JP2020086418A - 色分解光学系及び撮像装置 - Google Patents

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Shinichi Okita
晋一 沖田
村上 隆
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隆 村上
茂弘 金山
Shigehiro Kanayama
茂弘 金山
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Abstract

【課題】 色再現性よりも感度が優先された従来の色分解光学系のプリズム分光特性に対して、理想特性に近い色再現性を有し、かつ、高い感度を維持した分光特性を有する色分解光学系および撮像装置を提供することにある。【解決手段】 本発明では、色分解光学系で用いられている青反射ダイクロイック膜と赤反射ダイクロイック膜の透過率特性曲線の傾きと半値波長を最適化し、各プリズム射出面のトリミングフィルタを用いて、各プリズムの射出面から射出する透過光の調整を行うことにより、理想特性に近い色再現性を有し、かつ、高い感度を維持した分光特性の実現が行える。【選択図】図2

Description

本発明は、入射光を複数の色光に分解する色分解光学系、及び、その色分解光学系を備えた撮像装置に関する。
一般に、テレビカメラやビデオカメラ等の撮像装置には、色分解光学系が備えられている。
図1に示すように、色分解プリズム112は、撮影レンズ113の側より、第1プリズム、第2プリズム、第3プリズムから構成され、第1プリズムと第2プリズムの間には空気間隙108を有し、第2プリズムと第3プリズムは接着により接合されている。撮影レンズ113は、不図示の被写体からの光束を集光し、色分解プリズム112へと導光している。
第1プリズムは、撮影レンズに面して入射面101を有し、入射面101より入射した撮影レンズからの光を、透過面102に施した青反射ダイクロイック膜にて青色光のみを反射させ、残りを透過させる。反射した青色光は、入射面101にて全反射し、出射面のトリミングフィルタ105を射出して撮像素子109に向かう。透過面102を透過した光は、空気間隙108を通って第2プリズムの入射面103より入射する。
第2プリズムの透過面104に施した赤反射ダイクロイック膜は、赤色光のみを反射し、残った緑色光を透過させる。反射した赤色光は、空気間隙108と接する第2プリズムの入射面103面にて全反射し、出射面のトリミングフィルタ106を射出して撮像素子110に向かう。
透過面104を透過した緑色光は、第3プリズムに入射し、出射面のトリミングフィルタ107を射出し、撮像素子111に向かう。このようにして、色分解プリズムは光束を分解する。
前記トリミングフィルタ105、106、107は、分光特性を理想とする特性に近づけるために設けられており、前記青反射ダイクロイック膜と赤反射ダイクロイック膜とで整形できなかった波長成分の分光特性を整える。
また、必要に応じて、前記トリミングフィルタ射出面のダイクロイック膜を用いて、各プリズム射出面から射出する不要な波長成分の遮断を行っている。
図7の規格化された青色成分の総合分光透過特性704、規格化された緑色成分の総合分光透過特性705および規格化された赤色成分の総合分光透過特性706は、それぞれ、カラー撮像系で理想とされている分光特性を青色成分、緑色成分および赤色成分の3色について示している。この理想特性は、各色光成分の最大値が1となるように規格化したものであり、縦軸は透過率を示す。この「理想特性」は、色再現媒体の3原色の色度座標から換算され、XYZ表色系の等色関数の一次変換により求めることができる。ここで、「色再現媒体」とは、撮像装置によって撮影された画像を再現するものである。
図1に示した色分解光学系を用いて、前記、理想とされている分光特性に近い透過特性が得られれば、理想特性に近い色再現を行うことができる。しかしながら、理想特性と同じ特性にすることは困難であり、実際には、図8に示すように、前記、理想特性の曲線に比べて、立ち上がりと立ち下がりの傾斜が急な特性を持つものが使用され、色再現性よりも、感度優先の設計がなされていた。これに対して、理想特性に近い色再現性を有し、かつ、高い感度を維持した分光特性を実現したいという要求がある。
特開2009−075543号公報
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、理想特性に近い色再現性を有し、かつ、高い感度を維持した分光特性を有する色分解光学系および撮像装置を提供することにある。
ゴースト・フレアを低減するため、プリズムの射出面にダイクロイック膜付きのトリミングフィルタを使用せず、理想的な分光特性に近い特性を得て色再現性を向上する技術が従来から知られている。前記、特許文献1に示す特開2009−075543号公報では、第1ダイクロイック膜の波長に対する透過率を示す透過特性曲線について、XYZ表色系の等色関数の一次変換で示される理想的な緑色の分光特性の短波長側の特性曲線に沿うように、最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が0.2[%/nm]以上2.0[%/nm]以下となる形状を有することが記載されている。これに対して、本発明では、XYZ表色系の等色関数の一次変換で示される理想特性のマイナス領域の影響を考慮し、規格化された緑色成分の総合分光透過特性について、短波長側の透過率20[%]から50[%]に立ち上がる範囲内で、規格化された緑色成分の理想特性と交差させ、その交差した上側を規格化された緑色成分の理想特性よりも短波長側に膨らませることにより、青色成分の感度および色再現性を向上させることを特徴とする。
そこで、本発明では、青、赤、緑の3つの色成分に分解する色分解光学系であって、入射光側から順に、第1ダイクロイック膜を有し、前記第1ダイクロイック膜によって反射された第1の色成分を取り出す第1のプリズムと、第2ダイクロイック膜を有し、前記第1ダイクロイック膜を透過し、前記第2ダイクロイック膜で反射した第2の色成分を取り出す第2プリズムと、前記第1及び第2ダイクロイック膜を透過した第3の色成分を取り出す第3のプリズムとを備え、前記第1ダイクロイック膜が前記青色成分を反射する膜構成とし、前記第2ダイクロイック膜が前記赤色成分を反射する膜構成とし、かつ、前記第1ダイクロイック膜の波長に対する透過率を示す透過特性曲線について、最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.0[%/nm]より大きく、4.0[%/nm]より小さくなる形状を有し、前記第2ダイクロイック膜の波長に対する透過率を示す透過特性曲線について、最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.0[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状とする。
また、前記最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.0[%/nm]より大きく、4.0[%/nm]より小さくなる形状を有する第1ダイクロイック膜の透過特性曲線の最低透過率と最高透過率との中間となる半値波長が485[nm]以上、495[nm]以下とする。
また、前記最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.0[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状を有する第2ダイクロイック膜の透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が575[nm]以上、585[nm]以下とする。
また、前記青反射ダイクロイック膜と赤反射ダイクロイック膜とで整形できなかった波長成分の分光特性を整えるため、前記トリミングフィルタを用いて、各プリズムの射出面から射出する透過光の調整を行っている。ゴースト・フレアを防止するため、前記トリミングフィルタの射出面にはダイクロイック膜を設けていない。
本発明によれば、前記第1ダイクロイック膜および前記第2ダイクロイック膜の分光透過特性曲線とし、各プリズム射出面のトリミングフィルタを用いて透過光の調整を行い、図2に示す本発明の一例の分光透過特性とすることにより、前記トリミングフィルタの射出面にダイクロイック膜を使用することなく、理想特性に近い色再現性を有し、かつ、高い感度を維持した分光特性の実現が行える。
3色分解プリズム光学系の構成図 本発明の色分解光学系で用いられる分光透過特性の一例を示す特性図 本発明の色分解光学系で用いられる青反射/赤反射ダイクロイック膜特性の一例を示す特性図 本発明の色分解光学系で用いられる各プリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性の一例を示す特性図 プリズム以外の光学要素の分光特性 総合分光透過特性 規格化された総合分光特性と理想特性 従来の分光透過特性 色再現性を示すu’v’色度図
本発明による実施形態について、以下、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、色分解プリズム112は、撮影レンズ113の側より、第1プリズム、第2プリズム、第3プリズムから構成され、第1プリズムと第2プリズムの間には空気間隙108を有し、第2プリズムと第3プリズムは接着により接合されている。撮影レンズ113は、不図示の被写体からの光束を集光し、色分解プリズム112へと導光している。
第1プリズムは、撮影レンズに面して入射面101を有し、入射面101より入射した撮影レンズからの光を、透過面102に施した青反射ダイクロイック膜にて青色光のみを反射させ、残りを透過させる。反射した青色光は、入射面101にて全反射し、出射面のトリミングフィルタ105を射出して撮像素子109に向かう。透過面102を透過した光は、空気間隙108を通って第2プリズムの入射面103より入射する。
第2プリズムの透過面104に施した赤反射ダイクロイック膜は、赤色光のみを反射し、残った緑色光を透過させる。反射した赤色光は、空気間隙108と接する第2プリズムの入射面103面にて全反射し、出射面のトリミングフィルタ106を射出して撮像素子110に向かう。
透過面104を透過した緑色光は、第3プリズムに入射し、出射面のトリミングフィルタ107を射出し、撮像素子111に向かう。このようにして、色分解プリズムは光束を分解する。
前記トリミングフィルタ105、106、107は、前記青反射ダイクロイック膜と赤反射ダイクロイック膜とで整形できなかった波長成分の分光特性を整える。
また、ゴースト・フレアを防止するため、前記トリミングフィルタの射出面にはダイクロイック膜を設けていない。
図7の704、705および706は、それぞれ、カラー撮像系で理想とされている分光特性を青色成分、緑色成分および赤色成分の3色について示している。この理想特性は、各色光成分の最大値が1となるように規格化したものであり、縦軸は相対値を示す。この「理想特性」は、色再現媒体の3原色の色度座標から換算され、XYZ表色系の等色関数の一次変換により求めることができる。ここで、「色再現媒体」とは、撮像装置によって撮影された画像を再現するものである。
図1に示した色分解光学系を用いて、前記、理想とされている分光特性に近い透過特性が得られれば、理想特性に近い色再現を行うことができる。しかしながら、理想特性と同じ特性にすることは困難であり、実際には、図8に示すように、前記、理想特性の曲線に比べて、立ち上がりと立ち下がりの傾斜が急な特性を持つものが使用され、色再現性よりも感度優先の設計がなされていた。これに対して、理想特性に近い色再現性を有し、かつ、高い感度を維持した分光特性を実現したいという要求がある。
図8は、従来の設計例である。この設計例では、第1プリズムから取り出された青色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−4.0[%/nm]以上、−2.0[%/nm]以下となる形状を有し、第2プリズムから取り出された赤色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が4.0[%/nm]以上、6.0[%/nm]以下となる形状を有し、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が4.0[%/nm]以上、6.0[%/nm]以下となる形状を有し、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−6.0[%/nm]以上、−4.0[%/nm]以下となる形状を有している。
更に、図8に示す従来の設計例では、第1プリズムから取り出された青色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−4.0[%/nm]以上、−3.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が478[nm]以上、488[nm]以下となり、第2プリズムから取り出された赤色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が7.0[%/nm]以上、8.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が575[nm]以上、585[nm]以下となり、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が4.0[%/nm]以上、5.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が491[nm]以上、501[nm]以下となり、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−6.0[%/nm]以上、−4.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が573[nm]以上、583[nm]以下となる。
これに対して、図2に示す本発明における設計例では、第1プリズムから取り出された青色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有し、第2プリズムから取り出された赤色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が1.0[%/nm]以上、3.0[%/nm]以下となる形状を有し、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が2.0[%/nm]以上、4.0[%/nm]以下となる形状を有し、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有している。
更に、図2に示す本発明における設計例では、第1プリズムから取り出された青色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が476[nm]以上、486[nm]以下となり、第2プリズムから取り出された赤色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が1.0[%/nm]以上、3.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が577[nm]以上、587[nm]以下となり、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が2.0[%/nm]以上、4.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が495[nm]以上、505[nm]以下となり、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が576[nm]以上、586[nm]以下となる。
前記、本発明におけるプリズム分光透過特性曲線を実現するため、前記青色成分反射ダイクロイック膜と赤色成分反射ダイクロイック膜の本発明における設計例を図3に示す。前記第1ダイクロイック膜の波長に対する透過率を示す透過特性曲線について、図3の301に示すように、最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.0[%/nm]より大きく、4.0[%/nm]より小さくなる形状を有し、前記第2ダイクロイック膜の波長に対する透過率を示す透過特性曲線について、図3の302に示すように、最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.0[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状を有する。
また、前記最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.0[%/nm]より大きく、4.0[%/nm]より小さくなる形状を有する第1ダイクロイック膜の透過特性曲線の最低透過率と最高透過率との中間となる半値波長を485[nm]以上、495[nm]以下としている。
また、前記最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.0[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状を有する第2ダイクロイック膜の透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長を575[nm]以上、585[nm]以下としている。
更に、前記トリミングフィルタ105、106、107を用いて各プリズムの射出面から射出する透過光の調整を行っている。図4は、本発明の色分解光学系で用いられている前記トリミングフィルタ105、106、107の透過特性の設計例として、青色成分の光射出面トリミングフィルタ透過特性401、緑色成分の光射出面トリミングフィルタ透過特性402、赤色成分の光射出面トリミングフィルタ透過特性403を示す。
前記第1プリズム射出面のトリミングフィルタ105は、青色光を取り出すプリズムの射出面側に配置され、図4の401に示すように、緑色光および赤色光を遮断し、青色光を透過する特性を有する。最低透過率と最高透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値を−2.5[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下とし、最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長を485[nm]以上、495[nm]以下としている。このトリミングフィルタ105の光射出面には、透過率維持とゴースト・フレア防止のため、ダイクロイック膜を形成せず、反射防止膜を設けている。
前記第2プリズム射出面のトリミングフィルタ106は、赤色光を取り出すプリズムの射出面側に配置され、図4の403に示すように、青色光および緑色光を遮断し、赤色光を透過する特性を有する。最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値を2.5[%/nm]以上、4.5[%/nm]以下とし、最低透過率と最高透過率との中間となる半値波長を549[nm]以上、559[nm]以下としている。このトリミングフィルタ106の光射出面には、透過率維持とゴースト・フレア防止のため、ダイクロイック膜を形成せず、反射防止膜を設けている。
前記第3プリズム射出面のトリミングフィルタ107は、緑色光を取り出すプリズムの射出面側に配置され、図4の402に示すように、青色光を遮断し、緑色および赤色光を透過する特性を有する。最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値を2.5[%/nm]以上、4.5[%/nm]以下とし、最低透過率と最高透過率との中間となる半値波長を489[nm]以上、499[nm]以下としている。このトリミングフィルタ107の光射出面には、透過率維持とゴースト・フレア防止のため、ダイクロイック膜を形成せず、反射防止膜を設けている。
図3に示す前記第1ダイクロイック膜および前記第2ダイクロイック膜の分光透過特性曲線、図4に示す前記青色・緑色・赤色成分の各プリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性とすることにより、図2に示す本発明の分光透過特性が得られる。
図5では、プリズム部以外の光学要素の特性として、色温度3200Kの光源501と、撮影レンズ502と、IRカットフィルタ503と、撮像素子504(B/R/Gチャンネル共通)を示している。
図6に示す本発明による青色成分の総合分光特性601は、図5に示すプリズム部以外の光学要素の特性である色温度3200Kの光源の分光特性501と撮影レンズの分光特性502とIRカットフィルタの分光特性503と撮像素子の分光特性504と図2に示す本発明によるプリズム部での青色成分の分光透過特性201とを掛け合わせた撮像装置における光学系全体での青色成分の総合分光特性を示している。図6に示す本発明による緑色成分の総合分光特性602は、図5に示すプリズム部以外の光学要素の特性である色温度3200Kの光源の分光特性501と撮影レンズの分光特性502とIRカットフィルタの分光特性503と撮像素子の分光特性504と図2に示す本発明によるプリズム部での緑色成分の分光透過特性202とを掛け合わせた撮像装置における光学系全体での緑色成分の総合分光特性を示している。図6に示す本発明による赤色成分の総合分光特性603は、図5に示すプリズム部以外の光学要素の特性である色温度3200Kの光源の分光特性501と撮影レンズの分光特性502とIRカットフィルタの分光特性503と撮像素子の分光特性504と図2に示す本発明によるプリズム部での赤色成分の分光透過特性203とを掛け合わせた撮像装置における光学系全体での赤色成分の総合分光特性を示している。
図7に示す規格化された青色成分の総合分光特性701、規格化された緑色成分の総合分光特性702および規格化された赤色成分の総合分光特性703は、図6に示した前記総合分光特性を規格化した特性を示しており、縦軸は相対値を示す。図7には、比較のために、規格化された青色成分の理想特性704、規格化された緑色成分の理想特性705および規格化された赤色成分の理想特性706と、本発明の実施例での色分解光学系を用いた場合の前記総合分光特性701、702、703を示す。ここで、規格化された緑色成分の総合分光特性702は、短波長側の透過率20[%]から50[%]に立ち上がる範囲内で、規格化された緑色成分の理想特性705と交差していることを特徴とする。これは、XYZ表色系の等色関数の一次変換で示される理想特性のマイナス領域の影響を考慮し、規格化された緑色成分の総合分光特性702について、前記交差した点より透過率の高い上側を、規格化された緑色成分の理想特性705よりも短波長側に膨らませることにより、青色成分の感度および色再現性を向上させるためである。これを実現するため、図3に示す本発明による青反射ダイクロイック膜特性301の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%までの特性を直線的な形状とし、その傾きの平均値を2.0[%/nm]より大きく、4.0[%/nm]より小さくなるようにしている。
図9は、本実施の形態による設計例での色再現性を示したu’v’色度図である。横軸がu’色度座標値を示し、縦軸がv’色度座標値を示す。図中の三角形901の領域は、色再現媒体の3原色R,G,Bの色度座標値を結んだものであり、色再現媒体において再現可能な色範囲を示す。この三角形901の周辺に向かうほど、より高い彩度となる。色再現媒体の原色の赤色Redの座標点は右上方向に存在し、原色の青色Blueの座標点は左下方向に存在し、原色の緑色Greenの座標点は左上方向に存在する。
また、図中の三角形901の領域内に白抜きの四角形「□」で示した座標点902は物体白色を示す。本実施の形態による設計例において、理想点からのずれ量(再現色のずれ量)は、各色度座標点からのベクトル線で示される。このベクトル線は、図7の704、705、706に示す理想特性が得られれば、0となる。実際には、完全に理想特性と等しくすることは難しく、理想特性にできるだけ近づけるような設計が行われる。
図8に示す、従来の色再現性よりも感度が優先された設計例での色再現性を図9のu’v’色度図に点線のベクトルで示す。これに対して、図2は、理想特性に近い色再現性を有し、かつ、高感度な分光特性を実現した本発明における設計例であり、この色再現性を図9のu’v’色度図に実線のベクトルで示す。この実線ベクトルは、前記点線のベクトルに比べて、ベクトルの大きさは全体的に小さく、平均色差は9.38から5.69に改善されていて、理想特性に近い色再現性を有している。また、図6に示す本発明による青色成分の総合分光特性601の積分値である感度は932であり、従来の色再現性よりも感度を優先した設計例の図8に基づく感度909を上回っている。かつ、ベクトルの方向は点線のベクトルとほぼ同様、三角形901の周辺に向かっており、バランスのとれた高い感度と彩度を実現している。
このように、本発明によれば、図3に示す前記第1ダイクロイック膜および前記第2ダイクロイック膜の分光透過特性曲線、図4に示す前記青色・緑色・赤色成分の各プリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性とすることにより、図2に示す本発明の分光透過特性が得られる。これにより、図9のu’v’色度図に示すように、色再現性よりも感度を優先した従来の分光特性に対して、理想特性に近い色再現性およびバランスのとれた高い感度と彩度を有する分光特性の実現が行える。
以上説明してきたように、本発明の色分解光学系を使用することで、色再現性よりも感度が優先された従来の色分解光学系のプリズム分光特性に対して、理想特性に近い色再現性およびバランスのとれた高い感度と彩度を有する分光特性の実現が行える。
101 第1プリズムの入射面
102 第1プリズムの透過面のダイクロイック膜面
103 第2プリズムの入射面
104 第2プリズムの透過面のダイクロイック膜面
105 第1プリズム出射面のトリミングフィルタ
106 第2プリズム出射面のトリミングフィルタ
107 第3プリズム出射面のトリミングフィルタ
108 空気間隙
109 青色光の撮像素子
110 赤色光の撮像素子
111 緑色光の撮像素子
112 色分解プリズム
113 撮影レンズ
114 IRカットフィルタ
201 本発明による青色成分の分光透過特性
202 本発明による緑色成分の分光透過特性
203 本発明による赤色成分の分光透過特性
204 本発明による青色成分の分光透過特性の半値
205 本発明による緑色成分の分光透過特性の短波長側の半値
206 本発明による緑色成分の分光透過特性の長波長側の半値
207 本発明による赤色成分の分光透過特性の短波長側の半値
301 本発明による青反射ダイクロイック膜特性
302 本発明による赤反射ダイクロイック膜特性
303 本発明による青反射ダイクロイック膜特性の半値
304 本発明による赤反射ダイクロイック膜特性の半値
401 本発明による青色成分のプリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性
402 本発明による緑色成分のプリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性
403 本発明による赤色成分のプリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性
404 本発明による青色成分プリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性の半値
405 本発明による緑色成分プリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性の半値
406 本発明による赤色成分プリズム射出面のトリミングフィルタ透過特性の半値
501 色温度3200Kの光源の分光特性
502 撮影レンズの分光特性
503 IRカットフィルタの分光特性
504 撮像素子の分光特性
601 本発明による青色成分の総合分光特性
602 本発明による緑色成分の総合分光特性
603 本発明による赤色成分の総合分光特性
701 本発明による規格化された青色成分の総合分光特性
702 本発明による規格化された緑色成分の総合分光特性
703 本発明による規格化された赤色成分の総合分光特性
704 規格化された青色成分の理想特性
705 規格化された緑色成分の理想特性
706 規格化された赤色成分の理想特性
801 従来の青色成分の分光透過特性
802 従来の緑色成分の分光透過特性
803 従来の赤色成分の分光透過特性
804 従来の青色成分の分光透過特性の半値
805 従来の緑色成分の分光透過特性の短波長側の半値
806 従来の緑色成分の分光透過特性の長波長側の半値
807 従来の赤色成分の分光透過特性の短波長側の半値
901 u’v’色度図の3原色R,G,Bの色度座標値を結んだ三角形の領域
902 u’v’色度図の物体白色の座標点

Claims (13)

  1. 青、赤、緑の3つの色成分に分解する色分解光学系であって、入射光側から順に、第1ダイクロイック膜を有し、前記第1ダイクロイック膜によって反射された第1の色成分を取り出す第1のプリズムと、第2ダイクロイック膜を有し、前記第1ダイクロイック膜を透過し、前記第2ダイクロイック膜で反射した第2の色成分を取り出す第2プリズムと、前記第1及び第2ダイクロイック膜を透過した第3の色成分を取り出す第3のプリズムとを備え、前記第1ダイクロイック膜が前記青色成分を反射する膜構成とし、前記第2ダイクロイック膜が前記赤色成分を反射する膜構成とし、かつ、前記第1ダイクロイック膜の波長に対する透過率を示す透過特性曲線について、最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.0[%/nm]より大きく、4.0[%/nm]より小さくなる形状を有し、前記第2ダイクロイック膜の波長に対する透過率を示す透過特性曲線について、最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.0[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状を有していることを特徴とする色分解光学系。
  2. 前記請求項1に記載の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.0[%/nm]より大きく、4.0[%/nm]より小さくなる形状を有する第1ダイクロイック膜の透過特性曲線の最低透過率と最高透過率との中間となる半値波長が485[nm]以上、495[nm]以下となり、前記請求項1に記載の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.0[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状を有する第2ダイクロイック膜の透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が575[nm]以上、585[nm]以下となることを特徴とする色分解光学系。
  3. 赤色光を取り出すプリズムの射出面側に配置され、青色光および緑色光を遮断し、赤色光を透過するトリミングフィルタをさらに備え、本フィルタの最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.5[%/nm]以上、4.5[%/nm]以下となる形状を有することを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載の色分解光学系。
  4. 前記請求項3に記載の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.5[%/nm]以上、4.5[%/nm]以下となる形状を有するトリミングフィルタの透過特性曲線の最低透過率と最高透過率との中間となる半値波長が549[nm]以上、559[nm]以下となることを特徴とする色分解光学系。
  5. 緑色光を取り出すプリズムの射出面側に配置され、青色光を遮断し、緑色および赤色光を透過するトリミングフィルタをさらに備え、本トリミングフィルタの最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.5[%/nm]以上、4.5[%/nm]以下となる形状を有することを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載の色分解光学系。
  6. 前記請求項5に記載の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する傾きの平均値が2.5[%/nm]以上、4.5[%/nm]以下となる形状を有するトリミングフィルタの透過特性曲線の最低透過率と最高透過率との中間となる半値波長が489[nm]以上、499[nm]以下となることを特徴とする色分解光学系。
  7. 青色光を取り出すプリズムの射出面側に配置され、緑色および赤色光を遮断し、青色光を透過するトリミングフィルタをさらに備え、本トリミングフィルタの最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.5[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状を有することを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載の色分解光学系。
  8. 前記請求項7に記載の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する傾きの平均値が−2.5[%/nm]以上、−0.5[%/nm]以下となる形状を有するトリミングフィルタの透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が485[nm]以上、495[nm]以下となることを特徴とする色分解光学系。
  9. 前記プリズムの赤色光と緑色光と青色光を取り出す射出面には反射防止膜が施されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の色分解光学系。
  10. 前記プリズムの赤色光と緑色光と青色光を取り出す射出面にはダイクロイック膜が施されていないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の色分解光学系。
  11. 青、赤、緑の3つの色成分に分解する色分解光学系の分光透過特性であって、第1プリズムから取り出された青色成分の光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有し、第2プリズムから取り出された赤色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が1.0[%/nm]以上、3.0[%/nm]以下となる形状を有し、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が2.0[%/nm]以上、4.0[%/nm]以下となる形状を有し、第3プリズムから取り出された緑色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の色分解光学系。
  12. 前記請求項11に記載の第1プリズムから取り出された青色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が476[nm]以上、486[nm]以下となり、前記請求項11に記載の第2プリズムから取り出された赤色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が1.0[%/nm]以上、3.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が577[nm]以上、587[nm]以下となり、前記請求項11に記載の第3プリズムから取り出された緑色成分光の最低透過率と最高透過率との間の範囲の20%から80%に変化する短波長側の傾きの平均値が2.0[%/nm]以上、4.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が495[nm]以上、505[nm]以下となり、前記請求項11に記載の第3プリズムから取り出された緑色成分光の最高透過率と最低透過率との間の範囲の80%から20%に変化する長波長側の傾きの平均値が−3.0[%/nm]以上、−1.0[%/nm]以下となる形状を有する透過特性曲線の最高透過率と最低透過率との中間となる半値波長が576[nm]以上、586[nm]以下となることを特徴とする色分解光学系。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の色分解光学系と、前記色分解光学系によって分解された各色光に対応して設けられ、入射した各色光に応じた電気信号を出力する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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