JP2020150303A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020150303A
JP2020150303A JP2019043752A JP2019043752A JP2020150303A JP 2020150303 A JP2020150303 A JP 2020150303A JP 2019043752 A JP2019043752 A JP 2019043752A JP 2019043752 A JP2019043752 A JP 2019043752A JP 2020150303 A JP2020150303 A JP 2020150303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
deterioration
correction processing
shooting
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019043752A
Other languages
English (en)
Inventor
紀晃 高橋
Noriaki Takahashi
紀晃 高橋
晴香 三森
Haruka MITSUMORI
晴香 三森
優斗 小林
Yuto KOBAYASHI
優斗 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2019043752A priority Critical patent/JP2020150303A/ja
Priority to US17/434,795 priority patent/US11431949B2/en
Priority to PCT/JP2020/007591 priority patent/WO2020184173A1/ja
Publication of JP2020150303A publication Critical patent/JP2020150303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/002Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for television cameras
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/25Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures by projecting a pattern, e.g. one or more lines, moiré fringes on the object
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/0002Inspection of images, e.g. flaw detection
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/90Arrangement of cameras or camera modules, e.g. multiple cameras in TV studios or sports stadiums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3179Video signal processing therefor
    • H04N9/3185Geometric adjustment, e.g. keystone or convergence
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3191Testing thereof
    • H04N9/3194Testing thereof including sensor feedback
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30168Image quality inspection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

【課題】投影時に生じる劣化と撮影時に生じる劣化とを考慮して、計測精度を高めることができるようにする。【解決手段】本技術の一側面の画像処理装置は、所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影されたテストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じて補正し、テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じて補正する。本技術は、プロジェクタの投影を制御する画像処理装置に適用することができる。【選択図】図2

Description

本技術は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関し、特に、投影時に生じる劣化と撮影時に生じる劣化とを考慮して計測精度を高めることができるようにした画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
プロジェクタにより投影された画像の歪みの低減や位置合わせなどのために、投影画像をカメラによって撮影し、撮影画像を用いて投影画像の補正を行う、いわゆるプロジェクタカメラシステムがある。投影画像上の各点に対応する撮影画像の点を検出する対応点検出を行うことにより、投影画像の補正に用いるパラメータが求められる。
このようなプロジェクタカメラシステムにおいて、対応点検出などの計測を精度よく行うためには、投影時に生じる劣化と撮影時に生じる劣化を補正する必要があり、そのためのキャリブレーションが行われる。
一般的に、プロジェクタのキャリブレーションとカメラのキャリブレーションはそれぞれにおいて行われる。すなわち、投影時にプロジェクタ側で生じる劣化は、プロジェクタ側でのキャリブレーションにより改善される。また、投影画像の撮影時にカメラ側で生じる劣化は、カメラ側でのキャリブレーションにより改善される。
例えば特許文献1には、計測時のノイズモデルを考慮して信頼度を判定し、計測精度を改善する技術が開示されている。
特開2014−119442号公報
カメラ側のキャリブレーションとして、撮影画像を画像処理によって補正しようとしても、撮影画像の信号のS/N比が変わらないことから、計測精度の向上につながらない。
また、カメラ側の光学系を制御することにより調整しようとすると、全画面に対する補正になるため、問題がなかった部分にも弊害が生じてしまう。例えば、カメラ側での減光を露光制御で調整しようとする場合、撮影画像の暗い部分にあわせて絞り・感度を調整したときには、明るい部分が飽和し、計測結果に誤差が生じることがある。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、投影時に生じる劣化と撮影時に生じる劣化とを考慮して、計測精度を高めることができるようにするものである。
本技術の一側面の画像処理装置は、所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影されたテストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とを施す補正処理部を備える。
本技術の他の側面の画像処理装置は、入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理を施す第1の補正処理部と、入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、構造化光パターン画像が合成された入力画像を生成する合成部と、構造化光パターン画像が合成された入力画像に対して、入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理を施す第2の補正処理部とを備える。
本技術の一側面においては、所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影されたテストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とが施される。
本技術の他の側面においては、入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理が施され、入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、構造化光パターン画像が合成された入力画像が生成される。また、構造化光パターン画像が合成された入力画像に対して、入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理が施される。
プロジェクタカメラシステムにおける計測モデルの例を示す図である。 本技術の一実施形態に係るプロジェクタカメラシステムの構成例を示す図である。 プロジェクタカメラシステムの構成例を示すブロック図である。 補正処理について説明するフローチャートである。 図4のステップS2の撮影劣化事前補正処理について説明するフローチャートである。 図4のステップS3の投影劣化事前補正処理について説明するフローチャートである。 プロジェクタカメラシステムの他の構成例を示すブロック図である。 ISL方式の例を示す図である。 ISL方式を用いたプロジェクタカメラシステムの構成例を示すブロック図である。 プロジェクタカメラシステムの他の構成例を示す図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。説明は以下の順序で行う。
1.プロジェクタカメラシステムの前提条件
2.本技術を適用したプロジェクタカメラシステム
3.複数台構成の例
4.ISL方式の例
5.変形例
<<プロジェクタカメラシステムの前提条件>>
図1は、プロジェクタカメラシステムにおける計測モデルの例を示す図である。
図1のプロジェクタカメラシステムは、プロジェクタ1とカメラ2が設けられることによって構成される。プロジェクタ1の前方には投影面となるスクリーン3が設けられる。
カメラ2はプロジェクタ1の近くに設けられるが、プロジェクタ1とカメラ2が同一筐体の装置から構成されるようにしてもよい。また、プロジェクタ1から離れた位置にカメラ2が設けられるようにしてもよい。
プロジェクタ1の入力としてテストパターンを表す画像信号Xが入力される。
プロジェクタ1から照射された投影光は、スクリーン3上で投影画像Yとして観測される。投影画像Yには、投影時に生じた劣化が含まれる。
投影時の劣化をモデル化した投影劣化モデルAは、プロジェクタ1の特性、スクリーン3の特性、および、周辺環境の外乱に応じた伝達関数として記述される。例えば、プロジェクタ1の特性には、光源の明るさやレンズの特性が含まれる。周辺環境には周辺の明るさ等が含まれる。
投影画像Yは、次式(1)で表すことができる。
Figure 2020150303
一方、スクリーン3上に投影された投影画像Yの撮影がカメラ2により行われ、撮影画像Zが取得される。撮影画像Zには、撮影時に生じた劣化が含まれる。
撮影時の劣化をモデル化した撮影劣化モデルBは、カメラ2の特性に応じた伝達関数として記述される。撮影劣化モデルBは、ISO感度、シャッタスピード、絞りなどの、撮影時の撮影パラメータの状況により定まる。
撮影画像Zは、次式(2)で表すことができる。
Figure 2020150303
このように、カメラ2側で取得される画像信号Xには、投影劣化モデルAと撮影劣化モデルBが重畳(劣化モデルに応じた劣化が重畳)されることになる。
<<本技術を適用したプロジェクタカメラシステム>>
<事前補正処理について>
図2は、本技術の一実施形態に係るプロジェクタカメラシステムの構成例を示す図である。
図2に示す構成のうち、図1を参照して説明した構成と対応する構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図2に示すように、本技術の一実施形態に係るプロジェクタカメラシステムにおいては、カメラ2からプロジェクタ1に対して、撮影劣化モデルBを表す情報である撮影劣化モデル情報が供給される。プロジェクタ1においては、画像信号Xに対して、投影劣化モデルAだけでなく、撮影劣化モデルBの逆補正を適用した事前補正処理Hが行われる。
事前補正処理Hは、投影劣化モデルAと撮影劣化モデルBの事前補正(逆補正)処理として、次式(3)で表すことができる。事前補正処理Hには、投影劣化モデルAの逆行列と撮影劣化モデルBの逆行列が用いられる。
Figure 2020150303
事前補正処理Hが施されることにより画像信号X’が生成される。画像信号X’は、次式(4)で表すことができる。
Figure 2020150303
画像信号X’に基づく投影がプロジェクタ1により行われ、スクリーン3上に投影画像Y’が投影される。
上記式(1)から、投影画像Y’は、次式(5)で表すことができる。
Figure 2020150303
投影画像Y’の撮影がカメラ2により行われ、撮影画像Z’が取得される。
上記式(2)から、カメラ2で取得される撮影画像Z’は、次式(6)で表すことができる。
Figure 2020150303
式(6)は、画像信号Xにより表される画像と同じ画像を、撮影画像Z’としてカメラ2において取得することができることを表す。このように、事前補正処理Hを行うことにより、投影劣化モデルAと撮影劣化モデルBの双方を補償することが可能となる。
<プロジェクタカメラシステムの構成>
図3は、図2のプロジェクタカメラシステムの構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、プロジェクタカメラシステムは、プロジェクタ部10とカメラ部20から構成される。
プロジェクタ部10は、テストパターン作成部11、撮影劣化モデル情報受信部12、撮影劣化事前補正情報算出部13、劣化事前補正処理部14、および投影部15から構成される。劣化事前補正処理部14には、撮影劣化事前補正処理部14−1と投影劣化事前補正処理部14−2が含まれる。
プロジェクタ部10の構成のうちの少なくとも一部は、プロジェクタ1に搭載されるコンピュータによって所定のプログラムが実行されることによって、プロジェクタ1において実現される。後述するように、プロジェクタ部10の構成のうちの少なくとも一部が、PCなどのプロジェクタ1の外部の装置において実現されるようにすることも可能である。
テストパターン作成部11は、テストパターンを表すテストパターン画像を作成し、撮影劣化事前補正処理部14−1に出力する。テストパターンとして、スリット状、市松状などの所定のパターンが用いられる。テストパターン画像が画像信号Xに対応する。
撮影劣化モデル情報受信部12は、カメラ2との間で通信を行う。プロジェクタ1には、カメラ2との間で無線または有線の通信を行う通信モジュールが設けられる。撮影劣化モデル情報受信部12は、カメラ部20から送信されてきた、撮影劣化モデルBを表す撮影劣化モデル情報を受信して取得し、撮影劣化事前補正情報算出部13に出力する。
撮影劣化事前補正情報算出部13は、撮影劣化モデル情報受信部12から供給された撮影劣化モデル情報に基づいて、撮影時の劣化の補正に用いるパラメータを算出し、撮影劣化事前補正処理部14−1に出力する。撮影劣化事前補正情報算出部13が算出するパラメータは、撮影劣化モデルBの逆補正(B-1)を表すパラメータである。
撮影劣化事前補正処理部14−1は、テストパターン作成部11から供給されたテストパターン画像(画像信号X)に対して、撮影劣化モデルBの逆補正を適用した画像信号を生成する。撮影劣化事前補正情報算出部13から供給されたパラメータに基づいて撮影劣化モデルBの逆補正を施すことによって生成された画像信号は、投影劣化事前補正処理部14−2に供給される。
投影劣化事前補正処理部14−2は、撮影劣化事前補正処理部14−1から供給された画像信号に対して、プロジェクタ1自身の投影劣化モデルAの逆補正(A-1)を適用した画像信号を生成する。投影劣化事前補正処理部14−2に対しては、投影劣化モデルAに関する情報が設定されている。
投影劣化事前補正処理部14−2により生成される画像信号が、画像信号X’(式(4))となる。すなわち、事前補正処理Hが、劣化事前補正処理部14において行われる。投影劣化モデルAの逆補正を施すことによって生成された画像信号X’は、投影部15に供給される。テストパターン画像に事前補正処理を施して得られた補正画像が、画像信号X’に対応する。
投影部15は、投影劣化事前補正処理部14−2から供給された画像信号X’に基づいて投影を行う。スクリーン3上には投影画像Y’が投影される。
一方、カメラ部20は、撮影部21、撮影画像現像部22、撮影画像デコード部23、撮影劣化モデル算出部24、および撮影劣化モデル情報送信部25から構成される。カメラ部20の構成のうちの少なくとも一部は、カメラ2に搭載されるコンピュータによって所定のプログラムが実行されることによって、カメラ2において実現される。
撮影部21は、スクリーン3上に投影された投影画像を撮影し、画像信号を撮影画像現像部22に出力する。
撮影画像現像部22は、撮影部21から供給された画像信号を現像し(RAW信号をRGB信号に変換し)、現像後の画像信号を生成する。現像後の画像信号は、撮影画像デコード部23および撮影劣化モデル算出部24に出力される。現像後の画像信号が撮影画像Z’に対応する。
撮影画像デコード部23は、撮影画像現像部22から供給された画像信号に基づいて対応点検出などの所定の処理を行い、センシング情報を取得する。センシング情報は、テストパターン画像の各点が、撮影画像においてどの位置に映っているのかを表す座標情報である。
撮影劣化モデル算出部24は、撮影画像現像部22から供給された画像信号に基づいて撮影劣化モデルBを算出する。撮影劣化モデルBを表すパラメータは、撮影劣化モデル情報送信部25に供給される。
撮影劣化モデル情報送信部25は、撮影劣化モデル算出部24から供給された撮影劣化モデルBを表すパラメータを、撮影劣化モデル情報としてプロジェクタ部10に送信する。
<プロジェクタカメラシステムの動作>
図4のフローチャートを参照して、以上のような構成を有するプロジェクタ部10の一連の補正処理について説明する。
ステップS1において、テストパターン作成部11は、事前補正処理を行うためのテストパターン画像X(画像信号X)を作成する。
ステップS2において、撮影劣化事前補正処理部14−1は、撮影劣化事前補正処理を行う。撮影劣化事前補正処理により、撮影劣化モデルBの逆補正がテストパターン画像Xに対して適用される。撮影劣化事前補正処理の詳細については、図5のフローチャートを参照して後述する。撮影劣化事前補正処理の後、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、投影劣化事前補正処理部14−2は、投影劣化事前補正処理を行う。撮影劣化事前補正処理により、撮影劣化モデルBの逆補正が適用されたテストパターン画像Xに対して、さらに、投影劣化モデルAの逆補正が適用される。投影劣化事前補正処理の詳細については、図6のフローチャートを参照して後述する。投影劣化事前補正処理の後、処理はステップS4に進む。
ステップS4において、投影部15は、投影劣化事前補正処理により生成された補正画像X’(画像信号X’)を投影する。
・撮影劣化事前補正処理
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS2において行われる撮影劣化事前補正処理について説明する。
ステップS11において、撮影劣化事前補正処理部14−1は、テストパターン画像Xの所定の画素を注目画素iとして選択する。例えば、左上の画素から順に、注目画素iが選択される。
ステップS12において、撮影劣化事前補正処理部14−1は、注目画素iの周辺画素kを選択する。周辺画素kは、注目画素iを中心として、−m乃至mの範囲にある画素として選択される。
ステップS13において、撮影劣化事前補正処理部14−1は、テストパターン画像Xから、注目画素iとその周辺画素kの画素値である画素値Xi+kを読み出す。
ステップS14において、撮影劣化事前補正処理部14−1は、撮影劣化事前補正に用いるパラメータDk,B -1を設定する。パラメータDk,B -1は、撮影劣化モデルBの逆補正B-1の、kに対応するパラメータである。
ステップS15において、撮影劣化事前補正処理部14−1は、撮影劣化事前補正処理の出力値Xi,B -1を算出する。撮影劣化事前補正処理の出力値Xi,B -1は、次式(7)で表すことができる。
Figure 2020150303
ステップS16において、撮影劣化事前補正処理部14−1は、全ての画素に注目したか否かを判定し、まだ注目していない画素があると判定した場合、ステップS11に戻り、全ての画素に注目したと判定するまで、上述した処理を繰り返す。
全ての画素に注目したとステップS16において判定された場合、図4のステップS2に戻り、それ以降の処理が行われる。
・投影劣化事前補正処理
次に、図6のフローチャートを参照して、図4のステップS3において行われる投影劣化事前補正処理について説明する。
ステップS21において、投影劣化事前補正処理部14−2は、テストパターン作成部11の所定の画素を注目画素iとして選択する。例えば、左上の画素から順に、注目画素iが選択される。
ステップS22において、投影劣化事前補正処理部14−2は、注目画素iの周辺画素kを選択する。周辺画素kは、注目画素iを中心として、−m乃至mの範囲にある画素として選択される。
ステップS23において、投影劣化事前補正処理部14−2は、撮影劣化事前補正処理によって算出された出力値Xi+k,B -1を読み出す。
ステップS24において、投影劣化事前補正処理部14−2は、投影劣化事前補正処理に用いるパラメータDk,A -1を設定する。パラメータDk,A -1は、投影劣化モデルAの逆補正A-1の、kに対応するパラメータである。
ステップS25において、投影劣化事前補正処理部14−2は、投影劣化事前補正処理の出力値X’iを算出する。投影劣化事前補正処理の出力値X’iは、次式(8)で表すことができる。
Figure 2020150303
ステップS26において、投影劣化事前補正処理部14−2は、全ての画素に注目したか否かを判定し、まだ注目していない画素があると判定した場合、ステップS21に戻り、全ての画素に注目したと判定するまで、上述した処理を繰り返す。
全ての画素に注目したとステップS26において判定された場合、図4のステップS3に戻り、それ以降の処理が行われる。
以上の処理により、プロジェクタ1の投影劣化モデルAとカメラ2の撮影劣化モデルBの双方を、プロジェクタ1側で事前に補償することが可能となる。
投影劣化モデルAと撮影劣化モデルBの双方を事前に補償したテストパターン画像を投影することにより、誤差が少なく、高解像度の撮影画像をカメラ2側で得ることが可能となる。高解像度の撮影画像に基づいて対応点検出などの計測を行うことにより、計測精度を高めることが可能となる。
カメラ2側の劣化をプロジェクタ1側で事前に補正することにより、劣化の大きい安価なカメラを計測に用いることが可能となる。
斜めから撮影しても計測精度を落とさずに済むことから、カメラ2の設置の制約を軽減することが可能となる。
<<複数台構成の例>>
図7は、プロジェクタカメラシステムの他の構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、プロジェクタシステムは、プロジェクタ部10A,10B、カメラ部20a,20bから構成される。プロジェクタ部10A,10Bは、それぞれ異なる筐体のプロジェクタ1において実現される。カメラ部20a,20bも同様に、それぞれ異なる筐体のカメラ2において実現される。
図7のプロジェクタカメラシステムは、複数のプロジェクタ1から投影した画像を、複数のカメラ2のそれぞれにおいて撮影し、計測を行うシステムである。
プロジェクタ部10Aが投影する画像は、カメラ部20a,20bの双方において撮影される。プロジェクタ部10Bが投影する画像も同様に、カメラ部20a,20bの双方において撮影される。
カメラ部20aからプロジェクタ部10A,10Bの双方に対しては、カメラ部20aの撮影劣化モデルを表す撮影劣化モデル情報が送信される。カメラ部20bからプロジェクタ部10A,10Bの双方に対しては、カメラ部20bの撮影劣化モデルを表す撮影劣化モデル情報が送信される。
プロジェクタ部10Aは、テストパターン作成部11A、撮影劣化モデル情報受信部12A、劣化事前補正情報算出部13A、劣化事前補正処理部14A、および投影部15Aから構成される。プロジェクタ部10Bは、テストパターン作成部11B、撮影劣化モデル情報受信部12B、劣化事前補正情報算出部13B、劣化事前補正処理部14B、および投影部15Bから構成される。
プロジェクタ部10A,10Bの各構成は、それぞれ、図3を参照して説明したテストパターン作成部11、撮影劣化モデル情報受信部12、撮影劣化事前補正情報算出部13、劣化事前補正処理部14、および投影部15と同様の機能を有する。例えば、撮影劣化モデル情報受信部12においては、カメラ部20a,20bのそれぞれから送信されてきた、撮影劣化モデルBを表す撮影劣化モデル情報が取得される。なお、図7においては、図3の撮影劣化事前補正処理部14−1と投影劣化事前補正処理部14−2が、ひとまとまりとなって劣化事前補正処理部14A,14Bとして示されている。
また、カメラ部20aは、撮影部21a、撮影画像現像部22a、撮影画像デコード部23a、撮影劣化モデル算出部24a、および撮影劣化モデル情報送信部25aから構成される。カメラ部20bは、撮影部21b、撮影画像現像部22b、撮影画像デコード部23b、撮影劣化モデル算出部24b、および撮影劣化モデル情報送信部25bから構成される。
カメラ部20a,20bの各構成は、それぞれ、図3を参照して説明した撮影部21、撮影画像現像部22、撮影画像デコード部23、撮影劣化モデル算出部24、および撮影劣化モデル情報送信部25と同様の機能を有する。
図7の例ではプロジェクタ部10とカメラ部20がそれぞれ2つずつ設けられているが、3つ以上ずつ設けることも可能である。
このような構成を有するプロジェクタカメラシステムにおいて、プロジェクタ部10Aからの投影画像をカメラ部20a,20bのそれぞれにおいて撮影したきに得られる撮影画像Z’は、次式(9)で表すことができる。
Figure 2020150303
式(9)において、ZA,a’は、カメラ部20aにおいて撮影される撮影画像Z’を表し、ZA,b’は、カメラ部20bにおいて撮影される撮影画像Z’を表す。Bは、カメラ部20aの撮影劣化モデルBを表し、Bは、カメラ部20bの撮影劣化モデルBを表す。Aは、プロジェクタ部10Aの投影劣化モデルAを表し、Hは、劣化事前補正処理部14Aで行われる事前補正処理Hを表す。
画像信号Xと撮影画像ZA,a’との誤差eA,a、画像信号Xと撮影画像ZA,b’との誤差eA,bは、それぞれ次式(10)で表すことができる。
Figure 2020150303
プロジェクタ部10Aでの事前補正処理HAは、誤差eA,a,eA,bの二乗和を最小化するように設定することができる。この場合、事前補正処理HAは、次式(11)で表すことができる。
Figure 2020150303
上記式(11)から、画像信号XA’は、次式(12)で表すことができる。
Figure 2020150303
上記式(11)で表される計算が劣化事前補正情報算出部13Aにおいて行われる。劣化事前補正情報算出部13Aによる計算によって求められた事前補正処理HAを表すパラメータが劣化事前補正処理部14Aに設定され、式(12)で表される事前補正処理に用いられる。
このように、劣化事前補正処理部14Aにおいては、複数のカメラのそれぞれの撮影劣化モデルB,Bと、プロジェクタ部10A自身の投影劣化モデルAとに応じた事前補正処理がテストパターン画像に対して施される。
プロジェクタ部10Aの事前補正処理HAの算出と、事前補正処理HAを用いたテストパターン画像Xの補正は、以上のようにして算出される。プロジェクタ部10Bにおいても同様の処理が行われる。
<<ISL方式の例>>
図8は、プロジェクタカメラシステムにおいて用いられるISL(Imperceptible Structured Light)方式の原理について説明する図である。
ISL方式は、所定の構造化光パターンをポジ・ネガ反転させて投影画像に埋め込み、人間に知覚されないように投影する方式である。プロジェクタ1に対する入力としては、例えば、ユーザが実際に視聴するコンテンツの画像が用いられる。
図8に示されるように、プロジェクタ1においては、入力画像のあるフレームに対して構造化光パターンを足すことにより、構造化光パターンのポジ画像を合成した入力画像のフレーム画像が生成される。また、入力画像のその次のフレームから構造化光パターンを引くことにより、構造化光パターンのネガ画像を合成した入力画像のフレーム画像が生成される。
プロジェクタ1においては、それらのフレーム画像が連続して投影される。高速に切り替えられたポジ・ネガの2フレームは、積分効果により、足し合わされて人間の目に知覚される。その結果、投影画像を見るユーザにとっては、入力画像に埋め込まれた構造化光パターンを認識することが困難になる。
一方、カメラ2においては、それらのフレーム画像からなる投影画像の撮影が行われ、両フレームの撮影画像の差分を求めることにより、撮影画像に合成された構造化光パターンが抽出される。また、抽出された構造化光パターンを用いて、対応点検出などの計測が行われる。
図9は、ISL方式を用いたプロジェクタカメラシステムの構成例を示すブロック図である。
図9に示すプロジェクタシステムの構成は、テストパターン作成部11の代わりに、構造化光パターン作成部16と画像信号合成部17が設けられている点で、図3に示すプロジェクタカメラの構成と異なる。画像信号合成部17は、撮影劣化事前補正処理部14−1と投影劣化事前補正処理部14−2の間に設けられる。上述した説明と重複する説明については適宜省略する。
図9のプロジェクタシステムにおいては、基本的に、以下の3つの条件を満たすようにして事前補正処理が行われる。
条件1:入力画像に対しては、撮影劣化モデルBの逆補正を適用しない。
条件2:入力画像に対しては、投影劣化モデルAの逆補正のみを適用する。
条件3:構造化光パターンに対しては、投影劣化モデルAと撮影劣化モデルBの双方の逆補正を適用する。
構造化光パターン作成部16は、入力画像に合成するための構造化光パターンの画像信号を作成し、撮影劣化事前補正処理部14−1に出力する。
撮影劣化事前補正処理部14−1は、構造化光パターン作成部16から供給された構造化光パターンの画像信号に、撮影劣化事前補正情報算出部13から供給された撮影劣化モデルBの逆補正を適用した画像信号を生成する。構造化光パターンに対して、撮影劣化モデルBの逆補正が適用されることになる。撮影劣化モデルBの逆補正を適用することによって生成された画像信号は、画像信号合成部17に供給される。
画像信号合成部17は、入力画像に対して、撮影劣化事前補正処理部14−1から供給された構造化光パターンの画像信号を合成し、画像信号Xを作成する。画像信号合成部17による合成は、入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、構造化光パターンのポジ画像とネガ画像を交互に合成するようにして行われる。
画像信号Xは、入力画像Iと構造光パターン±Sを合成した次式(13)で表すことができる。構造光パターン±Sの「±」は構造光パターンのネガ・ポジを示す。
Figure 2020150303
画像信号合成部17は、撮影劣化モデルBの逆補正を構造化パターン成分にのみ適用し、入力画像Iと合成した画像信号Xを作成することになる。画像信号合成部17により作成された、構造化光パターンが合成された入力画像を表す画像信号Xは、投影劣化事前補正処理部14−2に供給される。
投影劣化事前補正処理部14−2は、画像信号合成部17から供給された画像信号Xに、プロジェクタ1自身の投影劣化モデルAの逆補正を適用した画像信号X’を生成する。画像信号X’は、次式(14)で表すことができる。
Figure 2020150303
このように、撮影劣化事前補正処理は、投影画像全体に施されるのではなく、構造光パターン成分にのみ施される。一方、投影劣化事前補正処理は、入力画像成分と構造光パターン成分の双方に施される。
画像信号X’に基づく投影がプロジェクタ1により行われ、スクリーン3上に投影画像Y’が投影される。
上記式(1)から、投影画像Y’は、次式(15)で表すことができる。
Figure 2020150303
人間の目には、時間積分の効果によって入力画像Iのみが知覚され、カメラ2の撮影劣化モデルB(逆補正B-1)の影響を受けない。
カメラ2の撮影部21においては、投影画像Y’の撮影が行われ、撮影画像現像部22の処理によって撮影画像Z’が取得される。
上記式(2)から、カメラ2で取得される撮影画像Z’は、次式(16)で表すことができる。
Figure 2020150303
式(16)は、時間方向に撮影画像Z’の差分を求めることにより、構造光パターン±Sのみを抽出することができることを表す。
このように、投影劣化モデルAと撮影劣化モデルBの双方をプロジェクタ1側において事前に補償する事前補正処理については、構造化光パターンの投影をISL方式で行うプロジェクタカメラシステムにも適用することが可能である。
<ISL方式による構成の変形例>
プロジェクタ1の線形性のズレや信号振幅の制約、あるいは、目の時間積分の特性のズレ等により、投影画像Y’中の構造光パターン±Sが知覚されることがある。この場合の事前補正(逆補正)処理は、一般的に、信号成分を強調する処理になるため、構造光パターン±Sが知覚される可能性が高まる。
撮影劣化事前補正処理の強度の調整に用いられるパラメータが設定され、パラメータの値が、構造光パターン±Sの知覚の程度によって制御されるようにしてもよい。
この場合、図9の投影劣化事前補正処理部14−2は、撮影劣化事前補正処理の強度をパラメータαに従って調整し、検知限以下に抑える。画像信号X’は、単位行列Eを用いて次式(17)で表すことができる。
Figure 2020150303
このような画像信号X’に基づいて投影が行われるようにすることが可能である。
スクリーン3上に投影された投影画像Y''は、次式(18−1)で表すことができる。また、投影画像Y''を撮影するカメラ2において取得される撮影画像Z''は、次式(18−2)で表すことができる。
Figure 2020150303
これにより、構造光パターン±Sが知覚される可能性を下げながら、撮影画像中に含まれる構造化光パターン成分に対する補正をできるかぎり確保することが可能となる。
なお、式(17)において、パラメータα=1のとき、式(14)と同じ結果が求められる。また、パラメータα=0のとき、撮影劣化事前補正処理を行わない場合と同じ結果が求められる。
<<変形例>>
<他の構成例>
プロジェクタ部10の構成のうちの少なくとも一部が、PCなどのプロジェクタ1の外部の装置において実現されるようにすることも可能である。
図10は、プロジェクタカメラシステムの他の構成例を示す図である。
図10のプロジェクタカメラシステムは、PCなどの情報処理装置101に対して、プロジェクタ1とカメラ2が接続されることによって構成される。
情報処理装置101においては、例えば図3に示すプロジェクタ部10の構成のうち、投影部15を除く構成が実現される。カメラ部20の構成のうちの、撮影部21を除く構成が情報処理装置101において実現されるようにしてもよい。
撮影劣化モデルBについては、カメラ2の撮影劣化モデル算出部24において撮影画像から算出されることの他、シミュレーションによって求めた値を利用したり、あるいは、デコード結果が最も綺麗になるように調整したりするなどして設定されるようにしてもよい。
プロジェクタ1だけでなく、フラットパネルディスプレイやヘッドマウントディスプレイ等の他の表示装置を用いたシステムにも、上述した技術は適用することが可能である。
カメラ2だけでなく、ToF(Time-of-Flight)センサやLIDAR等、テストパターン画像Xに対応する撮影画像Z’を取得することができる他のセンサ装置を用いたシステムにも、上述した技術は同様に適用することが可能である。
スクリーン3として、平面の投影面ではなく、曲面などの、平面以外の面によって構成される投影面を用いることが可能である。
<コンピュータの構成例>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図11は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003は、バス1004により相互に接続されている。
バス1004には、さらに、入出力インタフェース1005が接続されている。入出力インタフェース1005には、キーボード、マウスなどよりなる入力部1006、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部1007が接続される。また、入出力インタフェース1005には、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部1008、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部1009、リムーバブルメディア1011を駆動するドライブ1010が接続される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを入出力インタフェース1005及びバス1004を介してRAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU1001が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア1011に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部1008にインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
<構成の組み合わせ例>
本技術は、以下のような構成をとることもできる。
(1)
所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、前記テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とを施す補正処理部を備える
画像処理装置。
(2)
前記投影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記テストパターン画像を前記スクリーンに投影する投影部をさらに備える
前記(1)に記載の画像処理装置。
(3)
前記撮影劣化モデルに関する情報を、前記スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影を行うカメラから取得する取得部をさらに備える
前記(1)または(2)に記載の画像処理装置。
(4)
前記取得部は、前記カメラとの間で通信を行い、前記カメラから送信された前記撮影劣化モデルに関する情報を受信して取得する
前記(3)に記載の画像処理装置。
(5)
前記カメラにおいては、前記テストパターン画像の撮影時の状況に基づいて、前記撮影劣化モデルの算出が行われる
前記(3)または(4)に記載の画像処理装置。
(6)
前記テストパターン画像に生じる撮影時の劣化を打ち消す逆補正の内容を表すパラメータを、前記撮影劣化モデルに関する情報に基づいて算出する算出部をさらに備え、
前記補正処理部は、前記パラメータに基づいて、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理を施す
前記(3)乃至(5)のいずれかに記載の画像処理装置。
(7)
前記補正処理部は、前記テストパターン画像に対して、複数のカメラのそれぞれによる前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した複数の前記撮影劣化モデルと、前記投影劣化モデルとに応じた補正処理を施す
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の画像処理装置。
(8)
前記撮影劣化モデルに関する情報を、前記スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影を行う複数の前記カメラのそれぞれから取得する取得部をさらに備える
前記(7)に記載の画像処理装置。
(9)
複数の前記カメラによる前記テストパターン画像の撮影によって得られた複数の撮影画像のそれぞれと、補正処理が施される前の前記テストパターン画像との誤差に基づいて、補正処理の内容を表すパラメータを算出する算出部をさらに備え、
前記補正処理部は、前記パラメータに基づいて、複数の前記撮影劣化モデルと前記投影劣化モデルとに応じた補正処理を施す
前記(7)または(8)に記載の画像処理装置。
(10)
前記算出部は、複数の前記誤差の和が最小となる前記パラメータを算出する
前記(9)に記載の画像処理装置。
(11)
画像処理装置が、
所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、前記テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とを施す
画像処理方法。
(12)
コンピュータに、
所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、前記テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とを施す
処理を実行させるためのプログラム。
(13)
入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された前記入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理を施す第1の補正処理部と、
前記入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像を生成する合成部と、
前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像に対して、前記入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理を施す第2の補正処理部と
を備える画像処理装置。
(14)
前記構造化光パターン画像を作成する作成部をさらに備える
前記(13)に記載の画像処理装置。
(15)
前記投影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記入力画像を前記スクリーンに投影する投影部をさらに備える
前記(13)または(14)に記載の画像処理装置。
(16)
前記撮影劣化モデルに関する情報を、前記スクリーンに投影された前記入力画像の撮影を行うカメラから取得する取得部をさらに備える
前記(13)乃至(15)のいずれかに記載の画像処理装置。
(17)
前記第1の補正処理部は、前記構造化光パターン画像に施す補正処理の強度を、前記スクリーンに投影された前記入力画像における前記構造化光パターンの知覚の程度に応じて調整する
前記(13)乃至(16)のいずれかに記載の画像処理装置。
(18)
画像処理装置が、
入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された前記入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理を施し、
前記入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像を生成し、
前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像に対して、前記入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理を施す
画像処理方法。
(19)
コンピュータに、
入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された前記入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理を施し、
前記入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像を生成し、
前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像に対して、前記入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理を施す
処理を実行させるためのプログラム。
1 プロジェクタ, 2 カメラ, 3 スクリーン, 10 プロジェクタ部, 11 テストパターン作成部, 12 撮影劣化モデル情報受信部, 13 撮影劣化事前補正情報算出部, 14 劣化事前補正処理部, 14−1 撮影劣化事前補正処理部, 14−2 投影劣化事前補正処理部, 15 投影部, 16 構造化光パターン作成部, 17 画像信号合成部, 20 カメラ部, 21 撮影部, 22 撮影画像現像部, 23 撮影画像デコード部, 24 撮影劣化モデル算出部, 25 撮影劣化モデル情報送信部, 101 情報処理装置

Claims (19)

  1. 所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、前記テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とを施す補正処理部を備える
    画像処理装置。
  2. 前記投影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記テストパターン画像を前記スクリーンに投影する投影部をさらに備える
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記撮影劣化モデルに関する情報を、前記スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影を行うカメラから取得する取得部をさらに備える
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得部は、前記カメラとの間で通信を行い、前記カメラから送信された前記撮影劣化モデルに関する情報を受信して取得する
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記カメラにおいては、前記テストパターン画像の撮影時の状況に基づいて、前記撮影劣化モデルの算出が行われる
    請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記テストパターン画像に生じる撮影時の劣化を打ち消す逆補正の内容を表すパラメータを、前記撮影劣化モデルに関する情報に基づいて算出する算出部をさらに備え、
    前記補正処理部は、前記パラメータに基づいて、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理を施す
    請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 前記補正処理部は、前記テストパターン画像に対して、複数のカメラのそれぞれによる前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した複数の前記撮影劣化モデルと、前記投影劣化モデルとに応じた補正処理を施す
    請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記撮影劣化モデルに関する情報を、前記スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影を行う複数の前記カメラのそれぞれから取得する取得部をさらに備える
    請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 複数の前記カメラによる前記テストパターン画像の撮影によって得られた複数の撮影画像のそれぞれと、補正処理が施される前の前記テストパターン画像との誤差に基づいて、補正処理の内容を表すパラメータを算出する算出部をさらに備え、
    前記補正処理部は、前記パラメータに基づいて、複数の前記撮影劣化モデルと前記投影劣化モデルとに応じた補正処理を施す
    請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記算出部は、複数の前記誤差の和が最小となる前記パラメータを算出する
    請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 画像処理装置が、
    所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、前記テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とを施す
    画像処理方法。
  12. コンピュータに、
    所定のテストパターンを表すテストパターン画像に対して、スクリーンに投影された前記テストパターン画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理と、前記テストパターン画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理とを施す
    処理を実行させるためのプログラム。
  13. 入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された前記入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理を施す第1の補正処理部と、
    前記入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像を生成する合成部と、
    前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像に対して、前記入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理を施す第2の補正処理部と
    を備える画像処理装置。
  14. 前記構造化光パターン画像を作成する作成部をさらに備える
    請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記投影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記入力画像を前記スクリーンに投影する投影部をさらに備える
    請求項13に記載の画像処理装置。
  16. 前記撮影劣化モデルに関する情報を、前記スクリーンに投影された前記入力画像の撮影を行うカメラから取得する取得部をさらに備える
    請求項13に記載の画像処理装置。
  17. 前記第1の補正処理部は、前記構造化光パターン画像に施す補正処理の強度を、前記スクリーンに投影された前記入力画像における前記構造化光パターンの知覚の程度に応じて調整する
    請求項13に記載の画像処理装置。
  18. 画像処理装置が、
    入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された前記入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理を施し、
    前記入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像を生成し、
    前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像に対して、前記入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理を施す
    画像処理方法。
  19. コンピュータに、
    入力画像に合成される構造化光パターンを表す構造化光パターン画像に対して、スクリーンに投影された前記入力画像の撮影時に生じる劣化をモデル化した撮影劣化モデルに応じた補正処理を施し、
    前記入力画像を構成する連続するフレームのそれぞれに、前記撮影劣化モデルに応じた補正処理が施された前記構造化光パターン画像のポジ画像とネガ画像を交互に合成することによって、前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像を生成し、
    前記構造化光パターン画像が合成された前記入力画像に対して、前記入力画像の投影時に生じる劣化をモデル化した投影劣化モデルに応じた補正処理を施す
    処理を実行させるためのプログラム。
JP2019043752A 2019-03-11 2019-03-11 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Pending JP2020150303A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019043752A JP2020150303A (ja) 2019-03-11 2019-03-11 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US17/434,795 US11431949B2 (en) 2019-03-11 2020-02-26 Image processing apparatus, image processing method, and program
PCT/JP2020/007591 WO2020184173A1 (ja) 2019-03-11 2020-02-26 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019043752A JP2020150303A (ja) 2019-03-11 2019-03-11 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020150303A true JP2020150303A (ja) 2020-09-17

Family

ID=72426546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019043752A Pending JP2020150303A (ja) 2019-03-11 2019-03-11 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11431949B2 (ja)
JP (1) JP2020150303A (ja)
WO (1) WO2020184173A1 (ja)

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6219099B1 (en) * 1998-09-23 2001-04-17 Honeywell International Inc. Method and apparatus for calibrating a display using an array of cameras
US6618076B1 (en) * 1999-12-23 2003-09-09 Justsystem Corporation Method and apparatus for calibrating projector-camera system
US8355601B2 (en) * 2010-01-15 2013-01-15 Seiko Epson Corporation Real-time geometry aware projection and fast re-calibration
JP6238521B2 (ja) 2012-12-19 2017-11-29 キヤノン株式会社 3次元計測装置およびその制御方法
JP2015128242A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 ソニー株式会社 画像投影装置及びそのキャリブレーション方法
WO2016157671A1 (ja) * 2015-03-27 2016-10-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び画像表示装置
WO2016157670A1 (ja) * 2015-03-27 2016-10-06 ソニー株式会社 画像表示装置、画像表示方法、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US10395389B2 (en) * 2016-04-11 2019-08-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Calibration based on intrinsic parameter selection and a projected calibration target
US10750141B2 (en) * 2016-11-23 2020-08-18 Réalisations Inc. Montréal Automatic calibration projection system and method
WO2018155269A1 (ja) 2017-02-27 2018-08-30 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びにプログラム
CN110447220B (zh) * 2017-03-21 2021-03-09 奥林巴斯株式会社 校准装置、校准方法、光学装置、摄影装置以及投影装置
US20190052851A1 (en) * 2017-08-11 2019-02-14 Hilti Aktiengesellschaft System and Method for Recalibrating a Projector System
CN111903120A (zh) * 2018-03-29 2020-11-06 索尼公司 信号处理设备、信息处理方法和程序
US10638104B2 (en) * 2018-09-14 2020-04-28 Christie Digital Systems Usa, Inc. Device, system and method for generating updated camera-projector correspondences from a reduced set of test patterns
CN112153357A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 中强光电股份有限公司 投影***及其投影方法
US11223808B1 (en) * 2020-06-30 2022-01-11 Christie Digital Systems Usa, Inc. Device, system and method for generating a mapping of projector pixels to camera pixels and/or object positions using alternating patterns

Also Published As

Publication number Publication date
US20220141437A1 (en) 2022-05-05
WO2020184173A1 (ja) 2020-09-17
US11431949B2 (en) 2022-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5367640B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
US9801537B2 (en) Image processing device and method, eye fundus image processing device, image photographing method, and eye fundus image photographing device and method
JP6030396B2 (ja) 映像処理装置
WO2005002240A1 (ja) 表示特性補正データの算出方法、表示特性補正データの算出プログラム、表示特性補正データの算出装置
JP6648914B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2013187681A (ja) 画像合成装置及び画像合成方法
US20170257608A1 (en) Projection apparatus and control method thereof
JP5986461B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2013138413A (ja) 撮像装置
WO2018173797A1 (ja) プロジェクタ、投影方法、画像処理システム、および方法
JP2007208698A (ja) 映像照射装置
US20180278905A1 (en) Projection apparatus that reduces misalignment between printed image and projected image projected on the printed image, control method therefor, and storage medium
WO2020184173A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
WO2019203002A1 (ja) 情報処理装置および方法
JP2023002656A (ja) 画像処理装置、投影システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JPWO2020163662A5 (ja)
JP2019004290A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2007189298A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および撮像装置
JP7311995B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JP2015126416A (ja) 画像処理装置、制御方法およびプログラム
TW201639350A (zh) 結合透明液晶屏幕之即時動態曝光補償系統及方法
JP2009159404A (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像形成装置
TWI759136B (zh) 圖像輸出的方法、電腦程式產品、裝置及圖像產生方法
JP2014155000A (ja) 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2018133686A (ja) 撮像装置及び画像処理装置とその制御方法並びにプログラム