JP2020086909A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】SNSに投稿された情報と、国内販売に一定の規制が課された外国の製品の売上との関係を定量的に示すことが可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】分析装置は、所定の商品を販売するショッピングサイトにアクセスし、第1の期間における所定の商品の単位期間毎の販売数を取得する取得部と、販売数情報に基づいて、第1の期間において、所定の商品の需要が増加した傾向があるか否かを判定する判定部と、あると判定すると、所定の傾向が発生したタイミングより前の第2の期間において、所定の商品に関する情報を所定のSNSサイトに投稿したユーザを特定する特定部と、ユーザの投稿の閲覧数及び出現回数に基づいて、所定の商品の需要の増加とユーザとの関係を示す指標を計算する第1計算部と、を備える。所定の商品は、店舗での販売に所定の規制が課されている商品であり、ショッピングサイトは、所定の領域内の利用者を対象とする。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
インターネットにおけるサービスとして、複数のユーザが各種情報を共有できるソーシャルネットワーキングサービス(SNS:Social Networking Service)がある(例えば、特許文献1)。
特開2018−37076号公報
ところで、例えば中国のような国では、国内の店舗で販売することに一定の規制が課されている外国の商品が、EC(Electronic Commerce)サイトで購入できることがある。そして、このような国では、SNSサイトで紹介された外国の商品が、ECサイトで大量に売れる現象がみられることがある。しかしながら、SNSサイトに投稿された情報と、大量に売れた外国の商品との関係を定量的に把握することは困難であった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、SNSサイトに投稿された情報と、国内販売に一定の規制が課された外国の商品の売上との関係を定量的に示すことが可能な情報処理装置を提供することにある。
前述した課題を解決する主たる本発明は、所定の商品を販売するショッピングサイトの情報を提供するウェブサーバにアクセスし、第1の期間における前記所定の商品の単位期間毎の販売数を示す販売数情報を取得する取得部と、前記販売数情報に基づいて、前記第1の期間において、前記所定の商品の需要が増加したことを示す所定の傾向があるか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記所定の傾向があると判定すると、前記所定の傾向が発生したタイミングより前の第2の期間において、前記所定の商品に関する情報を所定のSNSサイトに投稿したユーザを特定する特定部と、前記ユーザの前記投稿の閲覧数及び出現回数に基づいて、前記所定の商品の需要の増加と前記ユーザとの関係を示す指標を計算する第1計算部と、を備え、前記所定の商品は、所定の領域内の店舗での販売に所定の規制が課されている、前記所定の領域外の商品であり、前記ショッピングサイトは、前記所定の領域内の利用者を対象としたサイトであること、を特徴とする情報処理装置である。
本発明によれば、SNSサイトに投稿された情報と、国内販売に一定の規制が課された外国の製品の売上との関係を定量的に示すことが可能な情報処理装置を提供することができる。
分析装置10の概要を説明するため図である。 分析装置10に実現される機能ブロックの一例を示す図である。 SNSサイトWに投稿されたメッセージの一例を示す図である。 分析装置10で実行される処理の一例を示すフローチャートである。 商品Xの売上の変化の一例を示す図である。 指標Yを説明するための図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===本実施形態===
<<<分析装置10とウェブサーバ20等>>>
図1は、分析装置10の概要を説明するための図であり、図1には、分析装置10、ウェブサーバ20a〜20c、SNSサーバ21、及び端末22が描かれている。なお、本実施形態において、分析装置10、ウェブサーバ20a〜20c、及びSNSサーバ21は、例えば中国に配置され、端末22は、例えば日本に配置されていることとする。
分析装置10(情報処理装置)は、中国のECサイト(ショッピングサイト)を介して大量に販売された外国製の商品であり、国内の販売に所定の規制が課されているもの(例えば、化粧品、食品、サプリメント)と、SNSサイトに投稿された情報との関係を分析する装置である。なお、分析装置10の詳細については後述する。
ウェブサーバ20aは、例えば、中国の国内での販売に所定の規制が課されている外国製商品を販売可能な並行輸入品のECサイト(以下、“ECサイトSa”とする。)を、利用者の端末に提供するサーバである。
ウェブサーバ20b,20cは、ウェブサーバ20aと同様の並行輸入品のECサイトSb,Scを、利用者の端末に提供するサーバである。なお、ウェブサーバ20a〜20cの夫々が提供するECサイトSa〜Scは、例えば、中国の利用者を対象とするタオバオ、天猫国際、Kaola等のサイトであるが、これらに限られない。
SNSサーバ21は、例えば、中国の国内で利用可能なSNSサイト(以下、“SNSサイトW”とする。)を、ユーザに提供するサーバである。なお、本実施形態において、SNSサーバ21の提供するソーシャルネットワーキングサービスとしては、例えば、WeiboやWechatが挙げられるが、これらに限られない。
端末22は、例えば、日本の利用者が操作するスマートフォンやタブレット等のコンピュータであり、分析装置10で分析された、外国製の商品とSNSサイトWに投稿された情報との関係を示す情報を受信する。そして、端末22は受信した情報を、利用者に把握させるべく、端末22の画面25に表示する。
なお、例えば、中国では、店舗にて外国で製造された一部の“商品X”を販売することが規制されているが、それらの“商品X”をECサイトSa〜Scで購入することが可能である。したがって、このような状況では、“商品X”は、原則、ECサイトSa〜Scを介してのみ販売されることになり、ECサイトSa〜Scの販売数が、中国の国内での“商品X”の販売数とほぼ等しくなる。また、中国では、SNSサイトWが広く普及している。そこで、本実施形態の分析装置10は、“商品X”の需要と、SNSサイトWの情報との関係を把握すべく、両者の関係を分析する。なお、ここで、中国の店舗にて販売が規制され、外国で製造された“商品X”としては、例えば、化粧品、食品、サプリメント等の商品が挙げられるがこれらには限られない。
<<<分析装置10の詳細>>>
分析装置10は、CPU(Central Processing Unit)30、メモリ31、記憶装置32、入力部33、画面34、及び通信装置35を含んで構成される。
CPU30は、例えば、メモリ31や記憶装置32に格納されたプログラムを実行する。
メモリ31は、例えばRAM(Random Access Memory)等であり、プログラムやデータ等の一時的な記憶領域として用いられる。
記憶装置32は、例えばハードディスク等の不揮発性の記憶手段領域であり、プログラムやデータ等の様々な情報が格納される。
入力部33は、例えば、キーボードやマウスであり、分析装置10の利用者の操作結果が入力される。
画面34は、利用者の操作結果や各種情報を表示し、通信装置35は、各種情報を他の装置等とやり取りする。
<<<分析装置10に実現される機能ブロック>>>
図2は、分析装置10に実現される機能ブロックの一例を示す図である。分析装置10は、記憶装置32に格納された、分析処理(後述)を行うためのプログラムを実行する。この結果、分析装置10には、取得部50、計算部51,54、判定部52、特定部53、及び送信部55が実現される。
取得部50は、ウェブサーバ20a〜20cの記憶部(不図示)に格納されている、所定の“商品X”の月毎の販売数を示す販売数情報I1と、“商品X”の月毎の価格を示す価格情報I2とを、例えば過去2年分(第1の期間)だけ取得する。
また、取得部50は、後述する計算部51が“商品X”の売上を計算できるよう、“商品X”の販売数に対応させて“商品X”の価格を取得する。具体的には、取得部50が、例えばECサイトSaの「店舗T」が販売する“商品X”の2018年5月の販売数を取得する際には、「店舗T」が販売する“商品X”の2018年5月の価格を合わせて取得する。このようにして、取得部50は、ECサイトSa〜Scを介し、過去2年の間に販売された“商品X”の販売数情報I1と、販売数情報I1に対応する価格情報I2とを取得する。
計算部51(第2計算部)は、販売数情報I1と、価格情報I2とに基づいて、ECサイトSa〜Scで販売された“商品X”の売上を計算する。例えば、計算部51は、まず、ECサイトSaの店舗毎に“商品X”の売上(=販売数×価格)を計算し、“商品X”を販売している全ての店舗の売上を合計する。また、計算部51は、ECサイトSb,Scに対しても同様の計算を実行し、最終的に全てのECサイトSa〜Scで販売された“商品X”の売上を計算する。
判定部52は、過去2年分の“商品X”の売上から、“商品X”の需要が増加したことを示す“傾向F”の有無を判定する。具体的には、判定部52は、連続する2カ月の“商品X”の売上の比率が、例えば10倍となると、需要の増加を示す“傾向F”があることを判定する。
特定部53は、需要の増加を示す“傾向F”があることが判定されると、“傾向F”から5カ月前の期間(第2の期間)において、SNSサイトWに、例えば、“商品X”そのものの名称や、“商品X”のブランド名又は愛称等を含むメッセージ(商品に関する情報)を投稿したユーザを特定する。
図3は、SNSサイトWへのユーザAの投稿100の一例を示す図である。投稿100は、「“商品X”は良いよ、是非使ってみて!」とのメッセージであり、投稿100には、“商品X”との商品名が含まれている。したがって、特定部53は、例えば投稿100に基づいて、ユーザAを特定する。
計算部54(第1計算部)は、特定部53が特定したユーザの投稿の閲覧数及び出現回数に基づいて、“商品X”の需要の増加と、ユーザとの関係を示す“指標Y”を算する。ここで、ユーザの「投稿の閲覧数」及び「投稿の出現回数」を、上述したユーザAの投稿100を例に説明する。
例えば、ユーザAの投稿100の閲覧数は、投稿100が投稿された時刻から所定時間(例えば、10分)、SNSサイトWを使用しているユーザAのフォロワー数としてカウントされる。なお、「フォロワー」とは、SNSサイトWにおいてユーザの投稿が自身のアカウントのSNSサイトWに表示される関係(所定の関係)を有する他のユーザである。このため、一般にユーザAのフォローの数が多い程、ユーザAの投稿100の閲覧数は増加することになる。
また、例えば、投稿100は、ユーザAのフォロワー等により、SNSサイトWに引用(シェア)してコメントが付されることがある。そこで、本実施形態では、ユーザAの投稿100の出現回数を、SNSサイトWにおいて、図3の投稿100が引用された回数としている。このため、例えば、ユーザAのフォロワーが、投稿100を数多くSNSサイトWに引用すると、出現回数は増加する。
そして、一般に、“商品X”を含む投稿100の閲覧数及び出現回数が多い程、投稿100は、“商品X”の需要の増加に寄与する。
そこで、計算部54は、例えば、下記の式(1)を用いて、投稿100に基づくユーザAの“指標Y”を計算する。
Y=閲覧数×α+出現回数×β・・・(1)
なお、ここで、係数α,βの夫々は、“商品X”の需要の増加と、ユーザA閲覧数、出願回数に対する重み係数であり、α=0.3、β=0.7等の値である。ただし、これらの値(0.3、0.7等)は、一例であり、これに限られない。
また、本実施形態では、計算部54は、式(1)を用いて、“指標Y”を計算することとしたが、これに限られず、他の要素を考慮した式であっても良い。具体的には、投稿100を他のユーザが評価したことを示す評価回数(例えば、“いいね!”が投稿100に対してクリックされた回数)や、投稿100の選択回数(クリックされた回数)を含む式としても良い。このような式では、例えば、“閲覧数”、“出願回数”、“評価回数”、及び“選択回数”の夫々が重みづけされて可加算されても良い。
送信部55は、計算部54が計算した指標Yを、端末22へと送信する。この結果、端末22の利用者は、ユーザの指標Yを画面25で確認することができる。
<<<分析処理の一例>>>
図4は、分析装置10が実行する分析処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、例えば2018年8月の時点で、“商品X”の需要と、SNSサイトWの情報との関係が分析された際の一例を説明する。
まず、取得部50は、ウェブサーバ20a〜20cにアクセスし、“商品X”の販売数情報I1及び価格情報I2を取得する(S10:取得処理)。具体的には、取得部50は、例えば、2016年7月〜2018年7月までの2年間の“商品X”の1カ月毎(単位期間毎)の販売数を示す販売数情報I1と、2年間の“商品X”の1カ月毎の価格を示す価格情報I2とを取得する。
そして、計算部51は、処理S10で取得された“商品X”の販売数情報I1及び価格情報I2から、“商品X”の売上を計算する(S11)。具体的には、計算部51は、“商品X”の1カ月毎の販売数に対応する価格を乗算し、乗算結果を全て加算することにより“商品X”の売上を計算する。図5は、例えば、例えば、2016年7月〜2018年7月までの2年間の“商品X”の売上の変化を示す一例である。なお、仮に、2年間の“商品X”の価格に変化はない場合、図5の売上は、“商品X”の販売数の変化と一致する。
図5では、“商品X”の売上は、2016年7月〜12月まではほぼ一定であるが、2016年12月〜1月の間に急激に増加している。そして、2017年1月以降の売上は、増減を繰り返しつつ、増加している。
そして、判定部52は、過去2年分の“商品X”の売上において、連続する2カ月の“商品X”の売上の比率が10倍になる“傾向F”が含まれている否かを判定する(S12:判定処理)。具体的には、判定部52は、“商品X”の売上の傾き(売上(n+1)/売上(n))を計算する。ここで、売上(n)は、2016年7月〜2018年6月の何れかの月の売上であり、売上(n+1)は、売上(n)の翌月の売上である。判定部52は、過去2年分の“商品X”の売上において、“傾向F”が含まれていないことを判定すると(S12:No)、一連の処理は終了する。
一方、判定部52は、過去2年分の“商品X”の売上において、“傾向F”が含まれていることを判定すると(S12:Yes)、処理S13が実行される。ここで、図5においては、例えば、2016年12月〜2017年1月の売上の比率が10倍を超えることとするため、判定部52は、“傾向F”が含まれることを判定する。
その後、特定部53は、SNSサーバ21にアクセスし、“傾向F”の発生から5カ月前の期間(2016年7月〜11月)において、SNSサイトWに“商品X”に関する情報を投稿したユーザを特定する(S13)。なお、特定部53は、“商品X”のメッセージの投稿(例えば、図3の投稿100)と、投稿100等の引用(シェア)とを区別し、投稿を引用したユーザは特定しない。また、本実施形態では、例えば、2016年7月〜11月において、SNSサイトWに、“商品X”に関するメッセージを投稿したユーザは、例えば、ユーザA〜Jの10人であることとする。
計算部54は、“商品X”の需要の増加と、ユーザA〜Jの夫々との関係を示す“指標Y”を、例えば式(1)を用いて計算する(S14)。図6は、処理S14での計算結果のうち、“指数Y”の値の高いユーザ、つまり、“商品X”の需要の増加と相関の高いユーザを選択して示した図である。なお、ここでは、便宜上、10人のユーザA〜Jのうち、“指数Y”の高いユーザのみ示している。図6に示すように、例えば、ユーザC,A,D,Dの夫々の“指数Y”は、“50”,“24”,“17”,“7”であるため、10人のユーザのうち、ユーザCが最も“商品X”の需要の増大に影響を与えたユーザであると推定される。
そして、送信部55は、計算部54が計算した“指標Y”を、端末22へと送信する(S15)。この結果、端末22の利用者は、例えば、“商品X”の需要の増加に影響を与えたユーザを、定量的に把握することが可能となる。なお、“商品X”の需要の増加に影響を与えたユーザ(例えば、インフルエンサー)を把握することができると、“商品X”の販売者等は、今後、インフルエンサーに、SNSサイトWを介して新商品を紹介してもらうことを依頼できる。これにより、新商品の広告、宣伝を効率的に行うことが可能となる。
<<<まとめ>>>
以上、本実施形態の分析装置10について説明した。本実施形態では、例えば、過去2年間の“商品X”の売上(または販売数)の変化において、売上(または販売数)が増加した“傾向F”がある場合、“商品X”の情報を投稿したSNSサイトWのユーザの特定が行われる。そして、計算部54は、“商品X”の需要の増加と、ユーザとの関係を示す“指標Y”を計算する。上述のように、ECサイトSa〜Scの“商品X”の販売数は、中国国内での“商品X”の販売数とほぼ等しくなる。このような状況下では、インターネットでの“商品X”の需要の増加と、インターネットのSNSサイトWのユーザの投稿との間の相関は、より強くなる。したがって、利用者は、“指標Y”を参照することにより、定量的に“商品X”の需要の増加と、ユーザとの関係を把握することができる。
また、過去2年間の“商品X”の売上(または販売数)の変化において、売上(または販売数)が増加した“傾向F”があるか否かは、例えば、売上が所定値(または販売数が所定数)を超えたか否かに基づいて判定しても良い。しかし、このような場合、例えば、“商品X”の通常時の販売数が非常に多く、“傾向F”の把握が困難である場合がある。本実施形態では、連続する2カ月の“商品X”の売上の比率に基づいて、“傾向F”があるか否かを判定しているため、通常時の販売数の絶対値によらず、精度よく“傾向F”の有無を判定できる。
また、本実施形態では、過去2年間の“商品X”の売上(または販売数)の変化において、“傾向F”が複数含まれている場合、少なくとも時間的に最も古い“傾向F”を需要が増加したタイミングとして、特定部53は、ユーザを特定する。このため、本実施形態では、最初に“商品X”の需要の増加に寄与したユーザを特定できる。
また、送信部55は、計算部54が計算した“指標Y”を端末22へ送信する。一般に、ECサイトSa〜Sc等で取得された情報を中国の外へ送信することは制限されている。しかしながら、“指標Y”は、中国の外(例えば、日本)へ送信することが可能であり、日本に在住する“商品X”の販売者であっても、日本に設けられた端末22の画面25を参照することにより、“商品X”の売上に影響を与えたユーザを把握することができる。
また、本実施形態では、販売数でなく、売上が増加した“傾向F”があるか否かが判定されているため、正確に“商品X”の売上と、SNSサイトWのユーザとの関係が把握できる。
また、一般に、“商品X”がSNSサイトWで紹介されてから、実際のECサイトSa等での需要が増加するまでには、1〜5カ月程度かかることがある。本実施形態では、“傾向F”のタイミングから5カ月以内の期間において、SNSサイトWに“商品X”に関する情報を投稿したユーザを特定する。このため、分析装置10は、精度良く、“商品X”の需要の増加と、ユーザとの関係を分析することができる。
また、一般に、インターネットのブログ等に比べ、SNSサイトWへの投稿は多く閲覧されることがある。本実施形態では、SNSサイトWへの投稿された“商品X”の情報が用いられることから、精度良く、“商品X”の需要の増加に関する情報を把握可能となる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
例えば、過去2年間の“商品X”の売上(または販売数)の変化において、“傾向F”が複数含まれている場合、特定部53は、全ての“傾向F”について、ユーザを特定しても良い。そのような場合、売上増加に影響を与えたユーザを全て特定可能となる。
また、分析処理を実行するためのプログラムは、記憶装置32に記憶されていることとしたが、例えば、データを記憶する媒体(DVD:Digital Versatile Disc)等に格納されており、分析装置10のCPU30が実行しても良い。
また、本実施形態では、ウェブサーバ20a〜20c、SNSサーバ21は例えば中国に設けられ、端末22は日本に設けられることとしたが、これに限られない。例えば、全ての装置が同じ国(例えば、日本)に設けられても良い。そのような場合であっても、SNSサイトで紹介される商品が、一般店舗よりECサイトで販売される割合が高い場合、本実施形態を用いることにより、SNSサイトのユーザと、売上の増加した商品との定量的な相関を把握できる。
また、実行可能なプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium with an executable program thereon)を用いて、コンピュータにプログラムを供給することも可能である。なお、非一時的なコンピュータの可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、CD−ROM(Read Only Memory)等がある。
10 分析装置
20a〜20c ウェブサーバ
21 SNSサーバ
22 端末
25 画面
30 CPU
31 メモリ
32 記憶装置
33 入力部
34 画面
35 通信装置
50 取得部
51,54 計算部
52 判定部
53 特定部
55 送信部

Claims (9)

  1. 所定の商品を販売するショッピングサイトの情報を提供するウェブサーバにアクセスし、第1の期間における前記所定の商品の単位期間毎の販売数を示す販売数情報を取得する取得部と、
    前記販売数情報に基づいて、前記第1の期間において、前記所定の商品の需要が増加したことを示す所定の傾向があるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が前記所定の傾向があると判定すると、前記所定の傾向が発生したタイミングより前の第2の期間において、前記所定の商品に関する情報を所定のSNSサイトに投稿したユーザを特定する特定部と、
    前記ユーザの前記投稿の閲覧数及び出現回数に基づいて、前記所定の商品の需要の増加と前記ユーザとの関係を示す指標を計算する第1計算部と、
    を備え、
    前記所定の商品は、所定の領域内の店舗での販売に所定の規制が課されている、前記所定の領域外の商品であり、
    前記ショッピングサイトは、前記所定の領域内の利用者を対象としたサイトであること、
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記判定部は、
    前記第1の期間に含まれる複数の単位期間のうち、連続する2つの期間の前記所定の商品の販売数の比率が所定値になると、前記所定の傾向があると判定すること、
    を特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記特定部は、
    前記第1の期間に複数の前記所定の傾向があると前記判定部が判定した場合、前記複数の前記所定の傾向のうち、少なくとも時間的に最も古い前記所定の傾向より前の前記第2の期間において、前記投稿を行った前記ユーザを特定すること、
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記第1計算部の計算結果を、前記所定の領域外に設けられた端末に送信する送信部を更に含むこと、
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の期間における前記所定の商品の売上を計算する第2計算部を更に含み、
    前記取得部は、
    前記ウェブサーバにアクセスし、前記第1の期間における前記所定の商品の価格を示す価格情報を取得し、
    前記第2計算部は、
    前記販売数情報及び前記価格情報に基づいて、前記第1の期間における前記所定の商品の単位期間毎の売上を計算し、
    前記判定部は、
    前記第2計算部で計算された前記売上に基づいて、前記第1の期間において、前記所定の傾向があるか否かを判定すること、
    を特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記第2の期間は、5か月以内の期間であること、
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記所定の商品に関する情報は、所定のソーシャルネットワーキングサービスに投稿された情報であること、
    を特徴とする情報処理装置。
  8. 所定の商品を販売するショッピングサイトの情報を提供するウェブサーバにアクセスし、第1の期間における前記所定の商品の単位期間毎の販売数を示す販売数情報を取得するステップと、
    前記販売数情報に基づいて、前記第1の期間において、前記所定の商品の需要が増加したことを示す所定の傾向があるか否かを判定するステップと、
    前記所定の傾向があると判定されると、前記所定の傾向が発生したタイミングより前の第2の期間において、前記所定の商品に関する情報を所定のSNSサイトに投稿したユーザを特定するステップと、
    前記ユーザの前記投稿の閲覧数及び出現回数に基づいて、前記所定の商品の需要の増加と前記ユーザとの関係を示す指標を計算するステップと、
    を備え、
    前記所定の商品は、所定の領域内の店舗での販売に所定の規制が課されている、前記所定の領域外の商品であり、
    前記ショッピングサイトは、前記所定の領域内の利用者を対象としたサイトであること、
    を特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    所定の商品を販売するショッピングサイトの情報を提供するウェブサーバにアクセスし、第1の期間における前記所定の商品の単位期間毎の販売数を示す販売数情報を取得する取得処理と、
    前記販売数情報に基づいて、前記第1の期間において、前記所定の商品の需要が増加したことを示す所定の傾向があるか否かを判定する判定処理と、
    前記所定の傾向があると判定されると、前記所定の傾向が発生したタイミングより前の第2の期間において、前記所定の商品に関する情報を所定のSNSサイトに投稿したユーザを特定する特定処理と、
    前記ユーザの前記投稿の閲覧数及び出現回数に基づいて、前記所定の商品の需要の増加と前記ユーザとの関係を示す指標を計算する第1計算処理と、
    を実行させ、
    前記所定の商品は、所定の領域内の店舗での販売に所定の規制が課されている、前記所定の領域外の商品であり、
    前記ショッピングサイトは、前記所定の領域内の利用者を対象としたサイトであること、
    を特徴とする情報処理プログラム。


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