JP2020092734A5 - - Google Patents
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Description
従来、複数の設定値のうちのいずれかに設定可能であり、設定された設定値にもとづいて遊技者にとって有利な有利状態の制御を実行可能なパチンコ遊技機があった。このようなパチンコ遊技機において、設定値を確認するための設定確認処理では、実行中のメイン処理が全て終了したときにしか次の処理へ移行できなかった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1にあっては、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、実行中の全ての処理が終わるまで待たねばならず、好適に設定確認作業を実行することできないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、好適に設定確認作業を実行することができる遊技機を提供することを目的とする。
(A)本発明に係る遊技機は、前記有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御される確率に関する設定値を設定可能な設定手段(例えば、CPU103が設定値変更処理を実行する部分)と、
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段(例えば、CPU103が設定値確認処理を実行する部分)と、
所定領域(例えば、通過ゲート41)を遊技媒体が通過したことに基づいて、普通識別情報(例えば、普通図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば、CPU103)と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変計時手段(例えば、普図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
前記普通可変表示手段の表示結果が所定表示結果となったときに、遊技媒体が特定領域を通過可能な状態(例えば、開状態)となる普通可変手段(例えば、可変入賞球装置6B)と、
前記普通可変手段が通過可能な状態となる通過可能期間を計時する普通可変計時手段(例えば、電チュー開放時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段(例えば、特図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報の可変表示を行う特別可変表示期間を計時する特別可変表示計時手段(例えば、CPU103)と、を備え、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、普通図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて普図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて普図変動時間タイマの計時を再開させる)、
前記通過可能期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記通過可能期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記通過可能期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、可変入賞球装置6Bが開状態となっているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて電チュー開放時間タイマの有効期間の計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて電チュー開放時間タイマの有効期間の計時を再開させる)、
前記特別可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記特別可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記特別可変表示期間の計時が再開される(例えば、CPU103は、特別図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて特図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて特図変動時間タイマの計時を再開させる)、ことを特徴とする。この特徴によれば、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、好適に設定確認作業を実行することができる。
(1)また本発明に係る他の遊技機は、遊技を行う遊技機(例えば、特徴部48Fに係るパチンコ遊技機)であって、
遊技者にとっての有利度が互いに異なる複数種類の状態(例えば、非確変状態,確変状態)のいずれかに制御する状態制御手段(例えば、CPU103による図5の特別図柄プロセス処理,図10−2参照)と、
遊技者の動作(例えば、裏動作,特定動作)を検出する動作検出手段(例えば、スティックコントローラ31A)と、
前記動作検出手段によって検出される動作(例えば、特定動作)を遊技者に促す促進報知を行う促進報知手段(例えば、演出制御用CPU120により促進報知を実行する処理)と、
前記複数種類の状態のいずれに制御されているかに関わらず、当該複数種類の状態で共通する共通演出を所定期間(例えば、低確高ベース状態または高確高ベース状態の制御期間)に亘って実行する共通演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120により共通演出を実行する処理)と、
前記複数種類の状態のいずれかを示唆する示唆手段(例えば、演出制御用CPU120による図10−4の48FS024で最終変動時示唆演出を実行する処理)とを備え、
前記示唆手段は、前記所定期間のうちの前記共通演出の終了を遊技者が特定可能な特定期間(例えば、リザルト画面が表示される期間であって図10−9のt2〜t4の有効期間)において、前記促進報知が行われることなく前記動作検出手段によって遊技者の動作(例えば、裏動作)が検出されたことに基づいて、当該所定期間における状態を示唆可能であり(例えば、図10−4,図10−9参照)、
さらに、
前記遊技機外部に対して出力する試験信号(試験用信号A〜G等)を生成するための信号生成手段(試験用信号処理等)と、
遊技媒体(遊技球等)の入賞に基づいて遊技媒体を付与する付与手段(CPU103が遊技球(賞球)を払い出す処理等)と、
所定状態における、前記遊技領域に発射された遊技媒体数(通常状態発射球数等)に対する、前記付与手段により付与された遊技媒体数(通常状態賞球数等)の割合(通常状態ベース等)に関する特定情報(通常状態ベース、通常状態ベースを加工したデータ等)を算出する算出手段(表示モニタ処理等)と、
前記算出手段により算出された、前記所定状態における前記特定情報を表示可能な表示手段(表示モニタ207SG029等)とを備え、
前記算出手段は、前記信号生成手段が試験信号のうちの遊技状態を特定可能な試験信号の生成のために用いた情報(試験用フラグA〜G等)に基づいて前記所定状態を特定可能である(図12−2に示すように、試験用フラグA〜Gに基づいて遊技状態が通常状態であるか否かが判定される)。
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段(例えば、CPU103が設定値確認処理を実行する部分)と、
所定領域(例えば、通過ゲート41)を遊技媒体が通過したことに基づいて、普通識別情報(例えば、普通図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(例えば、CPU103)と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変計時手段(例えば、普図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
前記普通可変表示手段の表示結果が所定表示結果となったときに、遊技媒体が特定領域を通過可能な状態(例えば、開状態)となる普通可変手段(例えば、可変入賞球装置6B)と、
前記普通可変手段が通過可能な状態となる通過可能期間を計時する普通可変計時手段(例えば、電チュー開放時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段(例えば、特図変動時間タイマにより計時するCPU103)と、
特別識別情報の可変表示を行う特別可変表示期間を計時する特別可変表示計時手段(例えば、CPU103)と、を備え、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、普通図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて普図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて普図変動時間タイマの計時を再開させる)、
前記通過可能期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記通過可能期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記通過可能期間の計時が再開され(例えば、CPU103は、可変入賞球装置6Bが開状態となっているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて電チュー開放時間タイマの有効期間の計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて電チュー開放時間タイマの有効期間の計時を再開させる)、
前記特別可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記特別可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記特別可変表示期間の計時が再開される(例えば、CPU103は、特別図柄の可変表示が実行されているときに設定確認状態に制御されたことに基づいて特図変動時間タイマの計時を停止させ、設定確認状態が終了したことに基づいて特図変動時間タイマの計時を再開させる)、ことを特徴とする。この特徴によれば、設定確認をすぐに行いたい状況のときに、好適に設定確認作業を実行することができる。
(1)また本発明に係る他の遊技機は、遊技を行う遊技機(例えば、特徴部48Fに係るパチンコ遊技機)であって、
遊技者にとっての有利度が互いに異なる複数種類の状態(例えば、非確変状態,確変状態)のいずれかに制御する状態制御手段(例えば、CPU103による図5の特別図柄プロセス処理,図10−2参照)と、
遊技者の動作(例えば、裏動作,特定動作)を検出する動作検出手段(例えば、スティックコントローラ31A)と、
前記動作検出手段によって検出される動作(例えば、特定動作)を遊技者に促す促進報知を行う促進報知手段(例えば、演出制御用CPU120により促進報知を実行する処理)と、
前記複数種類の状態のいずれに制御されているかに関わらず、当該複数種類の状態で共通する共通演出を所定期間(例えば、低確高ベース状態または高確高ベース状態の制御期間)に亘って実行する共通演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120により共通演出を実行する処理)と、
前記複数種類の状態のいずれかを示唆する示唆手段(例えば、演出制御用CPU120による図10−4の48FS024で最終変動時示唆演出を実行する処理)とを備え、
前記示唆手段は、前記所定期間のうちの前記共通演出の終了を遊技者が特定可能な特定期間(例えば、リザルト画面が表示される期間であって図10−9のt2〜t4の有効期間)において、前記促進報知が行われることなく前記動作検出手段によって遊技者の動作(例えば、裏動作)が検出されたことに基づいて、当該所定期間における状態を示唆可能であり(例えば、図10−4,図10−9参照)、
さらに、
前記遊技機外部に対して出力する試験信号(試験用信号A〜G等)を生成するための信号生成手段(試験用信号処理等)と、
遊技媒体(遊技球等)の入賞に基づいて遊技媒体を付与する付与手段(CPU103が遊技球(賞球)を払い出す処理等)と、
所定状態における、前記遊技領域に発射された遊技媒体数(通常状態発射球数等)に対する、前記付与手段により付与された遊技媒体数(通常状態賞球数等)の割合(通常状態ベース等)に関する特定情報(通常状態ベース、通常状態ベースを加工したデータ等)を算出する算出手段(表示モニタ処理等)と、
前記算出手段により算出された、前記所定状態における前記特定情報を表示可能な表示手段(表示モニタ207SG029等)とを備え、
前記算出手段は、前記信号生成手段が試験信号のうちの遊技状態を特定可能な試験信号の生成のために用いた情報(試験用フラグA〜G等)に基づいて前記所定状態を特定可能である(図12−2に示すように、試験用フラグA〜Gに基づいて遊技状態が通常状態であるか否かが判定される)。
Claims (1)
- 遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御される確率に関する設定値を設定可能な設定手段と、
前記設定手段により設定された設定値を確認可能な設定確認状態に制御可能な設定確認制御手段と、
所定領域を遊技媒体が通過したことに基づいて、普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
普通識別情報の可変表示を行う普通可変表示期間を計時する普通可変表示計時手段と、
前記普通可変表示手段の表示結果が所定表示結果となったときに、遊技媒体が特定領域を通過可能な状態となる普通可変手段と、
前記普通可変手段が通過可能な状態となる通過可能期間を計時する普通可変計時手段と、
特別識別情報の可変表示を行い、可変表示結果を表示可能な特別可変表示手段と、
特別識別情報の可変表示を行う特別可変表示期間を計時する特別可変表示計時手段と、を備え、
前記普通可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記普通可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記普通可変表示期間の計時が再開され、
前記通過可能期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記通過可能期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記通過可能期間の計時が再開され、
前記特別可変表示期間が計時されているときに遊技機への電力供給が停止され、その後に遊技機への電力供給が再開して前記設定確認状態に制御された場合に、該設定確認状態が終了するまで前記特別可変表示期間の計時が中断され、該設定確認状態が終了したときに前記特別可変表示期間の計時が再開される、
ことを特徴とする遊技機。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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