JP2020107001A - 監視モデル更新方法、監視システム、および監視装置 - Google Patents

監視モデル更新方法、監視システム、および監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リアルタイム監視における監視モデルの更新に際し、現場の状況変化に迅速に追随してモデル更新を行い得るようにする。【解決手段】監視システム1Sは、リアルタイム監視部12aにおいて、センサー1で収集された監視対象に関するセンサーデータ11aと、監視対象の異常の判断を行うために予め設定された監視モデル12a1とに基づいて、監視対象の異常をリアルタイムで判定する。監視システム1Sは、所定の生成ルールに基づいて、センサーデータ11aおよびこのセンサーデータ11aに対応する検査ログ21bがまとめられたモデル生成用データ11abから、監視モデル12a1の更新候補を定期的に生成する。監視システム1Sは、生成した更新候補をモデル情報格納DB11−2に記憶させる。【選択図】図1

Description

本発明は、監視モデル更新方法、監視システム、および監視装置に関する。
近年、例えば、製造現場の機械に設けられたIoT(Internet of Things)センサーでIoTデータを収集し、IoTデータと監視モデルとに基づいて、この機械で製造される製品の不良品発生をリアルタイム監視するニーズが高まってきている。かかるリアルタイム監視は、現場の状況変化(製品仕様変更や設備変更、季節変化など)に追随することが求められる。例えば特許文献1には、IoTデータと診断モデルとに基づいて現場の機械異常を診断する状態監視装置において、現場の状況変化に追随するための監視モデルの更新などの際に、この作業を支援する技術が開示されている。
特開2015−203936号公報
しかしながら、上述の従来技術は、監視モデルの更新を行う際に、ユーザが入力した監視モデルの変更を受け付け、変更された監視モデルの性能評価を行い、性能が十分であると判断された監視モデルでモデル更新を行うものである。このように、従来技術では、リアルタイム監視における監視モデルの更新に際して、現場の状況変化に迅速に追随してモデル更新を行い得るものではないという問題がある。
本願は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、リアルタイム監視における監視モデルの更新に際し、現場の状況変化に迅速に追随してモデル更新を行い得る監視モデル更新方法、監視システム、および監視装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明においては、例えば、監視システムが実行する監視モデル更新方法において、センサーで収集された監視対象に関するデータと、前記監視対象の異常の判断を行うために予め設定された監視モデルとに基づいて、前記監視対象の異常をリアルタイムで判定する監視ステップと、所定の生成ルールに基づいて、前記データをおよび前記監視ステップによる該データに対応する判定結果を含む時系列データがまとめられたモデル生成用データをもとに、前記監視モデルの更新候補を定期的に生成する監視モデル生成ステップと、前記監視モデル生成部により生成された前記更新候補を記憶部に記憶させる監視モデル記憶ステップと、を有する。
本発明によれば、リアルタイム監視における監視モデルの更新に際し、現場の状況変化に迅速に追随してモデル更新を行い得る監視モデル更新方法、監視システム、および監視装置を提供することができる。
実施例1の監視システムの機能構成例を示す図。 実施例1の監視システムのハードウェア構成例を示す図。 実施例1の監視システムにおける全体処理例を示すフローチャート。 実施例1のリアルタイム監視処理例を示すフローチャート。 実施例1において監視ログが生成される過程例を説明するための図。 実施例1の監視結果の表示画面例を示す図。 実施例1の監視モデル生成処理例を示すフローチャート。 実施例1においてモデル情報が作成される過程例を説明するための図。 実施例1の監視モデル評価処理例を示すフローチャート。 実施例1の監視モデル評価処理例を説明するための図。 実施例1の監視モデルのモデル精度算出例を説明するための図。 実施例1の監視モデル更新処理例を示すフローチャート。 実施例1の監視モデル更新処理例を説明するための図。 実施例1のモデル生成パラメータのチューニング処理例を示すフローチャート。 実施例1のモデル生成パラメータのチューニング処理例を説明するための図。 実施例1のデータ送信ルールの更新例を説明するための図。 実施例1の監視モデル削除処理例を示すフローチャート。 実施例1の監視モデル削除処理例を説明するための図。 実施例1のモデル情報の確認画面例を示す図。 実施例2の監視システムの構成例を示すハードウェア図。
以下図面に基づき、本発明の実施例を詳述する。以下の実施例は、本発明を限定するものではない。以下の実施例では、製造現場の機械に設けられたIoTセンサーで取得したセンサーデータをもとに、この機械で製造された製品の不良品発生をリアルタイム監視する監視システムを例として挙げる。しかし、本発明は、不良品監視に限られず、センサーデータが監視モデルに定められた条件に該当するか否かを監視する監視システムに広く適用できる。
なお、以下の実施例を説明するための各図面において、同一あるいは類似の機能を備えた構成要件を同一の参照番号で示し、後出の説明を省略する。また、実施例および変形例は、本発明の技術思想の範囲内および整合する範囲内でその一部または全部を組合せることができる。
<監視システムの機能構成>
図1は、実施例1の監視システムの機能構成例を示す図である。図1に示すように、実施例1の監視システム1Sは、例えば、製造現場の機械に設けられたIoTセンサーで取得したセンサーデータをもとに、この機械で製造された監視対象である製品の不良品発生をリアルタイム監視するシステムである。図1に示すように、監視システム1Sは、監視装置10と、検査装置20とを含む。
監視装置10は、リアルタイム監視部12aと、監視モデル生成部12bと、監視モデル評価部12cと、監視モデル削除部12dと、モデル更新要求部12eと、監視モデル更新部12fと、モデル生成パラメータチューニング部12gとを有する。また、監視装置10は、監視モデル評価用DB(Data Base)11−1と、モデル情報格納DB11−2とを有する。なお、監視モデル評価用DB11−1と、モデル情報格納DB11−2とは、同一の記憶装置上に構築されてもよいし、異なる記憶装置上に構築されてもよい。
監視装置10のリアルタイム監視部12aは、リアルタイム監視部12aに予め設定されている監視モデル12a1に従って、センサー1(図2参照)で収集された時系列のセンサーデータ11aをデータごとにリアルタイムで監視および分析する。センサーデータ11aは、監視モデル評価用DB11−1に格納される。
例えば、リアルタイム監視部12aは、センサーデータ11aの1レコードに対応する製品の製造条件を監視モデル12a1に照し合せた結果、この製品が良品である場合は“OK”と判定し、不良品である場合は“NG”と判定するリアルタイム監視を行う。リアルタイム監視部12aは、この監視結果21aを検査装置20に送信する。
検査装置20は、検査ログ生成部22aと、監視結果表示部25とを有する。
検査装置20は、監視装置10から受信した監視結果21aを、記憶部21(図2参照)に記憶させるとともに、監視結果表示部25に表示する。監視結果表示部25は、出力画面上のGUI(Graphical User Interface)などである。検査者は、監視結果表示部25に表示された監視結果を確認し、“NG”と判定された製品に対して、この製品が“OK”か“NG”かを判定する再度の不良品判定を行う。検査者は、検査装置20のキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力部26(図2参照)を操作し、再度の不良品判定結果を入力する。
検査装置20の検査ログ生成部22aは、入力部26から入力された再度の不良品判定結果を監視結果21aに反映した検査ログ21bを生成する。また、検査ログ生成部22aは、入力部26から入力された再度の不良品判定結果を、監視結果表示部25に表示中の監視結果21aにも反映させる。
検査ログ生成部22aにより生成された検査ログ21bは、監視装置10に送信される。監視装置10のリアルタイム監視部12aは、リアルタイム監視部12aに予め設定されているデータ送信ルール12a3に従って、検査装置20から受信した検査ログ21bおよびセンサーデータ11aを一定範囲のレコード数または期間でまとめたモデル生成用データ11abを生成する。検査ログ21bは、監視モデル評価用DB11−1に格納される。
監視モデル生成部12bは、リアルタイム監視部12aで生成されたモデル生成用データ11abを分析し、モデル生成用データ11abごとに不良品発生条件を計算する。監視モデル生成部12bは、不良品発生条件、モデル情報の作成日時、および、モデル生成用データ11abをまとめた期間などを含むモデル情報11cを生成してモデル情報格納DB11−2に格納する。
監視モデル評価部12cは、定期的(例えば1か月に1回)にモデル情報格納DB11−2に格納されている各モデル情報11cを読み込み、監視モデル評価用DB11−1に格納されているセンサーデータ11aおよび検査ログ21bをもとに、監視モデルとしての各モデル情報11cの評価を実施する。監視モデル評価部12cは、監視モデルとしての各モデル情報11cの評価結果を各モデル情報11cに追加する。
監視モデル削除部12dは、定期的にモデル情報格納DB11−2から各モデル情報11cを読み込む。監視モデル削除部12dは、予め設定されている削除ルール(例えば、モデルの精度が一定値より低い、モデル作成日時が一定期間を超えて古いなど)に従い、読み込んだ各モデル情報11cのうち削除ルールに該当するモデル情報11cをモデル情報格納DB11−2から削除する。
モデル更新要求部12eは、リアルタイム監視部12aに予め設定されている監視モデル更新ルール12a2に従って、リアルタイム監視部12aに予め設定されている監視モデル12a1が更新ルールに該当するか否かを判定する。モデル更新要求部12eは、リアルタイム監視部12aに予め設定されている監視モデル12a1が更新ルールに該当すると判定した場合、監視モデル更新部12fに対して監視モデル12a1の更新を要求する。
監視モデル更新部12fは、モデル更新要求部12eからの更新要求に応じて、予め設定されている監視モデル更新ルールに従い、監視モデル評価部12cによるモデル情報11cの評価結果に基づいて、モデル情報11cから監視モデルを選択する。そして、監視モデル更新部12fは、選択した監視モデルをリアルタイム監視部12aに設定する。監視モデル更新部12fは、リアルタイム監視部12aに新たな監視モデル12a1を設定した際、対応するモデル情報11cのレコードの「モデル適用回数」を+1する。監視モデル更新ルールは、例えば、モデル更新要求部12eによる更新要求が発生した同月でモデル精度が最良のモデル情報11cを選択するなどである。
モデル生成パラメータチューニング部12gは、リアルタイム監視部12aに設定されているデータ送信ルール12a3を読み込み、モデル情報格納DB11−2に格納されている各モデル情報11cの更新プロセス(モデル適用回数またはモデル精度)に基づいて、最適なデータ送信ルールを分析する。モデル生成パラメータチューニング部12gは、分析した最適なデータ送信ルールをもとに新たなデータ送信ルールを作成し、リアルタイム監視部12aに設定する。
<監視システムの機能構成>
図2は、実施例1の監視システムのハードウェア構成例を示す図である。監視装置10および検査装置20は、コンピュータ上で所定のプログラムが実行されることで実現される。図2は、図1に機能構成例を示した監視システム1S、監視装置10、および検査装置20を、ハードウェア構成の側面から図示した例である。
監視装置10は、監視モデル評価用DB11−1と、モデル情報格納DBと、メモリ12と、CPU(Central Processing Unit)13と、通信IF(Inter Face)14−1,14−2とを有し、これらがバスを介して接続されている。
監視モデル評価用DB11−1およびモデル情報格納DB11−2は、記憶装置の記憶領域に構築されたデータベースである。監視モデル評価用DB11−1は、センサーデータ11aと、検査ログ21bとを格納する。モデル情報格納DB11−2は、モデル情報11cを格納する。
監視装置10は、CPU13により所定のプログラムがメモリ12にロードされて実行されることで各処理機能を実現する各部を有する。監視装置10は、リアルタイム監視部12aと、監視モデル生成部12bと、監視モデル評価部12cと、監視モデル削除部12dと、モデル更新要求部12eと、監視モデル更新部12fと、モデル生成パラメータチューニング部12gとを有する。
通信IF14−1は、監視装置10をネットワーク30aに接続するためのインターフェースである。監視装置10は、ネットワーク30aを介してセンサー1で発生する時系列のセンサーデータ11aを受信する。通信IF14−2は、監視装置10をネットワーク30bに接続するためのインターフェースである。監視装置10は、ネットワーク30bを介して検査装置20と通信を行う。ネットワーク30aおよびネットワーク30bは、同一ネットワークであっても異なるネットワークであっても何れでもよい。
検査装置20は、記憶部21と、メモリ22と、CPU23と、通信IF24と、監視結果表示部25と、入力部26とを有し、これらがバスを介して接続されている。
記憶部21は、不揮発性の記憶装置であり、監視結果21aと、検査ログ21bとを格納する。
検査装置20は、CPU23により所定のプログラムがメモリ22にロードされて実行されることで各処理機能を実現する各部を有する。検査装置20は、検査ログ生成部22aを有する。
通信IF24は、検査装置20をネットワーク30bに接続するためのインターフェースである。検査装置20は、ネットワーク30bを介して監視装置10と通信を行う。
<実施例1の監視装置における処理>
図3は、実施例1の監視システムにおける全体処理例を示すフローチャートである。実施例1の監視システムにおける全体処理は、定期的に繰り返される処理である。
図3に示すように、ステップS1では、監視システム1Sは、リアルタイム監視処理を実行する。リアルタイム監視処理の詳細は、図4を参照して後述する。続いて、ステップS2では、監視システム1Sは、監視モデル生成処理を実行する。監視モデル生成処理の詳細は、図7を参照して後述する。
続いて、ステップS3では、監視システム1Sは、監視モデル評価処理を実行する。監視モデル評価処理の詳細は、図8を参照して後述する。続いて、ステップS4では、監視システム1Sは、監視モデル更新処理を実行する。監視モデル更新処理の詳細は、図12を参照して後述する。
続いて、ステップS5では、監視システム1Sは、モデル生成パラメータのチューニング処理を実行する。モデル生成パラメータのチューニング処理の詳細は、図14を参照して後述する。続いて、ステップS6では、監視システム1Sは、監視モデル削除処理を実行する。監視モデル削除処理の詳細は、図17を参照して後述する。監視モデル削除処理が終了すると、監視システム1Sは、監視装置における全体処理を終了する。
<実施例1のリアルタイム監視処理>
図4は、実施例1のリアルタイム監視処理例を示すフローチャートである。図4は、図3のステップS1を詳細化したフローチャートを示す。図4に示すように、先ず、ステップS11では、監視システム1Sは、監視装置10のリアルタイム監視部12aにおいて、センサー1が収集したセンサーデータ11aを読み込む。
続いて、ステップS12では、監視システム1Sは、リアルタイム監視部12aにおいて、予め設定された監視モデル12a1に従い、ステップS11で読み込んだセンサーデータ11aを分析する。ステップS12では、リアルタイム監視部12aは、センサーデータ11aの値がリアルタイム監視部12aに予め設定されている不良品発生条件に該当するかを監視する。リアルタイム監視部12aは、センサーデータ11aの値がリアルタイム監視部12aに予め設定されている不良品発生条件に該当しない場合、このセンサーデータ11aに対応する監視結果21aを“OK”とし、不良品発生条件に該当する場合、このセンサーデータ11aに対応する監視結果21aを“NG”とする。
続いて、ステップS13では、監視システム1Sは、検査装置20の監視結果表示部25において、ステップS12でのリアルタイム監視部12aによる監視結果21aを表示する。
ステップS12での監視結果が“OK”である場合(ステップS14:YES)、監視システム1Sは、リアルタイム監視処理を終了し、図3のステップS2に処理を移す。一方、ステップS12での監視結果が“NG”である場合(ステップS14:NO)、監視システム1Sは、ステップS15に処理を移す。
ステップS15では、監視システム1Sは、検査装置20の検査ログ生成部22aにおいて、ステップS12でのリアルタイム監視部12aによる監視結果21aを読み込む。続いて、ステップS16では、監視システム1Sは、検査ログ生成部22aにおいて、検査者により入力された再度の不良品判定結果を監視結果21aに反映した検査ログ21bを生成する。また、ステップS16では、監視システム1Sは、検査ログ生成部22aにおいて、入力部26から入力された再度の不良品判定結果を、監視結果表示部25に表示中の監視結果21aにも反映させる。ステップS16が終了すると、監視システム1Sは、リアルタイム監視処理を終了し、図3のステップS2に処理を移す。
<監視ログの生成過程>
図5は、実施例1において監視ログが生成される過程例を説明するための図である。図5は、図4に示すリアルタイム監視処理で、センサーデータ11aから監視結果21aを経て検査ログ21bが生成されることを示すデータ図である。
センサー1は、監視装置10のリアルタイム監視部12aへ、データ発生ごとにセンサーデータ11aを送信する。リアルタイム監視部12aは、受信したセンサーデータ11aを読み込むと、即座に分析する。リアルタイム監視部12aは、センサーデータ11aを分析した結果として、監視結果21aを生成する。
図5の例示では、センサーデータ11aは、「データ取得日時」と「製品ID」と「重量」と「加工速度」とを少なくとも含む。リアルタイム監視部12aは、「製品ID」で識別される製品に対応するセンサーデータ11aごとに、「重量」および「加工速度」の製造条件が、監視モデル12a1で定められた製品の不良品発生条件に該当するか否かを分析するリアルタイム監視を行う。「重量」および「加工速度」の製造条件が、監視モデル12a1で定められた製品の不良品条件に該当する場合に“NG”とし、該当しない場合に“OK”とする。そして、リアルタイム監視部12aは、リアルタイム監視の結果として、「データ取得日時」と「製品ID」と「システム判定結果」とを含む監視結果21aを出力する。
また、検査ログ生成部22aは、リアルタイム監視部12aから出力された監視結果21aを監視結果表示部25に表示する。検査者は、監視結果表示部25に表示された監視結果21aを確認する。検査者は、監視結果21aのうち「システム判定結果」“NG”と判定された「製品ID」の製品について再検査を実施し、その結果を入力部26から入力する。検査ログ生成部22aは、監視結果21aに、「検査者」および「検査結果」の列を追加し、検査者により入力された再検査の結果を追記した検査ログ21bを生成する。
図5の例示では、検査ログ21bは、「データ取得日時」と「製品ID」と「システム判定結果」と「検査者」と「検査結果」とを含む。「データ取得日時」と「製品ID」とは、対応する監視結果21aのレコードと同様である。
図5の例示では、監視結果21aのうち「システム判定結果」“NG”である「製品ID」“A012”の製品が、検査者(「検査者」“Sato”)により再検査された結果、「検査結果」“OK”である。よって、検査ログ生成部22aは、「製品ID」“A012”のレコードの「検査者」“Sato”および「検査結果」“OK”を追記した検査ログ21bを生成し、監視装置10へ出力する。
<監視結果の確認画面>
図6は、実施例1の監視結果の表示画面例を示す図である。図6に示すように、検査装置20の監視結果表示部25の画面上のGUI51aは、監視結果21aに含まれる各レコードの「製品ID」と「データ取得日時」と「システム判定結果」とを表示する。さらに、GUI51aは、検査者による製品の再検査結果の入力および表示を行い得るように、監視結果21aに含まれる各レコードに対応付けられる「検査者」と「検査結果」とを表示する。また、GUI51aは、最新の監視結果21aの「製品ID」と「データ取得日時」と「判定結果」と、これらを含むレコードとを容易に識別できるように表示する。
検査者は、GUI51aに表示される監視結果21aの「システム判定結果」を確認し、“NG”と判定された製品に対して再度の不良品判定を行った結果を、対応する行の「検査者」および「検査結果」に入力する。GUI51aから入力された「検査者」および「検査結果」の情報が、監視結果21aに反映されることで、検査ログ21bが生成される。
<実施例1の監視モデル生成処理>
図7は、実施例1の監視モデル生成処理例を示すフローチャートである。図7は、図3のステップS2を詳細化したフローチャートを示す。監視モデル生成処理は、監視モデルの更新候補を予め生成しておく処理である。
図7に示すように、先ず、ステップS21では、監視システム1Sは、監視装置10のリアルタイム監視部12aにおいて、センサー1から受信したセンサーデータ11aおよび検査装置20から受信した検査ログ21bを読み込む。リアルタイム監視部12aは、読み込んだセンサーデータ11aおよび検査ログ21bのそれぞれを、予めリアルタイム監視部12aに設定されたデータ送信ルール12a3に従ってまとめた単位で、監視モデル生成部12bに送信する。
続いて、ステップS22では、監視システム1Sは、監視モデル生成部12bにおいて、データ送信ルール12a3に従ってリアルタイム監視部12aから送信されるセンサーデータ11aおよび検査ログ21b(以下、モデル生成用データ11abという)を読み込む。モデル生成用データ11abの詳細は、後述する。
続いて、ステップS23では、監視システム1Sは、監視モデル生成部12bにおいて、リアルタイム監視部12aから受信したモデル生成用データ11abを分析し、不良品発生条件などを計算する。そして、監視システム1Sは、監視モデル生成部12bにおいて、不良品発生条件などの分析結果とモデル生成用データ11abの対象期間などとを含むモデル情報11cのレコードを、当該レコードの作成日時を付加して生成する。
続いて、ステップS24では、監視システム1Sは、監視モデル生成部12bにおいて、ステップS23で作成したモデル情報11cのレコードをモデル情報格納DB11−2に格納する。ステップS24が終了すると、監視システム1Sは、監視モデル生成処理を終了し、図3のステップS3に処理を移す。
<モデル情報の生成過程>
図8は、実施例1においてモデル情報が作成される過程例を説明するための図である。図8は、図7に示す監視モデル生成処理で、センサーデータ11aおよび検査ログ21bからモデル生成用データ11abを経てモデル情報11cが生成されることを示すデータ図である。
監視装置10のリアルタイム監視部12aは、センサー1から受信したセンサーデータ11a、および検査装置20から定期的(例えば検査ログ21bが生成されるごと)に受信した検査ログ21bを、リアルタイム監視部12aに予め設定されているデータ送信ルール12a3に従ったデータの範囲に調整してまとめる。そして、リアルタイム監視部12aは、このデータの範囲でまとめたモデル生成用データ11abを生成する。このデータの範囲としては、例えば直近M時間、・・・、直近N時間のデータなどのデータ期間、あるいは、直近X個、・・・、直近Y個のデータなどのデータ個数がある。
具体的には、データ送信ルール12a3に、直近M時間および直近N時間でデータをまとめて送信するというデータ送信ルール12a3が予め設定されているとする。この場合、リアルタイム監視部12aは、データ取得日時が直近M時間のセンサーデータ11aを直近M時間のセンサーデータ群としてまとめ、データ取得日時が直近M時間の検査ログ21bのレコードを直近M時間の検査ログレコード群としてまとめる。そして、リアルタイム監視部12aは、直近M時間のセンサーデータ群および直近M時間の検査ログレコード群を組とする。
同様にして、リアルタイム監視部12aは、直近N時間のセンサーデータ群および直近N時間の検査ログレコード群を組とする。このようにして、リアルタイム監視部12aは、直近M時間のセンサーデータ群および直近M時間の検査ログレコード群の組と、直近N時間のセンサーデータ群および直近N時間の検査ログレコード群の組とを含むモデル生成用データ11abを生成し、監視モデル生成部12bに送信する。
そして、監視モデル生成部12bは、受信したモデル生成用データ11abのうち、直近M時間のセンサーデータ群および直近M時間の検査ログレコード群の組について不良品発生条件などを計算する。そして、監視モデル生成部12bは、不良品発生条件などの分析結果と、“直近M時間”というデータの期間を含むモデル情報11cのレコードを、当該レコードの作成日時および当該レコードのID“A”を付加して生成し、モデル情報格納DB11−2に格納する。
監視モデル生成部12bは、直近N時間のセンサーデータ群および直近N時間の検査ログレコード群の組についても、直近M時間のセンサーデータ群および直近M時間の検査ログレコード群の組と同様に処理してモデル情報11cのレコード(レコードのID“B”)を生成し、モデル情報格納DB11−2に格納する。このように、監視モデル生成部12bは、定期的に(例えば1日に1回など)、モデル情報11cのレコードを生成する。モデル情報11cの各レコードの「ID」、「モデル作成日時」、「データの期間」、「不良品発生条件」の各列の値の組は、監視モデル12a1の更新候補となる。
<実施例1の監視モデル評価処理>
図9は、実施例1の監視モデル評価処理例を示すフローチャートである。図9は、図3のステップS3を詳細化したフローチャートを示す。図9に示すように、先ず、ステップS31では、監視システム1Sは、監視装置10の監視モデル評価部12cにおいて、センサー1からセンサーデータ11aを読み込み、検査装置20から検査ログ21bを読み込む。
続いて、ステップS32では、監視システム1Sは、監視モデル評価部12cにおいて、ステップS31で読み込んだセンサーデータ11aおよび検査ログ21bを監視モデル評価用DB11−1に格納する。例えば、監視モデル評価部12cは、一定期間(例えば1か月間など)のセンサーデータ11aおよび検査ログ21bを読み込んで監視モデル評価用DB11−1に格納する。
続いて、ステップS33−1およびステップS33−2では、監視システム1Sは、監視モデル評価部12cにおいて、定期的(例えば1か月に1回など)に、監視モデル評価用DB11−1からセンサーデータ11aおよび検査ログ21bを読み込む。
続いて、ステップS34において、監視システム1Sは、監視モデル評価部12cにおいて、モデル情報格納DB11−2に格納されている全ての監視モデルを読み込み、読み込んだ監視モデルの精度を計算し、計算した精度をモデル情報格納DB11−2の該当するモデル情報11cのレコードに書き込む。監視モデルの精度の計算の詳細については、後述する。ステップS34が終了すると、監視システム1Sは、監視モデル評価処理を終了し、図3のステップS4に処理を移す。
図10は、実施例1の監視モデル評価処理例を説明するための図である。図11は、実施例1の監視モデルのモデル精度算出例を説明するための図である。図10を参照して、図9に示した実施例1の監視モデル評価処理における監視モデルのモデル精度算出の具体例を説明する。
図10に示すように、監視モデル評価部12cは、一定期間ごとにセンサーデータ11aおよび検査ログ21bを監視モデル評価用DB11−1に格納する。そして、監視モデル評価部12cは、定期的に、モデル情報格納DB11−2に格納されている全ての監視モデルを読み込む。
そして、監視モデル評価部12cは、モデル情報格納DB11−2から読み込んだ全ての監視モデルの精度を、監視モデル評価用DB11−1に格納されている前述の一定期間のセンサーデータ11aおよび検査ログ21bを用いて評価する。
図11を参照して、監視モデルの精度評価について説明する。図11に示すように、「データ取得日時」“2017/11/15 16:58:42”、「製品ID」“A011”、「重量」“490”、「加工速度」“10”のセンサーデータ11aは、「ID」“A”の監視モデル(不良品発生条件:重量>500&加工速度>35)に従えば、“非不良”(OK)と判定される。また、対応する「データ取得日時」“2017/11/15 16:58:42”、「製品ID」“A011”の検査ログ21bのレコードでは、「システム判定結果」“OK”である。よって、監視モデルAに従った判定結果と、検査ログ21bに記録されている「システム判定結果」とが、ともに“非不良”(OK)で一致する。
なお、「データ取得日時」“2017/11/15 16:58:42”、「製品ID」“A011”の検査ログ21bのレコードでは、「検査者」および「検査結果」に情報が格納されていないので、「システム判定結果」が用いられる。
他方、「データ取得日時」“2017/11/15 17:10:00”、「製品ID」“A012”、「重量」“510”、「加工速度」“45”のセンサーデータ11aは、「ID」“A”の監視モデルに従えば、“不良”(NG)と判定される。その一方、対応する「データ取得日時」“2017/11/15 17:10:00”、「製品ID」“A012”の検査ログ21bのレコードでは、「検査結果」“OK”である。よって、監視モデルAに従った判定結果と、検査ログ21bに記録されている「検査結果」とが不一致となる。
なお、「データ取得日時」“2017/11/15 17:10:00”、「製品ID」“A012”の検査ログ21bのレコードでは、「検査者」および「検査結果」に情報が格納されているので、「検査結果」が「システム判定結果」に優先して用いられる。
このように、監視モデルごとに、一定期間の複数のセンサーデータ11aをこの監視モデルに従って判定した結果と、対応する検査ログ21bのレコードに格納されている「システム判定結果」または「検査結果」(「検査結果」がある場合は「検査結果」を優先)とが比較される。そして、両者の比較結果が一致する百分率が算出される。この算出された百分率が、図10に示すように、評価対象の監視モデルに対応するモデル情報11cのレコードの「モデル精度(正答率)」に「モデル評価日時」とともに記録される。
例えば、監視モデルAについて、100件のセンサーデータ11aと、対応する検査ログ21bとを比較して、85件が一致する場合には、「モデル精度(正答率)」“85%”となる。なお、監視モデルの評価が新たに行われるごとに、追加モデル情報11cのレコードに、「モデル評価日時」および「モデル精度(正答率)」が追加記録される。
<実施例1の監視モデル更新処理>
図12は、実施例1の監視モデル更新処理例を示すフローチャートである。図12は、図3のステップS4を詳細化したフローチャートを示す。図12に示すように、先ず、ステップS41において、監視システム1Sは、リアルタイム監視部12aにおいて、センサー1からセンサーデータ11aを読み込む。
続いて、ステップS42では、監視システム1Sは、リアルタイム監視部12aにおいて、予めリアルタイム監視部12aに設定されている監視モデル更新ルール12a2にあてはまるかを判定する。リアルタイム監視部12aに設定されている監視モデル更新ルール12a2にあてはまる場合(ステップS42:YES)、監視システム1Sは、ステップS43に処理を移す。一方、リアルタイム監視部12aに設定されている監視モデル更新ルール12a2にあてはまらない場合(ステップS42:NO)、監視システム1Sは、監視モデル更新処理を終了し、図3のステップS5に処理を移す。
ステップS43では、監視システム1Sは、モデル更新要求部12eにおいて、監視モデル更新部12fに対して監視モデルの更新を要求する。続いて、ステップS44では、監視システム1Sは、監視モデル更新部12fにおいて、モデル情報格納DB11−2から全てのモデル情報11cを読み込む。
続いて、ステップS45では、監視システム1Sは、監視モデル更新部12fにおいて、監視モデルの評価結果(「モデル評価日時」および「モデル精度」)に従い、更新する監視モデルを選択する。続いて、ステップS46では、監視システム1Sは、監視モデル更新部12fにおいて、ステップS45で選択された監視モデルを、リアルタイム監視部12aに設定できる形式に変換する。
続いて、ステップS47では、監視システム1Sは、監視モデル更新部12fにおいて、ステップS46で形式変換した新たな監視モデル12a1を、リアルタイム監視部12aに設定する。監視システム1Sは、ステップS47が終了すると、監視モデル更新処理を終了し、図3のステップS5に処理を移す。
図13は、実施例1の監視モデル更新処理例を説明するための図である。図13を参照して、具体例を用いて、図12の監視モデル更新処理を説明する。例えば、図13に示すように、リアルタイム監視部12aには、“ID=A、不良品発生条件:重量>500&加工速度>35”の監視モデル12a1が設定されているとする。また、リアルタイム監視部12aには、“不良発生頻度>10件/1時間”の監視モデル更新ルール12a2が設定されているとする。
リアルタイム監視部12aは、直近1時間の不良発生回数を計数する。モデル更新要求部12eは、例えば“不良発生頻度>10件/1時間”の監視モデル更新ルール12a2に従って、不良発生回数が“10件/1時間”という閾値を超えた場合に、監視モデル更新部12fに対して、監視モデル12a1の更新を要求する。不良発生回数が監視モデル更新ルール12a2の閾値を超えた場合は、監視モデル12a1の精度が低下し、現場の状況変化に追随していないと考えられる。
監視モデル更新部12fは、モデル更新要求部12eから監視モデル12a1の更新の要求を受け付けると、モデル情報格納DB11−2に格納されているモデル情報11cの各レコードの「モデル評価日時」および「モデル精度(正答率)」の組を参照し、予め設定されている更新用監視モデルの選択ルールに該当する監視モデルを選択して読み込む。予め設定されている更新用監視モデルの選択ルールとは、例えば、更新要求時と同月で最も「モデル精度(正答率)」が高い監視モデルを選択する、などである。
図13の例では、モデル更新要求部12eが監視モデル更新部12fに対して監視モデル12a1の更新を要求したのが“11月”であるとすると、監視モデル更新部12fは、「モデル評価日時」が“11月”である「ID」が“A”から“D”までのモデル情報11cのレコードのうち、「モデル精度(正答率)」が最良の“90%”である「ID」“D”のレコードに該当する監視モデルを選択する。
そして、監視モデル更新部12fは、選択した監視モデルに対応するモデル情報11cのレコードの「モデル適用回数」を+1する。これにより、「モデル適用回数」は、該当の監視モデルが実際に適用された実績回数を示すことになる。そして、監視モデル更新部12fは、選択した「ID」“D”の監視モデルを、リアルタイム監視部12aに設定されている「ID」“A”の監視モデル12a1に代わる新たな監視モデル12a11として、リアルタイム監視部12aに設定する。新たな監視モデル12a11をリアルタイム監視部12aに設定することで、リアルタイム監視部12aにおいて本来「システム判定」“OK”と判定されるべきものが“NG”と誤判定される頻度を低減し、リアルタイム監視部12aによるリアルタイム監視の精度を向上させることができる。
<実施例1の監視モデル更新処理の変形例>
実施例1では、上述のように、監視システム1Sは、リアルタイム監視部12aに予め設定されている監視モデル更新ルール12a2の条件に該当する場合に、監視モデル12a1を自動的に更新するとした。これに限られず、監視モデル更新ルール12a2に関わらず、定期的(例えば監視モデルの評価処理が実行されるごと)に、「モデル精度」が最良の監視モデルで、リアルタイム監視部12aに設定される監視モデル12a1を自動的に更新するとしてもよい。
あるいは、オペレータが、モデル情報格納DB11−2に格納されるモデル情報11cの画面表示の確認結果から、「モデル評価日時」、「モデル精度(正答率)」などの情報に基づいて選択した適切な監視モデルで、リアルタイム監視部12aに設定される監視モデル12a1を更新するとしてもよい。
<実施例1のモデル生成パラメータのチューニング処理>
図14は、実施例1のモデル生成パラメータのチューニング処理例を示すフローチャートである。図14は、図3のステップS5を詳細化したフローチャートを示す。図14に示すように、先ず、ステップS51−1およびステップS51−2では、監視システム1Sは、モデル生成パラメータチューニング部12gにおいて、リアルタイム監視部12aに設定されているデータ送信ルール12a3およびモデル情報格納DB11−2に格納されている全てのモデル情報11cを読み込む。
続いて、ステップS52では、監視システム1Sは、モデル生成パラメータチューニング部12gにおいて、最適なデータ送信ルールを分析し、分析結果に基づいて新しいデータ送信ルールを作成する。続いて、ステップS53では、監視システム1Sは、モデル生成パラメータチューニング部12gにおいて、ステップS52で作成した新たなデータ送信ルール12a31を、リアルタイム監視部12aに設定する。監視システム1Sは、ステップS53が終了すると、モデル生成パラメータのチューニング処理を終了し、図3のステップS6に処理を移す。
図15は、実施例1のモデル生成パラメータのチューニング処理例を説明するための図である。図16は、実施例1のデータ送信ルールの更新例を説明するための図である。図15および図16を参照して、具体例を用いて、図14のモデル生成パラメータのチューニング処理を説明する。
図15に示すように、モデル生成パラメータチューニング部12gは、先ず、リアルタイム監視部12aに設定されているデータ送信ルール12a3およびモデル情報格納DB11−2に格納されているモデル情報11cを読み込む。次に、モデル生成パラメータチューニング部12gは、モデル情報11cに記録されている更新プロセス(例えば「モデル適用回数」または「モデル精度(正答率)」)に基づいて、最適なデータ送信ルールを分析する。図15の例では、「モデル適用回数」が“1”で最多かつ「モデル精度(正答率)」が最良の“90%”である「ID」“D”の「データの期間」“6 huor”(6時間)が最適なモデル作成のデータ範囲であると分析される。
この場合、図16(a)に示すように、更新前のデータ送信ルール12a3が「直近4時間のデータ、直近6時間のデータ、直近8時間のデータ」のように、直近4時間、6時間、および8時間の3つのデータ期間でまとめられたセンサーデータ11aおよび検査ログ21bを送信するものであったとする。最適なモデル作成のデータ範囲と分析された“6時間”は、図16(a)の更新前のデータ送信ルール12a3において、3つのデータ期間のうちの中央の値“直近6時間のデータ”に該当する。すなわち、モデル作成のデータ範囲が、中央の値“直近6時間のデータ”としてデータ送信ルール12a3に設定されている。
よって、この“直近6時間のデータ”を中央の値として維持しつつ、“直近4時間のデータ”および“直近8時間のデータ”を、“直近6時間のデータ”との間のそれぞれの中央値である“直近5時間のデータ”および“直近7時間のデータ”で更新する。つまり、図16(a)に示すように、更新後のデータ送信ルール12a3を、「直近5時間のデータ、直近6時間のデータ、直近7時間のデータ」と更新する。
あるいは、図16(b)に示すように、更新前のデータ送信ルール12a3が「直近2時間のデータ、直近4時間のデータ、直近6時間のデータ」のように、直近2時間、4時間、および6時間のデータ期間でまとめられたセンサーデータ11aおよび検査ログ21bを送信するものであったとする。モデル作成のデータ範囲と分析された“6時間”は、図16(b)の更新前のデータ送信ルール12a3において、3つのデータ期間のうちの最大の値“直近6時間のデータ”に該当する。すなわち、最適なモデル送信ルールが、最大の値“直近6時間のデータ”としてデータ送信ルール12a3に設定されている。
よって、この“直近6時間のデータ”が中央の値となるように変更し、かつ、“直近2時間のデータ”および“直近4時間のデータ”を、前後するデータ期間の差分値である“2時間”に基づいて“直近4時間のデータ”および“直近8時間のデータ”でそれぞれ更新する。つまり、図16(a)に示すように、更新後のデータ送信ルール12a3を、「直近4時間のデータ、直近6時間のデータ、直近8時間のデータ」と更新する。
なお、分析された最適なモデル作成のデータ範囲が、更新前のデータ送信ルール12a3において最小の値として設定されている場合は、最小の値が中央の値となるように変更し、以降は上述の“最適なモデル作成のデータ範囲が最大の値としてデータ送信ルール12a3に設定されている場合”と同様である。
このように、データ送信ルール12a3が更新されることで、データ送信ルール12a3が、更新ごとに、最適なモデル送信ルールに近付いていくので、より精度が高い監視モデルが生成されるようになる。
上記はあくまでデータ送信ルール12a3の更新例を示すに過ぎず、データ送信ルール12a3に含まれるデータをまとめるデータ期間(あるいはデータ個数)は、上述の“3つ”に限られず、適宜変更可能である。
<実施例1の監視モデル削除処理>
図17は、実施例1の監視モデル削除処理例を示すフローチャートである。図17は、図3のステップS6を詳細化したフローチャートを示す。図17に示すように、先ず、ステップS61において、監視システム1Sは、監視モデル削除部12dにおいて、モデル情報格納DB11−2から、全てのモデル情報11cのレコードを読み込む。続いて、ステップS62では、監視システム1Sは、監視モデル削除部12dにおいて、予め設定された削除ルールに従い、モデル情報格納DB11−2に格納されているモデル情報11cのレコードのうち、削除ルールに該当するレコードを削除する。監視システム1Sは、ステップS62が終了すると、監視モデル削除処理を終了し、図3に処理を戻し、監視システム1Sにおける全体処理を終了する。
図18は、実施例1の監視モデル削除処理例を説明するための図である。図18を参照して、図17に示した実施例1の監視モデル削除処理の具体例を説明する。
図18に示すように、先ず、監視モデル削除部12dは、定期的にモデル情報格納DB11−2からモデル情報11cの全レコードを読み込む。監視モデル削除部12dには、予め監視モデル削除ルールが設定されているものとする。監視モデル削除ルールとしては、モデル情報11cのレコードの「モデル精度(正答率)」が一定値以下である、「モデル作成日時」が一定期間以上古い、などである。あるいは、監視モデル削除ルールとして、「モデル作成日時」が一定期間以上古い、かつ、「モデル適用回数」が一定回数以上である、を採用してもよい。
監視モデル削除部12dは、モデル情報格納DB11−2から読み込んだモデル情報11cのレコードのうち、監視モデル削除ルールに該当するレコードを削除する。図18に示す例では、監視モデル削除ルールとして“「モデル精度(正答率)」が80%以下である”が設定されているとする。監視モデル削除部12dは、図18に示す「ID」“A”から“D”のモデル情報11cのレコードを読み込んだとすると、「ID」“A”および“C”のレコードが監視モデル削除ルールに該当するため、削除する。
このように、監視モデル削除ルールに該当するモデル情報11cのレコードをモデル情報格納DB11−2から削除することで、モデル情報格納DB11−2の容量を有効利用して、有効性が高い更新候補の監視モデルを多く準備しておくことができる。
<実施例1のモデル情報の確認画面>
図19は、実施例1のモデル情報の確認画面例を示す図である。図19に示す例では、監視装置10に接続された表示装置(不図示)の画面上のGUI52aは、モデル情報格納DB11−2に格納されているモデル情報11cに含まれる各レコードの「ID」と「モデル作成日時」と「モデル作成期間」と「モデル評価日時」と「モデル精度」とのそれぞれの値を監視モデルおよびその評価情報として表示する。また、GUI52aは、最新のモデル情報11cのレコードに対応する最新の監視モデルの「ID」と「モデル作成日時」と「モデル精度」と、これらを含むレコードとを容易に識別できるように表示する。
監視装置10のオペレータは、GUI52aを参照することで、監視モデル生成処理(図7参照)、監視モデル評価処理(図9参照)、監視モデル削除処理(図17参照)などの実行により、モデル情報11c、およびレコード追加、モデル精度の情報追加、レコード削除などを含むモデル情報11cの変化を確認することができる。
また、GUI52aの表示に「不良品発生条件」を含めることで、監視装置10のオペレータが、監視モデルの更新候補の詳細を確認できるようにしてもよい。
<実施例1の効果>
以上の実施例1によれば、リアルタイム監視部に設定する監視モデル12a1の更新候補を予め作成しておくことで、製品仕様変更や設備変更、季節変化などを含む現場の状況変化に迅速に追随して監視モデル12a1を短時間で更新することができる。
また、作成した監視モデル12a1の更新候補について、監視モデルとしての精度を予め評価しておき、監視モデル12a1を更新する際に、精度に基づいて監視モデルの更新候補を選択するので、より精度が高い監視モデルへと更新することができる。
また、データ送信ルール12a3など、監視モデルの更新候補を生成する際の生成ルールが、適時更新されることで最適なルールに近付くので、より精度が高い監視モデルの更新候補を生成するようにできる。
図20は、実施例2の監視システムの構成例を示すハードウェア図である。実施例2の監視システム2Sでは、実施例1の監視装置10(図2参照)を、監視装置10Bとモデル更新装置40とに分離した点が異なる。実施例2の監視システム2Sは、それぞれが各拠点に配置される複数の監視装置10Bを含んでもよい。また、実施例2の監視システム2Sは、それぞれが各拠点に配置される複数の検査装置20Bを含んでもよい。なお、図20において、実施例1と同一の構成には同一符号を付与して説明を省略する。
図20に示すように、実施例2の監視システム2Sは、1または複数の監視装置10Bと、検査装置20Bと、モデル更新装置40とを含む。
監視装置10Bは、記憶部11と、メモリ12と、CPU13と、通信IF14−1,14−2,14−3とを有し、これらがバスを介して接続されている。通信IF14−3は、監視装置10Bをネットワーク30cに接続するためのインターフェースである。監視装置10Bは、ネットワーク30cを介してモデル更新装置40と通信を行う。
記憶部11には、センサー1から受信したセンサーデータ11aと、検査装置20Bから受信した検査ログ21bとが格納される。監視装置10Bは、メモリ12上に、リアルタイム監視部12aを有する。
検査装置20Bは、記憶部21と、メモリ22と、CPU23と、通信IF24,24−2と、監視結果表示部25と、入力部26とを有し、これらがバスを介して接続されている。通信IF24−2は、検査装置20Bをネットワーク30dに接続するためのインターフェースである。検査装置20Bは、ネットワーク30dを介してモデル更新装置40と通信を行う。
なお、ネットワーク30b,30c,30dは、同一ネットワークでも、何れか2つが同一ネットワークであり他の1つが異なるネットワークであっても、全てが異なるネットワークであっても何れでもよい。
記憶部21には、監視結果21aと、検査ログ21bとが格納される。検査装置20Bは、メモリ22上に、検査ログ生成部22aを有する。
モデル更新装置40は、監視モデル評価用DB11−1と、モデル情報格納DB11−2と、メモリ42と、CPU43と、通信IF44−1,44−2,44−3とを有し、これらがバスを介して接続されている。
通信IF44−1は、モデル更新装置40をネットワーク30aに接続するためのインターフェースである。モデル更新装置40は、ネットワーク30aを介してセンサー1からセンサーデータ11aを受信する。また、通信IF44−2は、モデル更新装置40をネットワーク30cに接続するためのインターフェースである。モデル更新装置40は、ネットワーク30cを介して監視装置10Bと通信を行う。また、通信IF44−3は、モデル更新装置40をネットワーク30dに接続するためのインターフェースである。モデル更新装置40は、ネットワーク30dを介して検査装置20Bと通信を行う。
監視モデル評価用DB11−1には、センサー1から受信したセンサーデータ11aと、検査装置20Bから受信した検査ログ21bとが格納される。モデル情報格納DB11−2には、モデル情報11cが格納される。モデル更新装置40は、メモリ42上に、監視モデル生成部12bと、監視モデル評価部12cと、監視モデル削除部12dと、モデル更新要求部12eと、監視モデル更新部12fと、モデル生成パラメータチューニング部12gとを有する。
なお、モデル更新装置40がメモリ42上に有する各部は、異なる装置に適宜分散実装されてもよい。
実施例2では、例えば、各地に分散する工場などの事業所のそれぞれに監視装置10Bを配置して製品の不良品検査をリアルタイムで行わせるとともに、センサーデータ11aおよび検査ログ21bをモデル更新装置40に集約し、集約したセンサーデータ11aおよび検査ログ21bからモデル情報11cを生成する。そして、拠点ごとのモデル情報11cに基づいて、モデル更新装置40で生成された監視モデルで、拠点ごとに監視装置10Bに設定される監視モデル12a1を更新する。
<実施例2の効果>
以上の実施例2によれば、リアルタイム監視を行う拠点が分散しており、拠点ごとに現場の状況変化に差異がある場合でも、拠点ごとの状況変化に迅速に追随して監視モデルを更新することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した構成を備えるものに限定されない。また、矛盾しない限りにおいて、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成で置き換えたり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えたりすることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、追加、削除、置換、統合、及び分割をすることが可能である。
1:センサー、1S,2S:監視システム、10,10B:監視装置、11a:センサーデータ、11ab:モデル生成用データ、11c:モデル情報、12a:リアルタイム監視部、12a1:監視モデル、12a2:監視モデル更新ルール、12a3:データ送信ルール、12b:監視モデル生成部、12c:監視モデル評価部、12d:監視モデル削除部、12e:モデル更新要求部、12f:監視モデル更新部、12g:モデル生成パラメータチューニング部、20,20B:検査装置、21a:監視結果、21b:検査ログ、22a:検査ログ生成部、40:モデル更新装置、51a,52a:GUI

Claims (12)

  1. 監視システムが実行する監視モデル更新方法であって、
    センサーで収集された監視対象に関するデータと、前記監視対象の異常の判断を行うために予め設定された監視モデルとに基づいて、前記監視対象の異常をリアルタイムで判定する監視ステップと、
    所定の生成ルールに基づいて、前記データおよび前記監視ステップによる該データに対応する判定結果を含む時系列データがまとめられたモデル生成用データから、前記監視モデルの更新候補を定期的に生成する監視モデル生成ステップと、
    前記監視モデル生成ステップにより生成された前記更新候補を監視モデル記憶部に記憶させる監視モデル記憶ステップと、
    を有することを特徴とする監視モデル更新方法。
  2. 前記監視ステップによる判定結果が前記監視モデルを更新する更新条件に該当する場合に、前記監視モデル記憶部に記憶される前記更新候補から所定の選択条件に基づいて選択した更新候補で前記監視モデルを更新する更新ステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の監視モデル更新方法。
  3. 前記時系列データのデータ範囲を調整するステップ
    をさらに有し、
    前記監視モデル生成ステップにおいて、前記時系列データが前記調整されたデータ範囲でまとめられた前記モデル生成用データをもとに前記更新候補を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視モデル更新方法。
  4. 前記データ範囲は、前記時系列データのデータ期間である
    ことを特徴とする請求項3に記載の監視モデル更新方法。
  5. 前記データ範囲は、前記時系列データのデータ個数である
    ことを特徴とする請求項3に記載の監視モデル更新方法。
  6. 前記監視モデル記憶部に記憶される前記更新候補のうち、所定の削除条件に該当する更新候補を、前記監視モデル記憶部から削除する削除ステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の監視モデル更新方法。
  7. 前記所定の生成ルールは、
    前記監視モデル記憶部に記憶される前記更新候補が前記監視モデルとして設定された場合に、前記監視ステップにおいて前記監視対象の異常を判定する判定精度に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視モデル更新方法。
  8. 前記所定の生成ルールは、
    前記監視モデル記憶部に記憶される前記更新候補が前記監視モデルとして過去に設定された実績回数に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視モデル更新方法。
  9. 前記監視モデル生成ステップにより生成された前記更新候補を表示する表示ステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の監視モデル更新方法。
  10. センサーで収集された監視対象に関するデータと、前記監視対象の異常の判断を行うために予め設定された監視モデルとに基づいて、前記監視対象の異常をリアルタイムで判定する1または複数の監視部と、
    所定の生成ルールに基づいて、前記データおよび前記監視部による該データに対応する判定結果を含む時系列データがまとめられたモデル生成用データから、前記監視モデルの更新候補を定期的に生成する監視モデル生成部と、
    前記監視モデル生成部により生成された前記更新候補を記憶する監視モデル記憶部と
    を有することを特徴とする監視システム。
  11. 前記監視部による判定結果が前記監視モデルを更新する更新条件に該当する場合に、前記監視モデル記憶部に記憶される前記更新候補から所定の選択条件に基づいて選択した更新候補で前記監視モデルを更新する更新部
    をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の監視システム。
  12. センサーで収集された監視対象に関する時系列のデータと、前記監視対象の異常の判断を行うために予め設定された監視モデルとに基づいて、前記監視対象の異常をリアルタイムで判定する監視部と、
    所定の生成ルールに基づいて、前記データおよび前記監視部による該データに対応する判定結果を含む時系列データがまとめられたモデル生成用データから、前記監視モデルの更新候補を定期的に生成する監視モデル生成部と、
    前記監視モデル生成部により生成された前記更新候補を記憶する監視モデル記憶部と
    を有することを特徴とする監視装置。
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