JP2020128236A - 吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスペンサを所定の位置にセットして容器に固定できる吐出容器を提供する。【解決手段】吐出容器(1)は、容器(10)と、ディスペンサ(2)と、固定部材(9)とを備える。容器(10)は、収容部(11)と、取っ手部(13)と、被装着部(12)と、被係合部(14)とを有する。ディスペンサは、被装着部(12)に装着される装着部(31)と、被係合部(14)に係合する係合部(35)とを有し、収容部(11)からの液状物を使用者の操作に応じて吐出口(22)から吐出する。係合部(35)は、被係合部(14)に係合することで、被装着部(12)の周りにおけるディスペンサ(2)の回転を規制するように設けられている。固定部材(9)は、係合部(35)が被係合部(14)に係合した状態で、容器(10)に対しディスペンサ(2)を固定することが可能に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、吐出容器に関する。
従来、容器とディスペンサを備えた吐出容器が知られている。例えば、特許文献1には、取っ手部を有する容器に装着されるポンプディスペンサが開示されている。このディスペンサは、トリガー部と、ピストン部と、シリンダ部と、通路部と、ノズル部と、キャップ部とを備える。トリガー部を押し下げて容器の取っ手部に近づけることにより、ピストン部を押し下げシリンダ部内に圧を加え、通路部を介して液をその先のノズル部から噴射させる。キャップ部は、ディスペンサを容器に取り付けるためのものであり、例えば螺合等により容器の口部に取り付けられる。
特開2014−159002号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、使用者が、容器の口部の周り方向におけるディスペンサの位置を自ら調整し、この位置を保持しつつ、キャップ部により、容器に対しディスペンサを固定する必要がある。また、このように容器に対しディスペンサを固定しても、ディスペンサが上記調整した位置からズレた位置で固定されてしまうおそれがある。このように、ディスペンサを所定の位置にセットして容器に固定できる吐出容器が希求されていた。そこで、本発明は、ディスペンサを所定の位置にセットして容器に固定できる吐出容器に関する。
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、液状物を収容する収容部と、使用者が把持可能な取っ手部と、被装着部と、被係合部と、を有する容器と、容器の被装着部に装着される装着部と、容器の被係合部に係合する係合部と、を有し、容器の収容部からの液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサと、容器に対しディスペンサを固定する固定部材と、を備え、係合部は、被係合部に係合することで、容器の被装着部の周りにおけるディスペンサの回転を規制するように設けられ、固定部材は、係合部が被係合部に係合した状態で、容器に対しディスペンサを固定することが可能に設けられている、吐出容器に関する。
以上説明したように本発明の吐出容器によれば、ディスペンサを所定の位置にセットして容器に固定することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る吐出容器の斜視図である。 同実施形態に係る吐出容器の正面図である。 同実施形態に係る吐出容器の側面図である。 同実施形態に係る吐出容器の断面図(図2のIV−IV視)である。 同実施形態に係るディスペンサの断面図(図2のIV−IV視)である。 同実施形態に係る吐出容器の断面図(図3のVI−VI視)である。 同実施形態に係る吐出容器の断面図(図3のVII−VII視)である。 本発明の第2の実施形態に係る吐出容器の斜視図である。 同実施形態に係る吐出容器の断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1の実施形態>
まず、構成を説明する。図1〜7は、本実施形態の吐出容器1の構成を示す。吐出容器1は、使用者の取り出し操作に応じて吐出口22から液状物を吐出可能な装置である。液状物は、ペースト状のものを含み、例えば、液体洗剤、柔軟剤、漂白剤、シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディソープ、化粧液、薬剤、液体調味料等であってよい。図1〜4に示すように、吐出容器1は、容器10、ディスペンサ2および固定部材9を有する。
容器10は、液状物を収容し、ディスペンサ2に液状物を供給する。図1,3,4に示すように、容器10は、収容部11、被装着部12、取っ手部13および被係合部14を有する。容器10は、例えば合成樹脂を材料として各部が一体に成形されてよい。
収容部11は、例えばボトル形状であり、液状物を収容可能である。被装着部12は、収容部11の口頸部であり、円筒状であって、外周にねじ部120が設けられている。被装着部12は、収容部11の上面110から上方へ突出している。図4に示すように、収容部11および被装着部12は、共通の軸100を有している。以下、軸100に沿う方向で、収容部11に対し被装着部12の側を上、被装着部12に対し収容部11の側を下とも言う。ただし、上、下という語は、容器10における相対的な位置関係を意味しており、鉛直方向の上下を必ずしも意味しない。
取っ手部13は、容器10の外面、具体的には収容部11の上面110から、上方、すなわち被装着部12と同じ側に突出している。取っ手部13は、板を環状または筒状に折り曲げた形状であり、第1平面部131、第2平面部132、第3平面部133および第4平面部134、ならびに、これらの平面部同士をそれぞれ接続する第1曲面部135、第2曲面部136および第3曲面部137を有する。第1平面部131と第3平面部133は、収容部11の上面110に対して直角方向に広がっている。第2平面部132と第4平面部134は、上面110に対し平行に広がっている。第1平面部131は、容器10の上面110から上方へ延びている。第4平面部134は、容器10の外周面から容器10の径方向外側へ延びている。第1曲面部135は第1平面部131と第2平面部132とを接続し、第2曲面部136は第2平面部132と第3平面部133とを接続し、第3曲面部137は第3平面部133と第4平面部134とを接続している。なお、取っ手部13は、平面部を有さずに曲面部のみを有する形状であってもよいし、平面部として、内側の第1平面部131または上側の第2平面部132のみを有し、他の部分は曲面部で形成されていてもよい。
被係合部14は、取っ手部13の第1曲面部135に設けられた凹部であり、第1曲面部135を貫通している。被係合部14は、第1曲面部135の板幅方向における中央にあり、取っ手部13の周り方向に細長いスリット状である。図4,6,7に示すように、被係合部14は、被装着部12の周り方向(図1の矢印で示す方向200)で互いに対向する内面141,142と、被係合部14の下端で両面141,142に挟まれ、上方に面する内面143とを有する。被係合部14の下端は、具体的には、第1曲面部135と第1平面部131との接続部に位置している。
ディスペンサ2は、容器10の被装着部12に装着され、容器10の収容部11からの液状物を、使用者の取り出し操作に応じて吐出可能である。ディスペンサ2は、所謂ポンプディスペンサであり、図5に示すように、吸入口20、ポンプ室21および吐出口22を有する。なお、ディスペンサ2は、液状物をそのまま吐出してもよいし、液状物を霧化する機構を備え、霧状に吐出してもよい。ディスペンサ2は、ディスペンサ本体3、弾性部材4、吸入弁5、吐出弁6、付勢ユニット7およびレバー8を有する。
ディスペンサ本体3は、円盤部30、装着部31、被嵌合部32、ノズル部33および係合部35を有する。図5に示すように、円盤部30、装着部31および被嵌合部32は、共通の軸36を有しており、この順に積み重なり、この順に径が小さくなる。以下、軸36に沿う方向で、装着部31に対し円盤部30の側を上、円盤部30に対し装着部31の側を下とも言う。ただし、上、下という語は、ディスペンサ2における相対的な位置関係を意味しており、鉛直方向の上下を必ずしも意味しない。
ノズル部33は、円盤部30の外縁から突出し、円盤部30の径方向に延びている。ノズル部33の先端にはキャップ330が設置されている。キャップ330の先端部に吐出口22が開口する。キャップ330は、例えば噴霧用のノズルを収容してよい。ノズル部33の両側面のそれぞれから、円柱状の突起37(図3,6参照)が突出している。突起37は、ノズル部33の上側にあり、ノズル部33の軸に対して直角方向に延びている。
図5〜7に示すように、係合部35は、円盤部30の外縁のうち軸36を挟んでノズル部33の反対側から突出しており、円盤部30の径方向に延びている。係合部35は、板状であり、2つの側面351,352と、先端縁353と、下端縁354とを有する。側面351,352は、互いに平行であり、軸36を含む平面に沿って広がっている。先端縁353は、係合部35のうち円盤部30の径方向外側における先端であり、係合部35の側面視で直線状である。先端縁353は、上方から下方へ向かうにつれて徐々に軸36に近づくように傾斜している。下端縁354は、係合部35のうち下側の端であり、係合部35の側面視で円盤部30の径方向に延びる直線状である。先端縁353と下端縁354とがなす角度θは、鈍角であり、具体的には110度である。
装着部31は、有底円筒状であり、円盤部30の下面から突出している。装着部31の下端の底部310に、吸入口20が設けられている。装着部31の外面のうち上方から、フランジ状の突起311が突出している。被嵌合部32は、円筒状であり、装着部31の底部310から突出している。被嵌合部32は、吸入口20の周りを囲んでいる。図4に示すように、被嵌合部32に、吸入管320が嵌合し、接続されうる。
図5に示すように、ディスペンサ本体3の内部には、凹部300、付勢ユニット収容孔301、吸入弁収容孔302および吐出通路303が形成されている。
凹部300は、円盤部30の内部に形成されており、円盤部30の上面に開口する。凹部300は、時計皿状に窪んでいる。凹部300の底面は、例えば球面の一部を切り取った曲面状である。円盤部30の上面には、凹部300の開口部を囲む環状の溝304が設けられている。
付勢ユニット収容孔301は、円盤部30および装着部31の内部に形成されている。付勢ユニット収容孔301は、円筒状であり、軸方向一端が凹部300の底面に開口する。この開口部は、ポンプ室21への流入口として機能する。
吸入弁収容孔302は、装着部31の内部に形成されており、付勢ユニット収容孔301の軸方向他端に接続する。吸入弁収容孔302は、付勢ユニット収容孔301よりも小径の円筒状であり、装着部31の底部310により画される。装着部31の底部310に形成された吸入口20が吸入弁収容孔302と接続することで、吸入口20と凹部300とが連通している。すなわち、吸入口20から吸入弁収容孔302および付勢ユニット収容孔301を介して凹部300に接続する通路は、ポンプ室21への液状物の吸入通路として機能する。
凹部300、付勢ユニット収容孔301、吸入弁収容孔302および吸入口20は、共通の軸を有し、この軸に沿って延びている。本実施形態において、この軸は、円盤部30等の軸36と一致している。
吐出通路303は、円盤部30およびノズル部33の内部に形成されており、凹部300の底面に開口する。この開口部は、ポンプ室21からの流出口として機能する。吐出通路303は、ノズル部33の先端における吐出口22に接続しており、ポンプ室21からの吐出通路として機能する。
弾性部材4は、円盤部30の上面に設置される。弾性部材4は、例えば合成樹脂を材料として形成されており、可撓性を有する。弾性部材4は、蓋部40とフランジ部41を有する。
蓋部40は、弾性変形可能な膜状の部分であり、所定の弾性を有する。蓋部40は、凹部300の開口部を覆い、凹部300とともにポンプ室21を形成する。蓋部40は、変形する前の初期状態において、凹部300の開口部に対し上側、すなわち凹部300の底面から離れる側に膨らむドーム状であって、例えば球面の一部を切り取った曲面状である。蓋部40の下面の中央部から、円筒状の係止部401が突出している。
フランジ部41は、蓋部40を囲む板状の接続部である。フランジ部41の下面から、蓋部40を囲む環状の突起410が突出している。突起410が円盤部30の溝304に嵌まり、フランジ部41の下面と円盤部30の上面とが接することにより、ポンプ室21が画成され液密に保たれる。
図5に示すように、吸入弁5は、合成樹脂製のディスク弁であり、吸入弁収容孔302に設置される。吸入弁5は、弁体50と、戻しばねと、基体とを一体に有する。基体は、円筒状の部分であり、吸入弁収容孔302の内周面に対向して配置される。弁体50は、ディスク状の部分であり、基体の内側に配置される。戻しばねは、基体の内周に沿って延びる線状の部分であり、一端が基体に接続され、他端が弁体に接続されている。戻しばねは、基体の周方向に複数(例えば3つ)並んで設けられている。弁体50は、吸入口20を塞ぐように、装着部31の底部310に設置される。装着部31の内部の圧力が被嵌合部32の内部の圧力よりも低くなり、それらの圧力差による推力が、上記戻しばねの付勢力を上回ると、弁体50が装着部31の底部310から離れ、吸入口20が開く。装着部31の内部の圧力が上昇し、上記圧力差による推力が、上記戻しばねの付勢力を下回ると、弁体50が底部310に接し、吸入口20が閉じる。装着部31の内部の圧力が被嵌合部32の内部の圧力以上のとき、吸入口20が閉じた上記状態が保たれる。
図5に示すように、吐出弁6は、ボール弁であり、ボール状の弁体60と、戻しばね61を有する。吐出弁6は、ノズル部33の内部に設けられた吐出弁収容孔306に収容される。吐出弁収容孔306は、吐出通路303とともに、吐出通路として機能する。弁体60は、弁座305に着座することで、吐出通路におけるポンプ室21と吐出口22との間を塞ぐ。戻しばね61は、コイルスプリングであり、ノズル部33の先端に設けられたリテーナ331と弁体60との間に押し縮められた状態で設置され、弁体60を弁座305に向けて常時付勢する。吐出通路において弁座305よりもポンプ室21の側の圧力が吐出口22の側の圧力よりも高くなり、それらの圧力差による推力が、戻しばね61の付勢力を上回ると、弁体60が弁座305から離れ、吐出通路が開き、ポンプ室21と吐出口22とが連通する。ポンプ室21の側の圧力が低下し、上記圧力差による推力が、戻しばね61の付勢力を下回ると、弁体60が着座し、吐出通路が閉じ、ポンプ室21と吐出口22との連通が遮断される。
図5に示すように、付勢ユニット7は、第1支持部材71、第2支持部材72およびコイルスプリング70を有する。
第1支持部材71は円筒状であり、その軸方向一端に、径方向外側に広がる第1フランジ部711が設けられ、軸方向他端に、径方向内側に延びる第2フランジ部712が設けられている。第2支持部材72は、有底円筒状の部分72Aと、板状の部分72Bとが結合した形状である。第2支持部材72の軸方向一端、すなわち有底円筒状の部分の開口側の端部に、径方向外側に延びる第1フランジ部721が設けられ、第2支持部材72の軸方向他端、すなわち板状の部分72Bの端部に、径方向外側に延びる第2フランジ部722が設けられている。
第1支持部材71の内周に第2支持部材72が嵌合している。両支持部材71,72は、互いにスライド可能である。第1支持部材71の第2フランジ部712と、第2支持部材72の第1フランジ部721とが係合することで、第1支持部材71から第2支持部材72が抜け出ることが規制され、これにより、付勢ユニット7の軸方向寸法の最大値が規定される。両支持部材71,72の外周を囲むようにコイルスプリング70が設置される。コイルスプリング70は、第1支持部材71の第1フランジ部711と第2支持部材72の第2フランジ部722との間に、常時押し縮められた状態で設置される。
付勢ユニット7の一部は、付勢ユニット収容孔301に設置される。第1支持部材71の第1フランジ部711は、ポンプ室21に位置し、その内周に蓋部40の係止部401が嵌合する。第2支持部材72の第2フランジ部722は、付勢ユニット収容孔301の内部に位置し、吸入弁5に対向する。吸入弁5の内周側の空間は、第2支持部材72の板状の部分72Bを挟む両側の空間に接続しており、これら両側の空間が吸入通路の一部として機能する。
レバー(梃子)8は、使用者により操作されることで弾性部材4の蓋部40を押圧可能である。図5に示すように、レバー8は、レバー本体80と押圧部81を有する。レバー本体80は、上側に凸に緩やかに湾曲した板状である。レバー本体80は、ヒンジ部800と把持部801を有する。ヒンジ部800は、レバー本体80の長手方向における一端にあり、把持部801は、レバー本体80の長手方向における他端にある。押圧部81は、ヒンジ部800と把持部801との間に、蓋部40の上面に対向して配置されている。
図2,6に示すように、ヒンジ部800は、レバー本体80の長手方向に対して直角の板幅方向における両側にそれぞれあり、ノズル部33を跨いで挟む。図1,6に示すように、ヒンジ部800には、孔802が形成されている。孔802には、ノズル部33の突起37が回転自在に嵌合する。孔802と突起37との相対回転の軸は、レバー8の支点として機能する。レバー8の支点は、装着部31または軸36を挟んで、取っ手部13の反対側にある。
把持部801は、レバー8の回転方向で容器10の取っ手部13に対向する。レバー8の初期位置で、把持部801と取っ手部13との間には所定の距離があり、把持部801は、取っ手部13の上端の第2平面部132に対して所定の高さに位置する。上記所定の距離は、例えば使用者がある手の親指を把持部801の上面に置き、当該手における他の任意の指を取っ手部13に引っ掛けて、吐出容器1を把持して掴むことが容易な距離である。把持部801は、レバー8の力点として機能する。把持部801の上面には、浅い時計皿状の窪み803が設けられている。窪み803は、把持部801における指の位置決めを容易にし、把持部801に対し指が滑ることを抑制する。
押圧部81は、例えば合成樹脂を材料としてレバー本体80と一体に形成される。押圧部81は、レバー本体80の長手方向に延びる複数の板部810を有する。レバー本体80の板幅方向で中央側にある板部810の先端には、突起811が設けられている。図5に示すレバー8の初期位置で、突起811は、蓋部40の上面における中央部に当接している。蓋部40に対向する各板部810の(突起811を除く)先端を共通に通る包絡面は、例えば球面の一部を切り取った曲面状であり、例えば凹部300の底面と等しい曲率を有する。
固定部材9は、内面にねじ部90が形成された円筒状のキャップであり、装着部31を囲んでいる。固定部材9は、装着部31に対して回転自在である。図5に示すように、固定部材9の内周の上端には、内径側かつ下側に突出する係止部91が設けられている。係止部91が装着部31の突起311に係止することで、装着部31に対する固定部材9の下方への軸方向移動が規制される。
ディスペンサ2を容器10に装着する際、使用者は、ディスペンサ2の係合部35を容器10の被係合部14に係合させることで、容器10の被装着部12の周り方向200におけるディスペンサ2の位置決めを行うことができる。具体的には、ディスペンサ2の装着部31は、容器10の被装着部12に装着される。使用者は、装着部31の外面と固定部材9の内面との間の隙間に容器10の被装着部12を挿入しつつ、容器10に対して近づくディスペンサ2の係合部35を容器10の被係合部14に挿入する。その後、使用者は、固定部材9を被装着部12に対して回転させることで、固定部材9のねじ部90に被装着部12のねじ部120を螺合させることができる。これにより、容器10がディスペンサ2に締結固定され、容器10へのディスペンサ2の装着が完了する。すなわち、固定部材9は、ディスペンサ2の係合部35が容器10の被係合部14に係合した状態で、容器10に対しディスペンサ2を固定可能である。図4に示すように、装着が完了した状態で、容器10の軸100と、ディスペンサ2の軸36は一致している。係合部35が被係合部14に係合した状態で、吐出口22は、容器10の被装着部12を挟んで、取っ手部13の反対側に位置する。
次に、動作を説明する。レバー8が操作されると、すなわちレバー8の把持部801が初期位置から押下げられると、押圧部81がレバー8の作用点として機能し、蓋部40を下方へ押圧する。押圧部81は、蓋部40を、凹部300の底面に向かう側、すなわちポンプ室21の容積が小さくなる側に押圧して弾性変形させる。複数の板部810は、1つの凸部として機能する。蓋部40は、複数の板部810の先端における包絡面に倣う形状、すなわちポンプ室21の内部に向かって凸の曲面状に変形する。蓋部40が変形してポンプ室21の容積が小さくなると、ポンプ室21の内部の圧力が、外部の圧力、例えば大気圧よりも高くなる。吸入弁5が閉じ、吐出弁6が開いて、ポンプ室21から吐出通路を通って液状物が吐出口22から吐出される。使用者は、レバー8の操作量すなわち押下げ量を調整することで、吐出量を適宜調整可能である。
レバー8が円盤部30の上面に沿う位置まで押し下げられると、それ以上のレバー8の変位が抑制される。このときのレバー8の位置が最大ストローク位置となる。なお、レバー8の変位量の上限を規制するためのストッパが別途設けられてもよい。把持部801が初期位置に向けて戻されると、押圧部81が上方へ変位する。蓋部40の弾性復元力および付勢ユニット7の付勢力により、蓋部40が初期状態へ向けて弾性変形することで、ポンプ室21の容積が大きくなる。ポンプ室21の内部の圧力が、外部の圧力よりも低くなる。吐出弁6が閉じ、吸入弁5が開いて、容器10から吸入通路を通って液状物がポンプ室21に吸入される。
次に、上記各構成の利点を説明する。吐出容器1は、容器10、ディスペンサ2および固定部材9を備える。ディスペンサ2は、装着部31を有する。装着部31は、容器10の被装着部12に装着される。ディスペンサ2は、容器10の収容部11からの液状物を使用者の操作に応じて吐出口22から吐出可能である。固定部材9は、ディスペンサ2および容器10とは別の部材であり、容器10に対しディスペンサ2を固定することが可能に設けられている。よって、容器10に対するディスペンサ2の位置、例えば容器10の被装着部12の周り方向200(図1参照)におけるディスペンサ2の位置を調整した後、この位置を保持したまま、固定部材9により、容器10に対しディスペンサ2を固定することができる。固定部材9は、ディスペンサ2と容器10とを螺合により締結させる締結部材としてのコンボキャップであってよい。なお、固定部材9がディスペンサ2と容器10とを固定する方法は、螺合に限らず、圧着または係合等であってもよい。固定部材9の係止部91がディスペンサ2の装着部31の突起311に係止することで、固定部材9とディスペンサ2とが一体のユニットとなっていてよい。なお、固定部材9と容器10とが一体のユニットとなっていてもよい。
ディスペンサ2は、係合部35を有する。係合部35は、容器10の被係合部14に係合可能である。係合部35は、被係合部14に係合することで、容器10の被装着部12の周りにおけるディスペンサ2の回転を規制するように設けられている。すなわち、係合部35は、被係合部14とともに、ディスペンサ2と容器10との相対回転を規制する位置決めストッパとして機能し、容器10に対してディスペンサ2を上記回転の方向(被装着部12の周り方向200)に位置決めする。
固定部材9は、係合部35が被係合部14に係合した状態で、容器10に対しディスペンサ2を固定することが可能に設けられている。すなわち、固定部材9によってディスペンサ2を容器10に対して固定する前に、係合部35と被係合部14とを係合させることで、容器10の被装着部12の周り方向200におけるディスペンサ2の位置決めを行うことができる。よって、ディスペンサ2を容器10に装着する際、被装着部12の周り方向200におけるディスペンサ2の位置の調整が容易となる。また、係合部35と被係合部14とが係合した状態でディスペンサ2と容器10との固定が可能であるため、上記調整後の位置を保持したまま、固定部材9により、容器10に対しディスペンサ2を固定することが容易となる。言い換えると、被装着部12の周り方向200におけるディスペンサ2の位置を所定の正位置に簡単にセットしてディスペンサ2と容器10とを固定できる。係合部35は板状であり、被係合部14は、係合部35が入り込むことが可能なスリット状であってよい。言い換えると、被係合部14はスリット状であり、係合部35は、被係合部14に入り込むことが可能な板状であってよい。なお、係合部35は、板状に限らず、棒状等でもよい。すなわち、係合部35は、凹部である被係合部14に入り込むことが可能な凸部であってよい。係合部35は、ディスペンサ本体3の外面から突出している凸部に限らず、ディスペンサ本体3の外面に対して凹む凹部でもよい。被係合部14は、スリット状に限らず、孔等でもよい。被係合部14は、凸部である係合部が入り込むことが可能な凹部に限らず、凹部である係合部に入り込むことが可能な凸部でもよい。また、被係合部14は、取っ手部13に限らず、容器10における任意の部位に設けられていてもよい。
取っ手部13は、使用者が把持可能な部分であり、把持が容易な形状を有している。よって、使用者が吐出容器1を把持しやすい。具体的には、取っ手部13は、指掛け部であり、使用者の指を引っ掛けることができる環状または筒状であってよい。この場合、使用者の利便性を向上できる。容器10は、取っ手部13を有する。すなわち、取っ手部13は、容器10に設けられている。言い換えると、取っ手部13は、ディスペンサ2に設けられていない。このため、ディスペンサ2の成形が容易である。特に、ディスペンサ2を小型化した場合、例えば凹部300の径を小さくした場合、取っ手部13がディスペンサ2にないことで、金型が複雑化せず、ディスペンサ本体3の成形が容易である。なお、取っ手部13の形状は、環状または筒状に限らず、使用者が把持できる形状であればよく、例えば、容器10の外面から突出している任意の突起であってもよい。また、取っ手部13は、容器10の外面から突出していなくてもよく、例えば容器10を貫通する孔であってもよい。
係合部35は、被係合部14に係合することで、容器10の取っ手部13に対する、ディスペンサ2の吐出口22の、容器10の被装着部12の周り方向200における位置決めを行う。このように、取っ手部13に対する吐出口22の位置を調整することで、使用者が取っ手部13を把持した状態で、この把持位置に対して適当な方向に液状物を吐出できるため、吐出容器1の使用感を向上できる。
例えば、係合部35が被係合部14に係合した状態で、ディスペンサ2の吐出口22が、容器10の被装着部12を挟んで、容器10の取っ手部13の反対側に位置するように設けられていてよい。この場合、使用者が取っ手部13を把持した状態で、この把持位置と反対側に吐出口22があるため、使用者が液状物を取り出しやすい。使用者は、取っ手部13を把持しつつ、例えば吐出口22が鉛直方向下側へ相対移動するように吐出容器1を傾けることで、吐出口22から液状物を吐出させることができる。なお、上記反対側とは、正反対側に限らず、被装着部12(軸100)を頂点として吐出口22と取っ手部13とがなす角度が90度より大きい領域であってよい。また、係合部35が被係合部14に係合した状態で、吐出口22が、被装着部12を挟んで反対側に限らず、被装着部12を頂点として取っ手部13に対し90度の位置にあるように設けられてもよい。この場合、使用者は、取っ手部13を把持しつつ、吐出口22を容易に自分の顔に向けることができる。このため、例えば液状物として化粧水を用いてこれを噴霧するようにした場合、自分の顔への噴霧が容易である。
被係合部14は、容器10の取っ手部13に設けられていてよい。この場合、容器10の他の部位に被係合部14を設ける必要がないため、当該他の部位の形状の自由度を向上できる。上記他の部位とは、例えば収容部11である。なお、被係合部14は、容器10における上記他の部位に設けられていてもよい。被係合部14は、例えば、取っ手部13の角部としての第1曲面部135に設けられていてよい。この場合、被係合部14がより大きな角度範囲にわたって延在することができる。例えば、被係合部14がスリット状である場合、被係合部14は上下方向だけでなく水平方向にも開口しうる。よって、被係合部14をより容易に係合部35と係合させることが可能となる。ディスペンサ2において、係合部35は、装着部31を挟んで、吐出口22の反対側に設けられていてよい。この場合、被係合部14が取っ手部13に設けられていれば、この被係合部14に係合部35が係合することで、吐出口22が、被装着部12を挟んで、取っ手部13の反対側に位置することが容易となる。
取っ手部13は、容器10の外面から被装着部12と同じ側に突出していてよい。言い換えると、取っ手部13が、容器10の外面からディスペンサ2の側に突出していてよい。この場合、被係合部14が取っ手部13に設けられていれば、被係合部14がディスペンサ2に近接するため、被係合部14に係合部35が係合しやすい。言い換えると、被係合部14または係合部35の構成を簡素化または小型化することができる。
ディスペンサ2は、ディスペンサ本体3と、ディスペンサ本体3とともにポンプ室21を形成する可動部材としての蓋部40とを有してよい。ディスペンサ2は、蓋部40が変位することで、液状物をポンプ室21へ吸入し、または液状物をポンプ室21から吐出するように設けられていてよい。この場合、吐出容器1は、その姿勢にかかわらず、ディスペンサ2のポンプ作用により液状物を吐出することが可能となる。なお、ディスペンサ2は、ポンプ式に限らず、例えば、吐出口22が鉛直下方へ相対変位するように使用者が取っ手部13を把持して吐出容器1の全体を傾けることで、液状物を吐出口22から吐出させるものであってもよい。
ディスペンサ2は、レバー8を有してよい。レバー8は、ディスペンサ本体3に設けられ、使用者により操作されることで、可動部材としての蓋部40を押圧可能であってよい。この場合、梃子の作用により、使用者による液状物の取り出し操作の力を軽減でき、取り出し操作を容易化できる。また、可動部材の初期位置への復帰を促進するための付勢ユニット7を設ける場合、付勢ユニット7の付勢力の分だけ、大きな操作力が必要になるおそれがある。これに対し、レバー8を設けることで、操作力を軽減できる。なお、ディスペンサ2は、レバー8または押圧部81を有しなくてもよい。
係合部35が被係合部14に係合した状態で、レバー8の力点(把持部801)が、容器10の被装着部12に対し、取っ手部13の側に位置するように設けられていてよい。言い換えると、レバー8の支点(孔802と突起37)が、容器10の被装着部12を挟んで、取っ手部13の反対側に位置するように設けられていてよい。この場合、上記係合により、取っ手部13とレバー8の力点とが近接するように、容器10とディスペンサ2とが相対的に位置決めされるため、使用者は、取っ手部13を掴んだその手で、レバー8を操作しやすい。
ディスペンサ2がレバー8を有する場合、使用者がレバー8を操作すると、ディスペンサ2に力が作用し、ディスペンサ2が、容器10に対して、レバー8の移動方向に沿う面内(例えば図4の紙面内)で装着部31を中心とする回転変位すなわち首振り運動をするおそれがある。これに対し、係合部35は、被係合部14に係合することで、図4において矢印で示すレバー8の押圧方向8A(言い換えると下方)における、容器10に対するディスペンサ本体3の変位を、規制するように設けられていてよい。具体的には、係合部35の下端縁354が、レバー8の押圧方向8Aで対向する被係合部14の内面143に当接する。この場合、使用者がレバー8を操作する際、レバー8の押圧方向8Aにディスペンサ本体3が容器10に対して変位しようとしても、この変位が上記当接によって規制される。よって、上記首振り運動が抑制される。これにより、吐出容器1の使用時、吐出容器1において吐出口22の位置が所定の正位置からズレることが抑制されるため、狙った位置に液状物を吐出しやすい。また、レバー8の押圧時にディスペンサ2の首振り運動が抑制されるため、使用者がレバー8を操作しやすく、レバー8をしっかり押すことができるため、所望の吐出量を安定して得ることができ、吐出容器1の使用感を向上できる。
係合部35は、装着部31を挟んで、レバー8の支点(孔802と突起37)の反対側に設けられていてよい。この場合、係合部35が、装着部31に対し、レバー8の力点(把持部801)と同じ側に位置する。すなわち、装着部31を、容器10の収容部11からディスペンサ2への液状物の通路とすることが便宜であり、この場合、装着部31の近傍にポンプ室21を設けることが好ましい。よって、レバー8の作用点(押圧部81)は、装着部31の近傍に位置することから、レバー8の力点が、装着部31を挟んで、レバー8の支点の反対側に位置しやすい。したがって、係合部35が、装着部31に対し、レバー8の力点と同じ側に位置する。これにより、係合部35がレバー8の押圧方向8Aと同じ方向に変位しやすい。レバー8の押圧方向8Aは、通常、容器10に向かう方向であるため、係合部35が、容器10の被係合部14に係合しやすい。具体的には、係合部35の下端縁354が、レバー8の押圧方向8Aで対向する被係合部14の内面143に向かって押し付けられる。よって、レバー8の押圧方向8Aにおけるディスペンサ本体3の容器10に対する変位、すなわち上記首振り運動を効果的に規制することができる。
また、係合部35がレバー8の押圧方向8Aと同じ方向に変位することで、被係合部14の形状または容器10へのディスペンサ2の装着方法を、単純化することが容易となる。例えば、被係合部14をスリット状に形成すれば足りる。その場合、被係合部14の内面143がストッパとして機能することで、レバー8の押圧方向8Aにおけるディスペンサ本体3の容器10に対する変位を規制することができる。このとき、被係合部14の内面143の上方すなわち被係合部14の上側は、開口したままでよいため、被係合部14の形状を単純化できる。また、上記係合のために、被係合部14の上記開口から係合部35を容器10の軸100に沿って挿入すれば足りる。このため、容器10へディスペンサ2を装着する際にディスペンサ2を容器10に対して傾けたりする必要がない。よって、装着方法を単純化できる。なお、係合部35は、装着部31を挟んで、レバー8の支点の側に設けられていてもよい。この場合、レバー8の押圧方向8Aと反対方向に係合部35が変位しやすい。この反対方向で、係合部35が、容器10の被係合部14に係合するように、被係合部14の形状または容器10へのディスペンサ2の装着方法等を調整してもよい。
ディスペンサ本体3は凹部300を有し、ポンプ室21を形成する可動部材は、凹部300を覆い、凹部300とともにポンプ室21を形成する弾性変形可能な蓋部40であってよい。例えば、蓋部40は、弾性変形可能な膜状であってよい。この場合、ポンプ室21の径を比較的大きくすることで、可動部材のストローク量を抑制しつつ、一回の取り出し操作における吐出量の増大を図ることができる。一方、ポンプ室21の径を大きくすると、大きな操作力が必要になるおそれがある。これに対し、レバー8を設けることで、操作力を軽減し、液状物の取り出し操作を容易化できる。なお、レバー8に、蓋部40を押圧するための押圧部81を設けることで、蓋部40を容易に大きく弾性変形させることが可能となり、吐出量の増大を図ることができる。また、可動部材が弾性変形可能な蓋部40である場合、ポンプ室21の径が大きくなることによって、レバー8の操作時にディスペンサ2に作用する力のモーメントが大きくなるおそれがある。よって、上記首振り運動が生じやすいともいえる。これに対し、係合部35と被係合部14を設け、両者の係合によりレバー8の押圧方向8Aにおけるディスペンサ本体3の変位を規制することで、上記首振り運動を効果的に規制することができる。蓋部40は、凹部300の側と反対側に膨出するドーム状であってもよい。すなわち、ディスペンサ2のポンプ室21は、いわゆるドーム形状ポンプであってよい。これにより、ディスペンサ2の大型化を抑制しつつ、一回の操作により取り出し可能な液状物の量をより効果的に多くすることができる。なお、ポンプ室21の形態は、ドーム形状ポンプに限られず、弾性変形可能な蓋部40は、凹部300の側と反対側に膨出していなくてもよい。また、可動部材は、弾性変形可能な蓋部40に限らず、シリンダ内を移動するピストン等であってもよい。
係合部35は、レバー8の押圧方向8Aに沿って広がる板状であり、被係合部14は、レバー8の押圧方向8Aに沿って係合部35が入り込むことが可能なスリット状であってよい。この場合、板状である係合部35の下端縁354が、レバー8の押圧方向8Aで、スリット状である被係合部14の内面143に当接しうる。これにより、レバー8の押圧方向8Aにおけるディスペンサ本体3の容器10に対する変位を規制することができる。ここで、上記当接により、係合部35には、板の厚み方向でなく長手方向または幅方向に力が作用するため、レバー8の押圧による力を係合部35が効率的に受けることができ、係合部35の耐久性を向上することができる。また、容器10の被装着部12に対するディスペンサ2の回転方向である被装着部12の周り方向200において、板状である係合部35の側面351,352が、スリット状である被係合部14の内面141,142にそれぞれ当接しうる。側面351,352は、レバー8の押圧方向8Aに沿って広がっている。よって、容器10に対してディスペンサ2を周り方向200に位置決めしつつ装着する際、レバー8の移動方向に沿う面内(例えば図4の紙面内)で、ディスペンサ2が装着部31を中心として回転変位する等、容器10に対するディスペンサ2の位置が多少ズレたとしても、係合部35が被係合部14の内面141,142と当接しやすい。よって、容器10に対してディスペンサ2を上記周り方向200に位置決めしつつ装着する作業中、係合部35と被係合部14との係合を維持しやすいため、上記作業を容易化できる。
スリット状の被係合部14は、取っ手部13の角部としての第1曲面部135に設けられている。よって、板状の係合部35のうち、先端縁353と下端縁354とがなす角度θは鈍角であってよい。下端縁354は、係合部35のうち下側すなわち装着部31の側に位置する端縁である。この下端縁354と先端縁353は、板状である係合部35の複数の端縁のうち、被係合部14に係合部35が入り込む際に、取っ手部13の第1曲面部135に対向する2つの端部である。上記角度θが鈍角である場合、係合部35が被係合部14に入り込む際、先端縁353と下端縁354とにより挟まれる角部が、被係合部14が設けられた第1曲面部135と干渉しにくく、被係合部14に入り込みやすい。よって、係合部35を被係合部14に係合させる作業を容易化できる。なお、第1曲面部135に対向する係合部35の端縁は、直線状でなくてもよく、曲線状であってもよい。
<第2の実施形態>
図8,9は、本実施形態の吐出容器1の構成を示す。図9は、図4と同様の断面図である。本実施形態は、容器10が所謂デラミ容器である例を示す。第1の実施形態と共通する構成については、第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
容器10は、容器ホルダ10Aと内袋10Bを有する。容器ホルダ10Aは、外殻収容部11A、取っ手部13、被係合部14およびスライド蓋部15を有する。外殻収容部11Aは、第1の実施形態の収容部11と同じくボトル形状を有しており、下端が外部に開口している。取っ手部13は、外殻収容部11Aと一体に設けられている。スライド蓋部15は、外殻収容部11Aの上面110に、外殻収容部11Aに対してスライド可能に設置されている。スライド蓋部15が外殻収容部11Aに対してスライドすることで、外殻収容部11Aの上面110が開閉される。図8に示すように、スライド蓋部15には、スライド蓋部15の外縁に開口する凹部150が設けられている。
内袋10Bは、柔軟性のある袋であり、液状物を収容する。内袋10Bは、液状物の減少に伴って収縮可能である。内袋10Bは、被装着部12を備える。被装着部12の外周には、ねじ部120よりも下方に、フランジ状の第1係止部121と第2係止部122が設けられている。
内袋10Bは、外殻収容部11Aの下端から外殻収容部11Aの内部に挿入され、外殻収容部11Aに収容される。スライド蓋部15が外殻収容部11Aの外径方向へスライドして外殻収容部11Aの上面110が開かれた状態で、内袋10Bの被装着部12は、外殻収容部11Aの上面110から容器ホルダ10Aの外部に突出する。スライド蓋部15をスライドさせて外殻収容部11Aの上面110を閉じる際、スライド蓋部15のうち凹部150を挟んで対向する部分が、被装着部12の第1係止部121と第2係止部122との間に嵌まる。これにより、内袋10Bが、外殻収容部11Aに対して固定され、容器ホルダ10Aに設置される。被装着部12は、スライド蓋部15の凹部150を貫通し、容器ホルダ10Aの外部に突出する。図8に示すように、凹部150に残る隙間16が、内袋10Bと容器ホルダ10Aとの間の空間を容器ホルダ10Aの外部に連通させることで、液状物の減少に伴う内袋10Bの収縮を容易にする呼吸孔として機能する。スライド蓋部15を逆方向にスライドさせて外殻収容部11Aの上面110を開くと、スライド蓋部15が、被装着部12の第1係止部121と第2係止部122との間から抜ける。これにより、内袋10Bが、外殻収容部11Aから取り外されうる。
ディスペンサ2と容器ホルダ10Aのセットは、ディスペンサ付き容器ホルダとして機能する。ディスペンサ2の係合部35は、容器ホルダ10Aの被係合部14に係合することで、容器ホルダ10Aに設置された内袋10Bの被装着部12の周りにおけるディスペンサ2の回転を規制するように設けられている。これにより、第1の実施形態と同様、ディスペンサ2を容器10に装着する際、被装着部12の周り方向におけるディスペンサ2の位置の調整が容易となる。また、固定部材9は、係合部35が被係合部14に係合した状態で、容器ホルダ10Aに設置された内袋10Bの被装着部12に対しディスペンサ2を固定することが可能に設けられている。これにより、上記調整後の位置を保持したまま、固定部材9により、容器10に対しディスペンサ2を固定することが容易となる。
このように容器10が内袋10Bを備える場合、容器10からディスペンサ2へ液状物が供給される際に、内袋10Bへの空気補給が不要であり、液状物の密封性を向上し、液状物を清潔に保つことができる。また、容器ホルダ10Aを使い捨てることなく、内袋10Bを交換すれば液状物を補給できるため、容器10のリサイクルが容易である。なお、ディスペンサ2の被嵌合部32に吸入管320が接続されなくてもよい。
また、容器10が、容器ホルダ10Aから取り外し可能であって交換可能な内袋10Bを備え、この内袋10Bが被装着部12を備える場合、内袋10Bを交換するごとに、ディスペンサ2から内袋10Bが取り外されるとともに、ディスペンサ2と容器10との装着が解除される。言い換えると、内袋10Bを交換するごとに、ディスペンサ2と容器10との装着を改めて行う必要がある。よって、上記装着の際に係合部35と被係合部14との係合によりディスペンサ2と容器10との位置決めを行い、この位置を保持しつつ固定部材9によりディスペンサ2を容器10に固定できる、という上記利点を、上記交換のたびに得ることができるため、吐出容器1の利便性を向上できる。なお、内袋10Bは容器ホルダ10Aに取り外し可能に設置されていればよく、その設置方法はスライド蓋部15を用いる方法に限らない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的範囲はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の吐出容器、ディスペンサ、容器、ディスペンサ付き容器ホルダ、ディスペンサ、または容器ホルダを開示する。
<1>
液状物を収容する収容部と、使用者が把持可能な取っ手部と、被装着部と、被係合部と、を有する容器と、前記容器の前記被装着部に装着される装着部と、前記容器の前記被係合部に係合する係合部と、を有し、前記容器の前記収容部からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサと、前記容器に対し前記ディスペンサを固定する固定部材と、を備え、前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記容器の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられ、前記固定部材は、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記容器に対し前記ディスペンサを固定することが可能に設けられている、吐出容器。
<2>
前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記ディスペンサの前記吐出口が、前記容器の前記被装着部を挟んで、前記容器の前記取っ手部の反対側に位置するように設けられている、前記<1>に記載の吐出容器。
<3>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記吐出口の反対側に設けられている、前記<1>または<2>に記載の吐出容器。
<4>
前記係合部は凸部であり、前記被係合部は、前記係合部が入り込むことが可能な凹部である、前記<1>〜<3>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<5>
前記係合部は板状であり、前記被係合部は、前記係合部が入り込むことが可能なスリット状である、前記<1>〜<4>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<6>
前記取っ手部は、前記容器の外面から前記被装着部と同じ側に突出している、前記<1>〜<5>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<7>
前記被係合部が前記取っ手部に設けられている、前記<1>〜<6>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<8>
前記被係合部が前記取っ手部の角部に設けられている、前記<1>〜<7>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<9>
板状である前記係合部の複数の端縁のうち、スリット状である前記被係合部に前記係合部が入り込む際に前記取っ手部の角部に対向する2つの前記端縁が互いになす角度は、鈍角である、前記<1>〜<8>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<10>
前記ディスペンサは、ディスペンサ本体と、前記ディスペンサ本体とともにポンプ室を形成する可動部材と、前記ディスペンサ本体に設けられ、使用者により操作されることで前記可動部材を押圧可能なレバーと、をさらに有し、前記可動部材が変位することで、前記液状物を前記ポンプ室へ吸入し、または前記液状物を前記ポンプ室から吐出するように設けられている、前記<1>〜<9>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<11>
前記ディスペンサ本体は凹部を有し、前記可動部材は、前記凹部を覆い、前記凹部とともに前記ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部である、前記<10>に記載の吐出容器。
<12>
前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記レバーの押圧方向における前記ディスペンサ本体の前記容器に対する変位を規制するように設けられている、前記<10>または<11>に記載の吐出容器。
<13>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記レバーの支点の反対側に設けられている、前記<10>〜<12>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<14>
前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記レバーの力点が、前記容器の前記被装着部に対し、前記取っ手部の側に位置するように設けられている、前記<10>〜<13>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<15>
前記係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って広がる板状であり、前記被係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って前記係合部が入り込むことが可能なスリット状である、前記<10>〜<14>のいずれか1項に記載の吐出容器。
<16>
液状物を収容し、使用者が把持可能な取っ手部を有する容器の被装着部に装着可能な装着部と、前記容器の被係合部に係合可能な係合部と、を有し、前記装着部に固定部材が設けられ、前記容器からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサであって、前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記容器の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられ、前記固定部材は、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記容器に対し前記ディスペンサを固定することが可能に設けられている、ディスペンサ。
<17>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記吐出口の反対側に設けられている、前記<16>に記載のディスペンサ。
<18>
前記係合部は、凹部である前記被係合部に入り込むことが可能な凸部である、前記<16>または<17>に記載のディスペンサ。
<19>
前記係合部は、スリット状である前記被係合部に入り込むことが可能な板状である、前記<16>〜<18>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<20>
板状である前記係合部の複数の端縁のうち、スリット状である前記被係合部に前記係合部が入り込む際に前記取っ手部の角部に対向する2つの前記端縁が互いになす角度は、鈍角である、前記<16>〜<19>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<21>
ディスペンサ本体と、前記ディスペンサ本体とともにポンプ室を形成する可動部材と、前記ディスペンサ本体に設けられ、使用者により操作されることで前記可動部材を押圧可能なレバーと、をさらに有し、前記可動部材が変位することで、前記液状物を前記ポンプ室へ吸入し、または前記液状物を前記ポンプ室から吐出するように設けられている、前記<16>〜<20>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<22>
前記ディスペンサ本体は凹部を有し、前記可動部材は、前記凹部を覆い、前記凹部とともに前記ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部である、前記<21>に記載のディスペンサ。
<23>
前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記レバーの押圧方向における前記ディスペンサ本体の前記容器に対する変位を規制するように設けられている、前記<21>または<22>に記載のディスペンサ。
<24>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記レバーの支点の反対側に設けられている、前記<21>〜<23>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<25>
前記係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って広がる板状である、前記<21>〜<24>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<26>
液状物を収容する収容部と、使用者が把持可能な取っ手部と、前記収容部からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサの装着部が装着可能な被装着部と、前記ディスペンサの係合部が係合可能な被係合部と、を有する容器であって、前記被係合部に前記係合部が係合した状態で、固定部材により前記ディスペンサを前記容器に対し固定することが可能に設けられ、前記被係合部は、前記係合部が係合することで、前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられている、容器。
<27>
前記被係合部が前記取っ手部に設けられている、前記<26>に記載の容器。
<28>
前記取っ手部は、前記容器の外面から前記被装着部と同じ側に突出している、前記<26>または<27>に記載の容器。
<29>
前記被係合部が前記取っ手部の角部に設けられている、前記<26>〜<28>のいずれか1項に記載の容器。
<30>
前記被係合部は、凸部である前記係合部が入り込むことが可能な凹部である、前記<26>〜<29>のいずれか1項に記載の容器。
<31>
前記被係合部は、板状である前記係合部が入り込むことが可能なスリット状である、前記<26>〜<30>のいずれか1項に記載の容器。
<32>
液状物を収容し、被装着部を備える内袋が取り外し可能に設置され、使用者が把持可能な取っ手部と、被係合部と、を有する容器ホルダと、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に装着される装着部と、前記容器ホルダの前記被係合部に係合する係合部と、を有し、前記容器ホルダに設置された前記内袋からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサと、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に対し前記ディスペンサを固定する固定部材と、を備え、前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられ、前記固定部材は、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に対し前記ディスペンサを固定することが可能に設けられている、ディスペンサ付き容器ホルダ。
<33>
前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記ディスペンサの前記吐出口が、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部を挟んで、前記容器ホルダの前記取っ手部の反対側に位置するように設けられている、前記<32>に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<34>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記吐出口の反対側に設けられている、前記<32>または<33>に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<35>
前記係合部は凸部であり、前記被係合部は、前記係合部が入り込むことが可能な凹部である、前記<32>〜<34>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<36>
前記係合部は板状であり、前記被係合部は、前記係合部が入り込むことが可能なスリット状である、前記<32>〜<35>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<37>
前記取っ手部は、前記容器ホルダの外面から前記被装着部と同じ側に突出している、前記<32>〜<36>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<38>
前記被係合部が前記取っ手部に設けられている、前記<32>〜<37>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<39>
前記被係合部が前記取っ手部の角部に設けられている、前記<32>〜<38>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<40>
板状である前記係合部の複数の端縁のうち、スリット状である前記被係合部に前記係合部が入り込む際に前記取っ手部の角部に対向する2つの前記端縁が互いになす角度は、鈍角である、前記<32>〜<39>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<41>
前記ディスペンサは、ディスペンサ本体と、前記ディスペンサ本体とともにポンプ室を形成する可動部材と、前記ディスペンサ本体に設けられ、使用者により操作されることで前記可動部材を押圧可能なレバーと、をさらに有し、前記可動部材が変位することで、前記液状物を前記ポンプ室へ吸入し、または前記液状物を前記ポンプ室から吐出するように設けられている、前記<32>〜<40>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<42>
前記ディスペンサ本体は凹部を有し、前記可動部材は、前記凹部を覆い、前記凹部とともに前記ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部である、前記<41>に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<43>
前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記レバーの押圧方向における前記ディスペンサ本体の前記容器ホルダに対する変位を規制するように設けられている、前記<41>または<42>に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<44>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記レバーの支点の反対側に設けられている、前記<41>〜<43>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<45>
前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記レバーの力点が、前記容器ホルダの前記被装着部に対し、前記取っ手部の側に位置するように設けられている、前記<41>〜<44>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<46>
前記係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って広がる板状であり、前記被係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って前記係合部が入り込むことが可能なスリット状である、前記<41>〜<45>のいずれか1項に記載のディスペンサ付き容器ホルダ。
<47>
液状物を収容し、被装着部を備える内袋が取り外し可能に設置され、使用者が把持可能な取っ手部を有する容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に装着可能な装着部と、前記容器ホルダの被係合部に係合可能な係合部と、を有し、前記装着部に固定部材が設けられ、前記容器ホルダに設置された前記内袋からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサであって、前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられ、前記固定部材は、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に対し前記ディスペンサを固定することが可能に設けられている、ディスペンサ。
<48>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記吐出口の反対側に設けられている、前記<47>に記載のディスペンサ。
<49>
前記係合部は、凹部である前記被係合部に入り込むことが可能な凸部である、前記<47>または<48>に記載のディスペンサ。
<50>
前記係合部は、スリット状である前記被係合部に入り込むことが可能な板状である、前記<47>〜<49>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<51>
板状である前記係合部の複数の端縁のうち、スリット状である前記被係合部に前記係合部が入り込む際に前記取っ手部の角部に対向する2つの前記端縁が互いになす角度は、鈍角である、前記<47>〜<50>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<52>
ディスペンサ本体と、前記ディスペンサ本体とともにポンプ室を形成する可動部材と、前記ディスペンサ本体に設けられ、使用者により操作されることで前記可動部材を押圧可能なレバーと、をさらに有し、前記可動部材が変位することで、前記液状物を前記ポンプ室へ吸入し、または前記液状物を前記ポンプ室から吐出するように設けられている、前記<47>〜<51>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<53>
前記ディスペンサ本体は凹部を有し、前記可動部材は、前記凹部を覆い、前記凹部とともに前記ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部である、前記<52>に記載のディスペンサ。
<54>
前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記レバーの押圧方向における前記ディスペンサ本体の前記容器ホルダに対する変位を規制するように設けられている、前記<52>または<53>に記載のディスペンサ。
<55>
前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記レバーの支点の反対側に設けられている、前記<52>〜<54>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<56>
前記係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って広がる板状である、前記<52>〜<55>のいずれか1項に記載のディスペンサ。
<57>
液状物を収容し、被装着部を備える内袋が取り外し可能に設置され、使用者が把持可能な取っ手部と、前記内袋からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサの係合部が係合可能な被係合部と、を有する容器ホルダであって、前記被係合部に前記係合部が係合した状態で、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に対し前記ディスペンサを固定部材により固定することが可能に設けられ、前記被係合部は、前記係合部が係合することで、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられている、容器ホルダ。
<58>
前記被係合部が前記取っ手部に設けられている、前記<57>に記載の容器ホルダ。
<59>
前記取っ手部は、前記容器ホルダの外面から前記被装着部と同じ側に突出している、前記<57>または<58>に記載の容器ホルダ。
<60>
前記被係合部が前記取っ手部の角部に設けられている、前記<57>〜<59>のいずれか1項に記載の容器ホルダ。
<61>
前記被係合部は、凸部である前記係合部が入り込むことが可能な凹部である、前記<57>〜<60>のいずれか1項に記載の容器ホルダ。
<62>
前記被係合部は、板状である前記係合部が入り込むことが可能なスリット状である、前記<57>〜<61>のいずれか1項に記載の容器ホルダ。
1 吐出容器
2 ディスペンサ
21 ポンプ室
22 吐出口
3 ディスペンサ本体
31 装着部
35 係合部
37 突起(支点)
40 蓋部(可動部材)
8 レバー
9 固定部材
10 容器
10A 容器ホルダ
10B 内袋
11 収容部
12 被装着部
13 取っ手部
14 被係合部

Claims (12)

  1. 液状物を収容する収容部と、
    使用者が把持可能な取っ手部と、
    被装着部と、
    被係合部と、
    を有する容器と、
    前記容器の前記被装着部に装着される装着部と、
    前記容器の前記被係合部に係合する係合部と、
    を有し、
    前記容器の前記収容部からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出する
    ディスペンサと、
    前記容器に対し前記ディスペンサを固定する固定部材と、
    を備え、
    前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記容器の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられ、
    前記固定部材は、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記容器に対し前記ディスペンサを固定することが可能に設けられている、
    吐出容器。
  2. 前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記ディスペンサの前記吐出口が、前記容器の前記被装着部を挟んで、前記容器の前記取っ手部の反対側に位置するように設けられている、請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記被係合部が前記取っ手部に設けられている、請求項1または2に記載の吐出容器。
  4. 前記取っ手部は、前記容器の外面から前記被装着部と同じ側に突出している、請求項3に記載の吐出容器。
  5. 前記ディスペンサは、
    ディスペンサ本体と、
    前記ディスペンサ本体とともにポンプ室を形成する可動部材と、
    前記ディスペンサ本体に設けられ、使用者により操作されることで前記可動部材を押圧可能なレバーと、をさらに有し、
    前記可動部材が変位することで、前記液状物を前記ポンプ室へ吸入し、または前記液状物を前記ポンプ室から吐出するように設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吐出容器。
  6. 前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記レバーの押圧方向における前記ディスペンサ本体の前記容器に対する変位を規制するように設けられている、請求項5に記載の吐出容器。
  7. 前記係合部は、前記装着部を挟んで、前記レバーの支点の反対側に設けられている、請求項6に記載の吐出容器。
  8. 前記ディスペンサ本体は凹部を有し、
    前記可動部材は、前記凹部を覆い、前記凹部とともに前記ポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部である、請求項5〜7のいずれか1項に記載の吐出容器。
  9. 前記係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って広がる板状であり、前記被係合部は、前記レバーの押圧方向に沿って前記係合部が入り込むことが可能なスリット状である、請求項5〜8のいずれか1項に記載の吐出容器。
  10. 液状物を収容し、使用者が把持可能な取っ手部を有する容器の被装着部に装着可能な装着部と、
    前記容器の被係合部に係合可能な係合部と、
    を有し、
    前記装着部に固定部材が設けられ、
    前記容器からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサであって、
    前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記容器の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられ、
    前記固定部材は、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記容器に対し前記ディスペンサを固定することが可能に設けられている、
    ディスペンサ。
  11. 液状物を収容する収容部と、
    使用者が把持可能な取っ手部と、
    前記収容部からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出するディスペンサの装着部が装着可能な被装着部と、
    前記ディスペンサの係合部が係合可能な被係合部と、
    を有する容器であって、
    前記被係合部に前記係合部が係合した状態で、固定部材により前記ディスペンサを前記容器に対し固定することが可能に設けられ、
    前記被係合部は、前記係合部が係合することで、前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられている、
    容器。
  12. 液状物を収容し、被装着部を備える内袋が取り外し可能に設置され、
    使用者が把持可能な取っ手部と、
    被係合部と、
    を有する
    容器ホルダと、
    前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に装着される装着部と、
    前記容器ホルダの前記被係合部に係合する係合部と、
    を有し、
    前記容器ホルダに設置された前記内袋からの前記液状物を使用者の操作に応じて吐出口から吐出する
    ディスペンサと、
    前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に対し前記ディスペンサを固定する固定部材と、
    を備え、
    前記係合部は、前記被係合部に係合することで、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部の周りにおける前記ディスペンサの回転を規制するように設けられ、
    前記固定部材は、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記容器ホルダに設置された前記内袋の前記被装着部に対し前記ディスペンサを固定することが可能に設けられている、
    ディスペンサ付き容器ホルダ。
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