JP2020106259A - 玩具銃用スライドの着脱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スライドの着脱に工具を使用しなくともレバー一つで、レバー操作だけで、スライドを脱着する。【解決手段】玩具銃用スライドの着脱装置であって、玩具銃本体と、玩具銃本体の上部に設置するバレルを被覆しバレルの銃口M方向と銃後方Nとにスライド可能に取り付けるスライド31と、玩具銃本体表面のスライド31との境目に、玩具銃本体表面に沿って回動可能に取り付けるテイクダウンレバー41と、スライド31の軸支持部32のスライドブロック当接部に接触することでスライド31の銃後方Nへの移動を阻止するとともに、テイクダウンレバー41の回動に伴い銃口M方向及び非銃口方向に移動し、銃口M方向への移動時には、非銃口方向への移動時よりも銃口M側に突設するスライドブロッククランク55と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、玩具銃用スライドの着脱装置に係る。詳細には、エアガン(空気銃)にはバレル(銃身)が取り付けられるが、バレルに沿って外側に取り付けられる玩具銃用スライドの着脱装置に係る。
玩具銃では、バレルに沿って外側にスライドが取り付けられる。
例えば、「エアガン101は、銃側面に銃後端方向へ摺動可能なスライドを有し、スライドを銃後端方向へ摺動させ再び初期位置へ戻り発射準備を完了する。」とする(特許文献1 特開2013−217546「エアガンの弾丸発射機構」[0012])。
例えば、「エアガン101は、銃側面に銃後端方向へ摺動可能なスライドを有し、スライドを銃後端方向へ摺動させ再び初期位置へ戻り発射準備を完了する。」とする(特許文献1 特開2013−217546「エアガンの弾丸発射機構」[0012])。
あるいは、「マズル104の後方側には、弾丸BBを導入するための給弾口105が開口する。給弾口105の近くには、スライド107が配置される。スライド107は、弾丸押込部108とスライド操作部109とを有し、バレル103の長さ方向にスライド自在となっている。」とする(特許文献2 特開2012−017947「エアガン」[0023])。
あるいは、「本実施例は、本発明に係るシール構造を図1に示す玩具空気銃1のインナーバレル3に適用したものである。その玩具空気銃1の構造を概略的に述べると、図1に示す玩具空気銃1は、銃本体2の上部に設けられたスライド4が後退するように構成したブローバック構造とされている。」とする(特許文献3 特開2010−121923「玩具空気銃のシール構造」[0022])。
あるいは、「本実施例は、本発明に係るシール構造を図1に示す玩具空気銃1のインナーバレル3に適用したものである。その玩具空気銃1の構造を概略的に述べると、図1に示す玩具空気銃1は、銃本体2の上部に設けられたスライド4が後退するように構成したブローバック構造とされている。」とする(特許文献4 特許第4356036号「玩具空気銃のシール構造」[0026])。
更に、参考例を、図15乃至図26に図示する。
101は、参考例の玩具銃である。102は、参考例の玩具銃101の玩具銃本体である。103は、スライドである。121は、バレルである。スライド103は、玩具銃本体102の上部に銃口方向及び銃後方にスライド可能に、バレル121の外側に被せるように取り付ける。
104は、ピン差込み孔である。ピン差込み孔104は、玩具銃本体102の側面に設ける。105は、ピンである。ピン105は、ピン差込み孔104に差し込む。106はダミーのテイクダウンレバーであって、実銃を模して、玩具銃本体102のスライド103下部側面に設けるが、実際には作動しない。107は、スライドブロック孔である。スライドブロック孔107は、玩具銃本体102のスライド103下部に下方に開口する。
101は、参考例の玩具銃である。102は、参考例の玩具銃101の玩具銃本体である。103は、スライドである。121は、バレルである。スライド103は、玩具銃本体102の上部に銃口方向及び銃後方にスライド可能に、バレル121の外側に被せるように取り付ける。
104は、ピン差込み孔である。ピン差込み孔104は、玩具銃本体102の側面に設ける。105は、ピンである。ピン105は、ピン差込み孔104に差し込む。106はダミーのテイクダウンレバーであって、実銃を模して、玩具銃本体102のスライド103下部側面に設けるが、実際には作動しない。107は、スライドブロック孔である。スライドブロック孔107は、玩具銃本体102のスライド103下部に下方に開口する。
111は、メカフレームである。
131は、スライドブロックである。スライドブロック131は、水平部分からなる長辺と垂直部分からなる短辺とのL字型からなり、短辺を下方に向けて、メカフレーム111に取り付ける。
131は、スライドブロックである。スライドブロック131は、水平部分からなる長辺と垂直部分からなる短辺とのL字型からなり、短辺を下方に向けて、メカフレーム111に取り付ける。
132は、スライドブロック当接部である。スライドブロック当接部132は、スライド103下部のメカフレーム111銃口側端部に設ける。スライドブロック131収納時には、スライドブロック131銃口側端部と接する。
133は、スライドブロック第2当接部である。スライドブロック第2当接部133は、スライドブロック当接部132の下部の、メカフレーム111銃口側端部に設ける。ピン差込み孔104は、スライド103の側面から、スライドブロック131を貫通している。
133は、スライドブロック第2当接部である。スライドブロック第2当接部133は、スライドブロック当接部132の下部の、メカフレーム111銃口側端部に設ける。ピン差込み孔104は、スライド103の側面から、スライドブロック131を貫通している。
スライド103を玩具銃本体102に固定した通常時は、図15に図示するように、ピン105を、ピン差込み孔104に差し込み、更に、スライドブロック131に設けたピン差込み孔104まで貫通させ、ピン105でスライドブロック131を玩具銃本体102に固定する。
スライド103は、図17、図23に図示する程度スライドして後退することができる。バレル121先端がむき出しとなる。このとき、スライドブロック131先端は、スライドブロック当接部132と当接して、スライドブロック131は、これ以上銃口側には移動せず、スライド103は取り外すことはできない。
スライド103は、図17、図23に図示する程度スライドして後退することができる。バレル121先端がむき出しとなる。このとき、スライドブロック131先端は、スライドブロック当接部132と当接して、スライドブロック131は、これ以上銃口側には移動せず、スライド103は取り外すことはできない。
スライド103を玩具銃本体102から着脱する際は、図16に図示するように、スライドブロック131を玩具銃本体102に固定しているピン105を、ピン差込み孔104から抜く。すると、図24、図25、図26に図示するように、スライドブロック131は下降し、スライドブロック孔107から垂直部分先端が露出する。
すると、スライド103がより後退可能となり、スライド103を玩具銃本体102から取り外すことが可能となる。
すると、スライド103がより後退可能となり、スライド103を玩具銃本体102から取り外すことが可能となる。
参考例や従来例では、スライド103を玩具銃本体102から着脱する際、ピン105の抜き差しやハンマー等の工具が必要とされた。
本発明の目的は、玩具銃(エアガン)において、スライドの着脱に工具を使用しなくともレバー一つで、レバー操作だけで、スライドを脱着することが可能とすることにある。
この発明の玩具銃用スライドの着脱装置は、
玩具銃本体と、
玩具銃本体の上部に設置するバレルを被覆しバレルの銃口方向と銃後方とにスライド可能に取り付けるスライドと、
玩具銃本体表面のスライドとの境目に、玩具銃本体表面に沿って回動可能に取り付けるテイクダウンレバーと、
スライドの一部又はスライドに連結する部分に直接的に又は間接的に接触することでスライドの銃後方への移動を阻止するとともに、テイクダウンレバーの回動に伴い銃口方向及び非銃口方向に移動し、銃口方向への移動時には、非銃口方向への移動時よりも銃口側に突設するスライドブロッククランクと、
を有する。
玩具銃本体と、
玩具銃本体の上部に設置するバレルを被覆しバレルの銃口方向と銃後方とにスライド可能に取り付けるスライドと、
玩具銃本体表面のスライドとの境目に、玩具銃本体表面に沿って回動可能に取り付けるテイクダウンレバーと、
スライドの一部又はスライドに連結する部分に直接的に又は間接的に接触することでスライドの銃後方への移動を阻止するとともに、テイクダウンレバーの回動に伴い銃口方向及び非銃口方向に移動し、銃口方向への移動時には、非銃口方向への移動時よりも銃口側に突設するスライドブロッククランクと、
を有する。
この発明の玩具銃用スライドの着脱装置は更に、
バレルと平行に設置するスライドブロックスライド軸と、
スライドの銃口側下部にスライドブロックスライド軸に摺動可能に取り付ける軸支持部と、
軸支持部の銃後方側面からなるスライドブロック当接部と、
スライドブロックスライド軸に取り付け、銃口方向と銃後方にそれぞれ移動可能で、軸支持部に設けたスライドブロック当接部に接触するスライドブロックと、を有し、
スライドブロッククランクは、
スライドブロックに、接触することでスライドの銃後方への移動を阻止する。
バレルと平行に設置するスライドブロックスライド軸と、
スライドの銃口側下部にスライドブロックスライド軸に摺動可能に取り付ける軸支持部と、
軸支持部の銃後方側面からなるスライドブロック当接部と、
スライドブロックスライド軸に取り付け、銃口方向と銃後方にそれぞれ移動可能で、軸支持部に設けたスライドブロック当接部に接触するスライドブロックと、を有し、
スライドブロッククランクは、
スライドブロックに、接触することでスライドの銃後方への移動を阻止する。
この発明の玩具銃用スライドの着脱装置は更に、
スライドブロッククランクは、
銃口側又は非銃口方向に移動可能で、スライドの一部又はスライドに連結する部分に接触するスライドブロックに、接触することでスライドの銃後方への移動を阻止する。
スライドブロッククランクは、
銃口側又は非銃口方向に移動可能で、スライドの一部又はスライドに連結する部分に接触するスライドブロックに、接触することでスライドの銃後方への移動を阻止する。
この発明の玩具銃用スライドの着脱装置は更に、
スライドブロッククランクは、テイクダウンレバーの水平方向への回動に伴い銃口方向移動し、テイクダウンレバーの垂直方向への回動に伴い非銃口方向に移動する。
スライドブロッククランクは、テイクダウンレバーの水平方向への回動に伴い銃口方向移動し、テイクダウンレバーの垂直方向への回動に伴い非銃口方向に移動する。
この発明の玩具銃用スライドの着脱装置は更に、
スライドブロッククランクは、テイクダウンレバーの水平方向への回動に伴い銃口方向に移動して、軸支持部のスライドブロック当接部に接触し、テイクダウンレバーの垂直方向への回動に伴い垂直方向に移動し、スライドブロッククランクとスライドブロックとの間にスペースを生ずる。
スライドブロッククランクは、テイクダウンレバーの水平方向への回動に伴い銃口方向に移動して、軸支持部のスライドブロック当接部に接触し、テイクダウンレバーの垂直方向への回動に伴い垂直方向に移動し、スライドブロッククランクとスライドブロックとの間にスペースを生ずる。
この発明の玩具銃用スライドの着脱装置は更に、
スライド側表面と玩具銃本体表面とにかけて設ける、テイクダウンレバーの水平方向への回動及び垂直方向への作動をガイドするためのテイクダウン操作用溝を有する。
スライド側表面と玩具銃本体表面とにかけて設ける、テイクダウンレバーの水平方向への回動及び垂直方向への作動をガイドするためのテイクダウン操作用溝を有する。
テイクダウン操作用溝は、スライド側表面と玩具銃本体表面とにかけて設ける。
テイクダウン操作用溝は、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝と、スライド側テイクダウン操作用溝とからなり、
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝は、玩具銃本体表面に設け、
スライド側テイクダウン操作用溝は、スライド表面に設け、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝は、円弧状下半分からなり、
スライド側テイクダウン操作用溝は、円弧状上半分からなり、
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝と、スライド側テイクダウン操作用溝とが一致すると、円弧状形状を形成し、ガイドを完成する。
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝は、玩具銃本体表面に設け、
スライド側テイクダウン操作用溝は、スライド表面に設け、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝は、円弧状下半分からなり、
スライド側テイクダウン操作用溝は、円弧状上半分からなり、
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝と、スライド側テイクダウン操作用溝とが一致すると、円弧状形状を形成し、ガイドを完成する。
テイクダウン操作用溝は、スライドを銃後方にスライドすることで、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝と、スライド側テイクダウン操作用溝とが一致すると、円弧状形状を形成し、ガイドを完成する。
スライドブロッククランクは、スライドの一部又はスライドに連結する部分に直接的に又は間接的に接触することでスライドの銃後方への移動を阻止するとともに、テイクダウンレバーの回動に伴い銃口方向及び非銃口方向に移動し、銃口方向への移動時には、銃後方への移動時よりも銃口側に突設する。
そのため、テイクダウンレバーの回動に伴い、スライドの銃後方へのスライド量が変化する。
スライド側と玩具銃本体とにかけて設ける、テイクダウンレバーの作動をガイドするためのテイクダウン操作用溝を有するときは、スライドと玩具銃本体とが一致してテイクダウン操作用溝を形成するときに、テイクダウンレバーは作動する。
そのため、テイクダウンレバーの回動に伴い、スライドの銃後方へのスライド量が変化する。
スライド側と玩具銃本体とにかけて設ける、テイクダウンレバーの作動をガイドするためのテイクダウン操作用溝を有するときは、スライドと玩具銃本体とが一致してテイクダウン操作用溝を形成するときに、テイクダウンレバーは作動する。
エアガンにおいて、スライドの着脱に工具を使用しなくともレバー一つで、レバー操作だけで、スライドを脱着することが可能となる。そのため、玩具銃使用者による掃除や、油さし等のメインテナンスが容易となる。生産の効率も向上し、スライドに不良が発生した場合のスライド交換も容易となる。
なお、この発明では、実銃に沿った操作方法となるが、実銃はバレルごとスライドが銃口方向に外れる。それに対して、ブローバックガスガンには、バレル銃後方に気室が存在するため、スライド単体で銃後方に外れる必要がある。
なお、この発明では、実銃に沿った操作方法となるが、実銃はバレルごとスライドが銃口方向に外れる。それに対して、ブローバックガスガンには、バレル銃後方に気室が存在するため、スライド単体で銃後方に外れる必要がある。
この発明の実施の一形態に係る実施例を、この発明の実施例を図示する図面に基づいて
説明する。
玩具銃11は、玩具銃本体12と、銃身であるバレル21とスライド31とを有する。バレル21は、玩具銃本体12上部に銃口M方向から銃後方N方向に設置する。13は、フレームである。フレーム13は、玩具銃本体12の表面に設置する。
14は、メカフレームである。メカフレーム14は、スライド31下部の玩具銃本体12内部に取り付ける。
説明する。
玩具銃11は、玩具銃本体12と、銃身であるバレル21とスライド31とを有する。バレル21は、玩具銃本体12上部に銃口M方向から銃後方N方向に設置する。13は、フレームである。フレーム13は、玩具銃本体12の表面に設置する。
14は、メカフレームである。メカフレーム14は、スライド31下部の玩具銃本体12内部に取り付ける。
スライド31は、玩具銃本体12上部で、バレル21を被覆して銃口M方向及び銃後方N方向に玩具銃本体12にスライド可能にメカフレーム14に取り付ける。
32は、軸支持部である。軸支持部32は、スライド31の銃口M側下部に下方に突設して設ける。33は、スライドブロック当接部である。スライドブロック当接部33は、軸支持部32の銃後方N側面からなる。
32は、軸支持部である。軸支持部32は、スライド31の銃口M側下部に下方に突設して設ける。33は、スライドブロック当接部である。スライドブロック当接部33は、軸支持部32の銃後方N側面からなる。
41は、テイクダウンレバーである。42は、テイクダウンレバー回転軸である。テイクダウンレバー回転軸42は、スライド31下方のメカフレーム14に取り付ける。テイクダウンレバー41は、玩具銃本体12表面のスライド31との境目の玩具銃本体12表面に沿って、テイクダウンレバー回転軸42を回転軸として回動可能に取り付ける。
43は、テイクダウン凸部である。テイクダウン凸部43は、テイクダウンレバー41の内側先端に凸部を玩具銃本体12内側に向けて取り付ける。
43は、テイクダウン凸部である。テイクダウン凸部43は、テイクダウンレバー41の内側先端に凸部を玩具銃本体12内側に向けて取り付ける。
51は、テイクダウンリンクである。テイクダウンリンク51は、一端はテイクダウンレバー41先端内側に取り付ける。
52は、リンク凸部である。リンク凸部52は、テイクダウンリンク51の他端に取り付ける。リンク凸部52は、メカフレーム14の内側に凸状に設ける。
53はクランク、531はクランク溝である。クランク溝531は、クランク53の中央長手方向に、溝状に設ける。リンク凸部52とクランク溝531とは噛み合っており、リンク凸部52はクランク溝53にガイドされる。54は、クランク軸である。
52は、リンク凸部である。リンク凸部52は、テイクダウンリンク51の他端に取り付ける。リンク凸部52は、メカフレーム14の内側に凸状に設ける。
53はクランク、531はクランク溝である。クランク溝531は、クランク53の中央長手方向に、溝状に設ける。リンク凸部52とクランク溝531とは噛み合っており、リンク凸部52はクランク溝53にガイドされる。54は、クランク軸である。
55は、スライドブロッククランクである。クランク53とスライドブロッククランク55は、相互角度は略120度で折れまげて連結し、全体としてヘ字状態からなる。クランク53とスライドブロッククランク55との連結部分で、クランク軸55によりメカフレーム14側に取り付けられる。クランク53とスライドブロッククランク55とは、クランク軸55を回動中心として回動可能である。
59は、スライドブロック銃後方側当接部である。スライドブロック銃後方側当接部59は、クランク軸54の取付け基部に銃口M側に向けて設ける。
59は、スライドブロック銃後方側当接部である。スライドブロック銃後方側当接部59は、クランク軸54の取付け基部に銃口M側に向けて設ける。
56は、スライドブロックである。57は、スライドブロックスライド軸である。スライドブロックスライド軸57は、スライド31に設けられた軸支持部32を貫通し、軸支持部32に摺動可能に取り付け支持される。
スライドブロックスライド軸57は、バレル21と平行に、バレル21下部に銃口M方向から銃後方Nに向けて銃口M下からバレル21の略三分の一の範囲に設置する。
スライドブロックスライド軸57は、バレル21と平行に、バレル21下部に銃口M方向から銃後方Nに向けて銃口M下からバレル21の略三分の一の範囲に設置する。
スライドブロック56は、スライドブロックスライド軸57の銃後方N端に取り付ける。スライドブロック56は、メカフレーム14にスライドブロックスライド軸57ごと銃口M方向と銃後方Nにそれぞれスライド可能に取り付ける。
スライドブロックスライド軸57に沿って、軸支持部32が銃口M方向と銃後方Nにそれぞれスライドすることで、スライド31は、銃口M方向と銃後方Nにそれぞれスライドする。
スライドブロックスライド軸57に沿って、軸支持部32が銃口M方向と銃後方Nにそれぞれスライドすることで、スライド31は、銃口M方向と銃後方Nにそれぞれスライドする。
58は、クランク当接部である。クランク当接部58は、スライドブロック56の銃後方N側面に設ける。
スライドブロック銃後方側当接部59は、図2、図3、図9、図10、図12に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
図13、図14に図示するように、スライド31が後端までスライドすると、スライドブロック銃後方側当接部59は、クランク当接部58と嵌合して固定する。
61は、シリンダーブロックである。
スライドブロック銃後方側当接部59は、図2、図3、図9、図10、図12に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
図13、図14に図示するように、スライド31が後端までスライドすると、スライドブロック銃後方側当接部59は、クランク当接部58と嵌合して固定する。
61は、シリンダーブロックである。
スライドブロック56は、図2に図示するように、スライド31を銃後方Nにスライドさせない状態では、スライドブロック当接部33とスライドブロック56の銃口M側すなわち先端側が当接せず、両者間に隙間がある。スライド31を銃後方Nにスライドさせた状態では、図9に図示するように、スライドブロック当接部33とスライドブロック56の銃口M側すなわち先端側が当接する。
スライドブロッククランク55は、図12に図示されるように、テイクダウンレバー41のA回動に伴い銃口M方向及び非銃口方向、この実施例では垂直にかつ下方向に、クランク軸54を回動中心として回動して移動するとともに、スライド31の一部またはスライド31に連結する部分、この実施例では軸支持部32のスライドブロック当接部33に、銃口M方向への移動時には、接触可能である。
スライドブロッククランク55は、テイクダウンレバー41の水平方向への回動に伴い銃口M方向移動して、スライド31の一部またはスライド31に連結する部分に接触し、テイクダウンレバー41の垂直方向への回動に伴い非銃口方向この実施例では垂直に下方向にB回動して移動する。
スライドブロッククランク55は、テイクダウンレバー41の水平方向への回動に伴い銃口M方向移動して、スライド31の一部またはスライド31に連結する部分に接触し、テイクダウンレバー41の垂直方向への回動に伴い非銃口方向この実施例では垂直に下方向にB回動して移動する。
71は、テイクダウン操作用溝である。テイクダウン操作用溝71は、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72と、スライド側テイクダウン操作用溝73とからなる。玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72は、玩具銃本体12表面に設ける。スライド側テイクダウン操作用溝73は、スライド31表面に設ける。図4、図11に図示するように、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72は、円弧状下半分からなり、スライド側テイクダウン操作用溝73は、円弧状上半分からなる。
テイクダウン操作用溝71は、スライド31側表面と玩具銃本体12表面とにかけて設ける。
テイクダウン操作用溝71は、スライド31側表面と玩具銃本体12表面とにかけて設ける。
テイクダウン操作用溝71は、スライド31側を玩具銃本体12からスライドさせない状態では、図1、図2、図3に図示する状態をとる。スライド側テイクダウン操作用溝73は、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72の銃口M側に位置する。
スライド31を銃後方Nにずらすと、図4、図11に図示するように、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72と、スライド側テイクダウン操作用溝73とが一致すると、円弧状形状を形成し、ガイドを完成する。
スライド31を銃後方Nにずらすと、図4、図11に図示するように、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72と、スライド側テイクダウン操作用溝73とが一致すると、円弧状形状を形成し、ガイドを完成する。
テイクダウン操作用溝71は、テイクダウンレバー41の作動をガイドする。
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72と、スライド側テイクダウン操作用溝73のガイド不一致の場合は、ガイドであるテイクダウン操作用溝71が形成されないので、スライド31は、銃後方Nに、スライドしない。
図11に図示するように、円弧状の玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72と、スライド側テイクダウン操作用溝73が一致するとのガイドが完成し、テイクダウン操作用溝71にそって、テイクダウンレバー41は移動することができる。
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72と、スライド側テイクダウン操作用溝73のガイド不一致の場合は、ガイドであるテイクダウン操作用溝71が形成されないので、スライド31は、銃後方Nに、スライドしない。
図11に図示するように、円弧状の玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72と、スライド側テイクダウン操作用溝73が一致するとのガイドが完成し、テイクダウン操作用溝71にそって、テイクダウンレバー41は移動することができる。
スライドブロッククランク55は、スライド31の一部又はスライド31に連結する部分に直接的に又は間接的に接触することでスライド31の銃後方Nへの移動を阻止する。この実施例ではスライドブロッククランク55は、スライドブロック56に接触する。スライドブロック56は、軸支持部32のスライドブロック当接部33に接触する。
スライドブロッククランク55は、テイクダウンレバー41の回動に伴い銃口M方向及び垂直の下方に移動し、銃口M方向への移動時には、垂直の下方への移動時よりも銃口M側に突設する。そのため、テイクダウンレバー41の回動に伴い、スライド31の銃後方Nへのスライド量が変化する。
スライドブロッククランク55は、テイクダウンレバー41の回動に伴い銃口M方向及び垂直の下方に移動し、銃口M方向への移動時には、垂直の下方への移動時よりも銃口M側に突設する。そのため、テイクダウンレバー41の回動に伴い、スライド31の銃後方Nへのスライド量が変化する。
次に、実施例の作動について説明する。
スライド31側を玩具銃本体12からスライドさせない状態では、図1、図2、図3に図示する状態をとる。
テイクダウン操作用溝71は、スライド側テイクダウン操作用溝73は、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72の銃口M側に位置しており、ガイドは形成されていない。
スライド31側を玩具銃本体12からスライドさせない状態では、図1、図2、図3に図示する状態をとる。
テイクダウン操作用溝71は、スライド側テイクダウン操作用溝73は、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72の銃口M側に位置しており、ガイドは形成されていない。
テイクダウンレバー41は、スライド31下部の玩具銃本体12側面で水平に位置している。ガイドは形成されていないので、テイクダウン凸部43は、テイクダウン操作用溝71にガイドされて移動することはなく、テイクダウンレバー41は、回動することはない。
図2、図3に図示するように、テイクダウンリンク51先端に取り付けられたリンク凸部52は、クランク53に設けられたクランク溝531と噛み合ってクランク溝531の最下段、先端に位置している。そのため、クランク軸54を介して反対側に取り付けたスライドブロッククランク55は、逆に上位置である水平状態に、銃口M側に突設している。そのため、スライドブロッククランク55に接するスライドブロックは、銃口M側に押されている。
スライドブロック銃後方側当接部59は、図2、図3に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
図2、図3に図示するように、テイクダウンリンク51先端に取り付けられたリンク凸部52は、クランク53に設けられたクランク溝531と噛み合ってクランク溝531の最下段、先端に位置している。そのため、クランク軸54を介して反対側に取り付けたスライドブロッククランク55は、逆に上位置である水平状態に、銃口M側に突設している。そのため、スライドブロッククランク55に接するスライドブロックは、銃口M側に押されている。
スライドブロック銃後方側当接部59は、図2、図3に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
次いで、図4、図9、図10に図示するように、スライド31を後ろ側にスライドして後退させる。
スライド31の銃後方N移動により、テイクダウン操作用溝71は、スライド側テイクダウン操作用溝73と玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72とは上下に重なり、円弧上のガイドは形成される。
ガイドは形成されているが、テイクダウンレバー41は未だ回動されず、スライド31下部の玩具銃本体12側面で水平に位置している。
スライド31の銃後方N移動により、テイクダウン操作用溝71は、スライド側テイクダウン操作用溝73と玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72とは上下に重なり、円弧上のガイドは形成される。
ガイドは形成されているが、テイクダウンレバー41は未だ回動されず、スライド31下部の玩具銃本体12側面で水平に位置している。
図9、図10に図示するように、テイクダウンリンク51先端に取り付けられたリンク凸部52は、クランク53に設けられたクランク溝531と噛み合ってクランク溝531の最下段、先端に位置している。そのため、クランク軸54を介して反対側に取り付けたスライドブロッククランク55は、逆に上位置である水平状態に、銃口M側に突設している。そのため、スライドブロッククランク55に接するスライドブロックは、銃口M側に押されている。
そのため、銃後方Nにスライドしたスライド31の一部である軸支持部32のスライドブロック当接部33に、スライドブロック56に接触する。スライドブロック56は、スライドブロッククランク55により銃口M側に押されるため、スライド31は、それ以上後ろにスライドしない。
スライドブロック銃後方側当接部59は、図9、図10に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
そのため、銃後方Nにスライドしたスライド31の一部である軸支持部32のスライドブロック当接部33に、スライドブロック56に接触する。スライドブロック56は、スライドブロッククランク55により銃口M側に押されるため、スライド31は、それ以上後ろにスライドしない。
スライドブロック銃後方側当接部59は、図9、図10に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
次いで、図12に図示するように、スライド31の銃後方N移動により、テイクダウン操作用溝71は、スライド側テイクダウン操作用溝73と玩具銃本体側テイクダウン操作用溝72とは上下に重なり、円弧上のガイドは形成されているので、テイクダウンレバー41をスライド31下部の玩具銃本体12側面で垂直方向に回動する。
すると、テイクダウンリンク51先端に取り付けられたリンク凸部52は、クランク53に設けられたクランク溝531と噛み合ってクランク53を上方A回動して持ち上げる。すると、クランク軸54を介して反対側に取り付けたスライドブロッククランク55は、垂直にB回動して下向きとなる。
そのため、図12に図示するように、スライドブロッククランク55とスライドブロック56との間にスペースCが生ずる。
スライドブロック銃後方側当接部59は図12に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
すると、テイクダウンリンク51先端に取り付けられたリンク凸部52は、クランク53に設けられたクランク溝531と噛み合ってクランク53を上方A回動して持ち上げる。すると、クランク軸54を介して反対側に取り付けたスライドブロッククランク55は、垂直にB回動して下向きとなる。
そのため、図12に図示するように、スライドブロッククランク55とスライドブロック56との間にスペースCが生ずる。
スライドブロック銃後方側当接部59は図12に図示するスライド31が後端までスライドしていない状態では、クランク当接部58との嵌合を解除している。
すると、図13、図14に図示するように、スライド31は、スペースC分銃後方Nにスライドブロッククランク55とスライドブロック56とが接触するまでスライドすることができる。
図13、図14に図示するように、スライド31が後端までスライドすると、スライドブロック銃後方側当接部59は、クランク当接部58と嵌合して固定する。
テイクダウンレバー41を時計回りに操作することにより、スライドブロッククランク55は、クランク軸54を回動中心として、反時計回りに回転する。
スライド31が銃後方Nにスライドでき、スライド31を玩具銃本体12から取り外すことが可能となる。
図13、図14に図示するように、スライド31が後端までスライドすると、スライドブロック銃後方側当接部59は、クランク当接部58と嵌合して固定する。
テイクダウンレバー41を時計回りに操作することにより、スライドブロッククランク55は、クランク軸54を回動中心として、反時計回りに回転する。
スライド31が銃後方Nにスライドでき、スライド31を玩具銃本体12から取り外すことが可能となる。
そのため、エアガンにおいて、スライド31の着脱に工具を使用しなくともレバー一つで、レバー操作だけで、スライドを脱着することが可能となる。そのため、玩具銃使用者による掃除や油さし等のメインテナンスが容易となる。生産の効率も向上し、スライド31に不良が発生した場合のスライド交換も容易となる。
なお、この発明では、実銃に沿った操作方法となるが、実銃はバレルごとスライドが銃口M方向に外れる。それに対して、ブローバックガスガンには、バレル21銃後方Nに気室が存在するため、スライド31単体で銃後方Nに外れる必要がある。
なお、この発明では、実銃に沿った操作方法となるが、実銃はバレルごとスライドが銃口M方向に外れる。それに対して、ブローバックガスガンには、バレル21銃後方Nに気室が存在するため、スライド31単体で銃後方Nに外れる必要がある。
11 玩具銃
12 玩具銃本体
21 バレル
31 スライド
41 テイクダウンレバー
55 スライドブロッククランク
56 スライドブロック
M 銃口
N 銃後方
12 玩具銃本体
21 バレル
31 スライド
41 テイクダウンレバー
55 スライドブロッククランク
56 スライドブロック
M 銃口
N 銃後方
Claims (9)
- 玩具銃本体と、
玩具銃本体の上部に設置するバレルを被覆しバレルの銃口方向と銃後方とにスライド可能に取り付けるスライドと、
玩具銃本体表面のスライドとの境目に、玩具銃本体表面に沿って回動可能に取り付けるテイクダウンレバーと、
スライドの一部又はスライドに連結する部分に直接的に又は間接的に接触することでスライドの銃後方への移動を阻止するとともに、テイクダウンレバーの回動に伴い銃口方向及び非銃口方向に移動し、銃口方向への移動時には、非銃口方向への移動時よりも銃口側に突設するスライドブロッククランクと、を有することを特徴とする玩具銃用スライドの着脱装置。 - バレルと平行に設置するスライドブロックスライド軸と、
スライドの銃口側下部にスライドブロックスライド軸に摺動可能に取り付ける軸支持部と、
軸支持部の銃後方側面からなるスライドブロック当接部と、
スライドブロックスライド軸に取り付け、銃口方向と銃後方にそれぞれ移動可能で、軸支持部に設けたスライドブロック当接部に接触するスライドブロックと、を有し、
スライドブロッククランクは、
スライドブロックに、接触することでスライドの銃後方への移動を阻止する、
請求項1記載の玩具銃用スライドの着脱装置。 - スライドブロッククランクは、
銃口側又は非銃口方向に移動可能で、スライドの一部又はスライドに連結する部分に接触するスライドブロックに、接触することでスライドの銃後方への移動を阻止する、請求項1記載又は請求項2のいずれか記載の玩具銃用スライドの着脱装置。 - スライドブロッククランクは、テイクダウンレバーの水平方向への回動に伴い銃口方向移動し、テイクダウンレバーの垂直方向への回動に伴い非銃口方向に移動する、請求項1記載又は請求項2又は請求項3のいずれか記載の玩具銃用スライドの着脱装置。
- スライドブロッククランクは、テイクダウンレバーの水平方向への回動に伴い銃口方向に移動して、軸支持部のスライドブロック当接部に接触し、テイクダウンレバーの垂直方向への回動に伴い垂直方向に移動し、スライドブロッククランクとスライドブロックとの間にスペースを生ずる、請求項1記載又は請求項2又は請求項3又は請求項4のいずれか記載の玩具銃用スライドの着脱装置。
- スライド側表面と玩具銃本体表面とにかけて設ける、テイクダウンレバーの水平方向への回動及び垂直方向への作動をガイドするためのテイクダウン操作用溝を有する、請求項1記載又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5のいずれか記載の玩具銃用スライドの着脱装置。
- テイクダウン操作用溝は、スライド側表面と玩具銃本体表面とにかけて設ける、請求項1記載又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6のいずれか記載の玩具銃用スライドの着脱装置。
- テイクダウン操作用溝は、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝と、スライド側テイクダウン操作用溝とからなり、
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝は、玩具銃本体表面に設け、
スライド側テイクダウン操作用溝は、スライド表面に設け、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝は、円弧状下半分からなり、
スライド側テイクダウン操作用溝は、円弧状上半分からなり、
玩具銃本体側テイクダウン操作用溝と、スライド側テイクダウン操作用溝とが一致すると、円弧状形状を形成し、ガイドを完成する、請求項1記載又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7のいずれか記載の玩具銃用スライドの着脱装置。 - テイクダウン操作用溝は、スライドを銃後方にスライドすることで、玩具銃本体側テイクダウン操作用溝と、スライド側テイクダウン操作用溝とが一致すると、円弧状形状を形成し、ガイドを完成する、請求項1記載又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8のいずれか記載の玩具銃用スライドの着脱装置。
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