JP2020095601A - 発券装置及びプログラム - Google Patents

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【課題】紙チケットと電子チケットとを選択的に発券することが可能な発券装置及びプログラムを提供する。【解決手段】発券用のデータを印刷する印刷手段と、前記データを電子的な出力方法を用いて出力する出力手段と、前記データの発券方法として、前記印刷又は前記出力の何れか一方の選択を受け付ける受付手段と、前記印刷手段及び前記出力手段を制御し、前記受付手段が受け付けた発券方法で前記データを出力させる制御手段と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、発券装置及びプログラムに関する。
従来、コンビニエンスストア等の小売店では、映画やコンサート等のチケットを発券(販売)するサービスが提供されている。小売店では、POS(Point Of Sales)端末やチケット販売装置等においてチケット代金の支払いを条件に、チケットプリンタから紙媒体のチケット(紙チケット)を発券している。
また、近年では、紙チケットに代わり、二次元コード等のチケットとなる情報を電子チケットとして発券する方法が普及しつつある。例えば、ユーザは、自身のスマートフォン等の携帯端末を用いてチケット代金を支払うことで、チケット販売会社のサーバ装置等で発券された電子チケットを取得することができる。かかる電子チケットでは、チケットとなる情報を携帯端末に表示し、当該情報を会場入口に設置された読み取り機に読み取らせることで会場に入場したりすることができる。
しかしながら、電子チケットの購入には、ユーザ登録や購入画面操作等の作業が必要となるため、携帯端末の操作に不慣れなユーザにとって煩雑であるという問題がある。また、紙チケットにおいても、記念品として保存する等のニーズがあるため、紙チケットと電子チケットとを選択的に発券することが可能な発券装置が望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、紙チケットと電子チケットとを選択的に発券することが可能な発券装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の発券装置は、発券用のデータを印刷する印刷手段と、前記データを電子的な出力方法を用いて出力する出力手段と、前記データの発券方法として、前記印刷又は前記出力の何れか一方の選択を受け付ける受付手段と、前記印刷手段及び前記出力手段を制御し、前記受付手段が受け付けた発券方法で前記データを出力させる制御手段と、を備える。
図1は、実施形態に係るチケット発券システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るPOS端末の外観構成の一例を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係るPOS端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るチケットプリンタのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る顧客端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るPOS端末及びチケットプリンタの機能構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る発券方法選択画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係るチケット画面の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る読取確認画面の一例を示す図である。 図10は、実施形態のPOS端末及びチケットプリンタで実行されるチケット発券処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る発券装置及びプログラムを詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、チケット発券システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、チケット発券システム1は、POS端末10と、チケットプリンタ20と、顧客端末30とを有する。
POS端末10とチケットプリンタ20とは、LAN(Local Area Network)等のネットワークN1を介して通信可能に接続される。また、POS端末10は、ネットワークN1に接続された通信機器等を介して、チケット販売会社のサーバ装置(図示せず)と通信することが可能となっている。なお、チケット発券システムの構成は、図1の例に限らないものとする。例えば、POS端末10とチケットプリンタ20とは、有線又は無線により直接接続される構成であってもよい。また、1台のチケットプリンタ20に対し、複数のPOS端末10が接続される構成であってもよい。
POS端末10は、店員等のオペレータの操作に応じて、顧客が購入する商品又はチケットの登録や決済に係る処理を実行する。
チケットプリンタ20は、発券装置の一例である。チケットプリンタ20は、例えば各種のチケットを発券するための印刷装置であり、POS端末10から送信される発券用のデータ(チケット情報)に基づいて、チケットの発券を行う。
顧客端末30は、顧客が所持する携帯型の端末装置である。例えば、顧客端末30は、撮像機能を有したスマートフォン、タブレット端末等を用いることができる。本実施係蹄では、顧客端末30は、チケットプリンタ20で発券されたチケットを電子的に取得するのに用いられる。
図2は、POS端末10の外観構成の一例を示す斜視図である。POS端末10は、ドロワ11の上に載置されており、ドロワ11の引出12の開放動作を制御することができる。ドロワ11は、客から受領した現金や、釣銭等に使用する現金を収納する。なお、POS端末10は、ドロワ11に代えて、又はドロワ11と共に自動釣銭機を備えていてもよい。POS端末10の本体ハウジング13は、上面右側にキーボード14と第1表示部15とを備える。
キーボード14は、POS端末10を操作する各種キーを備える。キーボード14は、例えば、置数キーや、一取引の締め処理を指示するための締めキー、チケットの販売を行うためのチケット販売キー等を備える。
第1表示部15は、表示面上にタッチパネルが積層されたタッチパネルディスプレイである。第1表示部15は、例えば、店員等のオペレータが主に見る画面を表示する。本体ハウジング13は、上面後方には、第2表示部16を備える。第2表示部16は、表示面上にタッチパネルが積層されたタッチパネルディスプレイである。第2表示部16は、例えば、顧客が主に見る画面を表示する。
POS端末10は、本体ハウジング13の上面左側にレシート印刷部17を備える。レシート印刷部17は、取引単位のレシート等を用紙に印字するプリンタである。また、POS端末10は、手持ち式のスキャナ装置18を備える。スキャナ装置18は、商品に付されたコードシンボルから、当該商品を識別可能な商品コードを読み取る。
図3は、POS端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。POS端末10は、制御部101、記憶部102、通信部103、キーボード14、第1表示部15、第2表示部16、レシート印刷部17及びスキャナ装置18を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のコンピュータ構成を有する。制御部101は、POS端末10の各部を統括的に制御する。
記憶部102は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部102は、制御部101のプロセッサが実行可能なプログラムや各種の設定情報を記憶する。また、記憶部104は、商品に関する情報が格納された商品マスタ(図示せず)を記憶する。商品マスタは、店舗で販売される各商品を識別可能な商品コードに関連付けて、当該商品の商品名や単価、種別等の商品情報を記憶する。
通信部103は、ネットワークN1に接続された各機器と通信を行うための通信インタフェースである。通信部103は、制御部101の制御の下、ネットワークN1に接続されたチケットプリンタ20等との間で各種データの授受を行う。
図4は、チケットプリンタ20のハードウェア構成の一例を示す図である。チケットプリンタ20は、制御部201、記憶部202、通信部203、近距離通信部204、操作部205、表示部206及びチケット印刷部207を備える。
制御部201は、CPU等のプロセッサ、ROM及びRAM等のコンピュータ構成を有する。制御部201は、チケットプリンタ20の各部を統括的に制御する。
記憶部202は、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部202は、制御部201のプロセッサが実行可能なプログラムや各種の設定情報を記憶する。
通信部203は、ネットワークN1に接続された各機器と通信を行うための通信インタフェースである。通信部203は、制御部201の制御の下、ネットワークN1に接続されたPOS端末10等との間で各種データの授受を行う。
近距離通信部204は、NFC(Near Field Communication)、BlueTooth(登録商標)等の近距離無線通信用の通信規格に対応した通信インタフェースである。近距離通信部204は、制御部201の制御の下、例えば顧客端末30との間で各種データの授受を行う。
操作部205は、各種操作の入力を行うものであり、キーボードやタッチパネル等の入力装置で実現することができる。表示部206は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイ等の表示装置で実現することができる。
チケット印刷部207は、紙媒体のチケット用紙にチケット情報を印字するためのプリンタ装置である。具体的には、チケット印刷部207は、チケットプリンタ20内に保持されたチケット用紙(例えば、ロール紙)を搬送するための搬送機構を有し、搬送したチケット用紙の表面にPOS端末10から送信されるチケット情報を印刷する。そしてチケット印刷部207は、チケット情報を印刷したチケット用紙を発券口21(図1参照)から出力することで、1枚のチケットが発券される。以下、チケット情報を印刷したチケット用紙を「紙チケット」ともいう。
図5は、顧客端末30のハードウェア構成の一例を示す図である。顧客端末30は、制御部301、記憶部302、通信部303、近距離通信部304、操作部305、表示部306及び撮像部307を備える。
制御部301は、CPU等のプロセッサ、ROM及びRAM等のコンピュータ構成を有する。制御部301は、顧客端末30の各部を統括的に制御する。
記憶部302は、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部302は、制御部301のプロセッサが実行可能なプログラムや各種の設定情報を記憶する。
通信部303は、ネットワークN1等の通信網に接続することが可能な通信インタフェースである。通信部303は、制御部301の制御の下、通信網に接続された機器との間で各種データの授受を行う。
近距離通信部304は、NFC、BlueTooth(登録商標)等の近距離無線通信用の通信規格に対応した通信インタフェースである。近距離通信部304は、制御部301の制御の下、例えばチケットプリンタ20との間で各種データの授受を行う。
操作部305は、各種操作の入力を行うものであり、キーボードやタッチパネル等の入力装置で実現することができる。表示部306は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイ等の表示装置で実現することができる。
撮像部307は、CCD(Charge-Coupled Device)、CMOS(Complementary MOS)等の撮像素子を有する撮像装置であり、撮像によって得られた画像データを制御部301に出力する。本実施形態では、撮像部307は、チケットプリンタ20の表示部206に表示されるチケット情報(コードシンボルG21)の撮像に用いられる。なお、撮像部307は、顧客端末30に外付けされる構成としてもよい。
次に、図6を参照して、POS端末10及びチケットプリンタ20のチケット発券に係る機能構成について説明する。図6は、POS端末10及びチケットプリンタ20の機能構成の一例を示す図である。
図6に示すように、POS端末10は、チケット販売処理部111を機能部として備える。チケット販売処理部111は、制御部101(プロセッサ)と記憶部102に記憶されたプログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよいし、制御部101のプロセッサ等に搭載された専用回路等により実現されるハードウェア構成であってもよい。
チケット販売処理部111は、チケットの販売に係る処理を実行する。例えば、チケット販売処理部111は、チケット販売キーの操作を受け付けると、販売対象の各チケットを選択可能に表した画面(以下、チケット選択画面)を第2表示部16に表示させる。この場合、チケットを購入する顧客は、第2表示部16に表示されたチケット選択画面を見て、自ら操作しながら希望するチケットを探し出す。そして、希望するチケットが見つかった場合は、顧客はそのチケットを選択する。
チケット販売処理部111は、チケットの選択を受け付けると、そのチケットの発券方法を選択させるための画面(以下、発券方法選択画面)を第2表示部16に表示させる。
図7は、発券方法選択画面の一例を示す図である。図7に示すように、発券方法選択画面G1には発券方法を指示するための操作子として、用紙発券ボタンG11と、電子発券ボタンG12とが表示される。用紙発券ボタンG11は、紙チケットの発券を指示するための操作子である。また、電子発券ボタンG12は、電子的な出力方法でチケットを発券することを指示ための操作子である。本実施形態では、電子的な出力方法として、チケット情報を表すコードシンボルを表示(出力)する例について説明する。以下、電子的に出力されたチケット情報を「電子チケット」ともいう。
チケットを購入する顧客は、第2表示部16に表示された発券方法選択画面G1を見て、発券方法を選択する。例えば、紙チケットで発券を希望する場合には、用紙発券ボタンG11を選択する。また、例えば、電子チケットで発券を希望する場合に、電子発券ボタンG12を選択する。なお、本実施形態では、発券方法選択画面G1を第2表示部16に表示する構成としたが、第1表示部15に発券方法選択画面G1を表示する構成としてもよい。この場合、オペレータは、チケットの発券方法を顧客に確認することで、顧客が希望する発券方法を発券方法選択画面G1から選択する。
発券方法が選択されると、チケット販売処理部111は、選択されたチケットの精算処理を実行する。そして、チケット販売処理部111は、精算処理が完了すると、顧客が購入したチケットのチケット情報と、選択された発券方法を指示する発券方法情報とをチケットプリンタ20に送信する。
ここで、チケット情報は、発券用のデータの一例であり、映画やコンサート等のイベントの入場の際に必要となるものである。チケット情報は、例えばイベントの内容、日時、場所、人数等を含む。また、顧客が座席を指定した場合には、チケット情報は、指定された座席の座席番号等を含む。また、チケット情報は、チケット販売会社の連絡先やイベント配給会社の連絡先、イベントのロゴマーク等の情報を含んでもよい。
一方、チケットプリンタ20は、図6に示すように、印刷処理部211と、出力処理部212と、発券制御部213とを機能部として備える。これの機能部は、制御部201(プロセッサ)と記憶部202に記憶されたプログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよいし、制御部201のプロセッサ等に搭載された専用回路等により実現されるハードウェア構成であってもよい。
印刷処理部211は、印刷手段の一例である。印刷処理部211は、発券制御部213の制御の下、チケット印刷部207を制御することで紙チケットの印刷(発券)を行う。出力処理部212は、出力手段の一例である。印刷処理部211は、発券制御部213の制御の下、表示部206や近距離通信部204を制御することで、チケット情報を電子的に出力(発券)する。
発券制御部213は、制御手段の一例である。発券制御部213は、POS端末10から送信されるチケット情報及び発券方法情報に基づいて、チケット情報の発券を制御する。
例えば、発券方法情報で指示された発券方法が紙チケットの場合、発券制御部213は、印刷による発券が選択されたと判定する。この場合、発券制御部213は、印刷処理部211を制御し、チケット情報に基づいた紙チケットをチケット印刷部207から出力させる。
また、例えば、発券方法情報で指示された発券方法が電子チケットの場合、発券制御部213は、表示による発券が選択されたと判定する。この場合、発券制御部213は、チケット情報をコードシンボルにコード化する。そして、発券制御部213は、出力処理部212を制御し、コードシンボルを含むチケット画面を表示部206に表示させる。
図8は、チケット画面の一例を示す図である。図8に示すように、チケット画面G2には、コード化されたチケット情報であるコードシンボルG21が表示される。
チケットを購入した顧客は、顧客端末30の撮像部307を用いて、チケット画面G2に表されたコードシンボルG21を撮像することで、チケット情報を電子的に取得することができる。具体的には、顧客端末30(制御部301)は、撮像されたコードシンボルG21をデコードすることでチケット情報を取得する。
このように、チケットプリンタ20では、コードシンボルG21にコード化したチケット情報を表示部206に表示させるため、顧客端末30の顧客は煩雑な手続きを行うことなく、撮像によって電子チケット(チケット情報)の取得を容易に行うことができる。なお、顧客端末30(制御部301)は、デコードしたチケット情報を表示部306に表示させてもよいし、コードシンボルG21をそのまま表示部306に表示させてもよい。例えば、イベント会場への入場時にコードシンボルG21が必要となるような場合、顧客端末30(制御部301)は、操作部305を介した操作に応じて、コードシンボルG21を表示部306に表示させてもよい。
また、チケット画面G2には、コードシンボルG21の読取完了(取得完了)を指示するための操作子として読取完了ボタンG22が設けられている。顧客は、コードシンボルの撮像が完了すると、読取完了ボタンG22を操作することで、コードシンボルG21の読取完了をチケットプリンタ20に指示する。発券制御部213は、読取完了ボタンG22の操作を受け付けると、電子チケットの読取完了が指示されたと判断し、チケット画面G2を消去、つまりコードシンボルG21の表示を停止する。
また、発券制御部213は、電子チケットの読取完了が指示されたと判断した場合、POS端末10に対し、チケットの発券が完了したことを通知してもよい。この場合、例えば、発券制御部213は、POS端末10のチケット販売処理部111と協働することで、POS端末10の第1表示部15に、チケットの発券が完了したことを報知するメッセージ等を表示させてもよい。
なお、読取完了の指示方法は、読取完了ボタンG22の操作に限らないものとする。例えば、顧客端末30(制御部301)は、コードシンボルG21の取得又はデコードが完了すると、近距離通信部304と協働することで、チケットプリンタ20に対し読取完了を指示する信号を送信してもよい。この場合、発券制御部213は、チケットプリンタ20と近距離無線通信を確立するための設定情報等をコードシンボルG21に含めることで、顧客端末30との通信を支援してもよい。そして、出力処理部212は、近距離通信部204が読取完了の指示信号を受信すると、電子チケットの読取完了が指示されたと判断し、コードシンボルの表示を停止する。
このように、チケットプリンタ20では、取得完了が指示されたことを条件にコードシンボルG21の表示を停止するため、コードシンボルG21(電子チケット)が不用意に表示され続けることを防ぐことができる。これにより、チケットを購入した顧客以外の第三者によりコードシンボルG21が撮像されてしまうような状況を抑止することができるため、チケットの発券に係るセキュリティの向上を図ることができる。
また、コードシンボルG21の表示タイミングについても、顧客端末30からの指示に応じて、表示を開始する形態としてもよい。この場合、例えば、チケットプリンタ20の発券制御部213は、チケット画面G2の表示に先駆けて、コードシンボルG21を取得する準備が完了したことを確認するための画面(以下、読取確認画面)を表示部206に表示させてもよい。
図9は、読取確認画面の一例を示す図である。図9に示すように、読取確認画面G3には、コードシンボルG21の読取(取得)準備が完了したことを指示するための操作子として、読取準備完了ボタンG31が設けられている。
チケットを購入した顧客は、アプリケーション等を起動することで撮像部307による撮像が可能になると、読取準備完了ボタンG31を操作し、コードシンボルG21の読取準備が完了したことをチケットプリンタ20に指示する。チケットプリンタ20の出力処理部212は、読取準備完了ボタンG31の操作を受け付けると、コードシンボルG21の読取準備完了が指示されたと判断し、読取確認画面G3に代えてチケット画面G2を表示させる。
このように、チケットプリンタ20では、読取準備の完了が指示されたことを条件にコードシンボルG21を表示するため、コードシンボルG21(電子チケット)が不用意に表示されてしまうことを防ぐことができる。これにより、チケットを購入した顧客以外の第三者によりコードシンボルG21が撮像されてしまうような状況を抑止することができるため、チケットの発券に係るセキュリティの向上を図ることができる。
以下、POS端末10及びチケットプリンタ20で実行されるチケット発券処理について説明する。ここで、図10は、POS端末10及びチケットプリンタ20で実行されるチケット発券処理の一例を示すフローチャートである。
まず、POS端末10のチケット販売処理部111は、チケット販売ボタンの操作を受け付けると、購入対象のチケットを選択させるためのチケット選択画面を第2表示部16に表示させる(ステップS11)。
続いて、チケット販売処理部111は、チケット選択画面から購入対象のチケットの選択を受け付けると(ステップS12)、チケットの発券方法を選択させるための発券方法選択画面G1を第2表示部16に表示させる(ステップS13)。次いで、チケット販売処理部111は、発券方法選択画面G1に基づき、発券方法の選択を受け付けると(ステップS14)、ステップS13で選択を受け付けたチケットの精算処理を実行する(ステップS15)。
精算処理が完了すると、チケット販売処理部111は、ステップS12で選択を受け付けたチケットのチケット情報と、ステップS14で選択を受け付けた発券方法を指示する発券方法情報とをチケットプリンタ20に送信する(ステップS16)。なお、本処理では、発券方法の選択後に精算処理を実行する構成としたが、精算処理の実行後に発券方法を選択させる構成としてもよい。
一方、チケットプリンタ20の発券制御部213は、POS端末10からチケット情報及び発券方法情報を受け付けると、その発券方法情報で指示された発券方法を判定する(ステップS21)。
ここで、発券方法が紙チケットの場合、発券制御部213は、チケットの発券方法として印刷による発券が選択されたと判定する(ステップS21;Yes)。この場合、発券制御部213は、印刷処理部211を制御することで、チケット情報に基づいた紙チケットをチケット印刷部207から発券させ(ステップS22)、ステップS29に移行する。
また、発券方法が電子チケットの場合、発券制御部213は、チケットの発券方法として表示による発券が選択されたと判定する(ステップS21;No)。この場合、発券制御部213は、チケット情報に基づいてコードシンボルを生成する(ステップS23)。次いで、発券制御部213は、読取確認画面G3を表示部206に表示させると(ステップS24)、読取準備の完了が指示されるまで待機する(ステップS25;No)。
ここで、読取準備完了の指示を受け付けると(ステップS25;Yes)、発券制御部213は、出力処理部212を制御することで、ステップS23で生成したコードシンボルG21を含むチケット画面G2を表示部206にさせる(ステップS26)。
続いて、発券制御部213は、コードシンボルの読取完了が指示されるまで待機し(ステップS27;No)、読取完了の指示を受け付けると(ステップS27;Yes)、表示部206に表示されたチケット画面G2を消去させる(ステップS28)。次いで、発券制御部213は、発券完了をPOS端末10に通知する(ステップS29)。
POS端末10のチケット販売処理部111は、チケットプリンタ20から発券完了の通知を受け付けると、発券が完了したことを報知する画面を第1表示部15に表示させ(ステップS17)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態のチケットプリンタ20は、チケット情報の発券方法として、印刷又は表示の何れか一方の選択を受け付けると、印刷処理部211又は出力処理部212を制御し、受け付けた発券方法でチケット情報を出力させる。これにより、チケットプリンタ20は、紙チケットと電子チケットとを選択的に発券することができるため、チケットの発券に係る利便性を向上させることができる。
以上、発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加、組合せ等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、チケット情報の電子的な出力方法として、表示部206に表示する形態を説明したが、これに限らないものとする。例えば、チケット情報の電子的な出力方法として、近距離無線通信を用いて出力する形態としてもよい。この場合、チケットプリンタ20の出力処理部212は、近距離通信部204と協働することで、近距離無線通信が確立した顧客端末30(近距離通信部304)に対しチケット情報を送信する。また、発券制御部213は、チケット情報を電子チケットで発券する場合、出力処理部212を制御することで、近距離無線通信でチケット情報を送信(出力)させる。
このように、チケットプリンタ20では、近距離無線通信によってチケット情報を顧客端末30に送信することができるため、顧客端末30の顧客は煩雑な手続きを行うことなく、電子チケット(チケット情報)の取得を容易に行うことができる。なお、この形態の場合、発券制御部213は、近距離通信部204と近距離通信部304との間で近距離無線通信が確立したことを条件に、チケット情報の取得準備完了の指示を受け付けたと判断してもよい。
また、上記実施形態では、チケットプリンタ20の表示部206にチケット画面G2を表示する形態を説明したが、これに限らず、POS端末10の第2表示部16に表示させてもよい。この場合、チケットプリンタ20の発券制御部213は、POS端末10のチケット販売処理部111と協働することで、POS端末10の第2表示部16にチケット画面G2を表示させる。
また、上記実施形態では、チケットプリンタ20を発券装置としたが、POS端末10及びチケットプリンタ20のシステム、又はPOS端末10とチケットプリンタ20とを一体化した装置を発券装置とする形態としてもよい。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記録媒体に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記録媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記録媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 チケット発券システム
10 POS端末
20 チケットプリンタ
30 顧客端末
111 チケット販売処理部
211 印刷処理部
212 出力処理部
213 発券制御部
特開2013−250660号公報

Claims (6)

  1. 発券用のデータを印刷する印刷手段と、
    前記データを電子的な出力方法を用いて出力する出力手段と、
    前記データの発券方法として、前記印刷又は前記出力の何れか一方の選択を受け付ける受付手段と、
    前記印刷手段及び前記出力手段を制御し、前記受付手段が受け付けた発券方法で前記データを出力させる制御手段と、
    を備える発券装置。
  2. 前記出力手段は、前記データをコード化したコードシンボルを表示する請求項1に記載の発券装置。
  3. 前記出力手段は、前記データを近距離無線通信で送信する請求項1に記載の発券装置。
  4. 前記制御手段は、前記データの出力後、当該データの取得完了の指示を受け付けると、前記データの出力を停止する請求項1〜3の何れか一項に記載の発券装置。
  5. 前記制御手段は、前記データの取得準備完了の指示を受け付けると、前記データの出力を開始する請求項1〜4の何れか一項に記載の発券装置。
  6. 発券装置のコンピュータを、
    発券用のデータを印刷する印刷手段と、
    前記データを電子的な出力方法を用いて出力する出力手段と、
    前記データの発券方法として、前記印刷又は前記出力の何れか一方の選択を受け付ける受付手段と、
    前記印刷手段及び前記出力手段を制御し、前記受付手段が受け付けた発券方法で前記データを出力させる制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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