JP2020136766A - 基地局装置、移動局装置および通信方法 - Google Patents

基地局装置、移動局装置および通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のサブデバイスをイーサネット(登録商標)でそれぞれ接続する複数の移動局装置が基地局装置に接続している場合、適切なルーティング処理によって、効率的な通信を行う必要がある。【解決手段】基地局装置および移動局装置を少なくとも含む通信システムの基地局装置であって、コアネットインターフェース部と、PDCP−PDUを扱うPDCP層と、無線リソース制御を行うRRC層とを制御する制御部を備え、前記PDCP−PDUは少なくともIPパケット、またはイーサネット(登録商標)フレームを使用でき、前記PDCP−PDUが前記イーサネット(登録商標)フレームを使用するように前記制御部が設定されている時、前記基地局装置が、前記移動局装置装置から、イーサネット(登録商標)のMACアドレスリストを含むRRCメッセージを受信する。【選択図】図1

Description

本発明は、基地局装置、移動局装置およびその通信方法に関する。
標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、第3世代の移動通信方式を進化させたEvolved Universal Terrestrial Radio Access(「EUTRA」もしくは「LTE」とも呼称される)と、更にその発展形である第4世代の移動通信方式であるAdvanced EUTRA(「LTE−Advanced」もしくは「LTE−A」とも呼称される)の仕様規格化が行われ、それを利用した移動体通信の商用化が各国で行われている(非特許文献1)。また近年、3GPPでは第5世代移動通信方式であるNR(New Radio)の技術検討および仕様規格化が進んでいる(非特許文献2)。第5世代移動通信方式においては、eMBB(enhanced Mobile BroadBand;高速大容量)、URLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communicaion;超高信頼低遅延)、およびmMTC(massive Machine Type Communicaion;多数端末接続)などの技術を採用し、IoT(Internet of Things)の実現が図られている。また、産業用IoT(IIoT;Industory IoT)に第5世代移動通信方式の無線ネットワークを適用する検討も行われており、IP(Internet Protocol)系データだけでなくイーサネット(登録商標)など非IP系プロトコル上のデータを直接無線ネットワークで送受信する検討がなされている(非特許文献3)。
複数のサブデバイスをイーサネット(登録商標)でそれぞれ接続する複数の移動局装置が基地局装置に接続している場合、適切なルーティング処理によって、効率的な通信を行う必要がある。
(1)この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による基地局装置は、基地局装置および移動局装置を少なくとも含む通信システムの基地局装置であって、コアネットインターフェース部と、PDCP−PDUを扱うPDCP層と、無線リソース制御を行うRRC層とを制御する制御部を備え、前記PDCP−PDUは少なくともIPパケット、またはイーサネット(登録商標)データグラムを使用でき、前記
PDCP−PDUが前記イーサネット(登録商標)データグラムを使用するように前記制御部が設定されている時、前記基地局装置が、前記移動局装置から、イーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスリストを含むRRCメッセージを受信することを特徴とする。
(2)また、本発明の一態様による基地局装置は、前記の基地局装置であって、前記MACアドレスリストは、前記移動局装置に接続されている複数の端末装置が使用するイーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスと、前記イーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスに対するインデックスを含み、前記基地局装置が前記コアネットインターフェース部、または前記移動局装置に接続される複数の前記端末装置のいずれかから受信した信号に含まれる前記PDCP−PDUがイーサネット(登録商標)データグラムであったとき、前記制御部は、受信した前記イーサネット(登録商標)データグラムの送信先MACアドレスが、前記MACアドレスリストに含まれるか調べ、前記送信先MACアドレスが前記MACアドレスリストに含まれる場合、前記移動局装置に対して前記イーサネット(登録商標)データグラムを含む前記PDCP−PDUを送信することを特徴とする。
(3)また、本発明の一態様による基地局装置は、前記の基地局装置であって、前記制御部はMACアドレスブラックリストを管理し、前記MACアドレスブラックリストは、1以上のイーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスを要素として含み、前記基地局装置が前記コアネットインターフェース部、または前記移動局装置に接続される複数の前記端末装置のいずれかから受信した信号に含まれる前記PDCP−PDUがイーサネット(登録商標)データグラムで、前記イーサネット(登録商標)データグラムに含まれるMACアドレスが前記MACアドレスブラックリストに含まれるときに、前記イーサネット(登録商標)データグラムを送信しないことを特徴とする。
(4)また、本発明の一態様による移動局装置は、基地局装置および移動局装置を少なくとも含む通信システムの移動局装置であって、PDCP−PDUを扱うPDCP層と、無線リソース制御を行うRRC層とを制御する制御部を備え、前記PDCP−PDUは少なくともIPパケット、またはイーサネット(登録商標)データグラムを使用でき、前記PDCP−PDUが前記イーサネット(登録商標)データグラムを使用するように前記制御部が設定されている時、イーサネット(登録商標)データグラムが使用する送信先アドレスとして使用するMACアドレスを含むMACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信することを特徴とする。
(5)また、本発明の一態様による移動局装置は、前記移動局装置であって、1以上のサブデバイスが接続され、前記MACアドレスリストに含まれるMACアドレスは前記1以上のサブデバイスのそれぞれに対して割り当てられている事を特徴とする。
(6)また、本発明の一態様による移動局装置は、前記移動局装置であって、接続されている前記1以上のサブデバイスが使用するMACアドレス、またはMACアドレスの数が変わったときに、前記MACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信することを特徴とする。
(7)また、本発明の一態様による移動局装置は、前記移動局装置であって、前記基地局装置から、ハンドオーバ時のMACアドレス情報の交換機能を実行するか、しないかを表す情報受信し、ハンドオーバ処理後に、前記ハンドオーバ時のMACアドレス情報の交換機能を実行するか、しないかを表す情報に基づいて前記MACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信することを特徴とする。
(8)また、本発明の一態様による通信方法は、基地局装置および移動局装置を少なく
とも含む通信システムの移動局装置で実行する通信方法であって、PDCP−PDUを受信し、前記PDCP−PDUは少なくともIPパケット、またはイーサネット(登録商標)データグラムであり、前記PDCP−PDUが前記イーサネット(登録商標)データグラムを使用するように前記移動局装置が設定されている時、イーサネット(登録商標)データグラムが使用する送信先アドレスとして使用するMACアドレスを含むMACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、数のサブデバイスをイーサネット(登録商標)でそれぞれ接続する複数の移動局装置が基地局装置に接続している場合、適切なルーティング処理によって、効率的な通信をすることができる。
本発明の一態様における通信システムの概要の一例を示す図である。 本発明の一態様である基地局装置の構成の一例を示す図である。 本発明の一態様である移動局装置の構成の一例を示す図である。 本発明の一態様である基地局装置のMACアドレスリストの構成の一例を示す図である。 本発明の一態様である基地局装置のMACアドレスリストの更新手順の流れの位置例を示す図である。 本発明の一態様である基地局装置と移動局装置間のデータ送受信の流れの一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は本実施形態における通信システムの概要の一例を図示している。1001は基地局装置(gNB)、1101から1103は移動局装置(UE)、1201から1212はサブデバイスである。基地局装置と各移動局装置はそれぞれ無線リンクで接続される。また、各移動局装置には、それぞれ1つもしくは複数個のサブデバイスがイーサネット(登録商標)などで接続されている。各サブデバイスにはそれぞれ固有のMAC(Media Access Control)アドレスが割り当てられていて、通信先のMACアドレスを指定することにより、他のサブデバイスと通信を行う。このサブデバイスに対して割り当てられたMACアドレスを使用する通信データ単位をイーサネット(登録商標)データグラムとする。このイーサネット(登録商標)データグラムはIEEE802.3で規定されるフレームを構成するブリアンブルやフレーム開始情報、フレームチェック情報などのすべての情報を含む必要はなく、少なくとも送信先のMACアドレスを示す情報と、データ本体が含まれていればよい。しかし、他の移動局装置に接続されているサブデバイスと通信する場合、基地局装置を経由して通信を行うことになるが、基地局装置はどの移動局装置に当該MACアドレスを持つサブデバイスが接続されているかわからないため、基地局装置に接続しているすべての移動局装置に対して通信を行う必要があり、非効率であるという課題がある。そこで、本発明によりこの課題を解決するための一態様を説明する。
図2は、本発明の一態様である基地局装置の構成の一例を図示している。図2において、201は基地局装置全体を制御する制御部である。202はコアネットワークI/Fであり、基地局装置が接続しているコアネットワークと制御情報やユーザデータの送受信を行う。203はレイヤ3であり、制御プレーンを管理するRRC(Radio Resource Control)やユーザプレーンを管理するSDAP(Service Data Adaptation Protocol)を包含する。204はレイヤ2であり、データヘッダ圧縮や暗号化などを行うPDCP(Packet Data Convergence Protocol)、ARQ再送制御や順序整列などを行うRLC(Radio Link Control)、無線リソース割り当てやデータマッピング、およびハイブリッドARQの制御などを行うMACが含まれる。なお、レイヤ2・204のMACは、前述のサブデバイスに割り当てられるMACアドレスとは関係しないことに注意する。205はPHY(レイヤ1)部であり、誤り訂正符号化や変復調、アンテナ多重化処理など物理リソースを用いた送受信処理を行う。206はアンテナ部であり、移動局装置と無線信号の送受信を行う。207はMACアドレスリストであり、基地局装置に接続中の移動局装置それぞれに接続しているサブデバイスのMACアドレスを管理する。
図3は、本発明の一態様である移動局装置の構成の一例を図示している。図3において、301は移動局装置全体を制御する制御部である。302はNAS(Non Access Stratum)であり、移動局装置および基地局装置のAS(Access Stratum)を使用して、コアネットワーク側のNASと通信を行う。303はレイヤ3であり、制御プレーンを管理するRRC(Radio Resource Control)やユーザプレーンを管理するSDAP(Service Data Adaptation Protocol)を包含する。304はレイヤ2であり、データヘッダ圧縮や暗号化などを行うPDCP(Packet Data Convergence Protocol)、ARQ再送制御や順序整列などを行うRLC(Radio Link Control)、無線リソース割り当てやデータマッピング、およびハイブリッドARQの制御などを行うMACが含まれる。なお、レイヤ2・304のMACは、前述のサブデバイスに割り当てられるMACアドレスとは関係しないことに注意する。305はPHY(レイヤ1)部であり、誤り訂正符号化や変復調、アンテナ多重化処理など物理リソースを用いた送受信処理を行う。306はアンテナ部であり、移動局装置と無線信号の送受信を行う。307はサブデバイス管理部であり、移動局装置にイーサネット(登録商標)などで接続されるサブデバイスの接続や切断、ルーティング、およびMACアドレスの管理を行う。
図4は、本実施形態における基地局装置のMACアドレスリスト207の構成を図示している。図4のように、各サブデバイスのMACアドレスはUE毎にまとめて管理されている。ここで、UE IDは基地局装置に接続中のUEを特定するものであり、C−RNTI(Cell−Radio Network Temporary Identity)やIMEI(International Mobile Equipment Identity)などを利用してもよい。また、インデックスは登録されているサブデバイスMACアドレス毎に割り当てられるが、これを明示的に付けずに、例えば登録順の順番を暗黙的にインデックスとしてもよい。
図5は、本実施形態におけるMACアドレスリスト207の更新手順の流れを図示している。まず、基地局装置(gNB)と移動局装置1(UE1)はまだ無線リンクが確立していないが、移動局装置にはサブデバイス1A、1B、1Cが接続されているものとする。次に時間t0において、基地局装置と移動局装置が接続を開始し、無線リンクが確立する。次に、移動局装置は接続されているサブデバイス1A、1B、1Cについてのサブデバイス登録メッセージを各サブデバイスのMACアドレスとともに基地局装置に送信する(時間t1)。基地局装置は移動局装置1からのサブデバイス登録メッセージを受信すると、そのメッセージに含まれるサブデバイス1A、1B、1CのMACアドレスをMACアドレスリスト207に格納し、受領(成功)メッセージを移動局装置1に送信する。なお、受領メッセージに、現在基地局装置が保持している移動局装置1のサブデバイスMACアドレスリストレコードの内容を含めてもよい。次に、時間t2において、移動局装置1にサブデバイス1Dの接続が開始されると、移動局装置1はサブデバイス1DのMACアドレスとともに、サブデバイス追加メッセージを基地局装置に送信する。基地局装置は移動局装置1からのサブデバイス登録メッセージを受信すると、そのメッセージに含まれるサブデバイス1DのMACアドレスをMACアドレスリスト207に格納し、受領(成功)メッセージを移動局装置1に送信する。なお、受領メッセージに、現在基地局装置が保持している移動局装置1のサブデバイスMACアドレスリストの内容を含めてもよいし、サブデバイス1Dのインデックスのみ、あるいはインデックスとMACアドレスを含めてもよい。次に、時間t3において、サブデバイス1Aの移動局装置1との接続が終了すると、移動局装置1はサブデバイス1Aに関するサブデバイス削除メッセージを基地局装置に送信する。このとき、移動局装置1は、サブデバイス削除メッセージに削除するサブデバイス1AのMACアドレスを含めてもよいし、MACアドレスリスト207のサブデバイス1Aのインデックスを含めてもよい。基地局装置は移動局装置1からのサブデバイス削除メッセージを受信すると、そのメッセージに含まれるサブデバイス1AのMACアドレスもしくはインデックスで指定されるMACアドレスリスト207の登録レコードを削除し、受領(成功)メッセージを移動局装置1に送信する。なお、受領メッセージに、現在基地局装置が保持している移動局装置1のサブデバイスMACアドレスリストレコードの内容を含めてもよいし、削除が完了したサブデバイス1AのMACアドレスおよび/または削除前にサブデバイス1Aに割り当てられていたインデックスを含めてもよい。その後、時間t4にて基地局装置と移動局装置1の通信が終了し、無線リンクが切断されると、基地局装置は、MACアドレスリスト207から、移動局装置1のMACアドレスリストレコードを削除する。なお、基地局装置は移動局装置1からのサブデバイス登録、追加、削除の各メッセージに対する受領メッセージを、移動局装置1に送信しなくてもよい。また、サブデバイス登録、追加、削除の各メッセージおよびそれらに対する受領メッセージは、RRCなどのメッセージで行われても良いし、NAS(Non Access Stratum)などさらに上位のメッセージで行われてもよい。
次に、本発明の一態様である基地局装置(gNB)と移動局装置(UE1、UE2、UE3)のデータ送受信の流れを、図6を用いて説明する。まず、gNBと各UE、および各サブデバイスは図1のように接続されていて、図5で示される手順を用いて各UEの各サブデバイスのMACアドレスが、図4のようにgNBのMACアドレスリスト(MAC−AL)207に登録されているものとする。時間t1において、サブデバイス1Aがサブデバイス1BのMACアドレスを宛先にしてデータを送信する。UE1はデータの宛先のMACアドレスが、UE1に接続されているサブデバイス1Bのものであることを検出し、サブデバイス1Bにデータを送る。UE1内でデータ送受信は完結しているため、gNBへのデータ送信は行わない。次に、時間t2において、サブデバイス1Aがサブデバイス2FのMACアドレスを宛先にしてデータ(イーサネット(登録商標)データグラム)を送信する。このとき、PDCP−PDUとしてイーサネット(登録商標)データグラムを使用してよい。UE1は宛先のMACアドレスが、UE1に接続されているサブデバイスのものであることを検出できず、データをgNBに転送する。gNBはMACアドレスリスト207を検索し、データの宛先のMACアドレスがUE2のMACアドレスレコードにあることを検出して、UE2にデータを転送する。UE2は、データの宛先のMACアドレスがUE2に接続されているサブデバイス2Fのものであることを検出し、データをサブデバイス2Fに転送する。次に、時間t3において、サブデバイス2Gがサブデバイス3KのMACアドレスを宛先にしてデータを送信する。UE2はデータの宛先のMACアドレスが、UE2に接続されているサブデバイスのものであることを検出できず、データをgNBに転送する。gNBはMACアドレスリスト207を検索し、データの宛先のMACアドレスがUE3のMACアドレスレコードにあることを検出して、UE3にデータを転送する。UE3は、データの宛先のMACアドレスがUE3に接続されているサブデバイス3Kのものであることを検出し、データをサブデバイス3Kに転送する。次に、時間t4において、サブデバイス1Cが宛先としてブロードキャストアドレスにしてデータを送信する。UE1はデータの宛先のMACアドレスが、ブロードキャストアドレスであることを検出し、UE1に接続されているサブデバイス1C以外の全サブデバイスにデータを転送し、さらにデータをgNBに転送する。gNBはデータの宛先のMACアドレスがブロードキャストアドレスであることを検出して、UE1お以外のUE2およびUE3にデータを転送する。また、コアネットワーク(CN)に転送し、他のgNBに接続されているUEおよびサブデバイスへの送信を行ってもよい。UE2およびUE3は、データの宛先のMACアドレスがブロードキャストアドレスであることを検出し、データをそれぞれに接続されているすべてのサブデバイスに転送する。次に、時間t5において、サブデバイス1CがgNBのMACアドレスリストに登録されていないMACアドレスYYを宛先にしてデータを送信する。UE1は宛先のMACアドレスが、UE1に接続されているサブデバイスのものであることを検出できず、データをgNBに転送する。gNBはMACアドレスリスト207を検索するが、データの宛先のMACアドレスがどのUEのMACアドレスレコードからも検出できず、コアネットワークに転送する。なお、コアネットワークに転送せずデータを破棄するようにしてもよい。
基地局装置は、データ(イーサネット(登録商標)データグラム)をUEやコアネットワークに転送せず、破棄するデータをブラックリストによって管理しても良い。一例としてネットワーク上のループを構成する経路上の機器の一つ以上のMACアドレスをブラックリスト(MACアドレスブラックリスト)に登録し、基地局がそのブラックリストを参照し、該当するデータを破棄することでネットワーク上のループでデータが循環することを防ぐことが可能となる。このブラックリストはコアネットワーク側の機器から管理しても良く、この場合基地局装置はNASメッセージを利用してブラックリストを更新しても良い。また、基地局装置はスパニングツリープロトコルなどの技術を用い、基地局装置が障害となりうる機器のMACアドレスを検知してブラックリストを更新してもよい。
なお、移動局装置が別の基地局装置にハンドオーバする場合、ハンドオーバ元の基地局装置は、当該移動局装置のサブデバイスMACアドレスリストのレコードをハンドオーバ先の基地局装置に送信し、自身のMACアドレスリストから当該移動局装置のサブデバイスMACアドレスリストのレコードを削除する。ハンドオーバ先の基地局装置は、自身のMACアドレスリストに、ハンドオーバ元の基地局装置から受信した当該移動局装置のMACアドレスリストのレコードを登録する。これにより、ハンドオーバした後も、当該移動局装置に接続されているサブデバイスは、MACアドレスを基地局装置に再登録することなしに、通信を継続することが可能となる。
基地局装置は、ハンドオーバ時に基地局装置間で当該移動局装置のサブデバイスMACアドレスの情報を交換してもよく、またこのハンドオーバ時のサブデバイスのMACアドレスの情報の交換機能を備えなくてもよい。基地局装置は、端末装置に対してハンドオーバ時のMACアドレス情報の交換機能を実行するか、しないかを表す情報を端末装置に対して通知しても良い。この通知は、基地局装置からブロードキャストするシステム情報に含めても良く、端末ごとに通知される制御情報に含めても良く、またハンドオーバ時の制御情報に含めてもよい。端末装置は、基地局装置がハンドオーバ時のMACアドレス情報の交換機能を実行するか、しないかを表す情報に基づいて、ハンドオーバ処理が終了したのちに、ハンドオーバ先の基地局装置に対してサブデバイスのMACアドレスを登録するための情報を送信してよい。ハンドオーバ元の基地局装置は、ハンドオーバ先の基地局装置がハンドオーバ時のMACアドレス情報の交換機能を実行する、しないにかかわらず、ハンドオーバ処理が成功した場合は、該当の端末装置に紐づいているサブデバイスのMACアドレスを、MACアドレスリストから消去してよい。
以上説明したとおり、本発明の一態様における基地局装置および移動局装置によれば、複数のサブデバイスをイーサネット(登録商標)でそれぞれ接続した複数の移動局装置が基地局装置に接続されているときに、サブデバイスに対して割り当てられたMACアドレ
スを使用するデータ通信(イーサネット(登録商標)データグラムを使用するデータ通信)を行ってもサブデバイス間、またはサブデバイスとコアネットワークを経由する通信を実行することが可能となる。
なお、以上で説明した基地局装置および移動局装置の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、基地局装置および移動局装置の全部または一部の機能を集積回路に集約して実現してもよい。各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、有線および無線での通信システムや通信装置に用いて好適である。
1001…基地局装置
1101〜1103…移動局装置
1201〜1212…サブデバイス
201…制御部
202…コアネットワークI/F
203…レイヤ3
204…レイヤ2
205…PHY(レイヤ1)
206…アンテナ部
207…MACアドレスリスト
301…制御部
302…NAS
303…レイヤ3
304…レイヤ2
305…PHY(レイヤ1)
306…アンテナ部
307…サブデバイス管理部

Claims (8)

  1. 基地局装置および移動局装置を少なくとも含む通信システムの基地局装置であって、
    コアネットインターフェース部と、
    PDCP−PDUを扱うPDCP層と、
    無線リソース制御を行うRRC層とを制御する制御部を備え、
    前記PDCP−PDUは少なくともIPパケット、またはイーサネット(登録商標)データグラムを使用でき、
    前記PDCP−PDUが前記イーサネット(登録商標)データグラムを使用するように前記制御部が設定されている時、
    前記基地局装置が、前記移動局装置から、イーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスリストを含むRRCメッセージを受信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  2. 前記MACアドレスリストは、前記移動局装置に接続されている複数の端末装置が使用するイーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスと、前記イーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスに対するインデックスを含み、
    前記基地局装置が前記コアネットインターフェース部、または前記移動局装置に接続される複数の前記端末装置のいずれかから受信した信号に含まれる前記PDCP−PDUがイーサネット(登録商標)データグラムであったとき、
    前記制御部は、受信した前記イーサネット(登録商標)データグラムの送信先MACアドレスが、前記MACアドレスリストに含まれるか調べ、
    前記送信先MACアドレスが前記MACアドレスリストに含まれる場合、前記移動局装置に対して前記イーサネット(登録商標)データグラムを含む前記PDCP−PDUを送信する
    ことを特徴とする、請求項1記載の基地局装置。
  3. 前記制御部はMACアドレスブラックリストを管理し、
    前記MACアドレスブラックリストは、1以上のイーサネット(登録商標)データグラムで使用するMACアドレスを要素として含み、
    前記基地局装置が前記コアネットインターフェース部、または前記移動局装置に接続される複数の前記端末装置のいずれかから受信した信号に含まれる前記PDCP−PDUがイーサネット(登録商標)データグラムで、前記イーサネット(登録商標)データグラムに含まれるMACアドレスが前記MACアドレスブラックリストに含まれるときに、前記イーサネット(登録商標)データグラムを送信しないことを特徴とする請求項2に記載の基地局装置。
  4. 基地局装置および移動局装置を少なくとも含む通信システムの移動局装置であって、
    PDCP−PDUを扱うPDCP層と、
    無線リソース制御を行うRRC層とを制御する制御部を備え、
    前記PDCP−PDUは少なくともIPパケット、またはイーサネット(登録商標)データグラムを使用でき、
    前記PDCP−PDUが前記イーサネット(登録商標)データグラムを使用するように前記制御部が設定されている時、
    イーサネット(登録商標)データグラムが使用する送信先アドレスとして使用するMACアドレスを含むMACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信する
    ことを特徴とする移動局装置。
  5. 1以上のサブデバイスが接続され、
    前記MACアドレスリストに含まれるMACアドレスは前記1以上のサブデバイスのそれぞれに対して割り当てられている事を特徴とする請求項4に記載の移動局装置。
  6. 接続されている前記1以上のサブデバイスが使用するMACアドレス、またはMACアドレスの数が変わったときに、前記MACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の移動局装置。
  7. 前記基地局装置から、ハンドオーバ時のMACアドレス情報の交換機能を実行するか、しないかを表す情報受信し、
    ハンドオーバ処理後に、前記ハンドオーバ時のMACアドレス情報の交換機能を実行するか、しないかを表す情報に基づいて前記MACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信することを特徴とする請求項4に記載の移動局装置。
  8. 基地局装置および移動局装置を少なくとも含む通信システムの移動局装置で実行する通信方法であって、
    PDCP−PDUを受信し、
    前記PDCP−PDUは少なくともIPパケット、またはイーサネット(登録商標)データグラムであり、
    前記PDCP−PDUが前記イーサネット(登録商標)データグラムを使用するように前記移動局装置が設定されている時、
    イーサネット(登録商標)データグラムが使用する送信先アドレスとして使用するMACアドレスを含むMACアドレスリストを含むRRCメッセージを前記基地局装置に送信する
    ことを特徴とする通信方法。
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