JP2020135316A - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020135316A
JP2020135316A JP2019026847A JP2019026847A JP2020135316A JP 2020135316 A JP2020135316 A JP 2020135316A JP 2019026847 A JP2019026847 A JP 2019026847A JP 2019026847 A JP2019026847 A JP 2019026847A JP 2020135316 A JP2020135316 A JP 2020135316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
customer
data
absence
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019026847A
Other languages
English (en)
Inventor
祥穂 入來
Sachiho Iriki
祥穂 入來
飛龍 鈴木
Hiryu Suzuki
飛龍 鈴木
洋輔 高橋
Yosuke Takahashi
洋輔 高橋
將之 松井
Masayuki Matsui
將之 松井
龍一 大久保
Ryuichi Okubo
龍一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2019026847A priority Critical patent/JP2020135316A/ja
Publication of JP2020135316A publication Critical patent/JP2020135316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】より顧客に合ったマーケティングを実現する情報を生成可能とする。【解決手段】情報処理装置1は、顧客の購買に関する複数の種別を取得し、種別毎に、種別に関連した行動情報及び行動の有無を規定する有無情報を顧客毎に記憶した記憶部を参照し、前記複数の種別に対応するそれぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を抽出し、該抽出した、複数の種別それぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を結合し、該結合した顧客毎の行動情報及び有無情報を出力する。【選択図】図16

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、顧客特性情報DB(DataBase)内の顧客属性情報と購入行動情報DB内の購入行動情報と、商品情報マスタ内の商品情報とに基づいて、顧客嗜好情報を作成し、マーケティングに利用する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−58534号公報
しかしながら、マーケティングに利活用される顧客情報は部分的であって、より顧客に合ったマーケティングを実現する情報を生成できない、という問題がある。
1つの側面では、より顧客に合ったマーケティングを実現する情報を生成可能とすることを目的とする。
1つの態様では、プログラムは、顧客の購買に関する複数の種別を取得し、種別毎に、種別に関連した行動情報及び行動の有無を規定する有無情報を顧客毎に記憶した記憶部を参照し、前記複数の種別に対応するそれぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を抽出し、該抽出した、複数の種別それぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を結合し、前記複数の種別に関する該結合した顧客毎の行動情報及び有無情報を出力する、処理をコンピュータに実行させる。
1つの態様によれば、より顧客に合ったマーケティングを実現する情報を生成することが可能となる。
図1は、実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、実施例に係る情報処理の概要を示す図である。 図3は、実施例に係るタグ付け結果情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、実施例に係るID紐付け情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、実施例に係る統合情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、実施例に係るデータ種別DBのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、実施例に係るデータスキーマ定義DBのデータ構造の一例を示す図である。 図8は、実施例に係るパッケージ業種DBのデータ構造の一例を示す図である。 図9は、実施例に係るタグマスタDBのデータ構造の一例を示す図である。 図10は、実施例に係るタグ付け処理のイメージを示す図である。 図11は、実施例に係るタグ生成処理のイメージを示す図である。 図12は、実施例に係るタグ付け結果の結合処理のフローチャートの一例を示す図である。 図13は、実施例に係るタグ付け処理のフローチャートの一例を示す図である。 図14は、実施例に係るタグ生成処理のフローチャートの一例を示す図である。 図15は、実施例に係るタグ生成処理の別のフローチャートの一例を示す図である。 図16は、実施例に係る情報処理の流れの一例を示す図である。 図17は、実施例に係る情報処理の利用イメージを示す図である。 図18は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示するプログラム、情報処理装置及び情報処理方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[情報処理装置の構成]
図1は、実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。実施例に係る情報処理装置1は、顧客の購買に関する複数の業種を取得し、業種毎に、業種に関連した行動情報(タグ)及び行動の有無を規定する有無情報(タグの有無)を記憶した記憶部を参照し、複数の業種に対応するそれぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を抽出する。そして、情報処理装置1は、抽出した、複数の業種それぞれの顧客毎の行動情報(タグ)及び有無情報(タグの有無)を結合する。
ここで、情報処理装置1が実施する情報処理の概要を、図2を参照して説明する。図2は、実施例に係る情報処理の概要を示す図である。図2に示すように、情報処理装置1は、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線網等の通信網Nに接続される。情報処理装置1は、複数の業種の端末から顧客の購買に関するデータを受信する。ここでいう業種の一例として、百貨店やショッピングセンタ等の流通業、電力会社等の電気業や銀行等の金融業がある。ここでいう業種データの一例として、流通業の場合のPOSデータ、電気業の場合の電力メータデータ、金融業の場合の銀行口座入出金データがある。
情報処理装置1は、複数の業種の端末からそれぞれ送信されるデータ毎に、顧客ID(Identifier)に対応付けて、特徴的な内容を示すタグとタグの有無(1/0)とに変換する。情報処理装置1は、変換したタグとタグの有無(1/0)の情報を記憶部20のタグ付け結果情報DB(DataBase)21に記憶する。
ここでいう「タグ」とは、業種に関連した顧客の特徴的な行動(購買特性)等を含む情報のことをいう。タグには、行動(購買特性)、属性(例えば、性別、所得)や状態(例えば、ひとり暮らし、休日によく外出)を含む。例えば、POSデータのタグとして、「新商品が好き」、「EC(E-Commerce)で服を購入」や「ブランドを決め打ちして買い物する」等がある。また、銀行口座入出金データのタグとして、「お金に余裕がない」や「ボーナスで家計の帳尻を合わせる」等がある。なお、業種に関連したタグは、予め生成され、記憶部20のタグマスタDB30に記憶される。
例えば、情報処理装置1は、POSデータに対して、顧客ID毎にタグ及びタグについて該当するか否かを示すON(「1」)/OFF(「0」)の情報に変換する。ここでは、顧客IDが「A00001」である場合に、「タグ1」について該当しないことを示す「0」、「タグ2」について該当することを示す「1」、「タグ3」について該当しないことを示す「0」が付与されている。
また、情報処理装置1は、電力メータデータに対して、顧客ID毎にタグ及びタグについて該当するか否かを示すON(「1」)/OFF(「0」)の情報に変換する。ここでは、顧客IDが「B00001」である場合に、「タグ101」について該当しないことを示す「0」、「タグ102」について該当することを示す「1」、「タグ103」について該当しないことを示す「0」が付与されている。
また、情報処理装置1は、銀行口座データに対して、顧客ID毎にタグ及びタグについて該当するか否かを示すON(「1」)/OFF(「0」)の情報に変換する。ここでは、顧客IDが「C00001」である場合に、「タグ201」について該当しないことを示す「0」、「タグ202」について該当することを示す「1」、「タグ203」について該当しないことを示す「0」が付与されている。なお、以降、タグにON/OFFの情報を付けることを「タグ付け」という場合がある。また、タグのON/OFFの情報は、「有無情報」又は「タグ付け結果」という場合がある。
そして、情報処理装置1は、顧客IDのID紐付け情報(22)に基づいて、顧客ID毎のタグ及びタグのON/OFFの情報(有無情報)を結合する。ここでいう顧客IDのID紐付け情報は、POSデータの顧客IDと電力メータデータの顧客IDと銀行口座入出金データの顧客IDとを、同一人であることを示す統合IDに紐付けた情報である。一例として、POSデータの顧客IDの「A00001」と、電力メータデータの顧客IDの「B00001」と、銀行口座入出金データの顧客IDの「C00001」とが、統合IDとして「X00001」に紐付けられる。
例えば、情報処理装置1は、ID紐付け情報DB22に基づいて、顧客ID毎に、POSデータからのタグ付け結果の情報、電力メータデータからのタグ付け結果の情報、銀行口座入出金データからのタグ付け結果の情報を結合する。ここでは、顧客IDとしての統合IDが「X00001」である場合に、POSデータからのタグ付け結果の情報、電力メータデータからのタグ付け結果の情報、銀行口座入出金データからのタグ付け結果の情報が結合されている。
これにより、情報処理装置1は、より顧客に合ったマーケティングを実現する情報を生成することが可能となる。すなわち、情報処理装置1は、他業種の生データをそのまま結合するのではなく、意味付けされたタグに関しON/OFFの情報に変換されたデータを結合することで、より顧客に合ったマーケティングを実現する情報を生成することが可能となる。この結果、情報処理装置1は、他業種の顧客のデータをマーケティングに利用することが可能となる。
なお、他業種の生データをそのまま結合しても、他業種の顧客のデータをマーケティングに利用することが難しいのは、以下の理由による。例えば、他業種又は企業間のデータを仮に顧客毎に紐付けることができるとしても、データの形式が他業種や企業間で異なるため、データの意味合いが異なることもあり、紐付いたデータをマーケティングに利用することが難しい。また、他業種又は企業間のデータを仮に顧客毎に紐付けることができたとしても、他業種又は企業間のデータを必要とする人は、当該データに対応する業務をよく知らないため、紐付いたデータをマーケティングに利用することが難しい。すなわち、データを必要とする人は、なじみのないデータを見ても、どのデータが必要であるのかわからないため、マーケティングに利用することが難しい。また、他業種又は企業間のデータを仮に顧客毎に紐付けることができるとしても、組織外の人は、当該データを価値あるデータとして判別できない場合があるため、紐付いたデータをマーケティングに利用することが難しい。
以降では、図2で示した情報処理の詳細を説明する。
図1に戻って、情報処理装置1は、制御部10と、記憶部20と、通信部40と、を有する。
通信部40は、ネットワークを介して各業種の端末と通信を行う。通信部40は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)などの電子回路に対応する。そして、制御部10は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部10は、業種取得部11、抽出部12、結合部13、タグ付け部14及びタグ生成部15を有する。なお、業種取得部11は、取得部の一例である。抽出部12は、抽出部の一例である。結合部13は、結合部及び出力部の一例である。
記憶部20は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。記憶部20は、タグ付け結果情報DB21、ID紐付け情報DB22及び統合情報DB23を有する。加えて、記憶部20は、生データとして、トランDB24及びマスタDB25を有する。加えて、記憶部20は、マスタ補完DB26、データ種別DB27、データスキーマ定義DB28、パッケージ業種DB29及びタグマスタDB30を有する。
タグ付け結果情報DB21は、業種毎のタグ付け結果を示す情報である。タグ付け結果は、顧客ID毎に、業種に関連したタグについて該当するか否かを示すON/OFFの有無情報を付与した結果の情報である。なお、タグ付け結果情報DB21は、タグ付け部14によって生成される。ここで、タグ付け結果情報DB21のデータ構造の一例を、図3を参照して説明する。
図3は、実施例に係るタグ付け結果情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、タグ付け結果情報DB21は、顧客IDフィールド及びタグIDフィールを含む。顧客IDフィールドには、業種毎に、顧客を一意に識別するIDが記憶される。顧客IDは、個人の一意性のみを担保していれば良く、顧客と実際に紐付いていなくても良い。タグIDフィールドには、業種に関連したタグを一意に識別するIDが記憶される。そして、顧客IDフィールドに示す顧客IDとタグIDフィールドに示すタグIDに対応付けてON/OFFのタグ付け結果(有無情報)が記憶される。
一例として、ある業種のタグ付け結果情報DB21が表わされている。顧客IDが「A00001」である場合に、タグIDとして「1」のタグ付け結果(有無情報)は、タグについて該当しないことを示す「0」を示している。また、タグIDとして「2」のタグ付け結果(有無情報)は、タグについて該当することを示す「1」を示している。タグIDとして「3」のタグ付け結果(有無情報)は、タグについて該当しないことを示す「0」を示している。
図1に戻って、ID紐付け情報DB22は、それぞれの業種の顧客IDを、同一人であることを示す統合IDに紐付けた情報である。なお、ID紐付け情報DB22は、予め運用前に生成される。ここで、ID紐付け情報DB22のデータ構造の一例を、図4を参照して説明する。
図4は、実施例に係るID紐付け情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、ID紐付け情報DB22は、統合IDフィールド、業種aデータの顧客IDフィールド、業種bデータの顧客IDフィールド及び業種cデータの顧客IDフィールドを含む。統合IDフィールドには、業種aデータの顧客ID、業種bデータの顧客ID及び業種cデータの顧客IDを統合化したIDが記憶される。業種aデータは、例えば、業種が流通業の場合のPOSデータを示す。業種bデータは、例えば、業種が電気業の場合の電力メータデータを示す。業種cデータは、例えば、業種が金融業の場合の銀行口座入出金データを示す。一例として、統合IDが「X00001」である場合に、業種aデータの顧客IDとして「A00001」、業種bデータの顧客IDとして「B00001」、業種cデータの顧客IDとして「C00001」が示されている。
図1に戻って、統合情報DB23は、業種毎のタグ付け結果の情報を統合IDに対応付けて統合した情報である。なお、統合情報DB23は、結合部13によって生成される。ここで、統合情報DB23のデータ構造の一例を、図5を参照して説明する。
図5は、実施例に係る統合情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、統合情報DB23は、統合IDフィールド及びタグIDフィールドを含む。統合IDフィールドには、業種毎の顧客IDを統合した統合IDが記憶される。統合IDは、個人の一意性のみを担保していれば良く、顧客と実際に紐付いていなくても良い。タグIDフィールドには、業種に関連したタグを一意に識別するタグのIDが記憶される。そして、統合IDフィールドに示す統合IDとタグIDフィールドに示すタグIDに対応付けてタグ付け結果(有無情報)が記憶される。タグ付け結果(有無情報)には、タグについて、該当することを示す「1」(ON)又は該当しないことを示す「0」(OFF)が記憶される。
一例として、業種が流通業であるPOSデータのタグ付け結果と、業種が電気業である電力メータデータのタグ付け結果と、業種が金融業である銀行口座入出金データのタグ付け結果を結合した場合であるとする。統合IDが「X00001」である場合に、タグIDとして「1」のタグ付け結果(有無情報)は、タグについて該当しないことを示す「0」を示している。また、タグIDとして「2」のタグ付け結果(有無情報)は、タグについて該当することを示す「1」を示している。タグIDとして「3」のタグ付け結果(有無情報)は、タグについて該当しないことを示す「0」を示している。
図1に戻って、トランDB24及びマスタDB25は、生データであり、業種毎に存在する。トランDB24は、例えば、トランザクション処理された結果を示すトランデータを記憶した情報である。マスタDB25は、例えば、トランデータのマスタ情報を示すマスタデータを記憶した情報である。マスタ補完DB26は、マスタ情報を補完するマスタ補完情報であり、業種毎に存在する。トランDB24、マスタDB25及びマスタ補完DB26は、必ずしもDBである必要はなく、csv(comma-separated values)形式のファイルであっても良い。なお、トランデータ及びマスタデータは、生データとして、各業種の端末から受信される。マスタ補完DB26は、予め運用前に生成される。
データ種別DB27は、業種に対応するデータ種別を示す情報である。なお、データ種別は、業種に対応して1つであっても複数であっても良い。ここで、データ種別DB27のデータ構造の一例を、図6を参照して説明する。
図6は、実施例に係るデータ種別DBのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、データ種別DB27は、データ種別IDフィールド、データ種別名フィールド及び業種コードフィールドを含む。データ種別IDフィールドには、業種の端末から受信されるデータの種別を一意に識別するIDが記憶される。データ種別名フィールドには、データ種別に対応する名称が記憶される。業種コードフィールドには、業種を一意に識別するコードが記憶される。一例として、データ種別IDが「1」である場合に、データ種別名として「POSデータ」、業種コードとして「dept」が示されている。
図1に戻って、データスキーマ定義DB28は、データ種別毎のデータのスキーマの定義情報である。すなわち、データスキーマ定義DB28は、データを構成する項目(フィールド)や、項目間の関係を定義する定義情報である。ここで、データスキーマ定義DB28のデータ構造の一例を、図7を参照して説明する。
図7は、実施例に係るデータスキーマ定義DBのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、データスキーマ定義DB28は、データ種別IDフィールド及び項目名フィールドを含む。データ種別IDフィールドには、業種の端末から受信されるデータの種別を一意に識別するIDが記憶される。項目名フィールドには、データ種別に対応するデータを構成する項目(フィールド)の項目名が記憶される。一例として、データ種別IDが「1」である場合に、項目名として「customer_id」や「Date」が示されている。
図1に戻って、パッケージ業種DB29は、パッケージを業種毎に対応付けた情報である。ここでいうパッケージとは、タグにON/OFFの情報を付与するタグ付けを行う際に用いられる1又は複数のアプリケーションの総称のことをいう。パッケージは、業種毎にそれぞれ異なる。ここで、パッケージ業種DB29のデータ構造の一例を、図8を参照して説明する。
図8は、実施例に係るパッケージ業種DBのデータ構造の一例を示す図である。図8に示すように、パッケージ業種DB29は、パッケージ名フィールド及び業種コードフィールドを含む。パッケージ名フィールドには、タグ付けを行う際に用いられるアプリケーションを含むパッケージの名称が記憶される。業種コードフィールドには、業種を一意に識別するコードが記憶される。一例として、パッケージ名が「Depertment」である場合に、業種コードとして「dept」が示されている。
図1に戻って、タグマスタDB30は、タグのマスタ情報である。なお、タグマスタDB30は、タグ生成部15によって生成される。ここで、タグマスタDB30のデータ構造の一例を、図9を参照して説明する。
図9は、実施例に係るタグマスタDBのデータ構造の一例を示す図である。図9に示すように、タグマスタDB30は、タグIDフィールド及びタグ名フィールドを含む。タグIDフィールドには、タグを一意に識別するIDが記憶される。タグ名フィールドには、タグの名称が記憶される。タグ名には、例えば、POSデータのタグとして、「新商品が好き」、「EC(E-Commerce)で服を購入」や「ブランドを決め打ちして買い物する」等がある。また、銀行口座入出金データのタグとして、「お金に余裕がない」や「ボーナスで家計の帳尻を合わせる」等がある。一例として、タグIDが「1」である場合に、タグ名として「タグ名1」が示されている。また、タグIDが「2」である場合に、タグ名として「タグ名2」が示されている。
図1に戻って、業種取得部11は、顧客の購買に関する複数の業種を取得する。
抽出部12は、タグ付け結果情報DB21を参照し、複数の業種に対応するそれぞれの顧客毎のタグ及びタグについてON/OFFを規定する有無情報を抽出する。
結合部13は、抽出した、複数の業種それぞれの顧客毎のタグ及び有無情報を結合する。例えば、結合部13は、ID紐付け情報DB22に基づいて、複数の業種それぞれの顧客ID毎のタグ及び有無情報を統合IDに対応付けて結合する。すなわち、結合部13は、複数の業種それぞれの同一人のタグ及び有無情報を結合する。これにより、結合部13は、データの形式をON/OFFで均質化したタグ及び有無情報を結合することで、他業種の顧客のデータをマーケティングに利用することが可能となる。
また、結合部13は、結合した、統合ID毎のタグ及び有無情報を統合情報DB23に格納する。
タグ付け部14は、業種の端末から入力される顧客の生データを、所定のアルゴリズムに基づき、タグ及び有無情報に変換する。すなわち、タグ付け部14は、業種毎に業種の端末から入力される顧客の生データを、タグ及び有無情報に変換し、変換した顧客のタグ及び有無情報を業種に対応付けてタグ付け結果情報DB21に格納する。
例えば、タグ付け部14は、業種の端末から顧客の生データを取得する。タグ付け部14は、取得した生データ(トランデータ、マスタデータ)を、タグ付けに用いられるフィールド(項目)だけが含まれたフォーマットに変換する。タグ付けのタグは、例えば、タグ生成部15によって生成されたものである。タグ付け部14は、変換したフォーマットの生データをクレンジングする。これは、データマイニングの処理の精度を上げるために、不都合な値を取り除いたり、重複したデータ形式を除いたりするためである。タグ付け部14は、データ種別DB27及びデータスキーマ定義DB28を参照して、クレンジングした生データからデータ種別及び業種コードを識別する。一例として、タグ付け部14は、クレンジングした生データから、データスキーマ定義DB28を参照してフィールド(項目)に合致するデータ種別IDを識別し、データ種別DB27を参照して識別したデータ種別IDに対応する業種コードを特定する。タグ付け部14は、パッケージ業種DB29を参照して、特定した業種コードに対応するパッケージ名を選択する。そして、タグ付け部14は、選択したパッケージ名に含まれるアプリケーションを実行して、クレンジングした生データを、特定した業種コードに対応するタグ及び有無情報に変換する。業種コードに対応するタグは、例えば、タグ生成部15によって生成されたものである。すなわち、タグ付け部14は、クレンジングした生データを、顧客ID毎にタグ及びタグについて該当するか否かを示すON(「1」)/OFF(「0」)の有無情報に変換する。そして、タグ付け部14は、変換した顧客毎のタグ及び有無情報を業種コードに対応付けて、タグ付け結果情報DB21に格納する。
ここで、実施例に係るタグ付け処理のイメージを、図10を参照して説明する。図10は、実施例に係るタグ付け処理のイメージを示す図である。
図10に示すように、タグ付け部14は、例えば、業種データとして生のPOSデータを取得すると、POSデータ(生)をタグ付けに用いられるフィールド(項目)だけが含まれたフォーマットに変換する。そして、タグ付け部14は、変換したフォーマットのPOSデータ(生)をクレンジングする。そして、タグ付け部14は、データ種別DB27及びデータスキーマ定義DB28を参照して、クレンジングしたPOSデータ(生)からデータ種別及び業種コードを識別する。そして、タグ付け部14は、タグ付け部14は、パッケージ業種DB29を参照して、識別した業種コードに対応するパッケージ名(アプリケーション)を選択する。そして、タグ付け部14は、選択したパッケージ名のパッケージに含まれるアプリケーションを実行して、クレンジングしたPOSデータ(生)を、識別した業種コードに対応するタグ及び有無情報に変換する。すなわち、タグ付け部14は、クレンジングしたPOSデータ(生)を、顧客ID毎にタグIDが示すタグ及びタグについて該当するか否かを示すON(「1」)/OFF(「0」)の有無情報に変換する。そして、タグ付け部14は、変換した顧客ID毎のタグIDが示すタグ及び有無情報を、業種コードに対応付けてタグ付け結果情報DB21に書き込む。
なお、業種データとしてPOSデータの場合を説明したが、電力メータデータや銀行口座入出金データの場合も同様であるので、これらのタグ付け処理の説明を省略する。
図1に戻って、タグ生成部15は、生データを意味付けの手法を用いて特徴的な内容に変換して、タグを生成する。すなわち、タグ生成部15は、意味付けの手法でON/OFFを判定する内容を示すタグについて、平易な言葉で表現する。平易な言葉は、日本語であっても外国語であっても良い。ここで、タグ生成部15のタグ生成処理のイメージを、図11を参照して説明する。
図11は、実施例に係るタグ生成処理のイメージを示す図である。図11に示すように、タグ生成部15は、マスタ補完DB26を用いて、生データにない意味付けのための属性を生データに補完する(a1)。例えば、属性が店舗の場合に、店名がどういう種類の店舗であるかについての意味付けのための属性が補完される。なお、店舗の属性の他、商品の属性等の場合も想定される。
そして、タグ生成部15は、補完された生データを意味付けの手法を用いて、特徴的な内容(例えば、行動、属性、状態)を示すタグを生成する。意味付けの手法には、例えば、以下の手法が存在する。一例として、業種の知見に基づき、データマイニングによるアルゴリズムで、項目、閾値及び名称を決定し、タグを定義する(a2−1)。なお、データマイニングによるアルゴリズムは、従来のいかなる技術を利用すれば良い。また、別の一例として、人の知見で指定した名称及び項目の閾値を、機械学習で定義して、タグを生成する(a2−2)。すなわち、人の知見に基づき、タグの目的を取得し、人がとる行動のアイデアを抽出し、抽出したアイデアを機械学習でロジック化してタグを定義する。また、別の一例として、機械学習により項目及び閾値を抽出して、タグを定義する(a2−3)。これにより、タグ生成部15は、個々の意味付けの手法でON/OFFの判定をする内容を示すタグについて、平易な言葉で表現することが可能となる。
[タグ付け結果の結合処理のフローチャート]
図12は、実施例に係るタグ付け結果の結合処理のフローチャートの一例を示す図である。なお、タグ付け部14が、生データを業種毎のタグ付け結果に変換し、タグ付け結果情報DB21に格納したものとする。
図12に示すように、業種取得部11は、複数の業種を取得する(ステップS11)。抽出部12は、タグ付け結果情報DB21を参照し、業種毎に、顧客ID毎のタグ付け結果を抽出する(ステップS12)。そして、結合部13は、ID紐付け情報DB22を用いて、顧客ID毎のタグ付け結果を結合する(ステップS13)。
[タグ付け処理のフローチャート]
図13は、実施例に係るタグ付け処理のフローチャートの一例を示す図である。
図13に示すように、タグ付け部14は、業種の端末から、生データ(トランデータ、マスタデータ)を取得する(ステップS21)。タグ付け部14は、生データを、タグ付けに用いられるフィールド(項目)だけが含まれたフォーマットに変換する(ステップS22)。
タグ付け部14は、フォーマット変換された生データをクレンジングする(ステップS23)。これは、データマイニングの処理の精度を上げるために、不都合な値を取り除いたり、データ形式等をクレンジングしたりするためである。
タグ付け部14は、データ種別DB27及びデータスキーマ定義DB28を参照して、クレンジングした生データから、データ種別を識別し、業種コードを特定する(ステップS24)。例えば、タグ付け部14は、クレンジングした生データから、データスキーマ定義DB28を参照してフィールド(項目)に合致するデータ種別IDを識別し、データ種別DB27を参照して識別したデータ種別IDに対応する業種コードを特定する。
タグ付け部14は、業種コードに対応した実行アプリケーションを選択する(ステップS25)。例えば、タグ付け部14は、パッケージ業種DB29を参照して、特定した業種コードに対応するパッケージを選択する。
タグ付け部14は、パッケージに含まれるタグ付けアプリケーションを実行する(ステップS26)。ここでいうタグ付けアプリケーションは、例えば、個々のタグ毎に存在しても良いし、いくつかのタグ毎に存在しても良い。そして、タグ付け部14は、顧客ID毎のデータ単位にタグのON/OFFを示すタグ付け結果(有無情報)に変換し、タグ付け結果(有無情報)をタグ付け結果情報DB21に書き込む(ステップS27)。
タグ付け部14は、選択されたパッケージに含まれるタグ付けアプリケーションを全て実行したか否かを判定する(ステップS28)。タグ付けアプリケーションを全て実行していないと判定した場合には(ステップS28;No)、タグ付け部14は、次のタグ付けアプリケーションを実行すべく、ステップS26に移行する。
タグ付けアプリケーションを全て実行したと判定した場合には(ステップS28;Yes)、タグ付け部14は、タグ付け処理を終了する。
[タグ生成処理のフローチャート]
図14は、実施例に係るタグ生成処理のフローチャートの一例を示す図である。なお、図14では、データマイニングによるタグ生成処理(図11のa2−1)のフローチャートを説明する。
図14に示すように、タグ生成部15は、生データ(トランデータ、マスタデータ)を取得する(ステップS31)。タグ生成部15は、取得した生データを、マスタ補完DB26を用いて補完する(ステップS32)。
タグ生成部15は、補完された生データから、パターンマイニング用のデータを作成する(ステップS33)。例えば、生データが百貨店のPOSデータであるとする。すると、タグ生成部15は、パターンマイニング用のデータ項目として、時間帯、売り場、購入価格帯、性別、年代を示すデータを作成する。
タグ生成部15は、作成したデータを用いて、パターンマイニングを実行する(ステップS34)。例えば、タグ生成部15は、作成したデータに対してパターンマイニングを実行し、データ項目の組合せパターンと、該当割合との出力結果項目を決定する。
タグ生成部15は、タグ化する場合の閾値(タグ化閾値)を設定する(ステップS35)。例えば、タグ生成部15は、該当割合5%を閾値として決定する。
タグ生成部15は、パターンマイニングの結果抽出されたパターンについて、設定されたタグ化閾値の条件を満たすものをタグとして定義する(ステップS36)。例えば、タグ生成部15は、パターンマイニングの出力結果で該当割合が閾値として設定された5%以上のデータ項目の組合せパターンを元にタグを定義する。
[タグ生成処理の別のフローチャート]
図15は、実施例に係るタグ生成処理の別のフローチャートの一例を示す図である。なお、図15では、人の知見を活用したタグ生成処理(図11のa2−2)のフローチャートを説明する。
図15に示すように、タグ生成部15は、生データ(トランデータ、マスタデータ)を取得する(ステップS41)。タグ生成部15は、取得した生データを、マスタ補完DB26を用いて補完する(ステップS42)。
タグ生成部15は、タグ開発の目的を決定する(ステップS43)。例えば、タグ生成部15は、「お得感に弱い人」というタグ開発の目的を決定する。
タグ生成部15は、有識者が決定目的で設定するような、人がとる行動のアイデアを抽出する(ステップS44)。例えば、タグ生成部15は、タグ開発の目的「お得感に弱い人」がとる行動のアイデアとして、例えば「セールの日によく買い物をする」を抽出する。
タグ生成部15は、補完された生データ(トランデータ、マスタデータ)の項目定義及び項目に入る値を用いて、抽出したアイデアをロジック化して、タグを定義する(ステップS45)。例えば、タグ生成部15は、抽出したアイデア「セールの日によく買い物をする」をロジック化し、例えば「セールの日の購入回数が年間の全購入回数の一定割合以上である」を導出し、タグを定義する。
[情報処理の流れの一例]
図16は、実施例に係る情報処理の流れの一例を示す図である。
図16に示すように、タグ付け部14は、様々な単位で存在するPDS(Personal Data Service)から生の業種データを取得する。タグ付け部14は、生の業種データから、意味づけのエンジンを用いて、顧客IDに対応させて、タグ及びタグについて該当するか否かを示すON(1)/OFF(0)の有無情報に変換する。意味づけのエンジンは、例えば、業種に対応するパッケージに含まれるタグ付けアプリケーションのことを意味する。タグ付け部14は、変換した顧客IDに対応するタグ及び有無情報を業種に対応付けてタグ付け結果情報DB21に格納する。すなわち、タグ付け結果情報DB21には、業種毎に、顧客IDに対するON(1)/OFF(0)のフラグの集合体が記憶される。
結合部13は、ID紐付け情報DB22に基づいて、複数の業種それぞれの顧客ID毎のタグ及び有無情報を統合IDに対応付けて結合し、統合情報DB23に格納する。つまり、実施例に係る情報処理は、PDSからの業種データの特徴(タグ)にON(1)/OFF(0)の意味づけを施し、異業種間で組み合わせられるように再構築する。
そして、制御部10は、統合情報DB23を用いて、タグの組み合わせによる解釈の技術を自動実行し、指定したDNAに対応するターゲットリストを出力できる。ここでいうDNAとは、マーケティングで分析したい属性(カテゴリ)のことをいう。DNAには、例えば、「自動車を買い替えそう」、「流行や限定品の興味あり」、「お得感に反応する」等が挙げられる。例えば、制御部10は、指定したDNAに関連する複数のタグが所定条件を満たした場合に、所定条件を満たした顧客に当該DNAを付与し、ターゲットリストに出力する。なお、DNAに関連付けられる複数のタグは、図示しないDNAタグDBとして記憶部20に記憶しておけば良い。また、タグの組み合わせによる解釈の技術は、例えば、特開2018−163605で示された技術を用いれば良い。
[情報処理の利用イメージ]
図17は、実施例に係る情報処理の利用イメージを示す図である。図17に示すように、DNAが「自動車を買い替えそう」であるとする。このDNAに関連付けられた複数のタグが「コツコツ貯金している」、「ガソリン燃費が良くない」、「年式が古い」・・・としてDNAタグDBに記憶されているとする。「コツコツ貯金している」は、業種として「お財布」に対応する。「ガソリン燃費が良くない」は、業種として「行動」に対応する。「年式が古い」は、業種として「くらし」に対応する。そして、業種毎に異なるタグ及びタグについて該当するか否かを示す1/0の有無情報が統合ID毎に統合情報DB23に記憶されているとする。
このような状況の下、制御部10は、顧客がDNAに対応付けられた複数のタグのうち所定の数以上該当するタグを有していれば、当該顧客がDNAを有すると判断し、当該顧客にDNAを付加する。そして、制御部10は、DNAを付加した顧客の統合IDをターゲットリストに出力する。ここでは、所定の数が「3」であるとする。すると、制御部10は、3個以上該当するタグを有している顧客にDNA「自動車を買い替えそう」を付加し、ターゲットリストに出力する。これにより、情報処理装置1は、他業種の顧客のデータをマーケティングに利用することが可能となる。
[実施例の効果]
このようにして、情報処理装置1は、顧客の購買に関する複数の種別を取得する。情報処理装置1は、種別毎に、種別に関連した行動情報及び行動の有無を規定する有無情報を顧客毎に記憶したタグ付け結果情報DB21を参照し、複数の種別に対応するそれぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を抽出する。情報処理装置1は、抽出した、複数の種別それぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を結合する。情報処理装置1は、結合した顧客毎の行動情報及び有無情報を出力する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、より顧客に合ったマーケティングを実現する情報を生成することが可能となる。この結果、情報処理装置1は、他業種のデータを利用してマーケティングを行うことが可能となる。
また、上記実施例によれば、情報処理装置1は、種別毎に異なる、顧客の識別子を紐付けるID紐付け情報DB22に基づいて、該抽出した顧客毎の行動情報及び有無情報を結合する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、ID紐付け情報DB22を用いることで、種別毎に異なる個人を紐付けることができ、顧客毎の行動情報及び有無情報を容易に結合することができる。
また、上記実施例によれば、情報処理装置1は、種別毎に入力される生のデータを、所定のアルゴリズムに基づき、顧客に対応付けて、特徴的な内容を示す行動情報及び行動の有無を規定する有無情報に変換する。情報処理装置1は、変換した顧客毎の行動情報及び有無情報を種別に対応付けてタグ付け結果情報DB21に記憶する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、生のデータを、行動情報及び行動の有無(ON/OFF)を規定する有無情報に変換することで、関係する種別のデータの形式を均質化することができる。この結果、情報処理装置1は、異なる種別のデータから得られる、顧客毎の行動情報及び有無情報を紐付けることが可能となる。
また、上記実施例によれば、情報処理装置1は、種別毎に入力された生のデータを意味付けの手法を用いて特徴的な内容に変換することにより、行動情報(タグ)を生成する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、行動を示すタグを平易な言葉で表現することが可能となる。
また、上記実施例によれば、情報処理装置1は、検索条件を受け付け、検索条件に応じて、顧客の購買に関するDNAを取得する。情報処理装置1は、DNAと行動情報(タグ)とを対応付けたDNAタグ情報を参照し、該取得したDNAに対応する複数の行動情報(タグ)を抽出する。情報処理装置1は、結合した顧客毎の行動情報及び有無情報を示す統合情報DB23を参照し、抽出した複数の行動情報(タグ)の有無情報の組合せに応じた検索結果を出力する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、他業種のデータを利用してマーケティングを行うことできる。
[その他]
なお、実施例では、情報処理装置1は、顧客の購買に関する複数の業種を対象にして、複数の業種に対応するそれぞれの顧客毎のタグ及び有無情報を結合すると説明した。しかしながら、情報処理装置1は、これに限定されず、業種を例えば企業としても良く、顧客の購買に関する複数の企業を対象にして、複数の企業に対応するそれぞれの顧客毎のタグ及び有無情報を結合しても良い。これにより、情報処理装置1は、企業間のデータを利用してマーケティングを行うことが可能となる。
また、上記実施例では、情報処理装置1は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの装置に、上記した制御部10及び記憶部20などの各機能を搭載することによって実現することができる。
また、上記実施例では、図示した装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、業種取得部11と抽出部12とを統合しても良い。タグ生成部15を、データマイニングによるタグ生成部と、人の知見を活用したタグ生成部に分散しても良い。記憶部20を情報処理装置1の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示した情報処理装置1と同様の機能を実現する情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図18は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図18に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラムなどを読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD(Hard Disk Drive)205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。HDD205は、情報処理プログラム205a及び情報処理関連情報205bを記憶する。
CPU203は、情報処理プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、情報処理装置1の各機能部に対応する。情報処理関連情報205bは、タグ付け結果情報DB21、ID紐付け情報DB22、統合情報DB23等に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク211が、情報処理プログラム205aなどの各情報を記憶する。
なお、情報処理プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、光磁気ディスク、IC(Integrated Circuit)カードなどの「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから情報処理プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 情報処理装置
10 制御部
11 業種取得部
12 抽出部
13 結合部
14 タグ付け部
15 タグ生成部
20 記憶部
21 タグ付け結果情報DB
22 ID紐付け情報DB
23 統合情報DB
24 トランDB
25 マスタDB
26 マスタ補完DB
27 データ種別DB
28 データスキーマ定義DB
29 パッケージ業種DB
30 タグマスタDB

Claims (7)

  1. 顧客の購買に関する複数の種別を取得し、
    種別毎に、種別に関連した行動情報及び行動の有無を規定する有無情報を顧客毎に記憶した記憶部を参照し、前記複数の種別に対応するそれぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を抽出し、
    該抽出した、複数の種別それぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を結合し、
    前記複数の種別に関する該結合した顧客毎の行動情報及び有無情報を出力する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 該結合する処理は、種別毎に異なる、顧客の識別子を紐付ける紐付け情報に基づいて、該抽出した顧客毎の行動情報及び有無情報を結合する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 種別毎に入力されるデータを、所定のアルゴリズムに基づき、顧客に対応付けて、特徴的な内容を示す行動情報及び行動の有無を規定する有無情報に変換し、変換した顧客毎の行動情報及び有無情報を種別に対応付けて前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 種別毎に入力されるデータを意味付けの手法を用いて前記特徴的な内容に変換することにより、前記行動情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 検索条件を受け付け、
    前記検索条件に応じて、顧客の購買に関する属性情報を取得し、
    属性情報と行動情報とを対応付けた属性行動情報を参照し、該取得した属性情報に対応する複数の行動情報を抽出し、
    該結合した顧客毎の行動情報及び有無情報を参照し、該抽出した複数の行動情報の有無情報の組合せに応じた検索結果を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  6. 顧客の購買に関する複数の種別を取得する取得部と、
    種別毎に、種別に関連した行動情報及び行動の有無を規定する有無情報を顧客毎に記憶した記憶部を参照し、前記取得部によって取得された複数の種別に対応するそれぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された、複数の種別それぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を結合する結合部と、
    前記結合部によって結合された顧客毎の行動情報及び有無情報を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 顧客の購買に関する複数の種別を取得し、
    種別毎に、種別に関連した行動情報及び行動の有無を規定する有無情報を顧客毎に記憶した記憶部を参照し、前記複数の種別に対応するそれぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を抽出し、
    該抽出した、複数の種別それぞれの顧客毎の行動情報及び有無情報を結合し、
    該結合した顧客毎の行動情報及び有無情報を出力する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
JP2019026847A 2019-02-18 2019-02-18 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Pending JP2020135316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019026847A JP2020135316A (ja) 2019-02-18 2019-02-18 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019026847A JP2020135316A (ja) 2019-02-18 2019-02-18 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020135316A true JP2020135316A (ja) 2020-08-31

Family

ID=72263285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019026847A Pending JP2020135316A (ja) 2019-02-18 2019-02-18 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020135316A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014002683A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 Yahoo Japan Corp コンテンツ配信装置
JP6255070B1 (ja) * 2016-08-22 2017-12-27 株式会社 みずほ銀行 銀行サービスシステム及び銀行サービス方法
JP2018005536A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 東芝デジタルソリューションズ株式会社 生活データ統合分析システム、生活データ統合分析方法、及び生活データ統合分析プログラム
JP2018116373A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 ヤフー株式会社 生成装置、生成方法、及び生成プログラム
JP2018147177A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社東芝 データ接続装置、データ接続方法及びプログラム
JP2018163605A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 富士通株式会社 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
JP2018181135A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 サントリーホールディングス株式会社 レコメンドシステム、レコメンド方法、及び、レコメンドプログラム
JP2018206098A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 カタリナ マーケティング ジャパン株式会社 情報収集処理システム及び広告配信システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014002683A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 Yahoo Japan Corp コンテンツ配信装置
JP2018005536A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 東芝デジタルソリューションズ株式会社 生活データ統合分析システム、生活データ統合分析方法、及び生活データ統合分析プログラム
JP6255070B1 (ja) * 2016-08-22 2017-12-27 株式会社 みずほ銀行 銀行サービスシステム及び銀行サービス方法
JP2018116373A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 ヤフー株式会社 生成装置、生成方法、及び生成プログラム
JP2018147177A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社東芝 データ接続装置、データ接続方法及びプログラム
JP2018163605A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 富士通株式会社 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
JP2018181135A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 サントリーホールディングス株式会社 レコメンドシステム、レコメンド方法、及び、レコメンドプログラム
JP2018206098A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 カタリナ マーケティング ジャパン株式会社 情報収集処理システム及び広告配信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9916594B2 (en) Multidimensional personal behavioral tomography
Kooti et al. Portrait of an online shopper: Understanding and predicting consumer behavior
Chen et al. Predicting customer churn from valuable B2B customers in the logistics industry: a case study
US7567918B2 (en) Method and system for researching sales effects for advertising using association analysis
US6976000B1 (en) Method and system for researching product dynamics in market baskets in conjunction with aggregate market basket properties
US20150019373A1 (en) Providing a consumer advocate recommendation utilizing historic purchasing data
JP5649756B1 (ja) 情報処理システム、及び、プログラム。
WO2011112981A2 (en) Methods, computer-accessible medium and systems for construction of and inference with networked data, for example, in a financial setting
US20170178149A1 (en) Method and system for purchase pattern extraction from point of sale data
WO2022065812A1 (ko) 상품정보 제공을 위한 전자상거래관리컴퓨터, 상품정보관리컴퓨터 및 상품정보제공방법
Sarassina Understanding mobile payment continuance in Indonesia: A brand equity perspective continuance model
JP2014106910A (ja) クラスタリングプログラム、クラスタリング方法、およびクラスタリング装置
JP2020135316A (ja) プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
KR102218238B1 (ko) Sns를 통하여 획득되는 정보를 이용하는 광고 추천 방법 및 그 장치
JP6910515B1 (ja) 分析装置、分析方法および分析プログラム
KR20190096533A (ko) 마케팅 컨텐츠 제공 방법 및 장치
Yadav et al. Factors influencing behavioral intentions to use digital lending: An extension of TAM model
KR20210052237A (ko) 인공지능에 기반한 상품 카탈로그 자동 분류 시스템
WO2020084712A1 (ja) 配信プログラム、配信方法及び配信装置
WO2022239181A1 (ja) 顧客分類装置、顧客分類システム、顧客分類方法、及び、顧客分類プログラムが格納された記録媒体
Arnold et al. Semi-automatic identification of counterfeit offers in online shopping platforms
US20240169412A1 (en) Information processing device, reccomended information generation method, and storage medium
WO2024057389A1 (ja) 統合システム、組織サーバ、統合方法、分析方法、および記録媒体
Khan et al. Website Testing of Online Boutiques in Pakistan
US20220365925A1 (en) Control method, analysis device, and recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230606