JP2020137385A - 電力変換装置 - Google Patents

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【課題】同期制御時の過変調領域で高調波電流を低減する。【解決手段】電流指令生成部と、電圧指令生成部と、変調率計算部と、電圧位相・角周波数算出部と、PWM信号生成部とを備え、PWM信号生成部は変調率計算部で算出された変調率に応じて、高調波電流が最低となるパルス数のパルスモードを選択し、キャリアを生成するキャリア生成部と、パルスモードに応じた変調波を算出する変調波生成部と、キャリアと変調波とを比較し、PWM信号を生成する比較器とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチング素子をパルス幅変調に基づくスイッチングにより直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関する。
従来、電気車用の誘導電動機を駆動する電力変換装置の制御方法として、車両が低速で走行している際には、非同期制御を行い、車両が高速で走行している際には、同期制御を行うという方法が用いられることが多い。
図8は一般的な電力変換装置の構成例を示す図である。
図8に示す電力変換装置はリアクトル3と、コンデンサ4と、電力変換器5と、電流検出器6と、電流指令生成部11と、電圧指令生成部12と、電圧位相・角周波数計算部14と、PWM信号生成部25とを備える。電流検出器6は、交流モータ1の固定子電流を回転する直交座標であるdq軸上の各成分のd軸電流idとq軸電流iqに変換して出力する。前記d軸は、交流モータ1が誘導電動機の場合に一般的に該モータの2次鎖交磁束ベクトルの方向に定義され、交流モータ1が永久磁石同期電動機の場合に一般的に該電動機の回転子の永久磁石のN極方向に定義される。
直流電源2を用いて交流モータ1を駆動するためには、直流電源2から供給される直流電力を、電力変換器5を用いて交流電力に変換する必要がある。
電力変換器5はスイッチング素子を備えており、スイッチング素子のスイッチングにより、直流電源2からの直流電力を交流電力に変換して、交流モータ1に供給する。電力変換器5のスイッチング素子のオン・オフの切り替え方法としては、キャリアと制御指令との比較に応じて、パルス幅が異なるPWM(Pulse Width Modulation)制御信号により、スイッチング素子を制御するPWM方式で制御を行う方法がある。
電流指令生成部11はトルク指令から電流指令を生成する。電圧指令生成部12は電流指令生成部11からの電流指令と電流検出器6からの電流値との偏差を用いて、dq軸の電圧指令を生成する。電圧位相・角周波数計算部は電圧指令生成部12からの電圧指令を用いて電力変換器5から出力する電圧位相と角周波数を計算する。PWM信号生成部25は電圧指令生成部12で生成された電圧指令と、電圧位相・角周波数計算部14で計算された電圧位相と角周波数を用いて、三角波などのキャリアを用いて、PWM信号を得る。PWM信号生成部25で生成されたPWM信号を用いて、電力変換器5のスイッチング素子をスイッチングすることにより、交流電力を得ることができる。
一般的に、電力変換器5から出力される出力電圧の周波数が閾値を超えると、非同期制御から9パルスや15パルスなどの同期制御に切り替えを行う。その後、電気車の速度が上がり、電圧指令が上昇していくと、図9のように変調波の振幅がキャリアの振幅を超える過変調状態となる。過変調状態では、パルスに欠損が生じ最終的に1パルスの状態となる。このときの1パルスとは、一周期分の出力電圧を一つのパルスで生成する状態のことである。
上記のように、9パルスから過変調状態にすることで、1パルスとなった場合、1パルスに切り替わるときに出力電圧が急激に上昇する電圧ジャンプが発生する。また、1パルスでは一周期分の出力電圧を一つのパルスで生成することにより、高調波電流が高くなるという問題がある。
そこで、特許文献1では、9パルスから1パルスに切り替わるときに、2種類の3パルスを導入し、切り替えることで、電圧ジャンプの抑制を行っている。また、2種類の3パルスを切り替えるときに、パルス幅を調整することで高調波電流の低減を行っている。
特開平04−140066
解決しようとする問題点は、図9のように変調波の振幅がキャリアの振幅を超える過変調領域で、高調波電流による交流モータでの損失が大きくなることである。
特許文献1に開示されている技術は、電圧ジャンプを抑えることを目的としたものであり、高調波電流は2種類の3パルスの切り替え時のみ低減を行っている。
上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、
変調波の振幅がキャリアの振幅を超える過変調領域において、高調波電流を低減することにより、交流モータで発生する損失を低減することができる電力変換装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る電力変換装置は、
スイッチング素子をパルス幅変調に基づくスイッチングにより直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、
少なくともトルク指令を用いて電流指令を生成する電流指令生成部と、
前記電流指令生成部で生成された電流指令から電圧指令を生成する電圧指令生成部と、
前記電圧指令生成部で生成された電圧指令から変調率を求める変調率計算部と、
前記電圧指令生成部で生成された電圧指令から電圧位相と角周波数を求める電圧位相・角周波数算出部と、
前記変調率計算部で算出された変調率と前記電圧位相・角周波数算出部で生成された電圧位相と角周波数からPWM信号を生成するPWM信号生成部とを備え、
前記PWM信号生成部は、前記変調率計算部で算出された変調率と前記電圧位相・角周波数算出部で生成された角周波数とを用いて、変調率に応じて、パルス数が変わるパルスモードを変更し、パルスモードに応じたキャリア周波数を変更し、キャリアを生成するキャリア生成部と、
前記変調率計算部で算出された変調率と前記電圧位相・角周波数算出部で生成された電圧位相とを用いて、変調波割合算出テーブルを参照することで、変調波を算出する変調波生成部と、
前記キャリア生成部で生成されるキャリアと、前記変調波生成部で生成される変調波とを比較し、比較結果に応じて、PWM信号を電力変換器へ出力する比較器とを備えることを特徴とする。
前期キャリア生成部は、
前記変調率計算部で算出される変調率に応じて、高調波電流が最低となるパルス数のパルスモードを選択するパルスモード選択器と、前記パルスモード選択器で選択されたパルスモードと、前記電圧位相・角周波数計算部から算出された角周波数とから、三角波などのキャリアと前記キャリアの波高値とを出力するキャリア生成器とを備えることを特徴とする。
前期変調波生成部は、
必要とされるパルス数に対し、パルス幅を任意に変更することで、変調率に対する高調波電流が最低となるパルス幅をあらかじめ算出し、前記パルス幅を出力するための変調波を、キャリアの波高値に対する割合に変換した変調波割合算出テーブルと、
前記変調波割合算出テーブルから算出される変調波の割合と、前記キャリア生成部で生成されるキャリア波高値から変調波を算出する変調波算出器とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電力変換装置によれば、
過変調領域における高調波電流を低減することで、交流モータで発生する損失を低減することができる。
本発明に係る電力変換装置の構成例を示す図である。 図1に示すPWM信号生成部の構成例の概略を示す図である。 図2に示すキャリア生成部の構成例を示す図である。 図2に示す変調波生成部の構成例を示す図である。 中性点から見た、P7パルスモード時の相電圧波形の一例を示す図である。 各パルスモードの変調率に対する高調波電流が、最低となる点を表した図である。 パルスモードを適応した場合と、パルスモードを適応してない場合において誘導モータを駆動した際のU相電流に含まれる高調波電流を比較した図である。 一般的な電力変更装置の構成例を示す図である。 9パルスモード時の過変調状態を示す図である。
以下、本発明の一例を、図面を参照しながら説明する。なお、図8と同一部分については、同じ符号を付し、説明を省略する。また、キャリアは三角波を用いて、キャリアの傾きが一定であるものとし、キャリアの波高値を変更することで、キャリア周波数を変更できるものとする。また、非同期制御から同期制御へ切り替えた際の同期制御のパルスモードは9パルスモードとして説明を行う。
図1は本発明に係る電力変換装置の構成例を示した図である。図8に示す一般的な電力変換装置と比較して、PWM信号生成部25をPWM信号生成部15に変更し、電圧指令生成部12とPWM信号生成部15の間に変調率計算部13が追加された点が異なる。
変調率計算部13は電圧指令生成部12で生成された電圧指令から変調率αを計算する。ここで、変調率αは1パルスモード時の出力可能電圧を1とした場合の電圧指令から算出される出力電圧の割合である。
PWM信号生成部15は変調率計算部13で計算された変調率αと電圧位相・角周波数算出部14で計算された出力電圧位相と出力電圧角周波数からPWM信号を生成し、電力変換器5へ出力する。
図2はPWM信号生成部15の構成例の概略を示した図である。
PWM信号生成部15は、キャリア生成部151と、変調波生成部152と比較器153とを備える。
キャリア生成部151は変調率計算部13で計算される変調率αと、電圧位相・角周波数算出部14で算出された角周波数とを用いて、キャリアの生成を行い、キャリアを比較器153へ出力する。
変調波生成部152は変調率計算部13で計算される変調率αと、電圧位相・角周波数算出部14で算出された電圧位相とを用いて、キャリアと比較を行う変調波の算出を行い、変調波を比較器153へ出力する。
比較器153はキャリア生成部151で生成されたキャリアと変調波生成部152で生成された変調波とを比較することで、PWM信号を求め、電力変換器5へ出力する。
図3はキャリア生成部151の一例を示した図である。
キャリア生成部151はパルスモード選択器154とキャリア生成器155とを備える。
パルスモード選択器154は、変調率計算機13で算出された変調率αに応じて、高調波電流が最低となるようにパルスモードの選択を行い、選択されたパルスモードを、キャリア生成器へ出力する。
但し、パルスモード選択器154のグラフについては34項から50項にて説明を行う。
キャリア生成器155はパルスモード選択器154で選択されたパルスモードと、電圧位相・角周波数計算部14で計算された角周波数とを用いて、キャリアを生成し、比較器153へ出力するとともに、キャリアの波高値を算出し、変調波生成部152へ出力する。
図4は変調波生成部152の一例を示した図である。
変調波生成部152は、変調波割合算出テーブル156と変調波算出器157とを備える。
変調波割合算出テーブル156は、変調率計算部13で計算される変調率αと、電圧位相・角周波数計算部14で算出される電圧位相とを用いて、あらかじめ用意された変調波割合算出テーブルから、変調波をキャリアの波高値に対する割合として算出し、変調波算出器157へ出力する。変調波割合算出テーブルは変調率に応じて選択されるパルスモードに対して別々のテーブルが用意されている。図中には例として2種類を示している。
但し、テーブルの作成方法に関しては、34項から50項で説明を行う。
変調波算出器157は変調波割合算出テーブル156で算出された変調波の割合と、キャリア生成部151で算出されたキャリア波高値とを用いて、変調波を算出し、比較器153へ出力する。
以上のように、図を用いてトルク指令からPWM信号を生成する手順を説明してきた。以下に、パルスモード選択器154と変調波割合算出テーブル156で用いるパルスモードの切り替え点と変調波の割合の算出方法について説明を行う。
非同期制御から同期制御へ切り替えを行う際、同期制御では9つのパルスで制御を行う9パルスモードを用いることとする。そのため、高調波電流を低減するためには、9パルスモードと1パルスモードの間に多パルスを導入することで高調波電流の低減を行う。
9パルスと1パルスの間に導入が可能なパルス数としては、7パルス、5パルス、3パルスの3種類が考えられ、これら3種類について、0ベクトルが挿入されているか、0ベクトルが挿入されていないか、それぞれ2種類ずつが考えられ、計6種類のパルスモードが考えられる。
以下、0ベクトルが挿入されているパルスモードをそれぞれ、P7パルスモード、P5パルスモード、P3パルスモードとし、0ベクトルが挿入されていないパルスモードをそれぞれ、N7パルスモード、N5パルスモード、N3パルスモードとして説明を行う。
図5は中性点から見た、P7パルスモード時の相電圧波形の一例を示した図である。P7パルスモードでは図中のθ007、θ071、θ072の3つの位相(パルス幅)を変化させることで、高調波電流が最低となるパルス幅の組み合わせを求める。また、P7パルスモードのθ007が0となったときの波形はN5パルスモードとなる。
図5のような相電圧波形を、それぞれのパルスモードに対して作成する。各パルスモードにおいて、変数となる位相の数はN3パルスモードとP3パルスモードでは一つ、N5パルスモードとP5パルスモードでは二つ、N7パルスモードとP7パルスモードでは三つである。
高調波電流の算出には、図5をU相の電圧波形vuとし、120度遅らせた波形をV相の電圧波形vv、240度遅らせた波形をW相の電圧波形vwとして、式(1)を用いて3相合成波vを作成する。
(数1)
3相合成波vをFFT解析することで、各次の電圧の波高値を得ることができる。その波高値をそれぞれの次数で割り、その結果の2乗和平方根を計算することで、高調波電流の大きさを求める。但し、1パルスモードの高調波電流の大きさを1として、割合で算出する。同時に変調率αの導出も行う。
そして、変数となるパルス幅を変化させることで、算出された変調率に対する高調波電流の大きさを、同一の変調率内で高調波電流が最低値となるパルス幅を導き出す。
6種類のパルスモードに対して、上記の方法を用いて、変調率に応じた高調波電流が最低値となる値を示した図が図6である。
図6の黒の実線がN3パルスモード、黒の破線がN5パルスモード、黒の一点鎖線がN7パルスモード、灰色の破線がP5パルスモード、灰色の一点鎖線がP7パルスモードであり、灰色の点が9パルスモードを示している。また、P3パルスモードは9パルスモードより高調波電流が大きくなったため、ここでは省略をしている。また、9パルスモードは3次高調波を重畳した変調波を用いて、三角波比較した場合の高調波電流値となっている。
図6の高調波電流が最低値となるようにパルスモードを変更することで、過変調領域において高調波電流を低減することが可能となる。そのため、変調率αが0.8にて9パルスモードからP7パルスモードへ切り替え、その後、N7パルスモードに切り替えを行うことが望ましい。但し、変調率αが0.98以上ではN7パルスモードとN5パルスモードでは高調波電流の大きさに差はほとんど無く、N7パルスモードはN5パルスモードよりスイッチング周波数が高いために、スイッチング損失が増えることとなる。そのため、変調率αが0.98以上ではN7パルスモードからN5パルスモードへ切り替えることが望ましい。同様に、変調率αが0.99以上ではN5パルスモードからN3パルスモードへ切り替えることが望ましい。
以上のことを踏まえると、過変調領域の高調波電流を低減するには、9パルスモード後、P7パルスモード、N7パルスモード、N5パルスモード、N3パルスモード、1パルスモードと切り替えることが理想となる。
図3のパルスモード選択器154には上記のように導き出されたパルスモードの切り替え点が設定されている。また、高調波電流が最低となったパルス幅の情報が図4の変調波割合算出テーブル156に設定されており、それぞれのパルスモードに対して、図5のように変更する位相の数だけテーブルが設定されている。N3パルスモードでは1種類、N5パルスモードでは2種類、P7パルスモードでは、3種類のテーブルが設定されている。
以上のように導き出されたパルスモードの切り替え方法を用いて、誘導モータの高調波電流の測定を行った。但し、測定時には、高調波電流低減が目的であるため、1パルスモードは用いず、N3パルスモードまでで切り替えを止め、パルスモード間の切り替えが複雑となる理由からN7を用いず、9パルスモード、P7パルスモード、N5パルスモード、N3パルスモードの順に切り替えを行う。
図7がパルスモードを導入した場合と9パルスモードから1パルスモードに移行するパルスモード未導入の場合との高調波電流を比較した図である。高調波電流の測定には、U相電流を測定し、その結果をFFT解析し、5次以降の高調波電流を2乗和平方根で計算し、パルスモードを導入した場合の最大変調率(0.999)時の高調波電流を1とし表している。
パルスモードが導入された場合、パルスモード未導入の場合と比べ、変調率0.8以上の領域において、高調波電流が大幅に低減できていることがわかる。
以上、9パルスモードと1パルスモードの間に7,5,3パルスモードを導入することについて、説明してきたが、シリコンカーバイド(SiC)などのワイドバンドギャップ持つ半導体素子を用いて、スイッチング損失を減らすことで、9パルスより多いパルス数となる15パルスや21パルスなどから切り替えることで、変調率0.8より低い領域で高調波電流を低減することも可能である。
以上のように、同期制御モードに移行後、過変調となる領域においてパルスモードを導入することで、高調波電流を低減することが可能となる。高調波電流が減ることで、交流モータで発生する損失を低減することが可能である。
本発明を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
1 交流モータ
2 直流電源
3 リアクトル
4 コンデンサ
5 電力変換器
6 電流検出器

11 電流指令生成部
12 電圧指令生成部
13 変調率計算部
14 電圧位相・角周波数算出部
15 PWM信号生成部

151 キャリア生成部
152 変調波生成部
153 比較器
154 パルスモード選択器
155 キャリア生成器
156 変調波割合算出テーブル
157 変調波算出器

Claims (3)

  1. スイッチング素子をパルス幅変調に基づくスイッチングにより直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、
    少なくともトルク指令を用いて電流指令を生成する電流指令生成部と、
    前記電流指令生成部で生成された電流指令から電圧指令を生成する電圧指令生成部と、
    前記電圧指令生成部で生成された電圧指令から変調率を求める変調率計算部と、
    前記電圧指令生成部で生成された電圧指令から電圧位相と角周波数を求める電圧位相・角周波数算出部と、
    前記変調率計算部で算出された変調率と前記電圧位相・角周波数算出部で生成された電圧位相と角周波数からPWM信号を生成するPWM信号生成部とを備え、
    前記PWM信号生成部は、前記変調率計算部で算出された変調率と前記電圧位相・角周波数算出部で生成された角周波数とを用いて、変調率に応じて、パルス数が変わるパルスモードを変更し、パルスモードに応じたキャリア周波数を変更し、キャリアを生成するキャリア生成部と、
    前記変調率計算部で算出された変調率と前記電圧位相・角周波数算出部で生成された電圧位相とを用いて、変調率割合算出テーブルを参照することで、変調波を算出する変調波生成部と、
    前記キャリア生成部で生成されるキャリアと、前記変調波生成部で生成される変調波とを比較し、比較結果に応じて、PWM信号を電力変換器へ出力する比較器とを備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載のキャリア生成部は、
    前記変調率計算部で算出される変調率に応じて、高調波電流が最低となるパルス数のパルスモードを選択するパルスモード選択器と、前記パルスモード選択器で選択されたパルスモードと、前記電圧位相・角周波数計算部から算出された角周波数とから、三角波などのキャリアと前記キャリアの波高値とを出力するキャリア生成器とを備えることを特徴とする。
  3. 請求項1に記載の変調波生成部は、
    必要とされるパルス数に対し、パルス幅を任意に変更することで、変調率に対する高調波電流が最低となるパルス幅をあらかじめ算出し、前記パルス幅を出力するための変調波を、キャリアの波高値に対する割合に変換した変調波割合算出テーブルと、
    前記変調波割合算出テーブルから算出される変調波の割合と、前記キャリア生成部で生成されるキャリア波高値から変調波を算出する変調波算出器とを備えることを特徴とする。
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