JP2020170993A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

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順司 村瀬
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Abstract

【課題】通信対象の作動実行までの時間を短縮可能とする通信システム及び通信方法を提供する。【解決手段】車両1には、端末2と無線によって通信を実行する通信システム3を備えている。通信システム3では、車両1に設けられた端末認証部9と端末2との一方から自機の存在を周囲に検知させるための被検知信号を送信させ、これを他方が受信した場合に、通信接続して通信が行われる。通信システム3は、車両1の作動の制御に関する制御情報が端末2から被検知信号とともに送信された場合、制御情報を受信すると、制御情報に基づいて、車両1の作動を制御する制御部33を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、端末とその通信対象とが無線通信を行う通信システム及び通信方法に関する。
従来、例えば車両において、ユーザに所持される端末と車両に搭載される認証装置とが無線により通信を実行し、車両の制御を行う通信システムが知られている。ここで、例えば高機能携帯電話等の端末を車両キーとして使用する通信システムが周知である。特許文献1に記載の通信システムでは、車両に搭載された通信機と端末との間の通信接続が確立した場合に、端末の認証が行われる。端末の認証が成立すると、例えばドアの解錠や、エンジンの始動などの車両の作動が制御される。
米国特許出願公開第2017/0228952号明細書
ところで、高機能携帯電話等を車両キーとして無線通信によって車両を作動させようとする際、通信方式としてブルートゥースを用いると、通信機と端末との通信接続に時間がかかる。よって、車両の作動が実行されるまでの時間が長いという問題があった。
本発明の目的は、通信対象の作動実行までの時間を短縮可能とする通信システム及び通信方法を提供することにある。
上記課題を解決するための通信システムは、端末の通信対象に設けられた通信部と前記端末との一方から自機の存在を周囲に検知させる被検知信号を送信させ、前記被検知信号を他方が受信した場合に、通信が接続されて無線通信が実行される通信システムであって、前記通信対象の作動の制御に関する制御情報が前記端末から前記被検知信号とともに送信された場合、前記制御情報を受信すると、前記制御情報に基づき前記通信対象の作動を制御する制御部を備える。
上記課題を解決するための通信方法は、端末の通信対象に設けられた通信部と前記端末との一方から自機の存在を周囲に検知させる被検知信号を送信させ、前記被検知信号を他方が受信した場合に、通信が接続されて無線通信が実行される通信方法であって、前記通信対象の作動の制御に関する制御情報が前記端末から前記被検知信号とともに送信された場合、前記制御情報を受信すると、前記制御情報に基づき前記通信対象の作動を制御するステップを備える。
本発明の通信システム及び通信方法は、通信対象の作動実行までの時間を短縮可能とする。
通信システムの構成を示すブロック図。 通信システムによる作動の制御の流れを示すタイミングチャート。 従来のシステムによる作動の制御の流れを示すタイミングチャート。 他の実施形態における端末認証部の構成を示すブロック図。
以下、通信システムの一実施形態を、図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、通信対象としての車両1は、ユーザに所持される端末2と無線によって通信を実行する通信システム3を備えている。通信システム3は、例えば近距離無線通信を通じて端末2の正否を認証することにより車載装置4の作動可否を制御する近距離無線照合システムである。端末2は、電話機能を有し、近距離無線通信を用いて車両1と通信可能な高機能携帯電話、所謂スマートフォンであることが好ましい。車載装置4には、例えば車両ドアの施解錠を制御するドアロック装置や、車両1のエンジンなどがある。近距離無線通信は、例えばブルートゥース(Bluetooth:登録商標)通信であることが好ましい。
車両1は、車載装置4の作動可否を制御するコントローラ5を備えている。コントローラ5は、通信線6を通じて車載装置4に接続されている。通信線6は、例えばCAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)からなる。車載装置4は、例えばドアロック装置やエンジン装置からなる。
通信システム3は、端末2との近距離無線通信を通じた認証を実行する通信部7を備えている。通信部7は、近距離無線通信を行う通信モジュール8と、端末2を認証する端末認証部9を備えている。本例の端末認証部9は、コントローラ5に設けられている。すなわち、コントローラ5は、通信部7を内蔵している。近距離無線通信では、端末2及び通信部7の一方から送信される自機の存在を周囲に検知させる被検知信号を、他方が受信した場合、通信接続されて通信が実行される。本例の通信部7は、近距離無線通信としてBLE(Bluetooth Low Energy)通信により、端末2と通信を行う。被検知信号は、例えばアドバタイジングパケットである。BLE通信では、スレーブから送信されたアドバタイジングパケットに対してマスタが応答することにより、BLE通信接続が実行される。端末認証部9のメモリ10には、端末認証で用いられる鍵情報が書き込み保存されている。
コントローラ5は、電子キーと無線によるID照合を行うID認証部11を備えている。電子キーは、主としてキー機能を有する車両キーの一種である。メモリ10には、車両1に登録された、図示しない電子キーID及びキー固有鍵が書き込み保存されている。ID認証部11は、電子キー及び端末認証部9に対し、電子キーID及びキー固有鍵を使用したID照合を実行可能である。ID認証部11は、ID照合が成立したことを一条件として車載装置4の作動を許可する。
端末2は、端末2の作動を制御する端末制御部20と、端末2においてネットワーク通信を行なうネットワーク通信部21と、端末2において近距離無線通信を行う端末通信部22とを備えている。端末制御部20には、端末2において通信システム3の作動を管理するユーザインターフェースアプリケーション23(以下、UIアプリケーション23と記載)が設けられている。UIアプリケーション23は、例えばネットワーク通信を通じてサーバなどからダウンロードされる。このように、端末制御部20は、UIアプリケーション23を用いて、車両1との端末認証、車両ドアの施解錠操作、エンジンの始動操作など、種々の処理が可能になっている。
端末2及び通信部7は、例えば端末2を車両1に車両キーとして登録する時に、機器アドレス等の近距離無線通信に用いる識別情報を互いに送信することにより、ペアリング設定される。ペアリング設定された端末2と通信部7との間では、BLE通信接続が可能となる。
端末2のメモリ24には、例えば端末2を車両キー登録する際に、鍵情報が書き込み保存される。鍵情報は、端末2で車両1を操作する際に、近距離無線通信を通じて、端末認証部9との間で行われる認証に用いられる。鍵情報には、例えば一定期間又は一定回数だけ有効なワンタイムキーや、車両1及び端末2の間の通信を暗号化する暗号鍵などを含む。鍵情報は、例えばUIアプリケーション23を用いて、ネットワーク通信を通じて取得され、メモリ24に書き込み保存される。また、端末2に保存された鍵情報と同じものが、端末認証部9のメモリ10にも書き込み保存される。なお、鍵情報は、例えば端末認証部9に登録されたものが、BLE通信を通じて端末2に付与されてもよい。
端末2には、種々の画像を表示する表示部25が設けられている。表示部25は、例えばタッチパネルディスプレイである。
端末2には、車両1を作動させるためのユーザ操作が入力される入力部31が設けられている。本例の入力部31は、端末2の表示部25に表示されるボタンである。入力部31には、例えば車両ドアの解錠を操作するアンロックボタン、車両ドアの施錠を操作するロックボタン、及びエンジンの始動を操作するエンジンボタンなどが挙げられる。
UIアプリケーション23には、ユーザ操作に従って処理を行う処理部32が設けられている。処理部32は、入力部31にユーザ操作が入力された場合、ユーザ操作に応じて、車両1の作動の制御に関する制御情報を、車両1に送信する。制御情報とは、例えば車両ドアの施錠や解錠、及びエンジンの始動などを要求するコマンドである。処理部32は、制御情報を、被検知信号とともに送信する。また、制御情報は、鍵情報による暗号通信を通じて送信されることが好ましい。
通信システム3は、制御情報に基づいて、車両1の作動を制御する制御部33を備えている。本例の制御部33は、端末認証部9に設けられている。制御部33は、端末2から送信された制御情報を受信すると、ID認証部11とのID照合を通じて、制御情報に対応する車両1の作動を制御する。
制御情報が鍵情報による暗号通信を通じて送信された場合、制御部33は、暗号通信によって端末2の正否を確認する。例えば制御部33は、暗号化された制御情報を正しく復号できた場合に、車両1の作動を制御する。また、制御部33は、例えば鍵情報が所定の暗号鍵、すなわち演算手順で平文を暗号化する際に用いる鍵の場合、端末2と端末認証部9とが通信接続されると、鍵情報を更新する。
次に、図2及び図3を用いて通信システム3の作用を説明する。ここでは、端末2の車両キー登録が完了している、すなわち、端末2及び端末認証部9のペアリング設定が完了しているものとする。
図2に示すように、S101(Sは、ステップの略、以下同様)では、端末2は、入力部31にユーザ操作が入力されると、車両1の作動のための処理を開始する。ユーザ操作は、例えば、端末2のタッチパネルディスプレイに表示されたボタンのタッチ操作である。
S102では、端末2の処理部32は、入力部31にユーザ操作が入力されると、アドバタイジングパケットとともに、制御情報Sを車両1へ送信する。制御情報Sは、ユーザ操作に対応したコマンドであって、車載装置4をどのように操作するのかを指定する動作指令である。制御情報Sは、アドバタイジングパケットのデータパケットに含まれて送信される。また、制御情報Sは、鍵情報による暗号通信を通じて送信されることが好ましい。本例の場合、処理部32は、制御情報Sを、端末2に記憶されている鍵情報に含まれる暗号鍵によって暗号化して送信する。
S103では、端末認証部9の制御部33は、アドバタイジングパケットとともに、制御情報Sを受信する。制御部33は、アドバタイジングパケットに含まれる識別情報によって、ペアリング設定された端末2であるか否かを識別可能である。さらに、制御部33は、鍵情報による暗号通信によって、端末2の正否を判定することが好ましい。本例の場合、制御部33は、受信した制御情報Sを、端末認証部9に記憶されている鍵情報に含まれる暗号鍵よって復号する。制御部33は、制御情報Sを正しく復号することができれば、端末2が登録された正規のものであると判定する。制御部33は、端末2が正規のものであると判定した場合、S104へ移行する。一方、制御部33は、制御情報Sを、正しく復号できない場合、端末2が非正規のものであると判定する。制御部33は、端末2が非正規のものであると判定した場合、処理を終了して、車両1の作動を禁止する。
S104では、制御部33は、端末2が正規のものであると判定した場合、ID認証部11とのID照合処理を行う。ID照合処理では、例えば電子キーIDを用いたID照合や、キー固有鍵を用いたチャレンジレスポンス認証などが行われる。これらの全てが成立した場合、ID照合が成立となる。ID照合が成立した場合、制御部33は、受信した制御情報Sに対応する作動の制御をID認証部11へ要求する。
S105では、ID認証部11は、ID照合が成立すると、制御情報Sに対応する車両1の作動を制御する。例えば、制御情報Sが車両ドアの施解錠の作動に関するものであった場合、ID認証部11は、ドアロック装置の作動を制御し、ドアの施解錠を実行させる。また、ID認証部11は、エンジンの始動に関する制御情報Sを受信したことを一条件に、エンジンの始動を許可する。
S106では、端末2及び端末認証部9は、アドバタイジングパケットに連なる一連の通信接続の処理を行う。通信接続の処理において、端末認証部9がアドバタイジングパケットに対する応答を返すと、端末2及び端末認証部9の間で、例えば機器アドレスなどの識別情報を互いに認証する。そして、識別情報の機器認証が成立したことを条件に、通信接続が確立される。通信接続の処理では、通信接続するための情報、例えば通信プロファイルや、通信ルールの共有が行われる。なお、通信接続の処理は、アドバタイジングパケットを受信した後のどのタイミングで実行されてもよい。また、通信接続の前、後、又は途中で、例えば鍵情報としてワンタイムキーを用いた認証が行われてもよい。
S107では、制御部33は、通信接続が確立すると、端末2及び端末認証部9に記憶されている鍵情報を新たな値に更新する。新たな鍵情報は、端末2及び端末認証部9の間の次回の近距離無線通信に用いられる。鍵情報は、端末2及び端末認証部9の間のセキュアな通信を使用して更新されることが好ましい。端末2及び端末認証部9は、例えば鍵情報の更新が終了すると、通信接続を切断する。
ここで、図3を用いて、従来における車両1の作動制御の流れを説明する。
図3に示すように、S201では、端末2にユーザ操作が入力される。
S202では、端末2は、ユーザ操作が入力されたことを契機に、アドバタイジングパケットを、車両1に送信する。
S203では、端末認証部9は、端末2のアドバタイジングパケットを受信すると、通信接続の処理を開始する。
S204では、端末2及び端末認証部9は、アドバタイジングパケットに連なる一連の通信接続の処理を行う。通信接続の処理は、上記S106と同様である。端末認証部9は、通信接続が確立したことによって、正規の端末2であることを認識する。端末認証部9は、通信接続が確立すると、S205へ移行する。
S205では、端末認証部9は、端末2との通信接続が確立すると、ID認証部11とのID照合の処理を行う。ID照合が成立すると、制御部33は、ユーザ操作に対応する作動の制御をID認証部11へ要求する。なお、端末2から端末認証部9へのユーザ操作の通知は、通信接続の前に行われてもよいし、途中に行われてもよいし、後で行われてもよい。
S206では、ID認証部11は、ユーザ操作に対応する車両1の作動を制御する。
上記のように、従来のシステムによれば、車両1の作動を制御する過程で、通信接続が行われる。一方、本例の場合、制御情報Sがアドバタイジングパケットに含まれて送信されるので、車両1の作動を制御する過程において、端末2及び端末認証部9が、通信接続する必要がない。また、鍵情報を用いた暗号通信によって制御情報Sを送信することによって、端末2の正否を判定する。よって、非正規の端末2によって、車両1が作動されることがない。
また、ユーザ操作から車両1の作動実行までにかかる時間を短縮するために、ユーザ操作よりも前に通信接続を確立することが考えられる。例えば、仮に、車両1及び端末2の一方から常時アドバタイジングパケットを送信させ、これを他方が受信したときに、通信接続の処理を実行させる場合、アドバタイジングパケットを受信すれば、通信接続が確立される。しかし、この場合、ユーザ操作がなく通信接続が不要な場合でも通信接続されてしまう。一方、本例の場合、ユーザ操作によって、車両1を操作したいタイミングで通信接続を行うので、通信接続に係る無駄な電流消費を抑えることができる。
上記の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本例では、端末2からアドバタイジングパケットとともに送信される制御情報Sに基づいて、車両1の作動を制御する制御部33を備える。この構成によれば、制御情報Sがアドバタイジングパケットとともに送信されるので、通信接続を必要としない。よって、それだけ車両1の作動実行までの時間を短縮することができる。
本例では、制御情報Sは、端末2及び端末認証部9の間の暗号通信を通じて送信される。この構成によれば、暗号通信によって、端末2の正否を判定することができる。よって、通信システム3のセキュリティ性向上に寄与する。
本例では、制御部33は、制御情報Sの送信するための暗号通信に用いられる鍵情報を更新する。この構成によれば、暗号通信を行う場合に、鍵情報を更新することができるので、セキュリティ性の向上に寄与する。
本例では、制御情報Sは、車両1の作動を制御するためのユーザ操作が入力された場合に送信される。この構成によれば、ユーザ操作があったときに制御情報Sが送信されるので、ユーザ操作がないときに通信を行う必要がない。これは、消費電流の低減に寄与する。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
[通信部7について]
・図4に示すように、端末認証部9は、コントローラ5に設けられることに限定されず、コントローラ5とは別体で設けられていてもよい。端末認証部9は、車両1においてコントローラ5と無線又は有線によって通信を行ってもよい。また、コントローラ5及び端末認証部9との間で無線により通信を行う場合、無線の周波数や通信規格は、特に限定されず、例えばLF(Low Frequency)−UHF(Ultra High Frequency)による通信を行ってもよい。また、端末認証部9は、端末2との間と、コントローラ5との間とで、異なる通信規格によって通信を行ってもよいし、同じ通信規格で通信を行ってもよい。
・通信部7は、端末認証部9に限定されず、近距離無線通信を行う端末認証部9とは異なる機器を有していてもよい。
・通信部7が車載装置4を直接制御してもよい。これは、ID認証部11が省略された構成に適用できる。
・通信部7の配置位置は、特に限定されない。
・通信部7の個数は、特に限定されない。1つでもよいし、2つでもよいし、3つでもよい。
[被検知信号、制御情報及び制御部33について]
・制御部33による、暗号通信に用いる鍵情報の更新は、省略可能である。これは、仕様に応じて適宜変更である。
・制御情報Sを送信する暗号通信では、例えば制御情報Sを共通の暗号鍵で暗号化及び復号する認証が行われてもよいし、ワンタイムキーを用いた認証が行われてもよい。
・制御情報Sは、暗号化されて送信されることに限定されない。これは、仕様に応じて適宜変更可能である。
・暗号通信に用いる鍵情報は、実施形態に限定されない。ワンタイムキーでもよいし、暗号鍵でもよい。
・制御部33による鍵情報の更新頻度及びタイミングは、特に限定されない。例えば、通信の度に更新してもよいし、所定の期間を経過する毎に更新されてもよい。
・制御情報は、コマンドに限定されない。車両1の作動に対応する情報であればよい。
・制御情報は、被検知信号に含まれて送信されることに限らず、被検知信号と直列又は並列に送信されてもよいし、重畳されて送信されてもよい。
・被検知信号は、ブルートゥース通信のADV_INDであってもよいし、ADV_SCAN_INDであってもよいし、ADV_NONCONN_INDであってもよいし、その他のタイプの情報であってもよい。
・被検知信号は、ブルートゥース通信のアドバタイジングパケットに限定されない。例えば、Wi−Fi(登録商標)のビーコンでもよい。
[端末2について]
・車両1と端末2との近距離無線通信のペアリングを行う方法は、特に限定されない。例えば、どちらか片方の機器の操作のみでペアリングを行なってもよい。また、ペアリング時に車両1側で操作を行う場合、車両1に搭載されたカーナビゲーションシステムなどの機器を入出力機器として適用することができる。すなわち、ペアリングに際して、操作機器、操作方法及び認証方法などは適宜変更可能である。
・端末2が鍵情報を取得する方法は、ネットワーク通信を通じて取得することとしたが、これに限定されない。例えば、BLE通信を用いて車両1にログイン(ユーザID及びパスワード認証)し、予め車両1に登録されている鍵情報を端末2に付与する態様としてもよい。
・端末2は、高機能携帯電話に限定されず、例えば電子キー位置づけの端末であってもよい。
[その他]
・通信システム3は、端末2でのみ車両1を作動することが可能なシステムとしてもよい。この場合、ID認証部11を省略できる。
・通信システム3で行う端末認証は、鍵情報を用いたものに限らず、端末2の正否を確認できるものであればよい。例えば従前のスマート照合のように、チャレンジレスポンス認証やキーIDの正否を確認する認証としてもよい。これは、ID認証部11を省略した構成に適用できる。
・車両における操作をトリガとして、端末2と通信部7との近距離無線通信が開始されてもよい。
・端末2と端末認証部9との間の無線通信において、マスタ及びスレーブの関係は、特に限定されない。端末2がスレーブで、端末認証部9がマスタでもよいし、端末2がマスタで、端末認証部9がスレーブでもよい。
・端末2と端末認証部9との間の無線通信に用いられる通信規格や帯域は、実施例に限定されず、例えばWi−FiやZigbee(登録商標)を用いてもよい。
・通信システムは、車両1に搭載されることに限定されず、種々の機器や装置に変更可能である。
1…車両、2…端末、3…通信システム、4…車載装置、5…コントローラ、7…通信部、9…端末認証部、11…ID認証部、20…端末制御部、23…ユーザインターフェースアプリケーション、31…入力部、32…処理部、33…制御部。

Claims (5)

  1. 端末の通信対象に設けられた通信部と前記端末との一方から自機の存在を周囲に検知させる被検知信号を送信させ、前記被検知信号を他方が受信した場合に、通信が接続されて無線通信が実行される通信システムであって、
    前記通信対象の作動の制御に関する制御情報が前記端末から前記被検知信号とともに送信された場合、前記制御情報を受信すると、前記制御情報に基づき前記通信対象の作動を制御する制御部を備える通信システム。
  2. 前記制御情報は、前記通信部及び前記端末の間の暗号通信を通じて送信される
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記制御部は、前記暗号通信に用いられる鍵情報を、規定のタイミングにおいて更新する
    請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記制御情報は、前記通信対象を作動させるためのユーザ操作を、前記端末及び前記通信対象の少なくとも一方で入力した場合に送信される
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 端末の通信対象に設けられた通信部と前記端末との一方から自機の存在を周囲に検知させる被検知信号を送信させ、前記被検知信号を他方が受信した場合に、通信が接続されて無線通信が実行される通信方法であって、
    前記通信対象の作動の制御に関する制御情報が前記端末から前記被検知信号とともに送信された場合、前記制御情報を受信すると、前記制御情報に基づき前記通信対象の作動を制御するステップを備える通信方法。
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