JP2020113173A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】出席者から受け取る金品の額と返礼品の額とのギャップを低減することを可能とする情報処理装置、方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置に、他の情報処理装置から、イベントを識別するためのイベント識別情報、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、及びユーザにより入力された金額情報それぞれを同時又は異なるタイミングで受信するステップと、ユーザ識別情報及びイベント識別情報の受信に応答して、金額情報に基づいて物品情報を選択するステップと、ユーザ識別情報に対応付けられた他の情報処理装置に、選択された物品情報を送信するステップと、を実行させるプログラム。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
冠婚葬祭等の多くのイベントにおいては、出席者は受付時等に主催者に対してご祝儀等の金品を贈る慣習がある。例えば、特許文献1には、結婚式等を行う運営者の口座に振込先を固定しておき、式典の主催者に合わせて作成された初期画面を表示してその式典への参会者に対し、お祝い金や香典の振込を促す自動取引装置が開示されている。これにより、式典の受付時等における金品の記録や管理の業務が簡素化される。
特開2010−277523号公報
ところで、上述のようなイベントの主催者は、受領した金品へのお返しとして引出物等の返礼品を出席者に贈る慣習がある。このような返礼品の準備に当たっては、予め出席者の年齢や職業等を考慮し、当該出席者から受け取る金品の大凡の額を見積もった上で、その額に見合った額の返礼品を出席者毎に事前に用意する場合が多い。しかしながら、出席者から実際に受け取った金品の額が見積額と相違する場合もあり、主催者が用意した返礼品と出席者から受け取った金品とのギャップが生じてしまうことがあった。
そこで、本発明は、出席者から受け取る金品の額と返礼品の額とのギャップを低減することを可能とする情報処理装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るプログラムは、情報処理装置に、他の情報処理装置から、イベントを識別するためのイベント識別情報、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、及び前記ユーザにより入力された金額情報それぞれを同時又は異なるタイミングで受信するステップと、前記ユーザ識別情報及び前記イベント識別情報の受信に応答して、前記金額情報に基づいて物品情報を選択するステップと、前記ユーザ識別情報に対応付けられた他の情報処理装置に、選択された前記物品情報を送信するステップと、を実行させる。
本発明によれば、出席者から受け取る金品の額と返礼品の額とのギャップを低減することを可能とする情報処理装置、方法、及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報処理システム1に含まれるサーバ10及びユーザ端末20のHW構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係るサーバ10の機能構成の一例を示すブロック図である。 出席者リストの一例を示す図である。 物品DBの一例を示す図である。 第1実施形態に係るユーザ端末20の機能構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理システム1が行う動作処理手順のシーケンスの一例を示す図である。 ご祝儀金額入力画面300Aの一例を示す図である。 引出物選択画面300Bの一例を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システム2の構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係るユーザ端末20の機能構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態に係る情報処理システム1が行う動作処理手順のシーケンスの一例を示す図である。 第2実施形態の変形例に係る情報処理システム1が行う動作処理手順のシーケンスの一例を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。(なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。)
[第1実施形態]
(1)システム構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すとおり、情報処理システム1は、サーバ10と、複数のユーザ端末20とを含む。サーバ10と、複数のユーザ端末20とは、ネットワークNを介して通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。ネットワークNは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
サーバ10は、ネットワークNを介してユーザが利用するユーザ端末20に、所定のサービスを提供する。サーバ10は、例えば、所定のサービスとして、結婚式等のイベントにおける出席者の情報管理サービスを提供する。当該情報管理サービスには、例えば、ユーザ端末20を利用する各出席者が贈呈するご祝儀等の金品の金額情報の管理や、各出席者に対して提供等される返礼品の管理が含まれてもよい。なお、サーバ10が提供する所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス、決済サービス、クーポン提供サービス等を含んでもよい。ユーザがユーザ端末20を介して所定のサービスを利用することで、サーバ10は1以上のユーザ端末20に所定のサービスを提供することができる。
ユーザ端末20は、サーバ10が提供する所定のサービスを利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末20として、例えばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機、ゲーム機等が用いられる。ユーザ端末20には、サーバ10が提供する所定のサービスを利用するためのアプリケーションプログラム(アプリ)が記憶される。当該アプリは、サーバ10が提供する所定のサービスにおいてユーザが各種操作を行うための処理をユーザ端末20に実行させる。当該アプリを実行することにより、ユーザ端末20はサーバ10にアクセスして情報を送受信する。
(2)ハードウェア(HW)構成
図2は、第1実施形態に係る情報処理システム1に含まれるサーバ10及びユーザ端末20のHW構成の一例を示す図である。以下では、サーバ10及びユーザ端末20を区別せず情報処理装置100と称する。
情報処理装置100は、プロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、入出力インタフェース(入出力I/F)104と、通信インタフェース(通信I/F)105とを含む。情報処理装置100のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置100は、プロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、入出力I/F104と、通信I/F105との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ101は、ストレージ103に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能、および/または、方法を実行する。プロセッサ101は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ102は、ストレージ103からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ101に対して作業領域を提供する。メモリ102には、プロセッサ101がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ102は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ103は、プログラムを記憶する。ストレージ103は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(SolID State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F105は、ネットワークNを介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F105は、ネットワークNを介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F105は、各種データをプロセッサ101からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F105は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ101に伝達する。
入出力I/F104は、情報処理装置100に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置100で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F104は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ101に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。ユーザ端末20の場合、入力装置は、所定のコードを読み取るためのコードリーダを含む。
出力装置は、プロセッサ101で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像、および/または、動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(ネットワークや放送波等)を介して、情報処理装置100に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective−C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装される。
情報処理装置100における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置100における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ101により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
(3)機能構成
(3−1)サーバ10
図3は、第1実施形態に係るサーバ10の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すとおり、サーバ10は、例えば、記憶部11と、通信部12と、イベントコード発行部13と、画面表示データ生成部14と、出席者リスト更新部15と、引出物リコメンド生成部16と、出品処理部17と、配送処理部18と、金額リコメンド部19とを有する。これらは、情報処理装置100が備えるプロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、入出力I/F104と、通信I/F105との協働により実現される機能部である。
記憶部11は、所定のサービスを提供するためのプログラムと、イベント毎の出席者リストと、物品データベース(DB)とを記憶する。
図4は、出席者リストの一例を示す図である。出席者リストは、当該イベントの出席者に関する情報を管理するためのテーブルである。出席者リストの各行は、当該イベントについての個々の出席者を示している。出席者リストの各列は、各出席者に係る種々の属性情報を示しており、これらに限られるものではないが例えば、「出席者ID」、「氏名」、「住所」、「性別」、「年齢」、「関係」、「メールアドレス」、「メッセージ」、及び「金額情報」等を含む。
「出席者ID」は、出席者を識別するための識別情報(ID)である。「氏名」、「住所」、「性別」、及び「年齢」はそれぞれ、出席者の氏名、住所、性別、及び年齢を示す情報である。「関係」は、新郎や新婦との親族関係、友人関係、職場での関係を示す情報である。「メールアドレス」は、サーバ10が提供する所定のサービスにおいて、出席者がサーバ10や他のユーザ端末20と情報を送受信するためのメールアドレスを示す情報である。「メッセージ」は、出席者が新郎新婦に向けて作成したお祝いのメッセージである。「金額情報」は、後述するように、出席者がご祝儀金額の入力画面において入力した、ご祝儀の金額を示す情報である。なお、出席者リストは、実際に出席したか否かを示す出席情報をさらに含んでもよい。
図5は、物品DBの一例を示す図である。物品DBは、物品情報を管理するためのデータベースである。ここで、物品情報に係る「物品」には、商品のみならず、サービスが含まれてもよい。図5に示すとおり、物品DBは例えば、「物品ID」と、「物品情報」と、「価格」とを含んでもよい。「物品ID」は、物品を識別するための識別情報である。「物品情報」は、物品の名称、品番、型式や、物品の生産者、製造者、提供者等の当該物品を特定するための情報である。「価格」は、当該物品の価格を示す情報である。
通信部12は、上述した図2の通信I/F105を含んで構成され、例えばユーザ端末20との間で情報を送受信する。通信部12は例えば、ユーザ端末20から、イベントID、出席者ID、及び金額情報等のそれぞれの情報を同時又は異なるタイミングで受信する。ここで、金額情報は、ユーザが贈呈を希望するご祝儀の金額を示す情報である。また、通信部12は例えば、ユーザ端末20から、引出物リコメンドから選択された物品の出品指示を受信する。また、通信部12は例えば、ユーザ端末20に、各種画面に係る画面表示データ、及び引出物リコメンド等を送信する。
イベントコード発行部13は、イベントコードを発行する。イベントコードは、イベントIDを所定の方式により符号化したものである。イベントコードを所定の読取手段を用いて読み取ることにより、イベントIDを取得することができる。イベントコードの態様は特に限定されないが、例えば、バーコード等の一次元コードや、QRコード(登録商標)等の二次元コードであってよい。
画面表示データ生成部14は、ユーザ端末20等に所定の画面を表示させるための表示データを生成する。画面表示データ生成部14は、例えば、ご祝儀金額入力画面を表示させるための表示データや、引出物選択画面を表示させるための表示データを生成する。
出席者リスト更新部15は、ユーザ端末20から出席者ID及び金額情報を受信すると、当該出席者ID及び金額情報に基づいて、出席者リストを更新する。また、出席者リスト更新部15は、主催者等による操作に応じて、出席者リストを更新する。
引出物リコメンド生成部16は、引出物リコメンドを生成する。ここで、引出物リコメンドは、出席者に対する引出物のリコメンドを示す情報であって、所定の基準に基づいて選択された少なくとも一の物品情報を含む。物品情報は、物品だけではなくサービスに関する情報を含んでもよい。引出物リコメンドに含まれる物品情報は、例えば、上述した記憶部11に記憶された物品DBに含まれる物品情報から選択されてもよい。上述した物品情報の選択における所定の基準は、例えば、上述した金額情報に基づくものであってもよく、当該金額情報の大きさに応じた価格の物品が選択されてもよい。
出品処理部17は、ユーザ端末20から所定の物品についての出品要求があった場合、当該物品の出品処理を実行する。例えば、出品処理部17は、ユーザ端末20に、出品情報を入力するための入力画面の表示データを送信してもよい。或いは、出品処理部17は、電子商取引サービスの出品情報を管理するための所定の出品情報テーブルに、当該物品の出品情報を登録してもよい。
配送処理部18は、ユーザ端末20から所定の物品についての配送要求があった場合、当該物品の出品処理を実行する。例えば、配送処理部18は、ユーザ端末20に、配送条件を入力するための入力画面の表示データを送信してもよい。或いは、配送処理部18は、サーバ10の記憶部11に記憶された出席者リストを参照して、当該出席者に係る住所に選択された物品を配送することを要求する要求信号を、他の配送システムに送信してもよい。また、配送処理部18は、ユーザIDに対応付けられたアカウントの残高からS207で受信した金額情報を減算し、主催者のIDに対応付けられたアカウントの残高に加算する処理を実行してもよい。
(3−2)ユーザ端末20
図6は、第1実施形態に係るユーザ端末20の機能構成の一例を示すブロック図である。図6に示すとおり、ユーザ端末20は、例えば、記憶部21と、通信部22と、読取部23と、表示制御部24と、入力受付部25とを有する。これらは、情報処理装置100が備えるプロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、入出力I/F104と、通信I/F105との協働により実現される機能部である。記憶部21には、サーバ10が提供する所定のサービスを利用するためのプログラム211が記憶されている。
通信部22は、上述した図2の通信I/F105を含んで構成され、例えばサーバ10との間で情報を送受信する。通信部22は例えば、サーバ10から、ご祝儀金額入力画面や引出物選択画面等の各種画面を表示させるための表示データを受信する。
読取部23は、出席者の操作に応じて、イベントコード等の所定のコードを読み取り、当該コードに係るイベントID等を取得する。
表示制御部24は、サーバ10から受信した表示データ等に基づいて、各種画面を表示する。各種画面は、例えば、ご祝儀金額入力画面や引出物選択画面である。
入力受付部25は、出席者等による所定の情報の入力を受け付ける。入力受付部25は、例えば、出席者の操作に応じて、出席者の選択や、ご祝儀金額の入力を受け付ける。
(4)動作処理
図7を参照し、第1実施形態に係る情報処理システム1の動作処理について説明する。図7は、第1実施形態に係る情報処理システム1が行う動作処理手順のシーケンスの一例を示す。以下では、イベントの一例である結婚式に情報処理システム1を適用した場合の例について説明を行う。以下では、結婚式の主催者がサーバ10を利用し、結婚式の出席者がユーザ端末20を利用するものとする。
主催者は、予め出席者リストを作成し、サーバ10の記憶部11に格納しておくものとする。具体的には、主催者は、結婚式の開催に先立って送付した招待状を各出席者から返送してもらうなどして出席者リストの各項目に対応する情報を収集した上で、サーバ10の操作部或いは他の情報処理装置200の操作部を操作することにより、収集した情報を入力する。出席者リスト更新部15は、入力された情報に基づいて、出席者リストを生成する。このとき、各出席者には出席者IDが発行される。
(S200)
まず、サーバ10のイベントコード発行部13は、主催者による操作に応じて、イベントコードを発行する。イベントコードは、イベント(本例の場合、結婚式)を識別するためのイベントIDを符号化したコードであって、例えば、バーコード等の一次元コードや、QRコード(登録商標)等の二次元コードであってよい。イベントコードは、例えば、所定の用紙又はカード等に読取可能な態様で印刷されてもよく、また、表示装置に表示されてもよい。このように印刷された所定の用紙又はカード等、あるいは表示装置は、例えば、結婚式会場の受付場所等に設置されてもよい。
(S201)
次に、ユーザ端末20の読取部23は、出席者の操作に応じて、結婚式会場の受付場所等に設置されたイベントコードを読み取り、イベントIDを取得する。
(S202)
次に、ユーザ端末20の通信部22は、サーバ10に、ご祝儀金額入力画面を表示させるための画面表示データを要求するための要求信号を送信する。当該要求信号には、S201で取得されたイベントIDが含まれる。
(S203)
次に、サーバ10の画面表示データ生成部14は、ユーザ端末20から当該要求信号を受信すると、記憶部11に記憶されたデータに基づいて、ご祝儀金額入力画面を表示させるための画面表示データを生成する。当該画面表示データには、S201で取得されたイベントIDに対応付けられた出席者リストのデータが含まれる。ここで、出席者リストのデータには、各出席者の出席者IDが含まれる。
(S204)
次に、サーバ10の通信部12は、画面表示データ生成部14がご祝儀金額入力画面を表示させるための画面表示データを生成すると、当該画面表示データをユーザ端末20に送信する。
(S205)
次に、ユーザ端末20の表示制御部24は、サーバ10から画面表示データを受信すると、当該画面表示データに基づいてユーザ端末20にご祝儀金額入力画面300Aを表示させる。
図8は、ご祝儀金額入力画面300Aの一例を示す図である。図8に示すとおり、ご祝儀金額入力画面300Aは例えば、出席者リストの表示欄301と、ご祝儀金額の入力欄302とを含む。出席者リストの表示欄301には、例えば「お名前を選んでください」等の出席者の選択を促すテキストと、出席者リストとが表示される。出席者リストには、例えば出席者の名称が含まれる。ご祝儀金額の入力欄302には、例えば「ご祝儀金額を入力してください」等のご祝儀金額の入力を促すテキストと、後述するように出席者が入力したご祝儀の金額情報が表示される。
(S206)
図7に戻り、次に、ユーザ端末20の入力受付部25は、出席者の操作に応じて、出席者の選択及び金額の入力を受け付ける。具体的には、出席者が、ご祝儀金額入力画面300Aに含まれる出席者リストの表示欄301に表示された自身の名称を選択すると、入力受付部25はこれを出席者の選択として受け付ける。また、出席者が、ご祝儀金額入力画面300Aに含まれるご祝儀金額の入力欄302において、希望するご祝儀の金額を入力すると、入力受付部25はこれを受け付ける。
(S207)
次に、ユーザ端末20の通信部22は、S206において選択された出席者に対応する出席者IDと、S206において入力された金額に基づいた金額情報を、サーバ10に送信する。
(S208)
次に、サーバ10の出席者リスト更新部15は、ユーザ端末20から出席者ID及び金額情報を受信すると、当該出席者ID及び金額情報に基づいて、出席者リストを更新する。具体的には、出席者リスト更新部15は、受信した出席者ID及び金額情報を対応付けて出席者リストに記録する。また、出席者リスト更新部15は、受信した出席者IDに基づいて出席情報を更新してもよい。これにより、主催者側において、担当者が受け付け等で出席者をチェックする必要がなく、実際にイベントに出席した出席者リストを容易に作成することができる。
(S209)
次に、サーバ10の引出物リコメンド生成部16は、出席者リストに含まれる金額情報に基づいて少なくとも一の物品情報を選択することにより、選択された物品情報で構成された引出物リコメンドを生成する。引出物リコメンド生成部16は、出席者リストに含まれる金額情報の大きさに応じた金額の物品情報を引出物リコメンドに含めるようにしてもよい。なお、引出物リコメンド生成部16は、金額情報の他に、出席者の属性情報や、所定の電子商取引サービスにおける出品履歴及び購入履歴等に基づいて、引出物リコメンドを生成してもよい。
(S210)
次に、サーバ10の画面表示データ生成部14は、引出物選択画面を表示させるための画面表示データを生成する。
(S211)
次に、サーバ10の通信部12は、画面表示データ生成部14が引出物選択画面を表示させるための画面表示データを生成すると、当該画面表示データをユーザ端末20に送信する。
(S212)
次に、ユーザ端末20の表示制御部24は、サーバ10から引出物選択画面表示データを受信すると、ユーザ端末20に引出物選択画面300Bを表示させる。
図9は、引出物選択画面300Bの一例を示す図である。図9に示すとおり、引出物選択画面300Bは例えば、引出物リコメンドの表示欄303と、受取の選択欄304とを含む。引出物リコメンドの表示欄303には、例えば「引出物を選んでください」等の引出物の選択を促すテキストと、引出物リコメンドに含まれる物品情報とが表示される。受取又の選択欄304には、例えば「受取を選択してください」等の受取の選択を促すテキストと、例えば「受け取る」等の受取を示すテキストが表示された受取選択部が表示される。なお、受取の選択欄304には、さらに「出品する」等の出品を示すテキストが表示された出品選択部が表示されてもよい。この場合、上述の受取の選択を促すテキストには、例えば「受取又は出品を選択してください」等のテキストが表示されることが好ましい。
(S213)
図7に戻り、次に、ユーザ端末20の入力受付部25は、出席者の操作に応じて、引出物の選択を受け付ける。具体的には、出席者が、引出物選択画面300Bに含まれる引出物リコメンドの表示欄303に表示された少なくとも一の物品情報を選択すると、入力受付部25はこれを受け付ける。更に、出席者が、引出物選択画面300Bに含まれる受取の選択欄304において、受取の選択部を選択すると、入力受付部25はこれを受け付ける。例えば出席者は、選択した物品情報に係る物品を自身等が受け取ることを希望する場合には受取選択部を選択することができる。なお、受取の選択欄304が出品選択部を含む場合には、出席者は選択した物品を所定の電子商取引サービスにおいて出品することを希望する場合は出品選択部を選択することができる。
(S214)
次に、ユーザ端末20の通信部22は、S213で出席者が選択した情報である選択情報を、サーバ10に送信する。当該選択情報は、出席者が選択した少なくとも一の物品情報を含む。また、当該選択情報は、受取選択部が選択された場合は当該物品の配送要求を含み、受取の選択欄304が出品選択部を含む場合において出品選択部が選択された場合は当該物品の出品要求を含む。
(S215)
次に、サーバ10の配送処理部18は、受信した選択情報に配送要求が含まれる場合には、選択情報に含まれる物品情報に係る物品を配送するための処理を実行する。例えば、配送処理部18は、ユーザ端末20に、配送条件を入力するための入力画面の表示データを送信してもよい。或いは、配送処理部18は、サーバ10の記憶部11に記憶された出席者リストを参照して、当該出席者に係る住所に選択された物品を配送することを要求する要求信号を、他の配送システムに送信してもよい。また、配送処理部18は、ユーザIDに対応付けられたアカウントの残高からS207で受信した金額情報を減算し、主催者のIDに対応付けられたアカウントの残高に加算する処理を実行してもよい。
なお、受信した選択情報に出品要求が含まれる場合には、サーバ10の出品処理部17は、選択情報に含まれる物品情報に係る物品を所定の電子商取引サービスに出品するための処理を実行する。例えば、出品処理部17は、ユーザ端末20に、出品情報を入力するための入力画面の表示データを送信してもよい。或いは、出品処理部17は、電子商取引サービスの出品情報を管理するための所定の出品情報テーブルに、当該物品の出品情報を登録してもよい。以上で、情報処理システム1が行う動作処理が終了する。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る情報処理システム2について説明する。以下では、当該第2実施形態のうち、上述した第1実施形態と異なる事項について説明し、両者に共通する事項については適宜説明を省略する。
(1)システム構成
図10は、第2実施形態に係る情報処理システム2の構成の一例を示す図である。図10に示すとおり、第2実施形態の情報処理システム2は、サーバ10と、複数のユーザ端末20と、読取端末30とを含む。読取端末30は、ネットワークNを介して通信プロトコルにTCP/IP等を用いて、サーバ10及び複数のユーザ端末20と相互にデータの送受信が可能になっている。
上述した第1実施形態においては、サーバ10がイベントに固有の所定のイベントコードを発行するものとした。しかしながら、第2実施形態においては、各出席者が利用するユーザ端末20が、各出席者に固有の所定の出席者コードを発行する。そして、例えば主催者は、読取端末30を用いて各出席者コードを読み取り、当該読取により取得した情報をサーバ10に送信する。
(2)機能構成
(2−1)ユーザ端末20
図11を用いて第2実施形態に係るユーザ端末20の機能構成を説明する。図11に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。ユーザ端末20の機能構成において、特に言及しない点は第1実施形態と同一でよい。
第2実施形態に係るユーザ端末20は、記憶部21と、通信部22と、表示制御部24と、入力受付部25と、出席者コード発行部26とを備える。出席者コード発行部26は、出席者コードを発行する。出席者コードは、出席者IDを所定の方式により符号化したものである。出席者コードを所定の読取手段を用いて読み取ることにより、出席者IDを取得することができる。出席者コードの態様は特に限定されないが、例えば、バーコード等の一次元コードや、QRコード(登録商標)等の二次元コードであってよい。なお、第2実施形態に係るユーザ端末20は、読取部23を備えなくてもよい。また、第2実施形態に係るサーバ10は、イベントコード発行部13を備えなくてもよい。
(3)動作処理
図12を参照し、第2実施形態に係る情報処理システム1の動作処理について説明する。図12は、第2実施形態に係る情報処理システム1が行う動作処理手順のシーケンスの一例を示す。
(S400)
まず、ユーザ端末20の出席者コード発行部26は、出席者による操作に応じて、出席者コードを発行する。出席者コードには、イベントID及び出席者IDを符号化したコードであって、例えば、バーコード等の一次元コードや、QRコード(登録商標)等の二次元コードであってよい。出席者コードは、例えば、ユーザ端末20に表示されてもよい。
(S401)
次に、読取端末30は、結婚式会場の受付場所等において主催者等の操作に応じて、ユーザ端末20に表示された出席者コードを読み取り、イベントID及び出席者IDを取得する。
(S402)
次に、読取端末30は、サーバ10に、ご祝儀金額入力画面を表示させるための画面表示データを、出席者IDに係るユーザ端末20に送信することを要求するための要求信号を送信する。当該要求信号には、S201で取得されたイベントID及び出席者IDが含まれる。
(S403)
次に、サーバ10の画面表示データ生成部14は、読取端末30から当該要求信号を受信すると、記憶部11に記憶されたデータに基づいて、ご祝儀金額入力画面を表示させるための画面表示データを生成する。当該画面表示データには、S401で取得されたイベントIDに対応付けられた出席者リストのデータが含まれる。ここで、出席者リストのデータには、各出席者の出席者IDが含まれる。
(S404)
次に、サーバ10の通信部12は、画面表示データ生成部14がご祝儀金額入力画面を表示させるための画面表示データを生成すると、当該画面表示データを、S402で取得した要求信号に含まれる出席者IDに係るユーザ端末20に送信する。
(S405)
次に、ユーザ端末20の表示制御部24は、サーバ10から画面表示データを受信すると、当該画面表示データに基づいてユーザ端末20に、例えば図7に示すご祝儀金額入力画面300Aを表示させる。
(S406)
次に、ユーザ端末20の入力受付部25は、出席者の操作に応じて、出席者の選択及び金額の入力を受け付ける。具体的には、出席者が、ご祝儀金額入力画面300Aに含まれる出席者リストの表示欄301に表示された自身の名称を選択すると、入力受付部25はこれを出席者の選択として受け付ける。また、出席者が、ご祝儀金額入力画面300Aに含まれるご祝儀金額の入力欄302において、希望するご祝儀の金額を入力すると、入力受付部25はこれを受け付ける。
(S407)
次に、ユーザ端末20の通信部22は、S206において選択された出席者に対応する出席者識別情報と、S206において入力された金額に基づいた金額情報を、サーバ10に送信する。
(S408)
次に、サーバ10の出席者リスト更新部15は、ユーザ端末20から出席者識別情報及び金額情報を受信すると、当該出席者識別情報及び金額情報に基づいて、出席者リストを更新する。具体的には、出席者リスト更新部15は、出席者リストにおいて、受信した出席者識別情報に対応する金額情報を、受信した金額情報に更新する。
(S409)
次に、サーバ10の引出物リコメンド生成部16は、出席者リストに含まれる金額情報に基づいて引出物リコメンドを生成する。引出物リコメンドは、少なくとも一の物品の情報を含む。引出物リコメンド生成部16は、出席者リストに含まれる金額情報の大きさに応じた金額の物品を引出物リコメンドに含めるようにしてもよい。なお、引出物リコメンド生成部16は、金額情報の他に、出席者の属性情報や、所定の電子商取引サービスにおける出品履歴及び購入履歴等に基づいて、引出物リコメンドを生成してもよい。
(S410)
次に、サーバ10の画面表示データ生成部14は、引出物選択画面を表示させるための画面表示データを生成する。
(S411)
次に、サーバ10の通信部12は、画面表示データ生成部14が引出物選択画面を表示させるための画面表示データを生成すると、当該画面表示データをユーザ端末20に送信する。
(S412)
次に、ユーザ端末20の表示制御部24は、サーバ10から引出物選択画面表示データを受信すると、ユーザ端末20に、例えば図8に示す引出物選択画面300Bを表示させる。
(S413)
次に、ユーザ端末20の入力受付部25は、出席者の操作に応じて、引出物の選択を受け付ける。具体的には、出席者が、引出物選択画面300Bに含まれる引出物リコメンドの表示欄303に表示された少なくとも一の物品を選択すると、入力受付部25はこれを受け付ける。更に、出席者が、引出物選択画面300Bに含まれる受取又は出品の選択欄304において、受取の選択部又は出品の選択部のいずれかを選択すると、入力受付部25はこれを受け付ける。例えば出席者は、選択した物品を自身等が受け取ることを希望する場合には受取選択部を選択することができ、選択した物品を所定の電子商取引サービスにおいて出品することを希望する場合は出品選択部を選択することができる。
(S414)
次に、ユーザ端末20の通信部22は、S213で出席者が選択した情報である選択情報を、サーバ10に送信する。当該選択情報は、出席者が選択した少なくとも一の物品の情報と、受取選択部や出品選択部が選択されたかを示す情報とを含む。
(S415)
次に、サーバ10の配送処理部18は、受信した選択情報に配送要求が含まれる場合には、選択情報に含まれる物品情報に係る物品を配送するための処理を実行する。例えば、配送処理部18は、ユーザ端末20に、配送条件を入力するための入力画面の表示データを送信してもよい。或いは、配送処理部18は、サーバ10の記憶部11に記憶された出席者リストを参照して、当該出席者に係る住所に選択された物品を配送することを要求する要求信号を、他の配送システムに送信してもよい。また、配送処理部18は、ユーザIDに対応付けられたアカウントの残高からS207で受信した金額情報を減算し、主催者のIDに対応付けられたアカウントの残高に加算する処理を実行してもよい。
なお、受信した選択情報に出品選択部が選択されたことを示す情報が含まれる場合には、サーバ10の出品処理部17は、選択情報に含まれる物品を所定の電子商取引サービスに出品するための処理を実行する。例えば、出品処理部17は、ユーザ端末20に、出品情報を入力するための入力画面の表示データを送信してもよい。或いは、出品処理部17は、電子商取引サービスの出品情報を管理するための所定の出品情報テーブルに、当該物品の出品情報を登録してもよい。
以上で、情報処理システム1が行う動作処理が終了する。
[第2実施形態の変形例]
図13は、第2実施形態の変形例に係る情報処理システム1が行う動作処理手順のシーケンスの一例を示す。第2実施形態の変形例に係る情報処理システム1においては、ユーザ端末20が、ユーザID、イベントIDに対応、及び金額情報を含んだユーザコードを発行する(S500)。金額情報は、例えば上述したステップS405のような処理において、ユーザから入力される。そして、読取端末30が、当該ユーザコードを読み取ることにより、ユーザID、イベントID、及び金額情報を取得し(S501)、これらをサーバ10に送信する(S502)。以降、S503〜S510は、上述したS408〜S415と同様であるため、説明を省略する。
[その他]
上述した実施形態においては、ご祝儀金額入力画面300Aには、出席者リストが表示されるものとした。しかしながら、ご祝儀金額入力画面300Aは、出席者が名前を直接入力するための入力部を表示してもよい。ユーザ端末20の入力受付部25は、当該入力部に入力された出席者の名前を、出席者を識別するための識別情報として、サーバ10に送信してもよい。サーバ10の出席者リスト更新部15は、ユーザ端末20から出席者の名前を示す当該情報に基づいて、出席者リストを更新してもよい。
サーバ10は、出席者リストに含まれる出席者の情報に基づいて、ご祝儀金額のリコメンドである金額リコメンド情報を生成し、これをユーザ端末20に送信してもよい。これにより、各出席者のご祝儀の金額を検討する負担を低減することができる。また、これにより、主催者は、各出席者から受領するご祝儀の金額をある程度調整することができる。このとき、サーバ10は、例えば出席者リストに含まれる性別、年齢、及び関係等の属性情報に基づいて、金額リコメンド情報を生成してもよい。これにより、主催者は、リコメンドするご祝儀の金額を、各出席者の属性情報に見合った適度な負担額とすることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1、2…情報処理システム、10…サーバ、11…記憶部、12…通信部、13…イベントコード発行部、14…画面表示データ生成部、15…出席者リスト更新部、16…引出物リコメンド生成部、17…出品処理部、18…配送処理部、20…ユーザ端末、21…記憶部、22…通信部、23…読取部、24…表示制御部、25…入力受付部、100…情報処理装置、101…プロセッサ、102…メモリ、103…ストレージ、104…入出力I/F、105…通信I/F

Claims (11)

  1. 情報処理装置に、
    他の情報処理装置から、イベントを識別するためのイベント識別情報、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、及び前記ユーザにより入力された金額情報それぞれを同時又は異なるタイミングで受信するステップと、
    前記ユーザ識別情報及び前記イベント識別情報の受信に応答して、前記金額情報に基づいて物品情報を選択するステップと、
    前記ユーザ識別情報に対応付けられた他の情報処理装置に、選択された前記物品情報を送信するステップと、
    を実行させるプログラム。
  2. 前記情報処理装置に、前記イベント識別情報に関連付けられた出席者リストを、前記ユーザ識別情報に基づいて更新するステップを、更に実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記情報処理装置に、前記ユーザ識別情報に対応付けられた他の情報処理装置に、金額リコメンド情報を送信するステップ、を更に実行させる、請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記金額リコメンド情報は、前記ユーザ識別情報に関連付けられたユーザの属性情報に基づく、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記情報処理装置に、
    前記ユーザ識別情報に対応づけられた他の情報処理装置から、ユーザが選択した前記物品情報に係る物品の出品指示を受信するステップと、
    前記物品の出品処理を実行するステップと、
    を更に実行させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記情報処理装置に、
    前記ユーザ識別情報に対応づけられた他の情報処理装置から、ユーザが選択した前記物品情報に係る物品の配送指示を受信するステップと、
    前記物品の配送を実行させるための処理を実行するステップと、
    を更に実行させる、請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
  7. 前記イベント識別情報は、読取手段が所定のイベントコードを読み取ることにより取得される、請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記ユーザ識別情報は、読取手段が所定のユーザコードを読み取ることにより取得される、請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 他の情報処理装置から、イベントを識別するためのイベント識別情報、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、及び前記ユーザにより入力された金額情報それぞれを同時又は異なるタイミングで受信する受信部と、
    前記ユーザ識別情報及び前記イベント識別情報の受信に応答して、前記金額情報に基づいて物品情報を選択する選択部と、
    前記ユーザ識別情報に対応付けられた他の情報処理装置に、選択された前記物品情報を送信する送信部と、
    を備える情報処理装置。
  10. 情報処理装置に、
    イベントに対してユーザから支払われる金額情報の入力を受け付けるステップと、
    他の情報処理装置に、前記金額情報を送信するステップと、
    前記他の情報処理装置から、前記金額情報に基づいて選択された物品情報を受信するステップと、
    前記受信した物品情報を表示制御するステップと、
    を実行させる情報処理方法。
  11. 第1情報処理装置に、
    イベントに対してユーザから支払われる金額情報の入力を受け付けるステップと、
    前記金額情報に対応付けられたコードを発行するステップと、
    前記コードを読み取った第3情報処理装置を介して前記金額情報を取得した第2情報処理装置から、前記金額情報に基づいて選択された物品情報を受信するステップと、
    前記受信した物品情報を表示制御するステップと、
    を実行させる情報処理方法。
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