JP2020157805A - 乗物用ドアトリム - Google Patents

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【課題】ドアインサイドハンドルの操作レバーを操作した手でドアグリップを速やかに把持することが可能な乗物用ドアトリムを提供する。【解決手段】車両用ドア10を構成するドアトリム13であって、板状をなすドアトリム本体部14と、ドアトリム本体部14に設けられ、車両用ドア10のロックを解除することが可能な操作レバー22を備えるドアインサイドハンドル20と、ドアトリム本体部14に設けられ、車両前後方向に沿って延びるドアグリップ50と、を備え、操作レバー22と、ドアトリム本体部14における車室内側の面14Bとの間には、上方に開口された第1空間S1が設けられ、ドアグリップ50と、ドアトリム本体部14における車室内側の面14Bとの間には、上方に開口された第2空間S2が設けられ、第1空間S1と第2空間S2とは、車両前後方向に並ぶと共に互いに連通されている。【選択図】図15

Description

本明細書で開示される技術は、乗物用ドアトリムに関する。
従来、乗物用ドアを構成する乗物用ドアトリムとして、ドアグリップと、乗物用ドアのロックの解除を行うためのドアインサイドハンドルと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、ドアトリム本体の上部にドアグリップ(グリップ部)が設けられ、ドアトリム本体においてドアグリップの下方となる箇所にドアインサイドハンドルが設けられている構成が記載されている。乗員はドアグリップを用いて自身の体を保持したり、乗物用ドアの開閉を行ったりすることができる。
特開2010−179725号公報
上記構成では、乗員は、ドアインサイドハンドルの操作レバーを操作することで乗物用ドアのロックを解除した後、ドアグリップを把持することで乗物用ドアを開けることができる。しかしながら、上記構成では、ドアインサイドハンドルとドアグリップとが離れた箇所に設けられている。このため、乗員は、操作レバーを操作した手でドアグリップを速やかに把持することが困難である。このような構成では、乗員は、例えば、一方の手でドアグリップを把持しつつ、他方の手で操作レバーを操作するようになる。つまり、乗物用ドアを開ける際に両手を用いる必要が生じてしまうため、作業性が悪く、この点について改善の余地があった。
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ドアインサイドハンドルの操作レバーを操作した手でドアグリップを速やかに把持することが可能な乗物用ドアトリムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される乗物用ドアトリムは、乗物用ドアを構成する乗物用ドアトリムであって、板状をなすドアトリム本体部と、前記ドアトリム本体部に設けられ、前記乗物用ドアのロックを解除することが可能な操作レバーを備えるドアインサイドハンドルと、前記ドアトリム本体部に設けられ、乗物前後方向に沿って延びるドアグリップと、を備え、前記操作レバーと、前記ドアトリム本体部における乗物室内側の面との間には、上方に開口された第1空間が設けられ、前記ドアグリップと、前記ドアトリム本体部における乗物室内側の面との間には、上方に開口された第2空間が設けられ、前記第1空間と前記第2空間とは、乗物前後方向に並ぶと共に互いに連通されていることに特徴を有する。
乗物用ドアトリムを備える乗物用ドアを乗員が開ける際には次のようにする。まず、乗員は、操作レバーとドアトリム本体部との間に形成された第1空間に対して上方から手を差し入れて操作レバーを操作することで、乗物用ドアのロックを解除する。その後、乗員は、操作レバーを操作した手を第1空間からこれと連通する第2空間に移動させることで、ドアグリップを把持することができる。これにより、乗員は、ドアグリップを把持しつつ乗物用ドアを開けることができる。このように、乗員は、操作レバーを操作した手で速やかにドアグリップを把持することができる。つまり、乗員は乗物用ドアのロック解除動作と、乗物用ドアを開ける動作とを片手で連続的に実行することができるため、乗物用ドアを開ける際の作業性をより高くすることができる。
上記構成において、前記ドアインサイドハンドルは、前記ドアトリム本体部に取り付けられるベース部材を備え、前記操作レバーは、前記ベース部材に対して、上下方向に沿って延びる軸を回動軸として回動可能に設けられ、前記回動軸及び前記ベース部材は、前記操作レバーの下方に配されているものとすることができる。乗員は操作レバーを手前に引くことで操作レバーを回動させることができる。そして、操作レバーの回動軸及びベース部材は、操作レバーの下方に設けられている。乗員の手が操作レバーからドアグリップまで移動する際には、手が乗物前後方向に沿って移動することになるが、回動軸及びベース部材は操作レバーの下方に配されているため、手が回動軸やベース部材と干渉する事態を抑制することができる。
また、前記操作レバーは、乗物前後方向に沿って延びる長手状をなすと共に、前記操作レバーにおける乗物後側の端部に設けられた連結部を介して前記回動軸に取り付けられ、前記ドアグリップは、前記操作レバーに対して乗物後側に配されているものとすることができる。乗員は操作レバーの乗物前端側を手前に引くことで操作レバーを回動させた後、操作レバーを操作した手で操作レバーの乗物後側にあるドアグリップを把持することができる。
本発明によれば、ドアインサイドハンドルの操作レバーを操作した手でドアグリップを速やかに把持することが可能な乗物用ドアトリムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用ドアを示す正面図 図1のドアトリムを示す斜視図 図1のドアトリムを上方から視た図(操作レバーが待機位置) 図1のドアトリムを上方から視た図(操作レバーが解除位置) オーナメント及びドアインサイドハンドルを取り外した状態のドアトリムを示す斜視図 オーナメントを取り外した状態のドアトリムを示す斜視図 ドアインサイドハンドルを車室内側から視た斜視図(操作レバーが待機位置) ドアインサイドハンドルを車室内側から視た斜視図(操作レバーが解除位置) ドアインサイドハンドルを車室内側から視た分解斜視図 ドアインサイドハンドルを車室外側から視た斜視図(操作レバーが待機位置) ドアインサイドハンドルを車室外側から視た斜視図(操作レバーが解除位置) ドアインサイドハンドルを車室外側から視た分解斜視図 ドアインサイドハンドルを示す断面図(図1のXIII−XIII線で切断した図に対応) ドアグリップを示す断面図(図1のXIV−XIV線で切断した図に対応) 第1空間及び第2空間を上方から視た図
本発明の一実施形態を図1から図15によって説明する。本実施形態では、乗物用ドアトリムとして、車両用のドアトリム13を例示する。ドアトリム13は、インナパネル11(図13参照)の車室内側に取り付けられる車両用内装材であって、インナパネル11及びアウタパネル12(図13参照)と共に車両用ドア10(乗物用ドア)を構成するものである。ドアトリム13は、図1及び図2に示すように、板状をなすドアトリム本体部14と、ドアトリム本体部14に設けられたドアインサイドハンドル20と、ドアトリム本体部14に設けられたドアグリップ50と、を備える。また、ドアトリム本体部14には、アームレスト15、スイッチベース16及びプルハンドル30が設けられている。
ドアインサイドハンドル20は、図7及び図9に示すように、ベース部材21と、操作レバー22(ハンドル部)と、ベース部材21と操作レバー22とを連結する連結部23と、回動軸24と、を備える。ベース部材21は、図5及び図6に示すように、ドアトリム本体部14に対して車室内側から取り付けられている。具体的には、ベース部材21は、図5に示すように、4つの挿通孔21Aを有している。ビス等の締結部材(図示せず)が、挿通孔21Aに挿通された後、ドアトリム本体部14に形成された取付孔14Aに取り付けられることで、ドアトリム本体部14にベース部材21が取り付けられる構成となっている。なお、ドアトリム本体部14の車室内側の面14B(ドアトリム本体部における乗物室内側の面)には、車室内側に立ち上がる立壁部19が設けられている。立壁部19は、車両前後方向に沿って延びており、図6に示すようにベース部材21は、立壁部19の下方に配されている。
また、ベース部材21は、図9に示すように、前後方向に貫通した貫通孔24Aを有している。回動軸24は、上下方向に沿って延びる軸であり、貫通孔24Aを仕切る形でベース部材21に取り付けられている。操作レバー22は、車両前後方向(乗物前後方向)に沿って延びる長手状をなしている。連結部23は、図9及び図12に示すように、操作レバー22における車両側の端部に設けられている。連結部23は、操作レバー22における車両側の端部から下方に突出する突出部25と、突出部25の下端に設けられ、回動軸24に取り付けられる取付部26と、を備える。また、回動軸24及びベース部材21は、操作レバー22の下方に配されている。また、上述した立壁部19には、突出部25を嵌合することが可能な切欠部19A(図5及び図6参照)が形成されている。
取付部26は、図12に示すように車室外側に開口された略箱状をなし、対向配置される上壁部27及び下壁部28を備える。上壁部27には、回動軸24が挿通可能な貫通孔27Aが形成され、下壁部28には、回動軸24が挿通可能な貫通孔28Aが形成されている。回動軸24が貫通孔27A及び貫通孔28Aに挿通されることで、回動軸24に対して取付部26が回動可能に取り付けられている。これにより、操作レバー22は、操作レバー22における車両後側の端部に設けられた連結部23を介して回動軸24に取り付けられている。この結果、操作レバー22は、ベース部材21に対して、上下方向に沿って延びる軸を回動軸24として回動可能に設けられている。なお、上述した貫通孔24Aは、ベース部材21において取付部26と重なる箇所に形成されており、取付部26が貫通孔24Aに挿通されることで、取付部26はベース部材21と干渉することなく回動可能となっている。
また、車両用ドア10は、車両用ドア10を閉じた状態で車体に対してロックするドアロック装置18(図1の破線参照)を備える。ドアロック装置18は、例えば、インナパネル11とアウタパネル12との間に配されており、図1に示すように、ドアトリム本体部14において車両用ドア10の回動軸とは反対側の端部(車両後端部、図1の右側の端部)と重なる箇所に配されている。
操作レバー22は、ドアロック装置18による車両用ドア10のロック(ドアロック)を解除することが可能な構成となっている。具体的には、操作レバー22は、ケーブル17を介してドアロック装置18と接続されている。図10に示すように、取付部26の下壁部28には、ケーブル17の一端部17Aが挿通される溝部28Bが設けられている。また、ケーブル17の他端部は、ドアロック装置18に接続されている。操作レバー22は、自然状態である待機位置(図3、図7、図10参照)と解除位置(図4、図8、図11)との間で回動可能となっている。解除位置では、操作レバー22は、車両前端部が車両後端部に比して車室内側に配された姿勢となっている。
操作レバー22を待機位置から解除位置に回動させると、ケーブル17が車両前側に引っ張られることでドアロック装置18が操作され、ドアロック装置18による車両用ドア10のロックが解除される構成となっている。また、回動軸24には、図10に示すようにトーションバネ29が取り付けられている。トーションバネ29の一端部29Aは、図9に示すように、ベース部材21に設けられた受け部21Bに対して車室内側から係止する構成となっている。トーションバネ29の他端部29Bは、図10に示すように、ベース部材21に設けられたリブ21Dに対して車室外側から係止する構成となっている。トーションバネ29は、操作レバー22を解除位置から待機位置に回動させるように付勢することで、操作レバー22を解除位置から待機位置に復帰させることが可能となっている。
ドアグリップ50は、図1に示すように、ドアトリム本体部14に取り付けられたオーナメント51の上端部によって構成されており、乗員が手で把持することが可能な構成となっている。オーナメント51は、車両前後方向に沿って長い板状をなしている。このため、ドアグリップ50は、車両前後方向に沿って延びている。オーナメント51は、図14に示すように、オーナメント本体部52と、オーナメント本体部52に対して車室内側から取り付けられるカバー部53と、を備える。なお、オーナメント本体部52とカバー部53とが一体部品として構成されていてもよい。
オーナメント本体部52の上部52Aは、オーナメント本体部52の下部52Bに比べて車室外側(図14の右側)に配された段差状をなしている。オーナメント本体部52の上部52Aは、ドアグリップ50における車室外側の面を主に構成するものとされる。また、上部52Aにおいて、立壁部19の上方に位置する箇所は、車室外側(図14の右側)に開口する凹部52Eとなっている。一方、カバー部53は、ドアグリップ50における車室内側の面を主に構成するものとされる。なお、図5及び図6はドアトリム本体部14からオーナメント51を取り外した状態である。図1及び図6に示すように、上述したベース部材21は、オーナメント51によって車室内側から覆われる構成となっている。また、オーナメント51の上端部のうち車両前側の部分は、図1に示すように、操作レバー22の形状に倣う形状をなす切欠部54とされる。操作レバー22は切欠部54に嵌合されている。そして、ドアグリップ50は、操作レバー22に対して車両後側(乗物後側)に配されている。
図13に示すように、操作レバー22と、ドアトリム本体部14における車室内側の面14Bとの間には、上方に開口された第1空間S1が設けられている。なお、車室内側の面14Bにおいて、操作レバー22と対向する箇所の上部に位置する部分14Eは、上方に向かうにつれて車室内側に向かう形で延びている。また、図14に示すように、ドアグリップ50と、ドアトリム本体部14における車室内側の面14Bとの間には、上方に開口された第2空間S2が設けられている。なお、車室内側の面14Bにおいて、ドアグリップ50と対向する箇所の上部に位置する部分14Fは、上方に向かうにつれて車室内側に向かう形で延びている。
そして、図15に示すように、第1空間S1と第2空間S2とは、車両前後方向に並ぶと共に互いに連通されている。より詳しくは、第2空間S2は、第1空間S1の車両後端部に接続されている。なお、第1空間S1及び第2空間S2はそれぞれ車両前後方向に長い形状をなすと共に、乗員が手を差し入れることが可能な大きさで設定されている。なお、上述した立壁部19は、第1空間S1及び第2空間S2の各底壁を構成するものとされる。また、図15に示すように、回動軸24(図15の破線参照)は、例えば、操作レバー22に対して車室外側に配されている。
また、図14に示すように、オーナメント本体部52の上部52Aにおける車室外側の面には、車室外側に突出するクリップ座55が設けられている。クリップ座55には、クリップ56が取り付けられている。クリップ56は、クリップ本体57と軸部材58とを備える。クリップ本体57は、インナパネル11に形成された貫通孔11Aに挿通されると共に、ドアトリム本体部14に形成された貫通孔14Dの孔縁部に対して車室外側から係止する構成となっている。軸部材58は、クリップ座55に形成された貫通孔55Aの孔縁部に対して車室内側から係止する。
また、軸部材58は、クリップ本体57に形成された挿入孔57Aに対して車室内側から挿入されている。これにより、クリップ56によって、オーナメント本体部52、ドアトリム本体部14及びインナパネル11が共締めされている。なお、クリップ本体57に軸部材58を挿入する際には、例えば、図14に示すように、ドライバー59等の工具で軸部材58を回転させる。このため、オーナメント本体部52には、ドライバー59を車室内側から挿通可能とする貫通孔52Dが形成されている。上述したカバー部53は、この貫通孔52Dを車室内側から覆う構成となっている。
また、オーナメント本体部52の下部52Bにおける車室外側の面には、車室外側に突出する台座60が形成されている。台座60にはボス61が形成されている。ボス61の先端部61Aは、インナパネル11に形成された貫通孔11Bに挿入された後、熱カシメされている。これにより、ボス61の先端部61Aがインナパネル11における貫通孔11Bの孔縁部に対して車室外側から係止する構成となっている。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態の車両用ドア10を乗員が開ける際には次のようにする。まず、乗員は、図15に示すように、操作レバー22とドアトリム本体部14との間に形成された第1空間S1に対して上方から手を差し入れて操作レバー22を回動操作することで、車両用ドア10のロックを解除する。その後、乗員は、操作レバー22を操作した手を第1空間S1からこれと連通する第2空間S2に移動させることで、ドアグリップ50を把持することができる。これにより、乗員は、ドアグリップ50を把持しつつ車両用ドア10を開けることができる。このように、乗員は、操作レバー22を操作した手で速やかにドアグリップ50を把持することができる。つまり、乗員は車両用ドア10のロック解除動作と、車両用ドア10を開ける動作とを片手で連続的に実行することができるため、車両用ドア10を開ける際の作業性をより高くすることができる。
また、ドアインサイドハンドル20は、ドアトリム本体部14に取り付けられるベース部材21を備え、操作レバー22は、ベース部材21に対して、上下方向に沿って延びる軸を回動軸24として回動可能に設けられ、回動軸24及びベース部材21は、操作レバー22の下方に配されている。乗員は操作レバー22を手前に引くことで操作レバー22を回動させることができる。そして、操作レバー22の回動軸24及びベース部材21は、操作レバー22の下方に設けられている。乗員の手が操作レバー22からドアグリップ50まで移動する際には、手が車両前後方向に沿って移動することになるが、回動軸24及びベース部材21は操作レバー22の下方に配されているため、手が回動軸24やベース部材21と干渉する事態を抑制することができる。
また、操作レバー22は、車両前後方向に沿って延びる長手状をなすと共に、操作レバー22における車両後側の端部に設けられた連結部23を介して回動軸24に取り付けられ、ドアグリップ50は、操作レバー22に対して車両後側に配されている。乗員は操作レバー22の車両前端側を手前に引くことで操作レバー22を回動させた後、操作レバー22を操作した手で操作レバー22の車両後側にあるドアグリップ50を把持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、乗物用ドアトリムとして、車両用のドアトリムを例示したが、これに限定されない。乗物用ドアトリムは、車両以外の乗物に搭載されるドアトリムであってもよい。
(2)第1空間S1と第2空間S2とは、車両前後方向に並ぶものであればよく、例えば、第1空間S1の車両前側に第2空間S2が配されていてもよい。
10…車両用ドア(乗物用ドア)、13…ドアトリム(乗物用ドアトリム)、14…ドアトリム本体部、14B…ドアトリム本体部における車室内側の面(ドアトリム本体部における乗物室内側の面)、20…ドアインサイドハンドル、21…ベース部材、22…操作レバー、23…連結部、24…回動軸、50…ドアグリップ、S1…第1空間、S2…第2空間

Claims (3)

  1. 乗物用ドアを構成する乗物用ドアトリムであって、
    板状をなすドアトリム本体部と、
    前記ドアトリム本体部に設けられ、前記乗物用ドアのロックを解除することが可能な操作レバーを備えるドアインサイドハンドルと、
    前記ドアトリム本体部に設けられ、乗物前後方向に沿って延びるドアグリップと、を備え、
    前記操作レバーと、前記ドアトリム本体部における乗物室内側の面との間には、上方に開口された第1空間が設けられ、
    前記ドアグリップと、前記ドアトリム本体部における乗物室内側の面との間には、上方に開口された第2空間が設けられ、
    前記第1空間と前記第2空間とは、乗物前後方向に並ぶと共に互いに連通されている乗物用ドアトリム。
  2. 前記ドアインサイドハンドルは、前記ドアトリム本体部に取り付けられるベース部材を備え、
    前記操作レバーは、前記ベース部材に対して、上下方向に沿って延びる軸を回動軸として回動可能に設けられ、
    前記回動軸及び前記ベース部材は、前記操作レバーの下方に配されている請求項1に記載の乗物用ドアトリム。
  3. 前記操作レバーは、乗物前後方向に沿って延びる長手状をなすと共に、前記操作レバーにおける乗物後側の端部に設けられた連結部を介して前記回動軸に取り付けられ、
    前記ドアグリップは、前記操作レバーに対して乗物後側に配されている請求項2に記載の乗物用ドアトリム。
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