JP2020088876A - バスバーユニット、モータ - Google Patents

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Yusaku Yoshida
雄策 吉田
剛央 新子
Takao Atarashi
剛央 新子
小林 千春
Chiharu Kobayashi
千春 小林
健太郎 佐藤
Kentaro Sato
健太郎 佐藤
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Abstract

【課題】より製造が容易なバスバーユニット、及びモータを提供する。【解決手段】バスバーユニット40は、バスバー41,42,43と、絶縁部材からなり、バスバー41,42,43をモールドするバスバーホルダ44と、を備える。バスバー41,42,43は、軸方向において他のバスバーと重なる基部、基部に連結されバスバーホルダ44に基部とともにモールドされる連結部及びバスバーホルダ44から露出する露出部57,67,77と、を有するターミナル片52,62,72とを有する。露出部57,67,77は、連結部側に位置する基端部の板幅が先端部の板幅よりも大きい。【選択図】図5

Description

本発明は、バスバーユニット、及びモータに関する。
従来、周方向に複数設けられたティースのそれぞれに巻回される巻線のうち同相の巻線 同士を並列に接続するバスバーを複数個備え、これら複数個のバスバーを絶縁部材でモールドしたバスバーユニットが周知である。
特許文献1に記載のバスバーユニットは、円弧状のバスバーモジュール本体と、バスバーモジュール本体から径方向内側及び外側に向かって突出するバスバー端縁部とを備えている。バスバー端縁部は、径方向に延びる部分と、当該径方向に延びる部分の先端部に連続して軸方向に延びる部分とを有している。
特許第5354090号
インサート成形により製造される上記のようなバスバーユニットでは、より製造が容易な構造が所望されている。
本発明の目的は、より製造が容易なバスバーユニット、及びモータを提供することにある。
本発明のバスバーユニットは、少なくとも2つのバスバーと、絶縁部材からなり、前記複数のバスバーを非接触状態でモールドするバスバーホルダと、を備える。前記バスバーは、軸方向において他のバスバーと重なる基部と、前記基部から径方向に沿って延びる接続部とを有する。少なくとも2つの前記バスバーのうち少なくとも1つは、前記接続部の基端から先端までの間に他のバスバーに向かって延びる段差部を有する。前記バスバーホルダは、前記先端が露出する状態で、前記基部及び前記段差部をモールドする。
本発明のモータは、上記バスバーユニットと、軸方向に延びるハウジングと、ハウジングの内周面に固定されるステータと、前記ステータの内側に位置するロータと、を備える。バスバーユニットは、軸方向において、前記ハウジングに対して前記ロータを回転可能に支持するベアリングホルダと前記ステータとの間に位置する。
上記構成によれば、ステータと接続部との間に必要とされる絶縁距離を短くすることができる。これにより、モータの大型化を抑制することができる。
本発明によれば、モータの大型化を抑制することができるという効果が得られる。
図1は、本実施形態のモータの斜視図である。 図2は、本実施形態のモータを軸方向一方側から見た平面図である。 図3は、図2のA−A線における断面図である。 図4は、図3のB−B線における断面図である。 図5は、本実施形態のバスバーユニットの斜視図である。 図6は、本実施形態のバスバーユニットの分解斜視図である。 図7は、図3の円Dにより囲われる部分の拡大図である。 図8は、本実施形態のバスバーユニットの製造過程を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータ1について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
また、以下の説明においては、図3における軸線Jに対して上側を「一方側」と呼び、中心軸Jに対して下側を「他方側」と呼ぶ。なお、上側および下側とは、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向、すなわち、中心軸Jの軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。さらに、以下の説明において、「平面図」とは、軸方向から見た状態を意味する。
以下、例えば電動パワーステアリング装置に用いられるモータの一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、モータ1のハウジング2は、筒体3と、蓋体4とを備える。
図3に示すように、筒体3は、軸方向に延びる筒部5と、筒部5の軸方向一方側を略閉塞する底部6とを有する。蓋体4は、筒部5の軸方向他方側に取り付けられる。蓋体4は、筒部5に設けられる開口を閉塞する。なお、ハウジング2の各部は、例えばアルミなどの金属材料をダイカストにより成形される。
モータ1は、筒部5の内周面に固定された円環状のステータ20と、ステータ20の内周側に配置されるロータ30と、を備える。
ロータ30のシャフト31は、底部6に保持される第1軸受7と、蓋体4に保持される第2軸受8とを介してハウジング2に軸支される。したがって、ロータ30は、ハウジング2及びステータ20に対して相対回転可能である。なお、シャフト31の軸線Jは、筒部5の中心軸と一致する。モータ1は、いわゆるインナーロータ型のモータである。また、底部6は、ベアリングホルダに相当する。
シャフト31は、蓋体4側が出力端部であって、蓋体4からハウジング2の外側に突出している。シャフト31の出力端部は、ハウジング2の外側において、図示しない車両の操舵系に接続される。
図4に示すように、ロータ30は、ロータコア32と、ロータマグネット33と、ホルダ34とを備える。
ロータコア32は、複数の電磁鋼板が軸方向に積層されることにより構成される。ロータコア32は、軸方向から見て略正八角形をなしている。軸方向から見た状態において、ロータコア32の中心部に回転軸31が固定される。ロータコア32は、外周に8つの平面32aを有し、平面32aのそれぞれにロータマグネット33が配置される。また、ロータコア32は、平面32a同士の境界部分に、凹設されたホルダ溝32bを有している。
ロータマグネット33は、ロータコア32の外周面において、周方向等間隔に8個設けられている。すなわち、ロータ30は、8極で構成される。
ホルダ34は、ロータコア32の外径より若干大きい内径を有する環状部34aと、環状部34aから軸方向に沿って延びる8個の軸状部34bとを有する。
第1軸状部34bは、ホルダ溝32bに圧入される。この圧入に伴い、ロータマグネット33は、環状部34aとロータコア32との間に挟まれた状態で固定される。
図4に示すように、ステータ20を構成するステータコア22は、環状に配置された12個の分割コア21が連結されることにより構成される。各分割コア21は、径方向内側に向かって延びるティース21aを有する。各ティース21aは、周方向に等角度間隔で配置される。
各ティース21aは、絶縁部材であるインシュレータ23を介して巻線24が巻回される。
12個の巻線24は、U相巻線、V相巻線、及びW相巻線に分類される。U相巻線、V相巻線、及びW相巻線は、それぞれ4つずつ設けられている。モータ1は、三相交流モータである。
図3に示すように、モータ1は、ステータ20と底部6との間に位置するバスバーユニット40を備える。
図5及び図6に示すように、バスバーユニット40は、軸方向に並ぶ第1バスバー41、第2バスバー42、第3バスバー43、及びこれら3つのバスバーを保持するバスバーホルダ44を備えている。なお、第1バスバー41、第2バスバー42、及び第3バスバー43は、例えば銅などの金属部材をプレス成形した板状部材である。例えば、第1バスバー41は、U相巻線の各端部と接続する。第2バスバー42は、V相巻線の各端部と接続する。第3バスバー43は、W相巻線の各端部と接続する。3つのバスバー41,42,43は、板厚方向に対して軸方向に重なる。つまり、基部53は軸方向において他のバスバーと重なる。
第1バスバー41は、第1バスバー本体51と、第1バスバー本体51に取り付けられるターミナル片52とを有している。
第1バスバー本体51は、軸線Jに対する周方向に沿って円弧状の延びる基部53と、基部53から径方向外側に向かって延びる4つの接続部54とを有する。第1バスバー本体51は、例えば銅などの金属部材をプレス成形した板状部材である。基部53及び接続部54の板厚方向は軸方向に、接続部54の板幅方向は周方向に、それぞれ一致している。
4つの接続部54は、周方向において、互いに等角度間隔に設けられている。接続部54の先端部は、板幅方向において対向するU字状の接続端部55とされる。接続端部55は、例えばU相の巻線24の各端部と接合される。なお、接合方法は、例えば抵抗溶接である。
ターミナル片52は、例えば銅などの金属部材をプレス成形した板状部材である。ターミナル片52は、径方向に広がる連結部56と、連結部56から軸方向一方側に向かって延びる露出部57とを有する。連結部56は、4つの接続部54のうちの一つに形成される取付部59と接合される。接合方法は、例えば溶接である。なお、取付部59は、接続部54の基端部分に形成され、接続部54の他の部分より板幅が大きい。
図6及び図7に示すように、露出部57は、連結部56側から軸方向一方側に向かう順に基端部57a、中間部57b、先端部57cに大別される。露出部57の板幅方向は、径方向に略一致している。
基端部57aは、中間部57b及び先端部57cと比較して板幅が大きい。基端部は、基部よりも軸方向上側に位置する。バスバーホルダは、基部に対して軸方向に延び、ターミナル片において基端部までをモールドする。
図8に示すように、中間部57bは、板幅方向の両縁部から突出する突起57dを有している。突起57dの突出長は、中間部57bの板幅と足し合わされた長さが基端部57aの板幅を超えない長さである。
先端部57cは、先端に向かうにつれて徐々に板幅が細くなる。
次に、第2バスバー42について説明する。なお、第2バスバー42と第1バスバー41との主たる相違点は、接続部に段差部が形成されること、取付部が接続部とは別に設けられることである。そのため、第2バスバー42において第1バスバー41と対応する構成については、符号の十の位を「5」から「6」に変更して図示するとともに、その詳細な説明を割愛する。
図6に示すように、第2バスバー42は、第1バスバー1の軸方向一方側、すなわち第1バスバー41と底部6との間に位置する。第2バスバー42は、接続端部65において、例えばV相の巻線24の各端部と接合される。
接続部64は、基端部分と接続端部65との間に形成され、基端部分側から軸方向他方側、すなわち第1バスバー41側に延びる段差部68を有している。軸方向において、段差部68は、第1バスバー41が設けられる位置まで延びている。したがって、接続端部65は、第1バスバー41の径方向外側に位置する。すなわち、軸方向において、接続端部65は、接続端部55と同じ位置に位置している。つまり接続端部65は、段差部68の先端側に位置する。
取付部69は、基部63から径方向外側に突出する部位であって、4つの接続部64とは別の位置に設けられている。
次に、第3バスバー43について説明する。なお、第3バスバー43と第1バスバー41との主たる相違点は、接続部に段差部が形成されること、取付部が接続部の基端部分とは別の位置に設けられることである。そのため、第3バスバー43において第1バスバー41と対応する構成については、符号の十の位を「5」から「7」に変更して図示するとともに、その詳細な説明を割愛する。
図6に示すように、第3バスバー42は、第1バスバー1の軸方向他方側、すなわち第1バスバー41とステータ20との間に位置する。第3バスバー43は、接続端部75において、例えばW相の巻線24の各端部と接合される。接続部74は、基端部分と接続端部75との間に形成され、基端部分側から軸方向一方側、すなわち第1バスバー41側に延びる段差部78を有している。軸方向において、段差部78は、第1バスバー41が設けられる位置まで延びている。したがって、接続端部75は、第1バスバー41の径方向外側に位置する。すなわち、軸方向において、接続端部75は、接続端部55,65と同じ位置に位置している。つまり接続端部75は、段差部78の先端側に位置する。
取付部79は、接続部74の段差部78と接続端部75との間に形成され、接続部74の他の部分より板幅が大きく設定される。図5に示すように、バスバーホルダ44は、環状に成形した絶縁部材である。バスバーホルダ44は、第1バスバー41、第2バスバー42、及び第3バスバー43を互いに軸方向に位置ずれした状態でモールドしている。すなわち、第1バスバー41、第2バスバー42、及び第3バスバー43は、互いに非接触状態に維持される。
詳述すると、バスバーホルダ44は、バスバー本体部51,61,71における基部53,63,73、取付部59,69,79、及び段差部68,78をモールドする。また、バスバーホルダ44は、ターミナル片52,62,72における連結部56,66,76をモールドする。また、少なくとも2つのバスバーのうち少なくとも1つは、接続部の基端から先端までの間に他のバスバーに向かって延びる段差部を有する。
したがって、接続端部55,65,75は、バスバーホルダ44から径方向外側に突出している。すなわち、接続端部55,65,75は、バスバーホルダ44から露出している。また、ターミナル片52,62,72における露出部57,67,77がバスバーホルダ44から軸方向一方側に突出している。すなわち、露出部57,67,77は、バスバーホルダ44から露出している。なお、図1及び図2に示すように、ターミナル片52,72は、互いの板幅が一致する位置に配置される。ターミナル片62は、ターミナル片52,72よりもシャフト31から板厚方向に離れて配置される。これらの配置としたことにより、ターミナル片62とシャフト31との干渉が抑制される。また、これらターミナル片52,62,72よりもシャフト31から径方向外側に、ヒートシンクHが設けられている。なお、図5に示すように、バスバーホルダ44は、軸方向一端側の面及び軸方向他方側の面に凹設された肉抜き部Nを有する。
図3に示すように、露出部57,67,77は、底部6に設けられる3つの貫通孔9のそれぞれを通り、第1閉塞部12よりも軸方向一方側に突出している。なお、露出部57,67,77の先端部57c,67c,77cは、図示しない制御ユニットに接続される。図示しない制御ユニットは、バスバーユニット40を介して各巻線24に給電する。
また、露出部57,67,77に、それぞれターミナルカバー80が取り付けられる。ターミナルカバー80は、例えば弾性変形可能な樹脂により成形される。ターミナルカバー80はブッシュに相当する。図7に示すように、ターミナルカバー80は、軸方向に延びる筒体81と、筒体81の軸方向一方側の縁部から径方向に広がるフランジ82とを有する。なお、径方向において、フランジ82は貫通孔7よりも大きく、筒体81は貫通孔7よりも小さい。筒体81は、貫通孔7の内側に位置する。また、フランジ82は、貫通孔7の軸方向一方側を塞ぐ。なお、突起57d,67d,77dは、筒体81の内壁面に食い込んでいる。
次に、バスバーユニット40の製造工程について説明する。なお、バスバー本体部51,61,71とターミナル片52,62,72は、あらかじめ一体化された状態である。
図8に示すように、軸方向に相対変位する上金型91及び下金型92は、互いに付き合わされることにより共同でキャビティCを形成する。キャビティCは、上金型91側に設けられ、軸方向に延びるターミナルキャビティC1を有している。軸方向と交差する方向、すなわち露出部57の板幅方向に対応するターミナルキャビティC1の内寸法は、基端部57aの板幅より若干大きい。ターミナルキャビティC1は、露出部57の進入を許容する。
第1バスバー41、第2バスバー42、及び第3バスバー43は、露出部57,67,77のうち基端部57aの軸方向中間部分から先端部57cまでの領域がターミナルキャビティC1に進入した状態でキャビティCにセットされる。なお、ターミナルキャビティC1に進入している部分の基端部57aは、板幅方向において上金型91に接触する。なお、ここにおける接触とは、基端部57aと上金型91との間の相対移動を許容しつつ、これら両者の間から樹脂がターミナルキャビティC1へ進入することを抑制する状態を指す。第1バスバー41、第2バスバー42、及び第3バスバー43がセットされた状態のキャビティCに溶融状態の樹脂が充填され、当該樹脂が固化することによりバスバーユニット40が製造される。すなわち、バスバーユニット40は、インサート成形により製造される。
次に、モータ1の作用及び効果について説明する。
(1)バスバーホルダ44は、接続端部55が露出する状態で、基部55及び基部68,78をモールドする。したがって、基部55及び基部68,78を他の導電部材から離して配置する必要がない。例えば、ティース21aに巻かれる巻線24に基部68,78をより近づけることができる。これにより、ステータ20の上側にバスバーホルダ44を接触させることができるので、モータ1の大型化を抑制することができる。なお、モータ1においてバスバーユニット40の配置自由度が向上するという副知的な効果も得られる。
(2)接続部54の先端に接続端部55を設けたので、接続端部55が露出しており、巻線24を巻き付け易い。ひいては、モータ1の製造が容易となる。
(3)接続部54は、基部55から径方向外側に設けられている。これにより、ベアリングホルダとして機能する底部6は、径方向におけるバスバーホルダ44の内側で第1軸受7を保持することができる。これにより、モータ1の軸方向における大型化を抑制することができる。
(4)第2バスバー42に設けられる段差部68は、軸方向他方側、すなわち第1バスバー41側に延びている。第3バスバー43に設けられる段差部78は、軸方向一方側、すなわち第1バスバー41側に延びている。このため、3つのバスバー41,42,43にそれぞれ設けられる接続端部55,65,75の軸方向における位置が一定である。したがって、3つのバスバー41,42,43のそれぞれと対応する巻線24との接合が容易となる。
(5)露出部57の基端部57aの板幅は、先端部の板幅より大きい。これにより、露出部57を金型のターミナルキャビティC1に挿入しやすい。すなわち、インサート成形の際に各バスバー41,42,43をキャビティCにセットしやすいので、バスバーユニット40の製造が容易となる。ひいては、モータ1の製造が容易となる。なお、突起57d,67d,77dを含めた中間部57bの板幅は、基端部57aの板幅より小さいので、より露出部57をターミナルキャビティC1に挿入しやすい。
(6)ターミナル片52,62,72は、貫通孔7を通じてハウジング2の外部に突出するとともに、貫通孔7を塞ぐターミナルカバー80が取り付けられる。ターミナルカバー80を露出部57に取り付けるだけなので、製造が容易である。また、コンタミ等の異物がハウジング2の内部に進入することを抑制することができる。さらに、ターミナル片52,62,72のハウジング2や他の導電部材に対する絶縁も確保することができる。
(7)露出部57の中間部57bに突起を設けた。突起57d,67d,77dは、筒体81の内壁面に食い込んでいる。これにより、ターミナルカバー80は、ターミナル片52,62,72に対して相対変位しにくい。
上記実施形態の変形形態について説明する。
・基部55は、円弧状でなくてもよい。
・3つのバスバーを有するモータ及びバスバーユニットについて説明したが、2つ以上のバスバーを備えていればよい。また、本実施形態において相用のバスバーを例示したが、中性点用のバスバーを用いてもよい。
・バスバーユニットは、ベアリングホルダの軸方向一方側に設けられていてもよい。すなわち、軸方向において、ベアリングホルダは、バスバーユニットとステータとの間に位置していてもよい。
・突起57d,67d,77dを含めた中間部57b,67b,77bの板幅は、基端部57a,67a,77aの板幅と同等以下であればよい。このように構成した場合でも露出部57,67,77をターミナルキャビティC1に進入させることができる。
・実施形態のように基端部は中間部に対して突出していてもよく、基端部から先端部にかけて傾斜しいてもよい。
・ハウジング2の各部は、ダイカスト以外の製造方法、例えばプレスなどにより製造されてもよい。
・上記実施形態において、8極12スロットのモータを例示したが、他の極数およびスロット数を組み合わせても良い。
・筒部と底部とが別体であってもよい。
・バスバーは、プレス以外の製造方法により製造されもよい。
・ハウジングは、例えば樹脂など金属材料以外の材料から製造されてもよい。
・モータは、電動パワーステアリング装置以外に使用されてもよい。
・上記実施形態中に記載される各方向は、説明のために用いるものであり、装置への取り付け位置など、モータの姿勢は、限定されない。
・上記実施形態及び変形形態は、技術的に矛盾しない範囲において互いに組み合わせてもよい。
1・・・モータ
2・・・ハウジング
3・・・筒体
4・・・蓋体
5・・・筒部
6・・・底部
7・・・第1軸受
8・・・第2軸受
9・・・貫通孔
20・・・ステータ
21・・・分割コア
21a・・・ティース
22・・・ステータコア
23・・・インシュレータ
24・・・巻線
30・・・ロータ
31・・・シャフト
32・・・ロータコア
32a・・・平面
32b・・・ホルダ溝
33・・・ロータマグネット
34・・・ホルダ
34a・・・環状部
34b・・・軸状部
40・・・バスバーユニット
41・・・第1バスバー
42・・・第2バスバー
43・・・第3バスバー
44・・・バスバーホルダ
51,61,71・・・バスバー本体
52,62,72・・・ターミナル片
53,63,73・・・基部
54,64,74・・・接続部
55,65,75・・・接続端部
56,66,76・・・連結部
57,67,77・・・露出部
57a,67a,77a・・・基端部
57b,67b,77b・・・中間部
57c,67c,77c・・・先端部
57d,67d,77d・・・突起
68,78・・・段差部
59,69,79・・・取付部
80・・・ターミナルカバー
81・・・筒体
82・・・フランジ
91・・・上金型
92・・・下金型
J・・・軸線
C,C1・・・キャビティ

Claims (4)

  1. 少なくとも2つのバスバーと、
    絶縁部材からなり、少なくとも2つの前記バスバーをモールドするバスバーホルダと、を備え、
    前記バスバーは、軸方向において他のバスバーと重なる基部と、前記基部に連結され前記バスバーホルダに前記基部とともにモールドされる連結部及び前記バスバーホルダから露出する露出部と、を有するターミナル片とを有し、
    前記露出部は、前記連結部側に位置する前記基端部の板幅が先端部の板幅よりも大きい、
    バスバーユニット。
  2. 請求項1に記載のバスバーユニットと、
    軸方向に延びるハウジングと、
    ハウジングの内周面に固定されるステータと、
    前記ステータの内側に位置するロータと、を備えるモータであって、
    前記バスバーユニットは、前記ハウジングの内部に収容され、
    前記ターミナル片は、前記ハウジングに設けられる貫通孔を通じて前記ハウジングの外部に突出するとともに、前記露出部に前記貫通孔を塞ぐブッシュが取り付けられる、
    モータ。
  3. 前記露出部の中間部は、板幅方向に突出する突起を有する、
    請求項2に記載のモータ。
  4. 前記突起を含めた前記中間部の板幅は、前記基端部の板幅より小さい、
    請求項4に記載のモータ。
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