JP2020172861A - 異常判別方法、異常判別装置および異常判別プログラム - Google Patents

異常判別方法、異常判別装置および異常判別プログラム Download PDF

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恭子 只木
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祐輔 樋田
敦雄 原
Atsuo Hara
敦雄 原
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利光 鈴木
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Abstract

【課題】風車のブレードの異常を精度良く判別する。【解決手段】異常判別装置1は、風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから前記風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像データを切り出す。異常判別装置1は、該切り出した連続した画像データのうち基準となる画像データに対して、該切り出した画像データの時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像データを生成する。異常判別装置1は、該生成した画像データを学習する。【選択図】図1

Description

本発明は、異常判別方法などに関する。
風車の翼(ブレード)の損傷を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、風車が、風車の翼の振動を示す振動データ又は風車の翼の内部の音を示す音響データを取得し、取得した振動データ又は音響データの経時変化に基づいて、風車の翼の損傷を検出する。このとき、風車は、取得した振動データ又は音響データのうち、風速が風速規定範囲内であるときに取得した振動データ又は音響データのみを用いて風車の翼の損傷を検出する。
また、風力のブレードを検査するための装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。かかる装置は、ドップラー偏移により受けた音響信号の変動を分析して、ブレードの異常によって放射された音の最大周波数および最小周波数を測定するように構成されて配置される。
特開2015−161247号公報 特表2016−519292号公報
しかしながら、従来の技術では、風車のブレードの異常を精度良く判別することができないという問題がある。
例えば、風車は、風の力を利用するが、風速が変化すると、風速の変化に応じて発生する音の状況が変化する。すなわち、風速によって、特定の音が出たり、出なかったりするために、そもそもブレードの損傷に対応する音が特定できない。したがって、風車のブレードの損傷を検出する技術では、音響データの経時変化に基づいて、風車のブレードの損傷を検出するが、風速の変化に応じて音響データの状況が変化するので、風車のブレードの異常を精度良く判別するのは難しい。また、風力のブレードを検査するための装置は、ドップラー偏移により受けた音響信号からブレードの異常を検出するが、風速の変化に応じて音響信号の状況が変化するので、風車のブレードの異常を精度良く判別するのは難しい。
本発明は、1つの側面では、風車のブレードの異常を精度良く判別することを目的とする。
1つの態様では、コンピュータは、以下の異常判別方法を実行する。コンピュータは、風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから前記風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像を切り出し、該切り出した連続した画像のうち基準となる画像に対して、該切り出した画像の時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像を生成し、該生成した画像を学習する。
1実施態様によれば、風車のブレードの異常を精度良く判別することができる。
図1は、実施例に係る異常判別装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、風車の一例を示す図である。 図3は、実施例に係る周波数解析処理の一例を示す図である。 図4は、実施例に係る音データ調整処理および周期切り出し処理の一例を示す図である。 図5は、実施例に係る周波数解析画像調整処理の一例を示す図である。 図6は、実施例に係る周波数解析画像調整処理のメッシュ再構成の一例を示す図である。 図7は、実施例に係る画像重ね合せ処理の一例を示す図である。 図8は、実施例に係る判別処理の一例を示す図である。 図9は、実施例に係る分類器生成処理の一例を示す図である。 図10は、実施例に係る異常判別処理のフローチャートの一例を示す図である。 図11は、異常判別処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する異常判別方法、異常判別装置および異常判別プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、実施例により限定されるものではない。
[実施例に係る異常判別装置の構成]
図1は、実施例に係る異常判別装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示す異常判別装置1は、風車のブレードから発生する音データ40を周波数分析した画像データから当該風車の一回転分の時間間隔で複数の画像データを切り出し、複数の画像データを重ね合わせた画像データを分類器に入力して、ブレードの異常を判別する。なお、分類器とは、ブレードに傷の無い状態での風切り音の周波数成分を正常データ、ブレードに傷が有る状態での風切り音の周波数成分を異常データとして学習した学習モデルのことをいう。
異常判別装置1は、ネットワーク5を介してマイク2と接続する。マイク2は、直接的にネットワーク5を介して異常判別装置1と接続しても良いし、端末に接続して、端末からネットワーク5を介して異常判別装置1と接続しても良い。マイク2は、風車9から取得した音データ40を異常判別装置1に向けて送信する。
ここで、実施例に係る風車9の一例を、図2を参照して説明する。図2は、風車の一例を示す図である。図2に示すように、風車9は、複数のブレード91を備え、風力を利用して複数のブレード91を回転させ、発電する。マイク2は、例えば、ブレード91の下方に取り付けられる。マイク2は、ブレード91が回転する際に発する音データを取得する。なお、風車9は、3個のブレード91を備えているが、これに限定されない。以降では、風車9が、3個のブレード91を備える場合について説明する。
図1に戻って、異常判別装置1は、制御部10と、記憶部20と、通信部30と、を有する。
通信部30は、ネットワーク5を介してマイク2などと通信を行う。通信部30は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)などの電子回路に対応する。そして、制御部10は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部10は、前処理部11、周波数解析部12、音データ調整部13、周期切り出し部14、周波数解析画像調整部15、画像重ね合せ部16、判別部17、分類器生成部18および出力部19を有する。
記憶部20は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。記憶部20は、周波数解析画像データ21、パワープロットデータ22および周波数解析画像データ(1周期分)23を有する。
周波数解析画像データ21は、音データ40から周波数解析された結果を示す画像データである。なお、周波数解析画像データ21は、周波数解析部12によって生成される。
パワープロットデータ22は、音データ40が示す音の波形から音の強度をプロットしたデータである。なお、パワープロットデータ22は、音データ調整部13によって生成される。
周波数解析画像データ(1周期分)23は、周波数解析画像データ21の中から切り出された1周期分の周波数解析画像データである。1周期とは、風車が1回転する期間のことをいう。1周期の期間は、風速などの環境の変化に応じて異なる。なお、周波数解析画像データ(1周期分)23は、周波数解析画像調整部15によって生成される。
前処理部11は、音データ40に対して前処理を行う。例えば、前処理部11は、音データ40に対して外部の雑音排除のためのフィルター処理を行う。
周波数解析部12は、前処理された音データ40に対して周波数解析を行う。例えば、周波数解析部12は、前処理部11によって前処理された音データ40を用いて、横軸として時間、縦軸として周波数となるような周波数解析画像データ21を生成する。周波数解析は、短時間フーリエ変換(STFT:short-time Fourier transform)による解析であっても良いし、ウェーブレット変換であっても良い。周波数解析が短時間フーリエ変換による解析である場合には、周波数解析画像データ21は、スペクトラム図となる。周波数解析がウェーブレット変換による解析である場合には、周波数解析画像データ21は、ウェーブレット変換による図となる。
音データ調整部13は、前処理された音データ40を調整する。例えば、音データ調整部13は、前処理部11によって前処理された音データ40の波形から、音の強度をプロットしたパワープロットデータ22を生成する。そして、音データ調整部13は、生成したパワープロットデータ22が示す波形をスムージングする。
周期切り出し部14は、周波数解析画像データ21を1周期分ずつ切り出す。
例えば、周期切り出し部14は、パワープロットデータ22が示す波形(音響パワー)から、風車9が1回転する1周期を決定するために、ブレード91が発する音の強度の極小点の時刻を探索する。加えて、周期切り出し部14は、探索した極小点の時刻について、風車の回転数条件を満たしているか否かを判定し、満たしていれば今回探索した極小点の時刻を保持する。ここでいう極小点として保持される時刻とは、1個のブレード91の回転がマイク2から通り過ぎるとともに次の1個のブレード91の回転がマイク2に近づきつつある時刻であるともいえる。また、ここでいう回転数条件とは、予め定められる風車の単位当たりの最小回転数と最大回転数とから得られる条件のことをいう。一例として、周期切り出し部14は、今回探索した極小点の時刻と前回探索した極小点の時刻との時間間隔が、単位当たりの最大回転数から得られる1回転当たりの秒数より大きく、単位当たりの最小回転数から得られる1回転当たりの秒数より小さければ、今回探索した極小点の時刻を保持する。
そして、周期切り出し部14は、実施例では風車9が3個のブレードで構成されている場合であるので、回転数条件を満たす時刻の3点分を1周期として決定する。そして、周期切り出し部14は、周波数解析画像データ21を、決定した1周期分ずつ切り出し範囲として切り出し、1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23を生成する。
周波数解析画像調整部15は、複数の周波数解析画像データ(1周期分)23を調整する。例えば、周波数解析画像調整部15は、周期切り出し部14によって切り出された1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23の最大となる振幅を用いてそれぞれの振幅の正規化を行う。加えて、周波数解析画像調整部15は、1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23を、基準となる周波数解析画像データ(1周期分)23の横幅と同じになるように拡縮する。一例として、周波数解析画像調整部15は、それぞれの周波数解析画像データ(1周期分)23のメッシュの数が基準となる周波数解析画像データ(1周期分)23のメッシュの数と同じになるようにメッシュを切り直す。そして、周波数解析画像調整部15は、切り直したメッシュに対して、それぞれの周波数解析画像データ(1周期分)23の周波数解析結果の振幅値を再構成する。振幅値の再構成は、時間軸をx軸、周波数軸をy軸、信号振幅値をz軸として、例えばスプライン曲面を作成することにより行えば良い。そして、周波数解析画像調整部15は、振幅値を再構成したメッシュの横幅を調整する。
画像重ね合せ部16は、調整した周波数解析画像データ(1周期分)23を重ね合わせた画像データを生成する。例えば、画像重ね合せ部16は、周波数解析画像調整部15によって調整された周波数解析画像データ(1周期分)23の同じ位置のメッシュごとに画素値を加算し、枚数で平均化する。
判別部17は、重ね合わせた画像データからブレードが異常であるか否かを判別する。例えば、判別部17は、画像重ね合せ部16によって生成された画像データを、後述する分類器生成部18によって生成された分類器に入力して、ブレードの正常、異常の分類を判別する。
分類器生成部18は、分類器を生成する。例えば、分類器生成部18は、ブレードに傷の無い状態での1周期分の風切り音の周波数解析画像データを正常データ、ブレードに傷が有る状態での1周期分の風切り音の周波数解析画像データを異常データとして分類器を学習する。なお、分類器生成部18による分類器は、深層学習(ディープラーニング)による学習モデルであるが、これに限定されず、機械学習による学習モデルであっても良い。
出力部19は、ブレードの正常、異常の分類を出力する。例えば、出力部19は、判別部17によって判別された分類をモニターに表示する。
[周波数解析処理の一例]
図3は、実施例に係る周波数解析処理の一例を示す図である。なお、音データ40は、前処理部11によってノイズ除去などの前処理がされたデータであるとする。図3に示すように、周波数解析部12は、音データ40を用いて、周波数解析画像データ21を生成する。ここでは、音データ40は、X軸を時間、Y軸を音の強度を示す振幅で表わされている。周波数解析部12は、音データ40を用いて、短時間フーリエ変換により解析した結果であるスペクトラム図を周波数解析画像データ21として生成する。周波数解析画像データ21は、X軸を時間、Y軸を周波数で表わされ、周波数解析を行った結果を示す。
[音データ調整処理および周期切り出し処理の一例]
図4は、実施例に係る音データ調整処理および周期切り出し処理の一例を示す図である。図4に示すように、音データ調整部13は、音データ40の波形から、音の強度をプロットしたパワープロットデータ22を生成する。なお、音データ調整部13は、必要であれば、パワープロットデータ22が示す波形をスムージングしても良い。
そして、周期切り出し部14は、パワープロットデータ22が示す音響パワーから、風車9が1回転する1周期を決定するために、ブレード91が発する音のパワーの極小点の時刻を探索する。周期切り出し部14は、風車9が3個のブレード91を備えている場合には、連続した3個の極小点の時刻を探索する。一例として、周期切り出し部14は、探索した極小点の時刻について、風車9の単位当たりの最小回転数と最大回転数とから得られる回転数条件を満たしているか否かを判定し、満たしていれば今回探索した極小点の時刻を保持する。そして、周期切り出し部14は、回転数条件を満たす時刻の3点分を1周期として決定する。ここでは、パワープロットデータ22には、極小点の時刻の位置が「1」,「2」,「3」と表わされている。極小点の時刻の位置が「1」から次の「1」までの時間間隔が1周期として決定される。
そして、周期切り出し部14は、周波数解析画像データ21を、決定した1周期分ずつ切り出し範囲として切り出し、1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23を生成する。
[周波数解析画像調整処理の一例]
ここで、周波数解析画像調整処理の一例について、図5および図6を参照して説明する。図5は、実施例に係る周波数解析画像調整処理の一例を示す図である。図6は、実施例に係る周波数解析画像調整処理のメッシュ再構成の一例を示す図である。なお、図5,図6では、周期切り出し部14によって1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)が生成されたものとする。
図5に示すように、周波数解析画像調整部15は、1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23の最大となる振幅を用いてそれぞれの振幅の正規化を行う。ここでは、周波数解析画像調整部15は、周波数解析画像データ(1周期分)23の画像データGの振幅の正規化を行い、画像データG´を生成する。なお、画像データG,G´の1周期分の横幅は、aである。
加えて、周波数解析画像調整部15は、1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23を、基準となる周波数解析画像データ(1周期分)23の横幅と同じになるように横軸を調整する。ここでは、基準となる周波数解析画像データ(1周期分)23の横幅は、bであるとする。すると、周波数解析画像調整部15は、横軸の横幅がbとなるように、画像データG´をG´´に調整する。周波数解析画像データ(1周期分)23の横軸調整は、メッシュの再構成によって行われる。
図6は、実施例に係る周波数解析画像調整処理のメッシュ再構成の一例を示す図である。なお、図6に示すG´−M0は、図5の画像データG´のメッシュ構成を示している。G´´−M0は、図5の画像データG´´のメッシュ構成を示している。
図6に示すように、周波数解析画像調整部15は、周波数解析画像データ(1周期分)23のメッシュの数が基準となる周波数解析画像データ(1周期分)23のメッシュの数と同じになるようにメッシュを切り直す。ここでは、周波数解析画像調整部15は、画像データG´のメッシュの数が基準となる画像データのメッシュの数と同じになるようにメッシュを切り直す。切り直した画像データG´のメッシュ構成が、G´−M1である。なお、画像データG´の横幅は、aである。
そして、周波数解析画像調整部15は、切り直したメッシュに対して、周波数解析画像データ(1周期分)23の周波数解析結果の振幅値を再構成する(図示せず)。そして、周波数解析画像調整部15は、振幅値を再構成したメッシュの横軸の幅を調整する。ここでは、周波数解析画像調整部15は、横軸の幅がbとなるように、画像データG´のメッシュ構成G´−M1を画像データG´´のメッシュ構成G´´−M0に調整する。
[画像重ね合せ処理の一例]
図7は、実施例に係る画像重ね合せ処理の一例を示す図である。なお、図7のG1,G2,・・・Gnは、周期切り出し部14によって切り出された1周期分の周波数解析画像データ(1周期分)23を周波数解析画像調整部15によって調整された画像データであるとする。なお、画像データG1,G2,・・・Gnの横幅は、全てbを示す。
図7に示すように、画像重ね合せ部16は、周波数解析画像調整部15によって調整された周波数解析画像データ(1周期分)23を重ね合わせる。ここでは、画像重ね合せ部16は、画像データG1,G2,・・・Gnの同じ位置のメッシュごとに画素値を加算し、枚数で平均化する。重ね合わせられる画像データは、ほとんどの画像データが同じ形状であれば、符号A0で示すように最も高い周波数に合わせて形状が太く表わされることになる。また、重ね合わせられる画像データは、ほとんどの画像データが違う形状であれば、符号A1で示すように最も高い周波数に合わせて形状が細く表わされることになる。
[判別処理の一例]
図8は、実施例に係る判別処理の一例を示す図である。図8に示すように、判別部17は、画像重ね合せ部16によって生成された画像データAの特徴量(特徴ベクトル)を分類器生成部18によって生成された分類器に入力して、ブレード91の正常、異常の分類を判別する。なお、画像データAの特徴量は、特徴量抽出器によって抽出される。特徴量抽出器は、分類器生成部18によって生成される分類器を生成する場合に用いられる特徴量抽出器と同じものであれば良い。
これにより、判別部17は、音データ40を解析して得られた周波数解析画像データ21を1周期分ずつ切り分けた周波数解析画像データ(1周期分)23を重ね合わせることで、風車9のブレード91の異常を精度良く判別できる。すなわち、判別部17は、複数周期分の画像データを重ね合わせた画像データを分類器に入力する。このため、判別部17は、1周期ではブレード91に異常がないように見える分布であっても、実際にはブレード91に異常がある場合に異常によって現れる音の成分を分類器に入力する画像データに含ませることができ、ブレード91の異常を確実に判別できる。
[分類器生成処理の一例]
図9は、実施例に係る分類器生成処理の一例を示す図である。なお、分類器生成処理は、学習フェースで実施される。図9に示すように、分類器生成部18は、ブレード91に傷の無い状態での1周期分の風切り音の周波数解析画像データ(1周期分)23を正常データとし、ブレード91に傷が有る状態での1周期分の風切り音の周波数解析画像データ(1周期分)23を異常データとして特徴量抽出器に入力する。そして、分類器生成部18は、特徴量抽出器から得られた特徴ベクトルを分類器に入力し、分類器を学習する。学習の結果、分類器が生成される。
この後、運用時に、判別部17が、生成された分類器を用いて、ブレード91の異常を判別する。
[異常判別処理のフローチャート]
図10は、実施例に係る異常判別処理のフローチャートの一例を示す図である。
図10に示すように、異常判別装置1は、1周期分の画像データの重ね合せ枚数、風車9に用いられるブレード91の単位当たりの最大回転数および最小回転数を受け付ける(ステップS11)。異常判別装置1は、音データ40を周波数解析する(ステップS12)。例えば、周波数解析部12は、前処理された音データ40を用いて、横軸として時間、縦軸として周波数となるような周波数解析画像データ21を生成する。
異常判別装置1は、音データ40からパワープロットデータ22を生成し、生成したパワープロットデータ22をスムージングする(ステップS13)。例えば、音データ調整部13は、前処理部11によって前処理された音データ40の波形から、音の強度をプロットしたパワープロットデータ22を生成する。そして、音データ調整部13は、生成したパワープロットデータ22が示す波形をスムージングする。
異常判別装置1は、カウントを「0」に設定する(ステップS14)。異常判別装置1は、パワープロットデータ22から極小点を探索する(ステップS15)。異常判別装置1は、極小点の今回と前回との時刻間隔が回転数の変動範囲であるか否かを判定する(ステップS16)。例えば、周期切り出し部14は、探索した極小点の時刻について、風車9の単位当たりの最小回転数と最大回転数とから得られる回転数条件を満たしているか否かを判定する。
極小点の今回と前回との時刻間隔が回転数の変動範囲でないと判定した場合には(ステップS16;No)、異常判別装置1は、次の極小点を探索すべく、ステップS15に移行する。一方、極小点の今回と前回との時刻間隔が回転数の変動範囲であると判定した場合には(ステップS16;Yes)、異常判別装置1は、カウントを1加算する(ステップS17)。
異常判別装置1は、カウントが「3」より大きいか否かを判定する(ステップS18)。カウントが「3」より大きくないと判定した場合には(ステップS18;No)、異常判別装置1は、探索した極小点の時刻を保持する(ステップS19)。そして、異常判別装置1は、次の極小点を探索すべく、ステップS15に移行する。
一方、カウントが「3」より大きいと判定した場合には(ステップS18;Yes)、異常判別装置1は、周波数解析画像データ21から横軸範囲を設定し、設定した横軸範囲を1周期分の切り出し範囲として切り出す(ステップS20)。すなわち、異常判別装置1は、カウント「0」のときの極小点の時刻を始点とし、カウント「3」のときの極小点の時刻を終点とした1周期分の切り出し範囲を周波数解析画像データ21から切り出す。
異常判別装置1は、切り出した数は重ね合せ枚数に到達したか否かを判定する(ステップS21)。切り出した数は重ね合せ枚数に到達していないと判定した場合には(ステップS21;No)、異常判別装置1は、次の切り出しを行うべく、ステップS14に移行する。
一方、切り出した数は重ね合せ枚数に到達したと判定した場合には(ステップS21;Yes)、異常判別装置1は、切り出した画像データ(周波数解析画像データ(1周期分)23)群について、振幅を正規化する(ステップS22)。そして、異常判別装置1は、切り出した画像データ(周波数解析画像データ(1周期分)23)群について、横方向の幅調整を行う(ステップS23)。すなわち、異常判別装置1は、1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23を、基準となる周波数解析画像データ(1周期分)23の横幅と同じになるように拡縮する。
そして、異常判別装置1は、調整した1周期分ごとの周波数解析画像データ(1周期分)23を重ね合せる(ステップS24)。例えば、画像重ね合せ部16は、調整された周波数解析画像データ(1周期分)23の同じ位置のメッシュごとに画素値を加算し、枚数で平均化する。
そして、異常判別装置1は、重ね合せた画像データから正常/異常を判別する(ステップS25)。例えば、判別部17は、重ね合せた画像データを、分類器に入力して、ブレード91の正常、異常の分類を判別する。そして、異常判別装置1は、異常判別処理を終了する。
一例として、異常判別装置1は、風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像データを切り出す。そして、異常判別装置1は、切り出した画像データのうち基準となる画像データに対して、該切り出した画像データの時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像データから学習されたモデルを取得する。異常判別装置1は、風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データが入力されたときに、モデルに基づいてブレードの異常の有無を判定する。
[異常判別処理の応用例]
ここで、異常判別装置1の応用例について説明する。異常判別装置1は、ブレード91の異常を判定したときは、異常のあるブレード91を有する風車9を特定する。例えば、異常判別装置1は、複数の風車9についての異常判別を行う。そして、異常判別装置1は、特定した風車9のブレード91に損傷があることをユーザに通知する。
そして、異常判別装置1は、風車9のブレード91に損傷があることをユーザに通知した場合は、特定した風車9の発電を停止するか否かの指示をユーザから受け付ける。異常判別装置1は、ユーザからの発電を停止する指示があった場合は、風車9を停止させる。
[実施例の効果]
上記実施例によれば、異常判別装置1は、風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから前記風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像データを切り出す。異常判別装置1は、該切り出した連続した画像データのうち基準となる画像データに対して、該切り出した画像データの時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像データを生成する。異常判別装置1は、該生成した画像データを学習する。かかる構成によれば、異常判別装置1は、風車の一回転分の時間間隔で切り出した画像データを重ね合わせた画像データを学習に用いることで、風車のブレードの異常を精度良く判別できる。
また、上記実施例によれば、異常判別装置1は、切り出した画像データごとに、振幅を正規化するとともに、基準となる画像データに対して、時間軸方向のメッシュにおける数および幅を合わせるように調整する。異常判別装置1は、調整した画像データを重ね合わせた画像データを生成する。かかる構成によれば、異常判別装置1は、時間軸方向のメッシュにおける数および幅を調整した画像データを学習に用いることで、風車のブレードの異常を精度良く判別できる。
また、上記実施例によれば、異常判別装置1は、重ね合わせた画像データを、正常を示す画像データおよび異常を示す画像データを教師データとして生成された学習モデルに入力して、ブレードが異常であるか否かを判別する。かかる構成によれば、異常判別装置1は、重ね合せた画像データを学習モデルを用いてブレードの異常を判別することで、風車のブレードの異常を精度良く判別できる。
[その他]
なお、図示した異常判別装置1の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、異常判別装置1の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、前処理部11と周波数解析部12とを1つの部として統合しても良い。また、周期切り出し部14を、極小点の時刻を探索する探索部と、探索できた極小点を用いて1周期分の画像データを切り出す切り出し部とに分離しても良い。また、記憶部20を異常判別装置1の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示した異常判別装置1と同様の機能を実現する異常判別プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図11は、異常判別プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図11に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラムなどを読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD(Hard Disk Drive)205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク210用の装置である。HDD205は、異常判別プログラム205aおよび異常判別処理関連情報205bを記憶する。
CPU203は、異常判別プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、異常判別装置1の各機能部に対応する。異常判別処理関連情報205bは、周波数解析画像データ21、パワープロットデータ22、周波数解析画像データ(1周期分)23に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク210が、異常判別プログラム205aなどの各情報を記憶する。
なお、異常判別プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、光磁気ディスク、IC(Integrated Circuit)カードなどの「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから異常判別プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 異常判別装置
10 制御部
11 前処理部
12 周波数解析部
13 音データ調整部
14 周期切り出し部
15 周波数解析画像調整部
16 画像重ね合せ部
17 判別部
18 分類器生成部
19 出力部
20 記憶部
21 周波数解析画像データ
22 パワープロットデータ
23 周波数解析画像データ(1周期分)

Claims (6)

  1. 風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから前記風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像データを切り出し、
    切り出した画像データのうち基準となる画像データに対して、該切り出した画像データの時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像データを生成し、
    該生成した画像データを学習する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする異常判別方法。
  2. 該生成する処理は、連続的に切り出した画像データごとに、振幅を正規化するとともに、前記基準となる画像データに対して、時間軸方向のメッシュにおける数および幅を合わせるように調整し、調整した画像データを重ね合わせた画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常判別方法。
  3. 該学習する処理は、前記重ね合わせた画像データを、正常を示す画像データおよび異常を示す画像データを教師データとして生成された学習モデルに入力して、前記ブレードが異常であるか否かを判別する
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の異常判別方法。
  4. 風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから前記風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像データを切り出す切り出し部と、
    前記切り出し部によって切り出された画像データのうち基準となる画像データに対して、該切り出された画像データの時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像データを生成する重ね合せ部と、
    該生成した画像データを学習する学習部と、
    を有することを特徴とする異常判別装置。
  5. 風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから前記風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像データを切り出し、
    切り出した画像データのうち基準となる画像データに対して、該切り出した画像データの時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像データを生成し、
    該生成した画像データを学習する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする異常判別プログラム。
  6. 風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データから前記風車の一回転分の時間間隔で連続的に画像データを切り出した画像データのうち基準となる画像データに対して、該切り出した画像データの時間軸方向の幅が同じになるように拡縮して重ね合わせた画像データから学習されたモデルを取得し、
    風車に用いられるブレードから発生する時系列の音データを周波数分析した画像データが入力されたときに、前記モデルに基づいてブレードの異常の有無を判定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする異常判別方法。
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