JP2020071351A - 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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良宝 末重
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達朗 原田
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Abstract

【課題】画像形成装置本体に設けられた加圧部材が、現像カートリッジの被加圧部を押圧する構成において、現像カートリッジを画像形成装置本体に同梱出荷する際に、現像カートリッジの被加圧部が、画像形成装置本体の加圧部材に対して、正規の位置から脱落する懸念がある。【解決手段】現像カートリッジの被加圧部に、画像形成装置本体の加圧部材と係合する係合部を設ける。これにより、同梱出荷の際に、現像カートリッジの被加圧部が、画像形成装置本体の加圧部材に対して、正規の位置から脱落しにくくなる。【選択図】図1

Description

本発明は、現像装置またはプロセスカートリッジを用いた電子写真画像形成装置に関する。
ここで電子写真画像形成装置(以下画像形成装置と称す)とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録材(記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置の例としてはプリンタ(レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、複写機、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、およびこれらの複合機(マルチファンクションプリンタ)などが含まれる。
ここで現像装置とは、電子写真感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像剤によって現像するための装置であり、現像手段とそれを支持する現像枠体、及び前記現像手段に関わる部品等によって構成されている。そして、現像手段の例としては、現像ローラや塗布ローラ、現像ブレード等が挙げられる。
ここでプロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラムと、このドラムに作用するプロセス手段を全てもしくは一部を一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能なものである。プロセス手段の例としては、電子写真感光体ドラムに作用する帯電手段、現像手段及びクリーニング手段等が挙げられる。
電子写真画像形成方式(電子写真プロセス)を用いたプリンタ等の画像形成装置では、像担持体としての電子写真感光体(以下、「感光体」という)を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体を選択的に露光することによって、感光体上に静電像を形成する。次いで、感光体上に形成された静電像を、現像剤のトナーでトナー像として顕像化する。そして、感光体上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシート等の記録材に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
このような画像形成装置は、一般に、各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。この各種のプロセス手段のメンテナンスを容易にするために、感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとすることが実用化されている。プロセスカートリッジ方式によれば、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。
また、プロセスカートリッジには、感光体ドラムを有するクリーニングカートリッジ、現像手段を有する現像カートリッジ、現像剤を供給するトナーカートリッジなどの構成が知られている。
これらのプロセスカートリッジを、感光体ドラムの軸線方向に沿って、画像形成装置本体に着脱する方式において、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着された状態で出荷される場合がある。この場合、物流時の落下による衝撃や振動で、プロセスカートリッジが画像形成装置本体内で、感光体ドラムの軸線方向において、正規の装着位置から脱落する懸念がある。
特許文献1には、画像形成装置本体に設けられた係止突起が、プロセスカートリッジに係合して、プロセスカートリッジを感光体ドラムの軸線方向において、正規の装着位置に保持することが提案されている。
また、これらのプロセスカートリッジにおいて、現像ローラと感光体ドラムが当接する当接状態と、現像ローラと感光体ドラムが離れた離間状態をとる構成が知られている。プロセスカートリッジを当接離間させる機構として、加圧部材がプロセスカートリッジの被加圧部を押圧し、プロセスカートリッジが回動することで、現像ローラが感光体ドラムに対して当接離間する構成が提案されている(特許文献2)。
特開2016−133762号公報 特開2013−130711号公報
前述した、加圧部材がプロセスカートリッジの被加圧部を押圧し、プロセスカートリッジが回動して当接離間する構成において、加圧部材が画像形成装置本体に設けられている場合がある。この場合も、前述した係止突起がプロセスカートリッジに係合する構成により、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着された状態で出荷される際、プロセスカートリッジを感光体ドラムの軸線方向において、正規の装着位置に保持することができる。しかし、加圧部材が画像形成装置本体に設けられている場合、プロセスカートリッを感光体ドラムの軸線方向において、正規の位置に保持したとしても、物流時の落下による衝撃や振動により、プロセスカートリッジが回動する方向に動いてしまい、プロセスカートリッジの被加圧部が、画像形成装置本体の加圧部材に対して、正規の位置から脱落する可能性がある。
そこで本発明は、画像形成装置本体に設けられた加圧部材が現像カートリッジの被加圧部を押圧する構成において、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着された状態で出荷される際に、現像カートリッジの被加圧部が加圧部材に対して、正規の位置から脱落しにくい現像カートリッジを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る現像カートリッジは、
画像形成装置本体に現像ローラの軸線方向に着脱可能な現像カートリッジであって、
現像ローラと、
前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体と、
前記現像枠体に設けられた被押圧部を有し、
前記画像形成装置本体に設けられた押圧部材によって
前記被押圧部の一方の面が加圧されると、前記現像ローラの周面の露出方向に前記現像枠体が回動し、
前記被押圧部の他方の面が加圧されると、前記現像ローラの周面の露出方向とは反対方向に前記現像枠体が回動し、
前記被押圧部は、前記押圧部材と係合する係合部を有することを特徴とする。
本発明によれば、加圧部材が現像カートリッジの被加圧部を押圧する構成において、同梱出荷の搬送中に、現像カートリッジの被加圧面部が画像形成装置本体の加圧部材に対して、正規の位置から脱落しにくい現像カートリッジの提供を実現できる。
本発明に係る現像カートリッジの当接状態と離間状態を示した図 本発明に係る電子写真画像形成装置の概略断面図 本発明に係るドラムカートリッジの概略斜視図 本発明に係るドラムカートリッジの主断面図 本発明に係る現像カートリッジの主断面図 本発明に係るドラムカートリッジ及び現像カートリッジを装着する構成図 本発明に係る電子写真画像形成装置の当接離間機構全体を示した図 本発明に係る電子写真画像形成装置の押圧部材を示した図 本発明に係る電子写真画像形成装置の当接離間機構全体の当接状態と離間状態を示した図 本発明に係る電子写真画像形成装置の当接離間カムの当接状態と離間状態を示した図 本発明に係る現像カートリッジと電子写真画像形成装置の押圧部材の断面図
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
[画像形成装置の全体的な概略構成]
(画像形成装置の全体構成)
まず電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という。)100の全体構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、着脱可能な4個の感光ドラム担持体カートリッジ(以下、ドラムカートリッジという)9(9Y,9M,9C,9K)と4個の現像装置(以下、現像カートリッジという)4(4Y,4M,4C,4K)が装着部材(不図示)によって装着されている。またドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の画像形成装置100の装着方向上流側を前側面側、装着方向下流側を奥側面側と定義する。図2において、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4は、装置本体100内に水平方向に対して傾斜して併設されている。
各ドラムカートリッジ9には、電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)1(1a,1b,1c,1d)と、感光体ドラム1の周囲に帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)と、クリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)等のプロセス手段が一体的に配置されている。
また、各現像カートリッジ(4Y,4M,4C,4K)には現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)と現像ブレード35(35a,35b,35c,35d)等のプロセス手段が一体的に配置されている。
帯電ローラ2は、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるものであり、現像ローラ25は、感光体ドラム1に形成した潜像を現像剤(以下、トナーという)によって現像して可視像化するものである。そして、クリーニング部材6は、感光体ドラム1に形成したトナー像を記録媒体Sに転写した後に、感光体ドラム1に残留したトナーを除去するものである。
また、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の下方には画像情報に基づいて感光体ドラム1に選択的な露光を行い、感光体ドラム1に潜像を形成するためのスキャナユニット3が設けられている。
画像形成装置100の下部には記録媒体Sを収納したカセット17が装着されている。そして、記録媒体Sが2次転写ローラ69、定着部74を通過して画像形成装置100の上方へ搬送されるように記録媒体搬送手段が設けられている。すなわち、カセット17内の記録媒体Sを1枚ずつ分離給送する給送ローラ54、給送された記録媒体Sを搬送する搬送ローラ対76、感光体ドラム1に形成される潜像と記録媒体Sとの同期を取るためのレジストローラ対55が設けられている。また、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の上方には各感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)上に形成したトナー画像を転写させるための中間転写手段としての中間転写ユニット5が設けられている。中間転写ユニット5には駆動ローラ56、従動ローラ57、各色の感光体ドラム1に対向する位置に1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)、2次転写ローラ69に対向する位置に対向ローラ59を有し、転写ベルト14が掛け渡されている。そして、転写ベルト14はすべての感光体ドラム1に対向し、且つ接するように循環移動し、1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)に電圧を印加することにより、感光体ドラム1から転写ベルト14上に一次転写を行う。そして、転写ベルト14内に配置された対向ローラ59と2次転写ローラ69への電圧印加により、転写ベルト14のトナーを記録媒体Sに転写する。
画像形成に際しては、各感光体ドラム1を回転させ、帯電ローラ2によって一様に帯電させた感光体ドラム1にスキャナユニット3から選択的な露光を行う。これによって、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。その潜像を現像ローラ25によって現像する。これによって、各感光体ドラム1に各色トナー像を形成する。この画像形成と同期して、レジストローラ対55が、記録媒体Sを対向ローラ59と2次転写ローラ69とが転写ベルト14を介在させて当接している2次転写位置に搬送する。そして、2次転写ローラ69へ転写バイアス電圧を印加することで、転写ベルト14上の各色トナー像を記録媒体Sに2次転写する。これによって、記録媒体Sにカラー画像を形成する。カラー画像が形成された記録媒体Sは、定着部74によって加熱、加圧されてトナー像が定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ72によって排出部75に排出される。尚、定着部74は、画像形成装置100の上部に配置されている。
(ドラムカートリッジ)
次に本発明を実施したドラムカートリッジ9について、図3、図4を用いて説明する。図3はドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)の構成説明図である。尚、9Y,9M,9C,9Kは同一構成である。本実施例では、後述するドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の挿入方向において、挿入方向上流側を手前側、下流側を奥側と定義する。
ドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)のクリーニング枠体27には、感光体ドラム1がドラム前軸受10とドラム奥軸受11を介して回転自在に設けられている。感光体ドラム1の軸線方向一端側にはドラムカップリング16とフランジが設けられている。
図4はドラムカートリッジの断面図である。感光体ドラム1の周囲には、前述した通り帯電ローラ2、クリーニング部材6が設けられている。クリーニング部材6はゴムブレードで形成された弾性部材7とクリーニング支持部材8から構成されている。ゴムブレード7の先端部7aは感光体ドラム1の回転方向に対してカウンター方向に当接させて配設してある。そしてクリーニング部材6によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは除去トナー室27aに落下する。また除去トナー室27aの除去トナーが漏れることを防止するスクイシート21が感光体ドラム1に当接している。そしてドラムカートリッジ9に駆動源である本体駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて回転駆動させる。帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受28を介し、ドラムカートリッジ9に回転可能に取り付けられており、帯電ローラ加圧部材46により感光体ドラム1に向かって加圧され、感光体ドラム1に従動回転する。
(現像カートリッジ)
次に現像カートリッジ4について、図5を用いて説明する。図5は現像カートリッジにトナーを収納した現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)の主断面である。尚、イエロー色のトナーを収納した現像カートリッジ4Y、マゼンタ色のトナーを収納した現像カートリッジ4M、シアン色のトナーを収納した現像カートリッジ4C、ブラック色のトナーを収納した現像カートリッジ4Kは同一構成である。
現像カートリッジ4は、感光体ドラムと接触して矢印B方向に回転する現像ローラ25と、現像ローラ25に接触して回転するトナー供給ローラ34と、現像ローラ25上のトナー層を規制するための現像ブレード35と、トナー搬送部材36及びこれらを支持する現像枠体31で構成されている。
現像枠体31は現像ローラ25が配置されている現像室31cと、現像室31cの下方に設けられたトナー収容室31aとで構成されており、それぞれの室は隔壁31dによって仕切られている。また、隔壁31dにはトナー収容室31aから現像室31cへトナーを搬送する際にトナーが通過する開口31bが設けられている。さらに、現像枠体31には図示しない電子写真画像形成装置100の付勢部材で付勢される被付勢部31eを設けている。
現像ローラ25とトナー供給ローラ34は現像ローラ軸線方向両側に設けられ、枠体としての現像奥軸受12、現像前軸受13を介して、回転自在に現像枠体31に支持されている。
現像枠体31のトナー収納室31aには、収納されたトナーを撹拌すると共に、前記開口部31bを介して現像室31cへトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
(電子写真画像形成装置にドラムカートリッジ及び現像カートリッジを挿入・装着する構成)
次に図6を用いて、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4を電子写真画像形成装置100に挿入する構成について説明する。なお、本実施形態では、ドラムカートリッジ9(9Y,9M,9C,9K)及び現像カートリッジ4(4Y,4M,4C,4K)を電子写真画像形成装置開口部101(101a,101b,101c,101d)へ挿入する構成は、感光体ドラム1(1a,1b,1c,1d)の軸線方向と平行な方向(図中矢印Fの方向)で、手前側から奥側に向かってドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4を挿入する構成となっている。本実施例では、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の挿入方向上流側を手前側、下流側を奥側と定義する。
電子写真画像形成装置100内の上側には、第1の本体ガイド部である本体装着上ガイド部103(103a,103b,103c,103d)と下側には第2の本体ガイド部である本体装着下ガイド部102(102a,102b,102c,102d)が設けられている。この本体装着上ガイド部103と本体装着下ガイド部102は、それぞれドラムカートリッジ9の挿入方向Fに沿って伸びたガイド形状となっている。この本体装着下ガイド部102の装着方向手前側にドラムカートリッジ9を載せて、挿入方向Fの向きにドラムカートリッジ9を本体装着上ガイド部103と本体装着下ガイド部102とに沿って移動させることによって、電子写真画像形成装置100への挿入を行う。
現像カートリッジ4を挿入する場合もドラムカートリッジ9と同様に、画像形成装置本体の上側に設けられている本体装着上ガイド105と画像形成装置本体の下側に設けられている本体装着下ガイド104の装着方向手前側に現像カートリッジ4を載せ、挿入方向Fの向きに現像カートリッジ4を本体装着上ガイド部105と本体装着下ガイド部104とに沿って移動させることによって、電子写真画像形成装置100への挿入を行う。
(画像形成装置本体の当接離間機構および動作)
次に、図7、図8を用いて画像形成装置本体の当接離間機構について説明する。図7は、図2に示すメインステイ40の詳細図であり、画像形成装置本体の当接離間機構の全体構成について示している。図7の矢印G方向は、ドラムカートリッジ9および、現像カートリッジ4の挿入方向(図6における矢印F方向)である。また、図8は押圧部材41の詳細を示した図である。
図7に示すように、押圧部材41は、メインステイ40上の矢印Gと同じ方向の長手2ヶ所に、回転ボス41eを中心に回転可能に取り付けられている。スライド部材42は、スライド軸受44を介してメインステイ40上に取り付けられており、矢印Gと同じ方向にのみスライド可能である。また、離間レバー45は離間カム46とスライド部材42を連結する部材であり、メインステイ40上を回転ボス45a中心に回転できる。
次に、図8を用いて、押圧部材41の動作について説明する。現像カートリッジ4を当接状態にする際には、メインステイ40上に設けられたバネ座43に取り付けられた現像加圧バネ47により、押圧部材41の第一押圧面41aが現像容器31の第一被押圧面31eを押圧することで行う。
逆に、現像カートリッジ4を当接状態から離間状態にする際には、押圧部材41の第二押圧面41bが現像容器31の第二被押圧面31fを押圧することで行われる。詳細については次の章で後述する。
(カートリッジの当接離間動作)
次に、図1、図9及び図10を用いて現像カートリッジ4の当接離間動作について説明する。
まず、現像カートリッジ4を離間状態から当接状態に変化させる動作を説明する。図1(a)は現像カートリッジ4が当接している状態を示した図である。図9(a)は、メインステイ40を図7の矢印H方向から見た図であり、画像形成装置本体の当接離間機構が当接位置にある状態を示している。また、図10(a)は図9のA−A断面図であり、画像形成装置本体の当接離間機構が当接位置にあるときの、離間レバー45と離間カム46の関係を示した図である。
現像カートリッジ4の現像ローラ25が感光体ドラム1と離間している状態から、離間モータ(不図示)を駆動させると、図10(a)に示すように離間カム46が矢印R1方向に回転を始める。そして、図9(a)に示すように、スライド部材42の曲げ部42aは、押圧部材41の引掛け部41dから現像加圧バネ47の加圧力を受け、図9(a)の矢印V1方向に常に付勢されている。そのため、離間カム46の回転が始まると離間レバー45の腕部45bは離間カム46の外周面に沿ってメインステイ上を矢印Q1方向に回転し、スライド部材42は矢印V1方向にスライドする。また、押圧部材41はメインステイ40上を矢印W1方向に回転し始め、第一押圧面41aが現像カートリッジ4の第一被押圧面31eを押圧する。そして、現像カートリッジ4が回転中心31iを中心に矢印Y1方向に回転し、現像ローラ25が感光体ドラム1と当接する(図1(a)の状態)。当接完了状態のときには、図9(a)および図10(a)に示すように、離間カム46と離間レバー45、および、押圧部材41の引掛け部41dとスライド部材42の曲げ部42aはそれぞれある一定のクリアランスを設けて離しておくことが望ましく、そうすることで現像ローラ25が感光体ドラム1に加圧する際のロスとならないようにできる。
次に、現像カートリッジ4を当接状態から離間状態に変位させる動作について説明する。図1(b)は現像カートリッジ4が離間している状態を示した図であり、図9(b)は画像形成装置本体の当接離間機構が離間位置にある状態を示した図である。また、図10(b)は図9のB−B断面図であり、画像形成装置本体の当接離間機構が離間位置にあるときの、離間レバー45と離間カム46の関係を示した図である。
現像カートリッジ4の現像ローラ25が感光体ドラム1と離間している状態から、離間モータ(不図示)を駆動させると、図10(b)に示すように離間カム46が矢印R2方向に回転を始める。離間カム46が回転を始めると、離間レバー45の腕部45bは離間カム46の斜面46aに押されて矢印S方向に移動し、図9(b)に示すように離間レバー45はメインステイ40上を矢印Q2方向に回転を始める。また、スライド部材42は離間レバー45の動作に連動して矢印V2方向にスライドする。さらに、押圧部材41はスライド部材42の動作に連動してメインステイ40上を矢印W2方向に回転し始め、押圧部材41の第二押圧面41bが現像容器31の第二被押圧面31fを押圧する。そして、現像カートリッジ4が回転中心31iを中心に矢印Y2方向に回転し、現像ローラ25が感光体ドラム1から離間する(図1(b)の状態)。
次に、押圧部材41が現像容器31を押圧する構成の詳細について、図11を用いて説明する。図11は、押圧部材41と現像容器31の断面図であり、押圧部材41が現像容器31の第一被押圧面31eを押圧する様子を示している。図11に示すように、押圧部材41は加圧バネ48で矢印K方向に付勢されている。押圧部材41を加圧バネ48で付勢することで、現像カートリッジ4が上下方向に動いても、押圧部材41は現像カートリッジ4の動きに追従して上下方向に動くことが可能となる。また、現像カートリッジ4が装着位置にあるときには、押圧部材41は、加圧バネ48で付勢され、現像容器31に設けられた案内部31gに突き当たることで、第一被押圧面31eに対する押圧部材41の押圧位置と押圧方向が決まる。これにより、押圧位置と押圧方向のばらつきが減り、当接圧や離間量のばらつきを減らす事が可能になる。
(発明の主要部の説明)
次に本発明に係る実施例における現像カートリッジ4の構成について、図1を用いて説明する。現像カートリッジ4が画像形成装置本体に装着された状態で出荷されるとき、現像カートリッジ4は現像ローラ25が感光体ドラム1から離れた離間状態で装着されている(図1(b)の状態)。このとき、現像カートリッジ4は、現像容器31の第二被押圧面31fが、押圧部材41の第二押圧面41bに押圧された状態である。この状態で、物流時の落下による衝撃や振動が発生しても、現像容器31の第二被押圧面31fが、押圧部材41の第二押圧面41bに押圧されている位置から移動して脱落しないように、現像容器31には突起31hが設けられている。図1(b)に示すように、突起31hは、現像カートリッジ4が離間状態にあるとき、押圧部材41に設けられた係合部41cと係合し、現像容器の第二被押圧面31fが脱落するのを防止する。
B 現像ローラ回転方向、F カートリッジ挿入方向、S 記録媒体、
1(1a〜1d) 感光体ドラム、2(2a〜2d) 帯電ローラ、
3 スキャナユニット、4(4a〜4d) 現像カートリッジ、
5 中間転写ユニット、6(6a〜6d) クリーニング部材、
7 弾性部材、7a 先端部、8 クリーニング支持部材、
9 ドラムカートリッジ、10 ドラム前軸受、11 ドラム奥軸受、
14 転写ベルト、16 ドラムカップリング、17 カセット、
21 スクイシート、25(25a〜25d) 現像ローラ、
27 クリーニング枠体、27a 除去トナー室、28 帯電ローラ軸受、
31 現像容器、31a 現像剤収容室、31b 開口部、31c 現像室、
31d 隔壁、31e 第一被押圧面、31f 第二被押圧面、
31g 案内部、31h 突起、31i 回転中心、
33 帯電ローラ加圧部材、34 トナー供給ローラ、
35(35a〜35d) 現像ブレード、36 現像剤攪拌ユニット、
40 メインステイ、41 押圧部材、41a 第一押圧面、
41b 第二押圧面、41c 係合部、41d 引掛け部、
41e 回転ボス、42 スライド部材、42a 曲げ部、43 バネ座、
44 スライド軸受、45 離間レバー、45a 回転ボス、45b 腕部、
46 離間カム、46a 斜面、47 現像加圧バネ、48 加圧バネ、
54 給送ローラ、55 レジストローラ、56 駆動ローラ、
57 従動ローラ、58(58a〜58d) 1次転写ローラ、
59 対向ローラ、69 2次転写ローラ、
71 中間転写ベルトクリーニング装置、72 排出ローラ、74 定着部、
75 排出部、76 搬送ローラ、100 電子写真画像形成装置、
101(101a,101b,101c,101d) 電子写真画像形成装置開口部、
102(102a,102b,102c,102d) 本体装着下ガイド部(ドラムカートリッジ)、
103(103a,103b,103c,103d) 本体装着上ガイド部(ドラムカートリッジ)、
104(104a,104b,104c,104d) 本体装着下ガイド部(現像カートリッジ)、
105(105a,105b,105c,105d) 本体装着上ガイド部(現像カートリッジ)

Claims (1)

  1. 画像形成装置本体に現像ローラの軸線方向に着脱可能な現像カートリッジであって、
    現像ローラと、
    前記現像ローラを回転可能に支持する現像枠体と、
    前記現像枠体に設けられた被押圧部を有し、
    前記画像形成装置本体に設けられた押圧部材によって
    前記被押圧部の一方の面が加圧されると、前記現像ローラの周面の露出方向に前記現像枠体が回動し、
    前記被押圧部の他方の面が加圧されると、前記現像ローラの周面の露出方向とは反対方向に前記現像枠体が回動し、
    前記被押圧部は、前記押圧部材と係合する係合部を有することを特徴とする現像カートリッジ。
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