JP2020175467A - 教示装置及び教示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットアームを使用しない教示において、ロボットアームの動作に移行した際の不具合を軽減可能とする。【解決手段】対象部品が存在する領域が映された三次元距離画像を取得する画像取得部204と、対象部品に対する手による作業の開始及び終了を検出し、画像取得部204により取得された三次元距離画像から当該作業の開始から終了までの当該手又は当該対象部品の軌跡並びに当該対象部品の姿勢を検出する検出部205と、検出部205により検出された軌跡が、ロボットアーム10における動作量の許容範囲内であるかを判定する評価部207と、評価部207により軌跡が許容範囲内であると判定された場合に、当該軌跡及び姿勢に基づく軌道を、ロボットアーム10に対する軌道として設定する教示部210とを備え、検出部205は、評価部207により軌跡が許容範囲外であると判定された場合に、軌跡及び姿勢の再検出を行う。【選択図】図2

Description

この発明は、ロボットアームの軌道を教示するための教示装置及び教示方法に関する。
従来から、ロボットアームの軌道を教示するための教示装置が知られている。この教示装置において、教示者の負担軽減のため、ロボットアームを用いずに教示者の手で作業を行い、その際の軌跡及び対象部品の姿勢からロボットアームに対する軌跡の教示を行う教示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2015−71206号公報
しかしながら、ロボットアームを用いない教示では、得た軌跡に基づく軌道がロボットアームの動作において適切でない又はロボットアームで再現できない場合がある。よって、従来の教示装置では、ロボットアームの動作に移行した際に不具合が生じる場合があり、改善が求められている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ロボットアームを用いない教示において、ロボットアームの動作に移行した際の不具合を軽減可能な教示装置を提供することを目的としている。
この発明に係る教示装置は、対象部品が存在する領域が映された三次元距離画像を取得する画像取得部と、対象部品に対する手による作業の開始及び終了を検出し、画像取得部により取得された三次元距離画像から当該作業の開始から終了までの当該手又は当該対象部品の軌跡並びに当該対象部品の姿勢を検出する検出部と、検出部により検出された軌跡が、ロボットアームにおける動作量の許容範囲内であるかを判定する評価部と、評価部により軌跡が許容範囲内であると判定された場合に、当該軌跡及び姿勢に基づく軌道を、ロボットアームに対する軌道として設定する教示部とを備え、検出部は、評価部により軌跡が許容範囲外であると判定された場合に、軌跡及び姿勢の再検出を行うことを特徴とする。
この発明によれば、上記のように構成したので、ロボットアームを用いない教示において、ロボットアームの動作に移行した際の不具合を軽減可能となる。
実施の形態1に係る教示装置の構成例を示す図である。 実施の形態1における演算装置の構成例を示す図である。 実施の形態1に係る教示装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る教示装置の動作例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る教示装置の構成例を示す図である。
教示装置は、ロボットアーム10(図4参照)を用いずに教示者の手で作業を行うことで、ロボットアーム10の軌道を教示するための装置である。教示装置は、図1に示すように、撮像装置1及び演算装置2を備えている。
撮像装置1は、対象となる領域を撮像して三次元距離画像を得る。対象となる領域には、ロボットアーム10が処理を行う対象部品が存在している。撮像装置1としては、例えば図1に示すように、2台のカメラ101,102を備え、三次元距離センサ及び画像センサを兼ねたステレオカメラシステムが用いられる。この撮像装置1により得られた三次元距離画像を示すデータは、演算装置2に出力される。
演算装置2は、撮像装置1により得られた三次元距離画像に基づいて、ロボットアーム10に対して軌道の教示を行う。演算装置2は、図2に示すように、記録部201、情報取得部202、部品指定部203、画像取得部204、検出部205、補間部206、評価部207、位置関係指定部208、シミュレーション部209、教示部210及び表示部211を備えている。なお、演算装置2は、システムLSI(Large Scale Integration)等の処理回路、又はメモリ等に記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等により実現される。
記録部201は、演算装置2で得られた各種のデータを記録する。記録部201は、HDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disc)又はメモリ等によって構成される。
また図1,2では、記録部201が教示装置の内部に設けられた場合を示している。しかしながら、これに限らず、記録部201は教示装置の外部に設けられていてもよい。
情報取得部202は、ロボットアーム10の動作量に関するデータを取得する。動作量に関するデータとしては、例えば、ロボットアーム10の動作の総量に対する最大許容量又は最小許容量、或いは、ロボットアーム10が有する各関節の回転角の総量に対する最大許容量又は最小許容量等を示すデータのうちの少なくとも1つ以上のデータが挙げられる。
部品指定部203は、ロボットアーム10が処理を行う対象部品を指定する。この際、部品指定部203は、教示者による指示に応じて又は自動で、対象部品を指定する。
画像取得部204は、撮像装置1により得られた三次元距離画像を取得する。
検出部205は、部品指定部203により指定された対象部品に対する手による作業の開始及び終了を検出し、画像取得部204により取得された三次元距離画像から当該作業の開始から終了までの当該手又は当該対象部品の軌跡並びに当該対象部品の姿勢を検出する。
なお、検出部205は、画像取得部204により取得された三次元距離画像に基づいて、部品指定部203により指定された対象部品に手が近づいた場合に当該手による作業の開始を検出し、当該対象部品から当該手が離れた場合に当該手による作業の終了を検出してもよい。また、検出部205は、教示者からの通知(教示装置が有するボタン(不図示)の押下等)に応じて、部品指定部203により指定された対象部品に対する手による作業の開始及び終了を検出してもよい。また、検出部205は、教示者による手の動きが一定時間留まった場合に、当該手による作業の終了を検出してもよい。
また、検出部205は、評価部207により軌跡及び姿勢が許容範囲外であると判定された場合に、軌跡及び姿勢の再検出を行う。
また、検出部205は、評価部207により軌跡及び姿勢が許容範囲内であると判定された場合であっても、教示者により軌道の再教示が指示された場合には、軌跡及び姿勢の再検出を行ってもよい。
補間部206は、検出部205により検出された軌跡に対して補間処理を行う。この際、補間部206は、上記軌跡に対し、例えば直接補間又はAI(Artificial Intelligence)処理等により、不明な部分を補間する。
評価部207は、情報取得部202により取得されたデータに基づいて、検出部205により検出された軌跡(補間部206により補間が行われた場合には補間後の軌跡)が、ロボットアーム10における動作量の許容範囲内であるかを判定する。
なお、評価部207による評価結果は表示部211に表示されてもよい。また、評価部207が軌跡及び姿勢が許容範囲外であると判定した場合には、教示者に対して教示の再実施を促す通知(文字又は警告色等による表示等)が表示部211に表示されてもよい。
位置関係指定部208は、ロボットアーム10と部品指定部203により指定された対象部品との位置関係を指定する。この際、位置関係指定部208は、教示者による指示に応じて又は自動で、ロボットアーム10と対象部品との位置関係を指定する。例えば、位置関係指定部208は、ロボットアーム10の設置位置と対象部品の設置位置を指定する。
シミュレーション部209は、位置関係指定部208により指定された位置関係に基づいて、検出部205により検出された軌跡及び姿勢に従ってロボットアーム10の動作をシミュレーションする。シミュレーション部209は、検出部205により軌跡及び姿勢が検出される度に、ロボットアーム10の動作をシミュレーションしてもよい。また、シミュレーション部209は、評価部207により軌跡が許容範囲内であると判定された場合にのみ、ロボットアーム10の動作をシミュレーションしてもよい。シミュレーション部209によるシミュレーションを示す画面は、表示部211に表示される。
教示部210は、評価部207により軌跡が許容範囲内であると判定された場合に、当該軌跡及び姿勢に基づく軌道を、ロボットアーム10に対する軌道として設定する。なお、教示部210は、教示者により軌道の再教示が指示された場合には、上記軌跡及び姿勢に基づく軌道は、ロボットアーム10に対する軌道として設定しないようにしてもよい。
表示部211は、各種の画面を表示する。なお図1,2では、表示部211が教示装置の内部に設けられた場合を示している。しかしながら、これに限らず、表示部211は教示装置の外部に設けられていてもよい。
次に、図1,2に示す教示装置を用いたロボットアーム10に対する軌道の教示の一例について、図3を参照しながら説明する。以下では、図1,2に示す教示装置を用いて、図3に示すように、教示者が、十字状の部品(部品11)を、部品11と略同一形状の孔1201を有する部品(部品12)の当該孔1201に嵌め込む動作を教示する場合を示す。
なお、図1,2に示す教示装置では、撮像装置1及び演算装置2のシステム環境は構築済みであるとする。また、部品11及び部品12は実際に組立を行う環境と同等の環境に設置されているとする。そして、撮像装置1は、上記環境を撮像し、得られた三次元距離画像を示すデータを演算装置2に常時送信している。また以下では、シミュレーション部209は、評価部207により軌跡及び姿勢が許容範囲内であると判定された場合にのみ、ロボットアーム10の動作をシミュレーションするものとする。
また、実際にロボットアーム10が部品11を部品12に嵌め込む際には、画像処理による物体検知と力制御による微調整を行いつつ自動で動作する。力制御による微調整の例としては、嵌め込みを行う際に部品12の淵に部品11がぶつかって力を受けたら一旦戻し、前後、左右又は回転等を少しずつ行いながら嵌め込み処理を繰返す処理となる。
ここで、ロボットアーム10を用いずに教示者の手の動きで軌道の教示を行う場合、得た軌跡に基づく軌道がロボットアーム10の動作において適切でない又はロボットアーム10で再現できない場合がある。例えば、ロボットアーム10が有する関節の各回転軸が直交関係で設計されている場合、把持対象物が僅かに傾いているだけでも、人とはかなり異なる関節の動作が必要になる。すなわち、人にとって好都合な軌道とロボットアーム10にとって好都合な軌道とは異なり、教示者の手の動きにより得られた軌跡が、必ずしもロボットアーム10にとって適した軌道にはなり得ない。そのため、教示者の手の動きにより得られた軌跡が、ロボットアーム10における動作量として許容される範囲を逸脱している場合には、当該軌跡及び姿勢による教示は無効とすべきである。
そこで、実施の形態1に係る教示装置では、教示者の手による軌跡及び対象部品の姿勢を検出した際に、当該軌跡がロボットアーム10における動作量として許容可能な範囲であるかを評価する。これにより、実施の形態1に係る教示装置では、人にとっては好都合であってもロボットアーム10にとっては好都合ではない軌跡については、直ちに軌跡及び姿勢の再検出が可能となり、ロボットアーム10での動作に移行した際に生じる問題点(不具合)を低減できる。
図1,2に示す教示装置を用いたロボットアーム10に対する軌道の教示例では、図3に示すように、まず、情報取得部202は、ロボットアーム10の動作量に関するデータを取得する(ステップST1、情報取得ステップ)。動作量に関するデータとしては、例えば、ロボットアーム10の動作の総量に対する最大許容量又は最小許容量、或いは、ロボットアーム10が有する各関節の回転角の総量に対する最大許容量又は最小許容量等を示すデータのうちの少なくとも1つ以上のデータが挙げられる。
また、部品指定部203は、ロボットアーム10が処理を行う対象部品を指定する(ステップST2、部品指定ステップ)。ここでは、部品指定部203は、部品11及び部品12を指定する。
また、画像取得部204は、撮像装置1により得られた三次元距離画像を取得する(ステップST3、画像取得ステップ)。ここでは、三次元距離画像には部品11及び部品12が映っている。
次いで、検出部205は、部品指定部203により指定された対象部品(ここでは部品11)に対する手による作業の開始及び終了を検出し、画像取得部204により取得された三次元距離画像から当該作業の開始から終了までの当該手又は当該対象部品の軌跡並びに当該対象部品の姿勢を検出する(ステップST4、検出ステップ)。
すなわち、教示者は、自身の指で部品11を摘み、部品11を摘まんだ状態のまま自身の腕をロボットアーム10のように動かし、部品11を部品12に嵌め込む動作を行う。そして、検出部205はその際の教示者の手の動きに基づく軌跡及び部品11の姿勢を検出する。なお、教示者は、検出部205による検出を容易とするため、手又は指等に画像処理をし易くするための色を有するマーク等を付したり手袋をはめてもよい。
なお、ロボットアーム10は、画像処理による物体検知及び力制御による微調整で動作軌道を決めることができる。そのため、検出部205による検出は、多少誤差があってもよい。
次いで、補間部206は、検出部205により検出された軌跡に対して補間処理を行う(ステップST5、補間ステップ)。この際、補間部206は、上記軌跡のうち、手又は部品11の見えない不明な部分を補間する。
次いで、評価部207は、情報取得部202により取得されたデータに基づいて、検出部205により検出された軌跡(補間部206により補間が行われた場合には補間後の軌跡)が、ロボットアーム10における動作量の許容範囲内であるかを判定する(ステップST6、評価ステップ)。
この際、評価部207は、例えば、ロボットアーム10の動作の総量と最大許容量との比率を評価値として算出してもよい。また、評価部207は、例えば、ロボットアーム10が有する各関節の回転角の総量と最大許容量との比率を評価値として算出してもよい。これらの評価値により、教示者の手による軌跡に無駄な動きが無いか検知可能となる。
また、評価部207は、例えば、作業の開始ポイントから終了ポイントまでの軌道に対して複数の中間ポイントを設定し、ロボットアーム10の動作の総量と、そのポイント間の直線距離の総量との比率を、評価値として算出してもよい。すなわち、評価部207は、教示者の手による軌跡が大きく波打っていないかを検知可能となり、当該軌跡に無駄な動きが無いか検知可能となる。
また、評価部207は、例えば、ロボットアーム10の動作の総量と最小許容量との比率を評価値として算出してもよい。また、評価部207は、例えば、ロボットアーム10が有する各関節の回転角の総量と最小許容量との比率を評価値として算出してもよい。これらの評価値により、教示者の手による軌跡に安全性の問題が無いか検知可能となる。
すなわち、人の手、指及び腕は、ロボットアーム10及びロボットハンドの厚み及び長さ等とはサイズが異なる。また、手による作業では、狭いところでも器用に動かすことが可能である。そのため、それらの差を考慮し、教示者の手による軌跡が、部品を含む周辺設備に対して一定距離以上離れた安全な軌道であることを評価値とすることができる。
そして、評価部207は、例えば、上記のような評価値のうちの1つ以上の評価値を用いて、軌跡が許容範囲内であるかを判定する。
なお、表示部211は、評価部207による評価結果を表示してもよい。この際、表示部211は、評価部207により算出された評価値を表示してもよいし、軌跡が許容範囲内であるかを示す情報を表示してもよい。また、表示部211は、評価部207により軌跡が許容範囲外であると判定された場合に、教示者に対して教示の再実施を促す通知を表示してもよい。
このステップST6において、評価部207が軌跡が許容範囲外であると判定した場合には、シーケンスはステップST4に戻り、上記の動作を繰り返す。
一方、ステップST6において、評価部207が軌跡が許容範囲内であると判定した場合には、シーケンスはステップST7へ移行する。
次いで、位置関係指定部208は、ロボットアーム10と対象部品(ここでは部品11及び部品12)との位置関係を指定する(ステップST7、位置関係指定ステップ)。これにより、教示で用いている座標系とロボットアーム10で用いている制御内座標系との位置関係を明確にして合わせ込む。なお、位置関係指定部208が指定するロボットアーム10と対象部品との位置関係は、2つの座標系で共通の位置関係となればよい。
なお、ロボットアーム10は、画像処理による物体検知及び力制御による微調整で動作軌道を決めることができる。そのため、位置関係指定部208により指定されるロボットアーム10と対象部品との位置関係は、多少誤差があってもよい。
次いで、シミュレーション部209は、位置関係指定部208により指定された位置関係に基づいて、検出部205により検出された軌跡及び姿勢に従ってロボットアーム10の動作をシミュレーションする(ステップST8、シミュレーションステップ)。すなわち、シミュレーション部209は、上記軌跡及び姿勢が示す教示者の手による部品11を掴む動きと部品11を部品12に嵌め込む動きを、ロボットアーム10が有するロボットハンドの動きに変換し、上記軌跡及び姿勢が示す教示者の手による部品11を部品12の位置まで移動させる動きを、ロボットアーム10自体の動きに変換してシミュレーションを実施する。シミュレーション部209によるシミュレーションは表示部211に表示される。
次いで、教示部210は、シミュレーション部209によるシミュレーションに対する教示者による確認を受付けたかを判定する(ステップST9)。すなわち、教示者は、シミュレーションされたロボットアーム10の動作を目視で確認し、教示軌道が適切であるか(無理なく一通り動くか)を判定する。
このステップST9において、教示部210がシミュレーションに対する確認を受付けられなかった場合には、シーケンスはステップST4に戻り、上記の動作を繰り返す。
一方、ステップST9において、教示部210は、シミュレーションに対する確認を受付けた場合には、当該シミュレーションで用いた軌跡及び姿勢に基づく軌道を、ロボットアーム10に対して教示を行う軌道として設定する(ステップST10、教示ステップ)。
なお、検出部205は軌跡及び姿勢の検出を複数回実施し、教示装置は、検出部205により検出され且つ評価部207により許容範囲内であると判定された軌跡のうち、動作量が少ない軌跡を抽出する機能(抽出部)を追加で有していてもよい。この場合、教示部210は、抽出部により抽出された軌跡及び姿勢に基づく軌道を、ロボットアーム10に対する軌道として設定する。
なお上記では、ロボットアーム10が有する関節が回転式であり、ロボットアーム10の動作の総量として、ロボットアーム10が有する各関節の回転角の総量を用いてもよいことを示した。しかしながら、これに限らず、ロボットアーム10が有する関節がスライド式であり、ロボットアーム10の動作の総量として、ロボットアーム10が有する各関節のスライド量の総量を用いてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、教示装置は、対象部品が存在する領域が映された三次元距離画像を取得する画像取得部204と、対象部品に対する手による作業の開始及び終了を検出し、画像取得部204により取得された三次元距離画像から当該作業の開始から終了までの当該手又は当該対象部品の軌跡並びに当該対象部品の姿勢を検出する検出部205と、検出部205により検出された軌跡が、ロボットアーム10における動作量の許容範囲内であるかを判定する評価部207と、評価部207により軌跡が許容範囲内であると判定された場合に、当該軌跡及び姿勢に基づく軌道を、ロボットアーム10に対する軌道として設定する教示部210とを備え、検出部205は、評価部207により軌跡が許容範囲外であると判定された場合に、軌跡及び姿勢の再検出を行う。これにより、実施の形態1に係る教示装置は、ロボットアーム10を使用しない教示において、ロボットアーム10の動作に移行した際の不具合を軽減可能となる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、若しくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 撮像装置
2 演算装置
10 ロボットアーム
11 部品
12 部品
101,102 カメラ
201 記録部
202 情報取得部
203 部品指定部
204 画像取得部
205 検出部
206 補間部
207 評価部
208 位置関係指定部
209 シミュレーション部
210 教示部
211 表示部
1201 孔

Claims (6)

  1. 対象部品が存在する領域が映された三次元距離画像を取得する画像取得部と、
    前記対象部品に対する手による作業の開始及び終了を検出し、前記画像取得部により取得された三次元距離画像から当該作業の開始から終了までの当該手又は当該対象部品の軌跡並びに当該対象部品の姿勢を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された軌跡が、ロボットアームにおける動作量の許容範囲内であるかを判定する評価部と、
    前記評価部により軌跡が許容範囲内であると判定された場合に、当該軌跡及び姿勢に基づく軌道を、前記ロボットアームに対する軌道として設定する教示部とを備え、
    前記検出部は、前記評価部により軌跡が許容範囲外であると判定された場合に、軌跡及び姿勢の再検出を行う
    ことを特徴とする教示装置。
  2. 前記ロボットアーム及び前記対象部品の位置関係を指定する位置関係指定部と、
    前記位置関係指定部により指定された位置関係に基づいて、前記検出部により検出された軌跡及び姿勢に従って前記ロボットアームの動作をシミュレーションするシミュレーション部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の教示装置。
  3. 前記検出部は、軌跡及び姿勢の検出を複数回実施し、
    前記検出部により検出され且つ前記評価部により許容範囲内であると判定された軌跡のうち、動作量が少ない軌跡を抽出する抽出部を備え、
    前記教示部は、前記抽出部により抽出された軌跡及び姿勢に基づく軌道を、前記ロボットアームに対する軌道として設定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の教示装置。
  4. 前記評価部は、前記検出部により検出された軌跡に基づく前記ロボットアームの動作の総量から、当該軌跡が許容範囲内であるかを判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか1項記載の教示装置。
  5. 前記評価部は、前記検出部により検出された軌跡に基づく前記ロボットアームが有する各関節の回転角又はスライド量の総量から、当該軌跡が許容範囲内であるかを判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちの何れか1項記載の教示装置。
  6. 対象部品が存在する領域が映された三次元距離画像を取得する画像取得ステップと、
    前記対象部品に対する手による作業の開始及び終了を検出し、前記画像取得ステップにおいて取得した三次元距離画像から当該作業の開始から終了までの当該手又は当該対象部品の軌跡並びに当該対象部品の姿勢を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した軌跡が、ロボットアームにおける動作量の許容範囲内であるかを判定する評価ステップと、
    前記評価ステップにおいて軌跡が許容範囲内であると判定した場合に、当該軌跡及び姿勢に基づく軌道を、前記ロボットアームに対する軌道として設定する教示ステップとを有し、
    前記検出ステップは、前記評価ステップにおいて軌跡が許容範囲外であると判定した場合に、軌跡及び姿勢の再検出を行う
    ことを特徴とする教示方法。
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