封装置1が傾斜してハウジング100に組み付けられるのを更に抑制することができると共に、密封装置1がハウジング100から簡易に抜去されるのを更に抑制することができるようになっている。
その後、ハウジング100のフランジ部102が密封装置1の間隙Cに嵌合されると、密封装置1のリップ先端部24がプラグチューブ110の外周面110dに密接されると共に、密封装置1の弾性体部20の外周リップ部26がハウジング100の開口部101の内周面101cに密接される。これにより、密封装置1では、プラグチューブ110とプラグチューブ110が挿入される開口部101を有するハウジング100との間の環状の隙間を密封することができるようになっている。
このようにして、密封装置1では、補強環10が、筒状部11の下側端部11bから外周側に延びる外周凸部12を有しており、弾性体部20が、補強環10の筒状部11の外周面11dに外周側弾性体部21を有しており、外周凸部12と外周側弾性体部21との間には、外周凸部12にハウジング100が嵌合するように、間隙Cが形成されている。このため、密封装置1の間隙Cがハウジング100のフランジ部102と嵌合するため、密封装置1が傾斜してハウジング100に組み付けられるのを更に抑制することができると共に、密封装置1がハウジング100から簡易に抜去されるのを更に抑制することができる。
また、密封構造120では、プラグチューブ110と、ハウジング100と、密封装置1とを備えており、ハウジング100のフランジ部102が密封装置1の間隙Cに篏合されている。このため、密封装置1が傾斜してハウジング100に組み付けられるのを更に抑制することができると共に、密封装置1がハウジング100から簡易に抜去されるのを更に抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。また、例えば、上記実施の形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
例えば、本発明の実施の形態に係る密封装置1は、補強環10が、筒状部11の下側端部11bから外周側に延びる外周凸部12を有しており、補強環10に外周凸部12の外周面12dから筒状部11まで延びる溝部14が等間隔に複数形成されている場合を一例に本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれに限らず、外周凸部12は少なくとも1つの外周突起であればよく、外周突起と外周側弾性体部21との間に、外周突起にハウジング100が嵌合するように、間隙Cが形成されていればよい。
1…密封装置、2…開口部、10…補強環、11…筒状部、11a…上側端部、11b…下側端部、11c…内周面、11d…外周面、12…外周凸部、12a…上面、12b…下面、12d…外周面、13…内周フランジ部、14…溝部、20…弾性体部、21…外周側弾性体部、21b…下面、21d…外周面、22…シールリップ部、23…リップ立上げ部、24…リップ先端部、25…ガータースプリング、26…外周リップ部、100…ハウジング、100a…上面、100b…下側端部、101…開口部、101c…内周面、102…フランジ部、103…収容部、110…プラグチューブ、110d…外周面、120…密封構造、C…間隙、Y1…軸線

Claims (6)

  1. 軸と該軸が挿入される開口部を有するハウジングとの間の環状の隙間の密封を図る密封装置であって、
    軸線周りに環状の補強環と、
    前記補強環に取り付けられている弾性体から形成されている前記軸線周りに環状の弾性体部とを備え、
    前記補強環は、筒状部と、該筒状部の一方側端部から外周側に延びる外周凸部とを有しており、
    前記弾性体部は、前記補強環の前記筒状部の外周面に外周側弾性体部を有しており、
    前記外周凸部と前記外周側弾性体部との間には、前記外周凸部に前記ハウジングが嵌合するように、間隙が形成されていることを特徴とする密封装置。
  2. 前記外周凸部の外周面は、一方側に向かうにつれて内周側に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
  3. 前記外周凸部は、前記筒状部の一方側端部から外周側に延びる環状のフランジであり、
    前記補強環には、前記外周凸部の外周面から前記筒状部まで延びる溝部が等間隔に複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の密封装置。
  4. 前記補強環は、前記筒状部の他方側端部から内周側に延びる環状の内周フランジ部を有しており、
    前記弾性体部は、前記筒状部の他方側端部から内周側に向かうにつれて一方側に延びる環状のシールリップ部を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の密封装置。
  5. 前記弾性体部は、前記外周側弾性体部の外周面から外周側に延びる環状の外周リップ部を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の密封装置。
  6. 軸と、
    前記軸が挿入される開口部を有するハウジングと、
    前記軸と前記ハウジングとの間の環状の隙間の密封を図る密封装置と、を備える密封構造であって、
    前記密封装置は、
    軸線周りに環状の補強環と、
    前記補強環に取り付けられている弾性体から形成されている前記軸線周りに環状の弾性体部とを備え、
    前記補強環は、筒状部と、該筒状部の一方側端部から外周側に延びる外周凸部とを有しており、
    前記弾性体部は、前記補強環の前記筒状部の外周面に外周側弾性体部を有しており、
    前記外周凸部と前記外周側弾性体部との間には、前記外周凸部に前記ハウジングが嵌合するように、間隙が形成されており、
    前記ハウジングは、該ハウジングの一方側端部から内周に延びるフランジ部を有しており、
    前記ハウジングの前記フランジ部が前記密封装置の前記間隙に篏合されていることを特徴とする密封構造。
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