JP2020119466A - サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システム - Google Patents

サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020119466A
JP2020119466A JP2019012589A JP2019012589A JP2020119466A JP 2020119466 A JP2020119466 A JP 2020119466A JP 2019012589 A JP2019012589 A JP 2019012589A JP 2019012589 A JP2019012589 A JP 2019012589A JP 2020119466 A JP2020119466 A JP 2020119466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web application
image forming
forming apparatus
portal content
web
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019012589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7326755B2 (ja
Inventor
中村 光男
Mitsuo Nakamura
光男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019012589A priority Critical patent/JP7326755B2/ja
Publication of JP2020119466A publication Critical patent/JP2020119466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7326755B2 publication Critical patent/JP7326755B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】Webアプリケーションの利用を容易にする。【解決手段】画像形成装置のホーム画面を介して、ポータルコンテンツを作成するよう求める要求のデータを受信し、前記要求に応じて、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて、前記ポータルコンテンツを作成し、前記画像形成装置へ、前記ポータルコンテンツのデータを送信して表示させ、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、ポータルコンテンツ作成部を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システムに関する。
近年、Webアプリケーションと呼ばれる、Webブラウザ上で動作するアプリケーションソフトウェアが増えている。複合機等の画像形成装置においても、Webアプリケーションを利用して、印刷やスキャン等の各種画像処理機能を実現することができる(特許文献1)。
ユーザは、このようなWebアプリケーションへのショートカットアイコン(つまり、そのショートカットアイコンを選択すると、所定のURLのWebページがWebブラウザ上で開かれる)を作成して、画像形成装置のホーム画面上に配置することができる。
しかしながら、ホーム画面上のショートカットアイコンの数が多くなると、ユーザは所望のショートカットアイコンを見つけることが難しくなるという問題があった。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、Webアプリケーションの利用を容易にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、画像形成装置のホーム画面を介して、ポータルコンテンツを作成するよう求める要求のデータを受信し、前記要求に応じて、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて、前記ポータルコンテンツを作成し、前記画像形成装置へ、前記ポータルコンテンツのデータを送信して表示させ、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、ポータルコンテンツ作成部を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、Webアプリケーションの利用を容易にすることができる。
本実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の操作装置及び本体装置に含まれるソフトウェア群の階層構造の一例を示す図である。 本実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムのソフトウェア構成の一例を示す図である。 ポータルコンテンツ画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。 画面遷移の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。 Webアプリケーション情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムのソフトウェア構成の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、本実施形態では、Webアプリケーションは、画像形成装置の有する画像形成機能(例えば、コピー、プリント、スキャン、FAX)、その他の機能(例えば、認証、アドレス帳、メール送信、ログ取得等)を実行するアプリケーションを含む。Webブラウザ上で動作するアプリケーションも、ローカルアプリケーションも、画像形成装置の各機能を実行し利用することができる。
<全体構成例>
まず、本実施形態に係る情報処理システム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1には、1以上の画像形成装置10と、ポータルサーバ20と、1以上のWebサーバ30とが含まれる。また、画像形成装置10とポータルサーバ20とは、任意のネットワークを介して通信可能に接続されている。また、ポータルサーバ20とWebサーバ30とは、任意のネットワークを介して通信可能に接続されている。
本実施形態では、画像形成装置10は、ファイアウォール経由でインターネット等のネットワークに接続して、ポータルサーバ20経由で、複数のWebサーバ30に接続することができる。
画像形成装置10は、Webブラウザが搭載された複合機等の電子機器である。画像形成装置10のユーザは、Webサーバ30が提供するWebアプリケーションを利用して、例えば、Webサーバ30からダウンロードした電子データを印刷したり、スキャンにより生成した画像データをWebサーバ30にアップロードしたりすることができる。
ポータルサーバ20は、Webサーバ30が提供するWebアプリケーションにアクセスするための画面を提供するコンピュータ又はコンピュータシステムである。
Webサーバ30は、HTMLを用いたWebアプリケーションを提供するコンピュータ又はコンピュータシステムである。
Webサーバ30によりWebアプリケーションが提供されることで、種々のWebサービスが実現される。このようなWebサービスとしては、例えば、クラウドストレージサービス、SNS(Social Networking Service)、クラウドプリントサービス、ブログサービス、掲示板サービス、オンラインゲームサービス、オンラインショッピングサービス等が挙げられる。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、画像形成装置10は、複合機に限られず、例えば、デジタルカメラ、印刷装置、スキャナ装置、コピー機、プロジェクタ、ファクシミリ、電子会議用端末、電子黒板装置等であっても良い。すなわち、画像形成装置10は、ポータルサーバ20やWebサーバ30との間でデータの入力及び出力の少なくとも一方を行う電子機器であれば良い。
<画像形成装置10のハードウェア構成例>
次に、本実施形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、操作装置11と、本体装置12とを有している。
操作装置11は、本体装置12に実行させる画像処理機能の選択、画像処理機能を実行させるための各種設定値の入力、画像処理機能の実行を開始させるための実行指示の入力、表示画面の切り替え等、ユーザが各種操作を行う際に用いられる。
本体装置12は、操作装置11におけるユーザの各種操作に応じて、画像処理機能の実行等の各種の処理を実行する。
図2に示すように、画像形成装置10の操作装置11は、CPU111(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113とを有している。また、操作装置11は、フラッシュメモリ114と、操作パネル115と、接続I/F116と、通信I/F117とを有している。これら各ハードウェアは、バス118を介して相互に接続されている。
CPU111は、RAM113をワークエリアとしてROM112又はフラッシュメモリ114に記憶された各種プログラムを実行することで、操作装置11全体を制御する演算装置である。
ROM112は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。RAM113は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
フラッシュメモリ114は、不揮発性の記憶装置であり、CPU111が実行する各種プログラム(例えば、本実施形態を実現するプログラム等)や各種データを記憶する。
操作パネル115は、ユーザが各種操作を行う際に用いられる。また、操作パネル115は、ユーザに対して各種画面等を表示する。
接続I/F116は、通信路13を介して本体装置12と通信するためのインタフェースである。接続I/F116には、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のインタフェースが用いられる。
通信I/F117は、他の機器等と通信するためのインタフェースである。通信I/F117には、例えば、Wi−Fi規格の無線LAN(Local Area Network)等が用いられる。
同様に、画像形成装置10の本体装置12は、CPU121と、ROM122と、RAM123とを有している。また、本体装置12は、HDD(Hard Disk Drive)124と、画像処理エンジン125と、接続I/F126と、通信I/F127とを有している。これら各ハードウェアは、バス128を介して相互に接続されている。
CPU121は、RAM123をワークエリアとしてROM122又はHDD124に記憶された各種プログラムを実行することで、本体装置12全体を制御する演算装置である。
ROM122は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。RAM123は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
HDD124は、不揮発性の記憶装置であり、CPU121が実行する各種プログラム(例えば、本実施形態を実現するプログラム等)や各種データを記憶する。
画像処理エンジン125は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、及びFAX機能等の各種の画像処理機能を実現するための画像処理を行うハードウェアである。
画像処理エンジン125には、例えば、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ、原稿を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナ、及びFAX通信を行うFAX通信装置等が含まれる。また、画像処理エンジン125には、例えば、印刷済みのシート材を仕分けるフィニッシャや原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)等が含まれていても良い。
接続I/F126は、通信路13を介して操作装置11と通信するためのインタフェースである。接続I/F126には、例えば、USB規格のインタフェースが用いられる。
通信I/F127は、他の機器等と通信するためのインタフェースである。通信I/F127には、例えば、Wi−Fi規格の無線LAN等が用いられる。
本実施形態に係る画像形成装置10は、図2に示すハードウェア構成を有することにより、後述する各種処理を実現することができる。
なお、図2では、画像形成装置10が操作装置11を有している構成を一例として示したが、これに限られず、例えば、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話、PDA等の情報処理端末が画像形成装置10の操作装置として機能しても良い。すなわち、これらの情報処理端末は、操作装置11の通信I/F117又は本体装置12の通信I/F127を介して画像形成装置10と通信することにより、当該画像形成装置10を制御することができても良い。
<画像形成装置10のソフトウェア群の階層構造>
次に、本実施形態に係る画像形成装置10の操作装置11及び本体装置12に含まれるソフトウェア群の階層構造について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置10の操作装置11及び本体装置12に含まれるソフトウェア群の階層構造の一例を示す図である。
図3は、操作装置11に含まれるソフトウェア群の階層構造と、本体装置12に含まれるソフトウェア群の階層構造とを示している。
まず、本体装置12に含まれるソフトウェア群(すなわち、本体装置12のROM122やHDD124に記憶されているプログラム群)の階層構造について説明する。本体装置12に含まれるソフトウェア群は、アプリケーション層221と、サービス層222と、OS層223とに大別することができる。
アプリケーション層221に区分されるソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて画像処理機能を実現させるためのソフトウェアである。具体的には、印刷アプリケーション、スキャンアプリケーション、コピーアプリケーション、及びFAXアプリケーション等が挙げられる。
サービス層222に区分されるソフトウェアは、アプリケーション層221とOS層223との間を介在するソフトウェアである。当該ソフトウェアは、本体装置12が備えるハードウェア資源を、アプリケーション層221のソフトウェアが利用したり、本体装置12が備えるハードウェア資源の状態を通知したりするインタフェースとしての役割を果たす。
具体的には、ハードウェア資源に対する実行要求を受け付けたり、受け付けた実行要求の調停を行ったりする。サービス層222が受け付ける実行要求には、例えば、画像処理エンジン125による画像処理の実行要求(スキャナによるスキャン実行要求やプロッタによる印刷実行要求等)が含まれる。
なお、サービス層222に区分されるソフトウェアが果たす上記インタフェースとしての役割は、操作装置11のアプリケーション層211に対しても同様である。すなわち、操作装置11のアプリケーション層211に区分されるソフトウェアも、サービス層222にアクセスすることにより、本体装置12のハードウェア資源を動作させて、画像処理機能を実現させることができる。
OS層223に区分されるソフトウェアは、基本ソフトウェア(OS:Operating System)と呼ばれるプログラムであり、本体装置12が有するハードウェア資源を制御する基本機能を提供する。OS層223に区分されるソフトウェアは、アプリケーション層221に区分されるソフトウェアからのハードウェア資源に対する実行要求を、サービス層222に区分されるソフトウェアを介して受け付けて、当該実行要求に応じた処理を実行する。
次に、操作装置11に含まれるソフトウェア群(すなわち、操作装置11のROM112やフラッシュメモリ114に記憶されているプログラム群)の階層構造について説明する。本体装置12と同様に、操作装置11に含まれるソフトウェア群も、アプリケーション層211と、サービス層212と、OS層213とに大別することができる。
ただし、アプリケーション層211に区分されるソフトウェアが提供する機能やサービス層212が受け付け可能な実行要求の種類は、本体装置12とは異なる。操作装置11のアプリケーション層211に区分されるソフトウェアは、主として、各種操作や表示を行うためのユーザインタフェース機能を提供する。
なお、本実施形態では、操作装置11と本体装置12とで、OSは独立して動作するものとする。また、操作装置11と本体装置12とが相互に通信可能であれば、OSが同じ種類である必要はない。例えば、操作装置11ではOSにAndroid(登録商標)を用いる一方で、本体装置12ではOSにLinux(登録商標)を用いることも可能である。
このように、本実施形態に係る画像形成装置10は、操作装置11と本体装置12とが異なるOSにより制御される。このため、操作装置11と本体装置12との間の通信は、一装置内のプロセス間通信ではなく、異なる情報処理装置間の通信として行われる。
ただし、本実施形態に係る画像形成装置10は、操作装置11と本体装置12とで異なる種類のOSが動作している場合に限られず、操作装置11と本体装置12とで同一種類のOSが動作していても良い。また、本実施形態に係る画像形成装置10は、操作装置11と本体装置12とでOSが独立して動作している場合に限られず、操作装置11及び本体装置12上で一のOSが動作していても良い。
<ポータルサーバ20及びWebサーバ30のハードウェア構成例>
次に、本実施形態に係るサーバ装置(ポータルサーバ20及びWebサーバ30)のハードウェア構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るサーバ装置(ポータルサーバ20及びWebサーバ30)のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4に示すように、サーバ装置(ポータルサーバ20及びWebサーバ30)は、入力装置31と、表示装置32と、外部I/F33と、RAM34と、ROM35と、CPU36と、通信I/F37と、補助記憶装置38とを有する。これら各ハードウェアは、それぞれがバスBを介して通信可能に接続されている。
入力装置31は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル等であり、ユーザが各種操作を入力するのに用いられる。表示装置32は、例えばディスプレイ等であり、サーバ装置(ポータルサーバ20及びWebサーバ30)の処理結果を表示する。
外部I/F33は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体33a等がある。サーバ装置(ポータルサーバ20及びWebサーバ30)は、外部I/F33を介して、記録媒体33a等の読み取りや書き込みを行うことができる。
記録媒体33aには、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(Secure Digital memory card)、USB(Universal Serial Bus)メモリカード等がある。
RAM34は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM35は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM35には、例えば、OS設定やネットワーク設定等が格納されている。
CPU36は、ROM35や補助記憶装置38等からプログラムやデータをRAM34上に読み出して処理を実行する演算装置である。
通信I/F37は、サーバ装置(ポータルサーバ20及びWebサーバ30)をネットワーク40に接続するためのインタフェースである。補助記憶装置38は、例えばHDDやSSD等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置38に格納されているプログラムやデータには、例えば、OS、当該OS上において各種機能を実現するアプリケーションプログラム等がある。
<ソフトウェア構成例>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1に含まれる画像形成装置10及びポータルサーバ20及びWebサーバ30のソフトウェア構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理システム1のソフトウェア構成の一例を示す図である。
≪画像形成装置10≫
図5に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10の操作装置11は、Webブラウザ310と、UIアプリケーション(例えば、印刷UIアプリケーション320と、スキャンUIアプリケーション330)とを有する。これらWebブラウザ310、印刷UIアプリケーション320及びスキャンUIアプリケーション330は、CPU111により実行される。
また、本実施形態に係る画像形成装置10の本体装置12は、WebAPI340と、アプリケーション(例えば、印刷アプリケーション350と、スキャンアプリケーション360)とを有する。これらWebAPI340、印刷アプリケーション350及びスキャンアプリケーション360は、CPU121により実行される。
Webブラウザ310は、Webサーバ30からWebコンテンツ(例えば、HTML、CSS(Cascading Style Sheets)、JavaScript(登録商標)、各種電子ファイル等)を取得することで、Webアプリケーションを実現する。
例えば、Webブラウザ310は、SNSを提供するWebサーバ30からWebコンテンツを取得することで、SNSの閲覧やSNS上でのファイル共有等を行うWebアプリケーションを実現する。また、例えば、Webブラウザ310は、クラウドストレージサービスを提供するWebサーバ30からWebコンテンツを取得することで、ストレージの閲覧やストレージへのファイルのアップロード等を行うWebアプリケーションを実現する。
なお、Webアプリケーションは、一般に、Webサーバ30から取得したJavaScript等のコンテンツをWebブラウザ310上で動作させて、Webサーバ30と協働した処理を実行させることで実現される。
Webブラウザ310には、ブラウザ機能部311と、制御部312とが含まれる。なお、以降では、Webコンテンツを単に「コンテンツ」とも表す。
ブラウザ機能部311は、コンテンツの解釈及び表示等を行う。ブラウザ機能部311には、UI部313と、解釈部314とが含まれる。解釈部314は、UI部313により表示されたWebページ上でリンクが押下された場合、当該リンクに対応するHTMLタグを解釈して、制御部312に対して解釈結果に応じた通知を行う。
UI部313は、Webサーバ30から取得したコンテンツに応じたWebページ等を表示する。また、UI部313は、Webページ上におけるユーザの各種操作(例えば、リンク押下)等を受け付ける。なお、ブラウザ機能部311は、例えば、WebView等を用いて実現することができる。
制御部312は、ブラウザ機能部311の解釈部314からの通知に応じて、画像形成装置10の画像処理機能を実行させる制御を行う。
なお、Webブラウザ310は、Webアプリケーションを実現するブラウザ機能部311と、画像形成装置10の画像処理機能を制御する制御部312とを備えるため、いわゆるハイブリッドアプリケーションと言うこともできる。Webブラウザ310は、例えば、Java(登録商標)等のプログラミング言語で実装される。すなわち、Webブラウザ310を構成するブラウザアプリケーションは、その基礎部分がJavaアプリケーションプログラムから構成されている。このJavaアプリケーションが、操作装置11が提供するAPIを用いて、操作装置11が備えるブラウザ機能部311(例えば、WebView)を呼び出すことで、解釈部314及びUI部313を含むWebブラウザ310を構成している。基礎部分であるJavaアプリケーションプログラムは、制御部312を含み、この制御部312が制御を行うことで、Webコンテンツ解釈後の動作に柔軟性を持たせ、汎用的なHTMLで可能な動作(ダウンロード及びアップロード)だけでなく、画像処理(プリント及びスキャン)動作の要求ができるようになっている。
印刷UIアプリケーション320は、印刷に関するUI(ユーザインタフェース)を提供するアプリケーションプログラムである。印刷UIアプリケーション320は、例えば、印刷実行中であることを示す画面や印刷が完了したことを示す画面等を表示する。
また、印刷UIアプリケーション320は、制御部312からの要求に応じて、WebAPI340を介して、印刷アプリケーション350に対して印刷の実行を要求する。
スキャンUIアプリケーション330は、スキャンに関するUIを提供するアプリケーションプログラムである。スキャンUIアプリケーション330は、例えば、スキャン中であることを示す画面やスキャンが完了したことを示す画面等を表示する。
また、スキャンUIアプリケーション330は、制御部312からの要求に応じて、WebAPI340を介して、スキャンアプリケーション360に対してスキャンの実行を要求する。
WebAPI340は、印刷UIアプリケーション320やスキャンUIアプリケーション330が画像処理の実行を要求するためのAPI(Application Programming Interface)である。
印刷アプリケーション350は、印刷UIアプリケーション320からの要求に応じて、画像処理エンジン125を制御して、印刷を実行する。
スキャンアプリケーション360は、スキャンUIアプリケーション330からの要求に応じて、画像処理エンジン125を制御して、スキャンを実行する。
以降では、印刷UIアプリケーション320と、WebAPI340と、印刷アプリケーション350とを「印刷サービス部370」と表す。また、スキャンUIアプリケーション330と、WebAPI340と、スキャンアプリケーション360とを「スキャンサービス部380」と表す。
なお、操作装置11には、例えば、コピーに関するUIを提供するアプリケーションやFAXに関するUIを提供するアプリケーション、OCR(Optical Character Recognition)に関するUIを提供するアプリケーション等が含まれていても良い。また、本体装置12には、例えば、コピーを実行するアプリケーションやFAXを実行するアプリケーション、OCRを実現するアプリケーション等が含まれていても良い。したがって、画像形成装置10には、例えば、コピーサービス部やFAXサービス部、OCRサービス等の様々な画像処理サービス部が含まれていても良い。
また、画像形成装置10には、画像処理サービス部以外にも、例えば、画像形成装置10が保持するアドレス帳に関する処理を実行するアドレス帳サービス部、ユーザが画像形成装置10を利用するための認証に関する処理を実行する認証サービス部等が含まれる。
≪ポータルサーバ20≫
図5に示すように、本実施形態に係るポータルサーバ20は、ポータルコンテンツ作成部391、Webアプリケーション情報392を有する。ポータルコンテンツ作成部391は、CPU36により実行される。Webアプリケーション情報392は、ポータルサーバ20の記憶装置に記憶される。
ポータルコンテンツ作成部391は、ポータルコンテンツを作成する。具体的には、ポータルコンテンツ作成部391は、画像形成装置10から、ポータルコンテンツを作成するよう求める要求のデータを受信する。要求は、画像形成装置10を識別するための情報またはユーザを識別するための情報を含む。また、ポータルコンテンツ作成部391は、画像形成装置10からの要求に応じて、Webアプリケーション情報392に基づいて、ポータルコンテンツを作成する。また、ポータルコンテンツ作成部391は、作成したポータルコンテンツのデータを、画像形成装置10に送信して表示させる。
ここで、ポータルコンテンツについて説明する。ポータルコンテンツは、リンク先の各Webアプリケーション393を示す情報(例えば、各Webアプリケーションのファビコン等の任意の画像)を表示するWebコンテンツである。以下、図6を参照しながら、ポータルサイトについて詳述する。
図6は、ポータルコンテンツ画面の一例である。画像形成装置10上でホーム画面610が表示される。ホーム画面610は、ポータルサーバ20に接続するためのアイコン(図6のホーム画面610内の斜線部分)を含む。ユーザがこのポータルサーバのアイコンを押下すると、ポータルコンテンツ620の画面が表示される。ポータルコンテンツ620は、リンク先の各Webアプリケーション393(図6の例では、WebアプリA、WebアプリB、WebアプリC、WebアプリD、WebアプリE、WebアプリF)を示す情報(ファビコン等の任意の画像)を含む。ユーザが各Webアプリケーションのファビコン等の画像を押下すると、各Webアプリケーションが起動して(例えば、別ウインドウでWebブラウザが起動して)WebアプリケーションのWebサーバ30と連携することとなる。あるいは、ユーザが各Webアプリケーションのファビコン等の画像を押下すると、予め起動していた各Webアプリケーションが全面に表示されることとなる。
Webアプリケーション情報392は、画像形成装置10やユーザが利用可能なWebアプリケーションの情報である。また、Webアプリケーション情報392は、ポータルコンテンツ602上で表示する際の表示順の情報を含む。
≪Webサーバ30≫
図5に示すように、本実施形態に係るWebサーバ30は、Webアプリケーション393を有する。Webアプリケーション393は、CPU36により実行される。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
(実施例1)
以降では、ユーザが画像形成装置10を用いて、ポータルコンテンツを表示する処理(実施例1)について、図7を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップ1(S1)において、画像形成装置10上でホーム画面が表示される。ホーム画面は、ポータルサーバ20に接続するためのアイコン(ポータルアイコン)を含む。ユーザがこのポータルアイコンを選択して押下したとする。
ステップ2(S2)において、画像形成装置10は、S1の押下がなされると、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)へ、ポータルコンテンツを作成するよう求める要求のデータを送信する。要求は、画像形成装置10を識別するための情報またはユーザを識別するための情報を含む。
ステップ3(S3)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S2の要求に応じて、Webアプリケーション情報392に基づいて、ポータルコンテンツを作成する。以下、具体的に2つの例を説明する。
<画像形成装置に応じた処理>
例えば、ポータルサーバ20は、Webアプリケーション情報392を参照して、S2の要求に含まれる画像形成装置10を識別するための情報に基づいて、その画像形成装置10が利用可能なWebアプリケーションを特定する。そして、ポータルサーバ20は、Webアプリケーション情報392を参照して、その画像形成装置10のWebアプリケーションをポータルコンテンツ上で表示する際の表示順を特定する。そして、ポータルサーバ20は、特定した表示順でWebアプリケーションを示す情報(ファビコン等の任意の画像)を表示するポータルコンテンツを作成する。例えば、表示順が先のWebアプリケーションは、先頭(ユーザが見やすい位置)に表示される。
<ユーザに応じた処理>
例えば、ポータルサーバ20は、Webアプリケーション情報392を参照して、S2の要求に含まれるユーザを識別するための情報に基づいて、そのユーザが利用可能なWebアプリケーションを特定する。そして、ポータルサーバ20は、Webアプリケーション情報392を参照して、そのユーザのWebアプリケーションをポータルコンテンツ上で表示する際の表示順を特定する。そして、ポータルサーバ20は、特定した表示順でWebアプリケーションを示す情報(ファビコン等の任意の画像)を表示するポータルコンテンツを作成する。例えば、表示順が先のWebアプリケーションは、先頭(ユーザが見やすい位置)に表示される。
このように、(実施例1)では、Webアプリケーションの表示順は、サイト管理者によって登録されている。
ステップ4(S4)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S3で作成したポータルコンテンツのデータを画像形成装置10へ送信する。
ステップ5(S5)において、画像形成装置10は、S4で受信したポータルコンテンツの画面を操作パネル115等上で表示する。画像形成装置10上で表示されるポータルコンテンツは、リンク先の各Webアプリケーション393を示す情報(ファビコン等の任意の画像)を含む。
ステップ6(S6)において、ユーザがいずれかのWebアプリケーションを選択して押下したとする。
ステップ7(S7)において、画像形成装置10は、S6で選択されたWebアプリケーションを提供するWebサーバ30に接続する。
(実施例2)
以降では、ユーザが画像形成装置10を用いて、ポータルコンテンツを表示する処理(実施例2)について、図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップ11(S11)において、ユーザは、画像形成装置10を用いて、Webアプリケーションの表示順を設定する。ユーザは、ポータルサーバ20が提供する設定画面(Webページ)上で設定することができる。設定画面では、WebアプリケーションのURL、名称を設定して、それらのWebアプリケーションに対して表示順を設定することができる。あるいは、設定画面では、既に登録済みのWebアプリケーションに対して表示順を設定することができる。
ステップ12(S12)において、画像形成装置10は、S12で設定された情報をポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)へ送信する。具体的には、画像形成装置10は、画像形成装置10を識別するための情報またはユーザを識別するための情報を送信する。また、画像形成装置10は、Webアプリケーションを識別するための情報とその表示順の情報を送信する。
ステップ13(S13)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S12で受信した情報に基づいて、Webアプリケーション情報392を書き換える。
ステップ14(S14)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S13の結果の応答(例えば、書き換えが完了したことの通知)を画像形成装置10へ送信する。
ステップ15(S15)において、画像形成装置10は、S14で受信した結果を操作パネル115等上で表示する。
以下、S1〜S7の処理が行われる。図8のS1〜S7は、図7のS1〜S7と同様であるので説明を省略する。
このように、(実施例2)では、画像形成装置10を利用するユーザが、Webアプリケーションの表示順を登録することができる。そして、画像形成装置10を利用するユーザが登録した表示順でWebアプリケーションが表示されることとなる。
(実施例3)
以降では、ユーザが画像形成装置10を用いて、ポータルコンテンツを表示する処理(実施例3)について、図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、S1〜S6の処理が行われる。図9のS1〜S6は、図7のS1〜S6と同様であるので説明を省略する。
ステップ21(S21)において、画像形成装置10は、S6のいずれかのWebアプリケーションの押下がなされる(つまり、WebアプリケーションのURLへ遷移する)と、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)へ、そのWebアプリケーションの利用カウントアップを求める要求のデータを送信する。
ステップ22(S22)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S21で要求された利用カウントアップを行う。具体的には、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、Webアプリケーション情報392内で管理されている利用カウント(つまり、Webアプリケーションが利用された回数)の数を増加させる。
ステップ23(S23)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S22の利用カウントアップに基づいて、Webアプリケーション情報を書き換える。具体的には、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、利用カウントに応じた表示順(例えば、利用カウントが多いWebアプリケーションの表示順を先にする)に設定することができる。
ステップ24(S24)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S23の結果の応答(例えば、書き換えが完了したことの通知)を画像形成装置10へ送信する。
以下、S7の処理が行われる。図9のS7は、図7のS7と同様であるので説明を省略する。
このように、(実施例3)では、Webアプリケーションが利用された回数を管理することができる。そして、Webアプリケーションが利用された回数に基づいた表示順でWebアプリケーションが表示されることとなる。
(実施例4)
以降では、ユーザが画像形成装置10を用いて、ポータルコンテンツを表示する処理(実施例4)について、図10を参照しながら説明する。図10は、画面遷移の一例を示す図である。
ホーム画面1010およびホーム画面1020は、画像形成装置10が作成するホーム画面である。ホーム画面1020は、各Webアプリケーション393(図10の例では、A、B、C、D、E、F)のアイコンを含む。
ポータルコンテンツ1031の画面は、ユーザがホーム画面1010のポータルサーバのアイコンを押下すると表示される。ポータルコンテンツ1031は、リンク先の各Webアプリケーション393(図10の例では、WebアプリA、WebアプリB、WebアプリC、WebアプリD、WebアプリE、WebアプリF)を示す情報(ホーム画面1020と同様のアイコン)を含む。
なお、画面サイズが異なる画像形成装置10では、ポータルコンテンツ1031とポータルコンテンツ1032とのように、異なるポータルコンテンツが表示される。
このように、(実施例4)では、ホーム画面の一部をWebコンテンツ(つまり、ポータルコンテンツ)で提供していると言える。画像形成装置10が作成するホーム画面と、ポータルサーバ20が作成するホーム画面(ポータルコンテンツの画面)とを同じような見た目にすることによって、ユーザはポータルコンテンツの画面をホーム画面のように認識することができる。そのため、ユーザは、ポータルコンテンツの画面とホーム画面との違いを意識することなく操作することができる。
(実施例5)
以降では、ユーザが画像形成装置10を用いて、ポータルコンテンツを表示する処理(実施例5)について、図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップ31(S31)において、ユーザがアプリケーションをインストールしようとしたとする。
ステップ32(S32)において、画像形成装置10は、S31のアプリケーションがWebアプリケーションであると、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)へ、WebアプリケーションのWebアプリケーション情報を登録するよう求める要求のデータを送信する。
ステップ33(S33)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S32の要求に応じて、Webアプリケーション情報を追加する。
ステップ34(S34)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S32で追加したWebアプリケーション情報392に基づいて、ポータルコンテンツを作成する。
ステップ35(S35)において、ポータルサーバ20(ポータルコンテンツ作成部391)は、S34で作成したポータルコンテンツのデータを画像形成装置10へ送信する。
ステップ36(S36)において、画像形成装置10は、S35で受信したポータルコンテンツの画面(つまり、新たなWebアプリケーションが追加されたポータルコンテンツ1031のような画面)を操作パネル115等上で表示する。
このように、(実施例5)では、ユーザが画像形成装置10に新たなWebアプリケーションを追加すると、自動的にWebアプリケーション情報が追加され、ポータルコンテンツ1031が更新される。
図12は、Webアプリケーション情報392の一例を示す図である。Webアプリケーション情報392は、「画像形成装置識別子」、「ユーザ識別子」、「アプリID」、「アプリ名」、「表示順」、「利用カウント」の情報を含むことができる。
「画像形成装置識別子」は、画像形成装置10を識別するための情報である。
「ユーザ識別子」は、ユーザを識別するための情報である。
「アプリID」および「アプリ名」は、Webアプリケーションを識別するための情報およびその名称である。画像形成装置識別子によって識別される画像形成装置10またはユーザ識別子によって識別されるユーザが利用可能なWebアプリケーションの情報が記憶されている。
「表示順」は、そのWebアプリケーションをポータルコンテンツ上で表示する際の表示順である。
「利用カウント」は、そのWebアプリケーションが利用された回数である。
このように、本実施形態では、ホーム画面上に表示するWebアプリケーションへのショートカットアイコンの数を減らすことができる。また、表示順に基づいてWebアプリケーションを表示することができるので、Webアプリケーションを利用するまでの手順を簡略化することができる。また、システム管理者側は、ユーザのWebアプリケーションの利用状況を把握することができる。
<他のソフトウェア構成例>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1に含まれる画像形成装置10及びポータルサーバ20及びWebサーバ30のソフトウェア構成の他の例について、図13を参照しながら説明する。図13は、本実施形態に係る情報処理システム1のソフトウェア構成の他の例を示す図である。
図13に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10の操作装置11は、印刷UIアプリケーション320及びスキャンUIアプリケーション330の代わりに、操作部APIアプリケーション390を有していても良い。
操作部APIアプリケーション390は、印刷やスキャン等の画像処理に関するUIを提供するアプリケーションプログラムである。操作部APIアプリケーション390は、印刷UIアプリケーション320やスキャンUIアプリケーション330等の画像処理に関するUIを提供するアプリケーションと同様の機能を有する。
したがって、図13に示すソフトウェア構成の場合、上記で説明した実施例1〜5において、印刷UIアプリケーション320及びスキャンUIアプリケーション330を操作部APIアプリケーション390と読み替えれば良い。操作部APIアプリケーション390を用いることで、印刷やスキャン等の種々の画像処理に関するUIを統一的に提供することができる。
また、操作部APIアプリケーション390は、画像処理に関するUIを提供するアプリケーションをサードベンダ等が開発するためのAPI群を備えている。サードベンダ等は、操作部APIアプリケーション390のAPI群を利用することで、WebAPI340の仕様に関する知識を必要とすることなく、画像に関するUIを提供するアプリケーションを容易に開発することができるようになる。すなわち、操作部APIアプリケーション390は、WebAPI340をラッピングしたAPI群をサードベンダ等に提供するアプリケーションプログラムとも言うことができる。
なお、図13に示すソフトウェア構成では、操作装置11が、印刷UIアプリケーション320及びスキャンUIアプリケーション330の代わりに、操作部APIアプリケーション390を有している構成を示したが、これに限られない。操作装置11は、印刷UIアプリケーション320及びスキャンUIアプリケーション330に加えて、操作部APIアプリケーション390を有していても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital single processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 情報処理システム
10 画像形成装置
20 ポータルサーバ
30 Webサーバ
40 ネットワーク
310 Webブラウザ
311 ブラウザ機能部
312 制御部
313 UI部
314 解釈部
320 印刷UIアプリケーション
330 スキャンUIアプリケーション
340 WebAPI
350 印刷アプリケーション
360 スキャンアプリケーション
370 印刷サービス部
380 スキャンサービス部
390 操作部APIアプリケーション
391 ポータルコンテンツ作成部
392 Webアプリケーション情報
393 Webアプリケーション
610 ホーム画面
620 ポータルコンテンツ
1010 ホーム画面
1020 ホーム画面
1031 ポータルコンテンツ
1032 ポータルコンテンツ
特開2017−228970号公報

Claims (9)

  1. 画像形成装置のホーム画面を介して、ポータルコンテンツを作成するよう求める要求のデータを受信し、
    前記要求に応じて、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて、前記ポータルコンテンツを作成し、
    前記画像形成装置へ、前記ポータルコンテンツのデータを送信して表示させ、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、ポータルコンテンツ作成部を有する、サーバ装置。
  2. 前記Webアプリケーションの表示順は、前記画像形成装置からの指示に基づいて登録される、請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記Webアプリケーション情報は、前記Webアプリケーションの利用カウントの情報を含み、前記Webアプリケーションの表示順は、前記利用カウントの情報に基づいて登録される、請求項1に記載のサーバ装置。
  4. 前記ホーム画面上の前記Webアプリケーションを示す情報と前記ポータルコンテンツ上の前記Webアプリケーションを示す情報は同一の画像である、請求項1から3のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  5. 前記画像形成装置に前記Webアプリケーションが追加されると、前記追加されたWebアプリケーションのWebアプリケーション情報が追加される、請求項1から4のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  6. 画像形成装置のホーム画面を介した要求に応じて作成されたポータルコンテンツのデータを受信し、前記ポータルコンテンツは、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて作成されており、
    前記ポータルコンテンツの画面を表示し、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、Webブラウザを有する、画像形成装置。
  7. 画像形成装置のホーム画面を介した要求に応じて作成されたポータルコンテンツのデータを受信し、前記ポータルコンテンツは、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて作成されており、
    前記ポータルコンテンツの画面を表示し、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、処理を画像形成装置に実行させるためのプログラム。
  8. 画像形成装置が実行する方法であって、
    前記画像形成装置のホーム画面を介した要求に応じて作成されたポータルコンテンツのデータを受信するステップであって、前記ポータルコンテンツは、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて作成されている、ステップと、
    前記ポータルコンテンツの画面を表示するステップであって、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、ステップと
    を含む方法。
  9. サーバ装置および画像形成装置を含む情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記画像形成装置のホーム画面を介して、ポータルコンテンツを作成するよう求める要求のデータを受信し、
    前記要求に応じて、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて、前記ポータルコンテンツを作成し、
    前記画像形成装置へ、前記ポータルコンテンツのデータを送信して表示させ、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、ポータルコンテンツ作成部を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置のホーム画面を介した要求に応じて作成されたポータルコンテンツのデータを受信し、前記ポータルコンテンツは、各Webアプリケーションの表示順を含むWebアプリケーション情報に基づいて作成されており、
    前記ポータルコンテンツの画面を表示し、前記ポータルコンテンツの画面は、リンク先の各Webアプリケーションを示す情報を表示している、Webブラウザを有する、情報処理システム。
JP2019012589A 2019-01-28 2019-01-28 サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システム Active JP7326755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019012589A JP7326755B2 (ja) 2019-01-28 2019-01-28 サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019012589A JP7326755B2 (ja) 2019-01-28 2019-01-28 サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020119466A true JP2020119466A (ja) 2020-08-06
JP7326755B2 JP7326755B2 (ja) 2023-08-16

Family

ID=71890956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019012589A Active JP7326755B2 (ja) 2019-01-28 2019-01-28 サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7326755B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293472A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Canon Inc 組み込み機器、情報処理システム、表示順序制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2016117158A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム
JP2018010526A (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び表示制御方法
JP2018067903A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、プログラム
JP2018101223A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、画像形成装置、及びプログラム
JP2018185805A (ja) * 2017-04-21 2018-11-22 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置およびプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293472A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Canon Inc 組み込み機器、情報処理システム、表示順序制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2016117158A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム
JP2018010526A (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び表示制御方法
JP2018067903A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、プログラム
JP2018101223A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、画像形成装置、及びプログラム
JP2018185805A (ja) * 2017-04-21 2018-11-22 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7326755B2 (ja) 2023-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11212412B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, image forming apparatus, information processing method, and computer program product
JP7205522B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP6638183B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6442976B2 (ja) 画像形成装置、ブラウザの制御方法およびプログラム
US10848629B2 (en) Image processing apparatus, image processing system, image processing method, and web browser program
JP6927276B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US11159694B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and method of generating screen
US10469709B2 (en) Devices, systems, and methods for controlling a link with a storage server
JP2016162286A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
JP2020187580A (ja) プログラム、情報処理装置、印刷システム
JP6365247B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法
JP2013142920A (ja) アプリケーション管理装置、アプリケーション管理システム、プログラムおよびその記録媒体
JP6816529B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP6891536B2 (ja) 操作支援システム、電子機器、操作支援方法およびプログラム
JP7326755B2 (ja) サーバ装置、画像形成装置、プログラム、方法、及び情報処理システム
JP7318200B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP6759791B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び表示制御方法
JP7334640B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6614318B2 (ja) 画像形成装置、ブラウザの制御方法およびプログラム
JP6930579B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6852591B2 (ja) 入出力デバイス、プログラム及び情報処理システム
JP2021033709A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2021125719A (ja) 画像処理装置、方法、およびプログラム
JP2020095674A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、画像形成システム
JP2020096340A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びWebブラウザプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230717

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7326755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151