JP2020151698A - 硬質表面に付着した油の洗浄方法、及び洗浄剤原液 - Google Patents

硬質表面に付着した油の洗浄方法、及び洗浄剤原液 Download PDF

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Abstract

【課題】硬質表面に付着した油を効率的に洗浄することができる、硬質表面に付着した油の洗浄方法を提供する。【解決手段】硬質表面に付着した油の洗浄方法であって、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程と、前記洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程と、前記洗浄剤を、硬質表面に接触させて、付着した油を洗浄する洗浄工程と、前記硬質表面を水ですすぐ工程と、を備える、硬質表面に付着した油の洗浄方法。【選択図】なし

Description

本発明は、硬質表面に付着した油の洗浄方法、及び洗浄剤原液に関する。
従来、硬質表面に付着した油の洗浄には、界面活性剤を配合した様々な洗浄剤が使用されている。
例えば、特許文献1には、少なくともアニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤を含み、界面活性剤の合計量が20〜50重量%の中性の液体洗剤組成物において、前記液体洗剤組成物に、原液粘度が100〜320mPa・s(測定温度:25℃)の流動性を持ち、且つ水で希釈したときに原液の粘度以上に増粘する量のアルカリ金属塩化物を添加したことを特徴とする液体洗剤組成物が開示されている。
特許文献1に記載された液体洗剤組成物は、台所用液体洗剤等として好適であり、高濃度の界面活性剤を含有していても適度な粘度を持ち、且つ水で希釈すると原液の粘度よりも粘度上昇し、さらに原液粘度以下になる以上に水で希釈しても急激な粘度低下を起こさないとされている。
特開2003−138297号公報
特許文献1に記載された台所用液体洗剤などの家庭用洗浄剤とは異なり、食品加工施設、食肉解体施設などの業務用洗浄剤を用いた洗浄においては、洗浄対象となる設備の面積が非常に大きい。このため、業務用洗浄剤を用いた洗浄では、家庭用洗浄剤を用いた洗浄に比して、より効率的に油を洗浄することが求められる。
このような状況下、本発明は、硬質表面に付着した油を効率的に洗浄することができる、洗浄方法を提供することを主な目的とする。さらに、本発明は、当該洗浄方法に好適に用いることができる、洗浄剤原液を提供することも目的とする。
本発明者は、上記のような課題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、硬質表面に付着した油の洗浄方法において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程と、当該洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程と、当該洗浄剤を硬質表面に接触させて、付着した油を洗浄する洗浄工程と、硬質表面を水ですすぐ工程とを順次行うことにより、硬質表面に付着した油を効率的に洗浄することができることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて、さらに検討を重ねることにより完成したものである。
すなわち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. 硬質表面に付着した油の洗浄方法であって、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程と、
前記洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程と、
前記洗浄剤を、硬質表面に接触させて、付着した油を洗浄する洗浄工程と、
前記硬質表面を水ですすぐ工程と、
を備える、硬質表面に付着した油の洗浄方法。
項2. 前記油は、固体脂を含む油である、項1に記載の洗浄方法。
項3. 前記油は、細菌を含む油である、項1又は2に記載の洗浄方法。
項4. 前記洗浄工程を、0℃から40℃の環境で行う、項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄方法。
項5. 前記洗浄工程において、フォーム状にした前記洗浄剤を、前記硬質表面に接触させて、前記硬質表面に付着した油を洗浄する、項1〜4のいずれかに記載の洗浄方法。
項6. ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、硬質表面に付着した油の洗浄方法に用いるための、洗浄剤原液。
項7. 硬質表面に付着した油の洗浄方法に用いるための洗浄剤の製造方法であって、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程と、
前記洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程と、
を含む、洗浄剤の製造方法。
本発明によれば、硬質表面に付着した油を効率的に洗浄することができる、硬質表面に付着した油の洗浄方法を提供することができる。さらに、本発明によれば、当該洗浄方法に好適に用いることができる、洗浄剤原液を提供することもできる。
実施例5における洗浄前のコンベア表面の写真である。 実施例5における洗浄後のコンベア表面の写真である。 比較例4における洗浄前のコンベア表面の写真である。 比較例4における洗浄後のコンベア表面の写真である。 実施例7において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真である。 実施例8において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真である。 実施例9において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真である。 実施例10において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真である。
本発明の洗浄方法は、硬質表面に付着した油の洗浄方法である。本発明の洗浄方法は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程と、洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程と、洗浄剤を、硬質表面に接触させて、付着した油を洗浄する洗浄工程と、硬質表面を水ですすぐ工程とを備えることを特徴としている。
本発明の洗浄方法は、これらの構成を備えていることにより、硬質表面に付着した油を効率的に洗浄することができる。後述の通り、本発明の洗浄方法は、油の中でも、食品の油、特に固体脂(食肉の脂など)を含む油に対して、優れた洗浄効果を発揮することができる。例えば食品加工設備などにおいては、食品の油と共に、細菌が硬質表面に付着することがある。すなわち、硬質表面に付着した油には、細菌(例えば、一般生菌、大腸菌群、大腸菌など)が含まれることがある。本発明の洗浄方法は、硬質表面に付着した油を効率的に洗浄することができるため、油に細菌が含まれる場合にも、油と共に細菌を好適に洗浄することができる。すなわち、本発明の洗浄方法は、細菌の洗浄方法としても好適に利用することができる。また、本発明の洗浄方法に使用する洗浄剤原液は、常温(25℃)環境における流動性に優れるだけでなく、低温環境(例えば、−5〜10℃程度)における流動性に優れており、使用時に水で好適に希釈することができる。これらの観点からも、本発明の洗浄方法は、効率的に油の洗浄を行うことができる。
以下、本発明の洗浄方法、及び当該洗浄方法に好適に使用することができる、洗浄剤原液について、詳述する。なお、本明細書において、「〜」で結ばれた数値は、「〜」の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味する。複数の下限値と複数の上限値が別個に記載されている場合、任意の下限値と上限値を選択し、「〜」で結ぶことができるものとする。
1.洗浄方法
本発明の洗浄方法は、硬質表面に付着した油の洗浄方法である。本発明の洗浄方法は、少なくとも、以下の工程1〜4を順に備えている。
(1)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程1
(2)洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程2
(3)前記洗浄剤を、硬質表面に接触させて、付着した油を洗浄する洗浄工程3
(4)硬質表面を水ですすぐ工程4
(工程1)
工程1では、洗浄剤原液を用意する。洗浄剤原液は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上という高濃度で含む。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルにおいて、ポリオキシアルキレンのアルキレン部分としては、特に制限されないが、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、エチレン、プロピレン、及びブチレンからなる群より選択される少なくとも1種を含んでいることが好ましく、エチレンを含んでいることがさらに好ましい。特に、ポリオキシアルキレンは、ポリオキシエチレンであることが好ましい。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルにおいて、ポリオキシアルキレンの繰り返し単位の数(オキシアルキレン基の数)としては、特に制限されないが、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、好ましくは2〜10程度、より好ましくは3〜9程度、さらに好ましくは4〜8程度が挙げられる。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルにおいて、アルキルエーテル部分の炭素数としては、特に制限されないが、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、好ましくは5〜20程度、より好ましくは6〜18程度、さらに好ましくは8〜16程度が挙げられる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの中でも、特に、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜C14)エーテルが好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
脂肪酸アルカノールアミドの脂肪酸残基(脂肪酸からカルボキシ基を除いた1価の炭化水素基)であるアルキル基またはアルケニル基は、直鎖状でも分岐を有してもよく、直鎖状が好ましい。前記脂肪酸残基の炭素数は8〜22が好ましく、10〜18がより好ましく、12〜14が特に好ましい。脂肪酸アルカノールアミドは、モノアルカノールアミド構造を有するものであってもよく、ジアルカノールアミド構造を有するものであってもよい。硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、ジアルカノールアミド構造を有するものが好ましい。
脂肪酸アルカノールアミドの具体例としては、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、ミリスチン酸モノエタノールアミド、パルミチン酸モノエタノールアミド、ステアリン酸モノエタノールアミド、イソステアリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド等の脂肪酸モノアルカノールアミド;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸モジエタノールアミド、パルミチン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、イソステアリン酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジイソプロパノールアミド等の脂肪酸ジアルカノールアミドなどが挙げられる。これらの中でも、特にヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドが好適である。
脂肪酸アルカノールアミドは、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
洗浄剤原液に含まれるポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドの合計は、80質量%以上であればよいが、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、好ましくは85質量%以上、より好ましくは90質量%以上が挙げられる。
また、洗浄剤原液において、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと脂肪酸アルカノールアミドの質量比(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル:脂肪酸アルカノールアミド)としては、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、好ましくは10:90〜90:10程度、より好ましくは20:80〜50:50程度、さらに好ましくは25:75〜35:65程度が挙げられる。
洗浄剤原液には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドに加えて、アルカリ成分が含まれていてもよい。アルカリ成分としては、特に制限されず、公知の洗浄剤に配合されているものを用いることができる。
アルカリ成分の具体例としては、例えば、エタノールアミンなどのアミン化合物が挙げられる。エタノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。アルカリ成分は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
洗浄剤原液にアルカリ成分が含まれる場合、その含有率としては、20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である。
洗浄剤原液には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドに加えて、溶剤が含まれていてもよい。溶剤としては、特に制限されず、公知の洗浄剤に配合されているものを用いることができる。
溶剤の具体例としては、エタノール、プロパノールなどの炭素数1〜3のアルコール化合物;エチレングリコール、プロピレングリコールなどの炭素数1〜3のアルキレングリコール;ポリプロピレングリコールなどが挙げられる。溶剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
洗浄剤原液に溶剤が含まれる場合、その含有率としては、20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である。
その他、洗浄剤原液は、公知の洗浄剤に配合されている添加剤(例えば、カチオン界面活性剤など)を含んでいてもよい。洗浄剤原液に添加剤が含まれる場合、その含有率としては、20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である。
カチオン界面活性剤としては、例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩;塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等のジアルキルジメチルアンモニウム塩、トリアルキルモノメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N‘−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩;アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POE−アルキルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、及び塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
なお、本発明の洗浄剤原液において、水の含有量は、20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下であり、特に好ましくは5質量%以下である。本発明の洗浄剤原液において、水の含有量は、実質的に0質量%(不可避的に含まれる水については許容される)とすることも好ましい。
洗浄剤原液は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、及び必要に応じて、前述のアルカリ成分、溶剤、添加剤、水を混合することによって調製することができる。
後述の通り、本発明の洗浄方法で使用する洗浄剤原液は、常温環境(25℃)だけでなく、例えば−5〜10℃程度の低温環境においても高い流動性を備えており、下記の工程2において、水で容易に希釈することができる。
(工程2)
工程2では、工程1で用意した洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程を行う。
洗浄剤原液の希釈倍率は、質量規準で5倍から100倍であればよいが、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、希釈倍率は、質量規準で、好ましくは10倍から50倍、より好ましくは10倍から40倍、さらに好ましくは15倍から30倍、特に好ましくは15倍から25倍である。
水としては、特に制限されず、水道水などを使用することができる。
洗浄剤(洗浄液)は、洗浄剤原液と水を混合し、攪拌することで容易に調製することができる。なお、後述の通り、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、洗浄剤は、フォーマーなどでフォーム状としてから、下記の洗浄工程を行うことが好ましい。本発明において、洗浄剤をフォーム状として用いる場合、フォーム状の洗浄剤の硬質表面への付着性と、フォーマーによる洗浄剤の噴霧性の観点からは、浄剤原液の希釈倍率としては、質量規準で、好ましくは10倍から40倍、より好ましくは10倍から30倍、さらに好ましくは10倍から25倍、特に好ましくは10倍から20倍が挙げられる。また、前記の硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点を踏まえて、希釈倍率を15倍から30倍、さらには15倍から25倍としても、洗浄剤の硬質表面への付着性と、洗浄剤の噴霧性を共に良好にすることができる。
洗浄剤を調製する際の環境温度は、後述の工程3の洗浄工程と同様とすることができる。
(工程3)
工程3では、工程2で調製した洗浄剤を、硬質表面に接触させて、付着した油を洗浄する洗浄工程を行う。
本発明の洗浄方法が洗浄対象とする硬質表面は、脂が付着したものであれば、特に制限されないが、例えば、金属硬質表面(例えば、ステンレス鋼、アルミニウムなどの表面)、樹脂硬質表面(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの表面)、ガラス硬質表面などが好適である。また、本発明の洗浄方法は、固体脂を含む油に対しても好適であるため、食品加工工場、さらには食肉加工工場などで使用される食品加工設備、食肉加工設備などの硬質表面に対して、特に好適に適用することができる。
洗浄対象となる固体脂としては、具体的には、牛肉、豚肉、鶏肉などの食肉の固体脂が挙げられる。
洗浄工程を行う際の環境温度としては、特に制限されないが、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、好ましくは0〜40℃程度、より好ましくは10〜30℃程度が挙げられる。なお、食品加工工場は、低温環境を保つことが求められる場合も多く、そのような場合には、環境温度は、例えば5〜20℃程度とすることができる。
硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、洗浄工程においては、フォーム状(泡状)にした洗浄剤を、硬質表面に接触させて、硬質表面に付着した油を洗浄することもできる。洗浄剤をフォーム状するためには、市販のフォーマーを使用すればよい。
また、洗浄工程においては、洗浄剤を硬質表面に接触させればよいが、硬質表面に付着した油をより効率的に洗浄可能とし、特に、固体脂を含む油を効率的に洗浄する観点から、洗浄剤を硬質表面に接触させた状態を、例えば1〜30分間程度、好ましくは5〜20分間程度保持することが好ましい。保持している間は、ブラシで硬質表面を磨いてもよいし、洗浄剤が硬質表面に付着した状態で静置してもよい。
(工程4)
工程4では、工程3で洗浄した硬質表面を水ですすぐ工程を行う。
本発明の洗浄剤は、水で好適にすすぐことができる。水ですすぐ時間は特に制限されず、洗浄剤が十分に取り除かれる時間とすればよい。水としては、特に制限されず、水道水などを使用することができる。また、洗浄剤を水ですすぐ際の水の温度としては、特に制限されず、例えば5〜60℃程度、好ましくは20〜50℃程度が挙げられる。
水ですすぐ際の環境温度は、工程3の洗浄工程と同様とすることができる。
工程4の後には、必要に応じて、水の拭き取りや、乾燥を行う。
2.洗浄剤の製造方法
本発明の硬質表面に付着した油の洗浄方法に用いるための洗浄剤の製造方法は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程1と、当該洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程2とを含むことを特徴としている。工程1及び工程2の詳細については、前記の「1.洗浄方法」の欄で説明したとおりである。
3.洗浄剤原液
本発明の洗浄剤原液は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、硬質表面に付着した油の洗浄方法に用いるための、洗浄剤原液である。すなわち、本発明の洗浄剤原液は、前記の「1.洗浄方法」の欄の工程1で説明したものであり、詳細な説明は省略する。
本発明の洗浄剤原液は、常温(25℃)環境における流動性に優れるだけでなく、例えば−5〜−10℃程度の低温環境においても高い流動性を備えており、本発明の洗浄方法に好適に使用することができる。
以下に、実施例及び比較例を示して本発明を詳細に説明する。ただし、本発明は、実施例に限定されない。
[洗浄剤原液]
実施例1〜3及び比較例1〜3として、以下の洗浄剤原液又は洗浄剤を用意した。
(実施例1〜3)
ポリオキシエチレンアルキル(C12〜C14)エーテルと、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(ジエタノールアミン4質量%を含む)とを、質量比30:70で混合して、洗浄剤原液を調製した。洗浄剤原液には、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜C14)エーテルと、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(ジエタノールアミンが4質量%)が合計100質量%含まれている。
本洗浄剤原液を用いて、以下の手順で油の洗浄評価を行った。なお、以下の評価は、常温(25℃)下で行った。まず、スライドガラスの表面に、溶解させた牛脂(オイルレッドを添加したもの)を均一に塗布し、1時間静置して、牛脂を固化させた。次に各洗浄剤原液を質量基準で20倍希釈(実施例1)、40倍希釈(実施例2)、50倍希釈(実施例3)にそれぞれ水で希釈した洗浄剤を調製した。次に、固化した牛脂が付着したスライドガラスを、各洗浄剤に15分間分浸漬した後、水で1分間すすぎを行い、スライドガラスを乾燥させた。洗浄前後のスライドガラスの重量を測定して、スライドガラス表面から除去された牛脂の割合((洗浄前牛脂重量−洗浄後牛脂重量)÷洗浄前牛脂重量×100%重量%)を洗浄力(%)とした。結果を表1に示す。
(比較例1)
厨房機器・設備用の油汚れ洗浄剤として一般に使用されている市販のレンジ用洗浄剤(主成分:αオレフィンスルホン酸Na1.4%、アルキルグリコシド2.2%、溶剤4%、pH13以上)を洗浄剤としたこと以外は、実施例1と同様に油の洗浄評価を行った。結果を表1に示す。
(比較例2)
食器・調理器具用の洗浄剤として一般に使用されている市販の業務用台所中性洗剤(主成分:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na7.2%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル2.0%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド0.98%)を洗浄剤とし、洗浄剤2倍希釈を用いて実施例1と同様に油の洗浄評価を行った。結果を表1に示す。
(比較例3)
洗浄剤の代わりに水を用いたこと以外は、実施例1と同様に油の洗浄評価を行った。結果を表1に示す。
表1の結果より、本発明の洗浄方法および洗浄原液により硬質表面の油を効率的に洗浄できることが示された。
(実施例4)
実施例1記載の洗浄剤原液を用いて、以下の手順で油の洗浄評価を行った。なお、以下の評価は、常温(25℃)下で行った。まず、スライドガラスの表面に、溶解させた牛脂(オイルレッドを添加したもの)を均一に塗布し、1時間静置して、牛脂を固化させた。次に、洗浄剤原液を水で20倍(質量規準)に希釈した洗浄剤を調製した。本洗浄剤をフォーマーで泡立て、固化した牛脂が付着したスライドガラスに15分間分接触させた。その後、水で1分間すすぎを行い、スライドガラスを乾燥させた。洗浄前後のスライドガラスの重量を測定して、スライドガラス表面から除去された牛脂の割合(質量%)を洗浄力(%)とした。その結果、牛脂に対する洗浄力は、97%であった。本結果より、本発明の洗浄剤原液を用い、洗浄剤をフォーム状として洗浄を行うことにより、硬質表面の油を効率的に洗浄できることが示された。
(実施例5)
実施例1で用いた洗浄剤原液を、水で20倍(質量規準)に希釈し、市販のフォーマーでフォーム状とし、食肉解体施設(牛肉)で使用されているコンベアの表面(ステンレス鋼製)に付着させ、15分間放置した後、水ですすいだ。洗浄前のコンベア表面の写真を図1に、洗浄後のコンベア表面の写真を図2に示す。図2に示されるように、洗浄後において水はじきは観察されず、油汚れは効率的に除去された。
(比較例4)
比較例1で用いた洗浄剤原液を、水で20倍(質量規準)に希釈し、市販のフォーマーでフォーム状とし、食肉解体施設(牛肉)で使用されているコンベアの表面に(ステンレス鋼製)付着させ、15分間放置した後、水ですすいだ。洗浄前のコンベア表面の写真を図3に、洗浄後のコンベア表面の写真を図4に示す。図4に示されるように、洗浄後においてにコンベア表面に水はじきが観察され、表面がねとねとしており、油の残留が認められた。
(実施例6)
実施例1で用いた洗浄剤原液を、水で20倍(質量規準)に希釈し、市販のフォーマーでフォーム状とし、食肉解体施設(牛肉)で使用した直後の切開機(ステンレス鋼製)、コンベア(ステンレス鋼製)、及びまな板(ポリエチレン製)の表面にそれぞれ付着させ、15分間放置した後、水ですすいだ。洗浄前後の対象表面を綿棒でそれぞれ約100cm2拭き取り、一般生菌および大腸菌群の菌数を評価した(一般生菌:標準寒天培地、大腸菌群:XM−G寒天培地、培養条件:35±1℃、48時間、培養後コロニー数をカウント)。結果を表2に示す(ND:検出限界以下)。
[洗浄剤原液の安定性評価]
実施例1の洗浄剤原液の粘度を−5℃下で測定したところ、2500mPa・sであり、10℃下で測定したところ、700mPa・sであり、低温環境での流動性が高く、水との希釈性に優れていた。一方、実施例1の洗浄剤原液の調製に用いたヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(アルカリ成分としてジエタノールアミンを含んでいる)の粘度を−5℃下で測定したところ、15000mPa・sであり、10℃下で測定したところ、3000mPa・sであり、低温環境での流動性が著しく低く、水との希釈性にも劣っていた。このことから、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜C14)エーテルとヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(アルカリ成分としてジエタノールアミンを含んでいる)とを予め混合した洗浄剤原液を調製しておき、洗浄作業を行う際に、洗浄剤原液を水で希釈して洗浄剤を調製することにより、効率的に洗浄作業を行うことができることが分かる。なお、粘度の測定条件は、BL型粘度計で‐5℃の測定は、ローターNo.4、回転数30rpm、10℃の測定はローターNo.3、回転数30rpmとした。
(実施例7)
実施例1記載の洗浄剤原液を用いて、以下の手順で油の洗浄評価を行った。なお、以下の評価は、常温(25℃)下で行った。洗浄剤原液を水で5倍(質量規準)に希釈した洗浄剤を調製した。本洗浄剤をフォーマーで泡立て、硬質表面としての樹脂板(ポリプロピレン製)の表面に噴霧した。その結果、フォーム状の洗浄剤は硬質表面に良好に付着した。硬質表面に対して均一に洗浄剤を付着させることがやや難しく、噴霧性の点ではやや劣っていた。実施例7において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真を図5に示す。
(実施例8)
実施例7において、洗浄剤原液を水で10倍(質量規準)に希釈した洗浄剤を調製したこと以外は、実施例7と同様にして、洗浄剤をフォーム状として洗浄を行った。その結果、フォーム状の洗浄剤は硬質表面に良好に付着した。また、実施例7と同様、硬質表面に対して均一に洗浄剤を付着させるこが容易であり、噴霧性に優れていた。実施例8において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真を図6に示す。
(実施例9)
実施例7において、洗浄剤原液を水で20倍(質量規準)に希釈した洗浄剤を調製したこと以外は、実施例7と同様にして、洗浄剤をフォーム状として洗浄を行った。その結果、実施例8と同様、フォーム状の洗浄剤は硬質表面に良好に付着した。また、実施例7,8と同様、硬質表面に対して均一に洗浄剤を付着させるこが容易であり、噴霧性に優れていた。実施例9において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真を図7に示す。
(実施例10)
実施例7において、洗浄剤原液を水で50倍(質量規準)に希釈した洗浄剤を調製したこと以外は、実施例7と同様にして、洗浄剤をフォーム状として洗浄を行った。その結果、フォーム状の洗浄剤が硬質表面にやや付着しづらく、実施例7〜9と比較すると付着性に劣っていた。一方、実施例7〜9と同様、硬質表面に対して均一に洗浄剤を付着させるこが容易であり、噴霧性に優れていた。実施例10において、フォーム状の洗浄剤を噴霧して硬質表面に付着させた際の写真を図8に示す。
実施例7〜10のフォーム状の洗浄剤を用いた場合の付着性と噴霧性の評価を表3に纏めて示す。
表3に示される結果から、本発明の洗浄剤をフォーム状として、硬質表面に付着した油の洗浄方法を行う場合、硬質表面への洗浄剤の付着性と、フォーム状洗浄剤の噴霧性を共に良好にする観点からは、洗浄剤は水で10倍から20倍に希釈して、フォーム状洗浄剤とすることが特に好ましいことが分かる。

Claims (7)

  1. 硬質表面に付着した油の洗浄方法であって、
    ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程と、
    前記洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程と、
    前記洗浄剤を、硬質表面に接触させて、付着した油を洗浄する洗浄工程と、
    前記硬質表面を水ですすぐ工程と、
    を備える、硬質表面に付着した油の洗浄方法。
  2. 前記油は、固体脂を含む油である、請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 前記油は、細菌を含む油である、請求項1又は2に記載の洗浄方法。
  4. 前記洗浄工程を、0℃から40℃の環境で行う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄方法。
  5. 前記洗浄工程において、フォーム状にした前記洗浄剤を、前記硬質表面に接触させて、前記硬質表面に付着した油を洗浄する、請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄方法。
  6. ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、硬質表面に付着した油の洗浄方法に用いるための、洗浄剤原液。
  7. 硬質表面に付着した油の洗浄方法に用いるための洗浄剤の製造方法であって、
    ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸アルカノールアミドを合計80質量%以上含む、洗浄剤原液を用意する工程と、
    前記洗浄剤原液を、質量規準で5倍から100倍に水で希釈して、洗浄剤を調製する工程と、
    を含む、洗浄剤の製造方法。
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JPH10324893A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Teshima Kaken:Kk 食器用台所洗剤
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