JP2020125139A - 保温容器 - Google Patents

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【課題】本発明は、簡易な構造で長期に亘って保温対象物の保冷を行なうことのできる保温容器を提供する。【解決手段】本発明に係る保温容器10は、第1の開口部22を具える有底筒状の第1の容器本体21と、前記第1の開口部を塞ぐ第1の蓋体26と、を有する第1の容器20と、第2の開口部32を具える有底筒状の第2の容器本体31と、前記第2の開口部を塞ぐ第2の蓋体36と、を有する第2の容器30と、を具える保温容器であって、前記第1の容器本体及び/又は前記第2の容器本体は、真空断熱構造であり、前記第2の容器は、前記第2の容器本体に保温対象物60を収容し、前記第1の容器に保冷剤40と共に収納される。【選択図】図1

Description

本発明は、保温容器に関するものであり、より具体的には、長期に亘って保温対象物の保冷を行なうことのできる保温容器に関するものである。
再生医療の実用化に伴って、細胞や組織などの生体試料を低温で保冷し、輸送する技術の向上が求められている。たとえば、特許文献1では、採取された生体試料を、液体窒素サーバーから液体窒素の供給を受けて冷却する低温容器に収納し、保冷、輸送等を行なう技術を開示している。
特開2001−141346号公報
しかしながら、液体窒素サーバーを具える構成では、保温容器が複雑且つ大型化してしまい、取り扱いも容易ではない。
本発明の目的は、簡易な構造で長期に亘って保温対象物の保冷を行なうことのできる保温容器を提供することである。
本発明に係る保温容器は、
第1の開口部を具える有底筒状の第1の容器本体と、前記第1の開口部を塞ぐ第1の蓋体と、を有する第1の容器と、
第2の開口部を具える有底筒状の第2の容器本体と、前記第2の開口部を塞ぐ第2の蓋体と、を有する第2の容器と、
を具える保温容器であって、
前記第1の容器本体及び/又は前記第2の容器本体は、真空断熱構造であり、
前記第2の容器は、前記第2の容器本体に保温対象物を収容し、前記第1の容器に保冷剤と共に収納される。
少なくとも前記第1の容器本体が真空断熱構造であることが望ましい。
前記保冷剤は、固液共存状態であるものを用いることが望ましい。
前記保冷剤は、凝固点が前記保温対象物の保冷目的温度と同等のものを採用することが望ましい。
前記第2の容器は、筒状の容器保持具を介して前記第1の容器に収納することができる。
本発明の保温容器によれば、第2の容器に保温対象物を収容し、第2の容器を第1の容器に保冷剤と共に収納することで、保温対象物を長期に亘って好適に保冷することができる。とくに、第1の容器及び/又は第2の容器を真空断熱構造にすることで、保温性能を高めることができる。そして、第1の容器を真空断熱構造とした場合には、長期に亘って保温状態を維持することができる。また、第2の容器を真空断熱構造とした場合には、保温対象物は、保冷剤から急激な冷却を受けることがなく、緩やかに冷却されるから、保温対象物にヒートショックを与えることなく保冷を行なうことができる。
本発明の保温容器は、液体窒素サーバー等の複雑な装置や外部電源等を必要とせず、比較的簡便な構成とすることができる。また、保温容器は、大きさや形状を保温対象物の大きさや要求される保冷時間等に基づいて適宜決定できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る保温容器の断面図である。 図2は、第1の蓋体、第2の蓋体を外した保温容器の断面図である。 図3は、第1の容器の断面図である。 図4は、第2の容器及び容器保持具の断面図である。 図5は、容器保持具の(a)平面図、(b)側面図、(c)底面図である。 図6は、保温性能を比較したグラフである。
以下、本発明の一実施形態に係る保温容器10について図面を参照しながら説明を行なう。
図1は、本発明の保温容器10の断面図、図2は、第1の蓋体26及び第2の蓋体36を外した保温容器10の断面図、図3は、第1の容器の断面図、図4は、第2の容器及び容器保持具の断面図、図5は、容器保持具の(a)平面図、(b)側面図、(c)底面図である。
図1に示すように、本発明の保温容器10は、外容器となる第1の容器20に、内容器となる第2の容器30を保冷剤40と共に収納して構成される。第2の容器30には、生体試料、生物、植物、工業試料、部品、食品、飲料などの種々の保温対象物60を収容することができる。
図1乃至図3に示すように、第1の容器20は、有底筒状の第1の容器本体21と、第1の容器本体21に形成された第1の開口部22を塞ぐ第1の蓋体26を含む。第1の容器本体21は、ステンレス鋼などの金属板を真空二重構造に形成した真空断熱構造とすることが好適である。第1の容器20は、第2の容器30よりも大容積であり、第2の容器30と必要量の保冷剤40を収納可能な大きさとすることができる。
第1の容器本体21は、第2の容器30が余裕を持って通過することのできる第1の開口部22を有する。第1の開口部22は、第1の蓋体26により気密に閉じられ、第1の容器20の密閉状態を維持する。本実施形態では、図3に示すように、第1の開口部22の外周にねじ山23が形成されており、第1の蓋体26は、第1の開口部22の外周のねじ山23に噛合するねじ溝27が形成されている。なお、第1の開口部22の内周にねじ溝を形成し、第1の蓋体26の外周にねじ山を形成した構成としても構わない。図示の実施形態では、第1の蓋体26の上面側は、ウレタンや発泡スチロールの如き第1の断熱材28で覆っている。
また、本実施形態では、第1の容器本体21は、第1の開口部22がやや縮径した首部を有し、当該首部に内向きに保持具抑え24が突出している。
第2の容器30は、図1、図2及び図4に示すように、有底筒状の第2の容器本体31と、第2の容器本体31に形成された第2の開口部32を塞ぐ第2の蓋体36を含む。第2の容器本体31は、第1の容器本体21と同様、ステンレス鋼などの金属板を真空二重構造に形成した真空断熱構造とすることが好適である。
第2の容器本体31は、図示の実施形態では縦長円筒状であるが、浅い皿状等、保温対象物60の形状や大きさ、出し入れのし易さに応じた形状とすることができる。第2の容器本体31には、保温対象物60を出し入れする第2の開口部32が形成されている。第2の開口部32は、第2の蓋体36により気密に閉じられ、第2の容器30の密閉状態を維持する。本実施形態では、図4に示すように、第2の開口部32の内周にねじ溝33が形成されており、第2の蓋体36は、外周にねじ山37が形成された内蓋を有する。なお、第2の開口部32の外周にねじ山を形成し、第2の蓋体36の内周にねじ溝を形成した構成としても構わない。図示の実施形態では、第2の蓋体36は、内蓋にウレタンや発泡スチロールの如き第2の断熱材38を収容している。
本実施形態では、第2の容器30は、筒状の容器保持具50により第1の容器20に保持された状態で収納される。第2の容器30を容器保持具50で保持することにより、第2の容器30を第1の容器20内で安定して保持することができ、容器どうしの衝突を防止できる。容器保持具50は、たとえば樹脂製とすることができる。容器保持具50は、本実施形態では、図1、図2、図4及び図5に示すように第2の容器本体31の底部と胴部を包囲する枠体であり、上端に拡径した当たり部51が形成されている。当たり部51は、第1の容器本体21の保持具抑え24と当接して、容器保持具50がそれ以上第1の容器本体21の内部に侵入することを阻止する。なお、容器保持具50は、第1の容器本体21の中で、第2の容器30と保冷剤40が直接接触することができるように、図5に示すように、側面にスリット52、底面に孔53が形成されている。スリット52や孔53は、保冷剤40が通過可能であり、第1の容器20内の保冷剤40はスリット52等を通って第2の容器30に接触可能となっている。
第2の容器30と共に第1の容器20に収納される保冷剤40は、第2の容器30及びこれに収容された保温対象物60を冷却した状態で維持する予め冷却された熱媒体である。保冷剤40は、液体41と固体42、たとえば水と氷の固液共存状態で使用することが望ましい。これにより、保冷剤40は、含まれる固体42が融けきるまで、第2の容器30及びその内容物である保温対象物60を凝固点以下にはならない低温で保持することができる。保冷剤40は、凝固点が保温対象物60の保冷目的温度と同等のものを採用することが望ましい。保冷剤40により保温対象物60が過度に冷却されることを防ぐためである。たとえば、保冷剤40は、塩化ナトリウム水溶液とすることで、水に比べてより低温での保冷を行なうことができる。
然して、本発明の保温容器10は、以下の要領で使用することができる。
まず、第2の容器30について、第2の蓋体36を外し、第2の容器本体31に第2の開口部32から保温対象物60を挿入する。そして、第2の容器本体31に保温対象物60を収容した状態で第2の蓋体36で閉じ、第2の容器30を密閉状態で維持する。この状態で、第2の容器30を容器保持具50に収納する。
続いて、第1の容器20について、第1の蓋体26を外し、第1の開口部22から適量の保冷剤40を投入し、第2の容器30を容器保持具50と共に挿入する。容器保持具50は、当たり部51が第1の容器本体21の保持具抑え24に当たることで、それ以上内部に侵入することなく第1の容器本体21の内部で保持される。そして、第1の容器本体21の第1の開口部22を第1の蓋体26で閉じ、第1の容器20を密閉状態とすることで、図1に示すように、保温対象物60を収納した保温容器10が得られる。なお、容器保持具50を採用しない場合には、第2の容器30は、第1の容器本体21に直接収納すればよい。
保温容器10は、固液共存状態の保冷剤40を第1の容器20に収納することで、第2の容器30及び保温対象物60は、保冷剤40の固体42が融けきるまで、凝固点以下にはならない低温で保持することができる。
第1の容器本体21に真空断熱構造を採用することで、外部の温度を第1の容器20の内部に伝わり難くすることができ、保冷時間を延ばすことができる。
また、第2の容器本体31に真空断熱構造を採用することで、保冷時間を延ばすことができることに加え、第2の容器30の内部の温度が保冷剤40によって急激に低下することを防止でき、保温対象物60の温度変化に要する時間を長くすることができる。従って、保温対象物60に過度のヒートショックを与えることはなく、保温対象物60は緩やかに冷却される。従って、保温対象物60が生体試料である場合にとくに有効である。
そして、第1の容器本体21及び第2の容器本体31の両方を真空断熱構造にすることで、保冷剤40の保冷時間を可及的に延ばすことができ、且つ、保温対象物60はヒートショックを受けることなく緩やかに冷却でき、保冷剤40の固体42が融けた後も、保温対象物60が急激な温度上昇を受けることを防止できる。
なお、後述する実施例に示すように、第1の容器本体21と第2の容器本体31の何れかに真空断熱構造を採用する場合、外容器となる第1の容器本体21に真空断熱構造を採用することが望ましい。
本発明の保温容器10によれば、液体窒素サーバー等の複雑な装置や外部電源等を必要とせず、比較的簡便な構成とすることができる。また、保温容器10の大きさや形状も、保温対象物60の大きさや要求される保冷時間、外気温等に基づいて適宜決定できる。
望ましい実施形態として、第1の容器20の容積は、第2の容器30の2倍以上とする。また、保冷剤40は、第1の容器20と第2の容器30の間に形成される空間の70体積%となるように収納することが好適であり、80体積%以上がより望ましい。保冷剤40は多く収納される程、長期に亘って保冷効果を維持できる。なお、最初に第1の容器20に収納される保冷剤40は、液体41と固体42の比を7:3〜0:10とすることが好適である。保冷剤40の温度下限は、液体41の凝固点により決定されるため、液体41の割合を高くすることで温度低下の幅を小さく制御できる。また、固体42の割合が高いと、保温時間を長くできる利点がある。なお、液体41の比率を0にしても、第1の容器20や第2の容器30に固体42が触れ、また、第1の容器20内の雰囲気の熱により固体42の一部は直ちに液体41となるため、実質的には保温開始時には液体41と固体42が共存した状態に移行する。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
たとえば、第1の容器20、第2の容器30の形状、大きさ、細部の構成は上記や図示の実施形態に限定されるものではないことは勿論である。
また、第2の容器30の内部に第3の容器、第4の容器等々を保冷剤と共に収納することもできる。これにより、保温容器10は、可及的に保温時間を延長することができる。このとき、保冷剤は、内側の容器と共に収納される保冷剤よりも、外側の容器と共に収容される保冷剤に凝固点の低いものを採用することで、同じ凝固点のものを採用した場合に比べて、内側の容器の急激な温度変化を抑えつつ、保温時間を延長することができる効果がある。
上記実施形態では、熱媒体として保冷剤40を用い、保温対象物60の冷却を行なっているが、熱媒体として高温の湯を用いることで、保温対象物60を高温で保持することもできる。
本発明の効果を明確にするため、以下の比較実験を行なった。実験は、発明例1:第1の容器本体及び第2の容器本体に真空断熱構造を採用した保温容器、発明例2:第1の容器本体に真空断熱構造、第2の容器本体に非断熱構造を採用した保温容器、発明例3:第1の容器本体に非断熱構造、第2の容器本体に真空断熱構造を採用した保温容器、比較例:第1の容器本体及び第2の容器本体に非断熱構造を採用した保温容器に対して実施した。なお、真空断熱構造は、容器本体をステンレス鋼からなる真空二重容器としたものであり、非断熱構造は、容器本体をステンレス鋼からなる一層構造の容器としている。
第1の容器の容積は4L、第2の容器の容積は300mLとし、保冷剤として氷1500gを用いた。保冷剤の凝固点は0℃である。保温対象物に代えて、第2の容器の内部に温度センサーを設置し、保温容器を室温21℃の環境に置いて、第2の容器の内部の温度変化を測定した。第1の容器に保冷剤を入れ、第2の容器を第1の容器に収納した状態で、氷は一部が融けて水になり、固液共存状態となっていることが目視により観察された。なお、実験は、発明例1の第2の容器の内部の温度が冷却を受けた後、5℃に戻るまで実施した。結果を図6、考察を以下に示す。
<発明例1>
図6を参照すると、第1の容器本体及び第2の容器本体に真空断熱構造を採用した発明例1は、他の保温容器に比べて温度変化が小さく、第2の容器の内部の温度(以下、単に「温度」という)が5℃に達するまで264時間(11日)、保冷状態を保持できたことがわかる。とくに、冷却開始後の温度の下降勾配が極めて緩やかであり、保温対象物にヒートショックを与え難い構造であることがわかる。また、24時間経過から240時間経過まで、温度は3℃前後を安定的に保持できていることもわかる。
<発明例2>
第1の容器本体のみに真空断熱構造を採用した発明例2は、温度が凝固点に向かって急激に低下している。これは、第2の容器本体が非断熱構造であるため、保冷剤により内部が直接的に冷却されたためである。その後約216時間、1℃前後の温度で低下と上昇が拮抗した状態が続いており、保冷剤の冷却効果が第1の容器によって保持され、第2の容器の内部に伝わっていることがわかる。最終的に、温度が5℃に達したのは約235時間経過後であった。
<発明例3>
第2の容器本体のみに真空断熱構造を採用した発明例3は、第1の容器が非断熱構造であるが故、保冷剤が急激に融けているが、第2の容器本体が真空断熱構造であるため、温度の上昇は比較例よりも緩やかであった。
<比較例>
第1の容器本体及び第2の容器本体の何れもが非断熱構造である比較例は、保冷剤が急激に融け、これに合わせて、温度も室温に向かって上昇していることがわかる。
上記より、第1の容器本体と第2の容器本体に真空断熱構造を採用した発明例1が最も保冷効果が高く、ヒートショックも小さいことがわかる。また、第1の容器本体と第2の容器本体の何れか一方に真空断熱構造を採用する場合、発明例2に示すように、第1の容器本体に真空断熱構造を採用した方が、保冷効果が高いことがわかる。また、発明例3のように、第2の容器本体のみに真空断熱構造を採用した場合、何れの容器本体にも真空断熱構造を採用していない比較例よりも温度上昇が緩やかであり、比較例よりもすぐれていることがわかる。
10 保温容器
20 第1の容器
21 第1の容器本体
26 第1の蓋体
30 第2の容器
31 第2の容器本体
36 第2の蓋体
40 保冷剤
50 容器保持具
60 保温対象物

Claims (5)

  1. 第1の開口部を具える有底筒状の第1の容器本体と、前記第1の開口部を塞ぐ第1の蓋体と、を有する第1の容器と、
    第2の開口部を具える有底筒状の第2の容器本体と、前記第2の開口部を塞ぐ第2の蓋体と、を有する第2の容器と、
    を具える保温容器であって、
    前記第1の容器本体及び/又は前記第2の容器本体は、真空断熱構造であり、
    前記第2の容器は、前記第2の容器本体に保温対象物を収容し、前記第1の容器に保冷剤と共に収納される、
    保温容器。
  2. 少なくとも前記第1の容器本体が真空断熱構造である、
    請求項1に記載の保温容器。
  3. 前記保冷剤は、固液共存状態である、
    請求項1又は請求項2に記載の保温容器。
  4. 前記保冷剤は、凝固点が前記保温対象物の保冷目的温度と同等である、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の保温容器。
  5. 前記第2の容器は、筒状の容器保持具を介して前記第1の容器に収納される、
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載の保温容器。
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