JP2020131315A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
Description
このブラシホルダ1は、箱状に折り曲げた板金製のブラシ収容部10と、これに組み付けられた板金製のベースと、を備えている。ベースには、渦巻きばね20を支持するばね支持部2と、ブラシホルダ固定プレート50とが、折り曲げにより形成されている。ブラシホルダ1は、ブラシホルダ固定プレート50の孔51を通る1本のねじ52により、電動ディスクグラインダのリアハウジング62に固定されている。
そこで、本発明の主な目的は、ブラシの整流子に対する位置精度が向上したブラシホルダを有する電動工具を提供することである。
請求項2に記載の発明は、上記発明において、前記ネジ孔及び前記ネジは、複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、ハウジングと、前記ハウジングに固定される固定子と、前記固定子に対して回転可能であって、整流子及びコイルを有する回転子と、前記整流子と接触可能なブラシと、前記ブラシを前記整流子に向けて付勢する弾性体と、前記ブラシ及び前記弾性体を保持するブラシ保持板金部材と、を備えていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、上記発明において、前記弾性体は、渦巻きバネであることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、ハウジング突起又はハウジング孔を直接又は間接的に有するハウジングと、
前記ハウジングに固定される固定子と、前記固定子に対して回転可能であって、整流子及びコイルを有する回転子と、前記整流子と接触可能なブラシと、板金孔又は板金突起を有すると共に前記ブラシを保持するブラシ保持板金部材と、を備えており、前記ハウジング突起は前記板金孔に入っており、又は前記板金突起は前記ハウジング孔に入っていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、上記発明において、前記ハウジング突起及び前記板金孔は、複数設けられており、又は前記板金突起及び前記ハウジング孔は、複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、上記発明において、前記板金孔又は前記板金突起における前記ハウジング突起又は前記ハウジング孔と反対側に、前記ブラシ保持板金部材と他の部材との接触を規制する規制部材が設けられていることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、上記発明において、前記規制部材は、耐熱性樹脂製であることを特徴とするものである。
図1は、電動工具の一例であるグラインダ1の上面図である。図2は、グラインダ1の縦中央断面図である。図3は、グラインダ1の後部の開蓋斜視図である。図4は、グラインダ1の後部の開蓋上面図である。図5は、グラインダ1の一部分解斜視図である。
図1における左がグラインダ1の前であり、同図における上がグラインダ1の右であり、図2における左がグラインダ1の前であり、同図における上がグラインダ1の上である。尚、被加工物及び作業状況並びに部材あるいは部分の移動状況の少なくとも何れか等に応じ、方向は相対的に変化し得る。
本体部2ないし出力部4の外郭は、ハウジング6となっている。
ハウジング6は、後部のリヤカバー10と、その前に配置されるモータハウジング12と、を有している。リヤカバー10、及びモータハウジング12は、本体部2の外郭となっている。モータハウジング12の後部は、リヤカバー10の内部全体より小さい外形を有している後方への延設部分12aとなっており、延設部分12aは、リヤカバー10内に入っている。リヤカバー10の下部とモータハウジング12の下部との間(ハウジング6の下部)には、開口部が設けられている。リヤカバー10は、延設部分12aに形成された複数(3箇所)のネジボス部12Sと、これらに対応するようにリヤカバー10に形成されたネジ孔10Sとにネジ(図示略)が通されることで、モータハウジング12に固定されている。
又、ハウジング6は、モータハウジング12の前に配置されるギヤハウジング14と、その下に固定されるベアリングリテーナ16を有している。ギヤハウジング14及びベアリングリテーナ16は、出力部4の外郭となっている。ギヤハウジング14の後端開口部は、モータハウジング12の前端開口部を受け入れている。ギヤハウジング14は、モータハウジング12に対し、前後に延びる複数(4本)のネジ17によって固定されている。
モータ18の回転軸であるモータ軸20は、リヤカバー10内からギヤハウジング14内まで前後方向に延びており、モータ前軸受21とモータ後軸受22により回転可能に支持されている。モータ前軸受21は、ギヤハウジング14の後部内に保持されている。モータ後軸受22は、モータハウジング12の延設部分12a内に保持されている。
モータ18は、モータハウジング12に固定される筒状の固定子24と、固定子24の内方に配置され、固定子24に対して回転可能である回転子25と、を有する。
固定子24は、ステータコア26と、これに巻かれた図示されないコイルとを有する。
回転子25は、モータ軸20と、モータ軸20の周りに固定される複数のスロット付きのコア27と、コア27の各スロットに巻かれる複数のコイル28と、を有する。
更に、整流子29の上下には、直方体状のカーボン製のブラシ30が接触している。各ブラシ30は、ブラシホルダ31に保持されている。各ブラシホルダ31は、モータハウジング12の延設部分12aの上下において上下方向の内方へ箱状に窪むように形成されたブラシホルダ固定部12bに固定されている。ブラシホルダ31の固定は、後に詳述される。尚、ブラシ30及びブラシホルダ31は、3個以上設けられても良いし、上下以外の配置とされても良い。又、ブラシ30の材質は、カーボン以外とされても良い。
スイッチ32は、スイッチ本体32aと、その下面から下方へ突出するプランジャ32bとを備えており、プランジャ32bが上方へ(所定押し込み量以上)押されることでスイッチオンとなる。
スイッチ本体32aは、コントローラCを介して、リヤカバー10後部から後方に延びる電源コードV及びモータ18(ブラシ30)と電気的に接続されており、プランジャ32b(切り替え操作部)のスイッチ本体32aに対する押し込み状態を切り替え操作することで、モータ18に対する電源コードVからの給電を切り替える。
電源コードVのリヤカバー10側の端部の外側には、電源コードカバーVCが設けられている。
ピニオン33と各コイル28との間には、孔の開いた底部を後部とした前方に広がる碗状のバッフルプレート34と、バッフルプレート34の内側に配置された軸流のファン35とが設けられている。バッフルプレート34は、モータハウジング12の前端開口部内に固定される。ファン35は、モータ軸20に、ファンスリーブ35aを介して固定される。尚、ファン35は、遠心ファン等の他の形式のファンとされても良い。又、ファンスリーブ35a及びバッフルプレート34の少なくとも一方が省略されても良い。
リヤカバー10の後面には、左右に延びる複数の排気孔10aが、複数、上下及び左右に並ぶように設けられている。尚、排気孔10aの数、大きさ、形状及び配置の少なくとも何れかは、上述のものから変更されても良い。
スピンドル38は、モータ軸20と略90°の角度を有するよう、上下方向を向くように配置されている。即ち、スピンドル38(出力部4の出力軸)は、モータ軸20に対して略90°の角度を有しており、グラインダ1は、アングル工具(アングル電動工具)となっている。
スピンドル38の上部はギヤハウジング14内に配置され、中央部はベアリングリテーナ16内に配置され、下部はベアリングリテーナ16から露出している。
スピンドル38の上端部は、ギヤハウジング14に固定されたスピンドル上軸受40内に入っている。スピンドル38の中央部は、ベアリングリテーナ16に固定されたスピンドル中軸受42内に入っている。
スピンドル38の下端部には、円盤状の砥石46(先端工具)が装着される。ベアリングリテーナ16の下部には、砥石46の周囲(後半)に配置可能なラッパ状のホイールカバー48が取り付けられる。
パドルスイッチ50は、グリップ部52と、連動部53と、ロック部54と、を備えている。
支点部56は、モータハウジング12に対して左右方向の軸周りで回転可能に支持されており、グリップ部52が前端部の支点部56の周りで揺動(回転移動)可能となっている。尚、グリップ部52は、約10°程度の移動範囲を有している。
グリップ部52の下部は、ハウジング6下部の開口部から露出している。
連動部53は、板状であり、リヤカバー10の下部であってスイッチ32の下側において、前後左右に広がるように配置されている。連動部53の後端部内に開けられた左右方向の孔には、シャフト60が通されており、連動部53は、シャフト60の周りで揺動可能となっている。
連動部53の前端部は、グリップ部52(グリップ基部55)の上面後端部に接触可能である。
他方、作業者の手が離れたグリップ部52は、上下に延びる弾性体(図示略)を具備したプランジャ32bによる付勢及び重力により、最下方位置に戻る。これにより、スイッチ32がオフとなり、モータ18への給電が停止される。
即ち、パドルスイッチ50は、上下方向に移動操作可能であり、モータ軸20と交わる(直交する)方向に移動操作可能であって、その移動によりモータ18のスイッチ32を切り替える。
非操作時、ロック部54は、ロック部用開口部58から上下に突出しており、上端部がモータ18の外面に隣接することで、グリップ部52の上方への移動を阻止し、モータ18のスイッチ32がオンとなることを防止している。
これに対し、作業者によりロック部54の下部がねじりバネの付勢力に抗して回転操作されて、ロック部54がロック部用開口部58内で前後方向となってグリップ部52に沿う(倒伏姿勢をとる)ようにされると、ロック部54がグリップ部52の上方への移動を食い止めることがなくなる。よって、作業者がそのままグリップ部52を握ることで、パドルスイッチ50を介してモータ18のスイッチ32をオンとすることが可能となる。
図6にも示されるように、ブラシホルダ31は、ブラシ30を保持するブラシ保持板金部材70と、規制部材としてのストッパ72(スペーサ)と、渦巻きバネ74と、ブラシ30に接触する導通板金部材76と、を有する。
尚、図6(A),(B)において、ブラシ保持板金部材70と導通板金部材76との区別がつき易くするため、導通板金部材76にハッチングが施されている。
ベース部80は、前後に並ぶ複数(2箇所)のネジ孔80aと、前後に並ぶ複数(2箇所)のピン孔80b(板金孔)と、を有している。これに対し、ブラシホルダ固定部12bには、各ネジ孔80aに対応するネジボス90と、各ピン孔80bに対応するように上方に突出したハウジング突起としてのピン91と、が設けられている。
ケース部82は、ブラシ30を収めることで、ブラシ30を保持する。
ブラシ保持板金部材70は、各ピン孔80bにブラシホルダ固定部12bの対応するピン91が入れられた状態で、一対のネジ孔80a及びブラシホルダ固定部12bのネジボス90にネジ92が入れられることで、モータハウジング12の延設部分12aのブラシホルダ固定部12bに固定される。
ピン91の高さは、ベース部80の肉厚(ピン孔80bの深さ)程度であり、より詳しくはベース部80の肉厚より僅かに大きくなっている。ピン91は、ストッパ72(括れ部72a)に接触するか、あるいはストッパ72から離れている。
モータ18の作動時、ブラシ30及びブラシホルダ31は熱を持つところ、ストッパ72は、ブラシ30及びブラシホルダ31とリヤカバー10との間に位置することで、ブラシ30及びブラシホルダ31とリヤカバー10との接触を規制し、リヤカバー10を熱から保護する。
又、ストッパ72の前部上面には、括れ部72aより浅い状態で下方に窪む渦巻きバネ74の仮係止部としての溝72bが設けられている。溝72bは、右前から左後への方向に延びていて前後方向に対して傾斜しており、右辺から左辺にかけて深くなるように形成されている。
尚、ストッパ72は、形状及び大きさの少なくとも一方が変更されても良いし、複数設けられても良いし、省略されても良い。特に、渦巻きバネ74の仮係止部は、溝72bと代えられる、あるいは溝72bと共に設けられる、上方に起立するリブ等とされても良い。
又、渦巻きバネ74は、巻き部74aの下部から前上方に延びるアーム部74bを有している。アーム部74bの前端部は、ブラシ保持板金部材70に保持されたブラシ30の上面を下方に付勢する。尚、ブラシ30のない場合に係る図6(A),(B)における渦巻きバネ74は、便宜上図6(C),(D)と同じ状態で描かれているところ、この場合において実際には弾性によりアーム部74bが下がる。
渦巻きバネ74に代えて、あるいは渦巻きバネ74と共に、板バネ等のブラシ30を付勢する別の弾性体(ブラシ付勢弾性体)が設けられても良い。
ブラシ接触部76aは、ブラシ保持板金部材70のケース部82に保持されたブラシ30の後面に接触している。導通板金部材76は、ブラシ接触部76aに設けられた複数(3箇所)の孔に、ケース部82の後辺から後方へ対応するように突出した突体82aが入ることによって、ブラシ保持板金部材70に係止されている。ブラシ接触部76aは、***部において、下方に凹む凹部94を有している。凹部94の上側あるいは凹部94内に渦巻きバネ74のアーム部74bが配置され、ブラシ接触部76aとアーム部74bとの干渉が回避される。
端子部76bの前部上側には、上方へ突出する端子76cが設けられている。図6(C),(D)に示されるように、端子76cとブラシ30との間には、短い電源線W1が配線されており、端子部76bとブラシ30とが電気的に接続される。
端子部76bの後端部は、後方へ延びる端子76dとされている。図6(C),(D)に示されるように、端子76dとコントローラCとの間には、電源線W2が配線されており、端子部76bとコントローラCとが電気的に接続され、更に電源線W1を介してブラシ30とコントローラCとが電気的に接続される。
尚、渦巻きバネ7のアーム部74bのようにブラシ30に接触する端子及びこれにつながるリード線が設置されるときのように、ブラシ30に対する電気的な接続が他の態様で確保される場合、導通板金部材76は省略されても良い。この場合、導通板金部材76は、ブラシ保持板金部材70のケース部82の突体82aから取り外すだけで、ブラシ保持板金部材70から切断することなく取り除くことができる。
かような交換時あるいはグラインダ1の製造時において、ブラシホルダ31にブラシ30が入れられる場合、図7に示されるように、ストッパ72の溝72bに渦巻きバネ74のアーム部74bの前端部が一旦係止されれば、ブラシ30がブラシ保持板金部材70のケース部82に入れられる際にアーム部74bが邪魔にならず、又アーム部74bを一方の手で押さえつつ他方の手でブラシ30をつまむ必要がなく、ブラシ30が容易に収められ、ブラシ30に係る組立性及び交換容易性が向上する。ブラシ30のケース部82に対する挿入後には、溝72bに一時的に係止された渦巻きバネ74のアーム部74bの前端下部が、ブラシ30の上面に接触するように簡単に戻される。
即ち、作業者は、電源コードVを商用電源に接続し、起立しているロック部54を倒して倒伏姿勢とすることでロックを解除しながらパドルスイッチ50のグリップ部52を上方に押す。すると、パドルスイッチ50の連動部53が上昇して、プランジャ32bを(所定押し込み量以上)押し、モータ18のスイッチ32がオンとなる。これにより、電源コードVからの電力が、コントローラC、導通板金部材76及びブラシ30を介して整流子29へ供給され、回転子25のモータ軸20が回転する。すると、モータ軸20のピニオン33ないしベベルギヤ37を通じてスピンドル38が回転し、これに取り付けられた砥石46が回転する。作業者は、回転する砥石46を被加工材に当てることで研磨を施すことができる。
作業者がパドルスイッチ50のグリップ部52から手を離すと、グリップ部52及び連動部53は下方へ復帰し、プランジャ32bの(所定押し込み量以上の)押し込みが解除され、モータ18のスイッチ32がオフとなって、モータ軸20の回転が停止し、ベベルギヤ37、スピンドル38及び砥石46の回転が停止する。ロック部54は、ねじりバネにより、パドルスイッチ50の押し込み操作をロックする起立姿勢に戻る。
又、モータ軸20の回転によりファン35が回転して、各排気孔10aへの空気の流れ(風)を起こす。この風により、モータ18及びコントローラC等のグラインダ1の内部機構が冷却される。
又、ブラシ30は、モータ軸20の回転時間の蓄積により、整流子29側の面においてすり減ったとしても、当該面の対向面を付勢する渦巻きバネ74により、整流子29との接触が維持される。渦巻きバネ74は、その取付部である渦巻きバネ保持部84とモータハウジング12に対する被取付部であるベース部80とを有する1個のブラシ保持板金部材70で保持されているため、ブラシ30と同様に、適切な設計上の位置を維持することができる。
更に、ブラシ保持板金部材70のベース部80の各ピン孔80bに、モータハウジング12のブラシホルダ固定部12bの対応するピン91が入るので、ブラシ保持板金部材70のモータハウジング12に対する設計上の位置がより一層確実に維持されて、ブラシ30及び渦巻きバネ74の位置がより一層適切に維持される。
又、ネジ孔80a及びネジ92は、複数設けられている。よって、ブラシ保持板金部材70の固定時の位置精度が更に良好となり、ブラシ30の整流子29に対する位置精度が更に向上する。
更に、ピン91及びピン孔80bは、複数設けられている。よって、ブラシ保持板金部材70の固定時の位置精度が更に良好となり、ブラシ30の整流子29に対する位置精度が更に向上する。
又更に、ピン孔80bにおけるピン91と反対側に、ブラシ保持板金部材70と他の部材との接触を規制するストッパ72が設けられている。よって、他の部材をブラシ保持板金部材70の接触から保護するストッパ72が、コンパクトに設けられる。
加えて、ストッパ72は、耐熱性樹脂製である。よって、ブラシ30の整流子29に対する摺動によりブラシ30が発熱してブラシ保持板金部材70が熱を帯びても、他の部材がブラシ保持板金部材70の熱から保護される。
ネジ孔80a及びネジ92は、1対設けられても良いし、3対以上設けられても良い。
ピン孔80b及びピン91は、1対設けられても良いし、3対以上設けられても良い。
ブラシ保持板金部材70を固定するネジ91は、ハウジング6に保持されるボックス等の他の部材に対して固定されることで、ハウジング6に対して間接的に固定されても良い。又、ピン91がハウジング6に保持されるボックス等の他の部材に設けられることで、ハウジング6はピン91を間接的に具備していても良い。これらの場合であっても、他の部材(固定先)に対するブラシ保持板金部材70の位置精度が良好となる。
ブラシ保持板金部材70のピン孔80bに代えて小片の折り曲げ等により形成された板金突起が設けられると共に、ハウジング6のピン91に代えて板金突起が進入可能なハウジング孔が設けられるようにして、ブラシ保持板金部材70は、ハウジング6に対する固定時に、板金突起のハウジング孔への進入により位置決めされるようにしても良い。ピン孔80b及びピン91、並びに板金突起及びハウジング孔が並設されていても良い。
ハウジング6は、区分の数、大きさ及び形状の少なくとも何れか等について様々に変更可能であり、例えば、リヤカバー10及びモータハウジング12の少なくとも一方が左右の半割とされても良いし、モータハウジング12、ギヤハウジング14及びベアリングリテーナ16の少なくとも何れかが共通化されていても良い。
各種の軸受が他の形式の軸受とされたり、モータ18のスイッチ32がプランジャ32bの押し込み量に応じてモータ軸20の速度を変える(例えば押し込み量が大きいほどモータ軸20を速く回転させる)ものとされたり、モータ軸20とスピンドル38との間に1以上の中間軸が挿入されたり、各種のコイルが永久磁石とされたりする等、各種の機構、部材、部分の形状、材質、設置数等が適宜変更されても良い。
又、本発明は、電池駆動のもの、スピンドル38(出力部4)とモータ軸20が同じ方向を向くもの、あるいはサンダ等、他の種類の電動工具に適用することもできるし、クリーナ、あるいはブロワに適用することもできるし、芝刈機、園芸用トリマ等の園芸工具に適用することもできる。
Claims (8)
- ハウジングと、
前記ハウジングに固定される固定子と、
前記固定子に対して回転可能であって、整流子及びコイルを有する回転子と、
前記整流子と接触可能なブラシと、
ネジ孔を有すると共に前記ブラシを保持するブラシ保持板金部材と、
前記ネジ孔を貫通し、前記ハウジングに対し直接又は間接的に固定されるネジと、
を備えている
ことを特徴とする電動工具。 - 前記ネジ孔及び前記ネジは、複数設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。 - ハウジングと、
前記ハウジングに固定される固定子と、
前記固定子に対して回転可能であって、整流子及びコイルを有する回転子と、
前記整流子と接触可能なブラシと、
前記ブラシを前記整流子に向けて付勢する弾性体と、
前記ブラシ及び前記弾性体を保持するブラシ保持板金部材と、
を備えている
ことを特徴とする電動工具。 - 前記弾性体は、渦巻きバネである
ことを特徴とする請求項3に記載の電動工具。 - ハウジング突起又はハウジング孔を直接又は間接的に有するハウジングと、
前記ハウジングに固定される固定子と、
前記固定子に対して回転可能であって、整流子及びコイルを有する回転子と、
前記整流子と接触可能なブラシと、
板金孔又は板金突起を有すると共に前記ブラシを保持するブラシ保持板金部材と、
を備えており、
前記ハウジング突起は前記板金孔に入っており、又は前記板金突起は前記ハウジング孔に入っている
ことを特徴とする電動工具。 - 前記ハウジング突起及び前記板金孔は、複数設けられており、又は前記板金突起及び前記ハウジング孔は、複数設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の電動工具。 - 前記板金孔又は前記板金突起における前記ハウジング突起又は前記ハウジング孔と反対側に、前記ブラシ保持板金部材と他の部材との接触を規制する規制部材が設けられている
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の電動工具。 - 前記規制部材は、耐熱性樹脂製である
ことを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
Priority Applications (4)
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