JP2020141911A - 心磁計 - Google Patents

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Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
宮下 豪
Takeshi Miyashita
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Abstract

【課題】短時間で精度よく、磁気センサの位置合わせを行う。【解決手段】心磁計(10)は、ベッド35、磁気センサ31、および計算機20を備える。ベッド35および磁気センサ31は、外部からの磁場を遮断する磁気シールドルーム(100)内に設置される。磁気センサ31は、ベッド35に横たわる被検者の心筋の電気的な活動により生じる磁場である心磁を検知する。計算機20は、磁気シールドルーム外に設置され、磁気センサ31を制御する。計算機20は、磁気センサ31が検出する1心拍分の心磁信号から特定した興奮部位の位置と心磁計測する関心部位の位置との差分からベッド35のズレ量を算出して出力する被検者位置評価/制御モジュール42を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、心磁計に関する。
心臓の心筋活動を非侵襲に測定する装置として、心磁計が知られている。心磁計は、磁気センサである超伝導量子干渉素子(SQUID:Superconducting QUantum Interference Device)センサを用いて、ヒトの心臓から発生する微弱な磁場の分布を測定する。そして、その測定結果から心臓内部の活動電流の位置を推定し、その分布をイメージングする。
心磁計による測定では、心磁計を設置した磁気シールドルーム内のベッドに被検者を寝かせる。そして、被検者を磁気センサが設置されているデュワーの下に移動させて被検者の心臓部と磁気センサとの位置関係が適切になるように、すなわち計測すべき心磁信号が計測範囲外とならないように調整する。その際、操作者は、被検者の胸部の剣状突起を指先などによって確認し、所定の磁気センサの位置と重なるように位置を調整する。
なお、この種の磁場計測の技術としては、被検体の体型などの影響を受けることなく、被検体の磁気ベクトルの分布を精度良く検出するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2017−000354号公報
前述した調整技術では、体格や心臓の位置などに個人差があるため、心磁信号が計測範囲から外れるあるいは最も活性化している部位が計測範囲から外れてしまうなど恐れがある。
この場合、計測が適切であるか否かの判定は、操作者がシールドルームの外に設置された操作用パソコンの画面などにて心磁図波形を確認するまで前確認することができない。計測が不適切であることが判明した場合、操作者は一旦計測準備状態を解除して、磁気シールドルームの中に戻って被検者の位置合せを再度行う必要があり、作業効率が低下し、時間もかかってしまうという問題がある。
本発明の目的は、短時間で精度よく、磁気センサの位置合わせを行うことのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な心磁計は、ベッド、検知部、および計算機を備える。ベッドおよび検知部は、外部からの磁場を遮断する磁気シールドルーム内に設置される。検知部は、ベッドに横たわる被検者の心筋の電気的な活動により生じる磁場である心磁を検知する。
計算機は、磁気シールドルーム外に設置され、検知部を制御する。計算機は、検出部が検出する1心拍分の心磁信号から特定した興奮部位の位置と心磁計測する関心部位の位置との差分からベッドのズレ量を算出する制御部を有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
被検者の計測部位と磁気センサとの調整を短時間で精度よく行うことができる。
心磁計における構成の一例を示す説明図。 図1の心磁計における構成の一例を示すブロック図。 図2のポンプユニットにより昇降されるベッドにおける構成の一例を示す説明図。 図1の心磁計が有する磁気センサアレイにおける構成一例を示す説明図。 図4の磁気センサにおける構成の一例を示す説明図。 図5の磁気センサにおける他の例を示す説明図。 図4の磁気センサアレイと被検者との位置関係の一例を示す説明図。 心磁計による心磁計測における比較技術一例を示すフローチャート。 図2の心磁計による心磁計測の一例を示すフローチャート。 ヒトの心拍波形の一例を示す説明図。 図1の心磁計が有するディスプレイに表示される設定画面の一例を示す説明図。 図1の心磁計が有するディスプレイに表示されるグリッドマップ波形の一例を示す説明図。 図1の心磁計における等磁場線図の表示例を示す説明図。 図1の心磁計による情報表示の一例を示す説明図。
実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
以下、実施の形態を詳細に説明する。
〈心磁計の外観例〉
図1は、本実施の形態による心磁計における構成の一例を示す説明図である。
心磁計10は、図1に示すように、計測制御部11、自動補給装置12、デュワー13、ベッド部14、およびプロジェクタ15などから構成されている。計測制御部11、自動補給装置12、およびプロジェクタ15は、外部からの磁力線を遮蔽する磁気シールドルーム100外に設置されている。デュワー13およびベッド部14は、環境磁気雑音の影響を除去するために磁気シールドルーム100内に設置される。
計測制御部11は、計算機20、キーボード21、ディスプレイ22、プリンタ23、マウス24、FLL(Flux Locked Loop)回路25、AFA回路(増幅器・フイルタ・増幅器)26、計測制御回路27から構成されている。計算機20は、例えばパーソナルコンピュータなどからなり、生体磁気信号の計測およびデータ表示解析などを実行する。
キーボード21、ディスプレイ22、プリンタ23、マウス24、FLL回路25、AFA回路26、および計測制御回路27は、計算機20にそれぞれ接続されている。キーボード21およびマウス24は、情報入力などを行う。
ディスプレイ22は、計算機20によるデータ表示解析の結果やキーボード21やマウス24などから入力される各種の情報を表示する。プリンタ23は、ディスプレイ22に表示された内容などを出力する。プリンタ23は、カラー印刷、白黒印刷、あるいはカラー印刷と白黒印刷とが可能なものとする。
ディスプレイ22は、タッチパネルを備えたものであってもよい。また、マウス24は、例えばトラックボールやジョスティックなどのポインティングデバイスであってもよい。
ベッド部14は、ベッド35および図2に示すベッド制御部36から構成されている。計測の際、被検者2は、ベッド35に仰向けあるいはうつ伏せの状態で計測が行われる。ベッド制御部36は、ベッド35の位置などを制御する。
被検者2、すなわち人間の胸部測定面は、曲面であると共に傾いているが、説明を簡単にするためにほぼ平行とする。よって、胸部測定面は、ベッド35の上面とほぼ平行であるものとし、体軸方向がy軸であり、被検者2の左右方向をx軸としたx−y平面と平行であるものとする。また、磁気シールドルーム100の床面から天井に向かう方向をz軸とする。
デュワー13は、例えば真空層構造を有する高断熱容器であり、被検者2の胸部の上方に位置するように配置されている。デュワー13の内部には、後述する図2に示す磁気センサアレイ30および磁気センサアレイ30を超伝導状態まで冷やす液体ヘリウムが入れられている。自動補給装置12は、液体ヘリウムをデュワー13に補給する。
〈心磁計のブロック図例〉
図2は、図1の心磁計10における構成の一例を示すブロック図である。
計算機20は、制御モジュール40、データ収集モジュール41、および被検者位置評価/制御モジュール42などを有する。また、ベッド制御部36は、位置調整制御部であるベッド位置計測部45、同じく位置調整制御部であるベッド位置制御部46、ポンプユニット47、および簡易操作部48から構成されている。また、これらベッド位置計測部45、ベッド位置制御部46、およびポンプユニット47によって位置調整制御部が構成される。
検知部である磁気センサ31は、FLL回路25に接続されている。FLL回路25は、後述するデュワー13に設けられる図5に示す磁気センサ31を駆動(磁気センサに対する磁場ロック/アンロック操作)する。
AFA回路26は、入力増幅器、フィルタ、および出力増幅器からなり、磁気センサ31の出力を増幅およびフィルタリングする。計測制御回路27は、制御モジュール40の制御に基づいて、FLL回路25の状態切り替えやAFA回路26の増幅率やフィルタ周波数の設定などの制御を行う。
データ収集モジュール41は、AFA回路26から出力される計測データをファイリングする。被検者位置評価/制御モジュール42は、データ収集モジュール41がファイリングした計測データを評価する。具体的には、被検者位置評価/制御モジュール42は、計測データによって被検者が計測に最適な位置からどの程度離れているかリアルタイムで評価する。
被検者位置評価/制御モジュール42は、評価結果をディスプレイ22に出力する。ディスプレイ22は、入力された評価結果を計測データと共に表示する。簡易操作部48は、磁気シールドルーム100内に設けられる。簡易操作部48は、計算機20と接続されており、計測準備(磁場ロック)や計測準備解除(磁場アンロック)、および計測開始などを計算機20に指示する。
ベッド位置制御部46は、ポンプユニット47の駆動制御を行う。ポンプユニット47は、例えば油圧ポンプなどからなり、被検者位置が最適位置となるようにベッド35を移動させる。
ベッド位置計測部45は、ベッド35の位置を計測して位置情報として出力する。被検者位置評価/制御モジュール42は、評価結果に基づいて、ベッド35の天板の位置、すなわち被検者の位置が最適となるように指令(位置調整信号)を出力する。ベッド位置制御部46は、その指令およびベッド位置計測部45から出力される位置情報に基づいて、被検者位置が最適位置となるようにベッド35を移動させる。
〈ポンプユニットおよびベッドの構成例〉
図3は、図2のポンプユニット47により昇降されるベッド35における構成の一例を示す説明図である。
図示するように、ベッド35の天板の下には、ポンプユニット47にて昇降操作されるシリンダ49が設置されている。ポンプユニット47とシリンダ49とを接続する流路には、手動レバー50によって操作されるシリンダ51が設けられている。
ポンプユニット47を使用しない時には、手動レバー50を操作することにより、ベッド35を昇降させることができる。ベッド35は、ポンプユニット47の油圧アシストによって昇降だけではなく、体軸方向および体軸に垂直な水平方向にも移動する構成としてもよい。
前述したように、ベッド位置計測部45は、ベッド35の位置、すなわちx、y、z座標を測定する。そして、計算機20の被検者位置評価/制御モジュール42は、その測定値および評価結果からベッド35の位置が最適となるようにベッド位置制御部46に対して指令を出力する。これによって、被検者が最適位置に自動設定される。
また、ベッド位置計測部45が測定したすなわちx、y、z座標は、プロジェクタ15によって磁気シールドルーム100内部に表示させる。磁気シールドルーム100内の操作者は、プロジェクタ15の表示内容に基づいて、手動レバー50を操作することによって被検者を最適位置に移動させる。油圧アシストによってベッド35を移動させることによって、ベッドの昇降操作時における操作者の身体的な負担を軽減することができる。
〈磁気センサアレイの構成例〉
図4は、図1の心磁計10が有する磁気センサアレイ30における構成一例を示す説明図である。磁気センサアレイ30は、図4に示すように、複数の磁気センサ31が生体面、すなわちx−y平面とほぼ平行な面上にマトリクス上に配列されて構成されている。
ここで、磁気センサ31の数については任意であってよいが、図4に示す例では、磁気センサ31のマトリックスが8行×8列の構成となっているので、磁気センサ31の数は、8×8=64個である。
磁気センサ31は、例えば超伝導量子干渉素子およびSQUIDに接続された検出コイルなどから構成されている。検出コイルには、生体磁場の接線成分、すなわちx−y平面にほぼ平行な成分を検出するコイルと、生体磁場の法線成分、すなわちx−y平面に直交する成分を検出するコイルとがある。
生体磁場の接線成分を検出するコイルは、例えばコイル面がx方向およびy方向をそれぞれ向いた2つのコイルが用いられる。また、生体磁場の法線成分を検出するコイルは、コイル面がz方向を向いたコイルが用いられる。
また、磁気センサ31は、前述したように8行×8列の構成であり、例えば25mm程度の間隔を開けて配置されている。この構成の場合には、心臓全体を64点の測定ポイントで同時計測することになる。
磁気センサ31は、その長手方向が生体面、すなわちx−y平面に対して垂直な方向であるz方向と一致するように配置される。なお、図2の例では、ベッド面と磁気センサ31のX−Y面とを平行にしているが、測定精度をより高めるには、体に接近させる方がよく、傾けるようにすることができる。
ただし、被検者である人体は、常に動いているので、人体に密着させると、人体の動き応じて磁気センサ31を動かしてしまい、かえって高精度の検出が困難となる恐れがある。
〈磁気センサの構成例〉
図5は、図4の磁気センサ31における構成の一例を示す説明図である。図5における磁気センサ31は、心磁信号の法線成分Bzを検出する例を示したものである。磁気センサ31は、SQUID60、コイル部61から構成されている。図5において、超伝導線(Ni−Ti線)で作られたコイル部61は、コイル面がz方向を向くように配置される。
このコイル部61は、互いに逆向きのコイルである検出コイル62および参照コイル63の組み合わせからなる。被検者2に近い側に位置する検出コイル62は、被検者2からの磁場信号を検出する。被検者2から遠い側に位置する参照コイル63は、外部磁場雑音を検出する。
外部磁場雑音は、被検者2よりも遠い信号源から生じている。したがって、その雑音信号は、検出コイル62および参照コイル63の両方によって検出される。一方、被検者2からの磁場信号は微弱である。
したがって、心磁信号は、検出コイル62によって検出されるが、参照コイル63は、心磁信号にほとんど感応しない。このため、検出コイル62は、心磁信号と外部磁場雑音信号を検出し、参照コイル63は、外部磁場雑音信号を検出する。
これにより、検出コイル62および参照コイル63によってそれぞれ検出された信号の差をとることにより、S/N(Signal/Noise)比の高い生体磁場を計測することができる。
検出コイル62および参照コイル63は、SQUID60を実装する図示しない実装基板の超伝導線を介してSQUID60の図示しない入力コイルに接続される。これによって、検出された心磁信号の法線方向の成分Bzが、SQUID60に伝達される。法線成分Bzをx方向およびy方向で変微分することにより、x方向およびy方向の磁場成分を近似することができる。
〈磁気センサの他の構成例〉
図6は、図5の磁気センサ31における他の例を示す説明図である。図6は、生体磁場の接線成分Bx、Byを検出するセンサの構成例を示している。図6の磁気センサ31は、図5の磁気センサと同様に、SQUID60a、60b、コイル部61a、61bから構成されている。コイル部61aは、検出コイル62aおよび参照コイル63aからなり、コイル部61bは、検出コイル62bおよび参照コイル63bからなる。
検出コイル62a、62bおよび参照コイル63a、63bは、例えば平面コイルからなり、これら検出コイル62a、62bおよび参照コイル63a、63bは、z方向にある間隔を置いて並べて配置されている。
検出コイル62aおよび参照コイル63aは、SQUID60aを実装する図示しない実装基板の超伝導線を介してSQUID60aの図示しない入力コイルに接続される。検出コイル62bおよび参照コイル63bは、SQUID60bを実装する図示しない実装基板の超伝導線を介してSQUID60bの図示しない入力コイルに接続される。
SQUID60aは、Bx成分を検出する。SQUID60bは、By成分を検出する。これによって、Bx成分およびBy成分を検出することができる。
なお、 接線成分Bx、Byについては、図6の磁気センサ31以外に、例えば図5の磁気センサ31で得られた法線成分Bzをx、yについて偏微分して求めてもよい。この場合は1つの磁気センサで接線成分Bx、Byと法線成分Bzとの両方を検出し、測定することができる。
以下、図1に示す心磁計10では、図5に示す法線方向の磁束密度を計測する1次微分型SQUIDの磁気センサ31を適用することとする。
なお、心磁計10に用いる磁気センサとしては、図5および図6のSQUID60に限定されることはなく、光ポンピング磁束計やGMR(Giant magnetic resistance)、AMR(Anisotropic Magneto Resistive effect)、あるいはTMR(Tunnel Magneto Resistance Effect)などの磁気抵抗素子を用いたものでもよい。
磁気センサ31は、被検者2から発生して検出コイル62により検出される生体磁場の強度(磁束密度と考えることもできる)と特定の関係をもつ電圧を出力し、その出力がFLL回路25に入力される。
FLL回路25は、磁気センサ31の出力を一定に保つように、SQUID60に入力された生体磁場(生体磁気)の変化を図示しない帰還コイルを介してキャンセルする(これを磁場ロックと呼ぶ)。
そして、FLL回路25は、帰還コイルに流した電流を電圧に変換することにより、心磁信号の変化と特定の関係にある電圧出力を得る。このように帰還コイルを介して検出することにより、微弱の磁場を高感度に検出することができる。
FLL回路25から出力される電圧は、AFA回路26に入力される。AFA回路26は、FLL回路25から出力される電圧をサンプリングおよびA/D変換した後、計算機20に出力する。
AFA回路26の入力ゲインおよび出力ゲインは、調整可能である。また、AFA回路26は、第1の基準周波数以下の周波数信号を通過させるロ−パスフイルタ、第1の基準周波数よりも低い第2の基準周波数以上の周波数信号を通過させるハイパスフイルタ、および商用電源周波数をカットするノッチフィルタを含む。
SQUID60は、例えば直流SQUIDが用いられる。SQUID60に外部磁場が与えられたときに、それに対応する電圧(V)が発生するようにSQUID60に直流バイアス電流(Ibias)が流されている。
その外部磁場を磁束Φで表すと、電圧Vの磁束Φに対する特性曲線、すなわちΦ−V特性曲線は、周期関数で与えられる。計測に当っては、それに先立って、FLL回路25のオフセット電圧(VOFF)を調整してΦ−V特性曲線の直流電圧をゼロレベルにする操作が行われる。
図7は、図4の磁気センサアレイ30と被検者2との位置関係の一例を示す説明図である。図7において、被検者2の頭部から脚部を結ぶ体軸方向をy方向とし、被検者2の横方向をx方向としている。
図中の点は、磁気センサアレイ30のマトリックス上の行と列との交点であり、被検者2の計測点、言い換えれば計測位置を示している。これらの各計測位置をチャンネルと呼ぶ。このように、被検者2の心臓全体を64点のチャネルで同時に計測する。
続いて、本実施の形態の特徴を分かり易くするために、本実施の形態に対する比較技術を比較して説明する。まず、本実施の形態に対する比較技術を説明する。
図8は、本実施の形態に対する心磁計による心磁計測における比較技術一例を示すフローチャートである。図8の場合、ベッドは、油圧アシストを有しておらず、例えば非磁性材料からなる手動ハンドルを使って昇降させる構造からなる。
まず、操作者は、被検者をともなって磁気シールドルームに入室する(ステップS100)。操作者は、ベッドユニットをデュワーの下から引き出す(ステップS110)。そして、操作者は、被検者をベッドに乗せて計測姿勢をとらせる(ステップS120)。正面計測の場合は仰向け、背面計測の場合はうつ伏せ、その他の方向からの計測の場合は適宜計測可能な姿勢となるよう操作者は被検者を補助する。
その後、操作者は、デュワーの下に被検者が移動する前にベッドを昇降させる。ベッドは、手動ハンドルによって上昇させ、下降させるときは油圧を抜く。続いて、操作者は、被検者の位置合せの基準位置を特定する(ステップS130)。正面計測の場合は、剣状突起を基準とする。背面計測の場合には、骨格上の基準点を決定するのが難しいので、例えば剣状突起の位置を背中に投影した位置を基準点とする。
その後、操作者は、ベッドをx方向およびy方向にスライドさせ、被検者をデュワーの下に移動させる(ステップS140)。x−y平面状で被検者の位置が決まると、操作者は、ベッドを上昇させる。その際、被検者の胸部をデュワー底面に接触しない範囲で近づける必要がある。
被検者の設定が終了すると、操作者は、一旦磁気シールドルームから退出して計算機を用いて以下の計測操作を行う(ステップS150)。まず、キーボードなどを用いて計測準備ボタンを押下することで、磁気センサの磁場ロックをかける(ステップS160)。これはSQUIDで電圧に変換された心磁信号をSQUIDにフィードバックすることで動作点を固定する操作である。
操作者は、計測準備ボタンを押下して心磁信号のベースラインが整ってきたら磁気センサの波形を確認し、信号強度が位置によって著しく偏ってないか否かを確認する(ステップS170)。
この確認操作は、被検者の心臓の位置や軸の傾きなどによって被検者ごとに波形が異なるので、習熟度の低い操作者が行うと適切な位置を見誤る恐れがある。
ステップS170の処理にて、心磁強度の偏りを確認した場合、操作者は、被検者位置の再調整が必要と判断し(ステップS180)、キーボードなどを用いて測定解除ボタンを押下して磁場ロックを外す(ステップS220)。
続いて、操作者は、磁気シールドルームに入室し(ステップS230)、ステップS130の処理、すなわち被検者の位置合せ操作を行う。ただし、この場合、操作者は、基準点である剣状突起と所定の磁気センサ位置とを合せるのではなく、計測すべき部位が計測範囲の中央付近になるようベッド位置を調整する。
また、ステップS180の処理にて、被検者位置の調整が必要ないと判断した場合、操作者は、心磁計による心磁データ収集を実行する(ステップS190)。心磁データの収集の終了ご後、他の計測方向での計測がある場合には(ステップS200)、ステップS100の処理に戻って、同様の処理を繰り返す。一方、すべての方向からのデータ計測が終了した場合には、計測を終了する。
操作者は、磁気シールドルーム内に入室して、ベッドを下降させてから−x方向にベッドを引き出し(ステップS210)、被検者をベッドから起こして磁気シールドルームから退室させる。以上により、心磁計測が終了となる。
図8に示す心磁計測計の処理例では、1人の心磁図計測を行う際に、操作者が磁気シールドルームに何度も出入りする必要があった。一方、図1の心磁計10では、操作者が磁気シールドルーム100の中で被検者の設定および位置調整から計測までを実施することができる。
図9は、図2の心磁計10による心磁計測の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、ステップS300の処理は、図8に示したステップS100〜S150と同様の処理を行った後に実行される処理である。
図8のステップS150の処理が終了すると、操作者は、磁気シールドルーム100内に設けられている簡易操作部48が有する計測準備ボタンを押下する。計測準備ボタンが押下されると、計算機20の制御モジュール40は、FLL回路25を制御して、磁気センサ31の磁場ロックをかける(ステップS300)。
ステップS300の処理にて磁場ロックが行われると、操作者が計測スタートボタンまたは計測解除ボタンを押下するまで、ステップS320〜 S350の処理が繰り返される。
以下、ステップS320〜S350の処理については、被検者位置評価/制御モジュール42が主体となって処理を実行する。磁場ロックがかけられると、1心拍分のデータ収集が行われる(ステップS320)。
ここで、ヒトの心電図などでみられる心拍波形を図10に示す。1心拍の電気生理的活動は、右心房にある洞結節から信号が発せられ、中核膜にある右脚、左脚を経由して心室に伝達される。
この間に起こる心房の脱分極、再分極がP波として現れ、心室の脱分極がQRS波(Q波、RR波、S波を合わせたもの)、再分極がT波として現れる。図10からも分かるように、1心拍のデータを取得するには、信号の値が大きいR波を基準に、その前後数100ミリ秒の信号をとればよい。
続いて、図9において、被検者の位置が適切であるか否かを判断するため、R波における興奮部位の位置を特定する(ステップS330)。ここでは、x−y平面における磁場強度の最大値を与える位置を興奮部位とする。
図5に示したz軸成分の心磁信号を計測する磁気センサ31を用いた場合は、測定値をx座標およびy座標にて変微分した(-dBz/dx、-dBz/dy)の2乗和の平方根を磁場強度として、その最大値を与える位置を興奮部位とする。
また、図6に示すx軸およびy軸成分を同時に計測する磁気センサ31を用いた場合は、測定値(Bx、By)の2乗和平方根を磁場強度としてその最大値を与える位置を興奮部位とする。
心臓病の診断において、例えば心房の異常や伝導障害を診るにはP波、虚血性疾患ならばT波など、疾患によって着目する時刻が異なる。1心拍の信号の範囲を特定するには、R波が最大値となる時刻を基準にするとよい。
P波やT波の興奮部位は、R波の興奮部位と一致しないので、R波が最大となる時刻でR波の磁場強度が最大となる部位を中心にしてしまうと、診断のための関心領域が中央から外れてしまう。
そのため、着目する時刻における興奮部位を心磁図の中央に表示するには、あらかじめR波と関心領域の中心との距離や位置関係を考慮して、R波の最大値の位置を設定する必要がある。
例えば、図11に示すように、ディスプレイ22に位置合わせパラメータを設定する設定画面70を表示させる。この設定画面70を用いることによって、R波の最大興奮部位が磁気センサ31の8×8=64チャンネルの格子点のいずれかに現れるよう設定することができる。
例えばT波における興奮部位を心磁図の中央に表示するためには、R波の興奮部位が格子点(X=3、Y=6)に現れるように被検者の位置を調整すればよい。もちろん、位置合わせパラメータは必ずしも磁気センサ31の格子点として指定する必要はなく、センサ格子点の中央からx方向およびy方向にミリメートル単位でR波の興奮部位を指定することもできる。
続いて、図9において、ステップS330の処理にて、R波の磁場強度が最大となる位置座標が特定されると、この位置座標と関心部位が中央になるために設定したR波の座標値の差分を算出する(ステップS340)。この差分値によって被検者の載っているベッドを縦方向および横方向にどれだけ移動させるかを判断するので、差分値はx成分とy成分に分けて算出する。
続いて、被検者位置評価/制御モジュール42は、ステップS340の処理にて求めた差分値からR波興奮部位のズレ量をディスプレイ22に表示する(ステップS350)。操作者は、計測前に被検者の心臓の動きを確認するグリッドマップとステップS350の処理によるR波興奮部位のズレ量とによって被検者位置の再調整の要否および調整操作を容易に行うことができる。
さらに、R波興奮部位の目標座標と実際の座標とを等磁場線図と合わせたり、あるいは図示することによって被検者の位置合わせをさらに容易にすることができる。
また、64チャンネル全体の波形分布を見るためには、図12に示すように、グリッドマップ時間波形をディスプレイ22に表示するようにしてもよい。このデータ計測とグリッドマップ時間波形との表示を繰り返すことにより、被検者が計測前に容態に変化が起きていないか、あるいは心臓と磁気センサ31との位置関係が適切であるかを容易に確認することができる。
心磁計測では、 R波興奮部位を64チャンネルの磁気センサ31の測定部位の中央付近に設定したい。設定したい場所を磁気センサ配列の位置あるいはx−y平面上の座標系で指定することができる。
この指定位置とステップS330の処理で算出した活性部位との距離が所定の距離よりも大きい場合、被検者位置評価/制御モジュール42が例えばディスプレイ22に等磁場線図などを表示させて操作者に通知する。
図13は、図1の心磁計10における等磁場線図の表示例を示す説明図である。図13において、ディスプレイ22に表示される等磁場線図には、等磁場線図の上部などに指定位置と活性部位との差分が示されている。
図13の例では、等磁場線図の上部の左側に右矢印および数値が示されており、その左側には上矢印および数値が示されている。この場合の表示は、活性部位または被検者を載せたベッド35の位置を右側に3.2cm移動させ、対軸方向に3.5cm移動させた位置に指定位置があることを示している。このように、等磁場線図上に活性部位および指定位置を図示することによって、位置関係を的確に把握することができるようになる。
ここで、等磁線図について説明する。生体からの磁場の計測位置である磁気センサ位置における信号の演算処理による物理量としては、ある時刻の磁束密度、時間区間内の磁束密度を時間で積分した時間積分値、および伝播時間などがある。伝播時間は、心臓磁気計測の場合における基準時刻からQRS波のピーク位置時点までの時間である。
心磁波形値、つまり磁束密度が等しい点を結んで作られたマップを等磁線図と呼ぶ。
各チャンネルは粗く設定されているので、予め等磁線の間隔つまり磁場強度差を設定して各チャンネル間を直線補間して等磁線を描くことにより、より診断に適した等磁線図を作ることができる。
心磁波形デ−タは、予め定められた時間範囲に亘って積分されてもよい。その時間積分値が等しい点(チャンネル)を結んで作られたマップを時間積分図と呼ぶ。各磁気センサで検出された信号データの時間特性において、時点t1からQRS波のピ−ク位置時点までの時間を伝播時間と呼び、その伝播時間が等しい点を結んで作られたマップを伝播時間図と呼ぶ。t1時点は更に、QRS波のピ−ク位置時点を検出し、この時点を基準として決定されてもよい。
等磁線図、時間積分図、および伝播時間図は、磁気センサの配置されている平面に対応させて再構成されるが、各演算処理による特性量を該平面に垂直な方向に採って3次元マッピングとして再構成することもできる。
図9のステップS320〜S340の処理は、例えば1秒程度の間隔で繰り返される。続いて、図9において、被検者位置評価/制御モジュール42は、R波興奮部位のズレ量が基準値以内であるか否かを判断する(ステップS370)。
基準値は、例えば被検者位置評価/制御モジュール42がする図示しないメモリなどに格納される。あるいは、計算機20が有する図示しないハードディクドライブやSSD(Solid State Drive)などのメモリに格納するようにしてもよい。
基準値以内の場合、被検者位置評価/制御モジュール42は、R波の興奮部位のズレ量が基準値以内であることをディスプレイ22に表示するなどによって操作者に通知する。操作者は、R波興奮部位のズレ量が基準値以内、すなわち被検者の位置が適切であるとの通知を受けると、簡易操作部48が有する計測スタートボタンが押下する(ステップS400)。これにより、データ収集モジュール41がデータの収集を開始し(ステップS410)、計測データのファイルを書き出しする(ステップS420)。
また、活性部位のずれ量が基準値外であると判断すると(ステップS370)、被検者位置評価/制御モジュール42は、R波興奮部位のズレ量が基準値外であることをディスプレイ22に表示するなどによって操作者に通知する。操作者は、簡易操作部48が有する計測解除ボタンを押下して磁場アンロックを行い(ステップS380)、ベッド35の位置の微調整を行った後(ステップS390)、再びステップS300の処理を行う。
ここでは、操作者がベッド35の位置の微調整を行うものとしたが、ステップS390の処理では、被検者位置評価/制御モジュール42がベッド位置制御部46に指令することによってベッド35の位置を調整するようにしてもよい。この場合、被検者位置評価/制御モジュール42は、差分値からベッド35の移動量を示す位置調整信号を生成してベッド位置制御部46に出力する。ベッド位置制御部46は、受け取った位置調整信号に基づいて、ベッド35を移動させる。
図14は、図1の心磁計による情報表示の一例を示す説明図である。ディスプレイ22は、放射される不要輻射の影響によって正確な心磁計測ができなくなってしまうために、磁気シールドルーム100内に設置することができない。そこで、図14に示すように、磁気シールドルーム100の外側に設置されたプロジェクタ15を用いてステップS350の処理におけるR波興奮部位のズレ量が基準値以内であるか否かの通知などを表示する。
プロジェクタ15の映像は、磁気シールドルーム100に設けられた穴100aを通じて磁気シールドルーム100の内壁に投影される。操作者は、磁気シールドルーム100内でR波の興奮部位のズレ量などを確認することができるので、心磁計測を開始、あるいは被検者の位置の微調整などを行うことができる。これによって、操作者は、被検者の位置が適切かどうかを磁気シールドルーム100内にて容易に判断することできる。
以上により、操作者のスキルによらず、最適な計測位置となるように被検者の位置を調整することができる。これにより、再現性の高い心磁計測を可能にすることができる。
また、操作者が磁気シールドルームを出入りすることなく被検者の位置を再調整することができるので、心磁計測の時間を短縮することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
10 心磁計
11 計測制御部
12 自動補給装置
13 デュワー
14 ベッド部
15 プロジェクタ
20 計算機
21 キーボード
22 ディスプレイ
23 プリンタ
24 マウス
25 FLL回路
26 AFA回路
27 計測制御回路
30 磁気センサアレイ
31 磁気センサ
35 ベッド
36 ベッド制御部
40 制御モジュール
41 データ収集モジュール
42 被検者位置評価/制御モジュール
45 ベッド位置計測部
46 ベッド位置制御部
47 ポンプユニット
48 簡易操作部
50 手動レバー
51 シリンダ
61 コイル部
61a コイル部
61b コイル部
62 検出コイル
62a 検出コイル
62b 検出コイル
63 参照コイル
63a 参照コイル
63b 参照コイル
100 磁気シールドルーム

Claims (7)

  1. 外部からの磁場を遮断する磁気シールドルーム内に設置されるベッドと、
    前記磁気シールドルーム内に設置され、前記ベッドに横たわる被検者の心筋の電気的な活動により生じる磁場である心磁を検知する検知部と、
    前記磁気シールドルーム外に設置され、前記検知部を制御する計算機と、
    を備え、
    前記計算機は、前記検知部が検出する1心拍分の心磁信号から特定した興奮部位の位置と心磁計測する関心部位の位置との差分から前記ベッドのズレ量を算出する制御部を有する、心磁計。
  2. 請求項1記載の心磁計において、
    前記磁気シールドルーム内に設置され、前記制御部が生成する位置調整信号に基づいて、前記関心部位が計測範囲内となるように前記ベッドの位置を調整する位置調整制御部を備え、
    前記制御部は、算出した前記ズレ量から前記位置調整信号を生成する、心磁計。
  3. 請求項2記載の心磁計において、
    前記位置調整制御部は、
    前記ベッドを移動させる油圧ポンプユニットと、
    前記制御部が算出した前記位置調整信号に基づいて、前記油圧ポンプユニットを駆動するベッド位置制御部と、
    を有する、心磁計。
  4. 請求項2記載の心磁計において、
    前記制御部は、算出した前記ズレ量が予め設定された基準値内に収まっているか否かを判定し、前記差分が前記基準値内に収まっていないと判定した際に、アラートを出力する、心磁計。
  5. 請求項2記載の心磁計において、
    前記磁気シールドルーム外に設置され、前記磁気シールドルームの内壁に映像を投影するプロジェクタを備え、
    前記制御部は、算出した前記ズレ量を前記プロジェクタに表示させる、心磁計。
  6. 請求項5記載の心磁計において、
    前記磁気シールドルーム内に設置され、前記検知部の計測準備または計測準備解除を指示する操作信号を生成して前記制御部に出力する操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部から出力される前記操作信号に基づいて、前記検知部を計測準備状態または計測準備解除状態にする、心磁計。
  7. 請求項1記載の心磁計において、
    前記検知部は、超伝導量子干渉素子を具備する、心磁計。
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