JP2020148413A - 暖房機 - Google Patents

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Abstract

【課題】暖房効率を向上させることができる暖房機を提供する。【解決手段】発熱部と、発熱部を内部に収容し、発熱部の熱を外表面から放熱する設置時における上下方向に延び水平方向に隣接する複数のフィン12を有する放熱部10と、放熱部10を収容する筐体30と、を備える。水平方向に隣接する複数のフィン12は、下方から上方に流れる空気の流路16を形成する。複数のフィン12は、上下方向において断続的に形成され、各フィン12は、上下方向視した場合、上下方向に隣接する複数のフィン12が形成する流路16内に位置する。【選択図】図3

Description

本発明は、暖房機に関する。
従来、シーズヒータなどの発熱部を有し、発熱部の熱で筐体内の空気を暖めることにより、対流を起して空調対象室の空気を暖める、自然対流式の暖房機がある。具体的には、筐体は、例えば下方に空気入口を有し、上方に空気出口を有する。空気入口から取り入れられた低温の空気は、発熱部の熱で暖められ、ドラフト効果によって上昇する。上昇した高温の空気は、空気出口から放出されることで、空気が対流する。
特開平4−359750号公報
このような暖房機は、自然対流を利用するため、ファンなどにより暖かい空気を送風する、例えば石油ファンヒータやガスファンヒータなどの暖房機に比べて、周囲の塵埃をまき散らすことがないというメリットがある。また、自然対流式の暖房機は、発火や燃焼がないため、空調対象室の換気を必要としないというメリットがある。一方、自然対流式の暖房機は、電源を入れてから温度を均一に空気を暖めるまでに時間を要する。このため、自然対流式の暖房機には、より暖房効率を上昇させることが求められている。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、暖房効率を向上させることができる暖房機を提供することを目的とする。
本発明に係る暖房機は、上述した課題を解決するために、発熱部と、前記発熱部を内部に収容し、前記発熱部の熱を外表面から放熱する設置時における上下方向に延び水平方向に隣接する複数のフィンを有する放熱部と、前記放熱部を収容する筐体と、を備え、前記水平方向に隣接する複数のフィンは、下方から上方に流れる空気の流路を形成し、前記複数のフィンは、前記上下方向において断続的に形成され、各前記フィンは、前記上下方向視した場合、前記上下方向に隣接する前記複数のフィンが形成する前記流路内に位置する。
本発明に係る暖房機においては、暖房効率を向上させることができる。
本発明に係る暖房機の一実施形態を示す暖房機の前面側から見た斜視図。 暖房機の左右パネルを取り外し、左側面側から見た側面図。 図2の暖房機を右側面側から見た側面図。 暖房機の左右パネルを取り外し、かつ放熱ユニットを説明する後面側から見た斜視図。 図2のV−V線に沿う断面図。 図2のVI−VI線に沿う端面図。 発熱部が上下方向に延びる場合の変形例としての暖房機が有する放熱部の構成図。
本発明に係る暖房機の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る暖房機の一実施形態を示す暖房機1の前面側から見た斜視図である。
図2は、暖房機1の左右パネル35を取り外し、左側面側から見た側面図である。
図3は、図2の暖房機1を右側面側から見た側面図である。
図4は、暖房機1の左右パネル35を取り外し、かつ放熱ユニット80を説明する後面側から見た斜視図である。
図5は、図2のV−V線に沿う断面図である。
図6は、図2のVI−VI線に沿う端面図である。
以下の説明において、「前(前面)」、「後(背面)」、「上」、「下」、「右」、および「左」は、図1から図7における定義に従う。また、上下方向は、暖房機1の設置時における上下方向に対応する。前後方向および左右方向は、暖房機1の設置時における水平方向に対応する。
暖房機1は、放熱部10と、発熱部20と、筐体30と、遮熱板50と、固定具60と、を主に有する。
放熱部10は、発熱部20(図5)を内部に収容し、発熱部20の熱を外表面から放熱する。放熱部10は、例えばアルミニウム合金のダイカスト成形品である。放熱部10は、発熱部収容部11と、フィン12と、を有する。発熱部収容部11は、前後方向に沿う面方向を有する右面13と、右面13に左右方向で対向し前後方向に沿う面方向を有する左面14と、を有する。発熱部20は、この右面13および左面14の間に収容される。フィン12は、右面13および左面14から略垂直に突出し、設置時における上下方向に延びる(上下方向に沿う面方向を有する)複数のフィン12である。複数のフィン12は、前後方向(水平方向)に隣接し、例えば略等間隔で配列される。フィン12は、発熱部20の熱を外表面から放熱すると同時に、下方から上方に流れる空気の流路16を形成する。放熱部10は、固定具60で支持されるための貫通孔15(図6)を有する。貫通孔15は、前後方向の中心を対称に2箇所形成され、フィン12内を左右方向に貫通して形成される。
放熱部10は、上下方向に沿って配列され筐体30に収容される複数の放熱部であり、上段放熱部10a、中段放熱部10b、および下段放熱部10cを有する。例えば、上段放熱部10a、中段放熱部10b、および下段放熱部10cは、フィン12の形状、フィン12の寸法、および隣接するフィン12の間隔を含み、略同一の形状(外形)を有する。
発熱部20は、両端に端子(図示せず)を有する、例えばシーズヒータである。発熱部20は、主に前後方向に延びたU字形状を有する。発熱部20は、端子を露出して各放熱部10の内部に収容されている。例えば、発熱部20は、放熱部10の内部に鋳込まれることにより、放熱部10と一体成形される。
筐体30は、放熱部10を収容し、暖房機1の外郭をなす。筐体30は、前板31と、後板32と、下板33と、上カバー34と、左右パネル35と、を有する。前板31、後板32、下板33、上カバー34、および左右パネル35は、例えば冷間圧延鋼板や溶融亜鉛めっき鋼板などの薄鋼板からなる。
前板31は、暖房機1の前面に沿って配置される。前板31は、表示部37と、操作部38と、前側取っ手39aと、を有する。表示部37は、暖房機1の運転状態や操作内容を表示する、例えば液晶表示パネルである。操作部38は、暖房機1の電源の入れ切れや、運転内容の指示を受け付ける。前側取っ手39aは、表示部37の上方に配置され、ユーザによる暖房機1の移動に用いられる。後板32は、暖房機1の後面に沿って配置される。後板32は、前側取っ手39aと前後方向において対になる位置に、後側取っ手39bを有する。前板31および後板32は、前後方向で対向する一対の内壁31a、32a(図6)を有する。
下板33は、暖房機1の下面に沿って配置される。下板33は、前板31、後板32、および遮熱板50のベースとなる。下板33は、暖房機1内に空気を取り入れる空気入口40(図4)を有する。下板33は、暖房機1を移動するために用いられる一対のキャスター付脚41を下方の前後方向において対になる位置に有する。
上カバー34は、暖房機1の上面に沿って上方に配置される。上カバー34は、グリル42と、金網43と、パネル取付具45と、を有する。グリル42は、空気入口40から取り入れられ、主に流路16を下から上に向かって流れる空気の出口となる空気出口46を有する。金網43は、空気出口46を塞ぐように、グリル42の下方に配置される。パネル取付具45は、金網43の下方に配置され、一対の遮熱板50間に前後に架設された枠部材である。パネル取付具45は、左右パネル35を固定するための構造である爪部45aを左右の枠面に有する。
左右パネル35は、暖房機1の左右側面に沿ってそれぞれ配置される。左右パネル35は、放熱部10からの高温の熱に対するユーザの安全性を確保するため、放熱部10を覆って遮蔽する。これにより、暖房機1の内部はユーザにより視認されない。
左右パネル35は、上端に内面方向の折返し(図示せず)を有する。左右パネル35の上端は、この折り返しをパネル取付具45の爪部45aに引っ掛けることにより固定されている。左右パネル35の下端は、下板33にネジ止めされることにより固定されている。また、左右パネル35の前後端は、前板31および後板32にそれぞれ係止されている。左右パネル35の中央部36aは、外縁部36bに対して放熱部10から離れるように膨出した形状を有している。これにより左右パネル35は、遮熱板50とは非接触に固定されているとともに、放熱部10との間に一定の隙間が設けられている。このため、左右パネル35は、過剰な温度上昇が抑制されている。
遮熱板50は、例えば薄鋼板からなり、放熱部10からの熱を、前板31および後板32の一対の内壁31a、32aと放熱部10との間で遮熱する。すなわち、遮熱板50は、前側遮熱板50aと、後側遮熱板50bと、を有する一対の遮熱板50である。図6に示すように、前側遮熱板50aは、前板31の内壁31aと放熱部10の前端19aとの間に配置される。後側遮熱板50bは、後板32の内壁32aと放熱部10の後端19
bとの間に配置される。遮熱板50は、少なくとも放熱部10が配置される上下方向の範囲に設けられる。これにより、遮熱板50は、前板31または後板32の内壁31a、32a側に設けられる回路基板や配線類などの電子部品と放熱部10との間を仕切り、放熱部10と電子部品とを隔離する。遮熱板50は、ベースとなる下板33に下部が固定され、遮熱板50の上方に位置するパネル取付具45に上部が固定される。これにより、遮熱板50およびパネル取付具45は、暖房機1の内部骨格を構成している。
固定具60は、例えば薄鋼板からなり、放熱部10を支持し、前後方向に亘って一対の遮熱板50に両端65、75が固定(架設)される。具体的には、固定具60は、右固定具61と、左固定具71と、を有し、これら一対の固定具60により放熱部10を左右側面で支持し、遮熱板50に固定される。
右固定具61は、放熱部10の右面13側で放熱部10を支持し、右面13側で一対の遮熱板50に固定される。右固定具61は、前後方向に略直線的な形状を有し、遮熱板50に固定される両端65を有する。右固定具61は、右固定具側ボルト孔67と、肉抜き部68と、を有する。右固定具側ボルト孔67は、右固定具61、左固定具71および放熱部10を連結するためのボルト81が貫通する孔であり、貫通孔15に対応する位置に設けられる。肉抜き部68は、固定具60から遮熱板50へ熱を伝わりにくくする。
左固定具71は、左面14側で放熱部10を支持し、左面14側で一対の遮熱板50に固定される。左固定具71は、基部72と、垂れ下がり部73と、を有する。基部72は、前後方向に略直線的な形状を有し、遮熱板50に固定される両端75を有する。垂れ下がり部73は、基部72の両端75から中心寄りに前後方向の端部を有し、基部72から垂れ下がる形状を有する。垂れ下がり部73は、左固定具側ボルト孔77と、肉抜き部78と、を有する。左固定具側ボルト孔77は、右固定具側ボルト孔67と同様の作用を有し、貫通孔15に対応する位置に設けられる。肉抜き部78は、肉抜き部68と同様の作用を有し、垂れ下がり部73のうち、左固定具側ボルト孔77が形成される領域以外の可能な限り広い範囲で形成される。
固定具60は、放熱部10の個数に対応する複数の固定具である。各固定具60は、各放熱部10を支持し、一対の遮熱板50に固定される。すなわち、固定具60は、上段放熱部10aを支持する一対の上段固定具60aと、中段放熱部10bを支持する一対の中段固定具60bと、下段放熱部10cを支持する一対の下段固定具60cと、を有する。上段固定具60a、中段固定具60b、および下段固定具60cは、右固定具側ボルト孔67および左固定具側ボルト孔77の位置以外は、形状、寸法において略同一である。
各一対の固定具60(上段固定具60a、中段固定具60b、下段固定具60c)は、放熱部10(上段放熱部10a、中段放熱部10b、下段放熱部10c)を挟み込み連結(固定)することにより、放熱部10と一体となった放熱ユニット80を形成する。図6に示すように、放熱ユニット80においては、放熱部10は、右面13側に配置される右固定具61と、左面14側に配置される左固定具71とにより挟み込まれている。左固定具側ボルト孔77、貫通孔15および右固定具側ボルト孔67をボルト81が順次貫通し、このボルト81が右固定具61側でナット82により締められることにより、放熱ユニット80は、一体化されている。
ボルト81とナット82による連結構造は、スペーサ83と、ワッシャー84と、を有する。スペーサ83は、ボルト81の外側に配置された状態で貫通孔15内に挿入される。スペーサ83は、放熱部10の貫通孔15の長さよりも長く、貫通孔15の端部15a、15bから若干量突出している。ワッシャー84は、貫通孔15の右側端部15aと右固定具61の内面61aとの間、および貫通孔15の左側端部15bと左固定具71の内面71aとの間に配置される。ボルト81、ナット82およびスペーサ83は、互いに同様の熱伝導率を有する材料(例えばステンレス鋼)からなる。ワッシャー84は、熱伝導率が低く、耐熱性を有する材料(例えばテフロン(登録商標))または接触面積を減らして熱伝導を抑えたステンレス鋼製のウェーブワッシャーからなる。
スペーサ83およびワッシャー84は、放熱部10と固定具60とが、直接接することを回避するために設けられる。すなわち、貫通孔15から突出したスペーサ83の端部83aが、固定具60と貫通孔15の端部15a、15bとの間に隙間を形成し、その隙間に耐熱性のワッシャー84が配置される。これにより、固定具60は、放熱部10に非接触となり、放熱部10の熱が固定具60に直接的に伝わることを回避できる。また、ボルト81、ナット82、およびスペーサ83は、略同様の熱伝導率を有する材料、または同一の材料とすることで、熱による伸縮量が同じとなり、熱膨張の影響により放熱部10の支持および遮熱板50への固定に及ぼす歪みなどの影響を抑制する。
ところで、暖房機1は、空気入口40から取り入れられる空気を効率よく放熱部10と熱交換させて空気出口46から放出することが好ましい。また、暖房機1は、筐体30内を均一に温度上昇させて暖房効率を向上させ、ユーザの使用感を向上させることが求められる。これらを実現するため、本実施形態における暖房機1は、複数のフィン12を上下方向において断続的に形成し、かつ暖房機1を上下方向視した場合、各フィン12を上下方向に隣接する複数のフィン12が形成する流路16内に位置させている。
具体的には、図2および図3に示すように、各放熱部10は、暖房機1を上下方向視(平面視)した場合に、放熱部10が有する水平方向に隣接する複数のフィン12が形成する流路16の領域内に、上下方向に隣接する放熱部10が有する各フィン12が位置するように配置される。すなわち、上段放熱部10aの各フィン12aは、下方に隣接する中段放熱部10bが有する水平方向に隣接する複数のフィン12bが形成する流路16bの幅(前後方向長さ)の範囲内に位置する。また、中段放熱部10bの各フィン12bは、下方に隣接する下段放熱部10cが有する水平方向に隣接する複数のフィン12cが形成する流路16cの幅の範囲内に位置する。
このような構成は、例えば、上下方向に隣接する複数の放熱部10が流路16の幅よりも小さい距離分、前後方向(水平方向)にずらして配置されることで実現される。すなわち、固定具60において、放熱部10の固定位置である右固定具側ボルト孔67および左固定具側ボルト孔77が、上段固定具60aおよび下段固定具60cと、中段固定具60bとの間で前後方向にずれて形成される。これにより、上段固定具60a、中段固定具60bおよび下段固定具60cの両端65、75の位置を前後方向において揃えて遮熱板50に固定すると、上段放熱部10a、中段放熱部10bおよび下段放熱部10cは前後方向にずれて、筐体30内に配列される。
なお、上下に隣接するフィン12のずれ量は、特に限定されないが、例えば流路16の幅(前後方向長さ)の1/2程度が好ましい。フィン12の下端に衝突した空気が均一に拡散されるためである。
このような暖房機1は、暖房効率を向上させることができる。すなわち、図5に示すように、下段放熱部10cのフィン12cが形成する流路16cを通る空気は、フィン12cの上端17cまで上昇すると、中段放熱部10bのフィン12bの下端18bに衝突する。また、中段放熱部10bのフィン12bが形成する流路16bを通る空気は、フィン12bの上端17bまで上昇すると、上段放熱部10aのフィン12aの下端18aに衝突する。衝突したこれらの空気は、熱とともに左右方向に拡散するため、筐体30内の熱は拡散しやすくなる。これにより、筐体30内の空気は、好適に混ざり合い、温度が均一化される。
よって、暖房機1は、放熱部10の熱を効率よく空気に伝達でき、暖房機1全体を均一に素早く暖める速暖性能を向上させることができる。また、放熱部10から空気への熱伝達率の向上は、放熱部10の高熱化を抑制でき、暖房機1の安全性の向上、および高熱化による耐久性の低下を抑制できる。さらに、暖房機1は、空気出口46から放出される空気の温度を均一化でき、ユーザの使用感を向上させることもできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、暖房機1を上下方向視した場合に、各フィン12を上下方向に隣接する複数のフィン12が形成する流路16内に位置させるため、固定具60と放熱部10との固定位置を上下において隣接する放熱部10間でずらしたが、他の方法で実現してもよい。例えば、固定具60の両端65、75の遮熱板50に対する固定位置を上下方向において隣接する放熱部10間でずらしてもよい。また、放熱部10におけるフィン12の形成位置を、上下方向において隣接する放熱部10間でずらしてもよい。
さらに、発熱部20が主に水平方向に延びるU字形状のシーズヒータである例を説明したが、上下方向に延びたり、I字、L字形状などの他の形状であったり、シーズヒータ以外の他の種類のヒータであったりしてもよい。
例えば、図7は、発熱部が上下方向に延びる場合の変形例としての暖房機が有する放熱部110の構成図である。放熱部110が暖房機1の放熱部10と異なる点は、発熱部収容部111が、主に上下方向に延びたU字形状を有する発熱部を、端子を下方に露出して収容する点である。このような放熱部110は、上下方向において切断部113を有するフィン112を有することで断続的に形成される。また、フィン112は、切断部113を介して上下方向に隣接するフィン112に対して左右方向(水平方向)にずれることにより、上下方向視した場合において上下方向に隣接するフィン112が形成する流路116内に位置する。このように、本発明に係る暖房機は、発熱部の配置方向に限定されることなく、あらゆる暖房機に適用できる。
1 暖房機
10、10a、10b、10c、110 放熱部
11、111 発熱部収容部
12、12a、12b、12c、112 フィン
15 貫通孔
16、16b、16c、116 流路
20 発熱部
30 筐体
31 前板
32 後板
33 下板
34 上カバー
35 左右パネル
50、50a、50b 遮熱板
60 固定具
61 右固定具
65、75 両端
68、78 肉抜き部
71 左固定具
80 放熱ユニット
113 切断部

Claims (4)

  1. 発熱部と、
    前記発熱部を内部に収容し、前記発熱部の熱を外表面から放熱する設置時における上下方向に延び水平方向に隣接する複数のフィンを有する放熱部と、
    前記放熱部を収容する筐体と、を備え、
    前記水平方向に隣接する複数のフィンは、下方から上方に流れる空気の流路を形成し、
    前記複数のフィンは、前記上下方向において断続的に形成され、
    各前記フィンは、前記上下方向視した場合、前記上下方向に隣接する前記複数のフィンが形成する前記流路内に位置する、暖房機。
  2. 前記放熱部は、前記上下方向に配列され前記筐体に収容される複数の放熱部であり、
    各前記放熱部は、前記上下方向視した場合、前記上下方向に隣接する前記放熱部が有する前記水平方向に隣接する複数のフィンが形成する前記流路内に、前記各フィンが位置するように配置される、請求項1記載の暖房機。
  3. 前記複数の放熱部は、同一形状であり、
    前記上下方向に隣接する前記放熱部は、前記流路の幅よりも小さい距離分前記水平方向にずらして配置される、請求項2記載の暖房機。
  4. 前記筐体は、下方に設けられる空気入口と、上方に設けられる空気出口と、を有する、請求項1から3の何れか一項記載の暖房機。
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