JP2020112663A - 情報処理装置、サーバの制御方法、およびサーバの制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、サーバの制御方法、およびサーバの制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、子供にとって興味や集中が持続するような発明教育を実現できる情報処理装置、サーバの制御方法、およびサーバの制御プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】物語と複数の展開とを対応付けて記憶する記憶部と、ユーザの端末装置と各種情報を送受信する通信部と、上記ユーザの端末装置から受信した各種入力に基づいて、上記物語の展開を制御する制御部と、を含み、上記通信部は、上記ユーザの端末装置から発明情報を受信し、上記制御部は、上記発明情報の特許性に応じて上記物語の展開を決定し、上記通信部は、上記ユーザの端末装置に上記決定した上記物語の展開を送信する、ことを特徴とする情報処理装置。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、サーバの制御方法、およびサーバの制御プログラムに関する。
特許は出願から権利化まで多くの費用がかかるため、出願前に発明情報を解析して特許性の判定を行うことが行われている。すなわち、企業や発明家は、特許性の判定を事前に行い、特許性が見いだせそうな場合に特許出願を行うことができる。
特許性の判定を事前に行う技術として、例えば、特許文献1は、特許出願Aの請求項1に含まれる形態素群のうち所定割合以上の形態素が、別の特許出願Bの明細書にも含まれているときには、特許出願Bは特許出願Aに類似すると判定する。また、特許文献1では、TF(Term Frequency)・IDF(Inverse Document Frequency)法のように、形態素ごとの重要性を加味した上で類否を判定することも可能であることが記載されている。
特許性の判定を、情報処理装置を介して、専門家と行う手法として特許文献2が存在する。この手法では、ユーザが使用するユーザ端末および専門家が使用する専門家端末と通信を介して接続可能に構成されており、特許性に関する複数の質問項目をユーザ端末から受信して、当該質問項目に対する回答を専門家から受け付けることで、発明内容に対する適切なアドバイスをユーザが簡単に得ることができ、アドバイスされた内容を発明内容に反映させて発明をブラッシュアップできる。
一方、近年では、教育の場面で発明や特許が何であるかを発明教育として子供に教授することが行われている。これは、子供の自由な発想を育てる目的があり、知財立国を目指すために重要であると言える。
特開2009−238074号公報 特開2004−046876号公報
発明教育として、子供に発明が何であり、特許制度について座学として教育することが一般的に考えられるが、子供に特許制度を教育しても子供の自由な発想を育てることに直結はしない。特に子供は、特許制度など目に見えないものを座学として教育されても興味が持続せずに教育内容を吸収しない傾向にある。よって、実際に子供に発明を実施させ、その発明を評価して子供の発明教育に繋げることも行われている。しかし、発明や特許制度が理解できていないと自由に発明を実施することができないという矛盾が生じる。
そこで、単なる座学ではなく、子供の興味や集中が持続するような実践的な発明教育が可能な発明教育の新たな手法が求められている。
よって、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、子供にとって興味や集中が持続するような発明教育を実現できる情報処理装置、サーバの制御方法、およびサーバの制御プログラムを提供することを目的とする。
(1)本発明の第1態様は、物語と複数の展開とを対応付けて記憶する記憶部と、ユーザの端末装置と各種情報を送受信する通信部と、上記ユーザの端末装置から受信した各種入力に基づいて、上記物語の展開を制御する制御部と、を含む情報処理装置に関する。上記通信部は、上記ユーザの端末装置から発明情報を受信する。上記制御部は、上記発明情報の特許性に応じて上記物語の展開を決定する。上記通信部は、上記ユーザの端末装置に上記決定した上記物語の展開を送信する。
(2)上記(1)において、上記記憶部は、上記物語と複数のキャラクタとを対応付けて記憶しており、上記複数のキャラクタのそれぞれに上記物語の複数の展開を記憶しておいてもよい。上記通信部は、上記ユーザの端末装置から上記複数のキャラクタから1つのキャラクタの選択を受け付けてもよい。上記制御部は、上記発明情報の特許性に応じて上記選択された1つのキャラクタに対応付けられた上記物語の展開として決定してもよい。
(3)上記(2)において、上記記憶部は、上記複数のキャラクタとそれぞれのキャラクタごとに少なくとも1つのアイテムを対応付けて記憶していてもよい。上記通信部は、上記アイテムの選択を受け付けてもよい。上記発明情報は、上記選択されたアイテムに関する発明であってもよい。上記制御部は、上記アイテムに関する上記発明情報の特許性に応じて上記選択された1つのキャラクタに対応付けられた上記物語の展開として決定してもよい。
(4)上記(3)において、上記記憶部は、上記アイテムごとに上記アイテムには発明が必要であることを上記ユーザに理解させるための課題情報が対応付けて記憶していてもよい。上記通信部は、上記アイテムがユーザによって選択されると上記選択された上記アイテムに対応付いた上記課題情報を上記ユーザの端末装置に送信してもよい。
(5)上記(3)または(4)において、上記記憶部は、上記アイテムごとに特許分類を対応付けて記憶していてもよい。上記制御部は、上記選択されたアイテムに対応付けられた特許分類における、上記アイテムに関する上記発明情報の特許性に応じて上記選択された1つのキャラクタに対応付けられた上記物語の展開として決定してもよい。
(6)上記(2)〜(5)のいずれかにおいて、上記記憶部は、上記キャラクタが勝利した場合の展開および敗戦した場合の展開を上記キャラクタに対応付けて記憶していてもよい。上記制御部は、上記発明情報の特許性の度合いが所定度合い以上の場合に上記選択された1つのキャラクタの勝利を決定してもよい。上記制御部は、上記発明情報の特許性の度合いが所定度合い未満の場合に上記選択された1つのキャラクタの敗戦を決定してもよい。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかにおいて、上記制御部は、上記発明情報の特許性を判定する判定部を更に含んでもよい。上記通信部は、上記発明情報を上記判定部に送信してもよい。上記判定部は、複数の特許文章情報を含むデータベースに上記発明情報と類似する特許文章が存在するか否かに応じて上記発明情報の特許性を判定してもよい。
(8)上記(7)において上記判定部は、上記発明情報を単語単位に構文解析を行なった上で、上記発明情報における任意の検索キーワードを抽出し、上記抽出された検索キーワードを用いて当該検索キーワードが含まれる少なくとも1件の特許文章を上記データベースから抽出し、上記1件の特許文章と上記発明情報との比較によって上記発明情報の特許性を判定してもよい。
(9)上記(1)〜(8)のいずれかにおいて、上記物語は、童話に関する物語であってもよい。上記通信部は、上記ユーザの端末装置に上記童話の内容がユーザに理解可能なイントロ情報を送信してもよい。上記制御部は、上記物語の展開として上記童話の通常のエンディングおよび当該通常のエンディングとは異なるエンディングのいずれかを上記ユーザの端末装置に送信するか決定してもよい。
(10)本発明の第2態様は、物語と複数の展開とを対応付けて記憶する記憶部と、ユーザの端末装置と各種情報を送受信する通信部と、を含み、上記ユーザの端末装置から受信した各種入力に基づいて、上記物語の展開を制御する制御部を備えるサーバの制御方法に関する。上記サーバの制御方法は、上記ユーザの端末装置から発明情報を上記通信部から受信するステップと、上記発明情報の特許性に応じて上記物語の展開を上記制御部が決定するステップと、上記ユーザの端末装置に上記決定した上記物語の展開を上記通信部が送信するステップと、を含む。
(11)本発明の第3態様は、物語と複数の展開とを対応付けて記憶する記憶部と、ユーザの端末装置と各種情報を送受信する通信部と、を含み、上記ユーザの端末装置から受信した各種入力に基づいて、上記物語の展開を制御する制御部を備えるサーバの制御プログラムに関する。上記サーバの制御プログラムは、コンピュータに、上記ユーザの端末装置から発明情報を上記通信部から受信する機能と、上記発明情報の特許性に応じて上記物語の展開を上記制御部が決定する機能と、上記ユーザの端末装置に上記決定した上記物語の展開を上記通信部が送信する機能と、を実現させる。
本発明によると、子供の興味や集中が持続して、子供が直感的に身近に発明が何であるかを発明教育として得ることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することができる。
情報処理システムによる処理の一例を説明するための模式図である。 情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 ユーザの端末装置の概略構成の一例を示す図である。 サーバの概略構成の一例を示す図である。 サーバ記憶部に記憶される、物語データベースの一例である。 本実施形態にかかる情報処理システムによるユーザの端末装置から物語の選択を受け付け、キャラクタやアイテム、ならびにアイテムに関する発明情報を受け付け、判定された当該発明情報の特許性に応じて決定される物語の展開をユーザの端末装置に送信するための一連の流れの動作シーケンスの一例を示す図である。 図6に示した本実施形態にかかる情報処理システムによるユーザの端末装置から受け付けたアイテムに関する発明情報の特許性を判定するための一連の流れの動作シーケンスの一例を示す図である。 ユーザの端末装置の端末表示部によって表示されるキャラクタ選択画面の一例を示す図である。 ユーザの端末装置の端末表示部によって表示されるアイテム選択画面の一例を示す図である。 ユーザの端末装置の端末表示部によって表示される課題情報および発明情報入力画面の一例を示す図である。
以下、本開示の一側面に係る情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムについて図を参照しつつ説明する。但し、本開示の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(情報処理システム1による処理の概要)
図1は、情報処理システム1による処理の一例を説明するための模式図である。
情報処理システム1は、複数のユーザの端末装置2、2、2・・・および特許文章情報データベース3、これらの複数のユーザの端末装置2、2、2・・・および特許文章情報データベース3と相互に通信されるサーバ4を有する。サーバ4は、複数のユーザの端末装置2、2、2・・・にユーザが選択した物語を提供する。また、複数のユーザの端末装置2、2、2・・・から受信した発明情報に応じた物語の展開を決定し、複数のユーザの端末装置2、2、2・・・に提供する。サーバ4は、受信した発明情報の特許性を、特許文章情報データベース3を用いて判定し、特許性の度合いに応じた物語の展開を決定する。
なお、本実施形態では、特許文章情報データベース3に記憶されている特許文章を検索対象として記載しているが、サーバ4は、特許文章情報データベース3から特許文章をダウンロードしてサーバ4内で類似特許文章を抽出する構成としてもよい。この構成によると、処理をローカルで完結できるため、処理速度を早めることができる。
特許文章情報データベース3は、例えば特許庁のデータベースである。特許庁のデータベースは、1庁でも複数庁を含んでいてもよい。なお、米国、欧州、日本、中国、および韓国の5庁のデータベースを含むことで世界の特許の約90%を網羅することができるため、特許性の判定の精度を上げるためには、これらの5庁のデータベースを含んでいるとよい。
特許文章情報データベース3は、特許文章以外の論文情報を含んでいてもよく、複数のユーザの端末装置2、2、2・・・から受信した発明情報の特許性を判定するために必要な情報を含んでいれば、特許文章には限定されない。
(情報処理システム1の概略構成)
図2は、情報処理システム1の概略構成の一例を示す図である。
情報処理システム1は、複数のユーザの端末装置2、2、2・・・と、特許文章情報データベース3と、サーバ4とを有する。以下では、複数のユーザの端末装置を単にユーザの端末装置2と称する場合がある。ユーザの端末装置2、2、2・・・およびサーバ4は、例えば、インターネット5などの通信ネットワークを介してそれぞれ相互に接続される。更に、特許文章情報データベース3およびサーバ4は、例えば、インターネット5などの通信ネットワークを介してそれぞれ相互に接続される。また、ここではインターネット5が1つ例示されているが、インターネット5が複数のネットワークからなる場合は、それぞれのネットワーク間にゲートウェイ(図示しない)を適宜設けてもよい。ユーザの端末装置2で実行されるプログラム(例えば、閲覧プログラム)と、サーバ4で実行されるプログラム(例えば、管理プログラム)とは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などの通信プロトコルを用いて通信を行う。
更に、ユーザの端末装置2とサーバ4との間の接続、および特許文章情報データベース3とサーバ4との間の接続は、扱う情報が機密情報となるため、インターネット5の通信環境がセキュリティの面で優れている必要がある。また、ユーザの端末装置2とサーバ4との間の接続、および特許文章情報データベース3とサーバ4との間の接続は、専用の回線を用意することでセキュリティを強化することができる。
(ユーザの端末装置2の概略構成)
図3は、ユーザの端末装置2の概略構成の一例を示す図である。
ユーザの端末装置2は、無線通信ネットワークへの接続、Webアクセスなどを実行する。そのために、ユーザの端末装置2は、端末通信部211と、端末記憶部212と、端末操作部213と、端末表示部214と、端末制御部215とを備える。
なお、ユーザの端末装置2としては、タブレットPCやノートPCを想定するが、本発明はこれに限定されない。ユーザの端末装置2は、本発明が適用可能であればよく、例えば、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(PDA)、携帯ゲーム機、携帯音楽プレイヤ、タブレット端末、などでもよい。
端末通信部211は、通信インターフェース回路を備え、ユーザの端末装置2をインターネット5に接続する。端末通信部211は、ネットワークを介して端末制御部215から供給されたデータをサーバ4などに送信する。また、端末通信部211は、ネットワークを介してサーバ4などから受信したデータを端末制御部215に供給する。
端末記憶部212は、例えば、半導体メモリ装置を備える。端末記憶部212は、端末制御部215での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データなどを記憶する。例えば、端末記憶部212は、ドライバプログラムとして、端末操作部213を制御する入力デバイスドライバプログラム、端末表示部214を制御する出力デバイスドライバプログラムなどを記憶する。また、端末記憶部212は、アプリケーションプログラムとして、店舗関係者が端末操作部213を操作することによって入力された検索条件、特徴情報および特徴画像などをサーバ4に登録するための登録画面を表示する閲覧プログラムなどを記憶する。各種プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラムなどを用いて端末記憶部212にインストールされてもよい。また、端末記憶部212は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
端末操作部213は、ユーザの端末装置2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、マウス、タッチパネル、またはキーボタンなどである。ユーザは、端末操作部213を用いて、情報の選択や解除、文字や数字などを入力することができる。端末操作部213は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、端末制御部215に送信される。
端末表示部214も、映像や画像などの表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどである。端末表示部214は、端末制御部215から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像などを表示する。
端末制御部215は、一または複数個のプロセッサおよびその周辺回路を備える。端末制御部215は、ユーザの端末装置2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。端末制御部215は、ユーザの端末装置2の各種処理が端末記憶部212に記憶されているプログラムや端末操作部213の操作などに基づいて適切な手順で実行されるように、端末通信部211や端末表示部214などの動作を制御する。端末制御部215は、端末記憶部212に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラムやドライバプログラム、アプリケーションプログラムなど)に基づいて処理を実行する。また、端末制御部215は、複数のプログラム(アプリケーションプログラムなど)を並列に実行することができる。
端末制御部215は、ユーザの端末装置2の外部から受信した画面表示情報をユーザに閲覧可能な画面表示として処理をする機能や、ユーザからの端末操作部213の操作内容に基づく処理をユーザの端末装置2の外部に送信可能な信号に変換して端末送信部211に送る機能を備える。これらの機能は、端末制御部215が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、またはファームウェアとしてユーザの端末装置2に実装されてもよい。
(ユーザの端末装置2の処理)
ユーザの端末装置2は、ユーザに操作される。ユーザの端末装置2は、端末操作部213を操作してユーザの所望の物語の選択入力を受け付けて、ユーザの入力内容に基づいて、サーバ4が生成した物語の展開を端末表示部214に表示する。ユーザの入力内容とは、物語に対応付けられたアイテムに関する課題に対する発明情報である。
また、ユーザの端末装置2は、教育施設や公共施設のネットワークであってもよい。更にユーザの端末装置2は、複数の機能ごとに複数に分かれて構成されていてもよい。また、ユーザの端末装置2の処理の一部がサーバ4や特許文章情報データベース3によって実施されてもよく、サーバ4や特許文章情報データベース3によって実施される処理の一部がユーザの端末装置2によって実施されてもよい。
(特許文章情報データベース3の構成)
特許文章情報データベース3は、サーバ4の要求に応じて所望の特許文章をサーバ4に提供する。すなわち、特許文章情報データベース3は、サーバ4から受信した検索条件に基づいて当該検索条件に該当する特許文章を抽出して、サーバ4に送信する。特許文章情報データベース3は、サーバ4からの要求がある度に特許文章を検索してサーバ4に送信してもよく、定期的に代表的な検索結果について特許文章情報データベース3が特許文章をサーバ4に送信してもよい。特に図示しないが、特許文章情報データベース3は、制御部、通信部、および記憶部などのサーバとしての構成要素を備えているとよい。
更に、サーバ4が特許文章情報データベース3を兼ねている場合、特許文章情報データベース3は、特許文章をサーバ4に送信してサーバ4の記憶部411などが特許文章を記憶する。特許文章情報データベース3は、サーバ4からの要求に応じて特許文章をサーバ4に送信してもよく、特許文章情報データベース3の主動によって特許文章をサーバ4に送信してもよい。この場合、サーバ4は、サーバ4内で検索および判定を完結できるため、処理速度を自由に調整することができる。
特許文章情報データベース3は、新しく公開された公開特許公報や登録特許公報を蓄積して記憶している。特許文章情報データベース3は、過去の特許文章全てにおいて、項目分けされているとよい。例えば、要約、特許請求の範囲(請求項)、全文などに分かれているとよい。本実施形態で情報処理システム1は、後術する通り全文検索および請求項に含まれる検索キーワードのフリーワード検索を行なう。
(サーバ4の概略構成)
図4は、サーバ4の概略構成の一例を示す図である。
サーバ4は、サーバ4の記憶領域であり、少なくとも物語と複数の展開とを対応付けて記憶するサーバ記憶部411、ならびにユーザの端末装置2および特許文章情報データベース3と通信するためにサーバ通信部412を含む。また、サーバ4は、ユーザの端末装置2から受信した各種入力に基づいて、ユーザの端末装置2から受信した発明情報の特許性を判定し、当該特許性に応じて物語の展開を決定するサーバ制御部413を更に備える。
サーバ記憶部411は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置および光ディスク装置の内の少なくとも一つを有し、バスを介してサーバ4と接続される。サーバ記憶部411は、サーバ制御部413による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データなどを記憶する。例えば、サーバ記憶部411は、ドライバプログラムとして、サーバ通信部412を制御する通信デバイスドライバプログラムなどを記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラムなどを用いてサーバ記憶部411にインストールされてもよい。また、サーバ記憶部411は、特許文章テーブル411などを記憶する。なお、サーバ記憶部411は、本発明の記憶部に相当することができる。
図5は、サーバ記憶部411に記憶される、物語データベースの一例である。物語データベースは、物語識別情報(物語識別ID)、物語名称、物語に登場する複数のキャラクタ、当該複数のキャラクタに対応付けられた複数のアイテム、およびユーザから受信した発明情報の特許性に応じて決定される物語の展開としての複数のエンディングをそれぞれ対応付けて記憶している。
本実施形態において物語は、童話であり、物語識別情報D0001に対応付けられた童話は、「ウサギとカメ」であり、物語識別情報D0002に対応付けられた童話は、「アリとキリギリス」であり、物語識別情報D0003に対応付けられた童話は、「ジャックと豆の木」である。なお、本実施形態においては、物語識別情報D0001に対応付けられた「ウサギとカメ」を中心に説明を行う。本発明は、童話に限定されるものではなく、ロールプレイイングゲームや映画などを物語として活用することもできる。発明の教育を対象とした年齢層に併せて変更されるとよい。
物語識別情報D0001に対応付けられた「ウサギとカメ」に対応付けられて記憶されているキャラクタとして「ウサギ」および「カメ」が例示されている。図5では、割愛しているが、これらのキャラクタごとに識別番号が付与されており、サーバ制御部413は、これらの識別番号を元に物語の展開を決定する。また、D0003に対応付けられたキャラクタは、「ジャック」以外が省略されている。
物語識別情報D0001に対応付けられた「ウサギとカメ」に対応付けられて記憶されているキャラクタである「ウサギ」に対応付けられて記憶されているアイテムとして「目覚まし時計」および「眠気覚まし」が例示されている。また、「カメ」に対応付けられて記憶されているアイテムとして「ローラースケート」および「エナジードリンク」が例示されている。なお、1つのキャラクタに対して、少なくとも1つのアイテムが対応付けられて記憶されていれば本発明は成り立つ。また、同様に1つのキャラクタに対して3つ以上のアイテムが対応付けられて記憶されていてもよい。また、D0003に対応付けられたキャラクタは、「ジャック」以外が省略されている。
ここでアイテムに対応して、アイテム自体の発明が必要であることがユーザに理解可能な課題情報が対応付けられて記憶されているとよい。すなわち、ユーザがアイテムを選択すると、サーバ制御装置413は、ユーザの端末装置2に選択されたアイテムを用いてもアイテムには解決されるべき課題が存在するため、ユーザが選択したキャラクタが勝利できない可能性がある旨の展開を、サーバ通信部412を介して送信する。
更に物語識別情報D0001に対応付けられた「ウサギとカメ」に対応付けられて記憶されているキャラクタである「ウサギ」に対応付けられて記憶されている物語のエンディングを記憶している。エンディングは、具体的には「ウサギ」が勝利した通常のエンディングとは異なる場合の展開および「ウサギ」が敗戦した通常のエンディングの場合の展開である。また、同様に「カメ」が勝利した通常のエンディングの場合の展開および「カメ」が敗戦した通常のエンディングとは異なる場合の展開を記憶している。なお、ここでエンディングが2通りサーバ記憶部411に記憶されているが、1つの物語に3つ以上のエンディングを用意してもよい。例えば、後述する特許性の度合いに応じて、3つ以上のエンディングの中から適宜1つのエンディングがサーバ制御部413によって選択される構成とすることも可能である。
サーバ通信部412は、ユーザの端末装置2からユーザの選択結果である物語、キャラクタ、およびアイテムなどさまざまな情報を受信する。そして、サーバ通信部412は、サーバ制御部413が決定した物語の展開をユーザの端末装置2に送信する。更に、サーバ通信部412は、サーバ4をインターネット5に接続するための通信インターフェース回路を有する。サーバ通信部412は、ユーザの端末装置2から特許性の判定を求める発明情報を受信し、判定部414による判定結果をユーザの端末装置2に送信する。また、サーバ通信部412は、特許文章情報データベース3から特許文章の提供を受ける際に、情報を受信する。サーバ通信部412は、必要に応じてユーザの端末装置2とさまざまな通信を行い、サーバ通信部412は、必要に応じて特許文章提供端末3とさまざまな通信を行う。なお、サーバ通信部412は、本発明の通信部に相当することができる。
サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2からサーバ通信部412が受信したユーザの選択結果である物語、キャラクタ、アイテム、およびユーザの入力した当該アイテムに関する発明情報の特許性に応じて物語の展開を決定する。また、サーバ制御部413は、特許文章情報データベース3とサーバ通信部412を介して通信を行い、ユーザの入力した発明情報の特許性の判定を行う。
サーバ制御部413は、サーバ制御部413による機能は、サーバ制御部413が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、またはファームウェアとしてサーバ4に実装されてもよい。なお、サーバ制御部413の処理内容は後述する。また、サーバ制御部413の構成要素の切り分けは、一例であって、どの構成要素がどの処理を行うかは、本実施形態の記載に限定されない。なお、サーバ制御部413は、本発明の制御部に相当することができる。
具体的に、サーバ制御部413は、ユーザに物語の選択を促し、その結果としてユーザの端末装置2が選択した物語に対応する物語識別情報に対応付けられた物語情報を、サーバ通信部412を介してユーザの端末装置2に送信する。サーバ制御部413は、まずユーザが選択した物語の内容がユーザに理解可能なイントロ情報をユーザの端末装置に送信する。そして、サーバ制御部413は、ユーザに対してキャラクタの選択を促し、選択されたキャラクタに対応付けられた物語の展開をユーザの端末装置2に送信する。そして、サーバ制御部413は、選択されたキャラクタに対応付けて記憶されたアイテムの選択を受け付け、選択されたアイテムに対応付けられた課題情報を、サーバ通信部412を介してユーザの端末装置2に送信する。そして、ユーザの端末装置2から課題情報に対するアイテムの発明情報を、サーバ通信部412を介して受信する。
サーバ制御部413は、選択されたキャラクタが勝利するか敗戦するか(またはそれ以外の展開)をユーザの端末装置2から受信した発明情報の特許性の度合いに応じて決定し、決定された勝利または敗戦に応じて、サーバ記憶部411に記憶されたキャラクタに対応付けて記憶されたエンディングをユーザの端末装置2に送信する。例えば、特許性の度合いが80%以上の場合に、ユーザによって選択されたキャラクタが勝利する展開としてエンディングが決定され、特許性の度合いが80%未満の場合には、ユーザによって選択されたキャラクタが敗戦する展開としてエンディングが決定される。
なお、本実施形態においては、サーバ制御部413によってエンディングが発明情報の特許性に応じて決定されるが、エンディング以外が発明情報の特許性に応じて決定されてもよく、エンディングと共の他の展開が決定されてもよい。
更に、サーバ制御部413は、サーバ通信部412がユーザの端末装置2から受信したアイテムに関する発明情報の特許性を判定するための判定部414を含む。判定部414は、発明情報と特許文章情報データベース3に記憶されている特許文章との類似度を算出して発明情報の特許性を判定する。なお、以下の類似度や特許性の判定方法は、一例であり、本発明は、以下の方法に限定されるものではない。
特許性の判定を行うために判定部414は、まずユーザの端末装置2からサーバ通信部412が受信した発明情報に含まれる複数の単語から特許文章を検索するための検索キーワードを抽出する。判定部414は、検索キーワードを抽出するために、受信された発明情報を要素毎に分割する。具体的には、小用語解析を用いるとよい。すなわち、発明情報を複数の単語単位に構文解析して、どの単語がどの単語を修飾しているかの係り受け関係を抽出する。発明情報が英文などの場合には、ピリオド、コロン、セミコロン、カンマ、や関係代名詞の優先順位で分割をするデリミタ処理を行うとよい。そして、発明文書中に含まれる複数の単語の中から検索キーワードを抽出する。例えば、出現頻度の高い単語を検索キーワードとして抽出してもよく、単語の係り受け関係から重要な用語を検索キーワードとして抽出してもよい。すなわち、検索キーワードは、ユーザが入力した発明情報が属する技術分野を1単語で表すための用語である。なお、検索キーワードは、通常1つの単語であるが、検索キーワードを1つに絞込み辛い場合などは、複数の単語としてもよい。入力された発明情報から検索キーワードを抽出する技術は、一般的な技術を用いればよく、上記手法には限定されない。
このように、発明情報において重要な検索キーワードを発明情報から抽出することで特許文章情報データベース3から容易に特許文章を抽出することができる。また、情報処理システム1として、特許性の評価判定をすばやく処理することができる。
判定部414は、抽出された検索キーワードを用いて入力された発明情報に類似する特許文章を少なくとも1件抽出する。特許文章の抽出は、特許文章情報データベース3に含まれる特許文章を単にキーワード検索によって検索するとよい。例えば、検索キーワードが特許文章の全文に記載されている特許文章を検索結果としてもよく、検索キーワードが全請求項に記載されている特許文章を検索結果として抽出してもよく、請求項1に検索キーワードが記載されている特許文章を検索結果として抽出してもよい。本実施形態においては、特許文章の全文において検索キーワードが検出される検索結果を特許文章としているが、本発明は、検索対象箇所に限定されない。検索対象文章が短い程、処理が軽くなるため、簡易調査として請求項1のみを検索対象とすることもできる。
なお、サーバ記憶部411には、複数のアイテムに関連する特許技術分野に付与されているFIなどが対応付けて記憶されており(図示しない)、判定部414は、特許文章情報データベース3から検索キーワードを用いて特許文章を検索する際に、ユーザに選択されたアイテムに対応付けて記憶されたFIなどを用いて特許文章を検索する際の母集団を削減することができる。なお、本発明は、FI以外にIPC、Fターム、USCなどが対応付けられて記憶されていてもよい。
検索キーワードは、少なくとも1つであり、複数抽出することで特許文章情報データベース3から抽出される特許文章の母集団を削減することができ、発明情報と特許文章との類似度の算出をすばやく行うことができる。ただし、母集団が小さくなり過ぎると、所謂「調査漏れ」が発生してしまうため、最小限の母集団の大きさが決定されており、当該最小限の母集団の大きさ以上の大きさが得られるように判定部414が検索キーワードの数を決定してもよい。
このように、特許文章抽出部413は、単にフリーワード検索において抽出された特許文章と比較して、検索キーワードの重要度を考慮した上で特許文章を抽出できるため、無駄な処理をせずに精度の高い特許評価判定を情報処理システム1が実施できる。また、より最適な特許文章を抽出することで、情報処理システム1は特許性の評価判定をすばやく処理することができる。
発明情報の特許性を判定するために判定部414は、特許文章情報データベース3から抽出した特許文章と発明情報との比較を行って類似度を判定する。判定部414が抽出した特許文章に含まれる文章の全文(以降「特許文章の全文)と記載することもある)と発明情報とを比較して類似度を求める。サーバ制御部は、特許文章に含まれる文章の全文および発明情報を最小の文単位(以降最小文と呼ぶ)に分割して、これらの最小文同士の類似度を求める。すなわち、発明情報に含まれる構成要素単位に文章を最小文に分割して、構成要素が特許文章に開示されているか否かを判定することで類似度を求める。なお、判定部414は、発明情報に含まれる最小文が1つの特許文章に含まれているか、複数の特許文章に分かれて記載されているかを類似度に反映させてもよい。1つの文章に全ての最小文が開示されている場合、入力された発明情報の新規性が欠如していると判定できる。また、複数の特許文章に最小文がまたがって記載されている場合には、入力された特許文章に進歩性が欠如していると判定できる。
このように、判定部414は、予め最小文に発明情報および特許文章を区切った上で、発明情報および特許文章の比較を行なうため、発明情報の全体および特許文章全体を比較するよりも小規模で文章同士の類似判定ができる。よって、情報処理システム1による類似判定の精度が向上する。
判定部414は、このように発明情報と特許文章との類似度を求めることができる。本発明において、類似度と特許性について反比例する関係のマップを予め用意し、判定部414が求めた類似度から特許性を求める。また、判定部414は、類似度から特許性を求める計算式を予めサーバ記憶部411に記憶していてもよい。
サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2に送信されるさまざまな表示画面を生成する生成部415を更に含む。生成部415は、主にユーザが選択した物語、キャラクタ、アイテムなどに応じた物語の展開をアニメーションとして生成する。生成部415が生成する画面構成については、後述する。また、生成部415は、ユーザの端末装置2に送信されるユーザの要求などを入力させるための画面構成を生成する。更に、生成部415は、入力された発明情報に類似する特許文章を提示するための画面構成や特許性の判定結果を提示するための画面構成も生成する。
生成部415が生成した画面構成は、サーバ記憶部411に記憶されてもよい。しかしながら、発明情報の機密観点から発明情報の内容および特許性の判定結果もサーバ記憶部411に記憶せずに、これらの情報を一時的な保存領域(メモリ)に記憶して、ユーザの端末装置2に送信する構成とする方が好ましい。この一時的な保存領域もサーバ記憶部411が司ってもよい。
すなわち、本発明による情報処理システム1は、物語と複数の展開とを対応付けて記憶するサーバ記憶部411と、ユーザの端末装置2と各種情報を送受信するサーバ通信部412と、ユーザの端末装置2から受信した各種入力に基づいて、物語の展開を制御するサーバ制御部413と、を含む。サーバ通信部412は、ユーザの端末装置2から発明情報を受信し、サーバ制御部413は、発明情報の特許性に応じて物語の展開を決定する。サーバ通信部412は、ユーザの端末装置2に決定した物語の展開を送信する。
また、サーバ記憶部411は、物語と複数のキャラクタとを対応付けて記憶しており、複数のキャラクタのそれぞれに物語の複数の展開を記憶している。サーバ通信部412は、ユーザの端末装置から複数のキャラクタから1つのキャラクタの選択を受け付ける。そして、サーバ制御部413は、発明情報の特許性に応じて選択された1つのキャラクタに対応付けられた物語の展開として決定する。
また、サーバ記憶部411は、複数のキャラクタとそれぞれのキャラクタごとに少なくとも1つのアイテムを対応付けて記憶している。サーバ通信部412は、アイテムの選択を受け付ける。発明情報は、選択されたアイテムに関する発明である。そして、サーバ制御部413は、アイテムに関する発明情報の特許性に応じて選択された1つのキャラクタに対応付けられた物語の展開として決定する。
また、サーバ記憶部411は、アイテムごとにアイテムには発明が必要であることをユーザに理解させるための課題情報が対応付けて記憶している。サーバ通信部412は、アイテムがユーザによって選択されると選択されたアイテムに対応付いた課題情報をユーザの端末装置に送信する。
また、サーバ記憶部411は、アイテムごとに特許分類を対応付けて記憶している。サーバ制御部413は、選択されたアイテムに対応付けられた特許分類における、アイテムに関する発明情報の特許性に応じて選択された1つのキャラクタに対応付けられた物語の展開として決定する。
また、サーバ記憶部411は、キャラクタが勝利した場合の展開および敗戦した場合の展開をキャラクタに対応付けて記憶している。サーバ制御部413は、発明情報の特許性の度合いが所定度合い以上の場合に選択された1つのキャラクタの勝利を決定する。そして、サーバ制御部413は、発明情報の特許性の度合いが所定度合い未満の場合に選択された1つのキャラクタの敗戦を決定する。
また、サーバ制御部413は、発明情報の特許性を判定する判定部414を更に含む。サーバ通信部412は、発明情報を判定部414に送信する。そして、判定部414は、複数の特許文章情報データベース3に発明情報と類似する特許文章が存在するか否かに応じて発明情報の特許性を判定する。
また、判定部414は、発明情報を単語単位に構文解析を行なった上で、発明情報における任意の検索キーワードを抽出し、抽出された検索キーワードを用いて当該検索キーワードが含まれる少なくとも1件の特許文章を特許文章情報データベース3から抽出し、1件の特許文章と発明情報との比較によって発明情報の特許性を判定する。なお、抽出される特許文章は、1件としたが、複数件とすることで特許性の判定の精度を上げることもできる。
また、物語は、童話に関する物語である。サーバ通信部412は、ユーザの端末装置2に童話の内容がユーザに理解可能なイントロ情報を送信する。サーバ制御部413は、物語の展開として童話の通常のエンディングおよび当該通常のエンディングとは異なるエンディングのいずれかをユーザの端末装置2に送信するか決定する。
(情報処理システム1による処理)
図6は、本実施形態にかかる情報処理システム1によるユーザの端末装置2から物語の選択を受け付け、キャラクタやアイテム、ならびにアイテムに関する発明情報を受け付け、判定された当該発明情報の特許性に応じて決定される物語の展開をユーザの端末装置2に送信するための一連の流れの動作シーケンスの一例を示す図である。なお、本処理の一部は、本発明が成り立つ範囲内であれば、割愛することができる。
以下に説明する動作シーケンスは、予めサーバ記憶部411に記憶されているプログラムに基づいて、主にサーバ制御部413により、サーバ4の各要素と協働して実行される。また、以下に説明する動作シーケンスにおいて、サーバ4は、サーバ通信部412を介してユーザの端末装置2と各種の情報を送受信する。
最初にサーバ4のサーバ通信部412は、サーバ記憶部411が記憶する複数の物語から1つの物語の選択をユーザの端末装置2から受信する(ステップS101)。なお、本処理は、物語の選択をサーバ通信部412がユーザの端末装置2から受信した際に開始される。
続いて、サーバ制御部413は、ユーザが選択した物語のイントロをサーバ記憶部411から取得して生成して、サーバ通信部412を介してユーザの端末装置2に送信する(ステップS102)。
続いて、サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2にユーザが選択した物語に登場するキャラクタのうちいずれかを選択可能とした画面構成を図5に示す物語データベースを参照して生成部415が生成し、ユーザの端末装置2にサーバ通信部412を介して当該画面構成を送信する(ステップS103)。
続いて、サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2からキャラクタの選択があったか否かを待つ(ステップS104)。ユーザからキャラクタの選択がない場合、処理はステップS104を繰り返す(S104がNO)。
一方、ユーザからキャラクタの選択があった場合(ステップS104がYES)、サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2にユーザが選択したキャラクタに対応付けて記憶された複数のアイテムの中からいずれかを選択可能とした画面構成を図5に示す物語データベースを参照して生成部415が生成し、ユーザの端末装置2にサーバ通信部412を介して当該画面構成を送信する(ステップS105)。
続いて、サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2からアイテムの選択があったか否かを待つ(ステップS106)。ユーザからキャラクタの選択がない場合、処理はステップS106を繰り返す(ステップS106がNO)。
一方、ユーザからアイテムの選択があった場合(ステップS106がYES)、サーバ制御部413は、図5に示す物語データベースを参照して選択されたアイテムが有する課題情報を抽出して、当該課題情報をユーザの端末装置2に表示することで、当該課題情報を解決するための発明情報をユーザが入力するための画面構成を生成部415が生成し、当該画面構成をユーザの端末装置2に送信する(ステップS107)。ここで課題情報とは、ユーザの端末装置2に選択されたアイテムを用いてもアイテムには解決されるべき課題が存在するため、ユーザが選択したキャラクタが勝利できない可能性がある旨の展開を、サーバ通信部412を介して送信する。
続いて、サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2に送信された課題情報を解決すべく発明情報の入力を待つ(ステップS108)。なお、このステップS108は、ユーザの端末装置2から発明情報が受信されない場合は、繰り替えされる(ステップS108がNO)。
一方、ユーザの端末装置2から発明情報が受信された場合(ステップS108がYES)、サーバ制御部413は、受信した発明情報の特許性の判定を行う(ステップS109)。なお、この特許性の判定は、図7に示す特許性の判定フローとして判定部414によって行われる。この処理は、サーバ制御部413によって、ステップS108がYESの場合に随時実施される。
図7は、図6に示した本実施形態にかかる情報処理システム1によるユーザの端末装置2から受け付けたアイテムに関する発明情報の特許性を判定するための一連の流れの動作シーケンスの一例を示す図である。なお、本処理は、特許性の判定を行う場合の手法の一例であり、本発明は本処理に限定されるものではない。また、本処理の一部は、本発明が成り立つ範囲内であれば、割愛することができる。
以下に説明する動作シーケンスは、予めサーバ記憶部411に記憶されているプログラムに基づいて、主にサーバ制御部413により、サーバ4の各要素と協働して実行される。また、以下に説明する動作シーケンスにおいて、サーバ4は、サーバ通信部417を介してユーザの端末装置2と各種の情報を送受信する。
図6に示すステップS109にてYESの判定をサーバ制御部413が出した場合に、サーバ制御部413は、図7の処理に進む。まず、サーバ制御部413は、発明情報が特許性の判定を行なうためにふさわしい形式で記述されているかをサーバ制御部413は判定する(ステップS201)。例えば、本実施形態では、発明情報が1つの発明からなっている必要があるため、読点が複数存在する文章であれば、サーバ制御部413は、エラー情報を、サーバ通信部412を介してユーザの端末装置2に送信する。発明情報が誤った形式で記述されている場合(ステップS201がNO)には、サーバ制御部413は、エラー情報をユーザの端末装置2に送信して(ステップS202)処理を図6のステップS108に戻す。そして、サーバ制御部413は、形式が修正された発明情報、または次の発明情報の受信を待つ。
発明情報が正しい形式で記述されている場合(ステップS202がYES)、サーバ処理416は、ユーザの端末装置2から受信した発明文章が属する技術分野を1単語で表すための用語を抽出する(ステップS203)。サーバ制御部413は、発明情報を複数の単語単位に分割して、どの単語がどの単語を修飾しているかの係り受け関係を抽出して、単語の係り受け関係から重要な用語を検索キーワードとして抽出する。
続いて、サーバ制御部413は、抽出された検索キーワードを用いて入力された発明情報に類似する特許文章を抽出する(ステップS204)。具体的には、サーバ制御部413は、特許文章データベース3から検索キーワードが特許文章の全文に記載されている特許文章を検索結果として抽出する。この際、サーバ制御部413は、検索キーワードが個々の特許文章においてどの程度重要な単語であるかを判定した上で、関連性が高い特許文章のみを抽出する。
そして、サーバ制御部413は、特許文章の請求項と発明文章とを比較して類似度を求める(ステップS205)。具体的には、サーバ制御部413は、発明情報に含まれる構成要素単位に文章を最小文に分割して、構成要素が特許文章に開示されているか否かを判定することで類似度を求める。サーバ制御部413は、類似度のスコアを複数の特許文章に含まれる特許文章に対して算出して、類似度のスコアが高い特許文章を少なくとも1件抽出する。ここで、サーバ制御部413は、ユーザの端末装置2から入力された発明情報の長さを考慮して、短すぎる場合には類似度が高く出るように類似度のスコアを補正してもよい。
更に、サーバ制御部413は、抽出された類似度のスコアに基づいて特許性を判定する(ステップS206)。特許性の判定は、類似度と特許性の関係を記憶したマップを参照して算出されてもよい。そして、サーバ制御部413は、算出された特許性を図6の処理にフィードバックする(ステップS207)。
図6に戻り、サーバ制御部413は、ユーザの入力した発明情報に特許性があると判定した場合には(ステップS109がYES)、ステップS104で選択されたキャラクタが勝利する場合のエンディングを図5に示す物語データベースから抽出して、生成部415がエンディングに関する画面構成として生成して、サーバ通信部412がユーザの端末装置2に送信する(ステップS110)。勝利する場合のエンディングには、発明情報に特許性がある理由として、類似する特許文章との比較結果を表示してもよい。そして、サーバ制御部413は、処理を終了させる。
一方、サーバ制御部413が、ユーザの入力した発明情報に特許性がないと判定した場合には(ステップS109がNO)、ユーザに更なる改善アイディアとして発明情報を入力するか否かを問い合わせる画面構成を生成部415が生成し、サーバ通信部412がユーザの端末装置2に送信する(ステップS111)。
続いて、サーバ制御部413は、ユーザが追加の発明情報を入力する希望があるか否かの入力を待つ(ステップS112)。そして、ユーザが更なる改善アイディアとして発明情報を入力する旨の回答をユーザの端末装置2を介して入力した場合(ステップS112がYES)、サーバ制御部413は、更なる発明情報の入力を待つ(ステップS108に処理が戻る)。
一方、ユーザが更なる改善アイディアがなく、発明の入力を行わない旨をユーザの端末装置2に入力した場合(ステップS112がNO)、サーバ制御部413は、ステップS104で選択されたキャラクタが敗戦する場合のエンディングを図5に示す物語データベースから抽出して、生成部415がエンディングに関する画面構成として生成して、サーバ通信部412がユーザの端末装置2に送信する(ステップS113)。敗戦する場合のエンディングには、発明情報に特許性がない理由として、類似する特許文章との比較結果を表示してもよい。そして、サーバ制御部413は、処理を終了させる。
(ユーザの端末装置2の機能)
図8は、ユーザの端末装置2の端末表示部214によって表示されるキャラクタ選択画面200の一例を示す図である。
図8は、図6のステップS103にて生成部415が生成するユーザの端末装置2に表示されるキャラクタの選択画面の一例を示す図である。キャラクタ選択画面200は、ユーザが端末装置2を用いてユーザが選択した物語に対応付けられて記憶されている複数のキャラクタから1つのキャラクタを選択するための画面である。キャラクタ選択画面200には、物語のイントロ情報を示すためのアニメーションウィンドウ201およびテキストウィンドウ202が含まれる。更に、ユーザが複数のキャラクタを選択するためのキャラクタウィンドウ203が含まれる。キャラクタ選択画面200では、ユーザがキャラクタウィンドウ203に表示されているいずれかのキャラクタをマウスポインタなどによって選択されると、次の画面に遷移する構成である。ここでは、ウサギを選択して次に進む構成としている。
図9は、ユーザの端末装置2の端末表示部214によって表示されるアイテム選択画面300の一例を示す図である。
図9は、図6のステップS105にて生成部415が生成するユーザの端末装置2に表示されるアイテムの選択画面の一例を示す図である。アイテム選択画面300は、ユーザが端末装置2を用いてユーザが選択したキャラクタに対応付けられて記憶されている複数のアイテムから1つのアイテムを選択するための画面である。アイテム選択画面300には、物語の展開を示すためのアニメーションウィンドウ301およびテキストウィンドウ302が含まれる。更に、ユーザが複数のアイテムを選択するためのアイテムウィンドウ303が含まれる。アイテム選択画面300では、ユーザがアイテムウィンドウ303に表示されているいずれかのアイテムをマウスポインタなどによって選択されると、次の画面に遷移する構成である。ここでは、ウサギが目覚まし時計を選択して次に進む構成としている。
図10は、ユーザの端末装置2の端末表示部214によって表示される課題情報および発明情報入力画面400の一例を示す図である。
図10は、図6のステップS107にて生成部415が生成するユーザの端末装置2に表示される課題情報および発明情報入力画面の一例を示す図である。課題情報および発明情報入力画面400は、ユーザが端末装置2を用いてユーザが選択したアイテムに対応付けられて記憶されている課題情報に対する発明情報を入力するための画面である。課題情報および発明情報入力画面400には、物語の展開を示すためのアニメーションウィンドウ401およびテキストウィンドウ402が含まれる。更に、ユーザが発明情報を入力するための発明情報入力ウィンドウ403が含まれる。また、発明情報の入力が完了した際に、次の画面に遷移をユーザが要求するための決定ボタン404が含まれる。課題情報および発明情報入力画面400では、ユーザが発明情報入力ウィンドウ403に発明情報を入力し、決定ボタン404が押下されると、次の画面に遷移する構成である。また、ステップS112において、追加の発明情報の入力をユーザが希望した場合(ステップS112がYES)の場合の課題情報および発明情報入力画面400は、アニメーションウィンドウ401およびテキストウィンドウ402などに、発明情報および類似する特許文章との比較結果を表示してもよい。
以上説明したように、本実施形態にかかる情報処理システム1は、発明教育を必要とするユーザが白紙から発明を実施することで発明を学ばずとも、発明情報によって物語の展開が決まるため、特許性のある発明が何かを学ぶことができる。また、サーバ制御部413は、特許文章情報データベース3を参照して、特許性の判定をユーザにフィードバックできるため、実際に特許出願が可能なレベルの発明にまで発明のレベルを高くすることができる。
なお、本発明は、情報処理システム1として、ユーザの端末装置2、特許文章情報データベース3、およびサーバ4がそれぞれ独立しているシステムとして記載しているが、これらの機能が全て一箇所に存在する情報処理装置としても同様の効果を発揮することができる。また、これらの処理を実現させるサーバの制御方法であったり、これらの機能をユーザの端末装置2などにインストールさせてサーバの制御プログラムとして提供したりすることも可能である。
当業者は、本発明の精神および範囲から外れることなく、さまざまな変更、置換および修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 情報処理システム
2 ユーザの端末装置
211 端末通信部
212 端末記憶部
213 端末操作部
214 端末表示部
215 端末制御部
3 特許文章情報データベース3
4 サーバ
411 サーバ記憶部
412 サーバ通信部
413 サーバ制御部
414 判定部
415 生成部
5 インターネット

Claims (11)

  1. 物語と複数の展開とを対応付けて記憶する記憶部と、
    ユーザの端末装置と各種情報を送受信する通信部と、
    前記ユーザの端末装置から受信した各種入力に基づいて、前記物語の展開を制御する制御部と、
    を含む情報処理装置において、
    前記通信部は、前記ユーザの端末装置から発明情報を受信し、
    前記制御部は、前記発明情報の特許性に応じて前記物語の展開を決定し、
    前記通信部は、前記ユーザの端末装置に前記決定した前記物語の展開を送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、前記物語と複数のキャラクタとを対応付けて記憶しており、前記複数のキャラクタのそれぞれに前記物語の複数の展開を記憶しており、
    前記通信部は、前記ユーザの端末装置から前記複数のキャラクタから1つのキャラクタの選択を受け付け、
    前記制御部は、前記発明情報の特許性に応じて前記選択された1つのキャラクタに対応付けられた前記物語の展開として決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記複数のキャラクタとそれぞれのキャラクタごとに少なくとも1つのアイテムを対応付けて記憶しており、
    前記通信部は、前記アイテムの選択を受け付け、
    前記発明情報は、前記選択されたアイテムに関する発明であり、
    前記制御部は、前記アイテムに関する前記発明情報の特許性に応じて前記選択された1つのキャラクタに対応付けられた前記物語の展開として決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、前記アイテムごとに前記アイテムには発明が必要であることを前記ユーザに理解させるための課題情報が対応付けて記憶しており、
    前記通信部は、前記アイテムがユーザによって選択されると前記選択された前記アイテムに対応付いた前記課題情報を前記ユーザの端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、前記アイテムごとに特許分類を対応付けて記憶しており、
    前記制御部は、前記選択されたアイテムに対応付けられた特許分類における、前記アイテムに関する前記発明情報の特許性に応じて前記選択された1つのキャラクタに対応付けられた前記物語の展開として決定する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶部は、前記キャラクタが勝利した場合の展開および敗戦した場合の展開を前記キャラクタに対応付けて記憶しており、
    前記制御部は、前記発明情報の特許性の度合いが所定度合い以上の場合に前記選択された1つのキャラクタの勝利を決定し、
    前記制御部は、前記発明情報の特許性の度合いが所定度合い未満の場合に前記選択された1つのキャラクタの敗戦を決定する
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記発明情報の特許性を判定する判定部を更に含み、
    前記通信部は、前記発明情報を前記判定部に送信し、
    前記判定部は、複数の特許文章情報を含むデータベースに前記発明情報と類似する特許文章が存在するか否かに応じて前記発明情報の特許性を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定部は、前記発明情報を単語単位に構文解析を行なった上で、前記発明情報における任意の検索キーワードを抽出し、前記抽出された検索キーワードを用いて当該検索キーワードが含まれる少なくとも1件の特許文章を前記データベースから抽出し、前記1件の特許文章と前記発明情報との比較によって前記発明情報の特許性を判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記物語は、童話に関する物語であり、
    前記通信部は、前記ユーザの端末装置に前記童話の内容がユーザに理解可能なイントロ情報を送信し、
    前記制御部は、前記物語の展開として前記童話の通常のエンディングおよび当該通常のエンディングとは異なるエンディングのいずれかを前記ユーザの端末装置に送信するか決定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 物語と複数の展開とを対応付けて記憶する記憶部と、ユーザの端末装置と各種情報を送受信する通信部と、を含み、前記ユーザの端末装置から受信した各種入力に基づいて、前記物語の展開を制御する制御部を備えるサーバの制御方法であって、
    前記ユーザの端末装置から発明情報を前記通信部から受信するステップと、
    前記発明情報の特許性に応じて前記物語の展開を前記制御部が決定するステップと、
    前記ユーザの端末装置に前記決定した前記物語の展開を前記通信部が送信するステップと、
    を含むことを特徴とするサーバの制御方法。
  11. 物語と複数の展開とを対応付けて記憶する記憶部と、ユーザの端末装置と各種情報を送受信する通信部と、を含み、前記ユーザの端末装置から受信した各種入力に基づいて、前記物語の展開を制御する制御部を備えるサーバの制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記ユーザの端末装置から発明情報を前記通信部から受信する機能と、
    前記発明情報の特許性に応じて前記物語の展開を前記制御部が決定する機能と、
    前記ユーザの端末装置に前記決定した前記物語の展開を前記通信部が送信する機能と、
    を実現させることを特徴とするサーバの制御プログラム。
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