JP2020145295A - ウエハ保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸が高速で回転している状態でも、ジョイント部分での流体通路の切り替えを可能にし、エアや冷却水の漏洩をなくす低コストシール部材を用いた、高性能、長寿命のウエハ保持装置を提供する。【解決手段】ウエハを載置する回転テーブル11であって、回転軸13と、一端側が回転テーブル11に通じ、他端側が流体源に連結されて軸中心に沿設される主流体通路16と、一端側が主流体通路16に通じ、他端側が回転軸13の周面に開口している分岐通路16Aと、主流体通路16に並設して回転軸13に設けられ、一端側が回転テーブル11に通じ、他端側が回転軸13の周面に開口している副流体通路17とが回転軸に設置されている。回転軸13の外周面で、回転軸13上を軸方向にスライドして、分岐通路16Aと副流体通路17との間を連通する位置と、分岐通路16Aと副流体通路17の連通を遮断する位置とに切り替え可能なスリーブ14と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明はウエハ保持装置に係り、特に半導体ウエハの製造工程で半導体ウエハの一面を研削・研磨加工する等に使用するウエハ保持装置に関するものである。
従来、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)を加工する加工装置として、ウエハを目標である仕上げ厚みまで薄化する研削装置が知られており、また、ウエハの表面の平坦性を高めるために表面仕上げをする平面研磨装置も知られている。
それらウエハ加工装置では、加工するウエハを装着保持するチャックテーブルを一方の端に連結した回転軸と、その回転軸を、ベアリングを介して回転可能に支持するケーシングと、を備えている。そして、例えば平面研磨装置にあっては、チャックテーブルとカップホイール型の砥石とを有し、チャックテーブルでウエハの表面を吸着保持した状態で、ウエハと砥石との間に研磨液を供給しつつ、ウエハの裏面に砥石を押し付けてチャックテーブル及び砥石をそれぞれ回転させ、かつ、砥石を、ウエハの裏面上を軸中心に向かって摺動させることにより研削及び研磨を行っている。
このようなウエハ加工装置では、チャックテーブルにチャック用の負圧等のエアを供給するエア供給路と、チャックテーブルに加工時の発熱を抑えるための冷却水(チラー水)を供給する冷却水供給路等を必要とし、エア供給路や冷却水供給路等を回転軸内に配設している。また、エア供給路及び冷却水供給路に供給されるエア及び冷却水は、外部に設けられたエア供給源及び冷却水供給源からそれぞれ供給しなければならない。そこで、従来では、外部供給源と回転軸との間に、複数のポートを有するロータリジョイントを設けて、外部のエア供給源と回転軸内のエア供給路との間、及び、外部の冷却水供給源と回転軸内の冷却水供給路との間を、それぞれロータリジョイントを介して連結していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−142616号公報
しかしながら、特許文献1で知られるような、ロータリジョイントは、回転軸と一体に回転する内部ケースと、内部ケースの外周を覆って内部ケースと同心状に配置された外部ケースと、を備え、内部ケースが外部ケースに対して回転する状態で連結をしているので、その連結部の各ポートにおいてエア及び冷却水の漏洩が起こり易い。したがって、各ポートでのエア及び冷却水の漏洩をなくすのに、内部ケースと外部ケースの間に高価なメカニカルシール材を設けてシールする必要があり、高コストになるという問題点があった。
そこで、メカニカルシールの代わりに弾性ゴム等を用いた弾性シール材を採用することも考えられている。しかし、弾性ゴム等を用いた弾性シール材は、高速回転による摺動に耐えきれず、寿命が短いという問題点があった。
また、加工のためにウエハを吸着保持する回転テーブルでは、大小異なる径をしたウエハを、択一的に取り扱う場合がある。このように、大小異なる径のウエハを択一的に取り扱う場合、小径のウエハを取り扱う小径ウエハ用の領域部と、この小径用の領域部を含有する大径ウエハ用の領域部分とを備えている。この場合、小径ウエハを保持する場合は、小径ウエハ用の領域部だけを使用し、大径ウエハを保持する場合は、大径ウエハ用の領域部を使用するが、この場合、大径ウエハが小径用の領域部を覆った状態で大径ウエハ用の領域部を使用する。
したがって、回転テーブルに例えば冷却水を流しながら加工をする場合、小径ウエハを加工するときには、小径ウエハ用の領域部(以下、この領域部分を「小径領域部」という)に冷却水を流しておけば、小径ウエハ用の領域部の外側に配置される大径ウエハ用の領域部の一部分(以下、この領域部分を「大径領域部」という)には冷却水を流さないでよい。しかし、大径ウエハを加工するときには、小径領域部と大径領域部の両方に冷却水を流しながら加工をする必要がある。また、ウエハを真空チャックする場合で、小径ウエハを加工するときには小径領域部だけを真空引きし、大径領域部にはエアを流さないでよいが、大径ウエハを加工するときには、小径領域部と大径領域部の両方を真空引きする必要がある。さらに、チャック後の解除し易くするために、エアまたは水を各領域部に供給する場合も同様である。
そして、従来では、小径領域部だけ、または小径領域部と大径領域部の両方を動作させる切り替えを行うのに、複数のポートを持つロータリジョイントを使用していた。しかし、ロータリジョイントは、上述したように高精度なメカニカルシールを必要とし、また構造が複雑化して、高コストになるという問題点があった。
そこで、回転軸とジョイント部分の間の回転摺動を伴わせずに、ジョイント部分での流体通路の切り替えを可能にし、またジョイント部分に設けられるエアや冷却水等の流体の漏洩をなくすためのシール部材も、安価なシール部材を使用して高いシール性能と高い寿命を維持させることができる構造をしたウエハ保持装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載の発明は、ウエハを吸着保持するウエハ保持装置であって、前記ウエハを載置する回転テーブルと、前記回転テーブルと一体に回転する回転軸と、一端側が前記回転テーブルに通じ、他端側が流体源に連結されて前記回転軸の軸中心に沿って設けられている主流体通路と、一端側が前記主流体通路に通じ、他端側が前記回転軸の周面に開口している分岐通路と、前記主流体通路に並設して前記回転軸に設けられ、一端側が前記回転テーブルに通じているとともに、他端側が前記回転軸の周面に開口している副流体通路と、前記回転軸の外周面を覆い、かつ、前記回転軸上を軸方向にスライドして、前記分岐通路と前記副流体通路との間を連通する連通位置と、前記分岐通路と前記副流体通路の前記連通を遮断する遮断位置とに切り替え可能で、前記回転軸と一体に回転可能なスリーブと、を備えるウエハの加工装置を提供する。
この構成によれば、例えば小径のウエハを加工するとき、スリーブを遮断位置にスライド移動させると、主流体通路と副流体通路の間の接続が遮断され、主流体通路だけが回転テーブルに接続された形態を取ることができる。したがって、この形態では、小径のウエハと対応する回転テーブルの部分にだけ負圧やエア又は水を集中させて効かすことができ、小径のウエハと対応していない回転テーブルの他の部分への浪費を無くすことができる。一方、大径のウエハを加工するときには、スリーブを連通位置にスライド移動させると、主流体通路と副流体通路の間が接続されて、主流体通路と副流体通路の両方が回転テーブルに接続された形態を取ることができる。したがって、この形態では、小径のウエハと大径のウエハの両方に対応している回転テーブルの部分に、負圧やエア又は水を効かすことができ、これにより大径のウエハに適した環境で吸着保持して加工をすることができる。
すなわち、回転軸上のスリーブの位置をスライドさせて切り替えることにより、主流体通路と副流体通路との間の接続と遮断を切り替えることができる。また、スリーブは回転軸と一体に回転し、スリーブと回転軸との間は互いに回転方向に摺動することはなく、接続位置と遮断位置との間の切り替え操作時にだけスライドするので、高価で高精度のシール材を使用しなくても、汎用性のある安価なシール材を使用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記副流体通路は、少なくとも第1の副流体通路と第2の副流体通路の独立した複数の通路を有し、前記スリーブが切り替えられる前記連通位置は、前記第1の副流体通路が遮断状態で前記第2の副流体通路が連通状態である第1の連通位置と、前記第1の副流体通路及び前記第2の副流体通路が共に連通状態である第2の連通位置と、を有し、前記スリーブは、前記遮断位置と、前記第1の連通位置と、前記第2の連通位置に、多段切り替え可能である、ウエハの加工装置を提供する。
この構成によれば、スリーブの位置を、遮断位置、第1の連通位置、第2の連通位置へ、段階的に切り替えているので、外径のサイズが大、中、小と異なる3つ以上のウエハを取り扱い、これらのウエハを保持して加工できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、前記スリーブは前記回転軸とスプライン締結されている、ウエハの加工装置を提供する。
この構成によれば、スリーブを回転軸とスプライン締結させることにより、スリーブが回転軸に対して回転方向にはスライドせず、軸中心に沿ってスライドして連通位置と遮断位置に切り替えできる構造が容易に得られる。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の構成において、前記回転軸と前記スリーブとの間にオムニシールを設けている、ウエハの加工装置を提供する。
この構成によれば、スリーブが複数の流体通路の開口を乗り越えて連通位置と遮断位置との間で切り替えられるとき、各流体通路部分の各開口から受けるダメージが少なく、寿命の向上が期待でき、保守点検の期間を長くすることが可能になる。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2、3又は4に記載の構成において、前記流体源は、エア、水又は負圧を供給する、ウエハの加工装置を提供する。
この構成によれば、主流体通路と前記副流体通路に、それぞれ前記回転テーブル上のウエハを吸引チャックする負圧を供給したときには、回転テーブルに吸引チック機能を持たせることができ、エア又は水を流したときは、ウエハの吸着保持、又は、回転テーブを冷却させることができる。
発明によれば、回転軸上のスリーブの位置を、軸方向にスライドさせて切り替えることにより、主流体通路と副流体通路との間の接続と遮断を簡単に切り替えることができるので、構造の簡略化ができ、コスト低減が可能になる。また、スリーブは回転軸と一体に回転し、スリーブと回転軸との間が互いに回転方向に摺動することはなく、接続位置と遮断位置との間の切り替え操作時にスライドするだけなので、高価で高精度のシール材を使用しなくても、汎用性のある安価なシール材を使用することができ、コスト低減がさらに可能となる。
本発明に係るウエハ保持装置を適用した平面研磨装置の全体構成を模式的に示す平面図である。 スリーブが接続位置に配置されている状態で示す同上平面研磨装置におけるチャックテーブルの概略断面図である。 スリーブが遮断位置に配置されている状態で示す同上平面研磨装置におけるチャックテーブルの概略断面図である。 本発明のウエハ加工装置の一変形例として示す同上チャックテーブルの要部概略断面図であり、(a)はスリーブが第1遮断位置に配置されている状態を示し、(b)はスリーブが第2遮断位置配置されている状態を示し、(c)はスリーブが全接続位置に配置されている状態を示している。
本発明は、回転軸とジョイント部分の間の回転摺動を伴わせずに、ジョイント部分での流体通路の切り替えを可能にし、またジョイント部分に設けられるエアや冷却水等の流体の漏洩をなくすためのシール部材も、安価なシール部材を使用して高いシール性能と高い寿命を維持させることができる構造をしたウエハ保持装置を提供するという目的を達成するために、ウエハを吸着保持するウエハ保持装置であって、前記ウエハを載置する回転テーブルと、前記回転テーブルと一体に回転する回転軸と、一端側が前記回転テーブルに通じ、他端側が流体源に連結されて前記回転軸の軸中心に沿って設けられている主流体通路と、一端側が前記主流体通路に通じ、他端側が前記回転軸の周面に開口している分岐通路と、前記主流体通路に並設して前記回転軸に設けられ、一端側が前記回転テーブルに通じているとともに、他端側が前記回転軸の周面に開口している副流体通路と、前記回転軸の外周面を覆い、かつ、前記回転軸上を軸方向にスライドして、前記分岐通路と前記副流体通路との間を連通する連通位置と、前記分岐通路と前記副流体通路の前記連通を遮断する遮断位置とに切り替え可能で、前記回転軸と一体に回転可能なスリーブと、を備える構成としたことにより実現した。
以下、本発明の実施形態に係る一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例において、構成要素の数、数値、量、範囲等に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも構わない。
また、構成要素等の形状、位置関係に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似又は類似するもの等を含む。
また、図面は、特徴を分かり易くするために特徴的な部分を拡大する等して誇張する場合があり、構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、断面図では、構成要素の断面構造を分かり易くするために、一部の構成要素のハッチングを省略することがある。
また、以下の説明において、上下や左右等の方向を示す表現は、絶対的なものではなく、本発明のウエハ研磨装置の各部が描かれている姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。また、実施例の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付している。
図1は本発明に係るウエハ保持装置を適用したウエハの平面研磨装置1の一例を示す平面図である。図1に示す平面研磨装置1は、チャックテーブル(定盤)2と研磨ヘッド3を備えている。そして、チャックテーブル2でウエハWの表面を吸着保持し、ウエハWの裏面に研磨ヘッド3を押し付けるとともに、ウエハWと研磨ヘッド3との間に研磨剤を供給しながら、チャックテーブル2及び研磨ヘッド3をそれぞれ図1中の矢印方向に回転させ、更に研磨ヘッド3をチャックテーブル2の軸中心Oの方向に移動させながら研磨を行うものである。
また、平面研磨装置1のチャックテーブル2側は、チャックテーブル2の回転テーブル11内に温度調整用の冷却水や気体を外部から導入して、回転テーブル11のチャック面11aの全体の温度が略23℃となるように調整して、ウエハWが所定温度以上になるのを抑制している。
また、ここでの平面研磨装置1は、例えば外径が100ミリ(4インチ)の小径ウエハW1と200ミリ(8インチ)の大径ウエハW2の、外径が各々異なる2種類のウエハWを取り扱うことができる。したがって、回転テーブル11では、チャック面11aの大きさが大径ウエハW2まで載置できる大きさで作られている。
しかしながら、小径ウエハW1を加工する時の回転テーブル11の載置スペースは、大径ウエハW2の時ほどは必要としない。すなわち、小径ウエハW1を加工するときには、大径ウエハW2を加工するときと同じ載置スペース全体に、吸着保持用の負圧や、温度調整用の冷却水や気体等を付与する必要はない。したがって、この平面研磨装置1では、回転テーブル11に供給する吸着保持用の負圧をかける範囲、及び/又は温度調整用の冷却水や気体を付与する範囲を、ウエハの大きさに応じて切り替えることができる切り替え手段を設けている。
図2及び図3は、その切り替え手段12を備えたチャックテーブル2の構造を示す概略断面図である。この実施例では、図1に示す平面研磨装置1において、回転テーブル11の上に小径ウエハW1を吸着保持するときと、大径ウエハW2を吸着保持するときで、負圧を付与する回転テーブル11上の範囲を、切り替えることができる、いわゆるユニバーサルチャックで、小径ウエハW1と大径ウエハW2の場合で、吸着保持をする範囲を切り替えることができる切り替え手段12を備えた構成例の場合として説明する。
図1から図3において、チャックテーブル2は、主として回転テーブル11と、回転テーブル11と一体に回転する回転軸13と、回転軸13の外周上に配置されたスリーブ14等を備える。また、回転テーブル11及び回転軸13は、平面研磨装置1の図示せぬ支持部により、軸中心Oを支点として水平回転可能に支持されている。
回転テーブル11は、円板状に形成されたチャック本体部11Aを備え、チャック本体部11Aの上面側に吸着パッド部11b、11cを有するチャック面11aを設けている。
チャック面11aは、平面視円形をした小径領域部S1と、同じく平面視円形をして小径領域部S1を包含してなる大径領域部S2とに画成されている。そして、小径ウエハW1は小径領域部S1内に載置され、大径ウエハW2は全体が小径領域部S1を覆って大径領域部S2内に載置される。
また、吸着パッド部11bは平面視円形で、回転テーブル11の軸中心Oと同心的にチャック面11aの小径領域部S1内に配設されている。一方、吸着パッド部11cは、平面視円環形状で、吸着パッド部11bの外側に位置して、回転テーブル11の軸中心Oと同心的にチャック面11aの大径領域部S2内に配設されている。したがって、小径ウエハW1がチャック面11a上に載置されたとき、小径ウエハW1は吸着パッド部11bだけを覆い、吸着パッド部11cの上は覆わない。一方、大径ウエハW2がチャック面11a上に載置されたとき、大径ウエハW2は吸着パッド部11bと吸着パッド部11cの両方を覆う。
また、吸着パッド部11b、11cは、通気性を有する多孔質板で形成されており、後述する真空源から下面側に負圧が付与されると、チャック面11a上を減圧して、チャック面11a上に載置された小径ウエハW1又は大径ウエハW2を負圧で吸着保持することができる。また、小径ウエハW1又は大径ウエハW2の吸着保持を解除するときに、チャック面11a上にエア又は水を供給する場合もある。
回転軸13は、中心に上下に貫通している孔を有して管状に形成されている。回転軸13は、チャック本体部11Aの下面に、管継手15を介して垂下された状態にして固定されて、チャック本体部11Aと一体化されている。また、互いに一体化されたチャック本体部11Aと回転軸13と管継手15には、それぞれ軸中心Oを同心として互いに上下方向に連通している孔としてなる主流体通路16と、主流体通路16の外側を取り囲む位置に、同じく上下方向に連通している副流体通路17と、が設けられている。
なお、回転軸13の中心には、パイプ18が配置されている。パイプ18の上端部は管継手15の下端側に挿入固定され、下端部は回転軸13の内周壁に固定されている。また、パイプ18の上端部外周面と管継手15の内周面との間と、パイプ18の下端部外周面と回転軸13の内周面との間は、それぞれOリングでなるシール材19により密にシールされている。
主流体通路16は、上端側(一端側)が、回転テーブル11におけるチャック本体部11Aの吸着パッド部11b内に通じ、下端側(他端側)は、流体源である図示しない真空源に通じている。また、主流体通路16には、パイプ18が配設されている下側の部位に、その下側の部位から回転軸13の外周面に通じる分岐通路16Aが設けられている。すなわち、分岐通路16Aは、回転軸13の外周面に開口16aを有している。
副流体通路17は、主としてパイプ18の外周面と回転軸13の内周面とで画成されて、主流体通路16と並設された状態で上下方向に延ばされて形成されている。副流体通路17は、上端側(一端側)が回転テーブル11のチャック本体部11Aにおける吸着パッド部11c内に通じ、下端側(他端側)は分岐通路16Aの直ぐ上側で、回転軸13の外周面に開口17aを設けて、回転軸13の外周面に通じている。なお、回転軸13の外周面には、分岐通路16Aの開口16aと副流体通路17の開口17aの間に位置して、環状のオムニシール20が設けられている。
スリーブ14は、回転軸13の外径と略等しい内径を有する管状体として形成されている。管状に形成されたスリーブ14は、開口16a及び開口17aを覆って回転軸13の外周に、上下方向摺動自在にして配設されている。なお、スリーブ14の内面と回転軸13との間はスプライン結合されており、スリーブ14の回転軸13に対する移動は、上下方向への摺動だけで、回転は不能になっている。
また、スリーブ14の内周面には、環状をした凹所14Aが形成されている。凹所14Aの上下方向の幅は、図2に示すように開口16aの上端側と開口17aの下端側とを含む大きさであり、開口16aと開口17aとの間を連通できるようになっている。さらに、回転軸13では、スリーブ14で覆われている部分において、回転軸13における開口16aの上側と開口17aの上側には、スリーブ14と回転軸13との間を上下方向摺動自在にした状態でシールしているピストンシール21が各々設けられている。
さらに、スリーブ14の外側において、スリーブ14の外周面にはベアリング22を介してピストンシリンダ23が取り付けられている。ピストンシリンダ23は、平面研磨装置1に固定して取り付けられているシリンダ部23aと、シリンダ部23aの操作により、このシリンダ部23aの上端側から上下方向に進退出するピストン部23bとでなり、ピストン部23bがベアリング22とブラケット28を介してスリーブ14に連結されている。
そして、ピストンシリンダ23は、シリンダ部23aの操作でピストン部23bを上下方向に切り替え操作し、ピストン部23bの位置切り替えに連動してスリーブ14を上下方向に切り替え移動できるようになっている。そして、本実施例では、ピストン部23bが上方に突き出されると、スリーブ14も上方に移動されて図2に示す連通位置に移動し、ピストン部23bがシリンダ部23a側に引かれると、スリーブ14も下方に移動されて図3に示す遮断位置に移動するようになっている。
なお、スリーブ14が連通位置に移動された状態のときは、スリーブ14に設けられている凹所14Aが開口16aと開口17aと対応した位置にあり、分岐通路16A、すなわち主流体通路16と副流体通路17とが連通した状態を作る。一方、スリーブ14が遮断位置に移動された状態のときは、スリーブ14に設けられている凹所14Aが開口16aと対応する。一方、凹所14Aは開口17aと位置がずれ、開口17aはスリーブ14の内面で閉じられた状態となり、分岐通路16A、すなわち主流体通路16と副流体通路17とが遮断された状態を作る。
また、回転軸13の外周にはプーリ24が、回転軸13と一体回転可能に取り付けられている。プーリ24は、平面研磨装置1に固定して取り付けられている駆動モータ25の出力軸25aと一体回転可能に取り付けられているプーリ26と、プーリ26とプーリ24との間に張設されているベルト27を介して、回転軸13と駆動モータ25とが駆動連結されている。したがって、駆動モータ25が駆動されると、出力軸25aの回転が、プーリ26−ベルト27−プーリ24を介して回転軸13に伝達され、回転軸13は回転テーブル11と一体に回転する。
次に、このように構成されているチャックテーブル2の動作を説明する。
[小径ウエハW1の加工]
小径ウエハW1を回転テーブル11に載置して研磨加工を行う場合、小径ウエハW1の回転中心を回転テーブル11の軸中心Oに略一致させて、回転テーブル11におけるチャック面11aの小径領域部S1内に小径ウエハW1を配置する。また、ピストンシリンダ23を動作させて、ピストン部23bが、スリーブ14を図3に示すように下方向に遮断位置まで移動させた状態にする。
スリーブ14が遮断位置に移動されると、主流体通路16と副流体通路17の連通が断たれる。次いで、真空源が駆動され、主流体通路16内のエアが抜かれて主流体通路16内が負圧になると、吸着パッド部11b内も負圧となり、チャック面11aに小径ウエハW1が吸引保持される。
そして、この状態で回転テーブル11を回転させるとともに、研磨ヘッド3を回転駆動させ、回転している研磨ヘッド3を回転テーブル11の小径ウエハW1に押し付けながら軸中心O方向に移動させると、回転テーブル11上の小径ウエハW1を所望する状態に研磨することができる。また、研磨後は、回転テーブル11の回転を止めるとともに、真空源の駆動を停止すると、回転テーブル11に対する小径ウエハW1の吸引保持が解かれ、加工を終えた小径ウエハW1を回転テーブル11上から取り除くことができる。
[大径ウエハW2の加工]
大径ウエハW2を回転テーブル11に載置して研磨加工を行う場合、大径ウエハW2の回転中心を回転テーブル11の軸中心Oに略一致させて、回転テーブル11におけるチャック面11aの大径領域部S2内に大径ウエハW2を配置する。また、ピストンシリンダ23を動作させて、ピストン部23bが、スリーブ14を図2に示すように上方向に連通位置まで移動させた状態にする。
スリーブ14が連通位置に移動されると、主流体通路16と副流体通路17が分岐通路16A、凹所14Aを介して連通される。また、真空源が駆動されて吸引されると、主流体通路16内と副流体通路17内が共に負圧になる。主流体通路16内と副流体通路17内が共に負圧になると、吸着パッド部11b、11c内もそれぞれ負圧となり、大径領域部S2の全体が負圧となって、チャック面11aに大径ウエハW2が安定的に吸引保持される。
そして、この状態で回転テーブル11を回転させるとともに、研磨ヘッド3を回転駆動させ、回転している研磨ヘッド3を回転テーブル11の大径ウエハW2に押し付けながら軸中心O方向に移動させると、回転テーブル11上の大径ウエハW2を所望する状態に研磨することができる。また、研磨後は、回転テーブル11の回転を止めるとともに、真空源の駆動を停止すると、回転テーブル11に対する大径ウエハW2の吸引保持が解かれ、加工を終えた大径ウエハW2を回転テーブル11上から取り除くことができる。
したがって、このように構成された本実施例に係る平面研磨装置1は、スリーブ14の位置を切り替えることにより、小径ウエハW1の加工に適した吸着保持力が得られる形態と、大径ウエハW2の加工に適した吸着保持力とが得られる形態に、択一的にそれぞれ簡単に切り替えることができる。すなわち、ピストンシリンダ23の駆動で、スリーブ14の位置を遮断位置に切り替えると、主流体通路16と副流体通路17の間の接続が遮断され、主流体通路16だけが回転テーブル11の吸着パッド部11bに接続された形態を取ることができる。この形態では小径ウエハW1と対応する回転テーブルの部分である吸着パッド部11bにだけ真空吸着力を効かすことができ、小径ウエハW1と対応していない回転テーブル11の他の部分、すなわち吸着パッド部11cでの真空吸着を無くして、エネルギーの浪費を無くすことができる。
一方、大径ウエハW2を加工するときには、ピストンシリンダ23の駆動で、スリーブ14を連通位置にスライド移動させると、主流体通路16と副流体通路17の間が接続されるとともに、吸着パッド部11bが主流体通路16を介して真空源と接続され、また吸着パッド部11cが副流体通路17を介して真空源と接続される。すなわち、この形態では大径ウエハW2に対応する回転テーブル11の大径領域部S2の全体に真空吸着力を効かすことができ、大径ウエハW2に適した環境で加工をすることができる。
また、スリーブ14と回転軸13をスプライン締結させているので、スリーブ14と回転軸13は常に一体に回転し、スリーブ14と回転軸13が互いに回転方向に摺動することはなく、切り替え操作時に、スリーブ14が接続位置と遮断位置の間を軸中心Oに沿ってスライドするだけである。したがって、スリーブ14と回転軸13との間は回転しないので、高価で高精度のシール材を使用せずに、汎用性のある安価なシール材を使用しても十分な耐用性が得られ、コスト低減が可能になる。
また、回転軸13とスリーブ14との間にオムニシール20を設けている。そのため、スリーブ14が主流体通路16の開口16aと副流体通路17の開口17aを乗り越えて連通位置と遮断位置との間で切り替えられるとき、主流体通路16の開口16a及び副流体通路17の各開口17aの部分から受けるダメージが少なく、寿命の向上が期待でき、保守点検までの期間を長くすることができる。
なお、上記実施例では、副流体通路17が1つの場合について説明したが、副流体通路17を複数個設けるとともに、回転テーブル11のチャック面11aの領域部を、小径領域部S1、大径領域部S2の他に、小径ウエハW1と大径ウエハW2との間の大きさである、例えば150ミリ(6インチ)に形成された中径ウエハW3を扱う中径領域部S3(図示せず)を設けた構造にしてもよい。
図4は、100ミリ(4インチ)の小径ウエハW1と、150ミリ(6インチ)の中径ウエハW3と、200ミリ(8インチ)の大径ウエハW2を、択一的に扱うのに適した切り替え手段12の構成を示したものである。
図4に示す構成では、副流体通路17が、主流体通路16と並設された状態で上下方向に延ばされている、第1の副流体通路17Aと第2の副流体通路17Bの各々独立した2つの通路に別れて形成されている。その第1の副流体通路17Aは、上端側(一端側)が回転テーブル11のチャック本体部11Aにおける吸着パッド部11cに通じ、下端側(他端側)は分岐通路16Aの上側で、回転軸13の外周面に開口17Aaを設けて、回転軸13の外周面に通じている。一方、第2の副流体通路17Bは、上端側(一端側)が回転テーブル11のチャック本体部11Aにおける中径領域部S3(図示せず)の吸着パッド部11d(図示せず)に通じ、下端側(他端側)は分岐通路16Aの上側で、かつ、開口16aと開口17Aaとの間における回転軸13の外周面に開口17Baを設けている。
スリーブ34は、回転軸13の外径と略等しい内径を有する管状体として形成されている。管状に形成されたスリーブ34は、開口16a及び開口17Aaを覆って回転軸13の外周に、上下方向摺動自在に配設されている。なお、本変形例であってもスリーブ34の内面と回転軸13との間もスプライン結合されていて、スリーブ34の回転軸13に対する移動は、上下方向への摺動だけで、回転は不能になっている。
また、スリーブ34の内周面には、環状をした凹所34Aが形成されている。凹所34Aの上下方向の幅は、図4(a)に示すように開口17Aaの上端側と開口16aの下端側とを含む大きさで、開口16aと開口17Ba及び17Bbとの間を同時に連通できるようになっている。
さらに、回転軸13には、スリーブ34で覆われている部分において、回転軸13における開口17Aaの上側と、開口17Aaと開口17Baの間と、開口17Baと開口16aの間と、開口16aの下側には、スリーブ14と回転軸13との間を上下方向摺動自在にした状態でシールしているピストンシール21が各々設けられている。
また、ここでのスリーブ34も、図2及び図3に示した実施例の場合と同様に、ピストンシリンダ23におけるシリンダ部23aの操作でピストン部23bを上下方向に切り替えできるようになっている。
そして、本実施例では、ピストン部23bが上方に突き出されると、スリーブ14も上方に移動されて図4の(a)に示すように全てが、分岐通路16Aと凹所14Aを介して連通している第2連通位置に移動する。
次に、ピストン部23bがシリンダ部23a側に一段引かれると、スリーブ34も下方に一段、すなわち図4の(b)に示すように、中間位置まで移動される。すなわち、図4の(b)は、第1の副流体通路17Aの開口17Aaが凹所34Aと遮断され、第2の副流体通路17Bの開口17Baが分岐通路16Aと凹所34Aを介して主流体通路16と接続(連通)された第1連通位置に、スリーブ34が移動された状態である。
また、ピストン部23bがシリンダ部23a側に最終段まで引かれると、スリーブ34も図4の(c)に示すように、下方に最終段の位置まで移動される。図4の(c)は、第1の副流体通路17Aと第2の副流体通路17Bが凹所34Aと遮断され、主流体通路16と第1の副流体通路17Aと第2の副流体通路17Bの全ての間が互いに遮断された遮断位置に、スリーブ34が移動された状態である。
これにより、小径ウエハW1の加工を行う場合は、スリーブ34を遮断位置に配置させると、小径ウエハW1の吸着保持に必要な小径領域部S1だけに負圧領域が作られる。中径ウエハW3の加工を行う場合は、スリーブ34を第2連通位置に配置させると、中径ウエハW3の吸着保持に必要な中径領域部S3と小径領域部S1の両方に負圧領域が作られる。大径ウエハW2の加工を行う場合は、スリーブ34を第1連通位置に配置させると、大径ウエハW2の吸着保持に必要な大径領域部S2と中径領域部S3と小径領域部S1の全てに負圧領域が作られる。
なお、この変形例では、小径ウエハW1と中径ウエハW3と大径ウエハW2の3つのサイズのウエハWを扱う場合について説明したが、4つ以上のサイズのウエハWを取り扱う場合には、領域部及び遮断位置の数を増やせば、同様にして適用できるものである。
また、各実施例では、主流体通路16に接続される流体源として、負圧を供給する真空源である場合について説明したが、チャック面11aに水又はエアを供給する場合も、同様にして切り替えできるものである。
さらに、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
1 :平面研磨装置(ウエハ加工装置)
2 :チャックテーブル
3 :研磨ヘッド
11 :回転テーブル
11A :チャック本体部
11a :チャック面
11b :吸着パッド部
11c :吸着パッド部
11d :吸着パッド部
12 :切り替え手段
13 :回転軸
14 :スリーブ
14A :凹所
15 :管継手
16 :主流体通路
16A :分岐通路
16a :開口
17 :副流体通路
17A :第1の副流体通路
17Aa :開口
17B :第2の副流体通路
17Ba :開口
17a :開口
18 :パイプ
19 :シール材
20 :オムニシール
21 :ピストンシール
22 :ベアリング
23 :ピストンシリンダ
23a :シリンダ部
23b :ピストン部
24 :プーリ
25 :駆動モータ
25a :出力軸
26 :プーリ
27 :ベルト
28 :ブラケット
34 :スリーブ
34A :凹所
O :軸中心
S1 :小径領域部
S2 :大径領域部
S3 :中径領域部
W :ウエハ
W1 :小径ウエハ
W2 :大径ウエハ
W3 :中径ウエハ

Claims (5)

  1. ウエハを吸着保持するウエハ保持装置であって、
    前記ウエハを載置する回転テーブルと、
    前記回転テーブルと一体に回転する回転軸と、
    一端側が前記回転テーブルに通じ、他端側が流体源に連結されて前記回転軸の軸中心に沿って設けられている主流体通路と、
    一端側が前記主流体通路に通じ、他端側が前記回転軸の周面に開口している分岐通路と、
    前記主流体通路に並設して前記回転軸に設けられ、一端側が前記回転テーブルに通じているとともに、他端側が前記回転軸の周面に開口している副流体通路と、
    前記回転軸の外周面を覆い、かつ、前記回転軸上を軸方向にスライドして、前記分岐通路と前記副流体通路との間を連通する連通位置と、前記分岐通路と前記副流体通路の前記連通を遮断する遮断位置とに切り替え可能で、前記回転軸と一体に回転可能なスリーブと、
    を備えることを特徴とするウエハ保持装置。
  2. 前記副流体通路は、少なくとも第1の副流体通路と第2の副流体通路の独立した複数の通路を有し、
    前記スリーブが切り替えられる前記連通位置は、前記第1の副流体通路が遮断状態で前記第2の副流体通路が連通状態である第1の連通位置と、前記第1の副流体通路及び前記第2の副流体通路が共に連通状態である第2の連通位置と、を有し、
    前記スリーブは、前記遮断位置と、前記第1の連通位置と、前記第2の連通位置に、多段切り替え可能である、ことを特徴とする請求項1に記載のウエハ保持装置。
  3. 前記スリーブは、前記回転軸とスプライン締結されて前記回転軸と一体に回転する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエハ保持装置。
  4. 前記回転軸と前記スリーブとの間にオムニシールを設けている、ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のウエハ保持装置。
  5. 前記流体源は、エア、水又は負圧を供給する、ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のウエハ保持装置。
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