JP2020101628A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2020101628A JP2018238645A JP2018238645A JP2020101628A JP 2020101628 A JP2020101628 A JP 2020101628A JP 2018238645 A JP2018238645 A JP 2018238645A JP 2018238645 A JP2018238645 A JP 2018238645A JP 2020101628 A JP2020101628 A JP 2020101628A
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Abstract

【課題】簡易な構成で光を検出するための閾値を設定できる技術を提供する。【解決手段】画像形成装置は、光源と、前記光源を駆動する駆動手段と、前記光源が射出する光により感光体を走査する走査手段と、前記光源が射出する前記光を検出して前記走査の同期信号を出力する検出手段と、前記光源を制御する1つ以上の制御信号を前記駆動手段に出力する制御手段と、前記1つ以上の制御信号の少なくとも1つにより、前記検出手段が前記光を検出するための閾値を設定する設定手段と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置の光学走査装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体の膜厚変化や温度変化等の影響を抑えて安定した画像を形成するため、感光体を走査・露光する際、光源の発光強度を制御する。近年、感光体の長寿命化に伴い感光体の膜厚変化量が大きくなっているため、必要な露光強度の変化量も大きくなっている。これに伴い、感光体を走査する際の主走査同期タイミングを検出する同期検出センサ(以下、BDセンサとも呼ぶ)には、広い光強度範囲の光を検出できることが求められる。BDセンサは、入射光の強度が閾値を超えるとその出力を変化させる。特許文献1は、光源の光強度を検出し、検出した光強度に基づき閾値を制御する構成を開示している。
特開平5−336330号公報
特許文献1の構成では、光源の光強度を検出するための回路、及び、閾値を設定するための制御信号が必要であり、よって、回路構成が複雑化し、コストアップとなる。
本発明は、簡易な構成で光を検出するための閾値を設定できる技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、画像形成装置は、光源と、前記光源を駆動する駆動手段と、前記光源が射出する光により感光体を走査する走査手段と、前記光源が射出する前記光を検出して前記走査の同期信号を出力する検出手段と、前記光源を制御する1つ以上の制御信号を前記駆動手段に出力する制御手段と、前記1つ以上の制御信号の少なくとも1つにより、前記検出手段が前記光を検出するための閾値を設定する設定手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によると、簡易な構成で光を検出するための閾値を設定することができる。
一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態による光学走査装置の構成図。 一実施形態による光学ユニットの制御構成図。 一実施形態による2つの半導体レーザの配置位置の関係を示す図。 一実施形態による制御信号の論理と動作モードとの関係を示す図。 一実施形態によるBDセンサの構成図。 一実施形態による動作モードの遷移パターンを示す図。 一実施形態による光学ユニットの制御構成図。 一実施形態による動作モードの遷移パターンを示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置401の構成図である。画像形成時、感光体409は、図の時計回り方向に回転駆動される。プロセスカートリッジ408の図示しない帯電部は、感光体409を所定電位に帯電させる。光学台403に載置された光学走査装置400は、光により感光体409を走査・露光し、感光体409に静電潜像を形成する。プロセスカートリッジ408の図示しない現像部は、感光体409の静電潜像を現像剤で現像し、感光体409に現像剤像を形成する。一方、給紙部404に格納された転写材Pは、給紙ローラ405により、感光体409の対向位置に搬送される。転写ローラ406は、感光体409の現像剤像を転写材Pに転写する。現像剤像が転写された転写材Pは、定着器407に搬送される。定着器407は、転写材Pに現像剤像を定着させる。現像剤像の定着後、転写材Pは、排出ローラ410により画像形成装置401の外部に排出される。
図2は、光学走査装置400の構成図である。画像形成時、回転多面鏡504は、回転駆動される。光源を含む光源ユニット105は、光束L(以下、光Lと表現する)を射出する。光Lは、コリメータレンズ等を含む光学部材502及び開口絞り503を通過後、回転多面鏡(ポリゴンミラー)504の反射面512により反射される。反射面512により反射された光Lは、f−θレンズ507を介して感光体409を露光する。なお、回転多面鏡504の回転により、反射面512により反射された光Lは、感光体409の回転軸と平行な主走査方向に移動し、これにより感光体409は、主走査方向において光Lにより走査される。また、反射面512の向きに応じて、反射面512により反射された光Lは、BDレンズ514を介して光源ユニット105のBDセンサ103に入射する。BDセンサ103は、光Lの入射を検出すると、光Lが入射したタイミングを示す信号(以下、BD信号)を出力する。BD信号は、各走査線について、光Lによる感光体409への静電潜像の形成開始タイミングを判定するために使用される。つまり、BD信号は、光Lによる各走査のタイミングを示す同期信号である。
図3は、光源ユニット105の制御構成図である。本実施形態において、光源ユニット105は、2つの光源、より詳しくは、2つの半導体レーザ106及び108を有する。2つの半導体レーザ106及び108それぞれが射出する光は、それぞれ、感光体409を走査・露光する。図4は、半導体レーザ106と108の配置位置の関係を示している。半導体レーザ106と108が射出する光は、それぞれ、感光体409の異なる副走査方向位置及び異なる主走査方向位置を同時に露光する様に、半導体レーザ106と108は配置される。そして、2つの半導体レーザ106及び108それぞれが射出する2つの光により、副走査方向の位置が異なる2つの走査線に沿って感光体409の露光が行われる。なお、副走査方向とは主走査方向に直交する方向である。
図3に戻り、制御部101は、レーザ制御IC102に制御信号を送信し、レーザ制御IC102は、制御部101からの制御信号に基づき半導体レーザ106及び108を駆動、つまり、半導体レーザ106及び108の発光を制御する。フォトダイオード107は、半導体レーザ106及び108の発光強度を検出し、検出結果をレーザ制御IC102に通知する。本実施形態において、制御部101がレーザ制御IC102に出力する制御信号は、強度信号、ビデオ信号1、ビデオ信号2、CNT0、CNT1、CNT2の6つの信号を含むものとする。ここで、強度信号は、半導体レーザ106及び108の発光強度を示す信号である。強度信号は、例えば、半導体レーザ106及び108の最大発光強度を100%としたときの半導体レーザ106及び108の発光強度を0〜100%の範囲で指定する。例えば、制御部101は、新品のプロセスカートリッジ408が画像形成装置401に装着されると、発光強度を60%に設定する。そして、画像形成を行った転写材Pの累積枚数が増加するに応じて、発光強度を強くする。画像形成を行うことにより、感光体409の膜厚が減少し、光に対する感度が劣化するため、画像形成を行った転写材Pの累積数の増加に応じて発光強度を強くすることで、感光体409の摩耗の影響を抑えて、安定した品質で画像を形成することができる。なお、光強度は、画像形成を行った転写材Pの累積数のみならず、画像形成装置401の環境温度等によっても制御され得る。
ビデオ信号1は、半導体レーザ106により感光体409に形成される静電潜像に対応する信号であり、ビデオ信号2は、半導体レーザ108により感光体409に形成される静電潜像に対応する信号である。レーザ制御IC102は、感光体409に静電潜像を形成する際、ビデオ信号1に基づき半導体レーザ106の発光のオン・オフを制御し、ビデオ信号2に基づき半導体レーザ108の発光のオン・オフを制御する。CNT0、CNT1、CNT2は、それぞれ、2値信号であり、制御部101は、CNT0、CNT1、CNT2それぞれの出力値の組み合わせにより半導体レーザ106及び108の動作モードを指定する。なお、本実施形態においては、APC(Auto Power Control)モードと、強制発光モードと、VDO(ビデオ)モードと、マスクモードと、リセットモードの計5つの動作モードを使用するものとする。
APCモードとは、半導体レーザ106、108を発光させ、フォトダイオード107の検出結果に基づき半導体レーザ106、108の発光強度を強度信号により指定された目標発光強度に調整するモードである。APCモードでは、半導体レーザ106、108に流す電流値が決定される。強制発光モードとは、APCモードで決定した電流値を半導体レーザ106、108に流して半導体レーザ106、108を連続して発光させるモード、つまり、APCモードによる調整後の発光強度で半導体レーザを発光させるモードである。VDOモードとは、ビデオ信号1及びビデオ信号2に応じて半導体レーザ106及び108の発光をオン・オフするモードである。なお、オンの間、半導体レーザ106及び108には、APCモードで決定した電流値の電流が流れる。マスクモード及びリセットモードは、それぞれ、半導体レーザ106及び108の発光を停止させるモードである。なお、リセットモードでは、APCモードで決定した電流値がリセットされ、マスクモードでは、APCモードで決定した電流値はリセットされない。
図5は、本実施形態において、半導体レーザ106及び108をAPCモードと強制発光モードとするためのCNT0、CNT1、CNT2それぞれの出力値を示している。なお、その他のモードについては、本実施形態の説明には必要が無いため省略している。
図3に戻り、BDセンサ103は、出力端子からBD信号を出力する。BD信号は、制御部101に入力される。また、閾値設定端子には、抵抗R1、抵抗R2及びトランジスタTr1を含む抵抗回路網604(図6)が接続される。図3によると、閾値設定端子には、抵抗R2及び抵抗R1の一端がそれぞれ接続される。なお、抵抗R1及び抵抗R2の抵抗値をそれぞれR1及びR2とする。抵抗R1の他端は接地される。一方、抵抗R2の他端は、トランジスタTr1のコレクタ端子に接続される。トランジスタTr1のエミッタ端子は接地され、トランジスタTr1のベース端子は、CNT2に接続される。CNT2がハイレベルであると、Tr1が導通する。したがって、CNT2がハイレベルであると、BDセンサ103の閾値設定端子に接続される抵抗の抵抗値は、Rs=(R1×R2)/(R1+R2)となる。一方、CNT2がローレベルであると、Tr1は導通しない。したがって、CNT2がローレベルであると、BDセンサ103の閾値設定端子に接続される抵抗の抵抗値は、Rsより大きいR1となる。
図6は、BDセンサ103の構成図である。BDセンサ103は、フォトダイオード601と、電流アンプ603と、コンパレータ602と、を有する。コンパレータ602の正端子には、基準電圧Vrefが入力され、コンパレータ602の負端子には、電流アンプ603の出力が接続される。なお、電流アンプ603の出力は、閾値設定端子にも接続される。BDセンサ103に入射した光は、フォトダイオード601により受光される。フォトダイオード601は、受光強度に応じた電流Iを出力する。フォトダイオード601が出力する電流Iは、電流アンプ603でα倍に増幅され、閾値設定端子に接続された抵抗回路網604に流れる。電流アンプ603の出力電流が抵抗回路網604に流れることで、コンパレータ602の負端子には、抵抗回路網604の抵抗値と、電流アンプ603が出力する電流値との積に対応する電圧Vinが入力される。
電圧Vinが電圧Vref以下であると、コンパレータ602は、ハイレベルを出力し、電圧Vinが電圧Vrefより大きいと、コンパレータ602は、ローレベルを出力する。したがって、BDセンサ103に入射する光が所定強度以下であると、BD信号はハイレベルであり、BDセンサ103に入射する光が所定強度より大きくなると、BD信号はローレベルとなる。この所定強度は、閾値であり、抵抗回路網604の抵抗値により変化する。具体的には、抵抗回路網604の抵抗値が大きくなると、閾値は低くなり、抵抗回路網604の抵抗値が小さくなると、閾値は大きくなる。閾値が大きくなると、BD信号をローレベルとするために必要なフォトダイオード601への入射強度も大きくなる。
図7は、画像形成時の半導体レーザ106及び108の動作モードの遷移のパターンを示している。なお、図7では、半導体レーザ106をAレーザと表記し、半導体レーザ108をBレーザと表記している。画像形成時、回転多面鏡504は、一定の回転速度で回転されるため、BDセンサ103に光が入射するタイミングの間隔も略一定となる。この間隔は、例えば、500μsである。パターン#1では、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、制御部101は、半導体レーザ106のAPCを行う。制御部101は、BDセンサ103に光が入射してBD信号がローレベルとなり、かつ、半導体レーザ106のAPCが完了すると、半導体レーザ108のAPCを行う。その後、感光体409への静電潜像の形成開始位置に光が到達するまでの間、制御部101は、半導体レーザ106及び108をマスクモードに設定する。そして、感光体409への静電潜像の形成開始位置に光が到達すると、制御部101は、半導体レーザ106及び108をVDOモードに設定して、感光体409に静電潜像の形成を行う。パターン#2では、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、制御部101は、半導体レーザ106を強制発光モードにする。制御部101は、BD信号がローレベルとなると、半導体レーザ106及び108のAPCを行う。その後は、パターン#1と同様である。この様に、本実施形態では、各走査線について、感光体409への静電潜像の形成開始前に、制御部101は、APCを行って半導体レーザ106及び108の発光強度を調整する。これにより、半導体レーザ106及び108の温度変化等による半導体レーザ106及び108の発光強度の変化を抑えて、安定した品質で画像を形成する。
制御部101は、BD信号がハイレベルからローレベルに変化したタイミングを、BDセンサ103に光が入射したタイミングとして検知する。ここで、半導体レーザ106及び108の発光強度が小さいときに、閾値を大きくすると、BD信号がハイレベルからローレベルに変化するタイミングが、BDセンサ103に光が入射したタイミングより遅くなる。一方、閾値を小さくしすぎると、誤検出、つまり、BDセンサ103に半導体レーザが射出した光が入射していないにもかかわらず、BD信号がローレベルとなることが生じ得る。したがって、BDセンサ103に光が入射したタイミングを精度良く検出するには、光源の発光強度に応じて適切に閾値を設定することが重要になる。このため、本実施形態では、半導体レーザ106及び108の発光強度が所定値以上であるか否かで、閾値設定端子に接続される抵抗値を変化させて閾値を変化させる。例えば、半導体レーザ106及び108の発光強度が80%以上であるときの閾値を、半導体レーザ106及び108の発光強度が80%未満であるときの閾値より高くする。
ここで、図5に示す様に、半導体レーザ106をAPCモードに設定するためのCNT2はローレベルであり、この間、閾値設定端子に接続される抵抗の抵抗値は、R1となる。一方、図5に示す様に、半導体レーザ106を強制発光モードに設定するためのCNT2はハイレベルであり、この間、閾値設定端子に接続される抵抗の抵抗値は、R1より小さいRsとなる。したがって、半導体レーザ106及び108の発光強度が所定強度以上であるとパターン#2を使用する。また、半導体レーザ106及び108の発光強度が所定値より低いとパターン#1を使用する。この構成により、BDセンサ103が使用する閾値を、発光強度に応じて変化させることができる。
図3に示す通り、本実施形態では、制御部101が半導体レーザ106及び108を制御するためにレーザ制御IC102に出力する複数の制御信号の1つの信号によりBDセンサ103がBD信号の生成に使用する閾値を切り替えている。なお、図5及び図7に示す様に、BDセンサ103に光が入射するタイミングにおいては、BDセンサ103に確実に光を入射させるため、半導体レーザ106は、連続的に発光するモードとする必要がある。なお、APCモード及び強制発光モードは、いずれも、半導体レーザを連続して発光させるモードである。したがって、本実施形態では、APCモード及び強制発光モードに設定するためのCNT0、CNT1、CNT2の値のうち、APCモードと強制発光モードで値の異なるCNT2を利用して閾値を切り替えている。この様に、本実施形態では、BDセンサ103が利用する閾値を制御するための信号を追加することなく、光源の発光強度に応じた閾値をBDセンサ103に設定することができる。つまり、簡易、かつ、安価な構成で光を検出するための閾値を設定することができる。また、光源の発光強度に応じて閾値を制御することで、広い強度範囲の光を検出することができる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。図8は、本実施形態による光源ユニット105の制御構成図である。本実施形態において、光源ユニット105の閾値設定端子には、抵抗R1、R2及びR3と、トランジスタTr1、Tr2及びTr3を含む抵抗回路網604が接続される。なお、抵抗R1、R2及びR3の抵抗値を、それぞれ、R1、R2及びR3とする。図8によると、抵抗R1とトランジスタTr1との直列接続と、抵抗R2とトランジスタTr2との直列接続と、抵抗R3とトランジスタTr3との直列接続と、がそれぞれ光源ユニット105の閾値設定端子に接続される。なお、トランジスタTr1のベース端子は、CNT0に接続され、トランジスタTr2のベース端子は、CNT1に接続され、トランジスタTr3のベース端子は、CNT2に接続される。
図9は、画像形成時の半導体レーザ106及び108の動作モードの遷移のパターンを示している。図9においても、図7と同様に半導体レーザ106をAレーザと表記し、半導体レーザ108をBレーザと表記している。本実施形態においては、パターン#1からパターン#4の4つのパターンを使用する。パターン#1では、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、制御部101は、半導体レーザ106のAPCを行う。パターン#2では、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、制御部101は、半導体レーザ108のAPCを行う。パターン#3では、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、制御部101は、半導体レーザ106を強制発光モードにする。パターン#4では、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、制御部101は、半導体レーザ108を強制発光モードにする。
なお、図4で説明した様に、半導体レーザ106及び108が射出する光の副走査方向の位置は異なるが、BDセンサ103は、半導体レーザ106及び108が射出する光のいずれも受光可能な様に構成される。さらに、図4で説明した様に、半導体レーザ106及び108が射出する光の主走査方向位置も異なる。したがって、BDセンサ103が光を検出してからVDOモードに遷移させるまでの期間は、BDセンサ103により検出されたのが、半導体レーザ106が射出した光であるか、半導体レーザ108が射出した光であるかに応じて調整される。
図5に示す様に、パターン#1の場合、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、CNT1はハイレベルであり、CNT0及びCNT2はローレベルである。したがって、抵抗回路網604の抵抗値はR2となる。パターン#2の場合、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、CNT0はハイレベルであり、CNT1及びCNT2はローレベルである。したがって、抵抗回路網604の抵抗値はR1となる。パターン#3の場合、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、CNT1及びCNT2はハイレベルであり、CNT0はローレベルである。したがって、抵抗回路網604の抵抗値は(R2×R3)/(R2+R3)となる。パターン#4の場合、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近において、CNT0及びCNT2はハイレベルであり、CNT1はローレベルである。したがって、抵抗回路網604の抵抗値は(R1×R3)/(R1+R3)となる。
本実施形態では、(R2×R3)/(R2+R3)の値が(R1×R3)/(R1+R3)の値より小さく、(R1×R3)/(R1+R3)の値がR2の値より小さく、R2の値がR1の値より小さいものとする。この場合、BDセンサ103の閾値が一番高くなるのは、半導体レーザ106を強制発光モードとしたときになる。また、BDセンサ103の閾値が2番目に高くなるのは、半導体レーザ108を強制発光モードとしたときになる。さらに、BDセンサ103の閾値が3番目に高くなるのは、半導体レーザ106をAPCモードとしたときになる。さらに、BDセンサ103の閾値が最も低くなるのは、半導体レーザ108をAPCモードとしたときになる。つまり、BDセンサ103に光が入射するタイミング付近におけるBDセンサ103の閾値は、パターン#3、パターン#4、パターン#1、パターン#2の順で低くなる。
このため、本実施形態では、半導体レーザ106及び108の発光強度が80%以上であるときにはパターン#3を使用する。そして、半導体レーザ106及び108の発光強度が60%以上、かつ、80%未満であるときにはパターン#4を使用する。また、半導体レーザ106及び108の発光強度が40%以上、かつ、60%未満であるときにはパターン#1を使用する。そして、半導体レーザ106及び108の発光強度がそれ以外の場合には、パターン#2を使用する。
以上、本実施形態においても、BDセンサ103が利用する閾値を制御するための信号を追加することなく、光源の発光強度に応じた閾値をBDセンサ103に設定することができる。よって、安価な構成で、広い強度範囲の光を検出することができる。さらに、本実施形態では、複数の光源のいずれか1つが連続的に光を射出する複数のモードから、BDセンサ103に光が入射するタイミングにおいて使用するモードが選択される。具体的には、本実施形態の例においては、半導体レーザ106のAPCモード及び強制発光モードと、半導体レーザ108のAPCモード及び強制発光モードと、の計4つのモードからBDセンサ103に光が入射するタイミングにおいて使用するモードが選択される。複数の光源のいずれか1つが連続的に光を射出する複数のモードに設定するための制御信号CNT0〜2の出力パターンはそれぞれ異なる。したがって、抵抗回路網604を適切に構成することで、この複数のモードに設定するための制御信号により設定される閾値を互いに異ならせることができる。つまり、利用できる閾値の数を増やすことができ、よって、光源の発光強度に対して、閾値をより細かく設定することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
106、108:半導体レーザ、102:レーザ制御IC、103:BDセンサ、101:制御部、604:抵抗回路網

Claims (11)

  1. 光源と、
    前記光源を駆動する駆動手段と、
    前記光源が射出する光により感光体を走査する走査手段と、
    前記光源が射出する前記光を検出して前記走査の同期信号を出力する検出手段と、
    前記光源を制御する1つ以上の制御信号を前記駆動手段に出力する制御手段と、
    前記1つ以上の制御信号の少なくとも1つにより、前記検出手段が前記光を検出するための閾値を設定する設定手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記1つ以上の制御信号は、前記光源の動作モードを設定するための信号であり、
    前記制御手段は、前記検出手段が前記光を検出するタイミングにおける前記光源の動作モードを、前記光源の発光強度に応じて決定し、決定された前記光源の動作モードに応じて前記1つ以上の制御信号を決定し、
    前記設定手段は、決定された前記1つ以上の制御信号により、前記検出手段が前記光を検出するための閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記光源の発光強度が第1の値である場合、前記制御手段は、前記検出手段が前記光を検出するタイミングにおける前記光源の動作モードを第1モードに設定し、
    前記光源の発光強度が前記第1の値より大きい第2の値である場合、前記制御手段は、前記検出手段が前記光を検出するタイミングにおける前記光源の動作モードを第2モードに設定し、
    前記動作モードを前記第2モードにするための前記1つ以上の制御信号により前記設定手段が設定する前記閾値は、前記動作モードを前記第1モードにするための前記1つ以上の制御信号により前記設定手段が設定する前記閾値より高いことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出手段が前記光を検出するタイミングにおける前記光源の動作モードは、前記光源を連続的に発光させるモードであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段が前記光を検出するタイミングにおける前記光源の動作モードは、前記光源の発光強度が目標発光強度となる様に調整するモードと、前記目標発光強度への調整後の発光強度で前記光源を連続的に発光させるモードと、を含む複数のモードから選択されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、複数の前記光源を備え、
    前記検出手段が前記光を検出するタイミングにおける前記光源の動作モードは、複数の前記光源の少なくとも1つを連続的に発光させるモードであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記検出手段が前記光を検出するタイミングにおける前記光源の動作モードは、複数の前記光源の少なくとも1つの発光強度が目標発光強度となる様に調整するモードと、前記目標発光強度への調整後の発光強度で複数の前記光源の少なくとも1つを連続的に発光させるモードと、を含む複数のモードから選択されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記設定手段は、抵抗回路網を含み、
    前記設定手段は、前記1つ以上の制御信号の前記少なくとも1つにより、前記抵抗回路網の抵抗値を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記抵抗回路網は、トランジスタを含み、
    前記設定手段は、前記1つ以上の制御信号の前記少なくとも1つにより、前記抵抗回路網に含まれるトランジスタをオン・オフすることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記検出手段は、前記検出手段に入射する光に応じた電流を出力する出力手段を有し、
    前記設定手段が設定する前記閾値は、前記出力手段が出力する電流を前記抵抗回路網に流すことで前記抵抗回路網に生じる電圧に基づく値であることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記検出手段は、前記抵抗回路網に生じる前記電圧が基準電圧より大きくなると、前記光を検出することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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