JP2020084093A - 高安全性ウレタンアクリレートとその製造方法 - Google Patents
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(1)1分子あたり末端基として2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレート由来のアクリレート基を1つ以上有し、分子中にイソシアネート基を有しない、且つ、2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレートを含有しないウレタンアクリレート、
(2)1分子あたり末端基としてさらに、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、2−ヒドロキシエチル−N−メチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチル−N−メチルメタクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルアクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルメタクリルアミドからなる群より選ばれる1種以上の化合物由来の(メタ)アクリロイル基を1つ以上有することを特徴とする前記(1)に記載のウレタンアクリレート、
(3)2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレートから由来するアクリレート基はウレタン(メタ)アクリレート中のアクリロイル基の全体に対して50〜99モル比%であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載のウレタンアクリレート、
(4)1分子あたり水酸基を2つ以上有するポリオール(A)、1分子あたりイソシアネート基を2つ以上有するポリイソシアネート(B)、2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレート(C)とを、水酸基の合計に対してイソシアネート基の合計は当量以上の配合比で反応させてから、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルアクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルメタクリルアミドからなる群より選ばれる1種以上の化合物(D)と反応させて得ることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートの製造方法、
(5)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする高安全性活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、
(6)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性粘着剤、
(7)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とするエネルギー線硬化性高安全性接着剤、
(8)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性インクジェットインク、
(9)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性3D造形用インク、
(10)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性コーティング剤、
(11)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性爪装飾剤、
(12)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性封止剤、
(13)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性加飾フィルム、
(14)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性車両外装保護剤、
(15)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性建築物用塗料
を提供するものである。
本発明の高安全性ウレタンアクリレートは、1分子あたり末端基として2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレート由来のアクリレート基を1つ以上有し、分子中にイソシアネート基を有しない、且つ、2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレートを含有しないものである。
得られたウレタンアクリレートの数平均分子量及びウレタンアクリレート中に残存するC成分とD成分の含有量は高速液体クロマトグラフィー((株)島津製作所製、「LC−10A」に、カラム:Shodex GPC KF−806L(排除限界分子量:2×107、分離範囲:100〜2×107、理論段数:10,000段/本、充填剤材質:スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、充填剤粒径:10μm)の3本直列)、溶離液:テトラヒドロフラン)により測定し、標準ポリスチレン分子量換算により算出した。
(2)ウレタンアクリレートのアクリル当量の算出
得られたウレタンアクリレートの分子量から、下記式によりアクリル当量を算出した。アクリル当量=数平均分子量/二重結合の個数
撹拌機、温度計、冷却器及び乾燥ガス導入管を備えた容量300mLの4つ口フラスコにユニオール D−250(ポリプロピレングリコール、日油社製、数量平均分子量:250)12.5g(50mmol)、イソホロンジイソシアネート(IPDI) 22.2g(100mmol)、ヒドロキシエチルアクリレート(HEA、C1) 9.5g(81.9mmol)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) 0.02gとジブチル錫ジラウレート 0.02gを仕込み、攪拌しながら80℃まで昇温し、80℃で4時間反応させた。次に、ヒドロキシエチルアクリルアミド(KJケミカルズ(株)製、商標登録「HEAA」) 3.45g(30mmol)を加え、80℃に保持しながら3時間撹拌を続け、やや粘性のある液体を得た。赤外吸収スペクトル(IR)測定により、HEA由来のエステル基の特有吸収(1720cm−1)、「HEAA」由来のアミド基の特有吸収(1650cm−1)及び生成したウレタン結合の特有吸収(1750cm−1)が検出されたことにより、ウレタンアクリレートの生成を確認した。また、イソシアネート基を含有しないことを確認し(IR測定により2260cm−1にイソシアネート基の特有吸収が完全に消失した)、HEAを含有しないことも確認し、「HEAA」の含有量は2.3%であって、高安全性ウレタンアクリレートSUA−1を取得した。また、得られたSUA−1の数平均分子量は1,220、アクリル当量は610であった。
実施例1と同様な装置(500mL)を用い、アデカニューエースY6−30(ポリエステルジオール旭電化工業(株)製、数平均分子量:3000)150.0g(50.mmol)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)9.25g(55.mmol)、ヒドロキシプロピルアクリレート(HPA、C2)0.68g(5.2mmol)、ジブチル錫ジラウレート 0.05g、メチルハイドロキノン(MHQ)0.2gを仕込んで、100℃に昇温し、100℃で4時間反応させた。その後、反応液を60℃まで冷却し、「HEAA」 1.20g(10.4mmol)を加え、60℃に保持しながら5時間撹拌を続け、薄黄色粘性のある液体を得た。実施例1と同様に、IR分析により目的のウレタンアクリレートの生成を確認した。また、実施例1と同様に、得られたウレタンアクリレート中にHPAを含有しないことを確認し、イソシアネート基を残存していないことを確認し、安全性ウレタンアクリレートSUA−2を取得した。SUA−2中に「HEAA」は0.3%含有していた。また、SUA−2の数平均分子量は96,500、アクリル当量は73,800であった。
実施例1と同じ装置を用い、T−5650E(ポリカーボネートポリオール(1,5−ペンタンジオール/1,6−ヘキサンジオール)、旭化成ケミカルズ社製、数平均分子量500)25.0g(50mmol)、HEA 25.8g(20mmol)、BHT 0.06g、ジブチル錫ジラウレート 0.01g、メチルエチルケトン(MEK) 30gを仕込んだ後、65℃に昇温し、IPDIヌレート 66.6g(100mmol)を65℃に維持するように滴下速度を調製しながら滴下し、65℃で2時間をさらに反応させた。次に、ヒドロキシブチルアクリレート(HBA) 36.0g(250mmol)を加え、65℃に保持しながら6時間撹拌を続けた。減圧法により溶剤を留去し、やや粘性のある液体を得た。実施例1と同様に分析を行い、HEA及びイソシアネート基が残存しないことを確認し、高安全性ウレタンアクリレートSUA−3を取得した。SUA−3中のHBA含有量は4.5%であって、SUA−3の数平均分子量は1,450、アクリル当量は360であった。
実施例1と同じ装置を用い、GI−1000(両末端水酸基ブタジエン、日本曹達社製、数量平均分子量1500) 75.0g(50mmol)、HEA 11.6g(100mmol)、ジシクロヘキシルメタン4,4’−ジイソシアナート(水添MDI)39.3g(150mol)、BHT 0.06gを仕込んで、100℃で4時間反応させた。次に、反応液を60℃に冷却して、「HEAA」 17.2g(150mmol)を加え、100℃でさらに4時間反応を続けた。反応終了後、反応液を室温に冷却して、粘性のある液体を得た。実施例1と同様に分析を行い、HEA及びイソシアネート基が残存しないことを確認し、高安全性ウレタンアクリレートSUA−4を取得した。SUA−4中の「HEAA」含有量は1.2%であって、SUA−4の数平均分子量は5,800、アクリル当量は2,900であった。
実施例1と同じ装置を用い、KF−6000(両末端カルビノール変性シリコーン、信越化学社製、数平均分子量:1,000) 50g(50mmol)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMHDI) 21.0g(100mmol)、ジブチル錫ジラウレート 0.3g、BHT 0.04gを仕込み、70℃まで昇温した後、70℃で5時間反応させた。次に、HPA 13.0g(100mmol)を仕込み、70℃に保持しながら3時間撹拌を続けた。その後、ヒドロキシエチルメタクリルアミド(HEMAA) 3.2g(25mmol)を添加し、80℃で4時間反応を行い、粘性のある液体を得た。実施例1と同様に分析を行い、HPA及びイソシアネート基が残存しないことを確認し、高安全性ウレタンアクリレートSUA−5を取得した。SUA−5中のHEMAA含有量は0.1%であって、SUA−5の数平均分子量は1,600、アクリル当量は830であった。
実施例1と同様な装置(500mL)を用い、UT−1001(アクリルポリマー、綜研化学社製、数平均分子量:3500) 175.0g(50mmol)、IPDI 16.7g(75mmol)、HEA 1.7g(15mmol)、ジブチル錫ジラウレート 0.1gを仕込んで、80℃で3時間反応させた。その後、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA) 3.2g(25mmol)を加え、80℃に保持しながら5時間撹拌を続け、薄黄色粘性のある液体を得た。実施例1と同様に分析を行い、HEA及びイソシアネート基が残存しないことを確認し、高安全性ウレタンアクリレートSUA−6を取得した。SUA−6中のHEMA含有量は0.6%であって、SUA−6の数平均分子量は11,800、アクリル当量は6,000であった。
実施例1と同様な装置(500mL)を用い、C−1090((株)クラレ製の両末端に水酸基を有するポリカーボネートポリオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール/1,6−ヘキサンジオール=9/1、重量平均分子量=1000) 50.0g(50mmol)、ユニオールD−1000(ユニオールD−1000,日油(株)社製 ポリプロピレングリコール、重量平均分子量=1000) 5.0g(5.0mmol)、IPDI 17.1g(77mmol)、HEA 1.7g(15mmol)、ジブチル錫ジラウレート 0.03g、MHQ 0.10gを仕込んで、攪拌しならが80℃で4時間反応させた。次に、反応液を40℃まで冷却した後、「HEAA」 1.2g(10mmol)を加え、60℃に保持しながら5時間撹拌を続け、薄黄色粘性のある液体を得た。実施例1と同様に分析を行い、HEA及びイソシアネート基が残存しないことを確認し、高安全性ウレタンアクリレートSUA−7を取得した。SUA−7中の「HEAA」含有量は0.2%であって、SUA−7の数平均分子量は26,800、アクリル当量は13,400であった。
実施例1と同じ装置を用い、アデカニューエースY6−30(ポリエステルジオール旭電化工業(株)製、数平均分子量:3000) 60.0g(20mmol)、ユニオール D−1000 30.0g(30mmol)、HDI 9.10g(100mmol)、HEA 8.6g(75mmol)、ジブチル錫ジラウレート 0.05g、MHQ 0.2gを仕込んだ後、80℃で4時間反応させた。次に、反応液を40℃まで冷却した後、「HEAA」 3.5g(30mmol)とHBA 2.2g(15mmol)を仕込み、60℃に保持しながら5時間撹拌を続けた。薄黄色粘性のある液体得た。実施例1と同様に分析を行い、HEA及びイソシアネート基が残存しないことを確認し、高安全性ウレタンアクリレートSUA−8を取得した。SUA−8中の「HEAA」含有量は0.1%、HBA含有量は0.5%であった。SUA−8の数平均分子量は48,600、アクリル当量は24,300であった。
実施例1と同じ装置を用い、PTMG 650(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、三菱化学社製、数平均分子量:650) 65.0g(100mmol)、IPDI 33.3g(150mmol)、HEA 5.8g(50mmol)、BHT 0.05gジブチル錫ジラウレート 0.02gを仕込んで、80℃で8時間反応させ、やや粘性のある液体を得た。実施例1と同様にIR分析を行い、2260cm−1にイソシアネート基の特有吸収が確認された。また、得られたウレタンアクリレートUA−1中にHEAを含有せず、UA−1の数平均分子量は4,800、アクリル当量は2,400であった。
実施例1と同じ装置を用い、PTMG 650(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、三菱化学社製、数平均分子量:650) 65.0g(100mmol)、IPDI 33.3g(150mmol)、HEA 11.5g(100mmol)、BHT 0.05gジブチル錫ジラウレート 0.02gを仕込んで、80℃で8時間反応させ、やや粘性のある液体を得た。実施例1と同様にIR分析を行い、イソシアネート基の残存が確認され、また、得られたウレタンアクリレートUA−2中のHEA含有量が0.8%であった。UA−2の数平均分子量は6,200、アクリル当量は3,100であった。
実施例1と同じ装置を用い、PTMG 650(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、三菱化学社製、数平均分子量:650) 65.0g(100mmol)、IPDI 33.3g(150mmol)、HEA 23.0g(200mmol)、BHT 0.05gジブチル錫ジラウレート 0.02gを仕込んで、80℃で8時間反応させ、やや粘性のある液体を得た。実施例1と同様にIR分析を行い、イソシアネート基が残存しないことを確認したが、得られたウレタンアクリレートUA−3中のHEA含有量は5.5%であった。UA−3の数平均分子量は5,600、アクリル当量は3,000であった。
実施例1と同じ装置を用い、PTMG 650(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、三菱化学社製、数平均分子量:650) 65.0g(100mmol)、IPDI 33.3g(150mmol)、HEA 11.5g(100mmol)、「HEAA」 11.6g(100mmol)、BHT 0.05gジブチル錫ジラウレート 0.02gを仕込んで、80℃で8時間反応させ、やや粘性のある液体を得た。実施例1と同様にIR分析を行い、イソシアネート基が残存しないことを確認したが、得られたウレタンアクリレートUA−4中のHEA含有量は3.5%、「HEAA」含有量は0.4%であった。UA−4の数平均分子量は10,200、アクリル当量は5,500であった。
Claims (15)
- 1分子あたり末端基として2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレート由来のアクリレート基を1つ以上有し、分子中にイソシアネート基を有しない、且つ、2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレートを含有しないウレタンアクリレート。
- 1分子あたり末端基としてさらに、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、2−ヒドロキシエチル−N−メチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチル−N−メチルメタクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルアクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルメタクリルアミドからなる群より選ばれる1種以上の化合物由来の(メタ)アクリロイル基を1つ以上有することを特徴とする請求項1に記載のウレタンアクリレート。
- 2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレートに由来するアクリレート基はウレタン(メタ)アクリレート中のアクリロイル基の全体に対して50〜99モル比%であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウレタンアクリレート。
- 1分子あたり水酸基を2つ以上有するポリオール(A)、1分子あたりイソシアネート基を2つ以上有するポリイソシアネート(B)、2−ヒドロキシエチルアクリレート及び/又は3−ヒドロキシプロピルアクリレート(C)とを、水酸基の合計に対してイソシアネートの合計は当量以上の配合比で反応させてから、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルアクリルアミド、3−ヒドロキシプロピルメタクリルアミドからなる群より選ばれる1種以上の化合物(D)と反応させて得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートの製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする高安全性活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性粘着剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とするエネルギー線硬化性高安全性接着剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性インクジェットインク。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性3D造形用インク。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性コーティング剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性爪装飾剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性封止剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性加飾フィルム。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性車両外装保護剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタンアクリレートを1重量%以上含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性高安全性建築物用塗料。
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