JP2020168801A - 名刺 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品見本が一体化した名刺に関する技術を提供する。【解決手段】商品見本を収容する収容部を有する基板と、基板の表面側に設けられた、氏名を含む名刺情報の領域と、基板の裏面を覆うフィルムであって、商品見本の使用前後に収容部を覆い、商品見本の使用時に収容部を露出可能な剥離部を有するフィルムと、基板の裏面側に設けられた、商品見本の内容を示す商品見本情報の領域と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、名刺に関する。
会社名、氏名、住所、電話番号、メールアドレス等が印刷された名刺がある。また、営業活動において、渡す相手の注意を惹いたり、渡す相手の印象に残るよう、顔写真やイラストが描かれた名刺がある。また、例えば、特許文献1には、名刺の裏側に試験紙を貼り付けた名刺が開示されている。
一方、商品説明や販売促進のための文章が記載された、ファンデーション、口紅、アイシャドウなどの化粧料やその他の商品見本を少量添付したカード形の見本用容器がある(例えば、特許文献2を参照)。
実公昭62−45174号公報 特開平11−178634号公報
会社名、氏名、住所、電話番号、メールアドレス等が印刷された名刺がある。一方、商品説明や販売促進のための文章が記載された、ファンデーション、口紅、アイシャドウなどの化粧料やその他の商品見本を少量添付したカード形の見本用容器がある。名刺に化粧料やその他の商品見本を添付することができれば、渡す相手の注意を惹いたり、渡す相手の印象に残ることが期待できる。名刺を渡すことで、化粧料やその他の商品見本の紹介が可能となり、販売促進が期待できる。
しかしながら、出願人が調べた限りでは、従来、化粧料を含む商品見本商品見本が一体化された名刺は存在しない。特許文献1には、名刺の裏側に試験紙を貼り付けた名刺が開示されているが、化粧料を含む商品見本を名刺に収容することについての開示や示唆はない。商品見本を名刺に収容する場合、商品見本を使用後、名刺を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚さないための工夫が必要とされる。
本発明は、上記の問題に鑑み、商品見本が一体化した名刺に関する技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備える。すなわち、本発明に係る名刺は、商品見本を収容する収容部を有する基板と、基板の表面側に設けられた、氏名を含む名刺情報の領域と、基板の裏面を覆うフィルムであって、商品見本の使用前後に収容部を覆い、商品見本の使用時に収容部を露出可能な剥離部を有するフィルムと、基板の裏面側に設けられた、商品見本の内容を示す商品見本情報の領域と、を備える。
本発明に係る名刺は、基板に商品見本を収容する収容部が設けられている。そのため、名刺を渡す相手の注意を惹いたり、渡す相手の印象に残ることが期待できる。また、名刺を渡すことで、商品見本の紹介が可能となり、販売促進が期待できる。更に、基板の裏面を覆うフィルムによって、商品見本の使用前後において収容部を覆うことができるため、商品見本を使用後、名刺を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚すこともない。
本発明に係る名刺は、氏名を含む名刺情報の領域が付された、他人に渡すことを目的としたカードであり、裏面側に商品見本が一体化されている。名刺のサイズは、特に限定されないが、名刺を横長として使用する場合、縦寸法は、49mm〜76mm、横寸法は、85mm〜121mmとすることができる。名刺は、一般的なサイズとして、例えば、49mm×85mm(3号)、51mm×89mm(欧米サイズ)、55mm×91mm(4号)、61mm×100mm(5号)、70mm×116mm(6号)、76mm×121mm(7号)とすることができる。厚さは、0.3〜1.0mmとすることができる。また、名刺は、折り畳み可能とし、二つ折りや三つ折りとしてもよい。商品見本には、ファンデーション、口紅、アイシャドウ、プレストパウダー、チークカラー、フェースパウダー、ボディパウダー、ジェル状クリーム、コールドクリーム類などの化粧料、石鹸やジェル状消毒薬などが例示される。名刺情報は、氏名の他、所属(肩書)、会社名、住所、電話番号、メールアドレス、顔写真、イラスト等を含む。名刺情報の領域は、基板の表面に直接付すことができる。また、名刺情報の領域をシートに付し、名刺情報の領域が設けられたシートを基板の表面に付すようにしてもよい。フィルムは、透明とすることで、収容部に収容された商品見本を視認可能となる。但し、フィルムは、基板の裏面を覆うことができればよく、透明でなくてもよい。また、フィルムは、少なくとも収容部を覆うことができればよい。また、フィルムは、基板の裏面の全面を覆うようにしてもよい。商品見本情報の領域は、基板の裏面に直接付すことができる。また、商品見本情報の領域は、フィルムに付してもよい。商品見本情報には、商品見本の品名、成分、注意事項、製造元、販売元等が含まれる。基板の収容部は、凹部、貫通穴のいずれでもよい。収容部を貫通穴とする場合、基板の表面側をシート等で覆う必要がある。
ここで、収容部は、商品見本を残留させる残留物収容部を有するものでもよい。残留物収容部に残留した商品見本が接着剤として機能し、剥離部の開放を抑制できる。その結果、商品見本の使用後において収容部をより確実に覆うことができ、商品見本を使用後、名刺を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚すこともない。残留物収容部は、収容部の奥行き方向に向けて広がるテーパ部によって構成することができる。また、残留物収容部は、収容部の内面に設けられた収容部の凹凸部によって構成することができる。
また、フィルムは、基板側の面に、商品見本を付着させるフィルムの凹凸部を有するものでもよい。フィルムの凹凸部に付着した商品見本が接着剤として機能し、剥離部の開放を抑制できる。その結果、商品見本の使用後において収容部を覆うことができ、商品見本を使用後、名刺を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚すこともない。
また、本発明に係る名刺は、基板の裏面と、フィルムの基板側の面とのうち少なくとも何れか一方に設けられ、商品見本の使用前後において、基板と剥離部とを接着する接着部を更に備えるものでもよい。接着部を備えることで、剥離部の開放を抑制できる。その結果、商品見本の使用後において収容部を覆うことができ、商品見本を使用後、名刺を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚すこともない。
また、本発明に係る名刺は、基板の表面を覆うシートであって、名刺情報の領域を有するシートを更に備えるものでもよい。名刺情報の領域をシートに設けることで、名刺情報の印刷等を基板の成形とは別に行うことができる。また、基板の収容部を貫通穴とした場合、貫通穴の開口をシートで覆うことができる。
本発明によれば、商品見本が一体化した名刺に関する技術を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る名刺の平面図(表面)を示す。 図2は、第1実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。 図3は、図2のA−A断面図を示す。 図4は、第1実施形態に係る名刺を使用する状態を示す。 図5は、第1実施形態に係る名刺において、収容部に残留する商品見本の状態を示す。 図6は、第2実施形態に係る名刺の断面図を示す。 図7は、第3実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。 図8は、第4実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。 図9は、第5実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明では、商品見本として化粧料を収容した名刺を例に説明するが、以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<第1実施形態>
<名刺の構成>
図1は、第1実施形態に係る名刺の平面図(表面)を示す。図2は、第1実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。図3は、図2のA−A断面図を示す。なお、図3は、説明の便宜上、厚さ方向の長さを誇張して示している。第1実施形態に係る名刺1は、商品見本8を収容する収容部6を有する基板2と、基板2の表面側に設けられた、氏名を含む名刺情報の領域3と、基板2の裏面を覆うフィルム4であって、商品見本8の使用前後に収容部6を覆い、商品見本8の使用時に収容部6を露出可能な剥離部7を有するフィルム4と、基板2の裏面側に設けられた、商品見本8の内容を示す商品見本情報の領域5と、を備える。
名刺1は、横長の長方形であり、名刺1の表面、換言すると基板2の表面には、名刺情報の領域3が設けられ、名刺情報として、会社のグループ名、URL、会社名、肩書(一例として、代表取締役)、氏名、住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスが付されている。名刺情報の領域3は、一例であり、レイアウトは適宜変更することができる。また、名刺情報も一例であり、適宜取捨選択することができる。また、名刺情報には、例えば、顔写真、イラスト等を含めるようにしてもよい。
基板2は、熱可塑性樹脂の一例として、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)によって構成されている。基板2の寸法は、55mm(縦寸法)×91mm(横寸法)×0.5mm(厚さ寸法)である。なお、基板2の材質やサイズは、上記に限定されない。基板2には、紙、耐油紙等を用いてもよい。また、基板2は、名刺を横長として使用する場合、縦寸法は、49mm〜76mm、横寸法は、85mm〜121mm、厚さ0.3mm〜1.0mmとすることができる。また、名刺1の平面サイズは、例えば、49mm×85mm(3号)、51mm×89mm(欧米サイズ)、61mm×100mm(5号)、70mm×116mm(6号)、76mm×121mm(7号)とすることができる。
名刺1の四隅、換言すると基板2の四隅は、収納ケース等に収納しやすくするため、面取りされているが、直角としてもよい。名刺1、換言すると基板2の横方向の一辺には、半円状の切欠き21が設けられている。半円状の切欠き21によって、名刺1の製造において、基板2の方向の位置出し、商品見本の充填位置の間違いを防止することができる。
名刺1の裏面、換言すると基板2の裏面には、商品見本情報の領域5が設けられ、商品見本情報として、商品見本の品名(一例として、リップクリーム)、成分(全成分)、注意事項、製造元、販売元が付されている。商品見本情報の領域5は、一例であり、収容部の位置を含め、レイアウトは適宜変更することができる。また、商品見本の情報も一例であり、適宜取捨選択することができる。また、商品見本の情報には、例えば、名刺の使用方法、剥離部7の剥がし方や戻し方、異常があった場合の注意書き、保管方法等を含めるようにしてもよい。例えば、名刺の使用方法として、「剥離部が剥がしにくい場合には、矢印から先端の尖ったものでお開けください。その際は、十分にご注意ください」、「矢印から先のとがったもので口元をお開けください。その際は、十分ご注意ください」を記載することができる。剥離部7の剥がし方や戻し方として、「使用後は、剥離部を上から押えますと、剥離部を名刺本体にくっつけることができます。押しすぎにご注意ください。」、「再接着はポケット部を上からしごきながら押してください。」を記載することができる。異常があった場合の注意書きとして、「唇に異常があらわれたときは、ご使用をおやめください。症状が悪化した場合には、皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします」を記載することができる。保管方法として、「直射日光があたる場所、極端に高温または低温の場所、乳幼児の手の届く場所には保管しないでください。」を記載することができる。また、材質の記載、例えば、「シートは紙、フィルムはプラスチックです」を記載してもよい。なお、商品見本情報の領域5は、フィルム4に設けるようにしてもよい。
基板2には、商品見本を収容する円形の収容部6が2か所設けられている。収容部6は、非貫通の凹部からなり、直径約10mm、深さ約0.1〜0.2mmである。また、収容部6には、収容部6の奥行き方向(裏面から表面に向かう方向)に向けて横方向に広がるテーパ部61(本発明の残留物収容部の一例)が設けられている。収容部6は、真空成形により成形することができる。テーパ部61は、商品見本の使用後において、商品見本を残留させる。収容部6は、1か所設けてもよい。また、収容部6は、商品見本情報の領域5との関係で可能な範囲において、3か所以上設けてもよい。また、収容部6は、三角形、四角形、多角形、楕円等、円形以外の形状としてもよい。収容部6の数、形状、容量は、収容する商品見本に応じて適宜変更することができる。また、収容部6を複数設ける場合、収容部6毎に異なる商品見本を収容するようにしてもよい。また、基板2は、PET樹脂に代えて、ポリエチレン樹脂(PE樹脂)、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)等の樹脂、紙、耐油紙等で構成してもよい。
商品見本8には、一例としてリップクリームが用いられている。商品見本は、ファンデーション、口紅、アイシャドウ、プレストパウダー、チークカラー、フェースパウダー、ボディパウダー、ジェル状クリーム、コールドクリーム類などの化粧料、石鹸やジェル状消毒薬などでもよい。
フィルム4は、透明のポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)フィルムによって構成され、基板2に接着され、基板2の裏面の全面を覆う。また、フィルム4は、収容部6より一回り大きく切り欠かれた剥離部7を有している。剥離部7は、剥離可能に基板2と接着されており、商品見本8の使用前後に収容部6を覆い、商品見本8の使用時に収容部6を露出させる。剥離部7は、ヒンジとして機能する基部72を介してフィルム4と連なっており、基部72の反対側には、剥離部7を開閉する際に把持可能である、円形の剥離部7から外側に突出した把持部71が設けられている。把持部71には、剥離部7の剥離方向を示す矢印が付されている。第1実施形態に係る名刺1では、把持部71が一つの帯状の突起によって構成されているが、複数の突起としてもよい。基部72の幅は、2mm〜100mmとすることが好ましい。特に、基部72の幅は、4mm〜8mmとするこことがより好ましい。これにより、剥離部7がフィルム4から離脱するのを防止することができる。また、剥離部7が使用前の状態に復帰しやすくなる。なお、基部72を設けず、剥離部7は、フィルム4から分離できるようにしてもよい。フィルム4は、透明でなくてもよい。また、フィルム4は、少なくとも収容部6を覆うことができればよく、基板2の裏面の一部を覆うものでもよい。また、フィルム4は、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)、ポリエチレン樹脂(PE樹脂)等で構成してもよい。
<名刺の使用方法>
図4は、第1実施形態に係る名刺を使用する状態を示す。名刺1は、商品見本8の使用前では、図4(a)に示すように、剥離部7が閉じている。商品見本8を使用する際は、図4(b)に示すように、剥離部7を剥がして(開けて)、指先等で商品見本を取り出す。剥離部7は、把持部71を把持することで開けやすくなる。開けにくい場合は、先端の尖ったもので把持部71をめくるとよい。商品見本8の使用後では、図4(c)に示すように、剥離部7を閉じることができる。
ここで、図5は、第1実施形態に係る名刺において、収容部に残留する商品見本の状態を示す。図5(a)、(b)、(c)は、図4(a)、(b)、(c)に夫々対応している。商品見本8の使用前では、図5(a)に示すように、収容部6に商品見本8が十分に収容されている。商品見本8を使用すると、図5(b)に示すように、収容部6に収容されていた商品見本が収容部6から取り出される。但し、収容部6のテーパ部61には、商品見本8が残留する。商品見本8の使用後では、図5(c)に示すように、剥離部7を閉じられる。収容部6、特にテーパ部61には、商品見本8が残留物として残るため、剥離部7を押さえつけると、残留する商品見本8が剥離部7に付着する。その結果、残留した商品見本8が接着剤として機能し、剥離部7の開放を抑制できる。
<効果>
第1実施形態に係る名刺1は、基板2に商品見本8を収容する収容部6が設けられている。そのため、名刺1を渡す相手の注意を惹いたり、渡す相手の印象に残ることが期待できる。また、名刺1を渡すことで、商品見本8の紹介が可能となり、販売促進が期待できる。更に、基板2の裏面を覆うフィルム4、換言すると剥離部7によって、商品見本8の使用前後において収容部6を覆うことができるため、商品見本8を使用後、名刺1を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚すこともない。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態に係る名刺の断面図を示す。なお、平面視(表面、裏面)の外観は、第1実施形態の名刺1と同様であるので図示を省略する。第2実施形態に係る名刺1は、基板2が耐油紙で構成され、収容部6が貫通穴で構成されている。また、基板2の表面にシート9が設けられている。シート9は、合成紙(一例として、ポリプロピレン樹脂を主原料とするユポ)で構成され、基板2の表面を覆う。第2実施形態に係る名刺1では、名刺情報の領域がシート9に設けられ、名刺情報の領域3が設けられたシート9が基板2の表面に接着されている。
第2実施形態に係る名刺1によっても、第1実施形態に係る名刺1と同様の効果を得ることができる。また、名刺情報の領域3をシート9に設けることで、名刺情報の印刷等を基板2の成形とは別に行うことができる。また、基板2の収容部6を貫通穴とした場合、貫通穴の開口をシートで覆うことができる。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。第3実施形態に係る名刺1は、剥離部7と基板2とが、再接着可能な粘着剤で構成される粘着領域10(本発明の接着部の一例)を介して接続されている。粘着領域10は、収容部6の外縁よりも外側、かつ剥離部7の外縁よりも内側に形成されている。収容部6の外縁よりも外側とすることで、接着領域を構成する接着剤が商品見本8に混入することを抑制できる。粘着領域10を構成する粘着剤に代えて、弱粘や微粘の接着剤を用いてもよい。
粘着領域10を備えることで、剥離部7の開放を抑制できる。その結果、商品見本8の使用後において収容部6を覆うことができ、商品見本8を使用後、名刺1を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本8で汚すこともない。
<第4実施形態>
図8は、第4実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。第4実施形態に係る名刺1は、剥離部7と基板2とが、再接着可能な粘着テープ11(本発明の接着部の一例)を介して接続されている。粘着テープ11は、長方形であり、把持部71を跨ぐように、剥離部7と基板2とを接着する。粘着テープ11に代えて、弱粘の接着テープや微粘の接着テープを用いてもよい。
粘着テープ11を備えることで、剥離部7の開放を抑制できる。その結果、商品見本8の使用後において収容部6を覆うことができ、商品見本8を使用後、名刺1を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本8で汚すこともない。
<第5実施形態>
図9は、第5実施形態に係る名刺の平面図(裏面)を示す。第5実施形態に係る名刺1は、剥離部7の基板2側の面に、商品見本8を付着させるフィルムの凹凸部73が設けられている。第5実施形態に係るフィルムの凹凸部73は、円形の収容部6と同様に外形が円形であり、縞状の凹凸(直線状の筋)が形成されている。フィルムの凹凸部73の外形や形状(溝の深さ、間隔、方向等)は、特に限定されない。フィルムの凹凸部73は、格子状等でもよい。
フィルムの凹凸部73を備えることで、フィルムの凹凸部73に付着した商品見本8が接着剤として機能し、剥離部7の開放を抑制できる。その結果、商品見本8の使用後において収容部6を覆うことができ、商品見本8を使用後、名刺1を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚すこともない。
<その他の実施形態>
第5実施形態では、フィルム4にフィルムの凹凸部73を設けたが、収容部6の底面に、本発明の残留物収容部の一例として、収容部の凹凸部を設けるようにしてもよい。収容部の凹凸部を備えることで、収容部の凹凸部に残留した商品見本8が接着剤として機能し、剥離部7の開放を抑制できる。その結果、商品見本8の使用後において収容部6を覆うことができ、商品見本8を使用後、名刺1を収容する名刺ホルダや他の名刺を商品見本で汚すこともない。
また、フィルム4の厚み、材質、流れ目の方向(製造条件等によって発生する繊維等の向き)、基部72の幅を適宜調整し、剥離部7が使用前の状態(閉じた状態)に戻りやすくするようにしてもよい。例えば、厚みを厚くすることで、剥離部7は、使用前の状態(閉じた状態)に戻りやすくなる。また、硬い材質を用いることで、剥離部7は、使用前の状態(閉じた状態)に戻りやすくなる。また、基部72の方向と流れ目の方向とを交差させることで、剥離部7は、使用前の状態(閉じた状態)に戻りやすくなる。また、基部72の長さを長くすることで、剥離部7は、使用前の状態(閉じた状態)に戻りやすくなる。また、基部72に例えば直線状の折り目を設けるようにしてもよい。基部72の折り目は、例えば、トムソン加工により、断面視において半円状、かつ、フィルム4の裏面方向に凹む窪みによって構成することができる。これにより、基部72を支点として、反発力により、剥離部7が使用前の状態(閉じた状態)に戻りやすくなる。基部72の折り目は、点線状としてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明に係る名刺は、これらに限られず、可能な限りこれらを組み合わせることができる。また、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、第3実施形態から第5実施形態に係る名刺の構成は、第2実施形態に係る名刺に適用してもよい。
1・・・名刺
2・・・基板
3・・・名刺情報の領域
4・・・フィルム
5・・・商品見本情報の領域
6・・・収容部
61・・・テーパ部
7・・・剥離部
71・・・把持部
72・・・基部
73・・・フィルムの凹凸部
8・・・商品見本
9・・・シート
10・・・接着領域
11・・・接着テープ

Claims (5)

  1. 商品見本を収容する収容部を有する基板と、
    基板の表面側に設けられた、氏名を含む名刺情報の領域と、
    基板の裏面を覆うフィルムであって、商品見本の使用前後に収容部を覆い、商品見本の使用時に収容部を露出可能な剥離部を有するフィルムと、
    基板の裏面側に設けられた、商品見本の内容を示す商品見本情報の領域と、
    を備える名刺。
  2. 収容部は、商品見本を残留させる残留物収容部を有する、請求項1に記載の名刺。
  3. フィルムは、基板側の面に、商品見本を付着させるフィルムの凹凸部を有する、請求項1又は2に記載の名刺。
  4. 基板の裏面と、フィルムの基板側の面とのうち少なくとも何れか一方に設けられ、商品見本の使用前後において、基板と剥離部とを接着する接着部を更に備える、請求項1から3の何れか1項に記載の名刺。
  5. 基板の表面を覆うシートであって、名刺情報の領域を有するシートを更に備える、請求項1から4の何れか1項に記載の名刺。


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