JP2020137349A - 温度保護回路、及び、スイッチング電源 - Google Patents

温度保護回路、及び、スイッチング電源 Download PDF

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【課題】容易な構成で、スイッチング電源の温度保護を可能とすること。【解決手段】スイッチング電源1は、温度センサー8を備える温度保護回路7を有する。温度保護回路7は、スイッチング電源1の一次側に設けられている。温度センサー8は、スイッチング電源1の一次側に設けられたスイッチング素子2用のヒートシンク9に接触されている。温度保護回路7は、さらに、バイポーラトランジスタQ1〜Q3、抵抗R6〜R10を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源の温度保護回路、及び、スイッチング電源に関する。
従来のフライバック式のスイッチング電源の温度保護回路において、温度センサーによる二次側のダイオードの監視、又は、二次側にある部品で、一次側のMOSFETの温度が監視されていた。特許文献1においては、温度センサーにより、二次側のダイオードの監視が行われている発明が開示されている。
特開2017−139837号公報
しかしながら、大きな出力を持つフライバック型のスイッチング電源では、二次側のダイオードよりも、一次側のMOSFETの方が、温度上昇が早く、高負荷時には、大きな温度差ができる。このため、一次側のMOSFETを保護できない状況となることがある。また、二次側の部品で、一次側のMOSFETを監視する場合、構造上可能な場合もあるが、一般的には、安全距離、及び、絶縁を取ることが難しい。
本発明の目的は、容易な構成で、スイッチング電源の温度保護を可能とすることである。
第1の発明の温度保護回路は、温度センサーを備え、前記スイッチング電源の一次側に設けられることを特徴とする。
本発明では、本発明では、温度保護回路は、スイッチング電源の一次側に設けられている。これにより、安全距離、絶縁を保った状態で、温度センサーを一次側のヒートシンクに接触させることができる。このように、本発明によれば、容易な構成で、スイッチング電源の温度保護を行うことができる。
第2の発明の温度保護回路は、第1の発明の温度保護回路において、前記温度センサーは、スイッチング電源の一次側に設けられたスイッチング素子用のヒートシンクに接触されていることを特徴とする。
第3の発明の温度保護回路は、第1又は第2の発明の温度保護回路において、ベースが、前記温度センサーの出力端子に接続され、エミッタが、第2バイポーラトランジスタのエミッタと、第1抵抗と、に接続され、コレクタが、基準電位に接続された、pnp型の第1バイポーラトランジスタと、ベースが、第2抵抗と第3抵抗との間に接続され、エミッタが、第1バイポーラトランジスタのエミッタと、前記第1抵抗と、に接続され、コレクタが、第4抵抗を介して、基準電位に接続された、pnp型の第2バイポーラトランジスタと、ベースが、第5抵抗を介して、前記第2バイポーラトランジスタのコレクタと前記第4抵抗との間に接続され、コレクタが、制御回路のフィードバック端子に接続され、エミッタが、基準電位に接続された、npn型の第3バイポーラトランジスタと、カソードが、前記第1抵抗と、前記第2抵抗と、に接続され、アノードが、基準電位に接続された、ツェナーダイオードと、をさらに備えることを特徴とする。
第4の発明のスイッチング電源は、第1〜第3のいずれかの発明の温度保護回路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、容易な構成で、スイッチング電源の温度保護を行うことができる。
本発明の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す図である。スイッチング電源1は、コンデンサC1と、スイッチング素子2と、制御IC3と、トランス4と、ダイオードD1と、コンデンサC2と、シャントレギュレーター5と、フォトカプラ6と、を備える。
図示しない整流回路は、交流電源から入力される交流電圧を整流する。コンデンサC1は、整流回路が整流した電圧を平滑する。平滑された電圧は、スイッチング素子2に供給される。制御IC3(制御回路)は、スイッチング素子2を制御する。制御IC3の電源端子VCCは、トランス4の補助巻線43に接続されている。制御IC3は、補助巻線43から出力された電圧を整流した電源電圧によって動作する。スイッチング素子2は、制御IC3により制御され、任意の周波数でスイッチングすることにより、任意の周波数の交流電圧をトランス4の一次巻線41に供給する。スイッチング素子2は、例えば、n型のMOSFETである。スイッチング素子2は、コンデンサC1からの電圧、又は、接地電位の電圧を一次巻線41に供給する。トランス4は、一次巻線41に供給された電圧を変圧して二次巻線42から出力する。ダイオードD1は、二次巻線42からの交流電圧を整流する。コンデンサC2は、ダイオードD1が整流した電圧を平滑する。コンデンサC2が平滑した電圧が、スイッチング電源1の出力電圧である。スイッチング電源1からの出力電圧は、例えば、図示しない増幅器に供給される。スイッチング電源1と増幅器とで増幅装置が構成される。
シャントレギュレーター5は、スイッチング電源1の二次側でフォトカプラ6に接続されている。また、シャントレギュレーター5は、スイッチング電源1の出力電圧に応じて、フォトカプラ6に流れる電流を変化させる。シャントレギュレーター5のリファレンス端子は、抵抗R2と抵抗R3との間に接続されている。シャントレギュレーター7のカソードは、フォトカプラ8(発光ダイオードのカソード)に接続されている。シャントレギュレーター7のアノードは、接地電位に接続されている。
フォトカプラ6(フィードバック素子)は、発光ダイオードと、フォトトランジスタと、を有する。発光ダイオードのアノードには、抵抗R4を介して、スイッチング電源1の出力電圧が供給される。発光ダイオードのカソードは、シャントレギュレーター5に接続されている。フォトトランジスタのコレクタは、制御IC3のフィードバック端子FBに接続されている。フォトトランジスタのエミッタは、接地電位に接続されている。また、スイッチング電源1の出力電圧は、抵抗R4、R5を介して、シャントレギュレーター7に供給される。制御IC3は、フォトカプラ6にスイッチング電源1の一次側で接続されている。
シャントレギュレーター5は、リファレンス端子に入力される、スイッチング電源1の出力電圧の抵抗R1、R2と抵抗R3とによる分圧に応じて、カソードの吸い込み電流が増減する。シャントレギュレーター5は、リファレンス端子の電圧が高いほど、カソードの吸い込み電流が増加する。また、シャントレギュレーター5は、リファレンス端子の電圧が低いほど、カソードの吸い込み電流が減少する。
フォトカプラ6においては、シャントレギュレーター5の吸い込み電流の増減に応じて、発光ダイオードの電流が増減する。フォトトランジスタの電流の増減は、制御IC3のフィードバック端子FBの電圧を変化させる。ここで、制御IC3のフィードバック端子FBには、抵抗を介して、電源が接続されている。このため、フォトトランジスタの電流が増加するほど、フィードバック端子FBの電圧は、減少する。制御IC3は、フィードバック端子FBの電圧に応じて、スイッチング素子2によるオン/オフのデューティーを変化させて、スイッチング電源1の出力電圧を調整する。
スイッチング電源1は、さらに、温度保護回路7を備える。温度保護回路7は、温度センサー8と、バイポーラトランジスタQ1〜Q3と、等を備える。温度センサー8は、ヒートシンク9に接触されている。ヒートシンク9は、スイッチング素子2用のヒートシンクである。スイッチング素子2の温度が上昇すると、ヒートシンク9の温度が上昇する。ヒートシンク9の温度が上昇すると、温度センサー8からの出力が上昇する。温度センサー8の電源端子Vは、トランス4の補助巻線43に接続されている。温度センサー8のグラウンド端子Gは、接地電位に接続されている。温度センサー8の出力端子Oは、バイポーラトランジスタQ1に接続されている。
バイポーラトランジスタQ1(第1バイポーラトランジスタ)は、pnp型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ1のベースは、温度センサー8の出力端子Oに接続されている。バイポーラトランジスタQ1のエミッタは、バイポーラトランジスタQ2のエミッタと、抵抗R6(第1抵抗)と、に接続されている。バイポーラトランジスタQ1のコレクタは、接地電位(基準電位)に接続されている。バイポーラトランジスタQ2は、pnp型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ2のベースは、抵抗R7(第2抵抗)と抵抗R8(第3抵抗)との間に接続されている。バイポーラトランジスタQ2のエミッタは、バイポーラトランジスタQ1のエミッタと、抵抗R6と、に接続されている。バイポーラトランジスタQ2のコレクタは、抵抗R9(第4抵抗)を介して、接地電位に接続されている。
バイポーラトランジスタQ3は、npn型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ3のベースは、抵抗R10(第5抵抗)を介して、バイポーラトランジスタQ2のコレクタと抵抗R9との間に接続されている。バイポーラトランジスタQ3のコレクタは、制御IC3(制御回路)のフィードバック端子FBに接続されている。バイポーラトランジスタQ3のエミッタは、接地電位に接続されている。
ヒートシンク9の温度が上昇すると、温度センサー8の出力端子Oの電圧が、特性に応じて上昇する。出力端子Oの電圧が上昇すると、ツェナーダイオードD2と抵抗R7、R8との分圧で設定されたバイポーラトランジスタQ2のベース電圧に近づく。出力端子Oの電圧と、バイポーラトランジスタQ2のベース電圧とが、等しくなると、バイポーラトランジスタQ2がオンし、抵抗R6と抵抗R9とで分圧された電圧が発生し、バイポーラトランジスタQ3がオンする。バイポーラトランジスタQ3がオンすることで、制御IC3のフィードバック端子FBがローとなり、制御IC3は、二次側の電圧をオフする。
従来の、温度センサーが二次側に設置される構造に比べて、温度センサーが一次側に設置される構造のメリットは、以下のとおりである。
(1)保護素子の検出の追従性の向上
(2)絶縁距離を最小化できることによる小型化
従来のスイッチング電源の温度保護としては、二次側のダイオードD1のヒートシンク10に温度センサーが接触され、温度が検出されていた。この従来技術では、1/8パワー等の場合は、問題ないが、負荷が重い場合、スイッチング素子2の温度上昇が急になり、本来保護したい目的の素子を保護できない。そのため、スイッチング素子2用のヒートシンク9に温度センサー8を接触させ、温度検出することが、最も効果的である。しかしながら、ヒートシンク9に温度センサー8を接触させるためには、二次側の素子では、空間距離、及び、沿面距離が問題となる。一次−二次間の沿面距離は、厳密には、動作電圧によるが、AC240V/50Hzの商用電源の場合、通常、6mm程度確保する必要がある。
従来技術では、一次側部品に二次側部品を接触させている例もあるが、この場合、ヒートシンクの羽が、基板面に接触していなかったため、パッケージを絶縁体とみなし、接触面から部品に沿った足までの距離を沿面距離とすることで、安全基準をクリアできている。ブリッジダイオードに主に使用されるヒートシンクは、羽が基板に接触する構造であるため、同様の構造とすると、沿面距離を取ることが難しいことがわかる。また、実際に二次側の温度センサーでMOSFET(スイッチング素子)を監視する例では、羽の先であり、MOSFET近傍に配置できていないため、温度追従性も悪い。
これらの問題を解決するためには、温度保護回路を一次側に設けることで、沿面距離、空間距離の要求を小さくし、より温度上昇の大きいMOSFET近傍に設置することが可能となる。また、一次−二次間の沿面距離を考慮して、温度センサーを配置する必要がないため、より小型に配置できるようになる。
以上説明したように、本実施形態では、温度保護回路7は、スイッチング電源1の一次側に設けられている。これにより、安全距離、絶縁を保った状態で、温度センサー8を一次側のヒートシンク9に接触させることができる。このように、本発明によれば、容易な構成で、スイッチング電源1の温度保護を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
本発明は、スイッチング電源の温度保護回路、及び、スイッチング電源に好適に採用され得る。
1 スイッチング電源
2 スイッチング素子
3 制御IC(制御回路)
4 トランス
7 温度保護回路
8 温度センサー
9 ヒートシンク
D2 ツェナーダイオード
Q1 バイポーラトランジスタ(第1バイポーラトランジスタ)
Q2 バイポーラトランジスタ(第2バイポーラトランジスタ)
Q3 バイポーラトランジスタ(第3バイポーラトランジスタ)
R6 抵抗(第1抵抗)
R7 抵抗(第2抵抗)
R8 抵抗(第3抵抗)
R9 抵抗(第4抵抗)
R10 抵抗(第5抵抗)

Claims (4)

  1. 温度センサーを備え、前記スイッチング電源の一次側に設けられることを特徴とする温度保護回路。
  2. 前記温度センサーは、スイッチング電源の一次側に設けられたスイッチング素子用のヒートシンクに接触されていることを特徴とする請求項1に記載の温度保護回路。
  3. ベースが、前記温度センサーの出力端子に接続され、
    エミッタが、第2バイポーラトランジスタのエミッタと、第1抵抗と、に接続され、
    コレクタが、基準電位に接続された、pnp型の第1バイポーラトランジスタと、
    ベースが、第2抵抗と第3抵抗との間に接続され、
    エミッタが、第1バイポーラトランジスタのエミッタと、前記第1抵抗と、に接続され、
    コレクタが、第4抵抗を介して、基準電位に接続された、pnp型の第2バイポーラトランジスタと、
    ベースが、第5抵抗を介して、前記第2バイポーラトランジスタのコレクタと前記第4抵抗との間に接続され、
    コレクタが、制御回路のフィードバック端子に接続され、
    エミッタが、基準電位に接続された、npn型の第3バイポーラトランジスタと、
    カソードが、前記第1抵抗と、前記第2抵抗と、に接続され、
    アノードが、基準電位に接続された、ツェナーダイオードと、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の温度保護回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度保護回路を備えることを特徴とするスイッチング電源。
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