JP2020090236A - 列車位置検出装置及び列車位置検出システム - Google Patents

列車位置検出装置及び列車位置検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】無線式の列車制御システムにおいて、位置不確定列車の位置情報を容易かつ確実に認識することである。【解決手段】列車位置検出装置70は、LCX111〜11nを介して任意の列車12の車上装置20と無線通信を行う地上側の中継機301〜30nの少なくとも1つから、列車12のATC電文200を受信する受信部711〜71nと、受信したATC電文200の受信元の中継機を特定し、特定した中継機の中継機番号をATC電文200に付加する処理部72と、中継機番号が付加されたATC電文210を、地上側で列車の位置情報を管理する無線ATC装置60に送信する送信部73と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、列車位置検出装置及び列車位置検出システムに関する。
従来、列車信号制御システムでは、列車の在線位置を軌道回路やトランスポンダ地上子を用いて把握する方式のATC(Automatic Train Control:自動列車制御)システムが一般的に使われていた。また、車上装置の位置認識を主体に列車制御を行う無線式ATCシステムも知られている。無線式ATCシステムでは、車上装置が主体となって速度発電機と位置補正トランスポンダ(地上子)とで列車の位置を換算する方式となるため、地上の軌道回路を使わない点で設備をスリム化できるメリットがある。
無線式ATCシステムとして、複数のLCX(Leaky Coaxial Cable:漏洩同軸ケーブル)を介して、列車(移動体)の位置情報を当該列車の車上装置(伝送装置)から地上装置(論理回路)へ無線伝送することにより、当該列車の位置を検出する移動体情報検出装置が知られている(特許文献1参照)。
特開昭60−22835号公報
上記のLCXを使用した無線式ATCシステムや空間波を使った無線式ATCシステムは、軌道回路による列車検知の仕組みを持たず、車上装置以外に列車位置を検出する仕組みを持たないため、車両故障や停電などで、地上装置が直前の列車の位置情報を用いてシステム内の列車を安全な間隔で停止させる構成を有する。ただし、位置不確定列車の発生後にATCシステムによる運行を復旧させるには、周囲の列車を安全な区間に退避させることや、当該列車を位置補正トランスポンダ(地上子)の受信位置まで小移動させ、システムに位置を再認識させる手順が必要となり、人間の注意力に委ねた作業が含まれることから、長時間の輸送障害が避けられなかった。
また、列車位置を追跡する別の手段としては、無線式ATCシステムで使用する列車無線基地局単位で通信中の列車位置を特定することが考えられる。しかし、LCXを使用したATCシステムの場合、地上装置から見て、列車無線基地局から先の無線区間(LCX、中継機など)は、1つのアンテナと位置付けられ、列車無線基地局は、どの中継機を介して列車の車上装置から無線受信したのか区別ができず、位置不確定列車が発生した場合の運行の復旧時間が長くなるおそれがあった。
位置不確定列車の車上装置が、当該位置不確定列車の位置情報をLCXの無線電波の強弱に応じて判別する構成も考えられる。LCXは、接続された中継機に近いほど無線電波が強くなることを利用するものである。しかし、無線の受信強度は変動が激しく、周囲環境やわずかな位置の違いなどで大きく変動するため、車上側での列車位置判別が不安定となる。
本発明の課題は、無線式の列車制御システムにおいて、位置不確定列車の位置情報を容易かつ確実に認識することである。
上記課題を解決するために、本発明の列車位置検出装置は、
複数の漏洩ケーブルを介して任意の列車の車上装置と無線通信を行う地上側の複数の中継機の少なくとも1つから、当該列車の電文情報を受信する受信手段と、
前記受信した電文情報の受信元の中継機を特定し、特定した中継機の中継機識別情報を当該電文情報に付加する付加手段と、
前記中継機識別情報が付加された電文情報を、地上側で列車の位置情報を管理する地上側管理装置に送信する送信手段と、を備える。
また、望ましくは、前記付加手段は、前記電文情報の受信元の中継機で通信に使用されたチャネルを特定し、特定したチャネルのチャネル識別情報を当該電文情報に付加する。
また、望ましくは、前記付加手段は、前記受信手段により、隣り合う複数の中継機から同じ電文情報を受信した場合に、当該受信電文情報の受信元の中継機をそれぞれ特定し、特定した中継機の中継機識別情報を当該電文情報にそれぞれ付加し、
前記送信手段は、前記中継機識別情報がそれぞれ付加された複数の電文情報を前記地上側管理装置に送信する。
また、望ましくは、前記電文情報は、対応する列車の識別情報を含む。
また、望ましくは、前記受信手段は、前記地上側管理装置と前記複数の中継機との間の伝送路に接続された複数の接続部を介して、電文情報を受信する。
また、本発明の列車位置検出システムは、前記列車位置検出装置と、電文情報を受信して一旦記憶し、位置不確定列車の発生時に、当該記憶された電文情報を前記地上側管理装置に送信するサーバと、を備え、
前記送信手段は、前記中継機識別情報が付加された電文情報を前記サーバに送信する。
本発明によれば、無線式の列車制御システムにおいて、位置不確定列車の位置情報を容易かつ確実に認識できる。
本発明の実施の形態の列車制御システムと列車位置検出システムとを示すシステム構成図である。 列車、LCX及び中継機を示す構成図である。 車上装置を示すブロック図である。 (a)は、第1のATC電文の構成を示す図である。(b)は、第2のATC電文の構成を示す図である。(c)は、第3のATC電文の構成を示す図である。 上り方向及び下り方向の軌道の区間、LCXを示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図4を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。まず、図1を参照して、本実施の形態の列車制御システム1と列車位置検出システム2とを含む全体構成を説明する。図1は、本実施の形態の列車制御システム1と列車位置検出システム2とを示すシステム構成図である。
図1に示すように、LCXの無線式の列車制御システム1は、軌道10(図2)に沿って敷設された無線信号伝送路兼送受信アンテナとしてのLCX111〜11n(n:任意の自然数)と、中継機301〜30nと、分配・合成部41と、接続部421〜42nと、E/O(Electronic/Optical signal)・O/Eコンバータ431〜43nと、基地局50と、地上側管理装置としての無線ATC装置60と、を備える。列車位置検出システム2は、列車位置検出装置70と、サーバ80と、を備える。
LCX111〜11nは、例えば約1.5[km]程度の距離にわたり、軌道10の両側(上り方向及び下り方向)にそれぞれに設置する。LCX111〜11nを介して送受信する無線信号は送信周波数と受信周波数が異になるように設定する。
中継機301〜30nは、それぞれ、無線信号の接続線を介してLCX111〜11nに接続するとともに、光ファイバF1〜Fnを介してE/O・O/Eコンバータ431〜43nに接続し、E/O・O/Eコンバータ431〜43nと、LCX111〜11nとの間の無線信号の送受信を中継する。すなわち、中継機301〜30nは、E/O・O/Eコンバータ431〜43nから入力されたATC電文100(光信号で変調された無線信号)を無線信号に復調してLCX111〜11nに送信し、LCX111〜11nから入力されたATC電文200(無線信号)を、光信号で変調してE/O・O/Eコンバータ431〜43nに送信する。また、中継機301〜30nは、順に、中継機番号#1〜#nが対応付けられているものとする。
LCX111〜11nが設置されている軌道10の領域には、全体で最大で所定数(例えば最大20車両)の列車12が進入することが想定されている。この中で例えば中継機301の場合、LCX111の領域に進入している一台または複数の列車12との無線信号の送受信を中継する。この無線信号による通信手段は、上り方向及び下り方向の列車のデータ(ATC電文100、ATC電文200)をそれぞれ冗長経路で伝送する必要があるため、複数(例えば4チャネル)のチャネルが用意され、領域内の複数の列車12の車上装置20(図2)とチャネルまたは送信タイミングを異にしてデータの送受信を行うことが可能である。この各チャネルの番号をチャネル番号#1〜#C1(C1:最大のチャネル数(例えば4))とする。中継機302〜30nが中継する無線信号のチャネル数は、中継機301のチャネル数と同様である。
E/O・O/Eコンバータ431〜43nは、それぞれ、光ファイバF1〜Fnを介して中継機301〜30nに接続するとともに、無線信号の接続線及び接続部421〜42nを介して分配・合成部41に接続し、中継機301〜30nと、分配・合成部41との間の無線信号を光信号で変調または光信号から復調して、送受信を中継する。具体的には、E/O・O/Eコンバータ431〜43nは、中継機301〜30nから受信した光信号で変調された無線信号を無線信号に復調して分配・合成部41に送信し、分配・合成部41から受信した無線信号を光信号で変調して中継機301〜30nに送信する。列車制御システム1の伝送路は、後述する通信ネットワークNと、無線ATC装置60から基地局50の区間とを除いて、無線信号を伝送する伝送路となる。
分配・合成部41は、基地局50からのATC電文100(無線信号)を受信し、分配してE/O・O/Eコンバータ431〜43nに送信し、E/O・O/Eコンバータ431〜43nからの接続部421〜42nを介した中継機ごとのATC電文200(無線信号)を受信し、基地局50に送信する。
基地局50は、中継機301〜30nを介して列車12の車上装置20と無線ATC装置60との間で送受信される信号を中継する列車無線基地局である。基地局50は、無線ATC装置60からのATC電文100を無線信号に変調して分配・合成部41に送信する送信部51と、分配・合成部41からのATC電文200(無線信号)を復調して無線ATC装置60に送信する受信部52と、を有する。図1では、1つの基地局50を代表して示しているが、実際には、基地局50が例えば30[km]ごとに複数設けられ、各基地局50が、複数のLCXなどを介して列車12とのデータ送受信を行い、無線ATC装置60に接続されている。
無線ATC装置60は、所定駅の機器室などに設置され、列車停止位置の算出や車上からの列車位置情報等を管理する論理装置である。無線ATC装置60は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)等の演算処理装置や、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のデータ記憶装置、通信装置などから構成される。無線ATC装置60は、列車12の車上装置20を制御するためのATC電文100を生成して基地局50に送信し、列車12の位置情報などを含むATC電文200を基地局50から受信する。
列車位置検出装置70は、接続部421〜42nに接続され、接続部421〜42nを介して入力されたATC電文200(無線信号)を復調し、中継機301〜30nなどの情報を付加してATC電文210としてサーバ80に送信する装置である。列車位置検出装置70は、受信部711〜71nと、付加手段としての処理部72と、送信手段としての送信部73と、を備える。
受信部711〜71nは、それぞれ、接続部421〜42nに接続され、E/O・O/Eコンバータ431〜43nからのATC電文200(無線信号)をそれぞれ復調して処理部72に出力する。処理部72は、受信部711〜71nから入力されたATC電文200に送信元の中継機301〜30nの中継機番号及びチャネル番号を付加しATC電文210として送信部73に出力する。送信部73は、処理部72から入力されたATC電文210をサーバ80に送信する(サーバ80を介して無線ATC装置60に送信する)。
サーバ80は、列車位置検出装置70から送信されたATC電文210を受信して一旦記憶し、通信ネットワークNを介して無線ATC装置60に適宜送信する在線管理サーバ装置である。サーバ80は、例えば、CPUと、RAMと、HDD等の不揮発性のデータ記憶部と、通信部とを備える。通信ネットワークNは、例えば、専用線などとする。
つぎに、図2を参照して、列車12の車上装置20と、LCX111〜11nとの通信部分を説明する。図2は、列車12、LCX11n,11(n−1)及び中継機30nを示す構成図である。
図2に示すように、車上装置20は、軌道10上を走行する列車12に搭載されている。ここでは、LCX111〜11nのうちのLCX11nと車上装置20との無線通信を主として説明するが、他のLCXにおける無線通信も同様である。
中継機30nは、LCX11nを介して列車12の車上装置20との間で無線により情報の送受信を行う地上側の設備となる。中継機30nは、無線ATC装置60で生成されE/O・O/Eコンバータ43nから送信されたATC電文100(光信号で変調された無線信号)を無線信号に復調し、LCX11nを介して、車上装置20に無線送信し、車上装置20から無線送信され、LCX11nを介して受信したATC電文200(無線信号)を光信号で変調し、E/O・O/Eコンバータ43nなどを介して無線ATC装置60へ送信する。
車上装置20は、LCX111〜11nとの間で無線によるデータの送受信を行う無線通信部(移動局)21、受信した情報を処理したり自列車の位置などの情報を送信するための処理及び車上側システムの制御を行うATC車上制御装置22、ディスクブレーキなどを制御するブレーキ制御装置23などを備える。なお、図示しないが、ATC車上制御装置22は、速度照査パターンを記憶した記憶装置を備えており、停止位置情報(制御情報)を受信すると記憶装置から速度照査パターンを読み出し、速度照査パターンとそのときの列車の位置や走行速度に基づいて許容速度を算出し列車速度と比較しながら最適なブレーキ力を算出しブレーキ制御装置23へ制御信号を出力するように構成されている。
無線ATC装置60には、列車ダイヤなどの情報を記憶し走行中の全列車の位置を把握し列車の運行を管理するサーバや該サーバに接続された指令用端末などからなる列車運行管理システム(図示略)が伝送路もしくは通信網を介して接続されている。
なお、上記列車運行管理システムとしては、在来線や新幹線(登録商標)等で既に導入されているシステムを利用することができる。また、列車運行管理システムは、駅ごとに設置され駅ごとの情報を集積する駅装置と、各駅装置からの情報を集積する中央装置等で構成される。駅装置は軌道回路等から列車の在線情報を取得しており、中央装置は各駅装置からの情報を集積することで線区全体の在線状況を把握しているので、列車運行管理システムはリアルタイム性のある列車位置情報を取得して指令用端末に表示することができる。
ついで、図3を参照して、車上装置20の詳細な装置構成を説明する。図3は、車上装置20を示すブロック図である。
図3に示すように、車上装置20は、無線通信部(移動局)21と、ATC車上制御装置22と、ブレーキ制御装置23と、軌道10上に設置されている地上子との間でデータの送受信を行う車上子24aを備えた送受信器(以下、車上子と略す)24と、車軸に設けられた速度発電機25と、列車無線通話器26と、を有する。無線通信部(移動局)21は、ATC電文200などの送信データを無線信号で変調したりアンテナATで受信したATC電文100(無線信号)を復調したりする変復調部21A、及び無線フレームに多重化されたATC電文100などの受信データのチャネル毎の分離や、チャネル毎の送信データを無線フレームに多重化する分離・合成部21Bを備える。
分離・合成部21Bは、無線フレームに多重化された受信データに含まれる通話音声データと制御データ(停止位置情報や臨時速度制限情報等)を分離したり、送信側の通話音声データと列車位置データなどのデータを無線フレームに多重化したりする機能を備え、分離・合成部21Bで分離された通話音声データは、乗務員席に設けられている列車無線通話器26へ伝送される。
ATC車上制御装置22は、速度発電機25からの信号に基づいて車軸回転数と車輪径との積から走行距離を算出して自列車の位置を演算するとともに、地上子を通過する際に車上子24aによって受信した情報に基づいて自列車の位置を修正する機能を備える。そして、自列車の位置情報は、ATC電文200として、無線通信部(移動局)21によって無線ATC装置60へ送信される。車上子24aが地上子から受信する情報は、地上子自身の設置位置情報(キロ程)や指定区間の残距離でも良いし、地上子の識別コードでも良い。受信する情報が地上子の識別コードの場合には、地上子の識別コードと設置位置情報との対応表を車上の記憶装置に予め格納しておいて、この対応表を参照することで自列車の位置を修正することができる。
また、ATC車上制御装置22は、CPU等の演算処理装置や、ROMやRAM等のデータ記憶装置などから構成されており、受信したATC電文100に含まれる停止位置情報や臨時速度制限情報を用いてデータ記憶装置から速度照査パターンを読み出し、速度照査パターンと自列車の速度情報、自列車位置情報を比較しながらブレーキ制御信号を生成する。なお、図示しないが、ATC車上制御装置22には、運転席のブレーキノッチからの信号も入力され、ブレーキノッチ信号に応じたブレーキ力を算出しブレーキ制御装置23へ制御信号を出力する。
ついで、図4及び図5を参照して、列車制御システム1及び列車位置検出システム2の動作を説明する。図4(a)は、ATC電文100の構成を示す図である。図4(b)は、ATC電文200の構成を示す図である。図4(c)は、ATC電文210の構成を示す図である。図5は、上り方向及び下り方向の軌道10の区間10(m−1)〜10(m+1)、LCX11(m−1)〜11(m+1)を示す図である。
列車制御システム1において、無線ATC装置60は、ATC電文100を生成して、基地局50で無線信号に変調後、分配・合成部41に送信する。図4(a)に示すように、ATC電文100は、ヘッダ部101と、本文部102と、を有する。ヘッダ部101は、制御対象の列車12を識別する列車IDなどを含む。本文部102は、ヘッダ部101の列車IDに対応する列車12の車上装置20の制御内容を示す制御データ(停止位置情報や臨時速度制限情報等)などを含む。
分配・合成部41は、基地局50から受信したATC電文100(無線信号)を全ての中継機301〜30n用に分配して、E/O・O/Eコンバータ431〜43n、中継機301〜30nそれぞれを介して、LCX111〜11nに送信する。LCX111〜11nは、受信したATC電文100(無線信号)を無線送信する。無線送信されたLCX111〜11nのいずれか1つに対応する軌道10に列車12が在線する場合に、その列車12の車上装置20の無線通信部21は、無線送信されたATC電文100(無線信号)を受信する。
分離・合成部21Bは、アンテナATで受信され変復調部21Aで復調されたATC電文100をATC車上制御装置22に送信し、ATC車上制御装置22はATC電文1000のヘッダ部101の列車IDが自列車に対応するか否かを判別し、自列車に対応する場合に、本文部102の制御データに応じて、ブレーキ制御装置23を制御する。
また、車上装置20において、ATC車上制御装置22は、車上子24及び速度発電機25を用いて自列車の位置情報を算出及び修正し、当該自列車の位置情報を含むATC電文200を生成する。図4(b)に示すように、ATC電文200は、ヘッダ部201と、本文部202と、を有する。ヘッダ部201は、自列車の列車IDなどを含む。本文部202は、ヘッダ部201の列車IDの列車(自列車)の位置情報などを含む。
図2に示すように、列車12の車上装置20が、LCX11nのみと無線通信を行う区間に在線する場合には、中継機30nのみがLCX11nを介してATC電文200(無線信号)を車上装置20から受信する。中継機30nは、受信したATC電文200(無線信号)を、E/O・O/Eコンバータ43n、接続部42nを介して分配・合成部41に送信する。分配・合成部41は、基地局50を介して、ATC電文200を無線ATC装置60に送信する。無線ATC装置60は、ATC電文200を受信して自機のデータ記憶部に記憶する。
このとき、列車位置検出装置70の受信部71nは、接続部42nを介して、ATC電文200(無線信号)をE/O・O/Eコンバータ43nから受信し、復調後、多重化された無線フレームを処理部72に出力する。処理部72は多重化された無線フレームの当該チャネルからATC電文200を分離し、受信部(受信部71n)に対応する中継機番号とチャネル番号からATC電文210を生成する。送信部73は、ATC電文210をサーバ80に送信する。
図4(c)に示すように、ATC電文210は、ATC電文200(ヘッダ部201、本文部202)と、ヘッダ部211と、を有する。ヘッダ部211は、ATC電文200の送信元の中継機の中継機番号及びATC電文200が無線送信されたチャネルのチャネル番号などを含む。処理部72は、入力されたATC電文200を受信した受信部71nに対応する中継機番号#nと、ATC電文200が含まれていた無線フレーム内のチャネル番号(例えばチャネル番号#N)を含むヘッダ部211を生成して当該ATC電文200に付加して、ATC電文210を生成する。
サーバ80は、ATC電文210を列車位置検出装置70から受信して自機のデータ記憶部に記憶する。列車12の車上装置20において、車両故障や停電などで再起動が発生した場合に、当該列車12のATC電文200の本文部202の列車の位置情報は、不確定な情報となり、当該列車12が位置不確定列車となる。無線ATC装置60は、位置不確定列車が発生すると、当該位置不確定列車の列車IDをヘッダ部201に含むATC電文210をサーバ80に要求する。サーバ80は、要求されたATC電文210を自機のデータ記憶部から読み出して、通信ネットワークNを介して無線ATC装置60に送信する。このため、無線ATC装置60は、位置不確定列車についても、対応するATC電文210のヘッダ部211の中継機番号から、だいたいの列車の位置(ここでは、中継機30nに対応する軌道10の位置)を認識でき、ヘッダ部211のチャネル番号から、その無線通信で使用しているチャネルを認識できる。
図1に示すように、列車12の車上装置20が、LCX11nに対応する軌道10上の区間と、LCX11(n−1)に対応する区間との中間位置に在線する場合、車上装置20が送信したATC電文200(無線信号)はLCX11n,11(n−1)の両方を介して、中継機30n,30(n−1)でそれぞれ受信する。2つのATC電文200(無線信号)は、同じ内容の無線信号であり、それぞれ、中継機30n,30(n−1)から、E/O・O/Eコンバータ43n,43(n−1)、接続部42n,42(n−1)、分配・合成部41に送信される。分配・合成部41では2つのATC電文200(無線信号)を合成するが、同じ内容の無線信号であるため、合成後はATC電文200(無線信号)がひとつの無線信号となり基地局50で復調後、無線ATC装置60に送信される。
これとともに、2つのATC電文200は、接続部42n,42(n−1)から、列車位置検出装置70に送信され、受信部71n,71(n−1)により受信される。処理部72は、2つのATC電文200をいずれも採用する。処理部72は、受信部71nにより復調されたATC電文200に基づき、中継機30nに対応する中継機番号#n及びチャネル番号(例えば#N)を含むヘッダ部211を有するATC電文210と、受信部71(n−1)により復調されたATC電文200に基づき、中継機30(n−1)に対応する中継機番号#(n−1)及びチャネル番号(例えば#N)を含むヘッダ部211を有するATC電文210と、を生成する。位置不確定列車が発生し、当該位置不確定列車に対応して、中継機30n,30(n−1)に応じたATC電文210が生成されている場合に、無線ATC装置60は、サーバ80から受信する中継機30n,30(n−1)に応じた2つのATC電文210のヘッダ部211に応じて、当該位置不確定列車の位置が、中継機30n付近、つまりLCX11n,11(n−1)の境界付近であることを認識できる。
また、図5に示すように、列車12の上り方向及び下り方向の軌道10に沿ってLCX11(m−1)〜11(m+1)(m;nより小さい整数)が設けられている場所を考える。軌道10のうち、LCX11(m−1)〜11(m+1)に対応する区間を、区間10(m−1)〜10(m+1)とする。軌道10の各区間は、例えば1.5[km]の長さとする。
ここで、位置不確定列車の列車12が発生し、当該位置不確定列車の列車12の車上装置20がLCX11mに対応する区間10mに位置する場合を考える。車上装置20が、LCX11mを介して無線通信が可能であるので、無線ATC装置60は、中継機30m、分配・合成部41、基地局50などを介してATC電文200を受信し、これと並行して列車位置検出装置70で生成された当該位置不確定列車の列車12のATC電文210をサーバ80に要求して受信する。
無線ATC装置60は、受信したATC電文210だけでは、位置不確定列車の列車12が、上り方向を走行して区間10mに在線していたのか、下り方向を走行して区間10mに在線していたのか、判別できない。そこで、無線ATC装置60は、受信したATC電文210のヘッダ部201に含まれる列車IDを取得し、取得した列車IDに対応する区間10mに進入直前の防護区間(例えば、2[km])に在線時の列車12の位置情報を自機のデータ記憶部から取得する。区間10mに対応する上り方向の防護区間をPZm1とし、区間10mに対応する下り方向の防護区間をPZm2とする。無線ATC装置60は、位置不確定列車の列車12の進入直前の位置情報が防護区間PZm1、PZm2のどちらにあるかによって、現在の当該位置不確定列車の列車12が上り方向の区間10mに在線しているのか、下り方向の区間10mに在線しているのかを判別できる。
また、無線ATC装置60は、管理対象の各列車の位置情報を、上り方向又は下り方向であるかの情報や、駅などの各番線の在線情報に関連付けて自機のデータ記憶部に記憶している場合には、位置不確定列車の列車12の列車IDに対応する直前の位置情報に対応する上り方向又は下り方向であるかの情報や、番線の在線情報を参照することにより、現在の当該位置不確定列車の列車12が上り方向及び下り方向のどちらの区間に在線しているかや、何番線に在線しているかを判別できる。
以上、本実施の形態によれば、列車位置検出装置70は、LCX111〜11nを介して任意の列車12の車上装置20と無線通信を行う地上側の中継機301〜30nの少なくとも1つから、ATC電文200を受信する受信部711〜71nと、受信したATC電文200の受信元の中継機を特定し、特定した中継機の中継機番号をATC電文200に付加する処理部72と、中継機番号が付加されたATC電文210を、地上側で列車の位置情報を管理する無線ATC装置60に送信する送信部73と、を備える。
このため、無線式の列車制御システムにおいて、位置不確定列車が発生した場合に、当該位置不確定列車の位置情報を、ATC電文210の中継機番号の中継機のLCXに対応する軌道10の位置として容易かつ確実に認識できる。より具体的には、位置不確定列車の発生の際の復旧手順に人間系で列車位置を確認していた作業時間の短縮とシステム化による安全性向上が期待でき、位置不確定列車の位置検出において、専用のバックアップ設備(軌道回路や車軸検知など)を設ける必要がなく、無線式ATCシステムで使用する列車無線設備の改修(列車位置検出装置70の追加)(及び地上のサーバ80の追加)の規模で実現できるため、低コストで保守負担も少ないメリットがある。
また、処理部72は、ATC電文200の受信元の中継機で通信に使用されたチャネルを特定し、特定したチャネルのチャネル番号をATC電文200に付加してATC電文210とする。このため、無線ATC装置60は、位置不確定列車のATC電文210のチャネル番号を参照することにより、当該位置不確定列車が使用しているチャネルを認識できる。
また、処理部72は、受信部711〜71nにより、隣り合う複数の中継機から同じATC電文200を受信した場合に、当該受信したATC電文200の受信元の中継機をそれぞれ特定し、特定した中継機の中継機番号をATC電文200にそれぞれ付加し、中継機番号がそれぞれ付加された複数のATC電文210を無線ATC装置60に送信する。このため、無線ATC装置60は、隣り合うLCX(例えばLCX11(n−1),LCX11n)の境界である中継機(例えば中継機30n)付近を列車の在線位置とすることができ、在線位置が不正確になることを防ぐことができる。
また、ATC電文200(210)は、対応する列車IDを含む。このため、無線ATC装置60は、位置不確定列車の列車IDを用いて、当該位置不確定列車の過去の位置情報及びその関連情報を参照できる。例えば、関連情報が、防護区間の情報や、在線した軌道10の上り方向又は下り方向の情報や、番線の情報である場合に、位置不確定列車の現在の在線の軌道10の上り方向又は下り方向や、番線を判別できる。
また、処理部72は、ヘッダ部211が付加されたATC電文210を、送信部73を介してサーバ80に送信し、サーバ80は、当該ATC電文210を受信して一旦記憶し、位置不確定列車の発生時に、無線ATC装置60からの要求に従い、当該記憶されたATC電文210を無線ATC装置60に送信する。列車位置検出システム2は、列車位置検出装置70と、サーバ80と、を備える。このため、位置不確定列車以外の不要なATC電文210を無線ATC装置60に送信しないので、無線ATC装置60の処理負担を低減できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。
また、上記実施の形態における列車制御システム1及び列車位置検出システム2の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
1 列車制御システム
10 軌道
111〜11n LCX
12 列車
20 車上装置
21 無線通信部
22 ATC車上制御装置
23 ブレーキ制御装置
24a 車上子
24 送受信器(車上子)
25 速度発電機
26 列車無線通話器
301〜30n 中継機
F1〜Fn 光ファイバ
41 分配・合成部
421〜42n 接続部
431〜43n E/O・O/Eコンバータ
50 基地局
51 送信部
52 受信部
60 無線ATC装置
2 列車位置検出システム
70 列車位置検出装置
711〜71n 受信部
72 処理部
73 送信部
80 サーバ
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 複数の漏洩ケーブルを介して任意の列車の車上装置と無線通信を行う地上側の複数の中継機の少なくとも1つから、電文情報を受信する受信手段と、
    前記受信した電文情報の受信元の中継機を特定し、特定した中継機の中継機識別情報を当該電文情報に付加する付加手段と、
    前記中継機識別情報が付加された電文情報を、地上側で列車の位置情報を管理する地上側管理装置に送信する送信手段と、を備える列車位置検出装置。
  2. 前記付加手段は、前記電文情報の受信元の中継機で通信に使用されたチャネルを特定し、特定したチャネルのチャネル識別情報を当該電文情報に付加する請求項1に記載の列車位置検出装置。
  3. 前記付加手段は、前記受信手段により、隣り合う複数の中継機から同じ電文情報を受信した場合に、当該受信電文情報の受信元の中継機をそれぞれ特定し、特定した中継機の中継機識別情報を当該電文情報にそれぞれ付加し、
    前記送信手段は、前記中継機識別情報がそれぞれ付加された複数の電文情報を前記地上側管理装置に送信する請求項1又は2に記載の列車位置検出装置。
  4. 前記電文情報は、対応する列車の識別情報を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の列車位置検出装置。
  5. 前記受信手段は、前記地上側管理装置と前記複数の中継機との間の伝送路に接続された複数の接続部を介して、電文情報を受信する請求項1から4のいずれか一項に記載の列車位置検出装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の列車位置検出装置と、
    電文情報を受信して一旦記憶し、位置不確定列車の発生時に、当該記憶された電文情報を前記地上側管理装置に送信するサーバと、を備え、
    前記送信手段は、前記中継機識別情報が付加された電文情報を前記サーバに送信する列車位置検出システム。
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