JP2020077462A - 電子部品ユニット - Google Patents

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理之 猶原
Masayuki Naohara
理之 猶原
智宏 杉浦
Tomohiro Sugiura
智宏 杉浦
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Abstract

【課題】誤組み付けを防止することができる電子部品ユニットを提供することを目的とする。【解決手段】電子部品ユニット1は、嵌合方向Xに沿って相互に嵌合することで電気的に接続可能である第1コネクタ13及び第2コネクタ23と、第1コネクタ13が実装される第1基板12と、嵌合方向Xに沿って延在し第2コネクタ23が実装される第2基板22と、第1基板12を内蔵するカバー部材14と、第1コネクタ13の壁面13aに沿って位置してカバー部材14と一体で形成され、当該カバー部材14から突出して形成される突出部17とを備え、突出部17は、第1コネクタ13と第2コネクタ23とを非正規位置関係で嵌合させる場合に、第2基板22の端面22aと当接し嵌合を規制し、第1コネクタ13と第2コネクタ23とを正規位置関係で嵌合させる場合に、端面22aとは当接しない。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品ユニットに関する。
車両等に搭載される従来のワイヤハーネスに設けられる電子部品ユニットとして、例えば、特許文献1には、コネクタピンが立設された底部と、コネクタ挿入領域を形成する側壁部と、を有したコネクタハウジングを備える電子制御装置が開示されている。この電子制御装置は、コネクタハウジングが回路基板を収納するケースの役割を兼ねている。回路基板は、可撓性のあるフレキシブル部で折り曲げられることにより当該コネクタハウジングの内部の空間に合わせて収納される。
特開2005−191130号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の電子制御装置は、例えば、回路基板同士を、コネクタを介して組み付ける場合があるが、このような場合に誤組み付けを防止することができる構成が望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、誤組み付けを防止することができる電子部品ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品ユニットは、嵌合方向に沿って相互に嵌合することで電気的に接続可能である第1コネクタ及び第2コネクタと、前記第1コネクタが実装される第1基板と、前記嵌合方向に沿って延在し前記第2コネクタが実装される第2基板と、前記第1コネクタの一部を露出させて前記第1基板を被覆し内蔵するカバー部材と、前記第1コネクタの壁面に沿って位置して前記カバー部材と一体で形成され、当該カバー部材から前記嵌合方向に沿って突出して形成される突出部とを備え、前記突出部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを予め定められた正規位置関係とは異なる非正規位置関係で前記嵌合方向に沿って嵌合させる場合に、前記第2基板の前記嵌合方向の端面と当接し前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合を規制し、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを前記正規位置関係で前記嵌合方向に沿って嵌合させる場合に、前記端面とは当接しないことを特徴とする。
また、上記電子部品ユニットでは、前記突出部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを前記非正規位置関係で前記嵌合方向に沿って嵌合させる場合に、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが電気的に接続される位置に至る前に前記端面と当接する突出量で形成されるものとすることができる。
本発明に係る電子部品ユニットは、誤組み付けを防止することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る電子部品ユニットが備える第1電子部品ユニットの内部構造を表す斜視図である。 図4は、実施形態に係る電子部品ユニットの突出部を含む部分斜視図である。 図5は、実施形態に係る電子部品ユニットのコネクタが非正規位置関係にある状態を説明する斜視図である。 図6は、実施形態に係る電子部品ユニットのコネクタが非正規位置関係にある状態を説明する部分斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1、図2、図3に示す電子部品ユニット1は、自動車等の車両に搭載される電気接続箱やワイヤハーネス等に組み込まれる電子部品モジュールを構成するものである。以下、電子部品ユニット1の各構成について具体的に説明する。なお、以下の説明を分かり易くするために、便宜的に互いに交差する3つの方向をそれぞれ「第1方向X」、「第2方向Y」、及び、「第3方向Z」という。ここでは、第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zとは、相互に直交(交差)する。第1方向Xは、典型的には、後述する第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向として説明する。
本実施形態の電子部品ユニット1は、第1電子部品ユニット10と、第2電子部品ユニット20とを備える。第1電子部品ユニット10、第2電子部品ユニット20は、共に基板12、22を含む基板ユニットを構成する。第1電子部品ユニット10は、電子部品11と、第1基板としての基板12と、第1コネクタとしてのコネクタ13と、カバー部材14とを備える(特に図3等参照)。第2電子部品ユニット20は、電子部品21と、第2基板としての基板22と、第2コネクタとしてのコネクタ23と備える。第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20とは、コネクタ13、23を介して相互に組み付けられ電気的に接続される。電子部品ユニット1は、第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20とによる基板ユニット組立体を構成する。
電子部品11、21は、それぞれ基板12、22に実装されるものであり、種々の機能を発揮する素子である。電子部品11、21は、例えば、コンデンサ、リレー、抵抗、トランジスタ、IPS(Intelligent Power Switch)、マイコンを含む電子制御ユニット等である。
基板12、22は、それぞれ種々の電子部品11、21、コネクタ13、23等が実装され、これらを電気的に接続する電子回路を構成するものである。基板12、22は、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の材料からなる絶縁層に銅等の導電性の材料によって配線パターン(プリントパターン)が印刷されている。基板12は、配線パターンが印刷された絶縁層を複数枚積層させ多層化されたもの(すなわち、多層基板)であってもよい。
本実施形態の基板12は、いわゆるリジッドフレキシブルプリント回路基板(Rigid Flexible Printed Circuit Board)である。基板12は、複数のリジッド部15、及び、フレキシブル部16を有し、当該複数のリジッド部15と当該フレキシブル部16とが一体化されたものである(特に図3等参照)。
リジッド部15は、電子部品11、コネクタ13が実装される実装部を構成する部分である。リジッド部15は、フレキシブル部16より屈曲しにくい程度に高い剛性を有している。リジッド部15は、電子部品11のリード線やコネクタ13の端子がハンダ付け等によって配線パターンに電気的に接続される。
フレキシブル部16は、リジッド部15より可撓性が高く複数のリジッド部15を電気的に接続する屈曲部を構成する部分である。フレキシブル部16は、リジッド部15より屈曲しやすい程度に高い可撓性を有している。フレキシブル部16は、複数のリジッド部15のうち隣接するリジッド部15の間に設けられ、これらを相互に電気的に接続する。フレキシブル部16は、銅等の導電性の材料によって構成される配線パターンを介して複数のリジッド部15を電気的に接続する。基板12は、例えば、フレキシブル部16に相当する部分の絶縁層の一部を切削、除去しリジッド部15より厚みを薄くすることで、リジッド部15より相対的に高い可撓性を有するフレキシブル部16を形成することができる。また、基板12は、例えば、リジッド部15とフレキシブル部16とで絶縁層の材料を異ならせることで、リジッド部15より相対的に高い可撓性を有するフレキシブル部16を形成してもよい。また、基板12は、例えば、フレキシブル部16に相当する部分の絶縁層の積層枚数を少なくすることで、リジッド部15より相対的に高い可撓性を有するフレキシブル部16を形成してもよい。フレキシブル部16は、例えば、絶縁層を含む層構成全体に占める配線パターン(銅等)の割合(残銅率)を調整することで可撓性の度合いを調整することができる。
本実施形態の基板12は、複数のリジッド部15として、第1リジッド部15A、及び、第2リジッド部15Bの合計2つを含んで構成される。第1リジッド部15A、第2リジッド部15Bは、共に略長方形板状に形成される。第1リジッド部15A、第2リジッド部15Bは、ほぼ同等の形状、大きさに形成される。ここでは、第1リジッド部15A、第2リジッド部15Bは、共に表裏両側の主面が電子部品11、コネクタ13等を実装するための実装面を構成するがこれに限らない。電子部品11、コネクタ13は、それぞれ各実装面に対してハンダ付け等によって固定され、各実装面の配線パターンと電気的に接続される。
そして、本実施形態のフレキシブル部16は、複数のリジッド部15のうちの第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとを電気的に接続する。本実施形態の基板12は、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとが互いの一方の長辺が対向する位置関係で長辺と直交する方向に間隔をあけて並んで位置すると共に、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとの間にフレキシブル部16が介在する。つまり、フレキシブル部16は、第1リジッド部15Aの一方の長辺と第2リジッド部15Bの一方の長辺とを、長辺と直交する方向に沿って接続する。ここでは、フレキシブル部16は、複数の部位に分断された状態で、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとを接続する構成として図示しているがこれに限らない。フレキシブル部16は、上述したように高い可撓性を有しており、長辺方向に沿った屈曲軸周りに第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとが折り重ねられる方向に屈曲可能である。基板12は、後述するように、フレキシブル部16が屈曲した状態、より詳細には、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとがほぼ垂直となるようにフレキシブル部16で折り曲げられた状態でカバー部材14の内部に埋設、内蔵される。
なお、以下の説明では、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとを特に区別して説明する必要がない場合には単に「リジッド部15」という場合がある。
一方、本実施形態の基板22は、リジッドプリント回路基板(Rigid Printed Circuit Board)である。基板22は、上述したフレキシブル部16のような相対的に高い可撓性を有する部位を含まずに構成される。基板22は、上述したリジッド部15と同様に、フレキシブル部16より屈曲しにくい程度に高い剛性を有している。基板22は、電子部品21のリード線やコネクタ23の端子がハンダ付け等によって配線パターンに電気的に接続される。本実施形態の基板22は、第3方向Zが板厚方向となる略正方形板状に形成され、第1方向X、及び、第2方向Yに沿って延在する。基板22は、表裏両側の主面が電子部品21、コネクタ23等を実装するための実装面を構成するがこれに限らない。電子部品21、コネクタ23は、それぞれ各実装面に対してハンダ付け等によって固定され、各実装面の配線パターンと電気的に接続される。
なおここでは、基板12は、リジッドフレキシブルプリント回路基板であるものとして説明するが、基板22と同様にリジッドプリント回路基板であってもよい。同様に、基板22は、リジッドプリント回路基板であるものとして説明するが、基板12と同様にリジッドフレキシブルプリント回路基板であってもよい。
コネクタ13とコネクタ23とは、相互に嵌合することで電気的に接続可能なコネクタ機構を構成するものである。コネクタ13とコネクタ23とは、共に基板12、22の実装面に実装され、基板12と基板22とを電気的に接続する基板対基板用の基板実装コネクタである。ここでは、コネクタ13は、基板12の第2リジッド部15Bの実装面の略中央部に実装される。コネクタ13は、第1方向Xの一方側を向くように実装される。一方、コネクタ23は、基板22の実装面の第1方向Xの端部に実装される。コネクタ23は、第1方向Xの他方側を向くように実装される。この構成により、コネクタ13とコネクタ23とは、第1方向Xを嵌合方向とし、当該第1方向Xに沿って相互に嵌合する。
なお、本実施形態の第2電子部品ユニット20は、コネクタ23の他、コネクタ24も有している。コネクタ24は、基板22の実装面に実装され、基板22と配索材とを電気的に接続する基板対配索材用の基板実装コネクタである。
カバー部材14は、絶縁性を有する樹脂材料によって形成され、電子部品11、基板12等を被覆し内蔵する部材である。カバー部材14は、典型的には、コネクタ13の一部を露出させて基板12を被覆し内蔵するモールド部材である。言い換えれば、基板12は、カバー部材14の内部に、コネクタ13の一部を露出させて埋設される。基板12は、例えば、インサート成形等によりカバー部材14の内部に埋設される。本実施形態のカバー部材14は、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとがフレキシブル部16で屈曲した状態で、当該基板12がインサート成形されることで全体が形成される。基板12は、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとがフレキシブル部16で屈曲した状態でカバー部材14にインサート成形され内蔵されることで、当該屈曲した姿勢が維持される。本実施形態の基板12は、第1リジッド部15Aの板厚方向が第3方向Zに沿い、第2リジッド部15Bの板厚方向が第1方向Xに沿い、かつ、コネクタ13が第1方向Xの一方側を向く位置関係となるように、上記屈曲した姿勢でカバー部材14に内蔵される。基板12は、カバー部材14に内蔵された状態で、上述したように第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとがほぼ垂直となるようにフレキシブル部16で折り曲げられた状態となる。つまり、基板12は、カバー部材14に内蔵された状態で、第1リジッド部15Aが第1方向X、及び、第2方向Yに沿って延在し、第2リジッド部15Bが第2方向Y、及び、第3方向Zに沿って延在する。
上記のように構成される電子部品ユニット1は、コネクタ13とコネクタ23とを第1方向Xに沿って相互に嵌合することで、第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20とが相互に組み付けられて電気的に接続される。なお、電子部品ユニット1は、さらに、第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20とがコネクタ13、23を介して組み付けられた状態で、これらを収容する筐体等を備えていてもよい。
ここで、上記のように第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20とを組み付ける本実施形態のコネクタ13、23は、例えば、汎用品が用いられる。ここでは、コネクタ13、23は、第1方向Xに沿った中心軸線C(図1参照)を中心として対称形状に形成されている。このため、コネクタ13とコネクタ23とは、図1、図2に示すような予め定められた正規位置関係に対して、相対的な位置関係を第1方向Xに沿った中心軸線C周りに180°反転させた場合であっても相互に嵌合可能な形状となっている。
これに対して、本実施形態の電子部品ユニット1は、第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20との誤組み付け防止のための突出部17を備えており、これにより、コネクタ13とコネクタ23とが正規位置関係でのみ嵌合できるようにしている。
具体的には、突出部17は、図1、図2、図3、図4に示すように、第1電子部品ユニット10の一部として構成される。突出部17は、コネクタ13の壁面13aに沿って位置してカバー部材14と一体で形成される。
突出部17が設けられる壁面13aは、コネクタ13において第3方向Zの一方側の側面を構成する壁面である。本実施形態のコネクタ13は、長辺方向が第2方向Yに沿う略直方体形状に形成され、当該長辺方向に沿った側面が上記壁面13aを構成する。当該壁面13aは、図1、図2に示すように、コネクタ13とコネクタ23とが正規位置関係で嵌合した状態で、第3方向Zに対して基板22側とは反対側に位置する。
突出部17は、上述したように基板12を内蔵するカバー部材14をインサート成形する際に、当該カバー部材14と一体となって一括で成形される。ここでは、突出部17は、壁面13aにおいて、第2方向Yに沿って間隔をあけて2つ形成される。コネクタ13は、例えば、カバー部材14、突出部17より硬質であり、相対的に高い剛性を有するいわゆるエンジニアリンク・プラスチックによって形成される。これに対して、カバー部材14、突出部17は、エンジニアリンク・プラスチックより柔らかく相対的に高い弾性を有するゴム/ウレタン系樹脂等によって形成される。
突出部17は、カバー部材14と一体で形成された状態で、壁面13aに密着し、かつ、カバー部材14から第1方向Xに沿って突出するように形成される。当該突出部17の突出方向である第1方向Xは、コネクタ13とコネクタ23との嵌合方向に相当する。突出部17は、当該第1方向Xに沿って柱状に形成される。ここでは、突出部17は、コネクタ13の第1方向Xの先端面13bよりさらに突出した位置まで延在して形成される。
そして、本実施形態の突出部17は、図5、図6に示すように、コネクタ13とコネクタ23とを正規位置関係(図1、図2参照)とは異なる非正規位置関係で第1方向Xに沿って嵌合させる場合に、基板22の第1方向Xの端面22aと当接する位置に形成される。この構成により、突出部17は、非正規位置関係にあるコネクタ13とコネクタ23との嵌合を規制する。ここで、コネクタ13とコネクタ23との非正規位置関係とは、典型的には、上述したように、正規位置関係に対して、相対的な位置関係を第1方向Xに沿った中心軸線C周りに180°反転させた位置関係である。コネクタ13とコネクタ23とは、それぞれが実装された基板12と基板22とが、正規位置関係に対して、中心軸線C周りに180°反転させた位置関係とされることで非正規位置関係となる。突出部17は、コネクタ13とコネクタ23とを当該非正規位置関係で第1方向Xに沿って嵌合させる場合に、コネクタ13とコネクタ23との互いの端子が電気的に接続される位置に至る前に端面22aと当接する突出量D(図4参照)で形成される。
一方、本実施形態の突出部17は、図1、図2に示すように、コネクタ13とコネクタ23とを正規位置関係で第1方向Xに沿って嵌合させる場合、コネクタ13において基板22側とは反対側に位置することとなる。この結果、突出部17は、コネクタ13とコネクタ23とを正規位置関係で第1方向Xに沿って嵌合させる場合には、端面22aとは当接せず、コネクタ13とコネクタ23とのコネクタ嵌合を許容する。
以上で説明した電子部品ユニット1は、コネクタ13とコネクタ23とを、図1、図2に示す正規位置関係で第1方向Xに沿って相互に嵌合することで、第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20とが相互に組み付けられて電気的に接続される。一方、電子部品ユニット1は、コネクタ13とコネクタ23とを、図5、図6に示す非正規位置関係で第1方向Xに沿って嵌合しようとすると、突出部17が基板22の第1方向Xの端面22aと当接しコネクタ13とコネクタ23との嵌合を規制する。つまり、電子部品ユニット1は、コネクタ13、23の嵌合方向と基板22の延在方向とが上記のような関係にある場合であっても、非正規位置関係でコネクタ13、23が嵌合される際には、基板22の端面22aに突出部17を当接させることで、確実にコネクタ13、23の嵌合を規制することができる。この結果、電子部品ユニット1は、第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20との誤組み付けを防止することができる。
この場合、電子部品ユニット1は、フレキシブル部16で屈曲した状態の基板を当該屈曲した姿勢で保持するためのカバー部材14と一体で突出部17を一括成形することができるので、製造効率の低下を抑制することができる。また、電子部品ユニット1は、突出部17がコネクタ13の壁面13aに密着して設けられることで、コネクタ13の壁面13aが当該突出部17の支持部として機能し、当該突出部17において適正な強度を確保することがきる。さらには、電子部品ユニット1は、突出部17がコネクタ13の壁面13aに密着して設けられることで、突出部17を設けることによる成形金型の形状の複雑化を抑制することができる。これらの点でも、電子部品ユニット1は、第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20との誤組み付けを適正に防止することができる。
また、以上で説明した電子部品ユニット1は、コネクタ13とコネクタ23とを非正規位置関係で第1方向Xに沿って嵌合させる場合に、コネクタ13とコネクタ23とが電気的に接続される位置に至る前に突出部17が端面22aと当接する。この結果、電子部品ユニット1は、コネクタ13とコネクタ23とが導通する前の適正な位置で第1電子部品ユニット10と第2電子部品ユニット20との誤組み付けを防止することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電子部品ユニットは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、基板12は、複数のリジッド部15として、第1リジッド部15Aと、第2リジッド部15Bの2つを含んで構成されるものとして説明したがこれ限らず、3つ以上を含んで構成されてもよい。
また、以上の説明では、基板12は、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとがほぼ垂直となるようにフレキシブル部16で屈曲するものとして説明したがこれに限らない。基板12は、第1リジッド部15Aと第2リジッド部15Bとがなす角度が鈍角であってもよいし鋭角であってもよい。
1 電子部品ユニット
10 第1電子部品ユニット
11 電子部品
12 基板(第1基板)
13 コネクタ(第1コネクタ)
13a 壁面
14 カバー部材
17 突出部
20 第2電子部品ユニット
21 電子部品
22 基板(第2基板)
22a 端面
23 コネクタ(第2コネクタ)
D 突出量
X 第1方向(嵌合方向)

Claims (2)

  1. 嵌合方向に沿って相互に嵌合することで電気的に接続可能である第1コネクタ及び第2コネクタと、
    前記第1コネクタが実装される第1基板と、
    前記嵌合方向に沿って延在し前記第2コネクタが実装される第2基板と、
    前記第1コネクタの一部を露出させて前記第1基板を被覆し内蔵するカバー部材と、
    前記第1コネクタの壁面に沿って位置して前記カバー部材と一体で形成され、当該カバー部材から前記嵌合方向に沿って突出して形成される突出部とを備え、
    前記突出部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを予め定められた正規位置関係とは異なる非正規位置関係で前記嵌合方向に沿って嵌合させる場合に、前記第2基板の前記嵌合方向の端面と当接し前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合を規制し、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを前記正規位置関係で前記嵌合方向に沿って嵌合させる場合に、前記端面とは当接しないことを特徴とする、
    電子部品ユニット。
  2. 前記突出部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを前記非正規位置関係で前記嵌合方向に沿って嵌合させる場合に、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが電気的に接続される位置に至る前に前記端面と当接する突出量で形成される、
    請求項1に記載の電子部品ユニット。
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